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北海道 厚真町

平成22年  9月 定例会 09月09日−01号




平成22年  9月 定例会 − 09月09日−01号









平成22年  9月 定例会



          平成22年第3回厚真町議会定例会

●議事日程(第1号)

                  平成22年9月9日(木)午前9時30分開会

   開会

   開議宣告

   議事日程の報告

第1 会議録署名議員の指名

第2 会期の決定

   諸般の報告

第3 報告第1号 所管事務調査報告(各常任委員会)

第4 報告第2号 財政援助団体等に関する監査の結果報告

   報告第3号 定期監査の結果報告

   報告第4号 現金出納例月検査の結果報告

第5 報告第6号 教育委員会の事務事業の点検・評価報告

第6 行政報告

第7 一般質問

第8 閉議宣告

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●出席議員(11名)

    議長  河村忠治君    副議長 井上次男君

    議員  木戸嘉則君    議員  下司義之君

    議員  木本清登君    議員  三國和江君

    議員  渡部孝樹君    議員  今村昭一君

    議員  海沼裕作君    議員  米田俊之君

    議員  木村幸一君

●欠席議員(なし)

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●地方自治法第121条の規定による説明のための出席者

 町長          宮坂尚市朗君  副町長         古川元三君

 教育長         兵頭利彦君   総務課長        近藤泰行君

 総務課参事       橋本欣哉君   町民福祉課長      加藤恒光君

 町民福祉課参事     長谷川栄治君  まちづくり推進課長   小松豊直君

 まちづくり推進課参事  岩田善行君   産業経済課長      中川信行君

 産業経済課参事     新飯田 治君  建設課長        堀 武志君

 上厚真支所長      高田芳和君   会計管理者       中田 匡君

 農業委員会事務局長   岡部 公君   生涯学習課長      佐藤好正君

 生涯学習課参事     佐藤照美君   代表監査委員      石橋俊樹君

 農業委員会会長     小納谷 守君

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●職務のため議場に出席した者の職氏名

 議会事務局長      佐藤忠美    議会事務局主査     蛇池克広

 議会事務局主任     田中咲詠子

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△開会の宣告



○議長(河村忠治君) ただいまから平成22年第3回厚真町議会定例会を開会いたします。

                              (午前9時30分)

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△開議の宣告



○議長(河村忠治君) 直ちに本日の会議を開きます。

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△議事日程の報告



○議長(河村忠治君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

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△会議録署名議員の指名



○議長(河村忠治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に海沼議員、米田議員を指名いたします。

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△会期の決定



○議長(河村忠治君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。

 本定例会の会期については、さきの議会運営委員会で本議会の運営等について協議がされておりますので、その結果について報告を求めます。

 議会運営委員長。



◆議会運営委員長(海沼裕作君) 本定例会の会期等の議会運営について、去る9月3日に議会運営委員会を開催したので、その結果を報告いたします。

 本定例会に提案されている案件は、町長提出議案として同意3件、議案7件、報告1件、承認1件、認定7件であります。また、議会提出案件は、報告5件、意見書案1件であります。

 一般質問については、7人の議員から通告があり、質問項目は16件であります。

 請願、陳情、要望等の受理及び取り扱いについてでありますが、昨日までに受理したものは3件であり、その内容につきましては議員配付のとおりでありまして、協議の結果、1件につきまして、議員提出の意見書案として取り扱うことにいたしました。

 また、第3次厚真町総合計画実施計画に伴う議員協議会開催の依頼がありましたので、全員協議会においてその説明を受けることにいたしました。

 議員の派遣についてでありますが、胆振支庁管内町議会議員研修会について、閉会中に議員をそれぞれ派遣することといたします。

 各常任委員会からの閉会中の所管事務調査の申し出については、本日の午後1時までといたします。

 これ以外に、会期中につきまして、議員協議会並びに議会改革調査特別委員会も予定しております。したがいまして、本定例会の会期は、議案の件数等を勘案しまして本日とあすの2日間とすることに決定いたしました。

 なお、本会議の進行にもよりますが、全員協議会及び議員協議会は本日、議会改革調査特別委員会は明日を予定しております。

 以上、本定例会の会期等の決定についての報告といたします。



○議長(河村忠治君) お諮りいたします。

 本定例会の会期については、ただいまの委員長報告のとおり、本日と明日の2日間といたしたいと思います。これについてご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 異議なしと認めます。

 したがって、そのように決定いたしました。

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△諸般の報告



○議長(河村忠治君) 諸般の報告を行います。

 議会閉会中における動向については、お手元に配付のとおりであります。

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△報告第1号の報告



○議長(河村忠治君) 日程第3、報告第1号 所管事務調査報告を議題といたします。

 内容等について説明を求めます。

 最初に、総務文教常任委員長。



◆総務文教常任委員長(渡部孝樹君) 議案書別冊2の2ページをお開きください。

 去る7月14日に、総務文教常任委員会所管事務調査が終了いたしましたので、ここに報告をいたします。

 調査事件としまして、現地調査、?油水流出現場の対策について。

 事務調査としまして、?油水流出場所の対策について、?スポーツセンター及びスタードームの利用状況について、?フォーラムビレッジの実地計画等について。

 主な説明内容につきましては、2ページから38ページに記載をさせていただいておりますので、後ほどご一読のほどよろしくお願いいたします。

 以上であります。



○議長(河村忠治君) 報告が終わりましたので、質疑を許します。

 質疑ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 質疑なしと認めます。

 次に、産業建設常任委員長。



◆産業建設常任委員長(今村昭一君) 別冊2、39ページお開きいただきたいと思いますが、閉会中の産業建設常任委員会の調査事項につきまして、7月30日に終了いたしましたので、報告いたします。

 調査事件は、事務調査でありまして、1つは口蹄疫の対策について、もう一つは建設設計委託料の積算方法についてということであります。

 内容につきましては、40ページ以降に載せておりますので、お目通しいただきたいと思います。

 以上であります。



○議長(河村忠治君) 報告が終わりましたので、質疑を許します。

 質疑ありませんか。

 下司議員。



◆(下司義之君) 62ページの主な質疑・意見の中で、どのような答弁がされたか、説明がされたかをお伺いしたいんですが、まず1点は口蹄疫の対策についてのところで、「中国からの輸入稲わらが感染源ではないかと言われていた。北海道にも相当輸入されているがどうか」ということに関して、どのように説明があったかということと、もう一つは?のほうなんですが、?の一番下、「構造変更をする必要がなければ同じ図面でも間に合うのではないか」という、これは質問だと思うんですが、これについてどのような説明がされたか。



○議長(河村忠治君) 2点について。

 産業建設常任委員長。



◆産業建設常任委員長(今村昭一君) ちょっと手元に今用意しておりませんでしたので、後またその説明の時間をとっていただきたいと思います。



○議長(河村忠治君) 後にとは、いつの時点で答弁するかというようなことですか。



◆産業建設常任委員長(今村昭一君) 後にというのは、どの時間帯でも議長の取り計らいをとっていただきたいと思います。



○議長(河村忠治君) 後ほど時間をとってくれということですか。



◆産業建設常任委員長(今村昭一君) はい。



○議長(河村忠治君) わかりました。下司議員、そういうことでよろしいですか。



◆(下司義之君) はい。



○議長(河村忠治君) ほかに。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 以上で質疑を終わります。

 報告第1号は、以上をもって報告済みといたします。

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△報告第2号ないし報告第4号の報告



○議長(河村忠治君) 日程第4、報告第2号 財政援助団体等に関する監査の結果報告、報告第3号 定期監査の結果報告及び報告第4号 現金出納例月検査の結果報告を一括して議題といたします。

 以上の3議案については、それぞれ監査の結果報告でありますので、議案書別冊2に記載の報告書をもって報告済みといたします。

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△報告第6号の報告



○議長(河村忠治君) 日程第5、報告第6号 教育委員会の事務事業の点検・評価報告を議題といたします。

 教育委員会の事務事業の点検・評価報告については、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、教育委員会は毎年その権限に属する事務の管理及び執行の状況について点検及び評価を行い、その結果に関する報告書を議会に提出するとともに公表することになっており、議案書別冊3に記載のとおり、平成22年9月1日付で報告書の提出があり、同日付で受理いたしましたので報告いたします。

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△行政報告



○議長(河村忠治君) 日程第6、行政報告を求めます。

 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 平成22年第3回定例会に当たり、2点についてご報告申し上げます。

 まず1点目、8月11日から12日にかけての大雨による公共施設及び農業施設等の被害について。

 最初に、8月11日から12日にかけての大雨による公共施設及び農業施設等の被害状況についてご報告をいたします。

 台風4号からの暖かく湿った空気が、北海道付近を南下する前線を活発化させた影響により、8月11日から12日かけ、本町では降り始めからの雨量が146ミリに達し、道路、河川、公園などの公共施設に路肩決壊などの災害が発生いたしました。

 農業関係では、農作物と農業施設において、浸水・冠水被害及び損壊等の災害が発生し、収穫の秋を前に被災されました生産者の皆様には衷心よりお見舞い申し上げます。

 この大雨による災害の状況についてですが、まず公共施設については、道路災害が路肩決壊などで14カ所、被害額で720万円、河川災害が河岸決壊などで28カ所、被害額で4,357万円、公園災害が5カ所で、被害額125万円となっておりまして、合計で47カ所、被害額にして5,202万円に上る状況にあります。

 これら土木災害の復旧対策のうち、緊急を要するものとして11カ所分の修繕料及び委託料で181万円、公共土木施設災害復旧費の測量設計委託料5カ所分、金額にして249万円、合計で430万円分については専決処分をさせていただき、既に復旧作業に当たっております。

 町単独公共土木施設災害復旧として、31カ所分は修繕料、委託料、及び工事請負費の総額で1,601万円を今回の補正予算で計上させていただき、速やかに災害復旧対策を講じてまいります。

 残る5カ所分の河川災害につきましても、現在、補助事業の公共土木施設災害復旧事業として採択され実施できるよう、災害査定申請に向け、準備を進めているところであります。

 また、胆振総合振興局室蘭建設管理部が管理する道路及び河川のうち、一般道道富野軽舞線で3カ所、2級河川日高幌内川で1カ所、合計4カ所が被災しましたが、同室蘭建設管理部においても公共土木施設災害復旧事業として実施できるよう、災害査定申請に向け、準備をしているところであります。

 次に、農作物及び農業施設の災害の状況ですが、浸水・冠水等の被害報告があった農作物面積は155ヘクタールで、内訳は水稲で6ヘクタール、豆類を主として畑作物で82ヘクタール、牧草で56ヘクタール、ブロッコリーを主として露地野菜、施設園芸で11ヘクタールであります。これら農作物の被害金額は約2,400万円と見込んでおります。

 農業施設では、自力復旧箇所や北海道及び町管理の河川災害箇所を除き、被害報告があった施設は14件で、内訳は、流出等の農地損壊が4件、用排水路、井堰の損壊が7件、農道の損壊が3件であります。被害金額は、総額で約720万円と見込んでおります。

 今回の農業施設災害の復旧に当たりましては、被災地域の農地・水・環境保全向上対策の資源保全協議会と調整を図り、比較的軽微でかつ急を要する復旧工事は資源保全協議会で対応していただくことといたしました。

 それ以外の復旧工事は、町単独の支援を行う必要があると判断し、過去の災害対応と同様に農業施設等被災に対する被害復旧事業特別要綱を制定することとし、本定例会の補正予算に農業施設等災害復旧費補助金を計上したところであります。

 このたびの大雨による農業被害は、収穫期を間近に控え、豊穣の秋を期待しつつ、農作業に携わる方々の意欲をそぐものとなりました。被害に遭われた方々の生産意欲が減退しないよう、地元資源保全協議会や関係機関と連携を密にし、迅速に農業施設災害復旧事業等に取り組んでまいります。

 次に、胆振農業改良普及センター東胆振支所が発表した9月1日現在の農作物生育状況についてご報告いたします。

 本年は、3月下旬から低温が続き、水稲は播種・移植作業ともに平年よりややおくれ、初期生育もおくれておりましたが、6月中旬以降の好天により回復し、幼穂形成期は平年より3日早い生育となりました。その後も高温の状況が続き、出穂、開花は6日早く、登熟も良好で、一部の圃場では既に成熟期に達しておりますが、全体的には平年より12日早く成熟期に達する見込みであります。

 9月3日に実施した稔実調査では、本町の主要品種の不稔率が6%と平年を下回っておりますが、高温多湿の影響によりいもち病が多発しており、また一部でも倒伏もあり、圃場ごとの格差が大きいと見込まれています。

 農林水産省が発表した8月15日現在の本年産水稲の作柄概況では、全国的には早場地帯でおおむね平年並み、遅場地帯で平年並みからやや不良と見込まれ、このうち北海道は全道的には平年並み、胆振はやや良と発表されております。

 本年度、稲作農家に対し米戸別所得補償モデル対策が実施され、本対策は米価下落に対応する岩盤対策であるとして、今のところ政府は過剰米対策を示しておりません。平成21年産米の米価が下落している中、現在の全国的な作柄概況が米価下落の歯どめになることを期待しているところであります。

 小麦は、春先の低温の影響を受け、出穂期は平年より4日おくれましたが、6月中旬以降の好天により、成熟期は3日早い状況となりました。しかし、高温により早く仕上がったため粒径が細く、収量は平年より低い状況で、また7月の後半の長雨により収穫作業が停滞し、昨年に続き穂発芽の多発により品質が著しく低下いたしました。

 現在のところ、秋まき小麦の受け入れ重量は1,559トンで、等級麦は710トン、春まき小麦の受け入れ重量は36トンで、等級麦は15トンと見込まれています。

 バレイショは、植えつけ期が降雨の影響により、平年より3日おくれましたが、6月中旬以降の好天により、平年並みに回復いたしました。しかし、急激な温度変化の影響を受け、イモ数は少なく、全体的に小玉傾向で、規格内収量は平年より少ないと見込まれています。

 豆類は、大豆、小豆とも開花期が平年より3日早く、さや数も平年並みからやや多く、さやの伸長、登熟ともに順調に推移しています。現在のところ、大豆で7日、小豆で10日早く、小豆は既に成熟期に達しています。

 甜菜は、播種・移植期が降雨の影響を受けて作業が大幅におくれ、移植終わりは平年より6日遅くなり、また低温の影響により、草丈、葉数ともに生育はおくれました。6月中旬以降、生育はやや回復いたしましたが、高温により根部の肥大がおくれており、今のところ平年より2日遅い生育になっています。

 牧草は、春先の低温と周期的な降雨の影響により、一番草の収穫期が平年より8日遅くなりました。この影響により、二番草の収穫始めも大幅におくれ、平年より11日遅い状況となっています。

 サイレージ用のトウモロコシは糊熟期を迎え、高温により8日程度早い生育になっています。

 蔬菜園芸につきましては、ホウレンソウは品質的には良好ですが、高温の影響を受けて品薄の状況にあります。価格は高値で推移しています。カボチャは、定植時期の違いにより、低温、降雨の影響を受けた圃場と受けなかった圃場では大きな収量格差が生じています。価格はやや高値で推移しています。ブロッコリーは、高温の影響を受けて軟腐病の発生が目立ち、品薄の状況にあります。価格はやや高値で推移しています。

 花卉については、高温の影響を受けて生育が早まり、各需要期を見込んで栽培していたものを前倒しして出荷せざるを得ない状況になっています。価格は、8月中旬まで平年並みからやや高値でしたが、以降はかなり安値で推移しています。

 以上、本年は6月前年までは低温、それ以降は一転して高温の状況が続き、各作物とも急激な気候変動の影響を受けております。本年は、水稲を初め、各作物の収穫繁忙期が重複いたしますので、適期作業と農作業の安全に万全を期するよう、関係機関と連携して生産者への呼びかけを強化してまいります。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 行政報告が終わりましたので、これより質疑を許します。

 質疑ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 質疑なしと認めます。

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△一般質問



○議長(河村忠治君) 日程第7、一般質問に入ります。

 質問、答弁ともに簡潔、かつ明瞭にお願いいたします。

 なお、通告書には類似した質問事項がありますので、後から質問される方は重複しないよう配慮をお願いいたします。

 それでは、順次質問を許します。

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△井上次男君



○議長(河村忠治君) 最初に、井上議員。



◆(井上次男君) おはようございます。

 第3回の定例会議会に当たりまして、2件について、通告どおり質問してまいりたいと思います。

 1件目は、軽舞小学校跡地に関する事項でありますが、社会福祉事業に転用するべく、早い機会に決断をしていただきたい等の提言を含めて質問をしてまいりたいと思います。

 私は、あちらこちらで町のほうを回っている中で、町民の声をやはり聞いております。軽舞小学校跡地は、あのすばらしい校舎をどうするんだと、前回の質問の中でいろいろ返事もいただいておりますが、その反応もありまして、今回はその質問をまたやってみたいと思います。

 厚真町も21世紀に入り、必然的な社会現象とはいえ、確実に少子高齢化の道を歩んでおります。人口も間もなく4,800人を切ろうとしている今日、この責任はだれにあるのかなどと問いかける気はありません。国際的な経済の低迷、そして日本全体においても各家庭における生活向上と収入のアンバランス、家庭経営、その中で夫婦共働きでないと生き抜いていけないこの現実、このような世の中の流れも戦後の自由がもたらした結果ではないかと考えております。皆様はどのように考えておられるでしょうか。

 厚真町においても、元気な方、また独居老人、核家族形態がもたらし、現役を退いて静かに夫婦2人で生活しておられます。福祉施設の充実している厚真町では、このままで十分なのか、また社会福祉協議会が担っている福祉事業、従来、各生活会館等で行われてきました地域との交流事業ふれあいサロンとして、厚南会館または本郷のマナビィハウス等で実施されておりますが、このように高齢者がいかに元気で楽しく交流しながら、厚真町に生まれて、この地の過去、現在、未来を見てきてよかったと心から感じておられる高齢者は何人おられるでしょうか。

 私が、議員活動として、厚真の皆様と話しその声を聞くと、高齢者の方々が異口同音に、昔から見ると生活がよくなったと言われておりますが、核家族がもたらす弊害、子供たちには世話にならないと言ったものの、自分たちの行く末に不安を抱いておられることも現実であります。このように、福祉が充実しているとはいえ、心で心配されておられます。

 今の厚真町の体系において、祖先から引き継いで営々と築いてこられたのも、今おられる高齢者の方々ではないでしょうか。その労に対して、このすばらしい田園の町を残しておられます。これだけでも、高齢者が安心・安全、そして幸福感を持てる人生を全うしていただいてもよいのではないかと考えておるのは私だけでしょうか。

 このような考えを踏まえて、軽舞小学校は23年3月統廃合に伴い、真剣に跡地利用について考えていただきたいと思います。いろいろと、跡地利用については検討中でありましょうが、町民の耳を傾けますと、一様に軽舞小学校跡地はどうなるのかと同時に、学校の構造上、やはり社会福祉施設がよいのではないかと一番聞かれております。デイ・サービスの一元化、または保育園と老人介護施設の共用とか利用などと意見が多く聞かれております。今後の高齢化率の上昇から見ても、正しい判断をしていくべきではないでしょうか。

 町長は、これらの件についてどのように考えておられますか、お考えを伺いたいと思います。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) ご質問の軽舞小学校の跡地利用についてでございます。

 さきの定例会の木本議員の質問にもお答えしておりますが、軽舞小学校、そして富野小学校の跡地利用については、今現在その跡地利用の仕方等について内部で作業をしているところでもございます。また、どういった条件を付すのがふさわしいか、そういったものも町民の皆様からご意見をいただいているところでございます。

 基本的には、町の活性化だとか雇用の創出、そしてさらには人口増につながるのがベストだなと、そのように思っておりますし、それを運営する主体が町民であればなおいいんじゃないかなと、そういう視点で考えていきたいという話は、以前にも話をさせていただいたとおりでございます。

 ただ、今回の井上議員の質問は、老人福祉施設、老人介護施設等への転用はどうかという絞り込んだご質問でございます。

 ご存じのように、町内の老人福祉施設は、デイ・サービスは町内に3カ所、そしてそれ以外にもグループホーム、そして高齢者生活福祉センターといったものが既に存在しておりますし、もう既にNPO法人のゆうあいネットが、新たに町民有志の方々でこの福祉サービスを展開したいという申し出があって、間もなく建設されるという状況にもございます。既に、何カ所にもこの福祉施設が点在している状況になっているというところでございます。

 こういった施設を軽舞小学校に集約し直すということになれば、かなりの影響も出ますし、それぞれの施設の跡地利用もさらに詰めていかなければならないということになります。すべてが公設ではございませんので、非常に調整には難しい面があるんではないかなと、私個人的にはそのように思ってございます。

 また、福祉施設を需要から見ますと、現在の定員という視点からも、ゆうあいネットが運営を開始しますと、今現在では例えばグループホームについても需要に対しては十分な定員ではないかと思われておりますし、デイについては既にある3施設で、これまた過不足がない状況ではないかなと、そういう評価を私なりさせていただいております。

 そういう意味では、町内の住民の皆さん、高齢者の皆さんの需要に対する供給不足という視点で、新たにこの軽舞小学校を福祉施設として転用するのは非常に厳しい状況ではないかなというのが、私なりの今現在持っている感想でございます。ただ、それぞれ効率的な運営とか学校施設の特徴を生かした活用の仕方、これはやはりまた別な時点で、トータル的に評価し直す必要はあると思います。

 ですから、このご質問に対する答えとしては非常にあいまいな言葉にはなりますが、非常に急ぐ需要ではないとは思いますが、これから先、長い目で見て、どちらが効率がいいのか、それからサービスを受けられる方々にとってどちらのほうが居心地がいいのか、そういう視点で、先入観は排除して検証はしてみたいなと、そのように思います。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 井上議員。



◆(井上次男君) 今、NPO法人のことがお名前が出てまいりましたが、NPO法人の収容する人員の内容はグループホーム認知症型だと私は考えております。そうすると、主に認知症しか本当は入れません。特養あるいは老人介護的な内容も含めてNPO法人に委託じゃなくてそういう事業ということを考えて、そういうお考えなんでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 軽舞小学校の跡地を老人福祉施設として活用するために、町内に散らばっているそれぞれの施設を一元化したいというご提案に対する説明として、NPO法人もありますし、公設民営型の社会福祉協議会が運営しているともいきの里もございます。それから、厚真福祉会が運営している厚南デイだとか厚真デイもございます。そういったものをそれぞれの分野ごとに一元化するのは、事業主体、設置主体が違いますので、今現在は非常に難しいのかなと、そういう話をさせていただいたつもりでございます。



○議長(河村忠治君) 井上議員。



◆(井上次男君) NPOはまた別として、その社会福祉老人施設は、今やはり厚真町で収容できない人が結構むかわとか他町村に行っておられます。ご老人の方は、認知症にかかってしまえばどこに行ってもわからない部分があるんですが、やはり厚真町で一生暮らしたいという考えを持っておられると思います。町長の考えはもちろんだとは思いますが、今すぐにそういうことに発展していかないと思いますが、あのすばらしい軽舞小学校を使わないで置いておくと、やはりいろいろと弊害で壊れる部分が発生して、逆に全体的に壊さないと、余り長く置きますとそういう形になりますので、適切な考えを、早急にとは言いませんけれども、方向性をつけて考えていただきたいと思います。その辺、いかがでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 軽舞小学校については、すばらしい施設でありますし、建物そのものも耐用年数もまだ相当期間がございます。あれを放置、遊ばせておく手はないというのは、もう町民の皆さんのすべての方のご意見だと思います。私も、できる限り早い段階で、軽舞小学校の再利用の仕方については絞り込みをしたいと思いますが、いかんせん、まだ十分な作業が進んでいるわけではございませんので、もう少しお時間をいただきたいというふうに思います。



○議長(河村忠治君) 井上議員。



◆(井上次男君) いろいろと跡地利用とか、全道でも全国でもいろいろな使われ方は、公募とかいろいろなやり方はありますので、その辺を考えながら進めていただいて、2件目の質問にいきたいと思います。

 2件目の質問は、町民サービスの向上とその充実について、数点伺ってまいります。

 1つ目は、公営住宅について伺ってまいります。

 その中で、町営住宅、特に市街地、本郷団地の古い住宅がなくなり、表町、本郷の町営住宅が完成し入居されております。その方々は、一様に満足されておられるようであります。しかし、居住されている人の管理が悪いのか構造的に悪いのか、既に湿度が高くカビが発生しているところもあると私は聞いております。それで、確認しながら、やはり住みよい住宅を目指していただきたいと思います。賃貸費をいただく以上、当然のごとく住みよい住宅として利用されることに万全を期すべきではないでしょうか。

 滞納は発生しておられるでしょうか。低家賃から高負担への住宅へ入居されることで、当初、控え置かれた賃貸費も高いほうの賃貸契約へ移行されると聞いておりますが、このような措置に対する弊害、滞納などが生じてくると想定されますが、不測の事態が生じるとすればどのように対処されているのか。

 まとめて質問してまいりたいと思います、住宅について。

 次の件は、今年度、上厚真にかえで団地公営住宅6号棟が建設されます。今後において、新規に公営住宅の建設計画を現段階においてされておられるのか。先ほども質問いたしましたが、新しい公営住宅に住まわれておられる方々の中に、今まであったように低家賃住宅を望んでいる人もおられます。所得に合った賃貸費を払えば、各段階、各部屋の間取りの大きさ等にかかわらず、賃貸費がそのままで居住できるのか。また、本来は収入に応じた賃貸費を払えることに分類した公営住宅を設定していくものと私は考えますが、町長はどのように考えておられるでしょうか。

 その次の質問ですが……



○議長(河村忠治君) 井上議員、切ったほうがいいと思います。



◆(井上次男君) わかりました。

 それでは、1番から2番でお願いします。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 公営住宅の管理の状態のご質問でございます。

 前段のカビ等の発生については、特に回答を求められた内容ではございませんが、こういった不都合については、その現状を十分にこちらのほうで調査をいたしまして、設置者として改善すべきところはしていく、それからできる限り管理について気を配っていただけるようお願いもしていきたいと、そのように思ってございます。

 また、滞納の状況でございます。

 確かに、建てかえが進んで移転された方々は、古い住宅から新しい住宅に入っておりますのでそこそこ使用料が上がります。その使用料が上がる際に、事前にご説明を申し上げて、激変緩和措置、経過措置をとりますと、最終的にはこのぐらいの金額になりますというのをお示しした上で合意をいただいて移転された方々ばかりということでございますが、残念ながら滞納がゼロというわけではございません。滞納も数件発生してございます。

 この滞納の理由が、低い家賃から高い家賃になったせいかどうかはもうちょっと分析が必要なのかなと思います。現実に、所得がない方でお二方ほどおくれがちの方が実際にはいらっしゃいます。この方々は年金受給者ということもございますので、年金の支払い時期と合わせてずれがあるということがございますので、この辺は双方納得の上、協力をしていただいて、多少のことはやむを得ないのかなと町のほうでも思ってございます。

 ただ、その中でもかなりの長期の月数を納められていない方がいらっしゃいまして、この方については最初からでございますので、決して家賃が上がったからということではなくて、基本的に使用料を納めることについての抵抗感があるのか、それとも生活状態全体の関係で使用料そのものが支払えない状況なのかはなかなか答弁にが難しいところがあると思います。

 また、古い住宅は確かに安かったんですが、当然、断熱等もきいておりませんので、全体の家を維持する、生活をするために維持をする経費をトータルで考えると、新しい住宅に移った後の家賃は高いんですが維持費そのものは安くなっていますので、トータルとしてはさほど上がってはいないんではないかなと、そういう私たちは視点でとらえております。そういう意味では、滞納が始まっているのは必ずしも収入だけに問題があるのではなくて、全体的なそれ以外の生活すべてに関して、やっぱりトータルのケア、それから問題があるのかなということもございます。そういう意味では、私たち使用料を徴収する側も滞納された方々と十分に話し合って、今後その滞納状況をどう改善していけるか個別に相談しているところでございます。

 また、途中になりましたことは、次の3番目の質問になりますので、1番、2番についてはこれで説明を終わらせていただきます。



○議長(河村忠治君) 井上議員。



◆(井上次男君) 今、滞納の件についてお話がありましたが、公営住宅法に基づく厚真町の住宅設置及び管理に関する条例があります。その中に、何カ月以上滞納したときは退去とかいろいろな、明け渡しとかいう項目があります。この辺は、もちろん人権問題と済んでしまえば、そこでいろいろな考えがありましょうが、そういうことに関して、よくよく話をしないと答えは出ないと思いますが、最終的には明け渡しの要求とかそういう形も考えておられるのかちょっとお伺いします。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 公営住宅に入居されている方々は、基本的には非常に住宅に困窮しているという方々が、そういった方ばかりでございます。また、厚真町を全体見渡しますと、公営住宅以外に民間の方でアパート経営をされている方もいらっしゃいますが、十分ないろいろな家賃の建物がたくさんあるかというと、なかなか少ないのも現状でございます。そういう意味では、一概に退去命令ということにはいきません。十分にその辺は相談をさせていただくという姿勢で、前向きに改善を求めたいと、そのように思ってございます。



○議長(河村忠治君) 井上議員。



◆(井上次男君) 今後も、住みよい住宅を考えながら進めていただきたいと思います。

 それでは、公営住宅の3点目について引き続いて聞いてまいります。

 3点目は、公営住宅の駐車場について伺ってまいります。

 最近、公営住宅、町営住宅ですね、市街地、上厚真地区が整備されて、環境もよくなってきております。市街地、本郷地区、上厚真のかえで団地などを見てみますと、すばらしい町民サービスがなされていると私は思います。

 数年前から見ると、古い住宅がなくなり、皆さんが喜んでおられることは間違いありませんが、しかし今の時代はもろもろの社会現象から、また経済・景気の低迷による夫婦共働きの家庭が主になってきておることも確かであります。皆さんは、そのことは重々ご存じだと思いますが、そこで最近耳にしていることは、町民の声によると、駐車場がなく、駐車場以外に駐車することを余儀なくされております。ある程度の駐車場を確保しておられるようでありますが、まだまだ駐車場以外にとめている現象が生じていることも確かであります。

 いざというときの危険性と、特に冬場に除雪などの弊害になっていることも確かであります。最低でも1軒に2台駐車できるスペースを、当初の住宅建設の際から考えていくべきではないでしょうか。その辺のところを、駐車料金もしっかりと設定していただきながら、このような小さな町民の声にこたえていくのも町民サービスではないかと考えますが、この件については、町長、どのようにお考えでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) ご質問の3点目の質問にお答えする前に、2点目について、先ほど1問質問も落としたということでございますので、ちょっと2点目についてお答えしておりませんから、先にお話ししてよろしいでしょうか。



○議長(河村忠治君) はい。



◎町長(宮坂尚市朗君) 2点目のご質問は、今後の建設計画ということでございました。それから、その企画についてはどうなんだというご質問がありましたので、その2点目について説明させていただきます。

 上厚真のかえで団地で今6号棟を建設中でございます。もう1棟、7号棟を来年度計画してございます。それによって、当初予定しておりました厚真町の公営住宅のストック総合活用計画に従った建てかえ事業はすべて完了いたします。

 その以外に、先ほど、例えば低所得者等に対する別な規格の、別なグレードの公営住宅の建設はできないのかというご質問だったと思います。これも、今現在の計画はございませんが、確かに高齢化されている現状を考えますと、今の2LDKもしくは3LDKのハイグレードな住宅が果たして望まれているのかどうか、そういったことも含めて、今後の課題として私たちも研究してまいりたいなと、そのように思っています。

 公営住宅がすべて、今現在、厚真町で建てている3LDKもしくは2LDKの規格がすべてというわけではございません。国としても、高齢者向けのそういったもうちょっとコンパクトなグレードの公営住宅も推奨しているように聞いておりますので、そういったものも含めて考えてまいりたいと思いますし、またNPOのほうで、グループリビングかな、どちらかというとともいき荘に近いような計画を検討しているようでございますので、そういった需要動向を見ながら、町としても高齢者向けの住宅はどうあるべきなのか、これからの課題としていきたいと、そのように思ってございます。

 また、3点目、公営住宅の駐車場でございます。

 確かに、表町と上厚真のかえで、ここについては管理戸数と同じ数の駐車場しか用意してございません。例えば、来客用だとか、1家に今2台ある家が当たり前の時代にありながら、余分な駐車場がなくて、町道の路上駐車とか町有地に駐車しているというケースもたくさんございます。道路管理上も、それから交通安全上もよろしくないとは思いますので、これからはそういったものの改善に努めてまいりたいなと思います。ただ、補助事業で建設したところでございますので、どこまで転用が可能なのか十分に調査してまいりたいと思います。

 また、周りに町有地がある住宅団地もございます。そういった住宅団地については、町有地を転用して、そこを利用していくというような形にしていきたいなと、そのように思います。これは、入居されている方々と相談して、どの部分がいいのか十分に相談させていただきたいなと思います。

 また、表町とかえでについては、最寄りに町有地がございませんので、ご不便をおかけしますが、当分の間はなるべく近くの町有地に誘導してまいりたいと思います。また、そのご不便をなるべく早くに改善できるよう、先ほど申しましたようにその団地内の、もしくは団地に隣接する場所で適当な場所をつくれないか早急に検討してまいりたいと思います。



○議長(河村忠治君) 井上議員。



◆(井上次男君) 今、駐車場の件でご返答いただいたんですが、今の時点でやはり町有地があるという、そこはまだ整備していないから普通にとめている方がおります。整備した駐車場は、たしか1台800円とか月に取っておられると聞いておりますが、その800円を、お金の問題じゃないかもしれないですが、そこにとめないで、お金を出さないで自分の駐車場がスペースがあるのに町有地の空地にとめてある形も聞いております。早々とまではもちろん言いませんが、町有地も駐車場にできる部分があれば整備して、しっかりと料金を徴収すれば公正に駐車するようにできるのかと、そういう考えもありますので、そのほうで考えて進めていただきたいと思います。

 4件目の公営住宅についてのおふろ、ユニットバスの件についてでありますが、いまだにユニットバスのついていない住宅があると聞いております。従来、入居された方がつけたふろのままで入っているのが本当でしょうが、そうであれば、今後ユニットバスをつける計画があるのか、例えば予算がつき次第交換する予定になっておられるのか、その辺のところをちょっとお聞きします。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 住戸改善で、既設の公営住宅をユニットバス化を進めてまいりました。ただ、国の補助事業の対象外でありました平成4年度に建てました本郷かしわ団地の1棟8戸、それから上厚真新団地の1棟4戸、合計2棟の12戸が、残念ながら国の補助事業が活用できなくて、今現在ユニットバスが未整備でございます。ただ、既に入居されて自分でおふろを設置されている方がいらっしゃいますので、町がそれを撤去して、そしてそこにユニットバスをつけて、ユニットバスをつけますと使用料が上がりますので、そういったことを説明してなかなか納得していただける方といただけない方がいらっしゃいますので、利用されている方々と十分に話し合う必要があるということで、今はちょっと宙に浮いている状況でございます。転居の際には、町のほうで整備をしやすいんですが、そういう事情があるということをご承知いただいて、私たちとしてはなるべく早くユニットバス化したいなと、そのように考えております。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 井上議員。



◆(井上次男君) 住んでいる人から聞きますと、やはりしていただきたいという希望者も何人か出ているようですので、その辺は進めていただきたいなと思います。

 それでは、2点目の質問に入りたいと思います。

 高齢者の生存、所在確認の管理体制について伺ってまいります。

 その1件目が、向こう3軒両隣と昔から言い伝えられておりますが、この言葉こそが私たちの住む田舎の町に必要であり、消えつつある隣人同士の支え合いが大都会では完全に崩壊しておりますが、隣の住人が人知れず、だれにもみとられず人生を終わっていく、こんな寂しい人生があるでしょうか。戦後の自由主義が生んだ核家族への拡大としての遺物ではないかと考えております。

 しかし、私たちが住む小さな町、環境に恵まれた地域、その力、自治会単位で生かして、細部にわたって把握できる体制の構築が必要ではないでしょうか。各地区に民生委員がおられますが、それだけで安心ではなくて地域の、特に先ほど申しましたが、自治会の力でよりよい厚真町を将来にわたって継承していくことが肝要であると考えております。

 町長は、今後この構築についてどのように考えておられるかお伺いします。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) ご質問の要援護者と申しましょうか、独居老人、それから高齢者の2人世帯みたいな、ちょっと周りでいろいろと気を配ってあげなければならない、見守ってあげなければならないところはどこまで把握できているのかという要旨だと思います。

 今現在、緊急通報システムを設置している箇所については、いろいろな情報を町としてもいただいておりまして、こういった方々についてはいざというときの対応が非常にしやすいという状況になってございます。それ以外に、こういったシステムを導入されていない方、これがなかなか現実には、町では詳しい情報、個人の情報を持ち得ていない状況でございます。社会福祉協議会のほうでは、ある程度、緊急連絡先だとか体の状態、通院の状態、こういったものまで把握しているかどうかちょっとわかりませんが、ある程度までは情報は把握しているようでございます。ただ、その情報が、町だとか、例えば自治会だとか、それからその方を支えているボランティアの方だとか消防だとか、そういう機関で共有化していないというのは事実でございます。

 これからは、独居の方、高齢者の2人世帯の方もどんどんまだまだふえていくと思いますので、そういった方々が地域で安心して暮らしていただけるよう、できる限りそういう情報を一元化したいなと思います。個人情報保護という厳しい法律もございますが、安心して暮らせるためには、そういった対象者の方が積極的に町のほうに情報をお寄せいただければなと、そのように思います。

 そういった意味で、実は、これは別制度ではございますが、来年度、災害時等要援護者登録制度というのを導入する予定になってございます。名称は非常にいかめしい制度でございますが、建前上は、災害が発生したときに真っ先に駆けつける必要がある方というふうに考えていただければいいと思います。そういった方々の個人情報を、地域もしくは町、それから関係機関が共有化しようということでございます。そうすることによって、いち早く地域の方々が避難の誘導をしたり、それから身寄りの方に連絡をとったり、例えば救急隊員が駆けつけたときにそういった情報を有効に活用して、命を助けるということにもつながると思います。

 そういった要援護者の台帳を整備していきたいと、そのように考えておりまして、そのためにその調査を年明け早々には始めさせていただきたいなと、実は予定してございました。この制度を、福祉サイドで活用したり、救急サイドで活用したり、それから災害時に素早く動いていただける地域の方々に活用したりしていただくことによって、生活弱者と言われている高齢者の方々が安心してその地域に住み続けていけるという状況にしていきたいと、そのように考えております。そういう情報を、いろいろな団体、いろいろなボランティアの方々にできる限り活用していただくことが、新しい安心した地域づくりにつながっていくんではないかなと、そのように考えてございます。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 井上議員。



◆(井上次男君) 情報の共有化、先ほど申しましたが、個人保護法ができた根拠は、私は、やはりサラ金とかいろいろな悪用される情報が盛りだくさん日本じゅうあるいは世界じゅうにもあって、そういう悪用された件で個人情報というのは厳しくなった部分はあります。変に誤解しながら、相手の、隣の近所の人を見て、個人情報になるからもう勝手にしなさいと、そういう考えを持たないのが本当は一番いいと思いますので、地域の小ネットワークの活動も今後進めて、新しい調査をするということでありますので、その辺も十分拡充しながら、充実した環境をつくっていただきたいと思います。

 それでは、2件目の、厚真町では今問題になっている高齢者などの生存・所在確認を既に終わられていると思いますが、新聞の報道においても存在しないと報じられましたが、全く問題はなかったのか伺いたいと思います。今後、役場において対処はどのようにされるのか、もろもろと意見が左右しておりますが、個人情報の漏えいを発端とする異常とも思える情報保護があるので、ある限界上、その人の詳細を調査できないとの弊害に挟まれて、所在・生存確認ができないとも言われております。

 国民または町民が、人間尊重のもと、それぞれの事情があるとはいえ、例えば税金の面から考えると、各税金などを納めているいないにもかかわらず、国民として一人一人に交付税が支払われております。生きていて当たり前の今日、生存・所在不明者を出さない厚真町でなければならないと私は思います。

 最近、年金受給者、年齢65歳からの確認も必要ではないかとも言われておりますが、本来、健康保険証等の更新と年金受給時において、所在確認を常に厚真町としてやっていく考えは持っておられるのか町長にお伺いいたします。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) まず、世間で話題になっています100歳以上の、本籍があって所在が確認されない件数はどうなのかというご質問でございます。厚真町としては、行方不明者は、所在不明な方はいらっしゃらないということでございます。

 ただ、所在不明と本籍があって確認ができないというのは、現実には違います。厚真町の場合は、本籍が厚真町にあって、100歳以上の方で本籍が厚真町にある方は全部で38名いらっしゃいます。そのうち、7名の方が厚真町に住民票がある方です。住民票のある7名については、厚真町の場合はすべて所在を確認してございます。それ以外の31名については、本籍はありますが住民票がないという方がいらっしゃいます。この31名については、厚真町としては所在が確認しようがない方でございまして、それぞれ本来は住所地で確認をされているんではないかなと、そのように思います。

 ただ、中には戸籍上121歳の方もいるということになります。この方は、当然、日本の最高齢からいくとそれを超えておりますので、生存は非常に厳しい状況なのかなとは思います。ただ、厚真町としては、そういった方についてはそれ以上生存の確認はできない。戸籍に戸籍と住所地が書かれている附票というのがあるんですが、こういった方々はその附票さえもついていない、要するに昔に調製された戸籍がいまだに残っている方、当然、戦争等のどさくさでなかなか死亡届けが出されていない方ではないかなと推測はされるんでございますが、そういった方は全国にそういう意味ではたくさんいらっしゃる。それは、あくまでも本籍上、戸籍上残っているというだけでございまして、生存が確認できないということとはちょっとニュアンスが違うんだということをご承知おきいただきたいと思います。

 ただ、税だとか年金の支給、こういったものの現況確認は、すべて住民票、住所がある市町村で確認する形になってございますので、そういう意味では年金の不正受給とかという形には、この本籍だけではつながりませんので、そういう意味ではちょっと取り扱いとしてはさほど厳しくないというのが現実でございます。

 それと、税だとか住民票だとか、あと年金だとかの観点から、国民健康保険証の交付だとか国民年金の裁定請求の際にちゃんと市町村で確認したらどうなんだというご指摘でございますが、もちろん国民健康保険証の交付時には、すべて家族構成、それから住民票に登録されている方々の確認はさせていただいておりますし、年金については請求の裁定時にはほとんどが本人の方がいらっしゃる。65歳で受給しますので、そのときは本人がいらっしゃる。ただ、それから以降は毎年従来は現況届けというのを出すことになっておりました。これが、住民基本台帳のネットワークが全国的に構成された時点から、それぞれの市町村で本人みずからが現況届けを出さなくてもいいように改正されておりますので、年金の受給の際に市町村で確認してはどうかというのは、これは無理な話でございます。また、農業者年金については、現実には農業に従事していることなども確認事項になっておりますので、こちらのほうでは、その都度、現況届けを出していただいているという状況にございます。

 ちょっと答弁したのを訂正させていただきますが、さっき言った、戸籍に附票がついているついていないというのも、全国的にはついていないものもあるようでございますが、厚真町の31人ついては、31枚については一応附票は全部ございますということであります。ただ、住所が記入されていないがために、厚真町もこれから先、例えば法務局と職権消除等の手続がとれますが、それは法務局と協議する形になります。協議するにしても、厚真町で確認できる情報が実際にはないというのが現状でございます。当然、こういったことが話題になっていますので、厚真町から職権消除の協議を法務局にした場合に、法務局の対応も変わってくるんではないかなと、そのように思います。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 井上議員。



◆(井上次男君) やはり、この問題が新聞紙上をいろいろと騒がした時点で、当初は厚真町はいないとかという返事もありましたが、よく詳細を調べた結果がこういう形に、121歳の方が出られたと。これは、やっぱり昔からある普通の慣習という形で、自分がどこか転居するときは住民票しか持っていかない。本当は、本籍も一緒に持っていけば、住民票と戸籍を一緒に持っていけば問題が生じなかったと思いますが、将来的に住基のネットワークができて、将来的には国民皆ナンバーになるやもしれませんが、そのようになればもうほとんどそういう問題が生じないと思います。そういうことで、今、厚真町での問題はそんなに町の対応はないかなと私は考えております。

 以上で質問を終わります。以上です。



○議長(河村忠治君) 以上で井上議員の質問を終了いたします。

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△海沼裕作君



○議長(河村忠治君) 次に、海沼議員。



◆(海沼裕作君) 一般質問をさせていただきます。

 前段、井上議員がほぼお尋ねになって、その答えを聞いていました。少々わからなかったところがありますので、その点だけについてお伺いしたいと思います。

 今、井上議員も話したとおりに、自分の身に置きかえてみますと、自分の家で車が何台あるかなというと、年配者の方は車は少ないんですね、若い人たちは活動の旺盛な人にはやっぱり車は1人1台の時代なんです。それに比べると台数が少ないという、そういう指摘も受けて一般質問しようと思ったんですが、答えの中で何かが補助事業のためにできないんだと、補助事業が邪魔をしていると、駐車場をつくるのに。その補助事業の何が邪魔をしているのか、まずその辺をお聞きしたいと思います。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 駐車場等の整備についても、公営住宅を建てるときに、外構工事として一緒に補助事業の対象事業費になります。その駐車場の区画数は、当然、管理棟、部屋1つについて1台ずつというのが補助基準だということでございます。それ以上つくる形になると、その部分は単費対象、補助対象外で単費で対応すればいいということに単純になります。

 ただ、それは、これから先、例えば本郷第2団地も含めて、それから上厚真のかえで団地の6号棟以降についても、これから対応する部分については単費を投入すればある程度の敷地に余裕があれば対応できる。ただ、既に建ってしまっている、例えば表町団地、それから上厚真のかえでの1号棟から3号棟までの駐車場については、駐車場以外に緑地等の整備もしてございます。これは補助金が入っておりますので、その緑地等を転用して駐車場にすることが補助金として返還の対象になるかどうか、そういった制約についてももうちょっと詰めなければならないなと思います。

 より具体的に言えば、例えば表町の公営住宅がございますが、あそこは非常にそういう意味ではスペースはたくさんあるんですが、緑地だとか皆さんが集うような広場になっているところもたくさんございます。ああいった部分を、先ほど言うように具体的に駐車場に転用した場合に、もちろん改修費は単費でありますが、それによって補助金が返還になるかどうかもうちょっと詰めさせていただいて、それからレイアウトもありますので、十分にその辺を調整した上で対応してまいりたいなと、そのように考えております。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) 大体わかりました。

 それで、この質問をするのに、かえで団地、それから表町、本郷、3カ所を夜回ってみました。路上にやっぱり車をとめているんですよね、どこの団地に行っても、あそこの団地は路上にとめていないよという、そういうところはありません。やっぱり路上、特に歩道にとめてあります。路上じゃなくて歩道にとめているんです。

 そういうことを見まして、かえで団地の方は自己防衛したんですね。1軒分の駐車場を、3メートルぐらいの幅を、3メートルの5メートルぐらいあるのかな、2メートル50センチかちょっと、そのスペースなんです。その後ろにアスファルトがあって、アスファルトにちゃんと線を引いたんですよね。線を引いて、その後ろには縁石がないんです、俗に言う芝生という話です。芝生でなく雑草ですけれども、芝生です。そこに縦列にとめているんです。1軒ごと縦列にとめている人がいるんですね。それはどうなのかという、そういう話も伺いましたので、それはどうですか。具体的にちょっと。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 駐車場の料金の設定は、一応1区画分で幾らということになりますので、1台に対して幾らではございませんので、そういうふうに工夫されている方も現実にいるのは承知してございます。ただ、非常に使い勝手は悪いんだろうなと、そのように思いますし、近くに町有地があるほかの団地でございますと、その町有地にある程度整備をする、利用しやすいような区画を整備して利用していただくという方法があるんだと思います。そういう意味で、最寄りに町有地のあるところについては、町有地の活用について検討してまいりたいという考えでおります。

 それから、路上駐車、これは、路上駐車は非常に管理上も、それから先ほど言いましたように交通安全上も適切でないと思っておりますので、その辺は利用されている方々に最寄りの町有地等、それから交通安全上問題のないところに当面置いていただくようお願いをしたいと、そのように思っております。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) それと、もう一つ苦情をいただいているんです。同じ800円を払っているんですけれども、家の駐車スペースはどうもいつも水がたまると、これで公平か、そういう細かい話も出ているんですけれども、でもこれは、そこに車をとめている人には切実な問題だと思いますよ。こういうことも見ていただきたいし、それから駐車場をどこかにつくりたい、活用したりなんかして、それはいつまでにしようと思っているんですか、年度中か。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) まず、今、かえでの6号棟は建設中でございますので、こちらのほうはその工事にあわせてやると。ただ、かえでについては、町有地は実は残念ながらそれ以外にないんですね。ですから、ちょっと入居されている方々と、近場にそういった場所を見つけられるかどうか、こちらのほうからご提案を申し上げて、それに利用していただけるかどうかも含めて、協議してから、当然、予算措置が必要ですので今年度ということにはなりません、来年度以降ということを考えてございます。



◎町長(宮坂尚市朗君) 水たまりは、今ご指摘がありましたので至急見させていただいて、それは修繕できるものは修繕してまいりたいと思います。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) ちょっと最後の歯切れが悪かったようですが、いつできるかと聞いたら、今年度中と言うのかなと思ったら来年度以降と言うから、いつできるかわからないなと、そういうふうに思いました。

 それで、次に行きます。防災について。

 これは、きょうは救急の日なんですよね、9月1日は防災の日で、ちょうど時期はいいのかなと思って、9月は大きな災害がやってくる季節でありまして、一緒に考えてみたい、自分の考えを話して聞いてみたいと思います。

 それで、ことしの2月でしたか、チリで大地震がありまして、津波がやってくるという話がありました。それで、浜厚真のほうもサーファーがいたり、人が住んでおりますので、そのための避難指示というのか避難勧告というのかちょっと、その辺の言い回しはちょっとわからないんですが、避難してほしいと、そういうようなことをしたのでありますが、発令したんですが、これは気象庁というのか、俗に言うテレビに出る気象情報と思うんですが、それに基づいて発令していると思うんです。これも、町が今までこういう体制をとってきたかと思うんですが、しかし、地域に住んでいる人たちは、このくらいは安全なのかとか、何かそういう独特な地域感というのか生活感がありまして、本当にどういうふうに避難されたのか。多分、住民はすべて避難しなかったかに聞いておりますし、サーファーについても時間は避難までに随分かかったようで、特に警察、消防みたいなそういう機関が来ても、こんないい波なのにという、逆にどっちがしかったのかしかられたのかわからないような話で、最後は退散して帰ったようでありますが、それに、警報に従わない、発令に従わない、これはどういうふうに考えているのか。

 あとから最後のほうに話したいと思うんですけれども、余り機械的に出し過ぎているので、このぐらいはと思っているのか、その辺が問題になるところなのかなと思ったりもするんですけれども、これはまた後から聞きます。どうして時間がかかるのか、従わないような人がいるのか、それについて考えていることはありますか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 避難勧告、それから避難指示というようなたぐいで、私たいちは命令を区分けしているんでございますが、今話題になっております本年2月の南米チリ中部の地震を原因とした津波、これについては、先ほど議員がおっしゃっておりましたように、気象庁のほうで津波警報を発令してございます。津波警報とあわせて、避難情報も出されたというところでございます。

 本町としましては、この避難情報ということではなくて、津波警報が出されて、津波警報の中を見ますと、津波の高さが1メートルから2メートルくらいになるという内容でございました。この内容から考えますと、当然、海岸に住まいされている方、それから海岸を活用されている方々については避難をしていただきたいということで勧告したところでございます。

 ただ、現実としては、なかなか住まいされている方、それから先ほどのサーファーみたいな海岸で遊ばれている方々が、実感として自分たちのところには津波は来ないんだと、安全なんだという思いがあるようでございます。ただ、この津波という、今から50年前、浜中町ですか、あそこで大被害が起きました。これも、たしか南米チリ沖の地震が原因の津波だったと思います。とにかく、自分たちの予想できないようなことが起きるのがこの災害でございます。

 そういう意味で、命を守ることを最優先にして、あらゆる機関が情報を集めて最大値で情報を出されておりますので、当然、厚真町としても、私たちの立場からいってそれを矮小化したり、勝手に安全だから大丈夫だよという形でその情報を操作するというのは非常に危険だと思います。危機管理上は、危険も最大値で考えて、余裕を持って行動していただくのが建前だと思いますので、今回もそうでございますし、これからも気象庁の発表する、例えば津波警報が出ましたら、速やかに避難勧告をさせていただきたいなと思います。

 ただ、余りにも、先ほど言いましたように避難される側の方々については、日本人というのは割かし安全はただというぐらいの、とにかく危機感が足りないんではないかなと思います。その危機感をどうやって持っていただくか、これはそれぞれ地域での取り組みが今後の課題になるのではないかなと、そのように思っております。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) それで、今回の津波の話になりますと、多少は来たんですよね多少は。でも、住民は避難しなかったように聞いていますし、それで先ほども住んでいる人たちはどういうふうに考えていたのか、過去にどういう災害があったのか、そういうことが住んでいる人には自然とこう身についているというのか、そういうものじゃないのかなと思うんですよね。

 例えば、湾が奥まって細くて、細く奥っている、それは水がだんだんふえてくるんだから、2メートルの津波でも20メートルにも30メートルにもなるかもしれません。でも、ここの浜は大きな湾で、それが水が集まってくるようなそういうような形成もされていないのが現状なのが、何か住んでいる人たちが自分たちはわかっているのかなと思うんです。それで、先ほど言った機械的にただ気象庁の警報に基づくだけなら、何か責任逃れ、そんなふうに思われますよ。何かしないと、判断項目に加えないと。

 それで、これは次の質問にしようと思ったんですけれども、一緒にします。

 僕、自分で一番よかったなと思うのがこういう警報があったんですよね。町内の防災無線、昼12時ぐらいに流れるんですが、そのときに、きょうは暖かいので屋根の雪が落ちます、あれは最高だったと思います。子供たちも、考えてみないことが急にああいうふうに言われると、きょうは危ないんだなと。暖かいのはみんな知っているんです。そうすると暖かいから、子供たちは水の中でじゃぶじゃぶ歩いていくのが、それは楽しいんです。でも、上から来るのはだれも思っていないんですよね。ああいうように、親もあっと思うし、その季節とか地域に合った情報というものが一番大切な情報、情報というのは災害を未然に防ぐ、そういうことなんだろうなと思っているんです。

 それで、余り気象庁だけの画面を見て、津波が来るから逃げなさい、これはちょっといただけないのかなと。その結果が従わない、もしかしてこれはオオカミ少年に近くなるような問題にもなってくるのかな。それでいいのかもしれません、万が一のことを考えたら、やっぱり万が一の対策をしているんですからね。でも、万が一がどうも違う方向から見ているのかなと思うんです。そういうことを気づいたことがありますでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 大雨に対する洪水みたいなのは、確かに自分たちの目で見えますし、厚真町でも頻繁でございますので、こういった問題ですと、地域で独自の基準をつくったりできます。ただ、今話題になっている地震と津波の関係は、たまたま南米沖の地震源でございましたので、津波が到達するまでにかなりの時間がございました。

 ただ、思い起こせば奥尻沖もございますし、それからここの太平洋沿岸でも浦河沖の地震も頻発しています。それから三陸沖、それから釧路沖、さまざまな地震がございまして、それぞれ地震の状況によって津波が発生しないとも限らない。津波の怖さというのは、確かにこの辺では余り感じたことはないと思います。

 ただ、三陸沖にも、それから先ほど申しましたように50年前の浜中の大津波のケースもございます。災害で、例えば命が失われるような大災害というのは、50年に1回、30年に1回、もしくは100年に1回という、そういう自分たちが一生の間にそうそう経験できないスパンで来るというもの事実でございます。

 そういう意味では、せっかく科学的に分析されている気象庁から出されている警報を、先ほどの私たちの地域になじむようにもう一度そしゃくし直すような情報を厚真町では持ち得てございませんので、やはりこれは危機管理上、命を守ることを最優先にして避難していただくという指示を出すほうが、私は私たちの立場からいっても適切ではないかなと思いますし、体一つで、例えば避難することにどれほど経済的損失がかかるかということも考えたら、やっぱり命を守ることを最優先にすべきだと思います。

 こういったことは、やっぱり地域の方々に私たちももうちょっとひざを交えてちゃんと話をするということは大事なのかなと思います。これまで、事実そういうことをしてきておりませんので、そういう意味では議会も進んでいないんだと思います。だから、あくまでも自分の経験だけでは判断できない、そういう自分の独自の判断で行動することによって大きな損失をこうむるということもさまざまな災害の現場で起きておりますので、もうちょっと私たちもきちっとした説明をしたいなと、そのように思います。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) それで、警報を簡単に出してはまずいと、そんなことを言っているんじゃないんです。でも、1つだけお伺いします。

 過去の歴史の中で、厚真町で津波の被害というのはありましたか。



○議長(河村忠治君) 総務課長。



◎総務課長(近藤泰行君) 戦前、戦後で大きな津波というのはございません。ただ、地質調査上は、この勇払平野に大きな津波が過去あったと。多分、明治以前の古い時代だと思いますが、そういう事例の調査の結果はあるというふうに聞いております。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) 続いて、2番目というのか、大雨について今度お伺いします。

 大雨が降るといろいろな災害が出ますが、その災害の被害の算定について、これはどこかで聞いたような気がするんですが、特に農業被害とか、なぜあれが何千万円になったり何億円になったり、その判断がどうもしにくいところがあるんですが、多分それは決められた方法によってなると思うんです。厚真町は2,400万円ですか、農作物は。何かむかわは2億円とか3億円とかじゃなかったですか。

 9,000万円ですか。いや何か億だなと思って聞いていたんですよね。随分違うなと思って聞いていたんですが、いろいろなことについての算定方法についてお願いします。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) いろいろな方法、農作物でいいですか。



◆(海沼裕作君) 違います。農作物とか、さっき言った土木作業とか。



◎町長(宮坂尚市朗君) では、まず農作物の被害額の算定について述べさせていただきます。

 基本的には、目視が建前でございます。当然、日中に担当職員が出かけて行って、浸水・冠水している状況をざっと把握をしてくる。その把握の段階では、被害面積と、その被害面積も被害程度、被害率に応じて区分をしてくる。例えば、10%被害のところが5反歩、それから30%被害が2反歩あるなという積み上げをする。それと、被害額については、基準反収、基準収量を用いるということになります。この基準収量は、直近の3カ年平均を活用するということで、それぞれを掛け合わせて、実際には被害額というのが出されてくるというのが単純な話でございます。

 その浸水・冠水の被害程度、被害率は何%というのが、これまでの積み上げのマニュアルがございまして、それに従って自動的に計算されるという仕組みになってございます。この被害程度については、農林水産省の農作物被害調査必携というのがございまして、これによって減収推定尺度、それからこれまでの道内農業試験場のデータ、そして本町の過去の災害、各作物の生育段階ごとに応じた被害程度をこれまで経験的に積み上げたもの、これを参考にして算定をさせていただいているというところでございます。

 それから、農業施設については、復旧するための費用をこの北海道のやっぱり農政部の単価を活用して、それを積み上げていく、あくまでも復旧に要する経費として積み上げていくというのが農業被害でございます。

 それから、公共土木施設の被害状況についても、基本的には復旧するための費用を、それぞれ道の単価、それから町の単価を使って積算をして積み上げていく。あくまでも、復旧までに要するおおよその見込み額が被害額ということになるということでございます。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) 調査の基本は目視ということなんですよね。それで、目視はその地域の方にゆだねられるわけです。地域にどのぐらいの被害があったか被害申告しなさいと、そういうことになってくるんですよね。それで、目視の基準がこっちの農事組合とこっちの農事組合は違うのかもしれません。

 それから、結局は何を話したいかというと、その調査の精度というのは本当に正しいのか、この精度は、調査結果はどういうところに使われるのか、こういうことを聞きたいわけです。調査自体もちょっと狂いがあるんじゃないかと思うんですよね。先ほど言いましたよね、むかわと厚真の差、そんなに差があるのかなと思ったところもあるんですけれども、むかわは特有の大きい川がありますのでそういう関係なのかなとも思いましたが、ちょっと差があり過ぎるなと思ったんです。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 被害の算定に当たっては、現実にはそれぞれの関係機関が集まって協力をして算定をしていく。それ以外に、補足的に町内の農事組合長に再度その調査依頼をして報告もしてもらう、そういったものを総合的に活用させていただくということでございます。詳しい具体的な手順については、後ほど担当課長から説明させていただきます。

 また、この被害調査の活用方法、これについては、当然、北海道とか国がその災害復旧もしくは災害の経営上に与えた損害に対してどうやって補てんをしていくか、そういったものの対策を講じるために活用する。その活用する程度が非常に局所的で少ない場合は、そういうものが発令されないということになります。ただ、厚真町でもそれを補完するように、町単独で経営支援等を必要とするケースも出てきますので、そういったものの基礎資料として活用していきたいと、そのように考えております。

 それから、統計的にもそれを蓄積していくことがその地域全体のまちづくりにもつながるということになりますので、そういった活用もされていくというところでございます。

 より具体的に申し上げますと、例えば今回の農業被害については、天災融資法が例えば発令されるケース、それから農林水産業施設の災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の適用を受けるケース、それから北海道農業災害融資促進規則に基づく災害資金の適用をされるケース、それ以外に町が経営支援をする、経営対策を講じる場合に必要な不可欠な基礎データになるということでございます。

 今回の場合は、厚真町、それからむかわ町に限定された被害だったようでございます。それから、町の場合は、経営対策については今後の組勘の精算状況を見ないと何とも言えないということでございまして、今現在であくまでも農業施設の災害復旧に全力を尽くしたいという段階でございます。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 産業経済課長。



◎産業経済課長(中川信行君) 今回の8月11日から12日にかけての大雨災害の私どもの被害調査状況について申し上げたいと思いますけれども、12日午後3時30分には大方雨が上がりましたので、その段階からすぐ担当職員で調査を開始したところでございます。基本的には、車からの冠水状況あるいは浸水状況の目視で全町を回っております。

 今回の災害につきましては、厚真町の市街地を中心といたしますと、下地区で冠水・浸水の被害が非常に大きいという見方をしてございます。ただ、私どもの目視の状況では、当然、全体の被害状況を確認するには限度がございますので、同日の夜、各農事組合長に、大変お盆のさなか、また短期間の調査期間ではありましたけれども、災害状況についてご報告をいただくこととしたところでございまして、16日中に報告をいただくということで各農事組合長から報告をいただきました。最終的には、17日の午前中には、全農事組合長に災害の有無も含めて確認作業を終えたところでございます。

 その結果といたしまして、上がってまいりました被害報告、これを今回の被害面積として算定をし、また農業施設についてもその箇所、これは私どもの担当職員と土地改良区の職員で現場を確認させていただきながら、それぞれ被害の見積もり額を算定したというところでございます。

 むかわと厚真でかなり差があるんじゃないのかというお話でございますけれども、厚真町の1時間当たりの雨量、これはたしか最大で20ミリ前後だったというふうに思っておりますけれども、むかわでは約50ミリというような降り方をしておりまして、そういう部分で短期間に全圃場に水が回ったのではないか、その結果として被害額、私が情報として得ておりますのは1億4,000万円という数字をお聞きしております。その大半が蔬菜園芸の作物であるという情報でございます。

 以上でございます。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) 先ほど、調査の精度を話したんですが、これは一応自主申告の形で調査するわけなんですよね。

 それで、調査に協力したというのか、調査結果を報告しても何に使われているのか、これがどういう形になっていくのか、そういうことが理解できないというか、わからない人がほとんどだと思うんですよ、何に使われているのか。ということで、出さなくてもいいんじゃないか、まずそういう気持ちが結構動くんじゃないかと思うんですよね。出したところで何も変わらない、そういうふうに思っている方もいるのは現実かと思います。それより、共済のほうによく相談したほうがよろしいんじゃないか、そういうふうに話す人もおりましたので。この調査が本来の被害の調査には間違いないんですが、精度が上がると、もう少し変わった方法で被害が出てくるのかと僕個人は思っております。これ以上のことを僕の考えは違うでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 被害状況というのは、すべての調査に言えることなんですが、いかに精度を高めるか、それから求めている以上、これがどういったものに活用されていくのか、そういったことをお互いに1つの共通認識を持ってしなければ、結果的に一生懸命努力しても効果が上がらないということは事実だと思います。

 そういう意味で、少し危機管理に話は戻りますが、厚真町全体としてこのごろ大きな災害が起きてございません。過去に、平成13年の9月11日に起きた大水害、それと15年の地震災害、それ以降、割かし災害という意味では大きな災害がなかったせいで、全体的に意識が低下しているのかと思いますので、今回みたいな災害調査についても、それぞれの、例えば農事組合、生産者の皆さんにも、どういう目的でどういう活用のされ方をするという理解をしていただくような努力も、これから農事組合長会議等々を通じて、こちらのほうからきちっと説明をさせていただきたいと、そのように思います。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) 続いて、3番目、水害のときのポンプで排水する重点位置についてということでお尋ねをします。

 これは、平成13年でしたか、9月11日、ちょうどテロがあった日だったんですが、あのときの水害のことから始まっているんです。しかし、昔に比べて、近年の被害箇所というのは、河川改修により随分とその水害は変わってきているんですよね。それは認識しているのか。ということは、水害時ポンプ排水重点位置、これは今も継続しているのかどうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 防災計画上の水害時ポンプ排水重点位置というのは、今も継続してございます。ただ、厚真川の河川改修、それからウクル川の河川改修も含めて、河川改修が上流部のほうに進捗している関係もあるのか、このごろの大雨の内水がたまって滞留して被害が及ぶということが、大分、面積的に少なくなっているのかなという実感はしてございます。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) それで、僕個人の考えですが、重点箇所の排水は今までなかったように思いますし、これからも多分ないような気がします。それはなぜかといったら、河川改修がされたからということで、水害のおびえはほとんどなくなってきているところにこの重点という、重点化されていると思うんですよね。

 それで、今までちょうど水害らしきものがなかったんですが、もしこれがどういうときにこれを発動というのか実施しようとしたんですか。例えば、警報が出たとき、警報は例えばもしかしたら今までも、水害にはならなくても大雨警報は多分あるはずです、そのときにどういうふうに対処しているのか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) この水害時ポンプ排水重点位置にポンプを配置する基準というのは、考え方なんでございますが、内水が滞留して、そして最寄りの民間の方、個人の方々の財産である住宅が床上浸水もしくは床下浸水、大きな損害が出そうだというときに内水排除も効果があるんではないかと、これまでの経験もございますので、そういったときにポンプの排水をさせていただくという考え方でございます。そういう意味では、近年ではこの重点位置に6カ所、6カ所で実際にポンプが動いたことはございません。平成13年以降ないと思います。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) 被害が住宅に及ぶとは、住宅に及ぶような箇所ばかりじゃないでしょう、ポンプを据えつける場所は。どうですか、全部住宅に被害の及ぼす、そういう場所ですか、その6カ所というのは。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 直接、住宅が最寄りにあるというよりは、これはたまたま排水重点場所というのは、流末でくみ上げるという場所が重点なんですが、その上流部に住宅があるという箇所が多いということでございます。例えば、鯉沼の本田地先というのもその1つの地点でございます。ここは、鯉沼川のすぐそばに家があって、周辺からここにずっと水が集まりやすい場所、ここは1軒しかございません。それから、13年9月に実際に運転された本郷の下地区、こちらのほうはたまたま下地区でくみ上げましたが、かなりの面積にわたって内水が滞留した。このままでは、本郷団地も含めて、かなりの箇所が床下浸水もしくは床上浸水になるおそれがあるなということで心配したというところでございます。

 ただ、実際には本郷のところでポンプアップした経過が、たまたま道営圃場整備で事業展開していた請負業者の方がいろいろと気をきかせて内水排除のためにポンプを使った、そのおかげで、床上・床下浸水が免れたなという評価をしているというところでございます。そういう意味で、これから先、こういった内水排除をポンプでするようなケースは、そういった基準で運用したらどうかということで話がされているということでございます。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) もっと違うところがあるんですよね。朝日にも多分ポンプをつける場所があるんですよね、多分位置があったはずです。それから、ラフナイにもあったはず。あそこは、どこへ行っても住宅には害を及ぶようなところじゃないと思うんです。ということは、住宅ばかりじゃなくて、これから先話したいことはもう先に今話します。

 作物とかほかの施設、そういうことに対しても、こういう場所で、今の重点という場所はもう重点じゃない、それを考え直して、しょっちゅうとはこれは表現がちょっと問題があるかもしれませんが、災害に遭ったら、未然に防ぐのが一番です、未然に防ぐのは川の改修が未然に防ぐという、なったら早く災害を薄くする、軽くする。さっき言った被害調査、その時間の関係とかありました、それを短くする。そういうことで、今回は特に鹿沼のほうが大変だったように思っております。鹿沼、それから竜神地区、ああいうところが非常に水位が下がらない、そういうところでありますので、家には直接、住宅には関係なくても、そういうものに対して被害を軽くする、こういうことに対してポンプの据えつけ位置は、重点という今の場所はもう多分重点じゃないと思います。僕はそう思っているんですけれども、これについてのお答えをお願いします。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 水害のこのポンプ排水重点位置、先ほど言いましたように平成13年9月11日の水害以降に設置された、設置された経過は、実際の運転と、それから地域住民の方々の強い要望ということが含まれて、過去の排水の滞留状況も含めて、その時点で設置されたものでございます。ただ、それから以降も河川改修が進んで、用排水事業もどんどん進んで、確かに状況は変わっております。だから、樋門の整備状況も変わってきております。そういう意味では、時代とともにこういった重点位置、それから内水排除の仕方等々も当然検証されていくべきだと思っております。

 ただ、全量を水中ポンプで排除するというのは限度がございますし、当然設備も必要になります。厚真町の現状は、建設業界に協力を求めて、自分たちそれぞれの会社に備えてあるポンプを活用するというようなそういう建前になっております。そういう意味では、資源的には機械力としては限りがある、その限りのあるものをどう有効利用するかという視点で物事を考えなければなりませんので、優先順位としては当然生命が優先されますし、それから次は大きな財産としては家、そして申しわけないですが農業施設というような、それぞれやっぱり段階があると思います。そういった機械力とそういった守るべきもののそれから以降に与える影響と、それからそれ以外の手段で復旧手当てができるもの、そういったものもそれぞれ総合的に勘案しながら、この内水排除の地点はこれからも検証してまいりたいなと、そのように思います。

 これまでの状況を見ますと、どうしても地下水の高いところといいましょうか、河道とそれから排水面の落差が余りないところ、そういうところに何か偏っているようでございますので、これから少々時間がかかるかもしれませんが検証はさせていただきたいと、そのように思います。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) 平成13年9月11日の水害は、本当は基盤整備がパワーアップの最盛期でありました。業者が自分の工事中の工事を台なしにしないために必死で守ったんです。その結果、工事に対する被害は多分なかったはずでしょう。そのぐらいの気持ちで業者はやっているんですよ。でも、今の町長の話を聞くと、できる範囲なんでしょうけれども、町の業者が持っている範囲とか、何か気持ちが薄く感じたんですよね。それに、何かきょうはちょっとショックを受けた感じがしました。

 業者は、自分のためには一生懸命するんです、したとは変ですけれども、それをあれは厚真町の町民にみんなに教えたんですよ。自分のためでもあったし、町民のあれは見方を変えたんです。それが今までこういう災害がなかったのは幸いでしたけれども、今回の鹿沼を見まして、これは例えば途中で、ポンプで水揚げたらどうなるのかなとか、僕は本当は個人的には思いました。

 多分、上流で揚げると、下流に行ったらまた越流するかもしれません、あれは。難しい問題があると思います。でも、雨が降って水量が入ったときに早く水を引いてやる、それが重要なことと思います。そうすれば、さっきの被害調査の精度にもかかわりますけれども、そういうような、このような努力を台なしにしない、そういう災害防止をしていただきたいと思います。災害は、予防と災害を軽くする、2つあります。どちらも大切なことだと思います。ぜひこれについて、もう一度検討を、その場所だけじゃなくて方法にも手段にも考えを新たに加えていただきたいと思います。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 私も基本的には同じ思いでございます。できる限りの機械力を活用できるものは活用したい。この排水重点位置だけが固定されていくものではなくて、状況に応じて場所を変える、できる限りの対応をしていくということは間違いございません。あくまでも、住民の方々の生命、財産を守るという観点で、災害対策、それから応急対策については取り組んでまいりたいと、そのように思いますし、そうは言っても、機械力の水中ポンプそのものの性能というのも限度がございますので、過大な期待をされてもなかなかこたえ切れない部分もあるのかなと思います。

 また、入鹿別川の状況もちょうど話されておりました。入鹿別も下流部で、実際には越流をしておりまして、上流部の内水が滞留したものをポンプでくみ上げると、下流部にどんどん流すというだけの状況が実際にはありました。確かに、ああいうところではポンプアップというのは不可能ということになりますし、厚真川の下流域についても堤防との余裕の状況だとか、それから滞留している場所だとか、そういったものを総合的に判断していかなければならないという意味でご説明申し上げたつもりでございまして、決して後ろ向きの対応をしていきたいという話ではございません。これからもできる限り、こういったことをきっかけとして見直すものは見直して、対応できるものは対応していく姿勢で臨んでまいりたいと、そのように思っております。

 以上です。



◆(海沼裕作君) 終わります。



○議長(河村忠治君) 以上で海沼議員の質問を終了いたします。

 ここで休憩いたします。

 再開、11時40分。



△休憩 午前11時23分



△再開 午前11時40分



○議長(河村忠治君) 会議を開きます。

 引き続き一般質問を許します。

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△今村昭一君



○議長(河村忠治君) 今村議員。



◆(今村昭一君) 一般質問をしたいと思いますが、いろいろな多くのまちづくり方針の中で、特に今回は特産品の開発のこと、移住定住のことなどに関連してお尋ねしたいと思いますけれども、まず特産品の開発。

 地場産業の育成と、またその発展をさせるという意味合いで、特産品開発というものも非常に急がれる課題だろうと。そんな中で、ハスカップを中心に現在取り組まれているという状況でありますが、これの進捗状況、それにさらに将来的な見通しというものを含めてお尋ねしてみたいと思います。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 厚真町の特産品を育成するという視点から考えますと、やはりハスカップが他の市町村と差別化の図れる最も有望なものかなと、そのように思ってございます。そういう意味では、まず自生地を抱えていた町の使命として、まず栽培面積をやはり日本一にすると、そして生産量を上げて、消費者の皆さんに厚真町を認知していただくことが大切かなと、そのように考えております。

 そういう意味で、今現在は、まず生産面積をふやすこと、それから生産量をふやすという意味で新たな品種登録のなされましたゆうしげ、それからあつまみらいの栽培面積をふやしていくこと、そういったものにまず取り組むべきだということで、町としてその栽培本数をふやすための助成をしているところでございます。

 幸いに、生産者の皆さんのご理解もありまして、ご協力もありまして、栽培面積についてはどうやら千歳と、それから美唄を抜いて1位になったというところでございますが、残念ながら生産量という視点で見ますと、JAを通じた取り扱い高についてはまだ日本一になっていないというところがございます。ただ、作付面積、それから栽培本数から考えますと、潜在生産量としては基本的に日本一に近づいてはいるんではないかと。ただ、ハスカップを摘む、そういった農園が多いということで、実際にJAを通じた取り扱い高が伸びていないのかなと、そのように思ってございます。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 今村議員。



◆(今村昭一君) 栽培面積、生産量も潜在的な1位、表面的にはまだ3分の1というようなものしか出てきていないようですけれども、確かに摘み取り云々というのがありますから、そういう面では相当な生産量も来ているんだろうと。

 そこで、いつも馬路村のユズのことを申し上げるんですが、この1次産品としてのみならず加工品としての開発、これはやっぱり急がれるんだろうと。ユズをもとに何十という品目のものを出されている、そういうやっぱり研究、開発、これは当然に行き着くところには加工場というものに発展していかなければならないだろうと。この取り組み、ハスカップだけでいいかどうかというものもありますけれども、いずれにしても地場産業として育成、発展させていくという意味から、加工場ができ上がる、そして多くの加工品が出されていくというところをどう目指されているのかなと、その部分のちょっと心意気というか見通しというものをお尋ねしてみたいと思います。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) ハスカップの持っている特性というのもあると思いますが、加工して、加工品がどの程度日本国民に受け入れられるか、これは手探りの状況にございます。何事も始めてみると、馬路村のユズではございませんが爆発的に広まるということもあります。そういう意味では、余り慎重になり過ぎて物事を手がけていかないというのも、これはやっぱり今の時代どうなのかなと思います。

 私としては、いろいろ加工品にチャレンジをして、そして付加価値を高めていく。何より、そうすることによって厚真町のブランド力も上がりますし、それから雇用というものにも結びつく、それから生産者の皆さんの手取りもふえるということで、いろいろな意味の可能性を秘めているものだと思います。ただ、これについてはいろいろな機関、それから今、食のクラスターという取り組みもございますが、農商工連携という部分もございます。生産者だけがいろいろと頑張っても、これは限度がございますので、そういうさまざまな業界、業種が連携を取り合う時期に来ているんだなと、そのように思ってございます。

 これから、生産者としても取り組みを始めているところもございます。こういったところにはもちろん支援をしてまいりますし、究極は町内に加工場等みたいなものができれば、これはやっぱり理想だと思います。ただ、いろいろと期待はしているところで、いろいろなところに相談をしているところでございますが、まだまだ歩みとしてはカメのごとしなのかなと思います。できる限り、前向きに取り組んでまいりたいと、そのように考えてございます。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 今村議員。



◆(今村昭一君) 次の、移住定住、上厚真地区整備の関係でお尋ねいたします。

 宅地分譲、ハートフルタウン、それからルーラルビレッジ、そして今はまたフォーラムビレッジというものを造成して販売していこうということでありますけれども、特に今回、上厚真地区を絡めてお尋ねしたい。

 定住促進住宅というようなことでの呼びかけで、上厚真地区に数戸入っているというふうな情報もあるようですけれども、苫小牧東部地区の通勤圏という面から、非常に優位な場所だろうなと、そういう意味合いから、この移住定住、上厚真地区をもう少し大きく促進していく必要があるんじゃないかなという意味合いから、この辺のことを絡めて、上厚真地区の今後の方針についてどう考えているか、進みぐあいとあわせてお尋ねしたいと思います。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 人口対策といいましょうか、今、日本全体が人口減少に向かっている中で、厚真町もそういう意味では5,000人を割ってややしばらくたつと。今現在は4,900人という、端数を言いますと4,908人かな、4,900人を若干超えている状況にございます。これも、人口統計、推計から考えますと、かなり減少率が抑制されているのかなと、踏みとどまっているのかなと思います。

 それを中身を分析しますと、21年度に当たっては、自然減はこれはやむを得ないところもございますが、社会増になったというところでございます。これも、厚真町の地理的優位性を移住定住という政策でカバーすることによって、非常に成果を上げられるというのが実証されたというふうに私は評価してございます。21年度、上厚真地区、本郷地区で整備した定住促進住宅も、既に30代以下の家族9世帯が移住し、入居者34名中16名が就学前の乳幼児、若い世代の移住獲得には非常に効果を上げているという、この数字から見てもそう評価できるんではないかと思いますし、また町内の住宅の分譲状況を見ますと、平成18年度からになりますが、既に40区画で分譲され、そのうち町外からの移住者の住宅着工件数が既に15件ということでございますし、今年度末までにさらに数戸の建築が予定されているという状況にございます。

 これは、やはり今村議員がおっしゃったように、厚真町の地理的優位性、町内に大きな企業があるわけではございませんが、苫小牧、それから千歳への十分な通勤圏にあるという地の利を生かしている状況ではないかなと評価してございます。そういう意味では、これからもこの移住定住については住む場所、それから宅地分譲、そして子育て等、いろいろなさまざまな政策を総合的に展開して、若い方々に町内に住んでいただくようなそういった政策をこれからも展開していきたいと思いますし、その中でも柱になるのがやっぱり上厚真地区ではないかなと私も常々考えております。上厚真地区の市街地の景観等をもう一度整理し直して、そして厚真町の上厚真の魅力をもっと町内外に発信していくのが、そういった時期に来ているんではないかと私も認識しております。

 それで、これまではややもすれば行政側が一方的に基本計画をつくって、そして町民の皆さんに理解を求めるという手法でやってまいりましたが、上厚真につきましては、上厚真地域の方々にこの再整備に参画していただくということで取り組んでおります。これまで、既に何度かこの特別委員会を、会合、作業を進めていただいておりまして、もう既に本日まで6回の委員会を開催していただいておりまして、面的な青写真もそろそろ形になりつつあります。そういったものを、本年度中に基本計画という形にしっかりとしたものにしてまいりたいなと、そのように思っております。

 また、柱として余り動かないもの、既に今の段階でも取り組めるものについては、行政として既に取り組んでございます。1つには、上厚真地区の街路灯、それから上厚真市街の2号線、これは宮の森保育園とキモトさん宅地先になるのかな、そこを結ぶ路線でございますが、ここの簡易舗装についても発注済みでございます。それから、メーン道路の町道の商店街の町道が、非常に側溝が劣化しておりましたので、こちらの側溝の整備も既に取り組んでございます。そういう意味では、大分景観も変わってきているのかなと思いますし、さらには経済対策で上厚真の運動公園付近にこれから秋に植栽を行う予定でございます。住民の皆さんが集えるような、そういった場所をこれからもつくり上げてまいりたい、そのように思っております。

 それから、先ほど申し上げました特別委員会で策定している基本構想、基本計画等がしっかりでき上がった段階で、着手できる事業を優先順位を決めまして、それについて財源確保、それから調整のしやすいものについて、早急に整備を進めていこうというふうに考えているところでございます。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 今村議員。



◆(今村昭一君) 町内の分譲はそうすると40区画、私がちょっとあれかな。これは、この表町、それからどこどこが入って40区画なのかちょっと確認したかったなと思うんですけれども、何かもっといっぱいあるような気がしたんですけれども。

 上厚真地区のことについてもう少し申し上げますと、今、苫小牧東部と、イオンショッピングセンターができて以来、次々とあの地区から、あの地区を中心にもうどんどん次々と、今もまたいろいろな店が出てきている状況で、駅通り、もとの市街地が全部この東部に移動してきている状況と。つまり、当然そこに働く人がいるわけですから、その分譲地の販売促進というかPR、もちろん道内外多く広めるのも当然ですけれども、やっぱり30代、40代の若い人も来ているということでありますけれども、やっぱり仕事がなければなかなか移住も難しいと。そこからいくと、既に仕事があって通勤ということになってくると、それは話が少し早いんじゃないかなという意味合いから、この苫小牧東部より沼ノ端、そういう企業等に働いている人方に大いに宣伝する必要があるんじゃないかなと。住宅建てる場合は厚真に来てくださいと、学校の心配もありませんと、マンモス云々というそんな心配もありませんからと、そういう意味合いで、誘える要素は大いに大きいんじゃないかという意味合いで申し上げるんですが、しかし、肝心のその造成が進んでいなければ話だけで、ではどこですかということになりますけれども、そういう面で、では20戸、30戸あれしていくと、できれば100戸とかというふうな新しい市街地形成ができるくらい云々という気もするんですけれども、そういう面で造成するそういうときに、造成していく候補地というものは確保できるのかできないのか、そういうものもあわせてちょっとお尋ねいたします。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 先ほどの40戸の内訳をまず説明させていただきます。

 これは、平成18年度以降の分譲実績でございますが、ハートフルタウンで17区画、それからルーラルビレッジが18区画、そしてみのり野で4区画、パークタウンで1区画ということでございます。残数という意味では、上厚真のみのり野が3区画でございますし、ルーラルビレッジはもう残区画が6区画しかないというところでございます。ハートフルタウンがあと17区画、パークタウンが5区画という残区画数でございます。

 あと、上厚真では民間の方が分譲地を10区画、上厚真6号線沿いの厚真浜厚真停車場線の交点に分譲開始をしてございます。そういう意味では、分譲地としては100という大台から見るとまだまだ少ないのかなと、そのように思います。ただ、上厚真には土地開発公社有地がまだたくさん残ってございますので、それと先ほど申し上げました土地開発公社の所有地が上厚真市街地に5,000坪の土地がまだ目的を定めずに残ってございますので、これからまちの形成状況を見ながら弾力的に対応していける町有地等はあるというふうに認識してございます。

 以上です。



◆(今村昭一君) 以上で質問を終わります。



○議長(河村忠治君) 以上で今村議員の質問を終了いたします。

 ここで休憩いたします。

 再開、午後1時。



△休憩 午後零時02分



△再開 午後1時00分



○議長(河村忠治君) 議会を再開し、本日の会議を開きます。

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○議長(河村忠治君) 先ほど、海沼議員から、ポンプ排水重点位置関連質問に対しまして、町長から答弁修正ありますので、これを許します。

 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 答弁の内容について1件修正させていただきたいと思います。

 先ほど、海沼議員のご質問の内水排除をポンプでというご質問に対して、平成13年9月11日の大雨災害以降に本町で内水排除を水中ポンプで対応した件はなかったという説明をさせていただきましたが、よく調べますと、平成18年8月豪雨の際に、入鹿別川の越流に対して、上村宅地先で内水排除を土のうと水中ポンプで行ってございます。

 この際には、上村宅が床下浸水のおそれがあったということでございまして、ポンプを設置して内水排除を行ったという記録がございました。このときの費用が、土のうで約40万円、それから内水排除のためのポンプ設置について約70万円の経費がかかってございますが、これについては野沢組のポンプを活用させていただいたということでございます。訂正をさせていただきます。よろしくお願いします。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) 質問でよろしいですか、先ほどの答弁とちょっと違ったものですから。どうでしょう。



○議長(河村忠治君) 1回ぐらいは。



◆(海沼裕作君) 一度だけお願いします。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) 新しいことだったんですけれども、なぜ忘れたのか、そこお聞きしたかったんです。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 答弁に当たって、いろいろと事前に調査しておりました。その際には、現課のほうで記録漏れがあったということでございます。総務課のほうに記録がございましたので、現地をよくお知りの方からご指摘がございまして、調べ直して事実が発覚しましたので報告をさせていただきました。申しわけございませんでした。



○議長(河村忠治君) この件につきましては終了いたします。

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△三國和江君



○議長(河村忠治君) 引き続き一般質問を許します。

 三國議員。



◆(三國和江君) 第3回定例会一般質問の通告に当たりまして、質問事項をさせていただきます。

 前回もこの件に関しまして質問させていただきました。今回は、6月の定例会に町長のほうから答弁ありました中で、3点ほど、私のほうからお聞きさせていただきます。

 まず1点ですが、子宮頸がんの公費助成はその経過はどのように進んでいるかということと、その1つとして、町のHPV接種助成のための計画づくり、これはどのように計画を進めているのか、その中で厚真町の場合は、対象者の決定、それは何歳からと考えているか、それをちょっと教えていただきます。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 子宮頸がんを予防するワクチン、ヒトパピローマウイルス、HPVの予防接種というご質問でございます。

 以前申し上げましたように、町としてはこれに前向きに取り組んでまいります。ただ、その実施時期については、その時点では関係機関との協議が調っていないということで答弁を控えさせていただきました。今現在、町としては平成22年度から取り組む予定で関係機関と調整をしている段階でございます。医療機関との協議も進んでございますが、23年度、23年4月からということで、すみません、訂正させていただきます。

 医療機関との調整が進んでございます。それと、その接種体制が集団接種になるか個別接種になるかは別にいたしましても、対象年齢が学齢期ということもございますので、教育委員会、教育機関との調整も必要になってございます。先ほど言いました23年度からの取り組みということを想定しておりまして、この秋に学校関係者と打ち合わせをする予定で教育委員会のほうには申し入れをさせていただいてございます。それと、当然、予防接種だけではなくて、これには健康教育等も必要だと思いますので、こういった準備を今進めているところでございます。

 特に、町として対象年齢をどう考えているかというところについては、一応、日本産科婦人科学会だとか日本小児科学会、日本婦人科腫瘍学会等の見解もございます。11歳から14歳ではどうかと、この年齢のほうが免疫力を獲得するのに獲得しやすいのではないかというような意見もございますので、そういったものを勘案して年齢を設定したいなと、そのように考えております。基本的には、中学生の女子が対象になるのではないかなと、そのように想定しております。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 三國議員。



◆(三國和江君) 町のほうでは、国と道のほうがある程度年齢をきちっとすれば、それに続行して、右へ倣えにしてやるということで、そういう考えでよろしいでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 前回とこれまでの対応でございますが、前回は国、道の対応が未確定の状況でございました。そういう意味で、町独自でやる場合にも、そういったいろいろな医学的な見地から考えていきたいという話をさせていただいておりましたし、その助成内容も、当然、町単独になりますので、これから十分に煮詰めていきたいなというふうに考えておりましたが、その後、北海道知事が23年度から道としての助成をしたいという意向も発表しておりましたし、23年度の国の予算要望の中で厚生労働省のほうから既に概算要求したという情報もございます。こちらの情報は、約150億円ほどの要求でございまして、国が3分の1助成したいという、そういった見積もりだそうでございます。

 そういった情報を勘案しますと、23年度については国、それから道の補助があって、さらにそれに対して町の上積み補助をすることによって、予防接種を受けられる方々の負担が非常に軽くなるんではないかなと思いますし、当然補助をする側の対象年齢も示されてくると思います。そういったものを十分に考慮させていただいて、年齢を決めさせていただきたいと思います。

 また、当然特定の年齢をターゲットを絞った形にしますと、それからこぼれた以前の、既にその年齢を経過された方も出てくると思います。そういった経過された方々に対する町としての対応をどうするかも一緒にあわせて考えていきたい、そのように思っております。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 三國議員。



◆(三國和江君) 町長が言われましたように、9月8日の新聞に、厚生労働省は子宮頸がんの予防に国として取り組む方針を打ち出しましたと、来年度予算、概算要求にそのため150億円を盛り込まれたということです。この150億円、試算によれば12歳の女子全員の接種に大体210億円のお金がかかると、そしてまた、その将来の医療費など190億円の節減につながると、そういったことが9月8日の新聞に出ております。

 また、きょうの新聞に、道新のほうに、苫小牧の子宮がん予防の助成ということで、国と道の方針は未定だと、対策なども決められずと、こういうふうに出ております。そういった中で、厚真町も節減のために、少しでも早目に子宮頸がん検診のワクチンをやっていただきたいなと、そういうふうに思っています。

 それでは、もう一つのほうの問題として、先ほど町長が言われました集団接種が効果的なことから、教育委員会や学校側との協議はどのように進められているかということなんですけれども、教育委員会と学校側に、6月定例会に一般質問させていただいた後に、どのような学校と教育委員会との話し合いは持たれているのか、それをちょっとお聞きしたいです。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) まだ、教育委員会、学校側との話し合いは終わってはございません。先ほど申し上げました、この秋に打ち合わせをする旨、校長会のほうに申し出をしているというところでございます。間もなく話し合いの場が設けられると、そのように思ってございます。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 三國議員。



◆(三國和江君) 3つ目の質問、早期導入に向けて検討とは、どのように進めているかということなんですけれども、先ほどいろいろ申し上げ、町長からお聞きしましたので、この件に関してはよろしいです。

 それでは、もう一つのほうの質問に移らせていただきます。

 ひとり暮らしのお年寄りの急病のための措置、これがどういうふうにされているか、その点をちょっとお聞きしたいです。

 高齢者など、安全・安心を確保、かかりつけの病院、持病などの医療情報や薬剤情報提供、診療券、健康保険証などの写し、本人の写真など、情報の専用の容器に入れ自宅に保管、これは保管する場所は冷蔵庫、万一の救急時に備えることができる適切で迅速な措置が行える、緊急連絡先の把握により情報の収集や親族などのいち早い協力が得られる、そのために救急情報キットを厚真町でも考えてはどうかと思うんですが、町長はどうでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) この命のバトンにつながる救急医療情報キットというのが昨今話題になってございます。都市部では、やはり個人の情報がなかなか周りに伝わりづらくて、救急隊員も倒れられた方々の情報がないがために救える命も非常に救えないこともあるのかなと、そういうふうに思ってございます。そういう意味では、非常に大切な情報をどう救急隊員に伝えいくかというのは重要なことだと思いまして、私たちも22年度の予算編成時期に話題にしてございました。

 町の状況としましては、先ほどの質問にもお答えしたように、救急通報装置をつけているところについては町としてもその情報を把握していますし、それを救急隊員等にもお伝えできるような状況になってございますが、救急通報装置を設置している方が生活弱者すべてではございません。そういった観点から、この命のバトン救急医療情報キットをどのように、こういったたぐいのものをどう進めていくかというのは、今いろいろと検討しているところでございますが、何より大切なのは、とにかくその対象者の情報を町としてきちっと捕捉できるかどうかというところでございますので、先ほど井上議員にもお話ししたように、町としては災害時等要援護者登録制度の導入を検討してございますので、それにあわせて、年明け早々からその情報収集に当たりたいと思います。その情報については、いろいろな機関、それから地域の方々との共有を図るつもりでおります。また、その情報を対象者が望めば、こういった命のバトン等のキットも検討してまいりたいと思います。

 ただ、活用されるのが、とにかく救急隊員が多い、それから災害時にお手伝いに行く地域の方々が多いということでございますので、情報としてきちっと管理さえされていれば、手段は必ずしも今話題になっているこのキットによらなくてもいいんじゃないかなと、そのように思っております。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 三國議員。



◆(三國和江君) いろいろなところで今やっておりますね、神奈川、横浜、大和市、全体を見てもいろいろなところがありますけれども。現在も白老町で、白老町は高齢者見守り携帯電話を開始されましたよね。その中で、今利用者が55人利用しているということなんですが、9割の方が携帯電話を使ったことがないと。その中に、1つとして、外に出るときは必ず携帯電話を身につけるとか、あとはいい点では、わずか1週間足らずで携帯電話が女性にとって必要品となった、それは安心を買っていると、そういうことです。また、3つ目には、毎月使用料を支払うのにも全然気にならない、年寄りが気にならない、それは、安心料だからと、そういうこと。また、4つ目には、安否確認機能をする評価の声が高い。そして、5つ目には、職員が4人体制で自宅訪問、または役場の窓口で説明を行っている。そういった体制をとりながら、縦の線と横の線をきちっと立てて、そしてこれからも高齢者の見守りと、そういったひとり暮らしの弱者というか、そういう面に力を入れて、そして我々もこの中で、全国でいろいろの施策、方策をやっている中で、厚真町もひとり暮らしの、今は何もなくてもこれからはどういうことが起こるかわからない、それには一日も早くそういった対策を立ててほしい、そう思っておりますが、どうでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 今回の質問の話題の中心になっています情報キットだけではなくて、いろいろな手法があると思います。議員がおっしゃったように、白老町では携帯電話を使っている、それから厚真町の場合は緊急通報装置を使っている。ただ、それぞれについて帯に短したすきに長しというような状況でございます。

 厚真町も、とりあえず情報を収集することによって、それをいろいろな機関で、もしくはいろいろな方々に使っていただく、生かしていただく。それ以外に、実際に住まわれているときの高齢者の皆さんの情報が、逐一、例えば健康管理している側に伝わってくるとか、お互いに双方向通信するということも非常にこれから先大事だなと思っておりますので、実際に出向いてお話を聞く以外に、今のこの情報通信基盤をこれからどう生かしていくか、こちらのほうもあわせて検討したいなということで、今いろいろと研究をしているところでございます。

 最終的には、生活弱者のお年寄りの方々が安心して地域で住まいできるよう、多くの地域の方々とたくさんのかかわりを持てるような、とにかく見守っていただいているというような実感の持っていただけるような、そういった施策を展開していきたいなと、そういう体制をつくっていきたいと、そのように思ってございます。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 三國議員。



◆(三國和江君) 高齢者ということで、高齢者と言おうか何というか、大体、町長は何歳ぐらいから、ひとり暮らしのそういう情報というかキットというかそういうものを備えてあったほうがいいかなと。私の思うのには、ひとり暮らしというのは、65歳ぐらいからは一応どうかなと思うんですけれども、そこら辺はどうでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 一般的に、65歳ぐらいを基準にリストアップしたいなと。先ほど説明しております災害時等要援護者登録制度も、その辺の年齢を一つの基準にして、リストにして対象者を把握してまいりたいと思いますが、それ以外に障害者だとか年齢いかんに問わず要援護者というのはいらっしゃいますので、その方々は別枠で調査されるような形になると思います。だから、そちらの分野については年齢制限を特に考えておりません。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 三國議員。



◆(三國和江君) 高齢者のひとり暮らしの急病のための内容を聞きまして、これからいろいろなところのいいところを抜粋しながら検討して、そして議論して、そしてやっていただきたいと思います。

 私の一般質問を終わらせていただきます。



○議長(河村忠治君) 以上で三國議員の質問を終了いたします。

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△米田俊之君



○議長(河村忠治君) 次に、米田議員。



◆(米田俊之君) 8月11、12日の大雨による災害について、町長の答弁をお聞きしたいと思っております。

 8月11、12日の大雨による行政報告がありました。その中で、農作物や道路、河川等に対する復旧計画は載っておりますが、この中で農業施設災害復旧事業ということで、地元資源保全協議会との連携をし、それと町公共事業の単独事業というような形で分かれておりますが、この分けた理由と、それから、どういうような町として考え方を持っているのか。確かに、それぞれの特徴を見出しているというふうになれば、いろいろとその特徴が出てくるかなと思っておりますが、町長の答弁をお願いいたします。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 農業施設等の災害復旧ということで絞り込んだご質問だと思います。

 先ほど行政報告で申しましたが、農業施設、農地等の被害、これは小規模なものもありますし、ある程度大規模なものもある。それから、中には共用施設もございます。そういったものをすべて町単で実施するというのには、相当の負担も確かにかかります。ただ、これまでと違いまして、今は全町をカバーした農地・水・環境保全向上対策事業を町としては取り組んでいますので、この事業の対象経費で取り込めるものについては、そちらでやっていただいたほうが非常に安上がりですし迅速に復旧ができるという視点で、先ほど申しましたように、軽微で急を要するような復旧工事については、そちらのほうで対応していただくほうが安心だろうと。こちらのほうについては、受益者の、被害者の負担が基本的にゼロになりますので、そちらで対応していただいたほうがいいんじゃないかなということでございます。

 それから、町単独事業については、そういったものでカバーできない、本格的な設計をして建設業者に請け負って復旧作業をしなければならないような規模のものについて、町単独債で復旧をしたい。その場合は、受益者負担を10万円というふうに設定してございますので、少しの金額でございますが、10万円と、さらにそれぞれの事業費ごとに、70%、80%、90%という補助率を設定してございますので、基本的に自己負担が発生してまいります。そういう意味では、小規模で軽微なものについては、なるべく先ほど言いました農地・水・環境保全向上対策事業、それ以外のものについては、自己負担もつきますが町のほうで補助事業という形で対応させていただくというふうに分けております。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 米田議員。



◆(米田俊之君) 特に、やはり農業施設というような場合においては、これから収穫期を迎えて急ぐ場合も出てこようかと思います。やはり、緊急性のある部分については、保全事業でやっていくというような形が非常に重要になってくると思います。

 それで、今回はむかわ方面、その部分において、特に雨とかそういう部分で非常に大きかったわけですけれども、平成13年と、それから18年、特に入鹿別川なんかが越流をして、そして農作物等に大変大きな被害が出たわけです。

 以前、藤原町長のときは、やはり2回、その災害、私が議員になってからいろいろ議論してきていたわけです。今回、宮坂町政になって、初めてこの問題について考えをお聞きしたいなと。前半の部分で、大した認識が対策とかそういう部分では非常に重要だということで、すごいいいことを言ってくれたなと思っておりますけれども、ちょっと海沼議員の中で答弁が漏れたということで、非常に残念であったなと思います。

 この入鹿別川の歴史を見てみますと、入植時から非常に水害に見舞われて、そして地域最大の課題であったというふうに考えております。その中で、入鹿別川の改修工事が始まって、そしてさらに去年から改修工事が始まって、235号線までやっと改修工事ができたかなと。非常に、地域住民としても何ぼか安心していたわけですけれども、そういう安心感も今回の大雨は各地域で下のほうから上のほうまで越流したということですよね。それから、その後の台風が来なくてやれやれというような状況であります。

 この入鹿別川の改修という部分では、地域住民がやっぱりこれは早く速度を上げて改修してほしいというのがみんなの共通した願いであります。というのも、本流とさらに支流は長沼川で、この豊丘の地域からも長沼に落ちてきます。それから、二宮のニタチナイ川、これもかなり広範囲の地域から落ちています。それから、鵡川の用排水が落ちてくるという中で、非常に土砂がたまっているというような状況の中で、この改修速度をぜひ上げていくために、町長は道に対して要請していただけないかなと。それと同時に、町としての認識をちょっとお聞きしたいと思っております。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 確かに入鹿別川は今現状を見ますと、俗に言う天井川になってございます。それから、堤防も未整備のところもあるということでございます。幸いに、20年度から北海道のほうで河川改修に取り組んでいただいて、河道の拡幅、しゅんせつと堤防の築造というんですか、堤防をもう一度積み上げ直している部分、複合的に進めていただいております。これが、全河川整備が終了すると、かなり越流するという危険は少なくなるだろうし、河道そのものの拡幅によって、そういう意味では逆流するような事象も少なくなるんではないかなと期待しているところでございます。

 あわせて、樋門等も一緒に新しくなれば、これはさらに管理がしやすくなるのかなと思っていますが、何分北海道の財政状況が非常に厳しい、ここの入鹿別川の河川改修が道州制という特殊な予算で対応しているということもございます。また、厚真町全体で見ますと、厚幌ダムの建設だとか厚真川の河川改修も含めて、北海道の河川改修の予算を集中して投下されておりますので、余りわがままは言えないんでございますが、それでも入鹿別の今の22年度の8月の状況は、道の出張所の所長にも具体的に見ていただいておりまして、非常に状況がひどいなということは認識していただいたようでございます。これからも、私たちの要望を強く道のほうに訴えかけていきたいなと、そのように思います。現状を見ていただいておりますので、そういう意味では、緊急性は十分に北海道も認識していただいているんではないかと思います。

 今回の大雨では、他の町で、人命を失うということもございましたので、大雨災害に対する緊急性はこれからますます高まっているんだと、北海道としても認識を新たにしていただいておると思いますので、この機にさらに要望活動を強めてまいりたい、そのように思っております。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 米田議員。



◆(米田俊之君) 樋門のことも出ましたけれども、非常に今、樋門なんかで入鹿別川の部分については、ピン方式とハンドル方式で、その2つにいろいろなっているわけです。このハンドル方式というのが、非常に皆さん、管理されている方、委託されている方は非常に苦労しているわけです。

 どこが違うのかというと、ピン方式というのは足で踏めばひとりでこう落ちていきます。ハンドル方式というのは、ハンドルを回すそのわずか3センチを動かすのにすごい時間がかかるんです。それを、例えば900回なら900回を回すというようなところになると、1時間半近くかかる。まして大雨も降っている中においてそれでやっていくと、非常にやはり増水してくる中でやっていくわけですから。例えば、その越流している現場なんかを見ると、非常にそばに行ったけれども、とても恐ろしくて近寄れなかったと。今回の越流は、長さが非常に長い状況の中で越流が起きたと。

 それから、樋門の管理なんかでも、当然、入鹿別川と田浦川があるわけですけれども、入鹿別、鹿沼のほうに田浦の人がやっぱり管理しているというところもあるわけですので、当然、川を渡ってというような形になれば、非常に管理するという状況を見る面でも大変だと。やっぱり、その近くに住む住民が管理するという形が一番適切でないかと思うわけですけれども、その辺の認識と、ぜひ命にかかわるおそれもありますので、これなんかも当然改修すべきだと思っておりますがいかがでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) ご存じのように、樋門の管理についてはその地先の方に管理をして、北海道のほうから委託をされているということでございますが、現実を見ますと、お1人で3カ所も管理をされているという話も聞きました。今回も、旧式の樋門でありますので、3カ所を閉めたりあけたりするのに相当の時間がかかる。また、厚真側と鵡川側に横断して作業された方も実際にいるというのは承知してございます。

 そういう意味では、今回の河川改修のときに一気にできるかどうか、これは北海道の財政状況にもよるんだと思いますが、非常に旧式の樋門が並んでいることも承知しておりますので、なるべく早い時期に改修していただくように町として要請活動を強めてまいりますし、地域のほうの改修促進期成会もございますので、地域のほうからもぜひ北海道のほうに声を上げていただければなと、そのように思います。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 米田議員。



◆(米田俊之君) それから、今回の河川改修とかいろいろな部分でわかったわけですけれども、その河川の中には個人所有地があるというのがあるわけです。これは、やっぱり前回の河川改修をしたときに、相当急いで河川改修するのにその個人の所有地まで手をつけられなかったのかなというふうに推測するところであります。

 それから、やはり本当はこの入鹿別川自体が町河川と道河川というふうな形で分かれているわけですけれども、これも災害が起きてきた場合において、上流の土砂とかそういう部分が削られて、それで下流に流れていくというようなことで、そういう農業用施設ではないけれども、砂防施設とかそういう部分もかなりやっぱり傷んできている。その砂防施設を利用して用水に水を入れているというような部分もあるわけですから、これは本来的にはやっぱり全体的な計画をもって、それで改修とか何とかという部分が必要になってくる部分というのが出てくると思うんですよね。要するに、そうなれば道と町のそういう連携というものも必要になってくると思うわけですけれども、現在の町長の考えとか、そういうような部分でどうなのかお聞きしたいと思います。



○議長(河村忠治君) どうも質問の意図がちょっと見えないんですが、何を聞きたいのか、要約してひとつ。



◆(米田俊之君) 今回の大雨なんかでも、上流の部分でいわゆる砂防施設なんかが傷んできて、そしてそれが土砂どめになっているところが、土砂どめの施設が壊れていくというような状態になっているわけですので、ですからその部分も直していかなければならないと思うわけですけれども。それが1つと、それから土砂のたまりが今回の大雨でも非常に土砂が流れてきているわけですよね。そして、砂防ダムの下がまたえぐられていくというような状況も出てくるので、ただ施設自体も今の状況でやっていくともたなくなると、そういう心配も出てくるんですよね。ですから、そういうのもやっぱり計画に入れて、そして災害復旧に当たるというようなことが必要になってきていると思いますけれども、それは町河川の部分です。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 質問通告に、まず河川敷地の中に個人の所有地があると、この解決方法はというご質問で、冒頭に当然ありました。こちらのほうについて、まず最初に申し上げますが、当然、入鹿別川については河川敷地と、それから河川の現況が随分ずれが起きております。過去にどうしてそれが整理されなかったかはちょっと私も承知しておりませんので答弁は控えさせていただきますが、現状、河道の改修がされておりますので、この改修にあわせてその敷地を確定して、そして用地処理をしていくということになっておりますので、こちらのほうはご心配いただかなくて結構だと思います。

 また、道管理の入鹿別川の改修計画と、それから町管理の入鹿別上流部の状況について、ちょっと担当課長のほうから現状をまず説明させていただきたいと思います。



○議長(河村忠治君) 建設課長。



◎建設課長(堀武志君) 普通河川の入鹿別川の言っておられる堰とかそういうものについては、私たちも自治会の要望を受けて現地を何回も見ておりますので、正直言ってかなり古いんですよね。側壁がもう過去にあれは開発局がやった当時のものらしいんですけれども、その辺の図面もないということで、現地を今調査したりしておりますので、側壁をどのようにするのか、あるいは再利用できるものがあるのか、そういうことを今検討して、直す手法、これは普通河川の改修となるとかなり膨大なお金がかかりますので、その辺の財政面も、そういう再利用できるものを調査したり、だめなものはだめというものを資料を持って道なりに相談して、どういう事業があるのか、普通河川としてどういうことができるのか、そういうものを今後考えていきたいというふうに考えてございます。

 道の改修計画の中にはそれはございません。ただ、現の断面で道のほうはいわゆる堤外地、議員さんご存じのとおり、川の断面、河堰を大きくするということが主眼で道州制で進んでいるものですから、それはそれで先ほど町長が言ったように早く行くように要望してくと、町河川は町でそういう調査をして、手法とかそういうものを考えてまいりたいというふうに考えてございます。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 今、担当課長がお話ししたように、道州制で行われている道の河川改修の推移を見ながら、その上流部にある町管理の流域について、その施設設備等の程度、老朽度を見て、今後の河川改修の方法等を協議してまいりたいなと、そのように思います。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 米田議員。



◆(米田俊之君) その場所から用水も取っているという部分もありますので、できれば早くやってほしいなと思っているわけです。でなければ、その用水に影響のないような形の水が取水できる方法を検討していく必要があるというふうに思っておりますがいかがですか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 基本的には、その水を利用するという意味で、本来のその目的である設備を使わせていただいているという状況でございます。今、厚幌ダムの関連事業の勇払東部の農業用水再編対策事業、かん排事業が順調に進んで、鹿沼地区にも当初の予定どおり、必要な水が厚幌ダムから提供されるようになると、そういった施設の転用というのは必要なくなりますので、その辺の使い勝手ですね、いろいろな事業の進捗状況を見ながら当たっていかなければならないと、そのように思っております。



○議長(河村忠治君) 米田議員。



◆(米田俊之君) それは、将来的にはやはりそういう形が一番安心なのかなと思っておりますが、やはり災害が来るたびにだんだん大きくなってくるということで、ではそれをまた新たに施設をつくるとか何とかというふうになれば大きな金がかかりますので、十分に検討して、それで農業用水に影響のないような形の方法をお願いしたいなというふうに思っているわけですけれども、町長の見解をお願いします。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 国営農業用水再編対策事業については、最終的に27年、28年までにかかるという見通しでございます。それまでの間、現設備を有効に活用するためにも応急的な措置が必要なものについては、地権者の皆さんと個々具体的に相談しながら、不自由のないよう、不都合のないように対応させていただきたいと、そのように思います。

 以上です。



◆(米田俊之君) では、質問を終わります。



○議長(河村忠治君) 米田議員の質問は以上で終了いたします。

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△下司義之君



○議長(河村忠治君) 次に、下司議員。



◆(下司義之君) 第3回定例会に当たり、質問項目が6つありますので、いつも同じなんですが私の質問は口早にしますので、町長はゆっくり答弁をお願いいたします。

 まず最初に、防災対策ということで、8月11日から12日かけての豪雨に伴う災害の発生状況と役場の対応はどうであったかという通告だったんですが、行政報告もあり、前に2人の方が同じような質問をされているということもありましたので、私はダブらないようにちょっとしたいと思いますが、6月の定例会で、これですね、洪水ハザードマップの件を有効なのかという質問をしたと思うんですよね。今回の災害の発生状況を見ると、どうもやっぱりこの洪水ハザードマップに書かれたところと違うところで起きているんじゃないかということなんですよ。これについて、町長がどういうふうに考えているかということと、それから海沼議員から質問が、話題提供がありましたポンプ排水重点位置、そういったものがこれに書かれていないのはなぜなのかということですね、必要がないという判断なのかということです。

 さらに、まとめて言ってしまいますけれども、この洪水ハザードマップに基づいて、今の災害対策の計画とかそういったものが立てられると、先ほどの入鹿別川の流域というのは全く色がないんですよね。ということは、災害対策をしなくてもいいという判断になってしまうのではないかということなんです。

 まとめてお願いします。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) ハザードマップの設定と、それから今回の8月12日の大雨災害の冠水状況、浸水状況にずれがあるんではないかというのがまず1つだったと思いますが、大きく分けて厚南方面の浸水・冠水状況は、あくまでもこれの内数になっていると思います。

 それから、水中ポンプによる内水排除は、これに必要な地点を落としているわけではございません。あくまでもハザードマップは大雨によってどういったところが冠水するかを住民の皆さんにわかっておいていただこうと、ですからその場合は、例えばこのぐらいの雨が降るとこのあたりが冠水するので、その前に逃げる準備をしましょうねと、そういう意識を持ってもらうためのハザードマップだということでとらえていただきたいと思います。

 また、入鹿別川については、この厚真川の洪水ハザードマップの対象外だったということでございます。ただ、対象外ではありましたが、今回の大雨洪水等による災害対策をしないというわけではございません。たまたま、厚真川の洪水ハザードマップをつくるという視点だけでハザードマップができておりますので、入鹿別川については情報が基礎資料等が十分にそろっていなくて、今現在ではつくれないんだということをご説明申し上げたと思います。また、より詳しくは担当課長のほうから、入鹿別川への取り組みについて説明させていただきたいと思います。



○議長(河村忠治君) 総務課長。



◎総務課長(近藤泰行君) ハザードマップについて、入鹿別川のその洪水の範囲等が示されていないというお話でした。

 この洪水ハザードマップの作成については、国の法律に基づいて、以前もご説明したかと思いますが整備をさせていただいた、ただこの河川の指定については、厚真町域でありますと、この厚真川が河川のはんらんあるいは水位情報を道が策定したものについて、各市町村がそれらの情報をもとに浸水区域等をこういう地図にあらわして避難する場所等を定めなさいという内容です。残念ながら、この入鹿別川につきましては同じく道が管理する河川でありますけれども、この洪水の予想区域の水位情報あるいは過去の水害情報のデータというのが全く整備されておりませんし、入鹿別川自体がその河川に指定されていないということから、今回この地図に入っていないと。

 ただ、本町がこのハザードマップをつくるに当たりまして、この入鹿別川についてもできるだけデータを集めて、例えば独自には無理にしても、そういう専門のコンサルタント会社にこういう洪水予想ができないかということで、このマップの作成時に問い合わせをいたしております。その結果は、まず費用的には数千万円、調査するだけでもかかるということと、その信用性について道が定めたものと全く違うということと、過去の水害データを詳細にこの入鹿別川に関しては記録したものが少ないということから、その浸水区域を本格的に想定して、このエリアがこうなりますと、こういう予想図をつくることはほぼ不可能ですと、今の段階ですね、というのは今まで過去の推計とか、この厚真川流域についての雨量計とかそういうものがないものですから、そういう予想はできないということで、やったとしてもそのコンサルの本当の単純予想ということにしかなり得ないので、今回はそのようなことができなかったということであります。

 このマップの端の下のほうにも、実はこの入鹿別川が入っていないということもちょっと表示をしております。厚真川しか想定していないということも書いてございます。その辺はご理解をいただきたいというふうに思います。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 今のお話を聞いていますと、米田議員が一生懸命熱弁をしてこの対策を訴えたんですがデータがないということで、であれば道のほうも手の打ちようがないのかなという気がしました、それが1つです。

 それともう一つは、海沼議員が質問の中で津波警報について、単なる警報に無条件に反応してそういう動きをするというようなお話がありました。この洪水ハザードマップについても、何かそういうものが見えるんですよ。単純にその等高線だけに線を塗ったと。

 これは例えば地域のお年寄りとかに聞けば、この辺は水がつきますよというようなことは何千万円もかけなくてもデータとしては持っていますよ皆さん生活の知恵で。だから、そういった知恵を結集した洪水ハザードマップというのを厚真町はちゃんとつくっていくべきではないかというふうに思うんですね。どうでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 北海道の過去の持ち寄っているデータに基づいて、法律に基づいてこの洪水ハザードマップができ上がっているという趣旨はご理解の上、それ以外の地域について独自に経験測を積み上げて、こういうハザードマップに近いものをつくれないかというご質問だと思います。入鹿別川については、確かにその地形に合わせた等高線も存在しておりますので、そういったものを入鹿別川の堤防の高さだとか、それから河道の改修状況等をあわせますと、ある程度推測はつくというふうには思ってございます。

 独自につくったものが、皆さん方にお役に立つものかどうかはちょっと今のところ断言はできませんが、まず厚真町の災害対策本部として知り得る情報として、内部情報としてまずそういったものを図面上に落とすということは可能だと思っておりますので、そういう作業をこれから時間をかけてやっていきたい。それによって入鹿別川の下流域によく越流する場所も迅速に捕捉ができて、そして地区連絡員として走る本部職員についても、そういう意味では道しるべになると思いますので、本当の内部のマップになりますが、そういったものはぜひ一度色塗りをしてみたいなと、そのように思います。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) やっぱりこういうものをつくるときに、血の通った本当に役に立つものをつくっていくべきだと思います。

 もう一つ、次の内容なんですが、フォーラムビレッジ開発により影響を受ける当麻内川水系柳川の防災対策に緊急性があると思うがということなんですが、ハザードマップで見ると平井の沢川というふうになっていますので、平井の沢川のことをお話しします。

 これは写真ですけれども、当日の12日のお昼ぐらいの写真ですね。奥が百年記念公園から流れてきて、平井の沢川がこういう状態にあります。これがどん詰まりで、こういうふうにとまっています。この先、まだ川は続いています。これは、土管があるんですが、土管が飲み込めなくていっぱいいっぱいになっているぎりぎりの状態ですね。ですから、今回20ミリというたしか説明がありましたが、時間20ミリでいっぱいいっぱいになっている。こういうふうになって、これは豊沢の本線のわきですね、防災対策で現地を見られた方もいらっしゃると思います。相澤さんの前ぐらいになりますが、もう水がいっぱいいっぱいです。一部分こういうふうにオーバーフローして田んぼに流れているということなんです。これは当麻内川と今の平井の沢川との合流点です。ここはちょっと余裕があります。

 それで、このときに何を言いたいかというと、今はフォーラムビレッジの開発をしているところの道道の土管がどうだったかということなんです。道道の横断しているところの水位、これは、これが写真ですけれども、まだ余裕があるんですよ実は。この余裕がある状態で下流がいっぱいいっぱいだった、ということは、今回そのフォーラムビレッジの中の開発が始まりますよね、そうすると同じ雨量が降ると下がパンクすることが予想されるんです。この道道から、ルーラルビレッジの中を通って、百年記念公園の中を通って、山からしみ出ている水が足されるともう平井の沢川はいっぱいの状態なんです。ですから、今回の開発に先駆けて洪水対策といいますか、水害対策を優先する必要があるんじゃないかと思うんですがいかがでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) まず、整理させていただきますが、ハザードマップにこの平井の沢川を含めた豊沢の冠水状況が塗り込まれていないというのは、先ほど言いました厚真川の本流の越流が影響する部分しか表示してないということで、これは説明をさせていただきます。

 それから、先ほど平井の沢川の越流状況を写真を見せていただきましたが、私たちも非常に平井の沢川については十分に注意をしているつもりでございまして、今回も時間を追って地区連絡員が現地を確認させていただいております。これは、私ども地区連絡員が見た状況では、確かに、正確に言うと時間17ミリの降雨強度というのかな、雨量だったんですが、その状況では上のほうは余裕があると、それから当麻内川にも余裕があると、それにもかかわらず当麻内と合流する前の平井の沢がなぜ越流していたのかというところでございますが、道道豊沢富野線の平井さん側で平井の沢川から町道をまたがない前ですね、上流部は余裕があったと。それから、道道から下の町道から下流部については越流していたのがそういう状況だったということでございますが、実は田に水を揚げるための堰が、まだ固定堰がそのままになっていたという状況が何カ所もあったと。その部分が実は障害になっていて、それから上流部があふれている状況になっていたということでございまして、本来ではあの時期はもう堰を外していただいておけば実際にはあれほどの越流が起きなかったのではないかなというのが地区連絡員の巡回の評価ということでございます。

 再度申し上げますが、上流のほうについては余裕があり、それから当麻内の合流部から下についても、豊沢共栄線をまたいでからの平井の沢川の越流部分と、それから平井の沢川と当麻内の合流部から下の部分の現状を見ますと、当麻内川にある堰をおろしてからあとは非常に流れがよくなっている。それから、平井の沢川の越流部分の直後には固定堰があって、それを堰どめしている箇所が何カ所もあったという現状が重なって越流をしてしまったというのが現状でございます。

 ただ、平井の沢川そのものは、先ほどの入鹿別と同じように天井川に近い状況になっていますので、私たちも今回の道営圃場整備の中で今回は一緒にその平井の沢川を改修したいという予定でございまして、24年度着工に向けて今いろいろと設計等をしている状況に、23年度設計になるという状況だと認識しておりまして、それによっては平井の沢川は随分改修されるんではないかなと、そのように思います。

 また、フォーラムビレッジの開発とその平井の沢川の影響の部分を随分心配されておりました。フォーラムビレッジの開発については、調整池を3個用意することになっておりまして、その調整池は貯留容積というのか、それが1個当たり3,500トン、調整池の計画容量、これが1個3,500トンで3つ用意されておりまして、この容量は時間当たり78ミリ降ったときに十分に耐えられるという状況で設計されてございます。

 先ほど、8月12日の降雨量が時間17ミリということでございますし、過去に厚真町がこの78ミリを超えるような雨量が計測されたというのはないというふうに承知しておりますが、念のために余裕を持って十分な調整池を用意されているということでございます。そういう意味では、一たん雨が降ってもフォーラムビレッジの水はこの調整池の中に蓄えられるということでございますので、大雨が降っても直ちに平井の沢川に水が集中していくということはございませんので、ご安心していただければなと、そのように思います。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) そうすると、今回の平井の沢川があふれた原因というのは、管理上の問題であったと。それで、フォーラムビレッジの開発計画については、現状のまま進めても何の問題もないという、そういうことでよろしいですか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 現在の計画では、平井の沢川に現状でも影響を与えることはないんじゃないかというふうに考えてございます。ただ、先ほど言いましたように、道営圃場整備でこの平井の沢川そのものは改修する予定になっておりますので、より地域としては安心・安全になるのではないかなと、そのように思ってございます。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 改修されるということも、もちろん承知でお話ししています。それまでの時間的な順番の話なんですよ、それはご理解いただきたいと思います。

 次に交通安全について質問させていただきたいと思います。

 上厚真の駐在所前交差点については、交通量が多くなっており、事故も発生していることから改良の必要があると思われるがということなんですが、もちろんこれは道道の話ですから、町がどうのこうのということではないんですけれども、町は要望するということでしょうか。平成19年の第3回定例会に、上厚真大橋から交差点のことについて質問をしているんですけれども、この交差点自体のことについてはこのとき質問していないですね。

 この前もここで自動車の事故がありました。その前は、横断歩道で自転車に乗っている人を車がはねたという事故がありました。今のフェリーターミナルができてからの状況を見ると、どうも上厚真のこの交差点というのは構造的に問題があるんじゃないかということです。いかがでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 私も、名称が道道の厚真浜厚真停車場線、そして上厚真市街での交差点が非常に難所になっているというのは実感してございます。そういう意味では、北海道のほうにこの路線の2次改良、その交差点の改良も含めて2次改良を強く要請しているところでございます。北海道としては、まず優先的にこの上厚真市街地の交差点を改良したいというふうに計画をしているそうでございまして、既に実施設計は完了していると、23年度の着工完成に向けて予算要求いたしましたという返事をいただいております。地元として、国と道の厳しい予算編成年でもございますので、これからも引き続き気を緩めずに要望活動に強めてまいりたいと、そのように思います。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) もし、機会があれば1つつけ加えていただきたい。この前、厚真インターと苫小牧東インターの間にシカが侵入しました。それで、高規格道路が通行どめになったんですよ。そのときに、上厚真のこの交差点が大渋滞を起こしました。何でかなと思ったんですよね、高規格道路を出て国道に出ればいいじゃないですか。国道に出ればいいんですけれども、上厚真市街が大渋滞したんです。

 よく考えたら、これは想像ですよ、見に行っていないですから。高規格道路をおりて、国道に行ったら信号が近いですよね。そこまで詰まってしまったら、上厚真市街のほうに車は来るなと、そして、びっちり並ぶと今度は右折車が曲がれなくて、交差点なのに右折車が対向車線を走っていて曲がったのを現場で見たんですよ。ですから、そういうようなことも起きているんだということを含めて、現状よりも何か高規格道路であったときに、そこの交差点の交通量が膨大にふえるということを、特に今高速道路を使う車がふえていますよね、そういうことも想定して計画を、線を引いてほしいということをつけ加えていただきたいんですね。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 耳寄りな情報でございますので、改良に当たっては、そういう意味では今の情報を精査させていただいて、至急管理者である北海道のほうに連絡をさせていただいて、そういったものも含めた設計、改良にしていただくよう要望してまいりたいと思います。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) ちなみに、この前事故があったのはそのときでした。

 それから、次ですが、豊川地区道道豊川遠浅線の歩道延長はどのようになったかと書いてあるんですが、これはちょっと私のほうで勘違いしたようで、以前にいろいろ、平成19年第2回定例会、それから平成21年の第3回定例会で、苫小牧厚真通りのことをいろいろ質問していまして、この中でこのことを言っていたかなと思ったら、議事録をずっと読んでもこのことは出ていないんですよね。でも、記憶の中でどこかで話したんで、恐らく地域公共交通の関係の中で、スクールバスの行くとか行かないとか、地域循環福祉バスに乗せてくれるとかくれないとか、何かそんなあたりできっと話したんだと思うんですが、この歩道が途中でとまっているんですが、過去にいろいろ経緯はあったようですが、今、共栄線のところから学校に通うのに自転車で朝通学している子がいるんですね。ご存じのように、片側に防雪さくがあって、それが内側にあってカーブをして、朝は非常に厚真へ通勤する車と、こちらから苫小牧へ向かう車と非常に込み合う場所です。そこのわきを自転車が走っているんですよ。これはどうにかして歩道をやっぱり設置しないと、非常に危険な場所だなと思います。このことに関して、町長の認識と要望に関してどうかということなんです。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 私もあの箇所については非常に危ないなと思っております。それで、北海道に対してもこの歩道を延長するように要請はしているところでございますが、北海道としてもこの路線については実は非常にお金をかけていると。それは、私たちが要望している場所ではなくて、安平町内のところで随分と改良にお金がかかっているということでございます。そちらを終わらせてから取りかかりたいという話を、回答をいただいております。これが何年度になるのかはわかりませんが、一応、安平町のほうでは、24年度までに工事が完了するんではないかなというその見込みを話していたそうでございます。そうすると、町の要請箇所については、今話題になっている箇所については25年度には着手していただけるんだろうかと、そういう見込みを立てております。ただ、それでもまだまだ先の話でございますので、今の危険な状況を強く要請活動に生かしていきたいなと、そのように思っております。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 25年度ですか、今の中学生だと卒業していますよね。これは町独自で何か手を打つ方法というのはないんでしょうかね。例えば民地をそういうふうに町が買うというんじゃなくて融通してもらうとか、そういうことというのはできないものでしょうか。それから、スクールバスということにはなかなかなりづらいと思うんですね、中学生になると部活があって自転車ということになると思うんで、その辺はどうでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 道の管理の道道でございます。そういう意味では、町が手出しができないのかと言われると、確かに代行工事という手段はあるそうでございます。ただ、代行工事になりますと当然財源がどうなるのかなというところがございまして、町が、道が本来はすべきところを地財法の壁を破って町費をつぎ込むということには相当の抵抗も、それからいろいろな方々の理解も必要になるんではないかなと、そのように思ってございます。また、あれだけの路線でございますので、実際の経費も相当かかるということでございますが、そう簡単には私たちがやりますということには申し上げられない状況なのかなと思っております。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) これは、ぜひ粘り強く要望していくとともに、できれば遠浅から厚真まで歩道をつなげてサイクリングロードをつくるというような構想もセットにしてアピールするというような方法もあるんではないかというふうに思います。

 続きまして、産業振興のことについてちょっとお聞きしたいと思います。3番目ですが、これは、今村議員の質問と若干ダブる部分があるんですけれども、私は私の視点から伺います。

 栽培面積日本一のハスカップを今こそ集中的に支援するときだと思うがということなんです。8月27日に、福祉センターでハスカップフォーラムというのが開催されました。ここで、栽培面積22ヘクタールで、厚真町は今日本一の栽培面積がありますよという情報が提供されました。当然、今後この22ヘクタールから収穫が始まると、1年、2年後には生産量についても日本一になるんだろう、そうすると、名実ともに厚真町は日本一のハスカップの町ということになるんですね。このことに対して、今こそ生産から販売まで、食べ方まで一体的な支援を、たしか町長が選挙のときに選択と集中ということをしきりに言っていたような記憶があるんですが、今こそ選択と集中をするべきときではないかというふうに思うんです。いかがですか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 厚真町にもたくさんのおいしい農産物があるということでございますが、そういった中で差別化を図りやすいものという意味では、このハスカップが非常に有望だなと思ってございます。それは、今村議員のご質問にも答えたとおりでございます。ただ、これをさらに付加価値を高めたり、それからいろいろな方々にもうちょっとたくさん食べていただくという工夫、それにはさまざまな仕掛けが必要だと思います。

 まず、PRをすればそれだけの生産量も確保しなければならないとか、生産量を確保しても、付加価値が高まって収穫が、収量ではなくてそこから得られる所得が上がらなければなかなか継続もしないという、さまざまな当然制約があるというところでございますので、トータルでこういったものは取り組んでいかなければならないという思いでございます。

 そういう意味で、先ほどクラスターというような話もさせていただきましたが、いろいろな方々、いろいろな機会に協力をしていただくための連携をとることも必要でありましょうし、当然ロードマップみたいなものをきちっと作成して、生産者のなすべきこと、それから行政だとか流通機関であるJAだとか、それから商業者の方々がどういったものに取り組む、そういったものを協調してやるためにきちっとした目標を設定する、そろそろそういう時期に来ているのかなと思っております。

 今は、町としてはその栽培面積をとにかくふやすんだと、それから販売するためにいろいろなところにアタックをしていくというだけでは、なかなかこういうものは進めていけないと思いますので、もう一度原点に返って、いろいろな機関と歩調を合わせて、そしてその目標をきちっと掲げて、差別化するための取り組みをそれぞれに、くどいですがそれぞれに役割分担を明確にしていく時期に来ているんだと、そのように思っておりますので、そういったものに労力と、それから予算をきちっと配分してまいりたいなと、そのように思ってございます。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) これはハスカップ関係者がつくった日本一プランというのがあるんですよ。だから、支援を、町が一生懸命汗をかくのも必要なんですけれども、ではなくてハスカップは今結構動きがありますよね。だから、そこに支援をするということで結構十分かなと思うんです。今、ハスカップの販売額というのはたしか3,000万円ぐらいだったかな、全体で。これを1億円なら1億円という目標をつくる、それを達成するためにどうしたらいいかということをやっていったらどうかなと思うんですよね、面積と生産量と販売価格、それから製品開発とかそういったものも、今までみたいに町がやるというような考えは捨てていいと思うんですよ、それはもうそういう熱意のある方々にやっていただくと、そのかわり町は一生懸命支援すると。期間を決めて集中的に、大した金額じゃないですよ。1つの産品を本当の特産品まで押し上げる、そういう集中、苗木の補助ばかりじゃなくて、生産から販売、食べるところまでに対しての支援ということなんです。もう一度、お伺いいたします。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 苗木の補助だけではなくて、今実際に特産品を開発しようと取り組みを始めている方々が現実にいらっしゃいます。そういった方々に対する支援も22年度から始めております。既に取り組みが1件、それからそのほかにこれから取り組みたいという方が2件ということでございますので、その支援についてはもう既に予算化されて、実際に支援を開始しているというところでございます。ただ、それから以上に、当然広告だとか、それからいろいろな関係者と連携をとるというような分野も含めて、やるべきことはまだまだあるんだろうなと思います。

 それから、ハスカップの弱点であります流通に耐えられるかどうかというところが今非常に課題になっていますので、その流通に耐えられる方法を、道の食品加工研究センター等々みたいなところにいろいろと今投げかけをしたり相談に乗ってもらったりもしてございます。なかなかハスカップそのものの、そういう意味では情報が少ないせいなのか、確かに私たちが思った以上に反応がないという現状でございますが、これから知恵を絞ってまいりたいなと思います。

 それから、ハスカップについては、どうしても短期間で生産されて、そして短期間で生産されたものが余り日持ちをしないという欠点もございますので、それをどうやって安定的に市場に出すかというところも工夫をしなければならないんだろうなというところで、いろいろ今町としても悩んでいるところでございますし、生産者の方々もそういったところでいろいろと研究課題があるなというふうに整理はされております。そういったところが、これから開発するに当たっていろいろな経費がかかるところなんだろうし、そういったものについて、ぜひこれからも町として後押しするための支援策を講じてまいりたいなと、そのように考えております。

 また、細かい話ですが、そのハスカップフォーラムで、チョコレートでくるんだものも試供品として出されていたようです。非常に評判がいいと、これは本当に生産者の女性の手で発案されたものだそうです。だから、思いもよらぬところでそういうものがぽこっと生まれて、ただそれを市場に出すためには、いろいろな方の協力だとかいろいろな支援、それから設備もこれから必要になってくるんではないかなと思っておりますので、そういったところにも私たちとしては集中して取り組んでまいりたいなと、そのように思っておりますが、なかなか一足飛びにはいかないと。それだけいろいろな研究機関で先進的な研究が進んでいないのがハスカップなのかなと、そのような思いでございます。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 私が昭和59年に厚真に帰ってきて、そのときに文化祭でハスカップ展というのをやって、近隣にある商品を全部集めたんですね、苫小牧からも。そのときは、全部で十何点ぐらいしかなかったです。その後、厚真町で取り組んで、何か食べづらいジャムとかいっぱいつくりましたよね、知りませんか。その後にゼリーができて、ゼリーもいろいろなゼリーができました。

 それはいいんですけれども、ハスカップに関しては研究はかなり進んでいます。そのあり場所を見つけていないだけです。北海道ハスカップ研究会というのがかなりの年数を研究していまして、その後、北海道機能性植物研究会というところが研究しています。そのほかに、農業試験場というところが別に研究を進めていて、かなり研究は進んでいると思うんです。ですから、どこにデータがあるかだけ見つければ、加工に関してもかなり進んでいると思うんですね。

 問題は、例えば1億円の生産額を上げる農産物をつくるのに、町が何ぼ出す気があるかということなんです。それが1,000万円なのか1億円なのかわからないんですけれども、それは腹次第です。でもこれは何十万単位じゃ特産品なんかできないですよ。最低でも1,000万円なら1,000万円ということを決めてしまうと、それでハスカップをとにかく1億円の産業にしようと。

 ハスカップに関しては、生産物に対する補助というのはないじゃないですか。ほかで、農産物で補助があるものは結構ありますよね。ハスカップは、集荷してから、一元集荷というのは町で昔、昭和60年とかそのころ取り組んでいたんですよね、全部集荷、とにかく一元的に集荷しましょうと言って生産量を把握しましょうと。例えば1キロ300円とかの価格補償をしましょうと。59年とかはキロ3,000円以上していましたよね、今、山口さんのが3,000円以上しているんだけれども、普通に流通しているのは1,800円とか700円とか何かそのぐらいですよね、農家の卸しというのは。そこに例えば300円なら300円補償しましょうといったら、みんなそれを目当てにふやすと思うんですよ、面積を。そしたら、22ヘクタールがこれは倍になってフル稼働を始めると1億円になるかなと思います。そういったことを戦略的にやって、ちまちまやらないでどんとやりましょうよ。どうですか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 非常に意気込みはわかります。私も、単純に1,000万円かけて1億円とか10億円になるんでしたら簡単に話はできますが、ただ当然農産物ですので市場でさばけなければならない。だから市場の拡大が見込めないと、単純にその栽培面積もふやせないということもございますので、そういった兼ね合いですよね。兼ね合いを十分に検討しながら進めないと、それは思い込みだけで税金を投入するわけにはいきませんので、十分な先ほど言ったようにマップをつくって、そして戦略として皆さん方に理解を求めてから投資をしても遅くはないんでないかなという思いでございます。

 それが、スケールとして10年先だとか1年先だということは明確にできませんが、ハスカップそのものについてはやっぱり集中して取り組む時期に今来ているのかなと、生産者が相当意欲を持って、今の時代になるべく早く、鉄は熱いうちに打てという思いでいろいろな挑戦はしてまいりたいなと、そのように思います。

 ただ、あくまでも市場で評価していただかなければ、生産しても本当に赤字を抱えるだけになりますので、うまく市場との連携もとらなければならないという思いでございます。決して、ちまちまやるということでないんですが、その辺はきちっとした見通しの上で投資をしていくつもりでございます。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 気持ちだけ見せてください、気持ちだけ。それで動きますよ、動きますって。そんな市場のこととかは町長は考えなくていいですよ。それは、市場の専門家に任せばいいんですよ。そういうことを専門にやっている人がいるわけですから、それは任せばいい。

 これは真剣に考えてくださいよ。今がやっぱり、みんな年をとりますからね。ほかの町がやっぱり生産量が落ちているというのは、高年齢化で収穫できないというのがありますから。今、厚真はこの前のフォーラムを見たら若い人がたくさん来ていますもの。これはチャンスですよ。ぜひ。

 次に観光振興についてなんですが、こぶしの湯周辺の環境整備について、イベント開催時の駐車場と駐車場からのアクセス路や合宿生が使うスポーツセンターへの動線整備ということで、大分前に教育長に外灯のことで何かちょっと1回話ししたことあったですね、前の教育長です。

 それで、私が言いたいのは何かというと、この前、8月29日にこぶしの湯感謝祭というのがありました。そのチラシの記事の中にこのように書かれています。「当日は駐車の進入を全面規制いたします。駐車場は厚真高校様、本郷マナビィハウス様となります」ということなんですよ。私もちょっと行ってみまして、本郷マナビィハウスに車をとめて、本当は上ってはいけなかったのかなと思ったんだけれども、ちょっと草も刈ってあったので坂を上っていったんですよね。そうしたら、ぱっと見たら男湯丸見えですよね、丸見えなんですよ。それで、坂を上るまではよかったんだけれども、坂を上った後は草はそのまんまなんですよ。では、どこを歩いていけばいいのかなと思ったりもしたんですね。

 それで、こぶしの湯でイベントをやるときというのはほかにもありますよね。そのときに、当然駐車場は足りないんですよ。ましてや、今回みたいに完全に駐車場を使ってやるような場合は、車のとめる場所がありません。それで、車のとまっているところを見ると、関係者かな、関係者はこぶしの湯の特産品販売広場の緑地帯に車をとめている。本来、車が入ってはいけない場所だと思うんですけれども。それと、今言ったように例えば本郷マナビィハウスとか厚真高校にとめて歩いていくと、男湯丸見えという状況にあります。

 これは、逆に言うと、合宿生がどういうふうにスポーツセンターに行っているかわからないんですが、恐らく下をぐるっと回っては行かないと思うんですね。そうすると、男湯が丸見えのところを女子高生とかが歩いて行っている可能性がある。だから、こういったことを環境整備する必要があるんじゃないかなと思ったんですよ。いかがでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) これまでも、いろいろなイベントをやるたびに、駐車場が足りない、もしくは今こぶしの夏祭りみたいに駐車場を使ってやる場合は当然別な駐車場からピストン輸送する、もしくは歩いて行けるということもあります。現実には、本郷地区の皆さんは歩いて行かれる方も多いようですね。ランタン祭りのときも、たしかあそこはあの場所そのものを使って、お客さんが歩いていたのも承知しております。そのときに、男湯まで私もちょっと見えなかったんですが、確かにそうなのかなと思います。

 ご指摘でございますので、そこの歩く場所というんですか、本来も遊歩道になっているような状況のところはそのまま活用していけるのかなとは思うんで、もうちょっと歩きやすいような園路整備みたいなものができるんではないかなと。そのときに、男湯の景観がいろいろ支障があるんであれば、もちろんそういう視点からも、どこまで目隠しをすることができるのか調整をしてみたいなと、そのように思いますし、それから特産品広場とこぶしを真っすぐ結ぶ階段があるんですね。ですから、階段があるからあそこを歩くというのが前提であの辺整備されていたんではないかなと思います。ただ、今回も草を刈って、一応駐車をできるような状況にしてあったようですね。私もそこに車を置いて歩いて行きました。そういう意味では、あの部分も本来の園路としてちゃんと生かせるように工夫はできないか、ちょっとこれからも検討してみたいなと、そのように思ってございます。

 そういう意味では、特産品広場からの真っすぐな上がり口、それから男湯を見ながら本郷のマナビィから厚高、それからスポーツセンターにつながる動線をもう一度再検証して、なるべく早いうちに園路等も整備ができるかどうか、多分難しくないと思いますで前向きに取り組んでまいりたいと、そのように思います。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) そのときに、あわせて照明、そんなでっかい外灯は要らないと思うんですね、ほのかな明かりがつながっていれば足元は確認できると思うんです。今ないですね。

 それと、特産品販売広場を逆に拡張して、完全な舗装じゃなくてもいいんですけれども、そこでイベントをやれるような形のほうがもしかしたら、こぶしの湯の駐車場でイベントをやってしまうと、やっぱり駐車場機能が阻害されますので、そういうことも兼ね合いがあるかなと思うんですね。ちょっと一体的な計画を。できれば、男湯が見えるところはどうにか工夫をしていただかないと、ちょっと女子高生には刺激が強いかなと思うんです。

 次に浜厚真のことについてなんですけれども、これは1月14日に総務文教の所管事務調査で一度話題になっていて、ことしはたしか構想づくりの予算がついていますよね。その後、7月29日にサーフツーリズムの講演会というのがあって、講師の方が来られていろいろないい提言をされていきました。こういったものを受けながら、次年度に向かってそろそろ計画もつくり始めている時期だと思うんですけれども、その整備方針がどうなっているかということですね。

 もう一つ、あわせて浜厚真という名称について、ニュースに出ると浜厚真海岸とか何かそういうふうに出て、夢がないんですよね。小樽ドリームビーチとよく聞きますよねニュースで。そういう名称が浜厚真の場合はつけるのに何か支障があるのかどうか、そういう検討がされているのかどうか。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 浜厚真海岸、厚真町の臨海施設ゾーンという言い方もしておりますが、こちらのほうの活性化基本計画を今策定中でございます。

 その中で、いろいろな構想が上がったり、それから下がったりといろいろしておりますが、基本的には大構想を立てながら、浜厚真海岸から野原公園を含めた活用方法、それから上厚真周辺との連携なんかも含めながら今議論されているようなところでございます。

 ただ、こういったものに当然時間はかかりますし、かけ過ぎますとせっかく今話題になっている旬な話題がどんどん陳腐化してきますので、ひとまず期待が高いサーフィン会場の環境施設、それからアクセス道路ぐらいはこの基本計画と大きな柱としては損はございませんので、こういったものは早目に取りかかってまいりたいと、そのように考えてございます。

 これは、財源的なこともありますし、その設備の技術的な問題もまだ残されております、検討する内容として。こういったものが解決しましたら、こういったものは早目に取りかかりたいと、そのように思います。ただ、それぞれ技術的な問題が解決するのにどのぐらいの期間がかかるのか、選定にどのぐらいの時間がかかるのか今ちょっと明確に申し上げられません。23年度でかかれるものは取りかかりたいなと思っております。

 それと、浜厚真という名称、これはもちろん字名は浜厚真ということでございますので、私たちはそれを活用させていただいているわけでございますが、実際に臨海ゾーンが整備されていく暁には、もうちょっと皆さんから受け入れやすいというのか印象に残るようなビーチの名称も募集してみたいなとは思っております。そういう呼称が、特に行政的な法律がどうのこうのということはございませんので、これから整備する過程で、印象が大体固まってくる過程でそういった呼称づけに少し知恵を絞ったり、皆さんのご意見を反映させていくようなことにしたいと、そのように思います。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 名称については、浜厚真というのはかなり売れていますので、浜厚真を残して後に何かつけるというような方法がいいんじゃないかと、これは個人的な意見なんですけれども、それで、サーフィンに関してPTのトイレの環境整備がありましたよね、あれがニュースで出たり、それから厚高生がたくさん参加したクリーンビーチとか、それからホームページへのアクセスがすごくふえているとかというのは結構ニュースが出されていましたよね。やっぱりこれは冬に向かって浜の話題というのは少なくなっていきますよね。ぜひ、戦略的にPRしていくことをしていかなければいけないというふうに思います。

 時間がないので、次に行きます。

 ちょっと防災対策ということで、通告の文章自体は、消防上厚真分遣所の現状と役割はどうなっているかということなんですけれども、これはちょっとこのままだと分野外というか隣の家のお話みたいなことがあって、こういうことです。上厚真分遣所といっても町内の施設で、消防施設であるということがまず大前提です。それに対して、町長が分遣所の現状と役割を今どのようになっているかということを、役割をどのように認識しているかということなんですね。

 これは、先ほどの浜厚真の海岸の観光地化にもちょっと影響があるのかなと思って、この話題をちょっと取り上げてみました。あくまで、消防組合の中のことではなくて、厚真町として町内の消防救急体制に対してどのように考えているかというその位置で答弁をお願いしたいと思います。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 上厚真分遣所の位置づけというご質問でございます。

 厚真町の404平方キロメートルの広大な行政区域、それから5,000人という人口等々を勘案すると、通常ですと、コストから考えますと、消防支署というんでしょうか、消防支署としては通常1カ所なのかなと思います。ただ、上厚真と厚真市街という厚真町の開基以来の市街地の構成上からいって、古くから上厚真には支署、今で言う分遣所の機能があったということでございます。

 石油備蓄基地が設置されて、それから火力発電所も臨海ゾーンにはあり、どんどん工業化等が進んでいる段階で、上厚真分遣所という位置づけが非常に高まってきて、地域の防災拠点としてはやっぱり2つあるほうがその地域を守ると、安全に守るという意味では地域住民からは強い要望があったんだと思います。そういう意味で、57年に現庁舎が整備されて、そこに備蓄基地の防災機能を強化するための化学消防車両等が配置されたという状況だと認識しています。

 これから先も、津波の問題も先ほど話題になりました。それから、浜厚真海岸の観光客が6万人を超えるような状況も考えまして、しかも上厚真市街地は厚真町のこれからの人口増になる唯一の地区かなと、そういう可能性を秘めた地域ということを考えますと、これからも上厚真分遣所の重要性というのは変わらないのではないかなと、そのように思っております。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 町長が、その上厚真分遣所というのは重要だという認識を持たれているということがよくわかりました。

 それで、これは第3次厚真町総合計画の基本構想の中で、消防救急に関してこのように書かれています。「胆振東部消防組合と連携しながら、消防職員の研修や適正配置、消防車両などの常備消防体制の充実を計画的に進める」というふうになっているんですよ。それで、適正配置が本当にされているのかなというところがちょっと気になるところなんです。その件について、もし答弁していただけるんであればお願いしたいと思います。



○議長(河村忠治君) 適正配置、ちょっとこれは一部事務組合の関係に入るのかなという感じがしますので、これは町長答弁としてちょっとふさわしくないなと、このように思います。質問を変えてください。

 下司議員。



◆(下司義之君) それでは、この基本構想に書かれている今の「胆振東部消防組合と連携しながら、消防職員の研修や適正配置、消防車両などの常備消防体制の充実を計画的に進める」ということについて説明をお願いします。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 基本構想に書かれているものは、厚真町を守備範囲にしている胆振東部消防組合、これの厚真町は構成町の1つになってございます。構成町であり、その経費を負担している側にもあります。そういう意味では、厚真町民の安全を消防組合で確保していただくために必要な経費は当然負担していかなければならないということで、消防組合との連携を強化することは、町としては大前提であろうということで認識をしているということでございます。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 基本計画の中で、このように書かれています。これは、「消防救急、現状と課題」というところなんですが、「常備消防は、職員の適正配置と資質の向上に努め」というふうになっています。この適正配置というのがここにも出てきているということなんですよ。これは、ぜひこの点について、現状と課題というふうになっていますので確認をしていただきたいということで、これは答弁は結構です。

 最後の質問に行きたいと思います。

 財務管理ということで、これは現金の収受方法にレジスターを導入できないかということなんですが、これは実は町民からいろいろご意見をいただきました。その中で、前に現金の管理については、これは平成19年第4回定例会の一般質問の中でしていて、少額の領収書については必要な方に渡しますよという表記をしてありますということで、それでいいんだというようなことだったんですけれども、町民はそうは言っていないんですね、どうも。ですから、これは例えば郵便局に行って10円の切手を買っても、今レシートで領収書をくれますよね、こういうようなことを町もやる時期に来ているのかなというふうに思いました。

 それと、受け取った現金をどのように処理するかということなんですよ。これが、例えば銀行の窓口でお金を渡しても銀行員というのは机に入れますよね、机に入れるんですよね。金庫の中、レジとかあるわけじゃないですよね。ただ、どうも役場でその受け取った現金を机に入れると何か不審な目で見ているらしくて、そんなことがあって今回のちょっと質問なんです。

 レジ方式、それからもしくは証紙方式、それから券売機方式、こういったものが考えられるんですが、こういう取り組みはどうでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 現金の収受でございますが、昨年いろいろと町として不祥事を起こして、その不祥事を起こしたことをきっかけに襟を正していきたいという決意を表明させていただいたものでございます。そういう意味では、現金を取り扱うことについても、もうちょっといろいろな工夫はしていくべき時期に来ているんではないかなというのは承知しております。

 現金を扱う際に、その現金が収受されたことをきちっと記録に残していくということは非常に大事でございますので、たまたま下司議員の場合はレジスターという具体的な方法の提案がございました。レジスターに限らず、ポータルターミナルみたいな別な道具を使って確実にその記録を残していく、記録の改ざんをできないものを介在させていくということも今の時代必要なことなのかなと、そのように認識してございます。

 特に、たくさんの職員の目の前で取り扱っているところではさほど問題なくても、やっぱり少人数もしくは1人で窓口で現金を扱うような部署も厚真町内には、公共施設にはありますので、そういうところで現金を受け取って、領収書を出さずに机の中に入れるという行為は、確かにお客様から見ると非常に、しかもこういった昨年みたいな事件の後ですと、さらに不信を買うのも十分わかります。そういう意味で、そういった職場で別な道具、装置によって住民の皆さんに安心していただく、信用を回復する手段として、こういうものも検討に値するなと、今回の質問を受けまして私たちもそう再認識したところでございます。

 そういう意味で、すべてがこういった方式をとれるのか別な方法がいいのか、これからちょっと検討をさせていただきたいなと、そのように思ってございます。また、机というのは誤解を招くようでございましたら、せめて金庫みたいなものを用意して、その軽易な金庫にきちっと入れるという、そういう皆さんに見せて、ちゃんと自分たちは管理しているんだということをアピールすることもやっぱり考えていかなければならないのかなと今思いました。

 以上でございます。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) そういうことなんです。手続とかそういったことはもうかなり議論しましたので、それはもう十分だと思うんですよ。ここはビジュアル的な部分です。見た目にどうかということで、やっぱりそこまでやらないといけないかなということです。受け取ったのを箱に入れるんだったらだめで、レジに入れるんだったら信用できると、そんなぐらいの話なんですよ。ぜひこれはできるところで取り組んでいただきたい。集中レジという方法もあります。

 それで、最後なんですけれども、車の入れかえについてなんですけれども、もちろん廃車にというか下取りの車、もしくはそのまま廃車になるのかな、いずれにしてもどなたかに引き取っていただくということなんですけれども。予算書では、たしか1,000円とか何かそのぐらいの予算で計上されていたかな、1万円じゃないですね、1,000円とかですね。

 ただ、やはり気になる方にとっては、こういうことに関しても非常に、言葉を悪く言えば雑にやっているんじゃないかというような感じなんですよ。これをどのように処理されているかということに関してなんですが。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 車両の入れかえに伴う廃車する分、もしくは下取りに出す車の取り扱いでございます。

 古くなった公用車を入れかえる場合は、基本的にはその販売店、導入する販売店へ下取りとして出すという形が優先的にそういう処分をしている。余りにも古くて、販売店が下取りをしないようなケースについては、町内で自動車を扱う会社等へ見積もり合わせで売り払いをしているというところでございます。さらに、そういったところも扱ってくれないような、もうスクラップしか完全にならないような車については、例外的に古物商等に廃車の手続を前提として処分をしたケースもございます。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 具体的にお伺いしますが、ことし何台あって、その車はどのように処理されたか。



○議長(河村忠治君) 総務課長。



◎総務課長(近藤泰行君) 本年につきましては2台でございます。小型のトラック2台につきまして処分をいたしております。1台につきましては町内業者、自動車関連業者のほうに見積もり合わせで売り払いを行っております。もう1台につきましては、廃車手続のほうを古物商のほうへ処分をいたしております。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) ぜひ、不信感を持たれないような処理をお願いしたいと思います。やはり、行政側から見ると大したことはなくても、民間側から見ると一大事だったりするということがあるんですね、その価値観のずれがあるんです。

 時間が終わりましたので、ちょっと先ほどの消防の件は、やめとこうかな。町長は上厚真分遣所は非常に重要だというお話がありましたので、ぜひその重要な上厚真分遣所がちゃんと機能しているのかどうかということは、別の立場で検証していただきたいというふうに思います。

 以上で質問を終わります。



○議長(河村忠治君) 以上で下司議員の質問を終了いたします。

 ここで休憩いたします。

 再開、3時10分。



△休憩 午後2時55分



△再開 午後3時10分



○議長(河村忠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 引き続き一般質問を許します。

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△木村幸一君



○議長(河村忠治君) 木村議員。



◆(木村幸一君) 通告に従いまして質問したいと思います。

 厚真町では、町長が第3次総合計画の中で少子化対応について申し述べておりますが、第3次総合計画の中で少子化対応に対する計画がなされていますが、3カ年計画の後半に向けて、町のすべての子供と子育て家庭を支援するまちづくりを目指すという、子育て支援について、子育てを町全体で支える体制づくりについて述べております。

 その中でも、特に保育園に対する環境や施設のことがいろいろと出てくると思いますが、具体的にはまだ示されておりませんので、今後どのようにして対応していくのかお考えをお伺いいたします。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 今現在の総合計画の中で、子育てを一体的に支援していくという項目がございまして、その中に柱として、「子育てをまち全体で支える体制づくり」、そして「安心して子育てができる環境づくり」、「母子の健康を守り健やかな子供を育むまちづくり」という3つの基本目標を立てております。

 その中で、主な施策として保育の充実がうたわれておりますし、住民の皆さんのネットワークの構築、そして母子関係であれば母子保健、母子栄養指導等の充実まで目標としてうたい込まれてございます。今現在、町内にはご存じのように常設保育所が1つと、それからへき地保育所が3カ所ございます。これを核にして子育てを支援していく、それから学童という視点で学童保育にも取り組んでおります。

 ただ、それぞれに今の少子化の時代にあって、子育てをする家庭が非常に孤立しているという状況も何ら改善されていない部分もあるのかなと、そのように思います。こういうものを地域全体で支えていく時代に来ているんだと私も思っておりますし、その地域というのは、私たちみたいな事業所、それから会社、働く場所も含めて、そういった子育てに優しい時代にならなければなかなか少子化が解決しないんではないかなと、そういう思いでございます。

 まだいろいろなことをやるべきことはたくさんございますが、とりあえず町としては、今の保育所のあり方そのものをもう少し充実させることができるんではないかという思いで、今現在、認定子ども園に京町保育所を進化させるべくさまざまな検討を重ねているところでございます。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 木村議員。



◆(木村幸一君) それで、現在の保育所機能ではいろいろと足かせといいますか制約がございまして、保育に欠けていなければ預からないとかそういうような状況でありますけれども、今現在、この少子化の時代に保育に欠けていないから預けられないというと、親と子供、近所に友達はいないわけなんですよね。そうすると、親子だけで小さな中でこぢんまりとした関係しか持てない、友達もいない、団体生活も味わえない、そういう環境の中で子育てをしていくと、やはり親御さんとしてもなかなか考えられないというのか、いろいろと気になるというか気詰まりもあるだろうし、そういったことを考えたときに、やはりすべての子供が親が希望するのであれば保育園に預けられるような体制づくりというものが必要でなかろうかなと、そう考えますので、まず今お聞きしたいことは、厚真町で保育にかけていないという現在の理由で保育園に入れないような子供が何人ぐらい現在いられるか、大体の数字で結構ですけれども教えていただければ幸いでございます。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 保育にかけないという視点におおよそ合致するんだと思いますが、平成22年度の8月現在で、ゼロ歳から6歳までの子供の中で保育園に通っていない、未入園者数というんですか、未入園幼児数が73名いらっしゃいます。こういった方々は保育所に通わせていないということですので、裏返しからいけば保育にかけないということになるのかなと、そのように思います。



○議長(河村忠治君) 木村議員。



◆(木村幸一君) そういうような状況があるということは現実でありますから、京町保育園は大体定員であれだということですけれども、これを幾らか条件緩和して季節のほうへ何人か入れたにしても、その人方は冬期間、季節保育所が休む時期は自然と入れなくなる、そういった環境にあることは事実でございますので、その環境を町長はまず解消する考えあるかどうか、その点について、まず最初に質問したいと思います。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 私はかねてから、子育ては地域社会全体で支えていくべきだというそういう認識に立ってございます。孤立する母親をなくすためにも、希望があればできる限りその保育所で預かるというのが今の時代にマッチしているんではないかなと、そのように思いますし、また保育所だけではなくて、やはり保育所に預けなくても自分で小さいうちは育てたいという親御さんもいらっしゃいますでしょう。そういった方々に対しては、そういった方々の横の連携をとりやすくするようなそういった方策も必要ではないかなと。そういうものを複合的にやることによって親の選択がふえるんではないかなと、そのように思っております。

 それで、前段の保育に欠けないが保育所に通わせたいという親御さんの希望に沿うためにも、今の認可保育所を発展的に解消して、認定子ども園的な保育所に進化させることによって受け入れが可能になるということでございますので、ぜひそういったものは実現させていきたいなと思っております。

 ただ、私の思いはそうでありますが、現実に親御さんとして、先ほど言った未入園児の73名、21年度末には95名にも上っておりますが、その95名のお子さんたちを持つ親御さんの生の声も最終的には調査をさせていただきたいなと、そのように思ってございます。



○議長(河村忠治君) 木村議員。



◆(木村幸一君) 町長は改善していきたいということですけれども、入れない人が入れるようになることが一番理想なんですけれども、親御さんに聞いてみなければ全部が全部は入らないかもしれないけれども、でもある程度の年齢になれば、団体生活だとかそういった面、友達づくりのためにもやはり欠けていなくても入園させたい、またこれから第2子、第3子でもつくる考えがあればなおのこと、そういう希望が多くなると思うから、そういう保育園づくり、認定子ども園にするということなんですけれども、それについては今度、どこにどのような施設にしてつくるかという点についてお伺いしたいと思います。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) この件に関しては、以前、井上議員からも進捗状況等尋ねられた件もございます。その際には、今の京町保育園の立地環境は京町公園と接しているということで、公園が法的な制約もあるので、そちらのほうの協議をまずしていきたいんだという話をさせていただきました。その協議が随分進みまして、何とか京町公園のほうで弾力的に転用していけそうだということでございますので、京町保育園そのものを認定子ども園として進化させるために増築が必要になります。その増築の規模の考え方として、3歳児、4歳児、5歳児等の年長の子供たちが全入できるような規模を前提としてまず考えてみるのが筋かなと思っております。

 また、3歳未満児の子供たちについては、先ほど言ったように、子供たちを手元で育てたいという親御さんも当然多くいらっしゃると思いますので、こちらの押さえ方としては約半数ぐらいが入園するのかなというような、そういった仮説を立てて一応規模設定をして、その規模設定の中で年長の方々の、年長の保護者に実数等アンケート調査をするということでその規模を固めていきたいなと、そのように思っております。



○議長(河村忠治君) 木村議員。



◆(木村幸一君) そういう方法なんですけれども、今現在の8時から5時の時間内では、やはり共働きにするとちょっと支障がある。そういったことを結局先に示す、厚真町では時間外でも何時から何時まで延長して預かれますよというふうにすることによって、町外、先ほど前に通勤圏としての考え方も述べられておりましたけれども、若い人が今町では保育園に入れられないというような現状が多々ありますから、そういう人が苫小牧なり千歳あたりに通勤するんであれば、厚真からでも何ぼでも通勤できますので、そういう人たちの若い人たちが厚真町に住んでいただいて、子供を預けた場合にはいかに延長してやるから、この時間までは延長できますから預けてくださいというような、そういう先に示さなければ、後から入って延長を希望するんであればどうかという相談ではなく、厚真町では何時から何時まで延長してでも預かりますよと、そういうような先に示すというような考えはどうでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 保育所の延長保育ですね、真っ先に取り組んだのが土曜の延長保育ということでございます。それから、平日の保育所の延長は、今現在7時半から6時まで京町保育園では預かるようにしてございます。

 ただ、町外に通勤されている保護者の話を聞きますと、7時半の朝よりは夜の6時までに子供を引き取りに来るということが非常に難しいという話をされているようでございます。確かに、苫小牧もしくは千歳に通勤している以上、1時間近く戻ってくるのに時間がかかりますので、5時過ぎに勤務を終えると6時半ぐらいまでにはなるのかなという思いもございますので、こちらの延長保育については体制をどうするかだけで解決する問題でございますので、これは前向きに考えてみたいなと、そのように思ってございます。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 木村議員。



◆(木村幸一君) そうですよね。本当に、現場で体制を整備して、時差出勤なり何なりやればある程度のカバーはできると思うんです。そういうことで、町外に通勤して働いておられる方の保育時間の延長については今後対処していただきたいということと、認定子ども園をつくるということなんですが、やはり今、幼保一体化といいますか、幼稚園機能のないところにおかれましては、幼稚園希望といいますか、なかなか学力までつけたくてちょっとよその幼稚園に入れているというような話も聞いたことがございますけれども、そういった考えのもとで、先ほど認定園にして面積をふやし、5、6歳児も十分対応できるようにすると言いましたけれども、そういう幼稚園機能というものもやっていかないと、隣の町も認定子ども園に今年度からしておりますし、厚真町もいつまでも計画ばかりで先に進まないんであればだめなんで、いかにしてやっぱり少し先行していくような気構えを持ってやっていただきたいと思いますが、今後、来年あたり増築してやるというような、もうすぐやるというような先行投資にはならないでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) これは、設計とその財源、それから先ほど言いました実際の保護者のアンケート、そういったものを見なければ実際には増築する年限を明示できないものでございます。ただ、その前段になっています法的なハードルは何とか越えられそうだ、間違いなく越えられると思いますし、あとは規模の設定と財源だということになります。こちらのほうは、町単独で考えますと、23年度には何らかの着手をしたいというふうに考えてございます。

 ただ、今、現政府は幼保一体化に向けて随分前向きな検討を進めているようでございます。ひょっとしたら、幼保一体化を国で進める上で特別な財源が出てくる可能性もございますので、そうなりますとその財源を活用しない手もありません。ですから、若干増築する年限は23年から24年にやる、多少のぶれはあるかもしれませんが、少なからず増築に必要な設計は23年度に着手できるんではないかなと、そのように考えております。

 ただ、何度も言いますが、その前に私たちの思いだけではなくて、保護者の皆さんの意向もきちっと把握した上で規模を設定しないと、なかなか先ほど言ったように帯に短したすきに長しでは困りますので、その辺を十分に慎重にかかっていきたいなと、そのように思ってございます。



○議長(河村忠治君) 木村議員。



◆(木村幸一君) 今、町長は設計が23年と言ったけれども、実施計画では22年なんだよ。せめて、遅くなるんでなく先進めなければだめなんだ。要するに、いつそういう、政府が今子育てに一生懸命になってお金を配っている、そういうような状況下にあるんですから、もういつ政府がゴーサインが出てもやれるというような準備をするためにも、そんな基本設計を23年度とか言わないで先にやらないと、もうゴーサインが出たらすぐうちは建設、増築できますよと、もし単独でできないんであれば補助申請するにしても、そういう条件で待つという心構えがこれは大切であるし、アンケートにしても、アンケートだったら出せばすぐに返ってくるんですから早くやる。要するに、やってやってで延ばしているんでなく、いかに先にやるかということをやっぱり考えていかないと、何事も進めるということが大切だと私は思うんですが、どうでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 木村議員のご質問の趣旨は十分承知いたしました。

 総合計画実施計画の中で昨年お示しした中に、認定子ども園の設計については22年度に取り組みたいというふうに表示をさせていただきましたが、どうも関係法令と関係機関との協議のハードルが非常に高くて時間がかかってしまいまして、実はちょっと作業がずれ込んでございます。

 今回の今段階の実施計画、これから議員協議会でお示しする実施計画には、23年度に実施設計をしたいというふうに予定がちょっと1年後にずれております。昨年の意気込みは、22年度の下期にでも実施設計をして、23年度の当初から増築に取り組みたいという、そういう腹積もりはしておりました。なかなか環境が整わなくてここまでおくれておりますこと、おわびしたいなと、そのように思います。



○議長(河村忠治君) 木村議員。



◆(木村幸一君) そうなんですよね。そして、厚真町にとっても、先ほども言われていましたけれども人口減が、自然減少はこれは否めないところであります。それでも、社会増で何とか減少を少しでも食いとめたいと言っています。

 今、厚真町も、企業誘致を叫んでもなかなか入ってくる企業がないというのが現実であります。最大の雇用の場が、この町役場の職員の数が厚真町では最大の雇用の場であるという現実はだれもが認めるところでありまして、これ以上大きな企業がないわけであります。それで、企業誘致もままになりませんし、雇用の場がないということで若い人がだんだん出て行くのがほとんどでございまして、なかなか入ってこないというのが現実であります。

 そういった中でまず、だから私の考えるのには、保育園機能なり幼稚園的な機能を充実させて、町であふれている子供たち、学校にしてもたくさんのマンモス校になって、生徒が多過ぎて校舎の増築が間に合わないというような環境下にある子供たちを、いかに厚真で勉強させたり保育をしたり育てていくかという、せめて義務教育の間だけでも厚真町に呼び寄せて、親が厚真から通勤していただくというような環境づくりがこれからは必要でないかなと思うんです。

 それで、町長がいつも言われています定住移住についても、そういう環境がいち早く整った場合に、初めて入ってくる人も気楽に入ってこられるのかなと。そういったことで、今何戸か入ってきたから満足ということではなく、これからも継続するためにいかに保育所と幼稚園機能というか、それに学力のある学校生活を充実させて、そしてそういう人方を呼び込むという努力がこれからは必要になってくるんではないかな。企業にしたって、なかなか会社機能というのは入ってこないですよね。そういったことで、1人、2人の職員を雇ってくれる企業が来たとしてもなかなか難しい面がある。まず、町全体で、この計画の中にもありますように子育てしたいというのであれば、町民にも呼びかけ、また町長が先頭になって旗振りをして、うちにはこういう機能が充実しているんだから子供を連れて住んでくださいと、それぞれの環境条件もいいし生活機能もあるから、そこから親御さんが通勤していただければいいんでなかろうかという、そういうことは考えられませんか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 木村議員のご指摘に私も同感しております。

 厚真町の持っているこの自然と地理的な条件、先ほども何度か話をさせていただきましたが、それを有効に活用して、それを生かすために子育て環境を整えて、そして教育環境を整えるということはいろいろな場面で私も自分の方針として話をさせていただいております。それぞれ子供を利用するというのは、これは誤解を招く話だと思いますが、とにかく子供が育つのに厚真町がすばらしい環境だという評価をしていただくような努力というのは、意外と今の私たちでもできるんではないかなと思っております。その1つが、子育て環境のうちの保育環境だと、そのように思っております。

 また、保育だけではなくて、先ほど木村議員が随分話をされておりました幼児教育という意味の幼稚園機能、これも大事なことだと思います。預けておけばいいだけではなくて、厚真町の保育園、幼稚園に預けたいんだというような状況になるように保育士の皆さんにも先進地も勉強していただいておりますし、そういった先進地から私たちも刺激を受けておりまして、認定子ども園をぜひすべきだなと、厚真町でも保護者の皆さんに十分こたえていけるんではないかなと、そういう意を強くしているところでございます。そういう意味で、ちょっとおくれましたが23年度には実施設計の予算を組んで、認定子ども園に早期に着手をしたいと、そのように考えております。

 子育て、保育環境を充実させるのとあわせて、先ほど冒頭で話をしましたように、子供を育てる親御さんが孤立しないように、保育所だけではなくて横のネットワークも維持できるような、構築できるような、しかも自主的に構築できるようなそういった組織の育成に私たちも力を挙げて尽くしていきたいなと、そのように思っております。また、その先にある教育、それから学童保育、こういったものも今鋭意検討中でございます。今の現状よりさらに充実させるべく、今いろいろと研究を進めているところでございます。保育から、子供を産んでから義務教育が終わるまでの間、教育観点、それから医療費の観点、それから健康面も含めて、厚真町は実にさすがにおいしい農産物を生産する場所、そして自然が豊かな場所、こういったところで子育てをすることが実に子供たちにとって幸せなことだ、自分たち親にとっても幸せなことだと思ってもらえるようなまちづくりをこれからも進めてまいりたいと、そのように思っております。



○議長(河村忠治君) 木村議員。



◆(木村幸一君) 町長から立派な答えが返ってきましたけれども、本当に子育て環境が整えば、1人か2人でいいと思っていた家庭でもまた1人ふえるかもしれない。そういったことを考えると、やはりこれが一番人口減少を食いとめる唯一の方法。今の時代に、企業誘致にしてもなかなかままならないから、そういった環境づくりをし、そして若い人に住んでもらう、これが町長の希望する定住移住にもつながるし、子育てをしていく上にも安心して子育てができればやはり子供の数も自然とふえていくのかなとそんな感じがするんで、今後とも、23年とか24年という先送りじゃなく、いかに先に進めるかで、前進の、こっちのほうへ戻しながら先に進めるという心構えで、何ほかをおいてでもやっぱり町の基幹の仕事だと思って進めていただきたいとそう思いますけれども、よろしくお願いいたします。

 終わります。



○議長(河村忠治君) いいですか。

 以上で木村議員の質問を終了いたします。

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○議長(河村忠治君) ここで、けさの所管事務調査報告の中で、産業建設常任委員会に2点の下司議員からの質問がございました。ここで答弁を求めます。

 産業建設常任委員長。



◆産業建設常任委員長(今村昭一君) まず1点、中国からの輸入稲わらが感染源でないかと言われていたその口蹄疫の問題についての答弁について申し上げます。

 輸入稲わらが原因でないかというのは、10年前発生のときにも言われていたと。輸入稲わらについては、口蹄疫の発生のない地域から輸入されていると。また、大連の加熱処理施設において常駐している日本の検疫担当者立ち会いのもとでしっかり加熱処理されているもののみ輸入しているということで、中国から輸入している稲わらが原因だという特定はできないと。また、今回の事例においても、すべての農場で中国産稲わらを使っているわけではないという回答もあったということから、中国産稲わらがその原因であるという特定はされていないという回答であります。

 それから、建築設計の関係でありますが、構造変更する必要がなければ同じ図面でも間に合うのではないかということでありますが、この回答要旨を申し上げます。

 成果としての図面データ、構造計算のデータ、これらについては、出してもらったものはすべて厚真町のものになると。それで、これを次の設計に利用する場合に当たっては、当然にこのデータを渡すわけでありますけれども、すべてが100%同じということはあり得ないと。特に、外構におきまして、水道の配管、排水の配管、そういうもの、駐車場というそういうものについてのものは違ってくるということで、すべてが同じということにはあり得ないと。そしてまた、それぞれ請け負った会社の責任、設計者の名前で判を押して北海道に申請を出すというそういう観点において、多分にまた考え方等若干修正されるということもあるだろうと。そういうことから、この利用に当たって、係数というものも使って、0.4から1までのランクの中でその係数を用いた見直しでもってやっていくという回答であります。

 以上です。



○議長(河村忠治君) よろしいですね。

          〔「はい」と呼ぶ者あり〕

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△延会の宣告



○議長(河村忠治君) ここでお諮りいたします。

 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これについてご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 異議なしと認めます。

 したがって、そのように決定いたしました。

 本日は以上をもって延会いたします。

                              (午後3時41分)

地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

        議長

        署名議員

        署名議員