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北海道 清水町

平成17年第3回定例会(第4日) 本文




2005.09.20 : 平成17年第3回定例会(第4日) 本文


                                午前09時00分開議
◯議長(坪内 昇君) 皆さん、おはようございます。
 ただいま出席している議員は17名であります。
 静岡朝日テレビ、SBS静岡放送、テレビ静岡から本日の会議のテレビ撮影を、静岡新聞社、毎日新聞社から写真撮影をしたいとの申し出がありましたので、これを許可いたします。
 また、議会広報特別委員会より、本日の会議の写真撮影をしたいとの申し出がありましたので、町職員による写真撮影を許可いたしました。
 本日の会議を開きます。
 今定例会の一般質問の通告者は7名であります。
 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
   ──────────────────────────────────


◯議長(坪内 昇君) 日程第1 一般質問を行います。
 通告者は、通告の順序により発言を許します。
 初めに、1番 岩崎高雄君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 町の救急体制の現状について問う」「2 今後の清水町の展望を問う」。
 発言を許します。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 皆さん、あらためましておはようございます。
 議長の許可が出ましたので、通告の2点、一つ「町の救急体制の現状について」、一つ「今後の清水町の展望について」を順次質問いたします。
 まず、町の緊急体制の状況についてでありますが、救急活動の過去5年間の出動件数を見ると、平成12年度が868件、その翌年度が897件、そして14年度が922件、15年度が1,022件であります。そして、昨年度は少し減少に転じましたが、981件と、全体的に見ますと、年々上昇傾向にあります。また、救急車の1日の出動平均回数は3件ということになります。
 ここで、参考に、火災活動に出動するところの消防車の出動件数はといいますと、平成12年度が16件、13年度が、また同じく16件、14年度が16件、15年度が5件、そして去年が13件と、こういう結果になっております。一方、こちらの方は、傾向としては減少に向かっています。
 ここで、消防車と救急車の町が保有しております保有台数と救急活動の現状をお尋ねいたします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 消防長 久保田君。


◯消防長(久保田峰義君) お答えをいたします。
 救急車両の台数でございますけど、救急車につきましては2台、消防車につきましては、救助工作車1台を含め、消防団とあわせますと、6台となります。
 それから、現状の救急体制はどうかについてでございますが、まず、救急車両につきましては、2台所有しております。そのうち1台は、人口呼吸器、半自動式除細動器や傷病者監視モニター装置等を装備した高規格救急車であり、もう1台は従来の一般救急車となっております。
 また、出動体制についてでありますが、救急救命士または救急業務に関する専門的資格を有する3人で編成し、出動をしております。なお、清水町で対応し切れない場合は、消防相互応援協定に基づき、沼津市・三島市・裾野市及び長泉町からの応援が得られることとなっております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) ただいま清水町の救急体制の現状と救急車・消防車の保有台数を伺ったわけですが、現在2台の救急車両で対応され、そのうち1台は高規格車、残りは通常の、従来型の一般救急車ということであります。事故や疾病で救急車を依頼したときに、患者や家族は救急車の車両は選べません。先ほど言った高規格車の人口呼吸器や半自動式除細動器、また、傷病者監視モニター装置等がついている救急車を要請されたときには、その患者は非常にラッキーであったということも、逆に言えるかもしれません。それが延命につながり、軽度の病状が完治に結びつくからであります。救急活動に差をつけてはなりません。このことについて当局の説明を求めます。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 消防長 久保田君。


◯消防長(久保田峰義君) お答えをいたします。
 救急出動の増加に伴い、同時に2台の救急車両が出動する機会も多くなってきております。救急要請の中には、心肺停止等により高規格救急車が同時に必要となる場合がありますので、高度救急に対応できる体制づくりの強化が必要だというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 今、答弁したように、まさしくそうだと思います。また、歴史から見て、消防・防災から始まった消防活動が、時の流れの中で救急業務を負う形となり、今やそれが主流を占めつつあります。また、予想される地震や台風等の風災害は、救急車の要請を第一とします。その車両の中で、必要な医療行為も行われなければなりません。そして、また国の基幹道路が走っている清水町は、特にその必要性が高まっております。在来型の救急車から高規格車に入れ替えを実現してもらいたいと腹の底から思います。
 町長の考えをお伺いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) あらためましておはようございます。
 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 高規格救急車の導入についてでありますが、町は、「安全と安心を実感できるまちづくり」の実現に向けて、救急救命士の養成や医療機関との連携等、救急体制の充実に鋭意取り組んでいるところであります。高規格救急車の導入につきましては、高齢化の進展や予想される東海地震、また、台風等の災害による救急需要の増加に備えていくためにも、より一層の救急体制の強化が必要であると考えておりますので、早期に導入が図れるよう検討してまいります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) ぜひ来年度予算に確実に反映をさせていただきたいと思います。
 救急業務も、今では医療行為そのものです。「医療は平等に」が原則であります。そして、何よりも最初の5分の処置であります。それが救命率の向上につながります。
 次に移ります。
 「今後の清水町の展望を問う」に移りますが、今、沼津市とは大変難しい立場にありますが、清水町民の総意では、沼津市への感謝を忘れておりません。長い歴史の中で、甘えがあったことも事実であります。反省すべきは反省し、これからも沼津市民と清水町民の今までのきずなを大切に、沼津市民との親戚関係も多く、生活圏も同じであります。そのような思いの中で、順次質問をしていきます。
 沼津市との信頼関係の再構築はできないかでありますが、わが町は、「合併せず」を選択し、沼津市とは、昭和41年に設置された「沼津市・清水町合併協議会」の廃止に向けた協議とごみ・し尿の処理に関する受託事務について、今年度限りで打ち切るということを含めた協議を事務レベルで行っています。そして、今月30日に第3回目の協議を開催する予定の中、今月15日、沼津市議会の9月定例会の一般質問の中で、「清水町のごみ・し尿処理を、清水町との間に信頼関係が成り立たない以上、これを廃止すべきと考える」と沼津市の斎藤市長が議会答弁をされました。
 この答弁は、沼津市民に対しては、市長が、清水町のごみ・し尿は受け入れない考えを表明したことであり、清水町行政に対しては、平成18年4月以降は清水町のごみ・し尿は受け入れないと、沼津市としての考えを明確に示したことであり、清水町民の間では、これを驚きとして受け止めてきました。
 当町としては、この先どのような対応をとることによってこの沼津市との信頼の関係が回復できるのか、そして、9月15日の市長の発言をどう受け止めたのか、この2点について質問をいたします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 まず、今後の清水町の展望を問うについてでありますが、清水町の住民発議に基づく2市2町の合併協議会の設置が不成立になったことにより、沼津市・清水町合併協議会を再開することにつきましては、去る6月1日に沼津市長に面会し、そのための地区懇談会の開催について御理解をいただいたところであります。
 その間、回答時期の認識のずれから、7月22日付で、沼津市長から2項目の通知文書を受け取ったものであり、その文書に基づき、沼津市・清水町双方における助役を長とした組織を立ち上げ、現在協議を行っているところであります。
 2項目のうち、1項目めの合併協議会の廃止につきましては、基本的な合意を得たものであります。また、2項目めのごみ・し尿処理に関する受託事務の継続につきましては、先日、沼津市長が、「来年度以降打ち切る」と表明いたしましたが、まだ、協議の場でありますので、清水町としては、今後、沼津市の理解が得られるよう誠意を持って協議をしていく考えであります。
 そこで、御質問の、沼津市との信頼関係の構築はできるかについてでありますが、自治体間における信頼関係は必要なことであり、特に沼津市とは深いかかわりがある中で、御理解を賜り、感謝しているところであります。現在、沼津市からの通知に基づく協議を2回行っているところでありますが、沼津市と清水町の信頼関係につきましても問題提起されておりますので、1市1町の合併が不可能となった現在、どのようなことができるか検討しているところであります。
 御理解を賜りますようお願いいたします。
 それと、2点目の、沼津市長の答弁を聞いてどういうふうに受け取ったかと、こういうことでございます。大変驚きまして、まだ2回しか協議を行ってございません。そして、この2回の協議の中で、私ども清水町の立場も協議の中に打ち出してございます。そういう中で、突然のことでございましたので、大変驚いた状況でございます。
 今後は、協議の場でもって、わが町・清水町の立場を沼津市に伝え、信頼関係を構築する中でもって、清水町のごみ・し尿も受け入れていただくようお願いしていきたいと、こんなことを考えますので、御理解を賜りたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 率直に、今の状況を見ますと、やはり町長の答弁が私は最善の答弁だと思います。あまり一つ事を構えることなく、冷静にやっぱり現状を把握して、一つのところへと向かっていくということが今できる最大のものではないかなと思います。
 そこで、行政間での信頼関係を回復するにはどのようなことができるのか、早急に沼津市と誠心誠意話し合う中から、そのいちるの光を求めてもらいたいと思います。
 では、第2回目の質問に移ります。
 信頼関係の中の一つに、行政間との信頼関係とは別に、沼津市民と清水町民との間の信頼関係もあるはずです。また、この信頼関係こそが一番大切ではないかと思います。なぜならば、私は、この信頼関係なくして行政や議会の信頼関係は構築できないと思います。そして、信頼関係の根底は、与える者と与えられる者、強者と弱者との間にあるものではないし、また、市民と町民が存在する限り、お互いの意識と行動の中で追い求め続けるものであると思います。
 このような考え方と立場に立ったとき、市民と町民が現状を認め合うことができる方法を実行に移すべきだと思うのですが、町長の考え方をお伺いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 沼津市民と清水町民の信頼関係も重要になってくると思うがどうかについてであります。
 自治体間における信頼関係につきましては、行政・議会のみならず、そこに住む地域住民相互におきましても、大変重要だと考えております。現在、経済界や区長会、文化団体等におきましても、定期的な交流が行われておりますが、今後におきましても、市民・町民相互が交流することで新たな信頼関係が構築されるよう、行政として可能なことは支援してまいりたいと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) やはり信頼関係は原点に戻ってやり直すということから始めなければと思います。
 では、次に移ります。
 ごみ・し尿に関する受託事務の展望はですが、自治体固有の事務であるごみ・し尿を、町域が狭く、処理場が確保しにくいことも一因して、昭和42年6月より沼津市に依頼をしてきました。これは、合併を前提にした信頼関係によるものであったとのことでありました。その間、38年、町民の多くは、それを知らずに、また気にもとめずに、行政間の通常の行為としてごみ・し尿処理を受け止めてきた経緯があります。水が高きより低きに流れるがごとき、当然のこととして受け止めてきました。
 しかし、最近の新聞報道等によって、長年にわたり、行政間同士ではごみとし尿が常に緊迫した状態が続いていたことを、ここで明らかにされました。そして、今月15日の沼津市長の答弁となるわけですが、今回の沼津市長のごみ・し尿処理の受け入れをしない発言に至り、町長としての、ごみの拒絶の説明に対して、再度答弁を求めるものであります。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) ただいま岩崎議員から御質問がございました、沼津市長の答弁により、清水町のごみ・し尿を打ち切るということの中で、町長はどうとらえるかと、こういうことでございました。
 今まで、今、岩崎議員が御質問いたしましたとおり、長い間、沼津市の皆さん方に大変お世話になり、清水町のごみ・し尿を入れていただいた、こういうことの中でもって、感謝をしておりますとともに、これからも、今までの経過を踏まえて感謝をし、お願いをしなきゃならないと。そして、ごみ・し尿は町民の生活に密着した重要な事務でございます。町民の皆様方に御迷惑をかけないようこれからも努力してまいりますので、御理解を賜りたいと、こんなことを考えております。
 ぜひ御理解を賜りたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 町長、今の答弁の中で、私がこれから言う言葉が町長の答弁として入っていますから、よく聞いていてください。
 協議の中で、「退路を絶ち、沼津市しかないという思いで来年度以降も受け入れをお願いする。ごみ・し尿処理は町民生活に密着した事務なので、来年度以降も絶対に町民に迷惑をかけるわけにはいかない。不安を感じている町民は多い。町民の代表となる町議会で答弁を通して説明するほか、町民が集まった場所で話していきたい。まずは現状を示し、引き続き沼津市にお願いしていくということを伝えていきたいと考えている。町民に迷惑がかからないように最大限の努力をする」。そして、今月17日の敬老会の席では、「円満に解決をする」。これは、沼津市長の9月15日の発言以後の町長の言葉であります。でも、沼津市では、9月15日の市長の答弁に対し、同市議会は、15日夜、議員全体集会を開いて、打ち切りを表明した斎藤市長を支援する姿勢を示しています。こういう厳しい状況の中で、あえて町長が先ほどの言葉を吐いたのは、その政治生命をかけてのさきの発言であると思うし、行政の長として、腕の見せ所であると思います。まさしく男子の本懐を遂げてもらいたいと私は思います。
 2期無投票の、町民の全幅の信頼があり、その後ろには3万有余の熱い応援団がついています。自身の政治生命を燃焼して、この難問に対峙し、解決することを町民は信じて疑っておりません。もう一度その打開策を伺うとともに、「町民に迷惑はかけない」決意をあらわしていただきたいと思います。これが、町民が待ち望んでいる最大のものであると私は思います。
 よろしくお願いします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 沼津市長さんの答弁をとらえて、先ほど私が答弁いたしました。そういう中での、岩崎議員さん、あらためて町長の決意を聞きたいと、こういうことでございますが、先ほどと重複するところはございますが、お許しいただきまして、答弁させていただきます。
 ごみ・し尿処理は町民生活に密着した事務であり、町民に迷惑をかけることはできませんので、町民の代表である議員の皆様方をはじめ町民が多く集まる機会をとらえて説明をしてまいります。なお、各地区等における町民への説明の開催を検討していくことも必要かと考えております。
 なお、議員からいただいた言葉は、大変ありがたく感謝しております。行政を預かる長として、町民に迷惑がかからないよう、この問題の解決に向けて全身全霊で取り組んでいく覚悟であります。御理解を賜りたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 町長、今までもこういうような言葉をずっと言っていますから、この席で、もう一度、「町民には迷惑をかけない」と、この一言を言ってほしいんですよ。そのために、私、るるずっと善処をつくしてやってきたわけですから、その言葉だけ、私は聞かないと、これ、前に進めませんよ。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 失礼いたしました。
 行政を預かる長といたしまして、町民に迷惑がかからないよう、この問題の解決に向けて全身全霊で取り組んでまいります。
 御理解を賜りたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) そういうことで、よろしくお願いいたします。
 それでは、ごみ・し尿の3回目の質問になりますが、「合併協議会のしこりがこじれ、他の事業に波及し、住民生活に影響を及ぼしそうな事態にまでなったことは、県内では例がない」。県合併推進室のコメントであります。住民生活に影響を及ぼすことは、沼津市民と町民との対立を生む原因にもなります。そのようなことをさせないためにも、行政当局は、清水町の置かれている立場を正しく町民に伝えなければなりません。そして、今、私の心配していることは、追い詰められた者が最後の最後にやる手段、いわゆる「窮鼠猫をかむ」であります。こじれた問題を司直の手にゆだねることだけはしてはなりません。それをすれば、沼津市とはもちろん、周辺市町までとも信頼を失い、町長がよく言われている、「孫子の代」まで汚点を残す結果となります。
 ここで確認と質問ですが、先ほどの答弁の中で、「町民に迷惑をかけない」、そして、あと一つ、こじれた問題をここで司直の手にゆだねない、この2点の中で、1点は先ほど確認させてもらいました。あと1点、「司直の手にかけない」、これを確認させてもらいたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 司直の手にかけない、どうかということで御質問がございました。
 沼津市と清水町は、隣接している自治体として深いかかわりがあり、常に感謝をしておりますので、今後、誠意をもって協議をしていく中で、そのような事態は避けていきたいと考えております。
 御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 避けるということは、かけないとは違います。今現在、そういうことを発することができないということは、寂しい限りであります。
 では、次にいきます。町単独での財政基盤はに移ります。
 沼津市と昭和41年に設置された「沼津市・清水町合併協議会」の廃止に向けた協議がなされ、廃止の合意がされ、今その事務手続と議会の議決を待つだけとなりました。このことは、清水町が当面単独の道を歩むことになり、その当面の期間は誰もが予測はできないと思います。でも、ただ一つ、これだけははっきりしています。それは、急速に少子高齢化が進む中、清水町が自立した自治体として、効率的に、目の行き届いたサービスを、タイムリーに提供しなければならず、国の財政赤字が770兆円を超え、清水町は、これまで以上に厳しい財政の中で、福祉をはじめ市民サービスの向上に努めなければなりません。自らの責任と判断の下に地域経営の改善を進め、生活圏の拡大や多様化するニーズに対することを課せられ、沼津市との関係いかんによっては、財政を圧迫する一因も考えられます。
 このような状況下で、清水町の財政基盤はどうか。総論として、まず質問をさせていただきます。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 岩崎議員の御質問にお答えいたします。
 町単独での財政基盤はについてでありますが、「沼津市・清水町合併協議会」の廃止がなされた場合には、当面、自立の道を歩んでいくものであります。そこで、町の財政状況につきましては、財政力指数や公債費比率、町民1人当たりの地方債現在高等について、近隣市町と比較いたしましても、財政基盤は安定した状況であると考えております。
 また、幸いにも、人口や税収につきましても、年々増加している傾向にありますが、一方では、少子高齢化が徐々に進行していることも事実でありますので、そうしたことによる将来への影響も考えていく必要があります。
 しかしながら、町民サービスを低下させることはできませんので、これまで以上に無駄な歳出のカットや職員の純減化等あらゆる行財政改革を断行し、財政の健全化に努め、自立していくための強固な財政基盤づくりをしていく必要があると考えているところであります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) では、財政基盤の第2回目の質問をいたします。
 財政力の豊かさをあらわす財政力指数、これは、よく皆さんご存じだと思いますが、過去5年間の推移を見ますと、上昇傾向にあります。これは、先ほど言われた町長の答弁の中でもわかる話でございます。また、財政構造の健全化を判断する公債費比率の過去5年間の動きを見ますと、こちらも年々上昇傾向にあります。
 先ほどの答弁では、「町の財政状況は近隣市町と比較すると安定した状態にある」ということですが、今後の財政力指数と公債費比率の推移についてどのように見込んでいるのか、質問をいたします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 岩崎議員の御質問にお答えをいたします。
 まず、今後の財政力指数でございます。
 現在行われております国の三位一体改革の影響、あるいは今までの動向、こうしたものから推計をいたしますと、今後、財政力指数につきましては、1を超える、いわゆる不交付団体というふうなことを見込んでおります。また、公債費比率についてでありますけども、町債の借り入れにつきましては、極力抑制をしていくことが重要であると考えております。町民サービスのための事業実施のため、町債を今後借り入れていくことも見込まれておりますが、その償還計画を踏まえて将来を推計いたしますと、今後につきましては、10%台から11%台となることを見込んでおります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) 数値から見ますと、清水町の財政はそれほど心配することではないと、こういう答弁でございました。
 では、3回目の質問に移ります。
 財政力指数が1を超えるということは、財政力が豊かとなり、先ほど言われた不交付団体となるものと思われます。また、公債費比率が上昇していくということは、義務的経費である公債費が増加していくものと考えられ、義務的経費が増加していくということは、経常収支比率が上昇していくことが予想されます。
 監査委員は、決算審査の意見書において、義務的経費が増加していることや経常収支比率などが上昇していくことから、今後の財政運営においては、健全財政の維持を図ることが急務であると述べられております。健全財政の状況をあらわす指数として、経常収支比率のほか、公債費比率がありますが、これらの比率は、昨年度と比べて上昇しておりますが、健全財政を維持するためにも、いずれも抑制しなければなりません。この辺を事務当局から御答弁を願います。
 そして、何よりも行政改革の根本は、それぞれ職務を負っている職員が、歳入や歳出に常に厳しい目を持ち、住民サービスを中心としたとき、その横に費用対効果を常に携えていくことだと思います。何よりも税金であることを忘れてはならないと思いますが、職員の教育等を含めて、助役から、これらに携わる職員像と町の財政改革の基本を伺いまして、私の質問といたします。


◯議長(坪内 昇君) 岩崎君の質問に対する答弁を求めます。 助役 中野君。
          (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えさせていただきます。
 まず、ただいまの御質問にお答えする前に、先ほどの岩崎議員の方からの質問の中に、「第3回の協議会が30日に行われる」旨の発言があったわけでございますけれども、当局としては、沼津市との間では、そうしたことについてまだ確認されておりませんので、そのことをお伝えさせていただきます。
 そこで御質問でございますけれども、財政の健全化ということにつきましては、これは、もうどこの市町村も常に取り組んでいるところでございまして、清水町としても、当然、これについては、自立していくということであるならば、より一層の財政の健全化に努めていかなきゃならないというふうに考えております。また、将来的に、どんな形にしろ、合併というふうなことになった場合でも、そのときの財政状況が、合併をする中での有利な一つの条件になっていくものだというふうに考えております。
 そうしたことから、この財政の健全化には、事務当局としても真剣に取り組んでいかなきゃならないわけでございますけれども、その基本は、やはり「入るを量りて出ずるを制す」という言葉がありますけれども、やはり無駄な歳出をカットしていくと。しかし、町民サービスを低下させることはできないというふうなことにあろうかと思います。
 そういう中で、今、行財政改革、これ、民間人を入れた「行政改革推進委員会」を置き、そして、庁舎内では、清水町行政改革推進本部というものを置いて、聖域を設けず、すべてのものに対してメスを入れているところでございます。そのことに対して、私も陣頭指揮で取り組んでいるところでございます。
 それから、2点目の、職員の資質の向上ということでございますけれども、私も、本職に当たりまして、この職員の資質の向上ということにつきまして、メーンテーマの一つとして掲げさせていただいたわけでございます。やはりこの厳しい時代を乗り切っていくためには、そこに働く職員の資質の向上、これは、一人ひとりのレベルアップが必要だというふうに考えております。そのために、これまでの年功序列型から実力主義へというふうなことで、試験制度の導入、あるいは能力主義にのっとってやっていこうというふうに考えております。
 以上でございます。
 その他の事項につきましては、担当課長の方から答弁させていただきます。


◯議長(坪内 昇君) 助役の答弁を終わります。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 岩崎議員の御質問にお答えをいたします。
 経常収支比率と公債費比率がともに上昇しているということで、これらを抑制していく対策についてでございます。
 経常収支比率につきましては、町税の収納率の向上、経常経費の抑制、そのほかに、国・県補助金などの特定財源を確保していくことが必要と考えております。
 公債費比率につきましては、歳出の抑制はもちろんでございますが、町税等の収納率の向上、それから、町債の借り入れを抑制していくといった中で、元利償還金を減少させていくことが必要となってまいるものと考えております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 1番 岩崎高雄君。
          (1番 岩崎高雄君登壇)


◯1番(岩崎高雄君) どうもご苦労さんでございました。これで私の質問を終わります。


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして岩崎君の一般質問を終わります。
 次に、12番 森野善広君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 保育園の民営化で本当に経費が節約できるのか」「2 公共施設のアスベストについて」「3 ごみ処理についての考えを聞く」。
 発言を許します。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 皆さん、おはようございます。
 通告してあります3点について、これから一般質問を行います。
 まず、保育園の民営化で本当に経費が節減できるのかと。これは、前回の6月議会でも行いましたが、このときに、町が、平成14年度から民営化した場合、経費が14年度において2,000万円以上節約できると、この試算については間違いないと、こういう答弁をしました。しかし、扶助費として民間保育園に出す補助金、これには基本額しか計算されておらず、また、扶助費以外の補助金についても行うような答弁でしたので、このことは試算が間違っているというふうに私は思いますけども、前回もその点を質問いたしましたが、明確な答弁がなかったので、再度この質問からさせていただきます。
 よろしくお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 森野議員の御質問にお答えをいたします。
 民間保育所に出す扶助費には基本額しか計算されていないこと、補助金も含まれていない試算は間違っているのではないかについてでございます。
 6月の議会でも御答弁させていただきましたが、民営化による削減額は、保育所費の予算額及び決算額をもとに歳出に対する一般財源を比較し、どの程度削減できるかを試算したものでございます。試算に当たっては、昨年9月の時点で不確定であったものにつきましては算入しなかった経費もありますが、民営化による町の負担の増減を計算する方法の一つとしてその当時における試算を行ったものであり、適正なものと考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 当時は適正であったというふうな答弁ですけども、これ、全くおかしいですよ。例えば、一戸建ての家と分譲住宅を買う場合に、ともにローンだけを計算して、分譲住宅の場合は、修繕費も入れない、共益費も入れない、駐車料も入れないと。これを抜いて、じゃあ、どっちが経費が安いかというふうな検討をしているのと同じなんですよ。さっき言った基本額以外の扶助費も、つい最近決まったことじゃなくて、ずっと昔から計算されているわけですから、去年の9月の時点は正しかったというふうなお答えは全くおかしいと思いますよ。
 さらに、「保育所施設運営検討委員会」でも、同じような考えで委員会に当局から資料は出されているわけですから、そうした検討の結果というのも、私は大きな疑問が発生してくると思います。ここで何回言っても、多分、当局は間違いを認めませんので、今のお話では、傍聴の方も、どちらが正しいかわかると理解してくれるというふうに思いますので、次の質問に行きます。
 次は、町長の答弁についてであります。
 昨年の9月議会で、同僚議員の質問に対しては、「経費が節約できるから民営化する」というふうな答弁でした。しかし、ことしの6月議会では、私の質問に対して、「国の方針だから民営化する」というふうな答弁になっております。この違いは大きな問題だというふうに私は思いますけども、どのように説明されますか。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 森野議員の御質問にお答えをいたします。
 保育所の民営化の方針につきまして、昨年の答弁とことしの答弁との違いについてでございます。
 保育所の民営化に関しましては、国の方針につきましては、平成13年に小泉内閣が、「待機児童ゼロ作戦」に基づき、保育所運営は官から民へという方針を示しております。また、町は、平成12年11月に「保育所施設運営検討委員会」を設置し、今後における保育所の効率的な運営等のあり方について調査・検討をいたしました。
 その結果は、「多様な保育サービスへの対応や費用対効果の観点から、民営化を進めるべき」というものでありました。既に国におきましては、三位一体の改革により、公立保育所への国・県の運営費負担金は廃止されております。
 こうしたことから、町は、今後における保育所の建て替えに際しては民営化を推し進めていくということをこれまで一貫して説明してきたところでございます。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 一貫してと言いますけどね、そういうまとまった形の答弁は初めてですよ。昨年9月では、「今後保育所の民営化はどうするのか」というふうな質問に対して、「公共施設の効率的な運営を図ることを目的として、公共団体や民間団体への管理事務の委託を積極的に推進しております。その中にあって、保育所の民営化につきましても、「保育所施設運営検討委員会」の結論をもとに、今後の施設整備計画の中で必要と思われるものから順次民営化していきます」と。国の話は全然出ていないんですよ。とにかく運営委員会の結論を参考にして公共施設の効率的な運営を図るためにやっていくと言っているんですよ。その後、さっき課長が言ったような答弁が出てきたわけです。
 次の質問に移りますけども、私が言っているのは、効率的な運営を図れるのかと。国がいろんな財源を切っているのも、自治体で効率的な運営をするからお金は必要ないだろうということで切ってきているわけです。それがそもそもおかしいわけですけど、建前はそうです。
 今、これまではっきりしているのは、民営化した場合でも、経費の節減はできるかどうかはっきりしないと。私は増えると思っています、正確に計算すれば。特に最初の10年間ぐらいは大幅に増えます。臨時職員しか首は切れないんだから。正規職員は残して、高い給料の職員は残るわけですから、その経費はそのまま乗っかってきますから、その分、財源は困難になります。そういう経費のメリットがない上でも民営化するのかどうかと、私はそのことを質問したんです。
 もう一回質問しますけども、経費のメリットがない中でも民営化を進めるのかと。どうですか、お答え願います。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 経費のメリットがない中でも民営化するかについてでございます。
 保育士の定員管理を考える上で、民営化することによりまして正規職員の退職に伴う新規採用を抑えることが可能となり、人件費は削減をされてまいります。
 また、施設整備につきましても、民営化によりまして町の負担は軽減をされるものでございます。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) この議論はお金だけの問題で、要するに清水町の子育てをどうするかというふうな議論は抜けていますから、それを差っ引いた議論にしないといけませんけども、お金の問題だけを考えていればいい問題じゃないことははっきりしているんですよ。でも、そのお金の問題でも、今、課長が図らずも言ったみたいに、退職しなければ経費は減らないわけですよ。私は、それは10年先であって、今と比べて民間の方が金がかかると思いますよ。それを否定できないんですから、皆さん方は。
 町長は、常々、「最小の経費で最大の効果」と、このように言っておりますが、そのことは違うんですか。さらに言うならば、「保育所施設運営検討委員会」に出した当局の資料、これも、さっき言ったみたいに間違っているわけですから、その間違った資料で検討された結果というのはおかしいわけですよ。もう一回議論し直すべきだと思いますよ。
 その点についてお答え願います。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 助役 中野君。
          (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えさせていただきます。
 保育所に関する国の方針は、先ほど課長が述べたとおりでございます。官と民との差があるわけでございます。そして、「保育所施設運営検討委員会」は、もう三、四年ほど前になりますか、私も担当の一人として出席しておりました。これにつきましては、保護者の皆さんも入れ、そして関係者も入れということで、十分審議した中で結論を出し、町長の方へ答申をしたわけでございます。このことにつきましては、間違っていないというふうに考えておりますし、その後、さらに国が官と民の格差を出してきたということでは、その三、四年前の答申以上に、やはり官から民へと進めていかなきゃならないと。ただし、町民への保育サービスを低下することなく維持する中で、より以上の、民間のそうしたプラス面を保育の場へ生かしながら、官でできないことをやっていくということが必要かというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 最初の答弁で、課長が、「去年の9月時点ではそういうものが入っていなかったけども、その時点では正確だった」と。つまり、それ以前の検討委員会の資料についても、そういう財源が入っていなかったわけですよ。だから、そういう事実と違う資料に基づいて、委員会がいくら十分に審議したといっても、出てきた答えは違うんじゃないですかと言っているわけ。正確な資料でやっていないんですから。だから、再度開き直すべきだというふうに私は思うわけですよ。違った資料に基づいて検討した結果なんていうのは、その委員会としても不名誉ですよ、それは。
 それと、先ほど官と民の差があると言いましたけども、それは全国的な話でね、清水町で官と民で差があるかといったら、官の方が安いわけですよ、清水町の場合は。千葉県の八千代市というところでは、児童1人当たりに年間230万円使っています。清水町は86万円ですよ。同じ官でもこれだけ差があるわけです。だからいいという話ではありませんけども、民にした場合に、清水町が今のまま続けるのであれば、今の考えを変えなければ、官の方が安いわけですよ。それを言っているんです。
 だから、検討委員会で十分審議したというふうに言いますけども、その資料は正確なんですか、正確じゃないんですか。再度お答え願います。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 助役 中野君。
          (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えいたします。
 今、清水町には3保育所あるわけでございますけども、全てを官で行っています。したがいまして、清水町での官と民の比較は、現時点ではできないというふうに思っております。
 そして、課長が答弁した調査の結果についても、議会答弁の中身、このことについては、事務担当レベルで再度調査をさせていただきます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 「現時点で比較ができない」と、現時点で比較ができないから試算しているんですからね、それは当たり前ですよ。その試算が違っているという話ですから、十分に、本当に検討してください。その結果でまた引き続きやると思いますので、お願いします。
 次に、公共施設のアスベストについて質問をいたします。
 アスベストの問題は、最近になりまして、中皮腫とか、生命を脅かす問題だと。それを国が長年認めてきたという状況の中で、今、国民の大きな心配事になっております。清水町でも、そういうことで、公共施設の調査をされました。先日の全員協議会におきまして、「町所有の公共施設については、飛散性のアスベストは使われていない」というふうな報告がありました。どのような報告で確認したのか、御質問をいたします。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 町公共施設におけるアスベストの確認方法についてでございますが、町では、本年7月に、約2週間ほどかけまして、全公共施設につきまして、町立ち会いの下で、建築業者及び専門業者により、設計図書などによる調査及び各施設の点検を綿密に実施したところでございます。
 その結果、町の体育館、南保育所、西小学校給食棟の3施設におきまして、吹付けアスベストと思われる建材を使用しておりましたので、専門検査機関にサンプルを提出しまして、検査を依頼いたしました。
 専門検査機関におきましては、サンプルの電子顕微鏡観察及びX線マイクロアナライザー測定により分析が行われ、その結果、いずれの施設におきましても、アスベストは使われていないことが明らかになったと、このようなものでございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 建築業者・専門家による設計図書の確認と点検がされたというふうなことがありましたけども、点検の方法について、どのようにやられたのか。また、この飛散性のアスベストというのは、100%アスベストということはなくて、たしか5%以上がアスベスト材として使われるというふうな規定になっているみたいですけども、非常に少ない含有量の場合もあるわけですね。したがって、検査の方法によっては検出されないというふうなことがあるということも聞きましたけども、サンプルの取り方の方法についてはどのようにやったのか、質問いたします。
 あわせて、2つ目の質問になりますけども、検査の方法については基準はあるのかどうか、その点も含めてお答え願います。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) まず、検査の方法について基準はあるのかということでございますが、平成4年7月に示されました旧建設省住宅局監修の「既存建築物の吹付けアスベスト粉塵飛散防止処理技術指針」におきまして検査等の方法が規定をされているわけでございます。
 その内容につきましてですが、まず、事前調査としまして、設計図書等から吹付けアスベスト施工の有無の確認を行うわけでございます。その結果としまして、アスベストの使用が確認された場合及び不明な場合におきましては、現場において、目視・指触による確認を行うとともに、X線回析分析装置などにおける検査を行うこととされているわけでございます。なお、当町におきましても、この指針に基づきまして検査を実施したものでございます。
 続きまして、サンプルの抽出方法ということでございますが、サンプルにつきましては、専門分析機関の指導の下に行ったわけでございますが、方法としましては、成分の偏りが生じないよう、吹付けアスベスト表面を除去して、その奥にあります、アスベストと疑いのあるものを写真フイルムケース1個分に相当します量を採取いたしました。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) この件につきましては、公共施設だけじゃなくて、民間施設を含めてもいろいろ問題が出てくるというふうに思われます。今回は公共施設だけの質問でありますけども、やはり住民生活に大きくかかわることだというふうに思いますので、民間施設も含めた、こうした管理を行政当局として行っていく必要があるというふうに思いますので、その点、指摘をしておきます。
 次に、ごみ処理についての考えについて質問をいたします。
 先日の沼津市議会で、斎藤市長が、「今年度でごみ・し尿の処理を打ち切る」と答弁しました。それについて、非常に大きな、それ以前からもありましたけども、反響が起こっております。この該当するごみ施設というのは、外原にありますごみ焼却場、クリーンセンターですね、原にありますし尿処理場、アクアセンターといいますかね、であります。
 まず、現在の沼津市のごみ処理施設、数年前に改修もされておりますが、昭和50年代につくられております。この施設は、清水町のごみを処理することを前提としてつくられたのではないかというふうに私は理解しておりますけども、それを証明する書類を当局は持っているかどうか、質問いたします。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 住民生活課長 土屋君。


◯住民生活課長(土屋陽子君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 現在の沼津市のごみ処理施設は、清水町のごみを処理することを前提としてつくられ、それを証明する書類があるかについてでありますが、現在の沼津市のごみ処理施設は、昭和51年に建設されており、議員、御指摘の書類につきましては、可能な限り調査いたしましたが、存在しないものと考えております。しかしながら、当時の井出沼津市長から、外原区長等に対して、ごみ・し尿処理場に関しての回答書が、昭和49年11月13日に、また、翌日の14日には覚書が出されています。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 先ほど言いました、当時、沼津市の井出市長が昭和49年11月13日に外原区に出した書類の中に、ちゃんと書かれております。「新三ノ洞ごみ焼却場」についてというところで、「三ノ洞の新焼却場建設計画は、当市及び清水町のごみ処理システムの一環として検討されたもので、臨時的なものではありません」というふうな文言が入っております。さらに、当局は、「書類はない」と言いましたけども、「ごみ処理施設運営協議会」がありますよね、その運営協議会は、沼津市・清水町・外原区と三者で協定がされております。とにかくごみ処理、特に環境問題に対して、沼津市・清水町が責任あるよというふうな協定がされた文書があるはずであります。
 そういうことから考えても、いろんないきさつの経過はありますけども、清水町のごみを処理するという施設としてつくられたことははっきりしています。
 次に、し尿処理場について質問をいたします。
 原にできたし尿処理施設につきましては、これも、清水町と沼津市の共同の施設として建設することを国や県も認めて建設したことだと思いますけども、そのことについては違いないでしょうか。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 住民生活課長 土屋君。


◯住民生活課長(土屋陽子君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 し尿処理については、清水町と沼津市の共同の施設として建設することを国や県も認めて建設したことに違いないかについてでありますが、沼津市の衛生プラントは、平成16年9月に供用開始しているところであり、御質問の件につきましては、国に対する届け出等はございません。しかしながら、県に対しましては、施設設置の届け出を行っております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 県に対して施設設置の届け出をしていると。施設規模として、処理量、1日当たり158キロリットル、そういう施設になっておりますけども、そのうち、清水町分が20キロリットル、沼津市分が138キロリットルと、こういうちゃんとした内容までなって届け出されているわけであります。これも、沼津市・清水町の共同の施設というふうなことが言えると思います。
 しかし、こうした共同の施設を、沼津市が、「清水町のごみ・し尿は受け入れない」と言っているわけであります。沼津市が、このように今年度いっぱいでごみ・し尿を打ち切りたいと、こういうふうに言っている理由として、清水町はどのように考えておりますか。お答え願います。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 助役 中野君。
          (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えいたします。
 「今年度限りで打ち切りたい」という理由としましては、私は、協議会の中での清水町側の長として出ているわけですけれども、沼津市の、その協議の中での一つの理由は、ごみ・し尿処理は自治体固有の事務であるということと、信頼関係が損ねられたというふうなことでございまして、それについてどのように考えているかということにつきましては、私どもとしては、これは協議の場で一生懸命解決の糸口を見つけて、今、協議に臨んでいこうというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 打ち切りたいという理由は2つあるというふうなことであります。その最初の固有の事務、これは、「廃棄物と清掃に関する法律」というのがあって、その中に、「ごみ処理についてはそれぞれの自治体の固有の事務ですよ」というふうな文面があるわけです。しかし、この固有の事務というのは、自治体が責任を持って処理計画をつくるというふうなことであって、施設を持つということではないというのが法の解釈だというふうに思います。私は、これを県の方にも確認をとりました。そういうことだそうです。そういうことで当局の方としても考えているのか、ちょっと確認をしたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 住民生活課長 土屋君。


◯住民生活課長(土屋陽子君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 固有事務といっても、施設を単独で持つことではないのではないかについてですが、ごみ・し尿処理の業務は自治体の固有事務であり、その業務形態といたしましては、処理のすべてを市町村が直接行う直営方式や近隣市町村と共同して処理業務を行う一部事務組合方式、また、処理の一部、あるいは全部を民間や他の市町村に委託する委託事業の形態があり、市町村の事情・条件により多様であります。
 いずれにいたしましても、自治体が、その業務につきまして責任を持って処理方法を確立することが自治体の責務であります。したがいまして、ごみ・し尿処理は、自治体が単独で行うものとは限らず、当町のごみ・し尿処理業務につきましても、固有事務の処理形態の一つとして責務を果たしております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) いろんな形態があるというふうなことですけども、その中で、今、主流なのはどの形態でしょうか。独自で施設を持って処理しているのが主流なのか、広域でやっているのが主流なのか。
 そして、また、今後の方向性としてどういう方向性が望ましいのか。清水町の特殊な例は別にして、一般的な話としてどういう例が望ましいのか、質問をいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を求めます。 住民生活課長 土屋君。


◯住民生活課長(土屋陽子君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 現在は、広域的な取り組みをしているところが主流でございます。また、廃棄物の処理施設用地の確保や財政的な理由からも、市町村が単独でごみ処理問題を解決することは困難であることから、県では、ごみ処理につきましては、静岡県ごみ処理広域化計画を進めているところであります。
 また、し尿処理につきましては、下水道の普及により、年々処理量が減少している中、効率的な運営を図るため、各自治体間の協議により、広域化が進められているところでございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) ここに県のごみ処理広域化計画がありますけども、これ、平成9年5月に厚生省が各都道府県に対して出しています。ダイオキシン対策、今はさっき言ったアスベストが大問題になっておりますけども、このときはダイオキシン対策が問題になって、こういう環境面からも、財政的な問題じゃなくて21世紀は環境の世紀だというふうなことで、広域化を国・県ともに推進しているわけです。そういう状況にあるということです。その上で、それも考慮して沼津市と清水町のごみ問題も考えなければいけないというふうに私は思います。
 次に、信頼関係の問題です。「信頼関係がなくなったからごみを打ち切る」というふうなことを一つの理由として挙げているというふうなことでありますけども、清水町として、その信頼関係がなくなった原因はどこにあるのか、また、町長として、そのことでごみを断られるというのは妥当と思うのかどうか、その点を質問いたします。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 信頼関係がなくなった原因は何かについてでありますが、信頼関係のあり方につきましてそれぞれの考え方があり、これまでの経緯・経過の中での行き違いが一つの原因ではないかと考えております。
 また、ごみを断られるのは妥当だと思うかについてでありますが、私は、合併問題とごみ・し尿処理問題は別であるべきものだと考えております。また、沼津市からの7月22日の通知文書における内容もそのようなものでありますので、正直、協議を行っているさなかとしては違和感を感じております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 信頼関係がなくなった原因はどうかということについて、「それぞれの考えがあって、行き違いがある」というふうに答弁したわけですけども、私は、沼津市が、清水町との信頼関係がなくなったという言い分も、ごみ・し尿を切りたいというふうな気持ちも、ある程度理解はできるわけです。信頼関係を崩した原因の合併協再開の約束、去年の7月に出したこの約束についても、沼津市の理解は、清水町長が、議会・住民も含めて合意した上で沼津市と約束をしたと、このように理解しているんです。これは、残念ながら事実と違うわけですよね。町長、わかると思いますけども。町長は、確かに、一部の住民、議員の一部の人の意見を聞いてこれをつくったかもしれませんけども、あくまで一部の人なんですよ。住民にも事後報告です。議会にも事後報告です。
 さらに、その事後報告も、「第1項目、住民発議が絶対うまくいくから2項には行かないよ」と、こういうふうに説明して事後報告しているんですよ。だから、住民や議会は、「ああ、大丈夫か」ということになりますよね。ところが、沼津市は違うわけです。
 私も、これ、再三議会で質問をいたしましたよ。その中で、2項目をどうするのかというふうな質問をしても、町長は答弁しないわけです。「1項目の2市2町の広域合併に不退転の決意で頑張るから大丈夫だ」というふうな答弁しかしないわけです。こういう責任が、町長や一部の住民にあったとしても、ほとんどの住民、100%に近いような住民には全く責任はないわけです。こうしたように、沼津市側を勘違いさせるようなやり方については、私は、清水町のやり方として、やっぱり失礼だというふうに思います。この結果がこういう事態なんです。
 過去においても、先ほど同僚議員が、「41年のときの約束等あったが」という話をしましたけども、ごみと合併を絡めた話は、確かにトップ同士の間ではあったかもわかりません。ところが、住民には全く知らされないでやってきたわけです。その責任を、じゃあ、ごみ・し尿で住民に責任をとれと、この沼津市のやり方は、これは私も全くおかしいと思うわけです。まず、責任の所在は住民にはないと、このことをはっきりさせない限り、このごみの解決はないのではないかというふうに思うんです。
 町長は、「協議をすればごみ問題は解決をする」と、敬老会では、「円満に解決をする」というふうに言っておりますけども、本当に大丈夫なんですか。そういう議論をやらないとだめじゃないかと私は思うんですけども、町長の考えをお聞きします。今後どうやって信頼関係を回復していくのか、それを御答弁願います。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 沼津市と清水町は、隣同士の自治体として、これまでも行政事務を共同で処理してまいりました。現在、協議を行っている最中であり、信頼関係についての問題提起でもありますので、どのようなことができるか、協議していきたいと考えております。
 なお、先ほど岩崎議員にも答弁させていただきましたが、行政を預かる長として、町民に迷惑がかからないよう、この問題の解決に向けて全身全霊で取り組んでいく覚悟でございますので、御理解賜りたいと思います。
 よろしくお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 私が提起しているのは、行き違いの中身はこういうところにあるんじゃないかというふうに言っているわけですよ。実際、沼津市議会の中で、清水町の住民もずるいと、自分たちが本来やらなくちゃいけない事務、さっきの固有事務ですけど、そういうふうに理解をした上で、沼津市が面倒見てやっているのに適当なことばっかり言っていると、住民まで含めて責任があるようなことを議会の一員の人が言っているわけです。だから、そういうことを解決しない限りこの問題の解決はないのじゃないかと、意見の食い違いは埋まらないのではないかというふうに思います。
 繰り返しますけども、住民の責任で信頼関係が崩れたのではないわけでありますので、そこをまずきっちりさせると。その、住民の生活を脅かす方法で解決しようとしている沼津市のやり方については、言うべきことも言うし、こちらの問題の失礼なことも、やっぱりきちんとするということが道理のある解決方法だというふうに思うのですが、いかがでしょうか。
 そして、今回の問題を通じて、先ほど同僚議員も言いましたけども、私も、前回の6月議会で質問をいたしましたけども、住民までもが非難をし合うような状況が、一部かもわかりませんけども、起きているということであります。先ほど言いました「清水町民はずるい」というのは、沼津市の一般市民も言っています。さらに、清水町民の方はどう言っているかというと、「沼津市にいじめられている」というふうに言っているわけですよ。これじゃあ、信頼関係も何もありません。
 先ほど町長も、「行政だけじゃなくて、一体化したつき合いがされている」と言いましたけども、職場が沼津市で清水町から通っている、逆に、職場が清水町で沼津市から来ている、そして、また買い物を沼津市に行ったり清水町に来たりしている、親戚・兄弟が沼津市にいる、清水町にいると、そういうつき合いをやっているわけです。子供が沼津市の学校に行っている、保育所に行っているというふうな住民もたくさんいます。
 このような切っても切れない関係の中で、ごみ・し尿で沼津市が切る、こういうことが行われると。また、この問題で、さらにごたごたが長引き、大きくなるということになれば、そういう市民生活・住民生活の間にどういうことが起こるかというのはかわるでしょう。それがわからないようだったら、やっぱりトップとしては失格だと思います。
 こんな形で両自治体がいがみ合っていて、本当に清水町の発展、沼津市の発展はないというふうに私は思います。だから、その上でやっぱり解決しないといけないと。そうすれば、これまで信頼関係が崩れてきたと言っている一つの理由の、約束の不履行、この責任は誰にあるのか。もうはっきりしているわけです。お互いに政治家として、その責任において、トップ同士で話し合って解決すべき問題だと私は思います。いかがでしょうか。この点、町長のお答えをお願いいたします。
          (「そのとおり」と呼ぶ者あり)
 住民にその責任を負わせるのは、繰り返しますが、トップに立つ、トップを担う政治家としてやるべきことではないというふうに思います。そして、またこの問題をいつまでも引きずる、私はことしじゅうに解決してもらいたいと思いますよ。そういうふうに思いますけども、町長のお考えをお聞きしたいと思います。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 森野君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 森野議員の御質問にお答えいたします。
 本年7月22日の沼津市からの通知文書による2項目について、現在、助役を長として協議を進めております。私も、首長同士が話し合うことについてはやぶさかではありません。今後の協議の中で、そのような要請や必要性が出てくれば、積極的に話し合っていきたいと考えております。
 そして、地区懇談会においても、昨年7月23日の提案文書の内容と沼津市へのごみ・し尿の実情について説明をいたしましたが、町民の多くは、沼津市との1市1町の合併協再開を望むものではありませんでした。やはり私は、合併については、町民主権にかかわるものであり、合併とごみ・し尿処理は別であるべきと考えております。
 なお、ごみ・し尿は町民生活に密着した行政事務であり、双方の考え方等の行き違いから影響を及ぼすことは、私も望んでいるものではありません。このような事態になりましたが、町民生活に影響を与えないよう誠意を持って沼津市と話し合ってまいりたいと考えております。沼津市と共存共栄して、これからも発展していきたいと、こんなことを考えておりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。12番 森野善広君。
          (12番 森野善広君登壇)


◯12番(森野善広君) 3回目の質問を終わりましたので、終わります。


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして、森野君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
 次回再開を10時50分といたします。
                                午前10時36分休憩
                                ────────
                                午前10時50分再開


◯議長(坪内 昇君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 次に、16番 山本博保君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 安心・安全な町づくりについて」「2 教育に力を(Part2)」
 発言を許します。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) それでは、通告いたしました2つのタイトル、1番目が、安心・安全な町づくりについて、そして、2項目が、教育に力を(Part2)と題して、当局のお考えをお尋ねいたします。
 初めに、安心・安全な町づくりについてでありますが、今、地球温暖化の影響を受けてか、地球的規模で、想像を絶するような驚異的な災害が発生をしております。誠に驚くべき惨事が地球的規模で発生していることは、御承知のとおりであります。
 毎年、私たちの町でも防災訓練を実施し、本年は、去る8月28日、総合防災訓練が各地区の区長さんの御指導よろしきを得て、回を重ね、防災に向けてのコミュニケーションが大変成果をおさめているものと確信をしております。
 しかし、災害は、いつ、どこで、どんな形でやってくるか、私たちには予知することも予見することもできないのでありまして、それに対する対策は、これでよいということはないように思います。そうした現状認識について、当局のお考えをお尋ねするものであります。
 私は、このタイトルの中で4つの質問をすることになっておりますが、御案内の1、2を一つにして、そして、3となっているところを2に繰り上げ、4となっているところを3に、質問が重なるもんですから、4つあるのを3つに訂正をさせていただいて質問に入らせていただきます。
 初めに、予想される東海地震は震度6強等と言われておりますが、実際、この地震が発生し、当町に来襲した場合に、町の様相をどのように想定されているのかについてをあわせてお尋ねいたします。そして、そうした折、身近な安全対策はどのように進めておられるのか、当局のお考えをお尋ねするものであります。
 以上、初めに質問いたします。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 安心・安全な町づくりについてでありますが、阪神・淡路大震災から、既に10年が経過しておりますが、その後におきましても、新潟県中越地震をはじめ全国各地で大きな地震が多発しており、予想される東海地震も、いつ起きても不思議ではないと言われております。わが町清水町の防災のあり方を考えたとき、町民の皆様方の一人ひとりが、「自らの命は自らで守る、自らの地域はみんなで守る」という心構えを常に持ち続けていくことが重要であると考えております。
 今後、町では、町民の皆様の生命・財産を守るため、災害に対し、迅速に対応できる体制をさらに強化し、災害に強いまちづくりを目指してまいります。
 なお、詳細につきましては、担当室長から答弁させていただきますので、よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 地域あんぜん対策室長 藤曲君。


◯地域あんぜん対策室長(藤曲弘幸君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 予想される東海地震が来襲した場合、町内の様相をどのように被害想定しているのか、また、身近な安全対策・安全総点検はどうかについてでありますが、平成13年5月に県が公表しました、静岡県第3次地震被害想定によりますと、東海地震発生時における清水町の震度は、震度6弱から震度6強となっております。また、人的被害につきましては、死者約80人、重傷・中等傷者約1,200人で、建物被害につきましては、大破・中破約5,000棟、一部損壊約2,400棟となっております。さらに、道路や橋梁の被害、電気、ガス、水道などライフラインの途絶、火災などによる甚大な被害が出ることが予想されております。
 次に、身近な安全総点検についてはどうかについてでありますが、町は、地震対策としまして、家具固定金具の無料配布や住宅に対する無料耐震診断及び耐震補強工事に関する補助制度を行っております。地震対策の基本は、「自らの命は自らで守る」ということでありますが、家庭でできる対策といたしましては、自宅の耐震化、家具の固定、水や食料等の備蓄、近所の避難場所、広域避難場所の確認などがあります。
 今後は、このような意識啓発が必要と考えますので、これらの身近な安全点検のポイントを、町民の皆様に対し、広報紙等で周知をしてまいります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 再質問をさせていただきます。
 町長の御答弁の中に、防災対策の基本について、「自らの命は自らで守る、自らの地域はみんなで守る」と、まさにこのとおりであると思います。いざ、大災害が襲来した場合には、その瞬間、私たちの命は誰も守ってくれないことを私たち一人ひとりが認識をすると、こういったことを、さらに、行政は、3万1,000有余の町民に意識改革をぜひ御徹底をいただくことが先決であると、私はかように思います。
 災害が発生した後は、もちろんお互いに元気な者同士が弱い者を、あるいは、また、そうした体力のない者を、手を携えて、地域の安全・安心を願っていくことはもちろんであると思いますが、町長は最高責任者として、私たちの町清水町にいかなる災害が来ようとも、これを最小限にとどめていただくよう、ぜひあらためて御認識をお願いするものであります。
 今、担当課、地域あんぜん対策室長から御答弁をいただいた点について、具体的にお尋ねをいたします。
 平成13年、県で想定したシミュレーションでありますが、もし私たちの町が東海地震の影響を受けて、震度6ないし6強のものが来たときには、私たちの町では、想像を絶する80人の死者が出るであろうと、御答弁のとおりであります。また、重・中・軽傷者が1,200人ということでありますので、大変な数であると思います。
 また、御答弁の中に、物的被害が、大破・中破、含めて5,000棟と。うちの町が1万1,000有余ですか、最近増えて、1万4,000世帯ぐらいになろうかと思いますが、そのうちの半分ないしは3分の1程度の家屋が、大破ないしは中破の罹災をするということであります。
 そこで、大変な数字であるということを認識し、次のところで、このことについてはもう一度担当課にお尋ねいたしますが、ここでは、大破というのはよくわかります、ほとんど壊滅状態だと。それから、中破、中ぐらいに傷んでいる、これを含めて5,000棟、一部損壊2,400棟と聞いておりますが、この中破というのはどのぐらいを認識されているのか、後ほど御答弁をいただきたいと思います。
 こうした啓もうは、私もよく気がつかなったのでありますが、このことについて、最近、関心を持って調べさせていただいたところ、誠に恥ずかしながら、平成16年8月15日の「広報しみず」624号で大変詳細に御掲載をされている事実を知りました。これを大変よく勉強しておきたいと思います。
 さらに、ことしの3月15日、「広報しみず」640号で、やっぱりこの東海地震の重要性についてお訴えをされておりますが、非常に詳細に記入されているために、必ずしも目を通していない部分がございますが、こうした中で、一つ、関係当局に聞きたいのは、無料耐震診断の受付をここで公示されておりますが、実際、このことを受けて、このPR紙を見て、耐震診断の申し出をされて、その結果がどういう状況であったのか、お尋ねをさせていただきます。
 よろしくお願いします。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。
 地域あんぜん対策室長 藤曲君。


◯地域あんぜん対策室長(藤曲弘幸君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 まず1点目の、静岡県第3次被害想定の被害分類で、大破・中破・一部損壊、この分類でありますが、大破は、先ほど議員の御指摘のとおり、倒壊というものが主になっております。これは復旧が困難な建物という判断であります。中破につきましては、柱、はり、基礎など、こういうものに被害がありまして、復旧に大修理が必要となるということで、中破という分類であります。また一部損壊、これにつきましては、壁や基礎に複数の亀裂、かわらの落下、こういう中程度の被害を分類するものであります。
 続きまして、無料耐震診断の状況についてどうかということにつきましては、阪神・淡路大震災の死者の大部分が家の倒壊と家具の転倒によるもので、発生から約15分以内に亡くなっているというものが多く占めていることから、県は、平成13年度から、耐震診断の実施と耐震補強工事に対する補助を開始いたしました。
 無料耐震診断の対象家屋は、昭和56年5月以前に建築した木造住宅でありまして、先ほど来よりの「広報しみず」や自主防災会の研修会、防災訓練などでPRをしてまいりましたが、さらなる周知を図るため、平成16年4月から9月の半年間、無料耐震診断のPRをシルバー人材センターに委託しまして、対象家屋約4,500棟を訪問いたしました。
 なお、無料耐震診断の実施件数は、平成13年度105件、平成14年度30件、平成15年度20件、平成16年度160件で、合計315件の実績となっております。また、平成17年度につきましては、8月までの申し込みは31件でありました。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 答弁漏れがあります。その耐震結果について、課が違うんですか、都市計画課、耐震結果をお願いします。


◯議長(坪内 昇君) 都市計画課長 杉山君。


◯都市計画課長(杉山 滋君) 答弁漏れではないかということで、失礼いたしました。
 わが家の専門家耐震診断事業でございますけれども、先ほど室長の方からお話がございましたように、315件ということでございます。この中で、安心というふうに診断されたものが56件、そのほかのものは危険ということで、259件というような結果になっております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 本件について、再度質問をさせていただきます。
 大破・中破を含めて5,000棟が、シミュレーションですが、いかれちゃうだろうということの中での、今の発表数字でありますので、もっともっと、担当課におきましては、このことについて啓発をして、お進めをいただきたいと思いますが、お考えはいかがですか。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。
 地域あんぜん対策室長 藤曲君。


◯地域あんぜん対策室長(藤曲弘幸君) PRにつきましては、確固たる件数、これを知らしめるということは必要なものと考えておりますので、来るべく防災ハザードマップ等におきまして周知を考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 「東海地震が来る、来る」と言われながら久しいために、防災訓練には参加するけれど、心からなる危機意識というのは、私たちの心からは薄れておりますので、どうかそうした啓発をぜひ続けていただきたいと思います。この点を切にお願いをいたします。
 ただいまの答弁を受けて、わかりやすくお尋ねをするために次の項へ入ってまいります。
 私たち私人は、個人的にはいかなる手法をもっても、地震対策の予知を察することはできません。しかし、こうしたシミュレーションによる想定数値を頭に抱き、それぞれの家庭でそれぞれの対策を立てるということは可能であると思いますので、どうか防災に当たって、「転ばぬ先のつえ」として、行政はもっともっと啓もうをしていかなければならないなというふうに思います。
 先日、9月1日の朝日新聞の中にこういう記事がありましたので、あえてこの場を借りて御披露させてもらいますが、「いろいろ地震対策の中で、予知の研究を進めて来られたけれど、結論的に、前兆現象を捉えて予知できるというような楽観的な見通しは、研究が進むにつれて不可能である。予知を察することは不可能だということが国の方針として見出されております。現在の科学では、地震について、どこで、どんな規模で起こるかを二、三日前に予知するのは不可能と言っていい。最も観測勢力の整った東海地震ですら、確実に予知することは考えられない。もし幸運だったら予知できるといった程度である。これは、岩盤がじわじわ、ぐうっと押し寄せてくるような予兆が発見できれば予知ができる。今までの日本国の中での最近あったケースを見ても、予知したところとは全く無関係のところで地震が発生しているということから、予知は幻想に過ぎない」と、こういう記事が載っておりましたので、あえてこの場で私もお訴えをしておきたいと、かように思います。
 ちなみに、震度6ないしは6強の地震が清水町に襲来したら、わが地区はどうなるかということも調べさせていただきました。これ、よその地区について申し上げるのは大変僣越でありますので、私の居住地である堂庭について、平成13年度の県の調べであります、県の調べで、あくまでもシミュレーションでありますから、ひとつ付和雷同しないように御認識をいただきながら、発表させていただきます。
 堂庭地先は、492棟中、大破が101棟であります。4分の1は大破すると言っているんですね。中破が179棟、そして一部損壊が102棟と。大変なものが中・一部損壊するということが、私の堂庭地先において、県のデータによると、こういうことまでわかっているんです。しかし、行政からは、いろいろ差し支えがあるのかもしれませんが、こういうことは開示されておりません。「県のホームページや何かを見れば出てくるから、あなたが調べればいいじゃないの」という反論もあるかもしれませんが、私は、行政として、説明責任、予知に対する重大性というものを訴えるためには、こういったことを開示していくことも一つの方法ではないかと思いますので、あえて当局に伺いますが、玉川地先から全町のそれぞれの地区について、今、私が申し上げた大破・中破・一部損壊について、各地区ごとに、地域あんぜん対策室長、お調べでしたら御発表願いたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。
 地域あんぜん対策室長 藤曲君。


◯地域あんぜん対策室長(藤曲弘幸君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 静岡県第3次地震被害想定による各地区の被害想定でありますが、これは、あくまでもデータをもとに、県が、関東大震災などの地震被害、これをベースに、阪神・淡路大震災の分析を踏まえて、気象条件、建物の状況、主要幹線道路、こういうものを加えまして出したものであります。これにつきましては、先ほど議員御指摘のように、県のホームページでも、各市町村ごとのデータが公表されているものであります。しかし、想定とはいえ、多数の家屋などの被害や死者・負傷者が出るということは予想されるところであります。
 それでは、清水町内の被害状況を各区ごとに発表したいと思います。
 このデータの基礎となる年次が1998年1月1日という基準で、ちょっと古いですけども、県の公表した数字であります。
 玉川区、建物総数412棟、大破63棟、中破126棟、一部損壊96棟。
 新宿区、建物総数563棟、大破66棟、中破145棟、一部損壊136棟。
 伏見区、建物総数1,490棟、大破127棟、中破317棟、一部損壊383棟。
 八幡区、建物総数458棟、大破42棟、中破102棟、一部損壊119棟。
 長沢区、建物総数1,305棟、大破191棟、中破378棟、一部損壊337棟。
 柿田区、建物総数1,067棟、大破227棟、中破398棟、一部損壊233棟。
 堂庭区、建物総数492棟、大破101棟、中破179棟、一部損壊102棟。
 久米田区、建物総数379棟、大破85棟、中破149棟、一部損壊73棟。
 戸田区、建物総数75棟、大破19棟、中破29棟、一部損壊12棟。
 畑中区、建物総数132棟、大破31棟、中破55棟、一部損壊24棟。
 的場区、建物総数173棟、大破35棟、中破65棟、一部損壊35棟。
 湯川区、建物総数391棟、大破88棟、中破158棟、一部損壊74棟。
 徳倉は3区をまとめたものです。
 徳倉区、建物総数2,819棟、大破454棟、中破953棟、一部損壊661棟。
 中徳倉区、建物総数558棟、大破125棟、中破229棟、一部損壊105棟。
 卸団地、建物総数109棟、大破22棟、中破31棟、一部損壊22棟。
 町内における建物総数は1万423棟、大破1,676棟、中破3,314棟、一部損壊2,412棟でございます。
 以上の被害想定が掲載されているものでございます。データの基準については、先ほど申し上げましたとおり、1998年1月1日と多少古いものでありますが、現在までに取り壊しや建て直しがされている家屋もありますので、被害想定は変更されるものと思います。
 いずれにいたしましても、「自らの命は自らで守る」ことが基本となりますので、耐震補強工事や家具の転倒防止など、各自の取り組みをお願いいたしまして、災害弱者をつくり出すことのないようお願いするものであります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 各地区への詳細なデータをありがとうございました。
 冒頭申し上げましたように、仮に東海地震が震度6程度のものが当町に来襲すると、大変思わぬ被害が予想されるということでありますので、私は、事情が許せば、こうしたことを地域あんぜん対策室として、各区の区長さんに、区長会で、どういうふうな方法でこれを町民に開示することができるのかどうか、当局で御相談し、その上は、区長さんのお力をお借りして啓発をしておくことが行政としての防災の第一歩であると、かように思います。後ほど、このことについては、あわせて答弁をいただきたいと思います。
 昨今、国交省の情報によりますと、2003年にハザードマップを、今、国では、国交省の調査で大変整備をされて、90数%、全国的規模ででき上がっているというふうに聞いております。当町でも、その点については、きっと内々お進めをされていると思いますが、ハザードマップ、すなわち土砂災害想定危険区域図というものでありますので、うちの町でも、平たんとは言いながら、徳倉地先には危険個所があるものとも思われますので、より早くこのハザードマップを各戸に配布するというようなことも対策の一つではないかなと、かように思いますが、この点についての御答弁を求め、それから、一昨日の新聞では、三島市も防災ラジオを前向きに検討し、市民に一定の補助つきで配布するというふうなことが記事にされておりました。早くには伊東市、あるいは富士市、富士宮市等々ありますが、最近では、台風が来るというと、サッシドアを遮断していますので、外からの防災情報、せっかく町で放送してくださっても、これがよく私たちの耳に入らないと。それでなくても、やたら放送すると、地域住民から、「うるさい」とか、「寝てられない」とかいうことがあるために、行政当局も御苦労されていると思いますが、そんなときに役立つのが防災ラジオかなと、かように思いますが、この辺について、当局では御検討をされておるのかどうか、お尋ねをさせてもらいます。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。
 地域あんぜん対策室長 藤曲君。


◯地域あんぜん対策室長(藤曲弘幸君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 1点目の、行政が、区長会などでこういう被害状況の開示が可能であるかということにつきましては、自主防災会の研修、こういうものでも被害想定を開示しておりまして、区長会においても、また、防災マップを今後つくっていく中でも、また開示を可能な限りしていきたいなと、こんなふうに思います。
 防災マップにつきましては、現在、記載する内容を、防災情報の検討ということで、地震に対する心構え、こういうことや県の被害想定のこのデータ、こういうものを盛り込み、早期に全戸配布できるよう取り組んでいるところであります。
 また、同報無線の受信ができる防災ラジオのことにつきましては、同報無線が、御指摘のとおり、台風時など、風雨によりまして聞き取りにくいということから、希望者には補助を設けて購入していただく制度をつくっている自治体がありますが、今後の導入を検討しているという自治体も最近出回っております。
 近隣では、熱海市・富士市では既に実施がされておりますが、伊東市・三島市などは来年度から導入をしていく予定をしているということを伺っております。当町におきましても、導入している自治体に、まずその効果の確認を行いまして、その導入の必要性を十分精査いたしまして検討していきたいと、こんなふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 防災マップあるいは防災ラジオ等と、これ、大事でありますけどね、よそでやっているから必ずやれと言っているんじゃないですよ。今、室長の答弁のように、効果のほどをよく確かめて、そして、住民である我々も、一定の何がしかの負担をして購入するわけでありますから、その成果を確かめて、ぜひ早期に結論を出していただくことがよいかなと思います。
 防災マップですが、今、当局の御答弁では、「早期に」ということでありますが、より早い段階で実施するために、予算のこともあろうかと思いますが、早急にというのはいつごろの時期を意味しているのか、再度、御答弁願います。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。
 地域あんぜん対策室長 藤曲君。


◯地域あんぜん対策室長(藤曲弘幸君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 防災マップの全戸配布、この時期につきましては、現在、資料を整えて内容を精査するという段階でありますが、早めにというのは、年内を目標に配布をしたいなと、こういうふうに思います。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) それでは、1項目めの最後の、人に優しい道路整備、障害物のない歩道、段差のない歩道、死角のない交差点について、さらにお進めをしてほしいと思いますが、この辺について担当課のお考えをお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。 建設課長 久保田君。


◯建設課長(久保田 守君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 人に優しい道路整備をさらに進めてほしいがについてでありますが、当町におきましては、町道3号線をはじめ町道5号線、町道529号線等の幹線道路等の整備を進めております。既存の歩道につきましても、歩道内の溝ぶた破損や雨水枡等の補修を行い、積極的にバリアフリー化を行っておりますが、さらに、今後とも推進してまいります。
 また、見通しが悪い交差点につきましても、交通事故防止の観点から、早急に交差点改良等を実施するなど、人に優しい道路整備を積極的に進めていく考えであります。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 前向きな御答弁で、安心をしております。ややもすると、従来、「そういった危険個所を解消していく考えであります」とか、「進めていきたいと思っています」と。そんなことはどっちでもいいです、やってくれれば。ですから、我々町民がどこをどう通っても、危険個所が少なくなったという形で、ぜひ建設課長、今の御答弁のように、前向きに、積極的に、果敢にお進めし、安心・安全は私たち住民の一番の基本であり、住民としての基本的な権利でありますので、ぜひお力を注いでいただきたいと思います。
 そして、次の課題、教育長にお尋ねをいたします。
 時間が限られておりますので、手短にお願いをいたしますが、6月の定例議会のときに、このことについて教育長にお尋ねしたいと思いましたが、時間的制約でできませんでしたが、当町では、平成17年度から、小・中学校とも2学期制を導入し、約6カ月、半年が過ぎました。このことで、当時は、私のところへも、「なぜ2学期制なの」とか、「なぜ3学期制が悪いの。わけがわからないよ」という声がたくさんありました。今、ちょっとそのトーンは落ちておりますが、いまだに私には、なぜ2学期制なのか、よくわからないものがありますが、少し学校に足を運んだり、何かしておりますと、今定着しているところを見て、それなりに理解をしているところであります。
 子供たちは、特に小学生については、3学期制によりますと1年に3回の評価を受ける。「短いスパンで一定の評価を受け、また改善点を御指導いただくという点では、3学期制の方がよいのではないか」という意見が片やあり、「いや、教育は、前期・後期に分けて、少し長い目で様子を見るのもよいのではないか」という御意見がありますが、当町で2学期制を導入した根拠、教育長、根拠ですよ、そして、現在進めて、教育の現場ではこういう成果が出てきておりますということをこの場で開示していただくことによって、町民は一歩一歩理解を深めていくのではないかと、かように思いますので、この点についてお尋ねいたします。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 町として2学期制を導入した根拠と成果についてでありますが、まず、根拠についてでありますが、2学期制の導入につきましては、学校長をはじめPTA代表等により組織いたしました「2学期制検討委員会」を平成15年度に立ち上げ、2年間にわたり検討を進めてまいりました。
 その結果、学校週5日制に伴う授業時間数の減少を補うことができることや、3学期制に比べ、子供たちにとって過密な日課による負担を軽減できること、さらには、独創的な行事の実施等、特色ある学校づくりの面からも、2学期制が3学期制に比べ、大変有効であるとの考えから、2学期制の導入に至りました。
 次に、その成果につきましては、導入後半年余りでありますが、各学校長からは、「生み出された時間を予習や復習に充てることができた」「学校行事や学年行事の実施に際し、子供たちの発想を生かした時間を増やすことができた」「教師と子供たちが、目標や夢についてじっくり語り合う時間ができた」等の報告がありました。
 このようなことからも、当町がねらいとした、子供たちがじっくり物事に取り組むことのできる時間の確保や有意義な行事の組み立てに成果を上げております。
 今後も、学校からの報告に基づく分析結果をもとに、学校教育にとってよりよい2学期制になるよう、さらに努めてまいります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) せっかく2学期制を導入して、子供たちは、ようやくそうした生活習慣に慣れてきているところでありますから、私は、その2学期制を否定するものではありませんが、今、教育町の御答弁にもありましたように、昔は、教育の現場は、2日の休みはなかったわけですよね。土曜日は休みではなかった。ところが、民間が週休2日制になったことから、教師も労働者だから週休2日制にしていこうという動向があって、学校は5日制に変わっていったという経緯があります。
 私は、そうしたときに、本来は、そういう本音を、教育現場であり、子供や父兄にお訴えすればよいのではないかと思いましたが、その美名は「ゆとり教育」なんですよ。「地域に子供を返す」という美名の下に学校5日制を、職員も、学校の先生も同じ人間であるから、2日の休暇をとろうということの説明が何にもないから、ここに少し理解をするのに私は時間がかかったのではないかと思います。
 ところが、その結果、ゆとり教育が、御承知のとおり、学力低下という問題を起こしてしまった。これは否めない事実なんですね。ゆとり教育と学力低下のはざまにあって、学校教育の現場は困惑をしたわけです。そして、学校5日制を採用したために、学校のカリキュラムは、1割、授業時間が縮減されてしまった。これを穴埋めするために2学期制を採用したと。教育町の御説明を裏返せば、別に悪口でも何でもなく、そういうことではないかなというふうに、ものの新聞記事を読んでも、そういうことが読み取れます。
 しかし、限られた時間の中で2学期制を採用した方が、学校の先生も、子供たちの指導のために時間が持てるという方向性が、教育長の御答弁でも、私も、小・中学校の校長先生に直接お目にかかった結果、同様のお答えをいただいておりますので、そのことについては疑いがありません。しかし、そうした背景をよく説明しないと、PTAがどんな組織をつくろうが、学校がどんな組織をつくろうが、もう教育長の腹の中には答えがあるわけですから、2学期制にしようという結論を持ってやるから無理があると思います。別に否定するわけじゃありませんが、過日、静岡新聞では、この県下の小・中学校の2学期制、あるいは3学期制の実態について、これは8月7日の静岡新聞に、カラー刷りで実施の状況が出ております。
 西部の方は従来とあまり変わっていないんですよね。なぜなのか。そんなにいい制度だったら、もう県知事が一つ権力を発動して、2学期制をやってもよいのではないかなと思いますが、そうしたことが、まだまだ県下でもちぐはぐの状態にあります。しかし、時代的な背景は、もう避けて通れませんのであれですが、校長先生の御意見も尊重しなきゃなりませんが、子供たちからの反応はどうですか。このことについてお尋ねいたします。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 2学期制をことし導入いたしまして、子供たちの反応はいかがかということでございますが、直接私どものところには、子供の状況というのはございません。ただ、申し上げられますことは、夏休み、冬休み、まだ冬休みは来ておりませんが、それから春休み等の2学期制になじむのに時間がかかるのではないだろうかというようなことも聞いております。
 それから、中学3年生の評価について、これは、2学期制をとりましても3学期制と同じような、中学3年については調査書の関係がございますもんですから、同じ形で実施をし、評価をいたし、そして調査書として作成をいたしますので、特別な心配はないというふうに考えているところでございます。
 いずれにいたしましても、教育改革が実施されておりますので、私どもは、子供のためにどう改革をしていったらいいかということで、その検討委員会を立ち上げて、そして、子供たちのためにことしから2学期制を導入しているところでございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 16番 山本博保君。
          (16番 山本博保君登壇)


◯16番(山本博保君) 御答弁、ありがとうございます。
 教育を受ける主人公は子供たちであります。教育改革の先端を切って3学期制から2学期制に変えたわけでありますから、時間がたって、あるいは年月がたって、あのときの2学期制は失敗だったということがないように、子供たちに、2学期制に恵まれて、将来、未来にわたって笑顔がこぼれるような教育環境をぜひつくっていただきたいと思います。
 申し上げるまでもなく、教育長は教育界のオーソリティーでありますので、町長の言う「人づくりこそまちづくり」、これ原点であります。人づくり、教育の100年の大計に立って、次代を担う子供たちのために選んだ道が誤りではなかったと、自己満足に終わらないように、子供たち本位の立場で、ぜひすばらしい制度として繁栄・実現していくよう切望をいたします。
 あらためて教育長の御決意を御確認して私の質問を終わりたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 山本君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 私は、教育はチャンスだというふうにとらえております。したがいまして、子供たちの意欲、やろうとする意向、そういうときに、私ども教師が真っ正面から一緒に考え、そして行動することがすべての教育効果を上げるものと確信しております。この2学期制によりまして、子供と教師がともに歩く、例えば、中体連が始まります、忙しくなるからと子供たちに任せないで、やはり一緒に汗を流すということ、これが教育のチャンスだというふうに思います。そして、子供が何を勉強していいか、そういうときにじっくり話し合うこと、一つの目標、そして子供たちの願いを達成させてやることが、心の教育にもなるし、学力の向上にもなるし、子供たちの生き生きした教育が行われるものと確信しております。
 したがいまして、先ほども申しましたように、教育改革が行われておりますので、それは子供たちにとってベターな一つの方法だというふうに考えているところでございます。
          (「ありがとうございました」と呼ぶ者あり)


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。
 これにて山本博保君の一般質問を終わります。
 次に、4番 木村寛夫君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 循環バスの現状と今後について」「2 財政運営の健全性の維持について」「3 今後の広域都市づくりについて」。
 発言を許します。 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 私は、通告してあります3点について聞きますけども、ただ、時間が12時15分前で、ちょっと終わりが12時半ごろになると思うんですけど、よろしくお願いします。
 それでは、通告してあります3点について聞きます。
 1番目が、循環バスの現状と今後について3点、それから、2番目が、財政運営の健全性の維持について2点、そして最後が、今後の広域都市づくりについてお聞きします。問題は、この広域都市づくりが重点的な問題ですから、1番、2番は簡単にいきたいと思います。
 最初に、循環バスについて、3点質問いたします。
 1点目が利用状況、2点目が代替を利用する考えはないか、3点目が循環バスの今後の方針、この3点についてお聞きします。
 まず、利用状況についてお聞きします。2市2町の合併、沼津市との1市1町の合併がなくなった現在、これからは、わが町は、当分の間、自主路線を歩んで行かなければならないと思います。国からの交付金が当てにならない今日、平成18年度予算の作成に当たり、思い切った改革が必要と思います。昨年は、補助金の見直しを一律10%カットしましたが、金額の少ないものだけで、本丸には手をつけておりません。平成18年度は、思い切って、委託料、負担金、補助金を、原点に返り、すべての見直しが必要だと思います。
 清水町でも、町内及び清水・長泉の循環バスが正式に運行されてから3年になります。私は、これまで、再三この循環バスの問題で一般質問をしてきましたが、改革する気があるのか、ないのか、わかりません。いいですか、この路線の経費は、毎年3,000万円負担しているんです、これ。財政に負担をかけているのが現実なんですよ、それ。今、町内を走っている循環バスを見ても、空で走っていることがよくあるんです。その状況は、当時とあまり変わっていないように思われます。
 そこで、平成16年度の利用状況と委託先のバス会社の運行する経費・運行収入と委託料についてお聞きします。町内循環バスと長泉路線は別々に答弁を求めます。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 平成16年度の利用状況と委託先のバス運行経費・運行収入と委託料の関係についてであります。
 平成16年度の利用状況につきましては、町内循環の利用者は3万7,240人で、平成15年度と比較いたしますと、約10.7%の伸びでありました。また、1便当たりの平均利用者でございますが、平成15年度5.1人が5.7人に伸びております。一方、清水・長泉循環の利用者は4万2,448人で、平成15年度と比較いたしますと、約6.2%の伸びでありました。また、1便当たりの平均利用者は、平成15年度6.3人が6.8人に伸びております。
 次に、委託先のバス会社の運行経費・運行収入と委託料の関係でありますが、バス会社から示されました平成16年度の運行経費では、町内循環2路線で約3,300万円、清水・長泉循環2路線で約3,000万円であります。これに対する運行収入につきましては、町内循環が約370万円、清水・長泉循環が約420万円であります。町から支出した委託料は、総額3,000万円であります。なお、町内循環につきましては、平成16年度から、県から約560万円の補助金が交付されております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 毎回毎回、同じ質問をしてもしようがないんですけどね、ただいまの答弁ですと、町内の循環バスの利用者は約3万7,000人で、1人当たり、交通弱者に537円負担しているわけですよ。また運賃にしても、全額バス会社に入るわけで、いくら努力しても町の負担金は変わらないんですよ、これ。そもそもこの循環バスは高齢者の交通弱者のためにスタートしたものであって、その循環バスの時刻表、何で朝7時、7時半、8時、午後16時以降の時刻が刻まれているかということですよ。高齢者が利用するのは、役場へ来るか、医療センターへ行くか、サントムーンですよ。昼間だけで十分。だから、本数を見直さなければ絶対安くならないの、これ。その辺、2回目、質問。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 町内循環の本数の見直しについてでございます。
 これにつきましては、今後の乗降調査の結果、あるいは乗車している町民の皆様の御意見を聞きながら、運行便数の見直しにつきまして検討してまいりたいと考えております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 頼みますね。
 次に、代替案について聞きます。
 昨年12月の質問の中に参考事例を出しましたが、全然聞いてくれませんでした。これが現実です。ここに三島市の新聞報道があります。三島市が、路線バスの廃止に伴う代替案として、北上地区にジャンボタクシーを試験運行していると報道されております。その内容は、三島市が事業主になり、タクシー会社に委託したものです、これ。運行内容は、9人乗りのジャンボタクシーを利用し、三島駅より富士ビレッジ経由芙蓉台入り口まで、1日7往復しております。運賃は、大人200円、子供100円で、一部区間では自由に降りることができるんです、これ。また試算金額は、予算が750万円で、運賃収入が約300万円入り、市の負担金は450万円で済むと、3カ月の実績報告がありました。
 わが町でも、近隣に実例があるんですから、これを考えるべきだと思うが、考え方をお聞きします。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 循環バスをジャンボタクシーに替える考えはあるかということでございます。
 町内循環の1便当たりの平均利用者につきましては5.7人でありますが、最大乗車人数が10人以上となることもあります。この場合、9人乗りのジャンボタクシーでは乗り切れない状況が出てくるということで、追加車両を運行させるという必要性もございます。運行経費の増加が予想されますので、今後の乗降調査においてその状況を検証した上で、導入につきまして、調査・研究をしてまいりたいと考えております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) ただいまの答弁ですと、循環バスに替わるものとして導入が可能かどうか調査するということなんですけどね、実際、一番早いのは、乗ってみて判断するのが一番早いんです、これ。それから、代替案で、10人以上になったら困るというけど、これ、すぐ5分間で来ると、新聞に載っているんです、三島の新聞に。それで、代替案はジャンボタクシーだけじゃないんですよ。NPOでもあれば、シルバー人材センターにも声をかけて、みんなで知恵を出し合えば、絶対うまくいきますよ。
 それでは、循環バスの今後について聞きます。
 清水・長泉路線バスについては、乗車率では、長泉が8割、清水町が2割。圧倒的に長泉町民が多いにもかかわらず、負担金は折半です、これ。この矛盾を昨年も申し上げましたが、予算書ではこのことが反映されておりません。そこで、長泉町の町長もかわったことだし、議員も大幅にかわったんですから、思い切って廃止の方向へ向かったらどうか。また、先般、助役が長泉町の方へ出向いて相談したようだが、その様子を、どうだったかお尋ねします。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。 助役 中野君。
          (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えいたします。
 この清水・長泉の循環バスにつきましては、先ほど来も答弁いたしましたけれども、行財政改革の一つの対象事項であるというふうに考えまして、私も、議員、御指摘のとおり、長泉町へ出向きまして、助役と9月5日に会いました。平成18年度以降につきまして、廃止の申し入れをしてきたところであります。長泉町としましては、「清水町の意向を踏まえて、廃止できるかどうかというふうなことで検討する」ということでございました。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) ただいまの答弁ですと、長泉町の方も検討してくれるということですので、期待しております。
 最後になりますが、町長もご存じのとおり、循環バスには、経費として毎年3,000万円の金がかかっております。私はもっと町民が必要としている事業に使うべきだと思うが、循環バスの今後の方針について、今度は町長からお聞きします。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 循環バスの今後の方針についてでありますが、循環バスは、高齢者等の交通弱者の生活交通手段の確保や交通渋滞の緩和などを目的として運行してきたところであります。しかしながら、行財政改革を断行する中で、各事務事業の再検討が必要となりますので、循環バスにつきましても、経費対効果を考慮した上で、見直しについて検討してまいりたいと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) よろしくお願いします。
 それでは、標題2の、財政運営の健全性の維持について、2点質問いたします。
 財政運営の健全性ということから、平成16年度の決算をもとに、今後の財政運営について聞きます。
 最初に、財政調整基金の残高について聞きますが、この言葉自体がわかりにくいので、わかりやすくするために、財政調整基金とは、一般で言う預貯金をあらわします。そこで、当局も、答弁するときには、預貯金と説明してください。それでないとわかりませんから。
 それでは、預金の残高について質問します。
 平成15年度末と比較すると、16年度末は3億4,000万円減少し、5年前に比べると8億7,000万円減少し、現在、手元にあるのは、残高が5億7,000万円しかないのが現状です。今後予想される地震や災害対策や緊急の予算確保が必要になったとき、現在の手持ちの5億7,000万円では財政面で不安がないのか、お聞きします。
 参考に、私が議員になったときには14億4,700万円あったんです、これ。今は5億7,000万円しかないんです。5年間でこれだけ貯金が減っているということです。それもあわせて御説明願います。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 木村議員の御質問にお答えをいたします。
 まず、財政調整基金、いわゆる預貯金でございますが、過去5年間における残高の推移でございます。まず、平成12年度末が14億4,700万円余、平成13年度末が13億7,800万円余、平成14年度末が10億2,100万円余、平成15年度末では9億1,000万円余、そして平成16年度末では5億7,200万円余であります。
 また、平成15年度末に比べまして3億4,000万円ほど減少になっているという理由でございますが、平成16年度におきましては、平成15年度決算における実質収支が減少したことによりまして、財政調整基金、いわゆる預貯金への積立金が減少したこと、それから、平成16年度は国の三位一体の改革に伴いまして、公立保育所の運営費の国・県支出金が廃止となりました。こうしたものの財源不足を財政調整基金、いわゆる預貯金から補てんをしたことなどが減少した原因となっております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) ただいまの答弁ですと、行政改革を断行するという答弁ですけどね、先般、私ども総務委員会で、合併問題で白紙になった宮城県の大河原町を視察に行ったんですよ。そしたら、合併の調印までいきながら庁舎の場所でもめて白紙になって、急遽、臨時議会を開き、平成17年度の予算を修正した実態があります。その内容がユニークなもんですから紹介させていただきます。
 この町は、合併するために持っていた貯金も、借金をしちゃってどうにもならなくなって、町長の給料を20%カット、助役も15%カット、教育長も10%カット、収入役はなし、それで職員も5%カットして、そして議員は、次回の選挙から定員を2割カットして乗り切っている自治体です。
 そこで、預金の残高が年々減少している理由と過去5年間の預金の推移、15年度より3億円……、これ聞いたね。あなた、何でさっき説明した? 聞いていないよ、これ、おかしいと思ってね、今。
 まあ、いいです。預金は終わったから、今度は借金の方に行きます。町債の残高について聞きます。
 年々増加している町債が増えております。今後、この元利償還金である公債費が増加し、財政の圧迫を招くことが予想されることから、町債の借り入れを抑えていく必要があると思います。
 そこでお聞きします。町債の5年間の推移。これも、現実に、私が議員になったとき、借金が53億3,000万円、現在74億円、約20億円増えている。これについてお聞きします。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 木村議員の御質問にお答えをいたします。
 平成16年度末、町債の残高が74億600万円ということで、平成14年度末に比べて、平成15年度末、増加している理由でございます。
 平成15年度におきましては、清水南幼稚園の改築事業、あるいは沼津市衛生プラントの建設負担事業、増加に伴う町債の借り入れ、それから交付税制度の改革によりまして減額された交付税の補てんの財源としまして、臨時財政対策債が大きく増額となったことなどにより増加をしているものであります。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) では、町長に一つお聞きします。
 町長、借金が5年で20億円増えて、かつ預金が5年で8億7,000万円減って、これで財政運営の健全性が維持できるのか。その点について御答弁をよろしくお願いします。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 町民サービスを低下することなく、徹底した行財政改革を断行していく考えであります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) 本当に頼みますよ。
 それでは、本題の、例の問題に行きます。19分ありますから、かなり質問できると思います。
 次に、標題3の、今後の広域都市づくりの質問をしますけども、今回、沼津市とこのような結果になったが、この東部地域へ広域都市づくりを進めていく中で、現在、三島市が提唱している1市3町論があるわけなんですよ。清水町としては沼津市との関係をこれからどのように位置づけていくのか、まず、最初に聞きます。それから2回目を質問していきます。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 今後の広域都市づくりについてでありますが、現在進めております沼津市との協議におきまして、沼津市・清水町の合併協議会の廃止につきましては、基本的に合意に至ったわけでありますが、しかし、この東部地域の広域都市づくりの核となるのは沼津市だと確信しております。このたびの住民発議による2市2町の合併協議会の設置協議における函南町の可決の重みや、長泉町長がかわったことにより新たな動きが出てくる可能性があることから、清水町としてできることは積極的にその役割を果たしていきたいと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) それでは、2回目の質問をいたします。
 ただいま町長の答弁で、今後の東部地域の広域都市づくりを進めていく中で、沼津市の位置づけはよくわかりました。しかし、9月15日の沼津市議会での一般質問を、私は同僚議員と傍聴に行ってきました。今、そんなような状況じゃないんです。
 そこで私見を述べます。私見を述べて最後には質問いたしますから、よろしくお願いします。
 沼津市の質問者は、今までの清水町と沼津市との経緯を並べて質問しております。これが沼津市が発行した「広報ぬまず」8月15日号。ここに「沼津市と清水町のあり方について」。これ、全戸配布。市では、清水町との合併協議会の廃止、ごみ・し尿処理の受託について見直しの協議を進めていくと。これは全戸に配布されました。清水町は、「広報しみず」でその都度配布しておりますけども。このことが大変重要なことなんですよ。まず、今回のトラブルの原因である沼津市との合併問題とごみ・し尿処理について、自分なりに調べたことについて申し上げます。
 これは、昭和41年の「沼津市・清水町合併協議会」の設立に当たっては、沼津市がその周辺の原町や伊豆長岡町・戸田村へ呼びかけたのと同様に、清水町へも申し入れがあったものです。昭和39年、清水町は、し尿処理施設建設のため、裾野市・長泉町と一部事務組合を設立し、基金の積み立てを始めておりました。しかし、昭和41年の、合併を前提とした「沼津市・清水町合併協議会」設立に伴い、沼津市にごみ・し尿を委託するということで、裾野市・長泉町との一部事務組合から脱退したものだと推測しております。したがって、その後25年間、沼津市と清水町の間で、ごみ・し尿処理について問題なく来ておりました。
 しかし、平成3年の桜田沼津市長から、「ごみ・し尿は自治体固有の事務であるので独自に対応されたい」と申し入れがあり、当時の飯田町長は沼津市に継続をお願いしたが、最終的には、ごみ・し尿処理施設を町内に建設することを決断しました。結局、平成7年の町長選挙はごみ・し尿処理が争点となり、町民は、ごみ問題はこれまでどおり沼津市に継続するとした、あなた、「平井町長」を選択したわけです。
 その後、平成8年、「沼津市・清水町中核市推進協議会」が設立され、平成13年2月には、「沼津市・清水町中核市推進協議会」の話し合いの中で、5年、10年の約束とされたものに署名されました。しかし、これも、ある面、ごみ・し尿処理を沼津市に盾にされた結果の苦渋の選択だったと思います。
 その後、平成16年2月に沼津市長から、「信頼関係が維持されない場合は、年度の途中であっても受託事務を見直す」という通知が来ました。「沼津市・清水町中核市推進協議会」は、平成16年3月に解散したが、ごみ・し尿の影響を考慮し、平成16年7月に清水町から、「沼津市との信頼関係の維持・継続について」、沼津市長あてに提案がなされました。この内容の1項目めは、先ほど同僚議員が言っていますとおり、住民発議により2市2町の法定合併協の設立であったと。しかし、2項目の、成立しなかった場合は、昭和41年制定の沼津市との合併協の再開だった。不幸にも三島市の否決により不成立になったわけです。このため、町長は、6月1日、沼津市長に面会し、市長了解の下、地区懇談会を開催し、その結果を沼津市長に回答することになっておりました。しかし、清水町が回答する前の7月22日、沼津市長から、合併協の廃止及びごみ・し尿の見直しの協議を開始するとの通知が一方的になされたわけです。
 確かに、回答時期については双方の行き違いがあったかもしれないが、断りの文書を出してきたのは、あくまでも沼津市であり、昨年7月23日の公文書について、清水町が先に「約束ができない」と回答書を提出したものではありません。
 現在、7月22日の提案文書に基づき、双方の助役を長とする事務レベルの協議を行っている最中であり、その内容については行政報告等で聞いているが、今の時点では、1項目めの、昭和41年の合併協の廃止について基本的合意に至ったのみで、ごみ・し尿処理については突っ込んだ話し合いがされていないにもかかわらず、半ば一方的に、沼津市長から、「ごみ・し尿については打ち切る」と表明されたわけです。
 私は、清水町民のライフラインにかかわる重要な問題であり、このような経緯があったとしても、市長がこのように一方的な表明をしたことに、正直驚いております。沼津市・清水町双方の住民が、お互いに職場や学校に行き来し、清水町には「沼津」と名のつくものがたくさんあります。それほど関係の深い両市町で、合併できないからといってこのような事態になったことは、本当に悲しいことと思います。
 そして、8月6日の静岡新聞では、「名ばかりの合併協は広域合併推進の足かせ。もっと早く廃止すべきだった。ごみ・し尿の打ち切りを持ち出すのはやり過ぎだ」という記事もあります。さらに、この9月7日の新聞では、県の見解として、先ほど同僚議員が言いましたように、「合併問題のこじれが他の事業に波及し、住民生活に影響を及ぼしそうな事態になったことは、県内では例がない」と言っています。沼津市は、今、まさにそれをやろうとしているわけです。
 そこで質問いたします。ここで言い切った沼津市長の答弁に対する町長の所感はどういうものか、お聞きします。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 町長の所感についてでありますが、7月22日に沼津市長からいただいた協議文書は、「合併協の廃止と、ごみ・し尿処理を平成18年3月末までで打ち切るということも含めた協議について直ちに協議に入りたい」との内容であり、現在2回目の協議を終わったところであります。
 議員、御指摘のとおり、1項目の合併協の廃止につきましては、基本的な合意を得たところでありますが、2項目めにつきましては、具体的な話し合いがまだなされていないという中では、確かに、市長の答弁に対する唐突感は否めません。私といたしましては、沼津市にごみ・し尿を受託していただいていることにつきまして、常に感謝しつつも、沼津市・清水町双方の合意の下、所定の手続により成立しているものと考えております。
 したがいまして、今後におきましても、平成18年度以降の継続ができるよう、誠心誠意協議に臨んでまいりたいと考えております。
 いずれにいたしましても、合併問題とごみ・し尿問題は別であるべきものだと考えておりますので、町民生活に密着したごみ・し尿処理で町民の皆様方に御迷惑をおかけしないよう解決を図っていきたいと考えております。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) それで、3回目の質問へ行く前に、これ、静岡新聞に、「崩れる信頼、住民不在、沼津市・清水町ごみ・し尿問題、生活への影響に懸念」、これが17日ですよ。沼津朝日、ひどい。「平井町長のたび重なる約束不履行により、長く積み重ねてきた沼津市と清水町の信頼関係が揺らいでいることは沼津市民にとっても甚だ遺憾な事態。今回の決断は、市政を預かるものとして、市民の視点に立って考慮した結果、速やかに対応した」。好き勝手なことを書いている。
 それでは、質問しますけど、まず、そこにある外原に隣接しているごみの施設は、毎年1億2,000万円、お金を払っているんですよ。特に、このごみ施設については、先ほど同僚議員が質問しましたが、昭和49年11月13日に、外原区への当時の井出市長の回答書、これは公印も押してあります。私は担当課へ行ってメモしてきたんですよ。これを読ませていただきます。
 「現在のし尿処理場及びごみ焼却場については、建設以来、地元の方々にいろいろ御迷惑をかけてきたことは、私も率直に認め、行政自体の反省も含め、おわびするところであります。今回、三ノ洞にごみ焼却場を新設することについては、重ねてのことでありますが、私の念願とした、現施設の早期廃止と一貫したごみ処理システムの実現を目指して計画したものであります」と、こういうふうに言っております。
 そして、次の14日の日、これも公印が押してあります。覚書を見てきました。それには、「将来計画の中には、昭和58年撤去は約束できないが、長くはない。15年も20年も使わない」といういきさつが入っているんです、これ。しかし、平成11年から13年、このごみ処理施設は、ダイオキシン対策として、総額約46億円のうち、うちの町が約6億円の負担を出して基幹改良を行っております。これは、撤去期限を市長が約束したにもかかわらず守らなかったということであり、外原住民としては納得できないことだと思います。また、この施設は外原住宅地に隣接しており、長年、そのにおいや煙で迷惑をこうむってきたのは外原の住民です。沼津市の住民は何にも困っていないんです。
 次に、平成16年完成のし尿処理施設は、建設費44億円のうち、町は9億円の負担金を出しているんです、これ。この中には、施設の建設費以外にも、土地の取得費も含まれております。そして、これは地方自治法に基づく事務委託であり、平成9年3月、議会で議決しております。
 そこで質問ですが、沼津市長は双方の議会の可決がなくても打ち切ると言っているが、法的にどうなのか。1点、聞きます。また、2点目は、この負担金については、ごみ処理施設は、平成13年の基幹改良後3年、し尿処理施設は、平成16年完成後わずか1年しかたっていないにもかかわらず建設費負担金の返還は困難だと言っているが、私としては、当然納得いかないんです。どうなっているのか、その2点目を聞きます。
 最後に、町長、もとを正せば、昭和41年の合併協のつけがここへ回ってきているんですよ、これ。そういう面では、町長にも同情しますが、この問題は町の存続がかかっている大きな問題です。ぜひ町民のために早急に解決に向けて頑張ってほしいと思います。
 それでは、この2点について答弁を求めます。


◯議長(坪内 昇君) 木村君の質問に対する答弁を求めます。 住民生活課長 土屋君。


◯住民生活課長(土屋陽子君) 木村議員の御質問にお答えいたします。
 まず、法的にどうなっているかについてでありますが、し尿処理につきましては、地方自治法第252条の14第1項の規定に基づく事務委託であり、廃止する場合でも、同条第2項の規定に基づき、沼津市・清水町双方の議会の議決を経て県知事に届け出る必要があります。
 次に、負担金の返還につきましては、ごみ・し尿双方の施設建設に当たっては、清水町として応分の負担をしているものであります。議員、御指摘のとおり、ごみ処理施設は、期間改良後3年を経過し、また、し尿処理施設につきましては、建設後1年が経過したばかりであり、建設費以外にも土地取得費も含まれているものでありますので、受け入れが不可能となった場合には、常識としては、返還していただけるものと考えております。
 なお、協定書において返還についての規定はありませんが、定めのないことにつきましては、双方の長が協議することになっております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 4番 木村寛夫君。
          (4番 木村寛夫君登壇)


◯4番(木村寛夫君) はい、よくわかりました。
 まだ時間がありますからね、3回質問したからできないんだけど、まあ、いいや。


◯議長(坪内 昇君) 木村議員、すみません。


◯4番(木村寛夫君) いい、いい。私はね、過ぎたことをとやかく言う気はないんだよ。町長、頼むから、一日も早く沼津市と話し合って、正常に戻して、町民を安心させるのがあなたの責任。わかった? 以上、終わり。


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして木村君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
 次回再開を1時30分といたします。
                                午後00時20分休憩
                                ────────
                                午後01時29分再開


◯議長(坪内 昇君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 次に、6番 久保田静輝君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 地域における少子社会の子育て支援について」「2 地方分権時代の監査は、さらなる充実と強化を」。
 発言を許可します。 6番 久保田静輝君。
          (6番 久保田静輝君登壇)


◯6番(久保田静輝君) ただいま議長の方から、標題1の、地域における少子社会の子育て支援についてと、標題2の、地方分権時代の監査は、さらなる充実と強化を、許可を得ましたもので、この2点について質問をさせていただきます。
 まず、最初に、標題1の地域における少子社会の子育て支援についてお伺いいたします。
 2004年の合計特殊出生率、これは、1人の女性が一生涯に何人産むか、その平均の子供数でありますが、全国が1.29、本県におきましては1.37という、過去最低の数値が発表されたわけでございます。出生率の低下の要因としましては、今まで、晩婚化や未婚化、それから、結婚した夫婦の出生力そのものの低下という新しい現象も把握されてきております。今後、少子社会が一層進行すると見込まれ、社会保障をはじめ社会経済全体に急速な構造変化をもたらし始め、深刻な課題となってきております。
 当町におきましても、平成16年4月1日、現時点におきましても、人口動向を見ますと、人口そのものは増加をたどっているわけですけども、ゼロ歳から11歳の人口の点を見てみますと、平成14年度以降、減少の一途をたどっております。特にゼロ歳から5歳に関しましては、やはり平成14年度以降、減少をたどっているのが、今の清水町の現状であります。
 このような点からしまして、当町における支援の取り組みについての項目を質問させていただきます。
 まず、最初の第1項目め、支援サービスの充実についての項目でありますけども、どのように支援サービスの充実を進めていくか、まず最初にお尋ねいたします。これに関しましては、清水町の子育て総合計画でございますエンゼルプラン、それをもとに、今年度、平成17年3月に行動計画が策定されておるわけですけども、その中にも述べられて、各目標を設けて体制を整えて計画が策定されておりますけども、検証していく上において、まず最初に、どのように支援サービスの充実を進めておられるか、この点についてお伺いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 久保田君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 久保田議員の御質問にお答えをいたします。
 支援サービスの充実についてでありますが、ことしの3月、「健やかに生まれ育つ子どもたちの笑顔を応援する」を理念といたしまして、清水町次世代育成支援行動計画を策定し、本年度から子育て支援施策の展開を図っているところでございます。
 その内容につきましては、本計画に基づき、子育てのための相談・支援や保育サービスの充実、施設整備の推進、母子・父子家庭のための相談等、支援サービスを行っております。今後も、地域の実情や町民ニーズを踏まえ、各種子育て支援策を推進してまいりたいと考えております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 6番 久保田静輝君。
          (6番 久保田静輝君登壇)


◯6番(久保田静輝君) ただいま課長の方から答弁がございました。出生率の低下の要因を分析してみますといろいろあるわけですけども、その中に、育児をしていく上において不安を感じる親が増えているわけでございますけども、この不安を解消していくことも必要でしょうけども、また、一方では、経済的な支援も必要でございましょうけども、この経済的な面の支援ということとは別に、子育てする上において、安心して、安全な子育てができる環境を整えることも重要かと思われます。
 具体的にどのような支援サービスを充実して進めていくか、また、推進されているか、具体的にお答え願いたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 久保田君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 久保田議員の御質問にお答えをいたします。
 具体的にどのような支援サービスの充実を進めているか、また、推進するかについてでございます。
 子育て家庭の育児不安を解消するための育児相談や情報の提供、子育てサークルなどの育成・支援を行う地域子育て支援センターについて、現在、3保育所にて設置しておりますが、来年度新たに新設される民間保育所にも、地域子育て支援センターを設置してまいります。
 また、保護者の病気や入院などの緊急時やリフレッシュ時における一時保育事業の増設及び受け入れ児童数の拡大とともに、通常保育事業及び延長保育事業の受け入れ児童数を拡大いたします。さらに、新規事業として、ファミリーサポートセンター事業及び休日保育事業を考えております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 6番 久保田静輝君。
          (6番 久保田静輝君登壇)


◯6番(久保田静輝君) ただいま一時保育事業、延長保育事業、それから通常保育事業の受け入れ児童数の拡大、それから、新規事業としてのファミリーサポートセンターの事業、それから、休日保育事業の実施をしていくというようなお話でございますけども、この一時保育、それから延長保育、通常保育、それから新規事業としてのファミリーサポートセンター事業、休日保育事業のことについて、もう少し事業内容、あるいは数値を示して、もう一度御説明願いたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 久保田君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 各種の事業の具体的な数値等をということでございます。
 一時保育事業につきましては、来年度新設される民間保育所で新たに行う予定であり、それに伴い、現行の3保育所の定員数、30人から40人に受け入れを考えております。
 延長保育事業につきましては、来年度新設される民間保育所で新たに行う予定であり、それに伴い、現行の3保育所の定員数、30人から50人に受け入れを考えております。
 通常保育事業につきましても、新設の民間保育所は定員が90人でございます。現行の3保育所の定員数、360人から450人に受け入れを考えております。
 ファミリーサポートセンター事業につきましては、来年度開始を目指しておりまして、現在準備を進めているところでございます。事業内容につきましては、各種サービスの仲介だけでなく、相談もでき、そこに行けば子育ての情報がすべてわかる情報発信基地となるよう、現在検討しているところでございます。
 休日保育事業につきましては、来年度新設される民間保育所で新たに行う予定でございます。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 6番 久保田静輝君。
          (6番 久保田静輝君登壇)


◯6番(久保田静輝君) それでは、2項目めに移らせていただきたいと思います。
 2項目めは、情報の提供と相談活動の充実についてであります。子育て支援策の重要な一つになろうかと思いますが、現在どのように実施されているか、また、今後、充実をどのように図っていくか。2番目の項目についてお伺いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 久保田君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 久保田議員の御質問にお答えをいたします。
 情報の提供と相談活動の充実についてでございます。
 現在、各種支援サービスに関する情報は、町のホームページや広報紙等で提供をしております。また、相談活動につきましては、現在、役場窓口、保健センター、町内3保育所及び4幼稚園において行っているほか、地区の公民館で、定期的に子育て支援アドバイザーによる地域親子ふれあいランドを開催し、子育ての悩みなどの相談に応じております。
 今後も、どこで、何の事業やどんなサービスを実施しているかなど、誰もが子育ての情報を得られるよう積極的に情報を発信するとともに、相談活動も充実させてまいりたいと考えております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 6番 久保田静輝君。
          (6番 久保田静輝君登壇)


◯6番(久保田静輝君) ただいまの説明で、現況、概況については、おおむねわかりましたけども、もう少し具体的な形で説明願えればと思います。
 例えば、婚姻届を提出する場合には、役場の窓口に来て提出される形態になっているかと思いますけども、その窓口に婚姻届を提出に来たそういう方に、直接その場で支援サービスの実情、あるいは提供と支援サービスの要望メニューに関するようなアンケート調査をしていただければ、もう少し子育ての支援に直接役立つような形になるかと思います。
 そういう意味で、婚姻届を提出される方に、そういったような形の相談活動の充実等、それから情報提供、そういうチャンスを逃さないで実施していただきたいと思いますけども、先ほどの、概要ではなく具体的な説明とあわせて、この件についてもお尋ねいたします。


◯議長(坪内 昇君) 久保田君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 具体的な説明、また、婚姻届提出の際のアンケート調査ということでございます。
 子育て家庭の育児不安を解消するための育児相談や情報の提供、子育てサークルなどの育成・支援を行う地域子育て支援センターを、来年度新設されます民間保育所に新たに設置をいたします。
 婚姻届の提出の際のアンケートということでございます。住民ニーズを把握する上で有効な手段であると考えております。今後、アンケートの対象者や内容等を検討したいというふうに考えております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 6番 久保田静輝君。
          (6番 久保田静輝君登壇)


◯6番(久保田静輝君) 次に、3項目めに移ります。
 3項目めは、子育て支援ネットワークづくりについてであります。
 子育てしていく上において直面するさまざまな問題や悩みを持っている方がおられるわけですけども、子育てをこれからされていく方、そういう人たちに適切に対応できる支援サービスとして子育てネットワークづくりが大切になるわけですけども、このネットワークづくりが現在どのような事業展開をされているか、まず最初にお伺いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 久保田君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 久保田議員の御質問にお答えをいたします。
 子育て支援ネットワークづくりについてでございます。
 先ほど申し上げました地域親子ふれあいランドは、保護者間で子育ての情報交換ができる場として活用されております。また、児童館を拠点として自主的に活動する子育てサークルに対し、パンフレットの配布や育児相談等の支援を行っております。
 今後は、保護者同士はもちろんのこと、行政・地域・関係団体等の連携を強化し、みんなが協力して子育て支援ができるネットワークづくりに努めてまいりたいと思います。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 6番 久保田静輝君。
          (6番 久保田静輝君登壇)


◯6番(久保田静輝君) これについても、もう少し、概要についてはわかるわけですけれども、具体的に説明していただきたいと思います。
 このネットワークづくりを充実していくには、支援アドバイザーの方が当然関与されていく形がベターだと思いますし、この支援アドバイザーを育成していくことも充実につながるかと考えます。この支援アドバイザーの方が、今現在どのぐらい認証されているか、あるいは目標値を設けてこの辺の認証をしていく方を設定しているのか。その辺についてお尋ねいたします。


◯議長(坪内 昇君) 久保田君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 久保田議員の御質問にお答えをいたします。
 再度、もう少し詳しく説明をということと、あと、支援アドバイザーの人数等の関係でございます。
 情報の提供につきましては、子育て支援情報の発信基地となるよう、インターネットホームページやパンフレットなどの多様な媒体で行政サービスなどの情報提供を積極的に進めます。また、ファミリーサポートセンターの情報発信基地化や子育てに関するガイドブックの発刊を検討いたします。
 相談活動につきましては、役場窓口や保健センターを中心として、保育所・幼稚園・学校・地域子育て支援センター・民生委員・児童委員等関係機関での相談を充実してまいります。
 それと、子育て支援アドバイザーにつきましては、現在、教師・幼稚園教諭・保健師の有資格者や民生委員など子育ての知識や経験が豊富な10名の方を認証しております。また、目標値につきましては、別段定めてはおりません。
 今後につきましても、人材の発掘・活用等、検討してまいりたいと思っております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 6番 久保田静輝君。
          (6番 久保田静輝君登壇)


◯6番(久保田静輝君) 先ほどちょっと間違えたところがありますけど、次の4項目めに移ります。
 今後の取り組み事業について質問いたします。
 ことし3月に清水町の次世代育成支援行動計画というのが出されている。先ほど申し上げましたけども、この行動計画は、どんな事業に重点を置いているか、それからどのように取り組まれるか、まず最初にお尋ねをいたします。


◯議長(坪内 昇君) 久保田君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 久保田議員の御質問にお答えいたします。
 今後の取り組みの事業についてでございますが、先ほど担当課長から一部答弁させていただきましたが、あらためて私から答弁させていただきます。
 会員同士による一時的な預かり等、育児について助け合うファミリーサポートセンター事業を新たに計画しております。また、子育ての不安や悩みについての相談と親子同士が交流できる地域子育て支援センター事業の充実を図ってまいります。さらに、現在保育所で実施している緊急リフレッシュ事業を拡大させた、特定の曜日または時間帯において継続的に保育を行う特定保育事業の導入を検討していく考えであります。
 よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。
 なお、行動計画はどのような事業に重点を置いているか。これ、担当課長の方から答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) どのような事業に重点を置いているかということでございます。
 ただいま町長の方から御答弁がありました、新規事業としてファミリーサポートセンター事業、これにつきましては、そこに行けば何でも情報が得られると、こういうふうなことで、利用価値が高いものというふうに思っております。また、民間の保育所ができるということによりまして、地域子育て支援センター事業の充実等を図っているということでございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 6番 久保田静輝君。
          (6番 久保田静輝君登壇)


◯6番(久保田静輝君) この行動計画は、事業として、14事業を挙げておるわけであります。その14事業は、アンケート調査のニーズ量に応じて事業化されているかと思いますけども、この事業化につきまして、目標値を設けてこの事業を推進するというような形になっているかと思いますけども、この目標値が明確でない事業が、この14事業のうち、半数近く現在ございます。5年後に見直すというような形にもとられているわけですけども、せっかくこの14事業を取り上げて、項目だけはございますけども、いつから実施されるかというような目標値が定められていないのが、先ほど言いましたように、7つの事業があるわけでございます。この事業がいつごろまでに明確になるのか、また、この事業化の可能性はあるのか、お尋ねいたします。
 それとあわせて、この14事業を目標に定めたわけですけども、その際に、アンケート調査、ニーズ量を推計してされたわけですけども、このニーズ量の内容はどのようであったか、この2点について御説明願いたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 久保田君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 久保田議員の御質問にお答えをいたします。
 まず、目標値が明確でない事業についてはいつごろかというようなことでございます。
 次世代育成支援行動計画の計画期間でございます。平成21年度までの間、地域の実情を把握するとともに、財政状況を勘案し、実施を検討していきたいというふうに考えております。
 それと、15年度に出しましたアンケート調査の結果ということでございます。
 町民アンケートの調査結果では、子育てに関して日ごろ悩んでいることについて質問しましたところ、就学前の児童がいる世帯では、回答者864人中、回答の多かったものから、「食事や栄養」が31.4%、「子供の教育」30.1%、「仕事や自分のやりたいことが十分できない」26.4%、「病気や発育・発達」21.6%となっております。
 また、小学校1年から3年生の児童がいる世帯では、回答者964人中、回答の最も多かったものから、「子供の教育」が45.3%、「友だちづき合い」25.8%、「子供との時間を十分にとれない」23.8%、「食事や栄養」18.6%、「仕事や自分のやりたいことが十分できない」17.9%となっております。
 なお、回答に当たりましては、当てはまるものをすべて選んでもらっております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 6番 久保田静輝君。
          (6番 久保田静輝君登壇)


◯6番(久保田静輝君) 核家族化が進んでいるというような形から、このような、悩んでいるアンケート調査の結果ではないかという側面もあろうかと思います。アドバイザーの必要性ということがこのアンケート調査からも言えるのではないかと思います。せっかくこの行動計画が策定されているわけですから、この行動計画に沿った事業化が、計画的に、確実にできるようこの計画を管理していく必要があろうかと思います。どのようにこの計画を管理されていくのか、お尋ねいたします。


◯議長(坪内 昇君) 久保田君の質問に対する答弁を求めます。 福祉保健課長 和田君。


◯福祉保健課長(和田 明君) 久保田議員の御質問にお答えをいたします。
 どのように計画を管理していくかということでございます。
 計画の推進に向けましては、民間と行政が一体となった、着実かつ効果的な施策の推進を図るため、家庭・地域・行政の連携を密にするとともに、計画の策定に携わった「清水町次世代育成支援行動計画策定委員会」及び懇話会を継続的に開催をし、計画の進捗状況の把握と子育てを取り巻く環境の変化に伴う住民ニーズの把握に努め、必要な計画の変更を行い、誰もが安心しで産み育てることができる環境の整備を進めてまいりたいというふうに考えております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 6番 久保田静輝君。
          (6番 久保田静輝君登壇)


◯6番(久保田静輝君) この行動計画をもとに、真に実効性のある、具体的かつ総合的な取り組みを推進していっていただきたいと思います。
 次に、標題2の、地方分権時代の監査は、さらなる充実と強化を、標題として挙げさせていただきましたけども、この標題について御質問をいたします。
 国や地方公共団体では、行政改革や構造改革の実現を柱に、地方分権一括法の下、従来の統制と保護による中央主導型行政から、自らの政策形成能力と行財政能力の強化に向け、国と役割分担を明確にする分権型行政への取り組みが推進されているところでございます。行政の最高意思決定機関は、健全な経営と個性ある住民サービスの提供ができるか、今現在、納税者の厳しい目が注がれているわけでございます。
 また、地方公共団体における行財政運営の民主性・公平性・透明性の確保はもとより、経済性・有効性・効率性を達成するためには、監査委員・行政当局、われわれ議会・地域住民の関係者が、この分権時代の監査のあり方と重要性について再認識する必要があると考え、この標題を設けました。
 ただいま議会におきましては、平成16年度の一般会計、それから特別会計の決算の認定の審査をしているところでございますけども、この間の本会議において質疑をさせていただきまして、監査委員から出ています「審査意見書」、その中にも指摘がございます。清水町における財政状況というのは非常に厳しくなってきておるわけでございます。
 午前中の同僚議員からも、財政基盤等々、質問がございましたけども、要するに、清水町の財政運営の判断する重要な項目として、計画性、あるいは弾力性・積極性というような点からの財政運営を分析することはできるわけですけども、この計画性における実質収支比率、これは、監査委員が報告のとおり低下しております。それから、弾力性を評価する経常収支比率、それから公債費比率、この2点についても低下しているのが今の清水町の財政状況かと思います。近隣市町におきましても、大変厳しい状態ではございますけども、この辺からの点を踏まえて、1項目めから3項目めについて、順次質問をさせていただきたいと思います。
 まず、最初の1項目め、当町における監査業務の実施内容についてでございますけども、この内容について明らかにしたいと思いますので、実施内容をまず最初にお尋ねいたします。


◯議長(坪内 昇君) 久保田君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 久保田議員の御質問にお答えします。
 当町の監査業務の実施内容についてということでございます。
 監査委員につきましては、地方自治法に基づき設置されまして、当町の監査におきましては、毎年度策定いたします「監査計画書」に基づき実施しているところでございます。
 具体的な内容につきましては、毎月行います「例月出納検査」をはじめ前年度の「決算審査及び基金運用状況審査」並びに各所管課または出先機関ごとに実施いたします「定期監査」と必要があると認めるときに実施いたします「工事監査」及び財政援助団体などに対します監査の「随時監査」というものがございます。
 以上が内容でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 6番 久保田静輝君。
          (6番 久保田静輝君登壇)


◯6番(久保田静輝君) 平成3年度の法改正において認められました「行政監査」というのがございます。この行政監査につきましてお尋ねしたいんですけども、財務監査と違いまして、行政監査ということで、実際にやられているところはそれほどないと聞きますけども、当町におきましてこれを実施されたことがあるか、あるいは今後この行政監査を実施していく考えを持っておられるか、その点についてお尋ねします。


◯議長(坪内 昇君) 久保田君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 行政監査につきまして、実施しているか、また、町の方で今後どうなのかということでございますが、行政監査につきまして、監査委員の職務権限がそれまで財務に限定されていたというものを、議員、おっしゃるとおりに、地方自治法の一部改正によりまして、自治体の事務まで拡大されたものでございます。
 しかしながら、行政監査につきましては、人口25万人未満の市町村にあっては常勤監査委員の設置が義務づけられておりませんので、町としても現在は実施しておりませんが、今後必要があると認められるときには実施してまいりたいと、このように考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 6番 久保田静輝君。
          (6番 久保田静輝君登壇)


◯6番(久保田静輝君) 行政監査については、任意でございますから、その町の行政の業務として充実するかという観点のもとで実施されるわけですから、必要がないといえばないわけですけども、先ほど言いましたように、財政的に非常に厳しい状況であります。そういう中で、積極的にこの行政監査も進めるべきではないかと思います。
 次に、2項目めに移らせていただきます。
 監査委員制度自体の充実と強化についてでございますけども、記憶に新しいところで、不幸にも、当町においては不正事件が発生した経緯がございます。この監査体制の充実と強化をその後どのようにされたか、お尋ねいたします。


◯議長(坪内 昇君) 久保田君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 監査体制のその後の充実と強化というようなことでございますが、監査委員の定数につきましては、地方自治法の規定によりまして、町村にあっては2名とされておるわけでございます。町といたしましては、既に庁舎内に独立した監査室を設けまして、また、本年度からは、監査機能の一層の充実を図るべく、監査委員の事務を補助させるための職員を兼務から専任とし、配置したところでございます。
 こうしたことから、今後におきましても、公正で能率的な行政の確保に努めてまいりたいと、このように考えているわけでございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 6番 久保田静輝君。
          (6番 久保田静輝君登壇)


◯6番(久保田静輝君) 監査委員の適正な報酬といいましょうか、業務内容におきまして、平成17年度の予算規模が、一般会計の方だと78億3,000万円余、それから、特別会計の方は65億円余の予算を組んでおります。合計しますと、約143億5,000万円の予算になっているわけですね。これの収支というか、監査の職務として、費用対効果とか、組織と運営の合理化等の業務等をかんがみますと、非常に大変な仕事量になっておるわけですね。それを、先ほど言いましたように、2人の監査委員がされているというようなことを考えますと、とてもじゃないですけども、全部の監査を十分やっていくには、もう少し監査委員の報酬、処遇ですか、その辺の強化・充実を図っていく必要があろうかと思います。
 この辺についてどのように考えておられるか、伺いたいと思います。
 先ほどの2名といいますのは、議会からの選出の監査委員と、それから職権の監査委員と2名おられるわけですけどね、私の考えでいきますと、この見識者の監査委員、この方の仕事量から考えても、もう少し処遇を考えていくべきではなかろうかと思います。しっかり監査を実施すれば、その何倍かの経費の無駄が指摘できる可能性もございます。いま一度、この監査委員の職務の重要性と活動としての対価の報酬を再考すべきではなかろうかと思います。
 あわせてその辺についてもお尋ねいたします。


◯議長(坪内 昇君) 久保田君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 監査委員の仕事量に応じた報酬をということでございますが、現在、監査委員の報酬につきましては、「清水町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例」というものがございまして、これに基づきまして、現在、識見委員につきましては、月額5万円、また、議選委員につきましては、月額2万5,000円となっている状況でございます。
 今後のことにつきましては、助役の方から御答弁させていただきます。


◯議長(坪内 昇君) 助役 中野君。
          (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えをさせていただきます。
 現状につきまして、今、総務課長の方から答弁がされたところでございます。議員、御指摘のように、監査委員さんの仕事量に見合う報酬という中では、若干低いのではないかということだと思いますけれども、これは、近隣、他の自治体等も参考にして今の価格があるんだろうというふうに思っております。そして、何よりも、やはり行財政改革を進めていくと、聖域なき行財政改革を進めていくということを踏まえまして、このことについても考えていかなきゃならないというふうに思っております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 6番 久保田静輝君。
          (6番 久保田静輝君登壇)


◯6番(久保田静輝君) 3項目めに移らせていただきます。
 3項目めは、監査業務の充実と強化であります。
 先ほどは体制についての充実強化でございましたけども、今度は、業務についての充実と強化ということでお尋ねいたします。
 まず、最初に、その充実と強化をどのように図っておられるか、お尋ねいたします。


◯議長(坪内 昇君) 久保田君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 監査委員の監査業務の充実と強化をどのように図っているのかということでございますが、工事監査につきましては、毎年、年度末に、一定額以上の建設工事を対象にしまして、現場視察を取り入れながら適正に実施しているところでございます。しかしながら、大規模工事につきましては、高度な、専門的な能力を備えた外部機関に工事技術調査を委託しているというようなこともございます。
 次に、財政援助団体等の監査につきましてでございますが、対象団体というのは3団体でございまして、対象となる事項につきまして、適正に監査を行っているものでございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 6番 久保田静輝君。
          (6番 久保田静輝君登壇)


◯6番(久保田静輝君) 最近、アメリカあるいは欧米で、この業務の充実・強化を図る上において、VF監査とか、あるいはスリーE監査、これが注目を浴びて、欧米ではやっておることですけども、国内でも、この監査手法を取り入れて実施されているところが増えてきているということが報告されているわけですけども、このスリーE監査についてちょっとお尋ねさせていただきます。
 このスリーE監査というのは、御承知のように、経済性と効率性と有効性の頭文字をとって行っている監査方法なんですけども、なぜこの監査がよいかといいますと、コスト意識を持った形で監査できる、取り組めるというところに注目されてやられているわけでございます。当町におきましても、何回も言うようですけども、財政が厳しい折、こういう監査手法を取り入れていくべきだと思いますけども、この考えがあるか、お尋ねいたします。


◯議長(坪内 昇君) 久保田君の質問に対する答弁を求めます。 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 議員、御指摘の、スリーE監査というようなものでございますが、行政監査の一つの手法であるというようなことで、御指摘のとおり、経済性・効率性・有効性、これらを含めた中での監査形態であろうかというふうなことで考えております。
 こういうものにつきましても、費用対効果を念頭に置きまして、行政機能そのものをチェックするようなものでございますので、今後におきまして、監査精度を高めるための一つの手法としまして、当町においても調査・研究は必要なものと考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 6番 久保田静輝君。
          (6番 久保田静輝君登壇)


◯6番(久保田静輝君) これにて質問を終わります。


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして久保田君の一般質問を終わります。
 次に、2番 松浦俊介君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 学校と地域との連携・融合(学社融合)を」「2 AED(自動体外式除細動器)の導入を」「3 「いきいきサロン事業」の今後のあり方について」「4 職員採用試験について」。
 発言を許します。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) それでは、議長の許可を得ましたので、さきに通告してあります、1、学校と地域との連携・融合(学社融合)を、2、AED(自動体外式除細動器)の導入を、3、「いきいきサロン事業」の今後のあり方について、4、職員採用試験についての4点について質問いたします。
 まず、標題1、学校と地域との連携・融合(学社融合)をお尋ねいたします。
 先ほど先輩議員から、「ゆとり教育の導入が子供たちの学力低下を招いた」との指摘がありました。当町においての児童・生徒の学力は問題ないと伺っていますが、学力の向上や低下は、学習意欲次第だと認識しています。要は、勉強することのモチベーション、動機づけが重要なのだと考えます。幼児期から、直接体験を通して学ぶ機会が著しく減少し、思考力や人間関係力などの生きる力の獲得が危ぶまれていると思われます。
 主に総合的学習を通して、当町において現状と今後のあり方について問いますが、まず、総合的学習の各校の具体的な取り組みについて伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 総合的学習の各校の具体的な取り組みについてでありますが、現在、各学校におきましては、国際理解・環境・情報・福祉・健康の各領域におきまして、子供たちが独自に課題を設け、主体的に解決する総合的学習が行われております。
 各学校における具体的な取り組みでありますが、清水小学校におきましては、「柿田川のふしぎ」を主たるテーマに、調査活動や清掃等の体験学習を行っております。
 次に、南小学校におきましては、「清水町の自然を守ろう」をテーマに、狩野川の水質調査やごみ問題について学習しております。
 西小学校におきましては、富士山学習として、湧水の調査、川の働き、富士登山等を中心に学習を進めております。
 清水中学校におきましては、郷土の歴史や自然学習を踏まえ、他の町との文化交流や福祉教育の分野での学習を進めております。
 南中学校におきましては、清水町の特産物や歴史学習等を基盤に、地域を拡大して学習を深めております。
 また、各学校とも、福祉教育の一環としてボランティア体験にも積極的に参加するなど、総合的学習を地域に根差した学習として取り組んでおります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) それでは、2項目めですが、当町教育委員会として総合的学習の現状をどのようにとらえているか、伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 松浦議員の御質問にお答えします。
 総合的学習の現状をどのようにとらえているかについてでありますが、総合的学習が本格的に始まって4年が経過いたしました。総合的学習の目指すところは、既存の教科にとらわれず、変化の激しい現代社会に的確に対応する力を培うことにあると考えており、このことを基本として、当町では、学年やグループ・個人が主体的に課題を設け、その解決に向けて、調査や体験活動に積極的に取り組んでおります。
 今後も、各学校におきましてより独創的な学習が展開されるよう指導してまいります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) それでは、3項目めですが、総合的学習の目指すところは、「子供たちの学習意欲の喚起」と理解しますが、そのためには地域人材の活用が不可欠であると考えます。
 当町の方針を伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 総合的学習の推進には地域人材活用が不可欠であると考えるがについてでありますが、総合的学習を進める過程におきまして、体験を重視し、かつ地域や学校の特色に応じた課題を設定することが求められております。
 したがいまして、学習内容に応じた地域の人材を、指導者として積極的に招聘し、学校教育に活用することは総合的学習の趣旨からも重要であると考えております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) それでは、4項目めに移りますが、現在、総合的学習における地域人材の活用状況を伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 現在の地域人材の活用状況を問うについてでありますが、現在、各学校では、総合的学習におきまして、積極的に地域の人材を活用しております。その一例といたしまして、「清水町の自然」や「清水町の産業」、「郷土の歴史」や「災害と防災」等において、町内在住の農家の皆様や家庭の主婦の皆様、あるいは専門家の皆様等さまざまな分野で活躍している方々に講師を依頼し、学習を進めております。
 このため、生涯学習推進の一環として、社会教育課で実施している人材登録、「泉のまちインストラクター制度」は、大変有効な人材活用のシステムとなっております。具体的な人数につきましては、各小・中学校とも、年間20名以上の方に講師をお願いしております。さらに、総合的学習以外の選択教科や読み聞かせボランティア等による学校教育への参加も含めますと、各学校とも、年間100名を超える地域の皆様の御支援をいただいております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 4項目めの2番目の質問をいたします。
 地域人材の活用を積極的に進める上で、学校単位や学年単位で行ったり、町内出身、在住の教師だけが知っているのでは、地域人材の積極的活用が今後もさらに増えるとは考えにくいように思われます。地域人材に明るくない担任の先生でも、積極的に活用してもらうようなシステムが必要だと感じますが、それについてどのように考えるか、伺いたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 学級単位での地域の人材を探しやすい環境づくりが必要であるがどうかについてでありますが、当町には、県下に先駆けて、インターネットを活用した人材登録制度「泉のまちインストラクター制度」がありますので、今後も広く活用してまいりたいと考えております。
 つきましては、これまでのように、学校や学年のみならず、学級単位でも総合的学習に限らず通常の教科におきましても地域の人材活用を図っていくことは、学校教育向上のために重要であると考えております。教師が主体的に講師の依頼ができるための人材支援システムの周知や人材登録の拡充に努めてまいります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) それでは、5項目めの質問に移ります。
 総合的学習等を通した学校と地域との連携による効果を地域住民側から考えるですが、まず、学校と社会教育課との連携・融合を進めるには、先生は地域の情報を知らない、社会教育課は学校がどんな情報がほしいかわからない、お互いが積極的に行き来するようになることが重要になると思われます。総合的学習等で、地域の大人たちが、学校で講師、講演などをすることは、その方たちが自分たちの経験や技術を教え、そうした人たちにとっても貴重な経験となります。子供たちに何かを教える、伝えることがその大人の勉強となり、さらなる自己研さんにもつながるものだと思います。また、そこで見たり、聞いたり、感じた子供たちの様子を近所の方たちなどに伝えられ、学校に対する地域の理解が深まることにもつながると思います。
 ここで、静岡新聞の平成17年8月30日の記事を紹介したいと思います。以下、引用いたします。
 「総合学習活性化を通しNPO支援事業例紹介 概算要求4億円 文科省方針──文部科学省は29日、効果に疑問の声も出ている総合的な学習の時間(総合学習)について、事業づくりで活躍する民間非営利団体(NPO)を支援したり、優れた学校の取り組みを紹介したりする活性化プランを来年度から展開する方針を決めた。来年度予算の概算要求に約4億2,000万円を盛り込む。総合学習は、6月に公表された義務教育に関する意識調査で、中学校教員の57%が「なくした方がよい」とするなど、学校現場にも否定的な評価がある。しかし、文科省は、こうした声の多くも、総合学習を実践するための条件整備を求めるものだったとして、学校現場を支援する方策を検討してきた。活性化プランの柱の一つは、子供たちに体験の場を提供するNPOや講師役を務める社会人ら校外の人材に謝礼金や交通費を支出し、地域の人たちと連携した学習が進めやすくなるようにすること。また、すぐれた取り組みを全国から公募、モデルとなるものを選定して支援したり、全国に紹介したりする。環境や情報などテーマごとに教材を開発する学校や団体を募集し、費用も支援する。文科省は、「ノウハウの紹介や地域の人材の活用など学校が必要としている支援ができるようにした」と説明している」。以上、引用終了します。
 ぜひ積極的に学社連携・融合に向けて、総合的学習でも地域人材を活用した手法を取り入れていただいたいと思います。
 教育長の見解を伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 教育長 犬塚君。
          (教育長 犬塚正登君登壇)


◯教育長(犬塚正登君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 学校と地域との連携による効果を地域住民側から考えるについてでありますが、学校が現行の指導要領の下、その内容の充実を図ることはもちろんのことでありますが、総合学習におきまして、地域の皆様の学校教育への参画や支援、あるいは子供たちの社会参加は、教育の向上に大きな効果をもたらすものと確信しております。
 生涯学習の理念の下、地域の皆様と総合的学習を通して、大人も子供もともに学べる清水町の教育の振興に努めてまいります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 最後にまとめをしたいと思うんですけど、当町においては、非常に総合学習等も積極的に行われていまして、また、他教育委員会へ事例発表を行ったりするなど、非常に評価されている部分があると聞いております。
 当町においては、各学校の取り組みというのが、いろいろそういう意味で先進事例等あるとは思うんですが、ホームページも持っておりませんので、そういう意味では、非常に情報発信の分野で遅れている部分があると思います。ぜひ当町においても、いいところについては、学校の取り組み等は情報発信していただいて、ほかの近隣自治体や他教育委員会はもちろんですけど、地域住民の方たちにも、今、学校でどんなことが行われているかということを知っていただける媒体として、ぜひ考えていただきたいと思います。
 ちなみに清水町のホームページには各学校の校歌が聞けるというページがありますけど、それについては非常に興味深いなと思ったんですけど、先ほどの点についてはぜひよろしくお願いしたいと思います。
 それでは、標題の2の方に移りたいと思います。
 AED(自動体外式除細動器)の導入についての質問に移りたいと思います。
 突然死の主な死因は心臓疾患で、その大部分は心室細動という病気であります。心室細動を正常な状態に戻す唯一の方法は、除細動(心臓への電気ショック)です。近隣自治体のAEDの導入状況を伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 消防長 久保田君。


◯消防長(久保田峰義君) お答えをいたします。
 AED(自動体外式除細動器)の近隣市町の導入状況についてでございますが、本年度に沼津市が9台、長泉町が5台の導入を予定しております。三島市及び裾野市におきましては、台数は未定でありますが、来年度に導入を予定しているとの報告でございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 2回目の質問に移りますが、私、個人的なことでありますが、睡眠不足の中、9月11日に町消防署で行われました普通救命講習を受講いたしました。心肺蘇生法を学ぶとともに、静岡医療センターでお借りしたというAEDによる講習を受けました。こちらにそのテキストがございます。このテキストによりますと、ちょっと、また引用させていただきます。
 「除細動をするのが1分間遅れると7から10%の割合で生存単位率が下がっていることがわかります。救急車が到着するまでに、全国平均では約6分間を要しますが、その間何もしないでいると、生存へのチャンスを半分以上も失ってしまうことになるのです。このことから、倒れた現場に居合わせた人が、その現場で早期に除細動を行うことの重要さがわかります」。以上、引用を終了します。──とのことです。近隣自治体でも積極的に導入している中、当町もAEDの購入とさらなる町民向けの講習会を開いていただきたいと思いますが、当局のお考えを伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 消防長 久保田君。


◯消防長(久保田峰義君) お答えをいたします。
 AED(自動体外式除細動器)の導入についてでございますが、AEDにつきましては、平成16年7月に、厚生労働省が市町村等に対しまして、心肺停止した人に早期に電気ショックを施すことで正常な状態に戻る確率が高いことに着目し、不特定多数の人が多く集まる施設等への設置を推進するよう示してきました。こうしたことから、最近、公共施設や病院・ホテル・デパート等で導入されているところであります。町におきましても、できる限り早期に導入できるよう検討してまいります。
 また、町民向けの講習会の開催については、多くの町民の方々にAEDの取り扱いに慣れていただくための講習会の開催は必要であるとの考えでおります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) それでは、3回目の質問に移ります。質問というか、まとめをいたします。
 AEDの必要性について、ことし、5月27日の読売新聞の記事を引用します。
 「救急救命でも最先端 AED 会場に100台設置──万博会場のいたるところで目にするAEDと書かれた消火器のような箱型のケース、中身は自動体外式除細動器と呼ばれる救急医療機器だ。突然、心停止や呼吸停止状態となった人を電気ショックで救命する。博覧会協会が約100台用意したほか、長久手日本館や欧米のパビリオンにも配備されている。会場では、3月半ばの内覧会からこれまで、開業時間中に心停止や呼吸停止状態となった2人が、AEDによる救命措置を受け、命をとりとめた。協会は、救急救命の分野でも最先端の万博にしたいとしている」と。以上、引用を終了します。
 清水町でも、町内公共施設、小・中学校にAEDの設置の必要性を強く感じます。小・中学校では心臓に疾患のある子たちもいるかもしれませんし、今後入学してくる可能性は十分にあります。そうした子のいる学校には、AEDを設置することにより、万が一の事態にも対応できるものと思います。
 AEDは30万円台で購入できるとの話です。この金額で町民の命が助かるのであるならば、決して高い金額ではないはずです。また、町民の方が講習会を受講することにより、出張や旅先で周囲の人がそのような突発的な状況になってしまったとしても、AEDが近くにあることがわかれば、操作することができるかもしれません。心臓疾患に関する理解を深めていただくためにも、ぜひ導入すべきだと思います。町長、よろしくお願いいたします。
 それでは、標題の3に移ります。
 「いきいきサロン事業」の今後のあり方についてですが、3月議会より介護保険法改正に関連して質問してまいりました。今回は、「いきいきサロン事業」に絞って考えてみたいと思います。来年度に向けて、当町の介護予防事業の主な取り組みである「いきいきサロン事業」についてどのような方針で考えているのか、伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。
 長寿あんしん課長 石川君。


◯長寿あんしん課長(石川光子君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 来年度の介護保険法改正に向けて、「いきいきサロン事業」の今後のあり方についてでありますが、今回の介護保険制度の改正では、新たに地域支援事業のサービスとして、運動機能や口腔機能の向上、栄養改善、閉じこもり予防などが示されているところであります。
 したがいまして、今後の「いきいきサロン事業」につきましては、要支援や要介護状態にならないための重要な介護予防事業の一つとして考えておりますので、地域支援事業における位置づけや事業内容を検証しながら、より効果が高い事業としてサービスが提供できるよう対応してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 2回目の質問に移ります。
 「いきいきサロン事業」を考える上で、隣の長泉町の事例を取り上げたいと思います。
 長泉町では、「生きいきデイサービス事業」という、在宅で、おおむね60歳以上の方や介護認定で自立と判定された方を対象とした事業を行っています。現在、「いずみの郷」(社会福祉協議会)、長泉ホーム(特別養護老人ホーム)、さつき園(特別養護老人ホーム)の3カ所で、それぞれ月曜日から金曜日に、1日定員10名まで参加することができます。それぞれの施設にはパソコンが5台から8台設置され、そのパソコンを学びに行きたいということが参加者数の増加の大きな要因にもなっているようです。
 利用には、介護支援センターと町職員が同行訪問してからの利用となるため、サービスの受け皿としてだけでなく、次年度の改革のポイントとなる町主体の一元化したサービス、町職員が利用者を把握できるサービスが行われています。
 清水町でも3カ所で「いきいきサロン事業」を行っていますが、各事業所で週に一、二回程度、その回数は長泉町と大きな隔たりがあるように思われます。現在、清水町社会福祉協議会で行われている「いきいきサロン事業」は、小学校区で各区の公民館を巡回して行い、ひとり暮らしの高齢者を対象にした「やまゆりの会」も実施しております。また、柿田川ホームとNPO法人「ここさち」でも通所サービスを行っています。
 それぞれの特性を生かした「いきいきサロン事業」が行われていますが、介護保険法の改正で厚生労働省が示す、市町村主体で、利用者管理・介護までの一元化や介護以前の閉じこもり防止への効果がどこまで見込めるか、より一層のサービスの充実が求められると思います。長泉町の事例のように、毎日型のサービスの充実をし、参加者増員のための手法を考える時期にきていると思います。
 前回の質問で、「いきいきサロン事業」を1カ所に集約することを提案いたしましたが、当町も、思い切った改革、事業拡大を考えてもいいように思います。
 国民健康保険税は毎年税率を上げていますが、その主な要因は高齢者の医療費の増加で、県内でもトップクラスです。私も何度も取り上げていますが、清水町の高齢者が医療や介護にかかることなく元気に過ごしていただくためにも、介護予防事業に清水町が力を入れることは、長い目で見れば、その重要性はますます高まっていくものと思います。ぜひ長泉町のように、介護予防事業へのさらなる取り組みの必要性を感じますが、当局のお考えを伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。
 長寿あんしん課長 石川君。


◯長寿あんしん課長(石川光子君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 ただいま議員から、「いきいきサロン事業」につきまして御意見をいただきましたが、長泉町や近隣市町の実施状況も把握しており、それらの状況なども踏まえながら、今後、国や県から指針が示されますので、「清水町高齢者保健福祉計画等策定委員会」の委員の皆様の御意見も伺いながら、利用者本位のサービスとなるよう事業の充実を図ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) それでは、標題4に移ります。
 最後の標題、職員採用試験について質問いたします。
 平成18年度採用の職員採用試験が現在行われています。そこで、職員採用についてどのような心構えで実施するのか伺うとともに、現在までの試験の状況と今後の予定を伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 松浦議員の御質問にお答えいたします。
 平成18年度採用の職員採用試験についてでありますが、御承知のとおり、今、市町村行政を取り巻く環境は、国の三位一体の改革や少子高齢化などにより、大変厳しい時代を迎えております。こうした中、限られた財源の中で、町民サービスを低下することなく、より効果的な行財政運営を行っていくには、職員の資質の向上はもとより、優秀な職員の確保が必要であります。
 今回におきましても、職員採用1次試験におきましては、成績主義を徹底し、成績上位者から合否の決定をいたしました。さらに、2次試験においては、論文・面接の合否を客観的な判断にするため、面接官の見直しを行います。
 なお、詳細につきましては担当課長から答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 平成18年度採用の職員採用試験についてでございます。
 平成18年度は、事務職3人を募集いたしました。41人が受験をいたしまして、競争率は約14倍でございました。
 第1次試験の概要でございますが、6月6日から6月27日まで願書の受け付けを行った結果、48人の応募者がございました。8月7日には、静岡県町村会によります県下一斉の筆記試験が実施されました。この結果に基づきまして、成績上位者6名を第1次試験合格者と決定したところでございます。
 次に、第2次試験でございます。9月26日に、役場庁舎におきまして、論文及び面接試験を行う予定でございます。
 最終的な合否の決定でございますが、清水町職員採用選考委員会設置規定に基づき、合格者3名を決定するものでございます。
 選考委員の構成でございますが、従前、助役を長に、収入役、教育長、総務課長及び監査委員というようなメンバーでございましたが、本年からは、合否の決定に当たりまして、より客観性を高めるということから、収入役、教育長及び監査委員に代えまして、人事採用のノウハウのありますスルガ銀行及び西武百貨店の民間人と入れ替え、4人で実施するものでございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 今の答弁ですと、当町の採用試験に対するこれまでにない思いを感じることができます。より有能な職員を採用したいという意気込みが感じられ、大変うれしく思います。
 さて、職員採用に関して、厳正かつ公正な試験が実施されることにより、職員の資質の向上が図られていくものと期待しておりますが、今いる職員の資質も気になるところであります。ここに、5月12日付の静岡新聞に中野助役が就任する際のインタビュー記事があります。この記事の中に、「特に一つ挙げるとすれば、職員の資質の底上げ、厳しい時代を乗り切るために、町の資源である職員を育て上げたい」と助役就任の抱負を語っています。
 また、聞くところによりますと、今後は、職員の昇任について、町では試験制度を導入するそうですが、そこで助役に、職員資質向上を図る目的、また昇任試験の概要などはどのようなものか、伺います。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 助役 中野君。
          (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えをいたします。
 これは一言で言えば、先ほども町長が答弁いたしましたけれども、効率的な行政運営、そして質の高い町民サービスをしていくというふうなことでございます。このことにつきましては、先ほど岩崎議員のところでも述べさせていただきましたので、若干重複する部分があるかもしれませんけれども、御承知のように、今、国や県では公務員の純減化目標というものを立てて、それに向かって進んでいるところでございます。これは市町村も同様でございます。国の三位一体改革や財政の健全化をしていくためには、これらの、まずは人件費の抑制をしていかなきゃならないというふうなことでございます。しかし、権限移譲等で仕事量というものは増えております。そういう中で、町民サービスも維持、あるいは向上させていかなきゃならないということになるわけでございます。
 今、自治体も、ある面、自治体間競争の時代を迎えたというふうなことが言われているわけでございます。この厳しい時代を乗り切るためには、これまで以上に職員一人ひとりの資質が問われてくるということでございます。したがいまして、これまでの年功序列から、知恵や工夫・能力・実績、こういうものを客観的に評価する能力、実力主義に切り替えていかなきゃならないというふうに考えております。
 そういう中で、今回予定している試験制度、これは一つのハードルでございます。こういうものを設けて昇格していくと。従来の、ところてん式の昇格人事の弊害を除去しようということでございます。職員も、こうした競争原理に基づくことによって刺激を受けて、より一層頑張るのかなというふうな気がしております。
 なお、残余につきましては担当課長の方から答弁させていただきます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 総務課長 木村君。


◯総務課長(木村民雄君) 職員の昇任試験ということでございますが、昇任試験は、課長級及び課長補佐級の2段階におきまして実施をいたします。それぞれの受験資格でございますが、課長級につきましては、課長補佐及び主幹といたします。課長補佐級につきましては、係長、主任及び主査ということでございます。いずれの試験につきましても、受験を希望した職員のみというふうなことでとり行います。
 次に、試験の内容でございますが、筆記試験、面接試験に加えまして、日ごろの評価点などを勘案し、厳正に審査をするというものでございます。そのほか具体的な事項につきましては、現在、いろいろ調整を行っている段階でございます。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 2番 松浦俊介君。
          (2番 松浦俊介君登壇)


◯2番(松浦俊介君) 最後の質問をします。
 職員採用試験では、今年度の試験におきましても、「既に合格者が決まっているのではないか」などのうわさが町民から聞かれましたが、これまでの答弁で、そのようなことはなく、厳正かつ公正な採用試験になっているものと確認できました。
 また、職員人事につきましても、試験制度を導入するとのことであります。採用試験同様、公正・公平さを欠く情実人事やひもつき人事など不可解な人事が行われているのではないかといううわさがこれまでされたことがありますが、ぜひそのようなことがないよう助役に確認の答弁をいただき、私の質問を終わりにいたします。


◯議長(坪内 昇君) 松浦君の質問に対する答弁を求めます。 助役 中野君。
          (助役 中野 尚君登壇)


◯助役(中野 尚君) お答えいたします。
 やはり競争原理を導入する以上、議員、御指摘のような、情実人事や恣意的な人事、こういうものを行うと、逆に職員のやる気をなくす、士気の低下につながるというふうに思っておりますので、これはもう、実力・能力主義に基づいて、公平・平等に行っていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
      (「以上で終わります。ありがとうございます」と呼ぶ者あり)


◯議長(坪内 昇君) これをもちまして松浦君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
 次回再開を3時20分にしたいと思います。
                                午後03時06分休憩
                                ────────
                                午後03時19分再開


◯議長(坪内 昇君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
 8番 吉川清里君の一般質問に入ります。
 質問事項、「1 徳倉橋の架け替えを早く実現するために」「2 バスを町民に便利な足とするために」。
 発言を許します。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 議長の許可が出ましたので、さきに通告してあります徳倉橋の架け替えを早く実現するためにについて質問させていただきます。
 この質問は、前回6月の定例会でさせていただきましたが、今回は、その後の進展がどうなったのかについて伺います。
 前回の質問の中で、県に対する徳倉橋架け替えの正式な陳情が、平成15年7月に一度出されたきりだったことを指摘いたしました。その後、あらためて県に対し要望・陳情が出されたのか。また、出されたとすれば、その内容と県の回答はどのようなものであったかを最初に伺います。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 建設課長 久保田君。


◯建設課長(久保田 守君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 徳倉橋の架け替えの要望と回答についてでありますが、徳倉橋の架け替えにつきましては、8月23日に、町長、議長、区長会長をはじめとする関係者8人により、県知事、副知事ほか土木部長、沼津土木事務所長等に陳情してまいりました。
 その中では、県は、「現在徳倉橋の歩道橋が狭いことから、計画している湯川交差点改良事業の進捗状況を見ながら自転車も通行できる歩道橋の建設を考えている」とのことでした。また、本橋の架け替えにつきましては、県は、「予算や事業の優先度から、早期の事業化につきましては厳しい状況」とのことでありました。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 8月23日に、町長ほか8人の方で陳情されたということですが、その翌日、8月24日に、共産党議員団として、県会議員とともに、県の当局に、「この徳倉橋の架け替えについても早く実現するように」ということで、要求・交渉をしております。そのときに、私たち共産党議員団として県から受け取った回答は、以下のような回答でありました。
 「徳倉橋は、歩行者の利用では県内屈指の橋であり、利用量から見ても、また災害時においても重要な橋である」と。しかし、現在の問題として3点あるということを挙げております。「まず1つは、地震の際に崩壊するおそれがあること、2つ目が、歩行者の利用が多いにもかかわらず歩道が狭いこと、そして3つ目として、交通渋滞が激しい」という3点を挙げております。
 これを解決するために、県としては、「現在の橋に、なるべく早く橋げたに補強工事をして耐震対策をとる」、それから、今課長の答弁にもありました、「歩道を下流側に早急につけるが年度はまだ未定であること」、そして、「渋滞解消については、新しい橋を町内で架けたいと思っているが、場所は、従来の、いわゆる第3架橋の位置にとらわれないで検討したい」と。つまり「架け替えはせずに別の方法で対応する」ということでした。
 課長の先ほどのお答えと重なる部分もありますけれども、共産党議員団としては、このような回答を県当局から受け取っております。
 町としては、このような県の考え方、方針にどういうふうに対応していくつもりなのか、お答えをお願いしたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 建設課長 久保田君。


◯建設課長(久保田 守君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 徳倉橋の架け替えについて、町として県の考え方にどう対応するかについてでありますが、徳倉橋の架け替えにつきましては、県は、「予算や事業の優先度等から、早期の事業化につきましては厳しい状況」とのことでありました。しかしながら、徳倉橋は当町の南北を結ぶ唯一の橋であり、生活道路として多くの人が利用しております。また、老朽化も進み、東海地震による落橋が懸念され、徳倉地区が孤立するおそれもありますので、町といたしましては、重要課題の一つとして、徳倉橋の架け替えが早期に実現できるよう、これからも強く県へ要望してまいります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 町として早期実現を目指すということですが、県の回答では、なかなか難しいというところで、どういうふうに修正していくのかというところがこれからの課題になると思います。
 下流側の歩道については、以前、平成3年、4年ぐらいに計画がありましたけれども、道路幅が狭いことと、それから財政状況から、いったん白紙になったという経緯があります。そして、南小の通学路も、現在、以前は県道を通っておりましたけれども、危ないということで、橋を渡ってすぐに住宅地の中を通るようにつくられており、今、下流側に歩道をつけても、通学にはかえって不便になりますし、歩行者の混雑緩和の根本的な解決にはならないと私は考えます。
 また、新しい橋についても、必要性はあると思いますが、今まで第3架橋もなかなかつくられなかった、そして、また別の場所に新たに橋をつくることをこれから検討といっても、また時間がかかるということが非常に心配をされます。実現が遠い先になるのが避けられないというふうにも考えます。
 課長がおっしゃるように、県の提示した内容よりも町としては早期実現を目指すということで、私も同じ考えでありますけれども、なかなか県の対応は難しいものがあるというふうに考えますけれども、どう修正を県にしてもらうのか、その点についてもお考えをお聞きいたします。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 建設課長 久保田君。


◯建設課長(久保田 守君) お答えいたします。
 徳倉橋は、県道下土狩徳倉沼津港線であり、県の管理する橋梁でございます。耐震性・老朽等々、その判断は、管理者である県にあります。そんな中、町としましては、8月23日、県へ、徳倉橋架け替えが早期に実現できるよう要望してきました。そんな中、自・歩道橋は自・歩道橋として設置してもらい、本橋の架け替えが早期に実現できるよう、これからも強く要望してまいりたいと思っております。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) ちょっと確認をしたいのですが、歩道橋は歩道橋として設置をしてもらうと、それと同時に架け替えをできるだけ早くということで、2つ、ここで町として要求するということになりますけれども、歩道橋をつくるというのは、今の徳倉橋とまた別に、下流側に歩道橋をつけると。先に歩道橋をつけてもらった上で徳倉橋の架け替えをなるべく早くしてもらうというふうな要望を県に進めるということでいいんでしょうか。


◯議長(坪内 昇君) 建設課長 久保田君。


◯建設課長(久保田 守君) 先ほど申しましたとおり、県の方針としましては、「湯川の交差点の改良を計画しながら、歩道橋が狭いのでそちらを早期に実施してまいりたい」と。これは県の見解でございます。県の見解にしたがって、やはり歩道橋は歩道橋として設置していただき、その中から、これから本橋の架け替え要望も強く行っていきたいなというふうに思っています。
 以上です。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 両方要望していくということになると、時期的な問題もありますけれども、歩道橋はすぐに設置すると県の方でも言っていますけれども、それでも、建築に1年以上かかるというふうにも思うわけですね。そして、先ほども述べましたように、下流側に歩道をつけるということは、もちろん利用する人が誰もいないということではないと思いますけれども、南小の子供たちがそれを渡って通学するというのには、ちょっと現在の状況では不便になる。その下流側の橋を使うと、今度は、新たにミキサイクルのところの交差点、あるいは下徳倉の、かつて北泉堂があったところの交差点、そこの信号を渡るということも考えられますので、また交通事故の不安というのも、一つ危険性が出てくるんじゃないかなというふうに思いますので、本当に下流側に歩道橋をつけることでいいのかどうなのか。そういうことも住民の意見を聴くべきではないかと私は思うんです。
 次の質問に移りますけれども、こういう状態で、徳倉橋については、架け替えの話、あるいは下流側に歩道橋をつけるというような話が出て、もう13年、14年ぐらいたっております。住民の中にも、非常に長い年月がたって、状況も変わっている中で、いろんな考えも持つ方が出ていらっしゃいますけれども、こういうような徳倉橋の架け替えについては、住民の意見を広く聴く必要があると思います。
 私としては、耐震強度を持った徳倉橋の架け替えと、そして、それに伴う歩道と車道の整備を行うことが、いろいろな問題を解決する意味でも最善の方法と考えておりますが、時間も費用もかかる話ですから、町としても、現時点で県が出している方針、そして町の方針を町民に広く伝えて、そして、徳倉橋をどうしていったらよい橋になるのか、それを、町民の意見を広く聴くべきではないかと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 建設課長 久保田君。


◯建設課長(久保田 守君) 御質問にお答えします。
 徳倉橋に関して町民の意見を聴くべきではないかについてでありますが、徳倉橋は県道に架かる橋でありますので、事業主体は県であります。しかしながら、徳倉橋は多くの町民が利用しており、関心が高いものでありますので、地元及び利用者の御意見を伺うことは必要であると考えております。その方法につきましては、今後検討してまいります。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 住民の考えを広く聴くという方針をとっていただけるということで、その方法をよく考えてやっていただきたいと思います。
 具体的には、まだ決まった施策は何もないですから、予算がついているわけでもありませんので、情報公開と、そして住民参画の場を持つということは、非常に重要であるというふうに考えます。また、住民自らが参画をして決めた計画であるならば、土地の提供が必要な場合であっても、これはスムーズに進むのではないかというふうにも考えます。
 同じ清水町内の橋で、同じように県の事業として、黄瀬川橋の架け替えが行われる予定であります。これは黄瀬川の河川改修に伴うもので、徳倉橋とは性格、あるいは状況が異なる架け替えではございますが、町民の利用度・必要性からすれば、はるかに徳倉橋の方が重要ではないかと考えます。下流側の歩道橋の建設が出てから、先ほども言いましたように、14年もたっていますから、そろそろ決着をつけなければならない時期と考えております。そして、また県もその重要性は認めているわけですから、住民に広く意見を聴くことはもちろんのこと、あまり長い時間をかけずに、なるべく早い時期に、県の予算がついて、形になるように町が努力できるかどうかが非常に鍵となりますが、その最大限の努力ができるかどうかを最後にお聞きいたします。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 建設課長 久保田君。


◯建設課長(久保田 守君) 徳倉橋の本橋架け替え、それから自・歩道橋の先行架橋にしろ、事業主体が県であり、どちらにしても地権者の協力なくして何もできません。その中で、町民に意見を聴く時期等は慎重に行わなければならないと思います。また、住民への広報等につきましては、事業主体である県並びに関係区長さんと相談しながら実施していきたいというふうに思っています。
 以上でございます。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) それでは、次の質問に移ります。
 バスを町民に便利な足とするためにについて質問いたします。
 三島駅と沼商を往復する路線は、町として、路線維持のための補助金を出しておりますが、今年度から、昼間の時間帯、9時台から午後2時台までの便がカットをされています。今まで利用してきた町民にとっては、生活の足を奪われたに等しいことになりますが、まず、この路線の便数がカットされた理由と、そしてそこに至る経緯について、どうであったのか、説明をお願いいたします。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 沼商路線の便数の減少理由と経緯についてであります。
 バス会社につきましては、企業努力をいたしまして経費の削減に努めておりますことから、今年度のダイヤ改正につきましても、バス会社と協議をした上で、経常欠損額を縮小するための方法として便数を減少したものであります。
 平成16年度の乗降調査に基づきまして、昼間の利用が少ない時間帯の便数を減らすとともに、特に中徳倉から沼商間の利用が少ないために、昼間の運行を上徳倉、飯田スタンド付近での折り返し運転とさせていただいたものであります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) この質問は決算の質疑のときにもありましたけれども、同じような内容ですけれども、私は、東海バスに行って話を聞いてまいりました。東海バスから聞いた話では、昨年の6月に町とともに乗降調査を行ったと。その結果、町の方から、次年度、17年度ですね、乗降客が少ないので補助金を減らしたいという話があり、それならば、東海バスとしても、今までと同じ便数を保つことはできないので、経費を減らすために昼間の時間の便数を減らさざるを得ないということで、協議をして、町も了承したと聞いております。
 この東海バスからの聞いた話というのは、事実なのかどうなのか、確認をしたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 沼商路線につきましては、運行にかかる欠損額を補助しているものでありまして、町といたしましては、これまでバス会社に対しまして、経営努力をしてほしいということの要請をしてまいりました。バス会社からは、このたびの経費の削減につきまして、乗客数の少ない便数の減少についての提案がありましたことから、町とバス会社と協議をした上で削減をさせていただいたものであります。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) バス会社に経営努力を求めると、当然、お客さんが少ない時間帯は減らしてくるというのは、経営側としては当然のことですね。ただ、その結果、便数が減ったということになりますと、これは路線維持のための補助金を出している意味が薄くなってしまうんじゃないかというふうに考えます。
 一番最初の議員の質問に助役がお答えになったときに、「無駄な出費は抑えるけれども、町民サービスは低下しないようにする」というようなお答えがありましたけれども、バスに対する補助金が無駄かどうかというのは、私は無駄ではないと考えますが、その出費を抑えたがために、町民サービスが少なくなっているというか、町民サービスが低下しているというのは、もう厳然たる事実でありまして、午前9時台から午後2時台まで6時間、その地域はバスが通らないわけです。
 確かに、沼商路線ですから、朝と夕方、通勤・通学の乗降客はそれなりの数がありますけれども、昼間も決してゼロではありません。少ないですけれども、乗るお客さんはいるわけです。しかも、この交通弱者、お年寄りの足となるための貴重なバスの路線の便数を、町の方が補助金を削ったために、結果として便数が少なくなったということは、非常に問題があるんじゃないかというふうに考えます。
 課長が先ほども述べましたように、この補助金は、予算を一応毎年つけておりますけれども、バス会社の方の欠損額を補助するという形で、予算額と決算額の間に差があります。平成15年の予算を見てみますと、予算時には573万6,000円ですが、決算では462万5,000円、平成16年では、576万6,000円の予算ですが、決算時には391万6,000円と、実際には、かなりバス会社の経営努力というものがありまして、予算よりも少ない額で決算をされております。
 これを見ますと、平成17年度の予算を、420万円ですけれども、前年度よりも26%も下げた理由というのが妥当ではないと考えます。予算を下げなくても、また便数を下げなくても、決算時の決算額を見れば十分賄えると、対応できるであろうというふうに考えますけれども、町民に対してのサービス低下を容認するという結果を招いたことになってしまっております。今年度、補助金額を下げた理由は何か。それから、サービス低下を容認してしまっているその理由をお聞きいたします。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 予算額が減少した理由ということでございます。
 まず、予算額につきましては、毎年、前年度実績に基づきまして計上してございますけども、当該年度の実績に基づいて、決算、経常収支、それから経常収入が増加、経常経費が減額したことによって、その分欠損額が減額となり、補助額が減額となったという実績がございます。
 それから、サービスが低下をしたことについてでございますけども、バスの運行につきましては、交通弱者と言われる方々、あるいは通勤・通学、あるいは買い物といった町民の足として運行しておりますけども、町民サービスということと費用対効果の両面を踏まえた上で、運行方法については常に検討を加えているところであります。
 今後もそのような考え方で進めてまいりたいと考えております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 実績を見てということですけれども、すみません、回数が過ぎたので次の質問に移ります。
 沼商路線がカットをされた昼間の時間帯、路線バスにかわって町内循環バスをこの路線のカットされた部分に走らせてほしいという要望がありますけれども、これについてはいかがでしょうか。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 御質問にお答えをいたします。
 カットされた昼間の時間帯に町内循環バスを走らせてほしいという要望があるということでございます。
 沼商路線につきましては、乗降客が少ない部分につきまして、今回便数を減少したということがございます。したがいまして、町内循環バスがこの地区を運行いたしましても同様の結果が予想され、運行経費の増加だけが生じるということになりますので、費用対効果の観点からも、現時点では循環バスの路線を延長することが難しい状況であると考えております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 費用対効果ということでありますが、そもそも町内循環、あるいは路線維持のための補助金というのは何のために支出をしているのか。費用対効果を考えれば、先ほど同僚議員も質問しましたけれども、長泉循環等も含めて3,000万円の委託料を出して循環バスを走らせるということは問題があるというのはわかります。ただ、何のためにバスを走らせているのかといえば、やはり自分で車を運転することができない、交通弱者と言われるお年寄り、あるいは子供に対しての足を確保すると。
 特に、この清水町、非常に車の台数が多くて渋滞もありますけれども、その中で、公共交通機関が非常に薄いという地域もあります。それをまたカバーするためにも町内循環を走らせているという現状があると思いますけれども、それも、費用対効果で、路線バスと同じような効率性を重んじるがために町民の足となり得ないと、そういう現状があるのであれば、本当に、町内循環を走らせている、お金もかかるし役にも立たないという町内循環であれば、意味がないというふうに考えるのも無理はないと思います。
 路線維持のための補助金を出していても、それを減らして便数が減るのでは、補助金の意味もないと思います。また、乗降客が少ないからといって、補助金を減らして、その後を循環バスで埋めることもしない。こういうやり方をするのが本当にいいことなんでしょうか。不便になる町民のことを何にも考えない。こういうやり方をすれば、町長がいつも言っていますけれども、「住んでよかったまちづくり」と言えないと私は思います。また、このバスの便数が減ることに対しても、町民に対しての説明もされていないし、そして、議会での説明も決算時と。そして、今、私の質問と若干違っている部分が出てきます。
 私のこの質問の標題は、「バスを町民に便利な足とするために」ということですけれども、費用対効果だけで考えれば、こういう、町で循環バスを走らせるということは、「無駄」という一言で切り捨てられがちですけれども、経費と、そして乗降客の数を計算するのはもちろんですけれども、それよりも何よりも、まず、交通弱者のお年寄りや子供の足を確保する、それから交通渋滞の緩和をするという、そのような目的を第一に考えて運行するべきではないかと考えますけれども、その点についてはいかがでしょうか。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) バスの運行につきましては、町民の足を確保するという目的がございます。ただ、これも、経費を支払っての運行でございますので、費用対効果ということは、やはり追求していく必要がございます。
 その中で、乗る人に対しましても、効率性、あるいは効果的な運行が必要と考えますので、必要な部分についてはしっかり運行すると、そういう考え方で運行をしていきたいと考えております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 3)の質問については、先ほどの木村議員の質問と重なる部分もありますので、もう少し違う答えをお願いしたいですけれども。
 確かに、費用対効果を考えるなと、費用を度外視してバスを走らせろと、私は言っているつもりはないです。しかし、路線バスが効率化を重視して便数を減らす中で、循環バスが町民の貴重な足として重要になってきているというのは、紛れもない事実です。先ほど同僚議員が紹介をしたように、ジャンボタクシーを使う、あるいはNPOとか、ほかの団体に委託をするなどの工夫をして、行政が地域の足を確保しているところもあります。
 循環バスの運営の仕方を再考してはどうかということで通告をしておりますけれども、それに対しては、「見直しを考える」というような先ほどのお答えでしたけれども、この見直しを考えるときに、基準となるもの、何を一番先に基準とするのか、それをあらためてお聞きしたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 御質問にお答えをいたします。
 循環バスの運営方法について、再考してはどうかという御質問でございますが、先ほど木村議員にお答えいたしましたとおり、「現状におきましては、循環バスの導入時と環境が変わってきております」ということで、循環バスのあり方につきましては検討してまいりたいと考えております。
 何を基準にしてやるかということになりますけども、やはり町民の足という観点と経費対効果という観点の2面性を基準として考えてまいりたいと思っております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 今回の質問は、三島駅沼商路線に路線維持のための補助金を出しているということから、特別に取り上げて質問させていただきました。しかし、この沼商路線以外でも、路線バスの便数が減っている、あるいは初めから路線がなくて、なかなか交通が不便になっているというところが町内でもあると思います。こういう地域がどのぐらい存在しているのか、どういう実態であるのかという調査をしているのかどうかをお聞きいたします。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 企画財政課長 渡辺君。


◯企画財政課長(渡辺和豊君) 御質問にお答えいたします。
 徳倉地域以外でも、路線バスの縮小で不便になっている地域、それから、調査を行っているかということでございます。沼商路線以外の町内のバス路線で縮小されたものはございません。利用者から、「不便になった」という御意見も町に寄せられてはおりません。
 したがいまして、今後、調査の必要性があるかどうかにつきましても検討してまいりたいと考えております。


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。 8番 吉川清里君。
          (8番 吉川清里君登壇)


◯8番(吉川清里君) 最後の質問にしたいと思いますけれども、この路線バスについては、補助金を前年よりも26%削減して、町民の足を、サービスを低下させるという状況を招くに至ってしまいました。また、経費削減ということで、各団体に補助金を一律1割カットということも予算の中でされておりますけれども、各団体に参加している町民の中では、ボランティア的な精神で、「町をよくしよう」ということでいろんな団体に参加をして活動していらっしゃるという方もいまして、これについても、1割カットが果たしていいのかどうなのか、町民の気持ちを、ボランティアで町に対しての気持ちをそぐことになっている、あるいは町民サービスが実際に低下するんじゃないかというような懸念の声も聞かれております。
 こういうような、補助金をカットする、あるいは循環バスについても費用対効果を、今の御答弁では、「2面を考える」ということですけれども、どうしてもお金の面に人間は目が行きがちですから、それを先に考えて、実際の町民の足を奪うことになりかねないというおそれが出てきますので、この点についての考え方が、どうしてもお金の話が先行するというのが悲しい現実だと思いますけれども、それについても、助役が一番先に述べられたように、「無駄な出費は抑えるけれども、いろんな工夫をして、町民に対してのサービスは低下させない」ということを、言葉だけではなくて、きちんと現実のものとして実行していただけるように、また、その覚悟があるかどうか、最後に町長か助役かに御答弁いただいて、最後の質問にしたいと思います。


◯議長(坪内 昇君) 吉川君の質問に対する答弁を求めます。 町長 平井弥一郎君。
          (町長 平井弥一郎君登壇)


◯町長(平井弥一郎君) 吉川議員の御質問にお答えいたします。
 まず、吉川議員さんから御質問がございました、ボランティア的なことでやっているほかの団体の補助金を1割カットする。こういうことの中でもって、補助金を切るだけが費用対効果ではないと、こういう御質問と兼ねまして、路線バス、そして循環バスの費用対効果は考えているけど、実際的には、それが町民サービスの維持につながっているのかと、このことだと思います。
 1番は循環バスの御質問でございますので、まず、一番初めに、助役からもある議員さんに答弁いたしましたが、今、国の三位一体改革の中でもって、わが町の財政は大変厳しくなる、こういうことの中で、町民の皆様方にも痛みを感じていただき、そして、一緒にわが町・清水町が将来に向かっても歩めるような財政構造を持たなきゃならない。まず、その観点から御理解を賜りたいと。
 そして、循環バスにつきまして、いろんな御意見を私もいただいております。「なぜカットしたのか」「なぜ循環バスが少なくなったか」、こういうことの御意見もございました。ただ、「そのときに乗りたいという方が大変不自由を来した」「3回も4回も空車が走っている」、こういう御意見もございます。そういうことを考えたとき、費用対効果の中でもって、やはり町民サービスの低下を来したくない、交通弱者、そして交通渋滞の緩和、この目的を達成するための循環バス・路線バスの確保を図ったと、こういうことでございまして、サービスの低下を来さないためにも、今、努力している最中でございます。
 決して費用対効果ばかりじゃない、こういうことの中でもって、吉川議員さん、そして議員の皆様方にも御理解を賜りながら、財政をこれからも健全なものにするための方向策の一つもあらわれているということで御理解を賜りたいと、こんなふうに思います。
 よろしく御理解を賜りますようお願いします。
       (「これで質問を終わります」と呼ぶ者あり)


◯議長(坪内 昇君) 答弁を終わります。
 これをもちまして吉川清里君の一般質問を終わります。
 以上で本日の日程を全部終了いたしました。
 本日は、これをもって散会いたします。
 大変御苦労さまでございました。
                                午後03時56分散会
   ──────────────────────────────────

○地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
  平成17年9月20日


               清水町議会議長     坪 内   昇


               署名議員(15番)    佐 藤 芙美代


               署名議員(16番)    山 本 博 保