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北海道 清水町

平成18年第1回定例会(第4日) 本文




2006.03.13 : 平成18年第1回定例会(第4日) 本文


                                午前09時01分開議
◯議長(坪内 昇君) 皆さん、おはようございます。
 ただいま出席している議員は17名であります。
 本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
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◯議長(坪内 昇君) 日程第1 議案第32号 清水町地区計画の区域内における建築物の制限等に関する条例についてを議題といたします。
 質疑に入ります。
 発言を願います。 4番 木村寛夫君。


◯4番(木村寛夫君) 実は、この大東紡の第2期開発にかかわる今後のスケジュール等というのは、去年の6月15日に予定していたんですよね、これ。開催されまして、そのときの時点では、12月までにこの建築条例と地区計画の関係について間に合わせるということなんだけど、これがどうして3月までになってしまったのか、ちょっとお聞きしたいんですけど。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。 都市計画課長 杉山君。


◯都市計画課長(杉山 滋君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 昨年の6月に説明させていただきました全員協議会の方ですけれども、その際に、12月の議会に上程というようなことの予定であるという説明をさせていただきました。その時点では、県と国との事前協議の中で、協議期間はおおむね2カ月程度であるというお話を聞いておりました。したがいまして、平成17年第4回議会の定例会には十分上程できるという予定で考えておりました。
 しかしながら、本議会まで日程がずれ込んだ理由でございますけれども、国に対して、昨年の6月下旬に条例原案の推敲をお願いするための一連の資料を提出するとともに、9月初旬には承認申請にかかる事前協議を開始しまして、10月下旬に承認申請が受理されました。
 国では、承認に関する運用基準が未整備という中で、都市計画決定手続の経緯からの確認作業とか、近隣市町への調整の状況の確認、補足資料の追加依頼などが繰り返されまして、条文の技術的な確認事項等に相当の時間を要するなどという状況でありました。
 町といたしましては、国からの資料請求であるとか、質疑事項に対しまして、静岡県の所管課でございます建築安全推進室と協議をしながら早急な対応を行い、承認手続の促進について繰り返しお願いしてまいりましたが、国としては本承認申請が全国で2例目だと、また、所管の中部地方整備局では初めての事例ということで、今回の承認が中部地方整備局では先例になるため慎重に審議するという方針を持たれておりまして、それで時間がかかっていたというようなことでございまして、したがいまして、結果として本議会へ上程させていただくということになったものでございます。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) ほかに。 4番 木村寛夫君。


◯4番(木村寛夫君) 建築条例の規定というんですけどね、これ、少し素人にもわかりやすくちょっと説明してもらえるかな。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。 都市計画課長 杉山君。


◯都市計画課長(杉山 滋君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 建築条例の今回のこの内容でございますけれども、根拠条項、それから目的を定めておりまして、条例の及ぶ適用区域を定めるとともに、それぞれ条例で定める区域に応じまして、主に建築物の用途、あるいは建ぺい率、高さ等についての制限を定めております。
 また、建築物が区域の内外にまたがる場合や条例に適合しないこととなる建築物の取り扱いであるとか、制限対象の建築物が建築審議会の同意を得て許可ができること、あるいは規定に違反するものに罰金を科す罰則規定などを設けた内容となっております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) ほかにございますでしょうか。 12番 森野善広君。


◯12番(森野善広君) 本条例の経過といたしましては、大東紡が該当地域を開発するというふうなことが理由です。
 特に清水町が、長期計画に基づいて用途計画を変更した方がいいだろうというふうなことではなくて、事業主の意向の反映になるわけですけども、今、地元の方々とダイワハウス等でいろいろ話し合いをしているのは、たぶん町もご存じだと思いますけども、その話し合いについて町はどのような見解を持っているのか、質問をいたします。
 それと、この地域は非常に渋滞も多いわけですよね。清水町を見てみますと、東西の道路は、新道、県道が、1号線、貫通しているといいますか、まっすぐ通っているわけですけども、南北の道路については、まっすぐ通っている道路がほとんどないわけですよね。特にこの地域は、南北の交通量も、サンテラスのところ、あと、今度新しく改良工事がされた県道すみやのところの交差点、非常に渋滞が多いわけです。
 今回のような大規模開発の中で、清水町の道路行政に、やはり業者に協力してもらうというふうなことで、一定の改良ができるいいチャンスじゃなかったかというふうに思うんですけども、そういう道路事情の改善、こういう大開発について、そういう提案、話し合いがされたかどうか、その2点についてお伺いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。 都市計画課長 杉山君。


◯都市計画課長(杉山 滋君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 まず、ダイワハウスの関係でございますけれども、こちらの関係につきましては、既に玉川地区におきまして、説明会、あるいは玉川・伏見地区の、ダイワハウスが予定しているところの近くの方たちに対する説明を行ってきたと。玉川地区からは要望書というものが提出されまして、その内容について、土地利用を今進めて、審議をしているところでございますけれども、玉川対策委員会の御意見等を十分に酌んでいただくような指導ということで、今現在行っております。
 また、交通渋滞の関係につきましては、予想されるものがどういうことになるのかということにつきまして、計画的なものに対する予想発生量といいましょうか、そういうものと、既存の工場等もございますので、そのあたりのバッティングはどうかというようなことを調査等いたしまして、その中で、十分な駐車場の台数を用意いたしまして、そして敷地内の滞留等で交通渋滞が発生しないような措置をとらせていきたいというふうに考えております。
 また、大東紡の関係につきましては、計画等について、これからたぶん土地利用等あがってくると思いますので、その中で十分な審議をさせていただきたいと思っております。


◯議長(坪内 昇君) ほかに。 12番 森野善広君。


◯12番(森野善広君) 要望が通るように指導というような表現をいたしましたけども、内容は、子供の通学に関する内容ですね。玉川の区から出ている要望、伏見の一部の住民から出ている要望は。やはりそれに対して、開発自体、町の活性化自体に問題があるということではなくて、同時に行政の責任として、「安全安心のまちづくり」というものがあるわけですから、それは、指導するとか、その程度ではなくて、きちんとそれはやらせていくというふうなことが必要だと思うんですけども、その点、町としてどういう対応で臨んでいくのか。
 また、今、業者と住民とで話し合いをしているみたいですけども、その話し合いに行政当局も参加すべきだというふうに思うんですけども、その点についてお考えをお聞きします。
 あと、道路の問題についてですけども、土地利用が出てきてから検討するというふうなお話ですけども、私が質問したのは、あの地域は非常に交通渋滞が大きいと。だから、清水町のあるべき道路行政として、「こういうふうにしてもらいたい」というのがあるんですか、どうですか、そういう交渉をしていますか、どうですかというふうなことですので、その点について、もう一回御答弁をお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。 都市計画課長 杉山君。


◯都市計画課長(杉山 滋君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 安全安心のまちづくりということで進めていくということはもちろんでございまして、通学路の関係等につきましても、こちらの方、土地利用が現在審議中でございますので、その中で、十分な地区の反映というものは考えていきたいというふうに考えております。
 また、道路の関係につきましては、第1期工事のときには737号線というものを開通させたりという中で、町としても、事業者の協力を得ながら、道路についてはなるべく渋滞が起こらないような措置ということで考えて指導もしてまいりますし、あるいはお願いをする中でやっていくと。
 また、行政が事業者と地区住民の間に入るということで事業を進めていくということも考えられるわけでございますけれども、一般的な事例として、事業者の方と地区とで話し合いをやっていただきまして、そこの中で問題が出た場合に、地区からも行政の方に対していろいろ意見も言っていただけるところもございますので、その中で行政指導として事業者の方に対応してまいりたいというふうに考えております。


◯議長(坪内 昇君) ほかに。 12番 森野善広君。


◯12番(森野善広君) 最後に言った、「地区から行政に対して要望が出たら」と、実際にもう出ているわけですから、町長に対してね。だから、それに対してどうするのかと、一緒に交渉すべきじゃないかというふうに言っているわけですので、その点、もう一度答弁をお願いいたします。
 最初に言ったように、事業者がこういうことの開発をしたいという申し出があって初めて条例を変更するわけですよ。普通の人が、「この地域に私はこういう建物を建てたい」と。だけど、条例を変えて建てさせるようにしてほしいなんて、それ、絶対に通る話じゃないんです。だけど、こういう清水町の活性化を考えて、将来的な地域の問題を考えて、まあ、いいでしょうということで、条例も変更して業者の言い分を認めた条例ですから、やはり道路行政についてもちゃんと、清水町は交通事故が一番多いとか、渋滞が多いと、そういう点で子供や高齢者が生活しにくいというふうな声があるわけですから、相手の言い分だけを認めるんじゃなくて、地域的にどうあるべきかというふうな清水町の構想も示しながら、行政と一緒に、また地域の人と一緒に開発を考えていくことが、将来、10年先、20年先にとっていいと思うんです。この地域だけ業者が勝手にやってくださいよということじゃなくて、あるべき道路行政、あるべき地域の安全の問題も一緒に三者で考えるということが私はいいと思うんですけどもね。
 だから、どうも受け身のような気がするんですけども、もう一度、そういう第3次総合計画に基づくいろんな関係、そういう点で、やはり業者に言うべきだというふうに思うんですけども、再度答弁を、最後の答弁になりますけども、お願いをいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。 助役 中野君。
          (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えさせていただきます。
 今回の開発事業者の開発計画が出ているわけでございますけれども、これは、決して事業者の事情のみを認めているということではなくて、これは、第3次総合計画のまちづくりの方針にも沿っておりまして、そういう中で、やはり今景気が低迷している中、各市町村、税収確保というふうなことの中では、優良な企業誘致ということでは血眼になっているところがあるわけでございます。
 町といたしましても、町が発展していくためには、こうした活性化していくための開発ということも必要ではないのかというふうに考えています。ただ、その際、やはり地域の事情、森野議員が言われるのは道路事情、こうしたものを最大限、地域、あるいは将来的な道路行政等を踏まえた中で、可能な限り事業者にも協力を要請していくと。行政も、その住民との間に入って、パイプ役になって、この事業がスムーズにいくように、今後、土地利用等で出てきたときには指導していくと、こういう考えでおります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) ほかにございませんでしょうか。 17番 鈴木 耕君。


◯17番(鈴木 耕君) この案件は、前々から全協等で都市計画課長も説明されて、そのたびに、私もいろいろと御意見を申し上げたわけですけど、そもそもこの地区において、清水町全域の都市計画から判断してこれはこうせざるを得ないというものなのかどうなのか、そこらからまずスタートするということですよね。
 今、ちょっとある方のお話ですと、開発業者のみを認めたとか、第3次総合計画に沿っているとか、そういうお話をされておりますけれども、そもそも用途地域の都市計画図自体の中に、工業地域ということになっているから、ここを買いたいということでこの地区計画という発想が出てきたと思うんですけど。
 地区計画の発想というのは、都市計画課長の全協における説明ですと、「地域の人たちがそういうふうにしたいからそれが出てきたんだよ」という趣旨の説明を全協で説明されていると私は記憶しておりますけれども、そうじゃなくて、ここの地主なり、ここの事業者なり、その人たちがやりたいから、その人たちの、悪い言葉で言えば、利益のためにこの条例が出てきたと私は解釈しております。
 その中に、先ほど助役のお話ですと、「税収増を図る」と。税収増を図るために、70だか80だかの分譲地をつくって、住宅ができるわけですよ。そうすると、税収増を図る目的も一つにあるとするなら、本当の意味の税収増の企業誘致をなぜ考えなかったのかなと私はちょっと疑念を持つわけですけど、その税収増を図るためにあの住宅を、分譲地をやるのか、再度質問をいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。  助役 中野君。
          (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えいたします。
 私は、一つの例として、税収増ということの中で企業誘致をしているところが各市町村にあるということを申し上げただけでございまして、今回、あのダイワハウス、それからシネコン、それからサントムーンの増床等によって、確実に税収増になることは確かであるわけでございます。
 ただし、だからといって、そういうことのみを優先させるのではなく、やはり秩序ある開発を基本に置いてということがまずあります。そういうことの中で、第3次総合計画のまちづくりの方針にもあっているということでございます。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) ほかにございませんでしょうか。 17番 鈴木 耕君。


◯17番(鈴木 耕君) 非常に仮定的なお話をされているように聞こえますけれども、安全と安心ということで、例に、町長、あるいは議長も、県の方に派出所等をお願いに行っていると思うんですよ。ここにできる住宅分譲地のみならず、聞くところによると、何か複合的な映画館というんですか、そんなようなものもできるやに聞いたんですけど、安全と安心という概念から、今の現状のサントムーン柿田川、あの変の近辺の治安状況、今度はこれができたときにどうかという、それなりのシミュレーションをされていると思うんですけれども、それが一つ。
 もう一つは、先ほど同僚議員から質疑がありましたけど、この計画の中に、道路はこういうふうに町としてはできるといいなというものがあったとするなら、その辺の思い、その2点をちょっとお聞きしたい。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。  助役 中野君。
          (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えいたします。
 あの地域は、現在でも、人がにぎわい、交通量も多いところでございます。そういうことの中から、あの地域に一番いいのは交番でございますけれども、そういうことを含めた派出所等、こうしたものを設置していただきたいという要望は、地区住民からも来ておりまして、町もそれを受けて、一緒になって関係当局へ要望書を出しているところでございます。そういう中で、今回、さらに開発があるということの中では、よりそういう必要性が高まってきますので、今後、より実現できるように努力していくということでございます。
 それから、道路についてでございますけれども、確かに、わが町、狭い面積の中で、非常に、国道も走り、県道も走りということの中で、そういう中では、道路事情、満足ではないかもしれませんけれども、そういう中で、可能な限りの事業者への協力を要請していきながら、できるところについては、将来の道路行政ということを踏まえた中で協力をお願いしていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。ほかに。 17番 鈴木 耕君。


◯17番(鈴木 耕君) これは、かなりの時間を要して、それなりの場で、いろいろ行政当局からも説明を受けているわけですけど、先ほどの御答弁の中に、「土地利用が出てきたときには」という、こういう仮定をされた。土地利用が出てきたときのためにこの条例を出されたと、こういうふうな論理になっていくわけですけども、少なくとも、これは相当確立の高い実施だと私には見えるわけですね。
 そこで、先ほどから同僚議員への御答弁の中にちょろちょろ出てくる「業者の協力を得て」、あるいは「業者に要請をして」と、こういうふうに出てくる。ちょっと本末転倒じゃないかと思いますよ。
 そもそもこの事業をやりたいという御希望で、その地主なり、事業者なりが出したものに、「それはこういう方向でやってもらわなきゃ困りますよ、これはこうですよ」というのが行政指導であり、行政能力の発揮するところだと私は思いますけれども、何か全部、今、質疑の答弁はみんなそう言っていますよ。「業者の協力」、あるいは「要請する」と。どこに行政指導なり、行政能力があるんですか。わざわざこんな条例を変えたりですね。私は全然、そこらは疑問に思いますね。
 役所というのは何のためにあるんでしょうかね。もう少し行政能力、行政指導、「こういう格好で、こういう考え方で町はいるんですよ」という思いを、私は、しっかり行政は伝えるべきだと思いますよ。
 どうでしょうか、その辺の思いを言ってください。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。  助役 中野君。
          (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えいたします。
 行政の場合には、これは国も県も市町村もそうでございますけれども、これは、法や制度があるわけでございます。したがいまして、本件についても、そうした法や指導、要綱、そうしたものの範囲の中で指導するということです。それを逸脱するということは、これはできないわけです。そういう範囲の中で、私が先ほどから答弁していますとおり、指導していくということでございます。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) ほかにございませんでしょうか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)


◯議長(坪内 昇君) これで質疑を終わります。
 本案については、会議規則第36条第1項の規定によって、建設経済委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◯議長(坪内 昇君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第32号は、建設経済委員会に付託することに決定いたしました。
 以上で本日の日程を全部終了いたしました。
 本日はこれをもって散会いたします。
 大変御苦労さまでございました。
                                        午前09時27分散会
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◯地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
  平成18年3月13日


               清水町議会議長     坪 内   昇
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               署名議員(4番)    木 村 寛 夫
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               署名議員(5番)    遠 藤 忠 宏
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