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北海道 清水町

平成20年第3回定例会(第5日) 本文




2008.09.11 : 平成20年第3回定例会(第5日) 本文


                                午前09時00分開議
◯議長(吉田 功君) 皆さん、あらためましておはようございます。
 ただいま出席している議員は16名であります。
 議会広報特別委員会より、本日の会議の写真を撮影したいとの申し出がありましたので、事務局による写真撮影を許可いたしました。
 本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
      ────────────────────────────


◯議長(吉田 功君) 日程第1 昨日に引き続き一般質問を行います。
 初めに、16番 森野善広君の一般質問に入ります。
 質問事項は、「1 柿田川は整備が必要」「2 伏見の児童の通学距離の改善」「3 公民館の建て替えに関して」。
 発言を許します。 16番 森野善広君。


◯16番(森野善広君) おはようございます。議長の許可をいただきましたので、既に通告してあります3点について質問をいたします。
 まず最初の、柿田川は整備が必要と。
 同じ題目で以前にも質問をいたしました。以前の質問は、柿田川の水量が、湧水量は100万トンということでありますけども流れる水の量が半分になっていると。そういう中で、柿田川の保全を今まで以上にきちんとやらなければいけないというふうな話をいたしました。それに引き続く話ということできょうは質問いたします。
 まず、この柿田川というのは清水町にとってどういう意味があるのかということをお聞きしたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 皆さん、おはようございます。早速、森野議員の御質問にお答えをいたします。
 御質問の要旨は、柿田川の価値を清水町としてどう評価しているのかということであります。柿田川の豊かな湧水と緑は、わが町清水町のかけがえのない宝であり、私たち町民の心の泉でもあります。また、命の源泉であると言ってよいと思います。そうした柿田川をより良い形で後世に継承していかなければならない財産、宝であります。
 この緑豊かな自然環境を保全するため、町といたしましても、町民参加による環境保全活動を展開し、良好な環境と調和したまちづくりを進めていくことが課題であると、かように承知しているところであります。よろしく御理解をお願いします。
 以上で答弁といたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) 今の町長の答弁、柿田川の価値ということで答弁がありましたけども、私も同じような、非常に大切なものだというふうな点で、意見が一致しているというふうに思います。
 2つ目の質問に入りますけども、先ほどの答弁で、町民全体で環境を保全していく必要があるというふうにおっしゃいました。どのような形で環境を保全していくのか、町の考えをお聞きしたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 副町長 落合克忠君。
             (副町長 落合克忠君登壇)


◯副町長(落合克忠君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 柿田川の保全の方針についてのお尋ねでございますが、申し上げるまでもございませんけれども、柿田川の大変美しく豊かな自然につきましては、私自身も幼少のころからよく承知をしているところでございまして、そのかけがえのない自然を保全するために、これまでも、地域の方々が中心となってさまざまな環境保全活動が展開されてきております。
 町といたしましても、柿田川の管理者である国土交通省や自然保護団体などと協力し、この貴重な自然を後世に伝えていくために、環境の美化をはじめ民有地の取得、公園の整備、さらに富士山ろくにおける植樹を行うなど、今後とも、鋭意その保全に取り組んでまいる所存でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) 今の答弁ですと、今まででやっていたことを引き続きやっていくというふうな形の答弁だと思います。
 私は、やはり今の柿田川の現状を見ると、今までのやり方でいいのか、さらに新しいやり方、考え方をここできちんとしないといけないのではないかということできょうの質問をしているわけであります。
 以前、町は、柿田川のアシの刈り取りを、予算をつけて二、三年やりました。現在は、そのアシの除去についてはどのようになっているか、質問をいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 森野議員にお答えいたします。
 柿田川のアシの刈り取りは、平成11年度に、旧建設省、町及び柿田川みどりのトラストが共同で柿田川の流れを妨げていたアシを除去するとともに、平成12年度から14年度までの3回にわたって、町の事業としてアシの除去を実施しておりました。
 しかし、平成15年度から、アシの除去を見直し、自然保護団体により、外来種のオオカワヂシャの除去を行うこととしたため、現在、町の事業として、アシやオオカワヂシャ等の除去は行っておりません。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) アシの除去の必要性はなくなったという考えなのか、その点、確認をしたいと思います。
 それと、本来なら河川管理者である国土交通省がやるべき事業です。お金を出したのは、本来なら国交省ですが、清水町が出したというふうな経過があります。平成15年以降、国交省にもアシの刈り取りをやってほしいというふうな申し入れをしていると思うんですけども、それが実現しないのはなぜなのか、その点、答弁をお願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) お答えいたします。
 国土交通省のアシの除去に対する見解につきましては、以前から、直接河川管理上の問題はないので積極的な取り組みは困難とされておりました。しかしながら、自然保護団体等が除去活動を行うときは、町とともに協力していくとの回答も得ております。
 それから、アシの除去が必要ではないかということでございますけども、町としましても、自然保護団体等と協議を行いながら実施してまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) アシとオオカワヂシャの除去だけでいいかどうか、そのあたりの見解もついでにお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) お答えいたします。
 現在、柿田川湧水保全の会や水と緑の少年団等を中心に柿田川の環境美化活動も続けられており、この中で、公園周辺の清掃と同時に、樹木の下刈りや雑草を除去するなどの保全活動も行われています。
 町といたしましても、国土交通省及び自然保護団体等と協議を進め、必要な手入れを行うなど、柿田川の自然保護に努めてまいりたいというふうに考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) 今の答弁を聞いてもわかりますように、最初の町長、副町長の答弁では、「町民みんなの財産で、みんなで保全をしていきたい」というふうな答弁でした。しかしながら、課長の答弁は、「環境保護団体と相談しながらやっていきたい」ということで、町の方針が全くないんです。そこについて、やはりきちんと盛ってもらいたいというふうなことでこれからの質問をします。
 私は、今回、質問をするに当たって、さまざまな方のお話を聞きました。また、柿田川を町の船で、川の方から見たりもしました。また、水泳パンツ一つで川の中にも入って、その様子も見てみました。
 その結果、今の私の考え方は、これまではアシや外来種のオオカワヂシャなどを取ればいいと、それで自然保護になるんじゃないかというふうに思っていましたが、それが間違いだというふうにわかりました。
 ここに柿田川の昔の公図があります。見てわかりますように、川の中が、所有者があるんですね。普通、川といいますと、所有者はありません。私は、公の川をなぜ個人が所有しているのか、おかしいということで思ったわけです。しかしながら、いろいろ調べてみますと、これは川を保全する方法だったというのがわかりました。
 それぞれの所有者が、自分の所有地をきちんと手入れをして川を保全しているということをやってきたのが柿田川の歴史なんです。川岸の木もそうです、土手の木もそうです。木を切ってまきや燃料にするわけですけども、そうすることによって柿田川は保全されてきたということがわかりました。
 今まで柿田川は、人を寄せつけない、人を入れない、木も切っちゃだめ、外来種ぐらいしかとっちゃだめと。こういうのが果たして正しかったのかと。今、見直す必要があるというふうに私は思うんです。
 そこで町長に質問ですが、町長も私と同じ日に柿田川を船で見ていると思うんですけども、その御感想をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 森野議員の御質問は、柿田川を見てどう感じたかということであります。
 私も、ごく最近、副町長や職員とともに、川に船で行かせていただきました。率直な感想を申し上げますと、私たち子供時代はあそこが水泳の場所でありましたので、記憶にある柿田川の実態と現在とでは大違いであります。どういうふうに違うかということでありますが、まず、川縁はふさがり、「沸きがま」と私たちは呼んでおりましたが、その「かま」の存在もあまり見ることができませんでした。そして、少し川中に目を転じてみますと、かつてない新種の草が繁茂しておりました。
 船で川を上り、そして下ってくるときに、川草が浮いて流れてくるんです。一体これは何なのかなというふうに思って、私たちが子供のころ、鶏のえさとしてとっておりましたクレソンのように感じましたので、クレソンかなと思って流れてくるその草を拾い上げて見ますると、議員、御指摘の、オオカワヂシャであるということがわかりました。
 その草は、自然に自分の体を、草ですから体とは言わないかもしれませんが、自動的に自分の本体から離してどんどん流していく、ある時期まで、誰かが上で、川面に入ってそういったものを流しているのかなと思いましたら、自然に自分の体を切り離して他へ分散していくと。ちょうどタンポポの花が春風に乗って散っていくかのような形で、そのオオカワヂシャが自分の分身を流出しているということがわかりました。
 それで、アシでありますが、アシも繁茂して、かつてなかった、川の真ん中に州ができて、土を抱え、徐々にその州を拡大していくと。これについての感想は、極力早い機会に関係団体と御相談を申し上げて手入れをする必要があると、こう感じて川を後にし、帰ってまいりました。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) 子供のときと非常に違っていたというふうなお話でありました。
 私は途中から清水町に来ましたから、昔の様子はわかりません。しかしながら、船で中から見た状況では、本当に倒木が多いと。木といわず竹といわず倒れているというふうな状況でした。
 倒木ですけど、なぜ倒木が起きるのか、そのあたり、どのように分析しているのか、答弁をお願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) お答えいたします。
 柿田川の山林は、その特徴として、斜面に生育しております。河川の増水等による風水害で倒れているものと思われます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) 斜面にあるから倒れると。普通の小さい木、背丈の低い木なら、斜面でも倒れないんですね。特に川辺ですから、湿った斜面の、斜面でも特にきつい斜面ですから、土手とか、あと湿地、そういう部分でも木が太くなってくる、高くなってくると。そうしますと、普通の土地じゃありませんから、台風のときなど、強い風が吹くと倒れるわけです。だから倒木が多いわけです。昔の人が木を切って太い木にならないようにしたのも、そういう理由だったわけですね。
 その話を聞いた方がお話ししておりましたけども、切り株は残しておくわけです。そうすると新しい芽が出てくると。だから、根はしっかり残っていて、その切り株から毎年毎年新しい芽が出てきますから、川土手が新しくなるということなんですね。また、水草も同じです。私たちが守らなければならないバイカモも、昔は肥料にして使ったということなんですね。
 先ほど町長がオオカワヂシャの話をしましたけども、やはり川草も、自分の古いやつを切り捨ててどんどん新しい芽を育てるような環境をつくらないと、種が絶えていく、広がらないということをやっぱり知っているわけです。それを、昔の人は、木を切ったり、必要である水草もとったりして川を保全してきたわけですよ。ところが、今は何も手をつけない、外来種しかとらない、アシしかとらないと。これはやはり、私は、自分の考えとして間違いだと思いました。だから、町もそこら辺をもう一度見直してほしいというふうに思うわけです。
 人間だって、古いあかを落として、体の清潔、健康を守るわけです。何もしなければ健康は守れない。同じようなことが柿田川にも言えるんじゃないかと思います。
 柿田川は里山だという人がいました。私は全くそのとおりだと思います。人間と共存していく上でも、人間が入らなければいけないというふうなのが里山です。時には川の中へ入って川底をかき回して、川底にたまったヘドロとか泥を流す必要があるんですね。水量が減っていますから、川の流れが遅くなっています。そういう点で、魚のふんとか、そういうのが、特に流れの遅いところではたまっているんですね。
 そういう点で、何にも動物が入らなければ、それがだんだん蓄積していく、川の天工が損なわれていくというふうなことだと思います。
 再度お聞きしますけども、一部の植種の除去だけでなくて、土手の木も含めた、また私たちが守らなければいけないミシマバイカモなども含めた川の手入れ、それをするように町の方針を変えていく必要があると思うんですけども、その点、いかがですか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) お答えいたします。
 川全体の手入れについて、いろいろな手入れの仕方があろうかと思いますが、町といたしましては、河川管理者である国土交通省、そして、自然保護活動をしている各団体と協議しながら、柿田川の自然保護に努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) 国土交通省は川があふれなきゃ何もやらないと言うんですよ。そんなところに保全の相談をしたってどうしようもないでしょう。団体の人だって、今までやってきた方法について、やはりきちんと考えてもらうというふうなことであれば、町がまずやらなければいけないのは、今まで川を保全してきた農家の方や先人たちの意見を聞くことだと思うんですよ。
 その点、どうですか。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 森野議員の御確認、質問でありますが、先ほど都市計画課長がお答えさせていただいたことに、基本は変わりありません。その理由は、河川管理者が国土交通省であるということが原点でありますので、国土交通省に御相談を申し上げ、また、川の実態については、議員の御指摘のとおり、私もその思いには変わりがありません。
 1つ、先ほどの森野議員の御指摘の中にありましたように、川周辺の木々を昔は切っておりました。特に、私の記憶にあるのが、河川の流域、場所によっては「川ふけ」と呼んでおりますが、ここにはハンノキというのが繁茂しておりました。議員、御指摘のように、ハンノキは、おおむね15センチぐらいのなりますと、根元から切ります。そうすると、新しい芽が出て、また、次の材木として繁茂してきます。
 図書館の付近に行きますと、クヌギというのがありました。これも、所有者らが燃料として使っておりましたが、燃料革命の影響を受けて、そうした伐採等々が行われてこなかったのも、1つ要因にあろうかと思いますが、議員、御指摘の点については、やはり手を加えていきませんと、本来の柿田川の清流というものが大きく変化をしてくる。今、まさにその曲がり角にあるというのが私の実感であります。
 お尋ねの、国土交通省とも御相談を申し上げながら、一定のイニシアチブを持って、町として、その作業に入っていかなければならないということであります。そこでは、自然保護団体等々にも深い理解を得ていきませんと作業の行方に課題が出てまいりますので、さように理解をしております。
 よろしく御理解をお願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) 先ほど言われましたように、先人たちの意見もぜひ聞いて、ちゃんとした町の方針を持ってもらいたいと。どこかと相談して方針をと、もちろん相談して決めるんですけども、町としてこうやるべきだというふうな考えを持ってもらいたいんです。そこにある考えは、やはり川全体を手入れしなきゃだめだということだと思うので、よく研究して、お願いしたいと思います。
 ここに、黄瀬川地域地下水利用対策協議会、清水町の方も加盟しておりますけども、その会員の表があります。この会員というのは、黄瀬川流域、柿田川もそうですけども、三島市の方も含めて、上流で地下水をくみ上げている会員です。1日の揚水量が、500トン未満から5万トンから7万トンまでのランクに分けられておりまして、188の会員が存在いたします。
 要するに、くみ上げるためのお金を払っているということなんですけども、どのぐらいお金を払っているかと。1日500トンの場合は年間5,000円です。1日5万トンから7万トンくみ上げているところは、年間5万円です。5万円といいますと、普通の一般家庭でも、1年間の水道料、ちょっと多いところではそのぐらいになりますよ。ところが、1日5万トン以上くみ上げても、企業の場合は年間5万円しか払っていないというのが実情なわけです。
 今、柿田川の保全、柿田川だけじゃなくて、富士山の湧水、この東部地域、三島市の小浜が池もありますし、沼津市の方にもありますけど、そういう保全をしなければいけないというのが、地球温暖化とかいろんな関係であります。こういう上流部でくみ上げている企業は富士山の湧き水の受益者であります。益を受けている団体ですから、年間5,000円とか、最高で5万円しか払っていないというのでいいかどうかです。
 私たちは、やはり柿田川は清水町の宝だと。これは清水町の宝だけじゃなくて、東部地域とか、伊豆地域の方も含めて水を送っております。東京へ送ろうよという話もありましたけども、さらに、いろんな災害のときには、清水町の水がその災害地に行くというふうなことがあります。そういうことを考えた場合に、やはり全国の宝だというふうに言っても過言ではないと私は思うんです。
 そのときに、やはり保全する費用を、その上流で富士山の伏流水を利用しているそうした団体に求めてもいいんじゃないかというふうに思います。普通、水道代で計算すると何千万円にもなる額ですよ、1日何万トンですと。数十万円でも、それぞれ基金として積み立てて、柿田川、三島市の小浜が池、そうした環境保全に使っていくと。平均で50万円ずつ集めるだけでも、年間1億円になります。そうした基金をつくり、その基金で柿田川などの富士山の伏流水の自然環境を保護していくと。
 先ほど言った、いろんなことをやるにも、手弁当というわけにはいかないですよ、あの大きな川ですから。三島市の小さな小川であればボランティアでもいいかもわからない。やはり予算をつける必要があると思うんですよ。そういう点で、黄瀬川対策協議会の方に、やはり清水町としても、環境保全のためにもう少し上流部の企業に負担を求めていくと、その基金にしたいというふうなことを働きかける必要があると思うんですけども、その点、お考えはいかがでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 柿田川の湧水量の減少は、水源である富士山ろくでの開発、それから地下水のくみ上げなどが一つの要因であると考えられます。
 柿田川は、やはり国が管理する一級河川であり、町の行う保全活動の費用を他市町に所在する企業に求めることは難しいと思いますが、柿田川が県東部の貴重な財産であることから、何らかの協力が得られるよう研究してまいりたいと考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) 清水町が上流部の企業に負担を求めろというふうなことじゃなくて、先ほど言ったように、黄瀬川地域地下水利用対策協議会の方で負担を求めていくと。会員ですから、これはできますよ。だから、そこにちゃんと、環境保全のために働きかけなさいということを、清水町としてもそういう立場に立っていくかどうか、そういう点でできるかどうかです。その点、いかがでしょうか。
 町長にぜひお願いします。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 森野議員の御指摘、私もよくわかります。私も、かつて平成3年当時、御推挙いただいて議長をさせていただき、今言う、黄瀬川地下水利用対策協議会ですか、通称黄水協と呼んでおります。黄水協の会員は、この下流部だけしか、私の記憶では加入されておりません。そのときも、私も、今、森野議員と同様の視点に立って、上流部でのくみ上げが、当時、平成3年ごろでありますが、近年激しいので、黄水協の仲間に加入していただくよう黄水協議会で発言をいたしました。
 ところが、いわゆる上流部、御殿場市、裾野市等々の企業は一切耳を貸してくださらないという報告を受けました。のみならず、関係者からは、私たちは富士山ろくを守るために長年荒野をひたすら守り続けてきた、今ようやく工業化されて、地下水をくみ上げる機会に恵まれて、そのときに下流部でそういうような御主張はいかがなものかということで、現在、上流部の方々は黄水協には加入されておりませんので、今、森野議員の御指摘は、私たち下流部にとっては非常に大事な御意見でありますが、黄水協に上流部が加入していただけるということは、少しハードルの高い問題であるというふうに思います。
 しかし、さりとて、そのことに対して手をこまねいていることはできませんので、今、議員、御指摘のような視点に立って、今後、機会をとらえて、そういう活動に展開をしていくよう努力をしてまいります。議会の皆さんもさような視点に立って、どうか森野議員もその先頭に立って、お力を貸していただきたいと、かように思います。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) 今、環境保全の問題は、企業でも、企業イメージの問題として大きな要素になっています。そういうときに、例えば、清水町が、環境汚染のために上流部の企業に応分の負担を求めたいと。1日何万トンもとっていて年間数十万円のお金って、大したことないです、天下のトヨタとか、そういう企業ですから。もしそれを断れば、社会発表すればいいんですよ。トヨタのイメージが落ちますよ。そんなことが絶対できるはずはありません。ましてトヨタの会社とかは。
 だから、今、社会的な動きにもなっておりますので、清水町がそういう動きをしなければそういう結果も出ないんです。宝くじも買わなければ当たりません。そういうことですから、ぜひそういう動きをしてもらいたいと。これは、そういう動きができるまで、また質問したいと思います。
 次の質問に移ります。
 次は、伏見の児童の通学距離の改善ということで質問させてもらいます。
 昨年の9月議会でしたか、教育長にこの件について質問させていただきました。そのときの答弁としまして、「そのスケジュールといたしましては、平成19年度中に保護者や地域の皆様方の意見聴取をいたしまして、そして、アンケート調査の吟味をし、アンケート調査を実施してまいりたいというふうに思います」という答弁をしております。
 平成19年度中に行った保護者の意見聴取、アンケート結果はどのようなものだったのか、御答弁願います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) ただいまの森野議員の御質問にお答えをいたします。
 伏見地区の校区の見直しにつきましては、昨年、議員の御質問におきまして、地域とのかかわり、子ども会活動、あるいはPTA活動等を慎重に検討する中で、アンケート調査を実施するという答弁をさせていただきました。
 その後、新たに八幡区におけるマンション建設が始まりました。それに伴いまして、西小学校の児童の増加が現在見込まれております。このため、まずは、児童の増加分による普通教室を確保することが必要というふうに考えており、まだアンケートの実施には至っておりません。この点につきましては、大変深くおわびを申し上げます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) 親や子供の意見を聞くのと西小学校の児童が増えるというのは、また別ですよね。意見を聞いたとしても、それをどういうふうに判断するかと、また新しい状況が、それは毎年毎年生まれてまいりますから、その上で判断をする必要があると思うんです。だから、まず聞くということでありましたから、それはやらないとまずいんじゃないかなというふうに思います。
 大変申し訳ないというふうなお話ですけども、今後どうするか、また後で聞きます。
 同じ前回の質問のときに、教育長は次のようにも答弁しております。「子供の安全性や通学距離の問題につきましては、十分検討に値する内容でありました。私自身も、最寄りの学校に通学するということが無理のない要望であるというふうに考えています」というふうに答弁しております。
 今もそのお考えに変わりはないか、答弁を願います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 ただいまの御質問は、以前の会議で申し上げましたことに変わりはないかというような御質問でございましたが、やはり子供にかなりの負担がかかっているというような状況を考えますと、それを軽減してあげるというのも必要かなと。それで、現在でも変わっておらないことを御報告申し上げます。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) 渡邉教育長がなられたのは昨年ですけども、その前の犬塚教育長のときにも同じような質問をして、犬塚教育長も、校区の見直しが必要じゃないかと、検討していくというふうな答弁でありました。それを受け継いだ渡邉教育長も、先ほど言われたような答弁です。
 2代の教育長が2代にわたってその必要性を認めているわけですから、これは、やっぱりきちんとやらないといけないんじゃないかというふうに思いますけども、その点、今後どのように作業を進めていくのか、御答弁をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 今後の作業についてでありますが、西小学校での児童の受け入れ可能な教育設備の把握をする中で、問題点とか、あるいは課題を洗い出しながら、地元自治会、あるいはPTAの役員、そういう方々と話し合いを重ねて、御意見、御意向を伺いながら、校区のあり方について検討してまいりたいというふうに考えております。
 よろしくお願いをいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) 南小学校では、以前、5年ぐらい前に、九百七、八十名だった児童が、今九百名ぐらいに減っています。逆に、西小学校の児童は、六百名が六百五、六十名に増えています。このように、児童は移動するんですね。だから、今回校区を変えても、当然、児童は変わりますけども、校舎の問題で児童の受け入れができないというふうな理由にはならないと思うんですよ。じゃあ、自然に増えた場合に入学をお断りするんですかという話になりますよ。
 だから、もちろん財政支出の問題で、それは、当然検討の課題でしょうけども、校舎の問題で児童が受け入れられるとか受け入れられないとか、そういう理由は成り立たないんです。
 だから、基本に返って子供のために、最近、不審者も2回続けて出ました、今月、伏見地域と堂庭地域で、やはりそういう問題もあるわけですから、早急に対処していただきたいと。いろんな問題が今後検討されるでしょうけども、やはり基本は子供の安全、そういうものにのっとって解決していただきたいということを最後に申し上げます。
 次のテーマに移ります。
 次のテーマは、公民館の建て替えに関してです。既に実施設計が終わって、工事の請負契約の入札が始まろうとしているところです。こういう時点で質問してどうかというふうなこともありますけども、いろいろ住民から寄せられる意見は、やはり公民館の建物のことや、これからどうするのかというふうな意見が結構多くて、そういう意見をやはり反映させなければいけないということで、あえてこの問題について質問させていただきます。
 そうした住民の意見で幾つか共通しているのが、公民館の周りの環境が良くないということであります。車の渋滞、そして歩道が狭く、特に清水町の中でも歩道が狭い部分に入るんじゃないかなというふうに思うんですけども、そこに、その地域の人たちが交流できるような新しい立派な施設をつくったとしても、周りの環境、それとその建物が、やはりバランスがとれないんじゃないかなと。やはり建物をいいものをつくるんであれば、周りの環境も何とかしてほしいというふうな意見であります。そういう意見が結構多くて、共通した意見としてあります。
 そういう点で、公民館、地域交流センターの建設の経過において、地域周辺のまちづくりの視点からどのような検討がされたのか、御答弁をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 社会教育課長 飯田君。


◯社会教育課長(飯田正史君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 まちづくりの視点からは、第3次清水町総合計画後期基本計画におきまして、町公民館建て替えについては、生涯学習の拠点となる施設の整備を進めるとともに、多くの町民が、いつでも、どこでも、誰でもが気軽に参加できる学習の場とその機会の提供の場として整備すると位置づけられており、これに基づいて検討してまいりました。
 この検討過程におきまして、平成14年度に開催いたしましたワークショップでは、まちづくりワークショップのメンバーや公民館利用者などを中心に、各区から推薦された町民の方々による意見を取り入れ、整備計画に反映しておりますので、老若男女を問わず、幅広い年齢層の人々が活用できる施設となっております。
 今後も、まちづくりの視点から、ソフト面での整備といたしまして、柿田川に代表される町の豊かな自然環境の保全やわが町の未来について、町民の皆様が活発に考える場の提供や講演会の開催などの多様な学習機会を提供する拠点としてその充実を図ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) 施設のあり方についての位置づけはわかりましたけども、その周辺の整備も含めたまちづくりの観点についてはどのような検討をされたのか、また、どのような方向でやっていくのか、答弁をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 社会教育課長 飯田君。


◯社会教育課長(飯田正史君) 御質問にお答えいたします。
 今回の町公民館の整備に関しましては、先ほど御答弁いたしましたように、学習拠点施設ということでありまして、主にその施設内における整備、あるいは利用者の利便性を考えるための駐車場の整備、その辺に多く着目して計画しております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) 今の答弁ですと、周辺の検討はされていないというふうなことになろうかと思います。
 ここに、平成13年、14年で検討した柿田川周辺地区まちづくり構想というのがあります。いわゆる水の駅構想が持ち上がったときに、町で1,000万円かけて検討をして、その結果がこれです。
 この中では、結局、以前、前町長が計画をした、柿田川の公園の東部一帯を駐車場にしていろんな施設をつくるというのはなくなりました。この構想の過程におきましてでは、公民館の建設のときの、いろんなワークショップを開いたというふうなこともありますけども、このときにも同じように、住民が十数名参加をして、地区から選ばれて、いろんな意見を述べ合って、ワークショップ形式で結論を出しています。
 この考えは、柿田川を中心に、その周辺、図書館、公民館、商工会、農協、あのあたり一帯をどのようなまちにするのかということで検討がされました。ちょうど公民館の2回目の検討会を、施設整備検討委員会が持たれたと同じ時期に平行してやっているんですよ。この計画の中には、もう既に、公民館についてはどのように今後変えていこうかというふうなのも意見として出されています。
 このように書いています。町公民館の活用についての提案です。仮称エコフォーラム、地域交流センター機能の検討と。地域交流センターというふうなことで、もう既に名前が出ているんですね。公民館は町民の地域活動のよりどころとしての機能を担う生涯学習や文化活動のための拠点形成を図るほか、環境保全やまちづくりの取り組みの発表、また、各種催事等に対応していくというふうなことが書かれておりまして、その中身といたしまして、子供の環境保全の活用とか、地域の保全に関してのいろんな取り組みをしていく拠点にするというふうなことまで書かれていますが、こういうふうな、あの一帯周辺の、まちづくりを検討したこの計画はどのように生かされているか、御答弁願います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。社会教育課長 飯田君。


◯社会教育課長(飯田正史君) 今回の仮称地域交流センターの建設につきましては、水の駅構想と直接的にはリンクしておりません。
 御指摘の、水の駅構想におきましては、町公民館は、仮称エコフォーラム、地域交流センター機能を検討すると提案されており、生涯学習や文化活動の拠点形成を図るほか、環境保全やまちづくりへの取り組みを発表する機会の場、また、各種催事等への対応を掲げているところであります。
 一方、新施設、仮称地域交流センターには、柿田川ギャラリーや、施設の屋内と屋外に柿田川をイメージしたせせらぎを整備することとしております。この柿田川ギャラリーには、柿田川に関する絵画を中心とした展示スペースや書架を設置して、柿田川の四季を展示した小さな柿田川資料館的な活用も考えておりますので、結果的には水の駅構想での提案が生かされたものとなっております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) ここで答弁者に申し上げます。
 質問事項を把握して、明確に答えていただきたいと思います。
 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) それでは、設計者にこの内容は伝わっているんですか。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 飯田君。


◯社会教育課長(飯田正史君) 先ほど御答弁いたしましたけど、直接的にはリンクしておりませんので、設計者の方には渡っておりません。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) 税金を1,000万円もかけた、その結果です。最初、町長が考えた構想と全然違う、全然と言いますか、だいぶ違う内容になっていると。そういう点では、住民のいろんな意見の中で変わってきた貴重な結果だと思うんですよ。その結果が、この計画の中にも入っている公民館の建て替えの設計者に渡っていないというのは、これは問題じゃないかと思うんですよ。
 その点、どうですか。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 飯田君。


◯社会教育課長(飯田正史君) この水の駅構想というものは、この計画書のとおり、水の駅というものを建設するに当たって計画されたものでございます。この中の計画にも、公民館と連携という面では、公民館は既存の施設を利用するという住民の方たちの意見が大半を占めていたと考えております。
 そうした意味でも、新しい施設を、この計画では、公民館を建てるという面においては、弱かったかなと考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) それは言い訳だと思いますよ。
 結局、やはり国民文化祭に合わせて、もう早くつくらなければいけないと、清水町は財政的にも好転したというので、これ、課が別ですから、公民館の建て替えは社会教育課、こっちは地域振興課の方ですから、私は、そういう課の連携なしにやったのではないかというふうに思います。
 今出てきている意見は、先ほど言った、歩道の整備とか、周りの環境の改善と同時に、なかなか予約が取れないとか、使い勝手の問題、あと、近くの図書館との関係でいけば、図書館で催している読み聞かせとか子供の行事がうるさくて読書が静かにできない、公民館を使ってほしいと。また、予約しないでも使えるように、ちょっと行って、サロン的な、そういう施設にしてほしいと。そのためにも、これ、高齢化社会の中で、そのためにも地域の歩道の整備とかきちんとしてほしいというのが出ております。また、借りた時間よりも前に、準備のために行っても入れてくれないというふうな意見も出ています。
 こうした意見を踏まえ、国民文化祭のためのつくるのか、本当に住民が納得するような施設にするのかと。幸か不幸か、今、入札が1回延びて、2回目の入札も会期中に行われると、やはり指名停止業者が多くなる中で入札はどうなるかというような話もありますけど、そういうときですから、やっぱり万全の態勢で、もっと住民の意見を聞いて、じっくりやったらどうかというふうなことを私は考えますけども、その点、最後になりますから、御答弁お願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 森野議員の幾つかの視点について、私なりに、あるがままを率直に答弁をさせていただきます。
 まず、水の駅構想とこの地域交流センターの関係でありますが、たまたま私が議員選挙に出馬しないで1期休んでいる間に、水の駅構想というものが持ち上がってまいりました。そのとき、議会の外から私も見ておりまして、水の駅構想というのは、一説には100億円を超える構想だということを資料からも承りました。うちの町でこんなことが大丈夫かという大きな不安を持ってまいりました。幸いに、良識ある議員やいろんな諸般の情勢から、水の駅構想は、ある意味では残念というべきかもしれませんが、この構想は消え去りました。
 もしその水の駅構想がずっとできていたら、今、農協、あるいは商工会のある場所はどういうふうになって、周辺の住民は一体どうだっただろうかということを思いますと、今、胸をなでおろすような心境にあります。
 たまたま水の駅構想の一環の中に公民館が位置づけられておったということで、議員、御指摘のとおりでありますが、今回は、水の駅構想をなしにして、危険が非常に大きい建物であります公民館を建て直しをしていこうということの中から、公民館の機能を中心に考えて、今回の設計、あるいは入札作業に入っていくわけでありますが、幸いにして、先ほど社会教育課長の答弁の中にもありましたように、その水の駅構想の中にあった柿田川との関係が地域交流センターにも一部リンクされているという点でありますが、これは、同じ地域、清水町でのことでありますので、ある意味、一部交差し、リンクすることができたということであります。
 地域交流センターについては、いろんな視点、これまでの意見を生かして設計されたというふうに私も承知をしております。
 御指摘の、国民文化祭との関係でありますが、国民文化祭に合わせるためにこの建築を急いだという事実は全くありません。ただ、幸いにして来年の10月に国民文化祭が行われるので、可能であるならばこの地域交流センターで開催をしたいという強い希望が関係住民からもありますので、願わくば、これにフィットして落成を見たいというふうに考えているところであります。
 御心配の点につきましては、まだまだたくさん地域懇談会等を通じても御意見を承っておりますので、町民の御意見は極力生かして、使いやすい施設にしていきたいと、かように思っているところであります。
 足りない点があるかもしれませんが、以上をもちまして答弁にかえさせていただきます。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。


◯16番(森野善広君) この水の駅構想はつぶれた後の構想ですから、勘違いしないでください。
 以上、終わります。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして森野君の一般質問を終わります。
 次に、5番 石垣雅雄君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 特定健康診査について」「2 受領委任払い制度で利便性の拡大を」「3 携帯電話リサイクルの推進について」であります。
 発言を許します。 5番 石垣雅雄君。


◯5番(石垣雅雄君) 議長のお許しが出ましたので、通告に従いまして質問させていただきます。
 最初の、特定健康診査についてということでございますが、昨日、同僚議員の中で特定健診について質問をしておりましたが、若干重複するところがありますけれども、質問をさせていただきたいと思います。
 本年4月から始まりました特定健診のことでございますけれども、昨年度までは基本健診という言葉で、健康診査と保健指導が行われました。これは、健診することによって病気を早期発見、早期治療するという、これが目的だったと思いますが、ことしの4月より特定健康診査という名前に変更になりました。
 この基本健診と特定健診の大きな違いを、まずお伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 石垣雅雄君の質問に対する答弁を求めます。
 住民生活課長 河原崎君。


◯住民生活課長(河原崎尊親君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 従来の基本健康診査は、市町村が地域住民を対象に行っていたものでありまして、個別の疾病の早期発見や早期治療が主な目的となっておりました。
 一方、今年度からの特定健康診査、特定保健指導は、糖尿病等の予備軍を減少させることを目的といたしまして、各医療保険者が特定健康診査等の具体的な実施方法等を定め、5年を1期とする特定健康診査等実施計画によりまして、40歳から74歳までの加入者を対象として、まず内蔵脂肪型肥満、いわゆるメタボリックシンドロームに着目した検査内容の特定健康診査を行うものであります。
 この特定健康審査の結果によりまして、健康保持に努める必要が生じた方に対しては、内臓脂肪型肥満の要因となっている生活習慣を改善するための特定保健指導を行っていくものであります。
 また、特定健康診査等の実施に当たっては、従来なかった受診率、特定保健指導の実施率、メタボリックシンドロームの該当者等の減少率を、実施計画に目標として定めております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。


◯5番(石垣雅雄君) 日本の医療費というのは年々肥大化を続けておりまして、昨年、平成19年度では、前年と比較して約1兆円増加、33兆4,000億円となっておりまして、前年比で3.1%増と。毎年、大体これぐらいの比率で増えているという状況でありまして、1人当たりにしますと40万3,000円という大きな金額になっておりますが、清水町では33万4,000円ということで、これは県下一低いという金額になっておりますが、ただ、老人医療費だけを見ますと79万8,000円ということで、これは、県下で上から3番目に高いという額であります。
 清水町は、若い人はあまり病院にかかっていないのかな、お年寄りがかなり病院にかかっているというように感じるわけでありますが、この内臓脂肪型肥満、つまりメタボリックシンドロームという言葉を耳にしない日はないというぐらい、最近、非常に話題になっておりまして、メタボという流行語にもなるぐらいであります。
 また、メタボリックドミノという言葉もよく言われています。これは、まさにメタボの危険性を的確に表現している言葉だといえると思います。つまり、メタボリックドミノとは、内蔵脂肪の蓄積によって、肥満から始まりまして、それから脂質異常症が起こって、血圧も上がり、さらに血糖値が上がって糖尿病を発症、最後には心筋梗塞や脳卒中といった生命にかかわるような病気になると。まるでおもちゃのドミノがパタパタと倒れていくというような、さまざまな病気が出てくるという状態を指します。
 このメタボリックドミノという言葉の背景には、生活習慣の乱れから来る肥満が原因である場合が、そういうのがどんどん増えてきているからだと言われております。早い時点で気がつき、生活習慣をあらためることで病気を防ぐことができるそうであります。だから、国は、今回非常に力を入れているわけでありますが、これがメタボ対策でありまして、清水町も真剣に取り組まなければいけないと思っております。医療費を抑えるためにも真剣に取り組むということが大事だと思います。
 そこで、いろいろ細かくお伺いをいたしますけれども、今、御答弁されました特定健診の対象者が、40歳から74歳までとなっております。75歳以上の後期高齢者の方々の健康診査というのはどういうふうになっていますか、お伺いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 住民生活課長 河原崎君。


◯住民生活課長(河原崎尊親君) お答えいたします。
 75歳以上の後期高齢者医療の被保険者の健康診査につきましては、静岡県後期高齢者医療広域連合からの委託を受けまして町が行っております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。


◯5番(石垣雅雄君) この特定健診は先ほどもお話がありましたが、組合管掌健康保険、政府管掌健康保険、共済組合、船員保険、国民健康保険、これらの各保険者がそれぞれ実施することになっているということでありますが、きょうは国民健康保険に絞ってお聞きしたいと思っております。
 対象者の40歳から74歳までの人数をお伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 住民生活課長 河原崎君。


◯住民生活課長(河原崎尊親君) 平成20年8月31日現在の40歳から74歳までの町国民健康保険の被保険者数は5,949人で、およそ、対象年齢となります全町民の4割程度となっております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。


◯5番(石垣雅雄君) 約6,000名ですね。この対象者のうち、これは、当然、全員が受診されるというのが理想ではありますが、そうはなかなかいかないかと思いますけども、受診されるであろう人は何名ぐらいを予定されているのか、それと、昨年も基本健診で行っておりますが、その受診者数の実績は何名だったか、お伺いをいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 住民生活課長 河原崎君。


◯住民生活課長(河原崎尊親君) お答えいたします。
 昨年度の基本健康診査の受診者数は3,505人でありました。このうち、40歳から74歳までの国民健康保険被保険者の受診者数は1,801人で、受診率は29.5%でありました。
 一方、今年度の特定健康診査の受診予定者数でありますが、本年度の目標受診率が40%であることから、2,400人程度を見込んでおります。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。


◯5番(石垣雅雄君) 1,800人から2,400人、600人を今回上乗せしなければいけないということでありますが、この特定健診は受診期間が7月から10月までの4カ月間となっております。今ちょうど受診期間中でありまして、一生懸命呼びかけをされているかと思いますけれども、既に7月、8月が終わりました。
 この実績がもしわかればお伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 住民生活課長 河原崎君。


◯住民生活課長(河原崎尊親君) お答えいたします。
 国民健康保険の特定健康診査の受診者数は、7月が387人、8月が247人、合計634人でありました。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。


◯5番(石垣雅雄君) 7月が387名、8月が247名、合計で634名、2カ月間でこれだけの数字と。そして、先ほど目標が40%と言っておりまして、つまり9月、10月までに2,400名やらなければならないとなると、かなりきつい数字かなとは思っております。駆け込みの人もかなりいるかと思いますけども、あと2カ月で1,800名ほど、1カ月900名ですが、大丈夫かなというところでありますけども、相当頑張らないと目標に達成しないと思いますが、受診率向上のために今どのような取り組みをされているのか、お伺いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 住民生活課長 河原崎君。


◯住民生活課長(河原崎尊親君) お答えいたします。
 受診券を郵送するときに、啓発チラシを同封いたしましたり、「広報しみず」、あるいは町ホームページなどで周知活動を行っているところであります。
 これからにつきましても、「広報しみず」などを通じまして特定健康診査の受診を周知するとともに、まだ受診されていない方への受診の呼びかけをいたしまして、受診率向上に取り組んでまいりたいと思います。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。


◯5番(石垣雅雄君) 先ほどもお話ししましたが、メタボリックドミノのような、そんな話も入れて、メタボになると、将来、生命に危険を及ぼすというようなことも少し強く言って受診率を上げることも必要かなと思っておりますが、ぜひ頑張っていただきたいなと思っております。
 次に、自己負担の金額ですが、昨年の基本健診の自己負担の金額とことしの特定健診の金額に違いがあるのか、また、検査項目ですけども、昨年とことしの検査項目の違いについて、ちょっとお伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 住民生活課長 河原崎君。


◯住民生活課長(河原崎尊親君) お答えいたします。
 1点目の自己負担金額の違いでありますが、まず、これまでの基本健康診査につきましては、1人1,100円でありました。ただし、70歳以上の方など一定の要件を備えた方は無料となっておりました。一方、本年度からの特定健康診査につきましては、1人800円であります。
 町では、各種検診等の自己負担金額は検査費用のおおむね1割程度としていましたことから、特定健康診査につきましても、検査内容のうち、国が定める必須項目の検査費用のおおむね1割を負担していただくものであります。
 なお、本年度75歳となる方については、無料となっております。
 2点目の検査項目の違いでありますが、特定健康診査の検査項目は、従来の基本健康診査の検査項目を引き続き実施するとともに、内臓脂肪型肥満の状況を見る腹囲計測や腎機能の状態を見る尿酸値などの項目を新たに追加いたしております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。


◯5番(石垣雅雄君) 自己負担金額が減って、なおかつ検査項目が増えるということは、これは本当にありがたいことであります。これも大きなセールスポイントになるのではないかと思いますので、ぜひPRとして使っていただきたいと思っております。
 次に、受診された方全員に、医療機関から検査結果の情報が通知されるわけですよね。検査結果によってメタボの該当者というように診断された方には、この次は特定保健指導ということで指導になるわけですが、その指導が、動機づけ支援と積極的支援に、これは階層別に振り分けられるそうですけれども、これらはどのような基準になっているのか、お伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) 石垣議員の御質問にお答えいたします。
 特定保健指導は、40歳から74歳までの特定健康診査を受診された方について、健診結果によるリスクの多寡や喫煙歴の有無により、随時面接を行う動機づけ支援と、初回面接後、3カ月以上継続的に支援を行う積極的支援とに分けられます。
 具体的には、健診の結果、腹囲が、男性では85センチメートル以上、女性では90センチメートル以上の方や、さらに血糖値、脂質の量、血圧値の検査項目で2つ以上のリスクに該当する方は積極的支援の対象となり、リスクが1つ該当する方であっても、喫煙歴のある方は積極的支援、喫煙歴のない方は動機づけ支援の対象となります。
 また、腹囲が基準値未満であっても、身長と体重のバランスを見る体格指数、いわゆるBMIが25以上の方、リスクが3つ該当する方、2つ該当し喫煙歴のある方は積極的支援、リスクが2つ該当し喫煙歴のない方とリスクが1つ該当する方は動機づけ支援の対象となります。ただし、治療中の方は対象となりませんので、主治医の指示に従いまして適切な治療を継続していただきます。
 なお、65歳以上で指導の対象となる方につきましては、動機づけ支援として保健指導を行うこととされております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。


◯5番(石垣雅雄君) なかなか細かくて、ゆっくり何度も聞かないとわからないかなと思うんですが、実は私、7月に人間ドックをある医療機関で受けました。高齢者医療確保法という法律がありますけれども、この中に、人間ドックのような特定健診に相当する検査を受けた場合は、その結果を証明する書面の提出があった場合、特定健診を受診したものとみなすというのがありました。医療機関から役所の方に私の検査結果が届いていると思います。ですから、私は定期健診を受けたということになるわけです。
 今の細かい説明の基準を私の検査結果に、実はちょっと照らし合わせてみたんですね。まず腹囲、これが85センチ以上ということで、残念ながらこれに該当しまして、85センチ以上あるということでメタボの該当者になってしまったわけですけども、追加リスクの高血糖、高脂血症、高血圧、これで高脂血症というのが1つ該当しまして、たばこは吸いませんが、それに当てはめると、私は、この検査結果から、特定保健指導というのは動機づけ支援ということになるわけであります。
 そうしますと、今度は保健指導をこれから受けるわけですね。そして、よくなったのか、どうなのかという評価を6カ月後にされるということになると思います。ですから、指導どおりに生活習慣を改善し、健康のために、今、頑張らなきゃならないと思っております。
 そこでお伺いしますけれども、特定健診は沼津医師会に外部委託をされておりましたが、特定保健指導を行う機関というのはどこなのか、そして、保健指導に当たっては保健師の活躍するところであると思いますが、現在、町では保健師の数は何名ぐらいいらっしゃるのか、お伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) お答えいたします。
 国民健康保険被保険者の特定保健指導につきましては、町の保健師が直接実施することとしており、特定保健指導の他の機関への委託は考えておりません。
 また、町の保健師の人数につきましては現在10名の保健師がおり、このうち特定保健指導を行う保健師は2人でございます。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。


◯5番(石垣雅雄君) 2名態勢で行われるということですよね。昨年のデータもあると思いますが、ある程度は把握できると思いますが、私のような保健指導の必要なメタボの該当者というのは何名ぐらいを見込んでおられるのか、この数字をお伺いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) お答えします。
 清水町国民健康保険特定健康診査等実施計画にお示ししてありますように、平成20年度は特定健康診査の受診率を40%と見込んでおり、昨年までの基本健康診査の結果から、血糖値や脂質異常、血圧値、体格指数の該当率を勘案しまして、特定保健指導の対象者数を584人と推計しております。
 また、このうち、特定保健指導等の実施率を30%と見込みまして、特定保健指導の実施者数は175人と推計しております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。


◯5番(石垣雅雄君) 584名のうち、30%の175名が保健指導に来られると予想をされているようでありますが、この175名の方が、今度は動機づけ支援や積極的支援に振り分けられる、階層化されるということだと思いますが、この方々を2名の保健師でおやりになるということですが、大変忙しいかなと思いますけど、ぜひ頑張っていただきたいなと思っております。
 そして、もう一つの積極的支援というのは、マンツーマンで行うということを聞いております。そして、それにはポイント制があり、180ポイント以上ということをちょっと聞いておりますけれども、この内容が、実は私、よくわかりませんので、もしお分かりになれば、ポイントの内容はどのようなものか、お伺いをいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) 特定保健指導における積極的支援のレベルとなった対象者には、3カ月以上継続的に支援するとともに、6カ月後には評価を行うこととなっております。
 まず、初回面接で健診結果や生活習慣の改善の必要性を説明し、それを受けて、対象者が自ら改善に気づき、自ら目標を設定し、行動に移るように支援します。支援方法は、積極的、実践的に関与する内容の支援Aと、賞賛や励ましを主として関与する支援Bの2つがありまして、支援形態や時間によりポイント数が決まっています。さまざまな支援を組み合わせて、支援Aで160ポイント以上、支援Bでは20ポイント以上で、合計180ポイント以上の支援を行うこととされております。
 当町におきましては、初回面接後に集団での運動や個別及び集団での栄養指導、個別面接等を実施しまして、6カ月後にその評価を行うなど、合計500ポイント以上の支援によりまして内臓脂肪型肥満等の改善を目指しております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。


◯5番(石垣雅雄君) かなりきめ細かい指導だというのがわかりました。町民の健康を守るためにも、医療費を削減するためにも、保健師の活躍を期待するわけであります。
 この制度は、冒頭、御答弁がありましたけも、1期5年として、5年後にその成果が問われるということになっております。5年後の目標値が出ていると思いますけれども、健診の受診率、保健指導の実施率、メタボの該当者の減少率、この3つの5年後の数字、目標値を教えていただきたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) お答えいたします。
 清水町国民健康保険特定健康診査等実施計画における5年後となります平成24年度の目標値につきましては、国が基本指針に示す参酌標準がございまして、それに即しまして、特定健康診査の受診率を65%、特定保健指導の実施率を45%にそれぞれ設定するとともに、内臓脂肪症候群、いわゆるメタボリックシンドロームの該当者及び予備軍の方々を平成20年度に比べまして10%減少することを目標としております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。


◯5番(石垣雅雄君) 先ほどの答弁で本年度の目標値も言われておりましたが、受診率を本年度40%から5年後に65%に上げる、保険指導実施率は30%から45%、そして、その結果、メタボの該当者を、予備軍とか、そういうのを10%減らすというわけであります。
 今の進捗状況からするとかなり高い目標と思います。行政当局の意気込みを感じるわけですが、絵にかいたもちにならぬように、町長を先頭にぜひ頑張っていただきたいと思います。
 いろいろ、事細かく数字の方をお伺いいたしました。それで町長にお伺いをしたいんですが、実はこの制度、今言われた目標値を5年後には何としてもクリアしなければいけないと思っております。なぜならば、この5年後の成果、達成率によって後期高齢者医療の支援金に影響してくるからであります。良い結果が得られれば、国は後期高齢者支援金を10%割引してくれると、悪ければ10%の割り増しをするということで、いわゆるあめとむちの政策なんですね。民間企業では、こんなことはいつもあることで、当たり前のことでありますけれども、行政ではあまり聞いたことはありません。それだけ国もこの政策には力を入れているんだなということを感じるんですが、この後期高齢者支援金というものを、一体清水町はどれぐらい、ことし、払うのかと予算書を見てみますと、3億7,047万2,000円を支援金として拠出をするということになっております。
 しかし、この数字は、4月から2月までの11カ月間の数字であります。これを12カ月、1年間にならすと、約4億円という金額を拠出しなければならないと。先ほど申しましたように、頑張ってこれを達成すれば、10%ですから4,000万円の割り引きをしてくれる、悪い結果なら4,000万円の割り増しなんだという、非常に大きなことでありますけれども、4,000万円という、これを捻出するというのはなかなか大変なことでありますけれども、大きな行財政改革にこれはつながってくるのではないかということであります。
 こういうお金がもし浮けば、健康増進のために使うこともできますし、また、いろんなことに、町民のためにも使えるのではないかと思いますが、この制度について町長の御所見をお伺いしたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 後期高齢者支援金、加算、減算の関係でございますが、平成25年度以降に行うこととされておりますが、現在のところ、詳細につきまして国からはまだ示されておりません。
 しかし、いずれにいたしましても、議員、御指摘のように、特定健康診査や特定保健指導の実施率を高めていかなければならないことは十分認識をしているところであります。その加算、減算のいかんによって国民健康保険の財政に大きな影響が及ぶなど、御指摘の行財政改革につながるものでありますので、万全の体制で本制度に取り組んでいるところであります。
 なお、今回の特定健康診査、特定保健指導は、メタボリックシンドロームに着眼し、早期介入、自己選択による行動変容により生活習慣病を予防することを目標としており、町民が幸せになるための基本である健康づくりや町民全体のさらなる健康水準の向上につながるものであると考えております。
 議員、御指摘のように、町民の皆さんが、かけがえのない健康を保持し、推進できるよう、これからも安全・安心を実感できるまちづくりのために施策を積極的に展開してまいります。
 まさに絵にかいたもちにならないよう体制を強化してまいりますので、よろしく御理解をお願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。


◯5番(石垣雅雄君) ありがとうございました。ぜひ頑張っていただきたいと思います。
 次に移ります。
 受領委任払い制度で利便性の拡大をということでありますが、介護保険による住宅改修費とか、介護福祉用具の購入に関しては、利用者の1割負担となっております。しかし、支払い方法というものには二通りありまして、最初に全額を負担し、後で申請によって9割が戻る償還払いと、利用者があくまでも1割負担で済む受領委任払いというのがあります。現在、この清水町では、前者の償還払いを採用されております。
 近隣の市町を見てみますと、沼津市とか、三島市、裾野市、御殿場市、富士市、熱海市などは後者の受領委任払い制度を採用しておりますが、実は、私の友人の家で、昨年、母親の住宅改修を行った際に、トイレとか廊下の手すりを設置いたしました。約9万円ほどかかったそうであります。一時的ではありますけれども、10万円ほどのお金を用意しなければならなかったということでありまして、経済的な負担が大変だったよというようなお話を伺いました。
 そこで、利便性が高く、低所得者でも少ない資金で改修が可能となる、この受領委任払い制度を導入してはどうかと思いますけれども、当局のお考えをお伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) お答えいたします。
 介護保険における住宅改修費や福祉用具の購入費は、被保険者の在宅での自立生活を支援するため、居住する住宅の改修を行った場合や日常生活上の便宜を図る目的で特定の福祉用具を購入した場合に、利用者からの申請によって支給するものであります。
 受領委任払いによる支給を行うには、利用者保護の観点から、利用者の登録や登録の際の審査、また事業所との契約行為等を必要としまして、申請手続きが煩雑化することや事業者が限定されることから、これまで当町では償還払いによる支給を実施してきたところであります。
 しかしながら、事前申請制度の導入によりまして、事業者や申請内容が適正なものであるか事前に町が確認できるようになったこともありますので、今後は、高齢者の経済的負担を少しでも軽減し、できる限り簡素な手続きで受領委任払いによる支給ができるよう進めてまいります。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。


◯5番(石垣雅雄君) ありがとうございます。よろしくお願いします。
 受領委任払いになったときの申請方法とか手続きというものを確認させていただければと思います。
 これは、今回、変更があるのかどうかということと、もう1点、中には償還払いでもいいですよという方もいらっしゃいました、そのような方のためにも、償還払いか受領委任払いかの選択性ということを考えてもいいのではないかと思いますが、お伺いをいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) お答えいたします。
 申請や手続きにつきましては、従来と大きな変更はなく、申請の際には、議員、御指摘のように、償還払い、または受領委任払いかのいずれかの支給方法を選択していただくことを検討しております。
 また、受領委任払いを希望される場合には、申請者の受領に関する権限を事業者に委任することや、事業者がこれを承諾し、遵守しなければならない事項について同意する旨を記した同意書等を申請書と一緒に提出していただくことを考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。


◯5番(石垣雅雄君) よろしくお願いをいたします。
 それでは、3番目の質問に入ります。
 携帯電話リサイクルの推進についてということであります。
 実は、携帯電話に含まれるレアメタル、希少金属と言われておりますけれども、このレアメタルについてでありますが、パソコンや携帯電話、液晶テレビなどの内部に使われているレアメタルは、近年、安定的確保が喫緊の課題とされております。使用済みで廃棄されるIT機器や電化製品の中に眠るレアメタルや貴金属というものは非常に多く、これを鉱山に見立てて「都市鉱山」というようなことを言っておりまして、今、大変注目を集めております。
 レアメタルは、もともと地球上の存在量が少ない金属でありまして、経済的、あるいは技術的にも、純粋なものを取り出すというのが難しい金属でありまして、コバルトやリチウムなど31種類があります。IT機器などの先端技術分野では広く利用されております。こうしたレアメタルは「産業のビタミン」とも呼ばれまして、今や日本の産業に不可欠な素材なっております。
 ところが、このレアメタルの安定供給が危ぶまれる事態が生じておりまして、経済成長が著しい中国でレアメタルの需要というものが急増しておりまして、価格の急騰が続いている状況であります。また、レアメタルの供給は中国とか南アフリカなどの少数の資源国に限られている上、産出国の輸出規制強化によって日本国内での枯渇を心配する声も出始めております。
 そこで、現在、町での携帯電話やIT機器、電化製品の処分状況というものはどのようなものになっているか、お伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 住民生活課長 河原崎君。


◯住民生活課長(河原崎尊親君) お答えいたします。
 IT機器や電化製品の処分につきましては、家電リサイクル法の施行、資源有効利用促進法の改正に伴いまして、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の、いわゆる家電4品目やIT機器は家電販売店等へ引き渡し処分するよう町民の皆様にお願いをしているところであります。
 家電4品目以外の電化製品につきましては、町の粗大ごみ置き場まで搬入をしていただきまして、それを処分業者に委託して処分しており、平成19年度の処理量は約16トンとなっております。
 なお、携帯電話につきましては、現状は埋め立てごみとして出していただいております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。


◯5番(石垣雅雄君) このレアメタル、独立行政法人物質・材料研究機構というところがありまして、この発表によりますと、国内の都市鉱山には、貴金属の金が約6,800トン、銀が6万トン、レアメタルのインジウムが約1,700トン蓄積されているそうであります。これは、世界の金の現有埋蔵量の16%、銀では22%、インジウムで61%に相当し、わが国の都市鉱山というのは世界有数の資源国に匹敵する規模と指摘をされておりまして、それゆえ都市鉱山の有効活用というものを訴えておりました。
 例えば、天然の金鉱石1トンに対して金5グラムが含まれておりますが、それに対して、我々のこの携帯電話は1トンに対して400グラムの金が含まれているそうであります。そのため、携帯電話などの回収が各地で進められておるんですけども、しかし、この使用済みの携帯電話の回収実績というのが、2000年度の1,362万台をピークに減少傾向が続いていて、今は660万台ということで、半減をしているそうであります。
 今後も回収は減少する傾向にあると言われておりますが、私も、携帯電話を買いかえるときに、ショップなんかで、回収とかリサイクルしてくださいというようなことを伝えられた記憶はありません。わが家にも、使用済みの携帯電話が、実は数台あります。愛着を持っているというのもあるかもしれませんし、また、写真などのデータなども保存しておきたいとか、そんなようなこともありますし、また、携帯電話をリサイクルする必要性というものを感じていなかったというためでもありますが、恐らく、多くの御家庭にも、この使用済みの携帯電話面が数多く眠っているのではないかと思います。
 このままでは、貴重なレアアメタルが無駄になってしまうということになります。まして、今、御答弁されましたが、当町では携帯電話を埋め立てごみとして案内してあると。これはとんでもないことでありまして、大変もったいないことであります。
 携帯電話を捨ててはいけないもの、そして、破棄する場合は購入したショップで処理することを、ごみ、分別案内に記載することをまずお願いしたいんですが、いかがでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 住民生活課長 河原崎君。


◯住民生活課長(河原崎尊親君) お答えいたします。
 携帯電話機は安価で頻繁に買い替えができるなど、その手軽さから、使用済みのものが増加をしておりますが、機器には金、銀、パラジウム、プラチナなど貴重な資源が含まれておりまして、リサイクルの必要性が高まっております。
 このため、町では、今後、使用済みの携帯電話につきましては、ごみとして出すのではなく、モバイルリサイクルネットワークを利用するなど資源のリサイクル化を促進するため、販売店に持ち込むよう、町発行の冊子、家庭ごみの分別と正しい出し方等に記載をするとともに、広報等で広く町民の皆様に周知してまいりたいと思います。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。


◯5番(石垣雅雄君) ぜひよろしくお願いします。
 レアメタルリサイクルの強化していくために、町としても携帯電話の回収促進に乗り出すべきだと思います。個人情報の問題等いろいろ解決しなければならない問題もあるかと思いますけれども、回収への協力が環境への貢献にもつながるということを町民に訴えていただきまして、町の役場や町の施設などに専用の回収ボックスを設置したらどうかと思っておりますけれども、当局の御見解をお伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 住民生活課長 河原崎君。


◯住民生活課長(河原崎尊親君) お答えいたします。
 町が専用の回収ボックスを設置いたしまして携帯電話を回収した場合、販売店に、引き取ることができるか照会をいたしましたところ、携帯電話端末内の情報処理や所有権の放棄手続きが必要となるため、そのまま引き取ることはできないとの回答が寄せられたところであります。
 これらを踏まえまして、町といたしましては、今後、回収した携帯電話をリサイクルに回すことが可能であるか、先進自治体の取り組み等を調査、研究してまいりたいと考えております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。


◯5番(石垣雅雄君) ぜひ、資源の有効活用のためにも積極的に取り組まれますようお願いをいたしまして、質問を終わります。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして石垣君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
 再開を10時55分といたします。
                                午前10時45分休憩
                                午前10時55分再開


◯議長(吉田 功君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 13番 吉川清里君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 民営化推進は、町民サービスに結びつくのか」「2 認定こども園導入は、保育の後退にならないか」。
 発言を許します。 13番 吉川清里君。


◯13番(吉川清里君) 議長の許可を得ましたので、通告してあります事項について質問をいたします。
 まず最初に、民営化推進は町民サービスに結びつくのかについてであります。
 前回の一般質問でも、行政が行っている事業の民間委託、つまり民営化について質問をいたしました。民営化のメリットについて、答弁では、自由で効率的な運営形態、それから、サービス内容の意思決定が迅速である、こういうメリットがあるという答弁でしたが、今、町が行っている行政サービスをあえて民営化する意義が一体どこにあると考えているのか、まず御答弁をお願いします。


◯議長(吉田 功君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 まず、一般的な民営化の意義、有効性等につきましては、さきの6月議会におきましても示させていただいておりますけれども、先ほど議員もおっしゃったとおり、町が直営で行うよりも、自由で、より効率的な運営形態がとれること、また、サービス内容などの意思決定が迅速にできることなどに加えて、これらに伴う経費の削減や優良なサービスの提供につながることなどが挙げられると思います。
 また、地域経済や雇用環境への波及効果のほか、NPO団体等との協働型社会の実現などへの期待も考えられるものであります。
 議員、御指摘の、住民における意義といたしましては、利用者に対するサービス内容の向上などの直接的なもののほか、町の経費が削減されることに伴う他の施策の充実、また、町の体力の向上に結びつきまして,結果として町民の利益につながる間接的な面も重要であると考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) 民営化の推進方針が出ておりますけれども、この方針の中では、町の行うべき仕事であるかどうか、町はこの仕事にかかわるべきかどうかと、こういう観点で民営化についての検証を行うというふうに書いてあります。これは、検討に挙げられている事業、前回も述べましたけども、町が行っている事業は、町が行うべきではない仕事と考えているとも読み取れます。しかし、これは、町民サイドから考えて、民営化の意義がどこにあるのかということが重要ではないでしょうか。
 課長の方で、答弁でも述べられましたけれども、町民の方から、例えば、これこれの事業は町がやるのは適切でないから民間でやってほしいという要求があったのかどうなのか、そういう話が町民の方から起き上がってきてこういう検討をしているものなのかどうか、それをお聞きしたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) お答えいたします。
 まず、町の仕事でないから民に任せるという判断の下に行っているものとは考えておりません。まず、町がスリム化しなければならない、経費の削減に取り組まなければならない、そういうところから考えていった場合、当然、住民のサービスが低下するということはあってはならないことではありますけども、そういうことを考えていった場合に、町のとる手段としてさまざまなものがあるとは思いますが、その中の一つが民営化であるということだと思っております。
 また、行政改革推進委員会の各委員からの御意見等を伺う中におきましても、民営化は進めるべきという意見が多々あったのも事実でございます。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) 行革推進委員会の意見があったということはわかっていますけども、町民アンケートなどで広く意見を求めての結果ではないというふうに思います。
 スリム化しなければならない、しかし、サービス低下はあってはならないということは課長も言っていますけれども、経費の削減を行った場合に、目に見えないところでサービスの低下が起こるのではないかという心配がぬぐい切れないというのが、1つ、民営化で危惧するところがあります。
 民間の方が、効率的、あるいは柔軟な運営ができるというふうに言われていますが、しかし、最近、民間の会社が数々の偽装問題を起こしている。こういう事件を、報道を見ると、たとえ効率が良くても、安全・安心の観点が欠落したら何にもならない、ましてや食や子供に関する事業での安全・安心、こういうものが失われたら取り返しがつかない。
 前回も述べましたけれども、公が担っているこういう大事な仕事は、しっかりと町民の意向を受けて、公で守りきらなければならないという姿勢が必要であると考えます。
 確かに、やり方の中で、改善が必要な部分、スリム化が必要な部分、あるかもしれませんけれども、それがイコール、民間委託、民間に任せるというふうにはならないと考えます。
 行政改革は、いつも職員削減と民間委託、外部委託が中心であるかのように言われておりますけれども、私は、行政の方の意識を改革して、自分たちができないと決めてかかるのではなくて、そういう意識を改革して、できないところを何とか改善して頑張ってみる、自分たちの公の仕事、大事な仕事は守り切るというのが、行政改革の本当に大事なところ、肝心な部分ではないかというふうに私は思います。
 変えなくてはいけないのは、現場の運営を、公でやるか、民でやるかということではなくて、それを管理する方の、当局の考え方だと思いますけども、いかがでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) 町の仕事をすべて民間に委託するということを申し上げているわけではございません。町の仕事の中でも、民間でできるもの、民間の方でも競合しているようなものといいますか、民間でできるものは民間に任せて、それで、公でしかできないもの、「市場が失敗している」というような表現をされる方もおりますが、そういうものについては公の方で引き続き引き受けるということが重要になってくると思っております。
 でありますから、から、総合的な判断の中で、民間でできるものは民間にという形の中で、行政のスリム化、経費の削減につなげていくべきだと考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) では、民営化で実際に町民サービスが向上した例はあるのかどうかをお聞きします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) お答えいたします。
 民間委託で住民サービスが向上した例といたしまして、当町におきましても、現在、指定管理者制度を導入している施設において、各施設の開所時間の延長、また、各教室等の充実や高齢者等への優遇措置、無料開放日の設定などを行っておりまして、住民にとって、利用しやすく、サービスの向上が図られていることが挙げられると思います。
 また、町内4園目の保育所でありますしいの木保育園は、これは民設民営でありますけれども、公営で行った場合に比べ町の経費削減につながることはもとより、日曜、祝日の休日保育の実施や延長保育の時間延長、子育て支援センター専用室の設置など、延長が増える保護者にとっては、利用しやすく、サービスの向上につながったと思っております。
 なお、他の市町の事例としましては、沼津市、三島市、長泉町などの近隣の市町におきましても指定管理者制度等の民間委託を導入しておりまして、経費の削減やサービス内容が向上しているものと伺っております。
 また、富士宮市においては、2つの園の市立保育園を民営化して、延長保育事業、一時保育事業などの特別保育事業による保育サービスの充実や放課後児童教室の開設など、子育て支援策の充実に成果があったとされております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) 今、課長が述べられたものは、確かに一つのメリット、一つの面としては、向上した面があるのかもしれません。しかし、私もいろんな施設の利用者から声を聞いておりますが、例えば、わくわくプール、あのプールでは、更衣室のロッカーやトイレが壊れているというふうに聞きまして、実際に行って確かめてきました。確かに、ロッカーは約半数、100ほどですけれども、かぎが壊れていて、使用禁止ということになっていました。トイレは、暖房便座になっているんですが、この暖房便座は後づけですので、これが、接続部が壊れて、はずれかけて、ちょっと座ると危ない、がたがたするというような状況になっていました。
 いろんなメニューを増やすのはいいかもしれませんけども、こういう基本的なところがしっかりしていないと、逆に利用が敬遠される一因にもなるんじゃないかというふうに思います。
 ほかに、福祉センターの例を挙げますと、これは、条例では4時半まで使用することができるようになっておりますけれども、実際に借りるために申し込みに行きますと、掃除が入るので4時にあがってくれというふうに言われます。
 また、日曜日に会議室を借りたところ、マイクを使いたいというふうに、担当というか、日曜日にいる職員に聞くと、その職員はシルバー人材センターの方が来ているんですが、設備の使い方がよくわからないと、結局よくわからなくて利用しにくいと。老人センターが雨漏りをするという話も聞いておりますし、それから、総合グラウンドの駐車場の入り口が何でか狭くなっていて車の出入りが非常にしにくいと、そういうふうになったという話も聞いております。細かいところで目が行き届いていない、こういう部分で町民が利用しにくいというふうに感じるんだと思います。
 指定管理の業者に任せて、その業者がいろんなところでコスト削減を行う、あるいは自分たちの、例えば、ロッカーであれば、改修するのにお金がかかるという、自分たちの手が届かない、及ばないところがあるために、こういう目には見えにくいところであります、細かいところではありますけども、サービス低下が起きるという実態があります。
 こういうところは問題ではないでしょうか。その点、どういうふうにお考えでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) 今、議員の方から、幾つか施設の問題点等を挙げていただきました。確かに、プールとか福祉センターにつきましては、完成後約18年からたっておりますので、それぞれの施設のいろんな部分で壊れてくるような、損耗しているような部分があることは確かであります。
 これが、民に任せたからそういう問題が出たとかということとはまた違うのではないかと思っております。町が直接やったとしても、そういうところの問題は出てくると思いますし、その辺の一つ一つの問題につきまして、個々の目にかかる改善は必要だと思いますので、それは、公がやっても、また民がやるにしても実施していく必要があると思いますし、各担当部署の方から、その辺の指導をしていかなければならないと思っております。
 ですから、民間に委託したからそういうような問題が出てきたとは必ずしも言えないのではないかと思っております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) 民でも公でも、確かに、問題が起きることは起きるんです。ただ、私が言いたいのは、責任を町がどういうふうにとるか、どこまで責任をちゃんと持ってやるかということなんです。
 ちょっといい落としましたけども、課長が述べた答弁の中で、しいの木保育園がありましたけれども、しいの木保育園は、昨年度、県の社会福祉協議会において第三者評価を受けておりまして、その結果が公表されております。それを見ましても、例えば、職員の研修とか、あるいは保護者との対応についてあまり評価が良くない、はっきり言ってCランクという評価を受けております。
 まだできて日も浅いということもありますけれども、民間であって、一生懸命やっていることはあるけれども、そういう低い評価が出るということも確かにあるわけですね。そういうところを、民間ですけれども町の子供が通う保育園でありますので、町はどういうふうに責任を持って指導していくのか、監督をしていくのか、そういうところが問われてくるわけですけれども、こういうところをきちんとしないで、そのまま民間に運営を任せるというやり方をすれば、問題があっても、それはそのままになってしまいますし、公であれば、税金の使い方として、私たち議会の方も厳しくチェックができますけれども、民間委託、委託費の中に含まれてしまいますと、なかなかチェックの目が行き届かないということにもつながってくると思います。
 次に、民営化について挙げられている事業の中で、学校給食について質問したいと思います。
 今、中学校給食は自校直営方式で行われているわけですけれども、これを導入する際に検討委員会が行われまして、その審議の結果、今のやり方である自校直営方式で行うことと決まったわけですが、自校直営とした理由とその間の経過をお聞きいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 吉川議員の御質問にお答えをいたします。
 中学校給食の導入につきましては、平成8年に中学校給食施設研究委員会を発足させ、検討いたしました。
 事業執行に当たりましては、国庫補助を積極的に導入すること、行政経費の節減を図るため、ランニングコスト等を十分考慮し、最小の経費で最大の効果が得られるものとすること、予定地としては、町有地とすること等を考慮した中で検討していただき、共同調理場方式の経済的優位性を高く評価する声が多く、当初予定地としては、敷地に余裕がある南中学校に決定をいたしました。
 しかし、共同調理場は、食品加工工程に当たり、南中学校が立地する住居地域では、公聴会の開催や建築審議会を経て県知事の許可を経なければ建築ができないといった建築の制限がありました。
 また、県知事の許可を受けるに当たっては、そのための構造及び設備とする必要があり、当初予定した金額よりも大幅に増額となることが判明いたしました。このような状況を踏まえながらさらに検討を重ねた結果、自校直営方式として決定したものでございます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) 当時の検討は現在も生かされているのか。民営化の検討の対象に上がっているということであれば直営方式を見直すということになりますけれども、それはどういう根拠で、当時の検討結果を否定することになりますけれども、なるのか、その点をお伺いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 今回、民営化を検討する中で、当初の計画を否定するのかというような御質問でございます。
 当然、その当時から、もう十数年の時代が経過をしておりまして、状況もだいぶ変わっているというような経過もございます。
 いずれにいたしましても、変わったときの経過を踏まえた中で、今後、検討していくということでございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) 十数年たって状況が変わっているというだけではなくて、当時きちんと、最初は共同調理場方式ということで検討したけども、立地の条件とかいろいろあって現在の方式になったと、紆余曲折を経て決まった方式ですから、それはやっぱり、覆すということであれば、時間の経過だけではなくて、それをきちんと説明できる根拠が必要であると思います。これから検討することですけども、そういうきちんとした内容がなければ、逆に民営化する意味がないということになると思います。
 町内の学校給食、小学校もあわせて、すべて自校直営方式でやっておりますけれども、過去、この学校給食について、文部大臣賞を受けております。受賞した学校とその年度、そして、どういう理由で受賞されたのか、評価された内容についてを質問いたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 文部科学省の学校給食賞を受けた学校ということでございます。清水小学校が昭和62年9月、南小学校が平成4年11月、西小学校が平成10年10月、清水中学校が平成13年10月でございます。
 選定方法でございますが、学校給食文部科学大臣賞の当選に当たりましては、都道府県の教育委員会から推薦されたものが候補者となるということで、その候補者につきましては、学校給食表彰審査会におきまして審議を行い、その結果に基づきまして表彰者が決定されるということでございます。
 その評価内容ということでございますが、過去の古い資料等、その方も当たりました。大まかなことで言えることは、バイキング給食、ふれあい給食、マナー給食、また、地域との連携や地場産のものを使った静岡の伝統料理というものが評価されて受賞に至ったというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) 町内5校のうち4校が文部科学大臣賞を受けて、これは県の推薦を受けて受賞しているわけですね。清小については、昭和62年に文部科学大臣賞を受けておりますが、それに先立つ昭和60年に、全国学校給食研究大会、安全の部でも表彰を受けております。
 内容についても、今、課長が言われたようなこと、今では、本当に、普通に学校給食の中で行われていることが、非常に先駆的であったという、多分そういう意味合いで受賞をしているんだと思います。清水町の学校給食は、そういう意味から見ても、非常に誇っていい学校給食だと思うんです。
 私は、先日、南中学校の学校給食の調理の現場を見学させていただきました。ふだんなら、調理場には、外部の人間は、関係者以外は入れないんですが、ガラス張りになっている栄養士の事務室がありまして、そこから調理場の中が見えるということで、特別にお願いをして見させていただきました。
 南中学校では、先生を含めて420食の食事を、調理師5人、栄養士1人で調理をしております。調理師5人のうち3人は非常勤ということで、非常に少ない人数でありますけども、食材の搬入をチェックすることから始まって、下ごしらえ、実際の調理、配膳、そして、エレベーターに乗せて子供たちのもとに届けるまでを、調理師、栄養士の皆さんが手分けをしてやっております。
 作業を見ておりまして非常に感心しましたのが、非常に動きに無駄がない、てきぱきしていて、しかも決められた手順にのっとって、衛生に非常に気をつけてやっているということでした。日ごろ打ち合わせをして、その日の献立に合わせての手順をきちんと栄養士、それから正規職員の調理師が指導をして、毎日の献立に沿って調理をやっているということで、そういう、非常に効率的で、少ない人数で、しかも全国レベルでも表彰を受けるような、安全で特色のある学校給食をやっているというのが清水町の学校給食の非常に優れた面、評価できる面であると思います。
 現場はエアコンがなくて、暑いときには、温度が30度以上にもなるそうですが、長そでを着て、帽子をつけて、マスクもして、汗をぬぐう間もなく一生懸命調理にいそしんでいる調理師、栄養士の方を見ると、私も子供が学校に行っておりますので感想を聞いてみますと、非常においしいと、おかわりをする子が多くて、足りなくなると隣の教室までもらいに行くこともあると、残食も非常に少ないということでした。
 こういう、自分たちの町の事業として、仕事として非常に誇れる学校給食も民営化の対象に挙がっているわけですけども、こういう誇れる事業を民営化の対象にしても、そもそもいいものかどうなのか。しかも、子供にかかわる現場、保育にしても幼稚園にしても、子供にかかわる現場で、しかも非常勤職員が多くて、大変な現場を民営化の対象に挙げていいものかどうか、非常に多くの疑問があります。
 学校給食に限らず、民営化した場合に、現場で働く人の状況がサービスの質を左右するというふうに考えますけども、そういう状況を町は把握できるのかどうかを次の質問といたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) お答えいたします。
 民営化した場合、その民営化した先の職員の状況を把握できるかということですけれども、指定管理者制度や委託事業の場合は、あくまでも町からの指導が重要になると思っております。サービスの低下を来たさないよう、民間委託等を行った後においても、町が状況を把握する必要は重要だと思っています。
 また、保育所等においては、国の認可条件等がありますので、それに基づいて町が関与できるのではないかと思っています。
 いずれにいたしましても、民間企業におきましては、消費者、いわゆる利用者の求める質、それからサービスの向上に応える企業努力が必要となってまいります。十分な能力を持たない企業は、結果的には淘汰されるということにもなります。また、従業員の資質向上については、民間企業においても、最も重要なものの一つとされていると思います。町としても、その辺を指導、助言することによってサービス水準の維持向上につなげることができるものと考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) 職員の人数などは、確かに配置基準がありますから、これは把握することはできますけれども、内部の採用状況とか、勤続年数で早い入れ替わりをするとか、そういうようなことは把握を十分できるかどうかということが、1つ心配があります。
 前回、非正規労働者の不安定さについてお話をしましたけれども、ただ働く人が不安定なだけではなくて、労働環境が不安定であると提供するサービスが不安定なものになる恐れもあります。企業努力だけに任せるのではなくて、また個人の資質の問題等に換言するのではなくて、安定したサービスを提供する、それが自治体の責任であるという自覚をするのであれば、目が届かなくなる民営化というものは……。
 先ほども言いましたけども、非常にサービス低下になる恐れがあるというふうなことを考えますと、それを、そうならないようにと今まで課長もいろいろ答弁されていましたけども、最後のところで、今までいろいろと安全・安心が叫ばれている中で、民間でいろいろな問題が噴出してきています。企業努力をしていても、逆にそれがコスト削減ということで、さまざまな偽装とか、ごまかしとか、そういうことにつながって事件となっている例もあります。
 行政が民間に任せればうまくいくと考えるのは甘いと私は思います。また、民間に任せて、スリム化した行政が、他の事業に振り向ける、他の施策に振り向けるというような考え方も示されましたけども、住民が求めているのは、この福祉を削って、今度こちらの福祉を充実してほしいということではなくて、どの福祉も充実してほしいと。自治法でありますように、自治体の仕事は住民の福祉の向上が一番の仕事でありますので、どれとどれを選んでどれとどれを削るかではなくて、住民の福祉向上のためにはすべてのことを行うと。また、清水町の場合はそこまで逼迫した財政ではないというふうに思いますので、これを削ってどれかに回さなければならないという、そこまで厳しい状況ではないと思います。
 給食の例を見ても、少ない人数で頑張って文部大臣賞も受賞している。こういう仕事ぶりを町が評価をしないというのは間違っていると思います。行政は、今までやってきた自分たちの仕事を評価できないというふうに思っているわけではないと思いますが、その辺もきちんと確認をしたいと思います。
 最後に町長に伺いますけども、もう一度言いますけれども、自治法にあるように、町の仕事は住民の福祉の向上であり、町民はそのために税金を納めているのでありますから、そういう事業を、例えば、食の安全、あるいは子供の安心・安全、それにかかわる事業、それを民営化の検討にのせるということは町民の期待を裏切ることにつながると思いますけれども、町長のお考えをお伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 吉川議員の御質問にお答えをいたします。
 何か事を成す上では、吉川議員の御心配されているようなことを私たちも十分認識をする必要があることは、よく承知をしております。
 議員、御指摘の中で、今、私たち町は、経済的に、財政的に逼迫した状況ではないと、こういう御指摘でありますが、そのことは、議会はじめ町民の皆さんの大変な御協力、御尽力、それから町民の御協力によるものであることは感謝をいたしますが、今、時代は大変厳しい状況にありますので、将来を見据えてどうあるべきか、そのことによって行政サービスを低下させないということの基本、まさに議員、御指摘の、安全・安心、そしてそれを、現在だけではなく将来を見据えてどうあるべきかということを検討することが民営化の大きな基本でありますので、深く御理解をいただきたいと思います。
 昨今、新聞で食の安全等々、いろんな偽装・偽証がニュースで報道されておりますが、これは人としてのモラルの問題であり、行く行くは管理者の問題でありますので、そうした点につきましては、民営化になった場合にでも十分配慮をしてまいりますので、今後とも、議員、御指摘のような御心配については、行政としても十分心してまいりたいと、かように思っております。
 以上、御理解をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) では、次の質問に移ります。
 次に、認定こども園導入が保育の後退にならないかという観点で質問をいたします。
 現在、中央保育所と清水幼稚園を統廃合して一つの認定こども園にする方向で検討委員会が立ち上がっておりますが、この認定こども園とする意義とメリットはどこにあるのかをお聞きいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 当町では、老朽化が進み、耐震性の不足する中央保育所と清水幼稚園が建て替えの時期を迎えている中、保育所では待機児童が発生している一方、幼稚園では定員割れを起こしていて、このような状況を踏まえて、住民サービスの向上と効率的な運営の観点から、幼稚園と保育所を一つにした認定こども園を設置しますと大きな意義があると考えております。
 また、既存の公立幼稚園や保育所での民営化により生じた一般財源をもとに、民間では対応が困難な障害児や児童虐待などリスクの大きい児童などについての教育を充実できるなど、教育サービスの水準の向上があるものと考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) 私は、この校区の違う2つの保育所と幼稚園を一緒にするのは、清水町の中では無理が多いのではないかと思います。例えば、通園方法にしても、町立幼稚園は徒歩通園が原則ですけれども、それが、例えば西小の校区になった場合、堂庭、湯川、的場方面の園児はどうするのかと。清水小の校区になった場合は、今度は、西小校区から通う保育園児が柿田橋や国道1号線を車で通うことになり、今以上に渋滞がひどくなる恐れがあります。交通事故の恐れもあります。
 以前、町で保育に関してのアンケートをとったときも、保育園を選んだ理由として、一番多いのは自宅から近いという条件で、次いで職場に近いという条件でした。今まで、それぞれの地域に根ざした保育を行ってきたことから考えても、どちらかの地域に統合してしまうのは無理があり、子供や保護者の負担が大きくなるのではないかと考えます。
 この点についてはどう考えるのでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 現在、検討委員会を立ち上げて審議をしているというところでございます。
 当然、先ほど議員の方から御指摘しておられますように、場所が変わるということでの問題点も出てこようかというふうには察しがついております。したがいまして、そういうものも含めて、検討委員会で、今後検討したいと思っております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) 場所をどこにするかということについては次の質問にもありますけども、どこにするかではなくて、2つの園を一緒にして1つの園にするのであれば、まさか柿田川の中につくるわけにはいかないですから、西小校区になるか、清水小校区になるか、どっちかですよね。まさか徳倉とか、北部地域なるというわけでは、もちろんないでしょうから、東部地域か西部地域か、どちらかになるということですよね。そうすると、どちらの地域になっても無理が生じるのではないかと、保護者や子供に負担がかかるのではないかというのが論点なんです。
 マスタープランにもありますように、町を東西南北4つの地域に分けて、それぞれの地域の特色も踏まえての計画をつくっております。これは、国道1号線、柿田川、狩野川、それぞれによって地域が分断をされるということで、それぞれの地域の特性も生かしながら、町の中心はこの役場があるところでありますけども、それぞれの地域でも文教、あるいは福祉、教育、そういった役割が果たせるように、それぞれの地域に合ったプランを立てているわけですね。
 そういうことを考え合わせないで、ただ、じゃあ、場所はどこにしようか、あいているところはどこなのだろうかというふうに検討委員会で検討しても、無理が必ずどこかで生じるというふうに思うんですけども、その点、いかがでしょう。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) どこかで無理が生じるのではないかというような、そういう御質問でございます。
 無理が生じないように、一生懸命、より良い方策を今後も研究してまいります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) 無理が生じると思います。
 次の質問ですが、建設予定地はどこかという質問ですけども、具体的な場所は、今ありましたように、どこそこというのはこれから検討委員会ですると思いますけども、今まで述べたような理由で、どこに決めても無理は出ます。
 検討委員会の中では、建設する場所について、どういう点に留意して場所の検討をすることになっているのか、条件等考えているのであれば御答弁をお願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 建設予定地はどこかという御質問でございます。
 場所の設置につきましては、議員おっしゃるとおり、これから検討委員会での意見を踏まえて検討するわけでございます。
 また、検討に当たっては、清水幼稚園の敷地が町有地であるということも前提にはあります。その有効な利用も視野に入れて考えるということにはなかろうかと思いますけれども、それ以外にも、騒音等の周辺環境にも配慮して決めていくことになります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) 次に、建設にかかる費用がどれだけかということをお聞きしたいと思います。
 規模とか、場所が全然決まらないうちに費用がいくらかと聞いても、具体的にいくらという金額は出ないと思いますけれども、この認定こども園の建設にかかる費用の負担割合が法律で決まっていると思いますので、その国、県、町の負担割合はどうなっているのかということでお答えをお願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 建設にかかる費用という御質問でございます。
 まず、県の方が既に出しておりますます幼保連携型の認定こども園でございますけれども、施設整備を行う場合には、保育所部分の施設整備であれば、厚生労働省の次世代育成支援対策施設整備交付金の対象となります。また、幼稚園部分の施設整備であれば、文部科学省の幼稚園施設整備費補助金の対象となります。
 それ以外にも、町単独といたしまして、しいの木保育園と同程度の助成を考えているということでございます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) しいの木保育園の建設には、町で、約1億円支出をしております。この認定こども園の規模はちょっとまだわからないという感じですが、子供の数だけ考えてみますと、今、中央保育所と清水幼稚園の人数を合算しますと、200人をちょっと超えるぐらいの子供の人数になります。南幼稚園は約250人規模で、建てられたときに5億円かかりましたので、それよりも、幼稚園でありましたら少なくなりますが、保育所部分がありますと、その点、設備等の基準がありますので、建設費用は逆にかかってくるのではないかなということを考えますと、町としても、しいの木よりも実際にはかなりの額の支出が必要になってくるという予想ができます。これは、先の話、まだ未定の話ですので、また後に質問しますけれども。
 それでは、次に、園の運営に関する費用は、同じくどういうふうになるのか、御答弁お願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 運営に関する経費につきましては、現時点では算定する段階にはありませんが、当町が検討しております幼保連携型、現行の幼稚園及び保育所の助成制度が適用されることとなります。
 保育所の運営については、厚生労働省の国県運営費負担金、延長保育国庫支出金、特別保育県補助金が、また、幼稚園の運営につきましては、文部科学省の就園奨励県補助金、経常費として特別保育県補助金の対象となりますが、公設公営の場合には特例等が一部に限定される一方、民設民営には全面的に補助制度が適用されることとなっております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。  13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) では、次に保育料についてお聞きします。
 前回の質問で、認定こども園は保護者と園の直接契約となるために、保育料は園が設定をして、園が徴収するということになっているという答弁がありました。
 この認定こども園の保育料は、現行の保育園の保育料、そして幼稚園の保育料よりも上がる可能性はあるのかどうかをお聞きします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 民設民営でこれから行うわけですが、認定こども園、現状の幼稚園の保育料と保育所のそれ以上に上がるかどうかについての御質問です。
 その辺、施設の運営を前提として考えた中で保育料等の設定がされるものと考えております。当然、現状より上がる可能性の方が強いと思われます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) 現在、町では、認可保育園に対して保育料の軽減策を、27%ほどですが、行っておりますけれども、これは認定こども園には適用されるでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 保育所の保育料につきましては適用できます。層がございまして、それをもとにして、現在、約3割ぐらいの軽減を受けているという状況でございます。
 認定こども園について、この制度が適用されるかどうかということでございますけれども、先ほど来お話が出ているとおり、設置者が決定するということになりますもんですから、その分の軽減等はございません。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) 保育料が上がるというふうに考えた方が妥当だと、今の答弁を聞いて思いました。
 幼稚園についても、現在、町立幼稚園は月5,500円でありますけれども、他の認定こども園の例を見ましても、幼稚園部分の保育料も、経費であるとか、あるいは給食費という形の徴収をして、保育料プラス3,000円、4,000円という徴収をしているところが多いように聞いております。
 保育料は、認定こども園の場合は、例えば、逆に保育料を下げた場合、サービスというつもりで保育料を下げた場合でも、その補助金は変わらないわけですから、その差額の分は経営者、園の負担になるために持ち出しとなるということがありますので、損することを自らがやるとは思えません。
 逆に、保育料が滞納になった場合ということを考えますと、損失を埋めるために、その滞納分をほかの保護者への保育料の上乗せという形で値上げをするということも十分考えられてくるわけですね。
 認定こども園というのは、こういう保護者と園との直接契約という形をとることで、今までの保育所、それから幼稚園と、随分、町の関係というのは変わってくると。これが、単純に変わってくるだけではなくて、法律の部分でだいぶ変わってくるということがありますけれども、それが厳密にはどういうふうに変わってくるのか、そして、認可保育所は、民間になりましても配置基準等があって、行政の方で配置基準を守ってくださいと、基準を守ってくださいと、そうでなければ認可を取り消しますよという強制力がありましたが、認定こども園になるとそれがどういうふうに変わるのか、町とのかかわり方は、認定こども園は今までの幼稚園、保育園とどう変わってくるのか、それをお聞きいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 町とのかかわりということでございます。
 法律上、認定こども園の認定を受けた保育所の利用につきましては、設置者と利用者の直接契約に変わってくると。市町村が利用児童や利用料を決定することはできません。ただし、施設が利用児童や利用料を決定する際には、町としてもかかわり合いを保っていきたいというふうに考えております。
 また、当然、配置基準等が示されるという部分の中におきましては、県の方の関者機関とも協議をして、町の方も、当然、提供しながら、またその関係機関の方に当たるということになろうかと思います。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) 配置基準が同じだとしても、行政と協議はしても、その強制力はない、業者の方からお願いはしても、それが守られる保障がない、行政に、本当に子供を守るための権限が残されているのかどうかというところで、認定こども園の制度自体に非常に大きな疑問が残るところであります。
 町の2つの園を統合することについて、私は無理があるというふうに言いましたけれども、保護者の正直な気持ちとしては、耐震性がないそれぞれの園は、それぞれの園で建て替えをしてほしいと、それが自然であるし、それが望ましいことではないかというのが、私が聞きました率直な意見であります。
 公立幼稚園については、耐震の工事をする場合に国の補助があります。1平米当たり2万7,000円の、その3分の2を特別措置法で補助するという補助があります。また、保育園については、これについては一般財源化してしまいましたけれども、南保育所をまちづくり交付金でつけ替えるように、ほかの方法を使って取り替えるという方法も考えてもいいんじゃないかというふうに思いますけれども、それぞれの園はそれぞれの園で建て替えるということをあらためて検討することはできないのかどうかを伺います。


◯議長(吉田 功君) こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 議員がおっしゃる、本来でしたら、それぞれの園をそれぞれが建て替えてという御意見でございます。
 当然、億単位での金額ということはおわかりかと思います。2園をそれぞれ建てるということになれば莫大な金額、また、耐震化というようなお話もされましたけれども、既に建物そのものが古いということで、耐震化よりも建て替えの方が早いという前提がございます。
 そういった中で、最良の策ということで認定こども園の設置に向けて準備を進めているということでございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。


◯13番(吉川清里君) 先月私は、全国の保育団体の連絡会が行われましたので、研究会に出席しまして、この認定こども園の課題についての分科会に出席いたしました。先進的にやっている地域、さまざまありますけれども、どこでも非常に苦労している、うまくいっているところ、うまくいっていないところ、いろいろありますけれども、苦労している。これは、そもそも違う制度、幼稚園と保育所という違う制度、職員の身分も違う、資格も違う、そういうところを無理に一つにまとめているために、十分な用意をしているつもりでも、職員間のさまざまな摩擦、保護者の摩擦、それから子供同士のいろいろなトラブル、あるいは摩擦が起きているというところで苦慮しているというところが多くありました。
 特に当町については、それぞれ校区の違う2つの園を一つにするということで、やっぱり無理があるし、それぞれの園がそれぞれ存続して、また、新たに1つ認定こども園ができるというのであれば選択肢が広がることになりますが、2つを統廃合して認定こども園をつくるのであれば、これは後退につながると、選択肢が減ることにつながると思います。
 清水幼稚園は、当町のおひざ元、堂庭にある幼稚園でありますので、保護者の方からの意見も、直接、町長の耳に多く届いていると思いますけれども、町長はこの保護者の声を、認定こども園についての意見をどういうふうに受け止めていくのか、最後に、ちょっとその考えをお聞きしたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 吉川議員の御質問にお答えをいたします。
 数々の御提言につきましては、役所内で、十分研究、検討を重ねていかなければならないと思っております。
 関係保護者からの意見というのを直接的には伺っておりませんが、たまたま自分の孫もこの年代でありますので、今後、十分そうしたことを踏まえて、そういう若い世代の考え方を伺ってまいりたいというふうに思っております。
 先ほども答弁させていただきましたが、町の置かれた財政事情、あるいは将来やってくるであろう数々の大きな財政負担等々を考えて、今私たち、ここに、現在に生きる行政の責任者として、未来に負担を残すことは断じて許されないと。財政事情を、将来を展望しながら、こうした問題についても乗り越えていかなければならないというふうに考えております。議員の御指摘の点につきましても、十分配慮しながら研究、検討をしてまいります。
 また、一定の状況になりましたら、情報の公開という基本に立って御報告をしながら御意見をちょうだいしたいと思っております。
 よろしく御理解をお願いします。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして吉川君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
 再開を午後1時といたします。
                                午前11時51分休憩
                                午後00時59分再開


◯議長(吉田 功君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 最後の質問者であります14番 久保田静輝君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 補助金による施設の効果的な目的以外への転用利用について」「2 サントムーン柿田川周辺の環境整備について」であります。
 発言を許します。 14番 久保田静輝君。


◯14番(久保田静輝君) 最後の質問者であります。いましばらくおつき合いの方をよろしくお願いいたします。
 さきに通告してあります、さきといっても4カ月前に通告させていただきましたけど、大変深く反省しているところでございます。再度、今回も通告させていただきまして、質問をさせていただきたいと思います。
 標題としまして、補助金による施設の有効的な目的以外への転用利用についてと、もう一つは、サントムーン柿田川周辺の環境整備について、その2題について、議長のお許しを得ましたので質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 まず、標題1の、補助金による施設の効果的な目的以外への転用利用についてをお伺いいたします。
 地方自治体が国の補助金で建設した施設について、従来は、原則的に、各省庁の承認なくしては補助金の返還義務等が生じることから,地方が弾力的に運用できないという問題が指摘されてきました。しかしながら、本年度から、この補助金等適正化法の基準を緩和し、今まで、長ければ60年の耐用年数が経過しないと施設の転用などが難しいとされていましたが、完成後約10年を経過すれば、補助金を返還せずに当初の目的以外への転用や取り壊しができるようになるとの方針が政府より示されたところでございます。
 そこで、まず最初に、補助金等適正化法の基準緩和を契機に、当町での対象となる施設の中で、一部を目的以外に転用する取り組みの考えはあるか、お尋ねいたします。


◯議長(吉田 功君) 久保田君の質問に対する答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 久保田議員の御質問にお答えをいたします。
 御指摘の、国庫補助金を受けて建設した施設の目的外使用につきましては、各省庁ごとにそれぞれ制限が加えられておりましたが、国では、補助金等適正化法の実施に当たっての基準を緩和することにより、一定の条件を満たせば目的外の使用にも道を開く方針を示しております。特に、総務省、厚生労働省及び文部科学省においては基準緩和についての通知があり、市町村の方針により、目的以外の使用可能となっております。
 現在、本制度の対象となる町の社会教育施設等におきましては多くの町民に有効に活用されており、直ちに既存施設の転用を必要とする事業は見受けられませんが、議員、御提案の趣旨を踏まえ、制度の有効活用等について積極的に調査、研究をしてまいりたいと、かように考えているところであります。
 御提言を尊重し、積極的に、今後そうした研さんを重ねていく考えであります。
 以上、答弁といたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 14番 久保田君。


◯14番(久保田静輝君) この基準が緩和された背景には、少子高齢化、あるいは市町村合併の進展等があり、今年度から緩和されたものであることは私も承知しているところでございますけども、先ほどの答弁で、制度の有効活用について調査、研究していくというお考えを示されましたけども、その調査、研究の対象となる施設はどのような施設があるか、お伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) 久保田議員の御質問にお答えいたします。
 制度の対象となる町の施設といたしましては、まず、小・中学校や幼稚園、それから保育所をはじめといたしまして、体育館、温水プール、福祉センター、町営住宅が国庫補助を受けた後10年以上を経過しておりますので、対象の施設となり得ます。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 14番 久保田君。


◯14番(久保田静輝君) 時代の変化は大変激しいものがあります。有効活用の調査、研究を早急に考えていく価値は十分あるかと思います。
 次の項目に移ります。
 先ほどの、対象となる施設の一部を転用することによって、近年、多様化したニーズへの対応として、高齢者への支援、子育て支援対策も視野に入れた簡易的な施設としての活用を図るべきだと考えます。例えば、高齢者の生きがい対策としての複数の地域にまたがるレクリエーション活動や、交流の場である老人福祉センター的、簡易的な施設として提供すべきであると考えますし、また、子供たちの屋内での遊び場の確保を提供できるスペースづくり、目的外に積極的に考えていく必要があるのではないかと考えます。
 これらについて町の考えをお尋ねしたいと思います。2項目めの質問でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 副町長 落合克忠君。
             (副町長 落合克忠君登壇)


◯副町長(落合克忠君) 久保田議員の御質問にお答えいたします。
 議員、御指摘の、高齢者や子育て支援のための簡易的施設への一部転用といった点につきましては、議員も御承知かと存じますけれども、現在、直ちに取り組んでいくものは見当たらないというふうに認識をしております。
 しかしながら、将来、状況の変化等により、実施することが望ましい事態が生じ、その一方で、公共施設等が遊休となったり、施設の一部に目的外の使用ができるような余裕ができた場合には、御提案の趣旨を踏まえ、住民サービスにおける一層の向上を目指して、施設の有効活用を積極的に図ってまいりたいというふうに考えております。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 14番 久保田君。


◯14番(久保田静輝君) ただいま副町長の方から、条件的なものとして、将来の状況の変化、あるいは実施しなければならない事業が発生した場合、それとか、遊休ですか、余裕が生じた場合については有効的な活用をしてまいりたいというようなことを挙げられました。それに加えて、利用価値、あるいは費用対効果というようなことも項目に加えていただいて、積極的に有効活用をすべきだと考えます。
 町長のスローガンの一つに、「元気な子どもの声が聞こえる町・清水町」を掲げております。ぜひ子供たちの屋内での遊び場の提供が必要ではないかと考えます。そういう点から、積極的に有効活用に取り組んでいただくようにすべきだと考えますので、よろしくお願いいたします。
 次に、表題の2項目めに移らせていただきます。
 最後の表題になるわけですけども、サントムーン柿田川周辺の環境整備についてお尋ねいたします。
 サントムーン柿田川がリニューアルオープンし、北部地域は、町民はもとより多くの観光客や町内外からの買い物客が訪れる一大商業エリアになっております。これまで以上に、周辺の交通安全対策、治安対策、それから道路改良対策など環境全般にわたる総合的な整備が望まれるところであると考えます。
 そこで、まず最初に、周辺の幹線道路、特に県道の下土狩徳倉沼津港線及び町道22号線、町道22号線というのは、大関医院近くになるわけですけども、その現状と今後の整備にかかわる現在の方針についてお尋ねいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 久保田議員の御質問にお答えいたします。
 まず、県道下土狩沼津港線、これはサントムーン柿田川等の開発地の東側の道路に当たります、及び町道22号線、先ほど議員の方から御指摘がありました北側の部分に当たります、この道路の現状についてでありますが、町は、今回、大東紡織株式会社等が大規模開発を進めるに当たっては、県公安委員会の指導をはじめ関係する区の意見等を反映できるよう町土地利用事業指導要綱に基づいて指導した結果、歩道や植樹帯の拡幅整備が行われたものであります。
 次に、今後の整備にかかわる現在の方針についてでありますが、現有の商業施設の変更等から道路利用者の動向が変わることが予想されるときには、あらためて町土地利用事業指導要綱に基づく指導を行う必要があるものと考えております。
 なお、関係する区あるいは大東紡織株式会社等の事業者から道路交通に関する相談等を受けたときには、速やかに適切な対応を進めていく考えであります。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 14番 久保田君。


◯14番(久保田静輝君) 特に関係する区、事業者からの相談を受けたときには、速やかに適切な対応を進めていくという考えであることを確認させていただきました。
 次の項目に移ります。
 2の2)でございますけども、サントムーン周辺の生活道路の現状をどのようにとらえているか、また、今後の整備にかかわる方針についてお伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 周辺の生活道路の現状でありますが、約10年前にサントムーン柿田川が進出するときに、生活道路に通過車両が流入し日常生活に支障を来たす恐れが予想されたことから、町道737号線、これは総合運動公園の東側に当たる道路であります、この道路の新設、国道1号から入る町道201号線、これは旧サンテラス駿東の東側の道路であります、この道路の拡幅整備を行うとともに、周辺の生活道路においても、歩道を設置し、地域住民の安全確保に努めたところであります。
 また、今回のサントムーン柿田川のリニューアルに当たりましたは、町土地利用事業指導要綱に基づき、開発者により、開発区域北側の町道126号線の左折レーンの設置や歩道の一部を拡幅したところであります。
 次に、今後の整備についてでありますが、先ほどの幹線道路で御答弁申し上げましたとおり、適切な対応を行うとともに、旧南駿農協伏見支店交差点では、歩道の拡幅などの改良を本年度実施してまいります。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 14番 久保田君。


◯14番(久保田静輝君) 旧南駿農協伏見支店の交差点付近の歩道の拡幅など、本年度実施されているような答弁をいただけたわけですけども、一日も早く着工し、実現をしていただきたいと思います。また、その際、残余地等も残るかと思いますけども、その活用についても整備すべきであると考えております。
 次の、3の項目に移ります。
 サントムーン周辺の交通安全対策施設、これは道路照明とかカーブミラーとかに当たるわけですけども、その施設について、今後の整備にかかわる方針についてお尋ねいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 交通安全施設のうち、道路照明灯の現状についてでありますが、町で設置している道路照明灯は、交通量が多い交差点や見通しの悪い個所等に設置しており、サントムーン柿田川周辺の交差点等にはすべて設置されているものと考えております。
 また、カーブミラーにつきましても、一番多く道路を利用している地域の皆様からの御要望個所には対応できているものと認識しております。
 今後も、地域の皆様からの御意見や御要望に対しましては、現地を調査し、適切に対応してまいりたいと考えております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 14番 久保田君。


◯14番(久保田静輝君) 本年度は、ことしですね、6月に道路交通法が改正されたわけですけども、その主な内容は、75歳以上の高齢者の運転する車には「もみじマーク」を表示するということの義務化、また、後部座席でのシートベルトの着用ということも義務化されました。
 また、車道の通行が原則だった自転車が、この改正で、13歳未満の子供、それから70歳以上の高齢者が歩道での通行も可能になった道路交通法ですけども、この法の改正に伴って自転車で歩道を走行することができるようになったわけですけども、運動公園の北側、あるいは西側の歩道は、この法律の改正に伴って、改正を生かす環境に現在はなっていないと思います。
 そこで、運動公園の用地を活用し、歩道を拡幅して、運動公園と一体となった、誰もが快適で安心して通行できる安全な歩道を整備すべきであるし、その考えはあるか、お尋ねいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 社会教育課長 飯田君。


◯社会教育課長(飯田正史君) 久保田議員の御質問にお答えいたします。
 お尋ねの、総合運動公園の北側の町道126号線及び西側の町道125号線それぞれの歩道につきましては、御指摘のように、幅員が狭い現状となっております。
 こうしたことから、歩行者等の安全確保を図るため、今後、公園の用地を活用して整備することが可能かどうか、関係部署と協議し、検討してまいりたいと考えております。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 14番 久保田君。


◯14番(久保田静輝君) 来年度の予算編成に間に合うようなスピード感を持って決断し、実施すべきだと考えます。
 次に、治安対策として、今までも防犯体制を行っていることは承知していますけども、さらなる防犯体制の強化のために、地元の区や事業者に頼るだけでなく、行政自ら積極的に防犯対策の意識を持って、防犯施設の整備の進め、提供すべきだと考えます。
 ソフト面の啓発運動の推進、活動の強化、ハード面からは、防犯カメラ、防犯灯の増設、そして交番の設置が挙げられるわけですが、これらについてのさらなる整備に関する当局の考えをお伺いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 地域振興課長 久保田君。


◯地域振興課長(久保田峰義君) お答えをいたします。
 サントムーン柿田川周辺の防犯対策につきましては、現在、警察官立ち寄り所を同施設内に設置し、警察官が随時パトロールを行うなど、犯罪の未然防止に努めています。
 町といたしましても、当該施設を利用する町内外の皆様ばかりではなく、周辺地域の町民の安心・安全の確保のために防犯対策を図る必要がありますことから、防犯関係団体と協力し、自転車の通路区分の推進、校外補導活動の強化、有害図書やチラシ等の排除など、防犯啓発活動の推進を図っているところでございます。
 また、防犯カメラの設置につきましては、プライバシーの保護や管理上の問題等があることから、導入の可否につきましては研究を深めていく必要があると考えております。
 次に、防犯灯の増設につきましては、現在は区の要望に基づき設置をしておりますので、関係区の区長さんからお話があった際には対応を図ってまいります。
 一方、北部地域への交番の設置につきましては、以前より関係機関に強く要望してきたところでございますが、当町の面積では2カ所の交番の設置は難しいとの理由から、堂庭地先にあります交番をサントムーン柿田川付近へ移設できるよう、関係機関に対して積極的に働きかけを行い、周辺地域の安全・安心を確保できるよう努めてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 14番 久保田君。


◯14番(久保田静輝君) 防犯カメラの設置について、ただいまプライバシーや管理の面で問題があるというような内容だったと思いますけども、確かに、プライバシーの問題等を考慮には入れなきゃならないとは思いますけども、事件、事故の発生を来たす場合を、そういうようなことを考えますと、どっちが大切かということになります。
 確かに、今、世間一般ではプライバシーの保護というようなことで、世間では関心が持たれているわけですけども、事故が発生してからということを考えますと、実際にその防犯カメラ等によって犯人が検挙されたケースが多々あるわけでありまして、検挙しなければまた再発するというようなことも考えられます。
 最近においては、特に凶悪的な犯罪がゲリラ的に発生するような現状であります。したがいまして、そういうことを考えますと、防犯カメラということイコールプライバシーの侵害ということにはならないと私は考えます。
 そういう点で、再度お考えをお伺いしたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 地域振興課長 久保田君。


◯地域振興課長(久保田峰義君) お答えをいたします。
 防犯カメラの設置につきましては、安全の抑止、あるいは犯罪発生後の捜査資料として有効な設備であると認識しております。
 しかしながら、先ほども申し上げたとおり、防犯カメラの設置につきましては、近年の個人情報保護の観点から、その運営につきましてはさまざまな問題を抱えております。
 また、管理体制や警察等との連絡体制の確立につきましても検討が必要でございますので、先進事例などを研究してまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 14番 久保田君。


◯14番(久保田静輝君) 最後の、5項目めに移ります。
 何よりも犯罪を誘発しやすい環境の浄化が治安予防対策として必要不可欠であります。有害環境、つまり有害指定図書類、違反看板、それからカード、ポスター等がこれに当たるわけですけれども、まず最初に、この有害環境の浄化対策にかかわる当町の今後の方針についてお伺いしたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 久保田議員の、今、環境の浄化という御指摘、御質問でありますが、地域の皆様から周囲の環境に気配りをいただくことは、犯罪のない安全・安心のまちづくりの礎、すなわち基礎、基本であるというふうに理解し、御質問を心強く受け止めているところであります。
 議員、御指摘のとおり、犯罪が起きやすい環境を浄化することで、犯罪の発生は確実に減少することと受け止めております。先ほど担当課長からも御答弁を申し上げましたが、現在、堂庭地先にある清水町交番を深夜まで多くの人が集まるサントムーン柿田川付近へ移設できるよう、これまでも関係機関に要望をしてまいりました。まだそれに対する実現はしておりませんが、引き続き積極的に対応を重ねてまいります。
 また、地域の安全推進員、青少年健全育成会などの団体や地域の皆さんの御協力をいただいて、従来にも増して防犯活動に力を入れてまいります。防犯灯などの設置によって、安全・安心が確立できるものと、積極的に努めてまいります。
 そして、先ほど来、議員、御指摘のとおり、危険に対しては、顕在的な危険にとどまらず、事故に対する予見性、潜在的なものについても対応していくことが、事故に対する、これからの時代、極めて大事であると、かように思いますので、心して、安心・安全の確立に努めてまいります。
 以上、よろしく御理解をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 14番 久保田君。


◯14番(久保田静輝君) それでは、対策についてお伺いしたいんですけども、犯罪を誘発しやすい環境の浄化についての、先ほどは方針について伺ったわけですけども、対策についてお伺いしたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 社会教育課長 飯田君。


◯社会教育課長(飯田正史君) 環境の浄化についてでありますが、夏期及び冬期休暇前の県下一斉街頭補導の実施時に、町内のコンビニエンスストアや衣料販売店を回り、成人雑誌等の配置状況の調査を実施しており、問題がある場合は、店舗等へ、適正な配置にあらためるようお願いしております。
 また、有害看板やビラ等があった場合には、各地区の青少年健全育成員及び補導員に撤去していただき、その状況を社会教育課へ伝達していただく体制を整えております。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 14番 久保田君。


◯14番(久保田静輝君) それでは、学校の夏休みが終わったばかりでありますけども、夏期休暇において、毎年、街頭補導期間を設けて見回り等をしていると思いますけども、その街頭補導期間中に何か問題があったような報告事例があるか、お伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 社会教育課長 飯田君。


◯社会教育課長(飯田正史君) 本年の夏期街頭補導は、7月23日の県下一斉街頭補導から、8月27日までの間、青少年健全育成員及び補導員を中心に、祭典時の補導、特別ブロック補導、町内巡回補導を、計15日間実施いたしました。
 なお、その際には、青少年に問題行動等は見受けられませんでした。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 14番 久保田君。


◯14番(久保田静輝君) 特別問題はなかったということで安心したわけでございますけども、事件、事故が発生してから対策を講ずることではなくて、未然に防止していくことが大切であるということは申し上げるまでもないわけですけども、今後も、サントムーン柿田川周辺の環境全般、つまり交通安全対策、治安対策、道路改善対策、それから道路の改良対策と、この3つが環境全般にという意味になるわけですけども、この環境全般にわたる整備をさらに推し進めるべきだと考えます。
 さらなる取り組みを期待しまして私の質問を終わります。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして久保田君の一般質問を終わります。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでした。
                                午後01時35分散会
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○地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
  平成20年9月11日


               清水町議会議長     吉 田   功
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               署名議員(14番)    久保田 静 輝
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               署名議員(15番)    木 村 寛 夫
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