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青森県 青森市

平成21年第4回定例会(第7号) 本文




2009.12.18 : 平成21年第4回定例会(第7号) 本文


  午前10時開議
◯議長(渋谷勲君) これより本日の会議を開きます。
 本日の会議は「議事日程第7号」により会議を進めます。
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日程第1 議案第165号 青森市情報公開条例の一部を改正する条例の制定について 〜
日程第4 議案第170号 契約の締結について(石江土地区画整理事業 新青森駅東口前広場整備(その
            2)工事)

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◯議長(渋谷勲君) 日程第1議案第165号「青森市情報公開条例の一部を改正する条例の制定について」から日程第4議案第170号「契約の締結について」までの計4件を一括議題といたします。
 総務企画常任委員長の報告を求めます。18番嶋田肇議員。
  〔議員嶋田肇君登壇〕

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◯18番(嶋田肇君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)ただいまから総務企画常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
 本委員会は12月8日に開催し、本会議において付託されました議案4件について審査いたしました。
 議案第165号「青森市情報公開条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第166号「青森市議会議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び青森市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第169号「契約の締結について」及び議案第170号「契約の締結について」の計4件についてでありますが、各案件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主な質疑応答は、お手元に配付しております委員長報告書のとおりであります。
 以上をもって本委員会の報告を終わります。

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◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 討論については通告がありませんでした。
 これより採決いたします。
 各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。
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日程第5 請願第17号 市条例制定に関する請願(継続審査中のもの)
日程第6 議案第168号 青森市立小学校条例の一部を改正する条例の制定について
日程第7 議案第175号 公の施設の指定管理者の指定について(青森市りんごセンター)

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◯議長(渋谷勲君) 日程第5請願第17号「市条例制定に関する請願」から日程第7議案第175号「公の施設の指定管理者の指定について」までの計3件を一括議題といたします。
 文教経済常任委員長の報告を求めます。10番木下靖議員。
  〔議員木下靖君登壇〕

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◯10番(木下靖君) ただいまから文教経済常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
 まず初めに、さきの定例会において閉会中の継続審査と決した請願第17号「市条例の制定を求める請願」についてでありますが、10月21日及び11月18日に開催された本委員会では、全員異議なくさらに閉会中の継続審査すべきものと決しました。
 次に、本委員会は12月8日に開催し、継続審査中の請願1件及び本会議において付託されました議案2件について審査いたしました。
 まず、請願第17号「市条例の制定を求める請願」についてでありますが、起立採決の結果、賛成多数をもってさらに閉会中の継続審査すべきものと決しました。
 次に、議案第168号「青森市立小学校条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第175号「公の施設の指定管理者の指定について」の計2件についてでありますが、両案については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております委員長報告書及び閉会中の継続審査申出書のとおりであります。
 以上をもって本委員会の報告を終わります。

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◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 討論については通告がありませんでした。
 これより採決いたします。
 各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。
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日程第8 議案第171号 協定の一部変更について 〜
日程第12 議案第177号 市道の路線の認定について
日程第13 陳情第9号 融・流雪溝の設置及び管理運営に関する条例の制定を求める陳情

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◯議長(渋谷勲君) 日程第8議案第171号「協定の一部変更について」から日程第13陳情第9号「融・流雪溝の設置及び管理運営に関する条例の制定を求める陳情」までの計6件を一括議題といたします。
 都市建設常任委員長の報告を求めます。26番小倉尚裕議員。
  〔議員小倉尚裕君登壇〕

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◯26番(小倉尚裕君) ただいまから都市建設常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
 本委員会は12月8日に開催し、本会議において付託されました議案5件及び陳情1件について審査いたしました。
 議案第171号「協定の一部変更について」、議案第172号「財産の取得について」、議案第173号「財産の取得について」、議案第176号「市道の路線の廃止について」及び議案第177号「市道の路線の認定について」の計5件についてでありますが、各案件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、陳情第9号「融・流雪溝の設置及び管理運営に関する条例の制定を求める陳情」についてでありますが、本陳情については、全員異議なく閉会中の継続審査すべきものと決しました。
 以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付しております委員長報告書及び閉会中の継続審査申出書のとおりであります。
 以上をもって本委員会の報告を終わります。

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◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 討論については通告がありませんでした。
 これより採決いたします。
 各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。
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日程第14 陳情第6号 高齢者の肺炎球菌ワクチン接種の助成に関する陳情(継続審査中のもの)
日程第15 陳情第7号 乳幼児期のヒブワクチン接種の助成に関する陳情(継続審査中のもの)
日程第16 議案第167号 青森市手数料条例の一部を改正する条例の制定について

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◯議長(渋谷勲君) 日程第14陳情第6号「高齢者の肺炎球菌ワクチン接種の助成に関する陳情」から日程第16議案第167号「青森市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」までの計3件を一括議題といたします。
 民生環境常任委員長の報告を求めます。2番舘田瑠美子議員。
  〔議員舘田瑠美子君登壇〕

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◯2番(舘田瑠美子君) ただいまから民生環境常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
 初めに、さきの定例会において閉会中の継続審査と決した陳情第6号「高齢者の肺炎球菌ワクチン接種の助成に関する陳情」及び陳情第7号「乳幼児期のヒブワクチン接種の助成に関する陳情」の計2件についてでありますが、10月21日及び11月18日に開催した本委員会では、両陳情については、全員異議なくさらに閉会中の継続審査すべきものと決しました。
 次に、本委員会は12月8日に開催し、継続審査中の陳情2件及び本会議において付託されました議案1件について審査いたしました。
 まず、陳情第6号「高齢者の肺炎球菌ワクチン接種の助成に関する陳情」及び陳情第7号「乳幼児期のヒブワクチン接種の助成に関する陳情」の計2件についてでありますが、両陳情については、全員異議なくさらに閉会中の継続審査すべきものと決しました。
 次に、議案第167号「青森市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」でありますが、本案については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております委員長報告書及び閉会中の継続審査申出書のとおりであります。
 以上をもって本委員会の報告を終わります。

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◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 討論については通告がありませんでした。
 これより採決いたします。
 各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。
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日程第17 議案第152号 専決処分の承認について(平成21年度青森市一般会計補正予算(第5号)) 〜
日程第29 議案第164号 平成21年度青森市新城財産区特別会計補正予算(第1号)

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◯議長(渋谷勲君) 日程第17議案第152号「専決処分の承認について」から日程第29議案第164号「平成21年度青森市新城財産区特別会計補正予算」まで、計13件を一括議題といたします。
 予算特別委員長の報告を求めます。24番柴田久子議員。
  〔議員柴田久子君登壇〕

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◯24番(柴田久子君) ただいまから予算特別委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
 まず、12月8日、本会議終了後に開催された予算特別委員会の組織会において委員長及び副委員長の互選が行われたところ、私が委員長に、副委員長に秋村光男委員が選ばれましたので、報告いたします。
 次に、本委員会は12月10日及び12月11日に開催し、本会議より付託されました議案第152号「専決処分の承認について」から議案第164号「平成21年度青森市新城財産区特別会計補正予算」までの計13件を一括議題として審査いたしました。
 また、採決の方法については、初めに、議案第152号「専決処分の承認について」を諮り、次に、議案第153号「平成21年度青森市一般会計補正予算」から議案第164号「平成21年度青森市新城財産区特別会計補正予算」までの計12件を一括して諮ったところ、議案第152号については、全員異議なく承認すべきものと決し、議案第153号から議案第164号までの計12件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。
 以上をもって本委員会の報告を終わります。

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◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 15番里村誠悦議員。
  〔議員里村誠悦君登壇〕

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◯15番(里村誠悦君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)市政会・無所属クラブの里村誠悦でございます。
 今定例会に提案のありました議案第152号の青森市一般会計補正予算に係る「専決処分の承認について」並びに議案第153号「平成21年度青森市一般会計補正予算(第6号)」から議案第164号「平成21年度青森市新城財産区特別会計補正予算(第1号)」までの一般会計、各特別会計、企業会計及び財産区特別会計に係る補正予算案に対し、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。
 今回提案されております各補正予算については、専決処分された予算も含めて本定例会の冒頭において鹿内市長から提案理由の説明がなされ、また、その内容についても予算特別委員会における質疑の過程で詳細な説明をいただきました。
 それでは、初めに、議案第152号「専決処分の承認について」所見を述べさせていただきます。
 議案第152号は、平成21年度一般会計補正予算(第5号)に係る去る10月20日付専決処分の報告であり、その内容は、新型インフルエンザワクチンの優先接種対象者のうち、生活保護世帯及び市民税非課税世帯に対する接種費用の助成に関するものであります。新型インフルエンザワクチンの接種は、死亡者や重症者をできる限り減らすとともに、患者の集中発生による医療機関の混乱を防ぐことを目的とするものであり、補正予算の内容は、優先接種対象者のうち、生活保護及び市民税の非課税世帯の方々が経済的理由によって接種機会を失うことを防ぐため、接種費用を助成するものとなっております。
 当該専決処分につきましては、地方自治法第179条第1項の規定によるものであり、11月からのワクチン接種開始にあわせ速やかに助成費用が予算化される必要があったことからやむを得ない措置と考えます。
 続きまして、議案第153号「平成21年度青森市一般会計補正予算(第6号)」から議案第164号「平成21年度青森市新城財産区特別会計補正予算(第1号)」までの各補正予算案に関し、所見を述べさせていただきます。
 初めに、一般会計補正予算案について意見を申し上げます。
 このたびの補正予算の規模は、1億9049万3000円の減額補正であり、これを差し引きした予算総額は1225億2534万4000円となっております。その主なものは、経済対策関連事業及び新幹線開業対策関連事業の追加措置、そして給与改定等に伴う人件費の調整、さらには各種事務事業や義務的経費に係る予算額の補正であります。
 まず、このうち、経済対策関連事業の追加措置でありますが、補正予算では、緊急雇用創出事業の追加分として新たに冬期間に実施する事業に係る経費が計上されているほか、現下の厳しい経済情勢を反映し融資件数が増加している青森県信用保証協会保証つき融資のうち、一般事業資金及び地場産業緊急支援資金の融資枠をそれぞれ拡大する経費が措置されております。長引く景気低迷の影響を受け、企業経営や雇用環境において厳しい情勢が続いており、このことに的確に対処するための措置として、これらの事業費は必要な経費と考えます。
 次に、新幹線開業対策関連事業でありますが、このうちの新幹線新青森駅開業対策アクションプラン推進事務については、東京で開催される「とことん青森2010in原宿表参道」の関係経費などが計上されております。また、青い森鉄道線利活用推進事業については、野内地区の新駅設置工事費のうち本市負担分が計上されたものであり、このほか、新町二丁目地区優良建築物等整備事業については、東奥日報社の事業撤退に伴い事業費の減額等をするものであります。東北新幹線新青森駅の開業まであと1年と迫った中、市においては、その魅力を首都圏にPRし、新幹線効果を最大限に享受しつつ、経済発展を図っていくためにも、新幹線開業対策事業の一層の推進を要望するものであります。
 また、その他の事業でありますが、今回の補正予算において、生活保護費の母子加算復活に関する経費の増額や私立保育所の入所人員の増加に伴う所要の経費が計上されております。このうち母子加算に対しては、このたびの国の基準改正に対応するもので、昨今の非常に厳しい雇用情勢を考えますと妥当な措置ではないかと思います。
 また、放課後児童対策事業については、平成22年度からの放課後児童会の開設箇所増設に関する準備経費ということであります。この内容は、少子・高齢化と生産年齢人口の減少が進み、今後ますます重要になる留守家庭児童の保育の強化につながるものであり、大切な事業であると考えます。
 りんごセンターの管理運営に要する経費並びに火災に伴う損害負担金の確定に伴う事業費の減額については、りんごセンターが来年2月からようやく供用開始を迎える運びとなり、まずは安堵しております。今後はトラブル等のないよう適切な監督をお願いするとともに、センターがリンゴの安定供給と取引価格の維持向上に寄与していくことを期待しております。
 公立大学法人運営推進事務については、平成21年度授業料等相当分を青森公立大学へ交付するものであり、昨年度に納付され、一たん一般会計に収入されていた授業料等を、公立大学の独立行政法人化に伴い、今回整理の上、大学運営予算として交付する内容のものであります。
 このように、今回の歳出予算は9月補正後における事業環境の変化や国の施策等の変更に対処するために必要な経費が措置されたものであり、いずれも重要であると考えます。また、これに対する歳入予算でありますが、歳出予算の補正に連動する国庫支出金及び県支出金の調整や対象事業費の減額に応じた市債の減額、また、りんごセンターに係る歳入などが整理されており、妥当なものであると思います。
 次に、各特別事業会計及び企業会計の補正予算案についても若干の意見を申し上げます。
 競輪事業特別会計を初めとする各特別会計の補正予算の内容は、給与改定による人件費の調整や事業費の増などに対する措置が中心となっております。これらの補正予算案についても、本年度事業を執行していく上で実質的に最後の補正機会となることから、いずれも適切な対応がなされており、妥当なものであると思います。今回の補正予算は、一般会計及び特別会計のいずれについても大いに評価すべき内容のものであると考えます。
 皆様、御承知のように、昨年における世界的な金融危機と輸出の急激な落ち込みに伴う急速な景気悪化によって、我が国の経済は国内需要の減退と雇用情勢の悪化が深刻化し、非常に厳しい状況に直面いたしました。今年の春以降、日本経済は一時の危機的状況を脱したとされているものの、悪化する失業率や消費需要は好転せず、地方経済についても依然として明るい兆しが見えておりません。
 政府は、今般、厳しい雇用情勢と円高やデフレによる景気減速を食いとめるため、本年度執行停止した財源を活用して第二次補正予算を組むこととし雇用、環境、金融対策、地方支援などから成る緊急経済対策を発表いたしました。これに対しては、市においても関連する事業を早期に実施できるよう、国の補正予算が成立し次第、迅速な対応をお願いいたします。
 また、国は現在これと並行して平成22年度の予算編成作業に入っており、予定では年内に来年度予算を取りまとめるスケジュールとなっておりますが、調整が難航し、作業におくれが生じているようであります。先月、国の行政刷新会議において実施された事業仕分けでは、地方に関する項目についても多くのものが見直し、削減の対象となりましたが、その中で、地方自治体の重要な財源である地方交付税についても抜本的な見直しを行うものと評価されました。民主党のマニフェストでは、地方に関する政策として、地域主権を確立し、補助金を地方が自由に使える一括交付金とすることや地方交付税などの財源保障制度を強化するとしております。しかしながら、税制関係では、ガソリン税などの暫定税率が廃止される一方、環境税の導入やたばこ税の増税なども検討されているなど、地方の財源不足に対する財政措置が今のところは不透明な状況であります。国は、政策の変更に当たり、地方自治体の予算執行に支障を来すことのないよう、地方に対して最大限の配慮をしていただくべきと思います。政府の地方対策が今後具体的にどう充実していくのか、私たちは高い関心を持って注目しております。
 また、市は、本市を取り巻く社会経済環境の変化を踏まえ、現在の青森市総合計画を見直しし、平成23年3月までに新総合計画を策定する予定としております。現在、青森市総合計画審議会において、これまでの取り組みの課題検証を行っていると伺っており、今後新たなまちづくりの方向が議論されていくものと思います。新総合計画については、子どもたちが青森市の将来に希望を持てるようなすばらしい計画としていただくとともに、鹿内市長には、市民の財産と生活を守るため効果的な市政運営に努めていただくよう、ぜひとも要望いたしたいと思います。
 最後になりましたが、市長を初め理事者の方々におかれましては、市民の声に耳を傾け、幅広い議論と合意形成を図りながら、魅力ある都市を目指し、新たな視点に立った持続可能なまちづくりを進めていただきますようお願い申し上げ、私の賛成討論とさせていただきます。
 議員各位におかれましては、御理解と御賛同を賜りますようお願い申し上げる次第であります。御清聴ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) 次に、11番藤原浩平議員。
  〔議員藤原浩平君登壇〕(拍手)

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◯11番(藤原浩平君) 日本共産党の藤原浩平です。
 提案された議案第152号から議案第164号まで、計13件に賛成の立場で討論を行います。簡潔に述べます。
 今回の補正予算は、経済対策関連として、県の緊急雇用創出対策事業費補助金を活用し、新たに16人の雇用を創出する冬期の緊急雇用創出事業に要する費用として740万余円が措置されました。また、中小企業金融対策として、融資件数が増加している青森県信用保証協会保証つき融資の融資枠を22億円分拡大しています。さらには、新幹線新青森駅開業対策アクションプラン推進事務として、首都圏でのPRに要する経費が追加措置されました。減額補正としては、新町二丁目地区優良建築物等整備事業及び中心市街地再生支援事業について、東奥日報社のこれらの事業からの撤退に伴うものとして約6億円減額されました。野内地区の新駅設置工事に要する費用の本市負担分として1億円余りが措置されました。これらは市民の願いに合致するものであります。また、子育てに関連して、来年度から大規模な放課後児童会を8カ所解消するための準備経費、私立保育園の乳児及び1歳から2歳児の入所人員の増加に伴う経費、生活保護の母子加算復活等に対応する経費が措置されたことも評価するものであります。
 予算特別委員会の審査の中でも、これまでの佐々木市政には見られなかった答弁があり、鹿内市政ならではのものとなっています。例えば、村川みどり議員が生活保護の社会福祉主事の増員を求めました。国の基準より少ない配置になっていて、日常のケアが行き届かなかったり、新規申請の審査に手間取ったりしているからであります。これに対して健康福祉部長は、増員について関係部局と協議していくと答弁しました。布施一夫議員は、生活保護法第24条では保護申請から決定まで14日以内に可否決定をしなければならないとなっているのに、1カ月以上もかかっているとただしました。これに対して、平成18年度では決定まで平均24日、支給まで35日となっていると答弁し、生活保護行政での努力の跡が見られます。来年度から社会福祉主事が増員されれば一層のサービス向上につながるもので、期待するものであります。
 危機管理監については、警察幹部の天下りポストになっており、特別職として人件費をかけるのはむだ遣いであり、総務部長の職務とすべきであります。鹿内市長は私の一般質問に対しての答弁で、特別職としての危機管理監のあり方については検討していくと述べました。納得のいく善後策を講じることを求めます。
 公立大学の理事長は学長が務めるのが法律でも原則とされており、例外規定を使って学長以外の者を理事長とするのは税金のむだ遣いであります。定款を改めるべきであります。
 職員の給与引き下げの条例改正案については、大沢研議員への答弁で、一般行政職員引き下げ額は、給料及び期末・勤勉手当も含めて年額平均で12万円程度、総額では3億7400万円程度になる見込みになるとしました。大沢議員は、この引き下げは不況の中で地域経済に与える影響が大きく、民間の給与引き下げを誘引する悪循環を招くと指摘して、我が党は、特別職の引き下げには同意しても、一般職の引き下げには反対だという態度表明をいたしました。しかし、今議会に提案された補正予算については、全体として市民が主役の立場に立ち、市民の願い実現へ向けたものと評価し、総合的に判断して賛成をするものであります。
 以上申し上げ、討論といたします。ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。
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日程第30 議案第174号 財産の取得について

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◯議長(渋谷勲君) 日程第30議案第174号「財産の取得について」を議題といたします。
 新幹線対策特別委員長の報告を求めます。20番秋村光男議員。
  〔議員秋村光男君登壇〕

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◯20番(秋村光男君) ただいまから新幹線対策特別委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
 本委員会は12月8日に開催し、本会議において付託されました議案1件について審査いたしました。
 議案第174号「財産の取得について」でありますが、本案については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程は、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。
 以上をもって本委員会の報告を終わります。ありがとうございました。

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◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 討論については通告がありませんでした。
 これより採決いたします。
 本案については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔〔異議なし〕と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、議案第174号については委員長報告のとおり決しました。
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日程第31 請願第18号 現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願
           (継続審査中のもの)

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◯議長(渋谷勲君) 日程第31請願第18号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願」を議題といたします。
 中心市街地活性化対策特別委員長の報告を求めます。32番仲谷良子議員。
  〔議員仲谷良子君登壇〕

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◯32番(仲谷良子君) ただいまから中心市街地活性化対策特別委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
 本委員会は10月21日に開催し、さきの定例会において閉会中の継続審査事件として付託されました請願1件について審査いたしました。
 請願第18号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願」でありますが、本請願については、起立採決の結果、賛成少数をもって不採択とすべきものと決しました。
 以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。
 以上をもって本委員会の報告を終わります。

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◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 討論については通告がありませんでした。
 これより採決いたします。
 本請願については、委員長報告のとおり不採択と決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
 請願第18号については、委員長報告のとおり不採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

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◯議長(渋谷勲君) 起立多数であります。よって、請願第18号は委員長報告のとおり不採択と決しました。
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日程第32 新幹線対策について 〜
日程第35 議会広報について

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◯議長(渋谷勲君) 日程第32「新幹線対策について」から日程第35「議会広報について」までの計4件を一括議題といたします。
 各案件については、各特別委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 各特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
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日程第36 議案第178号 財産区管理委員の選任について

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◯議長(渋谷勲君) 日程第36議案第178号「財産区管理委員の選任について」を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。鹿内市長。
  〔市長鹿内博君登壇〕

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◯市長(鹿内博君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)議案第178号について御説明申し上げます。
 平成20年第2回定例会において議会の御同意の上選任されました前田財産区管理委員名古屋國男氏は、去る平成20年7月28日死去されました。そこで、この後任について慎重に検討した結果、澤田浩彦氏が適任と認められますので、選任いたしたいと存じます。
 また、平成19年第2回定例会において議会の御同意の上選任されました大別内財産区管理委員永井大氏は、去る8月19日死去されました。そこで、この後任について慎重に検討した結果、西田清光氏が適任と認められますので、選任いたしたいと存じます。
 また、平成19年第3回定例会において議会の御同意の上選任されました幸畑財産区管理委員小泉清二氏は、去る7月25日死去されました。そこで、この後任について慎重に検討した結果、小泉秀弘氏が適任と認められますので、選任いたしたいと存じます。
 また、平成19年第3回定例会において議会の御同意の上選任されました横内財産区管理委員鹿内直衛氏、阿保茂光氏、桐沢財産区管理委員千葉輝幸氏、深沢第二(川目平)財産区管理委員千葉信孝氏、八重菊第一財産区管理委員小泉才助氏、大平財産区管理委員長内義美氏、野木財産区管理委員櫻田一男氏、櫻田喜代壽氏は、来る12月19日または12月23日をもって任期が満了となります。そこで、この後任について慎重に検討した結果、深沢第二(川目平)財産区管理委員千葉信孝氏の後任には田中義博氏が、八重菊第一財産区管理委員小泉才助氏の後任には小泉英治氏が適任と認められますので、それぞれ選任することとし、その他の方々については再任いたしたいと存じます。
 何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
 なお、これらの方々の経歴についてはお手元に配付したとおりであります。
 なお、先ほど、「平成19年第3回定例会において議会の御同意の上選任されました横内財産区管理委員鹿内直衛氏」と申し上げましたが、正しくは「平成17年第3回定例会において議会の御同意の上選任されました」でありますので、謹んでおわびし、訂正させていただきたいと存じます。

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◯議長(渋谷勲君) これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第178号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。
 討論については通告がありませんでした。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第178号については、これに同意することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
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日程第37議案第179号 人権擁護委員候補者の推薦について

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◯議長(渋谷勲君) 日程第37議案第179号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。鹿内市長。
  〔市長鹿内博君登壇〕

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◯市長(鹿内博君) 議案第179号について御説明申し上げます。
 平成18年第4回定例会において議会の御同意の上推薦されました人権擁護委員津川勇二氏は、来る平成22年3月31日をもって任期が満了となります。そこで、この後任について慎重に検討した結果、同氏が適任と認められますので、再任とし、推薦いたしたいと存じます。
 何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
 なお、同氏の経歴についてはお手元に配付いたしたとおりであります。

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◯議長(渋谷勲君) これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第179号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。
 討論については通告がありませんでした。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第179号については、これに同意することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
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日程第38 議員提出議案第19号 一般国道7号浪岡バイパスの事業休止の見直し及び早期整備を求める
               意見書
日程第39 議員提出議案第20号 さらなる緊急雇用対策の実施を求める意見書

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◯議長(渋谷勲君) 日程第38議員提出議案第19号「一般国道7号浪岡バイパスの事業休止の見直し及び早期整備を求める意見書」及び日程第39議員提出議案第20号「さらなる緊急雇用対策の実施を求める意見書」の計2件を一括議題といたします。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第19号及び議員提出議案第20号の計2件については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、両案については提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 討論については通告がありませんでした。
 これより採決いたします。
 議員提出議案第19号及び議員提出議案第20号の計2件については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、両案については原案のとおり可決されました。
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日程第40 議員提出議案第21号 普天間基地の撤去に関する意見書

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◯議長(渋谷勲君) 日程第40議員提出議案第21号「普天間基地の撤去に関する意見書」を議題といたします。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第21号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 11番藤原浩平議員。
  〔議員藤原浩平君登壇〕(拍手)

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◯11番(藤原浩平君) 日本共産党の藤原浩平です。
 議員提出議案第21号「普天間基地の撤去に関する意見書」に賛成の立場から討論を行います。
 総選挙で米海兵隊普天間基地の県外、国外移設が望ましいと公約しながら、態度をあいまいにし続ける鳩山由紀夫首相の態度に県民の怒りが大きくなっています。鳩山首相が総選挙で語った公約は、県外、国外への移設というものでした。ところが、ゲーツ米国防長官が来日して辺野古への移設を強圧的態度で迫ると、外務大臣、防衛大臣が次々と県内たらい回しの発言を行いました。米国に一喝されたら平気で公約を覆す、これでは自公政権の対米従属外交とどこが違うのかという厳しい批判が内閣に集中しました。この問題で首相は動揺を続けています。年内決着を先送りし、新しい移設先の基地を探すと言っています。しかし、辺野古はなくなったのかとのマスコミの問いに、首相は、辺野古は当然生きていると答えています。政局的思惑だけで問題を先送りし、新たな移転先を探す、こういうやり方で解決の展望は開けてくるでしょうか。決して開けてこないと思います。
 こうした新政権の後退、動揺の根本に何があるでしょうか。我が党の笠井亮衆議院議員が予算委員会で普天間基地の無条件撤去を求めた際、首相は、抑止力、日米安保ということを考えたときに代替地が必要だ、撤去で終わらないという答弁をしました。この答弁にこそ新政権の問題点が集中的にあらわれていると思います。首相がここで抑止力と言っているのは、海兵隊は日本の平和と安全のために必要だということです。一たんこの呪縛にとらわれてしまうと、必要なものなら移転先を探さなければならないということになります。結局は県内たらい回しという袋小路に入ってしまいます。しかし、沖縄の海兵隊は、どんな意味でも日本の平和と安全のための軍隊ではありません。アフガン戦争、イラク戦争でも真っ先に侵略の先兵となった殴り込み専門の軍隊です。平和のための抑止力ではなく、戦争のための侵略力です。そういう軍隊のために日本政府がどこであれ移設先を探さなければならないいわれはありません。普天間基地は無条件に撤去せよ、この立場に立ってこそ問題解決の道が開けることを強く訴えて、討論といたします。ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 議員提出議案第21号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
 議員提出議案第21号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

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◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
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日程第41 議員提出議案第22号 後期高齢者医療制度の速やかな廃止を求める意見書

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◯議長(渋谷勲君) 日程第41議員提出議案第22号「後期高齢者医療制度の速やかな廃止を求める意見書」を議題といたします。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第22号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 21番大沢研議員。
  〔議員大沢研君登壇〕(拍手)

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◯21番(大沢研君) 日本共産党の大沢研です。
 議員提出議案第22号「後期高齢者医療制度の速やかな廃止を求める意見書」に賛成の立場から討論いたします。
 民主党を中心とする新政権ができて、後期高齢者医療制度が廃止になると思ったのは私だけではないと思います。ところが鳩山首相は、新たな制度に直接移行する方が合理的と、廃止を4年後に先送りしてしまいました。8月の総選挙で民主党は、年齢で差別する制度を廃止して、医療制度に対する国民の信頼を高めると制度の廃止を公約していたのではないでしょうか。昨年6月に4野党が共同し、廃止法案を参議院で成立させました。そのときの廃止法案は、ことし4月からもとの老人保健制度に戻すという内容でした。昨年6月3日の厚生労働委員会で審議の冒頭、法案提出者の代表となった民主党の大塚耕平参議院議員は、高齢者の皆さんが安心して医療を受けられる内容になっておりませんので、一刻も早く廃止をさせていただきたいと提案理由を述べたのです。ところが、政権につくと態度が後退してしまいました。老人保健制度に戻すだけでも2年かかることがわかった、混乱を生じてはいけないと、旧与党や厚労省が廃止法案を攻撃したときと同じ理由で廃止に待ったをかけたのです。
 後期高齢者医療制度は、一日でも長く続けば続くほど被害を広げます。全国で毎日約4000人が新たに75歳の誕生日を迎えている計算になりますが、こうした人々が新たに制度に強制的に加入させられ、保険料を負担することになります。しかも、保険料は2年ごとに値上げされます。来年4月に最初の値上げが予定されています。厚労省は全国平均で13.8%の値上げになると試算を発表しています。東京都の広域連合では単身世帯で年額約1万円、夫婦世帯で1万2000円を超す値上げになるという試算も出されています。月1万5000円以下の年金しか収入のない低所得者を中心とする保険料滞納者からの保険証取り上げ問題も深刻です。長妻厚労相は、医療費全額を病院で払わなければならない資格証明書は原則として発行しないと言います。しかし、有効期限を短くした短期保険証は既に2万5000人以上に発行されていますが、期限が切れて新たな保険証が出されなければ、無保険状態になってしまいます。医療を受ける権利を侵害することになります。
 鳩山首相は任期の4年以内に新しい制度に移行させると言いますが、まだ影も形もなく、4年でまとまる保証はどこにもありません。民主党の主張する医療保険の一元化は、そう簡単に実現できる制度ではありません。三、四倍の保険料の開きがある健保と国保を一緒にするのは極めて困難であり、健保にだけある事業主負担をどうするのかも大問題です。新制度創設を後期高齢者医療制度廃止の前提にすれば、廃止はずるずる先送りされかねません。後期高齢者医療制度を直ちに廃止して老人保健制度に戻せば、保険料の際限のない値上げや別枠による差別医療はストップされます。保険料の年金天引きや保険証取り上げの制裁もなくなります。サラリーマンの家族に扶養されている高齢者が75歳になったことを理由に扶養から外され健保から追い出されたり、国保に加入する高齢者夫婦が別々の医療保険に分けられるなどの事態も起こらなくなります。
 鳩山首相は、老人保健制度に戻すのに2年かかると言いますが、システム的にはそんなに時間を要することではありません。昨年3月まで混乱なく行われていた制度に戻すのですから、混乱など起きるわけがありません。総選挙での国民の審判は明らかです。高い負担と差別医療を押しつける世界に例のない後期高齢者医療制度を先送りせずに直ちに廃止するよう強く求めるものであります。
 議員各位の賛同をお願いして、賛成討論といたします。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 議員提出議案第22号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
 議員提出議案第22号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

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◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
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日程第42 議員提出議案第23号 EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対す
               る意見書

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◯議長(渋谷勲君) 日程第42議員提出議案第23号「EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対する意見書」を議題といたします。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第23号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番舘田瑠美子議員。
  〔議員舘田瑠美子君登壇〕(拍手)

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◯2番(舘田瑠美子君) 日本共産党の舘田瑠美子です。
 議員提出議案第23号「EPA・FTA推進路線の見直しを求め、日米FTAの推進に反対する意見書」に賛成の立場から討論を行います。
 EPA(経済連携協定)は、自公政権が交渉を開始したのですが、最も農業関係者が心配しているのが世界有数の農産物輸出国オーストラリアとのEPA交渉です。当時、オーストラリアとのEPA交渉に入るべきでないとの強い反対運動が起こりました。農林水産省も豪州産農産物の関税が撤廃された場合の影響について試算し、我が国の小麦生産は99%、乳製品44%、牛肉56%がそれぞれ減少することを明らかにしました。北海道庁も、北海道の農家2万1000戸が離農に追い込まれ、農業生産の減少による影響は関連製造業へ及び、地域経済に1兆3716億円もの被害が生ずることを明らかにして、交渉に入ることに反対を表明し、署名運動まで行いました。
 日米FTA(自由貿易協定)とは、日米間で関税を相互に撤廃する協定のことですが、農産物輸出大国であるアメリカとの間でFTAを締結すれば、アメリカから大量の農産物がなだれ込み、日本農業が壊滅的打撃を受けるのは必至です。米生産量の82%、穀物では48%が激減するという試算もあります。7月27日に総選挙に向けて発表された民主党のマニフェストに「米国との間で自由貿易協定(FTA)を締結し、貿易・投資の自由化を進める」と明記されたことで、日米FTAが締結されたら日本農業は壊滅すると、JA全中、全農など農林水産関連9団体の呼びかけで開催された日米FTA断固阻止緊急国民集会には3000人が参加し、抗議の声が全国に広がりました。
 民主党は、「締結」を「交渉を促進」に公約修正し、「その際、食の安全・安定供給、食料自給率の向上、国内農業・農村の振興などを損なうことは行わない」などとマニフェストを改めましたが、交渉を行うことは否定していません。日米FTAは、日本農業に与える影響の深刻さから、農産物自由化促進の自公政権でも交渉に踏み込むことはできませんでした。それは、1度交渉に入れば日本農業が対象になることが避けられないからです。在日米国大使館のハンス・クレム経済担当公使が2007年4月に日本経団連で行った講演で、「FTAまたはEPAに向けた交渉を、政治的に実現可能なものにするためには、農業を含まないわけにはいきません」と述べている点からいっても明らかです。また、アメリカのアジア外交に影響力を持っているアーミテージ元米国国務副長官の日米同盟に関する報告書の中で、「コメを含むすべての部門を交渉対象として、農業は米国と日本のFTAの中心になれるし、なるべきである」と言及していることからも、避けることはできません。ですから、日本農業を守るためには、何よりも日米FTAの交渉入りをさせないことが肝要です。
 11月に民主党連立政権のもとで第10回目の交渉が行われた日豪EPAについても、日本農業に与える深刻な影響が回避できない以上、その中止を求めることが何よりも必要だと思います。2006年12月の衆参両農林水産委員会で民主党も含めて全会一致で採択された日豪EPAに関する決議には、「重要品目の柔軟性について十分な配慮が得られないときは、政府は交渉の継続について中断も含め厳しい判断をもって臨むこと」と盛り込まれています。今求められているのは、食の安全・安心を望む国民の願いにこたえ、食糧を外国に依存する政策と決別し、世界の深刻な食糧不足に正面から向き合い、40%にすぎない食糧自給率を引き上げて日本農業を再生させることです。
 以上を申し上げ、議員各位の御賛同を心から呼びかけまして、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 議員提出議案第23号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
 議員提出議案第23号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

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◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
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日程第43 議員提出議案第24号 治安維持法犠牲者への国家賠償を求める意見書

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◯議長(渋谷勲君) 日程第43議員提出議案第24号「治安維持法犠牲者への国家賠償を求める意見書」を議題といたします。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第24号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 12番布施一夫議員。
  〔議員布施一夫君登壇〕(拍手)

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◯12番(布施一夫君) 日本共産党の布施一夫です。
 議員提出議案第24号「治安維持法犠牲者への国家賠償を求める意見書」に賛成の討論を行います。
 本意見書は、当初、治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟青森県本部が国に意見書の提出を求める請願として提出し、常任委員会に付託した上での審査を求めていたものですが、青森市議会の取り扱いの慣例に従って請願を取り下げ、意見書化したものであります。同県本部は事前に各会派を回って賛同をお願いしたと聞いています。こうした経緯もお酌み取りいただき、ぜひとも御賛同くださいますようお願いいたします。
 治安維持法は、国民を逮捕、投獄、虐殺し、弾圧によって侵略戦争に駆り立てた稀代の悪法であり、制定された1925年から敗戦によって廃止されるまでの20年間に数十万人の国民が逮捕されました。その対象は、政党、労働組合、農民組合、宗教団体、平和主義者、知識人、文化人などに広く及び、作家小林多喜二のように虐殺された人は80人以上、拷問などで獄死した人は1617人に及ぶとされています。同法は戦後廃止され、この法律によって処罰された人々は無罪とされました。しかし、政府はいまだに謝罪も賠償もしていません。治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟は、毎年国会等への請願を続けてきました。これまで国会に提出した請願署名数は800万筆に上り、紹介議員には民主党、社民党、日本共産党など、この10年間を平均すれば毎年137人の国会議員が名を連ねています。
 ドイツでは、連邦補償法でナチスの犠牲者に謝罪し、年金を支給しています。イタリアでも、国家賠償法で反ファシスト政治犯に終身年金を支給しています。アメリカとカナダでは、第二次世界大戦中強制収容した日系市民に対し、1988年に市民的自由法を制定し、約2万ドルと2万1000ドルをそれぞれ支払い、国が謝罪しています。韓国では、治安維持法犠牲者を愛国者として表彰し、犠牲者に年金を支給しています。また、スペインでは、内戦とフランコ独裁時代を反省する歴史の記憶法が2007年12月に施行され、犠牲者とその家族への名誉回復と補償が行われています。こうした各国の対応及び人道に反する罪に対して謝罪する動きが広まっている世界の流れに照らしても、日本政府は犠牲者に対し一日も早く謝罪と賠償を行うべきであります。
 意見書への御賛同を重ねて呼びかけ、討論を終わります。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 議員提出議案第24号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
 議員提出議案第24号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

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◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
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日程第44 議員提出議案第25号 生活保護の老齢加算復活と母子加算の来年度以降の継続を求める意見
               書

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◯議長(渋谷勲君) 日程第44議員提出議案第25号「生活保護の老齢加算復活と母子加算の来年度以降の継続を求める意見書」を議題といたします。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第25号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番村川みどり議員。
  〔議員村川みどり君登壇〕(拍手)

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◯1番(村川みどり君) 日本共産党の村川みどりです。
 議員提出議案第25号「生活保護の老齢加算復活と母子加算の来年度以降の継続を求める意見書」に賛成の立場から討論を行います。
 老齢加算は1960年4月に創設されました。高齢者は、消化吸収がよく良質な食品や暖房費、保健衛生費や墓参りなどの社会的費用が他の年齢層に比べて余分に必要となることから設けられました。老齢加算は、最低生活費に上乗せされたものではなく、健康で文化的な最低限度の生活を実現するために必要であるとし、45年以上の長期間にわたって支給されてきたものです。ところが、2003年6月、小泉内閣が社会保障給付を抑制するために老齢加算の見直しを打ち出しました。同年12月、政府の社会保障審議会福祉部会の専門委員会が中間取りまとめで廃止の方向で見直すとしたことを受け、04年度から段階的に削減、06年度に全廃となりました。その理由は、一般低所得高齢者の消費支出額について、70歳以上と60歳から69歳と比べて、70歳以上の消費支出が少ないからというものでした。
 低所得の高齢者の消費支出額を比較して特別な需要がないなどというのは、高齢者の実態を見ない暴論です。高齢者は、低年金、医療、介護の重い負担などにより、食費や暖房費、医療費などを切り詰め、消費を抑制せざるを得ないからです。だからこそ、生活扶助基準が低過ぎる中、老齢加算が大きな役割を発揮してきたのです。老齢加算廃止によって食事を3食から2食に減らしたなど、お年寄りの命と健康にかかわる深刻な事態が広がっています。こうしたことが憲法や生活保護法が保障する最低限度の生活と言えないことは明らかです。本来なら、70歳以上はもちろんのこと、69歳以下も含めて低所得者の高齢者全体の生活水準の底上げが必要です。老齢加算廃止は憲法第25条の生存権理念に反するものであり、速やかな復活が待たれています。
 一方、母子加算はこの12月から復活したものの、財源は今年度の予算の予備費からの支出で、来年3月までの措置です。4月からどうなるかは決まっていません。母子加算の復活により、子どもにやっとコートを買ってあげられる、クリスマスプレゼントが買えるなどの歓迎の声がある一方で、4月からのことを考えると安心してお金を使うことができないとの声もあります。国が行うべきことは、来年度以降も継続した制度の実行であり、生活に安心と希望を与えることです。
 お年寄りの生存権を脅かし、母子世帯の子どもの発達や学ぶ権利をも脅かしている、こうした現実を直視して、政治の課題として最優先に取り組むことが急がれています。昨年行われた生存権裁判では、裁判所側が、政治的、社会的な問題として解決されるべきと政治的解決を示唆しています。生活に困窮した高齢者の命や健康を守り、貧困の連鎖を食いとめるために力を合わせることを呼びかけます。
 議員の皆さんの賛同をお願いし、賛成討論といたします。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 議員提出議案第25号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
 議員提出議案第25号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

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◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
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日程第45 議員提出議案第26号 緊急経済対策の早期実施を求める意見書

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◯議長(渋谷勲君) 日程第45議員提出議案第26号「緊急経済対策の早期実施を求める意見書」を議題といたします。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第26号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 討論については通告がありませんでした。
 これより採決いたします。
 議員提出議案第26号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
 議員提出議案第26号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

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◯議長(渋谷勲君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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日程第46 報告第35号 専決処分の報告について 〜
日程第49 報告第38号 専決処分の報告について

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◯議長(渋谷勲君) 日程第46報告第35号「専決処分の報告について」から日程第49報告第38号「専決処分の報告について」までの計4件については、配付いたしております報告書のとおり報告がありました。
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日程第50 議員派遣について

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◯議長(渋谷勲君) 日程第50「議員派遣について」を議題といたします。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 本件については、お手元に配付しておりますとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、お手元に配付しておりますとおり、議員を派遣することに決しました。
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◯議長(渋谷勲君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
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◯議長(渋谷勲君) 閉会に当たり、市長から発言の申し出がありますので、これを許可いたします。鹿内市長。
  〔市長鹿内博君登壇〕

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◯市長(鹿内博君) 平成21年第4回定例会の閉会に当たり、お許しをいただき、一言ごあいさつを申し上げます。
 本定例会も議員各位の慎重な御審議により、各会計補正予算及び条例案など、すべての議案について原案どおり御議決を賜り、厚く御礼申し上げる次第であります。
 去る4月末に、不肖ながらこの私が市民の皆様の負託を受け、佐々木前市長の後を継いで市長職について以来はや8カ月にならんとしております。この間、継続すべきは継続し、見直すべきは見直し、変革すべきは変革し、多くの課題に誠心誠意取り組んでまいりました。そして、ふと気がつけば、光陰はまさに矢のごとく流れておりました。時の流れは確実に新たな時代を切り開く歩みでもあります。本年11月、東北新幹線八戸−新青森間のレール締結式が新青森駅構内でとり行われ、東京−新青森間の全線、実に675キロメートルが1本のレールでつながりました。そのレールは、現在と可能性という希望にあふれた未来とをつなぐレールでもあります。しかし、そのレールに乗り、明るい未来にたどり着けるか否かは、私たちの努力にかかっております。明年12月の新青森駅開業まであとわずか1年足らず。今月1日からは開業プレキャンペーンもスタートし、いよいよ本格的な誘客活動を展開していくこととなります。これからも一路青森を合い言葉に、関係団体や市民の皆様と一丸となって開業対策に全力を尽くしてまいります。
 時の流れはまた、歴史をつくる歩みでもあります。平成21年は、時を積み重ねた2つの事柄にとって記念すべき節目の年でもありました。1つは、ツインシティであります。本市と函館市がツインシティ提携の盟約を締結したのは平成元年のことでした。幅広い分野にわたる交流は、時を重ねるごと、両市民の心を結び、固いきずなとなって、ことしで20周年を迎えました。交流の発展は地域の新たな魅力づくりにもつながるものであり、近い将来の北海道新幹線新函館駅開業を見据え、さらなる両市の友好と発展を目指してまいります。
 そしてもう1つは、ことし創設100周年を迎えた水道事業であります。本市の水道事業は、明治42年、近代水道として産声を上げ、横内浄水場から通水を開始し、以来1世紀にわたって市民の命と暮らしを守り、市民生活の向上と産業経済活動を支え、本市発展の一翼を担ってまいりました。その間の連綿たる努力により、日本一おいしい水を守りはぐくんできた多くの技術者の情熱と刻苦勉励、そして、その水を誇りとして周辺環境の保全や植林事業に市民みずからが流した多くの汗、これらに思いをはせるとき、水道事業のみならず、本市のまちづくりに向け、私もまた歴史の糸を紡ぐ者の一人として、豊かで幸せな市民生活を実現し、それを次世代に引き継ぐための努力を惜しまないとの決意を新たにするのであります。
 さて、今改めてこの1年を顧みますと、市政運営について変化を望んだ市民の皆様の思いが市長選挙の結果としてあらわれた本市同様、国においては8月の衆議院議員選挙において政権交代が実現いたしました。鳩山政権は地域主権の確立を標榜し、地方分権の推進に力を注ぐことを明らかにしております。国における来年度の当初予算編成がいまだ先行き不透明ではあるものの、本市といたしましても、真の地方分権を進め、地方の自立と再生を実現するため、国、県と連携し、新しい活力にあふれた地域の創造に取り組んでまいります。
 また、本市の平成21年は、定額給付金の給付、新型インフルエンザ流行への対応など多くの難問、課題がありました。私のマニフェスト項目の実現も、あおもり市民100人委員会の設置など既に手がけたものもありますが、多くはその緒についたものばかりであり、一つ一つ課題をクリアし、今後さらに積極的に推進していかねばなりません。そして、今また厳しい経営状況にある青森駅前再開発ビル株式会社の再生という本市のまちづくりの根幹にかかわる課題を抱えております。このことにつきましては火急の案件でありますことから、本定例会終了後改めて議会に御提案申し上げたいと存じます。
 このように、本市にとって克服すべき課題は山積しております。戦国時代の武将山中鹿之助は、我に艱難辛苦を与えよと望みました。その心意気やいかに。イバラの道を歩むこともいとわず、困難に敢然と立ち向かい、それを乗り越えてこそ明るい未来を開くことができるのであります。私は、困難な課題を前にしたからといって決してひるみません。ひるむことなどできません。私の後ろには市民の皆様がいるからです。青森市のかじ取りを私に託した多くの市民の皆様の期待があるからです。輝ける未来の青森市への夢と希望をこの背に背負っているからであります。そして、私の目の前にも常に市民の皆様がいます。市民の皆様からの信頼を獲得し、市民の皆様の御理解と御協力を得ることが、私の市政運営に不可欠であるからです。このことこそが市民とともにつくる市民のための市政なのだと強く肝に銘じております。
 最後になりますが、市長就任以来、これまで、たとえ牛歩のごときであったとしても、着実に前へ前へと市政運営の歩みを進めることができているものと自負いたしております。それもひとえに議員各位並びに市民の皆様の御支援、御協力、そして市職員の努力のたまものであり、ここに衷心から感謝申し上げる次第であります。
 本年も残すところ2週間となりました。来る平成22年は、新青森駅開業により、確実に本市の歴史に刻まれることとなります。その記念すべき年が議員各位におかれましても大いなる飛躍の年となり、御家族ともども希望に満ちた明るい年でありますことを祈念いたしまして、閉会に当たってのごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) この際、私から一言ごあいさつを申し上げたいと思います。
 ことし3月に議員各位の御推挙をいただき、議長の要職を拝命して以来、早いもので8カ月余りが経過いたしました。この間、各種重要議案の審議を初め、会議の進行を円滑に遂行することができましたのも、ひとえに議員各位並びに理事者の皆様方の絶大なる御協力のたまものであり、この場をおかりし、心から感謝を申し上げたいと思います。
 また、今期定例会も、議員各位の御協力のもと、本日ここに無事閉会を迎えることができますことは、議長としてまことに喜びにたえないところでございます。理事者各位におかれましては、今期定例会において成立いたしました諸議案の執行に当たりましては、予算委員長報告を初め、今会期中に開陳されました各議員の意見を十分尊重しつつ、市政各般における向上を期し、さらに一層の熱意と努力を払われるよう希望するものであります。
 ことしを振り返りますと、4月に鹿内市政が誕生し、現下の経済雇用情勢が悪化している中で、まちづくりや新幹線開業対策、第三セクター等の山積する諸問題に対し、職員の皆様とともに懸命に取り組まれておりますことに敬意を表しますとともに、議決機関としては、これまで以上に執行機関と牽制と均衡を保ちつつ、互いの権能と役割を十分に認識し、市民生活の安定や向上に努めてまいらなければならないと考えております。
 ことしも残すところ10日余りとなり、間もなく新しい年を迎えようとしておりますが、来る平成22年が皆様方にとりましてすばらしい年でありますようにお祈りを申し上げますとともに、青森市民お一人お一人の幸多からんことを心から御祈念申し上げ、閉会に当たってのごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
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 閉 会

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◯議長(渋谷勲君) これにて平成21年第4回青森市議会定例会を閉会いたします。
  午前11時46分閉会
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