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青森県 青森市

平成21年第3回定例会(第7号) 本文




2009.10.02 : 平成21年第3回定例会(第7号) 本文


  午前10時開議
◯議長(渋谷勲君) これより本日の会議を開きます。
 本日の会議は「議事日程第7号」により会議を進めます。
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日程第1 議案第141号 青森市財産区管理会設置条例の一部を改正する条例の制定について
日程第2 議案第142号 契約の締結について(青森市中央卸売市場 市場棟仲卸売場改良等建築工事)

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◯議長(渋谷勲君) 日程第1議案第141号「青森市財産区管理会設置条例の一部を改正する条例の制定について」及び日程第2議案第142号「契約の締結について」の計2件を一括議題といたします。
 総務企画常任委員長の報告を求めます。18番嶋田肇議員。
  〔議員嶋田肇君登壇〕

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◯18番(嶋田肇君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)ただいまから総務企画常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
 本委員会は9月15日に開催し、本会議において付託されました議案2件について審査いたしました。
 議案第141号「青森市財産区管理会設置条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第142号「契約の締結について」の計2件についてでありますが、両案については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付しております委員長報告書のとおりであります。
 以上をもって本委員会の報告を終わります。

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◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御質疑ないものと認めます。
 討論については通告がありませんでした。
 これより採決いたします。
 両案については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、両案については委員長報告のとおり決しました。
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日程第3 請願第17号 市条例制定に関する請願

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◯議長(渋谷勲君) 日程第3請願第17号「市条例制定に関する請願」を議題といたします。
 文教経済常任委員長の報告を求めます。10番木下靖議員。
  〔議員木下靖君登壇〕

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◯10番(木下靖君) ただいまから文教経済常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
 本委員会は9月15日に開催し、本会議より付託されました請願1件について審査いたしました。
 請願第17号「市条例制定に関する請願」についてでありますが、本請願については、全員異議なく閉会中の継続審査すべきものと決しました。
 以上が審査の経過と結果についてでありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております閉会中の継続審査申出書のとおりであります。
 以上をもって本委員会の報告を終わります。

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◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 討論については通告がありませんでした。
 これより採決いたします。
 本請願については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、本請願については委員長報告のとおり決しました。
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日程第4 議案第140号 青森市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
日程第5 議案第144号 訴えの提起について

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◯議長(渋谷勲君) 日程第4議案第140号「青森市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」及び日程第5議案第144号「訴えの提起について」の計2件を一括議題といたします。
 都市建設常任委員長の報告を求めます。26番小倉尚裕議員。
  〔議員小倉尚裕君登壇〕

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◯26番(小倉尚裕君) ただいまから都市建設常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
 本委員会は9月15日に開催し、本会議において付託されました議案2件について審査いたしました。
 議案第140号「青森市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第144号「訴えの提起について」の計2件についてでありますが、両案については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付しております委員長報告書のとおりであります。
 以上をもって本委員会の報告を終わります。

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◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 討論については通告がありませんでした。
 これより採決いたします。
 両案については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、両案については委員長報告のとおり決しました。
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日程第6 議案第143号 財産の取得について
日程第7 陳情第6号 高齢者の肺炎球菌ワクチン接種の助成に関する陳情
日程第8 陳情第7号 乳幼児期のヒブワクチン接種の助成に関する陳情

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◯議長(渋谷勲君) 日程第6議案第143号「財産の取得について」から日程第8陳情第7号「乳幼児期のヒブワクチン接種の助成に関する陳情」まで、計3件を一括議題といたします。
 民生環境常任委員長の報告を求めます。2番舘田瑠美子議員。
  〔議員舘田瑠美子君登壇〕

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◯2番(舘田瑠美子君) ただいまから民生環境常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
 本委員会は9月15日に開催し、本会議より付託されました議案1件及び陳情2件について審査いたしました。
 初めに、議案第143号「財産の取得について」でありますが、本案については、全員異議なく可決すべきものと決しました。
 次に、陳情第6号「高齢者の肺炎球菌ワクチン接種の助成に関する陳情」及び陳情第7号「乳幼児期のヒブワクチン接種の助成に関する陳情」の計2件についてでありますが、両陳情については、いずれも全員異議なく継続審査すべきものと決しました。
 以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております委員長報告書及び閉会中の継続審査申出書のとおりであります。
 以上をもって本委員会の報告を終わります。

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◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 討論については通告がありませんでした。
 これより採決いたします。
 各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。
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日程第9 議案第122号 専決処分の承認について(平成21年度青森市一般会計補正予算(第2号)) 〜
日程第26 議案第139号 平成21年度青森市細野財産区特別会計補正予算(第1号)

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◯議長(渋谷勲君) 日程第9議案第122号「専決処分の承認について」から日程第26議案第139号「平成21年度青森市細野財産区特別会計補正予算」まで、計18件を一括議題といたします。
 予算特別委員長の報告を求めます。25番花田明仁議員。
  〔議員花田明仁君登壇〕

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◯25番(花田明仁君) ただいまから予算特別委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
 まず、9月15日、本会議終了後に開催された予算特別委員会の組織会において委員長及び副委員長の互選が行われたところ、私が委員長に、副委員長に赤木長義委員が選ばれましたので、報告いたします。
 次に、本委員会は9月24日及び9月25日に開催し、本会議より付託されました議案第122号「専決処分の承認について」から議案139号「平成21年度青森市細野財産区特別会計補正予算」までの計18件を一括議題とし、一括審査いたしました。
 また、採決の方法については、初めに、議案第122号「専決処分の承認について」及び議案第123号「専決処分の承認について」の計2件を、次に、議案第124号「平成21年度青森市一般会計補正予算」から議案第139号「平成21年度青森市細野財産区特別会計補正予算」までの計16件をそれぞれ一括して諮ったところ、まず議案第122号及び議案第123号の計2件については、いずれも全員異議なく承認すべきものと決しました。次に、議案第124号から議案第139号までの計16件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。
 以上をもって本委員会の報告を終わります。

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◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 討論については通告がありませんでした。
 これより採決いたします。
 各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。
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日程第27 議案第145号 決算の認定について(平成20年度青森市一般会計・特別会計歳入歳出決算)
            〜
日程第30 議案第148号 決算の認定について(平成20年度青森市自動車運送事業会計決算)

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◯議長(渋谷勲君) 日程第27議案第145号「決算の認定について」から日程第30議案第148号「決算の認定について」までの計4件を一括議題といたします。
 決算特別委員長の報告を求めます。31番神文雄議員。
  〔議員神文雄君登壇〕

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◯31番(神文雄君) ただいまから決算特別委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
 まず、9月15日、本会議終了後に開催された決算特別委員会の組織会において委員長及び副委員長の互選が行われたところ、私が委員長に、副委員長に小豆畑緑委員が選ばれましたので、報告いたします。
 次に、本委員会は9月17日及び9月18日に開催し、本会議より付託されました議案第145号「決算の認定について」から議案148号「決算の認定について」までの計4件を一括議題とし、一括審査いたしました。
 また、採決の方法については、議案第145号「決算の認定について」から議案第148号「決算の認定について」までの計4件を一括して諮ったところ、議案第145号から議案第148号までの計4件については、一括による起立採決の結果、いずれも賛成多数をもって認定すべきものと決しました。
 以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。
 以上をもって本委員会の報告を終わります。

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◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 11番藤原浩平議員。
  〔議員藤原浩平君登壇〕(拍手)

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◯11番(藤原浩平君) 日本共産党の藤原浩平です。
 ただいまの決算特別委員長報告中、議案第145号から議案第148号までの計4件に反対の立場から討論を行います。
 各会計の決算は、20年間という長きにわたった佐々木市政の最後の年度のものとなります。今鹿内市長のもと、新たな市政の船出が始まったばかりですが、過去の市政運営の中から、市民の利益にかなうものは引き継ぎながら、それに反するものはしっかり見直し、やめるべきものはきっぱりとやめ、新たな航海の羅針盤としなければなりません。
 平成20年度を振り返ってみますと、まさに長期にわたった佐々木市政の末期症状が表面化し、不祥事のデパートと化しました。職員による窃盗や万引き等が次々と発生し、市長みずからが非常事態宣言をする事態になり、綱紀粛正を言っても後が絶えず、モグラたたき状態になりました。平成20年9月22日の東奥日報は、「不祥事やまぬ青森市 企業なら“倒産状態”では」と題して厳しい批判記事を掲載しました。一つ一つ紹介するだけで枚挙にいとまがないので省略しますが、それだけではありません。ソフトアカデミーあおもりが絡んだ誤発送や介護保険料の天引きミスなどのシステムの欠陥が次々出てきました。
 市の管理する施設で、法令を守らず、トイレの下水道への未接続が多数あることも明らかにされました。昨年9月議会で私が指摘したものですが、その時点で62カ所の未接続が明らかになりました。法令遵守の姿勢が厳しく問われるものでした。
 アウガの経営が債務超過寸前まで追い込まれ、23億円の債権を市が8億5000万円で買い取り、債権化して信託し、33年かけて回収するとの再建策を示したものの、半年で方針転換し、市が直接債権を管理することにしました。しかし、アウガ再建のめどはいまだに立っていません。
 中心市街地活性化に関連して、3月議会告示直前に報道された青森駅ビル新築計画も驚かされた問題でした。市がJRに対して行政サービス機能を加える形で駅ビルを新築する構想を提案していたのです。3月議会には調査費として700万円の予算が提案されました。東奥日報社ビル改築計画にも驚かされました。市が同社に持ちかけた計画で、新ビルの床を買い取ることも含まれていました。駅ビルも、東奥日報社ビルも市民に知らせず、内容について聞かれても十分な説明もなく強行しようとした姿勢は、市民不在と言われても仕方のないものでした。
 青森公立大学を独立法人化する日程を1年早め、年度内に市立大学にして、新年度から強引に独立法人に移行するという手法も強引きわまりないものでありました。
 まさにあらしのような1年だったと思います。これらの経過を見るだけでも、決算の認定はできないものであります。
 ソフトアカデミーあおもりの問題点について述べたいと思います。
 過去4年間のソフトアカデミーあおもりの総売上高と営業利益率の推移を見てみると、売上高も営業利益もウナギ登りに増加し、営業利益率も同様に伸びています。平成18年度、約13億円の総売上高に対し営業利益は1億円、営業利益率8.2%、平成19年度、約16億円の総売上高に対し営業利益2億2000万円、営業利益率13.71%、平成20年度、18億円の総売上高に対し営業利益3億2000万円、営業利益率17.97%となっています。2008年度版情報サービス産業基本統計調査によれば、平成20年度情報サービス産業の業界企業の営業利益率は、平均値が6.8%となっており、ソフトアカデミーあおもりの平成20年度の売上高営業利益率は、その2.64倍の17.97%と異常に高いものと言わなければなりません。
 異常に高い営業利益率の要因は、市からの委託料にあります。第三セクターである以上、厳正な委託料の算定が必要ですが、その算定根拠は明らかにされていません。利益供与とも言える市からの多額の委託料は、結果的に利益を捻出させる体質に急変させ、平成17年度には4億4500万円あった繰越損失が、平成20年度には3090万円に激減し、平成21年度中にも解消することが予想される状態になっています。繰越損失の解消に加え、長期借入金の急激な減少も生じています。借り入れのピークだった平成18年度末残高6億1100万円から平成20年度末では2億5900万円へと2年間で3億5200万円減少しています。平成17年11月、専決処分で貸し出された3億7000万円に匹敵する額が返済されていることになります。多額の市からの委託料は、アカデミーの抱えている累積赤字を解消させ、長期借入金の返済をも計算に入れたものだということができます。
 なぜこれだけの短期間で赤字を解消させ、借入金の繰り上げ償還まで視野に入るほどの委託料を支払う必要があったのでしょうか。決算特別委員会での質疑に対して明快な答弁はありませんでした。総売上高の90%以上が市からの委託で成り立っている第三セクターが過剰な利益を上げる体質になっているのは、税金のむだ遣いであり、大問題です。適正な委託料は幾らなのか、他都市の事例などとも比較して市民に十分説明されなければなりません。
 いずれにしても、佐々木市政から引き継いだ問題で、その流れのままこれまでと同様の理屈を繰り返すのは賢明とは言えません。そもそもなぜそうなったのか、点検と検証を行い、速やかに改める姿勢を示すことが鹿内市政として何より重要だということを指摘して、討論を終わります。お聞きくださいましてありがとうございました。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) 次に、14番赤木長義議員。
  〔議員赤木長義君登壇〕

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◯14番(赤木長義君) 公明党の赤木長義でございます。
 今回提出されました議案第145号平成20年度青森市一般会計・特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第146号平成20年度青森市病院事業会計決算の認定について、議案第147号平成20年度青森市水道事業会計決算の認定について、議案第148号平成20年度青森市自動車運送事業会計決算の認定について、賛成の立場からその所見を述べます。
 平成20年度は佐々木市政最後の年度であり、佐々木市政を非としてきた独善政党は、民主主義の恩恵を最大限に受けながら、独善的な検証を行い反対を繰り返してきたことは周知のとおりです。例えば口では定額給付金の反対を唱え、市民生活の安心を否定しておきながら、いざ議決の際は賛成の態度をとるといった天につばをする行為です。私は、地に足のつかないへ理屈を述べるのではなく、平成20年度決算について庶民の議員として検証したことを述べたいと思います。
 現在、「自治体経営システム」の見直しが行われていますが、平成20年度自治体経営報告書は、他都市と比較しても大変わかりやすく、理解しやすいものです。市民に対して検証結果を報告する資料としては非常にすぐれているものです。これからも改善を加え、市民にわかりやすく正しい情報が伝わる資料としていただきたいと思います。また、資料作成などには大変な労力が必要と思いますが、公務員として市民の税金で生活していることを忘れてはなりません。1人で3人分の仕事を行う気位を持って、市民のために尽くしていただきたいと思います。そして、青森市を市民、事業主、行政及び議会がそれぞれの担いを行うことで、安全で安心な町をつくり続けているという自負は持ち続けていただきたいと思います。
 市民が建設的な意見を述べるためには、正しい情報を受け取り、認識することで、正しい評価ができると思います。市長の言われる市民の意見を聞くことは大切なことですが、正しい情報をできるだけ早く市民に伝達しなければなりません。その意味で、正しい自治体のあり方として自治体経営を推進するためには、100人委員会の設置など広聴機能のみを強化するのではなく、広報機能の強化をすることも大切な市の責務であると強く申し上げておきます。
 広報広聴機能を強化するためには、市長のマニフェストの管理を中心とする市長公室に広報広聴課を置くのではなく、市長公室から切り離し総務部に移管して幅広く市民、職員の声を聞く仕組みにするとともに、市長公室自体を総務部内に移管して、市の意思総合調整機関として、総務部が行政の横糸を通すための役割を担うべきだと思います。
 平成20年度決算において、初めに、一般会計、特別会計についてでありますが、基本計画である「ネクスト Aomori 推進プラン」にのっとり、前期基本計画である、1)シティーマネジメント、2)戦略的経営を軸に人材、財源を有効に使い、むだを省きながら市民協働を進め、雇用・中小企業支援策、子ども関連施策、新幹線関連施策などについて重点的に取り組んだものと認識します。また、各種施策につきましても、限りある財源の中で全力で推進してきたことは評価すべきです。特に戦略的経営については、大きな市民参加による市民主役のまちづくり実現に向けて、ごみの分別収集の強化、減量化の推進による市民との協働を大切にするなど、市民参加による市政の基盤が、形式的ではなく実務的により整備されたものと認識しております。また、危機管理の対応についても一段とスピード感を感じるものでした。
 昨年4月5日に起きた久栗坂の海難事故では、佐々木前市長、当時の間山農林水産部理事、倉内危機管理監が現場に急行し、地域住民を激励するなど素早い対応があったと思います。鹿内市長も県議会議員の立場で駆けつけられたことも承知しています。また、昨年8月23日の浪岡地区のCA冷蔵庫の火災に対しても、佐々木前市長がいち早く現場に急行、当時の伊東前消防長の指揮のもと、現在の木原消防長、高坂消防次長を初め多くの消防署員が、トイレ休憩もなく汗まみれ、ほこりまみれになり、消火作業を行っていました。そのほか、本年2月の大雪、暴風による対応など、消防職員の皆様、危機管理室の皆様の昼夜にわたる激闘に対し、改めて感謝申し上げたいと思います。
 決算の内容については、一般会計においては実質収支が15億8067万余円の黒字であり、また各財産区を除いた特別会計の合計は11億3296万余円の黒字であり、青森市財政プランと比較して、基金は57億3500万円増の61億5400万円、市債残高も29億7600万円減少しており、行財政改革プランの堅実な実施を物語っております。加えて定員計画は、青森市民病院経営改善計画の増員分を除くと全体で3185人となり、計画より削減が進んでいます。今後も行財政改革を進めるとともに、定員管理を厳正に行っていただきたいと思います。
 財政の健全度を示す各種指標を確認すると、実質公債費比率が13.9%となり、昨年より1.2%減少しています。また、将来負担比率も181%となり、昨年より13.5%減少しており、健全な財政運営がなされていると思います。今後、財政的には健全化が強化されていると認められる実質公債費比率10%、将来負担比率100%を目指して、より財政健全化に力を入れていただきたいと思います。そして、少子・高齢化に伴う将来の人口推計も見据えて、また大変な経済状況を認識していただき、市民生活に密着したサービスの向上を最優先に必要な事業、他の事業でカバーできる事業などを、トップダウンではなく、担当課の考えるボトムアップの業務棚卸の中で大胆に実行し、職員の立場保全を第一にすることなく、市民のため、必要度の高い事業、施策から選択、実行していただき、公平公正な予算の管理、執行に取り組んでいただきたいと思います。また、時代の流れの中で、行政だけでなく、議会が痛み伴う議員定数の削減なども大胆に実行すべきと認識します。
 次に、企業会計について言及いたします。
 病院事業会計につきましては、青森市民病院経営改善計画に基づき、市民病院においては、青森地域保健医療圏域の中で中核的な役割を果たす病院として位置づけられています。また、浪岡病院においては、医師の減員などもあり厳しい経営環境にあるが、市民病院と連携をとり地域住民の健康管理、疾病の治療や予防の基幹となる病院としての新たな機能の発揮も視野に入れる必要性も感じます。
 病院経営状況については、市民病院が1242万余円、浪岡病院は1億1106万余円の純損失を計上していますが、健全化を示す資金不足比率は2.6%の黒字であり、経営健全化基準の20.0%を下回っております。病院事業を取り巻く経営環境は一段と厳しさを増しているが、市民病院、浪岡病院ともに地域住民の信頼にこたえ得るよりよい医療サービスの提供に努め、引き続き経営の健全化、効率化に努めていただきたいと思います。
 次に、水道事業会計についてですが、水道事業の経営状況は給水人口、有収水量が減少しているものの、純利益は前年度より1億3181万余円増の4億8664万余円を確保するなど比較的安定状態にあり、資金不足比率も49.4%の黒字であり、経営健全化基準の20%を下回っております。今後とも青森市は安全で良質なおいしい水を安定的に享受する市民の権利を現在及び将来にわたって守り、もって市民の生命及び健康を守るという佐々木市政時代に作成した水源保護条例の目的を踏まえ、安定した給水の確保、良質でおいしい水の供給、災害に強い水の構築を基本に、今後も引き続き安全で良質な水道水を安定的に供給することをもって、市民生活向上と地域社会の発展に努めていただきたいと思います。
 次に、自動車運送事業会計でありますが、青森市営バスの運行は社会保障であるという平成20年度第4回定例会における私赤木長義の一般質問に対する佐々木前市長の答弁を基本的に認めていただいたことを改めて鹿内市長に感謝します。すなわち、バス事業は社会保障であるがゆえ、事業主体者の生活を守るために存在するのではなく、市民の生活と公共の福祉の増進のために存在するということを忘れてはならないと思います。
 また、バス事業は、本市がまちづくりを進める上で必要と認識し、鹿内市長も前定例会、今定例会の議論において認知していただいた、佐々木前市長が進めたコンパクトシティ構想の実現に欠かすことのできない手段であります。新青森駅、現青森駅、青い森鉄道の各駅、奥羽本線、津軽線の各駅を基点として、中心市街地を核に扇形に広がる旧青森地区や浪岡駅も基点に、浪岡地域を巡回する路線など、市民生活になくてはならないものであるし、市営バスの存続がなければ、市民の足となり、特に高齢者の福祉を守ることはできません。
 しかしながら、バス事業は、今年度においても努力はしたものの1億994万余円の赤字となり、当年度末の未処理欠損は6億2000万円を超えることになりました。財政健全化を示す資金不足率は、昨年は37.1%であったものが14.6%と表面上は改善し、経営健全化基準の20%を下回っているものの、これは一般会計からの6億5000万円の借入金の調整で行ったものであり、健全化が進んだものではないことがうかがえます。
 また、受益者負担の観点から、割引フリーパス制度については、改善の必要性があると認識しますので、来年の4月に向かい改善を改めて要望したいと思います。
 いずれにせよ、厳しい言い方をしますが、赤字企業です。競争相手のいる民間企業は、企業を存続するためには真っ先に人件費に手をつけます。組合との関係はさまざまあると思いますが、企業部においても、退職者不補充や再任用など不退転の努力だけでなく、青森市総合都市交通戦略において、今いる職員の身分を守りながら、今まで以上に民間の力を利用する必要があると思います。
 経営改善のため、6億5000万円の借金棒引きや公金投入ありきではなく、まず経営状況全体像を市民、議会の前に明らかにする必要があります。そして、赤字路線の撤廃を考える前に、抜本的な人件費の削減を行い、その上で一般会計から市民に納得できる適正な公金投入と路線のあり方を検討していかなければ、市営バスの存続はあり得ないと思います。
 公共の福祉増進と経済性の確保を基本とした社会保障である市営バスが、企業として生き残るため、財政健全化を進め、どこまでも市民の足、高齢者の福祉を守るため、また、通勤通学利用者に対しましても、安心して利用しやすい公共交通機関として利用され、新幹線開業に向けた県外、市外からのお客様のニーズも受けとめ、おもてなしの心を持って、将来にわたり走り続けていただきたいと思います。
 最後に、青森市の借金について考えてみたいと思います。
 さまざまな議論はありますが、一般会計における借金を市の借金とすると、市民1人当たりの借金は56万円と自治体経営報告書に記載されていますが、特別会計、企業会計、広域事務組合、土地開発公社も含めて考えるべきです。平成20年度の一般会計における地方債の残高は1665億5902万余円となります。また、平成20年度の特別会計における地方債の残高は、1)土地区画整理事業特別会計において69億5657万余円、2)下水道事業特別会計において880億5793万余円、3)公用地取得事業特別会計において2億3500万余円、4)中央卸売市場特別事業会計において48億9652万余円、5)霊園特別会計において15億4295万余円、6)農業集落排水事業特別会計において36億8169万余円、7)学校給食特別会計において14億1931万余円で、合計1067億8997万余円となります。
 また、企業会計に目を向けると、平成20年度青森市民病院、浪岡病院を合わせた病院事業会計における企業債未償還残高は53億8363万余円、他会計借入金1億4000万余円、一時借入金9億2360万余円、平成20年度の水道事業会計における企業債未償還残高は182億5016万余円、平成20年度の自動車運送事業会計の企業債未償還残高は1億6266万余円、他会計借入金12億4600万余円となり、平成20年度の企業会計全体における企業債未償還残高は237億9645万余円、他会計借入金13億8600万余円、一時借入金9億2360万余円であり、企業会計の借金として認識できるものは261億605万余円となります。
 次に、広域事務組合についてひもとくと、青森地域広域消防事務組合における本市の負担すべき平成20年度公債費償還金の残高見込み額は8億9526万余円、青森地域広域事務組合における本市の負担すべき公債費償還金残高見込み額は22億8525万余円となり、青森市の広域事務組合に関する借金は31億8051万余円となります。
 そして第三セクター及び地方公社における主な借金として認識するものは、平成20年度土地開発公社短期借入金の残高であり、70億6160万余円となります。
 以上、青森市全体で借金と認識できるものは合計3096億9715万余円となります。この金額から基金の61億5400万余円と他会計借入金13億8600万余円の合計75億4000万余円を差し引いても、3021億5715万余円が青森市民に直接的、間接的にかかわる借金であり、自治体経営報告書の平成20年度の総人口30万3962人で割れば、1人当たりの借金は99万4063円となります。すなわち青森市民は本市にかかわる借金を現実1人当たり100万円の借金を背負っていることになります。
 この現実を確認しながら、少子・高齢化が進み、生産人口の減少を考えれば、将来的にも厳しい財政環境が続いているということは言うまでもありません。この現実に対してきちっと目を開きながら、行政改革と議会改革を進め、正しい目線で、今生活する私たちだけではなく、将来の子どもたちに対する責任を果たすという強い意思のもと、本市の現状の把握を行い、引き続き財政の健全化の確保に留意して持続可能な行財政運営基盤の確立強化を図ることを、鹿内市長並びに理事者を初め職員の皆様に御尽力をお願いいたします。そして、ともどもに青森市を破壊しようと巣くう獅子身中の虫を退治しながら、よりよい青森市をつくっていきましょうと申し上げ、私の賛成討論といたします。心ある議員の皆様各位の御理解と御賛同をよろしくお願い申し上げます。御清聴まことにありがとうございました。

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◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 議案第145号から議案第148号までの計4件については反対討論がありますので、起立により一括採決いたします。
 議案第145号から議案第148号までの計4件については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

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◯議長(渋谷勲君) 起立多数であります。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。
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日程第31 請願第3号 現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願
           (その1) 〜
日程第40 請願第12号 中心市街地活性化に関する請願(その4)

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◯議長(渋谷勲君) 日程第31請願第3号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願(その1)」から日程第40請願第12号「中心市街地活性化に関する請願(その4)」まで、計10件を一括議題といたします。
 中心市街地活性化対策特別委員長の報告を求めます。32番仲谷良子議員。
  〔議員仲谷良子君登壇〕

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◯32番(仲谷良子君) ただいまから中心市街地活性化対策特別委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
 本委員会は7月31日に開催し、さきの定例会において閉会中の継続審査事件として付託されました請願10件について審査いたしました。
 初めに、請願第3号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願(その1)」及び請願第4号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願(その2)」でありますが、両請願については、いずれも全員異議なく採択すべきものと決しました。
 次に、請願第5号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願(その3)」でありますが、本請願については、起立採決の結果、賛成多数をもってさらに閉会中の継続審査すべきものと決しました。
 次に、請願第6号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願(その4)」でありますが、本請願については、全員異議なく採択すべきものと決しました。
 次に、請願第7号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願(その5)」及び請願第8号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願(その6)」でありますが、両請願については、起立採決の結果、いずれも賛成多数をもってさらに閉会中の継続審査すべきものと決しました。
 次に、請願第9号「中心市街地活性化に関する請願(その1)」でありますが、本請願については、全員異議なく採択すべきものと決しました。
 次に、請願第10号「中心市街地活性化に関する請願(その2)」及び請願第11号「中心市街地活性化に関する請願(その3)」でありますが、まず両請願については、起立採決の結果、いずれも賛成少数をもってさらに閉会中の継続審査とすべきことが否決されました。よって、両請願について採決したところ、起立採決の結果、いずれも賛成少数をもって不採択とすべきものと決しました。
 次に、請願第12号「中心市街地活性化に関する請願(その4)」でありますが、本請願については、全員異議なく採択すべきものと決しました。
 次に、8月19日に開催された本委員会において、さらに閉会中の継続審査すべきものと決した請願3件について審査いたしました。
 請願第5号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願(その3)」、請願第7号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願(その5)」及び請願第8号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願(その6)」の計3件でありますが、各請願については、起立採決の結果いずれも可否同数となったことから、委員会条例第17条第1項の規定により、委員長においていずれも不採択とすべきものと採決いたしました。
 以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。
 以上をもって本委員会の報告を終わります。

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◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 討論については通告がありませんでした。
 これより採決いたします。
 まず、請願第3号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願(その1)」から請願第8号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願(その6)」までの計6件についてお諮りいたします。
 請願第3号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願(その1)」から請願第8号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願(その6)」までの計6件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 8番山本治男議員、何号に御異議がありますか。

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◯8番(山本治男君) 請願第7号及び請願第8号の不採択に対して異議申し上げます。

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◯議長(渋谷勲君) まず、ただいまの委員長報告中、請願第7号について御異議がありますので、起立により採決いたします。
 請願第7号については、委員長報告のとおり不採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

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◯議長(渋谷勲君) 起立多数であります。よって、請願第7号は委員長報告のとおり不採択と決しました。
 次に、ただいまの委員長報告中、請願第8号についても御異議がありますので、起立により採決いたします。
 請願第8号については、委員長報告のとおり不採択と決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

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◯議長(渋谷勲君) 起立多数であります。よって、請願第8号は委員長報告のとおり不採択と決しました。
 次に、ただいま決定されました請願を除く各請願については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各請願については委員長報告のとおり決しました。
 次に、請願第9号「中心市街地活性化に関する請願(その1)」から請願第12号「中心市街地活性化に関する請願(その4)」までの計4件についてお諮りいたします。
 請願第9号「中心市街地活性化に関する請願(その1)」から請願第12号「中心市街地活性化に関する請願(その4)」までの計4件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各請願については委員長報告のとおり決しました。
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日程第41 新幹線対策について 〜
日程第44 議会広報について

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◯議長(渋谷勲君) 日程第41「新幹線対策について」から日程第44「議会広報について」まで、計4件を一括議題といたします。
 各案件については、各特別委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 各特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
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日程第45 議案第149号 財産区管理委員の選任について

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◯議長(渋谷勲君) 日程第45議案第149号「財産区管理委員の選任について」を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。鹿内市長。
  〔市長鹿内博君登壇〕

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◯市長(鹿内博君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)議案第149号について御説明申し上げます。
 平成20年第3回定例会において議会の御同意の上選任されました金浜財産区管理委員吉田満氏は、去る4月12日死去されました。そこで、この後任について慎重に検討した結果、吉田政治氏が適任と認められますので、選任いたしたいと存じます。
 また、平成17年第2回定例会において議会の御同意の上選任されました野木財産区管理委員藤井敏男氏は、去る9月24日をもって任期が満了となりました。そこで、この後任について慎重に検討した結果、櫻田勝榮氏が適任と認められますので、選任いたしたいと存じます。
 また、先ほど御議決賜りました青森市財産区管理会設置条例に基づき、新たに本郷財産区管理委員を選任することとし、慎重に検討した結果、鎌田善和氏、小野幸村氏、鎌田次雄氏、鎌田義雄氏、鎌田武知雄氏、鎌田俊治氏、林久利氏が適任と認められますので、それぞれ再任いたしたいと存じます。
 何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
 なお、これらの方々の経歴についてはお手元に配付いたしたとおりであります。

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◯議長(渋谷勲君) これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第149号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。
 討論については通告がありませんでした。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第149号については、これに同意することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
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日程第46 議案第150号 人権擁護委員候補者の推薦について

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◯議長(渋谷勲君) 日程第46議案第150号「人権擁護委員候補者の推薦について」を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。鹿内市長。
  〔市長鹿内博君登壇〕

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◯市長(鹿内博君) 議案第150号について御説明申し上げます。
 平成18年第3回定例会において議会の御同意の上推薦されました人権擁護委員長利力氏、村山敏子氏は、来る12月31日をもって任期が満了となります。そこで、この後任について慎重に検討した結果、村山敏子氏の後任には小林政英氏が適任と認められますので推薦することとし、また、長利力氏については再任とし、推薦いたしたいと存じます。
 何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
 なお、これらの方々の経歴についてはお手元に配付いたしたとおりであります。

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◯議長(渋谷勲君) これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第150号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。
 討論については通告がありませんでした。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第150号については、これに同意することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
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日程第47 議員提出議案第14号 身近な地域で出産できる助産システムの実現と妊婦健診、出産費用の
               公費負担による無料化を求める意見書

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◯議長(渋谷勲君) 日程第47議員提出議案第14号「身近な地域で出産できる助産システムの実現と妊婦健診、出産費用の公費負担による無料化を求める意見書」を議題といたします。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第14号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 32番仲谷良子議員。
  〔議員仲谷良子君登壇〕(拍手)

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◯32番(仲谷良子君) 社会民主党の仲谷良子でございます。
 議員提出議案第14号「身近な地域で出産できる助産システムの実現と妊婦健診、出産費用の公費負担による無料化を求める意見書」に賛成の立場で討論に参加します。
 2008年度版少子化社会白書には、安全で快適な出産環境により妊婦、出産に満足し、その後の子育てが楽しいと感じられるようないいお産の普及を図っている、そして、妊娠中に健診を全く受診しない妊婦の存在が社会問題になっているが、公費負担の拡充について地方公共団体に実施を促していると述べています。
 今日本で快適な出産環境は存在しているでしょうか。妊婦健診は出産まで14回受けることが望ましいと言われていますが、これまで未受診の原因の多くは経済的理由とされています。国は妊婦健診の14回分の無料化と出産育児一時金をことし1月から38万円に、さらに10月から1年半の期限つきで4万円アップし、42万円にしました。しかし、妊婦健診の無料化も2010年度末までの限定措置ですし、自治体によって健診の回数に格差が出てきていることも報道されています。2011年4月以降はどのようになるのかも不透明です。
 日本はなぜ妊娠や分娩を医療保険の適用外にしているのでしょうか。出産は病気でないという理由です。しかし、社会保障の最低基準を定めたILO102号条約では、出産を医療保障として扱い、本人に経済的負担を課さないことを規定しています。先進国で実施していないのは日本のみです。前述した妊婦健診の無料化と出産育児一時金のアップの目的は、少子化の解消の一助に資するためとなっており、国の人口政策的な発想の何物でもありません。厚生労働省は、妊娠、出産にかかわるサービスを女性が受ける権利とは認めていないのです。
 医師不足と地域医療の崩壊、加えて医師の過酷な勤務などで、産科医療は危機的な状況にあります。少しでも解消を図るために、正常な妊娠、出産、産後と育児のケアを担える助産師の専門性を生かすことも必要です。国は、先進国平均並みの予算を医療費に投入し、安心して出産できる助産システムをつくり妊娠、出産の費用は国の負担か公的保障を行うべきであると考えます。
 以上申し述べまして、議員の皆様の御賛同を心からお願いし、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 議員提出議案第14号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第14号は原案のとおり可決されました。
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日程第48 議員提出議案第15号 子どもの医療費のさらなる軽減と医療費助成実施を理由とする国民健
               康保険に係る国庫負担金の減額措置廃止を求める意見書

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◯議長(渋谷勲君) 日程第48議員提出議案第15号「子どもの医療費のさらなる軽減と医療費助成実施を理由とする国民健康保険に係る国庫負担金の減額措置廃止を求める意見書」を議題といたします。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第15号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番村川みどり議員。
  〔議員村川みどり君登壇〕(拍手)

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◯1番(村川みどり君) 日本共産党の村川みどりです。
 議員提出議案第15号「子どもの医療費のさらなる軽減と医療費助成実施を理由とする国民健康保険に係る国庫負担金の減額措置廃止を求める意見書」に賛成の立場から討論を行います。
 ことし4月、総務省が発表した現在の子どもの数は、昨年より11万人減って1714万人となっています。総人口に占める子どもの割合は13.4%で、国連人口統計鑑に掲載されている人口3000万人の国31カ国中、35年連続で世界最低水準値となっています。この少子化を食いとめるためには、総合的な施策を進める必要があることは言うまでもなく、経済的負担を軽減することが第一に求められています。
 こうした中、国においても子どもの医療費の負担軽減を打ち出さざるを得なくなり、2002年から医療保険における3歳未満児の窓口負担は2割に軽減され、さらには2008年4月から就学前まで2割負担に軽減されています。これによって、これまで乳幼児医療費助成制度を行っている自治体の負担が軽減され、さらに助成制度を拡充する自治体が広がっています。しかし、国において窓口負担を現物給付で軽減している市町村に対して、政府は国民健康保険給付費等国庫負担金を減額するというペナルティーを科しており、現物給付方式に改善する際の障害となっているというのが現状です。
 鹿内市長は、市長選挙のマニフェストに、子どもの医療費の無料化を小学生までに拡大し、将来は中学生までに拡大することを掲げています。6月議会では、この公約に対する多くの質問が出されましたが、どの会派からも、子どもの医療費無料化に対する質問では歓迎の声が寄せられました。市政会・無所属クラブからは、窓口において自己負担の廃止、現物給付の実施、所得制限の撤廃など、子育て世代の市民にとって大いに喜ばれることであり、評価するものですとの声がありました。公明党会派も、乳幼児医療費助成制度の窓口における自己負担を早期に廃止していただきたいと要望されています。自民党会派は、平成20年第1回定例会においてですが、佐々木前市政の施策における乳幼児医療費助成制度の拡充において、保護者の負担軽減につながることを高く評価し、これを継続的に図るよう要望されています。
 窓口無料化実現に当たり、ペナルティーをなくしてほしいという今回の意見書の趣旨は、多くの会派が歓迎しており、議会でのみずからの言明に誠意を持とうと思えば、反対する理由はないはずです。御一緒に市長の公約実現のために、そして子育ての経済的負担軽減のために力を合わせようではありませんか。
 以上御賛同を呼びかけ、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 議員提出議案第15号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
 議員提出議案第15号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

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◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
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日程第49 議員提出議案第16号 所得税法第56条の廃止を求める意見書

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◯議長(渋谷勲君) 日程第49議員提出議案第15号「所得税法第56条の廃止を求める意見書」を議題といたします。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第16号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番舘田瑠美子議員。
  〔議員舘田瑠美子君登壇〕(拍手)

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◯2番(舘田瑠美子君) 日本共産党の舘田瑠美子です。
 議員提出議案第16号「所得税法第56条の廃止を求める意見書」に賛成の立場から討論を行います。
 我が国の中小業者や農林水産業、自由業の営業と生活は、家族ぐるみの長時間労働に支えられているのが実態です。しかし、所得税法第56条は、配偶者その他の親族が事業に従事したとき、対価の支払いは必要経費に算入しないと定めており、中小業者らの営業と暮らしを支える配偶者や親族など、家族従業者はその働き分、給料を必要経費と認められないことになっています。したがって、家族従事者の給料はすべて事業主の所得と見なされ課税対象となるために、中小業者の経営を圧迫しています。事業主の所得からは、配偶者86万円、家族50万円が控除されますが、家族従業者が働いた分が正当に反映されず、家族従業者は社会的にも経済的にも自立できずにいます。給料とみなされないために、年金は国民年金で、受給年齢が来ても最高額で月額6万3000円で、社会保険のように病気や出産のときにある所得保障がありません。交通事故に遭った人が、損保会社から家族従業者の補償日額は2300円で専業主婦の補償日額5700円の半分にも満たないと言われました。その理由が、所得税法第56条によって働き分か認められず、控除が年間86万円とされていることから、低所得とみなされ、損保の補償額が不当に低くされたのです。また、家族従業者は、働き分が給料と認められていないために、所得証明書をもらうことができず、保育所入所の審査でもAまたはBのランク分けがあれば、Bとなり、不利になっています。
 政府は、所得税法第56条にこだわる理由として、家族間で給料等の対価を支払う慣行がない、家族間における恣意的な所得分割を防止することを挙げています。しかし、特例として青色申告にすれば、家族従業者の給料は必要経費として認められていることからも、その理由は成り立たないものであることが明らかになっています。また、記帳の実際に照らして、給与等の支払いを確認することが困難であるという理由も、会計知識の向上やパソコン会計の普及、同業者団体が作成する記帳ノートが使われていることから、理由として成り立たなくなっています。
 アメリカでは、家族従業者であるかどうかを問わず、正当な給料は事業経費として認められています。イギリスでも事業目的のために行われた経費として控除が認められ、ドイツでも事業経費として支払われた金額をすべて控除するのが原則です。フランスでは、家族従業者に対する報酬は損金または必要経費として控除されています。このように、家族従業者にきちんと給料を支払い、事業経費として控除することが世界では常識となっています。
 青森県男女共同参画センターの委託事業として、青森県商工団体連合会婦人部協議会が05年に行ったアンケート調査で、統計分析をされた青森公立大学の田中寛教授は、業者の女性が究極のワーキングプア状態に置かれている原因として、所得税法第56条があり、業者婦人を男性の附属物として扱うことを税法上から求めていると指摘し、根底に男女差別があることを明言しています。
 全国各地の実態調査でも、こんな封建的な制度が残っているのか、女性差別であり直ちに廃止されるべきだろうなど、研究者からも所得税法第56条撤廃は当然の要求であることが指摘されています。税金の専門家集団である全国女性税理士連盟、近畿青年税理士連盟を初め、全国の15税理士会のうち9税理士会が廃止の意見を表明しています。東京税理士会は、白色事業専従者控除を廃止し、青色事業専従者給与同様の運用をすること、また、事業専従者の退職金を必要経費として求めることを意見書にまとめています。
 昨年の第169国会で、日本共産党の吉井英勝衆議院議員の質問に、当時の経済産業大臣が、税制度の理屈を整理した上で形態を変えることは、あらゆる税制度で取り組んでいくと答え、第171国会では、大門実紀史参議院議員の質問に対し、自治体から所得税法第56条の廃止を求める意見書も届いていることを承知しており、少し研究しますと答え、主税局長は、外国での取り扱いも含めて抜本税制改革の中できちっと研究していきたいと考えていますと答弁しています。
 また、大門参議院議員の民主党の考えも聞いておきたいとの質問に、峰崎直樹参議院議員は、これまで税務当局がおっしゃっていた根拠はなくなったのではないかという大門委員の御指摘は非常に説得的だと思っています、中略、大変いい御指摘をしていただいたと思っておりますので、民主党の税制調査会の会長代行をやっておりますが、ぜひそれをしっかり議論の俎上に乗せていきたいと思っておりますと答えています。
 このように、所得税法第56条を廃止すべきという世論が広がってきたことは、憲法の精神に照らしても、また男女共同参画社会を目指す上でも、非近代的な税制度をやめるべきときが来ているということではないでしょうか。
 最後に、議員各位の御賛同を呼びかけまして、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 議員提出議案第16号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
 議員提出議案第16号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

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◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
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日程第50 議員提出議案第17号 生活保護の老齢加算の復活を求める意見書

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◯議長(渋谷勲君) 日程第50議員提出議案第17号「生活保護の老齢加算の復活を求める意見書」を議題といたします。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第17号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番村川みどり議員。
  〔議員村川みどり君登壇〕(拍手)

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◯1番(村川みどり君) 日本共産党の村川みどりです。
 議員提出議案第17号「生活保護の老齢加算の復活を求める意見書」に賛成の立場から討論を行います。
 先日、日本共産党の控室に、市内に暮らす86歳の女性が見えました。その方は、1年以上も悩んだ末にどうにもならなくなり、相談に来ました。毎晩死ぬことばかり考えて、体に力が入り眠れなくなると、疲労された表情で語り始めました。本当は役所の世話になりたくないと思って頑張ってきた、月1万8000円の年金と近所の人から野菜などをもらって生きてきたそうです。お年寄りが毎日死ぬことを考え、暮らせなければならない今のこの社会のあり方が問われていると感じました。
 1980年代以降、自民党政府は財界仕込みの構造改革路線によって、高齢者の福祉をずたずたにしてきました。国の制度として70年代に無料化した老人医療費を有料にし、それを皮切りに社会保障の連続改悪に踏み出しました。健保本人の窓口負担や年金保険料の引き上げ、生活保護の老齢加算の廃止、さらに後期高齢者医療制度は高齢者いじめのきわみです。自民党政府は、高齢者福祉は若い世代の重荷だと、若い世代と高齢世代の対立をあおって高齢者に負担を押しつけてきました。これほどお年寄りに肩身の狭い思いをさせた議論はありません。
 ことしの敬老の日は、長年にわたって敬老の心を踏みにじってきた自民党政権の崩壊の中で迎えました。日本の政治に文字どおり敬老の心を取り戻す大きなチャンスが開けました。発足したばかりの民主党中心の連立政権は、後期高齢者医療制度の廃止など高齢者、国民の声にこたえる姿勢を示しています。とりわけ、もともと最低限度の生活に耐えてきた高齢者に追い打ちをかけた老齢加算の廃止は、お年寄りの命と健康が脅かされてきました。入浴回数や暖房費などを節約して体調維持さえ困難になったなど、高齢者の生活に深刻な影響を与えています。お年寄りが安心して暮らし、そして心の底から長生きしてよかったと思える社会にしていくことが求められています。
 以上、御賛同を呼びかけ、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 議員提出議案第17号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
 議員提出議案第17号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

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◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
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日程第51 議員提出議案第18号 生活保護の母子加算の復活を求める意見書

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◯議長(渋谷勲君) 日程第51議員提出議案第18号「生活保護の母子加算の復活を求める意見書」を議題といたします。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第18号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。21番大沢研議員。
  〔議員大沢研君登壇〕(拍手)

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◯21番(大沢研君) 日本共産党の大沢研です。
 議員提出議案第18号「生活保護の母子加算の復活を求める意見書」に賛成の立場から討論いたします。
 ことし4月1日からひとり親の生活保護世帯を対象に支給されてきた母子加算が全廃されました。月額約2万3000円の母子加算は、2005年度から段階的に廃止され、今回の全廃によって全国で10万500世帯が影響を受けています。
 厚生労働省は、母子加算廃止の根拠として、総務省の行った全国消費実態調査をもとに生活保護世帯と同程度の母子世帯の消費水準を比較した結果、生活保護世帯の方が消費水準が高かったからだとしています。しかし、対象にしたサンプルはわずか32世帯だというのですから、あきれてしまいます。しかも、保護受給者の意見を聞くべき公聴会さえも行っていません。
 むしろ生活保護基準以下の世帯が放置されているのが問題であります。生活保護に本来該当する収入しかない世帯が、どれだけ生活保護を受給しているかを示す数値を捕捉率といいます。日本の場合は極めて低く、20%程度だと言われています。ヨーロッパの先進諸国ではあり得ないことです。イギリスの公的扶助の受給率は全世帯の24.7%に達し、捕捉率は87%、フランスは捕捉率90%と言われています。ちなみに日本の生活保護受給率は1.18%です。
 余談ですが、イギリスの有名な「ハリーポッター」の作家であるローリング女史は、離婚して生活が非常に困って生活保護を受け、子どもを育てながら小説を書いていたそうです。イギリスの公的扶助は小説家を育てたというわけであります。
 母子家庭は、今の経済社会で一番深刻な状況に置かれています。母子家庭の平均収入は一般家庭の収入の4割未満となっており、生活の安定を図るためにむしろ全体の底上げこそ必要であります。母子加算を廃止されたお母さんからは、1日の食事を3回から2回に減らした、子どもは育ち盛り、食べ盛りで、衣類はすぐに着られなくなります、子どもに我慢せよとは言えない、クラブ活動のユニホーム代や校外練習の費用が高くて参加させられないなどの悲痛な声が出されています。中には、働いた収入があるために、母子加算廃止で保護基準を超え、生活保護そのものを打ち切られた母子家庭もあります。
 母子加算の廃止は、まさに生存権を脅かすものとなっています。憲法第25条の健康で文化的な最低限度の生活の水準を引き下げるものでしかありません。また、生活保護基準は、最低賃金や課税最低限の算定基準、就学援助制度の適用基準、国保税の減免や公営住宅家賃の減免基準、公立高校の授業料免除など、低所得者対策の指標にもなっています。保護世帯だけでなく、国民生活全体の水準を引き下げることにより、影響は重大です。
 さきの総選挙では、こうした弱者切り捨ての自公政権は国民の審判によって退場させられました。解散前には、母子加算の復活を求める野党4党の共同提案が参議院で可決されています。新政権のもとで来年度に向けて母子加算の復活を実現させるためにも、本意見書を採択すべきであります。
 議員各位の賛同を呼びかけて、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 議員提出議案第18号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
 議員提出議案第18号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

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◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
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日程第52 請願第18号 現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願

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◯議長(渋谷勲君) 日程第52請願第18号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願」を議題といたします。
 本請願については、今期定例会の締め切り日以後に受理した請願であり、その内容等についてはお手元に配付の請願・陳情文書表のとおりでありますが、会議規則第135条第2項の規定に基づき中心市街地活性化対策特別委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、請願第18号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願」については、中心市街地活性化対策特別委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。
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日程第53 議員派遣について

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◯議長(渋谷勲君) 日程第53「議員派遣について」を議題といたします。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 本件については、お手元に配付しておりますとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、お手元に配付しておりますとおり、議員を派遣することに決しました。
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◯議長(渋谷勲君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
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 閉 会

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◯議長(渋谷勲君) これにて平成21年第3回青森市議会定例会を閉会いたします。
  午前11時45分閉会