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北海道 清水町

平成17年第4回定例会(第3日) 本文




2005.12.12 : 平成17年第4回定例会(第3日) 本文


                                午前09時00分開議
◯議長(坪内 昇君) 皆さん、おはようございます。
 ただいま出席している議員は17名であります。
 11番 庄司勝彦君、14番 高木綱志君から、所用により途中退席する旨の申し出がありました。
 SBS静岡放送、テレビ静岡から本日の会議のテレビ撮影を、静岡新聞社から写真撮影をしたいとの申し出がありましたので、これを許可いたします。
 また、議会広報特別委員会より、本日の会議の写真撮影をしたいとの申し出がありましたので、町職員による写真撮影を許可いたしました。
 本日の会議を開きます。
 今定例会の一般質問の通告者は9名であります。
 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
 お諮りいたします。
 一般質問は本日1日限りとしたいと思います。これに御異議ありませんか。
            (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◯議長(坪内 昇君) 異議なしと認めます。
 したがって、一般質問は、本日1日限りとすることに決定いたしました。
   ──────────────────────────────────


◯議長(坪内 昇君) 日程第1 一般質問を行います。
 通告者は、通告の順序により発言を許します。
 初めに、4番 木村寛夫君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 合併協議会の廃止について」「2 ごみ・し尿処理等の今後について」
 発言を許します。4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) おはようございます。今回の質問は町民の立場で聞きますもんで、わかりやすくそちらの方もお答えを願いたいと思います。
 本当に、今、世の中は狂っておりますけども、議長の許可をいただきましたもんで、さきに通告してあります沼津市と清水町の昭和41年合併協議会の廃止及びごみ・し尿処理等の今後についてお聞きします。
 私は、9月の議会の一般質問の中の最後に、今回のごみ・し尿問題については、一日も早く沼津市長と話し合いをし、正常に戻し、町民を安心させるのが町長の責務だと要望しましたが、結果は、皆様もご存じのとおり、沼津市との話し合いが決裂してしまいました。
 そこで、今までの経緯について簡単に説明すると、この問題は、平成13年2月27日に清水町長から沼津市長に、「中核市が実現できなくなっても、5年後に合併協議会を再開し、10年後には単独合併をさせる」というスケジュールが示されて、双方で署名、確認をしたが、これが果たせなかったのが原因です。その後の、平成16年2月に、沼津市は、「ごみ・し尿処理受託事務を、信頼関係が維持できない場合は平成16年中でも打ち切る」と発表し、そして、中核市協議会が3月に解散したのが原因です。
 町長は、沼津市との信頼関係を回復するために、6月11日に「清水町行政課題検討協議会」を立ち上げ、7月23日に、沼津市に清水町長から、「町長としての判断から、住民発議による法定合併協を立ち上げ、法定合併協議会ができなかった場合には昭和41年制定の沼津市との合併協議会を再開する」と提案しましたが、皆様もご存じのとおり、2市2町の法定合併協議会の設置は三島市の反対でできませんでした。
 そこで、沼津市としては、2市2町の合併協議会の設置ができなかったので、申し入れのあった1市1町の合併協議会を再開するはずとしておりました。清水町長は、6月1日に沼津市長に面会し、地区懇談会を行い、町民の意見を聴きたいと説明し、7月にかけて開催することとしましたが、その地区懇談会の開催中の7月22日に、沼津市は議会全員協議会で、今までの経過を報告し、清水町の合併協議会と受託事務について、2点通告してまいりました。
 その内容は、皆様もご存じだと思います。昭和41年に設置された「沼津市・清水町合併協議会」について廃止の協議を開始する、それが1点目。2点目が、ごみ・し尿処理に関する受託事務について今年度中で打ち切るということを含めた協議を開始するというものです。
 これを受け、清水町長は、地区懇談会での町民の意見が、「広域合併が必要であり、沼津市との単独合併は望まない」ということもあり、8月2日に、沼津市に対し、回答の遅れのおわびと、「1市1町の合併協議会の再開はできない」旨の回答をしました。
 その後、助役を長とする会議を4回行ってきましたが、今回、40年来の沼津市との合併協議会が事実上白紙になったわけです。しかし、清水町民の多くは1市1町の合併は望まないという結果が出ているので、その意味では、ここでその問題が解消したということは、ある面では評価ができると思います。しかし、清水町が今後の沼津市との関係や将来の広域都市づくりに向けてどう進んでいくのかが大変重要であります。
 町長、沼津市の市長さんは10月27日の定例会見の席で、「本質的な問題は、清水町との間で信頼関係が失われていること」と指摘しております。「ただごみ・し尿はどうするかという議論は問題の本質を把握していない」と述べ、さらに、「単なる謝罪とか、陳謝という問題でなく、過去に清水町長が全力を挙げて信頼回復をすると言っているので、その案を持ってくるのが筋ではないか」と、こういうように発言しています。
 そこで、次の質問をいたします。
 沼津市との合併協議会は事実上白紙となったが、それに伴う経緯・経過と今後の沼津市への対応について、第1回目の質問とさせていただきます。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 皆さん、おはようございます。木村議員の御質問にお答えいたします。
 まず、御質問のうち、私からは、今後の沼津市との対応についてお答えいたします。
 昭和41年の「沼津市・清水町合併協議会」制定後、これまで清水町の歴代町長は、沼津市とは、ごみ・し尿のかかわりの中で合併問題に苦しんできたものであります。このたび、7月22日の沼津市からの通知に基づき、合併協議会を事実上廃止することとなりましたが、清水町民の多くは1市1町の合併を望んでいないものでありますので、その意味では民意に沿った形になったものであり、またある面、沼津市とは対等な立場になるものと考えております。
 しかしながら、沼津市とは隣接自治体であることは変わりありませんので、今後とも双方が共存共栄していけるよう関係修復に努めてまいります。
 なお、これまでの沼津市との合併協議会の経緯・経過につきましては、担当課長から答弁させていただきます。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 沼津市との合併協議会のこれまでの経緯・経過についてであります。
 本年5月の2市2町法定合併協議会の不成立に伴いまして、沼津市との合併協議会の再開問題につきまして地区懇談会を開催いたしました。その間、地区懇談会開催中の7月22日に、沼津市長から2項目の通知がありました。
 その内容につきましては、1点目は、合併協議会の廃止の協議を開始する、2点目が、ごみ・し尿処理受託の今年度限りでの廃止を含めた協議を開始するというものであります。このことにつきましては、助役を長とする事務レベルでの協議を行うこととなりました。町長は、こうした沼津市からの2項目の通知と、地区懇談会における町民の多くの1市1町の合併は望まないという意向を踏まえ、8月2日に、沼津市長に対し、沼津市との合併協議会を再開できない旨の回答をいたしました。
 その後、双方の助役を長とする事務レベルでの協議が4回開催されましたが、清水町としての基本的な考え方は、1点目として、合併協議会は廃止する、2点目として、ごみ・し尿処理は、沼津市へ退路を断って委託を継続するというものでありました。
 合併協議会の廃止につきましては、2回目の協議で合意に至りましたが、ごみ・し尿処理の考え方につきましては、双方、平行線状態で終始したまま、助役を長とする協議は終了をいたしました。
 町長は、この協議が終了したことを踏まえ、10月28日に、沼津市長に対し、合併協議会の廃止及びごみ・し尿処理の委託を断念するという回答をいたしました。
 しかしながら、現在、沼津市との間には、清水町が負担をいたしましたごみ処理施設基幹改良費負担金5億9,038万1,000円及びし尿処理施設建設費負担金9億3,086万9,000円の返還問題が残っており、事務レベルでの協議を進めているところであります。
 負担金問題等の第1回目の協議につきましては、11月21日に開催し、清水町の考え方として、まず1点目でございますが、施設の負担金の返還を求める。2点目として、合併協議会廃止の議会上程手続を進める。3点目としまして、し尿処理委託廃止議案は負担金の返還問題解決後に議会上程する。4点目としまして、ごみ処理委託廃止につきましては、し尿同様、負担金の返還問題解決後に確認書の取り交わしを行うということを提示いたしました。
 また、2回目の協議でございますが、12月6日に実施をされまして、第1回目の協議の際、沼津市へ返還できない根拠を求めたところ、市議会での市長答弁のとおり、返還は困難であるとの説明がございました。負担金の返還問題につきましては、沼津市からは、ごみ・し尿廃止とは別に協議したいとの説明がございました。清水町は、負担金の問題が解決してからごみ・し尿を廃止することを主張いたしました。
 なお、清水町からは、次回の事務協議のメンバーは助役レベルとしたいことを提案したところ、沼津市として持ち帰って確認するということでありました。
 以上、経緯でございます。


◯議長(坪内 昇君) 4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 町長はこういう答弁をしていますよね。ただいまの答弁ですと、「今後とも双方が共存共栄していけるよう関係修復に努めてまいります」と。この答弁じゃあ、信頼関係はできないですよ、これ。そこで町長、7月22日から10月27日まで、3カ月間、これだけあったんですよ。そのときトップ会談を何で開かなかったんですか、町長。それを開けば活路が見出せたと思いますよ。今さら言ってもしようがないですけどね。
 それで、課長の説明で、「合併協議会の廃止については双方が合意しており、また、ごみ・し尿処理の委託についても廃止する方向が出ております」と。このような状況の中において、できるだけ早く合併協議会の廃止議案を議決し、決着をつけるべきだと私は思います。
 そこで聞きますが、合併協議会の廃止の時期はいつごろになるのか、また、その手続についてどのように行うのか。あわせて再度答弁を求めます。


◯議長(坪内 昇君) 町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の2回目の御質問にお答えいたします。
 町長はトップ会談をなぜ申し入れなかったかと、こういうことだと思います。
 私といたしまして、沼津市に直接行きまして、市長さんにお会いするべく何度も申し入れをいたしました。そういう中で、トップ会談が実現できなかったことは誠に残念なことでございます。
 そういうことの中で、あとのことにつきましては担当課長から答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 合併協議会の廃止の時期と手続についてでございます。
 沼津市・清水町合併協議会規約につきましては、地方自治法に基づきまして、双方協議の上、両議会で議決して成立したものでありますので、廃止する場合におきましても、双方の協議が整うことが必要であります。
 したがいまして、合併協議会規約廃止の議案につきましては、双方の協議が整った後に議会へ上程することとなっております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 今、町長は、「何回も会いに行ったけど会えなかった」と。それは、信頼関係を回復する案を持っていかなきゃ会ってくれないですよ、あの市長は。
 それで、沼津市長は、合併協議会の廃止とごみ・し尿処理受託の廃止はセットで行うと言っているんですけど、清水町が負担した、さっき説明がありました、ごみが5億9,000万円、し尿が9億3,000万円の約15億円の返還が今問題となっている中で、沼津市との協議が整うには相当時間がかかると思うんです、私も。
 そこで、私は、昭和41年に制定の沼津市と清水町の合併協議会規約の廃止は、双方が合意しているんですから、沼津市との協議が整わなくても、清水町だけでも廃止議案の議会上程を行うことは一つの手段ではないかと思うんですよ。
 その点は、町長、どのように考えていますか。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 信頼関係を回復するに当たって、トップ会談を申し入れたけど、手ぶらでもって行った、何にもなくて行ったのでは信頼関係が回復できないんじゃないかと、こういうことでございました。
 全員協議会でも皆様方に説明をさせていただきました。私ども清水町におきましては、ごみとし尿のうち、ごみだけでも引き上げ、それで信頼関係が維持継続できるなら、これからの沼津市との信頼関係を構築するためにも大変すばらしいものが出るだろうと、こういうことのいろんな案も出しました。ただ、トップ会談を申し入れても、先ほど申しましたとおり、お会いすることができなくて残念だったと、こういうことでございますので、御理解賜りたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 合併協議会の廃止について、清水町だけでも廃止議案の議会上程を行うことが一つの手段ではないかという御質問でございます。
 確かに、沼津市との合併協議会規約の廃止につきましては基本的に合意をしておりますので、し尿処理委託廃止とは別に合併協議会の廃止を先に行うことも一つの手段ではありますが、沼津市はし尿の廃止議案と同時上程を主張しております。しかし、清水町としましては、ごみ・し尿両施設の負担金の返還問題が解決していない中では同時に上程することはできないものであります。沼津市との協議が整わない中で、清水町だけが議会の議決をいたしましても法的効力がないものとなりますので、協議が整った後に議会へ上程することとなります。


◯議長(坪内 昇君) 4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 今、課長の説明だと、どうにもならないってこと、これ。課長。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 基本的には、廃止議案につきましては双方の協議が整わないと法的効力はないものでございますので、協議が整った後に議会へ上程するという手続になります。


◯議長(坪内 昇君) 4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) それでは、通告してあります、2番目の事務方に行きましょう。
 先ほどの町長の答弁では、事務方同士で4回会議を開いたけど、事務方では変えることができず、最終的には平行線のまま物別れになり、10月26日に、助役より町長にその旨通告をし、町長は最終的に自立する道を選択したわけですが、町長、もう少し大人の解決方法があったと思うんですよ、私は。子供みたいです、これでは。
 しかし、町長が自立の道を選んだ以上、それについて具体的な考え方があると思うんですよ。そして、今後、東部地区の広域都市づくりの考え方について、とりあえずお聞きします。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 まず、自立した道を選択したことについての具体的な考え方でありますが、沼津市との1市1町の合併協議会が廃止になることにより、当面、町単独で自立していくわけであります。しかしながら、厳しい経済情勢や少子高齢化の進展、国の三位一体改革などにより、自治体における行財政運営はさらに厳しさを増しております。このような中、現状の住民サービスを低下させることなく、町として自立していくために、これまで以上の行財政改革の断行と財政運営の健全化に努めていく考えであります。
 次に、今後の東部地域の広域都市づくりへの考え方についてでありますが、私はこれまでも主張してまいりましたが、平成15年当時に4市7町1村の首長で合意されました県東部地域への政令指定都市づくりを理想としており、そのための前段階である広域都市の実現がまずは必要だと考えております。
 今回、沼津市とこのような事態になりましたが、これまで同様、私の広域合併に対する考え方は変わっておりません。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 町長の答弁で広域合併の合併観はわかるけど、難しいと思いますよ。
 次に、町として自立していくためには健全な財政を進めるということですが、具体的にはどのような対策をしていくのか、お聞きします。
 また、三島市長は従来から1市3町論を主張していますが、11月30日の市議会の一般質問の中で、私も傍聴に行ってきましたが、人間味のある答弁をしております。「隣の町がライフラインであるし尿処理で困っている以上、手を差し伸べるのが隣人のすることで、合併とごみ・し尿の問題は別」と答弁しております。
 町長は三島市の市長のこのコメントに対してどのように考えているのか、よろしくお願いします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 三島市長の答弁に対する所感についてでありますが、このたびの三島市長のコメントに対しまして、私といたしましては、正直、大変ありがたいお言葉だと思っております。先ほども申し上げましたが、これまで、歴代町長は沼津市へごみ・し尿処理を委託してきた中で、合併問題と関連づけられ苦しんできたわけであります。
 その意味では、町民のライフラインの一つでありますし尿処理を受け入れていただく中で、三島市長の「合併問題とは切り離して考えるべき」という発言につきましては、町民の多くが望んでいた言葉であり、私も三島市長さんには感謝するものであります。
 なお、健全財政を進める具体的な対策につきましては、担当課長から答弁させていただきます。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 健全財政を進める具体的な対策についてでありますが、地方財政におきましては、国の三位一体改革により、国・県補助金の削減や地方交付税が減額され、厳しい状況となっております。
 こうした中、歳入における財源確保をしていくためには、町税の収納率の向上や新たな税収確保が必要であります。また、限られた財源の中で町民サービスを低下させないためには、経常経費の削減をはじめ、投資的経費におきましても、優先度の高い事業の精査や翌年度以降への繰り延べなどにより歳出を抑制していくことが必要であります。
 このような対策とともに、財政調整基金の保有高の増額や町債の借り入れを抑制してまいります。


◯議長(坪内 昇君) 4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 町長、あくまでも自立の道を選び、後には戻れない状況です。これから予算を組むにしても、財源不足にならないよう、経費の見直しを徹底的にして、18年度の予算を組むことを期待しております。
 次に、三島市さんの好意でし尿の方も解決し、全部受け入れてくれるという返事が来ましたもんで、よかったと思います。
 そこで、再度確認したいんですけど、これまで我々の町は、合併問題とごみ・し尿処理がセットにされてずっと来ていたんですよね。これが清水町の大きなネックとなり今まで苦労したわけですけど、今後、し尿を三島市さんに面倒を見てもらうことになって、沼津市と同じように、三島市との1市1町の合併問題にはならないか。これは念のためにお聞きします。
 町長、よろしく、その辺を。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 沼津市と同じように、三島市との1市1町の合併にはならないかについてでありますが、今回の沼津市との問題は、合併問題からごみ・し尿処理に波及してきたものであります。このたびの三島市長の市議会一般質問での答弁では、「合併問題とし尿処理は切り離して考えるべき」と発言しており、清水町民の多くも、合併とごみ・し尿問題は別であるべきものだと考えております。
 私も、市長さんの言葉を聞き、今後、三島市と1市1町の合併問題に結びつくことはないと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) それでは、次に、標題2の質問をいたします。
 町長は、10月28日に、沼津市長さんに対して、「ごみ・し尿処理について断念する」と回答していますが、ごみ・し尿は町民のライフラインにかかわる問題であるので、これまでの経緯・経過を含め、今後の対応についてお聞きします。
 まず最初に、助役を長として事務方同士で話し合いを4回設けたが、市長の答弁は事務方では変えることができず、最終的には平行線のまま物別れになり、10月26日、助役より町長にその旨の回答があり、町長が最終的な判断をしたようだが、助役より話を聞いて、1日でごみ・し尿処理の撤退を決断した理由をお聞きします。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 決断をなぜしたのかについてでありますが、先ほど企画財政課長から、助役を長とする協議の経緯・経過を説明させましたが、私は、10月26日の4回目の協議をもってごみ・し尿処理について双方の考え方が平行線状態のまま終了したことを助役から報告を受けました。
 私といたしましては、この問題について、これ以上沼津市との信頼関係を損ねたくない、また、町民の不安や心配を増幅させたくないという思いから、町民のライフラインにかかわるこの問題を解決するためにはどのようにしたらよいか真剣に考えました。
 その結果、今後の対応策を考えたとき、これ以上先送りできないということから、町長として与えられた執行権の中で、10月28日に、最終的に「断念せざるを得ない」と決断したものであります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 今の町長のお言葉ですと、「町長として与えられた執行権の中で断念せざるを得ないものと決断した」との答弁ですが、町長、あなたね、10月30日に、TBS系で全国放送されたテレビを見たと思うんですよ。この中で、「ごみ・し尿問題は退路を断って沼津市にこれからもお願いする」と再三再四画面の中で言っているんですよ、これ。ということは、1日でころっと変わるには、事前に他の自治体に水面化で何かしたとしか思えないんだけど、その辺、町長、あったんですか、これ、何か。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) テレビの放映でございますが、それ以前に録画をしてございました。そのときにも、私は、ぎりぎりまで退路を断って沼津市にお願いをしていくと、こういうことでございました。
 ただ、先ほども申しましたとおり、断念せざるを得なかった助役との協議の中で決断をしたと、こういうことの中でもって御理解を賜りたいと思います。
 よろしくお願いします。


◯議長(坪内 昇君) 4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) そうすると、全然、ほかの自治体に水面下では何にも相談していないで、1日で決断したということですね。
 次の質問に移ります。
 2番目に、町長は、沼津市と膠着状態を打開するために、ここが問題なんですよ、町長、10月13日、今後のことを県知事に相談に行く内容について、午前中、議会で意見交換会が開かれたんです。そして、その夜、その回答がFAXで我々議員には知らされ、我々もその文面を見てほっとしたんですよ、これ。その文面というのは、こういう文面が入っていたんです。「この問題の解決には、副知事と地域支援局長を入れる。2つ目に、清水町の考え方は経緯・経過の中の一つとして伺った。3番目に、当事者でさらなる検討をする余地がある」と、こういうふうに和解策を出してくれて、我々,議員全員がほっとしたんです、これ。
 このようなアドバイスを受けている中で、沼津市とこの件で話をしたかしないかということを聞きたいんです、私は。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。助役 中野君。
             (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えさせていただきます。
 今、議員から、県が中に入って、そして話し合いをしたのかというふうな御質問でございます。その露払いというか、段取りは私の方でさせていただきましたので、そういう立場でお答えさせていただきます。
 10月13日、県知事への報告をしたわけでございますけれども、県とは、その後において、沼津市・清水町それぞれが県へ情報提供、あるいは情報収集ということで県の方から尋ねられたということはございますけれども、結局、最後まで、県、それから沼津市・清水町というふうな形での三者会談は実現はしておりませんでした。
 それから、もう一つ、これはつけ加えるということで御理解いただきたいと思うんですけども、私は、助役を長とする場でこれまで沼津市と協議をしてきました。そういう立場でお答えさせていただきますけども、先ほど議員の方から信頼関係というふうなことで御質問があったわけでございますけども、助役を長とする協議の場、基本はここにあったわけです。
 信頼関係を回復するためにどうしようかということで、4回、双方の助役を長として、本当に熱く議論を交わしてきたわけでございますけれども、ただ、沼津市から通知されたのは7月22日でございまして、その中で「昭和41年の合併協議会は廃止をしたい」ということでございます。清水町の方から先にこれを廃止したいということではないということです。そして、そのことが基本にあった上での信頼関係であるわけです。
 ですから、沼津市さんがどのようなことを考えているかわかりませんけれども、私、清水町としては、ごみ・し尿を引き続き継続していただきたいということの中では、それ以外の信頼関係を一生懸命模索し、沼津市と協議をしてきたということでございます。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) ただいまの答弁だと、三者の会談、話し合いがなかったということ。
 助役、せっかく知事がおぜん立てしてくれたのに、子供の使いじゃないんですよ、あなた。大人同士がせっかく……、開きゃいいんですよ、これ。それで和解の道を進めれば解決したと私は思うんですよ。その辺をもう一度、助役、御説明願います。
 これじゃあ、助役、知事の顔も副知事の顔も地域支援局長の顔も、丸つぶれですよ、これ。その点についてお尋ねします。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。助役 中野君。
             (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えいたします。
 私ども清水町も、沼津市も、この問題については、双方が、その節目節目で県の方へ報告をしております。また、県の方から訪ねられることもあるわけでございます。そういう一つの流れとして知事の方へ報告に行ったということでございまして、そこでのコメントが、日は定かではないでけども、既に議員の皆さん方にFAXさせていただきましたけども、そのような内容だったわけです。
 これは、上級官庁である県、私どもはその下にあるわけです。下の方が主導権をとるなんてことは、これは到底できないわけです。私どもの方とすれば、議員さんにFAXした内容、これについて期待をしていたというところでございます。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 終わります。4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 水かけ論で、これは。
 次、3番目のライフラインについてお尋ねします。
 ここからが町民が一番聞きたいことなんですから、正確に答えてくださいね。
 一応、ライフラインであるごみ・し尿処理については、平成18年度以降、ごみは函南町さんに、し尿は三島市さんが受けてくれるということになっているんですけど、そのいきさつについて、わかりやすく、ちょっと説明を求めます。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 ごみは函南町、し尿は三島市へ行ったいきさつと対応についてでありますが、ごみ・し尿処理につきましては、町民生活にかかるライフラインでありますので、1日たりとも町民の皆様に御迷惑をおかけすることはできませんので、平成18年度以降のごみ・し尿処理の対応については、最重要課題として、助役をはじめ幹部職員を含め調査検討してまいりました。
 その結果、御承知のとおり、ごみ処理は函南町、し尿処理は三島市が平成18年度から平成20年度までの3年間、緊急避難措置として受け入れていただくことになりました。私といたしましては、函南町長さん、三島市長さんはじめ双方の議会、住民の皆様方に心より感謝するものであります。
 なお、詳細につきましては担当課長から答弁させていただきます。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 住民生活課長 関君。


◯住民生活課長(関 義弘君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 ごみは函南町、し尿は三島市へとなったいきさつについてでありますが、10月28日に、沼津市に対し、平成18年度以降のごみ・し尿処理の委託を断念せざるを得ないことを回答いたしましたが、その間、一貫して、沼津市には委託について継続をお願いしてきたところでありますが、沼津市は、ごみ・し尿処理は今年度限りで打ち切りという姿勢は変わりありませんでした。
 その後、ごみ処理につきましては、11月2日に、函南町に受け入れの可能性について打診し、14日には、文書にて焼却場の使用について依頼いたしました。函南町長は、18日の議会全員協議会で緊急避難措置としての受け入れを表明され、12月5日には、文書にて函南町から正式に受け入れの回答をいただいております。
 し尿処理につきましては、11月20日に、町長自ら、直接三島市長に受け入れについて打診し、翌21日に、文書にて依頼いたしました。三島市長は、11月25日の定例記者会見や11月30日の議会一般質問の答弁において受け入れの意向を表明していただき、さらに、12月8日の市議会全員協議会において、平成18年度から3年間、清水町のし尿等の全量について受け入れるとの御発言をされ、議会の了承が得られましたと伺っております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) これで一安心なんですが、ただ、1つだけ聞いておきたいことがあるんですよ。函南町も三島市も3年間の緊急避難措置として受け入れていただくことになったんですけど、この3年間という緊急避難措置というのを、ちょっとその辺を再度お聞きしたいんですけど。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 緊急避難措置となったのはどういうことかについてでありますが、清水町民の皆様のライフラインにかかる問題とはいえ、函南町・三島市にとっては、他の自治体のごみ・し尿処理を受託するには、18年3月までのわずか4カ月の間で長期的な受け入れ方針を打ち出すのは難しいことから、今回、3年間の緊急避難措置となったものと受け止めております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) それはわかるんですよ。そうしたら、聞きますけどね、3年過ぎたらどのようにし尿処理とかごみ処理をしていくのか。そして、とにかく町には何にもないんですから、これを計画する計画があるのかないのか、その辺もあわせてちょっと説明を求めます。


◯議長(坪内 昇君)答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 3年間後の、緊急避難措置のその後の対応についてということだと思いますが、当面ごみ・し尿処理の委託先が確保されたわけでありますが、今後は、その間で長期的な解決策を見出していかなければなりません。
 私といたしましては、この3年間のできるだけ早い時期に、長期的な処理体制を確保できるよう対応策を考えてまいります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) それじゃあ、ここから、例の、沼津市と問題になっている建設費負担金の返還の考え方について聞きます。
 次に、4点目として、建設費負担金15億円の返還の考え方について伺います。
 沼津市長は、「負担金は一切返さない」と言っているんです、これ。いいですか、町長。清水町が負担した15億円は町民の血税なんですよ、これ。沼津市清掃プラント基幹改良工事費及び沼津市衛生プラント建設費負担金については、両施設とも、行政同士で合意の上、長期的な使用を想定してお金を払っているわけね。また、し尿処理施設について、双方が、建設することを想定した中で費用負担を算出して負担金を払っているの。だから、行政同士は何ら手落ちはないんです。合併がこじれたからといって、沼津市長が、「ごみ・し尿はまかりならん」と、こういうふうに言ってきたわけ。それでお金は返さないと。これでは困るわけ、清水町が。
 そこで、うちの町としては返還を求めるのが一般的な常識だと思うから、町長の考え方を先に聞きます。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 沼津市との間の建設等負担金約15億円の返還についてでありますが、清水町が負担した両施設の建設費等の負担金は、長期的な使用を前提として拠出したものであります。特にし尿処理施設につきましては、土地・建物を含め、沼津市・清水町それぞれが独自に建設した場合の経費をもとに負担割合を決めたものであり、権利は非常に強いものであります。
 また、ごみ・し尿処理の契約はそれぞれの協定書等に基づき施設を使用しているところでありますが、今回、沼津市から、平成17年度限りでごみ・し尿処理施設の使用を一方的に打ち切るとした理由は、この協定書に基づかないものであり、そのことをもって沼津市が返還できないと言っていることは、私は条理のないものだと考えております。
 現在、この問題について沼津市と事務レベルの話し合いを進めているわけでありますが、負担金の性格を考えれば、返還していただけるものと考えております。
 いずれにいたしましても、負担金は町民からの血税でありますので、沼津市にはその意味を十分理解していただきたいと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 町長、うちの方に……。行政間ではきちっとやっているの。だけど、沼津市の市長は金は出さないと言っているんだから、事務方同士で話し合いをしたって話は進まないですよ、もう。ごみ・し尿の処理は、函南町さんと三島市さんにお世話になるのが決まっているんだから、何で沼津市に気兼ねをするの、あなたは。堂々とトップ同士で年内に話を、決着をつけて進めるのがベストだと私は思うんですよ、町長。
 もう一度その辺を。遠慮することないんですよ、町長。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 先ほども答弁させていただきましたが、とりあえず助役同士のレベルでもって協議をし、返還できるよう最大の努力を重ねていきたいと、こんなことを考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 町長、いいですか。沼津の市長は、私、9月15日に傍聴に行ったんですよ、その一般質問でも負担金の返還は困難だと。また、11月30日の静岡朝日テレビの放送でも、損害が生じるから返還できない旨コメントしているんですよ。このまま行けば、また平行線になると思いますよ。
 私は、これだけこじれた以上、この問題の解決には、町は裁判をしてでも返還を求めた方がいいと思うんですよ。
 その辺、町長、もう一回答弁願います。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 先ほども答弁させていただきました。町民の尊い税金、血税でございます。最大の努力をし、返還されるよう努めていきたいと、こんなことを考えております。
 御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 町長、あなたが清水町長をしている間は沼津市の斎藤市長との間で信頼関係なんて絶対できないんですから、早急に顧問弁護士に相談して法廷闘争を行うべきだと思うんですよ。そのぐらいの考えがなかったら、この問題はけりがつかないと思います。
 それだけ頭に入れておいてください。
 それで、最後の問題に行きます。
 最後の質問は、この結果、一連の問題を町民に対してどのように説明するかについてでけども、いいですか、町長、今回の問題の大きな原因は、町長の勇み足なんですよ、これ。沼津市と40年間も築いた信頼関係をなくした以上、これからは三島市さんと函南町さんに感謝しながら独自の道を歩むしかないと思うんですよ、私は。
 私は、今回のごみ処理問題で、誰が得して誰が損をしたかと冷静に考えますと、沼津市にしても、清水町から入ってくる使用料の年間1億7,000万円が入ってこず、現場の人間の仕事がなくなるわけです。それで、かつ人件費は払わなければならないし、管理費が増えていいところは絶対ありませんよ。また、清水町としても同じです。全国的に有名な柿田川のイメージがごみ処理問題の清水町に変わり、かつ沼津市に投資した建設費の返却問題、その他ほかの自治体に対する借り等があります。そして、また二、三日前に出ました三島市に対する修理費9,000万円、これを払わなきゃならないんですよ。
 それらもろもろを含めて、今回の一連の問題について町長は町民にどのように説明していくのか、お尋ねします。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 今回、ごみ・し尿処理につきまして一定の方向性が見えてまいりましたので、今週の15日から21日まで、町内7会場におきまして地区懇談会を開催し、町民の皆様に説明してまいります。
 今後とも、町の「広報しみず」やホームページ等でも情報提供してまいりますので、御理解を賜りたいと、こんなふうに思います。
 よろしくお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 町長、今、私、9,000万円のことを聞いているんだけど、これはどういうふうに説明するんですか、町民に。三島市に対するし尿処理の修理費。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 先ほども答弁させていただきましたが、この9,000万円の問題については、まだ正式に清水町に来てございません。そういう中でもって、正式な要請がまいりましたら、それもあわせて説明をしていきたいと、こんなふうに考えます。
 ただ、三島市からまだ正式に来ていないということだけ議員の皆様方に御理解賜りたいと思います。
 終わります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。4番 木村寛夫君。
             (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) いろいろ地区懇で意見が出ると思いますよ、町長。冷静に判断して、町民が納得するように御説明してください。
 これで私の質問は終わります。よろしくお願いします。


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして木村君の一般質問を終わります。
 次に、1番 岩崎高雄君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 平成18年度の予算編成の考え方を問う」「2 清水町の進むべき方向を問う」
 発言を許します。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 皆さん、おはようございます。議長の許可が出ましたので、通告の2点、1つ目は、平成18年度の予算編成の考え方を問う、2つ目は、清水町の進むべき方向を問う、この2点につきまして順次質問をするものであります。
 まず、平成18年度の予算編成の考え方を問うでありますが、現在、皆様、御承知のとおり、国の三位一体改革の推進により、地方交付税や国庫支出金の減少が見込まれ、それぞれの県や市、また町は、その対応としての行政改革に腐心をしているところであります。その端的なあらわれとして、首長さんや三役、管理職などの職員の給与の一部カットや、また公用車等の数の削減や、いわゆる民間の手法を取り入れて、その歳出の削減に努力をいたしているところであります。
 こういう状況の下にあって、わが町の財政状況はどうかというと、自主財源、依存財源とも思うに任せず、その不足分を町債や財政調整基金の取り崩しで賄ってきたのが現状であり、その借入金の償還が将来大きな負担となって町民の肩にのしかかってきます。このような厳しい財政状況の下において、平成18年度予算の編成作業に取り組んでいると思いますが、平成18年度予算における編成方針の、まず概要についてお伺いをいたします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 平成18年度一般会計の予算編成方針の概要でありますが、当町における財政状況は、町税や地方交付税が減収する中で、財源を確保するため借り入れた町債の償還金をはじめ扶助費や繰出金が増加することが見込まれる一方、国の三位一体改革により、今まで以上に厳しい状況が予想されます。
 このような厳しい財政状況ではありますが、住民サービスを低下させることなく、少子高齢化社会に対応した総合的な地域福祉施策や住民生活に関連した社会資本整備等の重要施策を推進するため、より一層行財政改革を断行し、「最小の経費で最大の効果」が上げられるよう予算編成をしていく考えであります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 今後、清水町は、2市2町あるいは2市3町の合併がない限り、自立してこの自治体の運営を行っていくものと思いますが、年々町債の残高は増加し、財政調整基金は減少していますが、まず、その歯止めとしての考えはあるのか。その結果として、恐らく予算が縮小に向かわざるを得なくなり、固定経費である人件費の割合が多くなることが予想され、結果として町民サービスの低下につながりますが、ここで、一般会計における人件費の構成比の直近の3年間の動向と人件費の構成比率低減に向けての方策を伺います。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 岩崎議員の御質問にお答えします。
 人件費にかかる諸問題でございますが、まず、平成16年度決算ベースにおけます決算額全体に対します人件費の割合でございますが、23.6%というようなことでございます。今後、この23.6%を、平成18年度以降、極力こういうようなことを縮減しながら予算編成に反映していくというようなものでございます。
 その人件費の抑制の方法とその目標についてということでございますが、現在、町の行財政基盤の安定化を図るため、新行政改革大綱を本年度中に策定する予定でございます。その中で、職員の「定員管理適正化計画」を策定いたしまして、各年度ごとの採用予定者数、これらを公表していきながら見守るということと、職員数の適正化につきましては、行政改革推進委員会から、平成22年4月の職員数は265名以内というようなことで答申をいただいております。町では、さらにこの数値を下回るように努めていきたいと、かように思っております。
 直近の3年間の平均でございますが、平成14年度につきましては23.7%、平成15年度につきましては23.2%、平成16年度につきましては23.6%と、このようなものでございます。
 以上でございます。
        (「もう一度言ってみてください」と呼ぶ者あり)
 平成14年度につきましては23.7%、平成15年度につきましては23.2%、平成16年度につきましては23.6%というものでございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) この数字は、本当の……。年々人件費の予算に対するあれというのは上がってきていない?
 では次に移ります。
 直近の問題として、大変財政状況が厳しい中、財源不足が生じているものと思いますが、これでは歳入歳出の収支が不均衡となります。そこで、収支の均衡を保つため、予算編成において、歳入と歳出の具体的な取り組みについて次に伺います。


◯議長(坪内 昇君) 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 予算編成におけます歳入歳出の具体的な取り組みでございますが、歳入の伸びが期待できない中で必要事業の財源を確保するためには、旅費や需用費などの経常経費の削減をはじめ、事業の重点化や優先順位の選択による翌年度以降への繰り延べなどによりまして歳出の抑制を行ってまいります。
 また、歳入のうち、町税や使用料等につきましては、収納率の向上を図るとともに、国・県支出金につきましては、補助メニューを精査し、新たな補助事業採択による補助金等の財源確保に努めてまいります。
 また、未利用の町有地につきましては、事業計画等を十分精査し、貸し付けや売却などを行い、財源確保に努めてまいります。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 土地の遊休地、これは早く処分する中で、一つの対策の、補てんの方に充ててもらいたいと思います。
 では、次に移ります。
 18年度特別会計の予算編成の考え方に移りますが、町には、一般会計のほかに国民健康保険事業特別会計など、いわゆる5つの特別会計があります。特別会計は、経費の負担区分を明確にしまして、また、いわゆる独立採算を建前として、一般会計とは別に経理をしているものでありますが、この趣旨を踏まえて、平成18年度の特別会計はどのような考え方で予算編成をするのか、お伺いをいたします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 平成18年度の特別会計の予算編成の考え方でございますが、特別会計におきましても、一般会計と同様に、歳出の削減を基本として経常経費及び普通建設事業費の削減や事業の翌年度以降への繰り延べなどを行うとともに、国民健康保険や介護保険などの保険給付費につきましては、その動向を適正に見込んでまいります。
 また、歳入のうち、国民健康保険税や介護保険料、下水道使用料などの自主財源につきましては、収納率の向上に努めるとともに、それぞれの特別会計の設置目的をかんがみ、安易に一般会計からの繰入金に依存することのないよう、健全財政の運営に努め編成することとしております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 安易な一般会計からの繰入金の依存は、できるだけ避けてやっていただきたいと思います。
 では、次に移ります。
 町債による借入金は、一般会計だけでなく下水道などの特別会計でも行っておりますが、年々町債の借入額は増加傾向にあります。そこで、一般会計と特別会計とをあわせた町全体における町債の過去5年間の残高について伺います。
 また、財政調整基金は年々取り崩しておりますが、過去5年間の残高について伺います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 一般会計と特別会計とをあわせた町全体の町債の年度末残高と財政調整基金の年度末残高であります。
 まず、町債の年度末残高でございますが、平成12年度115億4,000万円余、平成13年度123億9,000万円余、平成14年度134億8,000万円余、平成15年度146億4,000万円余、また、平成16年度では150億1,000万円余であります。
 次に、財政調整基金の年度末残高でございますが、平成12年度は14億4,000万円余、平成13年度は13億7,000万円余、平成14年度は10億2,000万円余、平成15年度は9億1,000万円余、また、16年度では5億7,000万円余であります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 平成17年度末の借入金残高は、一般会計が78億円、特別会計が約73億円、そして多額の借入金残高を抱え、平成17年度の財政調整基金の残高は約5億8,000万円、大体、差し引きしますと、今の数字、146億円の借入金となるはずです。これは、町民1人当たり、約50万円の借入金ということになります。
 行政は、これを徹底した行政改革で乗り切ると言っていますが、その先の具体策があまり見えてこないばかりか、借入金が増加しているし、また、先ほどの話ではないですが、ごみ・し尿に伴う突発的な支出も具体的になってきています。さきの9月の議会で、同僚議員が他県の町の例を挙げて指摘しましたように、人件費までも考えに入れなくてはと思いますが、そこで、先ほど数字にも少し触れましたけども、清水町の定数条例によるところの職員の定数と現在の職員数と目標数値、これは先ほど265という数字を言いましたけども、ここで言ってほしかったんですけどね、それについて1つ質問をします。
 よろしくお願いします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) まず、職員数ということでどのような考えを持っているかということでございますが、先ほどちょっと、その職員数について御報告申し上げましたとおり、行政改革推進委員会から、本年度、町長の諮問から答申を受けました数値、これが265名以内ということでございますので、この範囲内で、さらに下回るよう努めていきたいというようなことで考えております。
 なお、定数につきましては、全体で290名というようなことでございます。
             (「現在は」と呼ぶ者あり)
 大変お待たせしました。現在の全職員数でございますが、268名ということでございます。
          (「268名で265名が目標」と呼ぶ者あり)
 265人以内というようなことを申したわけでございますが、これは、平成22年4月現在の目標数値でございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 平成22年の目標が265で現在の職員数が268? じゃあ、3名減ということが、これ、目標かね。


◯議長(坪内 昇君) 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 行政改革推進委員会から、先ほど申し上げましたとおり、平成22年4月の目標数値265名ということでございますが、町の方は、さらにこの数値を下回るように努めてまいります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) それじゃあ、審議会のやつの数字は、今現在の職員数が268と把握しながら265ということの目標を決めたわけですか。


◯議長(坪内 昇君) 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 行政改革推進委員会の答申の中では、今後5年間、平成22年4月までの職員の推移、例えば、退職者とか、それに見合う職員の補充、これらを極力下げるというようなことから265というような内容の数値を出したものでございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) これ以上の質問はしませんけども、現在が268で、そして目標設定が265、このようなばかな目標なんて設定するはずがあるわけないじゃないですか。
 次に移ります。
 それでは、清水町の進むべき方向についてに移ります。
 2市2町あるいは2市3町の広域合併に向けた協議は不調となり、また、これ以上の信頼関係を崩してはならないということで、沼津市からのごみ・し尿の引き上げを町長は決断されました。新たな受け入れ先として、緊急避難措置として、三島市、函南町の両市町がそれを受け入れることでの事務手続を待つばかりとなり、また、沼津市については、清掃プラント基幹改良工事及び衛生プラント建設に伴う負担金の返還を沼津市に求める事務手続を進めています。
 このように流れが大きく変わる中、町民は、心の中に混沌としたものを持っています。町長はこのような流れになった経緯と経過を説明され、町民が持っている混沌とした気持ちを払拭していただきたく以下の質問をします。
 ここで、清水町の進むべき方向性を問うの第1回目の質問をします。
 三島市長さんの11月議会での発言を、町長は沼津市と対比する形で説明されました。具体的に言うと、「沼津市はごみ・し尿と合併を関連づけており、三島市はし尿と合併を関連づけていない」との町長の発言ととれましたが、三島市の小池市長さんは、清水町のし尿受け入れについて、人道的な見地や隣人愛によるものであり、緊急避難的措置の3年間であると思います。まさに、三島市の小池市長の決断は純粋な気持ちからの発露であり、函南町長さんも同じお考えだと思います。
 そうしたときに、平井町長の発言は、2市2町あるいは2市3町に向けた考え方に配慮を欠いた発言ではないかと思いますが、そのことを頭に置いて以下の質問をいたします。
 2市2町、2市3町に向けた町長の基本的な考え方に変わりはないか。考え方に変わりがないなら、三島市と沼津市とを対比するような発言をなぜするのか。3つ目に、その発言は、三島市長の気持ちを酌み取っていないと思いますが、どうか。この3点について質問をさせていただきます。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 2市2町、2市3町、広域合併の今後の考え方についてということで、先ほど木村議員の御質問にもお答えいたしましたが、私は、かねてから県東部地域への政令指定都市の実現に向け、その前段階である沼津市・三島市を中心とした広域都市づくりが必要だと訴えてまいりました。
 また、町民の多くは2市3町などの広域合併を望んでおりますので、私といたしましても、これまでと同様、県東部地域の広域都市づくりについての考え方は変わるものではありません。よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。
 なお、沼津市と三島市とを対比しているじゃないかと、こういうことでございますが、対比している発言ではなく、感謝をして先ほどは答弁させていただいたということの御理解を賜りたいと思います。
 よろしくお願いいたします。
(「その発言が小池市長さんに対して政治的な一つの発言の介入になりはしないかというこ
 とで僕は3つの質問をしたんですけど」と呼ぶ者あり)
 三島市長さんの発言が政治的な介入になりはしないかと。
  (「いや、そういうふうな……、だから、対比することがね」と呼ぶ者あり)
 先ほど岩崎議員さんからの御質問の中にございました、三島市長さん、大変純粋な中でもって受け入れていただきました。私も純粋に受け止め、そういうことの中でもって理解をさせていただきました。ぜひ御理解を賜りたいと思います。3問目、失礼いたしました、すみません。


◯議長(坪内 昇君) 1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 要は、あまり沼津市さんと三島市さんとを比べるようなまねをせずにやってくれというのが私の趣旨であります。
 では、次に移ります。
 今年4月1日より、新たに「市町村合併の特例等に関する法律」、いわゆる合併新法が施行されました。現在の推進状況と、あと東部に及ぼす影響その他について質問させていただきます。
 よろしくお願いします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 合併新法に基づきましては、現在、県の市町村合併推進審議会というのが設置されております。現在までに3回の審議会が開催されておりまして、人口3万人未満の市町の行財政診断や合併対象市町の組み合わせなどについて審議をされております。
 この合併対象市町の組み合わせは、人口1万5,000  人未満の小規模な市町や生活圏域が一体化している市町、政令指定都市、中核市、特例市等を目指す市町の3区分に分けて検討がされております。
 東部地域におきましては、沼津市、三島市、裾野市、長泉町、函南町、清水町の3市3町が中核市を目指す地域として検討することとされたものであります。
 なお、この市町村合併推進構想につきましては、来年2月に審議会から県知事に答申されることとなっております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) いわゆる広域都市づくりについては、地元同士の2市2町あるいは2市3町の協議が、今、不調ということで、現在は低調であります。また、県は審議会からの答申を待って、先ほどのような、沼津市、三島市、裾野市、長泉町、函南町、清水町の3市3町に中核市を目指す地域として検討する旨の依頼が来ているということでございます。これも具体的な行動には結びつかないとしますと、2市2町あるいは2市3町の広域合併を目指す平井町長としては、その方向に向けてどこにその突破口を見出すのか、先ほどの質問にありましたけども、それとも別の枠組みの合併論がここで醸成しつつあるのか、また当分自立していくのか、スタンスとしてどこに置いておられるのか、明確な答弁を求めます。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 広域都市づくり、2市2町、2市3町を目指す中での清水町の役割だろうと、そんなふうに思いますが、昨年から本年にかけて行われました住民発議による2市2町法定合併協議会設置請求につきましては、今後の東部地域の広域都市づくりに一石を投じたものと考えております。合併という問題につきましては、それぞれ自治体の考え方がありますので、大変難しい面がありますが、清水町としてできることがあれば、その役割を最大限果たしてまいりたいと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 広域合併はこのぐらいにして、あと、ごみとし尿の自己処理の方に移ります。
 清水町は、行政固有の事務としてのごみ・し尿処理施設を持たない自治体としての苦しさを味わってきました。実際、苦しさを味わってきたのは、それを担当する部署とそれを統括する官吏であり、折々の町長、また議会人であったと思います。
 私は、今回の沼津市の、7月の沼津市長の発言で、町民の多くがその状況を知ることとなり、ごみ・し尿処理施設を持たない清水町の現状に、あらためて考えさせられたことと思います。まず、ごみ・し尿が清水町固有の事務で処理しなければならないのが基本であると町民は思ったことでしょう。それを知らないことが40年以上続いてきたことも事実です。そして、町長の公約が、「ごみ・し尿は沼津市に土下座をしてまでもお願いする」と言ったことも承知をしておりますが、時間の経過とともに町民の意識も変わっています。
 ここで、あらためてごみ・し尿の自己処理の考え方を町長に質問をいたします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 ごみ・し尿処理の自己処理の考え方はについてでありますが、自治体におけるごみ・し尿処理体制の国・県の方針は、単独ではなく広域的に処理することを推進しております。
 また、わが町は面積も狭く、住宅地が密集しておりますので、ごみ・し尿処理施設を建設する環境にはないものと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 今、「環境にはない」ということというのは、どういうふうにとればいいですかね、これ。自己処理ができないととればいいですかね、自己処理はしないととればいいんですかね。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 自己処理をしないのかできないのかと、こういうことの御質問でございます。
 もちろんこの住宅地の密集する中ではできないと、こういうことの中でもって、私の姿勢としても、つくらない、しないと、こういうことの中でございます。
 ぜひ御理解を賜りたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) では、それは町長の一つの考えでできないということであって、環境的には、できないということではないですね。


◯議長(坪内 昇君) 町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 環境的にもできないと、こういうことでございますので、御理解を賜りたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) これ以上は言いますまい。
 いずれにしても、自己処理はしないで他市町に依頼するということであります。
 私は、町長の答弁において、清水町は面積も狭く、住宅地が密集しており、ごみ・し尿処理施設を建設する環境にはないということでありますが、これらのことは、清水町という自治体が独自に抱えている内なる問題であります。他市町に迷惑施設の利用を御依頼する立場としては希薄な理由であります。
 自己処理ができないというならば、より積極的な理由、すなわち清水町の中心部を南北に柿田川が流れています。その水は東部38万人の飲料水となっています。その水質保護のために、柿田川上流部500メートルは町民の協力をもって人の立ち入り制限をしています。これは、町民の柿田川の水に触れられないという損失の上から成り立っている水質保護であります。そのことは周辺市町の皆さんが等しく知っているところであります。
 町は、あわせて町内にごみ・し尿施設を建設することは水質保全のためにもできない、その裏づけをすることも必要かと思いますが、町長のお考えを伺います。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 わが町清水町においては、面積も狭く、住宅が密集しておりますので、環境的には施設を建設することがないものと考えると。これに対しての御質問をいただきました。
 もちろん、今水質の問題もございます。これも踏まえた中でもって、今現在、県ではゼロ・エミッション、広域的にこれを進めようということでございまして、固有事務ではございますが、そういう中での国・県の考え方の中では、広域的に進めよう、あわせて環境的にもできないと、わが町清水町には建設することができないと、こういうことの中でもって御理解を賜りたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) いわゆるできない、できないと言ったって、裏づけがあって、何でできないかという一つのものが明確にあれば、これが一番強いことになりますもんですから、それを含めて。


◯議長(坪内 昇君) 町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 裏づけということでもって、御要望だったと思いますが、あえて私が出させていただきました。
 私が町長になりましたのが平成7年でございまして、それ以前の町長さん、大変御苦労なされました。そして、きょうもおいでになります議員の中にも、当時ごみ・し尿でもって大変御苦労なさった議員さんもおいでになります。その当時、沼津市から、ごみ・し尿について、独自でもって、固有事務であるから清水町に建設すべきだろうと、また、そういう考えの中でもって、清水町に建設すべく議員の皆様方や町民の皆様方、特に町長さん、当時、大変御苦労なされました。いろいろな地域を模索いたしまして、研修いたしました。
 ただ、環境アセス等で環境にないということの中でもって、その地域で設置をしようと、こういうことを考えますと、環境アセス、500メートル以内の中では、どうしても隣の町や隣の地域に入ってしまうと。こういうことの中でもって、環境的にはできないと、こういうことで断念した経過がございます。
 私もそれを踏まえまして、何としてもうちの町にはできないと、そういうことの中でもって、沼津市にお願いしていこうということでお願いをしてまいりました。
 ただ、沼津市では、合併とごみ・し尿は別であると、こういうことの中でもって進んでおりましたが、これが一つになって、きょう、現在になってしまいました。
 ただ、こういうことの中でもっての経過でございます。なぜできないかと、こういうことの中は、今までの経緯の中でもできなかったし、現在の環境を見てもできないと、こういうことの中でもって御理解を賜りたいと思います。
 終わります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) それでは、先ほども触れましたけども、緊急避難措置後の計画のごみ・し尿処理についてお伺いいたします。
 町民としては、当然、3年経過後がどうなるのかと、一番心配をしております。町民の混沌とした気持ちは、まさにそこにあると思います。沼津市との清掃プラントや衛生プラントの分担金、あるいは負担金の返還に結論が出れば、清水町としてはそれらの施設の利用はできません。すなわち沼津市にはごみ・し尿の新たな依頼はできないことになります。また、三島市・函南町は緊急避難措置としての3年間であり、その間に清水町の自助努力を求め、その後はその結果を出すようにとのことであります。そして、町長の方針は「自己処理はしない」であります。
 そうなるとどのような方法があるのか、質問をいたします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 先ほども木村議員さんに御答弁させていただきました。三島市のし尿処理について、そして函南町のごみ処理について、この4カ月間の中でもっての、長期に受け入れをすると、この決断が函南町さんも三島市さんもなかっただろうし、私どもも、退路を断って沼津市にお願いしていた中であえて受け入れていただく地域を調査研究した中でのお願いの中では、緊急避難措置としてお願いするしかなかったし、また、相手側もそれしかなっただろうと、こんなことを思います。
 このような中で、早い時期に、これを長期的に受け入れていただく策をこれから考えて、対策を練っていきたいと、こんなことを考えますので、ぜひ御理解を賜りたいと思います。
 よろしくお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 3年後には、ごみ・し尿処理は、誰が考えても、三島市さんと函南町さん、あるいは沼津市さん、この2つの中の選択の中から、やっぱり1つあれするのが今の時点では妥当かなと思いますが、いろいろなことがあるでしょうから、熟慮に熟慮を重ねて3年後のことは考えていただきたいと思います。
 では、次に移ります。
 次に、沼津市への取り組みについての質問に移ります。
 ごみ・し尿処理の委託以外に沼津市と清水町が関係する行政事務は、例えば、水道事業や徳倉地域の狩野川左岸下水道建設事業など町民生活にかかわる大きな事務がありますが、その他、沼津市と関係する行政事務には何があるのか。また、特にその中で、狩野川左岸下水道事業における管路及び徳倉ポンプ場の整備について清水町の負担割合はどのようになっているのか、お伺いをいたします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 沼津市への取り組みについてでございます。
 ごみ・し尿処理以外の事務で、水道、あるいは下水道を除いたものといいますと、まず県東部地域3市2町で行っております消防の通信指令業務、2市2町で行っております介護認定審査業務、それから3市3町の休日・夜間におきます沼津夜間救急医療業務などがございます。


◯議長(坪内 昇君) 都市計画課長 杉山君。


◯都市計画課長(杉山 滋君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 狩野川左岸の公共下水道の関係でございますけれども、管路、それから徳倉ポンプ場の沼津市との負担割合のお話でございますが、管路につきましては共有管ということで理解させていただきまして、負担割合でございますけれども、沼津市が7割、清水町が3割となっております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) その7割と3割というのは、ポンプ場の割合ということですね。


◯議長(坪内 昇君) 都市計画課長 杉山君。


◯都市計画課長(杉山 滋君) 岩崎議員の御質問でございますけれども、徳倉のポンプ場もそのとおりでございます。


◯議長(坪内 昇君) 1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 管路もそうだということですか。


◯議長(坪内 昇君) 都市計画課長 杉山君。


◯都市計画課長(杉山 滋君) 岩崎議員から当初に御質問がございましたけども、管路といいますか、共有管につきましても7割、3割ということでございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) そういうことであります。
 では、2番目に移ります。
 今後、沼津市との関係をどのように修復していくかについて質問します。
 沼津市との関係がこのような事態になりましたが、先ほどの答弁のように沼津市と関係する行政事務がある中、今後沼津市との関係をどのように修復していくのか、基本的な考え方をお伺いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 沼津市との関係修復についてでありますが、今回、沼津市とはこのような事態になりましたが、これまでの長い歴史の中で、ごみ・し尿処理をはじめとする行政事務上のかかわりや職員交流・イベント等の参加のほか、民間レベルで経済界等の交流など深い結びつきがあります。
 したがいまして、沼津市とは隣接自治体でありますので、今後においても良好な関係は必要だと考えておりますので、関係修復には努めてまいります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) では、最後の質問になります。
 沼津市との関係がこのような状態になっても、行政としては各種の事務委託、また、民間や経済界の交流もあり、これ以上沼津市との関係を悪化させたくない環境にあります。その中にあって、ごみ・し尿施設への負担金の返還の問題が出てきています。
 現在、町は、12月6日に沼津市との負担金等にかかわる事務協議を開催し、沼津市は、市議会での市長答弁のとおり、「返還は困難である」との説明をされ、沼津市は、負担金の返還問題についてはごみ・し尿廃止とは別に協議したい旨の主張をし、清水町は負担金の問題が解決してからごみ・し尿を廃止することを主張しています。清水町は助役レベルでの協議にしたい旨の提案をし、沼津市はそれを持ち帰って協議ということで終わっていると思います。これは12月6日の協議の概要であります。
 ここで、私は、沼津市と清水町の言い方は違っても、そこには一つの共通項が見出されてなりません。それは、沼津市・清水町ともに、ごみ・し尿廃止を前面に出すのではなく負担金の返還問題を分けてあることです。それは、お互い、踏み込んではならない一線を残しておきたいという認識からだと私は思いますが、この協議を、時間をかけてでも良い結果を出し、信頼の修復に努めていってもらいたいと思いますが、あわせて質問をいたします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員から御質問がございました。
 沼津市も清水町も一つの共通項を持ちながら、ごみ・し尿の廃止じゃなくて、負担金が解決してからということではないかと、こういうことの中でもって、関係修復を時間をかけてでもすべきだろうと、こんなことでもって御質問がございました。
 負担金の返還問題につきましては、町民の血税でありますので、沼津市との信頼関係とは別に解決するのが当然だと考えております。これからも最大限努力してまいりますので、よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) それは時間をかけて協議をして解決するという話でしょう。あと一つ、共通項の話が出ていないじゃないですか。今の説明で内容がわからなかった?


◯議長(坪内 昇君) 町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) すみません、私が答弁したということでもって、私だけが理解しておりましたので、お許しいただきたいと思います。
 先ほど沼津市との信頼関係とごみ処理施設の負担金とは別に解決していきたいと、こういう答弁をさせていただきました。共通項であるということじゃなくて、別に解決しなきゃならんだろうと、そういうことの中で御理解を賜りたいと思います。
 終わります。


◯議長(坪内 昇君) 1番 岩崎高雄君。
             (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) ちょっとわからないですけどね、私だけが共通項と思っているだけで、何も共通項じゃないということだ。残念ですな、これは。
 じゃあ、これで質問を終わります。


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして岩崎君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
 次回再開を11時とします。
                                午前10時49分休憩
                                ────────
                                午前11時02分再開


◯議長(坪内 昇君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 次に、16番 山本博保君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 沼津市との合併協議会の廃止・並びに一般廃棄物処理をめぐる諸問題と今後の方針について」
 発言を許します。16番 山本博保君。
             (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 私は、既に通告を申し上げました沼津市との合併協議会の廃止・並びに一般廃棄物処理をめぐる諸問題と今後の方針についてお尋ねをいたします。
 既に、この種の質問につきましては、木村議員、そして岩崎議員からの質問、また、当局からの答弁を得ておりますので、若干質問の角度を変えて、かつ通告の範囲内にとどめ質問を進めさせていただきます。
 通告の概要は4項目に分かれております。
 質問の前提について、私なりに当町と沼津市との関係について、概略、私の知る限り述べさせていただき、質問の前提事項を確認していきたいと思います。よろしく御理解を願います。
 当町の特色と言えば、御案内のとおり、一般廃棄物処理、し尿並びにごみ処理施設を持たず、しかも、多くの自治体は、こうした施設については一部事務組合方式、いわゆる仲間うちでこの施設を運用していくのでありますが、私たちの町は、いろんな先人の知恵を得てか、沼津市への委託方式によって今日に至っていることは御承知のとおりであります。そして、その処理を多年にわたり、隣町の沼津市で処理を続けてきていただいたことについては、私は、あらためてここで、沼津市に感謝とその敬意を表すべきことを忘れてはならないと思います。
 自治体として、委託事務方式の善しあしは別として、先ほど町長の答弁にもありましたが、少なくともこれまで、私たちの町はその道を選択せざるを得なかったことは紛れもない事実であると思います。
 顧みますると、昭和41年に、こうした問題を背景に合併協議会が成立し、規約が条例化されております。以来40年、私たちの町はその恩恵に浴していたことは事実であります。しかし、このごみ並びにし尿処理問題と合併問題は常に表裏一体の関係にあったことを、私はそれなりに熟知をしている一人であります。
 私が、地域の皆さんに御推挙いただき、議会に出させていただいたのが昭和58年であります。当時は、ごみ・し尿処理等の問題、いわゆる一般廃棄物問題を、この会議場で、本会議場で当局にお尋ねすることはタブー視されておりました。したがいまして、保守系並びに革新系議員からも、一言も本会議場ではこの種の質問に触れる方は、私の知る限りおりませんでした。しかし、今となってみますと、そのことが本当によかったのかどうか、大いなる反省があると私は思います。
 いわゆるうちの町はこの施設を持たないために、常に沼津市に気遣い、こうあるべきだということも、その発言をすることによって当局からお示しをいただいたことは、「合併問題に急傾斜するので寝た子の睡眠を覚まさないでください」と、こういう意向であったことは、私が大変よく承知をしております。
 いずれにしても、長い間沼津市の恩恵に浴したということは、このたび町長の御報告にありますように、たとえ沼津市から施設使用のお断りを食ったとしても、これまでの御恩を忘れることはできないと思います。
 また、先ほどの質問の中にもありましたが、そうしたさなかにあって、近隣自治体、早くは函南町からごみ処理問題については応諾をいただき、続いて三島市からもその旨のお達しをいただき、私も感激し、近隣のよしみのありがたさに感涙にむせんだ一人であります。
 このことは、木村議員、岩崎議員からも質問があり、重なりますのであえてこれ以上論じませんが、通告の具体論についてお尋ねをしてまいります。
 1点目は、平成9年3月25日に締結された「し尿及び浄化槽に係る汚泥の処理に関する事務委託に関する規約」等があります。そして、平成12年3月6日に締結された「一般廃棄物可燃ごみの処理に関する協定書」というものがありますが、この協定書に基づいて後に質問をいたしますが、町としても多額の財源を投下しているわけでありますが、沼津市からお断りをいただいてしまったということでありますが、この協定書、約束事の使用期間というものを当局はどのように御認識をされておられたのか、まずお尋ねをしたいと思います。
 そして、私がこの当該規約を拝見してみますると、次のように条例の中にあります。
 「沼津市と清水町とのし尿及び浄化槽に係る汚泥の処理に関する事務の委託に関する規約」の10条にかようなくだりがあります。「委託事務の全部または一部について変更し、または廃止しようとするときは、あらかじめ沼津市長と清水町長が協議しなければならない」と、かようにありますが、このことについて、使用期間を含めてお尋ねをいたします。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。住民生活課長 関君。


◯住民生活課長(関 義弘君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 規約及び協定書の概要の真意を問うのうち、期間と廃止の場合の手続についてでありますが、し尿処理については、地方自治法第252条の14第1項の規定に基づき、平成9年3月25日に議会の議決をいただいて、「沼津市と清水町とのし尿及び浄化槽に係る汚泥の処理に関する事務の委託に関する規約」として、清水町の区域から発生するし尿及び浄化槽に係る汚泥の処理及びこれに伴い発生する汚泥の処分に関する事務の管理及び執行を沼津市に委託する自治法上の自治体間の事務委託協議を結んだものであります。
 さらに、平成9年4月8日には、沼津市・清水町双方で県知事に事務の委託についての届出をし、10月28日には規約に基づく協定書を結んでおります。
 ごみ処理につきましては、平成12年3月6日に、「沼津市と清水町との一般廃棄物可燃ごみの処理に関する協定書」として、清水町の区域内から発生する可燃ごみの収集・運搬を除く処理を、沼津市が改修する清掃プラントにおいて行うとする、自治体同士としての、私法上の委託をする協定書を結んだものであります。
 これらの規約・協定書には施設の使用期間についての明示はなく、長期的なものを前提としており、清水町が多額の負担をしたものであります。
 もう一つ、「沼津市と清水町とのし尿及び浄化槽に係る汚泥の処理に関する事務の委託に関する規約」のうち、第10条において、「事務委託の全部もしくは一部について変更し、または廃止をするときは、あらかじめ沼津市長と清水町長が協議しなければならない」ということの協議についてでございますが、この規約を結ぶときに議会の議決をいただいておりますので、廃止する場合も議会の議決をいただいて廃止するということになります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。16番 山本博保君。
             (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 膨大なお金、総額では15億円余に及ぶわけでありますが、規約書には使用の期間的な明示はないと、かように御答弁いただき、まさにそのとおりでありますが、今、御答弁いただいたように、長期的に使用するということは誰しも考えられることだと思います。にもかかわらず、沼津市は、合併問題とリンクして、この施設を17年度をもって打ち切ると言われております。当面、その対応を、函南町、また三島市においてお願いをすることになりましたが、この経緯については先ほど同僚議員から質問がありましたので、経緯説明は結構でありますが、そうした函南町、三島市にお受けしていただく背景、それから、一方的にお断りを受けた、このことに対する町長のお考えはどうでしょうか。
 町長と沼津市長の合意の下に一部ないしは全部の改廃が行われるというふうに、協定書ないしはお約束事に公文書で締結をされておりますので、この点について町長の御見解を、あわせてお尋ねをいたします。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 経緯については、先ほど木村議員、岩崎議員の御質問の中で答弁させていただきましたが、沼津市の市長さんに地区懇談会を開催するという御了解を得て、地区懇談会を開催している最中に、沼津市から2項目の通知がございました。大変驚きましたし、先ほど答弁の中でもって話をいたしました、契約書がある中で条理に耐えない大変厳しいものをいただいたと、こんなことでもって、厳しさ、そしてその契約書の内容からすると、大変に残念だと、こんなふうに思っておりました。
 そういうことの中での今回の事態でございますが、何はともあれ、町民のライフラインにかかわる重要な部分でございますので、一日たりとも空白時間を置くことなく対応しなきゃならんと。ただ、その前には退路を断って沼津市にお願いしてきたと、こういうことでございますので、御理解を賜りたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。16番 山本博保君。
             (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) この項で、私が、最も当局、町長のお考えをただしたい点は、相互契約で締結した協定書があるわけですね。そして、何らかの事情で、一部ないし全部を変更しようというときには、当事者の責任において、話し合いをあらかじめするという約束事であることが明記されております。
 ちなみに平易な事例でありますが、不動産の賃貸借契約、例えば、民民であって、特別の事情がない限り、入居者に公序良俗に反するような著しい違反がない限り、大家さんが、例えば、自分の息子が所帯を持つことになったから、あんた出て行ってくださいということがあったとしても、公序良俗に反する正当な理由には当たらないというのが一般常識であります。ましてや天下の沼津市とわが町の町長が締結した、そうしたものを、事情があるでしょうが、自己の都合で、「終えなさい」と言うことは私には理解をできないのでありますが、町長としては、この点についてどう考えられるか、また、その対応についてお尋ねをしたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 その前に、私も薄々は、ごみ・し尿問題について、議会の皆様方や、今までの清水町の経過については聞いておりましたが、山本議員さんから、御質問の中でもっての経緯を少しかいつまんで聞かせていただきまして、驚くところがございました。なぜなら「寝た子を起こすような発言は差し控えていた」ということの中で、発言がタブー視されていた、大変な状況であったと。
 そして、今、情報公開の中で、せっぱ詰まった中で、皆さん方にすべてを出して、この問題について皆さん方、そして町民の皆様方にあらためて聞いていただく中で解決策を皆さんと一緒に探していく機会が得られたと。当時と比べまして数段の差が出てきたかなと。ただ、苦しい状況の中でこれに対応しなきゃならないということは、私も、当然身の引き締まる状況でございますが、ぜひ御理解を賜りたいと、そんなふうに思います。
 なお、御質問の、通知が、わが町が回答を出す前に来たものであるかについてでございますが、先ほども答弁させていただきましたが、まさにそのとおりであります。
 私といたしましては、昨年7月23日の沼津市長への通知文書の重みは十分認識しており、そのための町民への地区懇談会でありました。地区懇談会終了後、町の命運にかかわるこの問題については、私なりに熟慮した上で沼津市へ回答する考えでありました。しかし、地区懇談会の途中での7月22日の沼津市からの通知文書には大変戸惑いを感じたわけでありますが、沼津市からあのような通知が来た以上、私といたしましても、少なからず回答する上で影響を受けたことは確かでございます。
 ぜひ御理解を賜りたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。16番 山本博保君。
             (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 次の質問に入る前に、念のため確認をさせていただきますが、先ほど同僚議員から、いろんな、町長から沼津市へのお約束事はありましたが、広域合併の時代を迎えて、町民の真意、意向を調査するために地区懇を重ねられ、そのさなかに沼津市側からお断りが来てしまったと、かような御答弁でありますが、かように理解をして次の質問に入らせていただきます。
 2項目めの通告は、ごみ処理施設基幹改良費への拠出、ごみ処理をするために、大変厳しい財政事情の中から5億9,000万円、また、し尿処理については9億3,000万円、合計して15億円余のお金を出しているわけでありますが、先ほど来の質問と重複いたしますが、この多額なお金、私が担当課長に聞くところによると、その15億円の中には、若干、わが町の、個人でいったら現金を充てておりますが、多くは町債、町の借金、町債によってこれを賄っているということでありますので、もし万が一にもこの15億円をめぐる問題が一定の方向で解決をしないということがあったとすれば、個人でいったら、ちょうど今、姉歯設計士による不良資産を求めたようなもので、ローンはローンで一方的に払っていかなきゃならない、過重負担を強いられることになりますが、負担金の返還について、念のためお考えをお尋ねいたします。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 ごみ・し尿処理施設への拠出金15億円余りの取り扱いについてでございますが、先ほど答弁いたしましたとおり、両施設の契約は決して脆弱なものではなく、大変重いものであります。7月22日の沼津市の通知文書は、契約外の理由により一方的に打ち切りをされたものであり、また、町も、最後の最後まで沼津市への処理委託をお願いしてきたわけでありますので、建設費負担金を沼津市が返還しないということについては到底納得いくものではありません。
 私としても、町民の血税であることを肝に銘じ返還交渉していく考えであります。よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。16番 山本博保君。
             (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) そうした背景を受けて、沼津市長から、平成17年7月22日、平井町長あてにこういう公文書が届き、私たちはこれを議長から資料としてちょうだいをいたしたのでありますが、このくだりを見ますると、沼津市からは、「沼津市・清水町合併協議会及び受託事務について」と。そして、1、2とありますが、昭和41年に設置された沼津市・清水町合併協議会について廃止の協議を開始すると。2番目は、ごみ・し尿処理に関する受託事務について、今年度限りで打ち切るということも含め協議を開始するということであります。
 1点目の合併協議については、40年来、特にこのことはあまり処理されないまま、条例の中にあっても死文化されていたということに考えますと、平成の大合併時代を考えれば適当な判断の一つではないかと思われますが、大変、この2項については重いものがあります。
 沼津市長は、沼津市議会の本会議場において、このうちの町から出た負担金について、「将来的な費用負担もあり、逆に損害が生じることなどから、負担金の返還は困難である」と、こういう御発言をされておりますが、いろんな事情があるにしても、受託事務を打ち切ると言われたのは沼津市側であります。自らの判断による損害を他に転嫁するというのはいかがなものかというふうに思われますが、町長としては、重なる答弁になるかもしれませんが、どのようにお考えでしょうか。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 沼津市長は負担金の返還は困難というような発言をしているがについてでありますが、沼津市長がどのような根拠により発言しているかわかりませんが、施設の建設は、双方の合意の上で負担金を出し建設したものであり、その上で使用しているものであります。
 しかし、今回の場合は、沼津市が契約以外の理由で当町に使用させないというものであり、当町といたしましては、使用する権利に基づき委託の継続をお願いしてきたものであり、自らが撤退したわけではありません。
 したがいまして、私といたしましては、沼津市長の発言には大変違和感を感じております。よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。16番 山本博保君。
             (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 町長の御答弁の中に、「違和感を感じる」「到底納得できない」と。これは、通常そうだと思いますし、私も、なぜ沼津市長のような大人物が、大沼津市の市長がそうおっしゃることについては、大変理解ができません。
 市長が本会議場でそのように答弁をされているわけであり、そのことを受けて、先ほど来助役の答弁にもありましたように、この問題は事務レベルから助役レベルに移し、そして協議を重ねていくということでありますが、これは、中野助役、大変御熱心に、この問題については昼夜を分かたず真剣に取り組んでいるように承っておりますが、助役レベルの協議では、大変失礼でありますが、政治的な決着をつけなければならないということからいきますと、限界があるのではないかと、かように思いますが、その間の話し合いの経緯・経過についてお尋ねをいたします。助役。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。助役 中野君。
             (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えいたします。
 助役レベルの話し合いの中ということは、現在の返還金交渉では、助役同士、これは入っておりませんので、7月22日の沼津市からの通知に基づき4回協議をしております。そこには私も沼津市の助役さんも入っておりますので、その場という御質問ということでお答えをさせていただきますけれども、その4回の協議の場では、これは、既にただいま議員の方からも御指摘がありましたとおり、7月22日の通知2項目、2項目の内容は省略いたしますけれども、この内容について協議を始めたわけでございます。これは、1項目めはともかくといたしましても、2項目めにつきましては、ごみ・し尿処理の17年度限りで打ち切りを含めた協議をするということについて協議をしたわけでございます。
 したがいまして、その協議の場ではそのことのみで、私どもとすれば、打ち切られない方策ということで懸命に話をさせていただいたわけでございますが、ただ、9月15日の、沼津市長が先ほど言われましたような、「返還は困難だ」という旨の答弁をした直後の、たしか第3回目の協議だったと思いますけれども、その協議の場で、沼津市の事務方から市長答弁の内容のような説明がありました。しかし、私としましては、あくまでもごみ・し尿処理施設の使用を今年度限りで打ち切るか打ち切らないかという、そうした交渉でございますので、その打ち切りを前提としたような返還金問題については、私どもとしてはその協議に入るわけにはいきませんので、私どもの方としては、その前提である施設使用について協議をしたということで、沼津市の方からは、そうした返還金の問題について、繰り返しになりますけども、沼津市長の言われたこと、そのことについての若干の投げかけがあったということはあります。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。16番 山本博保君。
             (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 御答弁を受けて次に行きますが、もう助役レベルでは大変手の届かないところに来ているのではないかと、かように思いますので、どうか町長とぜひ御相談の上、新たなる手法を考えていただくことを希望いたします。
 そこで、当町が負担している15億円余の内容でありますが、おおむね、そのうち9億2,000万円が起債、いわゆる町債、個人で言ったら町の借金という理解であります。15億円のうちの6億円弱が、町の直接町民のお金が投資されているわけですが、これは大変な厳しい財政事情の中で、これから先厳しいわけでありますが、この行財政の責任として町長はどのようにお考えか、小刻みに質問を重ねて大変恐縮と思いますが、大事なことでありますので、あらためて町長のお考えを伺います。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 確かに厳しい財政状況でありますが、町民のライフラインでありますごみ・し尿の処理について町民の血税から約15億円を拠出したものであり、その多くは起債とはいえ、返済しなければなりません。
 したがいまして、今回の不当な理由から施設の使用を断念せざるを得なかったものでありますので、町民の代表という立場からも強く返還を求めていくものであります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。16番 山本博保君。
             (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) いろんな手法で沼津市に、七重八重、頭を下げても、ぜひ大金でありますので、返還に御尽力をお願いいたします。
 それなりに、幸いにして返還ができるならば、これは起債の繰上償還ということでいくわけでありますが、沼津市が返還が困難ということについて、私たち議会人も、であるとすれば、大変その責任を重く問われることになりますが、この先、解決策として、町長、この展望について、あわせてもう一度お聞かせいただきたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 負担金返還について町長からの意思を、についての御質問でございます。
 先ほどから申し上げておりますように、両施設は長期的な使用を前提として負担金を拠出したものであります。その使用が、沼津市側の理由により断念せざるを得なくなったものでありますので、社会通念上返還していただくのが当然だと思っております。早期の解決に最大限の努力をしてまいります。
 なお、その他につきましては担当課長から答弁させていただきます。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) ここで暫時休憩いたします。
                                午前11時41分休憩
                                ────────
                                午前11時42分再開


◯議長(坪内 昇君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 16番 山本博保君。
             (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) それでは、通告の4番目、ごみ処理施設基幹改良と清水町外原区の関係について質問をいたします。
 初めに、ごみ処理施設の基幹改良と。これは、一般には聞き慣れない言葉であります。しかし、実態は建て直しということなんですね。なぜ基幹改良という言葉をお使いになったか、これについて御説明を願いたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。住民生活課長 関君。


◯住民生活課長(関 義弘君) この工事につきましては、沼津市さんの工事でありますので、名称等は清水町の方は関知はしておりませんけども、基幹改良というのは、炉自体の改良ということで説明を受けております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。16番 山本博保君。
             (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) これは、当局とすると、自治体間の信頼関係を保持していかなければならないと思いますので、答えにくい質問かと思いますが、この基幹改良工事というのは美名であって、建て直しなんですね、根本的建て直しにほとんど近い。しかし、そうすると、また新たなる関係地先へのいろいろ交渉が起こるのでないかということで、たぶん清水町も沼津市の意向を受けて、協力的にこのような所作をしたのではないかと私には思われます。
 沼津市から言われますと、大変清水町も重なる不義理があって厳しいお言葉をちょうだいしておりますが、沼津市長からは、平成9年3月27日付、端的に言うと、清掃プラント、これらについて外原区へ応分な協力をしてもらいたい、そうしないと清水町を含めたごみ処理施設が稼動しないのでぜひ協力をしてもらいたい、そのためには応分な費用負担もしていただきたいということで当町は協力をしてきたと、かように聞いております。平成9年3月27日に、斎藤市長様からわが町の町長にそういう通達をちょうだいし、町長は速やかに、その年、平成9年3月28日に、当時の外原区長であります藤井区長さんに、ぜひそのことについて建設に協力をしてほしいと、町の命運をかけてこのことに町も全力を重ねていくので協力してほしいと。一方ではこういう協力もしているということを、当局は、居眠りしていないで、居眠りをしているという意味ではないですが、ぼんやりしていないで、訴えるべきは訴えて、ぜひ深い理解を求めてほしいと思います。
 いろいろ質問をしてまいりましたが、この4項目めが最後になりますので、私はいくつかまだ訴えたいことがありますが、次の質問をして私の質問の結びとしたいと思います。
 先ほども同僚議員から、ごみ処理問題についてはお断りを食ったと。それはそれで、ここはひとつ我慢の子で、函南町さんや三島市さんに大いにお世話になり、東部の広域合併のときには御恩返しをしていくという私たちの町の基本を貫いていき、一方で、多額の基金については応分の返還を求めるのでありますが、先ほど木村議員は、こちらでも私の発言をうんと心配して、「どんどんいけよ」と、きっと強硬手段でいけよということかなと思いますが、それも一つの手法であると思いますが、この返還交渉については、近隣の自治体間のことでありますので、私たち議会としても、ミスリードは許されない、この先重なるミスリードは許されないと思います。
 こうしたことの解決については、私は、権力や力ずく、いわんや感情では解決しないと思いますので、品格のある理論武装で沼津市に返還を求めていただきたい。基本は、まさに話し合い的なことが良いのではないかと思われますが、そこには、うちの町のトップと沼津市のトップとのお互いの心に相互信頼という種をまき、いいですか、町長、相互信頼という、トップ同士が種をまき、そして、その芽を育てることが大切であると思います。そのことが、やがては広域都市づくりのパートナーとしてパートナーシップを築いていくことが大事であるというふうに思います。
 子供のころ読んだイソップ物語の一説に、旅人のマントの話があります。北風か太陽か。北風は旅人のマントを脱がせるために力ずくでこれを脱がせようとするのでありますが、どうか町長、いろんな手法があると思いますが、太陽政策を使って自ら胸襟を開き、旅人のマントを脱がせるような政治手法がこの際必要であると思います。
 うちの町の未来を担っていく子供たちのために、未来は過去より輝いていなければならないと思いますので、輝きのある町づくりのために町長の政治哲学をお尋ねして質問を終わります。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 山本議員の最後の質問にお答えいたします。
 まず初めに、質問か要望か、ちょっととりにくかったんですが、外原に対する考え方をちょっと述べておりましたので、これをちょっとだけ答弁させていただきたいと思います。
 外原地先に建設されました昭和41年当初からの外原区民の皆様方が、迷惑施設ということで、大変つらい、苦しい思いをしてきたことは、歴代町長ともども、私も十分承知しているところであります。沼津市に清水町民全体のごみ・し尿処理をしていただくことから、私をはじめ歴代町長は、外原区民の皆様に御理解をいただくようお願いしてきたところであります。今回、このような事態になりましたが、施設が隣接する外原区民の思いや町が外原区へ行ってきた努力を理解していただけなかったことは大変残念であります。
 そして、次の、負担金を返還するようこれから政治手法をもって対応すべきだと、太陽政策をとるべきだということで、私の政治哲学を問うということでございます。
 もちろん政治哲学ということより何より、返還金につきましては、さきの木村議員さんや岩崎議員さんにも答弁させていただきましたが、町民の血税でございます、こういうことの中でもって、建設費負担金、町民の尊い血税から拠出したものであるということで、町民を代表する立場からしても、この負担金の返還については全力をもって対応していきたいと、こんなことを考えております。
 ぜひ御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして山本君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩をいたします。
 次回再開を午後1時といたします。
                                午前11時51分休憩
                                ────────
                                午後00時59分再開


◯議長(坪内 昇君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 12番 森野善広君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 中央保育所の向かいの駐車場建設について」「2 ごみ・し尿処理、将来はどうなるのか」「3 町長の任期の間でやることは何か」「4 道路の拡幅工事の改善を」
 発言を許します。12番 森野善広君。
             (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 議長に許可を得ました4点について、これから一般質問をいたします。
 まず最初に、中央保育所の向かいの駐車場建設について質問をいたします。
 この11月に、30台近くのトラックが利用する駐車場ができました。中央保育所の真向かい、また、西小学校の通学路にも当たっているこのような場所に多数のトラックが出入りをする駐車場ができたということは、これは問題があるのではないかというふうに思います。清水町の土地利用要綱におきましては、快適な住環境を守るために、一定の規模の開発については、事業者に責務を負わせる内容になっております。この駐車場の開発自体が、その責務を逃れる形の開発になっております。何のために要綱があるのかわからない。条例や要綱を守らせるのが行政の役割だというふうに思いますけども、こうした開発についてどういうふうに考えるのか、答弁を求めます。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。都市計画課長 杉山君。


◯都市計画課長(杉山 滋君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 事業者に条例や要綱を守らせるのが行政の役割ではないのかについてでありますが、町は、土地利用事業を実施しようとする事業者に、町の秩序ある健全な発展と良好な生活環境を確保するために、土地利用事業指導要綱を定め指導を行っております。
 この要綱におきましては、すべての建築及び造成行為等につきまして指導を行うものではなく、ある一定規模以上の案件を対象に行っております。施工区域の面積が1,000平方メートルに満たない案件につきましては、基本的に適用が除外されており、今回の駐車場建設はこれに該当するため、指導の対象とはなりません。
 しかし、町は、都市計画法及び町の土地利用事業指導要綱等に基づき開発が適正に行われるよう、指導・助言しております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。12番 森野善広君。
             (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 今の課長の答弁にもありましたように、今回の開発は1,000平方メートル以下であるというふうなことです。実際、どのぐらいの広さがあるかといいますと、991平方メートルということで、1,000平方メートルに9平方メートル足りないと。これは単なる偶然でしょうか。私は偶然じゃないというふうに思うんですよ。
 現地をごらんになればわかりますけども、1枚の田んぼを全部開発してそれだけの広さだったというふうなことではなくて、途中で切ってそれだけの広さにしたのではないかというふうに思われます。このことについてどのように思うか、お答えをお願いします。
 また、この西側に、既に、同じ会社で、同じぐらいの広さの駐車場がもう存在をしております。当然、今回の991平方メートルを加えますと、1,000平方メートルをはるかに超える大きな駐車場として使うことになる、現在、一体のものとして使っております。これは完全に、要綱の、「大きな開発には責務が発生する」と、これの範囲を適用されるものじゃないかというふうに思うんですけども、その点についてはいかがですか。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。都市計画課長 杉山君。


◯都市計画課長(杉山 滋君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 まず1点目の、991平方メートルということで、1,000平方メートルに満たない面積でございます。極めて1,000平方メートルに近いというような中で、今回のその土地の関係について、わざわざその面積を切ってこの面積として今回申請を、こういう当たらないものとして考えたかどうかということでございますけれども、これは実態の中で把握ということで、こちらにつきましては、1,000平方メートルに満たないという中での要件の中で判断をさせていただいております。
 また、西側のもともとあった駐車場でございますけれども、そちらのものとあわせますと、やはり1,900平方メートル近くになるでしょうか、そちらの関係との中でこの辺のところをどのように考えているかということだと思いますけれども、この関係につきましては、隣地の駐車場の開発から3年を経過しております。したがいまして、こちらについては、一体の土地利用事業には該当しないというふうに考えておりまして、今回はその指導要綱に当てはまらない事業というふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 12番 森野善広君。
             (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) そういうことだから要綱の規制を逃れるような形になっているというふうに言っているわけですよ。3年たっているから一体のものとして取り扱わないということを言っておりますけども、建築基準法では、大体5年をめどに、一つの、一体の開発かどうかを判断しているんじゃないですか。それを3年というふうな判断をしている根拠をお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。都市計画課長 杉山君。


◯都市計画課長(杉山 滋君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 建築基準法では5年という中で、土地利用事業開発要綱の中では3年という、その辺の根拠というお話でございまけども、この関係につきましては、既に3年から5年というふうなことにつきましては、建築基準法につきましても平成16年からこのような形になったというふうに聞いております。その前には、地域によって、3年であったり、5年であったものを5年にしたと。
 当町では、この開発指導要綱の中では3年ということでこれまで継続してございまして、この3年の関係につきましては、やはり期間の限定でございますけれども、あまりにも長期にわたる内容のものにつきましては、土地の開発についての阻害感というものもございましたり、産業に対するものにつきまして規制をするというような私権に対するものまでございますので、いかがなものかという中で3年というふうな形でこれまで来たというふうに考えております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。12番 森野善広君。
             (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 今の答弁を聞いてわかりますように、第1回目の開発も1,000平方メートル近い、2回目も1,000平方メートルに近い、その間隔が3年。もう清水町の土地利用要綱のすれすれのところを、3つも偶然が重なっているというところに私は非常に人為的なものを感じるわけですよ。
 次に移ります。
 とにかく土地利用要綱の規制がかからないというふうなことで開発がされてきました。今、規制自体がどんどん甘くなっていますよね、規制緩和ということで。今回の建築基準法の問題も、そうした中身からこんな問題が発生したのかなというふうに思っておりますけども、結局は、そういうことが続けば環境が悪くなると、いろんな問題が起こってくるということだと思うんですよ。事業開発と環境の調和がとれた共存がこれから必要なわけであります。ところが、一方で、環境だけがどんどん、安全も含めてですけども、犠牲になっているというふうに私は思います。
 この場所は、最初にも言いましたように、保育所の真向かいです。保育所の乳幼児の送り迎えは、プールの駐車場に車を置いて、全く歩道もない道路の路側帯を、朝夕、子供・親が通っているわけですよ。トラックというのは死角が非常に多いですから、そうした点では、やっぱり危険がつきまとうものだというふうに思います。また、交差点にも近いというふうなことで、西小の通学路もあると。こうした子供などの交通弱者の安全の問題をどのように考えているのか、規制にかからなければいいというふうなことで考えているのかどうか、そのあたりを確認したいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。都市計画課長 杉山君。


◯都市計画課長(杉山 滋君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 交通弱者の安全問題をどのように考えているかについてでありますが、事業開発と環境の調和の必要性につきましては十分認識しており、土地利用事業指導要綱におきましても事業者に指導しているものであります。
 今回の駐車場建設につきましては、保育所前の西側の通学路沿いにはフェンスを設置しており、車両の出入り口を設けさせておりません。また、町といたしましても、大型車両の運行に伴う安全性の確保につきまして、駐車場近くでの徐行運転や安全確認の徹底など最大限の注意を払うよう事業者に要請をしております。
 以上であります。


◯議長(坪内 昇君) 12番 森野善広君。
             (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 次に移りますけども、住環境の問題を見ても、この地域は調整区域ということになっているわけですよ。調整区域というのはそんなに、普通で言えば、建築基準法にかかわる開発はできないと。ところが、駐車場はそれに、建築基準法の中では入っていないわけでありますけども、いろんな建物が建つと同じぐらいの、やはり環境に影響のある施設だというふうに思います。
 そうした住環境に与える問題、この点についてどのように考えているか、お答え願います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。都市計画課長 杉山君。


◯都市計画課長(杉山 滋君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 住宅地の環境悪化の問題をどのように考えているかについてでありますが、駐車場に出入りするトラック等の住環境に与える影響が地域住民に全く迷惑をかけないということは、人口密度の高い当町にとっては困難な状況にあります。
 今回の駐車場建設は法令等の範囲内で行われているものでありますが、町といたしましては、地域住民に迷惑のかからないよう、でき得る範囲内において事業者に対して協力を求めております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 12番 森野善広君。
             (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 法令に合致しているから影響ないというふうな考えはちょっとおかしいと思いますよ。これ、一度に行えば完全に要綱違反なんですから。結果として、3年間、間が開いていたというだけで要綱に当てはまらないだけでありますからね。本来ならば、結果から見れば要綱に絶対かかるわけですよ。それがかかっていないと。
 町長がつくった第3次総合計画、この表紙に何と書いてあるかご存じですか。「豊かさを実感できる生活都市・清水町」ですよ。「生活都市・清水町」ですよ。生活していく上で、本当に安全で、不安がないと、そういう都市を目指しますよということを書いているわけです。
 駐車場の近所の人にいろいろ御意見を聞きました。以前住んでいたところが、やっぱり近くにトラックの駐車場があって非常に環境が悪かったと、だから調整区域でもある環境のいいここへ引っ越してきたら、またこんなトラックの駐車場ができたと、非常に残念だというふうに言っています。また、これは近所ではありませんけども、小学生の子供を抱えるお母さんが、何であんなところにたくさんのトラックの駐車場ができたんだと、おととし富士急行の車庫が西小学校の隣にできるときに、大きな反対が起こったわけですよ。そういう住民の思いを町長は本当に理解したのかなというふうなことを言っておりました。
 最近、子供にかかわる悲惨な事件が起きておりますけども、一昨日、NHKのテレビでやっておりましたけども、通学路の危険個所をチェックしている小学校、地域があると、大阪の方でしたけども。その中に、やっぱり多数の車がとまる駐車場というのが入っていますよ。今の時期、やはりこうした安全の問題を考えても、これは非常に問題のある施設じゃないかなという認識を持って私は当然だと思うんですけども、町長の考えをちょっと聞かせてほしいですよ、まちづくりの問題で。お願いします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 第3次総合計画の冒頭に、将来都市像として、「豊かさを実感できる生活都市・清水町」としてうたってあるが、町長はそれをどう考えるかと、こういうことでございます。
 もちろん交通環境等の利便性が高い当町におきましては、住宅を中心に多様な開発が行われております。ただこういうことの中でもって、将来都市像、この方針には変わりがございませんので、御理解を賜りたいと、こんなふうに思います。
 よろしくお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。12番 森野善広君。
             (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 「考えは変わらない」というのであれば、やはりこういう施設が、これ、ここだけじゃないですよね、大型トラックの駐車場があるのは。そのもう少し北にも、また別の会社の大型トラックの駐車場が、これも何十台もあります。プールや保育所や小学校や、そういう施設がある場所に、また、そういう交通事故の多い清水町に問題となるような施設が次々と出てくるというのは、やはりこれは行政の姿勢によるものが大きいと思いますよ。これは、本当に考えが変わっていないと思うなら、やはりそこら辺は納得できるような施策を示してもらいたいなというふうに思います。
 次に移ります。
 ごみ・し尿処理の将来はどうなるのかと。
 これまでも3名の議員がこのことについて質問いたしました。9月議会においては、町長は、「沼津市に、ごみ・し尿処理を退路を断ってお願いしていく」というふうなことで言っておりましたけども、この議会と議会の間に、沼津市への委託処理を断念すると、町長の決断でやったんだというふうなことで、全協等、議会の議員の集まりの中ではそういう報告がありました。議会と議会の間に、このような重要な、大きな方向転換があったわけでありますけども、私は、そのたび、そういうやり方は問題だと、沼津市に対して引き続き処理を求めていくのが今後のいろんな問題の解決のためにも一番いいのではないかというふうなことを言ってまいりました。
 今回の一般質問の準備をしていて、いろいろ状況が変わっていったわけですけども、そうした状況を見ても、やはり今後の清水町の、長期のごみ・し尿処理のことを考えたら、やはり町のとった方針はまずいんじゃないか、間違っていたんじゃないかという思いを強くしているところであります。
 まず最初に、ごみ・し尿処理について、ごみについては函南町での受け入れが確認されて、し尿処理についても、三島市で議会の確認がとれたというふうな話になっております。函南町から来た回答で、環境アセスメントなどによる手続、これは普通は半年ぐらいかかるようでありますね。4月から委託するというふうなことでは、それにあわせて間に合うように手続をするけども、遅れる可能性もあるというふうな回答であります。もし4月以降にずれ込んだときはどのように対処していくつもりなのか、まず質問いたします。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 4月以降にずれ込んだときはどうするかについてでありますが、現在、事務的な協議を両市町と行っておりますが、町民生活にかかわるライフラインでありますので、4月からの委託に間に合うよう、必要な対応をお願いしているところです。
 仮に間に合わないような場合があっても、町民生活にかかわるものであり、一日たりとも町民の皆様に御迷惑をおかけするわけにはいきませんので、民間処理も含めた中で対応してまいります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。12番 森野善広君。
             (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 次に移って、函南町へのごみ処理の委託、三島市へのし尿処理の委託、どちらも緊急的な措置だということです。その後についてどういう方法を考えるのか。これはさきの議員の質問にもありまして、長期的な委託ができるように、3年間の中で早い時期にやっていくというふうなことであります。ということは、いろいろ今後のこと、長期的な展望を持たないで沼津市への委託を断ったというふうに、決断をしたというふうに思うわけでありますけども、そういうことになりますよね。
 沼津市に回答したときに、確かに、議会には報告をして意見交換をする場がありました。しかしながら、住民に対してはどうだったのか。やはり町長も先ほど同僚議員の質問の中で答弁していたように、沼津市とはいろんな関係があって、今後とも関係改善をしていかなくてはいけないというふうな状況にあるわけです。こうした住民の意見、いろんな不安を抱えているわけですから、そういう不安を聞いてから沼津市への回答を考えたかどうか、この点について質問をしたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 長期的な展望を考えずに沼津市を断念したのではないか、住民に対してどうであったか、住民の意見、不安を聞いてから回答すべきだったと、こういう御質問だと思います。
 10月28日まで、退路を断って沼津市へ交渉してまいりました。もちろん森野議員が御質問されたとおり、沼津市にお願いするのが筋であるし、それができれば最高であると。ただ、沼津市は、大変強固な中でもってお断りされ、そして、それに基づいて断念をしたと、こういうことの経過でございます。そして、その経過については、町民の代表である皆様方に、全員協議会ではございますが、話をし、そして、それをとらえてごみ・し尿の次の行き先について調査研究を始めたと、こういう経過でございます。
 ぜひ御理解を賜りたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。12番 森野善広君。
             (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 町民、住民にいろいろ意見を聞きますと、「将来的な見通しがあって沼津市のごみ・し尿処理を断ったのかと思っていた」という意見もたくさんいただいています。また、「沼津市を相手にいろいろ商売をしているけども、清水町のことを言われると恥ずかしい」というふうな意見もあります。今までの何人かの議員への答弁もそうですし、今の答弁でもそうですけども、結局、当面のごみ・し尿処理について、4月以降は大丈夫だという見通しはついたけども、これも確固としたものじゃないです。まだ民間への委託を検討しているということですよね、もしだめだった場合は。し尿の場合はどうするんですか。し尿は民間はないと思うんですよ。
 そのことについてお聞きしたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。住民生活課長 関君。


◯住民生活課長(関 義弘君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 ごみについては民間がございまして、間に合わない場合は民間での対応も考えていくということですが、し尿については、民間はございません。他の自治体にお願いをするしかありませんけども、し尿については受け入れは間に合うと、現在のところ伺っております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。12番 森野善広君。
             (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 函南町からの回答にもあったように、4月から間に合うかどうかだけじゃなくて、三島市からは正式な文書が来ておりませんからわからないにしても、途中で何らかの事故で施設が使えなくなるというふうなこともあるわけですよ。そうした場合に、そういう対応もどうするか考えておかないといけないということです。
 同僚議員の質問にもあったみたいに、また沼津市にお願いをするというふうな方向は、今のような状況ではなかなか難しいですよ。じゃあ、他の自治体があるのかどうかというふうな点も、やはり町長自身が一番よく知っていると思うんですけども、たぶん、これもなかなか難しいです。
 だから、いざというときにはどうするかというのは、先ほど言ったように、住民にとって一番基本的なごみ・し尿処理の問題でありますけども、大丈夫だというふうな状況になっていないというふうに思うんですけど、いかがですか。


◯議長(坪内 昇君) 町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 10月28日にお断りをし、そして、関係いたします自治体を調査し、受け入れていただけるかどうか、受託していただけるかどうか調査いたしました。そして、ごみは函南町に、し尿は三島市にお願いする一つの方向性ができたわけでございます。ただ、そういう中でもっての安全性を町長はちゃんと確保しているかどうか、そういうことでございますが、ごみについては民間の企業がございます。先ほど課長が答弁したとおりでございます。し尿については自治体だけしか処理ができていないと、こういうことの中で、緊急避難措置の中でもってお願いしてございます。
 ただ、これがよその自治体でもって最悪の場合にできるかどうか。三島市にお願いし、まだ正式な回答はございませんが、一つの方向が出たかなと思う中で、これから、最悪の場合、これもあわせて検討していきたいと、こんなふうに考えます。
 その際には、また議会の皆様方にも知恵を貸していただきまして、町民のライフラインにかかわる重要な部分でございますので、知恵を貸していただきたいと、こんなふうに考えます。
 よろしくお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 12番 森野善広君。
             (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 私は、冒頭、沼津市に引き続き何が何でも頼むのが一番いい方法だとあらためて感じたと言いましたけども、今とっている、函南町、三島市の、これは本当に御好意に甘えるというふうなことで、ありがたいことだと思いますけども、問題を3年先延ばしにしただけだと、このように思うわけですよ。
 沼津市が持ち出してきた「ごみ・し尿を断る」と、こうした沼津市との信頼関係のこじれはどこにあるかというと、これは合併問題についてこじれたということです。この合併問題については、清水町の方に非があるというふうに思うんです。しかし、ごみ・し尿処理については、清水町側に何の落ち度も問題もないというふうに思います。共同処理ということで、清水町と沼津市との間で長年培ってきたごみとし尿の処理です。
 先ほど外原区と沼津市との関係の問題も出ました。沼津市が外原区に頼み込んでつくってもらったと。51年に新しい焼却場をつくるときには、やはり外原区の住民がオーケーを出さなければできなかったんです。清水町の人間がオーケーを出したからこそあそこにごみ焼却場が。沼津市と清水町のごみを焼却する施設としてつくったということは、沼津市の公文書にもちゃんと書いています。
 そういう点で、ちゃんとした委託契約もある、自治法に基づくもの、民法に基づくものありますけども、これもきちんとしている、さらにお金のやりとりもあると。そういうことを考えると、このごみ・し尿の処理を断るということは、いくら斎藤市長が言ったって、そんなに簡単に壊れるようなものじゃなかったんです。ただ、言っているからということで、清水町の方から10月28日に、引き上げると、頼まないということで回答してしまったと。これが私は今回の一番の問題点だと思うわけです。
 結局、先ほど言ったように、3年間先延ばししただけということで、将来的なごみ委託処理の不安の問題も解決していない、また15億円のお金の返還の問題も出てきている、さらには、財政が厳しい中で、三島市の処理施設の改修費用9,000万円という新たな負担が発生してくると、こういうことで、今までの問題、全然解決していないんじゃないかというふうに思うんですけど、どうですか。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。助役 中野君。
             (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えいたします。
 私がお答えするのが適切かどうかわかりませんけれども、私が、交渉をしてきた責任者ということでお答えをさせていただきます。
 本質的な部分は解決していないんじゃないかというふうなことでございます。そういう中で、先ほど議員の方から、沼津市との交渉は引き続きずっと続けていくべきじゃないかということです。私どもも、4回の交渉の中ではそういう姿勢で来たわけでございます。しかし、先ほども町長が言いましたとおり、沼津市は非常に強固で、強硬でございまして、一切歩み寄るような姿勢もなかったわけです。
 そういう中で、沼津市の方から、「清水町、来年度の予算の時期も控えている、この辺で結論を出したらどうだ」というふうなことでございます。行政としては、やはりそういうふうな、一貫しての主張をしていく考えもあるわけでございますけれども、この先2月、3月を迎えても、何らライフラインの保障というものが確保できていくという保証がない以上は、行政としては、やはりしかるべきときに現実的な解決ということで判断しなきゃならないというふうに思っております。
 したがいまして、ここについては、もう全く議員と見解の相違だと思います。私どもとしては、あくまでも、今回こういうふうなことについて、町長が先ほど答弁したとおり、一番タイムリーな時期に判断し、そして、そういう中で、ごみは函南町、し尿は三島市というふうなことで確保できたということでございます。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。12番 森野善広君。
             (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 確保できたというふうな表現を使いましたけども、これは当面ですよね。今、函南町と三島市との関係を見てみますと、あくまで委託契約です。以前の沼津市よりも悪いですよ。お金のやりとりもない、実績もない。施設も、函南町の施設も三島市の施設も、清水町のごみ・し尿を受け入れる施設としてつくった施設じゃないです。沼津市の施設は、ごみ焼却施設も、し尿処理施設も、清水町のごみ・し尿を処理する施設として、最初から計画しつくられたんです、両方とも。金も出している。そういう点からいけば、同じ委託契約でも全然違うわけです。
 だから、これで確保できたなんて考えていると、本当に甘いですよ。函南町だってこれから人口は増えるわけです。三島市だって人口が増えています。し尿処理の量は減っていくわけですけども、それだって、建て替えの問題等が来れば費用負担の問題が出てきます。
 9,000万円の問題もありますけども、その点については、町長、どのように考えるか。先ほど「三島市から正式に言われていない」というふうに言いましたけども、議会では、清水町に出してもらうというふうなことで、三島市議会では報告されております。その点、これは新たな出費になるわけですけども、今、本当に財政が厳しい中で、こういう新たな出費が生まれる責任はどうするのか。町長、お答え願います。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 まず、今の三島市の改修費の前に少しだけ、合併問題がこじれ、そして、し尿とごみ問題になったと、こういうことが先ほど御質問の中にございました。
 まず、合併でございますが、1市1町の合併について議会の皆様方や町民の皆様方の御意見を伺った中で、1市1町の合併はできないと、そういう中でもって、2市2町の住民発議に基づく法定合併協、これが否決され、そして、町民の皆様方は広域都市に向かって大きな夢を抱いておりました。こういう中でもって、地区懇談会を開催いたしまして回答を出そうと、こういうときに沼津の市長から、7月22日に、地区懇談会が終了する前に回答が来まして、2項目をいただいたわけでございます。
 そういう中で、ごみ・し尿を見直しをすると、こういうことの中の問題から発生してきたわけでございます。こういうことの中で三島市の改修費の問題になるわけでございますが、まずは町民のライフラインにかかわる重要な部分でございます。これについては、どういうことになっても三島市にお願いをしなきゃならんだろうし、ただ金額的なことは、正式に私もまだ聞いてございません。ほかの自治体でもって受け入れていただけない、こういうものについて、改修費を負担して入れていただける、三島市の市長さんはじめ議会の皆様方、市民の皆様方に心から感謝しながら、この改修費の負担、どのぐらいであるか精査しながらお願いをしなきゃなんだろうと、こんなことを考えております。
 いずれにいたしましても、金額等についてはまだ明確ではございませんので、この場でもって言明するわけにもいきませんし、皆様方にお伝えすることができないと、こういうことの中でもってお許しいただきながら、考え方の一つを述べさせていただきました。
 よろしくお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。12番 森野善広君。
             (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 今、町長の答弁の中で、ほかの自治体にお願いできないのを三島市が引き受けてくれたというふうなお話がありましたけども、自治体としては受けにくいですよ、これはね。沼津市との問題がこじれたままですから。そういう中で三島市、函南町が当面引き受けてくれるという話ですから、これは、後の質問にもかかってきますけども、やはり沼津市とのこじれの問題はかかわってくるというふうに思います。
 最後の質問になりますけども、町長は事あるごとに、「住民には迷惑をかけない」というふうに言っているわけですよ。この「迷惑をかけない」というのは、ごみ・し尿処理が滞るというふうなことだけじゃなくて、いろんな経済活動や交流の中で迷惑をかけないというふうなことは言えますか。実際に、もし三島市に9,000万円の負担をするというふうなことになれば、これは立派に町民に迷惑をかけたことになるんじゃないですか。沼津市に15億円出しています。これも全然めどがついておりません。
 先ほど同僚議員の質問に対して、「清水町の財政調整基金は、14億円あったものが今5億円しかない」というふうな答弁が当局からありました。こんなに減った原因は、し尿処理施設に9億円出した、国体を開いたと、これが大きな原因ですよ。し尿処理施設は補助事業じゃないですから。清水町の税金と起債で出すしかなったわけですよ。基金が大きくこの間減ってきた理由に、その2つの事業が大きな要因を占めているわけです。国体もいろいろ問題がありますけども、このし尿処理施設の建設費だって、もしだめだとなれば、これはやはり今の財政危機の原因の一つにもなっているわけですから、これは大きな問題です。
 同じようなことは沼津市にだって言えるわけですよ。清水町だけ三位一体改革があって沼津市にないというわけじゃないんです。沼津市は駅の高架の事業もあって財政難ですよ。それで、本来ならば返す必要のないお金を出さなくちゃいけなくなると。これは、誰だって出したくないと言いますよ。道理があろうがなかろうが。相手の立場に立っているわけじゃないんですけど、そういう先を見たことを考えないと政治家じゃないと思うんですよ。出せるかどうか、今の状況でどうなのか、勝てる見込みはあるのかどうかと。そういうふうに私は思います。
 だから、今とっている方法が、本当に将来安定した住民に迷惑をかけないのかと。私は、さっき言ったみたいに、もう既にかけていると思いますけども、そこら辺の問題について、再度町長の答弁をお願いします。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 町民に御迷惑をかけない、この部分でもって、町長は改修費を三島市に出すけど、それ自体もう迷惑をかけているじゃないかと、こういうことでございます。
 私が、木村議員さん、そして岩崎議員さん、山本議員さんに答弁を先ほどいたしました。そういうことの中でもって、私は、町民のライフラインにかかるし尿の部分について、何としてもこれを受け入れていただくべく努力しようと、そのために御迷惑をかけないと、こういうことを言ってまいりました。
 うちの町の、町民の生活から出るごみ・し尿、こういう中での改修費が必要なら、これは出さなきゃならんだろうし、こういうことの中でもって、議員の皆様方や町民の皆様方に御理解を賜りながら、わが町の、町民が安全・安心な生活ができるような方向性をとっていきたいと、こんなことを考えます。
 ぜひ御理解を賜りますようお願いしたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。12番 森野善広君。
             (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 町長の今の答弁ですと、ごみ・し尿が滞らなければほかの迷惑は関係ないというふうなお答えだったみたいですから、それはやっぱり問題だということを指摘して、次の質問に移ります。
 沼津市との関係改善で、町長の任期の間にすることは何かということで質問をいたします。
 9月15日の沼津市議会で、斎藤市長は、「清水町のごみ・し尿は来年からどんなことがあっても打ち切る」と明言をしています。しかしながら、その一方で、沼津市の前議長は、清水町の区長も参加をする住民の集まりの中で、「ごみ・し尿を切ることが沼津市の考えではない」というふうに言っております。先ほど同僚議員の中でも、10月の初旬に斎藤市長が記者会見をして、同様の発言をしております。そうしたことを考えますと、先ほど言いましたように、ごみ・し尿を引き上げたというふうなことについては、沼津市の本意とするところではないというふうに理解ができるわけです。
 それはともかくとして、こうした状況の中で、沼津市との関係改善をしていくのは町長の責任だというふうに思います。この責任というのは2つの意味があるわけですけども、1つは、やっぱりこの問題をつくったのが町長自身であるということです。2度にわたって、議会・住民の合意を得ないで町長が沼津市と合併の約束をしたというふうなことです。この合併の問題は、これまで40年間、昭和40年から続いているわけですけども、歴代町長がそういう中でやってきたことですが、町長という立場でしかできないと、この2つの理由です。今後どういうふうにしていくのか、あらためて質問をしたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 町長の任期の間でやることは何かについて御質問をいただきました。先ほど岩崎議員にも御答弁いたしましたとおり、今まで沼津市とは、行政事務や民間レベルにおいて深いかかわりがあるわけであります。今回このような事態になりましたが、今後においても、隣接する自治体であることに変わりありませんので、私の残された任期において関係修復できるよう最大限努力してまいりたいと考えております。
 そして、処理体制等についての私の責任でございますが、できるだけ早い時期に長期的な処理体制を確保できるよう全力で対応策を考えてまいりたいと、こんなふうに考えております。御理解賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。12番 森野善広君。
             (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 町長の任期の中でやるというふうに明言をしたわけですね。ごみについては3年間のできるだけ早い時期にということでけども、これも町長の任期のうちにやるべきだと思うんですけども、その点、どうでしょうか。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 先ほども答弁させていただきましたが、できるだけ早い時期に処理できるよう体制整備をしてまいりたいと、こんなふうに考えます。
 よろしくお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 12番 森野善広君。
             (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) もう時間もないようで最後になりますけども、これも、できるだけ早い時期というのではなくて、町長がまいた種だから、町長の任期のうちにやらないとだめだと思いますよ。それと、3年の間際まで引っ張っていって、また緊急措置なんてね、みっともないまねはやるべきじゃないですよ。早いうちに、1年以内にけりをつけなければ、これはやっぱり町長としての責任を問われると思います。
 それと、沼津市は、町長と話し合って信頼関係を再構築できる方法があるというふうに言っているわけですけど、その点について、沼津市長はそう言っているわけですけども、清水町長としてどういう考えなのか、その点、話し合う思いがあるのかどうかを含めて、最後に質問をいたします。


◯議長(坪内 昇君) 町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員から、2つ御質問をいただきました。
 まず、第1点目は、3年間のうちじゃなくて、町長の任期のうちの早い時期に解決すべきだと、こういう御質問をいただきました。もちろん私の任期のできる範囲の中でもって最大限努力し、長期的に処理ができるよう体制整備を図っていきたいと、こんなふうに考えます。
 2点目でございますが、トップ会談を申し入れ、再三再四、沼津市の市長さんにお会いすべく話をしてまいりました。初めて、今、森野議員さんにお伺いいたし、私も少し驚いているところでございます。私が沼津市の市長さんのところに行ったときには、電気がついていてもお会いできなかった。こういうことの中でもってあらためて私が行ったときに、やっとお会いさせていただいたのが10月28日でございました。そういうことの中でもって、今後、沼津市の市長さんと話し合いができる場があるなら、沼津市の市長さんに、東部地域の発展のため、そして今回の問題の解決のために、ぜひ話はしてみたいと、こんなことを考えます。ぜひ共産党の森野議員さん、そういうことの中でもって、沼津市の市長さんに、一つの方向性の話し合いがとれるならお願いをしたいと、こんなこともございます。
 よろしくお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。12番 森野善広君。
             (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 1つ残りましたけども、終わります。


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして森野善広君の一般質問を終わります。
 次に、2番 松浦俊介君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 行政改革の成果について」「2 三位一体改革と清水町の財政運営について」「3 町公共施設の耐震化計画」「4 来年度の介護予防事業について」
 発言を許します。2番 松浦俊介君。
             (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 議長の許可を得ましたので、さきに通告してあります、1、行政改革の成果について、2、三位一体改革と清水町の財政運営について、3、町公共施設の耐震化計画、4、来年度の介護予防事業についての4点について質問いたします。
 まず、標題1、行政改革の成果についてお尋ねします。
 本年度行政改革推進室を設置し、NPO法人への委託や来年度に向けて指定管理者制度の導入の動きがあります。来年度予算編成に向けて、その成果を伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 松浦議員の御質問にお答えします。
 来年度予算編成に向けて行政改革の成果を問うについてでございます。
 町は、去る10月27日、公募によります委員をはじめ学識経験者で組織いたします清水町行政改革推進委員会により、行政改革大綱の改定について答申をいただき、ただいまこの答申に基づき、清水町行政改革大綱の見直し作業に取り組んでおります。
 行政改革の推進に当たりましては、総務省の「地方公共団体における行政改革の推進のための新たな指針」に基づきまして、さらなる改革を進めているところでございますが、来年度の予算編成においては、行政の担うべき役割を明確にする中で、指定管理者制度の活用及び民間委託等の推進によりまして経常経費の削減が図られるものと見込んでおります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。2番 松浦俊介君。
             (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 行政改革の流れの中だけのことではありませんが、これまで当町は、NPO法人へ、文化・スポーツ・福祉の面で、さまざまな業務委託をしています。その内容と具体的な効果について伺います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。社会教育課長 横山君。


◯社会教育課長(横山 哲君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 NPO法人への委託業務内容とその具体的な効果についてでありますが、当町におけるNPO法人への委託業務のうち、まず、社会体育関係につきましては、平成15年度から、野外球技場の管理業務をはじめ、町民体育大会、親子体力づくりマラソン大会、駅伝競走大会等のスポーツイベント事業の業務を、また、本年度からは、新たに体育施設の窓口業務等を委託しております。この効果としては、専門的知識を有する方たちが自主的に企画運営することで、より地域協働型の施設運営や町民に親しまれるスポーツイベントとなっております。
 本年度においては、行政改革の一環として、従来あった体育振興課を社会教育課の中に統合し、室にすることにより役場組織の簡素化を図りました。
 次に、社会教育関係につきましては、平成11年度から、文化・芸術振興事業の一環として、泉のまち音楽会、カレッジ等のコンサートや文化講演会等の委託業務を実施しております。
 その効果としては、地域に根ざした人材の活用や企画への参画により、町民が身近に感じ、気軽に参加できる文化・芸術事業となっております。
 なお、本年度には、新たにNPO法人文化協会が設立され、町芸術祭の企画運営業務の委託を行ったところであります。


◯議長(坪内 昇君) 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 御質問にお答えいたします。
 長寿あんしん課におけるNPO法人への委託業務は、平成16年度から、家に閉じこもりがちな高齢者を対象に、いきいきサロン事業を委託しております。
 この効果といたしましては、民家を使って家庭生活の延長のようなアットホームな状況の下、会話やゲームなどを通して楽しい時間を仲間と過ごすということにより、閉じこもりの防止や介護予防を図っております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。2番 松浦俊介君。
             (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 来年度以降のNPO法人との新たな取り組みについてお伺いしますが、その前に、当町も指定管理者制度を導入される方向の中で、指定管理者制度とNPO法人の関係について考えてみたいと思います。
 従来、広域的なことは行政が担う分野とされてきましたが、人々のライフスタイルの変化や多様なニーズの広がりにより、公平・平等による画一した取り組みでは限界になって来ました。指定管理者制度が導入されるようになった要因はここにあります。そのような中で、機動性・迅速性に富んだ社会貢献活動の主体として、NPO法人の活動が受け入れられる社会になってきています。地域社会で、NPO法人が、行政や企業との連携により、安定的・継続的に社会貢献できるものとして注目され、話題になってきているのです。また、NPO法人は、会社法人とは異なり、利益の追求より社会的使命の実現が優先されます。社会的使命を無視して営利だけを追求したら、特定非営利活動法人とは言えなくなってしまいます。
 委託する行政側も、企業に委託して営利追求一辺倒になってしまったらどうしようという危惧を全く抱いていないわけではありません。ここで、NPO法人の出番となります。NPO法人は、上で述べように、社会的使命の実現が一番の目的です。しかも、NPO法人の監督権は行政(諸官庁)にあり、万が一管理を委託したNPO法人がおかしな行為をとったとしても、行政の力で何とかできるという考えも働いていると思われます。実際、新聞でも、「○○の管理をNPO法人○○に委託することに決定」という記事をちらほら見かけるようになってきています。
 もちろんどんなNPO法人でも、指定管理者になれるわけではありません。受託するためにはそれなりの能力やノウハウが必要です。しかし、NPO法人がこれらの能力を持っているならば、指定管理者への道がぐっと縮まると思われます。公共施設の指定管理者としてNPO法人が極めて適している理由ですが、4点述べたいと思います。
 1点目ですが、NPO法人は、所管官庁へ、1、事業計画案、2、収支決算書、3、貸借対照表、4、財産目録、5、役員名簿、6、定款等のNPO法人の活動状況、財務状況について報告する義務が課せられていますし、報告した内容について公開することが原則となっていることから、市民や行政がNPO法人の活動をチェックすることは容易であります。静岡県の場合は、静岡県NPO推進室、東部行政センターにおいて上記書類を閲覧することができます。
 2点目といたしまして、NPO法人は比較的行政が十分に機能していない分野について、市民感覚で社会的使命を自覚して設立されています。こうした使命を持ったNPO法人に自治体の各種施設の指定管理者になっていただければ、ハード面とソフト面の有機的な融合が可能となり、地域の特殊性を発揮した施設の運営ができ、他の市町村にない文化・福祉・行政を実現することができます。
 3点目としまして、NPO法人はボランティアの受け入れが可能であることから、経費を削減できる可能性が高いです。
 4点目としまして、地元のNPO法人が指定管理者となった場合、そこで培った各種のネットワークや専門知識、ノウハウは地元に還元することになるので、将来、はかり知れない効果が期待できる。
 以上のような4点の理由が考えられます。
 来年度から導入される予定の指定管理者制度にNPO法人が指定を受けることになるかは、今後の公募による選定や選定の特例をどう判断するかであると思いますが、それとは別に、現在、検討されているNPO法人との新たな取り組みがありましたら答弁願います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。社会教育課長 横山君。


◯社会教育課長(横山 哲君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 来年度以降のNPO法人との新たな取り組みについてでありますが、まず、来年度以降の社会体育関係につきましては、スポーツ振興に対する住民ニーズがますます多様化することから、今後は、さらに行政と地域社会とが積極的に協働していくことが必要であると認識しております。
 町民の皆様が広くスポーツ活動に親しみ、健康づくりや体力の向上を図るため、NPO法人が有するノウハウの活用を推進するとともに、地区体育委員等の連携により、さらなるスポーツ振興を図ってまいりたいと考えております。
 次に、社会教育関係につきましても、NPO法人が持っている専門的な企画運営力を生かし、協働による事業を推進し、さらなる文化・芸術振興を図るため、NPO法人への生涯学習教室、講座、文芸誌の発行等の新たな業務の委託を検討しております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。2番 松浦俊介君。
             (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) それでは、2項目めに移ります。
 職員人事全般について伺います。
 昇任のポストがなくても昇任試験を行うか答弁願います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 職員人事全般の中で、昇任ポストがなくとも昇任試験を行うのかということでございます。
 職員の昇任試験につきましては、とかく年功序列に陥りやすい人事の弊害をなくし、職員の資質の向上を目的に実施するものでございます。今後、課長・参事級または課長補佐・主幹級に登用される職員につきましては、この試験を受けて合格することが絶対条件となります。
 その中で、課長及び課長補佐にあっては、ポストが限られております。欠員が生じていない場合は、たとえ試験に合格いたしましても、必ずしも昇任できるわけではございません。しかしながら、ポストに欠員が生じた場合は、試験の合格者から登用することとなります。
 その試験の結果でございますが、受験した職員に合否を通知しまして、本人が不合格となった場合、また本人が希望することによりまして、翌年度以降、再受験が可能であるような制度といたしております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。2番 松浦俊介君。
             (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 2回目の質問ですが、3点ほど伺います。
 1点目ですが、昇任試験に合格した候補者がそのポストに不向きであっても合格者登用をするのか。課長に答弁を求めます。
 2点目と3点目の質問ですが、今回、本会議、委員会で暫時休憩が多くスムーズな議事運営ができなかった面がありましたが、そのことについて助役にお尋ねします。
 委員会には、各課長はもちろんですが、裏方として、係長や補佐、参事級の幹部職員が控えているわけですが、しかし、時折十分な答弁ができないということで暫時休憩しているわけです。これは、準備不足なのか的確性を欠いているのかわかりませんが、やはりスムーズな議事運営を損ねているということでは問題があると思います。
 そこで、助役は、課長はじめそのほか管理職に対して、その役割の中で議会対応をどのように見ているのか、また議会対応の結果をどう人事評価していくのか、お聞きいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。助役 中野君。
             (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) 3点質問があるうち、私の方で指名された部分だけ、私の方から先にお答えをさせていただきます。
 人事は町長の専権事項でございますけれども、指名を受けましたので、人事案のまとめ役という立場でお答えをさせていただきます。
 御質問でございますけれども、まず、管理職の役割ということの中では、職員の役割ということで、それぞれの立場で、いろんな役割・責務があるわけでございます。その中で、管理職としての役割、これはまた違った面での役割があるわけです。特に、今御指摘を受けた議会対応、スムーズに行かない、そういった部分を損ねたというふうなことについて、管理職、課長はもちろん、ここへ出席している管理職ももちろん、それを補佐する立場の管理職も含めてでございますけれども、議会対応については、私の中では、7割、8割ぐらいの責任、あるいは役割があるというふうに考えております。
 そうした部分での人事評価ということでございますけれども、やはりこうした議会の場でスムーズな議事進行、的確な答弁をするということは、それなりに努力して、準備して臨んでいると思います。したがいまして、そういう面で、やはりスムーズに答弁している者、していない者ということの中では、これは、今後人事評価の対象にしていくべきだなというふうに考えております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 1点目の、昇任試験に合格した職員がそのポストに不向きであっても合格者の中から登用するのかということでございます。
 公正な職員人事を行うためには、昇任につきまして、昇任試験の合格者から登用すべきものと考えております。議員の御質問のケースにおきましては、苦手な分野の職にあえてつかせて、その結果、その職員の努力によりまして苦手分野を克服するということも可能でしょうし、ケースによりましては、適材適所の原則を適用しまして、他の人事異動を絡めまして昇任者に向いたポストに登用することも考えられると、このように感じております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。2番 松浦俊介君。
             (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 3回目の質問に移ります。
 職員採用試験について伺います。
 これまで、私も一般質問の中で、過去10年間に採用しない年と大量採用のある年があり、採用計画にアンバランスさを感じ、毎年少しずつでも有能な若者を採用していくように訴えてきました。結果、本年度、一般職の採用試験を行い、3名の方が来年度新規採用となります。
 さて、来年度以降でありますが、同じように、来年度卒業する若者に対して清水町の職員として採用される機会を与え、その年卒業の一番有能な若者を確保するため、平成22年4月の目標定数である265名という、職員定数削減計画もかんがみながらも、必要最低限度数の採用試験を行うべきだと考えますが、町長の考えを伺います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 毎年職員採用を行うべきではないかについてでありますが、限りある財源の中、今後もますます町の財政状況は厳しくなることが予想されるため、町では新たな行政改革大綱を策定し、年度ごとに採用予定数を公表するなど、職員の削減計画を進めていく予定であります。
 しかしながら、職員採用は、組織の活性化とともに、松浦議員の言われるように、前途ある若者に対し雇用の機会を提供することも公の機関として重要なことと考えておりますので、職員の削減化を堅持しつつも、最低限の職員採用を行ってまいりたいと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。2番 松浦俊介君。
             (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 町長より、来年度以降も最低限度の職員採用を行うという答弁をいただきまして、大変うれしく思います。
 そして、今後、清水町の職員の皆さんが、仕事に対してのモチベーションが下がることのないよう、公平・公正で適正な人事が行われることをお願いいたしまして、次の質問に移ります。
 それでは、標題2の、三位一体改革と清水町の財政運営についての質問をいたします。
 現在、政府で行われております三位一体改革による町財政への影響について伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 三位一体改革による町財政への影響についてであります。
 国の三位一体改革につきましては、地方分権を財源面から進めていくというもので、国庫補助負担金の改革と国から地方への税源移譲、そして、地方交付税の見直しという3つの改革を同時に行うものであります。
 当町における影響についてでありますが、平成16年度までは、公立保育所の運営費負担金や介護保険の事務費交付金などの削減によりまして、2億8,600万円余の減額となっております。平成17年度では、老人保護措置や小・中学校の準要保護児童生徒への就学援助費の国・県補助金などで3,500万円余の減額があり、税源移譲では、所得譲与税により5,800万円余の移譲がありました。
 また、地方交付税につきましては、単価や補正率の見直しなどによりまして、3,000万円余の減額があり、平成17年度全体では、おおむね700万円余の減額となっております。
 次に、18年度でございますが、児童手当などの国庫負担金の負担率の引き下げが現在予想されておりますが、現時点では具体的な内容が示されておりませんので、影響額を把握することはできないものであります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。2番 松浦俊介君。
             (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 三位一体改革の最終年度である平成18年度に向けて、当町としましては財政的には大きな支障はないものと判断しますが、その点について伺います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 平成18年度の三位一体改革による影響についてでありますが、現時点では不確定要素がございますが、補助金の内容、あるいは今後の税源移譲などを踏まえますと、平成16年度のような大きな影響はないものと予想しております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。2番 松浦俊介君。
             (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) それでは、2)の2項目めに移ります。
 今後の財政運営がますます厳しくなる中で、歳出削減案を考えるだけでなく、町税や国保税のさらなる収納率の向上による税収の増加が課題と思われます。ちなみに平成16年度決算で、町税の予算現額が44億8,400万円に対し収入未済額が4億6,300万円余、国保税が10億6,700万円余に対して3億4,500万円余となっております。
 さらなる取り組みが必要だと思いますが、その方針を伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。税務課長 奥村君。


◯税務課長(奥村誠司君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 税収確保のためのさらなる取り組みと方針についてでありますが、国の三位一体改革により、市町村における財政運営はますます厳しさを増しており、税収確保に向けた収納率向上がこれまで以上に重要になってきております。
 こうしたことから、今後の収納率向上対策といたしましては、現在行っている収納事務をきめ細かく行うとともに、さらなる取り組みとして、既に先進地で行っているコンビニでの納付について、その可能性を調査・検討してまいります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。2番 松浦俊介君。
             (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 2回目の質問に移ります。
 現在行っている税収確保に向けた具体的な取り組みについて伺います。


◯議長(坪内 昇君) 収納室長 藤原君。


◯収納室長(藤原吉男君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 現在行っている税収確保に向けた具体的な取り組みについてでありますが、税負担の公平性確保と納税秩序の維持のため、夜間及び休日の実態調査や休日の納税相談窓口の開設のほか、税務課職員だけでなく関係職員や管理職職員により、滞納の累積を防止する期別内滞納整理を行っております。また、町税徴収指導員として、元国税職員の豊富な経験と知識を生かし、困難事案に対する職員への指導助言により、優先して高額事案の解消を行い、収納率の向上を行っております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。2番 松浦俊介君。
             (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 昨年度は、あってはならない事件もあり、仕事もままならなかったと思います。収納事務に関しては大変厳しい面が多々あるとは思いますが、収納率向上に向けてよろしくお願いします。
 それでは、標題3の、町公共施設の耐震化計画について伺います。
 町公民館の建て替えについてですが、町公民館の耐震診断結果と、東海地震で想定される震度6強に耐えられるのか、予想される被害状況について答弁願います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。社会教育課長 横山君。


◯社会教育課長(横山 哲君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 町公民館耐震診断結果と震度6強における被害状況はについてでありますが、平成13年度に実施いたしました建築設計士による耐震診断結果では、構造耐震指標値の基準値1.25に対し、南北方向の揺れの指標値は0.59、東西方向の揺れの指標値は0.30と基準値より低くなっておりますが、しかし、おおむね震度7程度までは建物の倒壊までには至らないと推定されております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。2番 松浦俊介君。
             (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 町公民館の建て替えに向けては、これまでさまざまな経過があったと思いますが、具体的な動きに関して伺います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。社会教育課長 横山君。


◯社会教育課長(横山 哲君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 町公民館の建て替えに向けてこれまでの経過を伺うについてでありますが、公民館の建て替えに関しては、平成11年10月に、三千余名の署名による「文化センター建設に関する要望書」が提出されました。町では、この要望書を受け、平成12年度に、学識経験者、各種団体の代表者等15人による公民館等施設整備準備検討委員会を設置し、延べ6回の会議を行いました。その後、平成14年度には生涯学習拠点施設整備検討委員会に替え、一般町民公民館利用者13人によるワークショップを行い、建物のイメージプランについて検討し、平成15年度には、整備すべき生涯学習拠点施設の8つの骨子からなる「生涯学習拠点施設整備計画についての意見書」が教育委員会に提出されました。
 現在、この意見書をもとに、町公民館建て替えに向けて整備手法等の調査・研究をしております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。2番 松浦俊介君。
             (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 町公民館の建て替えについてですが、私は、この問題に関しての質問は3回目であります。
 1回目の質問は、平成15年9月議会です。以下引用を開始します。「今後こうした耐震化工事をしていくのに当たってどのような計画で具体的なプランが出てくるのか」以上引用を終了します。という質問に対して、総務統括参事が答弁をしております。以下引用を開始します。「公民館の施設の建て替えの検討委員会というものを教育委員会でやっております。これが、まだ現在やっておりますが、近々この結論が出ますので、二、三年のうちには計画が具体化してまいると思います」以上引用を終了します。となっております。
 次に、2回目の質問ですが、平成16年6月議会です。以下引用を開始します。「建て替えをするかしないかということで、もう一度、ちょっと確認させていただきます」以上引用を終了します。という私の質問に対して、教育長が答弁しています。以下引用を開始します。「建て替えという方針で努めてまいります」以上引用を終了します。また、期日についても質問しております。以下引用を開始します。「具体的にいつ、何年に建て替えに向けての工事をするのか。その着工する目標期日をお伺いしたいと思います」以上引用を終了します。という質問に対して、社会教育課長が答弁しています。以下引用を開始します。「平成18年度を目標に、新たな生涯学習の拠点施設として事業に着手できるよう努めてまいりたいと考えております」以上引用を終了します。
 2年前の質問で、「二、三年のうちには計画が具体化する」との答弁、そして、昨年の質問で、「建て替えを行い、平成18年度を目標に事業に着手する」との答弁です。過去の質問でもしましたが、当町は、まだまだ耐震化の進んでいない施設があります。公民館のほかにも、体育館、中央保育所、南保育所、清水幼稚園、老人センターなどが該当すると思います。しかしながら、いち早く耐震化がほぼ完了した施設もあります。それは小・中学校です。
 ことし7月13日の静岡新聞に、市町村別の公立小中学校耐震化状況の数値が発表されました。県平均の耐震化率は77.5%、近隣では、沼津市が59.7%、三島市が74.5%、長泉町が72.4%、函南町が72.2%です。そして、清水町ですが、何と96.6%です。100%済んでいるのは河津町、由比町、中川根町の3町しかありません。町内小・中学校の耐震化は、清水小学校、清水中学校、南小学校、西小学校と立て続けに行い、16年前の平成元年には、現在の状況まで耐震化が済んだと伺っております。
 県内でも先駆けて小・中学校の耐震化を手がけた20年前の町の判断と努力は、現在でも県内平均耐震化率が77.5%という状況から見ますと、賞賛に値すると思います。残る公共施設に関しても積極的な計画が必要と思われます。中でも、老朽化が激しく、年間延べ利用者数が5万人もいる町公民館は、一刻も早い、耐震化なり、建て替えが必要と思われます。一刻も早くその具体的な計画が立案され、実行に向けて動くべきだと考えますが、町長の考えを伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 町公民館の建て替えについてでありますが、町公民館は、既に築38年が経過し、老朽化が進んでおります。公民館の建て替えにつきましては、NPO法人文化協会や利用者の皆様からの強い要望の声がありますので、私といたしましても、十分その必要性は感じております。
 しかしながら、建て替えには膨大な費用が必要となります。今後、財政状況を勘案し、PFIなどの整備手法も取り入れながら、具体化できるよう検討してまいります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。2番 松浦俊介君。
             (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 公民館も含め町公共施設の耐震化の問題に関しては、過去、平成9年6月議会で杉村議員も質問しております。それから8年が経過しております。この問題については、ぜひ町長の任期中に見通しをつけていただきたいと思います。
 次の質問に移ります。
 標題4、来年度介護予防事業について質問します。
 最初の質問ですが、6月議会でも質問しました来年度の介護保険法改正に向けて、在宅介護支援センターが地域包括支援センターへ移行するとのことですが、設置個所につきまして当町の方針を伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 在宅介護支援センターから地域包括支援センターへ移行に向けて当町の方針を問うについてでありますが、町は、平成18年度の介護保険法改正に伴い、国から示された指針に基づき検討した結果、現在3カ所ある在宅介護支援センターを廃止し、新たな介護予防マネジメントを担う地域包括支援センターとして、平成18年度から、清水町社会福祉協議会1カ所に統合していく考えであります。
 なお、本計画につきましては、清水町地域包括支援センター運営協議会に諮り、御承認をいただいているところであります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。2番 松浦俊介君。
             (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) それでは、移行される地域包括支援センターの業務内容について、介護予防が重要な業務になってくると思われますが、その業務内容について伺います。


◯議長(坪内 昇君) 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 移行される地域包括支援センターの業務内容についてでありますが、従来の在宅介護支援センター業務における虚弱高齢者等の実態把握や相談業務に加え、新たに、介護予防を重点として介護認定における要支援者の新予防給付に対するケアマネジメントや介護認定外の高齢者の介護予防に対する総合的なケアマネジメント及び権利擁護等の業務を行ってまいります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。2番 松浦俊介君。
             (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 地域包括支援センターは、介護予防の中核的な役割を担っていくものだと思います。「しっかりやっていけ」とエールを送りまして次の質問に移ります。
 同じく来年4月施行の高齢者虐待防止法について伺います。
 同法は、高齢者虐待を、身体的外傷が生じるおそれのある暴行や心理的外傷を与える行為、長時間の放置などの世話の放棄、高齢者の財産の不当な処分などと定義しています。そして、虐待に気づいた人に対し、市町村への通報を努力義務とし、特に生命や身体に危険のある虐待の場合は通報を義務づけるとしています。市町村には家庭への立ち入り権限を持たせ、警察の援助を求めることができるようになるそうです。
 当町の高齢者虐待に関する現状と課題について伺います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 高齢者虐待防止法施行に向けて当町の現状と課題はについてでありますが、町は、高齢者の虐待について、通報や相談があった場合には、在宅介護支援センターと連携を図りながら、保健師やケアマネジャーなどで対応しております。
 虐待の問題につきましては、表面化しにくい状況にありますが、今年度においては、虐待の疑いがあるケースが1件ありました。
 今後におきましては、平成18年度から施行されます法に基づき、通報義務や立ち入り権限などにより情報を的確に把握し、さらなる防止対策に努めてまいります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。2番 松浦俊介君。
             (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 通所型による介護予防事業について伺います。
 これまで、私のこの1年間の一般質問の中で、いきいきサロン事業など介護予防に関する当町の取り組みの重要性について質問してきました。現在、当町は、3事業所にいきいきサロン事業を委託して行っておりますが、来年度に向けて、こうした通所型による介護予防事業の拡充がますます重要だと認識していますが、当町の方針を伺います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 通所型における介護予防事業についてでありますが、現在実施しておりますいきいきサロン事業につきましては、引き続き高齢者への自立の促進と介護予防の効果を高めるため、元気な高齢者を対象に、生きがいづくりや仲間づくりへの支援事業として実施してまいります。
 また、自立して生活しているが心身機能の低下のおそれのある高齢者につきましては、地域包括支援センターにおいて作成される介護予防ケアプランに基づき、NPO法人等において新たな介護予防プログラムを取り入れた事業として実施してまいります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。2番 松浦俊介君。
             (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 介護予防事業における具体的な介護予防プログラムについてお伺いいたします。答弁願います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。
 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 介護予防事業における具体的な介護予防プログラムはについてでありますが、町といたしましては、高齢者に対し、心身両面からの支援により、本人が本来持っている能力を引き出し、日常生活で生かされるよう、運動機能の向上や栄養改善、口腔機能の向上、閉じこもり防止などを組み込んだ介護予防プログラムとして事業を実施してまいります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。2番 松浦俊介君。
             (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 最後の質問をいたします。
 平成17年9月26日に開催されました全国介護保険老人保健事業担当課長会議資料の介護予防事業にかかわる市町村介護保険事業計画に関する報告書の中で、介護予防事業の目的に関して、こう記述されています。以下引用を開始します。
 「介護予防は、要介護状態になることをできる限り防ぐ(発生を予防する)こと、そして、要介護状態になっても状態がそれ以上に悪化しないようにする(維持改善を図る)ことであり、単に運動機能や栄養改善など個々の要素の改善だけを目指すものではなく、高齢者一人ひとりの生きがいや自己実現のための取り組みを支援して、生活の質(QOL)の向上を目指すものである。さらには生活習慣病と連携することにより、国民の健康寿命をできる限り延伸させていく取り組みでもある」以上引用を終了します。とあります。
 介護予防は、介護の分野だけでなく、当町にとっても最重要課題であります老人医療費の抑制にもつながるものだと思います。団塊の世代が高齢者になる2015年に向けて、介護される高齢者を抑制するために来年度からの介護予防策は充実を図る必要があると思いますが、町長の考えを伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 来年度からの介護予防策は充実を図る必要があるのではないかについてでありますが、わが国では、少子高齢化社会が急速に進展しており、誰もが安心できる介護保険制度の確立が必要だと考えております。
 今後ますます高齢化が進む中、介護予防は重要な課題として認識しておりますので、制度改正される来年度からの介護予防策につきましては、より多くの高齢者の皆様が介護状態にならないよう予防効果のある事業を推進していく考えであります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして松浦君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
                                午後02時36分休憩
                                ────────
                                午後02時49分再開


◯議長(坪内 昇君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 次に、9番 藤井道夫君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 通学路の改良整備について」「2 交通安全施設の維持管理について」
 発言を許します。9番 藤井道夫君。
             (9番 藤井道夫君登壇)


◯9番(藤井道夫君) それでは、議長の許可を得ましたので、さきに通告をしてあります通学路の改良整備についてを質問いたします。
 この問題は、過去に同僚議員から幾度か質問があったと記憶しておりますが、なかなか改良に至らないところが町内には多いように感じます。通学路、特に交通量の多い幹線道路を通学せざるを得ないわが町の子供たちの現状を見ますと、町長が常日ごろ提唱しております「交通安全、安全・安心のまちづくり」の観点からも、通学路の安全整備が重要であると考えます。私も小学校、中学校へ通う孫を持つ身として、安全で、安心して通うことのできる通学路の確保を望むものであります。
 そこで、町では通学路の安全確保のためどのような対応をとっているのか、あわせてどのような指導を行っているのか。まず最初に質問をさせていただきます。


◯議長(坪内 昇君) 藤井君の質問に対する答弁を求めます。学校教育課長 河原崎君。


◯学校教育課長(河原崎尊親君) 藤井議員の御質問にお答えいたします。
 町として通学路の現状をどのようにとらえているかでありますが、通学路は、地区の子ども会やPTAと学校が連携をし、安全な環境にあるか調査した上で通学路として指定しております。
 子供たちが安全で安心して使用できる通学路の環境整備には、常々危険個所の改善に努め、また、交通安全教室をはじめとする安全教育の徹底を図るとともに、教師やPTA協働による街頭指導を実施しております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。9番 藤井道夫君。
             (9番 藤井道夫君登壇)


◯9番(藤井道夫君) 通学路についての町としてのとらえ方、考え方についてはわかりました。
 次に、通学路の整備という面からお伺いいたします。
 具体的には、玉川の商工会前から清水小学校までの県道の歩道についてですが、道幅が狭く、歩行者がすれ違うこともできないのが現状です。この歩道について整備をどのように考えているのか、お尋ねいたします。


◯議長(坪内 昇君) 藤井君の質問に対する答弁を求めます。建設課長 久保田君。


◯建設課長(久保田 守君) 藤井議員の御質問にお答えいたします。
 商工会から清水小学校前までの歩道を整備する考えはについてでありますが、県道下土狩徳倉沼津港線は、玉川から徳倉地先までを交通安全施設等整備事業の歩行者空間ネットワーク地区として整備を進めているところであります。
 現在、玉川交差点から農協入り口までの間につきましては、一部未整備区間はありますが、事業として完了しております。議員、御指摘の、農協入り口から清水小学校前までの歩道整備につきましては、通学路であるため整備の必要性は十分感じておりますので、今後、早期に整備が図られますよう県に強く要望してまいります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。9番 藤井道夫君。
             (9番 藤井道夫君登壇)


◯9番(藤井道夫君) 町は県に要望していくということですが、商工会から清水小学校までの歩道の整備は長年の懸案であります。これまでも地元から幾度も要望しながら、現実には何ら整備されないまま今日に至っております。このような経過を踏まえますと、今後は容易に進展は見られず、歩道の拡幅はできないのではないかとさえ思われます。
 さて、そこで次の質問をさせていただきますが、毎日通学する子供たちの姿を見るにつけ、1日も早く安全な通学路を確保することが私たち大人の責任ではないかと感じております。
 県道の歩道整備については、引き続き県に要望していただくことは言うまでもありませんが、町ができる対策として、通学路の迂回路といいますか、狭い歩道の代替として、別ルートの通学路を町としては整備する考えはないか、お伺いします。
 お願いします。


◯議長(坪内 昇君) 藤井君の質問に対する答弁を求めます。建設課長 久保田君。


◯建設課長(久保田 守君) 藤井議員の御質問にお答えいたします。
 県道の拡幅ができないなら別ルートを町道として整備する考えはないかについてでありますが、先ほど答弁いたしましたが、小学校までの歩道拡幅につきましては県にお願いしていくところでありますが、整備には、確かに時間がかかると思います。
 そうしたことから、議員、御指摘の、町道整備につきましては、本年度既に調査費を予算化しておりますが、今後におきましても、関係地権者からの協力が得られるならば整備に向けて努力していく考えであります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。9番 藤井道夫君。
             (9番 藤井道夫君登壇)


◯9番(藤井道夫君) 既に別ルートの整備について予算化している、整備に向けて努力をしているというお答えをいただきましたが、町は積極的に取り組んでいただきたいと思います。
 土地取得の交渉など大変なことがあろうかと思いますが、雨の日に傘を持った子供たちが歩道をすれ違うこともできない現状であることからも、ぜひとも安全な通学路確保のため、町道の整備実現に向けて頑張っていただくことと努力していただくことを強く要望し、お願いをいたします。
 交通安全施設の維持管理についてということで、どのように把握をして、どのように連携をとり対応したのか、これは災害時を含めての質問でございますが、次に、交通安全施設に関してお尋ねをいたします。
 町内には、交通安全のために多くのカーブミラーやガードレールがあります。どのように維持管理がされているでしょうか。台風や強風の後にカーブミラーの方向がずれていたり、狭い道路では、車と接触した痕跡でしょうか、ガードレールが変形したりしております。そのような個所を目にします。放置すると交通事故の原因ともなりかねません。このような施設を維持管理していただくために、町はどのように状況を把握し、どこと連携して対応しているのか、お伺いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 藤井君の質問に対する答弁を求めます。建設課長 久保田君。


◯建設課長(久保田 守君) 藤井議員の御質問にお答えいたします。
 どのように把握し、どことどのように連携をとり対応したのかについてでありますが、道路の危険個所やカーブミラー、ガードレール等の破損個所の発見には、定期的な道路パトロールをはじめ通勤途上の職員からの通報や地域住民等からの情報提供により把握し、速やかに現地調査を実施して、交通安全施設の改善に努めております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。9番 藤井道夫君。
             (9番 藤井道夫君登壇)


◯9番(藤井道夫君) 維持管理のために定期的な道路パトロールを実施し、施設の破損個所など改善に努めているということでありますが、そうしたことが、マニュアルというか、定期的に規定に基づいて実施されているのかをお伺いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 藤井君の質問に対する答弁を求めます。建設課長 久保田君。


◯建設課長(久保田 守君) 藤井議員の御質問にお答えいたします。
 このことについてのマニュアルはあるのかについてでありますが、町は、道路の維持管理のマニュアルとして、道路パトロール実施要領を定めております。その主な内容は、町内を10分割にし、道路及び交通安全施設等の異常がないかを調査することを目的に、道路の状態や溝ぶた、カーブミラー等の交通安全施設の点検を行い、破損等が確認された場合は速やかに補修を行うこととなっております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。9番 藤井道夫君。
             (9番 藤井道夫君登壇)


◯9番(藤井道夫君) 次に、狭い道は歩行者用に白線を引いたらどうかということにつきまして質問させていただきたいと思います。
 既存のカーブミラーなどの交通安全施設は、異常個所の発見があった場合は対処しているということですが、場所によっては新たな安全施設が、特に子供たちが通る道路・通学路には歩行者を交通事故から守るための施設が必要ではないでしょうか。狭い道路など歩道をつくることも難しい個所があると思いますが、車から歩行者を守るために歩行者用に白線を引くことも一つのやり方ではないでしょうか。御質問いたします。


◯議長(坪内 昇君) 藤井君の質問に対する答弁を求めます。建設課長 久保田君。


◯建設課長(久保田 守君) 藤井議員の御質問にお答えいたします。
 狭い道は歩行者用に白線を引いたらどうかについてでありますが、現在町は、狭隘な道路には、事故防止の観点から、区画線やカラー舗装により歩車道の区分明示をしております。今後におきましても、必要な個所につきましては積極的に実施してまいります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。9番 藤井道夫君。
             (9番 藤井道夫君登壇)


◯9番(藤井道夫君) 交通安全について質問をさせていただきましたが、町長さんは事あるごとに、「交通事故のない安全で安心なまちづくりを」と、町民のことを思っておられます。
 今、学校教育課長からは、「通学路の環境整備には常々危険個所の改善に努めてまいります」との答弁をいただき、また、建設課長さんからは、「安全については、必要な個所は積極的に改良を実施してまいります」との力強い答弁をいただき、ありがとうございました。
 引き続きまして、通告をしてありませんが、一言要望をさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
             (「どうぞ」と呼ぶ者あり)
 ただいま、交通安全ということで皆様方にいろんな質問をさせていただきましたが、交通安全だけでなく児童の連続殺人事件など大きなことが起こっております。これについても、町を挙げて、交通安全も大切ですが児童の身の安全にも万全な注意を払っていただき、清水町においてはこのような事件が起きないような体制をとられることをお願いし、以上、要望しまして私の質問を終わります。
 ありがとうございました。


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして藤井君の一般質問を終わります。
 次に、15番 佐藤芙美代君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 食育の必要性を問う」「2 安全・安心のまちづくりを問う」
 発言を許します。15番 佐藤芙美代君。
             (15番 佐藤芙美代君登壇)


◯15番(佐藤芙美代君) 議長よりお許しを得ましたので、既に通告してございます食育の必要性と安全・安心のまちづくりについて伺います。
 まず、市町村食育推進計画についてでございますが、近年、私たちの食生活におきましては、栄養の偏りや不規則な食事、肥満に代表されます生活習慣病の増加や過度の痩身志向などの問題に加えて、食の安全上の問題や食の海外への依存などの新たな問題が生じております。こうした食に関する情報が社会にはんらんする中で、食生活の改善の面や食の安全の確保の面からも、自ら食のあり方を学ぶことが求められていると思います。しかし、残念なことに、現代では日本人の食に対する意識が薄れ、豊かな緑と水に恵まれた自然の下で、先人からはぐくまれてきた地域の多様性と豊かな味覚や文化の香りあふれる日本の食が失われる危機にあります。
 このような中、私たち一人ひとりが食についてあらためて意識を高め、自然の恩恵や食にかかわる人々のさまざまな活動に感謝の念や理解を深めつつ、食に関して信頼できる情報に基づく適切な判断を行う能力を身につけることによって、心身の健康を増進する健全な食生活を実践する国民運動に発展させるために、平成17年6月に「食育基本法」が制定されました。
 そこで、わが町でも、体系的な食育を推進するためには市町村食育推進計画の策定が必要と思われますが、町の考えを伺います。


◯議長(坪内 昇君) 佐藤君の質問に対する答弁を求めます。福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 佐藤議員の御質問にお答えをいたします。
 市町村食育推進計画についてでありますが、平成17年6月に制定された「食育基本法」は、国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむことができるようにするため、食育を総合的・計画的に推進することを目的としております。
 この法律により、国においては、現在、平成18年3月末までに食育推進基本計画を策定することになっておりますが、都道府県及び市町村は、この国の基本計画に基づき推進計画を策定するよう努めることになっております。
 したがいまして、町といたしましては、今後、国・県の動向を踏まえながら計画を策定すべきかどうか検討してまいります。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。15番 佐藤芙美代君。
             (15番 佐藤芙美代君登壇)


◯15番(佐藤芙美代君) ただいま課長は、計画は、今後、国・県の動向を踏まえながら検討していくということですが、食に関する事業で、食育の考えや理念を念頭に置いて事業を既に実施しているようでしたらば、どのようなものがあるかお聞きいたします。


◯議長(坪内 昇君) 佐藤君の質問に対する答弁を求めます。福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 佐藤議員の御質問にお答えをいたします。
 食育の考えを取り入れた事業についてでありますが、将来を担う親及び子供に対して食育は大変重要でありますので、町といたしましても、幾つかの事業を行っております。
 その主なものといたしまして、保健センターでは、食を通じての健康づくりを推進するため、妊婦や子供を対象にした乳幼児栄養教室、明るく健康な毎日を送るため、一般成人を対象にヘルシークッキングを行い、さらに、食生活推進協議会では、食生活を改善しながら健全な心身をはぐくむため、地域への啓蒙活動に取り組んでおります。また、保育所では楽しくおいしく食べることを目指す栄養教室を、小学校では栄養のバランスを自ら実践する力を育てるバイキング給食を実施しております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。15番 佐藤芙美代君。
             (15番 佐藤芙美代君登壇)


◯15番(佐藤芙美代君) この小学校で行われていますバイキング給食というのは、これは大変子供が楽しみにしているようです。
 それでは、2点目の、学校における食育をどのように進めているかについて伺います。
 本来食育は、しつけと同じように、家庭教育の重要な役割の一つであることは疑いのないところであると私は思っております。しかしながら、社会情勢も大きく変わる中、その役割の所在があいまいになり、学校教育に頼らざるを得ない状況があることも事実であります。
 そこでお聞きいたしますけど、当町の学校において、食に対する教育をどのように進めているか、お伺いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 佐藤君の質問に対する答弁を求めます。教育長 犬塚君。
              (教育長 犬塚正登君)


◯教育長(犬塚正登君) 佐藤議員の御質問にお答えいたします。
 学校教育における食育をどのように進めているかについてでありますが、現在、小・中学校におきましては、主に学級担任と栄養士のチーム・ティーチング形式(2人制)による食の教育を実施しております。具体的な指導内容といたしましては、給食の食材を教材として、御飯、パンといった主食は体のどの部分をつくることに役立つのか、お肉、お魚といった主菜はどのようなエネルギーになるのか、野菜はどのような役割をするのかなどを、小学校では3つに、中学校では6つに色分けをして、バランスよく食べることの重要性を指導しております。
 また、養護教諭と栄養士が連携して、1日の食事の量と排便との関係や、好き嫌いをなくしバランスよく食事をとることで病気にならないための指導を行っております。
 このように、小・中学校では、給食を単なる1回の食事としてとらえるのでなく、食に関する教育の一環ととらえ、発達段階に応じた食育を推進しております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。15番 佐藤芙美代君。
             (15番 佐藤芙美代君登壇)


◯15番(佐藤芙美代君) 担任の先生や栄養士が連携をとってより確かな食育を推進することは、子供たちの健康や心の安定につながるものであり、今後も、家庭への啓蒙も含め、食に対する教育、食育を強く推進していただきたいと思います。
 次に、そうした食育を進めながらも、偏食による肥満や体調不良を訴える子供たちがまだまだ多いのが現状ではないかと思いますけども、食生活の乱れなどの現状と対策について伺います。


◯議長(坪内 昇君) 佐藤君の質問に対する答弁を求めます。学校教育課長 河原崎君。


◯学校教育課長(河原崎尊親君) 佐藤議員の御質問にお答えいたします。
 偏食等による食生活の乱れについての現状と対策についてでありますが、まず、現状といたしましては、小・中学校におきまして、児童・生徒の日常の食事内容について、毎年アンケート調査を行っております。平成17年度の調査結果では、朝食をとらない小学生は全体の8.2%、中学生は全体の6.4%でありました。その対策といたしましては、このような内容を個々に分析し、個人面談や「保健だより」等を通じて、学級担任や養護教諭、あるいは栄養士が、保護者に対し、家庭においてバランスのとれた食事をとることの重要性を指導しております。
 また、食育の一環として、毎月の献立表の中で、糖分や塩分・脂分の過剰摂取や好き嫌いによる偏った食生活がいかに病気を引き起こす原因となるか等の指導を行っております。
 さらに、食材の生産者や栽培方法等に興味や関心を持つことにより、苦手な食べ物をなくすことを目的として、町内でとれました野菜や米を使用した給食を提供する地産地消の導入など、子供たちの偏食等による食生活の乱れを解消するためのさまざまな方策を実施しております。
 以上であります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。15番 佐藤芙美代君。
             (15番 佐藤芙美代君登壇)


◯15番(佐藤芙美代君) いろいろ細かくありがとうございます。
 ただいま課長のお話の中に、給食には町内でとれた野菜やお米を使用しているということですが、子供たちの教育の一環としてとても良いことと私は思います。また、そういうことが、生産者の皆様にも励みになることを希望いたします。
 子供たちの偏食による栄養の偏りや不規則な食事、肥満や生活習慣病等は、子供のころから家庭でも注意し、しつけていけば予防できるものではないかと思います。健康な体はバランスのとれた食生活によりつくられるものですし、健康な体があってこそ健康な心をはぐくみ、また学習意欲もかきたてることは明らかであります。これからも食育の一層の充実を図られることをお願いし、1つ目の質問を終わります。これは要望です。
 次に、標題2の、安全・安心のまちづくりについて質問いたします。
 昨年も、子供たちの悲しい、痛ましい事件があり、そのときも私は質問させていただきました。子供たちの痛ましい事件の報道を聞くたびに、胸が締めつけられ、悔しさと何とも言えない悲しい思いでいっぱいになります。先日も、広島県と栃木県において、相次いで小学校1年生の少女が下校途中に殺害される痛ましい事件がありました。あってはならない事件ですが、最近ではこのようなことが決して珍しいことではなくなってきております。
 そこで伺います。当町の子供たちの安全面で、問題となっている状況があるかどうか、不審者情報等についてお聞きいたします。


◯議長(坪内 昇君) 佐藤君の質問に対する答弁を求めます。教育長 犬塚君。
              (教育長 犬塚正登君)


◯教育長(犬塚正登君) 佐藤議員の御質問にお答えいたします。
 当町におきまして子供たちの安全面で問題となっている状況はについてでありますが、連続して発生した小学1年女児殺害事件は、大変残念なことであり、遺憾に思うとともに、町内の学校にはこのような事件が起きないよう指導しているところであります。
 さて、御質問の、子供たちの安全面で問題となっている状況でありますが、不審者に関する情報について、平成15年度、16年度はそれぞれ11件、本年度は、現在まで6件の報告がありました。その内容といたしましては、声かけ、わいせつ的と思われるような行為等が報告されております。幸いにして大きな事件に至っておりませんが、起きてはならない事件であり、町といたしましても、子供たちの安全を守るため、常に危機意識を持って防犯教育に努めているところであります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。15番 佐藤芙美代君。
             (15番 佐藤芙美代君登壇)


◯15番(佐藤芙美代君) 大きな事件に至らなかったことは幸いです。でも、常に危機意識を持っていることは大変重要であると思います。子供たちが自ら身を守るためにも、安全に対する教育への期待は高まっております。
 そこで、当町の小学校で行われている安全教育は現在どのように進められているかをお伺いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 佐藤君の質問に対する答弁を求めます。学校教育課長 河原崎君。


◯学校教育課長(河原崎尊親君) 佐藤議員の御質問にお答えいたします。
 小・中学校における安全教育はどのように進めているかについてでありますが、小・中学校においては、知らない人に声をかけられてもついていかない、1人では下校しない、1人では遊ばない、不審な車には近づかない等の指導をしております。また、防犯ブザーの使い方や、危険を感じたら近くの家や商店に助けを求める、大声を出す等の対処方法について、警察、関係機関の指導の下、実践的な訓練を実施しております。
 以上であります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。15番 佐藤芙美代君。
             (15番 佐藤芙美代君登壇)


◯15番(佐藤芙美代君) 安全教育は実践的な訓練を行っているということですけど、私は、特に通学途中や下校途中に潜む危険度が増しているように思います。広島県や栃木県で起きた事件も下校途中に起きた事件でございます。しかも通学路のみならずその周辺の危険性も無視できないものがあると考えております。
 そこで2つ目の質問ですが、本来の通学路を含め、その周辺地域の危険性をどのように把握しているのか、お聞きいたします。


◯議長(坪内 昇君) 佐藤君の質問に対する答弁を求めます。教育長 犬塚君。
              (教育長 犬塚正登君)


◯教育長(犬塚正登君) 佐藤議員の御質問にお答えいたします。
 通学路とその周辺の危険性をどのように把握しているのかについてでありますが、町内小・中学校の通学路につきましては、比較的人通りが多く、大人の目が届きやすい状況にあります。しかしながら、通学路周辺には路地や空き地等もあるため、単独で登下校をすることのないよう指導しております。
 また、小・中学校の教師が担当地区を巡回するなど、その危険性については毎年把握に努めており、生徒指導連絡協議会や校長会、教頭会等で情報交換に努めております。さらに、保護者へのアンケート調査や懇談会等を通じて得た情報をもとに、登下校時の不安個所について現地を確認し、現状の把握に努めております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。15番 佐藤芙美代君。
             (15番 佐藤芙美代君登壇)


◯15番(佐藤芙美代君) いろいろ細かいところまで気を使っていただいてありがとうございます。私は、常々子供たちを危険から守るのは大人の責務であると考えております。先日から同報無線を使って子供たちの下校時に自覚を促していることは承知しておりますし、大変評価いたしております。
 なお、町ではそれ以外にどのような取り組みをしているのか、伺います。


◯議長(坪内 昇君) 佐藤君の質問に対する答弁を求めます。学校教育課長 河原崎君。


◯学校教育課長(河原崎尊親君) 佐藤議員の御質問にお答えいたします。
 子供たちを危険から守る取り組みについてでありますが、通学路周辺の路地や空き地等危険と思われる個所につきましては、犯罪の発生を未然に防ぐため、抑止効果として、警察官の巡視、監視パトロールをお願いしております。
 また、広島県で発生した事件では、地域の方々の情報が事件の解決につながったことから、引き続きPTAや清水町地域安全推進員、湧水クラブの皆様に登下校時の声かけをお願いするとともに、学校周辺パトロール員に対し、通学路の本道だけではなく不安個所と思われる裏道や空き地等、人気のない個所を重点的にパトロールするよう指示をしたところであります。
 以上であります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。15番 佐藤芙美代君。
             (15番 佐藤芙美代君登壇)


◯15番(佐藤芙美代君) しっかりとした巡回をお願いいたします。
 それでは、3つ目の質問に移りますけど、不審者が出没したときに子供たちを被害から守るため、緊急に避難できる場所として「こども110番」を町内各所に設置してあり、私の家も設置場所の一つとして協力しております。
 そこで伺いますけど、子供たちの緊急避難場所としての「こども110番」の現在の設置状況と子供たちが実際に利用しているか、その状況についてお聞きします。


◯議長(坪内 昇君) 佐藤君の質問に対する答弁を求めます。社会教育課長 横山君。


◯社会教育課長(横山 哲君) 佐藤議員の御質問にお答えします。
 「こども110番」の設置状況と利用状況はについてでありますが、設置状況につきましては、平成17年度現在、町の公共施設や個人の家庭、事業所、店舗等をあわせて821軒の登録をいただいております。
 また、利用状況につきましては、平成16年度及び17年度現在において、PTAや小・中学校からは、子供たちが実際に「こども110番」へ助けを求めてきたという報告はございません。しかしながら、子供たちが不審者に遭遇したときに、子供たちの声を聞きつけ、近くの家の方が表に出てきて助けていただいたという報告はあります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。15番 佐藤芙美代君。
             (15番 佐藤芙美代君登壇)


◯15番(佐藤芙美代君) 今、課長のお話の中に、町内に821軒の設置場所があるということですけども、子供たちにとっても、安心して助けを求めることができる場所があるということは良いことと思います。ですけども、「こども110番」の設置場所を子供たちが知らなければ利用することも難しいと思われます。
 そこで、子供たちに周知し、より効果的に利用できる方法についてはどのように取り組んでいらっしゃるのか、お聞きいたします。


◯議長(坪内 昇君) 佐藤君の質問に対する答弁を求めます。教育長 犬塚君。
              (教育長 犬塚正登君)


◯教育長(犬塚正登君) 御質問にお答えいたします。
 「こども110番」の子供たちへの周知と効果的な利用方法についてでありますが、各学校では、「こども110番」の場所が一目でわかるように、分布マップを作成し、校内に掲示することで子供たちへの周知を図っております。同時に、「こども110番」の設置場所に、目立つ色のステッカーを子供たちの目につきやすい場所に掲示していただいております。また、清水町PTA連絡協議会では、3年ごとに1回この事業を見直し、ステッカーの張り替えや新規の協力依頼を行っております。
 さらに、子供たちが効果的に利用できるために、子供たちとPTA、教師が一緒になって設置協力の依頼を行ったり、ステッカーを子供たち自身が張る等、設置個所を確実に把握できる方法を検討しているところであります。
 今後とも、協力個所を増やすことで不審者出没の抑止効果を高め、「地域の子供は地域で守る」という意識が高まるよう努めてまいります。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 佐藤議員の御質問にお答えいたします。
 その前に、安全・安心のまちづくりを問うの項目でございますので、先ほど藤井議員さんから御質問がございました案件並びに要望事項につきまして、町長として、一言だけ、議長さんをはじめ議員の皆様方のお許しをいただきまして答弁させていただきます。
 藤井議員さんから御質問、また要望がございました交通安全でございますが、清水町の町民が安全と安心を実感できるまちづくりのために、交通安全につきましても最大の努力を重ねてまいります。そういうことの中でもって、佐藤議員さんの御答弁をする前に藤井議員さんの関連いたします案件ということで答弁させていただきましたことをお許しいただきたいと思います。
 それでは、佐藤議員さんの御質問にお答えさせていただきます。
 安全・安心のまちづくりを問うについてでありますが、議員の皆様も同様だと思いますが、今回の小学生が犠牲になった事件は、常軌を逸した悲惨な事件であり、怒りを隠すことができないわけでありますが、しかし、こうした事件は当町にとっても他人事ではありません。いつ起きても不思議ではありません。
 こうしたことから、私は、緊急措置として、危機管理体制を図るべく、防犯対策としての組織づくりについて、12月7日に早速指示したところであります。これに基づき、12月9日には第1回の緊急防犯対策会議を行い、対応策を検討いたしました。
 いずれにいたしましても、大変治安の悪くなった現状においては、学校・家庭・地域・警察とともに、行政としても防犯対策に積極的に取り組んでいかなければならないと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。15番 佐藤芙美代君。
             (15番 佐藤芙美代君登壇)


◯15番(佐藤芙美代君) ただいま町長から御答弁いただいたんですけども、町長の御答弁の中に、緊急防犯対策会議という内容がございましたけども、これはどういうものか、お聞きいたします。


◯議長(坪内 昇君) 住民生活課長 関君。


◯住民生活課長(関 義弘君) 佐藤議員の御質問にお答えいたします。
 12月9日の緊急防犯対策会議の内容についてでありますが、町内の各学校、PTA、子ども会、区長会、青少年健全育成会、民生児童委員協議会、NPO体育協会、NPO文化協会、女性連絡会、湧水クラブ連合会、地域安全推進員、交通指導員会、警察等の各関係団体の長または代表者の方にお集まりいただき、町内の不審者状況の情報を提供し、子供たちを見守る体制づくりを検討いたしました。
 具体的な方法といたしましては、低学年の下校時に教員が同行する、下校時に正門前で地域安全推進員等が児童に声かけをする、放送を利用し周知する、町民が登下校時間帯に屋外に出て子供たちを見守る、店舗等に不審者の情報の提供を依頼する、公用車に青色回転灯を設置するなどを決め、出席者が各団体に周知し、「地域の子供は地域で守る」ことを実践していくことを確認いたしました。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。15番 佐藤芙美代君。
             (15番 佐藤芙美代君登壇)


◯15番(佐藤芙美代君) ありがとうございます。本当に子供を守るためにはいろんなことをしなければいけないと思います。「地域の子供は地域で守る」という意識は常に持っていかなければならないと私は思っております。
 今回の2つの事件は、報道を聞いている限りでは、広島では発作的な犯行、栃木では計画的な可能性が大変大きいということでした。いずれの事件も非常に許しがたい犯罪であり、子供たちへの安全対策のあり方があらためて問われるものであります。
 当町の子供たちを危険から守っていくためには、子供たちへの直接指導をはじめ、地域、大人の防犯意識を高めることが最も大切であることは間違いないところでありますが、同時に、これだけ凶悪犯罪が多発する事態になった今日、これまで以上に効果的で実効ある方策を行政としてあらためて考え、早速、そのために組織の立ち上げを指示いただけたということを、町長よりただいま力強いお答えをいただきました。大変心強く思います。
 これは私のわがままかもしれませんけども、できることならば、スクールバスとか、各施設には防犯カメラ、暗い夜道には明るい防犯灯など、子供たちを守るのにやり過ぎるということはないと思いますので、こんなことも考えていただきたいと思います。
 これからも子供たちの安全のため、大きな期待を持ちまして私の質問を終わらせていただきます。要望です。


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして佐藤君の一般質問を終わります。
 次に、8番 吉川清里君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 介護保険の改定後の影響は」
 発言を許します。8番 吉川清里君。
             (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 議長の許可が出ましたので、さきに通告してあります介護保険の改定後の影響について質問させていただきます。
 介護保険制度は、ことし10月に改定があり、施設入所やデイサービス、ショートステイの利用者の負担が増えています。また、来年4月からは保険料の改定や制度の大きな改定も予定をされておりまして、介護認定区分や利用できるサービスなどの点で、今までよりも介護サービスが利用しにくくなるケースが出てくることも予想されております。
 介護保険がつくられた当初の理念、この理念は、家族に重くのしかかっていた介護の家族負担を軽くし、介護の社会化を目指したものでした。しかし、発足5年目にして、早くもその理念よりも自立自助を大きく打ち出してきた改悪とも言える内容で、これによって町における介護保険サービスの内容と町民利用者への影響がどう出るのか、これを私の質問の趣旨といたします。
 まず、ことし10月の改定について伺います。
 これは、改定前は徴収をされていなかった施設入所の居住費、そして介護保険の利用料に含まれていた食費が保険外の徴収となり、施設では居住費と食費、そしてショートステイでも居住費に相当する滞在費と食費、デイサービスでは食費が新たに利用者負担となりました。その具体的な内容と、そしてそれによる利用者への影響は出ているかどうかをまずお聞きいたします。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 介護保険の改定後の影響はについてでありますが、介護保険制度は施行後5年が経過し、高齢者を社会全体で支える制度として広く定着してまいりましたが、来年度は、介護予防を充実させるための制度改正が行われるところであります。
 町といたしましては、高齢者の皆様が安心して生活できる制度として、新たな介護保険事業計画の策定に向けて取り組んでいるところであります。
 なお、詳細につきましては担当課長から答弁させていただきます。よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 10月の改定で施設入所の居住費、食費、デイサービスの食費、ショートステイの滞在費、食費が新たに負担となったがその内容は、それによる利用者への影響はあるかについてでありますが、まず、改定の内容につきましては、介護サービス利用者の負担の公平性を図るという観点から、介護保険施設等の利用者の居住費や食費等について保険給付の対象外としたものであります。
 しかしながら、低所得者には過重な負担とならないよう限度額を設定し、施設入所者やショートステイ利用者には、特定入所者介護サービス給付として補足給付をすることにより負担を軽減しております。
 次に、利用者への影響につきましては、介護保険施設に入所している場合は、居室や所得の段階により異なりますが、例えば、介護度5の方が多床室に入所した場合の利用者負担合計月額ついては、所得が一番低い第1段階の方で同額、次の第2段階の方で約3,000円の減額、第3段階の方では約1万5,000円の増額、第4段階の一般の方では約2万5,000円の増額となります。
 デイサービスの場合は、食費として1日につき200円から400円の増額となります。
 ショートステイの場合は、入所している場合と同様に、所得の段階によりますが、多床室の場合は、1日につき、第1段階の方で約600円の減額、第2段階の方で約200円の減額、第3段階の方ではおおむね同額、第4段階の一般の方では約700円の増額となります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。8番 吉川清里君。
             (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 今お答えいただいた額で、マイナスになる場合、これは、保険の改定で食費などが保険から外れるために逆にマイナスとなる、あるいは軽減策があるために、同額、マイナスとなる場合もあるというお答えをいただきましたが、実際には、世帯を分離をしない限り、お年寄り本人が1人の世帯にならない限り、家族と同一世帯である限りは第4段階以上というケースがあるわけですから、増額になるというケースも少なくないと考えます。
 それでは、具体的に町内施設の実態はどうなのかということについて質問いたします。
 町内には、施設として、特養ホームでは「柿田川ホーム」と「かわせみ」、そして老人保健施設の「夢の樹の郷」がありますが、それぞれ多床室とユニット型の個室があります。施設の居住費は、基準額がそれぞれ違うので負担額はそれぞれどれだけになるのか、またショートステイやデイサービスは利用回数が多ければ多いほど負担も増えてくるわけですが、実際の町民の利用の例で、実例で利用者の負担は改定前と比べてどれだけ増えているのか、わかりましたらお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。
 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 町内施設での利用者負担はどうかという御質問でございます。
 11月末の現状では、清水町の方で、介護老人福祉施設「柿田川ホーム」に入所している方の利用者負担、月額では、最低で約3,000円の減額、最高で約1万4,000円の増額となります。同じく介護老人福祉施設「かわせみ」で多床室入所の方では、月額、最低約3,000円の減額、最高で約2万5,000円の増額、また個室利用の方は、月額、最低3,000円の減額、最高で6万4,000円の増額となります。また介護老人保健施設「夢の樹の郷」に入所している方は、最低3,000円の減額、最高で約2万7,000円の増額となります。
 次に、町内施設でのデイサービス利用者の食費負担では、「柿田川ホーム」では、月の最低利用数1食、最高25食で、月300円から7,500円の増額となります。「かわせみ」では、最低利用数2食、最高20食で、月300円から6,000円の増額となります。また「夢の樹の郷」では、最低利用数1食、最高20食で、月280円から5,600円の増額となります。
 続いて、ショートステイ利用の場合は、「柿田川ホーム」では、月の利用日数は、最低2日、最高29日、「かわせみ」では、最低2日、最高26日、「夢の樹の郷」では、最低2日、最高7日という現状から、利用者1人、月当たりの平均利用数を12日として利用者負担額を改正前と比べると、所得第1段階の方は約7,600円の減額、第2段階の方は約2,700円の減額、第3段階の方では約450円の増額、第4段階の方では約9,200円の増額となります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。8番 吉川清里君。
             (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 細かい数字をありがとうございました。
 低所得者の軽減策がありますので、マイナスになるというのは先ほどのお答えにもありますが、しかし、一番多い入所の場合の負担増でありますと、「かわせみ」の場合の個室に入った場合、月に6万4,000円もの増額になる。これは、一般庶民の感覚とすれば、アパートを借りた家賃とほとんど変わらないぐらいの、これが月ですから、当然年額では掛ける12ということで、かなりの負担増になるというふうに考えられます。
 先月の25日に、三島共立病院健康友の会の清水町支部で、町に対して、保健や医療、介護についての要望を持って交渉をさせていただきました。私も同席をさせていただきましたが、そのときに、この10月の改定で負担増になったことについて、「町民から、苦情なり、あるいはいろんな困ったことなどは届いていないか」という質問が出た際に、担当の課長さんからは、「そういう声は聞いてはいない。ケアマネジャーさんからもそういう声は聞いていない」ということでありました。
 しかし、今、全国では、このような状態になってきて、負担が大きくて、居住費を払い切れずに施設を退所するしかない、あるいはデイサービスやショートステイの回数を減らしたいという、こういうような相談がケアマネジャーに来ているという実例がたくさん報告をされております。
 負担が増えているという層があるのは事実ですから、この負担増を利用されている方がどう受け止めているのか、町内の利用者さんがどういうふうに受け止めているのか、このような実態や声を細かく聞いていく必要があると思いますが、その点はいかがでしょうか。
 また、自治体によっては、10月からの改定ですが、早くもこの負担増を軽減するための独自の施策をとっているところもあります。東京都では千代田区、荒川区、港区、渋谷区、ほかでは北海道帯広市、山形県鶴岡市、長野県松本市、豊岡村、そして大阪府吹田市など、それぞれの独自の策はここでは省かせていただきますが、早くも軽減策を行っております。国でも自治体のこういう軽減措置に干渉することはしないという答弁をしております。実態を調査するとともに、軽減策についてもぜひ検討すべきと考えております。
 清水町は、介護保険の利用料については既に減免策がつくられておりまして、平成16年度の決算では42人が対象となっております。介護保険の利用料の減免については、私も、当時何度も質問させていただいておりまして、早く実施をするようにということでしましたけれども、平成14年に実施をされたわけですが、当時の担当者は、「非常にほかの自治体よりもいい減免策ができた」ということで誇っておりましたので、そういういい実例もありますので、今度は遅れをとらないように、ぜひスピーディーにこのような独自の減免策を実施していただきたいと考えております。いかがでしょうか。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。
 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 制度改正に伴う利用者負担につきましては、今後も利用者等皆様の御意見につきまして、窓口等で適時にとらえ、あるいはケアマネジャーを通して十分伺うよう努めてまいります。
 また、町独自の食費等の減免などの対応についてでございますが、今回の改正では利用者の費用負担を公平にするために行われたものであり、居住費や食費の設定に当たっては、一般的な世帯における家計に占める高熱水費や食費などの調査の結果に基づいて設定しております。
 また、低所得者につきましては、新たな給付の創設など過度の負担とならないよう配慮されて、所得に応じた負担とするようにしていることから、町といたしましては、現状では独自の対応は考えておりません。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。8番 吉川清里君。
             (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 今、公平性を保つためにこういう食費とかの徴収をするんだという趣旨の発言をされましたけども、果たしてそれが公平かどうかというのは非常に疑問があるところだと思います。食費についても、デイサービスですと200円、400円というところがありますけれども、これが配食サービスですと個人負担が250円というふうになっておりますし、それから、先ほども言いました一番大きい6万4,000円という負担ですけれども、これについても、家賃という言い方をしましたけれども、実際には家を持っていてなおかつ居住するのに相当の家賃を払わなくちゃいけない。前回の質問でも言いましたけれども、家賃の二重払いという形が果たして公平かどうかというのは、非常に大きく疑問が残るところだと思います。
 回数を超えますのでこれについての新たな質問はしませんけれども、その中身についても、実態をきちんと把握して検討していただきたいなというふうに考えます。
 次に、来年4月の改定について質問をいたします。
 来年度は、介護保険料の3年ごとの見直しの時期に当たります。その具体的な中身について決まっているのかどうなのかを伺います。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。
 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 来年4月の改定で保険料の中身は決まっているかについてでありますが、保険料の改定は、3年ごとに見直す介護保険事業計画により改定することになりますが、平成18年度からの保険料については、現在、清水町高齢者保健福祉計画等策定委員会において審議をしているところであります。
 今後さらに審議を重ね、給付額に応じた適正な保険料を設定することになります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。8番 吉川清里君。
             (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 今、審議中ということですが、この10月の改定で、給付費が実際には減額となります。そのことで、全国平均ですが、1人当たり月200円の保険料の抑制効果があるというふうに言われております。
 介護保険特別会計の基金も9,000万円ほどありますし、そして、これは今まで第1号被保険者の保険料が、給付の見込みが違って結果として残ったという額ですから、県や国に償還しているのと同じように、第1号被保険者に還元するという意味でも保険料を引き下げるという方向も十分検討に値すべきだと考えますが、いかがでしょうか。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。
 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 保険料の改定につきましては、制度改正に伴う施設介護サービス費や短期入所等の居宅介護サービス等の給付、また、新たな段階を設けました高額介護費や補足給付費など、今後の認定の増加に伴う給付の動きなどさまざまな算定の要素について検討いたします。
 また、保険給付支払準備基金の取り扱いにつきましても、保有の適正な水準に関する国の通知等を十分考慮し、適正な設定を検討してまいります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。8番 吉川清里君。
             (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 介護保険料の設定というのは、今、課長が言われたみたいな要素がさまざまありまして、特に給付費の18%、19%が65歳以上の第1号被保険者の保険料になる、徴収されるというふうな、計算式はある程度決まっているのでそこから導き出せるという行政側の考え方になるのでしょうけれども、お年寄りの実態に即して考えてみれば、昨年、それからことしと、高齢者にとっては、税制が改悪をされて年金の控除が引き下げられる、あるいは老年控除がこれから廃止をされるということで、今までに非課税だった方が課税になってしまうというケースが今後多く出てくるというふうに予想されます。
 本来は、そのような方が町内にどれだけ出るかということもきちんと、税務課の方とも相談をして、算出をして、保険料、お年寄りの実態をつかむ上でもその辺をしっかり把握していただきたいわけですけれども、非課税だった方が課税になってしまう、税制の改悪で課税になってしまった場合は、そうすると、所得は変わらないのに、税制の変更で、当然税金は納めなくちゃいけない、国民税や住民税も上がってくる、その上に介護保険料も上がるという、まさに負担増だらけの生活に追いやることになってしまいます。
 そういう事情も十分考慮をして来年度以降の保険料を決めるべきだというふうに私は考えますけども、その点はいかがでしょうか。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。
 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 高齢者の生活実態につきましては、昨年11月から12月にかけて実施しましたアンケート調査により、1,090名余りの方の回答をいただいております。また、定期的に開催しております地域ケア会議や在宅介護支援センター連絡会におきましても、実態を把握するよう努めているところでもございます。
 保険料改定につきましては、高齢化率や実態などとともに、税制改正における課税者への激変緩和措置の対象となる方々につきましても的確に見込み、また同時に、新予防給付や補足給付など今後3年間の給付の動きにも対応できるよう、社会全体で支える介護保険制度の安定的継続ができる保険料の設定としての御理解をいただけるよう努めてまいります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。8番 吉川清里君。
             (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 保険料については、また3月に議案が出ると思いますので、そのときに、また十分議論をしていきたいと思います。
 次に、介護区分の改定について質問いたします。
 介護度は、現在、要支援、それから要介護1から5までに分かれておりますが、これが改定をされますと、要介護1の人を要支援2と要介護1に分けるように変わります。要支援2と判定されますと、施設入所ができなくなり、居宅介護支援から介護予防支援というふうにサービスが変わっていきます。これによって、今まで受けていたサービスが受けられなくなる、あるいは切り捨ての状況になるかならないかという非常に厳しいところがあるわけですが、切り捨ての状況に陥らないか、また、現在認定を受けている人はどのように変わっていくのかをまずお聞きいたします。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。
 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 介護認定の区分が変わるがサービス切り捨てにならないか、現在認定を受けている人はどう変わるのかについてでありますが、要介護認定については、現行の調査項目に加え、調査票や主治医の意見書に高齢者の生活機能を評価する項目が追加され、審査することになり、認定区分は、現在の6段階から7段階に細分化されます。
 また、新たな認定区分としての要支援1及び2の方は、新予防給付として、介護予防に主眼を置いた運動機能の向上や栄養改善、口腔機能の向上など生活機能の維持・向上に対し意欲的な日常生活ができるよう、自立支援のための訪問介護や入浴介護、訪問看護、リハビリテーション、デイサービスなどの介護予防サービスを受けることとなります。
 また、新たな介護保険制度では、高齢者が住み慣れた地域で生活が継続できるよう、地域密着型サービスが導入されます。
 なお、介護保険施設に入所されている方で、新たな認定区分により要支援2になった方に対しては、平成20年度末までの3年間の経過措置の中で入所サービスが受けられることとなっております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。8番 吉川清里君。
             (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) この介護度1の方が、要支援2になるかもしれない、あるいは介護度1で残るかもしれないというのが、ある意味、どういうサービスを受けるかという境目になるわけですね。前回、この点についての質問をしたときに、対象者が282名、当町にはいるというふうなお答えでしたけれども、どういう基準でこの介護度1の人が要支援2、あるいは介護度1に判定をされるのか、その基準を伺いたいと思います。
 資料によりますと、予防により状態の改善の可能性があるかないかというふうに判定をするようですが、例えば、体は健康だけども認知症があって、いろんな予防サービスというのが、理解がちょっと困難であるとか、あるいは心身の状態が安定をしない、これは病気等のためですね、病気の進行があるという場合が状態の改善の可能性が難しいという判定がされるというふうにありますけれども、これはあくまでも客観的な、客観的というか、外目から見た判断でありまして、実際にサービスを受けるのは御本人でありますし、その御本人が本当に必要とするサービスがどんなものであるかというのは、本人とケアマネジャー、家族が相談をして決めるものですので、これをどういう基準で線引きをするのかということが非常に重要になってくるわけですけれども、その辺をお聞きしたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。
 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 判断の基準は何かについてでありますが、認定審査会では、医療・保健・福祉などの5人の専門家により審査をいたします。認定調査票と主治医の意見書に基づき、認知症高齢者の日常生活自立度や、廃用、いわゆる使わないことによる全身の心身機能の程度を示す項目を中心に特記事項等の記載を総合的に勘案し、認知症高齢者の日常生活自立度の中度以上を介護とし、軽度であっても、廃用の状態を慎重に判断した上で、介護または支援と認定区分をいたします。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。8番 吉川清里君。
             (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 判断基準を示されましたけども、果たしてその判断基準で、御本人、利用者本人が納得する状況になるかどうか。これから始まることですので、非常に注意深くやっていく必要があるんじゃないかというふうに思います。
 また、要支援2と判定された場合、自立支援のための予防サービスということで、自立支援のためだから結構なことではないかというふうに受け取られがちですが、実際には、自立をするための手助けということで、ある程度期間を区切る、いついつまでにこれこれができるようになりましょうねということで、ヘルパーさんなりが援助をする、できた段階で、じゃあ、もうできるようになりましたねというところで、そこでサービスを、打ち切るというか、引いてしまうというふうな、目標を設定するようにということも厚労省では指導をしております。
 実際は、自立というか、自分でできることであっても、ヘルパーさんという人が入ることによって、生きる意欲を持ったりですとか、あるいは本当に少し足りないところだけを補ってもらうというような、一緒にやるということによって辛うじて生活が保たれているというお年寄りの実態もあるわけですので、自立支援のための予防サービスというのが、この人は自立できたからもういい、あるいは自立するためにはいついつまでにという期限を設けるという一律的な適用をしないように、ぜひお願いをしたいと思います。
 国会の審議でもそのことが問題になって、「一律にカットすることはありません」というふうに答弁しておりますけれども、町の方でもぜひそういうふうに、予防サービスといっても、自立支援ができたからといってそこで終わりにするというようなことのないようなサービスをしていただけるということをお約束をしていただきたいと思います。
 それと、もう一つ心配することがありますが、保険料のところでもありましたが、今、第3期の介護保険計画を策定中ですが、この計画の中に、4月から新たに、新予防給付が設定をされ、これが介護保険会計の中のある位置を占めてくるわけです。国の方からは、この新予防給付の実施で、要支援1、2の人は、対象者のうち、10%について要介護になることを抑えるようにという目標を持つようにということで指導が来ております。要介護が進まないというのはいいことなんですが、これが、先に数字がありきで、介護予防は重要ではありますが、先に給付を抑制するということが目的になってしまっては、逆に給付減が、介護保険の財政の中でノルマとなってしまって、予防という名の下に、介護を本当に必要とする人たちのサービスの制限になるのではないかということが、今、私の一番の心配であります。
 国保財政を見てもよくわかると思うんですが、受診抑制とか、あるいは短期保険証を発行すれば、逆に重症化を起こして医療の給付費が上がるという状況があるように、医療費を抑えるには保健予防活動が重要だということは、皆さん、御承知だとは思いますが、介護予防を行うことによって介護給付費が抑えられれば、それは結果としていいことなんですが、先に給付を抑える、それが数字としてノルマという形になってしまっては本末転倒だというふうに考えますので、その点、私の心配を解消するようなお答えを期待したいと思いますが、よろしくお願いします。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。
 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 現在行われている代行型のサービスは、生活機能を低下させ、自立支援への効果が低いとの検証から、予防に主眼を置いた新予防給付が創設されるものであります。初めにノルマありきというものではございません。
 そういった中で、詳細な内容・期間・回数などにつきましては、まだ国から明示されてはおりませんが、利用者の個々の実情に即したサービス提供となるよう、保険者といたしましても、国の動向を注視してまいりたいと思います。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。8番 吉川清里君。
             (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) では、次の質問に移りたいと思います。
 次に、地域包括支援センターについて質問させていただきますが、先ほど松浦議員の方で質問をされましたので、私は、その地域包括支援センターの運営協議会について質問させていただきたいと思います。
 地域包括支援センターは、直営でやっても、あるいは民間に委託することもできますけれども、運営協議会というのは、市町村が責任を持って設置することとなっております。運営協議会の役割としては、包括支援センターの設置や委託、それから運営の支援と評価、それからケアプランが適正なものかどうかをチェックする、そして、包括支援センターが円滑に運営できるように人材などを確保する、その支援を行うというふうな役割がありまして、地域包括支援センターは、今までの介護支援センターよりも非常に活動範囲が広がった、そして、保健や福祉・医療とも連携もとらなくてはいけないという、非常に広範囲にわたる、重要な、かなめとなる、文字通りセンターになるわけですけれども、このセンターが、本当に民主的に、そして住民のために運営できるかどうかというのは、運営協議会がどれだけセンターをサポートするかということにかかっていると思います。
 この運営協議会について、通告用紙ではどのように設定するのかという文言にいたしましたが、先ほどの町長の答弁で、既に設置をされているという内容の御答弁でしたので、運営協議会はどのように設置をされたのか、それについてお聞きをいたします。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。
 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 地域包括支援センターの運営協議会についてでありますが、町は本年10月に、地域包括支援センターの公平かつ中立で適正な設置及び運営について協議するため、清水町地域包括支援センター運営協議会を設置いたしました。
 委員は、介護保険の被保険者や介護サービスなどの利用者、在宅介護経験者、保健・医療及び福祉団体などからの14人で構成をされております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。8番 吉川清里君。
             (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 14人で構成されているということですが、この任期はどうなっているんでしょうか。
 それから、別に法律で人数が決まっているわけではないと思いますので、その構成メンバーが必要な場合には新たに補充をするとか、そういうようなことができるのかどうなのかもお聞きをいたします。
 また、先ほどの松浦議員の質問ですと、介護支援センター、今3カ所あるものを廃止して1カ所の包括支援センターにするということですけれども、1カ所の支援センターでも、支所という形で何カ所か機能を分散するという方法もとれます。基準では、おおむね人口2万人から3万人に1カ所というのが基本だそうですが、それによると町内では1カ所なのかなとは思いますが、実際に、地域の高齢者の様子を把握するという面積的なことを考えると、中学校区ぐらいが担当圏域として適当であるというふうな関係者の話もありますので、このような支所という体制をとるかどうかというのも運営協議会で協議をされることだと思います。
 そのような検討もされるのかどうなのかをお聞きいたします。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。
 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 委員の任期は、清水町地域包括支援センター運営協議会設置要綱により3年としており、現委員の任期は平成20年3月31日までとなっております。
 また、今後につきましても、目的を果たす運営が図れるよう、必要があれば、要綱で定める範囲の中で弾力的に対応してまいりたいと思います。
 また、支所の設置につきましては、今後運営する中で慎重に対応されることと思いますが、初年度のスタートとしては、そういったことは想定しておりません。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。8番 吉川清里君。
             (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) ほかにも運営協議会で質問したいところでありますが、まだ包括支援センターが稼動しておりませんので、また次回にちょっと残したいと思います。
 次に、地域密着型サービスについて伺います。
 これも新しく創設をされるサービスであります。来年4月からですね。この地域密着型サービスというのは、要介護者が住んでいるその住み慣れた地域での生活を24時間体制で支えるという理念があります。これによって、少人数規模の老人ホーム、あるいは認知症の高齢者のグループホーム、それから24時間型のホームヘルプサービス、夜中でも行くということですね、このような訪問や泊りを組み合わせて提供するサービスであると提起をされております。
 実際に利用者の声を聞きますと、夜に急に要介護者のぐあいが悪くなって、ヘルパーさんに来てもらいたいんだけど、あらかじめ決まった曜日、時間にしか来てもらえない、あるいは現状では、夜中というのはなかなか無理な場合が多いと。いわゆる救急のように、電話一本で、今大変だから来てほしい、対応してほしいという場合に対応できるような介護保険制度にならないものだろうかというような相談を受けることがあります。
 まさにその地域密着型サービスが実現をすれば理想に一歩近づくのではないかなというふうに思うわけですけども、この清水町での地域密着型サービス、具体的なプランはあるのでしょうか。それを伺います。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。
 長寿あんしん課長 土屋君。


◯長寿あんしん課長(土屋陽子君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 地域密着型サービスの具体的プランはあるかについてでありますが、地域密着型サービスは、高齢者が住み慣れた地域での生活を継続するため、日常生活圏域ごとに多様な介護サービスを提供するものであります。
 具体的には、小規模多機能型居宅介護や認知症対応型通所介護などがありますが、町といたしましては、来年1月に国から事業に対するサービス基準や報酬単価が提示され次第、事業者への説明会を開催し、新たなサービスの確保に努めてまいります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。8番 吉川清里君。
             (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 地域密着型サービスというのは、今までサービス事業者の指定権限というのが都道府県にあったものですが、この地域密着型サービスについては、保険者である市町村が指定をして都道府県に届出をするというふうに決められております。
 こういうことから、非常に市町村が主体的にかかわれるということで、町が事業者になることも可能ですし、あるいは事業者を積極的に掘り起こしてサービスを委託するということも可能になると思います。
 原則としては、サービスの事業者と、それから利用者は同じ市町村ということになっているようですが、それでも、例外として、複数の市町村が同じ事業者を指定することで隣接する他の市町村の住民も利用が可能になるということですので、そういうことも十分視野に入れて積極的に事業を起こしていく、あるいは発掘をしていっていただきたいと思います。
 最後に町長に伺いたいのですが、包括支援センター、それから地域密着型サービスなど新しい事業も来年4月から始めることになります。介護保険の改定では、利用者の負担が増える、あるいは今まで受けられたサービスが受けられなくなるといった利用者にとってはマイナスとなる面もあり、その点については、非常に改善が必要であるというふうに考えますけども、その逆の面、利用者にとってさらに便利になる、あるいは利用者本位の制度になるという側面も、一方ではあります。
 介護保険の実施主体は市町村でありますし、例えば、年金制度とか税制のように国が決めたものはなかなか市町村で裁量できるという範囲が狭いのですが、介護保険制度は非常に市町村で裁量できる範囲が広いものですから、利用者本位の制度となるように、そして、この負担増ができるだけ抑えられるような清水町の介護保険制度となるように努力をしていただきたいと思いますが、その点について町長の姿勢を最後に伺いたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 町といたしましては、高齢者の皆様が安心して生活できる制度として、新たな介護保険事業計画の策定に向けて、利用者本位となるよう取り組んでまいりたいと、こんなふうに考えております。
 御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして吉川君の一般質問を終わります。
 ここでお諮りいたします。
 予定されております一般質問がまだ残っておりますので、本日の会議時間を延長したいと思いますが、これに御異議ありませんでしょうか。
            (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◯議長(坪内 昇君) 異議なしと認めます。
 したがって、本日の会議時間を延長することに決定いたしました。
 ここで暫時休憩いたします。
 次回再開を4時半といたします。
                                午後04時21分休憩
                                ────────
                                午後04時31分再開


◯議長(坪内 昇君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 次に、17番 鈴木 耕君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 行政改革について」「2 人事制度の改革について」
 発言を許します。17番 鈴木 耕君。
             (17番 鈴木 耕君登壇)


◯17番(鈴木 耕君) 議長のお許しを得ましたので、一般質問をさせていただきます。
 何分にも久しぶりでございますので、多少出入りがあったりお聞き苦しい点……。きょうの一般質問の回答等を踏まえてこの11月議会のことについても触れるかもしれません。ひとつお許しのほどをお願い申し上げます。
 私が今さら申し上げるまでもなく、私ども議会は住民を代表する地方公共団体の意思決定機関であります。日本国憲法第93条で、「地方公共団体には、法律の定めるところにより、その議事機関として議会を設置する」と定め、地方議会の設置根拠が憲法で保障されております。
 議会は、条例の制定・改廃にとどまらず、広く行財政全般にわたる具体的事務の処理についても意思決定機関としての機能を有しております。このことから、地方公共団体は議会の議決を経た上で政策・施策を執行することとされ、独断専行を許さないとされています。それは、議会がいかに住民の福祉を考え、住民の立場に立って判断しなければならないかといえます。
 私が何を言いたいのかと。きょう、1番バッターでやりました木村議員等々、大変私の行政改革についてはお答えもたくさん出ている。2番に出られました岩崎議員しかり、3番、4番、続けて出ております。
 例えば、過日、さかのぼれば10月28日金曜日、こんなことがありました。3時半から全員協議会が開催されましたが、この日の夕刊に、全員協議会の内容が、大々的に、詳細にわたって掲載されておりました。いいですか。3時半から始まって4時過ぎに終わった全員協議会の内容が、4時ごろには配達される夕刊の記事になっているということ。おかしいと思いませんか。そして、夕刊の締め切りは、聞くところによると午前11時だそうです。
 私は、こういうやり方はどうかなと。議会を欺き、愚弄する、こんなことを我々議員が黙認するとしたなら、行政は乱れ、ゆがめられ、民主的で公平な行政運営が損なわれてしまうと、このように思うわけであります。あくまでも議会と執行機関である行政とは、一歩離れ、二歩離れない姿勢が極めて重要であり、それを前提にして行政運営が成り立っているものです。
 そこで、そのような議会人の立場からということで、町当局にお尋ねいたします。
 現在、平成18年度予算編成に取り組まれておられるころであろうかと思いますが、行財政改革については、さきの9月定例会、あるいは本日の一般質問等々でお答えも出ておりますが、さきの9月定例会において、助役から、「行政改革については、助役自ら陣頭指揮に立ち、聖域を設けず、すべてのものに対してメスを入れているところだ」と頼もしい御答弁をいただいておりますので、その成果が必ずや来年度予算に反映されるものと期待しているところでございます。
 現時点における行政改革について、その進捗状況等をお伺いいたします。
 まず、町の事業事務の見直しに対する考え方と、どのような見直しを行ってきたのか、答弁を求めます。


◯議長(坪内 昇君) 鈴木君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 鈴木議員の御質問にお答えいたします。
 事務事業の見直しについてでありますが、当町における財政状況は、国の三位一体改革により、今まで以上に厳しい状況が予想されます。このような状況の中、町では、住民サービスを低下させることなく、健全な財政運営を行うため、さらなる行政改革の推進に取り組んでいるところであります。
 なお、詳細につきましては、担当課長から答弁させていただきます。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 事務事業の見直しの中でどのような見直しをということでございますが、当町における財政状況は大変厳しい状況が予想されております。町長が今お話ししたとおりでございますが、町では、限られた財源の中で、社会経済情勢の変化と多様化する住民ニーズに迅速かつ的確に対応するため、現状における事務事業について点検を行っているところでございます。
 具体的には、経常経費の削減を図るため、行政が担うべき役割を明確にし、町が自ら行わなければならない事務事業については、事業の重点化や優先順位の選択によります翌年度以降への繰り延べ等を行うなど、事務事業の再編・整理、廃止・統合を検討しております。
 さらに、民間委託の推進及び補助金等の整理・合理化等を行い、平成18年度には指定管理者制度の導入を進めております。また、本年度は、受益の負担と公平性の確保、行政効率の観点から、受益者負担及びイベント事業の見直しを進めるとともに、各種申請手続の簡素化と住民サービスの向上を図るため、いわゆる「ワンストップサービス」であります総合窓口を平成18年4月から導入していく考えでございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。17番 鈴木 耕君。
             (17番 鈴木 耕君登壇)


◯17番(鈴木 耕君) ぜひとも事務事業の見直しをつまびらかにして、しっかりと実行していき、町の都合ではなく、町民のためにということを念頭に置き、本当に必要な事務事業を見極め、無駄なくしていただきたいと思います。
 続けて、2番目の質問です。
 世間では景気が回復の兆しを見せているといいますが、国の三位一体改革による影響などから、依然として地方では厳しい財政状況の中、多様化する町民ニーズに対応するためには、費用対効果を考慮した施策の選択や利用者に負担を求める受益者負担の適正化が必要であります。利用者の負担が少ないほど運営経費の不足は町税で補われることになり、町民全体の負担となります。また、目まぐるしく変わる経済情勢の中で、当町において、何十年も料金の見直しを行っていないものがあるのではないでしょうか。
 町は受益者負担の適正化についてどのような見直しを行っているのか、あるいは行ってきたのか、答弁を求めます。


◯議長(坪内 昇君) 鈴木君の質問に対する答弁を求めます。総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 受益者負担の適正ということで、どのような見直しをしてきたかというようなことでございますが、町では、町税、使用料及び手数料等の自主財源を確保し、効率的な財政運営を図るため、受益を受ける者と受けない者との町税等の負担の公平性を確保する観点から、受益者負担に関する約40項目につきまして、現行料金等の単価に至る改正経過や受益者数及び近隣市町の状況を調査し、公共経営の視点から、必要経費及びサービスの内容等を踏まえましてそれぞれの見直し案を作成したところであります。
 現在、これらの見直し案については、社会経済情勢をかんがみまして、改正の是非や時期について検討を重ねているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。17番 鈴木 耕君。
             (17番 鈴木 耕君登壇)


◯17番(鈴木 耕君) 私は受益者負担の見直しについて質問いたしましたが、まずは、歳入面で収納率の向上、特定財源の確保、歳出面で役場内経費の削減、そして、先ほど質問しました事業の見直しなど、歳入歳出面で取り組みを行って、内部の無駄やむらなどを整理した上でのことだとつけ加えさせていただきます。
 続けて、3番目の質問です。
 町長は、施政方針演説で、行政改革に対する意気込みについて述べ、議会の質問に対して、事あるごとに、「行政改革を積極的に推進していく」と御答弁を繰り返されていますが、正直、私には行政改革の成果がどうにも見えてきません。
 行政改革本部長にあられる町長や副本部長の助役は、本気で行政改革を推進する気があるのでしょうか。町は行政改革をどのような体制で推進しているのか、確認の意味でお尋ねいたします。


◯議長(坪内 昇君) 鈴木君の質問に対する答弁を求めます。総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 行政改革の推進体制についてということでございますが、当町における推進体制といたしましては、先ほど議員がおっしゃるとおり、町長を本部長としまして、四役及び課長級で組織いたします清水町行政改革推進本部によりまして行政改革の推進に当たっているところでございます。
 また、行政改革に関する専門的事項を調査・研究するため、主幹・係長級の職員で組織いたしますプロジェクト専門部会を設けまして、具体的な取り組みについて検討をしているところでございます。さらに、行政改革の実施計画における懸案事項及び新たな提案事項につきましては、より具体的な取り組みを検討するため、若手職員を中心といたしますワーキンググループを組織しております。
 また、公募による委員をはじめ学識経験者で組織いたします清水町行政改革推進委員会を設置いたしまして、行政改革の推進に関する重要事項につきまして、町長の諮問に応じ、審議、答申をしていただくとともに、行政改革の取り組み状況につきまして必要な助言をいただいているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。17番 鈴木 耕君。
             (17番 鈴木 耕君登壇)


◯17番(鈴木 耕君) 私から、行政改革について3つほど質問しました。
 答弁をいただきましたが、相変わらず苦しい答弁だなという感じを私は受けております。くどいようですが、町長も助役も、本気でやる気がありますね。
 なぜ私が今ここで……。心配している点は、沼津市との失われた信頼関係、あるいは失われつつある信頼関係、そしてわが町が今後進んでいく方向、対三島市、対函南町、そして、2市2町、2市3町、東部広域都市づくりの方向へ進むに当たりましても、どうであるにせよ、わが町が行政改革を1日も早くやっていかなければならないから私は心配するのです。
 行政経営という視点に立ち先進的な取り組みをされていると言われる市町村は、町長や助役が、自分のことばかりではなく、町の将来に対して真剣に危機感を感じ、自らが先頭に立ち、率先して行政改革を行っている自治体が数あります。
 例えば、21世紀型行政システムを目指している岩手県滝沢村や、「市町村合併をしない宣言」から芽生えた自立意識の福島県矢祭町って知っておりますか。一度ぐらいは聞いていると思いますけど、行ってみて、御自分の目で確かめてみたらどうでしょう。もっと広い視野で良いものを取り入れようとするどん欲さや気迫や、何より切実感が感じられません。
 民間企業でそんな社長や副社長でしたら、とっくに倒産しています。職員一人ひとりについても、行政改革に対する意識の高揚や意欲が感じられない面があります。町の事業に関しても、費用対効果を本当に計算したことがあるのか疑問であり、まだまだ無駄が多いと感じるのは私だけでしょうか。効果があるものとないものとを見極め、無駄な事業をやめる勇気も必要ではないですか。
 町民ニーズ、町民ニーズとおっしゃっていますが、町民ニーズをちゃんと調査しているのでしょうか。また、行政改革のメインテーマといいますか、何を目指しているのか、全くもってわかりません。行政改革のプロジェクトを課で1人であるとか便宜的に割り当てているようですが、本当に行政改革についてやる気のある職員を課や役職など関係なく選出すべきで、選出された職員には検討会等に参加しやすい体制をつくるべきではないでしょうか。
 そもそも行政改革を推進していく上で、行政改革推進室が総務課に設置されているということ自体が、昔から行財政改革と言われるように、財政や企画調整の係がある課に設置すべきではないでしょうか。
 私は、町民の皆様方のリーダーたらんとする清水町役場の職員の皆様方の気概をぜひともお示し願えればと思っているわけでございますが、いろいろと申し上げましたが、以上の私の行政改革に対する提言について町長のお考えをお伺いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 鈴木君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 鈴木議員の御質問にお答えいたします。
 行政改革についての考え方をあらためて問うということで、大変厳しい御質問をいただきました。
 あるときには町長は目が見えなかった、助役も目が見えなかったと、こういうことの表現を使ったように聞こえますが、私ども町長も助役も、そして幹部職員も、行政改革について、わが町清水町がこれから歩む道をしっかりとらえながら、町民の皆様方にこの行政改革が御理解いただけるために、一生懸命にこれからも努力しようと、こんなことで考えております。
 もちろん議員の皆様方にも、一つ一つを御提言いただき、町民の皆様方にも御提言をいただきながら、そして、ともに歩むわが町清水町のためにこれからも行政改革を精いっぱい努力してまいりたいと、こんなことを考えております。
 ぜひ御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。17番 鈴木 耕君。
             (17番 鈴木 耕君登壇)


◯17番(鈴木 耕君) 9番バッターで、最後で町長もお疲れでしょうから、なるべく短くいきますけど、そういうことで。
 人事制度の改革についてをいきます。
 人事制度の改革について、まず職員の意識改革についてでありますが、公務員は常に安定した給与を支給され、さらに身分も保障されております。そのためか、職員に緊張感や危機感というものが私には感じられません。行政改革の推進はもちろん、すべての業務を遂行していく上で、職員の甘えた意識を変える必要があるのではないでしょうか。町は職員の意識改革についてどのように考えておりますか。答弁を求めます。


◯議長(坪内 昇君) 鈴木君の質問に対する答弁を求めます。町長 平井弥一郎君。
             (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 鈴木議員の御質問にお答えいたします。
 職員の意識改革についてでありますが、民間企業においては、厳しい社会経済情勢の中、社員一人ひとりが危機感を持ち、経費節減に努めるなど、血のにじむような企業努力によって成果を上げております。当町におきましても、職員の意識改革を目的として、民間の講師を招いて研修会を開催したほか、さまざまな外部の研修会に職員を参加させております。
 今後も、職員に緊張感と向上意欲を持たせるため、職員に民間の経営感覚を習得させるなどの意識改革を行い、質の高い町民サービスの提供に努めてまいります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。17番 鈴木 耕君。
             (17番 鈴木 耕君登壇)


◯17番(鈴木 耕君) 研修に参加させるだけで本当に意識が変わると思っているのでしょうか。意識改革は最も大切なことですから、ぜひとも真剣に取り組んでいただきたい。
 続けて2番目の質問です。管理職員は部下を指導する立場であり、自らが住民サービスの向上について常に研究していかなければなりません。清水町役場にそういった意識を持った管理職が何人おりますでしょうか。一部を除いてどうでしょうか。
 そこで、管理職員のリーダーシップを発揮するための管理職員の自己研さんについて町はどのような考えをお持ちですか。答弁を求めます。


◯議長(坪内 昇君) 鈴木君の質問に対する答弁を求めます。助役 中野君。
             (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えさせていただきます。
 本来なら町長かもしれませんけれども、課長では少し荷が重たいということで、私の方から答弁させていただきます。
 職員の意識改革ということで、先ほど来行革等の話もあったわけです。私が本職になったときも、自分が本職になって取り組んでいきたいというふうなことの中では、職員の資質向上ということを私は申し上げさせていただきました。それこそが行政改革の中の一つの主な部分を占めるというふうに思っております。
 そういう面で、先ほどの松浦議員の時には、これは議会対応との関連の中で管理職というふうなことの質問があったわけでございます。そこでもお答えをさせていただきましたけれども、管理職の職員の幾つかの役割、その責任、大変重いものがあるわけでございます。したがいまして、自らの自己研さんはもとより、部下を指導・育成していく責任もあります。したがいまして、私も、職員のまとめ役ということで、より良い管理職を育てていく必要があるというふうに考えております。
 具体的には、何ができるのかというふうなこともあるわけでございますけれども、まずは、本人を意識改革させるには、やはり叱咤激励という意味で、あめとむち的な評価制度、こうしたものを導入していく考えをこれから持っていく必要があるのかなというふうに私も考えております。これもかなり大胆にやっていく必要があるのかなというふうに思っております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 17番 鈴木 耕君。
             (17番 鈴木 耕君登壇)


◯17番(鈴木 耕君) 今月7日、つい先日ですけど、民生文教委員会での答弁一つとっても、すべての管理職が自分の課内の業務を理解しているというふうには思えません。例えば、議案71号の清水町体育施設条例、あるいは72号の清水町総合運動公園条例等々についても、聞くたびに暫時休憩、5本の指を足してもまだ足りないと、こういう状況を私は言っているわけです。5本で足してだめということは10本以上ということです、助役さん。
 続けて3番目の質問に移ります。
 「やってもやらなくても一緒、正直者はばかを見る」と。職員の声がちゃんと届いていないんじゃないですか。町の上層部の皆さん方は、いいかげんにしないと、能力のある、意欲のある職員がくさってしまうような気がします。一刻も早く年功序列制度をあらため、能力・実績を重視した適正な人事評価制度により頑張れば報われることが明らかになるとすれば、職員の意識に必ずや変化が見られるのではないかと思います。
 そういえば、この11月にも人事異動がありました。もちろん適正な人事評価の下に行われたことだと思いますが、確かに人事権は町長に認められた専権事項、これを専権事項というんですよ。最近では専権事項があちこちであふれていますけど。執行権と専権事項とはちょっと離れた方がいいと思いますけど、職員が意欲を持って新たな職務に取り組むために説明責任があると思いますよ、町長。
 そこで、能力・実績を重視した人事評価制度の構築・運用について、町の対応について伺います。答弁を求めます。


◯議長(坪内 昇君) 鈴木君の質問に対する答弁を求めます。助役 中野君。
             (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えさせていただきます。
 まさに、先ほど、あめとむち的な制度、叱咤激励していく中で、そうしたことも取り入れていくと。これは、従来の単なるところてん式での年功序列から、実績・能力主義に切り替えていくということでございます。そういう意味での能力主義、これを目に見える形、例えば、職責であるとか、あるいは、もう既にやっているところがありますけれども、給与で格差をつけるということは、これはなかなか難しいようでございますけれども、ただ賞与等の中でこうしたものを反映していくとかいろんなことがあろうかと思いますけども、こうしたことも含めて、今言われるように、一生懸命頑張っている職員がくさらないような、頑張っている職員は頑張っているだけの評価をするというふうな形の制度をこれから考えていきたいというふうに思っております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。17番 鈴木 耕君。
             (17番 鈴木 耕君登壇)


◯17番(鈴木 耕君) 時間が12分しかありませんので、ちょっと早く行きます。
 人事制度の改革についていろいろと答弁いただきましたが、私がとにかく申し上げたい、そしてあらためてほしいのが、三役を含め役場にいる人たちの意識です。
 例えば、これはある新聞ですけど、こういうふうにあります。「仕事が極端に遅かったり、市民とのトラブルが絶えなかったりする職員は最長1年の個別指導。改善しなければ解雇。横浜市は10月(ことしの10月ですよ)新たな規則をつくった。これまでは問題があっても解雇にはためらいがあったと市長の中田 宏は(これは私の後輩ですけど)迷わず判断できる枠組みを整えた」と。横浜市ですよ、これは。
 次に、身分保障の幻想と。身分が保障されていると皆さんは幻想されているんじゃないですかということなんです。「2003年度に解雇された地方公務員は全国300万人のうちわずか136人。それも行方不明や長期欠勤の常習者ばかりだ。民間企業も解雇は難しいが、聖域にはしていない。実は、公務員法上は、能力不足や勤務成績不良による解雇は可能と定めている。人員余剰がでれば配置転換や希望退職を促し、それでも拒否ならリストラすることもできる」と。あっているかどうかわかりませんけどね、一応、新聞にはそう書いてある。
 次に、「公務員はできない理由を説明するのは得意だがやるための知恵を出すのは下手。変えたいと思った」と、東京千代田区長の石川雅己さんという方。「官のスリム化とやる気を同時に引き出す新制度をこの冬から始める。ボーナスに大差、能力主義を徹底したボーナス制度。入庁年次でほぼ横並びだった支給額を見直し、(これは大きいところですから)部長級で最大数万円の差を57万円に広げる。対象は課長級以上65人。企画力、指導力など12項目を5段階で評価。低評価なら大幅に減らし、一部を高評価者に回す」と。その金をこっちへ回すんだと、こういうことですね。「石川は(これ、区長ですよ)この4年、新規採用の抑制などで区職員を15%純減させた。民なら成績が悪ければリストラされる。官はまだ甘いと一段と改革に意欲を示す」。意欲を示しているそうです。「上場企業の9割が導入している能力主義。全体の人件費を抑えながら優秀な人材を確保する。民では一般的なこの手法は、官の世界ではむしろ例外。全体の98.4%が成績優秀者。(みんな評価するそうですよ、公務員の人は)2002年度の国家公務員の評価実態は、良好な成績と分類されれば昇給する」と。これは公務員の状況ね。あといろいろありますけど、時間がないからよします。
 役場は民間と違い、倒産はないんですよ、大方はね。リストラはない、給料もボーナスも決まった日にはちゃんと支給されます。そこで、公務員人件費削減基本指針なるものをつくる考えはありますか。民間は厳しいですよ。いつ倒産するかわからない、リストラされるかもわからない、給料やボーナスが出ないかもしれない、そんな状況の中で、危機感、緊張感を持って民間の皆さんは頑張っているのです。
 先ほどの清水町行政改革推進委員会の人数が、平成22年に今の268人から265人になると。5年あるのにたった3人かと。そんな甘い、改革の答申があったからといってそれをうのみにしている自体がナンセンスです。5年間ですよ、5年間。そして、外注に出す、外注というのは、指定管理者制度にぽんぽんぽんと仕事を出せばもっと仕事は減るじゃないですか。減った分だけ……、やる人数は平成22年までに3人しか変わらないって、そんな計画は、私はちょっとおかしいと思っています。
 念のために申し上げますが、公務員はリストラされないと思っている方、それは大間違いですよ。リストラは公務員だってできるんですよ。
 あと7分しかありませんので行きます。
 公務員法によりますと、こういうことは公で今まで言ったことはないが、あえて言わせていただきます。
 地方公務員法、第5節、分限及び懲戒、これ、知っていますよね、助役。読みますよ。
(分限及び懲戒の基準)
第27条 すべて職員の分限及び懲戒については、公正でなければならない。
2 職員は、この法律で定める事由による場合でなければ、その意に反して、降任され、若しくは免職されず、この法律又は条例で定める事由による場合でなければ、その意に反して、休職されず、又、条例で定める事由による場合でなければ、その意に反して降給されることがない。
3 職員は、この法律で定める事由による場合でなければ、懲戒処分を受けることがない。
(降任、免職、休職等)
第28条 職員が、左の各号の一に該当する場合においては、その意に反して、これを降任し、又は免職することができる。
一 勤務実績が良くない場合
二 心身の故障のため、職務の遂行に支障があり、又はこれに堪えない場合
三 前二号に規定する場合の外、その職に必要な適格性を欠く場合
四 職制若しくは定数の改廃又は予算の減少により廃職又は過員を生じた場合
あと2、3、4とありますけど、これは読んでもらえばわかると思います。
 私は、この間ちょっと言いましたけど、朝の8時28分、役場に出勤する職員をたまに見かけます。きょうはちょっとかなり早かったようでしたけどね。民間ではまず考えられません。役場の業務は、朝8時半からです。業務の8時半というのは、8時半には席に着いて仕事が始められるような状態なんです。さあ、お客さん、いらっしゃいと。町民の皆さんは株主ですから、あっ、株主さんがいらしたと、こういう感覚でいるということです。
 あいさつにしても、以前よりは良くなってはきましたが、まだできない職員もおります。あいさつをしなければ心の窓は開きません。いい大人にそんなことを教えなきゃならないというのはちょっと残念ですけど。役場に入ってすぐに案内がおりますけど、案内の方は少し考えてください。役場の一番の顔です、あそこが。
 広い事務室に1人しかいなくても、全部の照明を夜遅くまでこうこうとつけっ放しで、何をやっているかわからない。夜遅くまで役場にいる職員は、本当に仕事をしている職員だけですか。私も残業をやっている職員を見かけますが、ごく一部であると思います。どう見ても仕事をやっているようには見えない職員もいますが、まさかそんな職員に残業手当なんか支給していないでしょうね。やむを得ず残業し、頑張っている職員もたくさんおります。それは皆さんが見ればわかると思いますよ。本当にこいつやっているんだなと、一生懸命町民のために頑張ってくれているんだなと。こういうのは、管理職のあなた方はわかるはずですよ。居残り職員は問題外ですけど、そんなところを、管理職の皆さんに期待するところです。
 研修では学べないことがたくさんあると思います。例えば、現在、官と官による人事交流を行っているが無意味ではないでしょうか。むしろ官と民の人事交流を長期的に行い、仕事に対する意識や厳しさを身をもって経験し、それを他の職員に伝えるべきです。管理職が意識改革をしないと部下の意識は変わりません。最近の管理職は部下の指導・育成を軽視しているんじゃないですか。行政に携わる者は、税金という尊い町民の負担により給与を得ているということをあらためて肝に銘じる必要があると私は考えております。
 助役さん、あなたは就任当時、静岡新聞の記事の中で、「特に1つ挙げるとすれば、職員の資質……」、さっき言いましたけど、「資質の向上だ」と。「町の資源である職員を育て上げたい」と。大変な、すばらしい言葉を言われ、それが新聞にもきちっと載っています。なかなかここまで言う助役さんもいないでしょうけど、大したもんですよ。いわば公約のようなもんですから、ぜひとも職員を育ててください。
 蛇足ではありますけれども、公務員の皆様方、これ、宣誓書というのがあります。「私は、ここに、主権が国民に存することを認める日本国憲法を尊重し、且つ擁護することを固く誓います。私は地方自治の本旨を体するとともに公務を民主的且つ能率的に運営すべき責務を深く自覚し、全体の奉仕者として誠実且つ公正に職務を遂行することを固く誓います」と。これをぜひ一度、何かの機会をとらえて。もう20年も30年もいますと、これをおれが読んでここで就職したんだという意識は薄れてきますよ。
 したがって、その思いに戻っていただいて、ぜひともより良い清水町にするように期待するものであります。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。助役 中野君。
             (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えをさせていただきます。
 議員が、今御質問の中でるる述べられましたこと、まず、他の自治体の例をとりました。それから、議員の、今の役場の中を見た感じ方、こうしたことも述べました。これは、今、議場にいる管理職職員、私も含めてでございますけども、それから、たぶん他の各課の職員もテレビを見ていると思います。こうした議員が指摘されていることについては、これは何よりの教訓になるのではないのかなというふうに思っております。
 地公法等のことも言われましたけども、そういうこともございますけれども、それ以前のものとして、職員がいただいている給与というのは、町民の税金から、血税からいただいているということをあらためて肝に銘じまして、その上で私としての職責を果たしていきたいと、また職員を指導していきたいというふうに思っております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして鈴木君の一般質問を終わります。
 以上で本日の日程を全部終了いたしました。
 本日はこれをもって散会いたします。
 大変御苦労さまでございました。
 ありがとうございました。
                                午後05時16分散会
   ──────────────────────────────────
○地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
 平成17年12月12日

               清水町議会議長     坪 内   昇
               ─────────────────────────
               署名議員(17番)    鈴 木   耕
               ─────────────────────────
               署名議員(18番)    名 倉   勉
               ─────────────────────────