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北海道 清水町

平成19年第4回定例会(第4日) 本文




2007.12.05 : 平成19年第4回定例会(第4日) 本文


                                午前09時00分開議
◯議長(吉田 功君) 皆さん、おはようございます。
 ただいま出席している議員は16名であります。
 議会広報特別委員会より、本日の会議の写真撮影をしたいとの申し出がありましたので、事務局による写真撮影を許可いたしました。
 本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
   ──────────────────────────────────


◯議長(吉田 功君) 日程第1 昨日4日に引き続いて一般質問を行います。
 初めに、2番 杉山 貢君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 町公民館の建て替えについて、進捗状況と今後の方向性を問う」。
 発言を許します。2番 杉山 貢君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) それでは、議長のお許しを得ましたので、通告書のとおり、町公民館の建て替えについて、進捗状況と今後の方向性を質問いたします。
 さて、私が議員をやらせていただいて6カ月余りになりますが、その間、町の職員の方と接し、内容が少しずつわかってまいりました。清水町の幹部職員に一番不足していると思われるのは、他部署の事例に対し自分の課にも水平展開していくこと、この展開していくことに、方法や力が不足しているのではないかと感じました。つまり、この議場には15名余りの町の幹部職員がいるわけです。他部署の案件が議論されているとき、自分の課に置きかえたらどんな改善が必要かと水平展開していったならば、もっともっとレベルの高い清水町になっていくのではないかと考えます。
 私は、今回、町公民館の一例を挙げて質問しますが、その中で、良いと思うことはまねし、あらためるべき点は自分の課でチェックし改善していくこと、そんな前向きの姿勢こそ、我々のみならず町民の皆さんも期待している姿であります。このような意味を込めまして、私の質問に入らせていただきます。
 まず、総論であります。
 今回の基本設計、業者を選定するに当たり、2回の審査を設計協議方式、以下コンペと略しますが、それを清水町として初めて実施しました。つまり、初めてというのは大変画期的なことであり、その進取の精神は大いに買うところであります。しかし、初めてという中には、良い点やあらためるべき点などの反省点がたくさんあったと思います。そこで、今この反省点を整理し、次のコンペ方式を採用する町の幹部職員が利用できるように具体的に示すことが今回の責務ではないかと私は考える次第です。
 したがいまして、今回の議論の焦点をこのポイントに絞り、進めていきたいと思います。
 初めに、1の1の質問です。
 今回のコンペの審査について、審査会を1次審査と2次審査との2回に分けましたが、その概念を説明ください。


◯議長(吉田 功君) 杉山君の質問に対する答弁を求めます。社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 杉山議員の御質問にお答えいたします。
 今回、建築設計提案による委託業者選定方式を取り入れることとし、同様に、実施した自治体の調査を行ったところ、建築設計提案には参加者が多く予想されるため、すべての提案参加者からプレゼンテーションを受けて審査することは時間的に困難であるとの判断をいたしました。
 こうした状況を踏まえ、まず第1次審査で選考委員による書類審査及び投票を行って3者を選定し、次に、第2次審査でプレゼンテーションを行い、最終的に1者に選定する方法を採用することといたしました。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。2番 杉山 貢君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) つまり、多くの業者、8者を3者に絞り、3者から1者に選定をするという、トーナメントのような、一種のツールとの回答ですが、それでよろしいですね。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) そのとおりです。


◯議長(吉田 功君) 2番 杉山 貢君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) 私の概念からすれば、機能別の審査が必要ではなかったかと。
 私の案をここで提案したいと思います。
 まず、1次審査では、機能的チェックを重点にします。つまり、専門家に入ってもらい、図面の見方や設計者がどんなことを意図しているのか講習をしてもらい、今度は審査委員同士ですり合わせをする。2次審査では、デザインを中心に審査するわけです。そんな段階を踏んだ審査と機能別のふるいにかける必要があったのではないでしょうか。
 私の提案に対する答弁をください。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) お答えいたします。
 今回の建築設計提案の審査方法は、熱海市の新庁舎建設に伴う建築設計提案を参考に行っており、杉山議員、御提案の審査方法につきましては、今後、当町が建築設計提案を採用する場合の参考にさせていただきます。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。2番 杉山君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) 続いて、1の2の質問に移ります。
 「広報しみず」や回覧などに、「公開審査」と銘打って行われましたが、特にこれについて、担当課といたしまして反省点を聞かせてください。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) お答えいたします。
 今回の建築設計提案の選定方法としまして、広く審査会を公開で行うことにより、より透明性のある厳正な選定審査を行うことといたしました。10月1日に第1次審査会、10月15日に第2次審査会を公開で行い、両日とも20人前後の方が審査会を訪れております。
 担当課としての反省点は、公開審査の事前告知として、町広報や町公民館ホームページへの掲載、町公民館内での告知、掲示を行いましたが、掲載する時期や周知期間を考慮し、より多くの方々に見ていただけるよう配慮が必要であったのではないかと考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。2番 杉山君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) 当日、20人前後の、見学者とも傍聴者とも言われる中の1人に私もいたわけですが、私の感想では、設計図面の機密保持のみに終始し、内容は、当日、最後まで未公開でした。つまり投票風景だけを見せられ、どんな内容の設計図で、どのように審査されているのかを期待して集まった人は、皆さん、がっかりして帰りました。
 そこで私の提案ですが、投票前の機密保持はやむを得ないとしましても、投票終了後、今まで内側を向いていた審査員が、机を挟んで、今度は外側を向きまして、見学者に1対1で自分の審査内容を説明するのです。こんな工夫が必要ではなかったかと思いますが、当局の考え方を答弁ください。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) お答えいたします。
 審査員一人ひとりが自身の審査基準を説明することは考えておりませんでしたが、審査終了後、審査委員長の審査結果発表に加え、お尋ねの趣旨も踏まえ、審査員の判断基準の説明などについては今後の検討課題とさせていただきたいと考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。2番 杉山 貢君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) そのような、内容を公開するというところが、一番、今回皆さんが期待していた部分です。ぜひ今後も検討してください。
 次に、1の3の質問に移ります。
 審査員の選定方法についてどのような概念の下に行われましたか、説明ください。また、それについての反省点もお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) お答えいたします。
 今回の建築設計提案の審査員の選定におきましては、多くの町民の方々が利用される生涯学習拠点施設の整備でありますので、設計委託業者の選定を行政だけで行うのではなく、公民館の利用者をはじめ障害をお持ちの方々など施設を利用される多くの方々の御意見を反映していくため、関係団体に推薦をいただくこととしたものであります。
 また、今回の反省点として、審査員には、施設を利用される方々など以外に、より幅広い分野で、いろいろな視点で審査できるよう審査員の人選に配慮が必要であったかと考えます。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。2番 杉山君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) 今回、審査員の顔ぶれを見ますと、建築の専門家と言われる人は一人も入っていませんでしたが、そういう点では、反省はどのようにしておりますか、伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 今後、より幅広い分野で、いろいろな視点で審査できるよう、建築の専門家も含めまして、審査員の人選には配慮が必要であったのではないかと、そのように考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。2番 杉山君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) 建築の専門家が必要であったという反省ですが、審査の概念で私の意見を述べましたが、この機能別の概念の考え方であれば、専門家の意見も導入できて、町民にも理解できた内容と思います。
 そして、関連質問ですが、答弁に、「多くの方の意見を選定に反映する」とありましたが、清水町の人口構成は、私が言うまでもなく、1歳から90歳以上と幅広く、また活動の年齢層を考慮しますと、20歳から70歳代の年齢層が今回の審査員の選定対象となります。
 そこで、今回の1次審査15名の最高年齢、最低年齢、平均年齢を、概略でよろしいのでお答えください。それと、男女の比率もお答えください。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) お答えいたします。
 ただいま資料を持ち合わせておりません。しばらく時間をいただきたいと思います。


◯議長(吉田 功君) ここで暫時休憩いたします。
                                午前09時11分休憩
                                ────────
                                午前09時17分再開


◯議長(吉田 功君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 2番 杉山 貢君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) 通告外の質問でしたので、これを取り下げます。
 私の推定で言いますと、最高年齢は72歳で2名、最低年齢は、女性のため、50歳代前半としておきましょう。そして、平均は65歳が私の推測であります。多少の誤差はあるでしょうが、大勢に影響はないでしょう。
 つまり私の言いたいのは、何で高齢者に偏ってしまったかであります。答弁ください。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) お答えいたします。
 今回の審査員の人選は、各団体に推薦をお願いして、そこから推薦のあった方々を審査員とさせていただいたものであります。
 年齢を見ますと、結果的には50代以上となり、20代、30代、40代の年齢層が審査員に含まれておりませんでした。今後、この辺についても配慮する必要があるかと思われます。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。2番 杉山 貢君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) 私の主張したいのは、現在の町公民館利用者は、60歳以上の現役をリタイアした人たちが多いと伺いました。この公民館の建て替え後は、10年、20年、そして40年先にも使うことでしょう。そのときに利用者の主力となる50歳から20歳代の人を、各世代1名ずつ4名ほど15名の審査員の中に加わってもらうと厚みが出てきて、町民にわかりやすい選考ではなかったかと思います。そういうことを含めまして検討していただけるということですので、よろしくお願いします。
 続けて、高齢者が多いというのは、役場の都合でウイークデーの昼間に会議をやるからではないでしょうか。これは、他の幹部職員にもよく聞いておいてほしい内容ですが、私の現役時代、役場の役をやらせていただきますと、ほとんどこの壁にぶつかるわけです。したがって、現役の男性で若い世代は、役をやりたくてもできないというのが現在も続いていることになると思います。つまり、役場の都合ではなくて町民が参加しやすい時間帯の会合を各部署でも検討する必要があります。
 これについて、今回の審査員選考に限ってで結構ですから、答弁ください。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 今回の審査会の開催につきましては、平日の昼間ということは出席できない方もおるものですから、夜間に説明会を開催するなど配慮したつもりでおります。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。2番 杉山 貢君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) ついでに審査会も夜にしていただければ、傍聴者はもっと増えると思います。そういうところも検討ください。
 次に、このようにして一般町民から幅広い審査員を選定することができましたなら、建築には疎い素人でも判断できる審査方法へ考えがいくはずです。つまり、「今回は秘密保持のため、基本図面が配付されたなら、自分一人で、ほかの人に相談することはしないように、そして5日間で判定してください」と説明があったそうですが、それに間違いないでしょうか、答弁ください。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) そのとおりでございます。


◯議長(吉田 功君) 2番 杉山 貢君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) そこで私の提案なんですが、平成15年の検討委員会の答申にもありました、一覧表での比較表をつくることです。そうすることで、舞台の大きさ、ホールの座席数、各部屋のスペースや数がわかり、その会社が何をポイントに設計しているかが判断しやすいと思います。そして、実際に1次審査員に聞いてみますと、何名かは御自分でこの一覧表をつくり判定したとのことです。これについて答弁ください。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 今回、それぞれ提案された提案書を審査員に配付しまして、その提案書をもとに、皆さん、個人個人の御意見で判断をしていただいております。
 その際、一覧表というものについては、時間的余裕がありませんでしたので配付はいたしておりません。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。2番 杉山君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) 現状は配付していないということだったんですが、今後の問題としてどのように考えますか。答弁ください。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 今後、もっと時間的に余裕を持った中で作業を進めるということが必要だと思いますので、そのようなことも含めて検討していきたいと思っております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。2番 杉山君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) 検討していただけるということで……。
 もう一つ、これは切り分けの方法の考え方なんですが、裁判で言うところの、被害者と加害者の切り分けにしますと、1次審査の15名というのは、すべて加害者であり、使用者側であります。建設するとき、またはその後使用するときも、被害者である地元住民側は1名もいないわけで、これについて答弁ください。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 今回の審査員の中に地元の方の参加がありませんでした。この辺についても配慮する必要があろうかと思います。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 2番 杉山君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) 十分検討してください。
 続きまして、1の4の質問に入ります。1次審査の内容について質問します。
 審査結果は、8社のうち、1位が19点、18点、15点、13点、12点、10点といった上位と中位グループの6社とB社の2点、D社の1点といった下位グループの2つに分かれました。そして、清水町の応募要項書には、「最終選考された1社以外の会社には、参加協力金として10万円を支払います」とありました。これについて、1点、2点と極端に低い下位グループの2社に対して、私は本当に10万円の価値があったのかと、一種の疑問を抱きました。
 そこで、担当課としてはどのような判断をしたか、説明をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) お答えいたします。
 建築設計提案の実施自治体などにお聞きしたところ、設計提案書を作成するためには、参加業者は提案書作成に十数週間を要し、また、設計図面やイメージパーツ等の作成に百数十万円の費用を要すると伺っております。
 今回の当町建設設計提案の業者説明会においては、参加協力金の金額を明示しており、提出された設計提案書を審査した結果、8社とも町が要求する提案書の要件を満たしておりました。このうち、2社が、第1次審査会での審査員の投票の結果、たまたま下位グループになったものであります。
 このため、審査結果と参加協力金については、点数のいかんを問わず採用者を除いたすべての参加者に支払うこととしたものであります。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。2番 杉山君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) 当局は、再チェックの結果、手抜き設計など問題はなかったと判断したとのことですが、私が抱いた一種の疑問は、やはり専門家、建築士と「士」がつく国家資格を持つ方に確認してもらうことが一番と思い、知り合いの1級建築士と一緒に、2次審査の終了後、機密扱いがなくなったところで図面の確認をさせていただきました。
 結果は、1次審査の8社とも、専門家の目から見て、「各者とも遜色はありません」とのことでした。したがいまして、「下位の会社でも、参加費の10万円の価値は十分にあります」とのことです。そして、図面にはあらわれない設計の構想を練る段階、裏の部分など、御自分の設計体験を伺いますと納得するものがありました。これで、私も議員としての一つの確認の仕事ができたと思ったのは思い過ぎでしょうか。
 これについて、専門家にチェックしてもらうということと当局の再チェックの方法と比較して、どのように感じたか、答弁ください。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 建築の専門家に、いわゆるまだ審査の段階のデータを見せてということについては、私ども、予定はしておりませんでしたので、今後、そういう件があったときには、その辺についても考慮、検討していく必要があるのではないかというふうに思っております。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。2番 杉山 貢君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) ぜひ検討の中に加えてください。
 次に、1の5の質問に移ります。
 2次審査のプレゼンテーションにおきまして、エレベーターにユニバーサルデザインを採用すると、F社の1社だけ説明がありました。
 このエレベーターのユニバーサルデザインについて説明してください。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) お答えします。
 F社の提案書に明記されているエレベーターは福祉仕様のエレベーターであり、車いすの利用者用として、階数等を指定するボタンが低い位置にも設定され、車いすがエレベーター内に前向きに入って回転できない場合でも、エレベーターのドアの開閉が鏡でわかる仕様となっております。
 また、視覚障害者用として点字表示や音声による案内ができる仕様となっております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。2番 杉山 貢君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) エレベーターのユニバーサルデザインと一口に言っても、時代背景により違いが出てまいります。当局の答弁の内容は、1つ古い考え方のものではないかと思います。
 現在、一般的に、エレベーターのユニバーサルデザインといわれますと、緊急時に救急車のストレッチャーを奥まで入れられるような、延長の窓が装備されたものを示すそうです。この一歩進んだエレベーターのユニバーサルデザインは、ことし9月に開所しました三島市の北上文化プラザで採用され、同僚議員と見学した際、一番最初に勧められたものです。
 そこで、今からでもこれを検討できないか、当局の考え方を伺います。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) お答えいたします。
 新施設のエレベーターにつきましては、今回、提案された福祉仕様のエレベーターを設置した場合の工事費は約1,760万円で、議員、ご提案の、ストレッチャーの入るエレベーターを設置した場合の工事費は約1,800万円程度の費用と伺っております。
 ストレッチャーの入るエレベーターを導入した場合、約40万円程度の工事費が多くかかりますが、人命にかかる救急業務の円滑な搬送ができるよう、ストレッチャーが入るエレベーターの導入に向けて検討していきたいと考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。2番 杉山 貢君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) 私が思うのに、40年か50年に一度の町公民館の建て替えです。ぜひ検討の一つに入れてもらうことを山本町長にも強く要望いたしまして、次に移ります。
 1の6の質問は、先ほどの関連質問とダブるため省略いたします。
 続いて、1の7の質問に移ります。
 平成15年度検討会のまとめの中に、「公民館の建て替えには町有林の木材を有効利用すると良い」との一項目がありました。今回、平成19年度として検討するに当たり、これをどのように検討し、結論を出しましたか。できれば木材の市価も参考に説明してください。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) お答えいたします。
 生涯学習拠点施設整備には、木材を有効に活用にし、温かみのある施設として整備をしていきたいと考えております。しかしながら、町有林の木材の使用ということになりますと、町有林からの木材の伐採、積み込み、搬送の費用が新たにかかることや、切り出した木材の乾燥期間が数年を要するなどの点を考え、今回の生涯学習拠点施設整備には、町有林の木材の使用については考えておりません。
 なお、単価でございますけども、新施設の町有林の木材を使用した場合と市販の木材を使用した場合では、厚さ24ミリ、幅120ミリ、長さ4メートルのヒノキ板材の製品単価では、町有林のヒノキ板材単価は約1,100円程度に対し、市販のヒノキ板材単価は約1,500円程度になります。
 しかし、先ほど申し上げましたように、この単価は、町有林からの伐採、積み込み、この辺が含まれておりません。こういうものを加えますと大幅に単価が上がることから、市販の木材を使用するものであります。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。2番 杉山 貢君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) 昭和25年生まれの私が、父親や近所の先輩方に今まで伺ってきました町有林の話を少し紹介いたします。
 戦後、焼け野原で、家も木もなくて大変に困ったと。そこで、はげ山となった山に木を植えたそうです。町有林のそれは、町の建物をつくるときに少しでも役立てたいと、世代がかわっても、下刈り、枝打ちを繰り返し、先輩方が60年余り育てて、管理してきたものです。ちょうど今が60年もののヒノキ材として格好なときに木材として使えないとは、大変寂しいものがあります。
 そこで、1の8の質問に移ります。
 通告書の中ほどの部分からですが、そして、これは町公民館の建て替えだけに終わらず、後に続く幼稚園、保育園などの建設にも大いに役立つと思います。それらを含めまして、町有林の有効利用に道を開くということにポイントを置きまして、町有林の今後の方向性をどのように考えるかを御答弁ください。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 杉山議員の御質問にお答えをいたします。
 議員の御質問の要旨は、長い間私たちの先輩が培ってきた町有林が伐期を迎えても、それがいろんな事情で使うことができないのは極めて残念だという指摘であり、その意味においては、まさに同感であります。私たちの育つ時代には、「もったいない」と、こういうことを学び、そして、今なおそのことが精神の中に生きております。
 そうした意味からすると、この町有林の木材を使うことは非常に良いわけでありますが、先ほど担当課長が御答弁をさせていただいたように、今、時代的背景から、人件費等々、あるいはそうした用材をとるところのコストとの関係で、結果において、町有林を使いたくともコストが著しく高くなるという点において、やむを得ない選択であると、かように思っております。
 時代は厳しく、経済的に非常に難しい時代でありますので、質が良く、なおかつ安く得られるのであれば、国内の他の産地の木材を使うこともやむを得ざる選択であると、かように思います。
 また同時に、議員、御指摘の町有林でありますが、そうした時代的背景を受けて、町有林が決して無駄だということではありません。地産地消の中にあって、特に地球温暖化、異常気象等々を考えますと、私たちの箱根山西ろくにおける町有林を将来ともはぐくんでいくということが、大きな、私たちの自然環境を保全するということで、今後とも、町有林については、先輩が築いた足跡を無駄にすることなく、将来に向けて、自然保護の観点からも心を用いていきたいと、かように思っております。
 以上、よろしく御理解をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。2番 杉山 貢君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) 平成2年に、清水小学校体育館の建て替えのときも同じ議論があったと聞いております。ぜひ一度金額換算をして、この金額だから今は使わない、だけどもこの辺まで来たら使える見通しがあるというような、そういうデータを持って、また新しい方向に進んでいってください。
 今回の私の結論でありますが、審査の結果、1社には、路線バスの引き込みや地元住民の交通渋滞にも配慮する設計のものが決まりました。当局の手法や概念につきましては指摘したような反省点がありましたが、専門家に見てもらった件も含めまして、おおむね正しい方向に進んでいると私は判断いたしました。
 最後になりましたが、町の幹部諸兄に初めにお願いしたことをもう一度確認いたします。今まで、1から8まで、町公民館の事例を挙げてるる説明してまいりましたが、その中には、御自分の部署でも活用できるものがたくさんあったと思います。これを、ぜひ自分の部署でも活用できるよう、自分の課に持ち帰り、チェックをし、改善を進めてください。
 そして、それを管理し、実践の確認をするのは、町長であり、副町長であり、教育長であります。改善の一歩は、自分のごく身近にあります。どうか清水町全体のスキルアップを目指して、山本町長の力強い確認の言葉をいただけますよう、町長の答弁をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 杉山議員の御質問でありますが、町全体をよく見て、そして、無駄のない、すばらしい行政への進めをという御意見と受け止めました。
 私たちは、常に全体を見て、そして自分の足元を見つめ、また、足元を見て全体を見ると。山を見て、森を見て木を見ないのではなく、木を見て森を見、海を見て、また波も見たりということで、全体を見回す中で、議員、御指摘のようなことについて、無駄のないように、全力で町の行政運営に努めてまいることをお約束いたします。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。2番 杉山 貢君。
              (2番 杉山 貢君登壇)


◯2番(杉山 貢君) 多少時間があるようですので、先輩議員の良いところを学び、私もまね事をして、雑感などを少し述べさせていただきたいと思います。
 今回、質問で感じたのは、町職員全体のスキルアップが必要であること、それには水平展開や垂直展開のものの考え方など民間手法を導入する案が浮上してまいります。また、最後に町有林の今後の方向性を伺い、地球温暖化防止に向けて方針を進めると聞きました。この2つを結びつけますと、出てくる答えは、ISO10001であります。
 昨日のNHKの番組「クローズアップ現代」で放送されました、「CO2削減義務化は必要か」という番組では、地球全体の取り組みの必要性を強調しておりました。そして、今まで後ろ向きであった世界最大のCO2排出国、アメリカの方針転換を紹介し、日本でも、東京都の3年後の導入に向けてその現状を説明しておりました。このように、これからは必要不可欠なものではないかと思われます。
 詳しいことは次回に回しまして、パリーグの予告先発ではありませんが、よほどのことがない限り、私の次回の一般質問のタイトルは、この「ISO14000」に向かうことを予告したいと思います。
 以上をもちまして私の一般質問を終了いたします。誠にありがとうございました。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして杉山君の一般質問を終わります。
 次に、5番 石垣雅雄君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 町の教育環境について」「2 5歳児健診の推進について」「3 新子育て支援センターについて」。
 発言を許します。5番 石垣雅雄君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) おはようございます。議長のお許しが出ましたので、通告に従いまして質問をさせていただきます。
 まず初めに、町の教育環境についてという質問でございます。
 昨日、同僚議員から、ハード面からの教育環境の問題について質問がありましたが、私の方から、きょうはソフト面から質問させていただきます。
 ことし4月に43年ぶりに行われました全国学力学習状況調査、いわゆる全国学力テストの結果が10月24日に公表されました。基礎的知識を問うA問題と知識を活用する力を問うB問題、小学校6年生が国語と算数、中学3年生が国語と数学ということでそれぞれ行われました。
 その結果、全国平均では、基礎的知識を問うA問題は平均正答率が73%から82%、そして、知識を活用する力を問うB問題というものが61%から72%と、いわゆる10ポイントから20ポイント程度こちらの方が低くなったわけでありますけれども、都道府県には公表するということで、静岡県の結果も出ておりました。
 静岡県は、A問題、いわゆる基礎的知識を問うA問題は、平均正答率は76%から83%、そして、B問題の方は64%から74%ということで、全国平均からするといいと。全国で大体10位前後ということで、まずまず良かったのではないかと思っております。文部科学省は、「知識を中心にしたその指導の成果というものは出ておるけれども、活用力に課題がある」というように分析をされておりました。
 さて、清水町のことが非常に心配になるわけでありますけれども、公表するかしないかは各市町村の教育委員会に任せるということであります。ところが、新聞の報道によりますと、「清水町は公表する」と書いてありまして、ああ、良かったなと思っておりましたが、清水町としてはどのような公表をされたのか、あるいはこれからされるのか、そして、その結果というものはどうあったのか、お尋ねをいたします。


◯議長(吉田 功君) 石垣君の質問に対する答弁を求めます。教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 過日の新聞報道におきまして、当町は全国学力学習状況調査結果を公表する側に静岡新聞で報道されたわけでございますが、その中に、「一部公表」というところが含まれておりました。当町におきましては、そのすべてを公表するものではございません。また、その公表内容は、学校別ではなく、小学校、中学校の当町の傾向についてのみ公表するものであります。御理解をいただきたいと思います。
 なお、結果につきましては、平均正答数では、おおむね県の平均以上でありましたので御報告を申し上げます。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。5番 石垣雅雄君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 成績は良かったようで、まずまず先生方もほっとされているんじゃないかと思いますけれども。
 A問題、B問題それぞれ分析をされておると思いますけれども、このA問題とB問題との関連性で何か見えてくるところがおありになりましたらばお話をしていただきたいと思うんですが、お願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) ただいまの石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 国語、算数、数学では、それぞれAとBの2種類の調査を実施いたしたわけでございます。Aは、身につけておかなければ後の学年等で学習内容に影響を及ぼす内容や、実生活において不可欠であり、常に活用できるようになっていることが望ましいとされる、主として知識に関する問題であります。石垣議員から先ほど御指摘いただいた、基礎的な知識のAということになります。
 また、Bは、知識等を実生活のさまざまな場面に活用する力や、さまざまな課題解決のための構想を立てて実践し、評価、改善する力などにかかわる内容で、主として、活用に関する問題であります。活用力というふうに私たちは言っておりますが、これがBということになります。
 これらは、国・県、同様に、知識については、今回出題されている学習内容をおおむね理解しているというふうに考えられます。しかし、活用する力につきましては課題が残るものであり、国・県と同じ傾向になっております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) やはり同じような傾向が清水町でも出たかなと思っております。
 もう一つ、学習環境や生活習慣などの調査、これも同時に行われたわけでありますけれども、このテストの成績の結果とこの学習環境、あるいは生活習慣との調査の関連性はどのような分析をされましたでしょうか、お伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 大変興味のあるところであろうかというふうに思いますが、基本的生活習慣が身につき、家庭でのコミュニケーションがとれており、規範意識や自尊意識が高く、種々のことに興味、関心を持っている児童・生徒の平均正答率が高いというふうな傾向にあります。
 また、当然のことながら、家庭学習がしっかりできたり、読書の習慣が身についていたり、授業に意欲的に参加をしたりしている児童・生徒の平均正答率も高いというふうな傾向になっております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 大変おもしろいデータが出たと思いますが、このようなデータを、保護者と、あるいは生徒ももちろんそうですけれども、ぜひお知らせをいただけたらと思います。非常に参考になると思いますので、よろしくお願いいたします。
 実は、OECD、経済協力開発機構が、加盟国57カ国、15歳以上、高校1年生以上ですね、世界の男女40万人を対象に国際学習到達度調査を行いまして、結果が、きのう世界同時発表されまして、きょうの新聞に出ておりました。読解力、あるいは数学的応用力、科学的応用力の3つの分野での学習調査が行われておりましたけれども、どれも日本は順位を下げてしまったということであります。
 くしくも、ことし行われましたこの学力調査と、この、今回のOECDの学力調査というものが、応用力にやっぱり欠点があった、応用力が弱いということが出たわけであります。ぜひ学校の教育現場においても、基礎は十分あると思いますし、また、当然それはつけていかなければいけないわけですけども、応用力もぜひつけるような、力をつけるような授業というものを、ぜひこれは要望をしておきたいと思っております。
 次に、外国語の方でありますけれども、町長は施政方針の中で、「国際化に対応するために外国語教育を推進していく」と強調されておりました。大変重要なことでありますが、6月の一般質問でもお尋ねさせていただきましたけども、ALTをあと1名、中学校に配置したらどうかという質問をさせていただきましたところ、「財政的な面を考慮して検討していきます」と御答弁をされておりました。
 確かに、厳しい財政状況であることは重々承知しておりますけれども、私は、教育にかける資金というのは、先行投資でもありますけれども、決して無駄にはならないのではないかと思っております。子供の人格形成のため、また子供の幸せのためにも、金は惜しまない、その方がいいと考えておりますが、検討中だと思いますけれども、この件についてどのようにお考えになっているか、再度お尋ねをいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) ただいまの石垣議員の御質問に対してお答えをいたします。
 国際化の時代に対応する生徒・児童の育成は、重要な教育課題の一つであります。そのような環境をつくっていかなければならないというふうに私も考えております。
 しかしながら、その環境づくりには経費もかかるわけでございますので、今後、この前と同じ答弁になるかもしれませんが、財政的な面を考慮しながら、なるべく早い対応ができるように努めてまいりたいというふうに考えております。
 よろしく御理解をいただきたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) ぜひ強く検討をしていただきたいと思います。
 語学というのは、特に英語は重要であるということは、皆さんも同感だと思いますが、この新聞によりますと、諸外国では、韓国が1997年に小学校での英語を必修化しているんですね。小学校なんですよ、小学校で必修化。そして、中国では2001年に必修化。フランスやドイツでは、この10年間で猛烈な英語化が進んで、今やTOEICなどの英語能力テストではトップ5の常連だそうであります。
 日本は、この間英語力を落とし、今では、先進国の中では最下位であるだけではなくて、北朝鮮と順位を競うレベルに落ちているそうであります。
 ことしの夏に、実は小学校へ訪問をさせていただきまして、校長先生と懇談をさせていただきましたが、子供たちはALTの英語の授業を大変楽しみに待っているということをおっしゃっておりました。ネイティブスピーカーによる生きた英語を聞くことができるとともに、外国の生活や外国の文化に直接触れることができるということは、また、子供の積極的なコミュニケーション能力の基礎を培うことができるということで、とてもいいことなんだということをおっしゃっておりました。
 このようなすばらしい教育にこそ投資をすべきではないかなと思いますので、ぜひよろしくお願いをいたしておきます。
 引き続き教育環境の問題でありますけども、前回、9月の議会でも質問させていただきましたが、子供の安全・安心な居場所づくりのために放課後子どもプランというのをご提案させていただきました。それに対して、今後、運営委員会を立ち上げて前向きに検討していくとしておりますが、今現在どのような検討をしておられるのか、ちょっとお聞きいたします。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 石垣議員の御質問にお答えいたします。
 前回におきましても答弁いたしましたとおり、現在、県内の先進事例等も参考にしながら、放課後子どもプラン運営委員会への一般町民の参画も含めた委員の構成や選定方法等について検討を進めているところであります。
 今後も、放課後子どもプラン運営委員会につきましては、関係する各課との調整を行うとともに、他市町の動向も注意深く見守りながら、そのあり方について検討していきたいと考えているところであります。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 放課後子どもプランというのは、安心・安全という防犯面に加えて、少子化対策として、親が安心して働ける環境づくりとしても非常に重要であると思います。空き教室を利用して、教員のOBとか、あるいは大学生、地域ボランティアの協力を得て、勉強とか、あるいはスポーツ、そういうものを教えていく、あるいは英会話もあればもっといいんですけども、子供のためになるプランをぜひつくっていただきたいと思いますが、その内容的なものは何か検討しておられますでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 今後、運営委員会立ち上げの中で、設置した際に、今、議員の方から御提案のあった事項につきましても検討させていただきたいと考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) ぜひよろしくお願いいたします。
 次に、いじめ問題でありますが、非常に深刻な問題であります。このいじめ問題について細かいことはお聞きはいたしませんけども、きょうは、いじめに対する見解というか、お考えをお聞きしたいと思っております。
 この11月15日に、平成18年度児童・生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査によりますと、いじめの発生件数が、平成17年度の調査と比較して、2万件であったものが今度は12万5,000件と、6倍増になったわけであります。
 この深刻ないじめ問題の状況が浮き彫りになったわけでありますが、このいじめの発生件数が急増した理由には、学校側から、今度は子供側に、また、被害者側の気持ちを重視し、その実態を把握しようとしたところにあるわけでありますが、その結果、これまで見過ごされていたいじめも数多く集計されていると聞いております。当町も恐らく同様じゃないかと思いますが、このような実態を深刻に受け止めて、効果的な防止策を早急に講ずるよう要望をしておきます。
 いじめ問題に関して、先日、「ジャパンタイムズ」に、ある人のいじめに対しての寄稿文が載っておりました。これは英字新聞でありますが、私の中学時代にはALTがいなかったもんですから英語では読めませんでしたけども、翻訳したものをちょっと読ませていただきました。大変すばらしかったので、読みますと時間がありませんのでかいつまんで読ませていただきますが、町長並びに教育長の御見解をお伺いしたいと思います。
 二、三分、ちょっと読ませていただきます。
 いじめによる痛ましい事件が相次いでいる。仲間や級友から長期にわたって嫌がらせや暴力を受けた子供が自ら死を選ぶ悲劇も後を絶たない。そこまで追い詰められた子供の苦しみと絶望を思うと胸が張り裂けるようだ。残された家族の悲しみ、無念さはいかばかりか。いじめは日本のみの病弊ではない。
 しかし、日本においていじめが自殺という悲劇を生み出す背景には、閉鎖的な社会への精神風土が色濃く影を落としている。すなわち個性の光る存在や抜きん出た存在は往々にして嫉妬の標的となり、異質と烙印を押されて存在自体を否定されるような集団的無視や排除にさらされる。脅迫や暴力を伴うこともある。周囲は、付和雷同して進んでいじめに加担するか、さもなければ自分も疎外されぬようおびえながら傍観する側に回るという島国根性の根深い悪弊がある。
 そうした悲しい現実に、教師や親たちは勇気ある対応ができているのだろうか。さらに、日本社会に特有なのは、いじめられる側にも問題があるという予断である。無意識のうちに多くの人が抱いている錯覚だ。この理屈は、いじめる側といじめを傍観する人々を擁護することになる。しかし、この世界にいじめられて良い人が一体どこにいるのだろうか。
 いじめという卑劣な行為は、いかなる理由をもってしても絶対に正当化できない。断じて正当化してはならない。いじめ問題に取り組む第一歩は、いじめる側が100%悪いことを明確にすることではないだろうか。そして、いじめを容認する風潮を決然と一掃することである。
 そのためには、まず、いじめに気づいたら、大人が、教師であれ、親であれ、自ら問題解決への断固たる行動を起こし、その勇気ある姿を子供に示すことだ。大人社会にある陰湿ないじめ、エゴイズムや他者への冷淡さ、マスコミの人権侵害、弱者を笑いものにするテレビの悪趣味、さまざまな差別の横行、こうした環境で取り囲んでおきながら子供たちに理想を押しつけるのはあまりにも身勝手である。いじめ問題は大人社会の病理を反映していることを決して忘れてはならない。
 子供たちは、今、大人社会のゆがみを訴えている。ときには命をかけて、言葉にはならぬ声を振り絞って。その叫びに真剣に、誠実に応えていく私たちの行動にこそ病み行く現代世界を甦生させるかぎが秘められている。私たちは、真正面から子供と向き合わなくてはならない。大人自身を救い出すためにも。
 このような、ちょっとかいつまんで読ませていただきましたけれども、これについてお考えをお聞きしたいと思いますが、よろしくお願いします。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 今、石垣議員が朗読をされました著名人の「ジャパンタイムズ」への寄稿文を翻訳された書面を、過日、石垣議員から、「参考に読んでおいてほしい」というお言葉をいただき、私も、その論文を食い入るように拝読をさせていただきました。同氏の訴えは、いじめはまさに大人社会への警鐘であると。子供たちが開かない扉をどんどんたたいているのにもかかわらず、大人社会は、わが子に限ってそのようなことがないというような思いから、あるいはわが子がいじめられているときにはさにあらず、多くの場合は、非常にそれをただ単に傍観をしているのではないかという、痛ましい事件に対する警鐘であり、私も涙が出る思いでありました。
 わが町にあっては、少なくともそうしたいじめがないように、仮にあったとすれば、それは、いち早く私たち大人が見出し、発見し、そしていい方向に解決していかなければならないと思います。
 今、石垣議員の御質問の中にありましたように、仲間や級友から、嫌がらせ、暴力によるいじめによって起きている悲惨な事件は年々急増しており、誠に残念なことであります。
 少子化、核家族化、情報化等の社会状況の変化に伴い、親子のふれあいも少なくなっており、そのことにより愛情に飢えている子供たちが、ストレスのはけ口として、身近な弱い友達をいじめ、仲間外れにしたり、暴力を振るうなど、いじめの現象の一つとなってあらわれているというふうに受け止めております。
 いじめは早期に発見し、その芽を摘むことが大切であり、そのためには、常に、家庭や学校、さらには地域における日常生活での子供の変化を見逃していってはならないというふうに承知をしております。身近で、信頼できる相談者となるために、親や教師は、子供たちと真正面から向かい合って、問題の解決を図る努力をしていかなければならないことは当然であります。そうした、毅然とした大人の姿勢を見せることにより、子供たちは安心を享受し、より一層、親や教師とのきずなが強まるのではないかと、かように理解をしております。
 私は常に思うのでありますが、大人社会の私たちから見て、子供は未来からの預かりものであるという認識に立っております。わが子でありながら、社会全体から見ての宝の預かりものであると、かように思え、子供たちの自尊心を傷つけないよう、責任ある大人の態度として、家庭、学校、地域が連携を図り、子供たちの育成に努めていくことが大事であると考えております。しかし、同時に、それぞれの家庭において、私は、子育ての責任者は親であると、こういう自覚を今後とも理解を進めていくことが大事であると、かように思っております。
 それから、せっかくここに立ちましたので、先ほど教育長へのALTの御質問、答弁でありますが、基本的には教育長の答弁をいただいたとおりでありますが、私たちの町でALTを採用したのは、竹下内閣のふるさと創生事業の中で、何を選択するかと、こういうテーマが課題になりました。当町のふるさと創生委員会での出来事でありますが、その中で、次代を担う子供たちのために、わがふるさとはこうであったと、こういうことを残すためにはALTを採用してほしいということを訴えた張本人であります。子供の時代、あるいは青春時代に鍛えた、そうした教育環境というのは、子供たちの将来の永遠の財産になるからであります。
 この世に生まれた以上、少なくとも清水町に生まれ育ったものが、それぞれの立場で人生の勝利者となるよう、今後とも、ALT等については前向きに検討を進めていくことをここに御答弁させていただきます。
 以上、よろしく御理解、お願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) ただいまの石垣議員の町長並びに教育長への御質問でございますが、同じ質問だというふうに解釈をしておりまして、私のいじめについての見解という形でお答えをさせていただきたいというふうに思います。
 いじめは、どのような理由があるにせよ、絶対にあってはならないことであるというふうに考えております。それは人権にかかわる問題だからであり、人権は他の人によって侵されることのない神聖なものであるからであります。
 この認識の上に立ち、教育現場でいじめが発生したときには、学校が一丸となって対処し、いじめられている子供を全力で守り、学校は何があっても絶対に引かないというメッセージを加害者に送り続け、毅然としてそれに立ち向かわなければなりません。
 子供を取り巻く大人社会には、多くのいじめやそれに類する誹謗や中傷が数多く存在をしております。また、テレビやDVD等の多くのメディアの中にも、人を攻撃し、おとしめる内容のものがはんらんしており、子供たちはそれらの影響を受けていることも考えられます。このような状況下に置かれている子供たちは多くのストレスを抱え、そのはけ口として、弱い者を攻撃し、ばかにし、からかうなどのいじめ的行為をすることによって自らを癒している傾向があります。
 したがいまして、教師や大人が子供たちと真剣に向き合い、話し合うとともに、いじめに遭遇したときの対処方法を教えることも、また大きな役割ではないでしょうか。
 いずれにいたしましても、いじめによる自殺は絶対にあってはならないことであり、学校ばかりでなく、社会を挙げて取り組まなければならないことであるというふうに考えております。
 そのためには、学校現場での子供と教師の触れ合う時間を増加させる工夫、指導方法、教師の早期発見のための技術の向上、相談活動、アンケート調査、地域との連携などによる情報収集の方策、PTA活動の推進、地域の青少年活動の推進など、考えられるあらゆる手だてを駆使してその絶滅に邁進しなければならないというふうに考えております。
 よろしく御理解をいただきたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) ありがとうございます。よろしくお願いします。
 では、次に移ります。5歳児健診の推進についてということであります。
 子育て支援の一環として、5歳児健診の推進について質問をするわけでありますが、前回の一般質問で、子育て支援対策として、妊産婦に対して優しい環境づくりのために妊産婦にマタニティーマークの配布をと。また、妊婦に経済的負担を軽減するための妊婦無料健診の2回から5回、清水町は、今現在2回無料をやっておりますけども、5回までに拡充をというお願いをしましたところ、「どちらも少子化対策の一環として前向きに検討していきたい」という答弁をされました。来年度の予算にぜひ反映されますよう強く期待をしております。
 きょうは、いよいよその子供が生まれたところからの質問でありますけれども、子供が生まれますと、当然、健康ですくすく育ってほしいと、どの親も思うわけでありますが、現在、町で行われております乳幼児健康診査の実施の対象年齢というのはどうなっているのでしょうか、お伺いします。


◯議長(吉田 功君) 健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) 石垣議員の御質問にお答えいたします。
 乳児健康診査では、生後4カ月と10カ月の乳児を対象として各指定医療機関で実施しており、また、幼児健康診査では、1歳6カ月と3歳の幼児を対象として保健センターで実施しております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) これは母子健康法で決められているわけでありますが、恐らく就学前にも1回、多分行っているのではないかと思いますけれども、今、小・中学校では、発達障害児への支援のために、9月から、特別教育支援員というのが各学校に配置されたと思います。
 教育現場で、先生方が大変御苦労されていると思いますけれども、この3歳児健診で注意欠陥多動性障害、いわゆるADHDやアスペルガー症候群などの軽度発達傷害と、この健診で発見されたというか、診断されたお子さんはおられましたでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) 発達障害という症状につきましては、外観ではわからない多様な症状を含んでいることから、日常の状態の把握や専門の医師の診断が必要となります。
 なお、保健センターで行っている健康診査だけでは診断をすることは困難であり、これまでの健康診査において発達障害と診断された幼児はおりません。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) たぶんそうだと思います。実は、その3歳ではなかなか発見しにくいと言われておりまして、3歳児健診から就学前健診までのこの間が開き過ぎというのが、特に近年、増加しているこの発達障害にとって非常に重要な意味を持っていると言われております。
 なぜなら、この発達障害は、早期発見、早期療育の開始が重要でありまして、5歳程度になると健診で発見しやすくなるということでありまして、就学前までの健診の機会がなく、ようやく就学前健診で発見されたのでは遅いと言われております。
 発達障害は、対応が遅れると、それだけ症状が進むと言われております。また、就学前の健診で発見されたとしても、親御さんがその事実を受け入れるのになかなか時間かかると。それで、適切な対応、対策を講じることなく子供の就学を迎えてしまうために、さらに状況を悪化させてしまったといったケース、現状があるわけであります。
 厚労省による平成18年度の研究報告書によると、鳥取県とか栃木県ではやっておりますけども、鳥取県の5歳児健診で9.3%、栃木県では8.2%の児童が発達障害の疑いがあると診断をされたわけでありますが、この児童の半数以上が3歳児のときには何ら発見できなかったと言われております。
 報告書の結論として、厚労省は、その現行の健診体制では十分に対応できていないと、そういうふうに報告されておりました。
 平成17年に発達障害者支援法というものが施行されたわけでありますけれども、「各自治体は、早期発見のために必要な措置を講じること」と定めております。財政的に厳しいことは承知しておりますけれども、多くの子供たちを救うためにも5歳児健診の導入が必要ではないかと思いますけれども、当局の見解についてお伺いをいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) 発達障害に対する5歳児の健康診査の実施に有効性につきましては、議員から御指摘をいただきました、厚生労働省、あるいはマスコミ等で報じられているところでございますが、わが町の保育所や幼稚園におきましては、医師による定期的な健康診査を実施しているところであります。
 また、当町におきましては、保育士や幼稚園教諭による幼児の集団生活における日常の行動等に注意を払う中で、発達障害が疑われる幼児に対しましては、保健センターで行っている発達相談や県の専門機関への相談、専門医療機関への受診を積極的に進めております。
 今後も、発達障害の早期発見と早期支援を目指しまして、関係機関及び専門機関との連携を図ってまいりたいと考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 本当に、幼稚園や保育園、保育士とか幼稚園教諭とよく連携をとっていただいて、早期発見に努めていただきたいと思っておりますし、また、できれば強制的に5歳児健診というものができればということで、ぜひ検討をしていただきたいと思っております。
 最後の質問になりますが、新子育て支援センターについてご質問をさせていただきます。
 ことしの11月1日に、防災センターからサントムーンに移転、オープンした子育て総合支援センターについてでありますが、私は、先月、オープン間もない日曜日に訪問してきました。ショッピングセンターもにぎわっておりましたけれども、子育て支援センターも多くの親子がおりまして、大変なにぎわいでありました。
 そこでお伺いをいたしますが、まだオープンして1カ月ちょっとでありますけれども、この1カ月間の利用状況と防災センターとの人数の比較、そして、一時保育の利用状況、この辺のことを、数字があれば教えていただきたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 支援センターでの現状ということで、11月1日オープン以来、1カ月間で4,532人の利用があり、1日平均は174.3人でございました。
 防災センターに設置をしておりましたファミリーサポートセンター内での憩いの場では、1日平均7.3人でしたので、大幅な利用増となっております。
 また、一時保育につきましても、1カ月間で70人、127時間の利用があり、順調に運営が進められているというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 大変多くの方が利用されているようでありますが、そのうちの、清水町の方、地域ごとに、多分集計をされていると思いますが、清水町の方は何%ぐらいなのか、また、近隣の市町の方々が何%ぐらい利用されているのか、また、それらを何名の職員で対応されているのか、お伺いします。


◯議長(吉田 功君) こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 利用者数でございます。4,532人のうち、町民の利用者は1,236人、全体の27%でございます。
 近隣住民の利用率でございます。沼津市民が20%、三島市民が27%、裾野市民が4%、長泉町民が13%、函南町民が3%、その他の地域が6%となっております。
 一時保育につきましては、利用者数70人のうち、町民の利用は17人で、全体の24%となっております。
 また、職員体制につきましては、通常は正規職員1人、臨時保育士3人の4人体制で業務を運営しておりますが、必要に応じて子育て支援係がサポートしているというところでございます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 地元の清水町が27%ということでありますが、地元でありますので、さらなるPRが必要じゃないかと思います。その辺も、地元の方にも、もっともっと利用できるような形をとられたらいかがかと思います。
 この子育て支援センターは、今おっしゃった数字からして、本当に多くの方が利用されて、支持されているということは、非常にうれしいことでございます。
 先日、静岡新聞でしたが、袋井市の子育て支援センターが利用者数を伸ばしており、県内トップクラスということで記事に書かれておりました。オープン1年7カ月で10万人が利用されたと。これを計算しますと、1日当たり175人。この清水町の子育て支援センターとほぼ互角なんですね。オープン1カ月で、清水町と、この県下トップクラスの袋井市とがほぼ肩を並べるぐらいの、本当にすばらしい子育て支援センターになっているんじゃないかと思いますが、このサントムーンのところは、今月、シネマコンプレックスで複合映画館がまたオープンをいたしますし、恐らく、ますますこの需要というのは高まってくるのではないかと思います。
 最後に、現在の状況及びこれからの予想を踏まえて、今後の検討課題は何であるとお考えになっているか、お聞きいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 設置場所が大型ショッピングセンター内という、非常に利便性の良い場所にございます。近隣市町をはじめとした広域の方々の利用が、この子育て総合支援センターの一つの特徴となっております。また、週末になりますと、父親と子供という組み合わせでの利用が多く、これもまた、他の子育て支援センターにはない特徴かと思っております。
 今後につきましては、大型ショッピングセンターのイベントによっても来場者数が左右されますので、早めの情報収集を欠かさず、避難訓練等も定期的に行いながら、来場者にとって安心して利用できる施設として運営ができるよう努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) どうか、県トップクラスの子育て支援センターでありますので、どうか安心・安全なセンターとして、また、決して事故のないよう、万全な態勢で立派な子育てセンターを育てていただきますようお願いしまして、質問を終わります。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして石垣君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
                                午前10時27分休憩
                                ────────
                                午前10時44分再開


◯議長(吉田 功君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 ここで当局者にお願いをいたします。
 答弁は簡単明瞭にお願いいたします。
 16番 森野善広君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 介護保険料の引き下げはできないか」「2 医療費を削減するために」「3 柿田川は整備が必要」。
 発言を許します。16番 森野善広君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) それでは、議長の御指名がありましたので、既に通告しております3点について質問をいたします。
 まず、介護保険料の引き下げはできないかというふうな点であります。
 9月議会で、私は、介護保険料の引き下げについて、議員発議で提案をいたしました。このときに否決されたわけでありますけども、その反対討論の中で、幾つかできないというふうな理由が発言されました。この点について、今回、当局の見解をお聞きしたいと思います。
 まず、反対討論の中で、基金の役割として、介護保険を運営するバッファーとしての役割があるというふうなことで、そのバッファーがなくなる、要するに基金がなくなるということについて、介護保険事業をやっていけないのではないかと、住民の負担になるのではないかというふうな発言がありました。
 基金がなくなった場合、介護保険事業はやっていけなくなるのかどうか、この点について御答弁をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 社会保険としての介護保険財政は、一般会計と異なり、財源や収入がないからという理由で被保険者への保険給付費を抑えることはできない上、変動する支出に対して早急に対処するための必要額を確保しなければなりません。
 したがいまして、介護保険保険給付支払準備基金において、変動する保険給付の支払い等に備えておくことは、介護保険事業を円滑に運営する上で何よりも必要であると考えます。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 質問の内容は、基金の性格を聞いているのではなくて、基金がなくなった場合に介護保険をやっていけないかどうかと、その点を質問しておりますので、答弁をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) 事業運営におきまして赤字が生じた場合、県の財政安定化基金等からの借り入れを前提とした運営を図ることであれば、基金がないということについては可能でございますが、この借り入れを行うには、まず、借り入れを行う理由等についての県との事前協議を行った後に申請をし、お金が振り込まれてくるまではおおむね2カ月を要すると。ただし、またお金が振り込まれるにつきましても、振り込まれるのは、毎年2月、あるいは3月とされているところから、この間に給付の支払いに不足が生じるというようなこともございますので、それを有効に活用できるという中では基金が必要であるというふうに考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 県内でも、この基金を利用した自治体はありますし、全国でも、幾つも自治体は利用しております。
 今、課長はさまざまの問題を言っておりますが、介護保険の基金がなくなっても別に支障はないというふうなことで考えますけど、その点、いかがですか。


◯議長(吉田 功君) 健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) まず、基金の関係でございますけれども、県の財政安定化基金につきましては、やはりこれは、市町村で給付費に支障が生じたり、あるいは保険料が滞納等で適当な額を確保できなかったり、そういうような不測の事態において財政安定化基金からの借り入れができるというような条件もございます。
 すべての自治体が同じような手法をとって、仮に財政安定化基金を当てにしながら事業を運営していくということになりますと、やはり財政安定化基金についても、その基金の保有額というのは不足してくることもございますので、やはりこれについては、支払準備基金というものを設けて、中期財政運営を進めていくという上では十分に必要ではないかというふうに考えております。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) そういうことなら、その基金の積み立ての支出をやめるべきですよ、使えないのであれば。これまで、毎年毎年、その基金のために清水町からも拠出しているわけです。いざというときに使えない基金なんていうのは、そんなのは積み立てる必要はありませんよ。
 基金が足りないというふうに言いましたけども、県の方は、基金はもう利用がそんなになくて、基金が十分にあるから、たしか平成19年度からこの基金の積み立ての費用の拠出はしなくてもいいというふうな判断をしていると思います。この議論をしていてもしようがありませんので次に移りますけども、実際になくても大丈夫だというシステムをつくっているわけでありますので、指摘をしておきます。
 次に、その反対討論の中で、私は、施設療養費がこの介護保険利用計画に見るほど増えないというふうなことを指摘してまいりましたが、三島市の方にも新しい施設ができるというふうなことで、施設の利用が増えるという可能性もあるというふうな指摘がありました。この点、お聞きいたしますけども、療養型の病床数、特別養護老人ホーム等、平成17年度から19年度のベッド数の推移についてどのようになってきたのか、質問をいたします。


◯議長(吉田 功君) 健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) 駿東、田方圏域における介護3施設の、平成17年度から平成19年度までにおける各年度の4月1日現在のベッド数の推移につきましては、介護老人福祉施設では、平成17年度は1,723床、平成18年度及び19年度は1,993床であり、介護老人保健施設では、平成17年度及び平成18年度は1,615床、平成19年度は1,665床であり、介護療養型医療施設では、平成17年度は842床、平成18年度は867床、平成19年度は863床であります。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 今、答弁がありましたように、平成18年度、平成19年度はほとんど増えておりません。合計で言いますと、平成17年度が4,180床、平成18年度が4,475床、平成19年度は4,521床であります。このベッド数の増加は、平成17年度に対して平成19年度が108%です。8%の増加ということですね。
 ところが、この介護保険事業計画では114%の増加の予算を立てていると。要するに、施設数以上の増加を見込んでいるわけであります。また、平成20年度に至りましては、三島市の「いづテラス」の増設分を含めましても、70床ですから4,591床となり、109%です。この介護保険事業計画では121%の増加を見込んでおります。
 こうした点から見ても、施設介護の給付を大幅に見込み過ぎているのではないかというふうに思うんですけども、その点、いかがですか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) 保険事業計画の関係でございますけれども、この計画につきましては、そのときに、やはり金利の状況、あるいはその他のいろいろな予期できない事情等も踏まえまして、介護保険にかかっている、サービスを受けている方たち、今後受けられる方たち、そういう方たちの予測を立てながら行っておるものでございます。
 したがいまして、現実と乖離が出てくることもございますけれども、財政運営という部分を考えたとき、やはりそういうような費用がかかるということを念頭に置きまして計画を立てるというのが通常でございますので、そのような中で計画を立てているというところでございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 介護保険に限っては、予期できない出来事というのはそんなに起こらないわけです。特に施設についてはすぐにできるわけではありませんから。施設建設には3年から、長い場合は5年かかります。したがって、長期の見通しは立てやすいわけです。
 さらに、平成17年度からは、施設入所者に対する昼食費、食事代、部屋代が自己負担になった、保険から外されました。そういうことを考えるならば、先ほど8%、9%増えたというふうに言いますけども、平成18年度決算を見てみますとわかるように、平成17、18年度の施設費用は増減がゼロであります。施設数は7%増えても、給付費の伸び率はゼロ%です。そういうことから見ても、20%の増加は大き過ぎるというふうに私たちは指摘したわけでありますけども、それは数値の上からは間違っていないというふうに思います。
 ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
           (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)


◯議長(吉田 功君) 議事進行との発言がありましたけども、質問の内容に関してはお答えを願いたいと思います。健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) 先ほどの森野議員の御質問でございますけれども、その前に、やはり計画と、それから実態との利用の違いの中で、なぜこれだけ乖離ができているかということでございますけれども、このような施設というものは町外者での利用が可能であると。誰がどの施設で待機待ちをしているか、また、いつ誰が亡くなるか、または退所するかなどの推察がとても困難であると。したがいまして、当町の被保険者の入所が増加した場合に対応できるための計画を立てているというところでございます。
 ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 次に移りますけども。
              (「議長」と呼ぶ者あり)


◯議長(吉田 功君) 発言中です。


◯16番(森野善広君) 介護保険料の引き下げの場合、この介護保険の事業計画の見直しが必要だというふうな点で指摘がありました。その鳩ヶ谷市ですけども、介護保険料の引き下げをしておりますけども、介護保険事業計画の見直しは行われておりますか、行われておりませんか、その点、お答え願います。
        (「議長、議事進行の発言を求めます」と呼ぶ者あり)


◯議長(吉田 功君) 議事進行の発言を許可いたします。どうぞ。


◯14番(久保田静輝君) 先ほど松浦議員の方から議事進行の発言がありましたけども、その発言を処理してから議会の方の運営を願いたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 暫時休憩いたします。
                                午前10時58分休憩
                                ────────
                                午前11時26分再開


◯議長(吉田 功君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 先ほどの松浦議員からの議事進行の発言は、一般質問中ですので、このまま質問を続行いたします。
 久保田議員にお伺いいたします。それでよろしいですか。
              (「了解」と呼ぶ者あり)


◯議長(吉田 功君) それでは、一般質問を続行いたします。
 答弁を求めます。健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) 鳩ヶ谷市におきまして介護保険事業計画の見直しをしたかという御質問でございますが、介護保険事業計画の見直しはしていないとのことでございます。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) ちょっと前後いたしましたけども、反対討論の中で、過去の年度で賦課した保険料の調整は後の年度で行えないというふうな発言がありましたけども、こういうことは本当にできないのかどうか、見解をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) 過去の年度で賦課した保険料を調整することについては、法の定めるところにより、既に決算が終了した年度において生じた過納金は、還付金として払い戻すものとされております。
 したがいまして、介護保険事業計画期間である3年間のうち、既に決算が終了した年度にさかのぼって保険料の引き下げを行った場合に生じる還付金を以後の年度の保険料で相殺するといった調整は行うことができません。
 いずれにいたしましても、町といたしましては、3年間の計画年度中における介護保険料の引き下げは考えておらず、決算における剰余金については、町の介護保険保険給付支払準備基金として積み立て、次期の計画に組み入れるべきものと考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) それではお聞きいたしますけど、この第3次介護保険事業計画、基金の取り崩しを7,000万円行っておりますけども、それについてはどのような御見解ですか。


◯議長(吉田 功君) 健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) この計画につきまして、基金の関係につきましては、その計画年度内で基金の取り崩しを行っていくというところでございます。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 介護保険事業計画では、過去の年度の保険料の調整をやっているんですよ。自らやっておいて、できないというのはおかしいんじゃないですか。
 答弁願います。


◯議長(吉田 功君) 健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) 基金の関係につきましては、取り崩し、あるいは積み立ての関係もございますけれども、この関係については、次の事業年度への繰り越しとして歳入に入れていくというところとなっております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) とにかく根拠はないというふうに思います。
 福島県の矢祭町というところですけども、ここでは介護保険料は2,480円です。ここの職員に、私、なぜ安いかというふうなことで聞きましたけども、国や県の指導で計画をつくると保険料が高くなると。結局、そのとおりにつくれば行政としては楽だけども、住民に負担が重くなるということで、独自の考えを持って計画をつくり、2,480円というふうなことにしたそうであります。
 2期のときには1,950円でありました。そのために少しお金が足りなくなったということがあったそうですけども、県の基金を借りずに一般会計から繰り入れをして、1号被保険者の保険料を3期で引き上げなかったということであります。国の会計監査が、この矢祭町は保険料が安過ぎるというふうなことで監査に入ったそうであります。しかし、監査の結果、全然問題はなかったというふうなことであります。
 また、長野県の栄村というところでは、介護保険料は2,400円です。ここでは、施設介護に頼らず、通称「下駄履きヘルパー」という制度を村の責任で運営して、介護保険計画を立派にやっているというふうに聞いています。
 要は、自治体の考え方、運営の仕方で保険料は下げられると。矢祭町の方が言っておりましたが、町が住民負担を増やさないというふうな立場に立ってやればできることであるというふうに言っておりました。
 清水町は、基金が7,000万円、8,000万円と非常に多くあります。この3期におきましても、町が200万円近くを出してつくったこの介護保険事業計画も、実際とは大きく違ってきているわけであります。
 私は、町が、やはり住民の負担を減らすためにどのような運営をするかということで考えれば、保険料を下げられないという法律は全くない、制度は全くない、できるというふうに思いますので、その点、町長に、最後、お聞きいたしますけども、やはり住民の負担を増やさないというふうな点で、介護保険料、下げられないかどうか、町長の考え方をお聞きいたします。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 森野議員の、介護保険料を下げることはできないかという御質問でありますが、先ほどの一連の御質問に対する答弁の中からも御理解をいただけると思いますが、財政の逼迫する中で、高齢者に対する税の負担等が年々増加していることは否めない事実であります。
 私たちが生活していく上で、負担の少ないことは極めて理想とするところでありますが、現実には、なかなか財政のやりくりの中で厳しいものがあります。高齢者社会の進展に伴い、今後、さらに介護保険給付の増加が見込まれるのも確かであります。
 将来にわたって介護給付費を安定的に確保し、介護保険事業の円滑な運営を図るためには、介護保険事業計画の年度途中での介護保険料の引き下げを行わず進めていきたいと、かように考えているところであります。
 以上、よろしく御理解をお願い申し上げます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) とにかくいろいろ大変だとかいうことですけども、お金が余っている、余りそうだというのが実態でありますので、住民の視点で考えて、やはり介護保険事業を行っていただきたいというふうに指摘しておきます。
 次に、医療費を削減するためにということで質問いたします。
 清水町の、今度は国民健康保険の方になりますけども、その保険税は県下でどの程度の順位なのか、御質問をいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。税務課長 飯田君。


◯税務課長(飯田正史君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 当町の国民健康保険税は、平成18年度の決算数値でございますが、1人当たりで、42市町中、第3位であります。1世帯当たりでは第5位に当たります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 非常に高いということであると思います。清水町の滞納世帯数は、今どのぐらいでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 税務課長 飯田君。


◯税務課長(飯田正史君) 平成19年度の第3期分までの現年課税分の国民健康保険税の滞納世帯は、6,111世帯中、1,098世帯でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 今、答弁がありましたように、約十七、八%の世帯が滞納していると、6世帯から7世帯に1世帯が滞納していると。非常に重大な事態だと言わざるを得ません。そういう意味でも、医療費を下げるというふうな課題は、住民にとってのみならず、町にとっても緊急、重大な課題だということを指摘しておきます。
 私は、これまで、医療費を下げるために、反対するだけでなく、いろいろ具体的な提案も含めて行ってまいりました。
 今回は、あらためて乳がん検診の改善を提案したいわけでありますけども、これまで町も努力をしているのは認めます。広報に、高齢者が転倒して寝たきりにならないようにとか、メタボリックの症状が広まらないようにということで広く周知徹底しているのも承知をしておりますし、健康教室で、新たに子供のころからの生活習慣病を治すとか、健康になって、メタボちゃん改善教室というふうな教室も新たに開いているのも承知をしております。こういうふうなことがあるわけですけども、さらに徹底したことをやる必要があるということで提案をいたします。
 ここで質問いたしますけども、検診というのは、より多くの人が受診をして効果が発揮できるというふうに思いますけど、当町の検診の状況はどのようになっているのか、御答弁願います。


◯議長(吉田 功君) 健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) 現在の乳がん検診の実施状況につきましては、30歳以上を対象とし、問診、視触診のほか、30歳代にはエコー検査を、40歳代にはエコー検査またはマンモグラフィー撮影を、50歳以上についてはマンモグラフィー撮影を実施しております。
 本年度の検診の受診者数は、委託機関からの報告が12月末であるため、現時点では正確な数を把握できておりません。
 検診受診者対象者につきまして、偶数年齢者と前年度未受診者も受診できるよう受診機会を拡大したことや、マンモグラフィー撮影の対象年齢を従来の50歳以上から40歳以上に引き下げたことから、前年度よりも受診者数の増加があると見込んでおります。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 正確な数字はないということですけども、町の資料によりますと、平成18年度が、今、答弁で言った、乳がん検診では56%の受診です。受診者数で899人と。
 前にも指摘しましたように、マンモグラフィーの実施によって対象年齢が半分になったために、平成16年度で1,653名あった受診者が、平成17年には795名、平成18年には899名というふうな数字であります。どちらにしても、半分強ぐらいの人しか受診をしていないというのが実情です。
 先ほど言いましたように、検診はほとんどすべての人が受診をすることによって効果を発揮するというふうに思います。
 私がなぜ乳がん検診を言うかといいますと、数ある検診の中で、乳がん検診は自分でできる有効な検診だからです。他の基本健診とか胃がん検診を100%近くまで行うと、こういうふうなことになりますと、施設の問題、医療機関の設備の問題、また町が補助する経費の問題など、数多くの壁があります。ところが、乳がんの自己検診についてはそれがほとんどなく、100%やろうと思えば、自宅で出かけなくてもできる、費用もかからないというふうなことであります。
 当町のある医師が、全面的にこの乳がんの自己検診の普及に協力したいというふうに言っています。町でも、医療費を減らすためにこの事業を行うべきだと思いますが、町長、御答弁を願います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 森野議員には、常日ごろ、健康管理、そして安心・安全ということで、広い視点で健康管理についての御意見を承り、心強く思っているところであります。
 また、先日は、森野議員の御紹介をいただきまして、町内で開院しております、非常に経験豊かな医師と面会をさせていただき、先生からの、乳房検診に対する触診、そして、それは非常に軽微で、簡単で、有効であるという御説明を聞き、私も同感をしたところであります。
 この先、担当課と詰めて、私は、その先生の意向を極力反映できることが町民の事前の健康管理に非常に有効であるという思いをしたところであります。
 以上、私の考えを申し述べて答弁にかえさせていただきます。
 よろしく御理解、お願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 今、国民健康保険の会計が23億円ですかね。今度、後期高齢者の医療制度になりますけども、これも18億円から19億円と非常に膨大な医療費になっております。先ほど言いましたように、国民健康保険税も県内で3位というふうなことでありますので、本当に、全力を尽くして、医療費を下げるために取り組んでいただきたいということを指摘しておきます。
 次は、柿田川は整備が必要というふうなことで質問をいたします。
 整備が必要ということで、何か開発しろというふうな意味合いかということでとらえた方もいましたので、開発ではなくて、自然保護のために、やはり行政の方で何らかの対策、対応をとらなければ、このままでは柿田川が死んでしまうというふうなことで質問をいたします。
 まず最初の質問でありますけども、柿田川を流れる水量、湧水量でなくて流れる水量は現在どのぐらいになっているのか、質問をいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 柿田川を流れる水量につきましては、国土交通省の本年10月観測データによりますと、柿田橋の観測点で、日量約91万トンが流下しております。また、柿田川全体の湧水量につきましては、日量約114万トンとなります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) ことしは91万トンということでありますけども、もし過去のデータがありましたら、その流量も御答弁願います。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) それでは、過去のデータを答弁いたします。
 過去5年間、平成14から18年度、これは国土交通省の資料でございますけれども、流量につきましては、日で76万トンから88万トンの流下量があります。それに取水量を足したものが湧水量ということで、国土交通省の方では、湧水量として昭和38年からデータを残しております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 今、課長の答弁によりますと、柿田川を流れる水の量は、76万トンから、ことしが91万トンですから、そういう数字になっています。
 ここに国土交通省の方で、以前は建設省ですけども、測定した柿田川湧水量平均日量というのがあります。これで見ますと、昭和38年、それ以前はちょっと資料がないようですけども、その時点では130万トンというふうに記載されています。また、湧水保全の会等の協力で出しております柿田川の資料によりますと、以前は150万トンぐらい流れていたのではないかというふうなことも記載されております。
 そういうことを考えますと、戦後、ここ四、五十年前には130万トンから150万トンの水が柿田川を流れていたと。要するに、水道水として利用もしておりませんでしたし、もちろん柿田川は、昔、農業用水としても利用されておりませんし、工業用水としても利用されておりませんでした。途中でくみ上げるということがなかったわけでありますので、130万トン以上の水が柿田川を流れていたということになります。
 ところが、現在は76万トンであります。つまり、湧水量は110万トンでさほど減少しておらない数字になっておりますけども、柿田川を流れる水の量は、ここ数十年の間に半減をしているというふうなことであります。
 そこで問題になるのが、水が半分になった場合に環境に全然影響はないのかということであります。以前から指摘をしておりますように、今、柿田川のアシが非常に生い茂ってきているというのが現状です。見た目にも非常に多く茂っています。柿田橋の下側にも、アシの中洲が2カ所できておりますが、十数年前には、それはほとんどなかった状況です。めがね橋の下流の方にもアシが次第に多く茂ってきております。こういうことが柿田川の生態系に何も影響を与えない、湧水量が半分になることが何も影響がないというふうには、私は思えないわけです。
 以前、行政としてアシの刈り取りを行っておりましたが、二、三年でやめております。現在は、ボランティア団体が年に1回か2回行っているところがありますが、なぜ行政として事業費をつけてアシの刈り取りをすることを現在行っていないのか、御答弁、お願いをいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 柿田川のアシの刈り取りでございますけれども、平成11年に、旧建設省、それから町及び柿田川みどりのトラストが、共同で柿田川の流れを妨げていたアシを除去するとともに、平成12年度から14年度までの3カ年にわたって町の単独事業として業者にアシの除去を委託しておりました。
 しかし、平成15年度から、民間保全団体との協議の基づき、外来種のオオカワヂシャの除去に取り組むこととしたため、アシの除去の委託を見直し、現在は柿田川の流れを阻害するオオカワヂシャを除去しているところであります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 多いときには、数百万円も予算を使って行政としてアシの刈り取りをやっていたと。今はボランティア団体がやっているということでありますが、当然、刈り取れる量はおのずと違うわけです。その結果が、今、私が言っているような指摘になっているというふうに思います。今、帰りにでも柿田橋から下を見てもらえば、どのような状況かわかります。
 そういう点で、柿田川の状況はここ数年の間に、数十年のスパンで考えればもっとさらにでありますけども、急激に状況が悪くなっているというふうに私は思うんですけども、そのように思わないでしょうか。
 答弁を願います。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 柿田川の流れが悪くなっている原因ということでございますけども、アシやオオカワヂシャなどの植物の分布が拡大していることが大きな要因だと考えられます。
 町といたしましても、今後とも民間保全団体との協力を進めるとともに、河川管理者である国土交通省に、柿田川の流れを阻害する植物等の除去をお願いしてまいりたいというふうに思っています。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) アシの問題ですけど、柿田川の流れの中に、以前、使用していたと思われます直径80センチの排水管が通っております。これも、以前は水没して見えなかったのが、今は外から見えるような状況、流れを妨げるというふうな状況になっておりますが、これについてはどのように考えますか。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) あくまでも柿田川は国土交通省の管理河川でございますので、これから、町としまして、河川管理者である国土交通省の方に要望してまいりたいというふうに思っています。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 何とかしなくちゃいけないというふうな意味の答弁だったと思います。
 次に、柿田川の水質の問題について質問をいたしますけども、トリクロロエチレン等、自然界には存在しない有機化学物質が検出されておりますが、この化学物質の出どころについて質問をいたします。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 柿田川の有害物質につきましては、平成2年4月に、現在の公園駐車場付近で有害物質が放置されていた件が問題となりましたが、汚染された土をすべて入れ替えるなど適正に処理されたため、湧水の安全性は確保されております。
 加えて、柿田川の湧水の安全性を定期的に確認するため、平成2年度以降、毎月、柿田川公園内の2カ所においてトリクロロエチレンなど有機溶剤の調査を続けており、現在のところ、すべての項目において環境基準を上回る数値は検出されておらず、国土交通省等からも有害物質が検出されたとの情報はございません。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 環境基準を上回る有害物質が検出されれば、それは大事です。しかし、先ほど言ったトリクロロエチレンなど幾つかの有害物質が検出されているのははっきりしているんです。
 だから、その出どころはどこですかと質問しておりますので、御答弁願います。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 有機溶剤の調査でございますけれども、平成15年から平成19年までについて、トリクロロエチレン、それからテトラクロロエチレン、ジグロロメタン、それからトリクロロエタン等々、測定する数値には至っておりません。
 それから、どこから来ているのかということでございますけれども、やはり柿田川のメカニズムは難しくて、それらが解明されていないのが現実でございます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 確かに、今、課長がおっしゃったように、ここ数年間では測定できる範囲の量は検出されていなくて、この町の資料でも、1万分の5ミリ未満と、要するに「未満」ということで数値には達していません。しかし、平成7年とか、8年、9年あたりでは、測定できる数値に達しているデータもあります。確かにどこかから流れてきているんです。
 わからないということですけども、例えば、トリクロロエチレンであれば金属用のグリス落としとして広く使われると、ジクロロメタンであれば金属加工業を中心に大量に使用されているというのが実態ですよ。どこか別のところから流れてくるんじゃなくて、上流部分から流れてくるというのははっきりしているわけでありますから、こういうことを考えれば、上流の企業から流れてきているというのは想像がつくんじゃないでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) そういうことも推定されるかと思いますけれども、確定することはできないと思います。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 次の質問に移りますけども、先ほど言いましたように、130万トンあった湧水量が、現在、水道水などとしてくみ上げている量も含めて114万トンと、20万トン以上少ないわけでありますけども、上流部でくみ上げているから少なくなると。これは、三島市の楽寿園の池が、正月の間は水を満々とたたえますが、正月が明けるとなくなると、上流部の企業がくみ上げるとなくなるということらしいということを見ても、上流部の企業のくみ上げが湧水量の減少に何らかの影響があるというのは明らかなことだというふうに思います。
 上流部の企業は、パイプを打ち込んで地下水を吸い上げて、本来なら柿田川の湧水となる地下水を吸い上げているわけでありますけども、そのくみ上げるパイプはどのような負担になっているのか、1本当たりどのような負担をどこに支払っているのか、御答弁をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。住民生活課長 河原崎君。


◯住民生活課長(河原崎尊親君) 御質問にお答えいたします。
 地下水をくみ上げるための負担金でございますが、黄瀬川地域地下水対策協議会における負担金で申し上げますと、湧水量に応じての水量割ということで、1,000円から5万円の水量割合金を協議会としていただいております。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 1本当たり、最高で5万円というふうなことであります。これで水をふんだんに使っているわけです。こうしたことを考えると、やはり柿田川の水の恩恵を上流部の企業は受けているというふうに考えるのが普通だと思います。
 先ほど課長の方から、「国土交通省とも検討して柿田川の何らかの対応をしなきゃいけない」というふうな答弁がありましたけども、私は、やはりお金のかかることだと思うんです、整備をするということについて言えば。アシを刈り取るためにも、ボランティアだけでなくて、やっぱり事業としてやれば、数百万円、数千万円のお金がかかります。
 そういうことを考えた場合に、上流部の企業に、その財源を、一部、また大部分を担ってもらうというふうなことを考えてもいいというふうに思うんですけども、その点、答弁をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 柿田川の湧水量の減少は、確かに水源である富士山ろくでの開発、それから地下水のくみ上げなどが原因と考えられますが、柿田川が国の管理する1級河川であること、また、町が行う柿田川の保全活動の費用を他市町に存在する企業に求めることは難しいと思いますが、柿田川が県東部の貴重な財産であることから、何らかの協力を得られるよう研究してまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 柿田川の水、また富士山の地下水の恩恵を上流部の企業が受けていると。だから、あそこに優良企業、たくさんの企業が集まってくるわけです。だから、そういう点で、やはり先ほど課長がおっしゃったように、柿田川の水は清水町の財産だけでなくて、この東部地域、また、広く日本の財産だというふうに思いますので、そういう点で、ぜひ財源の負担の問題については検討していただきたいというふうに思います。
 最後に総括的な質問になりますけども、今まで柿田川の保全といった場合に、手をつけないというふうなことで、町当局もその方向性で来たと思います。人間を立ち入らせない、手をつけないと。しかし、その考え方は、今、私は見直されるべきだというふうに思います。
 先ほど言いましたように、柿田川を流れる水の量自体が半減するというふうな中で、やはり柿田川自体が弱っているというふうに思います。つりをしている人の話を聞きますと、以前は真っ黒になるぐらいアユが遡上してきたけども、今はそういうのがほとんど見られないというふうなことも聞きます。
 このように、柿田川は、本当に私たちの時代に、ここ数十年の間に大きく疲弊してきているというふうに思います。やはりそうした考えを検討する、今までの、手をつけないという考えをやはり見直す必要があるんじゃないかというふうに思うんですけども、その点、町長のお考えをお聞きしたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 森野議員の御質問にお答えをいたします。
 自然保護、このことについて、それぞれのお立場でいろいろお考えの違いがありますが、私は、自然も、ある程度、必要に応じて手を加えていかなければ、植物の再生もなければ、新たなる柿田川の保全も考えにくいというふうにかねてから思い続けております。
 今後は、自然保護団体とも十分協議して、柿田川の本来の姿を取り戻すと、こういうことが必要であるというふうに思っております。
 先ほど来、森野議員から、あわせて御指摘のありました水量の減少、私も、子供時代、学校にプール等々ございませんので、あそこが真夏の水泳の場所でありました。とても流量が激しくて、向こう岸に到達するためには、相当の決意を持って、一定の目的地に行くためには、二、三十メートル上からその目的地に向かわなければ体が流されてしまうというほど流量がありました。
 また、アシにおいてしかりであります。現在、従前、私たちが子供のころ生息していなかったアシも繁茂をしております。それから、私たちは「カマカマ」と呼んでいました、いわゆる流域にありました湧き間でありますが、そこへ丸ごと飛び込んで遊んだのでありますが、最近、足を踏み入れてみますと、その湧き間も存在が非常に薄くなっているということから、これは上流部のくみ上げが大きな要因になっていること等あります。
 いずれにいたしましても、自然保護のあり方について、もっと大局的に取り組んでいく必要があると、かように理解をしております。
 よろしくお願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。16番 森野善広君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 時折しも、富士山の世界文化遺産の話が持ち上がっております。柿田川もそうした中に含まれるというふうなことも予想されるわけであります。
 今のような状況で世界文化遺産というのは、私は本当に恥ずかしいというふうに思います。町長もおっしゃったように、今までの、手をつけないというふうな考えを再検討して、やはりきちんと見直していく必要があるというふうに思います。
 柿田川公園も含めて、そのあり方には、以前、自然保護団体が物品販売をしているというふうなことの話もありましたけども、そうした問題も、きちんとしたルール、方向性が見えていないというふうなことを私は感じます。
 この際、町としても、そうした検討、そして議会としてもやりたいということを最後に言って私の一般質問を終わります。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして森野君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
 再開を午後1時といたします。
                                午後00時05分休憩
                                ────────
                                午後00時59分再開


◯議長(吉田 功君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 9番 松浦俊介君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 職員人事について」「2 不審者情報など緊急時の行政からのメール配信について」「3 子ども図書館について」。
 発言を許します。9番 松浦俊介君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) それでは、議長の許可を得ましたので、さきに通告してあります、1、職員人事について、2、不審者情報など緊急時の行政からのメール配信について、3、子ども図書館について、の3点について質問いたします。
 まずは、標題1、職員人事についてをお尋ねいたします。
 職員の昇任試験は平成17年度から実施され、本年度が3回目と記憶しております。本試験制度について、従前の町当局の答弁では、試験を10月から翌年の2月までに実施するとの答弁でありましたが、本年度の実施状況はどうでしょうか。試験の結果が出ていれば、その概要を伺います。


◯議長(吉田 功君) 松浦俊介君の質問に対する答弁を求めます。総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 本年度の職員の昇任試験は、本年10月24日に択一試験及び小論文試験を、また、10月30日に、課長級受験者について面接試験を実施いたしました。
 その結果、課長級に関しましては、受験者6人中2人が合格し、課長補佐級につきましては、事務職では13人中5人、保育士、幼稚園教諭では11人中7人、消防職では7人中3人をそれぞれ合格者としたところであります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) ただいまの答弁で、本年度の実施状況は理解したところであります。
 職員の昇任試験について疑問点を挙げてみますが、職員の配属された課によって、毎日残業を強いられ勉強する時間のない職員と毎日定時で帰宅し勉強する時間がある職員とでは、昇任試験を受けるに当たり、公平な立場でないというふうなことも考えられます。
 往々にして優秀な職員が多忙な課に配属される可能性が高いと思われます。また、職員が試験勉強に重点を置くあまり本来の職務が怠慢になる恐れはないか、また、実際にそうなっていないかという心配もございます。与えられた職務を全うするために、帰宅後も本などを持ち帰り勉強している職員と帰宅後に昇任試験の勉強をしている職員とではどちらを評価するかといったことも思い当たります。法律のことなど筆記試験なども大変重要なことであるとは思いますが、そうしたふだんの職員の仕事ぶりがあっての話だと思います。
 先ほどの答弁で、合格者が、昨年までと比較して、増加しているように思います。そうした私が懸念していることも踏まえまして、昨年までの試験制度と本年度で、改善や変更点があればお伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 本年度における昇任試験の主な変更でございますが、第1点目として、各試験項目の配点の見直しをしてございます。試験項目は、日ごろの勤務評価点、筆記試験、作文試験、面接試験がございますが、日ごろの勤務評価点の配点のウエートを高めることとしたものであります。
 また、2点目として、保育士、幼稚園教諭、消防職の、いわゆる専門職につきましては、その職ごとに専門試験の出題を増やして、受験者に即した運用を心がけたものでございます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) 次に、試験結果の公表について質問いたします。
 昇任試験の結果はどのように公表しているのかを伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 試験結果でございますけども、原則非公開としておりまして、合否の決定は本人のみに通知しております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) 合否の決定については本人のみに通知しているとのことですが、これでは、人事異動に際し、合格して昇任した職員、合格しても昇任しなかった職員、非合格であっても昇任した職員が仮にいたとしても、ほかの職員はわかりません。昇任試験の結果は、受験者のその後の昇任等に大きな影響を与えるものであります。また、その結果は、受験者以外の者にも関心が高いものであると思います。
 試験の結果がどういう人事に反映されているのかを裏づける必要があると考えます。試験の結果について、公正、公平性を求めるならば、公表すべきことも十分考えられると思いますが、当局の見解を伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 昇任試験の結果につきましては、受験者のプライバシー等に配慮する立場から、これまで原則非公開としておりましたが、議員、御指摘の点からも、試験制度の透明性を確保するという観点から、試験の概要について、公開すべきかどうか、今後検討してまいりたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) いずれにしましても、職員のやる気を喚起し、資質の向上に向け制度を運用してもらいたいと考えております。
 不合格者に対しても、どの部分が評価されなかったのか、点数が悪かったのかを知ることも必要で、次期試験への受験意欲の減退にならないように、自ら足りないものを反省してあらためることができるようにしていただきたいと思います。
 次に、職員採用について伺います。
 既に採用試験について実施されたことと思いますが、試験の結果の概要について伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 職員の採用試験に関しましては、本年7月29日に県下統一の筆記試験を役場庁舎で実施し、2次試験につきましては、8月20日に、1次試験合格者に対し、小論文及び面接試験を実施いたしました。
 各職種ごとの内訳でありますが、一般事務職につきましては、募集定員2人のところ、受験者12人、1次試験合格者5人、最終合格者2人、また、保健師につきましては、募集定員2人のところ、受験者9人、1次試験合格者5人、最終合格者2人であり、保育士につきましては、募集定員2人のところ、受験者22人、1次試験合格者4人、最終合格者2人でありました。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) 試験の結果につきまして、おおむねわかりました。
 今まで私が行った一般質問では、試験の実施は、助役、現在では副町長でありますが、委員長となり、外部の民間企業の人事採用担当者を面接官に加えて実施してきたように伺っておりますが、本年の試験で変更した点について伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 職員採用試験の2次試験の面接に当たりましては、外部民間の面接官1人のほか、町長、教育長、そして、総務課長である私の4人で試験を行ってございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) そこで、町長に伺いますが、実際に面接試験に試験官として立ち会われたとのことですが、率直な感想を伺います。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 松浦議員の御質問ですが、試験官としてどう感想を持っているのかということであります。採用試験の試験官として参画することは、自らの考えとして、かつて松浦議員の御質問にも答弁したことを記憶しております。
 これはどこの民間会社でも言えることでありますが、従業員は、その会社の命運を左右する重要な要素であります。その会社にとって必要な人間を採用することは、会社組織の大小を問わず、組織の責任者として大変責任のあることだというふうに考えております。1人の職員を採用することは、町にとって大きな投資であり、その責任をとる者として採用試験の試験官に臨んだものであります。
 松浦議員からの、試験官に臨んでの率直な感想ということでありますが、私自身の感想を申し述べさせていただきます。
 面接試験である2次試験に残られた方々は、いずれの受験者も、当町の将来を託すにふさわしい人材であると私は判断することができました。一試験官として、その面接の基準について自らが指針に置いたことは、もちろん公平・公正な正義感を持った若者を採用することであります。将来の清水町という組織のリーダーとしての資質をうかがえる者を採用したいという考えであります。
 その結果、将来の清水町を必ずや担うであろうという人材を採用することができたと、かように確信をしているところであります。採用して、若い彼らがこの清水町という役場に職場を求める以上、この先必要なのは、採用後の受け入れをする役場の姿勢、方針が極めて大事であるということをさらに認識しているところであります。
 いずれにしても、人が人を選ぶということの難しさの中には、常に公平・公正であるということを胸に感じて事を進めさせていただいたことを感想として御報告申し上げます。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) ことしの3月議会でも、私、一般質問で、この人事に関して町長に質問させていただきました。そのときの町長の答弁を少し引用させていただきます。
 「それから、今、松浦議員の、これからの職員採用、あるいは職員人事についてでありますが、大きく分けますと御質問は2つになると思います。職員人事の採用については、私は、やはり職場に適した人材、能力の備わった人材を確保していくという点で公明正大に行っていくと。近年、平井町政の中では、民間の人事担当を試験官としてお迎えになったと。透明性を高める上で大変すばらしい御提案が実施されてきたというふうに、私も同感をしております。
 ただ、私は、あえてそのことに申し添えさせていただくならば、そうした方々にすべてを任せるのではなく、うちの町が必要とする職員を採用するためには、町当局もリーダーシップを持ってそうした人選については慎重にやっていくと、丸投げではなくということをここにお誓いしていきたいと思います。
 そして、一たび採用された職員が、より有為な人生を送り、より有為な職場で自分の生涯を送るということのためには職場の知識全般が高まっていかなければなりませんので、昇任試験等々についても留意していきたいと、かように思っています。
 ただ、現在の昇任試験が、どのような形で、どういう内容で実施されているかということについては、私は全く承知しておりませんので、その中身については、これから時間を追ってよく精査し、もし現状でいくということであればそれを踏襲し、あらためるべきところがあれば、昇任試験についても工夫を持っていきたいと、かように思っています」、以上、引用を終わります、というふうに述べておられます。
 今回の採用試験も、職場に適した人材、能力の備わった人材を確保していくという点で公明正大に行われたことと思いますし、また、職員の昇任試験についても同様であるのだと思いますが、また、来年、その新人職員がどんな働きをするのか私も注視しまして、町長の採用に当たっての、清水町にとって必要な人材であるというのがどういう職員かというのを見守っていきたいというふうに思っております。
 それでは、職員人事に関して最後の質問を行います。
 人事全般を統括する立場であり、静岡県の要職につかれ、また、過去に磐田市の助役も経験された落合副町長にお伺いします。
 副町長に就任され、まだ日の浅いことと思いますが、落合副町長が望む行政職員に求める心構えとはどういったものなのかを伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。副町長 落合君。
             (副町長 落合克忠君登壇)


◯副町長(落合克忠君) それでは、松浦議員の御質問にお答え申し上げます。
 議員からの行政職員に求める心構えについてのお尋ねでありますが、御指名でございますので、私なりの考え方などにつきましてお答えさせていただきます。若干長くなるかと存じますが、御容赦いただきたいというふうに思います。
 私は、昭和40年に静岡県職員となり、以来38年間にわたりまして、地方公務員として務めてまいりました。その間、先輩諸氏、そういった方々から大変御指導を賜りまして、本当にいい経験をさせていただいたいというふうに思います。一方、去ることしの10月からは、御承知のとおり、市町村の職員として務めさせていただいております。
 そういった中で私自身が感じておりますことは、公務員に求められているものが時代とともに変わってきたということでございます。かつては、公務員に対し求められたものが誠実さや堅実性、そういったものでございましたけれども、今日では、行政を取り巻く複雑多岐な環境に対応していくために、特に長期的視野に立って経営的感覚を持つこと、また、マニュアル的職員でなく時々の状況に応じて臨機応変に対処できると、そういった能力が求められるというふうに考えております。
 また、そうした一方、同じ公務員でありましても、国と地方ではすべてが同一というものではなく、また、同じ地方公務員であっても、市町村職員と、あるいは県職員とでは、まだ2カ月間の経験でございますが、若干異なるというふうに認識しております。特に地域住民に密着した市町村職員にありましては、公務員としての職務以外にも、例えば、地域のリーダーとして、あるいは平時においては、コミュニティーの円滑化、さらに、災害時のような場合は、災害活動の先導役としての役割も求められるというふうに考えます。
 結論的に申し上げますと、町の職員には、正規、臨時の職員のいかんを問わず、すべての職員が、与えられた職務、職責に対し、法令に忠実で、かつ公正・公平に執行するのは、まずは当然といたしまして、その上で、常に一住民の視点に立った考えを根底に置き、人と人とのつき合い、つながりを常に大切にすること、そういったような心構えを持ってもらいたいというふうに願っておりますし、また、そうなるように期待しているところでございます。
 以上、言葉足らずではございますが、町政のさらなる発展を目指して、今後、山本町政を、微力ではありますが、自らの立場を十分わきまえながら職員とともに全力で支えてまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。
 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) 落合町長におかれましては、非常に経験豊富な、その今までの経験、知識、そういったもののお知恵を、ぜひこの清水町職員、また清水町全体に生かしていけるよう町長と力を合わせて取り組んでいただければなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 また、職員昇任や人事に関しましても、同じようにいろいろと、また、さらなる工夫等ありましたら取り組んでいただければというふうに思っております。
 それでは、次の、標題2の、不審者情報など緊急時の行政からのメール配信について伺います。
 昨年の9月議会での一般質問で、「不審者情報のメール等の配信について」と題しまして、その導入に向けての質問をいたしました。
 あらためまして、そのときの会議録を引用します。
 「大阪教育大学付属池田小学校では、あの痛ましい事件を契機に、平成15年度から、緊急時における保護者への連絡に携帯メールを利用しています。不審者情報に限らず、下校時刻の変更、悪天候による臨時休校、学級閉鎖等の連絡などにも携帯メールを利用しています。こうした取り組みは全国的な広がりを見せ、近隣では三島市が、一部の幼稚園、小・中学校で、電話やメール、ファクスなど保護者が希望するメディアに学校から一斉連絡を行うことができるシステムを導入し、不審者情報の配信、子供の安全確認や連絡網の手段として使っているようです。当町もこうした取り組みを調査、研究してみる必要があると思いますが、その考えを伺います」、以上、引用を終了します。
 それに対して、学校教育課長が次のように答弁しています。以下、引用を開始します。
 「不審者情報の保護者等への配信については、当町でも調査、研究したらどうかについてでありますが、不審者情報を保護者や地域の皆様へいち早く提供することは、犯罪を未然に防ぐ上で大変有効な手段であると考えております。近隣市町では、三島市が本年6月から不審者情報のメディア配信を開始しておりますが、このメディアを使って配信するサービスは、利用形態が有料のもの、無料のものもあり、また、配信形態についてもさまざまであります。そのため、利用者の使いやすさや費用対効果等について調査、研究してまいります。以上であります」、以上、引用を終了します。
 現在、こうした取り組みは長泉町でも行っており、近隣自治体でも広がりを見せてきておりますが、その後、当町の導入に向けての進捗状況を伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 松浦議員の御質問にお答えをいたします。
 行政からのメール配信は緊急時の連絡手段として有効であると考え、現在、来年度の導入に向けて、諸費用面や各メーカーの方式等を調査、研究しているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) 来年度の導入に向けて取り組んでいただいているとのことですが、あわせて、そのときの質問でこのような提案をさせていただきました。以下、引用を開始します。
 「携帯電話に関しては、現在、国内で8,000万人以上のユーザーがいるとされ、財団法人インターネット協会のホームページでのインターネット白書によりますと、日本のインターネット人口は、2006年2月調査時点で7,361万9,000人となりました。インターネット世帯浸透率、これは、利用場所、接続機器を問わずインターネット利用者がいる世帯の比率を指しますが、85.4%です。小さい子供を持つ親御さんがインターネットを利用している比率は高く、携帯電話でのメールを利用されている割合も非常に高いと思われます。そうした親御さんに不審者情報をいち早く連絡する手段として、携帯電話によるメール配信は大変有効で、課長がおっしゃったとおり、防犯的な側面でも威力を発揮すると思われます。
 現在、不審者情報などのメール配信は、有料、無料を問わず、多くの自治体、学校で取り組んでいます。また、不審者情報に限らず、富士市のように、火災情報をメールで配信している自治体、そのほか、大規模災害を想定したメール配信を行っている埼玉県美里町、火災情報、不審者情報の両方を配信している北海道の室蘭市や伊達市などがあります。
 携帯メールのいいところは、その速報性だけでなく、仮に町を離れていても情報が入手できるので、火災や災害時においては、出張や単身赴任している親御さんにも大変有効なツールです。ぜひ当町も不審者情報のメール等の配信を検討していただき、さらには、そうした火災、災害情報配信にもつなげていただきたいと思います」、以上、引用を終了します。
 当町は、9月に台風9号の影響で316人の方が、防災センター、区公民館などに避難しました。私も避難した町民の一人です。そのときは、消防団の方が家に来まして、区公民館へ避難するように勧告を受けました。こうした消防団の方による一軒一軒の声かけや緊急車両からの放送、同報無線や区の放送設備による情報伝達もいいのですが、台風のような暴風雨ですと音が聞こえないケースも考えられます。耳の遠いお年寄りや聴覚障害者の方もいると思います。また、先ほど述べましたように、たまたま出張や旅行などでその家を留守にしているケースも考えられます。
 そうした場合、こうした災害情報をメールで送信する方法も有効だと思います。こうした取り組みについて当町でも検討すべきだと思いますが、その考えについて伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 現在、住民への緊急時や災害時の連絡手段につきましては、松浦議員、御指摘のとおり、町の同報無線と各区の放送の利用及び消防署や消防団車両等による巡回広報を実施しているところであります。
 しかしながら、今回の台風9号の避難体制を省みた中で、現行の避難体制をさらに強化するための方策として、住民への連絡手段を多岐にする御提案のメール配信は有効な手段と考えますので、導入済みの市町の状況を調査し、緊急時の連絡強化の一つの方法として検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) ここで、また1つ、先進事例を紹介したいと思います。
 岐阜県の中津川市では、市民安全情報ネットワークというサービスを行っております。行政からのさまざまな情報をメールで住民に配信して流しておりますが、一部を紹介したいと思います。
 例えば、9月14日、12時9分発表、防犯情報、振り込め詐欺。詳細、本日市内で、生活安全課職員が、おたくの息子がコンビニで盗撮した、警察につかまっている、父親に話があるなどという不審な電話があったという情報が相次いで寄せられています。この電話は振り込め詐欺の手口と思われますので、十分注意してください。不審に思われる場合は中津川警察署生活安全課へ連絡してください。といった情報。
 また、10月19日、16時10分発表、不審者情報。10月18日7時ごろ、中津川駅前付近と桃山公園でわいせつ物を露出する変質者が出没しました。同一犯、不審者を見かけたときはすぐ警察に通報してください。中津川警察署。
 ほかには、10月31日、17時10分発表、防犯情報、個人情報の聞き出し。詳細、市内の高等学校の事務員を名乗る男から、卒業した生徒の進学先、電話、住所などを聞き出そうという事案が多発しています。電話での個人情報の聞き出しには応じないように注意しましょう。
 12月14日、11時12分発表、中津西小学校3年2組、本日も早帰りします。詳細、3年2組ですが、本日も集団風邪の蔓延を防ぐために、給食後早帰りをします。よろしくお願いします。
 昨日、12月4日、17時12分発表、防災気象情報。詳細、日本付近は強い冬型の気圧配置になっています。今夜からあしたの日中は雲が広がりやすく、弱いにわか雨も降るでしょう。あしたの夜から明後日は晴れてくる見込みです。
 といった、一部を抜粋させていただきました。
 このような情報を配信しています。また、中津川市では防犯情報ネットワークというシステムも開発し、構築しています。現在、研究、試験段階であるようですが、災害時においては、単に行政から情報を発信するのではなく、市民が携帯電話で被災状況の写真を撮り、それをメールで送ってもらい、災害情報の交流に最大限利用し、災害現場であるフィールドからの情報を手軽に集めることができるように構築しているとのことであります。
 災害時において、災害対策本部が住民に情報をいち早く、素早く伝達するだけではなく、いかに素早く情報を収集するかが重要であることは言うまでもありません。こうしたシステムの構築にはかなりの予算が伴うものだとは思いますが、1つ先進事例として提案させていただきます。当町でも今後研究していただければと思います。
 続きまして、標題3の、子ども図書館について質問いたします。
 11月5日の静岡新聞に以下のような記事が掲載されました。以下、引用を開始します。
 「子ども図書館、清水町、サンテラス撤退で閉館へ 2007年11月5日、清水町のショッピングセンターサンテラス駿東が来年2月に閉店するのに伴い、同店を経営するユニーの出資を受け26年にわたり店内で運営してきた子ども図書館が閉館することになった。同店は、別の場所で運営を引き継いでくれる人がいれば蔵書や備品を寄贈したいとし、関心のある個人や団体、企業を探している。子ども図書館は、同店がオープンした昭和56年から、名古屋市の児童書専門店メルヘンハウスが委託を受けて運営。蔵書約1万5,000冊、利用登録者2万5,545人に上り、土、日曜日や祝日には100人もの子どもが尋ねていた。ショッピングセンター内にある気軽さと良質な蔵書、手づくりの催しが親子連れに愛されてきた。
 同店は、今月に入り、村松泰史店長名で関係者に依頼文を配付し、心当たりの団体や企業を紹介してもらえるよう協力を呼びかけ始めた。地元自治体にも受け入れの可能性を打診しているが、現在のところ有力な後継者はあらわれていない。ユニー別店舗への移転も検討されたが、立地が遠かったり、近隣では出店のタイミングが合わないなどで断念。サンテラス駿東閉店後に入るテナントが図書館を引き継ぐ見込みは薄いという。
 図書館の責任者を務める司書の斎藤琴美さんは、ここで読書を覚えてくれた子どもも多く、近隣で続けてほしいという要望は強いと話す。運営のメルヘンハウスは、ユニー以外と委託契約は結ばないとしていることから、新たにNPO団体などをつくり利用を有料化して運営費を工面することも念頭に、先例を研究しているという。
 3歳の長男を連れ、月に二、三度訪れているという沼津市の小林一代さんは、公立の公民館図書館と違い、子どもが多少騒いでも気兼ねなく利用できた、本もよく選ばれていて、読ませたいものばかりだったのにと惜しむ」、以上、引用を終了します。
 その後も、11月19日には、同じ静岡新聞の「大自在」にも紹介されました。こうした新聞報道もあり、近隣自治体も含め、移転などを含めた存続に向けた動きが見られます。町長の下にも、町民から、いろいろとこの件について要望などがあると思います。私の下にも、利用されている町民の方から、何とか清水町で存続できないかという話が寄せられまして、11月上旬に、このサンテラス駿東子ども図書館へ行ってきました。
 できて26年ということですが、私は、以前からそのような図書館があることは知っていましたが、子供のころに利用したことはなく、特に印象はありませんでした。ですので、子ども図書館について全く無知であったのですが、司書の斎藤さんの話を聞いて、児童図書館という施設について、その重要性を認識させられました。
 ここにサンテラス駿東子ども図書館のアンケートがあります。私が司書の斎藤さんに頼みまして、一部をコピーしていただき、その中から、少し利用者の声を紹介したいと思います。
 こちらですが、まずは40代の清水町在住の方で、3歳から、5歳、6歳と12歳のお子様をお持ちの方のアンケートでございますが、その方の御意見としまして、「子どもたちにとって、清水町や三島市の図書館とサンテラス図書館は、全然違った存在だったように思えます。お姉さんたちとお話ができたり、手づくりおもちゃで遊んだり、またつくったりと、本だけではなく、遊べたり、お話をしたり、笑ったりできる場所です。静かにしなさいと怒ることも必要ないので、母にとっても心からゆっくりと本を楽しめる場所です。こんなに子どもたちが本当に楽しめる図書館は、私が知っている限りではほかにはないように思います。本は子どもたちの心をはぐくむ大切な宝物だと思います。子どもたちが小さなドアを開く、いろんな意味で子どもたちの等身大のサンテラス図書館がなくなってしまうのは本当に残念に思います」と。
 ちょっとこの提案に補足をいたしますと、子どもたちが小さなドアを開くというのは、この図書館の入り口は、大人用の入り口のほかに小さな子ども用の入り口があるということを申し添えて、補足しておきます。
 続きまして、40代、清水町在住、6歳から12歳のお子様をお持ちの親御さんのアンケートを紹介いたしたいと思います。「たくさんの子どもたちの心を育ててくれた子ども図書館は続けていってほしいです。本だけ置いてあっても魅力はありません。お姉さんたちが声をかけてくれ、優しい目で見てくれる、そして、親もほっとできる空間がとてもありがたいです。これからの時代、癒しの場としてもっともっと必要な時代になると思います。子どもの心を育てる文化を大切にしてほしいと思います」、以上、引用文の紹介を終わります。
 図書館がなくなるからもったいない、1万5,000冊の本を何とかしなければいけないという発想でこの問題に取り組もうとした私は、認識をあらためなければいけないと気づかされました。閉館するので本をA地点からB地点へ動かせばいいという問題ではないのです。児童図書館は一般の図書館とは違います。子どもが自由に声を出して遊びながら本に親しめる特別な空間であり、それをサポートする、そうした環境をつくり出しているスタッフの皆さんの子どもの目線に立った愛情が、何よりも読書の世界へ引き込むものだとわかりました。何としても今の形態にできるだけ近い形で存続できるよう、清水町としても努力と知恵を絞っていただければと思います。
 まずは、大東紡エステート株式会社さんやその後に進出すると言われております家電量販店さんに、町長自らお願いしまして、何とか突破口を見出していただきたいと思いますが、町長のお考えを伺います。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 松浦議員の御質問にお答えをいたします。
 御指摘の子ども図書館でありますが、このたび株式会社ユニーの撤退に伴う子ども図書館の閉館につきましては、利用者はもとより大勢の方々から、今、議員、御発表のような御意見を承り、これは、私だけではなく行政も、その意は等しく受け止めているところであります。
 この子ども図書館は、御承知のとおり、1万5,000冊余の書籍を所蔵しており、子どもに関する図書環境が整い、また、子どもと本を結ぶ場所として大変有効な場所であると認識し、今後、町としても何らかの形でこの状況を引き継いでいきたいと、関係各事業所に対し、その存続についてお願いをしてまいりたいと、かように思っております。
 議員のお話にもありましたように、ユニー、サンテラスの後に入ると言われている事業所もほぼ確定しているようでありますが、そのことが確定的になりましたら、行政としても、まず御相談を申し上げたいと、かように思っているところであります。
 以上、答弁とさせていただきます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) 町長の非常に前向きな答弁をいただきまして大変ありがたい限りですので、ぜひともお力添えをお願いしたいというふうに思います。
 サンテラス駿東子ども図書館では、毎週土曜日の3時から3時半まで絵本や紙芝居の読み聞かせ、月曜日の11時半から12時までは、2から3歳児を対象にした絵本や紙芝居の読み聞かせ、手遊びを楽しんでいます。ほかにも、工作や折り紙教室、季節ごとの催しがあります。
 私は、土曜日行われておりますお話会をのぞいてみました。3組ほどの親子が司書の方の絵本の読み聞かせを聞いていました。30分が過ぎて、そのお話会が終わり、一人の男の子が母親に言いました、「お母さん、また来週だって」と。読み聞かせをしていながら、図書館の中ではお絵かきや折り紙をしている子どもたちもたくさんいます。こうした空間を大人は奪ってはいけないのだと思いました。
 清水町としてもできる限りの協力をしていただけるようお願いいたしまして、私の質問を終わりにいたします。ありがとうございました。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして松浦君の一般質問を終わります。
 次に、13番 吉川清里君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 徳倉橋の強度は大丈夫か、必要な補強を早く」「2 台風9号襲来時の教訓を生かすために」「3 妊婦健診の無料化拡大を」であります。
 発言を許します。13番 吉川清里君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) それでは、議長の許可が出ましたので、通告してある事項について質問をさせていただきます。
 まず、徳倉橋の問題についてでありますが、私は、平成12年から今まで、この徳倉橋についての一般質問を、数えてみますと9回行ってきました。今回で10回目となります。この間に、徳倉橋については、ひとえに通行する住民の生活のかなめである橋が安全に渡れるように、そして、ここを通学路として朝夕通っている約800人の小学生が、安心して安全に渡れる橋となるように、常に考えながら一般質問をさせていただきました。
 管理者である県では、下流側に新しく歩道橋を設けること、そして、耐震補強をするということで一応の目鼻はついておりますが、また最近、強度の関係で新しい問題の側面が出てまいりますので、今回はこの件について質問をさせていただきたいと思います。
 先月の国土交通省の報告で、徳倉橋のコンクリートが劣化をしていることが判明をいたしました。管理者である県の担当者に聞いたところ、「道路面の補修、補強は必要であるが、橋の強度には影響はない」という説明をされました。しかし、鉄骨の破断が見つかった国道の例では、コンクリートのひび割れから雨水が入り、鉄骨がさびて割れるという状況に至っています。県の担当者の話でも、「このままコンクリートの劣化が進めば中の鉄筋に影響を与えるかもしれないので補修を行う」と言っています。
 本当に、県の説明どおりに、今の現状が強度に影響はないのか、疑問があるところです。議会でも、その件について、議会として見解、方針を一つにしようということで、今定例会の初日に徳倉橋等対策特別委員会が設置をされております。
 8月から通行車両の重量が14トン以下に制限をされておりますが、そもそも築造されたのは昭和35年であり、その当時、設計当時の計算では、通行車両は14トン以下の設定だったはずで、なぜ今まで重量制限をしてこなかったのか、国土交通省の担当者も、「不思議である」と言っておりました。今まで重量制限をしてこなかった理由はあるのでしょうか。まず、それを質問いたします。


◯議長(吉田 功君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 徳倉橋の管理者であります県に問い合わせをしましたところ、「徳倉橋のように古い基準により設計された橋梁については、交通量やたわみなどから推定される実際に橋梁に働く力と橋梁が有する耐荷力とを比較し、橋梁の耐荷力が小さい場合は加重制限の規制を行ってきたが、規制を行っていない橋梁についても、今後の交通実態の推移を見ながら適切な維持管理を図っていくこととしている。
 なお、徳倉橋については、平成19年5月の橋面舗装のポットホール、いわゆる舗装の穴ぼこの発生を受けて7月より現地を調査したところ、床版上に雨水の滞水、これは雨水がたまっている状態であります、また、床版のクラック、これは微細なひび割れであります、こういったことが確認されたため、舗装の変状が顕著であった区間で、応急の橋面防水工事と舗装補修工事を行ったところである。現在、適切な補修、補強に向け調査、設計を進めており、この補修工事が完了するまで、これ以上の床版の損傷進行を防止するため重量制限を行っている」との回答でありました。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。13番 吉川清里君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) これ以上の床版の損傷を防ぐための重量制限であるという説明でありますが、しかし、耐荷力の説明にもありましたように、通行している車の重量が橋の強度に大きく影響を与えるということは専門家の間でも論じられているところであります。
 名古屋大学で橋梁工学を専門としている山田健太郎教授によると、「橋の疲労の主な原因は通行する車の荷重である。主にはトラックの通行台数、そして、そのトラックの重量が2倍であれば疲労に対する被害はその3乗、8倍である。そして短い橋ほどこの疲労が激しくなる」というふうに述べています。「違法な過積載車両は橋の早期劣化を生じるので、しっかり取り締まる必要がある」と、こういうふうにも述べています。
 ことしの8月の重量制限の理由は、今、課長が答弁した理由であるということですが、本当は、そもそも14トンの加重制限をしなければならなかったのに、それを今まで放置してきたということがあるのではないでしょうか。
 先日、私は、自宅近くの県道下土狩徳倉沼津港線を北へ向かって走っている大型ダンプを目にしました。最大積載量は8.5トンと書いてありました。そのダンプはもしかして徳倉橋を渡るかもしれないと心配しながら見ておりましたが、このまま北上し、沼津方面へ向かったのを確認しましたので胸をなでおろしましたが、しかし、実際には、今まで14トン以上の車が通行するのを制限してこなかったわけですし、今でも、重量制限の標識は設けてあるものの、橋のたもとで取り締まっているわけではないですから、それ以上の重さの車が通るのを防ぎ切れないのではないでしょうか。14トン制限の標識は、湯川、堂庭側には何カ所か設置をされておりますが、徳倉側には、橋のたもとぐらいにしかないのも疑問であります。
 徳倉橋ができてから47年の間、この橋の強度について、劣化を早めるような過重な車両が少なからず通行してきたという認識を持つべきだと思うのですが、その点はどうお考えでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) この橋梁については、特殊な構造物であると思います。橋梁のこの施設、耐震補強等もそうなんですけども、これらの設計から、工事完成、こういったものの一連の管理については、専門的な知識、技能が要求され、こういったものに対応できる町の職員は、現在のところおりません。
 このような状況の下、先ほど県の回答という形で御答弁いたしましたが、橋梁を専門とする県の職員の判断に基づきまして管理者の県が回答してきたものでありますので、町では県の回答のとおりだというふうに理解しております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 次に、強度の検査はどのようにされているのかですけれども、今の課長のお答えですと、専門的な知識を持つ町職員はいないということで、県の説明を信じるしかないということですけれども、仮にそういうことであっても、県にどういう検査をしているのか、あるいはその数字のデータはどういうことであるのかということをきちんと聞いて、住民に対して責任があるわけですから、それを公の場できちんと公表するという責務があると思うんです。そういう意味でも質問させていただきます。
 前回の質問でも述べましたが、コンクリートの劣化から鉄骨の破断に至った国道の例もありますので、強度の計算は、これは図面上に、例えば、鉄骨がどうなっている、鉄筋が何本入っている、だから計算をしていくらいくらの力に耐えられるという計算だけではなくて、実際の橋の状況を見た上での強度検査をすべきではないかというふうに思います。
 実際に検査を行うのは管理者である県でありますが、それについても県から話を聞いているのか、その点についてもお伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) このことについても県に問い合わせしましたところ、「徳倉橋は平成17年度に詳細点検を行っており、点検の結果、一部に変状は見られるものの、緊急的な対策が必要と考えられる変状と損傷は確認されなかった。その後、平成19年5月の橋面舗装のポットホールの発生を受けて、応急の橋面防水工事と舗装補修工事を行い、現在、適切な補修、補強に向け、耐荷力、実応力等の調査、設計を進めているところである。
 なお、県管理の橋梁では、橋梁点検マニュアルに基づき、目視での点検及び橋梁診断を行っているが、緊急的な対策が必要と考えられる変状と損傷が発見された場合には、補修、補強工事のために必要な調査、設計を実施している」との回答でありました。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 一部変状があったということですが、今ここであまり細かいことは質問いたしませんけれども、それについてもきちんと公表していただきたいというふうに思います。
 橋のコンクリートの劣化の主な要因としては、3つほどあるそうです。まず1つは、砂に含まれる塩分による塩害、高度成長期に建築需要が非常に多くて、砂の需給が間に合わずに、海砂を十分洗わずに使ったという状況があります。コンクリート内の塩分が鉄筋にさびを生じさせるのが塩害です。2つ目はアルカリ骨材化、そして、3つ目は二酸化炭素による影響です。これら2つは、コンクリート内の成分が外的な影響によって、強アルカリ、または強酸性に変化をし、傍聴したり、ひび割れ、そして鋼材の腐食を起こすものです。
 長い間のいろいろな外的要因によってこうした影響が及び、そしてコンクリートが劣化するということも十分考えられますので、実際に強度を検査する方法はさまざまありますが、例えば、一部コンクリートをはぎ取って鉄筋を露出させる方法もありますし、非破壊検査の方法もあります。県がこのような検査を行っているかどうかの確認が必要ではないでしょうか。
 強度が大丈夫であるというのであればデータの公表も求めるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) これまで管理者が県であるというふうなことの説明をしてきましたが、これは道路法の、この法律に基づいて県が管理しているものであります。この管理に当たっては、道路の維持管理、その修繕についても、この法律の中で、「道路管理者は道路を常時良好な状態に保つよう維持、修繕し、もって一般交通に支障を及ぼさないように努めなければならないこと」と規定されております。
 また、同法の第46条では、「道路の破壊、決壊その他の事由により交通が危険であると認められる場合には、道路の構造を保全し、また、交通の危険を防止するために、区間を定めて道路の通行禁止、または制限をすることができる」と規定されております。
 こうしたことから、県では、床版に損傷が生じていることから通行する車両の重量制限等を行ったものでありまして、道路管理者としての責務を実行したものであると考えております。
 こうした中で、県においても、この適切な維持管理を行うための調査、設計を進めているということでありますので、あえてそこまでの資料の要求は必要ないものと判断しております。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 法律上は、今、課長の言われたとおり、確かにそうなんですが、その法律上の責任、あるいは必要な措置をきちんと、県も含めて、県がやっていないとは言いませんけれども、国全体でとってこなかった実例があるということで、今、国の方でも、国土交通省で橋に対する有識者会議というものを立ち上げて全国の橋の点検を行い、そして、その中で徳倉橋の重量制限がかかったということが、新聞、NHK等で報道をされてきたわけですね、そういう経過があるわけです。
 一応、自治体の方できちんと定期的な検査、そして必要な補修を行うという法律的な決めはありますけれども、本当にそれが有効に機能してきたかどうかということは、有識者の中でも、不備な点があるということは指摘をされておりますし、それについてのシステムを新たに導入すべき必要があるということも指摘をされております。
 県が、管理者が言っていることであるので資料の請求は必要ないという態度ではなくて、住民の生活と安全、命と財産を守るという立場において、県の言うことを疑えというのではなくて、信じるために、きちんと正しいデータの公表をしてくださいと言うことは何ら差し支えないというふうに思います。
 先日の一般質問でも、町長は、同僚議員の質問に対し、「この徳倉橋の問題を最重要課題というふうに認識をしている」ということで御答弁がありました。徳倉橋は、2車線の県道の橋としては1日に1万6,000台という、非常に多い車の交通量と、そして今まで重量制限をしてこなかったことを考えると、47年の間に予想以上に老朽化が進んでいる可能性も十分に考えられると思います。
 県の担当者に、私も直接出向いて話をしたこともありますし、共産党として徳倉橋の改良を交渉したこともあります。そのときの話でも、補修が必要なのは県内で徳倉橋だけではない、または、災害時の緊急輸送路になっていないからということで、どうしても徳倉橋が後回しにされているような印象がぬぐえません。
 議会としても、この徳倉橋等対策特別委員会を設置したときに、議員の総意をまとめ、行政と協力して取り組んでいく必要から特別委員会を立ち上げた経過があります。私も副委員長としてその任を与えられた責務から、一日も早く住民の安全な通行を保証するためにも、必要な措置を行うべきと考えます。また、県に対してもそういう態度で臨むべきではないかと思いますが、町長の考えをお聞きいたします。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 吉川議員の御質問にお答えをいたします。
 徳倉橋につきましては、安全な歩道の確保、大規模地震への対策の強化などが必要であると十分認識をしているところであります。これまでも町の重要課題として県へ要望を重ねてまいりました。昨日も一般質問の中で、議員の御質問にお答えしたとおりであります。けさの静岡新聞でも、内外に、その状況の事情が報道をされたとおりであります。
 こうした状況の下で、県からは、徳倉橋の歩道橋の設置については、湯川交差点改良事業の進捗状況を見ながら行っていくという方向性を示していただいております。また、耐震補強につきましても、その重要性を理解していただいておりますので、引き続き、一日も早く事業着手が図られるよう要望をしてまいります。
 そして、また議員、御指摘のように、床版の破損等につきまして、適切な補修、補強に向け、耐荷力、実応力等の調査、設計が進められているところであります。そのような中、今定例議会におきまして徳倉橋等対策特別委員会が設置されたことは、大変心強く思っております。今、吉川議員もお話のように、吉川議員は、はえある副委員長として御選任され、心強く思っているところであります。
 町といたしましても、町民を代表する議会と行政が連携を深めながら、町民が安心して利用できる徳倉橋の早期実現を目指して、県にこの先要望を重ねていくところであります。
 どうか議員各位の本件に対するお力をお借りしたくお願い申し上げまして、答弁にかえさせていただきます。
 よろしくお願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 徳倉橋については、町長も最重要課題と位置づけられていることですし、今までに、前町長の時代には、第3架橋の話とか、架け替えとか、いろいろ紆余曲折したところもありまして、なかなか町としての態度が一貫していなかったという反省もあります。これを、議会も、そして行政の方も、きちんとしたスタンスを持って県に交渉を重ねていけば、徳倉橋の必要な改良は早い時期にできると思いますし、一日も早く行うべきでありますので、そういう態度で県に臨んでいただきたいというふうにお願いをして次の質問に移りたいと思います。
 台風9号の襲来時の教訓についてですが、それを生かすためにということですが、9月6日から7日にかけて台風9号が伊豆半島を直撃し、清水町にも少なくない被害をもたらしました。狩野川が増水をし、徳倉橋の下を通る通学路も、当時、浸水をいたしました。浸水をすると、信号のない横断歩道を渡らなければなりません。
 危険な橋の下を通学路にしていることを一刻も早くあらためるために下流側の歩道橋の建設を早める必要があると思いますが、町としてはどのように考えるでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 私の方からは、今、吉川議員の御質問に対して、教育の現場からということで御答弁をさせていただきたいと思います。
 通学路につきましては、子供たちの安全を確保し、現状で最も安全な通学路を設定しているというふうに考えております。
 したがいまして、新たに下流側に、議員も述べられたとおり、歩道橋ができるとすれば、その段階で通学路を見直していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 台風9号は6日に襲来をし、7日にかけて北上していったわけですけれども、7日の朝、当時、大雨警報が出ておりまして、まだ小学校は休校でありましたが、この休校であることを知らずに南小学校へ登校した児童が多数おりました。このとき、7日の朝に、当時この徳倉橋の下の通学路がどうであったのか、学校と町は把握をしていたのか、その点について質問いたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 7日の朝の徳倉橋の状況ということで、徳倉橋の下にある通学路につきましては、冠水の状態でありました。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 冠水ということは、通れなかったということですね。当然、危険な状況であったということですが、そこを子供たちが通ったのか、あるいは通れないということで、目で見てわかるわけですから、その上にある信号のない横断歩道を通ったのか、そういったことを、当時、町と、それから南小学校が把握をして、どういう対策をとったのかということを質問いたします。


◯議長(吉田 功君) こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 吉川議員の御質問にお答えをいたします。
 7日の対応ということでございます。7日の朝の時点では、警報がまだ解除をされておりませんでした。したがいまして、10時の時点をもってその次の段階に入るということでありまして、その時点では自宅待機が本来の姿という状況でございました。しかしながら、南小児童が学校に登校してきているという状況下の中で、校長はじめ各先生方が出動いたしまして、その対応に努めたというところでございます。
 校長につきましては、外原方面の方まで見回りに行きまして、また、学校に戻るやいなや、すぐ先生方を徳倉橋の方に配置をさせたというような状況で横断歩道を渡らせたという実情でございます。
 なお、8時の時点では、まだ子供たちは二、三十人ぐらいの登校ということで、その態勢を組んだ時点では、まだほとんどの子供たちがその横断歩道を渡るという状況ではなかったということで、素早い対応ができたというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 実際に冠水していたという状況、先生が出られたということですけども、冠水していたということは事実でありますし、狩野川の増水は夜中がピークであって、それから減ってはきましたけれども、朝の段階ではまだ通学路が使えなかったという状況は非常に重要だというふうに思います。
 今の私の質問、学校と町は把握していたのかということは、先月の20日、通告を提出したときに、実は、担当課とお話をしましたが、把握をしておられませんでした。質問するから確認してほしいと私が言いましたのでそこで確認されたと思いますが、9月のときの台風の話が11月末になっても町の担当課としてはきちっと確認されていなかったと、こういうことも非常に問題があると思います。
 危険な橋の下を通学路としていることは非常に問題があるというふうに思いますけれども、また、同じような災害が起きる可能性が非常に高いです。大雨もありますし、また、台風以外でも、集中豪雨ということで、狩野川が増水する危険性が、現在非常に高くなっています。災害が起きる前に、実際に事故が起きる前に通学路の整備を早く進める必要があると思いますが、どう思いますでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 町内いかなるところにありましても、安心・安全の確保が極めて大事であります。また、議員、御指摘のように、特に小さい子供たちの通学路でありますので、今、町といたしましても、下流に歩道橋ができるように県に要望を重ねているところであります。
 よろしく御理解をお願い申し上げます。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 次の質問に移ります。
 6日の午前9時48分に、当時は大雨洪水警報が出て、その後、各小学校、中学校は休校ということになりました。このとき、清水小学校は保護者引き渡しということで連絡網が回りましたが、西小、南小では、教師が引率しての集団下校でありました。
 なぜ各校で判断が分かれたのか、そして、その場合の連絡体制はどうなっているのかを質問いたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 吉川議員の御質問でございますが、清水小学校の場合は保護者が迎えに行きました。それから、南小学校の場合は地区別で教師が引率をいたしました。あるいは保護者が迎えに来た場合には保護者に引き渡しをいたしました。西小学校におきましては、地区別、班ごとに教師が引率して下校をさせました。4年生については、郊外での行事に参加していて学校到着が遅れたため、保護者の迎えといたしました。
 また、連絡体制につきましては、各学校ごとに構築しておりまして、緊急時には、連絡網等、的確に運用しておりますが、今後とも適切な対応に努めてまいりたいというふうに考えております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 各校で判断が分かれたわけですけれども、警報が出て休校ということになった場合、あまり状況がひどくならないというふうに判断された場合は集団下校を行うと、そして、これから雨風がひどくなるというときには保護者の引き渡しと、同じ休校の場合にも、判断が2つに分かれるそうです。
 各校の判断でこういう場合に対応していたのでは、もし万が一事故があった場合、なぜほかの学校が行った、より安全な策をとらなかったのかとの責任が問われるのではないでしょうか。
 今回の場合、南小は集団下校でありましたが、実際には下校する途中で雨風がひどくなりましたので、もしこれで事故が起こった場合、この徳倉橋を渡っている最中であれば、より危険な通学路を通っている南小でなぜ引き渡しという安全策をとらなかったのかという非難を浴びても仕方がない、責任を問われるというふうに思います。
 今回の場合は、特に台風が来ること、そして、その規模も事前にわかっているのですから、警報が出てから休校とするよりも、朝から休校とし、そして登校の危険を避けた方が良かったのではないでしょうか。そして、そういう判断を各学校に任せるのではなく、清水町は非常に面積が狭いですから、小学校3校、中学校2校、大きい町に比べれば隣接していると言っていい距離にありますから、同じ対応でも、決して不思議はありません。
 より安全な対策を町が責任を持って行う、このことが必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) ただいまの御質問にお答えをいたします。
 統一した見解の下に対応した方がよろしいのではないかという、そういう考え方、御質問であったというふうに思いますが、学校の置かれている状況といいますのは、教育委員会といたしましては、自然災害等における警報発令時の対応の基準というのを各学校に配っております。そして、4月当初に説明をし、それから御父兄にお分けをし、そして、学校としてはある程度徹底をしているというふうに解釈をしていると思います。
 その中には、6時までに警報が解けない場合には学校へは登校をしてこない、そして、10時までの場合には、解けた場合にはその時点で学校の指示を待つ、それから、10時に警報が解除されない場合はそのまま休校になると、そういうような通知でございます。ですから、その通知の徹底が今回はあまりされていなかったことにあるというふうに思います。
 それで、もう一つは、各学校の校長にお任せをしているという、そこのところでございますが、学年の子供たちの、年齢差といいましょうか、それと、あと地域性、そういうものを勘案して、一番情報が的確につかめる学校長にその判断はお任せをしているというのが実情でございます。
 ですから、今後、校長会等で、そういうような事態になった場合には、よく吟味して、教育委員会と相談をしながら決定を下すように指示を出し、話し合いをしていきたいというふうに考えております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 今、教育長の答弁ですと、通知の決定が十分でなかったということですけれども、この台風の後、南小学校で保護者から出た意見の多くは、通知の徹底は十分承知をしているけれども、実際に、本当に休校になるかどうかという連絡は、やはりそれぞれ欲しかったという意見が非常に多くを占めておりました。また、この連絡体制についても、ほとんどの保護者は、自分の出勤時間になってしまえば仕事に出ていってしまいまして、自宅の電話は連絡網が回ってもつながらない、回らないというのが実態です。
 先ほどの同僚議員の質問に、メール配信という一つの方法を研究されているということがありました。これも一つの方法ではありますが、これも完全ではないですから、複数の方法で重ねて連絡をする必要があると思います。
 地域には、子供の登下校を見守る「見守り隊」の方もいるわけですから、同報無線も活用する、こういう複数の方法を使ってのきめの細かい対応をすべきではないでしょうか。
 それと、メール配信についてですが、前回の質問の答弁の中で、「有料のもの、無料のもの、いろいろシステムがあるということで、研究、調査をしていく」という答弁でありましたが、ぜひ、緊急時の連絡ですから、有料というのはおかしいですから、無料という形でのシステムの検討をお願いしたいというふうに思いますが、その点ではいかがでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 吉川議員の御質問にお答えをいたします。
 メール配信について、有料、無料、そういう面も含めて新年度に向けて検討しているという中で、金銭的な面、当然、仮に、保護者の負担をどこまで負担させるか、そういう面も含めてでございますので、その辺も検討課題という中で、新年度に向けて対応していきたいというふうに考えております。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 次の質問に移ります。
 6日の夜、避難勧告、避難指示が出たわけですが、このときも、同報無線が聞き取れず、危険な状況がわからなかったという住民もいらっしゃいました。実際に川が決壊したらば避難が間に合わないという恐れもあった状況だと思います。
 情報の周知方法の見直しをすべきだと考えますが、その点についてはいかがでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 住民への災害情報といたしましては、町の同報無線と各区の放送及び消防署や消防団車両による巡回広報を実施しているところであります。
 今回の台風9号の来襲時には、強風や豪雨のために放送が聞き取りにくかったということを踏まえまして、今後は、まずサイレンの吹鳴を行った上で、町の同報無線、また区の放送の利用並びに消防署や消防団車両による巡回広報を実施してまいりたいと思います。
 また、さらに、先般、希望された方々に購入していただきました防災ラジオにつきましては、災害時の情報収集に大きな効果があると思われますので、今後の活用をお願いするところであります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 情報周知の方法では防災ラジオも有効であると思いますが、これも、まだ現段階では、2,500台しか町内では配付をされておりません。4軒に1軒という形になりますけれども、そうすると4軒に3軒はラジオは入らないということにもなりますし、先ほどの学校関係もそうですけれども、さまざまな形態を使って情報を周知する必要があると思います。
 そして、一つの例でありますけれども、兵庫県の豊岡市というところがありますが、平成16年に台風23号が襲来をいたしまして、川が決壊をし、非常に大きな洪水の被害が出たところですが、ここではその教訓を踏まえて、通常では、避難勧告、そして避難指示という状態になりますが、その前段階として、避難準備というものを発令することになっております。避難準備というものを発令して、住民の皆さんに、避難が必要な状況になりましたら避難勧告を出しますので、そのときにはすぐ避難できるように荷物等の準備をしてくださいという避難準備という発令を出すことにしているそうです。こういう、先進地と言ってはちょっとおかしいですけれども、被害があった地域の教訓も学んで周知方法の見直しをしていただきたいと思います。
 次に、避難所についての質問ですが、ハザードマップでは、徳倉地域のほとんどと長沢地域のかなりの部分の浸水が予想されております。これだけの地域の住民が避難するには、予定をされている避難所では足りないのではないかなというふうに思いますが、それについていかがでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 町が洪水時、水防時の避難所として指定ある施設は、西小学校、南小学校、南中学校、沼津商業高等学校であります。各避難所では、第1次の開放区域として体育館を指定させてもらってございます。
 初期の段階では、西小学校体育館に1,400人、南小学校体育館に1,300人、南中学校体育館に300人、沼津商業高等学校体育館に2,500人、合計5,500人を受け入れる態勢となっております。
 さらに、避難される方々が多くなったときには、第2次開放区域、また第3次開放区域として、各教室を開放するよう計画をしております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 長沢の住民の方は人口は約3,500人、そして、上徳倉、下徳倉をあわせますと8,000人を超える住民の方が住んでいらっしゃるわけで、仮に狩野川、黄瀬川が決壊、あるいは堤防から水があふれるということになれば、この中のほとんどの方が避難をするという状況になりますので、避難所が、かなりいっぱいいっぱいになってしまう、あるいは清水町内だけの避難所だけでは足りなくて、町外の避難所も、もしかしたら要請をお願いするという場合も出てくるのではないかなというふうにも考えますけれども、その点、他市町への協力も要請できるように準備をお願いしたいと思います。
 また、ハザードマップについても、いろいろ情報が書き込まれておりまして役に立つものではありますが、しかし、まだまだ足りないのではないかなと、避難時の心得、あるいは荷物等についても、まだまだもう一つ書き込める余地があるのではないかなというふうに思います。実際に今回の教訓を踏まえて、住民の方からの、こんな情報が欲しい、あるいはこんなふうに情報を流してくれると助かるというような地域の声を反映させるための取り組みを常時行って、ハザードマップも充実させ、そして、いつ起こるかもしれない災害に備えるということを行政の平常時の業務として常に取り組んでほしいというふうに思います。
 次の質問に移ります。妊婦健診の無料化拡大をについてであります。
 奈良県で、妊婦健診を受けていなかった妊婦が救急車で搬送先の病院に次々と断られ、結局は死産をしてしまうという痛ましいケースがありました。
 当町でこのような事例があったかどうかを伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。消防長 加藤君。


◯消防長(加藤久雄君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 過去3年間で1件ございました。これは、昨年の5月に、健診を受けていない女性からの救急要請で出場し、3カ所の病院から、医師不在及び手術中という理由から受け入れを断られました。4件目の病院が受け入れ可能ということで搬送をいたしたものであります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) この方が健診を受けていなかった理由は、ちょっと現段階ではわかりませんけれども、経済的な負担のせいで健診が受けられずに、妊婦、もしくは子供さんが命を失うような結果があってはならないことであります。
 妊婦健診の無料化拡大については、昨年9月に、自分自身が妊娠6カ月のときに一般質問をさせていただきました。また、前回の定例議会でも同僚議員が質問をしております。このときに、当局の答弁は、「前向きに検討する」ということでしたが、厚生労働省がことしの1月16日に通知を出しております。この中では、妊婦健診の公費負担の望ましいあり方について、経済的な不安を軽減し、そして少子化解消の一助に資するとともに、積極的な妊婦健診の受診を図るために、自治体における公費負担の充実を図る必要性を指摘しております。そして、その公費負担についても、14回程度行われることが望ましいというふうに記されております。
 この妊婦健診の無料化の拡大について、できれば来年度からぜひとも拡大を行ってほしいというふうに思いますけれども、この点についていかがでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。健康福祉課長 杉山君。


◯健康福祉課長(杉山 滋君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 近年は、妊婦の高齢化やストレス等を抱える妊婦が増加傾向にあるとともに、就業や経済的な理由等により健康診査を受診しない妊婦が見られます。
 このような中にありまして、議員、御指摘のとおり、母体や胎児の健康確保を図る上で、妊婦の健康診査の重要性が一層高まっているところでございます。
 町といたしましても、先ほど議員から御指摘いただきました厚生労働省からの通知等を踏まえまして、少子化対策の面からも考慮いたしまして、妊娠、出産にかかる経済的負担の軽減と積極的な受診を図るため、妊婦健康診査における公費負担の補助制度のあり方について積極的に検討してまいります。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) できれば、時期、あるいは回数等についても、具体的な答弁がいただけたらありがたかったかなというふうに思いますけれども、私ごとですが、ことしの1月19日に出産をいたしました。出産するまでに13回健診を受け、総額で10万9,530円、健診に費用がかかっております。このうち公費負担が2回ありまして、1万7,940円の公費負担をいただきました。しかし、これは全体の16%にしかすぎません。その13回の健診を受ける中で、若干の貧血、そして血圧上昇がありましたので、これについても産院の方で適切な処置をいただいて、正常に出産をすることができました。
 このように、妊娠中にとっては、正常であれば何もないことですが、一つ間違えば母子ともに命を失う危険性もある、非常に命がけの行為であると言えます。
 川根本町では14回、そして吉田町では8回の公費負担を既に決めております。「元気な子どもの声が聞こえる町・清水町」を目指す山本町長であれば、ぜひ来年度から、この妊婦健診の公費負担について、具体的な回数、開始日時を早いうちに表明をしていただければありがたいと思いますが、町長のお考えを最後にお聞きいたしまして私の質問といたします。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) まず、吉川議員の御質問にお答えする前に、あらためて、新年早々、ことし御出産されましたことを大変お喜び申し上げます。女性の大事業であります。
 そして、今、御質問の内容でありますが、課長答弁の域を超えませんが、前向きに検討し、少子高齢化対策にも貢献をしてまいりたいと、かように思います。
 よろしくお願いします。


◯議長(吉田 功君) 以上をもちまして吉川君の一般質問を終わります。
 ここで、16番 森野君より発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 発言が結構ありましたので、私の方から、一般質問の内容につきまして、事実と違うことを、一部相違がありましたので、撤回させていただきます。
 介護保険料の引き下げのところで、9月議会の反対討論の趣旨として、介護保険料を引き下げた自治体はないというふうな趣旨の発言をいたしましたけれども、その部分については事実と違いましたので取り下げをいたします。
 よろしくお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) ただいま森野君の申し出を認め、発言を取り消しすることに御異議ありませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◯議長(吉田 功君) 異議なしと認めます。
 よって、森野君の発言を取り消しすることに決定いたしました。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 これをもって散会いたします。
 御苦労さまでした。
                                午後02時35分散会
   ──────────────────────────────────
◯地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
 平成19年12月5日

               清水町議会議長     吉 田   功
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               署名議員(6番)    佐 野 俊 光
   ──────────────────────────────────
               署名議員(8番)    原   喜久雄