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青森県 青森市

平成21年第2回定例会(第7号) 本文




2009.07.14 : 平成21年第2回定例会(第7号) 本文


  午前10時開議
◯議長(渋谷勲君) これより本日の会議を開きます。
 本日の会議は「議事日程第7号」により会議を進めます。
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◯議長(渋谷勲君) この際、本日の案件に先立ち、私から報告いたします。
 議会運営委員の辞任についてでありますが、会派の所属議員の変更に伴い、6番中村節雄議員から議会運営委員を辞任したいとの申し出があり、委員会条例第14条の規定により、議長において7月13日付でこれを許可いたしたので、報告いたします。
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日程第1 議案第114号 青森市事務分掌条例及び青森市特別理事の設置及び給与等に関する条例の一
            部を改正する条例の制定について 〜
日程第3 議案第118号 公立大学法人青森公立大学の中期目標について

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◯議長(渋谷勲君) 日程第1議案第114号「青森市事務分掌条例及び青森市特別理事の設置及び給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」から日程第3議案第118号「公立大学法人青森公立大学の中期目標について」まで、計3件を一括議題といたします。
 総務企画常任委員長の報告を求めます。18番嶋田肇議員。
  〔議員嶋田肇君登壇〕

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◯18番(嶋田肇君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)ただいまから総務企画常任委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
 本委員会は6月30日に開催し、本会議において付託されました議案3件について審査いたしました。
 議案第114号「青森市事務分掌条例及び青森市特別理事の設置及び給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第115号「青森市市税条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第118号「公立大学法人青森公立大学の中期目標について」の計3件についてでありますが、各案件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付しております委員長報告書のとおりであります。
 以上をもって本委員会の報告を終わります。

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◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 討論については通告がありませんでした。
 これより採決いたします。
 ただいまの各案件については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については委員長報告のとおり決しました。
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日程第4 議案第113号 青森都市計画事業奥野第一土地区画整理事業施行規程を廃止する条例の制定
            について
日程第5 議案第116号 青森市手数料条例の一部を改正する条例の制定について

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◯議長(渋谷勲君) 日程第4議案第113号「青森都市計画事業奥野第一土地区画整理事業施行規程を廃止する条例の制定について」及び日程第5議案第116号「青森市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」の計2件を一括議題といたします。
 都市建設常任委員長の報告を求めます。26番小倉尚裕議員。
  〔議員小倉尚裕君登壇〕

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◯26番(小倉尚裕君) ただいまから都市建設常任委員会の審査の経過と結果について御報告いたします。
 本委員会は6月30日に開催し、本会議において付託されました議案2件について審査いたしました。
 議案第113号「青森都市計画事業奥野第一土地区画整理事業施行規程を廃止する条例の制定について」及び議案第116号「青森市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」の2件についてでありますが、各案件については、いずれも全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付しております委員長報告書のとおりであります。
 以上をもって本委員会の報告を終わります。

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◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 討論については通告がありませんでした。
 これより採決いたします。
 両案については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、両案については委員長報告のとおり決しました。
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日程第6 議案第111号 平成21年度青森市一般会計補正予算(第1号)
日程第7 議案第112号 平成21年度青森市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

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◯議長(渋谷勲君) 日程第6議案第111号「平成21年度青森市一般会計補正予算」及び日程第7議案第112号「平成21年度青森市下水道事業特別会計補正予算」の計2件を一括議題といたします。
 予算特別委員長の報告を求めます。39番大矢保議員。
  〔議員大矢保君登壇〕

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◯39番(大矢保君) ただいまから予算特別委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
 まず6月30日、本会議終了後に開催された予算特別委員会の組織会において委員長及び副委員長の互選が行われ、私が委員長に、副委員長に秋村光男委員が選ばれましたので、報告いたします。
 次に、本委員会は4月2日及び4月3日に開催し、本会議より付託されました議案第111号「平成21年度青森市一般会計補正予算」及び議案第112号「平成21年度青森市下水道事業特別会計補正予算」の計2件について一括議題として審査いたしました。
 また、採決については、議案ごとに諮ったところ、議案第111号「平成21年度青森市一般会計補正予算」については、起立採決の結果、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第112号「平成21年度青森市下水道事業特別会計補正予算」については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程における主なる質疑応答は、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。
 以上をもって本委員会の報告を終わります。

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◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 20番秋村光男議員。
  〔議員秋村光男君登壇〕(拍手)

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◯20番(秋村光男君) 市民クラブの秋村光男でございます。
 私は、今定例会に提案をされております議案第111号の中の青森駅周辺地区サービス機能検討事業を実施しないことの700万円の減額補正に反対の立場で討論します。
 私は、本会議一般質問2日目、700万円を減額補正するに当たり、相手方とどのような話し合いを持ったのか質問しました。また、予算特別委員会では、相手方のある事業であり、白紙撤回するにしてももう少し検討時間があってもよかったのではないかと質問いたしました。しかしながら、理解の得られる答弁はいただけませんでした。
 反対討論を行うに当たってその理由は、1つとして、駅ビル調査費の700万円は、平成21年第1回定例会において可決成立された議案であり、可決され3カ月もしないうちでの白紙撤回は、市議会議員3期、県議会議員5期を経験され、議会の議決をだれよりも重いものであるということを十二分に理解されているはずの鹿内市長の決断とはとても思えません。
 2つとして、この事業は市の単独事業ではありません。相手方との相互理解に基づく協働事業であります。にもかかわらず、相手方に対し十分な説明もなく白紙撤回を通告するということは、大変失礼なことであり、信頼を損なうことになることは明らかであり、社会通念上も許されることではありません。理解に苦しむところであります。鹿内市長は、議会を大変尊重され、協働事業における相手方をも大変尊重される市長と伺っているだけに、このたびの白紙撤回はまことに残念でなりません。
 青森駅周辺地区サービス機能検討事業を白紙撤回とし、青森駅のあり方については市として積極的にJRと協議をするとしていますが、ようやく同じテーブルに着けた相手方とすれば、協議するにしても少し時間がかかるのではないかと思います。JRと協議するというのであれば、JR単独での青森駅の改修は考えていないようですので、相手方の熱が冷めないうちに、一日も早く周辺地区のあり方やまちづくりについて、具体的な計画を相手方に対し明確にする必要があります。
 新青森駅開業後、5年もすれば新函館駅が開業になると言われています。悲願がようやくここに来てかなっても、その効果を上げることができず、都市間競争に破れ、北東北の田舎町で我が青森市を子や孫に引き継ぐわけにはまいりません。
 以上の理由から、私は青森駅周辺地区サービス機能検討事業費の700万円の減額補正に反対であり、議案第111号に反対するものであります。議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、反対討論を終わります。ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) 次に、17番丸野達夫議員。
  〔議員丸野達夫君登壇〕(拍手)

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◯17番(丸野達夫君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)市政会・無所属クラブの丸野達夫です。
 今般提案されました議案第111号「平成21年度青森市一般会計補正予算」及び議案第112号「平成21年度青森市下水道事業特別会計補正予算」について、賛成の立場から私の所見を述べさせていただきます。
 今回提案されておりますそれぞれの補正予算の概要につきましては、本定例会冒頭において鹿内市長から提案理由を伺い、その内容につきましても、本会議及び予算特別委員会を通じ、市長並びに理事者の方々から詳細な御説明をいただきました。
 それでは、今回の補正予算について述べさせていただきます。
 まず、新長期総合計画策定につきましては、新たな総合計画策定に係る青森市総合計画審議会等に要する経費を措置するものとなっております。本市を取り巻く社会環境の変化に適切に対応し、都市の総合力をより一層発揮していくためには、新市長のもと、新たなまちづくりの指針となる総合計画を策定することが重要であると考えております。
 次に、市民100人委員会運営事業につきましては、市長が市の重要な政策課題に対する市民意見を直接聞き、市政運営に反映させることを目的とする(仮称)市民100人委員会に要する経費などが措置されております。今まで以上に多くの市民の方々の御意見がいただけるものと期待しておりますが、市民の皆様からいただいたさまざまな御意見を今後どのように反映させていくのかが、事業の有効性を高める上で重要なことと考えております。ぜひとも適切な対応をお願いいたします。
 合併検証関連事業につきましては、旧青森市と旧浪岡町との合併による効果、課題等を検証することを目的とする(仮称)青森市合併検証委員会の設置、運営に係る経費が措置されております。合併から4年が経過した現在、合併による効果、課題等を明確にし、その検証を行い、旧青森市民と旧浪岡町民の合併に対するより深い相互理解を求めてほしいと思います。いまだ残るわだかまりを解消し、青森市民が一体となったまちづくりと地域振興を図っていただきたいと考えております。
 市民課土日、祝日開庁対策については、市民課窓口において土日、祝日開庁を試行し、市民のニーズやコスト、課題などを検証するという内容のものであります。窓口サービス部門の中で最も市民の利用頻度が高い市民課窓口での検証は、窓口における効率的で効果的な業務を検討する上で非常に有効なものと考えます。その結果を早期に分析し、今後の適切な行政運営に反映してくださるようお願いいたします。
 市民意識調査事業につきましては、定期的にまちづくりの各分野における市民ニーズや意識レベルを把握、分析し、新たな総合計画や施策に適切に反映させるための1万人を対象としたアンケートの実施に要する経費となっております。調査対象をこれまでの3000人から1万人に拡充することで、より多くの市民の意見を聴取することができ、今後、この分析を踏まえながら、より質の高い施策が展開されるものと期待しております。
 さて、今議会で最も議論になりました一つである青森駅周辺地区サービス機能検討事業につきましては、JR青森駅への市役所機能の一部移転の可能性調査を実施せず、この可能性調査に係る経費を減額するというものであります。これにつきましては、3月議会で承認した我々にとりましても、幾分残念な部分もありましたが、鹿内市長は今議会の答弁の中で、現青森駅の改築を含めた機能強化や青森駅周辺地区の整備は、本市にとって重要な課題であるとの認識をお示しになりました。また、今後も引き続き、誠意をもってJR東日本と協議をしていくとのことですので、私ども市政会・無所属クラブは、今般の市長の判断を支持したいと思います。
 現青森駅の改築を含めた機能強化を早急に進め、駅周辺地区、中心市街地の活性化を促すことは、青森市の急務であると考えております。ただし、これ以上の市役所機能の分散は避けるべきであるとも考えます。このことを踏まえ、市政会・無所属クラブは、市役所移転を前提としない駅舎の改築を含めた機能強化や駅周辺地区整備に関する新たな予算の提案及び確保に全力で取り組んでいくつもりであります。この新たな予算によって、今後本市がJR東日本との協議を進め、青森駅の改築及び駅周辺整備が図られるよう願っております。
 いずれにいたしましても、これからの駅のあり方を含めたまちづくりにつきましては、市議会や多くの市民の意見を踏まえながら、しっかと取り組んでいただきますよう重ねて要望いたします。
 次に、今回の補正予算でのふるさと雇用再生特別基金事業・緊急雇用創出事業の追加は、現下の厳しい雇用情勢の中で、より多くの方々の雇用創出が図られるものと考えられます。また、小・中学校安全・安心対策事業は、専従職員を2名配置し、児童・生徒の間で急増しているパソコンや携帯電話を介したインターネットのトラブルを未然に防止するものであり、いずれも迅速な対応が求められているものと思っております。さらに、野内地区の新駅設置に関する事業は、地域が主体となって運営を支える青い森鉄道線の将来における安定的な経営に必要不可欠なものであると同時に、雪に強い都市内交通機関としての利便性向上につながるものと期待しております。
 都市公園の効率的な管理運営を図るための長寿命化計画の策定や公園、道路、市営住宅、下水道の整備事業については、地域活性化・公共投資臨時交付金を活用して事業を前倒しで実施する内容となっております。これらの公共事業の前倒しは、身近な生活基盤の利便性向上に資するとともに、地域経済への波及効果も高いと考えますので、早急な対応をお願いしたいと思います。また、地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用した事業につきましては、新型インフルエンザ対策として重要な役割を担う保健所、及び救急搬送機能を確保するための体制整備や特定不妊治療費助成の拡充などが措置されております。そのほかに、本年2月、暴風雪によって被害を受けた浅虫海づり公園の改修や文化会館、市民ホールなどの機能強化に関する経費も措置されております。これらは地域経済の活性化に寄与することはもちろんのこと、いずれもが地域の安全・安心の実現につながる重要かつ効果的な事業であると考えます。
 このように、今回の補正予算は、鹿内市長の選挙公約に掲げられた施策の中で、実施に向けて準備が整ったもの、さらには、国の経済危機対策に係る補正予算で新たに創設された地域活性化・公共投資臨時交付金及び地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用する緊急的に実施すべき事業が主なものとなっております。
 最近の我が国の経済情勢を見ますと、雇用情勢の一層の悪化や世界景気の不安定化など、景気を下押しするリスクが存在し、依然として景気は厳しい状況であります。本市におきましても、地域経済の低迷から雇用環境に好転の兆しが見えず、加えて、人口減少、少子・高齢化が一段と進行しているため、将来に向けた地域の活力や市民生活の安全・安心に対する不安の増大が懸念されるものであります。こうした状況の中、景気の底割れ回復、安心、活力の実現、未来への成長を目的とした国の補正予算に呼応する経済危機対策につきましては、早急に実施するとともに、間近に迫る東北新幹線青森駅の開業に対し、効果的な開業対策の確実な実施に向けた準備が急がれるところであります。
 どうか市長及び理事者の皆様におかれましては、本市の総合力をより一層発揮していただくために、行財政改革を着実に推進し、一人でも多くの市民が将来に明るい期待を抱けるような行政運営に全力を尽くしていただきますようお願い申し上げ、私の賛成討論といたします。議員各位の御理解と御賛同を賜りますようお願い申し上げます。御清聴まことにありがとうございました。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) 次に、7番中田靖人議員。
  〔議員中田靖人君登壇〕(拍手)

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◯7番(中田靖人君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)中田靖人でございます。
 ただいまの予算特別委員長の報告中、議案第111号に含まれております青森駅周辺地区サービス機能検討事業費700万円減額措置に関しまして、反対の立場から討論を行います。
 7月9日付の東奥日報におきまして、青森駅ビル構想に関してJR東日本側に「相談なく調査費撤回」という記事が掲載されました。市側から調査費の取り扱いを詰める具体的な相談を持ちかけられないまま、5月上旬に調査費を執行しない方針を一方的に通告されていたと報じられています。また、JR東日本は、構想を一たん白紙に戻す方針転換に大変驚いた、調査を進めようとしていたところだっただけに非常に残念だとも述べています。
 鹿内市長はこれまで、JR東日本との関係は何ら問題ない、これからも協議を進めていくと答弁してきました。果たして何を根拠にそうおっしゃっていたのでしょうか。JR東日本との協議の積み重ねによって信頼関係を構築し、やっと駅の改修が具体化したのにもかかわらず、鹿内市長の一方的な白紙撤回が発表されてしまいました。公約実現のために相手方の信頼を根底から崩すことによって、今後、どういったことが引き起こされてくるのでしょうか。鹿内市長は、今後も協議するためにJR東日本には会いに行くとおっしゃっています。私は、予算特別委員会でもお話しいたしましたが、それでは、鹿内市長はJR東日本に対してどういった具体的なお話を持っていけるのでしょうか。また、一度壊れた関係を再びもとに戻すのは大変難しい作業であると思われます。双方の協力関係で積み上げてきた大きなプロジェクトを方向転換するのであれば、発表する前に相手方であるJR東日本に対してきちんと通告しておくということは、社会通念上当たり前のことであります。
 今回の新聞報道でも明らかなように、鹿内市長は残念ながら拙速な判断をしてしまいました。市長は、これからもJRとは協議を進めるとおっしゃいますが、私から見ればひとりよがりに映ってしまいます。相手方がどう思っているか推察もせず、自分の思いを押しつけても、前向きな建設的な結果が生まれるわけがありません。これからの青森市を市長はどうつくり上げようとしているのでしょうか。ビジョンがないままに政治的判断をするのは大変危険です。そこには混乱しか生まれないからです。JR東日本にしてみれば、管轄する県は27県、市と言われる地方自治体は100以上あります。青森市はその中の一つでしかないのです。このままでは都市間競争に青森市は負けてしまう公算が高くなりました。
 JR東日本は、市に早く具体的な計画を示してもらわなくては、いつまでも連携と言っていられなくなる、我々が連携できるような具体的で明確な方針が大切である、まちづくり構想を一刻も早く詰めてほしいとおっしゃっています。これは裏を返せば、JR東日本は青森市の都合では待ちませんよということです。鹿内市長は公約で、新青森駅及び青森駅周辺とヤード跡地一帯の鉄道整備とまちづくり計画を策定するとうたっていらっしゃいます。このことに関しては、市民意見を聞いてから答えを出すとおっしゃっています。それなのであれば、やはり事前にJR東日本に対して通告しておくべきであったと思います。それを怠った結果が、今回の問題を引き起こしているということを鹿内市長は重く、重く受けとめるべきであると思います。一刻も早く相手方が納得する回答を出さなくてはなりません。
 もし今後、市民からの要望が高くなり、現駅の改修は必要だとなった場合、JR東日本は新聞報道のとおり単独での改修をしないとおっしゃっていますので、市側からの要望に乗らなくなった場合、青森市は単独で駅の改修を進めなくてはならないでしょう。単独での現駅改修には莫大な費用がかかります。その建設費を捻出するために市債発行をして補てんするのでしょうが、借金を払うのは市民です。計画未定の現状では、国から交付を受ける予定でありましたまちづくり交付金も来なくなります。また、現青森駅周辺整備に対しても県は乗ってこないでしょう。西口の住民にとっては、長年の懸案事項であった東西をつなぐ道路、また300メートルのホームを200メートルにセットバックするといったJR東日本との話し合いの構想も、また新幹線開通後のこれからの青森の顔をつくる計画もとんざしてしまいます。市民全員が享受できるはずであった大きな財産を失わないように、戦略を一刻も早く打ち出していただきたい。そのためには、国とも、そして県とも早期に話し合いを持っていただきたい。その準備を早くしていただきたいのであります。
 戦略のない鹿内市長の今回の判断によって、市民がツケを払わされる公算が高くなった今、政府・与党がつくり上げた経済対策費が盛り込まれている補正予算とはいえ、私は苦渋の選択ではありますが、反対せざるを得ないのであります。
 最後に一言申し添えたいと思います。
 今議会に上程された補正予算に関して1点だけうれしいことがございました。国会では反対の立場であった政党が、青森市議会においては賛成をしていただけたということであります。今議会に提案された補正予算には、国会にて審議可決された14兆円にも上る経済危機対策関連費が組み込まれております。国会の採決では、自民、公明が賛成、民主、社民、国民新党が棄権、共産党は反対の立場をとりました。それを踏まえた上で、青森市議会においては賛成の立場を貫かれることに違和感を感じつつも、お礼を申し上げたいと思います。鹿内市長の今後の市政運営全般に対して、冷静な判断がなされますことを私は強く望みまして、反対討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) 次に、23番三上武志議員。
  〔議員三上武志君登壇〕(拍手)

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◯23番(三上武志君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)社会民主党の三上武志でございます。
 私は、早速、議案第111号「平成21年度青森市一般会計補正予算」に絞りまして、賛成の立場から短めに討論に参加したいと思います。
 今議会は、一般質問、予算特別委員会等を通して実に活発な討論が行われました。私が議員となって16年余、かつてなく緊張感を持った議論であり、極めて喜ばしい光景だと私は思います。それはまた、改革に向かっての論戦であり、そこに確実に議会も、行政も進んでいこうというあらわれでもあると思います。
 鹿内市長は、選挙戦で示した市政改革への道筋を確実に一歩一歩歩み出しました。駅ビル改築に関する調査費の撤回、文化観光交流施設及びインテリジェントビル建設構想の見直しと撤回、自治体経営局の廃止及び市長公室の設置など機構改革、大型人事の断行と、まさに怒濤の勢いであります。また、アウガの現状に関する議会への説明会、談合疑惑に対する諸対応、議会で全議員にみずからの言葉で答弁しようとする姿勢など、情報の積極的公開、機敏なそして前向きな対応は大いに評価できるものであり、心から拍手を送りたいと思います。
 しかし一方で、駅ビル改築問題などにおいては、関係者との事前の協議などに不十分さや性急さがないとは言い切れないのは事実でしょう。こうした不十分さなどの指摘についても、鹿内市長は十分に耳を傾けてほしいと思います。しかし、皆さんにも、市民の方々にも理解してほしいのであります。改革には必ず痛みや戸惑いがつきもの。新しい時代に向かう、まさに産みの苦しみと考えるべきことではないでしょうか。
 佐々木体制で進められた駅ビル改築構想も、文化観光交流施設建設にしても、経過に余りに不透明さが多く、情報をひた隠し、秘密裏に進められてきたものばかりであり、混乱の責任を鹿内市長にのみ求めるのは余りにも乱暴な主張であります。独裁的に進められてきた行政運営のツケが今さまざまな形であらわれてきたということでもあり、また、今後もいろいろうみは出てくると思わなければならないでしょう。だからこそ、市民が強く求めている改革に向かって、市と議会が車の両輪として知恵と力を出し合い、新しい時代へと向かうときであると私は強く訴えたいのであります。社民党は、これからも言うべきことは堂々と主張し、そして鹿内市長をしっかりと支えていく決意であります。
 さて、私たち社民党は、世界のあらゆる核兵器の廃絶を明確にした青森市非核平和都市宣言の制定を目指します。また、自治体の憲法とも言うべき自治基本条例の制定を目指し、全力を尽くしてまいります。
 今青森市では、調査委員会を設置し、談合疑惑の解明に向けて努力が続けられています。しかし、談合疑惑は、建設業界との間だけにとどまりません。また、指定管理者の選定においても、随意契約の仕方についても不透明さが多く、改革すべき課題は多岐にわたっているはずであります。談合や不正全般にわたる実態を解明し、契約及び入札制度全般にわたる抜本的改革を目指していくことを強く求めるものであります。
 時代は確実に改革の時代、そして地方自治の自立、分権の時代へと向かっています。この時代の要請にこたえるためにも、我々自身の決意と努力が求められます。市政の改革と議会の改革は一体のものであり、避けては通れない課題であります。どうか議会が一致団結して、鹿内市長とともに新しい時代に向かって力強く前進しようではありませんか。
 以上述べまして、簡潔な私としての賛成討論といたします。御清聴いただきまして心から感謝申し上げます。ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) 次に、11番藤原浩平議員。
  〔議員藤原浩平君登壇〕(拍手)

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◯11番(藤原浩平君) 日本共産党の藤原浩平です。
 本議会に提案されました議案第111号及び議案第112号に賛成の立場で討論を行います。
 鹿内市長誕生後、初めて定例会に提出された補正予算案となりました。市民が主役の新たなまちづくりのために、公約実現へ向けた大きな一歩になると思います。市民100人委員会運営事業、合併検証関連事業、市民課土・日・祝日開庁対策、市民意識調査事業、緊急雇用創出事業など、提案された事務事業については了とするものであります。とりわけ、深刻な不況の中雇用の場をつくることは、青森市にとって差し迫った課題であり、緊急雇用創出事業は、戸籍附票電算再点検事業や市営霊園桜整備事業、側溝清掃事業など14事業で、平成21年度は178人の新規雇用をつくり出すというもので、文字どおり緊急に実施されなければなりません。また、子どもの医療費窓口無料化や平和市長会議への加入、情報公開の拡大、33人以下学級について4年間の任期中に道筋をつけるなど、一般質問での答弁はいずれも前向きで、市民が主役の市政へ転換したことを実感できるものでありました。
 JR青森駅への市役所機能移転の調査費700万円を全額削除したことを勇気ある判断と評価するものであります。この問題は、ことし2月19日付東奥日報の報道で突然明らかにされたものです。3月議会でのやりとりを含めて振り返ってみたいと思います。
 新聞報道は、「青森駅ビル新築提案 青森市がJRに」との見出しで次のように報じました。「青森市がJR東日本に対して、青森駅に行政サービス機能を加える形で、駅ビルとして新築する構想を提案していることが18日分かった。構想によれば、駅ビルに市役所本庁舎から生活・福祉・税務関係課や市民向けの窓口が移転し、市の業務拠点自体は柳川庁舎に移す。2010年12月の東北新幹線新青森駅開業から数年内の完成を想定し、市は09年度一般会計当初予算案に調査費700万円を計上する予定だ。」議会告示前日の報道でしたが、次の日の2月20日に開かれた中心市街地活性化特別委員会で、当時の山田企画財政部理事の答弁は、JRとの正式な協議は昨年8月ごろから始められた、調査は利用客に迷惑をかけない工事、方法や工事費用の軽減、駅舎の規模についてまで及ぶので、合築の可能性はあると考えている、完成は新幹線新青森駅開業から三、四年後と見込まれる、総務部・企画財政部の管理部門、議会棟について、場合によっては柳川庁舎の裏側の敷地への建設が可能かの検討もあるなどというもので、全体としてこの報道を裏づけるものでした。一般質問に対しても、可能性の調査という答弁を繰り返していましたが、合築できるかどうかの可能性というよりは、合築することを前提にしてどのような建物を建てられるのかの可能性の調査であり、実施に向けたものだったことは明らかです。
 この問題は、報道された時点で関係部長にも知らされておらず、庁議に報告もされておりませんでした。また、市長の提案理由の説明の中でも一言も触れられていませんでした。これだけ大きな問題を部長たちにも、ましてや市民にも知らせないままに進めるのは大問題です。私ども日本共産党はこの問題で反対の立場を明らかにしたところです。
 一般質問の答弁で、鹿内市長は、現青森駅や市役所をどうするのか、青森市のまちづくりをどうするのかという議論を踏まえてから検討すべき事項であると認識しており、政策形成課程において最も大事な部分の議論がされないまま調査をすることは問題があるとの考えを表明いたしました。私も同感であります。前市長と一部の幹部職員だけで秘密裏に進められ、市民に十分な説明もせずに議会に提案され、可決されたもので、この執行にストップをかけるのは当然のことです。市民的議論の中で方向を定めるべきものと考えています。
 東奥日報社旧社屋を建てかえる新町二丁目地区再生事業についての市長の判断について、これを支持する立場で述べてみたいと思います。
 6月9日の各派代表者会議で市長は、新町二丁目地区再生事業を白紙に戻す、つまり3000平方メートルの保留床は取得しないとしました。その理由として次の3点を挙げました。1、青森公立大学について、カリキュラム編成や学生の移動など基本的なことが協議されていないこと、大学の理事会、教授会等での議論がされていないことから、誘致する環境が整っていない。2、弘前大学では北日本新エネルギー研究所の入居を白紙に戻す意向であること。3、五十数億円という総事業費が膨らむ可能性が高いこと。そして、結論としてこの事業への学術機能の誘致、導入を行わないとする。保留床の取得について行政需要はなく、厳しい財政環境の中で市費を投入することに市民の理解が得られないとの判断から白紙に戻すことにしました。
 1月17日に東奥日報紙上で公表されてから特別委員会、定例会などで議論されてきましたが、3000平方メートルの取得価格も明らかにされず、06年10月から交渉が始まったことも、市民美術展示館の受け入れを市から提案されていたことも一切明らかにされてきませんでした。市長が言うように、市民に内緒で事業を進め、市税を投入することに市民は納得しないでしょう。既成事実を積み上げ、これを追認せよと迫るやり方は認めることはできません。
 JR青森駅への市役所合築問題でも、東奥日報社ビル建てかえ事業でも共通しているのは、市長と特命を受けた一部幹部によって水面下で着々と交渉が進められ、大事なことは市民に知らせず、既成事実を積み上げる独断専行型の行政手法です。新市長の誕生でこういうやり方にメスが入れられたということは歓迎すべきことであり、市民が主役の市政に向けた大きな一歩と考えます。独断専行型の行政手法ではなく、市民的議論の中で進むべき方向を市民と共有することが大切だと考えるものであります。
 これからの鹿内市長の市政運営に大いに期待して、賛成討論といたします。お聞きくださいましてありがとうございました。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) 次に、14番赤木長義議員。
  〔議員赤木長義君登壇〕(拍手)

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◯14番(赤木長義君) 公明党の赤木長義でございます。最後の討論になりますので、若干長くなりますけれども、よろしくお願いしたいと思います。
 今回提出されました議案第111号「平成21年度青森市一般会計補正予算」及び議案第112号「平成21年度青森市下水道事業特別会計補正予算」について、賛成の立場からその所見を述べさせていただきます。
 今回提出された補正予算の概要は、本定例会冒頭に市長から提案理由を伺いました。また、内容につきましては、本会議、常任委員会、市長並びに理事者の皆様から詳細かつ丁寧な説明をいただきました。また、予算特別委員会の場では、19名の委員が質問を行い活発な議論が展開されました。それらを踏まえ、今回の補正予算について私の所見を述べます。
 一般会計における歳入については、地域活性化・公共投資臨時交付金及び地域活性化・経済危機対策臨時交付金を含んだ国庫支出金が6億9692万7000円、ふるさと雇用再生特別事業・緊急雇用創出事業を含んだ県支出金が1億7693万1000円、市債が8620万円、繰入金が1397万4000円、合計9億7823万2000円です。下水道事業特別会計においては、国庫支出金が3億円、地域活性化・公共投資臨時交付金を財源とする一般会計繰入金が2億7000万円、市債が3000万円、合計6億円となっています。これら歳入の部分からは、一般的な革新市政にありがちな市債を乱発するようなむだ遣いではなく、将来青森市民にツケを負わせるような財源ではないと思われます。今後も、予算編成において青森市民に将来のツケを残す市債などの発行については一般会計、企業会計を含めた市全体の借金を踏まえて、バランスを持った対応をお願いしたいと思います。
 一般会計における歳出の一つには、国から来る地域活性化・公共投資臨時交付金を利用して公共事業を行うものであり、現在の経済環境においては早急に実施すべきものであり、時宜を得たものであります。まず歳入部分でも述べたとおり、地域活性化・公共投資臨時交付金を財源とする下水道事業特別会計に2億7000万円を繰り出ししています。また、市営住宅維持補修事業として、小柳第三団地エレベーター改修などの市営住宅の改修を行う事業も含まれておりますが、人命にかかわる問題を内在している事業であり、市民の安全・安心に寄与できる適切な対応に感謝いたします。
 今後、さらなる事業の追加を考えられているようですが、国から来たさまざまな交付金を利用して基金を積み立てることやさらなる公共事業の発注を地元経済立て直しのため、臨時議会の開催も含め、早急な対応を求めます。
 歳出の2つ目は、国から来る地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用した事業を行うものです。主な内容として、新型インフルエンザに対応するためのマスク類や防護セットの備蓄などがあります。市民生活を守る上からも、危機管理上からも重要な視点です。また、青い森鉄道の野内地区の新駅における詳細設計の本市負担分や小学校、中学校におけるいじめの温床となるネット上での掲示板への書き込みをチェックし、サイト管理者への削除依頼を実施する事業や国の21年度補正予算措置に伴う特定不妊治療費助成事業費も含まれており、市民生活を守る上で必要不可欠なものです。ほかに、浅虫海づり公園環境向上整備事業や市民室内プールの補修、市民ホール、文化会館の機能強化、農業用水路、施設の改修、児童館施設の改修も含まれるものです。本市の厳しい財政事情でなかなか実現できなかったものも含まれており、これらの交付金はばらまきではなく、改めて国民生活を守ろうと英断した自民、公明与党の取り組みであることを強く認識するものであります。
 歳出の3つ目は、その他の国の経済対策を活用した事業であります。消防法の一部改正により、スプリンクラー設備の設置が義務づけられた認知症高齢者グループホーム及び主に要介護状態にある者を入居させた有料老人ホームに対する補助であり、経済効果だけではなく、人命尊重の観点から非常に大切な施策と認識いたします。
 歳出の4つ目は、3月議会で承認された雇用創出のために利用できる緊急雇用対策事業臨時特例交付金の補正による増額分を利用した事業であり、3月当初予算において枠外になるために計画できなかったものを、改めて計画し追加提案したものであり、本市における経済環境をかんがみたとき、今回の補正予算の一番大切な事業であると認識しています。今後3年間、この交付金を利用して雇用の確保につなげることができるものです。市民には多くの立場の人がいますが、職員の皆さんにとっては常識と思われるコンピュータをうまく使いこなすことができない市民も多くいます。また、学歴の縛りなどで採用されない市民も多くいます。ゆえに役人にとって都合のよい事業という視点からではなく、本当に弱い立場にありながら、一生懸命生きていくことをしようとする人たちが利用しやすい事業を展開していただくことをお願いいたします。
 歳出の5つ目として、人件費に関するものです。今回特別職以外の人員の割愛や人事交流をされますが、そのことに伴う人件費の増加は全体予算に対して影響はないと思います。しかし、一党独裁の独善的な思想を持つ政党に属する方が首長になった場合は、その任期中に人件費がふえ、財政的に逼迫させるケースが多々見られます。人員計画を見直すようでありますが、何らかの歯どめをかけ、民間から見ても適正と思われる計画をつくり、適材適所の配置を推進しながら、若い人たちが意見を言いやすい環境をつくり上げていただきたいと思います。
 また、市長の考えで人事交流をした職員の中に、市の職員としてふさわしくない言葉使いをする人が見られると聞きます。市民や職員同士間に礼節は必要です。本人は悪気がないのかもしれませんが、市長という後ろ盾がいると職員は感じているため、市職員のモラルにも影響が出ると思います。また、その人の態度を見た市民は、その態度がすべての職員に当てはまると評価し、接遇態度に不満を持ち、結果として市民サービスが低下するということになることを指摘しておきたいと思います。
 歳出の6つ目は、市長の公約に関するものです。市民100人委員会運営事業については、今議会の一般質問などで議会制民主主義を否定することなく、市民の意見を聞き、よいと思ったものを参考にして市政に取り入れることを目的にした(仮称)市民100人委員会を設置するものです。青森県では、木村県政の時代に採用していますが、市民の意見を取り入れることに重きを置き過ぎる余り、箱物行政が進み、県の財政基盤が脆弱になったとの指摘もあります。施策の実行には健全な財政の裏づけが必要であると考えますので、理事者の皆様には、財政の裏づけを十分に保ち、施策や事業を実施することを強く望みます。
 合併検証関連事業は、旧青森市と旧浪岡町との合併による経緯も含め効果、課題などを検証するため、(仮称)青森市合併検証委員会を設置するものです。私は、合併が目的ではなく青森、浪岡のすべての市民、町民の幸せづくりのため、1つの手段として合併があるとの思いで新しい青森市のために合併を推進してきた議員の一人であります。
 私個人の認識から述べさせていただくなら、さまざまな市町村において合併がとんざした理由の一つには、その地域の議員のわがままによるものであると思っています。旧青森市と浪岡町の合併においては、元浪岡町長や一部の元浪岡町議や合併特例により青森市議になった人たちが逮捕され、金で買われた合併と言われることが非常に残念です。また、浪岡地域に行けば、浪岡地域では合併反対を声高々に叫びながら、青森では合併賛成議員として振る舞うなど、発言や自分の立場をコウモリやカメレオンのようにころころ変える議員がいるから合併への不信が大きくなったと強く指摘する市民もいます。このようなことがあったため、旧浪岡町に根深くわだかまりを残していることも事実だと認識いたします。
 私は、わだかまりや不信を取り除くためには、今まで以上に誠実かつ前向きな取り組みが必要であると思います。鹿内市長も区長も、分町を前提に考えるのではないと議場にて明言されていますので、青森市合併検証委員会では、分町といった後ろ向きの議論を進めるのではなく、前向きな議論を進め、青森、浪岡両地区に住む人たちにとって意義のある委員会として機能していただきたいと思います。
 また、この委員会の人選には、ぜひ慎重を期していただきたいと思います。「浪岡町長四十六日の反乱」、著者笹田隆志、定価1000円、この本の3ページには、これは最後の浪岡町長となった古村一雄の46日間に及ぶ抵抗の物語であるとあります。そして15ページには、「古村は当選の余韻が冷めやらぬなか、東奥日報のインタビューに次のように答えた。『今回の町長選挙は、わたくし古村一雄を町長にするためというより、青森市との合併をやめさせるための選挙でした。私に与えられた明日からの46日間の任期で、議会が合併撤回に動くように全力で尽くします。もしもわたくしの力不足で合併が白紙撤回できずに4月1日を迎えるとしたら、それ以後わたしは新市の獅子身中の虫となって一身を賭する覚悟です』」と書かれています。この文面を見たとき、私は青森市を破壊しようとしているように感じました。なぜなら、獅子身中の虫という言葉は仏教用語ですが、誤解のないように申し上げますけれども、一般的には組織の中に知らない間に入り込み、その組織を破壊する破壊者を意味する言葉として用いられるからです。その獅子身中の虫が青森市の分町を目的に青森市を破壊しようとするのであれば、現在生きている青森市民はもちろんのこと、将来の青森市民のために、私はみずからが火の玉となって獅子身中の虫やその仲間、また手下とも戦い切る決意でございます。その際には、鹿内市長も阿修羅となり、破壊者と相対して青森市を破壊しようとする動きから防いでいただくことを強く要望いたします。
 市民課土日、祝日開庁対策は、市民サービス部門の土日、祝日開庁における市民サービスやコスト、課題などを検証するため、市民課窓口業務において試行するものですが、行政サービスの向上の視点からこの施策はとても重要です。ぜひ本格実行への早期実現を望みます。
 市民意識調査事業は、前市長時代から続いている市民の意見を聞き、施策に反映させるために一定のデータを集める事業の拡大と認識します。
 青森駅周辺地区サービス機能検討事業は、JR青森駅への市役所機能の一部移転を含めた可能性調査ですが、今回実施せずに減額の予算が提案されています。その内容は、3月議会でも議決したものであり、JR青森駅への市役所機能の一部可能性調査だけではなく、幅広く青森駅東口、西口の交流を考えたまちづくり機能なども検討することになっているものです。
 本定例会の中で多くの議論があり、予算特別委員会でも議論は大きく割れました。減額することが正しいと評価する人も一部いますが、昨日から市議会に多くの請願が出されたことを考えても、多くの市民は減額を望んでいないと思います。また、この減額案の提案に先立ち、市長が自分の判断で、一たん議決したものを議会に説明する前にマスコミ発表したことは議会を軽視しています。そして、行政の継続性を検証しないままに減額することを市民に聞かず実行するということは、市民のために行う政治ではなく、自分の都合により市民のためという言葉を使い分けていると認識する人もいます。
 さらに、選挙で市長を応援した県議会議員や元県議会議長などの言うことに振り回され、着実に堂々と自分の公約を実現するというより、腰を落ちつけず、自分の公約実現に焦り過ぎていると評価する市民や議員もいます。加えて、新たな項目の補正予算をまとめて提案することは理解できますが、3月議会でも一般質問、常任委員会、予算特別委員会、議会運営委員会などの議論を経て、一たん市議会で議決した重きある調査費予算700万円を、自分の公約実現のために、本市の経済状況を考えると市民生活に影響の出る緊急雇用対策を人質にとり、そのあわせわざで調査費減額を含めた予算編成を仕組んだのはずるく姑息なやり方であると思います。正々堂々と調査費700万円の減額を切り離し、議会に提案し、是非を問うべきです。否決されるのを恐れているとしか考えられません。
 また、3月議会では賛成したものの、市民のためというより、自分の選挙の都合を含めた対応が6月議会で見られたことは残念です。この問題で一番大切なことは、JR東日本との関係を良好にすることであり、その対応にはトップ営業、すなわち市長のリーダーシップが求められています。リーダーシップを発揮するためには、JRと胸襟を開き、早期に同じ土俵につかなければなりません。また、三村県知事との連携を強化するだけではなく、与党新幹線対策プロジェクトチーム座長である自民党の津島雄二代議士や副座長である公明党の井上義久代議士とも連携をとり、青森市民のために素早く、誠意をもって行動していただきたいと思います。そして、過去の失われた12年と言われる同じ過ちを繰り返さないためにも、JR東日本との協議を進め、市民や議会との意見交換を行い、新たな調査費を一日も早く提案していただきたいと強く要望いたします。
 特別会計の歳出は、談合疑惑の調査を見きわめながら、下水道工事の発注になると思いますが、市として一般競争入札の早期導入を行い、談合防止強化を進めながら、地元建設業が青森市民の雇用を守っているということを十分に考慮し対応していただきたいと思います。
 最後に、失われた12年と言われる市政を経験した市民から私に向けた話を紹介したいと思います。
 鹿内市長が合併反対の古村前浪岡町長の本を書いた人を採用したことに対して、合併に賛成してきた方を採用しないのはバランスを欠いた人事だと思うとの新聞記事のコメントを見て、青森市において昭和40年代長く続いた革新市政を思い出しました。全国的に当時は革新市政が花形であり市民参加、市民本位を掲げ、市の政策においても市民賛同型で実務との乖離がありました。過去において青森市は、革新市長誕生とともに市長公室を設け、政策決定と財政計画との整合性に実務上の執行に苦慮された点が多くあり、実現が結果的に乏しかった。実施担当者の立場では、施策決定に基づき実施しようとしても、財政上容易に進行できない事情が伴う。そのため、市民からの不満をまともに担当課が受けることが多かった。また、市民目線から市行政に対する協力性が薄れていった。そのため、市民相談室を設置し、市民との連携が図れることになったものの、市民からの応対は担当部署から担当者が呼び出しを受ける実態となり、財政の賛同を得て事業実施となった。特に直接市民との利害関係のある事業は長い検討期間を有することとなり、都市計画部門の事業は思うように進行しなかった。したがって、単独工事による工事が先行して財源の圧迫が激しく、県、国の制約のない事業(てんぷら舗装など)が施行された。そのような積み重ねにより、失われた12年と言われるようになったと思います。
 以上、私に対する市民からの話を一部分申し上げましたが、市政執行に当たり、市民ニーズの把握とともに必要なのは、財源の裏づけであり、スピードと丁寧さです。また国、県などとの連携です。そこには首長のリーダーシップが必要になるわけです。また、職員に目を向ければ、市政執行に当たり、必要以上に市民の顔色をうかがうようになると、公僕としての責任と気迫が薄まり、職員の皆様のやる気がなくなることが危惧されます。市民としっかり向かい合いながら、自信を持って誠実かつ丁寧な対応をお願いいたします。
 鹿内市長におかれましては、これらの声も踏まえまして、どこまでも市民生活の向上と市民の幸せのために市政運営をよろしくお願いいたします。また、理事者の皆様におかれましては、公僕としての誉れも高く、市民の幸せの実現のためになお一層御尽力されることとともに、職務以外の行動においても、部下の方が納得される行動をとられるようお願い申し上げます。
 以上申し上げ、私の賛成討論といたします。議員各位の御理解と賛同を賜りますようお願い申し上げる次第であります。また、市民に理解が得られるよう、賛成か反対かどちらかの明快な対応を重ねてお願い申し上げます。御清聴まことにありがとうございました。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 まず、ただいまの委員長報告中、議案第111号については反対討論がありますので、起立により採決いたします。
 議案第111号については、委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

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◯議長(渋谷勲君) 起立多数であります。よって、議案第111号については委員長報告のとおり決しました。(拍手)
 次に、ただいまの委員長報告中、議案第112号について採決いたします。
 議案第112号については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、議案第112号については委員長報告のとおり決しました。
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日程第8 議案第117号 協定の締結について(新青森駅南北連絡通路新設工事)

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◯議長(渋谷勲君) 日程第8議案第117号「協定の締結について」を議題といたします。
 新幹線対策特別委員長の報告を求めます。20番秋村光男議員。
  〔議員秋村光男君登壇〕

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◯20番(秋村光男君) ただいまから新幹線対策特別委員会の審査の経過と結果について報告いたします。
 本委員会は6月30日に開会し、本会議において付託された議案1件について審査いたしました。
 議案第117号「協定の締結について」でありますが、本案については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上が審査の経過と結果でありますが、審査の過程は、お手元に配付いたしております委員長報告書のとおりであります。
 以上をもちまして本委員会の報告を終わります。

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◯議長(渋谷勲君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 討論については通告がありませんでした。
 これより採決いたします。
 本案については、委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、議案第117号については委員長報告のとおり決しました。
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日程第9 議案第119号 契約の締結について(青森市立新城小学校屋外体育施設整備工事)

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◯議長(渋谷勲君) 日程第9議案第119号「契約の締結について」を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。鹿内市長。
  〔市長鹿内博君登壇〕

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◯市長(鹿内博君) おはようございます。(「おはようございます」と呼ぶ者あり)本日追加提出いたしました議案について、その概要を御説明申し上げ、御審議の参考に供したいと存じます。
 議案第119号契約の締結については、青森市立新城小学校屋外体育施設整備工事に係るものであり、青森市議会の議決に付さなければならない契約並びに財産の取得及び処分に関する条例の規定により提案いたしたものであります。
 本議案については、当該工事に係る指名競争入札において、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の規定に抵触する談合の被疑事件として、公正取引委員会の立入検査及び事情聴取を受けたことから、改めて青森市談合情報対応マニュアルに基づき、青森市公正入札調査委員会により、指名業者に対する調査を実施いたしました。その結果、全社とも談合の事実を否定し、また公正取引委員会による立入検査及び事情聴取の際にも、本件に関する談合の事実を否認した旨の意見陳述がなされました。同時に、不当な行為は一切行っていない旨の誓約書が提出されました。
 このような経緯を踏まえ、公正入札調査委員会として、当該工事の入札については談合の事実は認められず、さきの落札の決定を覆すべきような事実が認められなかったとの結論に至り、本日本議案を追加提出することとしたものであります。
 よろしく御審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げます。
 なお、本議案に係る工事の概要及び入札執行の結果については、お手元に配付いたしたとおりであります。

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◯議長(渋谷勲君) これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第119号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。
 討論については通告がありませんでした。
 これより採決いたします。
 議案第119号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、議案第119号については原案のとおり可決されました。
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日程第10 新幹線対策について 〜
日程第13 議会広報について

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◯議長(渋谷勲君) 日程第10「新幹線対策について」から日程第13「議会広報について」まで、計4件を一括議題といたします。
 各案件については、各特別委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 各特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。
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日程第14 青森地域広域消防事務組合議会議員の選挙

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◯議長(渋谷勲君) 日程第14「青森地域広域消防事務組合議会議員の選挙」を行います。
 本件については、7番中田靖人議員の同議会議員の辞職に伴い欠員が生じたため、改めて選挙を行うものであります。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
 青森地域広域消防事務組合議会議員に、6番中村節雄議員を指名いたします。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議長において指名いたしました6番中村節雄議員を、青森地域広域消防事務組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました6番中村節雄議員が、青森地域広域消防事務組合議会議員に当選されました。
 ただいま青森地域広域消防事務組合議会議員に当選されました6番中村節雄議員に、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。
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日程第15 議案第120号 財産区管理委員の選任について

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◯議長(渋谷勲君) 日程第15議案第120号「財産区管理委員の選任について」を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。鹿内市長。
  〔市長鹿内博君登壇〕

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◯市長(鹿内博君) 議案第120号について御説明申し上げます。
 平成17年第1回定例会において議会の御同意の上選任されました深沢第二(川目平)財産区管理委員葛西嘉一氏、八重菊第一財産区管理委員川村一夫氏、野内財産区管理委員小笠原孝氏は、去る6月27日をもって任期が満了となりました。そこで、この後任について慎重に検討した結果、深沢第二(川目平)財産区管理委員葛西嘉一氏の後任には近藤國満氏が適任と認められますので、選任することとし、その他の方々については再任いたしたいと存じます。
 何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。
 なお、これらの方々の経歴についてはお手元に配付いたしたとおりであります。

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◯議長(渋谷勲君) これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第120号については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。
 討論については通告がありませんでした。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第120号については、これに同意することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、本案は同意することに決しました。
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日程第16 議員提出議案第8号 青森市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について 〜
日程第19 議員提出議案第11号 リンゴの価格安定対策を求める意見書

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◯議長(渋谷勲君) 日程第16議員提出議案第8号「青森市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について」から日程第19議員提出議案第11号「リンゴの価格安定対策を求める意見書」まで、計4件を一括議題といたします。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第8号から議員提出議案第11号までの計4件については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 討論については通告がありませんでした。
 これより採決いたします。
 議員提出議案第8号から議員提出議案第11号までの計4件については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、各案件については原案のとおり可決されました。
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日程第20 議員提出議案第12号 生活保護の「母子加算」の復活を求める意見書

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◯議長(渋谷勲君) 日程第20議員提出議案第12号「生活保護の『母子加算』の復活を求める意見書」を議題といたします。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第12号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番村川みどり議員。
  〔議員村川みどり君登壇〕(拍手)

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◯1番(村川みどり君) 日本共産党の村川みどりです。
 議員提出議案第12号「生活保護の『母子加算』の復活を求める意見書」に賛成の立場から討論を行います。
 7月2日付東奥日報社説で、生活保護の母子加算について取り上げ、国はこのように問題が多い政策を見直すべきではないかと主張しています。主張では、母子加算廃止が小泉構造改革路線の歳出カットの中で社会保障費の伸びを抑える一環として行われたことにも触れ、年間24万円の加算額打ち切りはとても痛い、母子世帯は悲鳴を上げていると述べています。その上で、1つに、国が母子加算の廃止を決めた根拠も揺らいでいること、2つに、廃止のかわりに国が用意した支援策が不十分との指摘も多いとして、国に政策の見直しを提起しています。結びには、最も弱い立場の母子世帯を支えてきた最後のとりでとされる母子加算がなくなって3カ月、生活の苦しさも増しているだろう、支援を急ぐべきだと主張しています。
 青森県では、母子加算の削減は違憲、違法として弘前市の女性が市を相手取って訴訟を起こし、青森地裁で闘っているほか、母子加算をもとに戻してほしいと青森市の女性3人が青森県知事に不服審査請求をしています。先月24日行われた不服審査請求の口頭意見陳述で、3人はそれぞれ廃止による生活への影響を具体的に話し、そのうちの一人は、子どもにつらい思いをさせ申しわけない、子どもには腹いっぱい食べさせてあげたい、友達と同じようにスパイクを履き、グローブを持って笑顔で部活をさせてあげたいと訴えていました。
 政府は、母子加算を廃止する理由として、消費水準が一般母子世帯と比べ生活保護世帯の方が高いことを理由としています。しかし、厚労省が示した統計は、サンプル数が89世帯と少な過ぎる上、世帯の属性も詳しくわからないというもので、6月22日の国会で調査が統計的に有意なものであるか確認できないと、データに信頼性がないことを認めています。さらに、母子加算のあり方を検討した生活保護制度のあり方に関する専門委員会の委員の一人である静岡大学布川日佐史教授は、この専門委員会で母子加算手当の廃止の方向を示す提言はしていないこと、むしろ継続して検討すべきと提起したこと、また、既に政府の骨太の方針2006で母子加算の廃止が決まっていたということを明らかにしています。
 そもそも母子加算は、配偶者が欠けた状態にある者が児童を養育しなければならないことに対応して、通常以上の労働に伴う増加エネルギーの補てん、社会的参加に伴う被服費、片親がいないことにより精神的負担を持つ児童の健全な育成を図る費用などが余分に必要になるために支給されているものです。しかし、政府・与党は、高等学校等就学費や学習支援費などを支給しているからと母子加算廃止を正当化しています。高等学校等就学費などは母子加算と全く性格の異なる目的で、母子家庭に限らず高校生などがいる生活保護世帯を対象に2005年度から支給されてきたものです。性格も対象者も違う制度を実施したことを母子加算の廃止の根拠にすることは間違いであり、議論のすりかえにほかなりません。
 1人で必死に子育てしている母子世帯の命綱を断ち切ることは政治がやるべきことではありません。むしろ深刻な貧困を抱えて苦しんでいる母子家庭の底上げを図り、貧困から抜け出す支援策こそ求められています。
 以上、議員の皆さんの御賛同を呼びかけ、賛成討論といたします。ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 議員提出議案第12号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
 議員提出議案第12号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

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◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
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日程第21 議員提出議案第13号 ミニマムアクセス米の輸入見直しに関する意見書

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◯議長(渋谷勲君) 日程第21議員提出議案第13号「ミニマムアクセス米の輸入見直しに関する意見書」を議題といたします。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第13号については、提案理由の説明及び委員会の付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、提案理由の説明及び委員会の付託を省略することに決しました。
 これより質疑に入ります。
 御質疑ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 質疑ないものと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番舘田瑠美子議員。
  〔議員舘田瑠美子君登壇〕(拍手)

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◯2番(舘田瑠美子君) 日本共産党の舘田瑠美子です。議員提出議案第13号「ミニマムアクセス米の輸入見直しに関する意見書」に対する賛成討論を行います。
 昨年9月、食料にしてはいけない残留農薬やカビ毒に汚染された事故米が卵焼きやお菓子、しょうちゅうに使われ、おにぎりとしてコンビニで販売され、さらに、全国の保育園や学校、病院、福祉施設の給食にまで使われていたことなどが次々と明らかになり、日本列島に大きな衝撃を与えました。残留農薬違反の米やカビ汚染米であっても、非食用として積極的に輸入したのは、ミニマムアクセス米としてカウントでき、年間77万トンに及ぶアクセス数量をクリアするためにとしゃにむに輸入していたのです。そして、農水省が食料の転用を防ぐ手だてをとらずに、非食用として販売し、買った企業が食用に不正に転用、売却していたのです。
 政府は、汚染米事件の反省から、事故米を二度と流通させませんと安全宣言をしましたが、10月以降、食品加工の現場で最強の発がん性カビ毒アフラトキシンを初め75件もの汚染米が発見されました。しかも11万4000トン余りは既に流通されていました。問題は、輸入食品が食品衛生法違反になった場合でも、積み戻しや廃棄せずに非食用として輸入を一般的に認めていることです。特にミニマムアクセス米は、制度的に非食用として輸入することが、農林水産省と商社との間で契約事項として位置づけられていたために、工業用のりの需要を大きく上回る汚染米が輸入され、食用転用を招く要因をつくってきました。本来、食品衛生法違反の輸入食品であるならば、廃棄ないし積み戻しするべきではないでしょうか。
 日本共産党の紙智子参議院議員事務所の調査で明らかになったのですが、農林水産省は「物品の事故処理要領」という総合食料局通知に「事故品については、極力主食用に充当するものとし」と明記していました。さらに、「主食用不適として認定した米穀についても事故米穀を主食用として卸売業者に売却する場合」があると規定していました。事故米でさえも主食用に売ってしまえという農林水産省の思想は、依然として食の安全・安心をないがしろにする姿勢が根強いものであることを示しています。
 問題は、ミニマムアクセス米だけにとどまらず、あらゆる食品衛生法違反の輸入食品が非食用として輸入され、それが食用に転用されるおそれがあっても、それを防ぐ手だてもないのです。厚生労働省は、非食用として輸入された輸入食品が食用転用しないように監視することはしていないと明言しています。実際、紙智子事務所の調査で、住友商事によって輸入された米国産小麦129トンが食品衛生法違反となったにもかかわらず、農水省の事故小麦処理報告がされないままに飼料用に売却し、さらに、一部はサイロに保管しておくという大手商社による事故小麦のやみ流通が明らかになりました。今問われているのは、国民の食の安全・安心を大きく脅かしてまでミニマムアクセス米を輸入し続ける農政そのものです。
 本来、ミニマムアクセス米とは、輸入機会の提供ということであって、義務ではありません。なぜ減反してまでわざわざミニマムアクセス米を輸入する必要があるのか、やめるべきだという声は国民世論になっています。全国農業協同組合中央会も義務輸入見直しを言い出しています。ミニマムアクセス米の輸入中止を求める意見書を可決している自治体も248自治体になっています。
 昨年12月10日に国会で日本共産党と民主、社民、国民新党の4野党共同で開いた緊急集会で採択したWTO閣僚会合に向けた緊急決議では、100万トンを超えるミニマムアクセス米をそのまま受け入れることになれば、国内の農林漁業は壊滅的な打撃を受け、農山漁村の崩壊は必定である、食料主権を保障する貿易ルールの確立に向け、断固たる交渉態度を貫き通すべきことを強く求めると決議しています。
 このように、義務的なミニマムアクセス米はやめよという声は食料をめぐる情勢の中で強まっています。地球の気候変動により食料生産が不安定になり、途上国での飢餓や貧困がさらに深刻になっている中で、日本がミニマムアクセス米を輸入し続けることは、途上国の人々の食料を奪うことになります。
 世界では、今、食料主権を保障する貿易ルールの確立を求める流れが広がっています。食料主権とは、各国が輸入のためではなく、自国民のための食料生産を最優先し、実効ある輸入規制や価格保障などの食料、農業政策を自主的に決定するという権利のことです。各国の食料主権を尊重する立場に立って、WTO農業協定を根本から見直すことが今求められています。
 国内では食の安全宣言、地産地消宣言などを掲げる自治体もふえ、学校給食に地場農産物を使う取り組みも広がり、安全・安心な食料は日本の大地からが日本国民の強い願いになっています。
 皆さん、日本農業再生のためにもミニマムアクセス米の輸入を見直すよう求めていこうではありませんか。議員各位の御賛同を心から呼びかけまして、賛成討論といたします。御清聴ありがとうございました。(拍手)

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◯議長(渋谷勲君) これにて討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 議員提出議案第13号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議がありますので、起立により採決いたします。
 議員提出議案第13号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

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◯議長(渋谷勲君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
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日程第22 請願第3号 現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願
           (その1) 〜
日程第31 請願第12号 中心市街地活性化に関する請願(その4)

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◯議長(渋谷勲君) 日程第22請願第3号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願(その1)」から日程第31請願第12号「中心市街地活性化に関する請願(その4)」まで、計10件を一括議題といたします。
 各案件については、今期定例会の締め切り日以後に受理した請願であり、その内容等については、お手元に配付の「請願・陳情文書表」のとおりでありますが、会議規則第135条第2項の規定に基づき、中心市街地活性化対策特別委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、請願第3号「現青森駅を含め中心市街地周辺整備を早急に進めていただくことを求める請願(その1)」から請願第12号「中心市街地活性化に関する請願(その4)」までの計10件については、中心市街地活性化対策特別委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。
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日程第32 議員派遣について

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◯議長(渋谷勲君) 日程第32「議員派遣について」を議題といたします。

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◯議長(渋谷勲君) お諮りいたします。
 本件については、お手元に配付しておりますとおり、議員を派遣することに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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◯議長(渋谷勲君) 御異議なしと認めます。よって、お手元に配付しておりますとおり、議員を派遣することに決しました。
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◯議長(渋谷勲君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
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 閉 会

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◯議長(渋谷勲君) これにて平成21年第2回青森市議会定例会を閉会いたします。
  午前11時48分閉会