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北海道 清水町

平成19年第3回定例会(第4日) 本文




2007.09.11 : 平成19年第3回定例会(第4日) 本文


                                午前09時00分開議
◯議長(吉田 功君) 皆さん、おはようございます。
 ただいま出席している議員は16名です。
 議会広報特別委員会より、本日の会議の写真撮影をしたいとの申し出がありましたので、事務局による写真撮影を許可いたしました。
 本日の会議を開きます。
 今定例会の一般質問の通告者は7名です。
 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
      ────────────────────────────


◯議長(吉田 功君) 日程第1 一般質問を行います。
 通告者は、通告の順序により発言を許します。
 念のため申し上げます。
 今定例会より質問方法を一問一答方式とし、質問時間の制限を30分以内といたします。
 従来どおり質問残時間を議場西側の電光掲示板に表示しますので、これに従ってくださるようお願いを申し上げます。
 また、答弁に当たっては、明確な答弁をお願いいたします。
 なお、この質問方法は、これから1年間を試行的に行うものであります。
 それでは、初めに、10番 岩崎高雄君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 山本町政の軌跡と今後の基本姿勢を問う」「2 ごみ・し尿処理の今後について問う」「3 清水町の「まちづくり」の基本を問う」。
 発言を許します。 10番 岩崎高雄君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 皆さん、あらためましておはようございます。
 先週、9月7日、それから8日の朝にかけまして、台風9号で被害に遭われた皆様や夜を徹しての警戒、また避難誘導に当たられた方々に、お見舞いと感謝を申し上げます。
 さて、議長の許可の下、さきに説明のありました、第1点目、山本町政の軌跡と今後の基本姿勢を問う、また、2つ目に、ごみ・し尿処理の今後について問う、3つ目には、清水町の「まちづくり」の基本を問う、この3点につきまして、行政当局の方針、また考え方を順次質問するものであります。よろしくお願いをいたします。
 まず第1の、山本町政の軌跡と今後の基本姿勢を問うでありますが、町長に就任して6カ月、3月議会、また6月議会、そして今回の9月議会と3回目の議会となるわけでありますが、山本町長は前町長の批判を取り込む中で今の職についているわけであります。また、山本町長は、5期20年の長きにわたって、議員として町政の監視役を担ってきました。
 私は、その5期目を山本議員とともに議席を同じくすることができ、その間いろいろなことで触発を受けたこともあり、直球しか投げられない私にとっては、硬軟相持つ山本議員を羨望のまなざしで見てきました。まさに山本議員と私の軌跡が重なった4年間でありました。当局への追及と引き際の良さ、見事なものでありました。私も、せめてその足元に届くようひそかに思っていますが、なかなかままなりません。
 ここで質問に移るわけですが、議員時代を前職とし、町長職を現職としたとき、監視する側とされる側、追及する方とされる側、その立場で変化があるのか、町政に対する考え方に相違があるのか、まず質問をいたします。


◯議長(吉田 功君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 皆さん、おはようございます。岩崎議員の御質問にお答えをいたします。
 岩崎議員から、質問の前提として、町長就任以来6カ月、私は選挙戦において前職を批判し、また5期20年の経験を生かして、私にとって最後の5期目は、まさに岩崎議員、新進気鋭の議員と職をともにしてまいりました。
 今、御質問の前提にあったお言葉を謙虚にお褒めのお言葉と受け止めていいのか、やや心中複雑でありますが、自らに、素直に、率直にお答えをさせていただきます。
 御質問の要旨は、私にとって、前職、議員時代と、また町長の職にあって、その心境はどうかということでありますが、率直に申し上げまして、質問する側の責任、またその重さを反省しつつ、お答えする立場の重さということを、重さにおいては変わりありませんが、その違いについて、自ら自問自答し、日々を重ねているところであります。
 前職と現職との町政に対する違いはないかということでありますが、私の基本的な考え方にあっては、私としては、議員時代も、現職に至るまでも、特段変わった考えの変化はありません。
 言うまでもなく、町政におけるステークホルダーはさまざまなものがございますが、町政の主人公は町民であることは、これまでも主張し、お訴えをしてきたとおりであります。この町民の福祉向上のために、私は、町政に対する考え方でありますが、その願いを日々誠実に取り組んでいるところであります。
 不肖私、議員時代から、多くの同僚、先輩に恵まれ、経験を重ねることができ、誠実な対話に努めることがあらゆる問題を展望し、開く最善の策であるという学びをおさめ、今日町政について取り組んでいるところであります。議員時代と、そして、今もその考え方の基本においては違いのないことをここに御答弁させていただきます。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 相対として基本的に変わっていないと、このような答弁でありますが、私は、ある意味、変わらざるを得ないと、こういうふうに思います。
 それはなぜかと言いますと、目線の違いであります。議員時代は、議員として町民の目線で一つのものをとらえ、そして、それを一つの答えとして、行政に対しいろいろな所作をすればよかったと、こういうことであります。
 しかし、町長職を負うと、県や国の関係がそこに発生します。そういうところからして、本来であれば町民だけを考えた議員時代と、国民、そして県民としての考え方を持たざるを得ない町長職としては、当然、おのずからそこに違いが出てこようと。私は、その1点について触れていただきたかったと、このように思いますが、いかがでしょうか。
 よろしく御答弁をお願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 岩崎議員の御質問にお答えをいたします。
 議員の御指摘は、攻める側の責任、あるいはそれを正しく求める者の責任、そして、地方自治にあっては、行政においては治める者の責任、こうした違いはあるかもしれませんが、目指すところは、私たち広く町民の福祉、安寧秩序、町民の生命、財産を守ると、こういうことにおいて何ら違いのないことと私は理解をしております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 私は、私の中に、町益、町民益を中心という一つの考え方があります。そして、それは私の立場として、精いっぱいの、一つの発声する言葉であろうと思っております。
 しかし、首長、いわゆる町長職を負う人間は、国、県の一つの流れの中で、当然、行き着く先を模索しなければならないと、このように思います。そういう中で、幅広い考え方が、また当然発生してこなければならないと、このように思うわけであります。
 では、次の質問に移ります。
 次は、行財政改革についての質問であります。
 ここへきまして、世の中の動きは、行財政改革の熱が少し冷めたような気がします。しかし、これは毅然として、また粛々として、その歩みを止めてはなりません。なぜなら、行政の中心を成すのは財政の豊かさであり、その健全性であります。
 今、地方では、行政の怠慢が引き起こした問題で、ここへきて苦労している自治体が後を絶ちません。まさに、時、既に遅きであります。結果として余儀なしの合併であり、もっと悪くすると、合併すらしてくれない、隣接自治体から相手にされない、国の管理下に自治体が置かれることになります。まさに自ら治めることができなくなり、自治体の崩壊であります。
 幸いにして、清水町は「天の時地の利」に恵まれる中、当面はその心配はありませんが、避けては通れない時代の流れがここにあります。それは、少子化、そして高齢化社会、あと町民ニーズの多様化であります。
 このようなことは十分に認識している当局と思いますが、現在、進行形で進められている行財政改革の取り組みとその考え方を質問するものであります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 岩崎議員の御質問にお答えをいたします。
 議員、御指摘のとおり、今、行政に求められるものは財政力であり、その健全性であります。多くの自治体の中で合併問題がいろいろ論議されておりますが、財政力の弱いところ、低いところにあっては、大同合併をし、なおかつ困窮をしているということがあります。私たち町民にとって、合併は、ねらいではなく単なる手段にしかありません。その結果が行政改革の良い成果をあらわさなければならないという意味で、まさに、今、行財政改革が問われているところであります。
 私は、地方自治の主人公は町民であり、行政とは、いつの時代でも、その時代に合った行政サービスを町民に広く、優しく提供していかなければならないものであると、かように理解をしているところであります。
 そのためには、町の持つ情報をよりスピーディーに町民に公開をし、町民本位の行政運営に努めるほか、行財政改革によって、町の能力、そして体力を高めていかなければ、今まさに地方自治も競争の時代でありますので、他に伍していくことはできません。
 基本的な取り組みとして、当町の行財政改革に示す、町民、職員の意識を変えよう、そして町全体の機能を見直そう、そして、さらに健全な財政運営をしていこうという、この3つの基本目標をもとに実施計画の達成を目指しているところであります。
 また、この取り組みを進める中、町行政改革推進委員会の役割として、諮問する答申や助言だけにとどまらず、その委員会として、新たな、独自の提言もいただけるよう、私は当委員会に要請をしているところであります。
 今後、この実施計画を達成するため、委員会からの提言等も参考にしながら、新たな税外収入の確保に努めるほか、民間経営感覚を養うとともに、行政評価や民間委託等の推進などの手法により、事務事業を見直し、職員の意識改革に積極的に取り組んでいく考えを決意しているところであります。
 以上、よろしく御理解をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) この質問は何回もしていますけども、前回よりも踏み込んだ部分もあります。しかし、残念ながら、まだ精神論が先行しているところがかなりあるようであります。
 ここで、平成18年度の、清水町の歳入歳出決算での監査委員からの審査意見の中に、いわゆる今後の財政環境には、町税収入の大きな伸びは見込めないと、長期的な展望に立脚して健全な財政構造を構築する必要があると、こういうことから、行財政改革を推進し、歳入規模に見合った歳出規模でのバランスをとってほしいと、このような要望が出されているはずであります。
 私の思うところと全く同じであります。さきの答弁の中で、「民間経営の感覚」とありましたが、平成18年度の予算を例にとってみますと、一般会計で歳入が81億7,000万円余、そのうち自主財源が59億7,000万円、依存財源が21億9,000万円、そして、歳出はというと77億8,000万円。そういう中で、一つの目標値ということになりますけども、ただ自主財源の割が非常に高いことは、70何%ありますからね、これは皆さん認めるところなんですが、私が、今、民間の経営感覚と言ったのは、いわゆる自主財源に対する歳出の枠の範囲でおさまれば一番いいわけです、これは、そういう一つのものの見方というものを持っておられるかと、こういうことと、あと町行政改革推進委員会からの提言と言われましたけども、その提言の動きは今あるのか、これが2点目、そして、3点目に、税外収入という言葉が出てきましたけども、この具体的なものを持ち合わせているのか、この3点について質問をさせていただきます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 岩崎議員の御質問にお答えをいたします。
 いつの時代も、私たちが、健全な財政、家庭においてしかりでありますが、健全性を保つためには、「入るを量りて出ずるを制す」、入ってくるものより出ていくものが多かったら、これは極めて厳しい結果をもたらすことは、申し上げるまでもなく、議員、御指摘のとおりであります。したがいまして、行財政におきましても、歳入と歳出のバランスを的確にとらえ、この中で行財政運営をしていくことが、ごくノーマルな考え方であると私も思います。
 しかし、行政には、そのとき、そのとき、大きな歳出も予想されますので、あるときにはその年度の余剰金を財政基金として蓄えそれに充てていくことがあるわけでありますが、議員、御指摘のとおり、入ってくるものと出るものとの関係を、終始、行政は見比べて行政運営をしていく、いわゆるプライマリーバランスの必要性について重点を置いているところであります。この平成19年度におきましても、そうしたことをしっかりと見守りながらやっていく決意であります。
 なお、議員、御指摘の、残る行政改革における提言、あるいは税外収入についての御答弁は担当課において御答弁させていただきますので、よろしく御理解をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 企画財政課長 石田君。


◯企画財政課長(石田尚志君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 まず、行政改革推進委員会の提言の件で、動きということでありますけれども、本年に入りまして、町長が新たに就任してから、今までは諮問に対する答申のみの委員会ということで、それに対する多少の助言などは加えるということとなっておりましたが、規約から改正をさせていただきまして、提言等を受けるという形にさせていただきました。
 現在、2件の諮問事項の審議を行っておりますが、それに引き続きまして、提言につきましても寄せていただけるよう依頼しているところでございます。
 それと、税外収入の具体策についての御質問でありましたけれども、現在、ホームページのバナー広告を募集しております。これにつきまして、10月1日からバナー広告の方を載せる予定でありますが、現状におきまして、10件を募集しておりまして、その10件が埋まるような状態であります。
 また、職員の駐車場の利用料等につきましても、既に実施をさせていただいております。
 また、今後につきましては、町のカレンダー等の広告、それから、広報その他の部分についての広告収入等も考えているところであります。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 町長、言われました、いわゆる依存財源と歳出との間には一つの連動があると、これは私もわかっております。そういう中で、私が言いたかったのは、民間経営の感覚というのは、いわゆる依存財源は依存財源としてあてにしないというわけですね。本当に、言葉は悪いですけども、お役所的考えというのは、依存財源があるがためにお役所的な考えに走ってしまうわけです。基本は、やっぱり自主財源ということですから、そのボリュームを膨らませるように頑張ってほしいと、こういうことであります。
 そして、また提言に関しましても、より積極的な提言が出るような雰囲気づくりも、企画としてもやっていただきたいなと、このように思っております。そういうところでよろしくお願いします。
 では、次にいきます。
 歳出の多くを占める随意契約、これも、何回も私は言っておりますけども、これは監査委員からも御指摘を受けていると思います。具体的にどういうふうにするのか、来年度予算の編成がもう近々迫ってくるはずであります。そういう中で、どういう一つのお考えをお持ちかということと、前日に、副町長も、議会の中で一つの方向が決まりました。そういう、副町長が誕生する中で、当然、事務方の取りまとめ役として、その職を担い、その期待は大きいわけですから、町長としまして副町長にどういうものを望んでおるのか、どういう方向性で町を運営してもらいたいのか、こんなことも含めまして答弁をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 岩崎議員の御質問にお答えをいたします。
 前段にありました、財政の健全化に向けて、歳出の中で大きく占める随意契約については今後とも異を用いるようにという御指摘であります。
 この点につきましては、予算の有効利用、効率的な運用等について、随意契約については、監査委員からも、平成18年度決算会計において御報告をちょうだいいたしました。関係部局においても、このことは重く、正しく受け止めておりますので、議員、御指摘の点につきましても心してまいりたいと、かように思っているところであります。
 なお、昨日、私の方から御提案させていただきました副町長の人事案件についての御確認、御質問でありますが、議員の満幅の御賛同をいただき可決いただきましたことを、この場をお借りし、厚く御礼を申し上げ、同時に、今、岩崎議員の御指摘のありましたように、期待の大きさに、一つのバロメーターであるというふうに私も責任を感じて受け止めているところであります。
 議員から、副町長にどういうことを望むのかということでありますが、まだ副町長と私は、就任以来、直接、懇談、面接をしておりませんが、私なりに申し上げられることは、彼に対する大きな期待であります。私としては、まず副町長と面会し、幹部職員と私の方から町の置かれた状況を的確に御報告し、彼なりの課題をそこに感じていただき、率直な意見交換の中で、現在、町のある状態から、さらにあるべき方向への指導、アドバイスをいただくと同時に、そのことを実現するためには、職員の資質の向上ということが根源であると思います。そして、その結果、町の体力、能力の向上が得られるのではないかというふうに期待をしているところであります。
 現時点においては具体的な御答弁はできませんが、町の置かれた状況をつぶさに検討、御説明させていただき、副町長に今後の活躍を期待しているところであります。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 我々同僚議員も期待するところ大でありますから、その辺はひとつよろしくお願いをいたします。
 次の問題に移りますけども、1市1町の合併はあるかということであります。
 なかなか生臭い質問でもありますけども、それは私も十分心して質問しますし、十分心して答弁の方もよろしくお願いをいたします。
 ここで端的に伺いますけども、前町長から「沼津市との単独合併はなし」と言わしめた山本町長であります。そういう中にありまして、ここで少し言葉を変えまして、先ほど言いました1市1町の合併は、町長の心として、気持ちとして、一つのものの選択わざとしてあるのかと。
 いろいろ憶測をする方もおりますし、そういう中で、やっぱり聞かなければならない問題であると、このように思いますもんですから、答弁の方をよろしくお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 岩崎議員の、当町における将来、1対1の合併はどうかという御質問でありますが、私は、合併についての考え方は、より合併の効果の大きい、できれば東部の中核となる都市をつくることが、今このとき必要であると、かように考えているところであります。
 この合併の枠組みにつきましては、県の合併推進構想に盛り込まれた3市3町をはじめとする2市2町、あるいは政令都市構想への枠組みなどがありますが、現時点ではあらゆる可能性を視野に入れ、議会をはじめ町民の民意を伺っていきたいと考えております。
 合併は、先ほども申し上げましたように、あくまでも町民のために行うものであり、あらゆる手段で情報を公開し、議会、町民との合意形成に時間をかけてまいります。
 今回の、議員、御質問の中に、ごみ・し尿処理問題の、沼津市とのテーブルに着く第一歩の背景に、あるいは沼津市との密約がありはしないのかと、かような御心配であろうかと私なりに拝聴いたしましたが、まさに正攻法で、誤りを謝罪し、そして、お願いすべきはお願いをするということの中で、沼津市並びに市長、議会から大きな第一歩の前進をいただいたものであり、重ねて御報告しますが、特段の密約等は一切ないことをここに御答弁いたします。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) そこまで明確に答弁されますと、第2、第3の質問を用意してありましたけども、それはやめといたしまして、私、ここで少し雑感を言わせてもらいますと、この前、日曜日の静岡新聞に、この商工会議所か何かのあれで、町長も出られて、台風の次の日にありましたよね、その記事が載っていまして、私、ちょっと町長の言い方に感心したところがあったんですよ。それはなぜかというと、いわゆる道州制にこれから向かう中で、これは、近い将来というか、近未来、もっと近くに来ると思うんですけども、当然、この地域、地区は、いわゆる関東圏、東京圏を中心としたところのエリアになるのか、あるいは中部地区、いわゆる名古屋を中心としたところのエリアになるのか、こういう一つの論議がこれからされるはずであります。
 私が1市1町の合併云々と言ったのは、その大きな方向の中で、関東圏、東京圏にこの地が置かれるということは、おそらく町民の大方の方が望んでいることだと思うんですよ。そういう一つの動きの連動の中に入っていけばいいわけですから、町長職を負う山本町長は、一つのこれからの方向性として、そういう一つの言い回しの中、そしてまた、そういう一つの考えの中に自分御自身の中心を置いていただければと私は思うんですけども、ちょっと御意見だけ。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 岩崎議員の御質問でありますが、今後、日本の地方自治体から道州制等々への大きな変化の時代が、すぐそこまでやってきているのではないかというふうに思います。
 過日行われたサンフロント21の3市3町の首長の意見交換の中で、私は、道州制がすぐそこまでやってきていると。現在のような静岡県東部が、必ずしもどこのその要因があるかわかりませんが、大同合併のできにくい環境の中で、こうした時間の経過をしておりますと、道州制への大きな波の中で、おそらく名古屋を中心とする中部圏に入っていくやもしれないおそれがあるということは、専門家の論評を待つまでもないところであります。
 そこで、今、議員、御指摘のように、私は、関東圏、東京を中心とする関東ブロックの方向性の道州制が私たちの置かれた県東部の状況の中で必要であると、かように認識をしております。
 ちなみに、例えば、電力において、東京電力ですよね、こういうところで個人の企業名を言ってはよくないのかもしれませんが、いろんな面で、ここから新幹線で、早く行けば1時間足らずで行けるという利便性、もし名古屋へ出ていくとしたらば倍以上の所要時間がかかるということもあるし、東京圏の文化、経済、そうした環境の中で、私は、早くこの県東部が大同団結する日を期待し、関東圏への編入を望んでいくということをサンフロント21でも意見を述べさせていただいたところであります。
 また、御理解をいただき、大変心強く思っております。ありがとうございます。


◯議長(吉田 功君) 10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) ここでまた現実的な問題へいきます。
 ごみとし尿の今後についてでありますけども、8月の広報に、その表紙を飾りました町長と沼津市の斎藤市長の写真が載っておりました。また、下には「信頼関係が回復された」と書かれてもおりました。既に新聞、テレビ等で報道はされていましたが、あらためてこれを見た町民の皆様は、難しい案件が解決できたと思ったことと思います。
 まずは、町長、御苦労さまでした。と同時に、沼津市の斎藤市長の御決断に感謝するものであります。この問題が起きてから、3年ぐらいがたちますか、その間、町の担当部局の職員はじめ沼津市や三島市、また函南町の職員の皆様にも大変な御苦労をかけたと思います。これは、清水町が自前のその施設を持たないがゆえの、内にあっては悲しさであり、外からは、それがわがままと映るわけであります。そのことを、どういう理由があるにせよ、外部から、清水町の状況について異論を唱えるのは当然のことであると思います。
 そのことを胸に置いたとき、これから沼津市と具体的な委託への話し合いになるわけですけども、謝罪と主張、この相反する考えの中で、その交渉のスタンスはどのように置くのか、質問をするものであります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 御質問の要旨は、沼津市とのごみ・し尿処理の再委託の交渉の基本姿勢についてのお尋ねであります。既に御報告のとおり、去る7月25日に沼津市長様と面会をさせていただき、信頼関係を損ねたことについて、率直に謝罪し、これを受け入れていただき、これに伴い、ごみ・し尿処理問題の解決に向けた協議の場、そのテーブルに着いていただくことができました。その間における議会、あるいは区長会、町民各種団体等のお力に感謝を申し上げます。
 この協議を進めるに当たりましては、沼津市に対し、誠意を持って誠実に対応するとともに、良識ある観点から当町の意見を主張し、県東部地区の一員として、広く建設的な立場を申し述べ、理解を深めていただいたところであります。
 また、ごみ・し尿処理につきましてはわが町の存亡にかかわる問題であり、安定した処理体制を確立することが最重要課題でありますので、私としても、再委託を受け入れていただけるよう最大限努力をしてまいりたいと思います。
 最大のステークホルダーである議会、町民の一層の御理解と御支援をお願い申し上げて答弁とさせていただきます。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) ここで少し具体的な質問に入りますけども、この沼津市との事務レベルの交渉がスムーズにいきまして、受け入れ態勢が整ったということになったときに、三島市、函南町との契約は、単年度契約であれ、3年間あるということでありますけども、その3年間を経ずとも、一つの交渉過程の中で合意点を見つけることができれば沼津市の方にそのシフトをするのか、この辺のお考えはどういうふうなお考えを持っているのか、お聞きをいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 岩崎議員の御質問にお答え申し上げます。
 今、沼津市との関係におきましては、先ほど御報告させていただきましたように、ごみ・し尿処理の問題解決に向けての信頼回復ということから、テーブルに着かせていただくということで、現在は事務レベルでその後の交渉、折衝を重ねているところであります。
 沼津市との委託契約が戻りますと、現在、受託を入れていただいております三島市、そして函南町との関係につきましても、逐次報告をし、すり合わせをしていかなければなりません。
 しかし、沼津市との関係を具体的に積み重ねてまいりませんと、三島市、函南町へのその後の報告、あるいはお礼、今後のスケジュール等についても具体化できませんので、その辺をすり合わせながら事務レベルで行っていくと、かように思っております。
 なお、そのことにつきましては、かつて議会の皆さんにも私から御報告したかもしれませんが、沼津市にお願いするについて、三島市、函南町には、「そういう方向性で今後進めさせていただきますが、ぜひ御理解をいただきたい」と、かようにあらかじめお願いを申し上げましたところ、三島市長様、そして函南町長様、両首長から、「まず本来の姿に戻るのが、清水町さん、いいんだよ。そうすることによって、この東部も大きく大同団結するきっかけになるのではないか」と、かような激励をいただいたところであります。あわせて御報告申し上げます。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 住民生活課長 杉山君。


◯住民生活課長(杉山 滋君) 岩崎議員の御質問の内容ですが、先ほど町長から御説明をさせていただいたわけございますけれども、契約の内容等の関係につきましてですけれども、三島市、函南町へのごみ・し尿処理の委託につきましては、両市町とも、緊急避難措置として、平成18年度から3年間の期限が示されて受け入れていただいております。その処理の委託契約は単年度ごとの更新となっております。
 したがいまして、沼津市との協議を進める中では、この点も十分に踏まえまして今後の再委託による受け入れをお願いしてまいるというところでございます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 結局、単年度ですから、1年間の契約をすると1年間は履行すると。あと残っているのは2年ですか、その2年間の中の1年間だけ契約を履行して、あと1年間は、逆に言えば、沼津市との修復がうまくいって受け入れ態勢ができると、残り1年を待たずして沼津市へそれを再委託するという考え方もあるということですね。
 その確認を。


◯議長(吉田 功君) 住民生活課長 杉山君。


◯住民生活課長(杉山 滋君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 再委託の時期ということでございますけれども、この関係につきましては、お世話になっております三島市、函南町の御意見も伺いながら調整していきますので、協議の中での最良の方策というものをそこの中で見出していきたいということでございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) よくわかりませんけども、いずれにしても、公務員というか、職員の皆さんは、いわゆる気配りですよね、沼津市に対する気配り、三島市に対する気配り、函南町に対する気配り、これが一番、いろいろな問題で重要になってくると思うんですけども、そういう一つの気配りをしていただきまして、一つの行き着く先がうまくいくということでやっていくしかないという、そういう答弁でしょう。
 私もそうだと思いますよ。ここでやるなんていうのも、こっち側が頼んでいる問題だから、期間をいつまでこっちにしますなんて、そんな要望みたいなことは言えないわけですから、それはそれなりに、やっぱり気配りをしていく中で一つの落とすところの道を探していきたいと、こういうわけですね。町長、そうでしょう。
 では、そういうことで、3番目に移ります。
 清水町のまちづくりの基本を問うでありますけども、その中で、いわゆる従前に作成しましたマスタープランから見て、その計画は崩れてきている部分があるような気がします。私の記憶ですと、町を4分割する中で、住宅地、工業地域、準工業地域、いろいろなところで、一つの分かれたようなもののマスタープランがあったような気がしますけども、ここへきまして、全体が何となく雑然としたまちづくりのような気がしてなりません。
 そういう中で、基本の計画、マスタープランを置きながら、今、現状はどのような許容の中でそれが動いているのか、まずこれを質問していきます。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 都市計画上、基本に置いているものは何か、その基本が崩れてきてはいないかについてでありますが、町では、都市計画法に基づき、その基本となるべき計画として、平成11年度に清水町都市計画マスタープランを策定しております。また、都市計画は中長期的視点に立った規制、誘導を行うものでありますが、社会情勢等の変化により、実情に即し見直すことも重要であると考えておりますので、都市計画マスタープランにつきましても、町総合計画等上位計画との整合に配慮しつつ、必要な時期に適切な見直しを図ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) いわゆる社会情勢の変化によりまして見直すということでありますけども、社会情勢が及ぶところは、都市計画の基本を逸脱しない程度であれば、私も、臨機応変というようなことでもいいのではないのかなと、こんな気がします。清水町の南部地域は都市整備が特に必要であるのかなと、こんな気持ちがします。
 とはいっても、地権者や地元の理解も得ながらの作業になるわけでございます。ただ、都市計画の存在を知らないのが現実で、また、これからは地域に将来計画を提示することも必要ではないのかなと、こんなような気もします。事があっての、何かつくるからといってすぐ地元説明会、そういう考え方ではなくて、日ごろの都市計画の広報活動も当然必要なことと思いますが、この2点について当局の考え方を質問します。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 南部地域のマスタープランでございますけども、当該区域は、土地区画整理事業等による計画的な市街地整備を行い、良好な住環境の創出を方針としておりますが、住民の合意形成や事業にかかる費用負担、それから都市計画区域における広域的な調整の必要性等の諸事情から、着手は大変困難な状況にあるため、現時点では、調整区域としてできるだけ無秩序な開発を防止し、周辺環境の保全に配慮しつつ、長期的な展望に基づいた市外地整備の実施に向け土地利用の調整を図ってまいりたいと考えています。
 もう1点、広報活動が必要ではないかということでございますけども、現在、市街地整備にかかる具体的な計画がないことから積極的な広報活動等は検討しておりませんが、マスタープラン等に基づくまちづくりに向けた都市計画事業を実施することになれば、その準備過程から、広報活動等による地元関係者への周知を十分行い、地権者や地域住民等の意見に基づき、十分な合意形成を図った上での計画策定が必要となってまいります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) いわゆる後世に汚点の残らないような都市計画を進めていただきたいと思います。
 次に移ります。
 町施設の安全確保の考え方と県や国の安全確保の現状ということでございますけども、この質問に入るわけですけども、さきの台風による災害も、台風の規模の割には被害が最小で済んだと思っております。まさに「天の時地の利」であります。
 そこで、日ごろ、道路、急傾斜地、あと、またばかにならないのが小河川、小さい川ですね、これ等の安全管理について、どのような日々の点検、あるいは管理の仕方をしているのか、お伺いをいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 町施設の安全確保の考え方と国・県施設の安全確保の現状等についてでありますが、まず、道路、河川の管理につきまして、道路、河川パトロールを実施し、施設の破損の有無や点検を行い、異常が発見された場合は速やかに補修を行っております。
 また、急傾斜地につきましては、毎年6月の土砂災害防止月間に合わせ、町職員による巡視や沼津土木事務所と合同で点検等を行うとともに、大雨、台風等の警報時には、適宜巡回を実施し、住民の生命、安全の確保に努めております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) それは自前の施設ということでやるんでしょうけども、町内には、上部団体というか、県や国の施設も当然あるわけですけども、そういう一つのものに対して、その区域の施設というか、その構造物が、一つの機能だけを優先する中で不安全なところも見受けられるということであります。
 こういうことは、それを目にしたときに、町としてはどのような対応をしておられるのか、その協議の方法とか、その辺が具体的にどのように行われているのか、お聞きをいたします。


◯議長(吉田 功君) 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) ただいま国、県の施設という中での話がありました。そういう中で、国、県の施設に町の施設も占用等で施設を設けているものがありますので、まずそちらの方からお答えさせていただきます。
 国、県が管理している狩野川、黄瀬川、境川等の河川敷や国道一号、県道下土狩徳倉沼津湾線等の道路敷の一部に、町民生活の利便性のために占用許可を取得して、通路や道路、公園等の公共施設を設置している場所があります。
 占用許可を取得するに当たりましては、それぞれの管理者と協議を行い、設置基準の範囲内で、管理者の指導に基づいて、許可を得て適合する施設を設置して維持管理を行っております。
 しかしながら、その後の施設の利用形態や使用方法の多様化により、利用者の安全の確保が満たされない場合や危険性がある場合もありますので、国や県に対して、現状を説明した上で必要な対策をお願いしてまいりたいと思います。
 また、県道、あるいは国道、狩野川等の施設の危険な場所等の発見、また住民等からも要望、こういったものがありました場合には、速やかに国、県に対しての要望等の活動を行ってまいっております。
 これからも、そういったものの情報等の把握ができ次第、その対応に努めてまいりたいと思います。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) いわゆる町として国、あるいは県に対して、上部団体にいっていろいろお願い事をするというのは、なかなかしづらい面もあるのも事実でありますけども、それをひとつ払拭する何よりの手だては、そういう出先の事務所によく顔を出すということであります。そういうことをせずして、向こうだってそれなりの対応はしてくれません。町長の御指導の下、その上部団体に際しましては、なるべく職員の皆さんを常日ごろ出向かせて、いろんな情報等、いろんな問題があるでしょうから、事前に察知しながらやらせるということも必要であろうと思います。
 そういうことを頭に置きながら、町長の方、また幹部職員を御指導していただきたいと思います。よろしくお願いします。
 では、次に移ります。
 各地区の防災拠点の考え方ということであります。
 清水町を南北、中部、東部に分けますと、南部には徳倉の防災センターがあります、中部では、当然、役場がその役割を担って、また、新しくできる公民館もその期待ができるでしょうけども、防災センターの拠点を考えた場合に一番希薄なところは、やっぱり北の地域ということになります。また、より積極的に申しますと、国道一号線から向こう側というようなことになりましょうけども、そこのところは、人口の、いわゆる集積地帯であり、町の幹線ということでありますけども、そういうことを頭に置いたときに、ここに防災拠点がなくして町の防災は安全だと言えませんが、この現状を町はどのように把握しているのか、今後の対応について最後にお尋ねして、質問を終わりにします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 国道一号線以北の防災拠点の考え方についてでございますが、議員、御指摘の、国道以北の防災拠点といたしましては、現在は、災害時に救援物資の空輸等が受け入れできるスペースを持ち、かつエアテントを配備し、仮設救護所の機能を備えた総合運動公園を防災拠点として考えております。
 また、南部には防災センター、中部には役場、公民館という施設があるということで、北部に、国道以北にそのような施設を設置することはどうかという御質問も含めてありましたので、現在、厳しい財政状況の中、建設にかかる経費、また設置場所の選定、ランニングコストなどを考えますと、現時点では大変難しいとは思いますが、その可能性について今後調査・研究してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 10番 岩崎君。
              (10番 岩崎高雄君登壇)


◯10番(岩崎高雄君) 結局、可能性について考えるというわけでありますけども、先ほども言いましたように、清水町の中心を成すところでありますし、そういうところにそういう施設がないということも、またおかしいだろうし、そして、また今回の河川の方の関係の黄瀬川も、その範疇にも入っておりますし、いろんな意味の中で、それは真剣に考えて、今後の一つの課題として受け止める中で、より実現に向けて一つの力を出していただきたいと、このように思います。よろしくお願いします。
 質問を終わります。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして岩崎君の一般質問を終わります。
 次に、16番 森野善広君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 ごみ・し尿処理の今後について」「2 耐震補強への助成の充実を」「3 町内業者の育成を」「4 食育推進基本計画の策定を」の発言を許しますが、ここで暫時休憩いたします。
                                午前10時08分休憩
                                ────────
                                午前10時15分再開


◯議長(吉田 功君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 次に、16番 森野善広君の一般質問に入ります。
 発言を許します。 16番 森野善広君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) それでは、議長の許可をいただきましたので、既に通告しております点につきまして質問をいたします。
 まず最初に、ごみ・し尿処理の今後についてということであります。
 先ほどの同僚議員の質問にもありましたように、沼津市との信頼関係は回復され、ごみ・し尿の沼津市での再処理に向けて事務当局での話し合いが進められてきております。これは、大変、私たち議会としても、また町民としても歓迎すべきことであります。
 しかし、この問題が発生をして、これまで、本当に、非常に多くのエネルギーとお金を使ってまいりました。沼津市との信頼関係を回復した上で、この間、住民や行政、職員の方が、浪費してきたと言いますか、苦労や、そして、また使った税金をどのようにするのかと。徒労と無駄金にしないためにも、今後の交渉が大変重要になっていくというふうに考えています。
 それは、清水町にとってだけでなく、沼津市にとってもプラスになるというふうに考えるわけであります。これまでの問題点は、ごみ・し尿という住民の重要なライフラインが駆け引きの道具、政治の取引に使われてきたことであります。これは、清水町にとっても、沼津市にとっても、非常に不幸なことだった、不幸な過去だったと言わざるを得ないと思います。現場で働いている職員にとっても、これは清水町、沼津市関係なく、やるせない思いをしたことだろうと思っています。
 この際、ごみ・し尿の処理について、両自治体間の位置づけを明確にした方がいいというのが、私の今回の質問の趣旨であります。
 まず最初に質問いたしますけども、ごみ処理について、し尿も含める場合もありますが、固有の事務というふうな言葉をよく使ってまいりました。この解釈について、清水町で施設を持たなければいけないというふうに解釈をしている住民も多くいますので、この点、きちんとした解釈をする必要があるということで、清水町で、固有の事務という場合に、施設を持たなければいけないというふうなことであるかどうか、質問をいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 住民生活課長 杉山君。


◯住民生活課長(杉山 滋君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 固有事務の解釈について、清水町で施設を持たなければいけないのかということでございますけれども、固有事務という言葉は、地方分権一括法による改正前の地方自治法における地方公共団体の事務の種類区分で、現在は自治事務という言葉になっております。
 ごみ・し尿の処理につきましては、地方自治法や廃棄物の処理及び清掃に関する法律におきまして市町村の事務と規定されておりますが、委託による処理も認められていることから、全国的には、その処理を広域で行っている自治体や、民間への委託による処理を行っている自治体もございます。
 したがいまして、自治体が、直接、その自治体の地域内に自前で施設を持たなければならないということではありません。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 住民の中には、先ほど言いましたように、清水町に施設がないことをもって清水町の欠陥のように考えている人が多いわけです。施設がないことを、家にトイレがないのと同じだというふうな意見をよく聞きます。
 こうした理解をするようになったのも、行政にも責任があります。昨年の「広報しみず」の1月号で、ごみの処理施設についてアンケートを行いましたが、そのときに、「ごみ処理は固有の事務です」というふうなことを書いて、その固有の事務も、説明もせずにアンケートを行いました。
 その結果、50%以上の人が清水町に施設をつくるべきだというふうな答えになったわけでありますが、あらためてもう一度質問いたしますけども、清水町に施設がないことは自治体の欠陥でないというふうに言い切ってよろしいわけですね。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 住民生活課長 杉山君。


◯住民生活課長(杉山 滋君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 先ほど答弁申し上げましたとおり、こちらについて、民間に任せた施設等もございますし、施設の関係につきましては、自治体で持たなければならないということではございません。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 次の質問に移ります。
 先ほどの答弁の上で、今後、ごみ処理、し尿処理の事務レベルの話し合いを進めるわけでありますが、これまでの経過として、町長が沼津市に謝罪をしたわけです。行政も、人間が行うことでありますから、誤りもあります。問題は、そのときにどうするかということが、その真価を問われるわけです。誤りを認める勇気、そして謝る勇気は、この間の交渉の中で賞賛に値すると思います。
 私は、今までの経過の中で、決して清水町だけが問題があった、悪かったというふうには主張してきませんでした。沼津市にも問題があったことを再三にわたって指摘してまいりました。沼津市は自治法をゆがめたり、無視する発言もしてまいりましたが、このことは、現在に至っては、清水町の方からもはや言う必要はないというふうに思います。しかし、このことについて沼津市がどのように対応するかというのは、これは自分で判断し、表明すべきだと考えています。
 とにかく今後のごみ・し尿処理については、これまでの住民や職員の努力が報われる形できちんと位置づける必要があるというふうに思います。
 私は、このごみ・し尿処理問題が解決した時点におきましては、共同の声明を発表するか、また、新たなごみ・し尿処理事業を包括する協定書の類をつくる必要があるというふうに思っておりますが、その点についてのお考えを質問いたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 森野議員の御質問にお答えをいたします。
 御質問の要旨は、当町のごみ・し尿を安定的に処理するために何らかの協約書を沼津市との間にしたら良いのではないかと、かような御質問であります。お答えをさせていただきます。
 現在、ごみ・し尿処理の再委託に向けて、事務レベルで協議を行っているところであります。この再委託を実現することを第一に協議を重ねていくわけでありますが、協定書の類の作成につきましては、森野議員からの貴重な御意見を賜りましたが、何分相手の自治体のあることでありますので、一つの考え方として承り、今後、安定的な処理をゆがめることのないよう最善の努力を払ってまいりたいと、かように思います。
 御提言をいただき、先ほどのごみ処理施設を当町で持たなければならないのかという御質問についても、町民に、ごみ処理施設を保有するか否かについての大変次元の高い啓発的な御質問と理解し、はるかに敬意を表します。
 今後、当町のごみ・し尿処理について、誤りのないよう最善を尽くしていくことをここにお答えいたします。よろしくお願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 現在、ごみとし尿の契約につきましては、委託という形で沼津市に処理を頼ってきたわけであります。委託といいますと、お世話になっているというふうな感が否めないわけでありますけども、先ほど言いました共同の声明とか、新たに包括する協定書の類をつくるということは、清水町の住民が、安心、そして安定したごみ・し尿処理を今後続けることができるような道を開くということだけでなく、沼津市にとっても、この問題を通して有利な解決方法になるというふうに私は考えるわけです。
 沼津市と清水町のこの事業のこれまでの経過は、どう考えても、持ちつ持たれつの関係を維持しながら、お互いの責任を分担して、話し合って事業を進めてきたというふうに私は理解をしています。
 ごみ処理施設は清水町に隣接した場所に建設をされておりますが、この建設のときに当たっては、清水町の住民に対して、将来にわたって処理をするというふうなことを沼津市が約束をして、その約束の上に清水町の住民が建設を承諾した事実があります。こうした事実を、やはり清水町、沼津市の住民みんなが知る必要があるというふうに思います。
 そして、また柿田川の保全のために、清水町が20億円、30億円というお金を使って、環境を守るために行政を行ってきております。そのことも、清水町の住民だけでなく沼津市の住民も知る必要があります。そうした清水町のごみ・し尿処理を沼津市が引き受けているということは、沼津市の市民にとっても誇りにすべきことではないかというふうに私は考えるわけであります。
 ごみ・し尿処理は、それぞれ清水町と沼津市の自治体にとってどんな意味を持つ事業なのであるかと、これまでどのような経過でやられてきたのかと。この際きちんと明らかにして、両自治体、そして両住民が理解をすべきだというふうに思います。
 そうした上で、私が言ったように、この問題が解決をしたときに、共同の声明、協定書が必要だというふうに感じているわけでありますが、そうしたことをぜひ実現してもらいたいというふうな意味を込めて、あらためてお考えをお聞きしたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 森野議員のごみ・し尿に対する切なる思い、安心、安全のごみ処理ができるようにという御配慮ある確認の御質問でありますが、先ほど岩崎議員が周辺自治体への配慮という点で、心配りについて示唆に富んだ御指摘をいただきました。
 ここで沼津市との間に関係が回復されたからといって、ただ単にそのことに甘んずることはできませんし、このことは相互に心を置く必要があるという点で、森野議員の御指摘については、私も大いなる賛同をしております。
 特に、御指摘の中で、外原区における環境的な配慮、あるいは私たち町が柿田川の湧水保全のために、私の認識では40億円余かなと思っておりましたが、いずれにしても数十億円の予算を投入し、柿田川流域の保全をしていることからも、深い理解を求め、次なるときには、もし沼津市と共同して何か事務事業を行うということができるならば、森野議員の御指摘のような方向性で、かたい覚悟をお願いしてまいりたいと。これは、相手の自治体に対するお願い事でありますが、そうした思いを大切にしていくよう最善の努力をいたします。
 以上をもって答弁といたします。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 信頼関係が回復されたということで、これで大丈夫だというふうな理解をしている方もいますが、これは、お互いの話が、相手の言うことが信用できるというふうなレベルになった段階で、まだ初歩的な段階だと思います。やはりこのごみ・し尿がどういうふうな形で解決をされるのかと。これまでの40年間にわたるいろいろな問題がどのようにきちんと確認をされるのかと、本当の信頼関係の上にいい家が建つのか、それともバラックの家になるのかと、そういう違いだというふうに思います。
 やはり、この清水町の住民にとっても、沼津市、また、この間お世話になってきた三島市や函南町の行政や住民にとっても、みんなが良かったと言えるような解決方法、そして、今後の交渉に期待したいと思います。非常に重要でありますし、なかなか大変な交渉だと思いますけども、今の私の意見もぜひ参考にしていただきたいというふうに思って、次の質問に移ります。
 次の質問は、耐震補強工事への助成の充実をというふうなことで質問をいたします。
 8月に、「広報しみず」と一緒に全世帯に、静岡県で作成をした「自主防災」という、こういうチラシが配布されました。これを読みますと、耐震補強工事補助金、30万円から最大80万円というふうに大きく書いております。
 しかし、これ、中を見ますと、耐震補強工事の各自治体の実施状況の一覧がありますが、この最大80万円というのは、市や町で上乗せ事業をやっているところであります。清水町の場合は最大で50万円ということで、これを読むと、清水町の住民も最大で80万円の補助が受けられるのかなという、ちょっと誤解を招くチラシになっておりますが、やはり以前にも質問いたしましたけども、やはり清水町としても上乗せ事業を行い、耐震補強工事を推進するというふうなことで取り組んでいただきたいというふうに思います。
 その点、お考えをお聞きします。


◯議長(吉田 功君) 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 耐震補強工事を促進するために町で補助の上乗せをする必要があると思うがどうかということについてでありますが、県においては、これまで、東海地震で想定される死者数を半減させる減殺目標を立て、この目標を達成するため、倒壊建物からの被害を減少させる耐震補強工事を推進してきました。
 しかしながら、耐震補強工事の実施が伸び悩むことから、県は、さらなる推進を図るため、本年8月初旬に、各市町に補助の上乗せを検討するよう要請してまいりました。
 当町におきましても、町民の生命、身体、財産を守る観点から、今後、耐震補強工事の促進に1件でも多く結びつくよう助成制度の見直しを検討したいと考えております。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 検討するというふうな前向きな答弁でございました。
 この表紙の中にも、県知事の言葉ということで、「住宅の倒壊は、人の命を奪うだけでなく、住居の確保の面など地域の復興に大きな支障となり、震災被害からの早期復旧のためにも、あらためて木造住宅の耐震化の必要性を強く感じているところであります」というふうに言っております。
 単に個人的な補助をするというだけでなく、地域の発展に必要だというふうな位置づけでやっているわけであります。今、なかなか進んでいないという状況を私も承知しているわけでありますけども、これまでの実績についてどのようになっているのか、御答弁願います。


◯議長(吉田 功君) 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 近年の耐震化事業実績はどうかということでございますけども、平成17年度のわが家の専門家耐震化診断の件数は45件ありまして、この後、木造住宅耐震補強助成事業による補強に至った件数は10件でありました。
 また、平成18年度のわが家の専門家耐震化診断の件数は22件ございまして、この後、木造住宅耐震補強助成事業による補強に至った件数は15件でありました。
 以上、2年度にわたる実績でございます。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 以前、質問で、診断件数、診断したところはほとんどが耐震工事が必要だと。そのうち、平成18年度は半分以上いっておりますが、2割から3割の工事の実情だと。やはり工事を進める上で、こうした補助と同時に、幾つか改善する必要があると思います。
 私も診断をやったんですけども、なかなか工事の決断がつかないというのは、いくらぐらいお金がかかるかわからないというふうなことがあります。また、新たに補助事業として耐震工事の見積もりをすればいいわけでありますけども、それには数万円の個人負担があります。大まかな金額でいいわけでありますので、最初の診断のときに大体の金額がわかるというふうなことがあれば、補強工事へ進む判断になるというふうに思うわけでありますが、そこら辺の、耐震補強工事を進める手だてについてどのように考えているのか、御答弁をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 耐震補強工事の概算の費用についてどうかということでございますが、診断を実施した専門家診断士と補強に関する相談をすることで、概算の工事費は算出可能であるとは伺っておりますが、先ほどの議員の御質問の中にもありましたとおり、担当する専門診断士にもよりまして、診断士の出す概算の工事費と専門になる木造住宅補強計画により算出した額との差が出ることを危惧する診断士は、概算の工事費を提示することがないこともあるとも伺っております。
 また、わが家の専門家耐震化診断と木造住宅補強計画策定事業での診断による場合は、木造住宅補強計画策定事業の方が細部にわたる診断ができて、耐震補強計画と工事費を明確に示すことが可能であると伺っておりますので、木造住宅補強計画策定事業の方での診断をお勧めしたいと思います。
 ちなみに平成18年度の県における工事費の平均でございますが、これは167万円であったと伺っております。また、耐震補強工事はリフォームなどと同時に実施するケースが多いものですから、補強工事のみを算出することは難しくなっておるものと考えられます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) とにかく住民の生命、財産を守ると、また地域の復旧に重要だということでありますので、改善を一日も早く行うように求めます。
 次のテーマに移ります。
 町内業者の育成をということで質問させていただきます。
 町内業者の育成は行政の使命の一つでもあります。しかし、町内の業者、一部の事業主を除いて、ここ数年来、仕事量の減少で事業の継続が危ぶまれている業者も少なくありませんし、また、事業をやっていけなくなったということで廃業した事業主もいます。町の商工予算も非常に少ないわけであります。そうした中で、町内業者が育成していける、元気な業者になるということは、これも、業者にとってだけでなくて、そこで働く従業員も含めて、住民にとっても大きなメリットになることだと思います。
 そこで、町が行う事業の発注先として町内業者を優先するということが必要だというふうに私は考えるわけです。東京の狛江市というところでは、1億5,000円未満の事業については市内の業者を優先するというふうな制度をつくって、入札もそれに基づいて行って、9割以上の事業が市内の業者に発注されるというふうなこともやっております。清水町の町内の業者を育てて元気な事業を行ってもらうためにも、やはり制度的に町内業者を優先させる、育成していくというふうな制度をつくっていく必要があるというふうに私は考えます。
 コストの面でも、やはり町内の顔見知りの業者がいろんな町内の仕事をするわけでありますけども、当然、変な仕事もできないと。また、その価格についても、住民が広く知るところとなれば高くならないということも可能であるというふうに思います。そういう点で、町内業者を優先させる、育成すると。そういう意味で優先させる制度をつくる必要があるというふうに私は考えますが、その点、どのように考えるのか、答弁願います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 町内業者を育て、元気に事業を行ってもらえるために、町内業者を優先して発注する制度を考えるべきであるということについてでございますが、議員の言われるとおり、町内業者に対し工事を発注することは、業者の育成並びに技術面及び価格面での競争力をつけさせることになり、ひいては地域の活性化につながるものと考えております。
 議員、御提案の、町内業者を優先して発注する制度の創設につきましては、現時点での指名参加登録業者の中で、町内業者の割合が少ない現状におきましては難しいものがあると考えております。
 しかしながら、町内業者の育成という観点から、現在は、指名競争入札におきましては、町内業者に対し指名機会を増やしていく優遇措置により地元企業の育成を図っておるところでございます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 人口3万人の清水町ですから、清水町で行う事業すべてを清水町の業者で行うというのは、それは難しいと思います。しかし、これまで清水町で行ってきたさまざまな入札、5,000万円以上が議会にかかるわけでありますけども、すべてと言っていいほど、全部、町外業者であります。また、その協力会社におきましても、ほとんど清水町の業者が入っていないという事業がたくさんあります。本体自体を町内業者が受けるのが不可能でも、ジョイントベンチャー方式とか、協力会社として清水町の業者を多用するというふうなことを条件に入れると、そういうふうなことも可能だというふうに思います。
 要は、いろいろな事業の中で、清水町の業者をどれだけ入れようという対応をするかという、行政の姿勢にかかっているというふうに思うわけであります。例えば、平成18年度決算の中でも、平成17年度もそうでありましたけども、小・中学校の修繕工事が、一括発注ですべて町外業者に発注されています。これを分割発注すると。トイレの改修とか、手すりや壁の改修をその都度町内業者に発注すれば、町内業者でできないこともありませんし、また、町内業者が多く受注をするというふうな機会も与えられるわけであります。
 そうした小さなことの積み重ねをやっていく必要があるというふうに思うわけでありますけども、その点、お考えをお聞きしたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 町内業者の育成にかかる手法ということでございますけども、当町において、指名競争入札の際は現在でも町内業者を優先的に指名しておるというのは、先ほど御説明させていただきました。
 また、入札の結果、町外の大手企業が落札した際には、地元企業への下請を働きかけるとともに、入札の際は、先ほど議員の御指摘もありましたとおり、大手企業と地元企業による共同事業体(JV)、ジョイントベンチャーですけども、を条件とした入札制度を検討するなど、地元企業の育成に現在努めております。
 また、小・中学校の工事につきまして一括発注をしているということでございますが、これは町長の答弁にもございましたとおり、小・中学校は、大きな事業につきましては、子供たちの安全性も考え、夏休みという期間が限定されておりまして、一括発注で大きな工事をやっているということでございます。細かいものにつきましては、その都度、町内業者等を使って対処して現在やっております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 小・中学校の改修工事は、大きな工事だからということじゃなくて、一緒にまとめてということなんですね。だから、小さな工事の積み重ねでありますので、それは、分割にすれば町内業者でも受注できるというふうに思います。
 それと、先ほど言った、指名に町内業者をなるべく入れることであるとか、そういうことをやっていると言いますが、そういうのをちゃんと制度としてつくるということが大切だと思うんですよ。制度としてつくらないでそういう配慮だけでやっておりますと、癒着の温床になります。行政と業者の癒着でやりますと、お互い、それは公正な関係ではありませんから、利権をあさるというふうなことにつながっていくわけであります。
 ちゃんと制度としてつくり、町民や業者の前に明らかにしていく中で、こういうことをやりますよということをやる必要があるわけです。先ほど出た、同僚議員から随意契約の問題とか、決算の中でも私も質問しましたが、随意契約についても、やっぱりどういう形の場合はこういうことでちゃんとやるということを明記していれば、不正でも何でもないわけです。自治法では、基本的には入札をしなければいけないというふうになっていますから、それを変える場合、やはり町の決まりとして、制度としてきちんとつくっていくという中で公正が保たれるし、やっている業者についても、町民に胸を張って仕事ができるというふうになると思います。
 だから、制度としてきちんとつくるということが、私はどうしても必要だというふうに思うわけであります。
 再度答弁求めます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 制度をつくるべきだという御指摘でございますが、現在ある制度に基づいて行っておりますが、制度の内容について、今後検討してまいりたいと思います。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) ぜひよろしくお願いします。
 次の質問で、住民が町内業者に仕事を発注すると住民の方に補助金を出す制度をつくるということについてはどうかというふうな質問をいたしますが、次の小規模事業者登録制度、これも、今現在、清水町の制度としてあるわけです。
 そうしたいろんな制度をつくる意味があるというふうに思うんですけども、例えば、障害者のためのリフォームをする場合に、町で、今、工事に助成をする制度があります。それを、さらに、町内業者を使うと助成を増やすと、上乗せをするとか、今、ほかの自治体でもやっているわけでありますが、家のリフォームをした場合に、一定金額の上限を設けて、町内業者を使った場合には助成をするというふうな制度等もあります。そうした制度の、いろいろ公共事業、町の事業だけでなくて、住民が利用する、そうしたさまざまな工事についても町内業者を優先する制度が考えられるというふうに思うんでありますけども、そうした制度を検討する考えはないかどうか、答弁願います。


◯議長(吉田 功君) 地域振興課長 河原崎君。


◯地域振興課長(河原崎尊親君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 町内業者に自宅の工事を発注すると補助金を出す制度をつくってはどうかということについてであります。自宅の転倒防止とバリアフリー工事、改修工事などを行う際に、現行のそれぞれの補助金に加えまして、町内業者の育成を図る上から、上乗せする補助制度をつくってはどうかということであろうと思います。
 町といたしましては、町民の皆さんにできるだけ町内業者を優先的に使っていただきたいわけでありますが、財政状況が厳しいため、補助制度利用者へ別途上乗せする補助メニューは、現在のところ考えておりません。
 町民の皆さんがそれぞれの補助対象工事の依頼先を選定する際に、町内業者を広く周知することによりまして町内業者への依頼の機会を広げていくということも方策でありまして、商工振興策の一つであろうとも考えております。
 また、こうした町民の皆さんに役立つ補助事業の資料を商工会等にPRし、町内業者が積極的かつ素早く対応できるよう情報を提供してまいりたいと思います。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 今、答弁で、財政状況が厳しいというふうに言いましたが、確かに厳しいし、無駄に使うことは、たとえ楽であっても避けなければいけません。しかし、住民のため、町民のためになることでありますから、私は、そのことを最優先して考える必要があるというふうに思うわけです。財政の面でも、平成18年度を見てみれば、平成17年度に比べて、当初予算で町民税が1億4,000万円増えておりました。しかし、決算を見ると、さらに1億6,000万円の増額補正で、結果的には、平成17年度に比べて3億円の増収になっています。平成18年度といえば住民税が非常に大きく上がった年で、住民がそれだけ負担をしたというわけでありますから、その負担増については住民のために返すべきだと、業者のために返すべきだというふうに私は思うわけであります。
 平成18年度決算について、さらに言えば、基金の取り崩しはゼロ、積み増しが5億1,000万円、繰り越しが約4億円でありますから、10億円近くのプラスになっています。これを全部使えというわけではないわけです。そのうちの数百万円を使えば、そうした事業はできるわけです。要は考えるかどうかですよ。それは、無駄な金じゃなくて、住民のため、清水町の業者のために使うわけです。
 先ほどのいろんな発注についてもそうです。町外の業者に出すのであれば、町内の業者に出して、もし多少高くても、それが町内の業者の育成につながれば、私はそれだけのメリットがあるというふうに考えるわけであります。
 次に移りますけども、小規模事業者登録制度を活用するということでありますけども、これは、数年前、私どもが主張して、新しく制度ができました。しかし、なかなかこの制度の利用が不十分であります。さらに、小規模事業の、修繕だけでありますけども、物品購入についてもたくさんの書類を書かなければいけないということで、町内の業者がなかなか参加できません。
 小規模事業者登録制度は、以前の入札の登録に比べて書類の数を減らしたということで、さまざまな業者が参加しやすいようにという配慮をしたわけでありますけども、こうした点で、利用が少ないことの上のさらなる改善と、物品購入についても、この登録制度と同じように、1枚の書類で物品の受注ができるというふうな改善をする必要があるというふうに思うんですけども、その点、お考えをお聞きします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 小規模事業者登録制度についてでありますが、当町では、町内の小規模事業者の受注機会の拡大を目的に、清水町簡易な修繕等参加登録申請制度を創設し、町内経済の活性化を図っております。
 昨年度の登録業者は7者でございましたが、今年度は制度の周知を清水町商工会に働きかけたことにより、15者の登録となっております。本制度の内容で、50万円以下の修繕という一定の制限はございますが、地域の活性化に資するため、役場庁舎や教育施設等の公共施設の簡易な修繕において積極的に活用していくよう努めております。
 また、議員、御指摘の、書類の簡素化及び物品の購入についての検討につきましては、より制度の普及を図るため、今後、検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 時間がありませんので、次に移ります。
 次は、食育推進基本計画の策定をということで質問いたしますけども、食事の教育、食事の大切さを教える計画をつくりなさいという法律が平成17年6月に国会で成立いたしました。それに基づいて質問するわけでありますけども、まずその前に、学校、保育所などでの食育の推進についてはどのように考えているのか、質問をいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 教育長 渡邉 智君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) ただいまの森野議員の御質問にお答えをいたします。
 学校、保育所などの食育についてどのように推進をしているかということでございますが、近年、御承知のとおり、不規則な食事による栄養の偏りから、肥満や生活習慣病の増加、また、やせていることが美しいという風潮がもたらす過度の痩身志向など、毎日の食の大切さを忘れがちであります。
 このようなことから、学校、保育所等におきまして、早い時期から食育を行うことが子供たちの健全な心身の成長や人格の形成にとって大変重要であるというふうに考えております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) 非常に抽象的な答弁ですけども、食育基本法については、さらに詳しく書いています。学校、保育所等における食育の推進ということで、どうしなければいけないかと。法律でここまで書いているのは、私、珍しいと思うんですけども、食育の指導にふさわしい教職員の配置を行いなさいということと、学校、保育所等で地域の特色を生かした学校給食等の実施、教育の一環として農場等における実習、食品の調理、食品廃棄物の再生利用等についてさまざまな体験をさせなさいと、法律でここまで書いているのは珍しいですよ。だから、そういう点でやる必要があると思うんです。
 この前文の中に、子供たちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身につけていくためには、何よりも食が重要であると、今、あらためて食育を、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきと同じように位置づけしようというふうな文章があります。だから、学習と道徳と体力と同じように食育を位置づけなさいというのがこの法律です。
 清水町は、まだ食育基本法に基づくこの計画はできておりません。教育長の答弁も、基本的な、差しさわりのない答弁ですけども、もっと具体的に、何をどうするのかという計画をつくるべきだというふうに思うわけです。
 そういう点で、清水町で今後どのように食育基本計画をつくるのか、これについて答弁を求めます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 健康福祉課長 久保田君。


◯健康福祉課長(久保田峰義君) お答えをいたします。
 食育推進基本計画の策定についてでありますが、国におきましては、平成17年に食育基本法を制定いたしまして、平成18年3月には食育推進基本計画を策定いたしました。また、県におきましては、平成19年3月に静岡県食育推進計画を策定したところでございます。
 当町におきましても、食育の重要性にかんがみ、食育に関する基本理念の下に、町民一人ひとりが、生涯にわたり健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむことができるよう、平成20年度の策定に向けて、関係機関、関係各課との連携を図りながら準備を進めてまいります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 16番 森野君。
              (16番 森野善広君登壇)


◯16番(森野善広君) とにかく、上を見て決めるのではなくて、町長が常々言っております、町民が主人公ですから、やはり町民を見てつくっていただきたいということを最後に言って、私の質問を終わります。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして森野君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
                                午前11時03分休憩
                                ────────
                                午前11時13分再開


◯議長(吉田 功君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 次に、13番 吉川清里君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 徳倉橋の安全性は」「2 公民館建て替えは、内容をもっと周知すべきでは」。
 発言を許します。 13番 吉川清里君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 議長の許可が出ましたので、通告してあります事項について質問いたします。
 まず、徳倉橋の安全性についてですが、8月1日に、アメリカ、ミネソタ州ミネアポリスで、突然、高速道路の橋が崩落するという事故がありました。先日の台風9号でも、神奈川県松田市で、増水した川の勢いで橋脚が崩れるというような事故も起こっております。徳倉橋も、建設されてから既に47年がたっております。国道でも、建設をされてから40年程度の橋で、鉄骨の破断が2件、三重県と秋田県で発見をされております。
 ミネアポリスの橋と、そして三重県、秋田県の3例は、いずれも徳倉橋と同じ三角形をつなげた形の鋼材を組むトラス構造というもので、同じような橋に相次いで不具合があったことで、住民の間に、徳倉橋は果たして大丈夫なのかと、こういう不安が出ております。
 県では、ホームページで、「県道の橋は5年に1度、点検・調査をしている」とありますが、その点検状況はどうなっているのかをまず質問いたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 徳倉橋の点検状況についてでありますが、平成14年第3回定例会の吉川議員の一般質問で答弁させていただきましたように、徳倉橋は静岡県が管理を行っており、平成3年度に橋梁震災点検を実施しております。
 また、淡路島近海を震源とした平成7年の阪神・淡路大震災を受けて、平成8年度には道路防災点検を実施し、この中で、橋梁につきましては耐震性の調査を行っております。さらに、平成17年度には、耐震性の関係から、職員の目視による定期点検にかえて業者による点検を行ったと伺っております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 点検・調査の方法ですが、平成17年度、目視による点検を行っているというふうに、今お答えがありましたけれども、目視だけでは、実際に橋の危ない個所があるのかどうかということが不十分であるという専門家の指摘もあります。目視以外の点検・調査、あるいは点検・調査の方法は具体的にどのように行っているのか、質問をいたします。


◯議長(吉田 功君) 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 目視以外の調査方法についてでありますが、県では平成8年度の調査で、これは平成7年の阪神・淡路大震災により橋や高架の道路等に関する技術基準を定めた道路橋示方書の見直しがありましたので、徳倉橋が築造された当時の資料等をもとに、業者が現地調査を実施して構造物の耐震性の評価を行い、橋梁の落橋及び道路交通機能の確保を考慮して判定したと伺っております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 国道の破断例を見てみますと、秋田県の例では、実際に亀裂が見つかって、わずか4時間後に鉄骨が完全に破断をしております。この事態を受けて、緊急に通行止めとしておりますが、亀裂が見つからなければ、そのまま大型車両などが通行し、橋が落ちている、こういう事態になったかもしれないと、このように新聞記事にも出ております。
 国では、アメリカの事故を受けて全国一斉の調査をし、10月にまとめるというふうにしておりますが、住民の不安が解消されるように、十分な点検・調査が行われるように県に対しても要望するべきだと思いますが、どうお考えでしょうか、御答弁をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 アメリカの、この橋梁の崩落事故を受けて、国土交通省において、現地の方へと調査団の派遣も行っております。そうした中で、これは「橋梁新聞」という業界紙なんですけども、そうした中で、国の技監になりますけども、その方の答弁の中で、こういった橋梁の構造物の接合部の点検というものが、緊急に点検等が必要になってくるかもしれないというような考えを示しております。
 こうした中では、国の方の、今そういったことの検討が行われているといった中で、緊急点検が必要というふうな指示があれば、当然、こういったものの点検が行われるものと考えております。
 また、県に対しても、どういうものが必要な点検かというようなこともはっきりわかりませんけれども、必要な点検は必ず行っていただきたいというような要望は、当然行っていきたいと考えております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 過去、阪神・淡路大震災の後、その震度を受けて耐震の基準が変わっておりますが、今回の事故を受けて橋の安全基準が新たに見直される可能性はあるかどうか、それをお聞きいたします。


◯議長(吉田 功君) 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 橋梁の崩落事故を受けて安全基準が見直される可能性はについてでありますが、道路における橋梁は、橋や高架の道路等に関する技術基準を定めた道路橋示方書に基づいて設計、施行されておりますが、アメリカでの橋梁の崩落原因が、現在、まだ特定されておりません。このため、道路橋示方書などの基準の見直しにつきましては、県に確認しましたところ、現時点では国からの情報はなく、何とも言えない状況であると伺っております。
 今後、崩落原因が解明された場合には、平成7年の阪神・淡路大震災以後に道路橋示方書が改定されましたように、必要な場合は、基準見直しなどの対応があるものと考えております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 徳倉橋は耐震性に問題がありますので耐震補強工事を行うというのが県の方針ですが、地震時のことを考えた耐震補強だけで果たして本当に大丈夫なのかということを、再確認の意味も含めて質問いたします。


◯議長(吉田 功君) 建設課長 二村君。


◯建設課長(二村一郎君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 徳倉橋は耐震補強のみで大丈夫かについてでありますが、平成3年度の橋梁震災点検の結果を踏まえて、徳倉橋は、橋台、橋脚の橋座の拡幅や、けたと下部工とのチェーンによる連結等の工事を行い、橋梁の落橋防止対策は完了しております。
 さらに、平成8年度の道路防災点検では、徳倉橋につきましては、橋脚の補強の必要性があるとのことでありますので、基準に合った橋脚の耐震補強を行えば大丈夫であるとのことであります。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) それでは、今の答えを受けて、耐震補強をなるべく早く行ってほしいというような質問を以前も行いました、県に対して、十分な安全点検と、そして必要な工事を早急に行うように、町としても強く要望すべきではないでしょうか。そういう質問も、前回、私は一般質問でさせていただきました。
 このときに、私が山本町長に、「徳倉橋について県に新たに陳情に行く意思は」という質問をいたしました。町長は、「基準事業の進捗状況ができるだけ早まるように要望、陳情していきたい」というふうにお答えをしております。
 その陳情はいつ行くのか、そして、その陳情の内容を決めておりますかどうか、お答えをお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 吉川議員の、徳倉橋に対する陳情等についての御質問にお答えをいたします。
 徳倉橋の安全性につきましては、安全な歩道の確保、そして大規模地震への対策として、その必要性は十分認識しており、町の重要課題として県へ要望をしてまいりました。
 そのような中で、徳倉橋の歩道橋設置につきましては、県は、湯川交差点改良事業の進捗状況を見ながら行うという方向性を明らかにしております。また、耐震補強につきましても、重要性は理解していただいております。
 このようなことから、町といたしましては、安全と安心、その実感ができるまちづくりを目指し、歩道橋の設置と徳倉橋本橋の耐震補強を早急に行えるよう、去る8月31日、吉田議長らに同行いただき、県、沼津土木事務所へと陳情に行ってきたところであります。
 沼津土木事務所からは、さらに県知事の方にその旨を要請していただいてありますので、明日の12日には、吉田議長ら行政関係者を伴い、県知事、そして副知事、建設部長らのもとに陳情に行き、町民の思いを強く伝え、町民の皆様が安心できる徳倉橋の早期実現を目指してまいります。
 御承知のとおり、今、知事は病気療養中でありますが、代行して副知事に承っていただけるということの確認もできております。
 以上、御答弁申し上げます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 明日、県知事は病気療養中ということですので、副知事にお会いをして陳情をするということで、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
 また、歩道の確保、地震時の安全のための耐震補強工事という2点でありますが、それに加えて、平常時の安全も非常に大事でありますので、地震が起きなくても、橋に不具合があって、支障があって通れない、あるいは危険性があるということが万が一でもないように、調査・点検を十分行っていただけるよう、県に陳情に行くときにも加えてお話をしていただきたいと思います。
 最後にその点だけ確認をさせていただきたいのですが、町長、お願いします。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 私たちが安心して橋を渡れるためにも、すべて安心・安全という確立が求められますので、議員、御指摘のようなことを含めて陳情をさせていただきます。
 よろしく御理解をお願いします。


◯議長(吉田 功君) 13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 次に、公民館建て替えについて質問をいたします。
 最初に述べておきますが、私は、公民館の建て替えには決して反対ではありません。耐震性に欠け、現在も雨漏りなどで使用に支障を来たしている、補修もままならないというような状況を変えるために建て替えが必要である、町長の方針には賛成をするものです。その公民館が、本当に町民が望む、町民に喜ばれる施設になるためには、町民全体の合意を得ることが必要だと思います。そのためには、広く町民に内容を周知していくべきだと考えて、今回、一般質問を行うことにいたしました。
 公民館の建て替えは、前回の6月議会で急に建て替えが提案をされ、基本設計と実施設計の両方を今年度中に行うとして、設計料約4,400万円が補正予算として計上をされています。
 これは、町長の選挙当時の公約にもなく、1年足らずの間に2つの設計をやってしまうというやり方は性急ではないかという印象を持ちます。平成14年に公民館施設整備準備検討委員会、そして、平成16年に生涯学習拠点施設整備計画検討委員会が、それぞれ検討した報告を教育委員会に提出をしておりますが、その検討委員会が審議した内容と経過はどうであったのかを先に質問いたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 公民館建て替えについて検討委員会が審議した内容と経過はについてでありますが、公民館の建て替えにつきまして、過去に2つの検討委員会を設置し、それぞれのテーマで検討していただいたところであります。
 最初の検討委員会は、平成12年12月から平成13年12月に設置いたしました公民館等施設整備準備検討委員会であります。この検討委員会では、近隣及び同規模程度の県内施設を視察するとともに、建て替えの新たな施設はどのような施設が望ましいか等の検討を行い、平成14年3月に、同検討委員会から教育委員会に、公民館等施設整備に関して意見報告書として提出をいただきました。
 次に、平成14年6月から平成15年11月に設置いたしました生涯学習拠点施設整備計画検討委員会では、町民をはじめ公民館利用者の意見を聞き、民意の反映された施設になるよう、ワークショップによる町民意向調査を行い、この調査をもとにイメージプランの検討をし、平成16年3月に、同検討委員会から教育委員会に、生涯学習拠点施設整備に関して意見報告書として提出をいただいたところであります。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 今、課長が答弁された2つの検討委員会、平成14年と、それから平成16年、それぞれに出された報告書が、今、私の手元にあります。
 これは、前回の6月定例議会の補正予算の審議の折に、資料として当局より提出をされておりますものですが、これを見ますと、この報告書の中に、「新しくつくられる施設は、営利を目的とする事業を行ってはならないという社会教育法23条の規定に縛られない文化センターとして整備することが望ましい」とあります。
 これは、検討委員会の中でどういう議論を経て出てきたものなのか、質問をいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を願います。 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 社会教育法第23条の使用制限ということで、その意見書に反映された経緯ということでございますが、新施設が文化センター的施設となった経緯は、検討委員会及びワークショップで、町民誰もが気軽に利用できる施設、使いやすい施設等の意見が多く出されました。現公民館は、社会教育法第23条で、営利事業、特定の政党、宗教活動を行ってはならないとの制約があるため、公民館ではなく文化センター的施設といたしました。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 誰もが利用しやすい施設ということが、そのままイコール、営利を目的とする事業を行ってはならないという社会教育法の23条に縛られないというのに直結するかどうかというところが、1つ疑問があるわけですけれども、文化センターとして新しい施設を整備するということで1つ心配になるのは、使用料がどうなるかということです。
 今現在、公民館の使用料は、文化協会などが使用する場合、安価に抑えられておりますけれども、これが、文化センターという形で整備された場合に、営利を目的とする団体も使用するという想定の下に置かれますので使用料が上がってくるということは、他市町の例を見ても明らかであります。
 こういう場合に、最初、検討委員会で、誰もが利用しやすい施設という目的のために施設を文化センターとして整備をしても、結果として使用料が上がってしまうと、町民が使用する場合に、使用料の高さが一つのハードルになってしまっては、当初の目的と反することになってしまうのではないかという一つの心配が出てくるわけですけれども、この点についてはどうお考えでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 新しい施設につきましては、来年度、あるいは来年度の末ぐらいまでに新しい条例を設けるということになってくるかと思います。その条例の中で使用料をうたっていくということになりますので、今後の議論、町民の皆様の御意見、あるいは公民館利用者の御意見等を踏まえて、できる限り現在の公民館利用者に迷惑のかからない料金、それと、なおかつ興行をする場合についての料金と、こういうものについて料金体系を設けていきたいと、そのように考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 報告書の内容を見ても、ホールの収容人数は大体500席以下、400から500席で、座席も可動式、音響、照明器具等も、専門職員しかできないのではなくて誰でも操作できる簡便なものというふうな報告になっておりますので、これを見る限り、清水町の、仮に文化センターにした場合に、そんなに商業的な、例えば、興行目的の演劇、あるいはコンサートというのは、年間にそんなに来ないのではないかという予測が1つ立てられるわけですね。
 それよりも、地元の住民の皆さんが自分たちでつくり上げる、市民劇団であるとか、あるいは高校生のブラスバンド部が演奏会を行う、このような市民レベルでの活動が十分に行えるような、こういう施設であることが望ましいというのが報告書の本来の目的ではないかなというふうに思います。
 そのためにも、今、答弁の中では、料金設定するときに議論をするとありましたけども、これについても、広く住民の中で議論をして、使用する場合にハードルとならないような料金設定にする、そういう形にすることが望ましいというふうに考えます。
 次に、ワークショップについてお尋ねをします。さっき課長が先んじて御答弁されかけましたけども、ワークショップの内容と経過はどうであったのか、そして、それが検討委員会の結果にどう生かされているのか、質問させていただきます。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 ワークショップの内容と経過は検討委員会の審議にどう生かされたかについてでありますが、ワークショップにつきましては、公民館利用者、文化団体関係者及びまちづくり会議等のほか、各区から数名ずつ御推薦をいただき、合計67人の参加者を3回に分け開催いたしました。
 その内容といたしましては、生涯学習に期待すること、そのために必要と思う施設内容、清水町らしい施設とは、の3つの主なテーマでそれぞれのワークショップを行いました。このワークショップの調査結果をもとにイメージプランの検討を行い、生涯学習拠点施設整備計画検討委員会としての意見報告書が提出されております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) そのワークショップと、今、内容の答弁がありましたけれども、検討委員会の報告とどのような関連性があったのかということを、もう少し詳しく、位置づけですね、回答をお願いしたいと思います。
 私の解釈ですと、ワークショップでいろいろな意見が出る、検討委員会がそれをもとにいろいろな内容についての審議をする、その審議した結果をもう一回ワークショップに戻してまたいろんな意見をいただくという、いわばキャッチボールのような形で行っていたのかなという、予想というか、考えでいるんですが、そういう解釈でいいのかどうなのか、お願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 検討委員会とワークショップ、基本計画とのかかわりということでございますが、当時、コンサルタントに基本計画の策定、ワークショップの分析を委託いたしましたけども、ワークショップの分析結果を検討委員会で検討し、その検討結果を基本計画策定の中に反映させていただきました。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) そうしますと、コンサルに委託をして、ワークショップを行って、結果を分析し、それを基本計画に策定したということで、私が考えていたキャッチボールのような形では行われていなかったというような解釈でいいかなと思います。
 確かに、平成14年度にコンサルタント会社に委託料210万円を支出いたしまして、このワークショップと検討委員会を経て基本計画がつくられたというようなことが、当時の決算の資料にも出ております。
 この基本計画を策定した検討委員会では、報告書の中で、AとBとC、3つの案を提示して、結果としてC案を採用すべきというふうにしております。その文面から、かなり詳しい、具体的な図面をつくって比較・検討したのではないかなというふうに思えるわけです。私の手元にあります報告書には、残念ながらそういう図面は入っていないわけですが、そこで、こうした計画をつくるときにワークショップとの関連ではどうであったのかということも、ちょっと細かいですが、伺いたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 ワークショップの中で、設計図面の検討ということについてはやってはおりません。あくまでも、これはコンサルタントが、ワークショップからあがった意見をもとに、さまざまな立地条件、それから、いわゆる使用形態、こういうものを判断して3つの案を検討したというふうに伺っております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 今まで伺ってきたそういう議論を行うのに町民の中でどういう人たちが選ばれたのかということを、あらためて伺います。
 検討委員会、そしてワークショップの人選はどのように行ったのかを質問いたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を願います。 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 検討委員会、ワークショップの委員の人選、これをどのように行ったのかということについてでありますが、検討委員会につきましては、区長会、社会教育委員会、民生児童委員協議会、公民館利用者、文化協会、まちづくり会議、身障者福祉会、女性連絡会、商工会等から御推薦をいただいた13人の委員で構成されておりました。
 また、ワークショップにつきましては、先ほど申し上げましたが、公民館利用者、文化団体関係者及びまちづくり会議のほか、各区から数名ずつ御推薦をいただき、合計67人の参加者によって行われました。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 次の質問に移ります。
 基本設計と実施設計を今年度中に行うということになっておりますが、これが1年足らずの間でできるのかどうなのかというところに疑問があります。
 普通は、1年かけて基本設計をして、それを住民の中に、議論にかける、合意を得て、その上で次の1年で実施設計を行う、それができ上がってから建設に入るという手順を踏むものですが、もう1年を切っておりますね、補正予算で計上されておりますので。
 これから年度末まで、かなり短い期間ですけれども、その中で基本設計、実施設計を続けて行ってしまうというやり方でいいのかどうなのか、1年足らずでできるのかどうなのかということが疑問としてあるわけですけども、その点、いかがでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 基本設計、実施設計を今年度中に行うに当たり、1年足らずでできるのかという御質問でございますが、今回の設計委託業者選定につきましては、建築設計提案設計コンペ方式で行うことにいたしました。
 去る7月24日に、東部地区で当町に指名参加願が提出されている設計事務所を対象に説明会を実施したところ、11者の参加意向があり、現在、9月21日の設計提案書の締切日に向け、各参加設計事務所において提案書を作成しておりますので、十分可能であると考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 設計会社の方が、技術的にできるかどうかというふうに言われれば、それは、仕事も受注したいでしょうから、今はコンピューターも発達しておりますので、図面を引くという作業がスピードアップしておりますので、技術的には不可能ではないと思います、確かに。
 しかし、公民館という非常に公的性格の高い、そして税金でもって建てられる施設を、ただ設計がそういうスピードでできるからということではなくて、住民の基本的な合意を得ながら進めなくてはいけないという大前提の下に立っていけば、基本設計をきちんと行って、それを議論のまないたにのせる中、当然、議会にも諮られてくるでしょうし、住民の中にも、先ほど町長は同僚議員の質問の中で、「行革の中で情報公開を大いにしていく」というお答えをされましたけども、こういうことについてもきちんと情報公開をして合意を得ていくという作業が、手順が大事になってくるというふうに思うんです。その点で大丈夫かということで私は質問を申し上げましたけども、その点、いかがでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 現在、設計事務所に、先ほど申し上げましたように、提案書の作成を依頼しております。その結果を受けまして、10月に、いわゆる参加業者による審査会を行います。この審査会につきましても、公開審査で行います。なおかつ審査会で決定した暁には、町広報紙等を通じまして、町民の皆様に、外観パーツになろうと思います、そういうものの概要、この辺の広報をしていきたいと、そんなふうに考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) これからの設計に関しての手順は、十分住民公開を行うというのはもちろんですので、そういう方向でよろしくお願いしたいと思います。
 ただ、ここに至るまでの、やはり2度の検討委員会の結果の報告書、そして、基本計画の中にありますマスタープラン、このようなものが十分周知されていないというところが、依然として現実にあるわけですね。通告では建設に補助金の出ない文化センターとして整備する理由はとありますが、後に調べたところ、公民館としても整備する場合に補助金が出ないということになりましたので、それを割愛してその次の質問にいきます。
 検討委員会の意見書の提出から5年もたっております。この内容をなぜ町民に広く知らせて議論にのせなかったのかというところが、今、現実の問題としてあると思います。
 今回の質問をするに当たって、文化協会の関係の方に何人かお話を伺ってみました。その際に、この検討委員会の報告書も見ていただきながら、「この内容を知っていますか、こういう内容についてどう思いますか」というふうなことでお話を伺わせていただきました。ほとんどの皆さんが、報告書の内容をご存じありませんでした。
 当局では、この報告書を、1カ月間、公民館の掲示板に掲示をしておいたということですけれども、これは、周知の方法というにはあまりにもお粗末でありますし、掲示板はポスターとかお知らせを張るところで、たとえこういう報告書を張っておいても、それを目にして中身を理解するというのは、なかなか難しいというふうに思います。
 文化協会に所属をしている方であっても、この報告書の内容を知らない、また、あらためて見ていただいたところも、内容についても抽象的な言葉が多くてなかなか具体的なところがよくわからないと、このようなお話でありました。
 実際に、利用を多くされている関係者とも言える文化協会に携わる方でも、なかなかわからないところがある、そして、これから建て替えをするのに、その間公民館が使えない、その間どこを使用したらいいのかという、そのような話もいまだにないというような話も聞いております。
 非常に、公民館の建て替えは大事な町の計画でありますけども、やはり内容をまだまだ町民に広く知られていない、そして、議論の俎上に上っていないということを十分認識して、今まで5年間、この報告書は、いわば塩漬けになっていたわけですね。これをきちんと公開して、そして、この上でどういう設計をするのかということを、今、課長が言われたような、公開に基づいてやるということをすべきではないでしょうかというふうに思いますが、お答えをお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 5年もたっているのに、なぜこの内容を広く町民に、議論に載せなかったのかということでございます。
 先ほど議員の方からも言われましたように、町の公民館に、この意見書が提出された後1カ月間掲示し、公開をしておきました。また、意見書の掲示公開後も、文化協会、あるいは文化協会の一部の方になるのかもしれませんが、公民館利用者はじめ一日も早い新施設建設を望む声が多く寄せられていたのも事実でございます。
 この間、町議会におきましても、公民館の建て替えについての御質問をいただき、議会での議論が行われてきたところであります。
 なお、平成17年度、平成18年度におきましては、建設手法として、民間資金を活用したPFI手法や民間との複合施設につきまして調査・検討を行ってきたところであります。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長、もう少し答弁は明確に、簡単に。必要以上のことは言わない。
 答弁を終わります。 13番 吉川清里君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) すみません、ちょっと質問を1つ落としましたので、補助金について質問させていただきますけれども、公民館としても、文化センターとしても、建設自体には、国からも県からも補助金が出る制度は今ないということで、自主財源を使って建設をしなければならないという状況ですね。建設費用は約10億円ということで補正予算のときには説明をされておりました。
 ただ、補正予算の説明のときには、防災的な施設整備をすることによって、その面で補助金が出るかもしれないと、その辺、県の防災担当と相談をしておりますというような担当課の説明がありましたけれども、その点は、県と相談した結果どうなったのかをお聞きいたします。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 6月の議会で、この防災機能を持った施設にするということを受けまして、県の防災補助の検討を行っているという答弁をさせていただきました。
 この施設が災害時の避難所的な機能を有するということから、県東部地域防災局地域支援スタッフを通じ協議をしてまいりましたが、過日、県より、「県防災補助対象としては、発災時での機能はもとより平常時においても防災機能として活用される施設が対照となるので、当町の生涯学習拠点施設は県防災補助の対象にならない」という回答を得ました。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) そうすると、防災的な側面から見ても補助金は出ないということで、本当にこれは補助金なしで、100%町のお金で建てなければならない施設ということになってくるわけですね。
 10億円で建てるということですけれども、平成18年度の決算を見ますと、財政調整基金が2倍以上に増えて約10億円、そして、今回の議案にもなっております補正予算では、さらに1億8,000万円を財政調整基金に積み増す予定でありますので、それを考えれば、町長は、10億円余の財政調整基金があるので公民館を建てるのは大丈夫じゃないかというようなお考えを持っているのかもしれません。
 しかし、耐震性の面から言えば、この後、町立の保育所、幼稚園、それから体育館についても建て替えをすべきかどうかという検討が残っておりますし、そして何よりも、今、大きく増えたこの財政調整基金、町が大きく税収となっている部分もありますけれども、これは何よりも住民税が増えたこと、住民の皆さんの負担が増えたことによる税収増、そして財政調整基金の増でありますので、この使い道は住民の生活を直接助ける施策に使うことが優先であるというふうに考えれば、この10億円余の財政調整基金を、あるからといってそのまま公民館の施設整備に充てるという考えも、もう一つ再考を要するのではないかなというふうにも思います。
 公民館の建て替えには、もちろん私も賛成でありますが、この点について、早急に行うべきではありますが、急ぐあまりに拙速になっては、本当に町民のための施設にはならない危険性もはらんでおります。
 前町長時代にこの建設に踏み切れなかった主な理由は財政問題であったろうというふうに私は考えておりますが、しかし、町民が望んでいる建て替えだからこそ、町民の理解を得るために、町民の間で時間をかけて、前町長が行わなかった情報公開もきちんと今の山本町長の手で行って、そして、議論を尽くして、設計をし、建設をする、こういうきちんとした手順を行うことが今求められているのではないかというふうに思いますけども、いかがでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 吉川議員の御質問にお答えをいたします。
 公民館の建設に当たっては、理解を求めるために、十分な時間をかけ町民の間で論議すべきではないかという御指摘であり、幸いにして財政町政基金があるからといって、それを安易に使わないよう考えるべきだという御指摘であります。
 そのことにつきましては、先ほど担当課長から御答弁をさせていただきましたように、町公民館の建て替えにつきましては、平成12年度から平成15年度まで2つの検討委員会を設置し、意見書の提出がされたというふうに伺っております。
 また、平成14年度には町民参加のワークショップを開催し、意向調査も行っております。この間、町では、財政状況を考慮し、建設に向けた民間手法の導入、補助金等の検討等を行ってまいりましたが、平成13年度に入って、耐震診断では、建て替えが必要であると、そのような診断結果が出ており、年間5万人余の町民が公民館を利用しておられるということから、町民の生命、財産、安心・安全を考えて、一日も早い建て替えが必要であるという判断をしたところであります。
 議員、御指摘の、ここで基金が、幸いにして前年度からの繰り越し、あるいは北幼稚園の財産処分によっての現金化が基金に算入されているところでありますが、決してお金があるからそれを安易に使うということではなく、町民の安心・安全、そして、文化協会から、あるいは町民から広く需要の高い文化活動の基点として、より豊かな町民の文化活動に資したいということをかんがみてこうした方向性に決断をしたところであります。
 どうか幅広い御理解をいただきたく、ここに御答弁をさせていただきます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 13番 吉川君。
              (13番 吉川清里君登壇)


◯13番(吉川清里君) 前町長が2回の検討委員会を経て、なおその情報を公開してこなかったというところに間違いがあったのではないかと、間違いというか、住民に対しての不誠実な姿勢があったのではないかというふうに私は思います。
 この公民館の検討委員会だけではなくて、ほかのことに関しても、なかなか情報が出てこない、あるいは一部の人間にしか情報が行き渡らず、町民が実態を知らずに、実際に清水町民にとってまずいことが隠されてきたというような実態もあったのではないかなというふうに私は思います。
 ぜひ山本町長にはそういうことのないように、前町長時代の轍を踏まないように、きちんと情報公開をする、そして、何事にも町民の信頼を損なわないようなやり方をして町政を進めていっていただきたいというふうにお願いをして、私の質問を終わりにしたいと思います。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして吉川君の一般質問を終わります。
 暫時休憩いたします。
                                午後00時04分休憩
                                ────────
                                午後00時59分再開


◯議長(吉田 功君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 引き続き一般質問を行います。
 4番 鈴木勝一君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 これからの教育行政に対する考え方は」「2 魅力あるまちづくり(都市計画)のために」。
 発言を許します。 4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 議長より質問の許可をいただきましたので、さきに通告してあります事項につきまして質問させていただきます。
 私は、ごらんのとおり若輩者でして、選挙で選ばれましたとはいえ、町民皆様の代表などとは、本当におこがましいというのが正直なところであります。しかしながら、このような私に大切な一票を投じてくださいました皆様の願いを重く受け止め、何より、まず清水町のますますの発展と町民皆様の一人ひとりの幸せのために、町議会議員としての職務を遂行してまいりたいと思います。
 本日初めての一般質問をさせていただきますが、私が、常日ごろ一人の町民としての目線で清水町という町を見て感じたままを率直にお伺いいたしますので、行政当局の皆様との議論が今後における清水町のまちづくりにいかばかりかでも役立てばとの思いでありますことをまずは申し上げさせていただきます。
 質問事項につきましては、教育行政についてと都市計画についての2点でございます。
 まず、質問事項1、これからの教育行政に対する考え方はという質問についてお伺いいたします。
 前回の6月定例会にて山本町長の施政方針演説がありましたとおり、その中でも、子育て支援に関する政策及び教育に関する政策は大きく取り上げられておりました。第3次清水町総合計画に基づき、子育て支援センターの設置や乳幼児医療費の無料化、また、小学校及び中学校の学校設備の改善や改修、さらには、今後における幼稚園、保育園の整備計画など、子供たちが成長していく上でとても重要である環境整備が充実されていくこととなり、とても期待をいたしております。
 しかし、子供たちが成長し、知恵や知識をはぐくんでいくということは、環境整備のみで達成されることではありません。人が成長するということは、身体的な成長はもちろんですが、内面的な成長がとても重要であり、また、この内面的な成長とは、無形でありかつ一元的な評価のとても難しい成果物であります。
 その成果物や成長をより良いものにすべく、先生方による学校教育、保護者の皆様による家庭教育、さらには地域の皆様による社会教育が日々実践されておりますが、近年、先生方の資質や素行についての諸問題、また、保護者による育児放棄や義務的経費の負担の放棄など、直接子供たちに影響のある方々の不適切な行動が多く見受けられます。
 過去の事例を振り返りますと、一般的には社会通念や常識といった表現で管理されていた学校教育や家庭教育という分野ですが、公共の福祉性は非常に高く、少子高齢化が進む中、とても重要な行政課題であると認識しております。
 これからの学校教育や家庭教育の向上について、まず、町長はどのように考えておりますでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 鈴木議員の御質問にお答えいたします。
 御質問の概要は、これからの教育行政に対する考えで、特に学校教育、家庭教育の向上について町長はどのように考えているかと、かような御質問であります。
 無限の可能性を持つ子供たちの育成には、議員、御指摘のとおり、家庭教育、学校教育の持つ役割が極めて大であり、町の将来のためにも、知力、体力、品格と教養を備える人材を育てる教育こそ、清水町にとって、いや資源のない日本にとって極めて重要な施策であると、かように理解をしているところであります。
 ちなみに教育を1本の木に例えますと、家庭教育は根であり、幹であり、教育の根幹を成すものであると、かように理解をしているところであります。また、学校教育は幹を支える枝であり、そして、地域の力が、木に例えると枝葉に当たるのではないかと、かように思っております。
 家庭において、人として基礎、基本をしっかり学習し、がっちりと大地に根を張った木のように、子供たちをしつけ、育てることが極めて重要であると思います。特に幼少期には、礼儀作法やあいさつが大切であると私は思います。
 「元気な子どもの声が聞こえる清水町」には、まさに家庭教育、学校教育、地域の力を終結することで成し得るものではないかと私は考えます。次代を担う子供たち、その子供たちは、私たち大人にとって未来からの預かりものであると、かように責任を痛感しているところであります。その意味で、私たち大人の責任は大きく、まさに家庭教育、学校教育の向上こそ町が取り組むべき人づくりへの最重要課題であると日々自覚をしているところであります。
 議員、御指摘の、学校教育、家庭教育の重要性に、町としてそう一層心してこの先邁進してまいりたいと思います。御理解をお願い申し上げて答弁にかえさせていただきます。
 よろしくお願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) ただいま町長の答弁の中で、家庭教育及び学校教育の向上に対する考え方、理解させていただきました。
 確かに、周囲、周辺から与えられる知識や知恵を、子供たちは十分な肥やしとして大樹へと向かい、成長し、実を結んでまいります。そのような成長のサイクルが、円滑に、内容の充実した形で進んでいくことがとても大切ではないでしょうか。
 それでは、町長の御答弁にもございました、教育とは町が取り組んでいくべき最重要課題であるとの観点から、現在、行われております学校教育及び家庭教育に対する行政としての取り組みや内容につきまして、これから何点か質問させていただきます。
 まず、小・中学校にて行われています日常的な教育現場において、先生方と生徒及び児童とのかかわり方について、現状ではどのように実態を把握しているのでしょうか。また、問題が発生した場合等の対応はどのように行っているのでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 鈴木議員の御質問にお答えをいたします。
 御質問の内容は、学校現場における先生と子供たちとのかかわり方の状況及び教育指導面での問題というふうに承りました。
 まず、教師と子供たちとのかかわり方でございますが、日々の教育活動の中で、確かな学力の育成、豊かな人間性の育成、健康、体力の向上、これを基本といたしまして、学校では日々活動を推進しているところでございます。
 こうした中におきまして、学校では、教育指導面で問題のある子供たちの家庭環境や心の変化をいち早く把握し、早期に対応できる体制を校内に確立するとともに、一人ひとりの子供たちが自分の良さを発揮できるよう、さまざまな場面や機会を利用して、個別指導や保護者との連携をした指導を行っております。
 また、教育委員会におきましては、学校訪問、あるいは校長会や教頭会、あるいは生徒指導連絡協議会等で現状を把握するとともに、教育指導面で問題のある児童・生徒のいる学校に対しましては、即座に指導、助言を行っております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 現況と対策については、おおむね理解させていただきました。
 では、その現場に直面されている先生方の資質向上につきましては、どのように対応やサポートを行い、また、その効果についてはどのように受け止められておるのか、答弁を求めます。


◯議長(吉田 功君) 教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 鈴木議員の御質問にお答えをいたします。
 先生方の資質の向上のための対策及びサポートはどのように行われているか、また、その効果はどうかということだと思いますが、各学校におきましては、それぞれ研修課題を持ち、授業研究等を熱心に行い、教師個々の指導力の向上を図っているところでございます。
 また、各学校が取り組んでおります研修につきましては、駿東地区教育研究集会等で発表をし、意見交換を行い、教師の資質の向上を図っているところでございます。
 教育委員会におきましては、教師の専門的な知識と資質の向上のため、静岡県総合教育センター等で実施されております各種の研修会への積極的な派遣を行っております。
 さらには、町教育委員会主催の初任研や10年研修等の実施を、教師自らがテーマを持って取り組む教育研究奨励賞など各種の研究集会への参加や日々の自己研さん等にとり組むことにより、教師として確実に力をつけ、自信を持ち、子供たちへの確かな学力の育成につながっているものと考えております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 非常に充実した対応を考えられていると認識させていただきました。私としましても、限られた時間の中での対策になることと推察いたしますので、ぜひ内容や成果に十分注意をして今後も継続していかれることを希望いたします。
 次に、家庭教育について質問させていただきます。
 家庭教育は社会教育と共通する点も多く、子供たちの育成という観点からは複雑な要素も多く含まれていますが、子供たちの成長には欠かすことのできない教育分野であります。また、家庭における環境の評価は、生活環境の多様化や労働環境の変化などにより判断がとても難しいものとなっておりますが、子供たちの置かれている家庭環境の把握はどのように行っているのでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 鈴木議員の御質問にお答えをいたします。
 児童・生徒の家庭環境の把握についてどのようになされているかということだと思いますが、各学校におきましては、子供の家庭環境を知るということは、教育をする上で大変重要なことだというふうに認識をし、把握をしております。そこで、年度当初、家庭調査票、あるいは緊急連絡票等により、家庭状況の変化を把握することに努めております。また、年度初めや夏期休業期間中に家庭訪問や三者面談等を実施して、家庭環境の理解に努めているところでございます。
 また、教育委員会といたしましても、地域の民生児童委員の皆様、あるいは青少年健全育成員の皆様などの御協力をいただいて、家庭環境の状況が変化をしたら即連絡をしていただいたり、把握できるように努めているところでございます。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 行政としての取り組みについては理解いたしましたが、先ほどの質問にありました先生方の状況把握から比較しますと、多少希薄さを感じるというのが正直なところですが、次の質問に移らせいただきます。
 では、その把握されました家庭環境の状況をもとにどのような対策をとられているのでしょうか。家庭環境の内容によっては、非行や虐待、さらには家庭崩壊やお互いを傷つけ合うような重大事件に発展するおそれがあり、早い時期での発見と対応が必要かと考えますが、その点も踏まえてよろしくお答えください。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 鈴木議員の御質問にお答えをいたします。
 家庭環境によって非行や重大事件につながるケースもある、事件・事故に至る前の早期発見、早期対策は十分かというような御質問であったというふうに理解をいたします。
 現在、学校におきましては、道徳、あるいは学校生活のさまざまな機会をとらえて、命の大切さ、あるいは他人を思いやる心を子供たちに指導しております。また、問題傾向を有する子供の保護者に対しましては、家庭訪問や個別指導を行い、教師と一緒になって、家庭の中に子供たちの居場所をつくるための改善を図る努力をいたしております。
 子供たちが事件・事故を起こさない、巻き込まれないためには、その兆候の早期発見、早期対応が大変重要であります。このため、各学校におきましては、学校独自のアンケート調査や、家庭、地域からの情報収集を行っております。
 また、少年サポートセンターや青少年健全育成会、あるいは三島田方地域生徒指導連絡協議会等の関係機関との連携や情報交換を実施して、早期発見、早期対応に全力で努めているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 今、御答弁いただきました方法や関連団体との連携により対応や対策がとられていることは十分に理解いたしましたが、近年発生しました事件や事故を分析しますと、教育組織、福祉組織、また教育関連組織の縦割りの行政が弊害となり、十分な対応のできなかったケースも多く見受けられますが、当町における行政と保護者との連携はどのように図られているのでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 鈴木議員の御質問にお答えをいたします。
 保護者との連携はどのように図っているのかについてでありますが、学校といたしましては、学級だより、あるいは学校だより、あるいは生徒指導だより等もろもろの学校通信で保護者の皆様に学校の現状をお伝えし、御理解を求めているところでございます。
 また、保護者との各種懇談会、あるいは学校教育説明会、PTA理事会等において保護者との情報交換を行うなど、連携を図っているところでございます。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 行政と保護者との連携につきましては、これも希薄な印象はありますけれども、まあいいとさせていただきます。
 次に、行政としましては外郭的な支援となりますが、学校、地域、保護者の三者における協力関係はどのようになっておりますでしょうか。また、それらの活動の統一性はどのように図られているのでしょうか、お伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 鈴木議員の御質問にお答えをいたします。
 学校、地域、保護者との連携、統一が図られているかという御質問だというふうに理解をいたしますが、学校教育説明会や各種学校行事、PTA活動等を通じて、学校と保護者との連携と意見の統一を図っております。
 また、学校独自のアンケートなどを利用した保護者の相談しやすい体制の確立や、地域との連携を深めるため青少年健全育成会による地域ふれあい講座等を利用して、学校や子供たちの様子を理解をしていただけるように啓発活動を行っているところであります。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 4番 鈴木勝一君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) これまでの答弁を通じてとても感じておりますが、行政管理下にある先生方への対応はとても積極的でありますが、一番子供に近い教育者である保護者への連携姿勢が消極的であるように、ちょっと思われます。保護者との連携ということでPTAが挙げられておりましたが、私自身、その組織に7年間という長い期間在籍させていただきましたが、行政のお顔を拝見するのは限られた催し物のときだけであり、実際の連携や協力を体感する機会はとても少なかったように感じております。
 PTAという組織は、そのほとんどの方の場合は、その組織への在籍期間がとても短く、役員ともなりますと単年度での活動が多くなります。よって、組織改革や時代に合わせた事業の推進などがとても困難であり、子供たちの教育環境を取り巻く一翼を担う組織としてはとても脆弱であると実感いたしました。
 このような組織こそ継続や改革のスペシャリストである行政が協力をし、より良い家庭教育の実施につなげていけるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 鈴木議員の御質問にお答えをいたします。
 PTA、保護者の組織の改革のため行政の知恵をアドバイスしていくことはできないのかという内容であろうというふうに解釈をいたします。
 私も、学校教育を支えてくれている組織として、PTAの存在を非常に重要視しているわけでございます。教育委員会ばかりでなくて学校自体もそのように解釈をしているというふうに思っております。
 今、質問の内容にやや外れた御答弁をいたしましたが、町内会長やPTA連絡協議会等を通じて、組織改革のために町の考え方や近隣の情報提供などをアドバイスをするということは行政としてできるのではないかというふうに考えておりますので、必要があれば積極的に提言等を申し述べさせていただきたいというふうに思います。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) ただいまの答弁の中で、教育長の方にもありましたけれども、教育長の話がずれてしまったというか、私も今の答弁では少し物足りないなという感が否めませんけれども、これから来年度の事業計画をまとめる時期でもありますので、ぜひ早い時期に具体的な行動計画に着手していってほしいと思います。
 それでは、次に移らせていただきます。
 これまで学校と家庭という2つの教育環境についての質問を続けさせていただきましたが、続きまして、周辺環境について少しお伺いいたします。
 実際の学校教育の現場では、先生方や保護者の皆様はもちろんですが、学校評議員の皆様、地域安全推進員の皆様、また保護司の皆様といった、このような団体から御支援をいただいておりますが、それらの団体の皆様と実際の教育現場とのかかわりはどのようになっているのでしょうか、お伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 鈴木議員の御質問にお答えをいたします。
 学校評議員、地域安全推進員、保護司といった教育現場とのかかわりのある団体とのかかわりについてどうかという御質問であったというふうに思います。
 学校評議員の皆様には、学校運営について、地域や保護者の皆様の意見を把握、反映するための御支援、御協力をいただいております。民生児童委員の皆様には、子供たちの様子やその家庭環境等について調査の御協力をいただいております。
 地域安全推進員の皆様には、学校祭等学校行事において、子供たちが安全で有意義に取り組めるよう御支援をいただいているところでございます。また、保護司や青少年健全育成会の皆様方には、問題を持つ子供たちへの対応や指導上のアドバイス、あるいは情報提供などをいただき、未然防止に御協力をいただいております。
 このように、学校運営や子供たちの健全育成に多くの地域、団体の皆様にかかわりを持ち、幅広く御支援、御協力をいただいているところでございます。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 今、御答弁いただいたとおり、教育現場で活躍されております各種団体の皆様には、欠かすことのできない大きな役割を担っていただき、子供を持つ親の一人しても、とても感謝の念にたえません。また、このような団体の皆様の活動が、縦割りなどの弊害によって害されることのないように、接着剤としての行政の役割にも期待をいたします。
 次に、学校教育を取り巻く活動の一例として、子ども見守り隊の活動についてお伺いいたします。
 子供たちの危機回避や地域の安全及び防犯の目的として始められたこの活動ですが、どのような団体が現在参加されているのでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 鈴木議員の御質問にお答えをいたします。
 子ども見守り隊はどのような団体が活動しているかについてでありますが、子ども見守り隊の活動は、町内全区において、有志の皆様のお力をいただいて活動を行っております。大変すばらしい成果を上げておられて、心から感謝を申し上げているところでございます。
 地域によって子ども見守り隊の構成はまちまちでありますが、多くの地域において、有志の方、あるいは各種団体に属している役員さんなどにお願いをして見守り活動を展開しているところでございます。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 今、町内有志の皆様との御答弁をいただきましたが、実際には、各地区の区や湧水クラブ、こども会、またPTAといったところへの協力依頼や活動機材の配布などをされていることと私は認識いたしております。
 また、それらの団体の中では、その職務に拘束感を受けたり、また、組織への重複在籍から起こる依頼の重複などが見受けられますが、今後、有効的な活動を行っていくためにはどのような対策を考えているのでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 鈴木議員の御質問にお答えをいたします。
 今後、効率的で有効な活動を行っていくためにはどのように考えているかについてであろうかと思います。
 子供たちの安全を守る見守り活動は、あらゆる時間帯、あらゆる場所で活動をいただくことが最も効果的だというふうに思います。このため、活動が特定の方に偏ることなく、広く町民の皆様に御理解をいただき、拡大が図られるよう努めてまいりたいというふうに考えております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) とても手技、手法となりますと難しい分野ですので、また、費用対効果のような評価の難しい活動ではございますけれども、担っている役割は非常に大きなものがあるという活動です。ぜひこれまでの努力を継続して行っていただきたいと思います。
 ここで、これまでの教育に関する質問を総括してお伺いしたいと思いますが、最初に、町長より御答弁いただきました、公約である「元気な子どもの声が聞こえるまちづくり」の推進と教育は町が取り組むべき最重要課題であるという考え方は、私自身が考える将来の清水町のあり方にとても共通いたしております。
 広域的なビジョンとか、近隣市町村との関連もありますけれども、将来、広域における清水町の最大のセールスポイントは、さきに町長も申し上げましたとおり、人々が集い、寄り添い、そして、人という財産を創出していくという点にあると思います。
 子供たちを取り巻く環境についてさまざまな質問をいたしましたが、それら一つ一つの質問に対する政策が、ますます先進的に、かつ有効的なものとして発展してゆき、清水町が進むべき大きな目標として位置づけられていっても良いのではないでしょうか。
 これからの清水町の町の将来像を見据えて、当町の教育のあり方について町長はどのようにお考えでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 鈴木議員の御質問にお答えいたします。
 議員の教育行政に対する深い理解に、あらためて敬意を表します。
 御質問の、町の将来像を見据えて当町の教育のあり方についてどのように考えるかとの御質問でありますが、議員、御承知のとおり、私たち町も、少子化の中にありながら、当町の就学児童・生徒数は減少しておりません。近隣市町と比較しても、人口に占める就学児童・生徒の比率は非常に高い地域であります。このことが、当町が子育てしやすい環境の町であり、子育て世代の保護者が当町を選んでくれたのであれば、大変ありがたいと思っているところであります。
 情報化の時代にあって、人々は自分たちの年代やライフスタイルに合った住み良い環境を選んで、その町を選択して選んでいく時代でもあります。教育環境におきましても、教育の現場におきましても、地域や子供たちの実態に応じ、創意工夫を生かした、特色ある教育、特色ある学校づくりが求められているのではないかと思います。教育環境や教育の特色によって、児童・生徒、保護者が学校を選択する時代になっていることは論を待ちません。
 このような中にありまして、当町が他の市町に誇れる、特色ある、魅力ある教育を実践し、子供を学校に通わせるなら清水町が良いと、こういうふうな声が聞こえるように、「元気な子どもの声が聞こえる町・清水町」に、さらに力を注いで地域環境を整えていかなければならないと、かように理解しております。
 よろしく御理解をお願い申し上げます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) それでは、続きまして、質問事項2にあります、魅力あるまちづくり(都市計画)のために、について質問させていただきます。
 先ほど先輩議員の方からも質問がありましたが、まちづくりは大変重要なことでもあります。近年では、近隣の市町におきまして、高層マンションの建設や大型量販店の進出が目立ってきております。また、その兆候が当町におきましても見受けられ、極めて近い将来、わが町清水町にも大きな都市化の波が押し寄せてくることは想像にかたくありません。
 私が申すまでもなく、清水町は東名高速道路沼津インターチェンジやJR三島駅にも近く、広域的な交通利便性が非常に高いことから、大きな潜在能力を秘めており、開発業者などにとっても非常に魅力のある町だからであります。
 そのような現状を踏まえた上で、町民にとって魅力あるまちづくりについて質問させていただきます。
 まず最初に、わが町には、まちづくりの指針として、こちらにあります第3次清水町総合計画があります。また、都市計画におきましては、その具体的なプランとして、清水町都市計画マスタープランが制定されています。このマスタープランは、平成11年12月に定められ、はや9年が経過しようとしておりますが、このマスタープランにおける4つの地域それぞれについて、町ではその整合性をどのように受け止めていらっしゃるのでしょうか。
 御答弁をお願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 鈴木議員の御質問にお答えいたします。
 都市計画マスタープランにおける4つの地域それぞれにおいて整合性をどのように受け止めているのかについてでありますが、都市計画マスタープランは、平成11年度に、都市計画分野を中心としたまちづくりに関する将来方針として、おおむね20年後の将来を見据え、長期的な視野から具体的に示すことを目的に策定したものであります。
 4つの地域におけるそれぞれの将来方針として、北部地域につきましては、水と緑と活気をはぐくむ町の玄関口となる地域づくり、東部地域につきましては、水と緑と町が織りなす清水町の心となる地域づくり、西部地域につきましては、産業と文化と清流が共存する静かな住宅地づくり、南部地域につきましては、豊かな山と川に抱かれた静かで環境の良い住宅地づくりといった地域づくりのテーマに沿った土地利用の誘導方針が定められております。それぞれの地域におきましては、法令等による規制、指導により、官民問わず、おおむね地域の誘導方針に整合した土地利用が図られてまいりました。
 今後につきましても、それぞれの方針に合った土地利用を誘導し、整合性が図られるよう指導してまいります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) ただいま町内4つの地域において、それぞれの地域の誘導方針に整合した土地利用が図られているとの答弁がございました。
 もう一歩踏み込みまして、全体的な視野で見渡しますと大まかなお話しかできないと思いますので、私自身がふだん生活を営み、日々生活を送っている西部地域につきまして、具体的な土地利用はどのようになっているのか、お尋ねいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 鈴木議員の御質問にお答えいたします。
 西部地域について、文教拠点としての指導や誘導が適切になされていないのではないかについてでありますが、西部地域につきましては、町立西小学校をはじめ幼稚園や保育所の立地している区域を文教エリアとし、文教拠点の形成を進めていくとしています。
 現在、この区域は市街化調整区域であり、土地利用について制限しておりますが、都市計画法においては駐車場等は規制の対象にならないことから、その抑制が難しい状況にあります。
 しかしながら、通学路等に近接する駐車場等の土地利用事業につきましては、事業者に対し、教育委員会、学校等との協議について行政指導を行い、通学児童等の安全の確保を図れるよう調整を行っております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) ただいまの答弁によりますと、西部地域は文教厚生施設が主体となった文教拠点の形成を誘導するという方針と工場と住宅の分離といった方針を軸に地域形成を行っているということですが、近年では、やはり先ほど課長も申し上げられましたとおり、大型トラックやトレーラーなどの乗り入れが非常に多く目立っております。
 特に子供たちや高齢者の安全確保のために、さらに今後どのような指導や誘導を行っていくのか、答弁を求めます。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 先ほど申してしまいましたが、やはり今後につきましても、それぞれの方針に合った土地利用を誘導し、指導してまいりたいというふうに考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 質問が違うんです。児童に対して、今後どういうふうに指導していくのかというのを、今、4番 鈴木君が聞いているもんですから、それに答えていただきたいと思います。


◯都市計画課長(久保田 守君) 西部地域のテーマに沿った具体的な土地利用の状況についてでありますが、西部地域では、住宅と工場の分離を図り、工場を集約化した低層戸建て住宅及び病院や学校などの文教厚生施設が主体となった文教拠点の形成の誘導方針に対し、工業地域の設定により工場の……。


◯議長(吉田 功君) 暫時休憩いたします。
 答弁調整をお願いいたします。
                                午後01時45分休憩
                                ────────
                                午後01時48分再開


◯議長(吉田 功君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 再度答弁を願います。 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) どうも休憩、申し訳ありませんでした。
 通学路等に近接する駐車場土地利用時につきましては、事業者に対し、教育委員会、学校等との協議について行政指導を行い、通学児童等の安全の確保を図れるよう調整を行ってまいります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 西部地域につきましては、文教エリアとして拠点整備を進めていくということでありますので、今後も引き続き開発業者等に対し、交通弱者である子供たちや高齢者の安全確保について徹底した指導、誘導に行政として可能な限り努めていただきたいと思います。
 それでは、次に、都市計画マスタープランにおける道路整備についてお伺いいたします。
 都市計画マスタープランにおいて整備ランクBとされ、今後、順次に事業を進める路線に位置づけられている各道路(玉川卸団地線、(仮称)下香貫八幡線、(仮称)卸団地長伏線、(仮称)徳倉長伏線)の現状と今後の事業計画はどのようになっておりますでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 鈴木議員の御質問にお答えいたします。
 都市計画マスタープランにおいて整備ランクBに位置づけられている各道路の現状と今後の事業計画はについてでありますが、整備ランクBの路線は、現在、都市計画決定がされている玉川卸団地線1路線と変更を含む予定路線で、いずれも仮称となりますが、下香貫八幡線、卸団地長伏線、徳倉長伏線の3路線がございます。
 マスタープラン策定以後関係機関との調整等を行ってまいりましたが、現状では、都市計画決定に至っておりません。今後の事業計画は、いずれの路線も広域的な路線であり、清水町を含む周辺市町の将来の都市像を実現するために必要な路線でありますが、都市計画道路は長い年月と多くの事業費が必要となりますので、現在進めている整備ランクAの都市計画道路西間門新谷線を優先して整備を図り、その進捗を見ながら新たな路線の必要性を検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) ただいまの答弁によりますと、道路整備については、必要性を含め今後検討とのことでありますが、さきに質問した4つの地域の整合性も含めますと、清水町都市計画マスタープラン自体の見直しも必要ではないかと考えますが、その点についてはいかがでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 鈴木議員の御質問にお答えいたします。
 都市計画マスタープランを見直す必要はないかについてでありますが、都市計画マスタープランは、都市づくりの将来のビジョンを定めるため、住民意見を反映させつつ策定したものであります。上位計画との整合を図る観点から、県のマスタープランや町総合計画等の見直しの状況を踏まえ、町マスタープランにつきましても、必要に応じ、適切に見直しを行ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) 今、必要に応じて適宜見直しを行っていくという答弁ですが、今が、まさに見直しが必要なときではないでしょうか。上位計画であります第3次総合計画も、2010年度、約3年後ですが、ここが見直しの期間となっておりますし、清水町都市計画マスタープランは、策定後約9年が経過しており、年次目標も平成27年と、残すところ約8年となっております。
 見直しも明記されていることから、時節に合った見直しを今後行うように検討をお願いいたします。
 続きまして、来年度のことからになりますが、まちづくりを大きく左右いたします都市計画法の許認可事務の権限が移譲されてまいりますが、この権限移譲に対します町の対応、特に担当部署の体制や条例等の整備、見直しはどのようになっているのでしょうか、お伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 都市計画課長 久保田君。


◯都市計画課長(久保田 守君) 鈴木議員の御質問にお答えいたします。
 権限移譲による都市計画法の許認可事務への町の対応はについてでありますが、現在、都市計画法開発許認可担当職員の育成のため、都市計画法の許認可を担当しております静岡県沼津土木事務所都市計画課へ技術職員1名を派遣しているところであります。
 条例等の整備、見直しやその他の基準、手続き方法等の整備につきましては、既に権限が移譲されている三島市、裾野市等の近隣先進地の状況を参考に作業を進めているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 4番 鈴木君。
              (4番 鈴木勝一君登壇)


◯4番(鈴木勝一君) これからのことですので多くを申し上げるわけにはまいりませんが、権限が来るということは、大きな責任を負うということでもあります。中身の薄い仕事やあいまいな判断などをされますと重大な事柄に発展するおそれもありますので、十分な準備と計画を行ってください。
 これまで都市計画について何点か質問をさせていただきましたが、まだまだ見直しが必要な総合計画と今後負わなければならない責任の増大は、これからの清水町のまちづくりを行っていく上ではとても重要な事柄であるように思われます。
 現状においても、着手し、対応していかなければならないことが山積しておりますが、これからの広域的な視野も踏まえて、今後の清水町の魅力あるまちづくりの方針をどのように考えているのかお尋ねして私の質問を終了させていただきます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 鈴木議員の御質問にお答えをいたします。
 お尋ねの要旨は、今後の都市計画において、魅力あるまちづくりの方針についてであります。
 当町は、御承知のとおり、豊かな自然環境を含む住環境と交通の利便性のすぐれた特性を持っている町であります。都市計画では、こうした特性を生かしつつ中長期的視点に立ったまちづくりを視野に、法律や行政指導等の適正な運用によりそれぞれの地域の特性に応じた土地利用を推進し、良好な市街地環境の整備を図ることにより、まちづくりの基本理念であります「人、まち、自然の共生」の実現に努めてまいりたいと、かように考えているところであります。「人、まち、自然の共生」が肝要であると、かように理解をしております。
 よろしく御理解をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして鈴木君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
                                午後01時56分休憩
                                ────────
                                午後02時04分再開


◯議長(吉田 功君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 5番 石垣雅雄君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 少子化における子育て支援対策について」「2 妊産婦にマタニティーマークの配布を」「3 不登校問題対策について」「4 国民文化祭について」。
 発言を許します。 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 質問を始めさせていただくに当たりまして、くしくも、きょう9月11日は、6年前、2001年9月11日、あの忌まわしい9・11、アメリカ同時多発テロの起こった日であります。あの夜、まるで映画のワンシーンのようにテレビ画面に流されたあの映像は、永久に忘れることができません。誰しもが夢見た平和の世紀、21世紀は、波乱の幕あけとなったわけであります。あの日、亡くなられた多くの方々の御冥福を心よりお祈りいたしまして、本日、襟を正して一般質問をさせていただきます。
 議員にならせていただきまして4カ月ちょっとでありますが、本当にまだ不慣れなことでありますので、どうか町当局の前向きな御答弁、よろしくお願いをいたします。
 それでは、標題にあります少子化における子育て支援についてということでございます。
 少子化と騒がれましてだいぶたちますけれども、現在も少子化が進んでいるわけであります。合計特殊出生率というのがあります。これが、一昨年、平成17年は過去最低の1.26人でありました。昨年、6年ぶりに上昇いたしまして、1.31人になったようであります。
 この合計特殊出生率というのは、15歳から49歳の女性が一生のうちに平均何人の子供を産むのかを示す数値でありますが、この数値の流れを見ますと、一番高かったのは、戦後の、いわゆるベビーブームと言われた昭和22年、23年、24年、ちょうど私もそのときに入りますけれども、そのときに生まれた、いわゆる今の団塊の世代という方々が生まれたときが4.32人という数字でありました。
 これが大きなピークでありまして、そこから下がり始めてきたわけでありますけれども、また、その団塊の世代、ベビーブームに生まれた人たちが結婚をし、子供が生まれるというのが大体昭和50年ごろと、そのころまた少し上がりまして、昭和50年が大体2.0というような数字になりました。それから徐々に、ずっと下降していきまして、一昨年、過去最低の1.26人になってしまったということであります。
 一般的に、この合計特殊出生率の数値が2.0を下回ると少子化と言われまして、現在の人口を維持できないばかりか、経済全般、社会保障、特に年金等、また労働市場などに深刻な影響を与えると言われております。
 まず、最初にお聞きいたしますが、この合計特殊出生率、清水町の場合はどのような数字でありましょうか。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 健康福祉課長 久保田君。


◯健康福祉課長(久保田峰義君) お答えをいたします。
 合計特殊出生率の現状はについてでございますが、合計特殊出生率は、15歳から49歳までの女性が、一定の期間、何人の子供を出産するかということであり、国では毎年公表をしておりますが、各市町村におきましては5年間の平均数値で公表されております。
 当町の最新の合計特殊出生率は、平成10年から14年までの5年間のもので1.59人であり、国や県よりも高い数値となっております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 清水町は、本当に若い人が多いせいか、子供が産まれるというか、合計特殊出生率が高いということで、結構なことだと思います。
 国や地方自治体もこの対策には大変力を入れているのは、皆さんもご存じのことと思いますが、出産育児一時金を30万円から35万円に引き上げたり、あるいは児童手当を拡充したりと、清水町においても、町長も大変力を入れているのはよく存じております。乳幼児の医療費の無料化も実施されましたし、また、この11月にはサントムーンに子育て総合支援センターの設置等々、子育て支援に力を入れて、さらに私は期待するところであります。
 このような施策を一つ一つやることによって、やっぱりこれが功を奏するのだなと思いますが、昨年は、その結果、0.05ポイント上がって1.31人に上がったということであります。ですから、本当に具体的に的確な対策を打てば良くなっていくんだなというようなことを痛切に感じております。
 そこで、さらなる子育て支援の一環として、公費による妊婦の無料健診が全国で今行われているわけでありますが、その無料健診の回数は、今現在、全国で、私の調べたところでは2.14回という、これは3年前の平成16年の実績ではありますけれども、恐らく今はもうちょっと上がっているのではないかと思いますが、2.14回となっておりますけれども、現在、清水町の無料健診は何回、どのような状況になっているんでしょうか、お伺いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 健康福祉課長 久保田君。


◯健康福祉課長(久保田峰義君) お答えをいたします。
 妊婦健診の実施状況はについてでございますけど、当町では、現在、妊娠前期と後期の2回の健診と、35歳以上の妊婦に対して、超音波検査の1回の費用を公費により負担をしております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 基本的に2回ということだと思いますが、そうしますと、一応、全国平均からすると、清水町はちょっと低いと私は思います。ちょっと遅れているのか……。
 この妊婦健診は母子の健康維持に不可欠な取り組みでありますが、病気でないために健康保険の適用外になっているんですよね。若い母親にとってはかなりの経済的な負担になっているというのが実情であります。なぜ妊婦健診をしなければならないかと。これは母子健康法にも載っておりますけれども、「市町村は、必要に応じ、妊産婦または乳児もしくは幼児に対して健康診査を行い、または健康診査を受けることを勧奨しなければならない」とうたっております。
 どれぐらい健診をしなければならないかと言いますと、妊娠から23週目までは大体4週間に1回、4週目から35週目までは2週間に1回、35週目から分娩までが1週間に1回と、このとおりにやりますと、大体、産まれるまでに14回程度と考えられます。そうしますと、健診費用というのは、いろんな検査によっても差がありますけれども、およそ平均12万円程度かかるということで、若い夫婦にとっても大きな負担になっているということで、若い母親からも、「助成の拡大をしてもらえませんかね」というような声もあがっておりました。
 このような要望に対して、町長のお考えをちょっとお伺いしたいなと思いますけども。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 議員の御質問は、妊婦の無料健診のさらなる拡充はどうかと、かような御質問と受け止めました。
 清水町は、人材づくりこそまちづくりの基礎、基本であると、かように考えております。次代を担う子供たちが、元気に学び、遊び、すこやかに成長することが必要であると考え、「元気な子どもの声が聞こえる町・清水町」を目指しているところであります。
 そのような中、子育ての原点は、安心して子供を産み、育てる環境をつくることが大切であると認識しているところであります。町といたしましても、そのための支援策の一つとして、妊婦の無料健診の拡充について検討をしてまいりたいと、かように考えております。よろしく御理解をお願いいたします。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) ことしの2月の国会でありますけれども、予算委員会で、この拡充を求めた質問に対して厚生労働大臣が、「まず5回を基準にしてぜひ実現していきたい」と答弁し、「自治体に働きかけていく」と言っておりました。その後、多くの自治体で見直しの動きが加速しているわけでありますけれども、清水町も、ぜひ5回程度はどうかなと思いますけれども、再度拡充のお話をお伺いできればと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 妊婦の健診の見直しについてでありますが、当町におきましても、国や県の指導及び指針等を踏まえ、少子化対策の一環として、妊婦の出産にかかわる経済的な不安を軽減し、積極的な妊婦健診の受診を図るため、妊婦健診における公費負担の望ましいあり方について前向きに検討を重ねてまいります。
 以上、御理解をお願いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) ぜひよろしくお願いします。
 次に、妊産婦の件でございますが、妊産婦にマタニティーマークの配布をという標題で御質問させていただきます。
 子育ての原点は、未来の宝を授かっている妊婦であります。この妊婦に対する気遣いや優しい環境づくりを進めていくことはとても大切なことと思いますけれども、特に妊娠初期の妊婦は外見では非常にわかりにくいため、満員電車等でも、押されたり、近くでたばこを吸われるなど苦痛を強いられるということが多いわけでありますが、こういう妊婦に対する町の対応といいますか、どのような対応をされておられますでしょうか、お伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 健康福祉課長 久保田君。


◯健康福祉課長(久保田峰義君) お答えをいたします。
 妊婦に対して町はどのような対応をしているかについてでございますが、町といたしましては、すこやかな子供を産み、育てるために、母となる妊婦の皆様が親としての自覚を持ち、自身の体と新たな命に対し、大切に思い、育児に取り組めるよう、母子手帳の発行時には、保健指導や健康相談を行っております。
 また、妊婦やその夫の皆様を対象とした、出産や子育てなどの心構えや準備についての教室、電話相談などを実施しております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 公明党は、一昨年、チャイルドファースト社会を目指してということで、そういう中で、妊婦に対して、妊婦バッチを普及させようということで、マタニティーマークを作成したんです。それは厚労省の方で採用になりまして、また、全国共通のマークを厚労省の方でつくられたわけであります。
 このマークは、淡いピンク色のハート型に「おなかに赤ちゃんがいます」と書かれていまして、母親が子供を優しく守っている様子がデザインされているわけです。これをつけることによって周りの人たちに妊婦への配慮を呼びかけるものでありますが、それらはいろいろ、バッチにしたり、携帯ストラップにしたり、あるいはキーホルダーにしたりということでさまざまでありまして、私はもっと目立つのがいいかなと思いますけれども、このようなものをつくられて、母子手帳の交付時に配布をされたらどうかと思いますけれども、どのようなお考えをされますでしょうか、お伺いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 健康福祉課長 久保田君。


◯健康福祉課長(久保田峰義君) お答えをいたします。
 マタニティーマークの採用について、当町の考えはについてでございますけど、マタニティーマークを活用したものにつきましては、ストラップ、キーホルダー、シールなどがあり、全国的にその普及が図られております。
 つきましては、町といたしましても、妊婦の皆様が地域で安全に過ごすことができますよう、近隣市町の状況等を調査しながら、より効果的な活用方法を検討してまいりたいと思います。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) ぜひ検討をお願いしたいと思います。
 隣の長泉町では、自家用車を利用する方が多いということで、妊婦が車を運転するのはあまり好ましいことではありませんけれども、妊産婦用の、車につけるプレートをつくられたと。表には「おなかに赤ちゃんがいます」と書いて、裏返すと「赤ちゃんが乗っています」という、妊産婦用に両方使えるようなものをつくられたということであります。
 できたら清水町も、そのようなことで、またオリジナルのものをつくっていただいてぜひやっていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、引き続きまして、3番目の不登校問題についてお伺いをさせていただきます。
 昨年、いじめや自殺、未履修問題が明らかになりまして、多くの方々が教育や子供の未来に不安を強くされております。教育の現場が直面している課題というのはさまざまでありますけれども、中長期的に取り組むべき課題もありますけれども、私は、今、最も悩み、悲鳴のように叫びを発している子供たちや保護者、教員の方々の支援は待ったなしの課題であると思っております。
 その意味で、現場から、子供の幸せのためとの視点で緊急に取り組むべき課題として、今回は、特に新聞報道でも騒がれております不登校防止について御質問をいたします。
 まず、この不登校という言葉ですけれども、この定義についてお伺いをいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 不登校の定義についてでございます。
 何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因、背景により、児童・生徒が登校しない、あるいは登校したくてもできない状況で、年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由によるものを除いたものでございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 先日、静岡新聞に、不登校の小・中学生が5年ぶりに増加したと。全国では12万6,000人、前年比3.7%の増と。35人に1人、つまり1クラスに1人という状況でありました。県内においては3,751人、うち中学生が3,001人、小学生750人、過去最悪の状態であったということであります。県の教育長も、「子供の数が減っているのに不登校が増えているのは深刻な状況だ。子供たちのケアに努めたい」とコメントをされておりました。
 町内の不登校の状態はどのような数字でありましょうか。小学校、中学校の数字を教えていただきたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 町内の不登校児童・生徒についての状況でございます。
 平成18年度で、小学校9人、中学校32人でございます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) すみません、小学校と中学校の全生徒数を教えていただけますでしょうか。


◯議長(吉田 功君) こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 小学校の生徒数2,146人、中学校969人、全体では3,115人でございます。


◯議長(吉田 功君) 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 中学生だけの数字をちょっと見ますと、これを割ってみると30人に1人という計算になりまして、全国平均35人に1人からすると、かなり清水町は悪いなという数字であります。これは、非常に深刻な状況だなと私は思っております。
 これの、内容というか、不登校になったきっかけ、原因というのはいろいろだと思いますけれども、どのように分析をされておられるんでしょうか、お伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 不登校になったきっかけ、また原因の分析についてでございます。
 小学校では、怠惰、無気力、人間関係づくりが苦手、学業不振、友人関係をめぐる問題、中学校では、小学校以外に、部活動等への不適応、進級時の不適応などが原因となっております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 学業不振とか、友人とのコミュニケーションが苦手とか、部活動の不適応というのがありましたけれども、この中でどれが一番多いんでしょうか、ちょっとお伺いします。


◯議長(吉田 功君) こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 不登校の中で多いものはどういうものかということでございます。
 小学校、中学校ともに、無気力、怠惰というものが一番多く占めております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 原因はいろいろあろうかと思います、多岐にわたって。一人ひとりに対するきめ細かな対処が必要であると思いますけれども、このような子供たちに対して、現在どのような対処をされているのか、お伺いをいたします。


◯議長(吉田 功君) こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 不登校児童、生徒に対します対処はどのようなことをしているのかについてでございますけれども、まず、校内研究会を通じまして全教師の共通理解を図っております。そして、不登校の原因の究明、解消をするために、スクールカウンセラーや教師によります相談活動、家庭訪問、仲間の声かけやクラス内の雰囲気づくり等、登校しやすい環境づくりについて、家庭や児童相談所といった専門機関との連携を図っているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) スクールカウンセラーとか先生たちが一生懸命努力されていることはよく理解できましたけども、スクールカウンセラーは、今、清水町で何名いて、相談件数というものも何件かあると思いますけども、その件数と、相談したことによって成果というのはどうだったのかという分析はされておられるんでしょうか、ちょっとお伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) こども育成課長 和田君。


◯こども育成課長(和田 明君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 スクールカウンセラーの配置人数、相談件数、そして、その成果という御質問でございます。
 現在3人の方を配置しまして、各小・中学校の相談を担当しております。平成18年度の不登校の相談件数につきましては、小学校で延べ2件、中学校で延べ74件でございました。
 なお、スクールカウンセラーだけでなく、教師、家庭、専門機関等との連携によりまして登校することができるようになりました児童・生徒につきましては、小学校で2人、中学校で8人おります。
 また、指導中の児童・生徒の中でも、好ましい変化が見られるようになった児童・生徒につきましては、小学校で2人、中学校で5人おります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 多くの方がかかわって、一生懸命やられているなということが理解できました。
 今の数字で、中学の場合ですと8名の方が登校できるようになったということで、32人だったのが8名登校できるようになりましたので、24人ということで理解してよろしいんでしょうかね。そうしますと、全国平均の35人に1人ですが、この数字を当てはめますと40人に1人ということで、かなり良くなったなと思います。
 子供たちというのは、本当は学校に行きたいと思っていると思うんですよね。しかし、行けない心の壁があるわけでして、その壁を取り除いてあげなければならないわけですけれども、まだまだ先生や教師やスクールカウンセラーに相談しにくいという子供たちもいると聞いております。
 そこで、子供たちにとって相談しやすい環境づくりが必要ではないかと思います。ある県では、教職を目指す大学生を学校や家庭に派遣して、この不登校児と触れ合う、いわゆるメンタルフレンド制度というのを実施している自治体があります。これは、年齢の近い大学生と一緒に遊んだり、勉強したり、相談相手になったりすることで、何でも相談できるお兄さん、お姉さんの存在というものは、子供たちの心のよりどころとなり、教員と子供を結ぶかけ橋として不登校防止にかなり役立ち、そこの自治体では驚異的な成果が上がっているというようなことを言っておりました。
 町では、先ほど申しましたように、スクールカウンセラーや教員の努力によって一定の効果がありますけれども、このように、教員を目指す大学生を学校や家庭に派遣して不登校の子供たちのケアサポートをする、このメンタルフレンド制度というのを採用したらどうかと思いますけれども、このようなことについての教育長のお考えをお伺いしたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 教育長 渡邉君。
             (教育長 渡邉 智君登壇)


◯教育長(渡邉 智君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 メンタルフレンド制度についてどのように考えているかということでございますが、メンタルフレンド制度とは、今、議員が御説明になったとおり、家庭に引きこもりがちな不登校の小・中学生の家庭に教師を目指している大学生が訪問をして、お兄さん、お姉さんとして、子供たちの友達となって、触れ合いを深める中で、心の安定、あるいは意欲を引き出すことを目的とした、そういう制度でございます。
 この制度は、最近、各方面で注目を浴びているわけでございますが、今後、県内の児童相談所等で実施しているところの成果等をしっかりと調査をいたしまして、その制度について研究してまいりたいというふうに考えております。
 よろしくお願いをいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 大変効果が出ているということでので、きめ細かな対処と、そういうようなことをぜひ御検討いただきたいと思っております。
 それでは、次に、国民文化祭についてということで御質問をさせていただきます。
 平成21年、再来年の10月に第24回国民文化祭が静岡県で開催されるということになりまして、清水町では、文芸部門の五行歌の開催地となりました。この五行歌、あまり聞き慣れない言葉というか、うたでありますけども、この五行歌というのはどのようなうたなのか、お答え願えますでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 石垣議員の御質問にお答えいたします。
 五行歌とはどのようなものかについてでありますが、五行歌につきましては、短歌や俳句のような季語や字数の制約がなく五行であらわす詩歌で、1行は一息で読める長さであらわすという簡単な制約しかありませんので、子供から大人まで、自分の感じたこと、思いを表現しやすい詩歌の一つであります。
 当町におきましては、この五行歌の作品を全国から募集し、優秀作品の表彰を行う全国大会を開催することとなります。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 五行で季語も要らないと、字数の制限もなく、フリーに自分の感じたことを表現する詩歌だと言われることであります。
 私も、最近、その五行歌の作品をちょっと目にさせていただきましたが、その中で、ちょっと二、三挙げさせてもらいます。
 本当に子供から大人まで自由に感情を詩歌にできるというようなことでありますけども、子供の作品の中で、「勉強しなさい、宿題しなさい、お手伝いしなさい、お母さん、静かにしなさい」と、これは子供の作品でありましたが、小学生の作品でもこんなのがありました。「私は約束で口がかたいことになっている、でも本当は口はやわらかい」、大人の作品だと思いますが、これはユーモアのある作品でありますけども、「よくかんで食べるんだよと教えると、のみ込みの早い子でね」と。こんなようないろいろな、本当に自由にうたうことができるということで、多くの方が参加できるのではないかと思っております。
 そこで、この文化祭に向けて、現在、どのような計画をされておられるのか、お聞きいたします。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 石垣議員の御質問にお答えいたします。
 文化祭に向け現在どのような計画をしているかについてでありますが、本年6月に、国の国民文化祭実行委員会において、当町におきまして五行歌の全国大会を開催することが決定されましたので、去る8月7日に町長を委員長、町議会議長を副委員長とする当町の国民文化祭実行委員会の設立総会及び第1回実行委員会を開催いたしました。
 なお、平成21年に開催される国民文化祭五行歌の全国大会につきましては、実行委員会において具体的な内容を御検討いただき、事業を進めていくこととなります。
 また、既に、五行歌を広く町民や子供たちに親しんでもらい、身近に感じてもらうため、NPO法人清水町文化協会に依頼し、五行歌の講座を開設していただいたところであります。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 五行歌の講座もスタートしているようでありますが、まだまだ知られていないというのが実情ではないかと思います。もっとPRが必要だと思いますが、町民に対して今後どのようなPR方法を考えておられるのか、お聞きいたします。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 石垣議員の御質問にお答えをいたします。
 町民への広報の方法についてでありますが、7月から、毎月1回、「広報しみず」に国民文化祭や五行歌についてコーナーを設け、掲載をしています。
 今後は、五行歌講座の作品や小・中学生の作品を掲載しながら、町民の皆様に五行歌についての広報、PRをしていきたいと考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) この間実行委員会がスタートしたというお話が先ほどありましたけれども、この実行委員会のメンバーは、委員長が町長、副委員長が議長ということでありましたけれども、ほかにどのようなメンバーの方がおなりになっているのか、教えていただけますでしょうか。


◯議長(吉田 功君) 社会教育課長 山口君。


◯社会教育課長(山口敏昭君) 石垣議員の御質問にお答えいたします。
 実行委員会のメンバーについてということでございますが、実行委員会は、委員長を町長に副委員長を町議会議長とし、区長会、教育委員、社会教育委員、校長会、国際交流協会、観光協会、商工会、NPO法人文化協会、NPO法人体育協会、教育長、役場職員の15人で構成しております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 本当に、これから五行歌をどんどん盛り上げていかなければいけないと思います。平成21年に、きょうの質問にもありましたが、公民館の跡地に新しく施設ができるわけでありまして、全国的なこの文化祭をこういう新しいところでやるわけでして、大成功させなければいけないと思っておりますし、国体の文化版でございますので、十分な予算と、そして最後に、国民文化祭へ向けての町長の意気込みをお伺いしたいと思います。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 今、石垣議員からお話がありましたように、平成21年10月に、私たちの町清水町で、国体の文化版である国民文化祭の五行歌を開催担当することになりまして、この五行歌を成功させるための意気込みについての御質問でありますが、先ほど担当課長から御説明をさせていただいたとおり、8月に実行委員会を設置いたしましたので、具体的なことにつきましては、この先、実行委員会を中心に所作に入ってまいります。厳しい財政状況でありますが、思いを熱く、この文化祭を成功裏におさめさせていただくよう最善の努力に努めてまいりたいと思います。
 大会の円滑な運営に向けましては、最大の努力を重ね、石垣議員の御質問の趣旨にお答えできるよう、意気込みを持って頑張ってまいりたいと思います。
 繰り返しになりますが、五行歌につきましては、私も、7月26日、NPO法人清水町文化協会が開催いたしました草壁焔太先生、この方が創始者と伺い、じかに先生から講演を承りました。五行歌、先ほど課長の御答弁にもありましたように、短歌や俳句のような制限がなく、自由にその思いを発揮できるということで、大変興味深く、私も授業を承ったのであります。
 先ほど石垣議員から御紹介をいただきました、きのうちしゅん君、8歳、繰り返しになりますが、「勉強しなさい、宿題をしなさい、お手伝いをしなさい、お母さんうるさいね、静かにしなさい」と、こういう一つがありました。これは、先生のお話によりますと、世界の国々において共通の思いであるというふうに承りました。私も、この五行歌を見て、よし、私もひとつやってやろうと思って、家へ帰って即座に五行歌をつくりました。
 私ごとのPRになってどうかと思いますが、孫を称して、男の子と女の子、女の子を光に例え、男の子を力に例えてこんなものをつくりました。「孫よ光よ、輝け美しく、孫よ力よ、羽ばたけ雄々しく、どこまでも」、これ、五行歌におさまって、季語がなくて、非常に思いを入れやすいのかなというふうに感じました。
 この国民文化祭が一過性にならないよう、議員、御指摘のように、町としてできる限り啓発を重ねて、いい思いが町民に実感できるよう精進をしてまいりたいと思います。
 しかし、このことにつきましては、議会をはじめ多くの町民の御理解と御協力が大切であります。よろしく御理解いただきまして答弁にかえさせていただきます。
 ありがとうございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 5番 石垣君。
              (5番 石垣雅雄君登壇)


◯5番(石垣雅雄君) 町長のすばらしい五行歌、ありがとうございました。
 本当に、全国に清水町の文化や観光資源の情報発信をする絶好のチャンスであります。我々も大成功させていきたいと思っておりますので、ぜひ一丸となってよろしくお願いをいたします。
 質問を終わります。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして石垣君の一般質問を終わります。
 次に、11番 遠藤忠宏君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 賑わいのある「まち」づくり 観光編」「2 丸池周辺整備について」「3 農業政策について」。
 発言を許します。 11番 遠藤忠宏君。
              (11番 遠藤忠宏君登壇)


◯11番(遠藤忠宏君) それでは、議長のお許しを得ましたので、さきに通告してあります、6月にやらせていただきました「賑わいのあるまちの活性化」について、パート2、観光編でいきたいと思います。2番目に、丸池周辺整備についてを質問いたします。3番目に、わが町の農業政策についての3点について御質問をいたします。
 初めに、賑わいのあるまちの活性化についてでありますが、政府、国交省は、昨年12月に観光立国推進基本法を成立させ、2008年度に観光庁を新設することといたしました。では、今、なぜ観光を言い出したのか。観光は、起爆剤として地域経済の活性化や豊かな生活環境の創造等を目的に、魅力ある観光地づくりをすることにより、消費、生産、雇用の拡大など、直接的、間接的な波及効果をねらったものだと思われます。
 政府は、今後、各自治体や観光団体、商工団体等に対し、地域の住民と連携し、それぞれの地域で魅力ある観光地づくりを積極的に果たせるように求めているものであります。
 そのようなことから、私は、さきの6月議会において、賑わいのあるまちの活性化ということで一般質問いたしております。そのときの質問は、今の清水町において、基本となるイベントや柿田川公園を訪れる人々の現状をお聞きいたしました。そして、私なりに提言をいたしました。提言内容として、この地を訪れる観光客に対し、町の各種団体、商工会、観光協会、農業団体との連携、そして町の遊休地の活用、特産品、農産物の販売、観光案内所の設置等々についてお伺いをいたしました。
 そこで、町長や担当課長は、今までのような観光に対し、「消極的な受け身の態勢でなく、あらゆる機会を通して積極的に取り組んでいく」と答弁をしております。
 そこで、以下、質問に移ります。
 最初に、昨年12月に観光立国推進基本法が成立いたしましたが、この観光立国推進基本法の中身について説明を求めます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 地域振興課長 河原崎君。


◯地域振興課長(河原崎尊親君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 観光立国推進基本法の中身についてでありますが、観光立国推進基本法は、観光立国の実現に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって経済の発展、生活の安定・向上及び国際相互理解の増進に寄与することを目的として昨年12月に制定されたものであります。
 国は、観光を21世紀における日本の重要な政策の柱として明確に位置づけ、基本的施策として、国際競争力の高い魅力ある観光地の形成、観光産業の国際競争力の強化及び観光の振興に寄与する人材の育成、国際観光の振興、観光旅行の促進のための環境の整備に必要な施策を講ずることと規定をしております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 11番 遠藤君。
              (11番 遠藤忠宏君登壇)


◯11番(遠藤忠宏君) この観光立国推進基本法は、国として、各地域の経済の発展、そして地域の活性化のために観光という分野を重要な柱としておるということでありますね。
 ただいまの説明にありました観光立国推進基本法は、地方公共団体の責務において規定されているわけでございますが、私が6月議会におきまして町の観光に対する姿勢をただした中で、「観光に対して消極的な受け身の態勢でなくあらゆる機会を通して積極的に取り組んでいく」と町長は答弁しております。
 そこで、あらゆる機会とは、また積極的な取り組みとは具体的に何を指しているのかについて質問をいたします。


◯議長(吉田 功君) 地域振興課長 河原崎君。


◯地域振興課長(河原崎尊親君) 御質問にお答えいたします。
 あらゆる機会とは、また、積極的な取り組みとは具体的に何かについてでありますが、まず、あらゆる機会とは、新聞、テレビ、ラジオ等のマスメディアはもちろんのこと、インターネットのホームページ、大手旅行雑誌への掲載等、多くの方々の目に触れる機会を活用したいと考えております。
 次に、積極的な取り組みについてでありますが、マスメディアからの呼びかけに対して対応するという受け身の態勢でありましたが、現在は、マスメディアへの取材依頼及び掲載依頼を積極的に行い、地元のコミュニティFMやケーブルテレビにも観光スタッフが出演し、観光PRを行っているところであります。
 また、近隣市町で開催されるイベント等にも積極的に出向き、町観光協会や町商工会と連携して観光PRを行っております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 11番 遠藤君。
              (11番 遠藤忠宏君登壇)


◯11番(遠藤忠宏君) 観光の誘致について、あらゆる機会を通して積極的に取り組んでいくということでありましたが、前回の一般質問から、はや3カ月が経過をいたしました。この3カ月間で、町の、賑わいのあるまちづくりの活性化に対しどのような施策と行動をとってきたかについてお伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 地域振興課長 河原崎君。


◯地域振興課長(河原崎尊親君) 御質問にお答えいたします。
 この3カ月間で、町は賑わいのあるまちの活性化に対しどのような施策と行動をとってきたかについてでありますが、観光客の誘致ということで、6月議会以降、町観光協会や町商工会、各種団体、地元業者と連携して取り組んできた事業について、その一部を述べさせていただきます。
 6月議会では、東京都内、有楽町駅前のふるさと情報プラザにて、1カ月間、町の特産品の展示と観光PRを行ったことについて御答弁いたしました。その後も、町観光協会や町商工会にも御協力をいただき、県東京事務所が主催しました県知事と静岡県出身の一部上場企業の会長、社長との意見交換会の折、「富士山百年水」を提供するなど、多くの方々の目に触れる機会を得て、PRを行っているところであります。
 県内でのPRにつきましては、6月に富士宮市で開催されたB−1グランプリや8月に三島市で開催されたウォーキングイベントなど、近隣市町で開催される各種イベントに参加し、特産品の紹介コーナーや観光パンフレット配布等のPRブースを設けております。
 また、県観光協会発行の情報誌や県東部地域のイベント情報誌、大手旅行雑誌にも、町内の観光名所や飲食店、イベント情報等を掲載しております。
 さらに、観光ボランティアガイドにつきましても、現在、月に2団体程度のガイドの依頼があり、県外から訪れる観光客に対し、おもてなしの心を持った温かみのある案内を通じて、清水町の魅力をPRしているところであります。
 このように、町観光協会や町商工会のみならず、東京事務所や大手旅行会社、マスメディア各社等とも連携をし、取り組んでおります。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 11番 遠藤君。
              (11番 遠藤忠宏君登壇)


◯11番(遠藤忠宏君) 町も観光客の誘致に対して積極的に動き始めたということがわかりました。
 国は、観光立国推進基本法に基づいて観光庁を新設し、観光を目玉として国内外の人の流れをつくろうとしております。静岡県においても、富士山静岡空港の開港やファルマバレープロジェクト、富士山の世界遺産への登録等により、静岡県東部地域に国内外の人の流れをつくろうとさまざまな施策を講じております。
 このような時期に、伊豆の玄関口に位置するわが町として、黙って観光客を見逃す手はないのではないかと私は思うのであります。
 そこで、今後、そうした観光客の引きとめ策についてお伺いいたします。町の活性化にどのように結びついていくかについてもお伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 地域振興課長 河原崎君。


◯地域振興課長(河原崎尊親君) 御質問にお答えいたします。
 今後の観光客の引きとめ策と町の活性化にどう結びつけていくかについてでありますが、御質問にあったとおり、わが町は伊豆の玄関口に位置しており、宿泊客こそ少ないものの、伊豆に宿泊する多くの観光客が立ち寄ることができるところであります。
 そうした観光客の引きとめ策としてはもちろん、町観光協会や町商工会と連携して観光PR等に努めてまいりますが、近隣市町と連携した広域での取り組みが重要であると考えております。
 現在、静岡県東部地域に各種コンベンションを誘致するための態勢を整えるべく、静岡県東部地域コンベンションビューローの設立準備会を8市5町の広域連携で組織しており、本年11月には発足する方向で進めております。コンベンションの誘致は静岡県東部地域の商業観光のさらなる振興と地域活性化を図り、まちづくりの発展に寄与することを目的としており、町もこれに参加することで、観光客の引きとめ、町の活性化を図ってまいりたいと考えております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 11番 遠藤君。
              (11番 遠藤忠宏君登壇)


◯11番(遠藤忠宏君) それでは、そうした町の活性化について、行政が主導権を持っていくのか、それともPFI方式、要するにプライベート・ファイナンス・イニシアチブでございますが、民間の持つ能力の活用ということで、行政ともども民間に任せていくのかと、これについてお伺いをいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 地域振興課長 河原崎君。


◯地域振興課長(河原崎尊親君) 御質問にお答えいたします。
 町の活性化について、行政が主導権を持っていくのか、それとも民間に任せていくのかについてでありますが、町の活性化については、町内のさまざまな業者や各種団体が一丸となって取り組んでいくことが重要であると考えております。
 そのためには、民間の持つ能力を活用して地域経済の活性化を図り、町内の商工業者が持続的に発展することが必要であります。町観光協会や町商工会が中心となって地域経済の活性化に取り組むことはもちろんですが、行政としても積極的に支援してまいりたいと考えております。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 11番 遠藤君。
              (11番 遠藤忠宏君登壇)


◯11番(遠藤忠宏君) ただいまの答弁で、行政としても積極的な支援をしていくということでありましたが、民間では、一生懸命いろんな方法でもって町のPRをしております。私自身も、他市町村へ議員視察で行ったときなどは「富士山百年水」をお土産に持っていき、わが町の自慢「柿田川のおいしい水」とともにわが町のPRを積極的にしておりますが、町のPRという面では、名刺を持っていくよりも大きな効果があるわけであります。そうした意味で、行政として町のPRをもっとしていくべきであると思います。
 そこで、わが町清水町のPRについて行政としてどのようなことができるか、町長にお伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 遠藤議員の御質問にお答えをいたします。
 わが町清水町のPRについて行政としてどのようなことができるかについてでありますが、わが町清水町には、議員、御指摘のとおり、東洋一の湧水・柿田川をはじめ本城山など自然豊かな観光資源があります。また、自然はもちろん、柿田川の水でつくられた「富士山百年水」、そして「緑米」などの特産なども大切な資源の一つであると理解をしております。そして、何よりもおもてなしの心を持ったこの町に住む町民はわが町における大切な魅力であると考えております。
 町といたしましても、ただいま遠藤議員から御紹介いただきましたように、名刺がわりに「富士山百年水」を持参するアイデアなども参考にしながら、わが町の魅力を全国の方々に知ってもらうべく、さまざまな場面で売り込みのチャンスを探し、町観光協会や商工会と情報交換する中、相互にさらなる連携を図り、あらゆる機会を通じて積極的にPRに努めてまいりたいと考えております。どうか遠藤議員のアイデア等々、よろしく御指導、御提言を期待して答弁といたします。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 11番 遠藤君。
              (11番 遠藤忠宏君登壇)


◯11番(遠藤忠宏君) 町長の積極的な行動に期待をしてまいりたいと思います。
 そして、また三島市には「まちなみ再生課」、沼津市には「観光交流課」と独立の課を持って対処している例もあるわけでございます。当町においても独立の課を新設してみるのも一つの考え方ではないかと私は思うわけでございます。
 賑わいのあるまち、活気のあるまちとは、定住の人口だけだと、経済活動も鈍り、町は活気が消えてしまいます。景気を支え生き生きとした町であるためには、外部からの交流人口に大いに依存しなければなりません。それが観光であります。そのために、機会あるごとに、一にも二にもPRをすることを欠かすわけにはいきません。
 わが町は東洋一の湧水があり、誇れる町であります。人を呼び込める材料のある町であります。行政も先頭に立って、他団体との連携を密にし、また、観光に関係をしていない地域の人々にも協力を仰ぎ、わが清水町がより活性化した町になるために真剣に取り組んでいくため、よろしく御協力をお願いしたいと思います。
 それでは、標題2、丸池周辺整備についてでありますが、三島市、沼津市、清水町の2市1町の行政や商工会、そして観光協会が、「地域おこし」をテーマに研究会を再三にわたって行い、「町中がせせらぎ」というテーマで研究会をやっておりました。そして、ウォーカー向けの広域回遊マップを完成させました。ここにあります。このマップは、三島駅に降りた観光客、また、参加できる人々が集合しやすい三島駅を基点とした各市町の名勝、公園、清流、景色、港を入れた全行程15キロメートルのマップであります。マップを手に850人から1,000人の方がウォーキングに参加をしていると聞いております。
 ご存じ、三島市では、行政、観光協会、商工会議所、また多くの市民の手によって環境整備に力を入れ、一枚岩となって取り組んでおります。そのために、国や県から数多くの表彰を受け、毎日、新聞紙上をにぎわせております。
 マップにはわが町も4カ所が記載されており、ウォーキング大会参加者のすべてが掲載された場所を通過しております。わが町の通過場所でございますが、三島市側の清住緑地公園、それから、そこにあります丸池、柿田川公園、ナチュラルビレッジ、本城山公園、ここから狩野川の堤防を通りまして沼津港へ行くコースとなっております。
 わが町の最初に訪れる丸池は、町長もよく覚えておられると思いますが、子供のころの丸池はとてもきれいな池でございまして、「逆さ富士」など、池に写る場所でよく遊んだ経験もあろうかと思います。
 丸池から町内を流れる小川には、どこにも小魚やイモリ、トンボ、ホタル、水草など子供のころの環境の場であり、遊びの小川でございました。環境の変化は一朝一夕に取り戻すことはできません。今から未来に向けて手を入れていかなければなりません。でないと取り返しのつかない問題となってしまうことでしょう。
 私は、どこを探しても、丸池のようなすばらしい環境のところはそうざらにあるものだとは思いません。環境が破壊される前に手を入れるべきだと思います。取り返しのつかなくなる前に忠告をしておきます。整備の実施を促す意味から、次の点について質問をいたします。昔から、満々ときれいな水をたたえた泉郷地の水田の農業用水として使われてきました丸池は、近年丸池内の湧水が枯れ、渇水期には水のない状況であります。
 こうした中で、丸池を管理する丸池かんがい用水土地改良区では、水をたたえる丸池の復活と維持管理を目的に、同土地改良区が主体となりため池として丸池の護岸整備を検討していると聞いております。
 そこで、まず、丸池かんがい用水土地改良区が計画をしております護岸整備の概要についてお伺いをいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 地域振興課長 河原崎君。


◯地域振興課長(河原崎尊親君) 御質問にお答えいたします。
 護岸整備の概要についてでありますが、丸池西側護岸の延長約85メートルが昔からの石積み状態であり、老朽化に伴いところどころにすき間ができていることから、西側の護岸を整備していく計画であると伺っております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 11番 遠藤君。
              (11番 遠藤忠宏君登壇)


◯11番(遠藤忠宏君) 護岸整備の内容につきましてはわかりました。
 それだけの規模の丸池護岸整備であれば、私は多額の経費がかかるものと予想をしておりますが、その整備事業が国や県の補助対象事業になるのかについてお伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 地域振興課長 河原崎君。


◯地域振興課長(河原崎尊親君) 御質問にお答えいたします。
 その整備事業が国や県の補助対象事業になるのかということでありますが、整備に関する補助メニューを調査した中で、当町は農業振興地域の指定がないことから、農業関係の国や県の補助対象事業に該当するものがありませんでした。
 しかし、農業関係ではありませんが、単年度事業として県単独自然災害防止事業ため池整備が活用できることがわかりましたので、丸池かんがい用水土地改良区では、平成20年度事業として県へ申請していくとのことであります。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 11番 遠藤君。
              (11番 遠藤忠宏君登壇)


◯11番(遠藤忠宏君) ただいまの答弁で、このわが町は農振地域でないと。農振地域の指定がないため、こうした事業に対して農業関係の国や県の補助金などはなく、ただし、唯一、県単独の自然災害防止のため池事業に該当するということでしたので、そこで町長にお伺いいたします。
 丸池かんがい用水土地改良区が取り組む護岸整備事業に対して、農業振興地域の指定がない、農業関係の国、県の補助事業にならないという多きなハンディを持っているわけですが、丸池はもちろんのこと、泉郷地に残っている緑豊かな水田を守るために、町もこの事業に対して支援していっていただけるものかについてお伺いをいたします。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 遠藤議員の御質問にお答えをいたします。
 丸池かんがい用水土地改良区が取り組む護岸整備事業に対して、町もこの事業に対し支援していく考えがないかについてでありますが、丸池は、今、議員、御指摘のとおり、町の東方に位置する緑豊かな田園の源泉でもあり、私たち清水町民にとって、自然と共生する地域環境を保全する上でなくてはならない湧水池であると思っております。
 また、富士山を望む景観もすばらしく、後世に残していきたい大切な場所であることから、町といたしましても、丸池護岸整備事業につきまして、できる限り支援をしていく考えであります。
 以上、よろしく御理解をお願いします。


◯議長(吉田 功君) 11番 遠藤君。
              (11番 遠藤忠宏君登壇)


◯11番(遠藤忠宏君) わが町の誇れる数少ない湿地帯、また町民が癒される公園的環境の保全のために、丸池かんがい用水土地改良区ともども、ぜひ町が全面的にバックアップをしてやってほしいと願うわけでございます。そして、年間を通し小川に水が流れるような策を講じてくれることを期待いたしまして次の質問に移ります。
 それでは、最後に、標題3、農業政策についてであります。
 現在、地球の温暖化の現象を目の前にして、環境が大きな問題となってきております。食料に関し、わが町の自給率は40%を切って、諸外国からの食の輸入に頼っているのが現状であります。その輸入の商品につきましても、食の安全に対し疑わしいものが入ってきております。はたまた環境の破壊ということで、自動車の排気ガス問題が取りざたされ、燃料が石油から植物燃料に転換をされ始め、食料の穀物が人間の口に入りにくくなる時代となってきております。
 そのような変化により、これからの農産物は、人間や家畜が食べるのか、はたまた自動車が食べるのか、将来の食料不足や食の安全、価格の高騰と、いずれにしても食に対する変化が起き始めていることに気がつかないわけにはいきません。変化というのは抑止不可能な現象で、中長期的に推移し、絶対にもとに戻らない現象のことであります。
 このようなことから、将来ともわが町の住民が安心して食することのできる食の確保のためにも、現在の農業のあり方や農業の育成に行政として力を貸すべきときだと私は思っております。
 わが町では、県下で唯一、農業振興地域の指定がなく、国や県から、農業施策に対して補助やさしたる助言も受けられない大変厳しい現実があります。しかし、だからかえって、独自の施策の展開は可能ではないでしょうか。
 そこで、知恵を出し合い、農政に対し新たな道を探りたく質問をしてまいります。
 町の実施計画の、「産業の活力を実感できるまちづくりを」という見出しを見ても、農業祭の支援とか、ふれあい農園事業が記載されております。私は、これぐらいで町の地域振興をバックアップは十分しているのか、またその考えについてをお伺いいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 地域振興課長 河原崎君。


◯地域振興課長(河原崎尊親君) 御質問にお答えいたします。
 農業祭の支援、ふれあい農園事業の実施、これぐらいで町の地域振興のバックアップは十分かについてでありますが、当町の農業は、宅地などへの農地転用や後継者不足などの厳しい状況の中で、都市近郊型農業を展開しております。
 町の施策といたしましては、都市近郊型農業の振興として、施設園芸などの地域性を生かした農業の自主的な活動を支援し、農産物の消費拡大や地場産品PRの促進などを進めております。また、農地の浸水被害軽減のための整備等、生産基盤の保全にも努めております。
 今後とも、農業関連団体と連携をして、地域性を生かした農業振興に努めてまいります。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 11番 遠藤君。
              (11番 遠藤忠宏君登壇)


◯11番(遠藤忠宏君) ただいまの答弁にありましたように、当町の農業振興施策は大変難しいものがあるわけでございます、ぜひ知恵を出し、農業関係団体と協力をして、農業振興に頑張っていただきたいと思います。
 次に、将来、清水町の農業をどのようにしていかれるかについて、町長にお伺いをいたします。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 将来の清水町の農業をどのようにしていかれるかでありますが、農業は、その生産活動を通じて、食料の安定供給という役割に加え、水源、かんようなどの多面的な機能を有しているほか、近年、誰もが利用できる町民農園などとしての利用も求められております。また、輸入農産物の増加や内外価格差、食料消費の多様化等伸び悩みのほか、農産物に関する安全志向の高まりがあります。
 こうした中、魅力ある農業の振興を図るため、適切な生産基盤の確保等々に努め、当町の置かれた環境下の中での厳しい農業でありますが、極力保全し、緑豊かな、そして地下水のかんように努めていきたいと、かように思っております。
 以上、よろしく御理解、お願いします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 11番 遠藤君。
              (11番 遠藤忠宏君登壇)


◯11番(遠藤忠宏君) ただいま、町長の清水町の農業に対する考えを聞かせていただきました。
 それでは、次に、新しい営農の方法を、消費者の意見を聞きながら、行政なり、他団体が主導して地産地消をすることにより活力のある町ができるのではないかと、このことについて伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 地域振興課長 河原崎君。


◯地域振興課長(河原崎尊親君) 御質問にお答えいたします。
 新しい営農の方法を、消費者の意見を聞きながら、行政なり、他団体等が主導して地産地消することにより活力のある町ができるのではないかについてでありますが、農業祭などの機会を通じて生産者と消費者の交流を図り、消費者の声が直接生産者へ届くような機会を増やしてまいります。
 また、地元でつくった農産物を地元で消費する地産地消につきましては、青空市や朝市などを通じて安全性の高い農産物が手軽に住民の手に入るような仕組みを検討してまいります。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 11番 遠藤君。
              (11番 遠藤忠宏君登壇)


◯11番(遠藤忠宏君) 今後、都市化の著しい当町に合った地産地消が推進されるよう、農業団体と連携して、成果の上がることを期待いたします。
 それでは、最後に、全国的に成功の例の多くあるいろんな手法を研究し、地産地消の特徴ある複合型街頭販売等の設置等について、行政が指導を行う考えはないかについて町長にお伺いいたします。
 その前に、私も、先般この問題で、栃木県とか、山梨県とか、長野県の視察に行ってまいりました。なるほどなと、こういうやり方もあるなという勉強をしてまいりました。
 そこで、当町も、ぜひ複合型の販売所、こういうものも行政として指導していかれるかどうか、これについて質問をいたします。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 遠藤議員の御質問にお答えいたします。
 地産商品の特徴ある複合型街頭販売所の設置等、行政の指導を行う考えはないかについてでありますが、全国的にいろいろな研究がなされ、その中で、成功されているケースが多々あると伺っております。
 農業関係団体や商工会等の他団体の方々の御意見を伺いながら、当町に合致した農業、商業、観光が複合された地産商品の街頭販売所設置の可能性について、関係機関、関係団体と連携して調査・研究していきたいと考えております。よろしく御理解をお願い申し上げます。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 11番 遠藤君。
              (11番 遠藤忠宏君登壇)


◯11番(遠藤忠宏君) 最後に、毎回いろんな分野の質問をしているわけでありますが、究極は、この町やそこに住む人々の生活の安定向上のためであります。
 ぜひ地に足をつけ、方向性を期待して私の質問を終わります。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして遠藤君の一般質問を終わります。
 暫時休憩いたします。
                                午後03時26分休憩
                                ────────
                                午後03時38分再開


◯議長(吉田 功君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 次に、9番 松浦俊介君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 臨時(非常勤)職員の待遇について」「2 東海地震に対する備えについて」。
 発言を許します。 9番 松浦俊介君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) それでは、議長の許可を得ましたので、さきに通告してあります、1、臨時(非常勤)職員の待遇について、2、東海地震に対する備えについての2点について質問いたします。
 それでは、まず1点目の、臨時(非常勤)職員の待遇について伺います。
 東京都荒川区では、今年度から非常勤職員に対する待遇をあらため、給与アップのほか、経験や能力に応じて昇進する制度を導入しております。
 それでは、以下、3月1日の読売新聞を引用いたします。
 「−区役所非常勤にも昇進制度−東京荒川 東京都荒川区は、新年度から非常勤職員に対する待遇をあらため、給与アップのほか、経験や能力に応じて昇進する制度を導入する。民間で正社員と非正社員の格差是正が課題となる中、公務員についても、常勤と非常勤との待遇格差をできるだけ解消し、非常勤職員の意欲を引き出したい考え。区によると、非常勤職員の昇進制度は珍しいといい、他の自治体から問い合わせが相次いでいる。正規の職員とは別に採用される非常勤職員は、原則、単年度ごとに契約が更新される。常勤職員は週40時間の労働が基準となるのに対し、非常勤の場合は週30時間程度が基準となるケースが多い。ボーナスや退職金の支給もない」、以上、引用を終了します。
 当町は、平成15年には285名いた正規職員も、平成22年には258名まで削減するとの定員適正化計画があります。臨時職員の責任や負担も重くなってきているように見受けられます。現在の嘱託職員やそのほかの臨時職員の処遇や待遇等を検証し、今後の方向性を伺いますが、まず、具体的に当町の臨時職員の種類と、どのような職種においてそれぞれ何人雇用しているかを伺います。


◯議長(吉田 功君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 当町の臨時職員の種類と職種ごとの人数についてでありますが、臨時職員の種類は、嘱託職員とその他の臨時職員の2種類がございます。
 嘱託職員とは、特殊な資格や技能を有するとか、恒常的に変則勤務を強いるような職員として、現在、IT関係1人、保育所調理師2人、公民館用務員1人の合計4人を雇用しており、荒川区と同様、職員に準じた給与体系となっております。
 次に、その他の臨時職員といたしまして、短時間勤務者を除いた、1日労働時間が8時間の職員、いわゆるフルタイムの職員に限定させていただきますと、事務職員17名、保育所保育士31名、幼稚園教諭8名、保健師、看護師4名、その他14名の合計74名となっております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) 嘱託職員も含め臨時職員が74名いるとのことでありますが、決して少ない人数ではありません。
 今回、私は、臨時職員の職員数が適正かということではなく、正規職員が削減される中、臨時職員の役割はその分重くなってきており、中には正規職員にもまさる働きをする職員もいると聞いております。そこで、臨時職員の待遇改善が必要ではないか、働きに応じた待遇がされているかという観点から質問させていただきます。
 そこで、嘱託職員を除く臨時職員の賃金と休暇などの付与制度がどうであるか、また、近隣と比較してどのようなレベルにあるのかをあわせて伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 臨時職員の賃金、休暇制度についてでありますが、まず、臨時職員の賃金でありますが、事務職で日額7,600円、保育士で日額8,640円、幼稚園教諭で日額8,480円、用務員で7,440円、保育所及び学校調理員で7,840円、保健師で9,680円、看護師で9,120円などが主なものであります。
 また、休暇制度につきましても、有給休暇は年間を通しまして12日間付与され、特別休暇も、正規職員に準じ忌引きや夏季休暇等も整備されており、賃金単価及び休暇制度ともに、近隣自治体に比べても遜色ないものとなっております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) ただいまの答弁で、賃金等はじめ臨時職員の休暇制度などは近隣と比較しても遜色がないことがわかりました。
 そこで、あえて質問しますが、臨時の職員、保育士で、長く勤務され、子供や保護者からも評判がいい保育士さんがいるとします。この方と新たに臨時の保育士1年目の方の賃金では、同じ日額8,640円が適用されることとなるのかを伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 保育士の関係で、長く、評判の良い保育士と初めての採用の保育士の賃金の単価の比較ということでございますが、いずれも日額8,640円が適用されます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) ただいまの答弁で、どのような臨時職員でも一律の賃金単価が適用されるということでありましたが、人間が働き、良い仕事をしてもらうためには、正当な評価をし、本人にやりがいを抱かせることが大切であります。臨時職員がいくら良い仕事をしても評価されず一律の賃金単価であるということは、勤労意欲に影響し、仕事の成果にもあらわれるのではないでしょうか。
 そこで、資格や経験、仕事の評価といった面から、賃金に良い意味で格差を設けることはできないかを伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 賃金に格差を設けられないかについてでございますが、臨時職員の基本は、あくまでも正規職員の事務補助であります。また、将来の雇用も担保されるものではありません。しかしながら、保育士や幼稚園教諭等は正規職員に順ずる業務をこなしており、また、保育という特殊な業務でありますので、勤務年数も長い方がおられます。
 これらの職種につきましては、議員、御指摘の、経験や実績に配慮することも検討に値するのではないかと考えますので、今後、導入の可否をはじめ対象の職種や内容について検討していきたいと考えております。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) ただいま、臨時職員の待遇改善について検討するとの前向きな答弁をいただきました。
 私も、いたずらに賃金を引き上げて人件費の高騰を招くことは避けなければならないと考えておりますが、臨時職員であっても、一生懸命働いている方に正当な評価をお願いしたいと考えておりますので、ぜひ良い検討結果をお聞かせいただけるようお願いいたします。
 続きまして、標題2の、東海地震に対する備えについて質問をいたします。
 7月16日に、新潟県柏崎市を中心とした地域で震度6強の中越沖地震が起こりました。3年前に、同じく新潟県川口町で震度7を記録した中越地震以来、再び震災ボランティア現地調査を行いましたが、現地に入るに当たり、町長の御理解も得て、当町の特産品である「富士山百年水」を5箱、500ミリリットルのペットボトルで120個分とアルファ米3箱、150食分を持っていくことができました。
 7月20日に柏崎市へ入り、市中心部の倒壊したお寺とその御近所の方々に分けてまいりました。断水し、物資が不足してなかなか行き渡らない状況の中で、持っていった「富士山百年水」とアルファ米は大変喜ばれました。この場をお借りして深く感謝申し上げます。
 さて、マグニチュード8級が予想される東海地震について考えてみますが、次の2点のどちらかを満たしている地域を地震防災対策強化地域と言うそうです。
 1点目は、地震の揺れによる被害について、震度6弱以上の地域、2点目といたしまして、津波による被害については、20分以内に高い津波、沿岸で3メートル以上、地上で2メートル以上が来襲する地域、以上2点ですが、静岡県は全域、沿岸部におきましては、神奈川県茅ヶ崎市から三重県熊野市まで、内陸部では山梨県や長野県南部、岐阜県中津川市も対象になっています。
 静岡県地震防災センターのホームページによりますと、静岡県の想定震度は、震度5弱が面積率で5.0%、6弱が74.4%、6強が18.9%、震度7が1.7%となっています。
 清水町は、震度6強が54.5%、6弱が45.5%となっています。震源地に近い方が震度7で、遠い地域が震度5強と単純には言えません。東は伊東市、三島市、沼津市、西部地域では新居町や旧雄踏町、旧舞阪町、旧細江町でも震度7が想定される地域があります。つまり、静岡県全体が柏崎市のようになることが想定されます。
 大規模地震が起きた後の当町の対応を確認し、町民が準備すべきことは何かを伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 発生が予想される東海地震で、災害後の当町の対応と町民が準備すべきことは何かということでございますが、震災直後には、町は、まず災害対策本部の立ち上げを行い、同時に静岡県防災局との情報連絡網となる総合防災情報システム、ASSIST−IIを立ち上げるとともに、災害対策本部に参集した職員は、防災計画により決められた担当部署の任務につき、情報の収集と7カ所の広域避難所の開設に出動いたします。
 また、東海地震が発生すると全県下に及ぶ多大な被害が予想され、ライフラインの寸断による不自由な生活を余儀なくされることが想定されることから、町民の皆様には、日ごろから東海地震に備えて、家屋の耐震補強や家具の固定、避難所の確認を行うとともに、最低3日間の、家庭や個人に合った食料等を準備しておくことを呼びかけているところでございます。
 以上です。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) 前回の中越地震の際、小千谷市でも見られましたが、今回の中越沖地震では、発生当時、116カ所の避難所が設置され、ピーク時には約1万2,500人が身を寄せました。避難所は、市の小・中学校だけではなく、保育園園庭、公園や公共施設駐車場など、あらゆるところに住民の方が避難しておりました。
 清水町では7カ所の広域避難地を設定していますが、それ以外の公共のスペースに住民の方が避難した場合どう対処するのかを伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 中越地震後にボランティア活動に議員が入られたときに、中越では116カ所の避難所ができていたと、清水町でもこのような状況になったときにどう対処するのかについてでございますが、清水町地域防災計画の地震対策編に定めてある7カ所の広域避難地が地震災害時の被災者の救助の拠点となるため、ここに職員の派遣を行い、情報収集や避難地での物資要求などの対応を行います。
 点在の避難地の対応につきましては、場所の特定や状況等が把握できませんので、面積が狭い清水町においては、7カ所の広域避難地を拠点と考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) 清水町で避難所が開設された場合、各避難所にはどのような物資をどの程度配備できるのかを伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 避難所が開設された場合、各避難所にはどのような物資をどの程度配備できるかについてでございますが、県が定める清水町の被害想定に対応するための資機材の整備につきましては、他からの支援が整うまでの3日間を過ごす想定で、中長期避難者5,500人分の食料、具体的には、アルファ米4万9,500食をはじめ移動式炊飯器6器、災害対策本部避難所用仮設トイレ100基、ダンボール製簡易トイレ120基、仮設救護所用エアテント3基、500ミリリットルのペットボトルの水1万本等を用意しております。
 これらの災害用備蓄品は、7カ所の広域避難所に配置した職員からの支援要請により、避難人数に合わせた配分をする計画でございます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) 静岡県地震防災センターのホームページによりますと、東海地震が起きた場合、ライフラインについては、ほぼ全体が復旧するまでに、電力、6日から12日程度、電話、12日程度、都市ガス、上水道、下水道、30日程度となっています。つまり、1カ月間、自宅のトイレやおふろが使えないことが想定されます。
 柏崎市は、地震発生から半月の7月31日に市内全域で通水は可能になったようですが、震災前のように各戸への通水は完了していません。中越沖地震は直下型地震ですので、被害地域が東海地震に比べれば局所的ですが、それでも復旧にかなりの時間がかかっています。東海地震で、静岡県じゅうが断水して、果たして1カ月で復旧するのか、大変不安であります。
 柏崎市は、トイレを公共施設、避難所や公園など市内各所に設置していました。以下、7月17日の地震発生翌日の柏崎市のホームページを引用いたします。
 「−仮設トイレについて各町内会長にお知らせします−情報発信元・危機管理官監 あしたから、自宅にいる方のための仮設トイレを設置します。きのうから、きょう(17日)にかけて避難所や主な公園などの仮設トイレを設置しましたが、あした(18日)からは自宅にいる方の仮設トイレを設置します。設置を希望される町内会長は、本日(17日)午後7時までに、設置場所を決めて、必要な数を市役所環境政策課までお知らせください。仮設トイレの場所はなるべくまとめて設置するようお願いします。なお、公園などの仮設トイレを使用する場合はトイレットペーパーを用意してください」、以上、引用を終了します。
 柏崎市は、町内会、自治会ごと仮設トイレをかなりの数設置できました。では、静岡県全域で被害の出る東海地震時におきまして仮設トイレをどれだけ用意できるのでしょうか。レンタルできる仮設トイレの数がどれだけあるのかわかりませんが、多分足りなくなるような不安にかられます。清水町で用意してあるトイレは、仮設トイレ100基(災害対策本部と避難所用)、ダンボール製の簡易トイレが120基と伺いました。
 これを町内7カ所の広域避難所、総合運動公園、清水小学校、清水中学校、南小学校、沼津商業高校、南中学校、西小と役場に設置するということですが、避難所から遠い地域や避難所が西小だけのような西小校区の地域では、さらなる対応が迫られることが十分に予想されます。
 それでは、その仮設トイレのし尿などの処理はどのようにされるのかを伺います。


◯議長(吉田 功君) 住民生活課長 杉山君。


◯住民生活課長(杉山 滋君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 仮設トイレのし尿等の処理はどのようにされるのかについてでありますが、当町が配備している仮設トイレには、し尿等を固形化するタイプと、通常のし尿等をためるタイプがありますが、固形化した処理につきましては、可燃ごみとして処理いたします。
 また、通常のし尿等はバキューム車等によるくみ取り処理となります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) そうしますと、可燃ごみ処理、し尿処理の施設に運ばなければなりません。中越沖地震では、柏崎市は、可燃ごみの処理施設、クリーンセンターかしわざきが被害を受け、使用できなくなりました。以下、7月24日の読売新聞を引用します。
 「−ごみ処理復旧11月以降に−柏崎市、刈羽村 新潟県中越沖地震で被害を受けた柏崎市と刈羽村の可燃ごみ処理施設クリーンセンターかしわざきの復旧が11月末以降になるおそれが出てきた。大きく損傷した煙突の建て替えだけに4カ月以上かかる可能性が高く、余震の警戒から内部調査にも着手できていない。3年前の中越地震では約1カ月で被災地の施設は復旧し、周辺自治体がごみを受け入れた。だが、今回は各自治体とも施設の修理などで能力いっぱいの稼働を強いられており、長期的に受け入れられるかどうか不安が広がっている。クリーンセンターかしわざきは、高さ約59メートルの煙突の一部が崩れ、6メートル短くなって傾いた。また、施設内の被害状況を調べるにも立ち入ることができず、償却システムの検査もできていない。柏崎市クリーン推進課は、修理が煙突だけで済むのかどうかもわからないと頭を抱える」、以上、引用を終了します。
 そこで、現在、委託している三島市、函南町の施設が地震により使用できない場合が考えられますが、どのように対応するのかを伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 住民生活課長 杉山君。


◯住民生活課長(杉山 滋君) 現在委託をしている三島市、函南町の施設が地震により使用できない場合の対応についてでございますけれども、東海沖地震が発生した場合には、確かに、三島市、函南町の処理施設につきましても使用できないことも予想され、また、沼津市をはじめとする東部地域の各市町の処理施設も使用できないことも想定できます。
 そこで、清水町ではどう対応するかになりますが、このような災害時には、静岡県地域防災計画による災害時し尿及び生活系ごみマニュアルに従いまして、県に応援を要請することになります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) 県に応援を要請しても、ごみ・し尿の行き場がなければ困るわけですが、県はどのように対応されるのかを伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 住民生活課長 杉山君。


◯住民生活課長(杉山 滋君) 県に応援を要請いたしましても、ごみ・し尿の行き場がない場合にどういうふうにするかということでございますけれども、県では、災害等により自助努力の限度を超えて一般廃棄物の適正な処理に支障が生じた場合などは、県内の市町等が相互に援助するための一般廃棄物処理に関する災害時等の相互援助に関する協定書を平成13年3月30日に県内の全市町村及び一部組合で県が立会人として協定書を締結しておりますので、まずは県内の7圏域内で確認しますが、当町は駿豆圏域で可能かどうかを確認し、対象がなければ県内全域で受け入れ可能な処理施設に要請することになります。
 なお、県内でも処理ができない場合には、県の指導の下、県外に依頼することが考えられます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) まずは、処理施設については県に要請し、対応していただけるということで、少し安心いたしました。
 しかしながら、処理施設がすぐに使えれば問題がないのですが、行き先が決まるまでの間においても、日々、家庭ごみやし尿は排出されます。災害時は、通常以上にごみが出ます。水が使えませんから紙皿やサランラップなどを多用します。ペットボトルで水分の補給をしますし、壊れて捨てるものもたくさん出ます。
 柏崎市ではごみの減量を呼びかけていますが、一時的に各家庭でキープできても、それも限界があります。柏崎市ではクリーンセンターが使用できなくなりましたが、近隣自治体の協力で、通常どおりの収集日で可燃ごみの収集を行うことができました。
 当町の場合、行き先が決まるまでの間、ごみ等は個人が保管するのか、どこに出したら良いのかを伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 住民生活課長 杉山君。


◯住民生活課長(杉山 滋君) 行き先が決まるまでの間のごみ等の処理はどうするのかについてでありますが、災害後の廃棄物等は、通常以上にごみの量が発生する中で、処理施設が決まるまでの間につきましては大変苦慮することが予想されます。
 特に、当町の場合は処理施設がありませんので、施設内での保管もできません。まずは、県の指導の下に処理施設の委託先を決定することを優先しなければならないと考えております。しかし、ごみ収集に関しましては、できるだけ早い時期に実施しなければなりませんので、災害時に廃棄物を一時的に預かる震災廃棄物仮置場の確保が必要になります。
 清水町の震災廃棄物仮置場の必要面積は、県が22万平方メートル余と見込んでおりますが、現在、公共施設や農地等の所有者に了解をいただきながら、44%の確保がなされております。今後100%の確保ができるよう努めております。
 いずれにいたしましても、震災廃棄物仮置場の確保がされた場合には、ごみの収集に一日でも早く取かかれるよう努力してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) ごみ処理についてはある程度理解しましたが、し尿処理についてはどうされるのかを伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 住民生活課長 杉山君。


◯住民生活課長(杉山 滋君) し尿の処理はどうされるのかについてでございますけれども、し尿処理につきましても、ごみ処理と同様に、一般廃棄物処理に関する災害時等の相互援助に関する協定書に基づき処理施設の委託先の確保に努めます。
 なお、し尿等の収集におきましては、県が静岡県環境整備事業協同組合及び日本環境保全協会静岡県連合会と災害時におけるし尿等の収集運搬に関する協定書を平成17年3月31日に締結しており、県内の災害時におけるし尿浄化槽汚泥の収集運搬を、市町からの要請を受け、県が組合に支援を要請することで、原則無償で実施していただけることとなっております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) それでは、まとめまして、東海地震後に、ごみ・し尿処理に関して我々町民ができることは何であるかを伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 住民生活課長 杉山君。


◯住民生活課長(杉山 滋君) 東海地震後にごみ・し尿処理に関して町民ができることはどんなことであるかについてでございますが、当町は土地も狭く、住宅も密集している中で、処理施設もありません。したがいまして、災害時には、一時的に補完する場所を探すのも苦慮することも予想されます。
 災害が起きた際には住民の皆様が大変苦労されることも予想されますが、町からの広報等による指示などに耳を傾けていただきまして、正しい情報を収集し、その時点でのごみ・し尿処理態勢に御協力をいただければと考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) 続いて食料について伺いますが、当町ではアルファ米を用意していますが、乳幼児や高齢者、アレルギー体質の方など町で備蓄している食料が食べられない人への対応について伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 乳幼児、高齢者、アレルギー体質の方々で、当町が備蓄している食料が食べられない人への対応についてでありますが、町では、長期の保存が可能な山菜おこわ、五目御飯、赤飯、梅がゆのアルファ米を保管してあります。また、アレルギー体質の方でも食べられることが可能な食料も、多少ですが用意をしております。
 いずれにいたしましても、すべての年齢層に合った食料を保管することには限界がありますので、年齢や体質等に合った食料につきましては、極力個人の自助努力で御用意いただき、日ごろの防災意識の高揚とともに、災害に備えた対策をお願いしたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) 町が緊急物資を調達できる業者はどこかを伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 町が緊急物資を調達できる業者はどこかについてでございますが、平成元年12月に、沼津卸商社センターと食料と物資の供給を依頼する協定の締結をはじめ、町内7事業所との協定の締結を行っております。
 物資の供給要請につきましては、米、粉ミルク、乾パン等の主食、漬物、缶詰、梅干し等の副食、みそ、塩、しょうゆ等の調味料、毛布、下着、タオル等の衣類、紙おむつ、生理用品、ティッシュペーパー、洗剤等の日用品、LPガス等の燃料を、発災時の状況に応じて、直後の3日から4日まで、また4日以降に区分し、状況に合わせた物資の提供を依頼する計画であります。
 また、このほかに行政間協定が4件、緊急物資を除く民間協定が9件、郵便局との覚書、緊急車両の優先給油協力、公衆電話の回線設営協力等を締結しております。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) 行政間協定について、協定先自治体と協定内容等について伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 行政間協定についてということで、先ほど4件と申しましたので、まず1件目としては、富士箱根伊豆交流圏市町村ネットワーク会議構成市町村災害時相互応援に関する協定というものがございます。これは、静岡県、神奈川県、山梨県の37市町村で協定を結んでおります。主な内容は、いずれも同じですけども、食料、飲料水、生活物資等の供給、救助、医療、防疫等の協力、被災者一時受け入れ施設の提供等、また、職員の派遣というのが主なものでございます。
 2件目といたしましては、全国姉妹町災害応援協定ということで、旧の、清水町を除いて3清水町になりますが、北海道清水町、和歌山県の清水町、現有田川町、福井県の清水町、現福井市との協定が生きております。
 また、3件目としては、東部地域災害時等の相互応援に関する協定ということで、東部の当初の協定は7市16町2村でございましたが、現在9市9町でございます。
 4点目としては、東海道五十三次市区町災害時相互応援に関する協定というのを結んでございます。これは、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県の1区14市6町で結んでおります。
 内容についてはいずれも同様でございます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) 協定を結んでいる業者でも、業者によっては店内商品や在庫商品の制限があり、また交通も寸断され、協定を結んでいる自治体や業者が物資の供給に応じられないことも考えられますが、そうしたことの点についてどうされるのか、伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 業者や応援協定を結んでいるところにつきまして供給に応じられないことも考えられるがについてでございますが、町と業者間、また行政間等の物資協定につきましては、複数の者と締結しておりますが、数量的にも時間的にも制限されることが当然予想されます。可能な限り個人に見合った家庭での備蓄をぜひお願いしたいと考えております。
 すべての町民に行き渡る物資の供給には、町にも企業にも、当然限界がございますので、日ごろからの備蓄と点検の自助努力をお願いしているものでございます。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) 災害に必要な物資の調達に関する協定により調達した物資の費用は誰が払うのか、伺います。


◯議長(吉田 功君) 答弁を求めます。 総務課長 関君。


◯総務課長(関 義弘君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 物資の費用は誰が支払うのかについてでございますが、当然、町が支払うことになります。価格につきましては、発災前の通常適正価格ということになっております。
 しかしながら、東海地震等により県下全域が災害地となりますと、松浦議員の最初のお話にもありましたとおり、国の災害激甚指定地域となりますので、国からの補助が受けられることになります。
 以上でございます。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) それでは、続きまして、県が実施している木造住宅耐震化プロジェクト「TOUKAI−0」について伺いますが、先ほど同僚議員も質問されましたので、質問内容を大幅に割愛させていただきまして、本丸となる、肝となる質問をして終わりにしたいと思います。
 「TOUKAI−0」、木造住宅耐震化事業に関してですが、平成15年の数字でございますが、当町におきまして、昭和55年以前の木造住宅が3,280戸ございます。うち、無料耐震診断であるわが家の専門家診断事業をされた方が、平成13年度から平成18年度までで382件、約11.6%になります。さらに、木造住宅耐震補強助成事業で実際に耐震補強されたという件数が31件で1%弱になります。中には建て替え等をされた方もいらっしゃいますので、この数字をそのままデータとして使用するにはちょっと正確でない部分もあるかもしれませんが、いずれにいたしましても、3,280戸のうち耐震補強工事までされている方が31件という、極めて少ない数字が出ております。昨年度におきましては、わが家の専門家診断事業の方が22件、耐震補強工事が15件となっております。
 そうした中で、町長にお伺いをいたしますが、町長の御自宅は昭和56年5月以前の建物と思われますが、このわが家の耐震診断を実施しているのかどうかを伺います。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 松浦議員の御質問にお答えをいたします。
 わが家の耐震診断を実施しているのかとの御質問でありますが、実施しております。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) 耐震診断を実施しているということですが、それでは、その診断の結果、どのような数字であったのか、そして、その結果、耐震の補強が必要なおうちだったのか、もし必要だった場合、補強工事をされているのかどうかを伺います。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 引き続き松浦議員の御質問にお答えをいたします。
 耐震診断は平成16年11月24日に行っていただきました。その結果、耐震診断の強度は0.81でありました。
 その後補強等をやったかと。お若いのに、大変、私のことまで御心配をいただき、ありがとうございます。現在のところ、補強はしておりません。
 以上であります。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) それでは、また引用で申し訳ありませんが、8月31日の毎日新聞をちょっと紹介させていただきたいと思います。以下、引用を開始します。
 「−東海地震説30年を超え薄れる危機感、木造住宅の強度二極化、3日分食料備蓄3割切る− あす起きてもおかしくないと言われ始めて30年以上たった東海地震。防災の日9月1日、伊豆では首相も視察する大規模訓練が予定されているが、大地震の発生直後に住民がどう動くかという姿は見えてこない。伸び悩む木造住宅の耐震化率や食料備蓄率の低さからは、県民の危機感が薄れている現状も浮かび上がる。専門家は、地震イコール避難だけではない。被害者にも加害者にも傍観者にならないためにどうすればいいか考えてほしいと指摘する。マンションの耐震強度が少し低いと大騒ぎになるが、危険性を考えるなら古い木造住宅の方が問題。なぜ基準よりずっと低い家屋が並んでいても怖くないのか。静岡市の建築確認担当者の一人は本音を漏らした。県内で1981年の建築基準法改定以前に建てられた木造住宅は約38万戸、県は、そのうち25万戸は東海地震で倒れる可能性があると見る。毎年1万数千戸が改築などで耐震補強されるが、県の昨年度の強度診断では、申し込みのあった3,690戸のうち9割は大地震に耐えられないと診断された。
 社会の高齢化によって、補強する経済的余裕のない世帯や住民が死んで空き屋になった古い住宅も増えている。倒壊の可能性が高いとわかっていながら見守るしかないのが現状だ。補強費用は平均167万円ほどだが、住宅が倒壊した場合、その後の生活支援には、1世帯当たり700万円以上かかる。復興住宅の建設費を含めれば費用はさらに膨らむ。県の小林佐登志防災局長は、「住宅の耐震強度が二極化している。補強費用を全額行政が出したとしてもその方が後々考えると安くつく」と話し、強制的にでも耐震化率を上げる必要性を強調した。
 県は、2年に1回、東海地震について県民の意識調査を続けている。最新の2005年の結果では、95%以上が地震に関心を示す一方、非常持ち出し用食料を3日分以上用意していた人は3割以下にとどまった。防災訓練に参加したことがある人ほど食料備蓄率が高い傾向も出ており、市民の危機感の差が伺える。「薄ら寒い数字」、3割を切ったままの食料備蓄率、3日以上の数字を県の担当者はこう表現した。備蓄率は、阪神大震災のあった95年には31.5%のピークを記録したが、2年後には再び3割以下に落ちた。想定している大規模地震では、トンネルや高速道路の封鎖で3日以上救援が来ないこともあり得る。本当は1週間分は用意してほしいと話す。2005年の調査では、7日分以上備えていた人はたったの1.7%だった。
 一方で、食料を用意していない人に食料確保の方法を尋ねると、考えていない、注意情報や警戒宣言後に用意するが6割近くを占めた。市役所、役場からもらう、地震後に用意するという回答も少なくなかった」、以上、引用を終了します。
 東海地震が叫ばれていても、地震に対する住民意識はかなり低いように思われます。今、取り上げました新聞に、「トンネルや高速道路の封鎖で3日以上救援が来ないこともあり得る。本当は1週間分用意してほしい」と出ていました。
 県東部地域で見ますと、東は小田原熱海間の国道135号線、箱根山の国道1号線、神奈川県との県境の国道246号と東名高速道路、富士山を挟んで山梨県とを結ぶ東の国道138号と西の139号、芝川を通る国道52号、そして由比薩た峠の国道1号線と高速道路、東海道新幹線や東海道線についても同じですが、津波や土砂崩れなど被害で不通になる危険性が高いと思われます。
 県外からの救援物資やボランティアもあまりあてにすることはできません。災害弱者はまた別に考慮したとしても、基本的には7日間1人で生きていく力が必要だと思います。それには、まず家が倒壊しないことです。柏崎市へ行って経験しましたが、建て替えが必要なぐらい家が傾き、雨漏りがして布団や衣類にカビが生える、ボランティアを頼んで捨てるものと使うものを分ける、子供の縫いぐるみや家族の写真の片づけをする、1カ月以上の避難所暮らしの後に仮設住宅に住む、自宅を取り壊す、家を建て替える、こうした費用や時間、労力を考えると大変悲惨であります。
 町長は町で一番影響力のある方であります。ぜひ一刻も早く耐震補強工事をしていただき、町民の皆様にその重要性を訴えていただきたいと思います。平井前町長は、式典等の来賓あいさつで当町の交通事故問題を取り上げていました。古い木造住宅の耐震補強工事は町民の生命と財産を守り、町長であればこそ重要な施策であると思われます。ぜひ積極的に町民の皆様にトップセールスをお願いしていただきたいと思いますが、町長のお考えを伺います。


◯議長(吉田 功君) 町長 山本博保君。
              (町長 山本博保君登壇)


◯町長(山本博保君) 松浦議員の、大変すばらしい、温かい、シャープな御指摘に感銘をいたしました。私も、早速、家へ帰って家族と相談し、松浦議員の御指摘を話題にして、一日も早く耐震補強できるよう最善の努力をいたしたいと思います。
 いろいろ御指導、ありがとうございました。


◯議長(吉田 功君) 答弁を終わります。 9番 松浦君。
              (9番 松浦俊介君登壇)


◯9番(松浦俊介君) ぜひ耐震補強をしていただきたいと思います。
 当局の職員の皆さんも、昭和55年以前の建物にお住まいの方もいらっしゃるかもしれません。一緒に並ばれている議員の方々の中にも、古い耐震基準の建物に住まわれている方もいらっしゃるかと思いますが、そういう私も、古い耐震基準で立てられているアパートに住んでおりますが、皆さん、町をリードしていただいております重要な人材ばかりでございます。
 特に町長におかれましては、町長の家は公共施設といっても過言ではないぐらい非常に重要な家であると思いますので、災害時には、リーダーとしていろいろと指示等をしていかなければいけない立場だと思いますので、その点を考えていただき、ぜひ町民の皆様にも宣伝していただけるようよろしくお願いいたしまして、私の一般質問を終わりにしたいと思います。
 どうもありがとうございました。


◯議長(吉田 功君) これをもちまして松浦君の一般質問を終わります。
 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 本日は、これをもって散会いたします。
 どなた様も御苦労さまでした。
                                午後04時28分散会
      ────────────────────────────
○地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
  平成19年9月11日


               清水町議会議長     吉 田   功
               ────────────────────────

               署名議員(5番)    石 垣 雅 雄
               ────────────────────────

               署名議員(7番)    武 藤 哲 二
               ────────────────────────