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青森県 弘前市

平成23年第1回定例会(第1号 3月 1日)




平成23年第1回定例会(第1号 3月 1日)





 



議事日程(第1号) 平成23年3月1日


                    午前10時 開議


第1 会議録署名議員の指名


第2 会期の決定


第3 諸般の報告


第4 平成22年請願第11号 米価の大暴落に歯止めをかけるための請願


第5 議案第1号 事件処分の報告及び承認について(事件処分第1号)


   議案第2号 事件処分の報告及び承認について(事件処分第2号)


   議案第3号 事件処分の報告及び承認について(事件処分第3号)


   議案第4号 平成22年度弘前市一般会計補正予算(第11号)


   議案第5号 平成22年度弘前市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)


   議案第6号 平成22年度弘前市老人保健特別会計補正予算(第2号)


   議案第7号 平成22年度弘前市介護保険特別会計補正予算(第4号)


   議案第8号 平成22年度弘前市病院事業会計補正予算(第4号)


   議案第9号 平成22年度弘前市水道事業会計補正予算(第2号)


   議案第10号 平成22年度弘前市下水道事業会計補正予算(第3号)


   議案第11号 平成23年度弘前市一般会計予算


   議案第12号 平成23年度弘前市国民健康保険特別会計予算


   議案第13号 平成23年度弘前市後期高齢者医療特別会計予算


   議案第14号 平成23年度弘前市介護保険特別会計予算


   議案第15号 平成23年度弘前市岩木観光施設事業特別会計予算


   議案第16号 平成23年度弘前市病院事業会計予算


   議案第17号 平成23年度弘前市水道事業会計予算


   議案第18号 平成23年度弘前市下水道事業会計予算


   議案第19号 弘前市事務分掌条例の一部を改正する条例案


   議案第20号 弘前市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例案


   議案第21号 弘前市奨学金貸与条例の一部を改正する条例案


   議案第22号 弘前市立学校の学校医等公務災害補償条例の一部を改正する条例案


   議案第23号 弘前市営住宅条例の一部を改正する条例案


   議案第24号 弘前駅前北地区都市再生住宅条例の一部を改正する条例案


   議案第25号 弘前市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案


―――――――――――――――――――――――


本日の会議に付した事件


 議事日程に同じ


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出席議員(33名)


         1番  今 泉 昌 一 議員


         2番  小田桐 慶 二 議員


         3番  伏 見 秀 人 議員


         4番  ?ヶ谷 慶 市 議員


         5番  鳴 海   毅 議員


         6番  船 水 奐 彦 議員


         7番  松 橋 武 史 議員


         9番  谷 川 政 人 議員


         10番  石 岡 千鶴子 議員


         11番  加 藤 とし子 議員


         12番  竹 谷 マツ子 議員


         13番  小山内   司 議員


         14番  三 上 直 樹 議員


         15番  石 田   久 議員


         16番  三 上 秋 雄 議員


         17番  一 戸 兼 一 議員


         18番  佐 藤   哲 議員


         19番  越   明 男 議員


         20番  工 藤 光 志 議員


         21番  清 野 一 榮 議員


         22番  田 中   元 議員


         23番  栗 形 昭 一 議員


         24番  宮 本 隆 志 議員


         25番  三 上   惇 議員


         26番  ? 谷 友 視 議員


         27番  下 山 文 雄 議員


         28番  山 谷 秀 造 議員


         29番  藤 田 隆 司 議員


         30番  柳 田 誠 逸 議員


         31番  藤 田   昭 議員


         32番  工 藤 良 憲 議員


         33番  町 田 藤一郎 議員


         34番  工 藤 榮 弥 議員





地方自治法第121条による出席者


  市長         葛 西 憲 之


  副市長        小笠原 靖 介


  教育長        佐 藤 紘 昭


  監査委員       常 田   猛


  教育委員会委員長   柴 田 友 子


  選挙管理委員会委員長 松 山 武 治


  農業委員会会長    横 沢 由 春


  企画部長       蒔 苗 貴 嗣


  総務部長       佐々木 富 英


  市民環境部長     野 呂 雅 仁


  健康福祉部長     ? 橋 文 雄


  農林部長       蛯 名 正 樹


  商工観光部長     山 田   仁


  商工観光部観光局長  笹 村   真


  建設部長       吉 ? 義 起


  都市整備部長     山 形 惠 昭


  岩木総合支所長    藤 本 裕 彦


  相馬総合支所長    工 藤 金 幸


  市立病院事務局長   三 上 善 昭


  会計管理者      木 村 昌 司


  上下水道部長     白 戸 久 夫


  教育部長       大 谷 雅 行


  監査委員事務局長   泉 谷 雅 昭


  農業委員会事務局長  齊 川 幸 藏


  消防理事       小田桐 伸 一


  総務財政課長     花 田   昇





出席事務局職員


  事務局長       碇 谷   明


  次長         櫻 庭   淳


  議事係長       丸 岡 和 明


  主査         前 田   修


  主事         齋 藤 大 介


  主事         竹 内 良 定


  主事         蝦 名 良 平


 ――――◇―――◇―――◇――――


  午前10時00分 開会


○議長(藤田 昭議員) これより、平成23年第1回弘前市議会定例会を開会いたします。


 ただいまの出席議員は32名で、定足数に達しております。


 よって、直ちに会議を開きます。


 ―――――――――――――――――


○議長(藤田 昭議員) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 32番工藤良憲議員、2番小田桐慶二議員、3番伏見秀人議員を指名いたします。


 ―――――――――――――――――


○議長(藤田 昭議員) 日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


 本定例会の会期は、本日から3月23日までの23日間といたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(藤田 昭議員) 御異議なしと認めます。


 よって、会期は23日間と決定いたしました。


 ―――――――――――――――――


○議長(藤田 昭議員) 日程第3、諸般の報告をいたさせます。


○事務局長(碇谷 明) (朗読)


―――――――――――――――――――――――


 諸般の報告


 一 市長提出議案


    議案第1号から第25号までの以上25件。


 一 市長報告


    報告第1号から第6号までの以上6件。


 一 監査報告


    弘監発第28号月例現金出納検査の結果に関する報告書及び弘監発第29号定期監査及び財政的援助団体等監査の結果に関する報告書の以上2件。


 一 議員の辞職


    去る2月15日、齊藤爾議員より、一身上の都合により辞職したい旨の願い出があった。よって、地方自治法第126条の規定に基づき、同日付をもって、これを許可した。


                                      以上


―――――――――――――――――――――――


○議長(藤田 昭議員) 以上をもって、諸般の報告は終わりました。


 なお、この際、念のため申し上げます。


 先例に倣い、総括質疑をされる議員は、会議規則第51条の規定による発言通告書を、本日午後5時までに提出していただきます。


 ―――――――――――――――――


○議長(藤田 昭議員) 日程第4、継続審査中の平成22年請願第11号1件を議題とし、委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。


 経済文教常任委員長の報告を求めます。18番佐藤哲議員。


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                                平成23年2月15日


弘前市議会議長 殿


                      経済文教常任委員会副委員長 今泉昌一


          委員会請願審査報告書


 本委員会は、平成22年12月13日付託された請願審査の結果、下記のとおり決定したので報告します。


             記


┌────┬──────────┬───┬──┬──┐


│    │          │   │審査│  │


│請願番号│ 請  願  名  │意見 │  │備考│


│    │          │   │結果│  │


├────┼──────────┼───┼──┼──┤


│平成22年│米価の大暴落に歯止め│   │継続│  │


│    │          │   │  │  │


│第11号 │をかけるための請願 │   │審査│  │


└────┴──────────┴───┴──┴──┘


―――――――――――――――――――――――


  〔経済文教常任委員長 佐藤 哲議員 登壇〕


○経済文教常任委員長(佐藤 哲議員) 平成22年第4回定例会において、継続して審査すべきものと決定を見ておりました平成22年請願第11号米価の大暴落に歯止めをかけるための請願について、その審査経過の概要並びに結果について御報告申し上げます。


 去る2月15日、委員会を開き、審査したところ、審査の過程で、委員より「昨年12月、政府が備蓄米を新たに18万トン買い上げる方針を打ち出し、さらに新たなルールを検討中とのことから、今後の推移を見守るべきと考え、本請願は継続審査とすべきである。」との意見が出され、さらに、委員より「政府は、100万トンの政府米備蓄計画を行っているが、農家に対する戸別所得補償が米価引き下げの大きな要因となっており、またTPP問題が出てきている中、今後米の安定的な生産を図っていく上で、戸別所得補償の問題も含め、対応を検討すべきであると考え、本請願は継続審査とすべきである。」との意見が出されたところであります。


 本請願については、全会一致をもって継続審査とすることに決定をいたしました。


 以上をもって、本委員会の報告を終わります。


  〔経済文教常任委員長 佐藤 哲議員 降壇〕


○議長(藤田 昭議員) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。


 御質疑ありませんか。


  〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(藤田 昭議員) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。


 本請願は、今定例会の常任委員会において引き続き審査せられるようお願いをいたします。


 ―――――――――――――――――


○議長(藤田 昭議員) 日程第5、議案第1号から第25号までの以上25件を一括議題とし、理事者より提案理由の説明を求めます。市長。


  〔市長 葛西憲之 登壇〕


○市長(葛西憲之) おはようございます。


 平成23年度の弘前市一般会計予算を主な議題といたします第1回定例会に当たり、市政運営に関する所信の一端を申し述べるとともに、各会計予算の大綱について御説明を申し上げます。


 私は、昨年4月に弘前市長に就任して以来、ふるさと弘前を発展させ、活力のある、誇りの持てる弘前をつくっていくため、対話と創造を市政運営の柱として、市議会を初め、多くの市民の皆様と対話を重ねてまいりました。各種施策を展開してまいりました。


 市長車座ミーティング・車座ランチや青空座談会のほか、市内9地区で開催された市政懇談会など数多くの機会をとらえて、市民の皆様からさまざまな御意見を伺いました。


 また、ひろさき農政会議やひろさき産業振興会議のほか、医都ひろさき円卓会議を設置し、関連する団体、企業等の方々とも意見交換等を行いました。


 そして、昨年10月には、私がマニフェストに掲げた政策を迅速かつ着実に実行するため、弘前市アクションプラン2010を策定いたしました。


 これにより、私が目標に掲げる、子供たちの笑顔あふれる弘前づくりに向けて第一歩を踏み出したものと考えております。


 市を取り巻く経済・雇用情勢は依然として厳しい状況が続いております。この閉塞感や停滞感が漂う状況から一刻も早く脱却するため、平成22年度は補正予算により、切れ目のない経済・雇用対策を講じ、景気の回復や雇用の拡大を図ってまいりましたが、いまだ十分な回復には至っていないところであります。


 このため、平成23年度においても、引き続き経済・雇用の問題を最重点課題と位置づけ必要な対策を行っていくほか、市民福祉の向上に万全を期した施策を展開することとし、アクションプランに掲げた各施策や事業を着実に、そしてスピード感を持って推し進めてまいります。


 その一つとして、市民主体のまちづくり実現のための市民参加型まちづくり1%システムを導入するほか、新たに設けた、明日のひろさき創造枠の予算を活用し、市政における重要な課題や市民の皆様のニーズに的確に対応してまいります。


 また、東北新幹線全線開業と弘前城築城400年という千載一遇のチャンスを生かして、観光や産業の振興施策を積極的に展開するほか、未来を切り開くために、子育て支援や教育・人づくり施策を強化してまいります。


 今後とも市役所の仕事力を結集して、さまざまな課題に正面から向き合い、市民主権による市民のための市政を運営してまいりたいと考えておりますので、御支援を賜りますようによろしくお願いを申し上げます。


 平成23年度予算は、私が市長に就任してから最初の本格的な予算であります。


 予算の編成に当たっては、これまでの編成過程の見直しを行い、編成作業のスタートの時点から、予算要求内容についての考え方、事業効果などを、私が各担当部から聞き取りをして、アクションプランと各部の施策や予算が整合しているかを確認し、検討を重ねてまいりました。


 また、戦後最悪の経済不況が続く中、国、県の動向等を注視しつつ、経常的経費については、これまで以上に節減の徹底を図るとともに、政策的経費や投資的経費についても、その必要性、緊急性、投資効果等を十分に見きわめ、最少の経費で最大の効果を上げられるような事業を選択いたしました。


 それでは、平成23年度において推進しようとする主な施策と事業につきまして、弘前市アクションプラン2010の七つの約束に基づき申し上げます。


 約束1は、市民主権システムを実現しますであります。


 私の市政運営の基本となる、市民主権による市民のための市政の実現を目指して、個人市民税の1%相当額を財源に、市民活動団体などがみずから実践するまちづくりや地域づくり活動を支援する、市民参加型まちづくり1%システムを導入してまいります。


 また、市政に対する市民の皆様の評価を把握するため、毎年度アンケートを実施して、その結果を私の給与に反映させるほか、市政情報のメールマガジンを配信し、市民の皆様との情報共有を促進してまいります。


 約束2は、ひろさき農業・産業おこしに取り組みますであります。


 まず、農業振興については、りんごの生産振興策として、りんご園改植の際に生ずる未収益期間や、りんご園の防風網張りかえなどに支援するほか、りんご出荷体制の強化及び経営安定のため果樹共済への加入負担の助成をしてまいります。


 また、りんごの輸出促進策として、東アジアや東南アジアの市場を調査するほか、海外バイヤーとの意見交換会や商談会への参加支援などを行ってまいります。


 米については、米粉生産施設の整備に助成するほか、米粉パン等の製造業者や料理教室の開催を支援するなど消費の拡大を図ってまいります。


 農業後継者や担い手育成策としては、農業経営の安定・活性化を目指して行う研修活動等に対して助成するほか、独身農業後継者の配偶者探しを支援するため、交流会やマナー研修会を開催してまいります。


 農産物の消費拡大等の取り組みとしては、他都市との産直施設との交流活動を支援するほか、地元農産物の学校給食への導入や地域ブランド化を推進してまいります。


 次に、観光振興については、弘前の日常を新たな魅力として発掘するほか、弘前駅周辺のにぎわい創出や各団体によるおもてなし事業を支援するなど、観光客の受け入れ態勢の整備に努めてまいります。


 また、青森県とJR6社が連携して行う青森デスティネーションキャンペーンを最大限に活用するほか、情報発信の一元化を図り、観光客等が望む情報にアクセスしやすい環境づくりを整備するなど、情報発信の充実に努めてまいります。


 インバウンド対策の充実としては、東アジアからの誘客促進を図るため、(仮称)観光物産特派員の設置に向けた取り組みを進めるとともに、積極的に宣伝活動を行うほか、観光情報の多言語化にも取り組んでまいります。


 本番の年を迎えた弘前城築城400年祭については、市立博物館で弘前藩に縁の深い近衞家陽明文庫名宝展を、弘前城本丸で薪能を、藤田記念庭園和館で将棋名人戦を開催するなど、1年を通じて70以上の記念事業を展開し、市民の皆様と一体となって盛り上げてまいります。


 商工業振興では、新たな雇用に結びつく事業を民間企業等から募集し、雇用機会の創出に取り組むほか、仕事おこし応援隊との連携により情報収集機能を強化し、企業立地の促進に取り組んでまいります。


 また、産学官の連携による共同研究や新商品・新技術の開発を支援するほか、地元生産品の活用を促進するため、BUYひろさき運動を実施してまいります。


 起業家育成の取り組みとしては、引き続き家賃等の助成をするとともに、人材育成や交流の場を設定するほか、中心市街地の空き店舗の解消につながる店舗改修の助成などの支援をしてまいります。


 そのほか、中小企業に対する各種融資制度の拡充を図るとともに、小売・サービス業を対象とした販売促進活動に対する支援も引き続き実施してまいります。


 約束3は、魅力あるまちづくりを進めますであります。


 弘前の魅力を生かしたまちづくりとしては、歴史と伝統が息づく弘前ならではの景観を守りはぐくむ、景観計画の策定を進めてまいります。


 また、中心市街地のにぎわい創出のため、リバイバルプランに基づき商店街等が実施する事業への助成や公共空間等を活用したアート作品の展示、販売スペースの設置などに取り組んでまいります。


 カラス対策については、黄色防鳥ネットの貸与を継続するほか、高層建築物の屋上等へのテグス設置やふん害による歩道の清掃などを、企業や市民の皆様と協働で取り組んでまいります。


 市民に優しいまちづくりとしては、道路や橋などの長寿命化を図るため、計画的に補修を行っていくほか、生活道路、通学路等の除排雪や除雪困難者の間口処理などを支援してまいります。また、だれもが円滑に移動でき、利用しやすいように歩道の改修を行うほか、人口減少や超高齢社会の本格的な到来に備えて、公共交通体系の見直しなどにも取り組んでまいります。


 さらに、町会等の自主防災組織の結成や育成支援を行うほか、事業所等と災害協定を締結するなど、地域の防災体制の強化を図ってまいります。


 均衡あるまちづくりを推進するため、弘前市旧相馬村区域過疎地域自立促進計画及び岩木地区活性化推進計画を着実に進めてまいります。


 (仮称)相馬地区住民ふれあいセンターの建設は、老人福祉センター及び御所温泉等の解体工事後に本体工事に着手し、平成24年12月のオープンを目指し整備を進めてまいります。


 環境関連施策としては、弘前消防署西分署庁舎の建てかえの際に、太陽光発電設備やLED照明灯を導入するほか、りんごを地域資源として活用する方法や当市に適した生ごみ循環システムの検討などに取り組んでまいります。


 約束4は、子育てするなら弘前で、を目指しますであります。


 まず、子育てについては、将来を担う子供に関する施策の基本的な指針となるSmile弘前子育てマスタープランを策定し、このプランに沿って安心して子供を産み、元気に育てることができる、子供たちの笑顔あふれる弘前の実現を目指してまいります。


 多様化する保育ニーズへの対応策については、平日の夜間や休日に児童家庭支援センター等で児童を一時保育するトワイライトステイ事業を実施するほか、なかよし会の開設時間を延長するなど、学童保育体制の充実を図ってまいります。


 また、地域全体での青少年の育成や活動を支援するため、子ども会活動の活性化に向けた取り組みを実施してまいります。


 次に、人づくりについては、小学生の学力の向上を目指し、33人学級を拡充するための対策に着手するほか、特色ある教育活動を進めるため、小学校2校をモデル校として、外国語活動の実践・研究を行ってまいります。


 また、文化・スポーツの才能を伸ばす取り組みとして、市民の皆様の御意見を取り入れながら才能育成アクションプログラムを策定するほか、一流の人たちに触れるための各種イベントの誘致や講演会などを実施し、次代を担う子供たちの育成を支援してまいります。


 さらに、地域の産業を担う人材を育成するため、高校生などを対象に、職業体験や視察研修などの支援に取り組んでまいります。


 約束5は、命と暮らしを守りますであります。


 地域医療の充実については、がん検診や結核検診などの各種検診事業や健康診断事業などを継続して実施するとともに、妊婦健康診査の公費負担回数を維持するほか、インフルエンザなど児童の集団予防接種制度の導入を検討してまいります。


 救急医療体制の充実については、弘前大学の高度救命救急センター運営等に係る経費を助成するとともに、2次救急輪番制病院事業の運営・維持を図るほか、急患診療所の運営に係る指定管理料については、医療スタッフの負担軽減と休日の救急医療体制を整えるため増額いたします。


 社会問題となっている自殺問題については、うつ病対策を中心とした、こころの健康相談や啓発活動に力を入れていくとともに、新たに専門の研究機関による自殺対策緊急強化モデル事業を実施してまいります。


 福祉の充実策としては、高齢者の健康診断受診率向上や介護予防事業への参加促進に向けて積極的に取り組んでいくほか、障がい者の生活や就労相談などを引き続き支援してまいります。


 約束6は、津軽地域の中核都市として、近隣市町村との連携強化を図りますであります。


 定住自立圏構想の推進については、津軽地域の中核都市として、近隣の市町村と医療、公共交通、観光などの分野で連携・協力しながら、地域全体の活性化や行政サービスの水準の維持・向上を図る必要があります。


 そこで、平成23年度中に近隣市町村と定住自立圏形成協定を締結するほか、定住自立圏共生ビジョンの策定を進めてまいります。


 約束7は、市職員のパワーを引き出し、市役所の仕事力を高めますであります。


 市役所の窓口改革については、市民サービスの向上を目指し、総合窓口開設の準備に力を入れてまいります。


 また、職員が提案した政策等について研究に取り組む職員提案政策研究事業を引き続き実施していくほか、地域の課題解決に前向きに取り組む職員を育成するためエリア担当制度を導入してまいります。


 続きまして、明日のひろさき創造枠について申し上げます。


 市政における重要な課題や市民の皆様のニーズに的確に、かつ前向きに対応するため、新たな予算枠として設定したものであり、市民との対話による提案や職員の政策提案を具体化する事業、七つの約束達成に資する事業、広域連携して取り組む事業、複数の部局が連携して取り組む事業の四つの領域において事業を展開することとしたものであります。


 農商工連携の促進や6次産業化の推進を図る弘前マルシェプロジェクト事業及びひろさき食産業育成プログラム、地域医療の充実を図り、市民に安全安心な医療を提供する市立病院医療環境整備事業、市税等納入の利便性の向上につながるコンビニ収納システム導入事業、子供たちの国際的視野を広げリーダーを育成する中学生国際交流学習事業など42事業の実施を予定しております。


 このほかの主要な事業について申し上げます。


 弘前公園の整備については、本丸石垣の修復に向けた基本計画策定や測量等を継続するほか、利用者の利便性の向上や史跡としての保全を図るための事業を実施してまいります。


 都市公園については、利用者の安全安心を確保するために、遊具の更新を進めてまいります。


 上水道の整備については、市民の皆様に安心して快適に水道水を利用していただくために、石綿セメント管更新事業などを引き続き実施するほか、施設の維持管理の効率化を図るため、簡易水道の統合事業などを実施してまいります。


 下水道の整備については、快適な生活環境を目指し、公共下水道の整備を継続してまいります。


 これにより、平成23年度末における普及率は、公共下水道事業で81.8%、農業集落排水事業で13.3%となり、浄化槽事業を含めた市全体の普及率は96.4%となる見込みであります。


 また、新市建設計画から引き継いだ合併戦略プロジェクトに掲げた事業を着実に実行してまいります。


 以上、私が平成23年度において、推進しようとする主な施策と事業につきまして申し述べさせていただきました。


 これらの施策や事業の進行管理については、毎年度、進捗状況の点検・評価を実施し、その結果を市民の皆様に公表してまいります。


 また、取り組みや成果等について、市民の皆様の視点で評価をいただき、御提言や御意見などを市政に反映させてまいります。


 なお、各部ごとの重要な施策や事業については、部長実行宣言において具体的な年度目標を設定するなど、着実な実行を図ってまいります。


 それでは、各会計の予算規模等について申し上げます。


 平成23年度の一般会計予算の総額は719億3000万円で、平成22年度と比較して22億8584万8000円、3.3%の増となっております。


 歳出予算の款別の構成比では、第1位が民生費の275億644万6000円で38.2%、第2位が公債費の92億5329万7000円で12.9%、第3位が土木費の73億1602万3000円で10.2%となっております。


 歳出予算の性質別の構成比では、第1位が扶助費の188億9761万4000円で26.2%、第2位が補助費等の115億7441万4000円で16.1%、第3位が人件費の95億555万1000円で13.2%となっております。


 歳入予算の款別の構成比では、地方交付税が203億4400万円で28.3%、市税が193億6491万8000円で26.9%、国庫支出金が118億7198万3000円で16.5%が大きなものであります。


 自主財源と依存財源の比率は、36.2%対63.8%となっております。


 次に、各特別会計、企業会計予算について申し上げます。


 特別会計においては、効率的・合理的な事業運営に努めることとし、企業会計においても経営の合理化に努めることとしております。


 国民健康保険特別会計予算は、230億9288万8000円で、平成22年度に比べ1.8%の増となっております。


 後期高齢者医療特別会計予算は、15億6211万9000円で、平成22年度に比べ2.2%の増となっております。


 なお、老人保健特別会計は、平成22年度をもって廃止となっております。


 介護保険特別会計予算は、157億4508万9000円で、平成22年度に比べ9.7%の増となっております。


 岩木観光施設事業特別会計予算は、2億1465万4000円で、平成22年度に比べ102.6%の増となっております。


 病院事業会計予算は、収益的収支において、収入44億8665万1000円、支出45億5540万2000円となっており、また、資本的収支は、収入2億4290万4000円、支出2億9656万4000円となっております。


 水道事業会計予算は、収益的収支において、収入40億2602万9000円、支出37億9849万5000円となっており、また、資本的収支は、収入10億2972万4000円、支出24億5798万4000円となっております。


 下水道事業会計予算は、収益的収支において、収入50億4210万9000円、支出50億5634万4000円となっており、また、資本的収支は、収入16億7251万6000円、支出35億707万6000円となっております。


 以上、平成23年度の市政運営に関する所信の一端並びに予算大綱について申し述べてまいりましたが、施策の推進に当たりましては、議員各位を初め市民の皆様とともに、迅速かつ着実に取り組んでまいりますので、御協力を賜りますようにお願いを申し上げます。


 次に、平成23年度各会計予算以外の議案について御説明申し上げます。


 議案第1号から議案第3号までの3件は、いずれも事件処分の報告及び承認についてでありまして、平成22年第4回定例会終了後において生じた議決事件に関し急を要したため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき処分したものであります。


 議案第1号平成22年度弘前市一般会計補正予算(第8号)は、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例交付金事業に係る予防接種経費及び、平成23年1月上旬から中旬の降雪に伴う道路の除排雪経費を追加することとし、この措置に急を要したため処分したものであります。


 議案第2号平成22年度弘前市一般会計補正予算(第9号)は、平成23年1月中旬から下旬の降雪に伴う道路の除排雪経費を追加することとし、この措置に急を要したため処分したものであります。


 議案第3号平成22年度弘前市一般会計補正予算(第10号)は、平成23年1月以降の降雪に伴う道路の排雪経費等を追加することとし、この措置に急を要したため処分したものであります。


 議案第4号平成22年度弘前市一般会計補正予算(第11号)は、歳入歳出予算に7億9325万2000円を追加するほか、継続費、繰越明許費及び地方債の補正をしようとするものであります。


 歳出予算の主なものについて御説明申し上げます。


 国の補正予算に対応したきめ細かな交付金事業として、老人憩いの家解体事業を初め31事業、事業費3億2573万円を計上しております。


 これらの事業については、平成23年度に繰り越して実施するものであります。


 また、事業費の追加・確定等に伴うものとして、市長部局及び教育委員会職員の退職金の追加などを計上したほか、その他として国庫支出金、地方債、基金繰入金などの財源調整を行うものであります。


 以上の歳出予算に対応する歳入予算としては、景気低迷による市税収入の減を見込み、市税を1億6969万円減額し、それぞれの特定財源及びふるさと納税寄附金等を計上したほか、地方交付税の追加13億1990万4000円をもって全体予算の調整を図ったものであります。


 議案第5号平成22年度弘前市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)は、歳入歳出予算に1億5462万6000円を追加しようとするものであります。


 議案第6号平成22年度弘前市老人保健特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出予算から1100万円を減額しようとするものであります。


 議案第7号平成22年度弘前市介護保険特別会計補正予算(第4号)は、歳入歳出予算に14億9838万8000円を追加するほか、地方債の補正をしようとするものであります。


 議案第8号平成22年度弘前市病院事業会計補正予算(第4号)は、収益的収入に2億315万円を追加しようとするものであります。


 議案第9号平成22年度弘前市水道事業会計補正予算(第2号)は、収益的収入に7721万6000円を追加するとともに、収益的支出から2114万1000円を減額し、また、資本的収入から6244万5000円を減額するとともに、資本的支出から4051万9000円を減額しようとするものであります。


 議案第10号平成22年度弘前市下水道事業会計補正予算(第3号)は、収益的収入に5943万7000円を追加するとともに、収益的支出から95万7000円を減額し、また、資本的収入から4078万2000円を減額するとともに、資本的支出から3044万6000円を減額しようとするものであります。


 議案第19号弘前市事務分掌条例の一部を改正する条例案は、市民との協働に関する事項を市民環境部の分掌事務とするとともに、建築確認に関する事項を建設部の分掌事務から都市整備部の分掌事務へ移管するため、所要の改正をしようとするものであります。


 議案第20号弘前市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例案は、国家公務員の勤務時間の取り扱いに準じ、職員の勤務時間を短縮するため、所要の改正をしようとするものであります。


 議案第21号弘前市奨学金貸与条例の一部を改正する条例案は、在学する学校等における授業料の減免を受けている者を、新たに奨学金を貸与することができる者とするため、所要の改正をしようとするものであります。


 議案第22号弘前市立学校の学校医等公務災害補償条例の一部を改正する条例案は、市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償の範囲、金額、支給方法等について、公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償の基準を定める政令に規定するところによることとするため、所要の改正をしようとするものであります。


 議案第23号弘前市営住宅条例の一部を改正する条例案は、公営住宅法施行令の一部改正に伴い、使用者の収入の計算について16歳以上23歳未満の扶養親族に係る控除額を引き上げるなど、所要の改正をしようとするものであります。


 議案第24号弘前駅前北地区都市再生住宅条例の一部を改正する条例案は、公営住宅法施行令の一部改正に準じ、使用者の収入の計算について16歳以上23歳未満の扶養親族に係る控除額を引き上げるなど、所要の改正をしようとするものであります。


 議案第25号弘前市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例案は、東目屋簡易水道事業及び百沢簡易水道事業の統合、並びに相馬簡易水道事業及び藍内簡易水道事業の統合に伴い、給水区域並びに給水人口及び1日最大給水量に係る規定を整備するため、所要の改正をしようとするものであります。


 以上が、本日提出いたしました議案の概要でありますので、十分に御審議の上、原案どおり御議決くださるようお願いをいたします。


 以上であります。


  〔市長 葛西憲之 降壇〕


○議長(藤田 昭議員) 以上をもって、提案理由の説明は終わりました。


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○議長(藤田 昭議員) 次に、お諮りいたします。


 議案熟考のため、明2日から4日まで、及び7日の4日間を休会いたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(藤田 昭議員) 御異議なしと認めます。


 よって、4日間休会することに決しました。


 以上をもって、本日の日程は、全部終了いたしました。


 次の本会議は、3月8日午前10時開議とし、その日程は一般質問を予定しております。


 本日は、これをもって散会いたします。


  午前10時37分 散会