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北海道 厚真町

平成22年  6月 定例会 06月08日−01号




平成22年  6月 定例会 − 06月08日−01号









平成22年  6月 定例会



          平成22年第2回厚真町議会定例会

●議事日程(第1号)

                  平成22年6月8日(火)午前9時30分開会

   開会

   開議宣告

   議事日程の報告

第1 会議録署名議員の指名

第2 会期の決定

   諸般の報告

第3 報告第6号 所管事務調査報告(各常任委員会)

第4 報告第7号 現金出納例月検査の結果報告

第5 行政報告

第6 一般質問

第7 提案理由の説明

第8 議案第1号 厚真町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正

   議案第2号 厚真町職員の育児休業等に関する条例の一部改正

第9 議案第3号 厚真町国民健康保険条例等の一部改正

第10 議案第4号 厚真町環境保全林条例の一部改正

第11 議案第7号 北海道市町村総合事務組合規約の一部変更

    議案第8号 北海道市町村職員退職手当組合規約の一部変更

    議案第9号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の一部変更

    議案第10号 北海道市町村備荒資金組合規約の一部変更

第12 議案第5号 厚真町地域情報通信基盤整備工事(IRU)請負契約の締結

第13 議案第6号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定

第14 承認第1号 専決処分の承認(平成21年度厚真町一般会計補正予算(第13号))

第15 議案第11号 平成22年度厚真町一般会計補正予算(第2号)

第16 議案第12号 平成22年度厚真町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

第17 議案第13号 平成22年度厚真町介護保険事業特別会計補正予算(保険事業勘定補正予算(第1号))

第18 議案第14号 平成22年度厚真町公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)

第19 報告第1号 厚真町土地開発公社の業務等の報告

第20 報告第2号 厚真町情報公開条例及び厚真町個人情報保護条例の運用状況の報告

第21 報告第3号 予算の繰越(平成21年度厚真町一般会計)

    報告第4号 予算の繰越(平成21年度厚真町簡易水道事業特別会計)

    報告第5号 予算の繰越(平成21年度厚真町公共下水道事業特別会計)

第22 意見書案第1号 農地や農業水利施設の整備を着実に実施する土地改良事業予算の確保を求める意見書

第23 意見書案第2号 厚幌ダム建設事業の促進に関する意見書

第24 議員の派遣(北海道町村議会議員研修会)

    議員の派遣(議会議員町内行政視察)

第25 所管事務調査の申出

    閉議宣告

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●出席議員(11名)

    議長  河村忠治君    副議長 井上次男君

    議員  木戸嘉則君    議員  下司義之君

    議員  木本清登君    議員  三國和江君

    議員  渡部孝樹君    議員  今村昭一君

    議員  海沼裕作君    議員  米田俊之君

    議員  木村幸一君

●欠席議員(なし)

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●地方自治法第121条の規定による説明のための出席者

 町長          宮坂尚市朗君  副町長         古川元三君

 教育長         兵頭利彦君   総務課長        近藤泰行君

 総務課参事       橋本欣哉君   町民福祉課長      加藤恒光君

 町民福祉課参事     長谷川栄治君  まちづくり推進課長   小松豊直君

 まちづくり推進課参事  岩田善行君   産業経済課長      中川信行君

 建設課長        堀 武志君   上厚真支所長      高田芳和君

 会計管理者       中田 匡君   生涯学習課長      佐藤好正君

 生涯学習課参事     佐藤照美君   農業委員会会長     小納谷 守君

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●職務のため議場に出席した者の職氏名

 議会事務局長      佐藤忠美    議会事務局主査     蛇池克広

 議会事務局主任     田中咲詠子

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△開会の宣告



○議長(河村忠治君) ただいまから平成22年第2回厚真町議会定例会を開会いたします。

                              (午前9時30分)

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△開議の宣告



○議長(河村忠治君) 直ちに本日の会議を開きます。

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△議事日程の報告



○議長(河村忠治君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

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△会議録署名議員の指名



○議長(河村忠治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に木戸議員、下司議員を指名いたします。

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△会期の決定



○議長(河村忠治君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。

 本定例会の会期については、さきの議会運営委員会で本議会の運営等について協議がされておりますので、その結果について報告を求めます。

 議会運営委員長。



◆議会運営委員長(海沼裕作君) 本定例会の会期等の議会運営について、去る6月2日と本日に議会運営委員会を開催しましたので、その結果を報告いたします。

 本定例会に提案されている議案は、町長提出案件として、承認1件、議案14件、報告5件であります。また、議会提出案件は、報告2件、意見書案2件であります。

 一般質問については、5人の議員から通告があり、質問項目は14件であります。

 請願、陳情、要望の受理及び取り扱いについてでありますが、昨日までに受理したものは8件であり、その内容につきましては、議員配付のとおりであります。協議の結果、この2件につきまして、議員提出の意見書案として取り扱うこととしました。

 議員の派遣についてでありますが、北海道町村議会議員研修会及び議会議員町内行政視察に、閉会中に議員をそれぞれ派遣することといたします。

 また、各常任委員会からの閉会中の所管事務調査の申し出については、本日の午後1時までといたします。

 会期中に議員協議会及び議員会総会、そして議会改革調査特別委員会を予定しております。したがいまして、本定例会の会期は、議案の件数等を勘案して本日とあすの2日間とすることに決定をいたしました。

 以上、議会運営委員会の結果報告といたします。



○議長(河村忠治君) お諮りいたします。

 本定例会の会期については、ただいまの委員長報告のとおり、本日と明日の2日間といたしたいと思います。これについてご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 異議なしと認めます。

 したがって、そのように決定いたしました。

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△諸般の報告



○議長(河村忠治君) 諸般の報告を行います。

 議会閉会中における動向については、お手元に配付のとおりであります。

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△報告第6号の報告



○議長(河村忠治君) 日程第3、報告第6号 所管事務調査報告を議題といたします。

 内容等について説明を求めます。

 最初に、総務文教常任委員長。



◆総務文教常任委員長(渡部孝樹君) 議案書別冊2の2ページをお開きください。

 去る4月21日に、総務文教常任委員会事務調査が終了いたしましたので、厚真町議会会議規則第77条の規定により報告をいたします。

 調査事件としまして、現地調査、?宮の森保育園の改修工事の状況、事務調査としまして、?宮の森保育園の室内灯改修について、?子育て支援について、?小学校の太陽光発電について、?厚真町地域公共交通総合連携計画について。

 主な説明内容につきましては、3ページから34ページまで詳しく掲載をさせていただいておりますので、後ほどご一読のほどよろしくお願いいたします。

 以上であります。



○議長(河村忠治君) 報告が終わりましたので、質疑を許します。

 質疑ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 質疑なしと認めます。

 次に、産業建設常任委員長。



◆産業建設常任委員長(今村昭一君) 別冊2、35ページをお開きいただきたいと思います。

 第1回定例会においての所管事務調査としての調査が終了いたしましたので、会議規則第77条の規定により報告いたします。

 調査事件は、事務調査として、厚真町グリーン・ツーリズム推進方針について、2つ目は特産品の開発事業及び加工場について、3つ目は重点分野の雇用創造事業について、4つ目は農家後継や就農希望者に対する研修機能について、5つ目は町道の整備計画について、以上の5点についての調査を終了しております。

 詳細内容は、36ページ以降に添付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。

 以上であります。



○議長(河村忠治君) 報告が終わりましたので、質疑を許します。

 質疑ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 質疑なしと認めます。

 報告第6号は、以上をもって報告済みといたします。

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△報告第7号の報告



○議長(河村忠治君) 日程第4、報告第7号 現金出納例月検査の結果報告を議題といたします。

 本件は、議案書別冊2に記載の報告書をもって報告済みといたします。

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△行政報告



○議長(河村忠治君) 日程第5、行政報告を求めます。

 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 平成22年第2回定例会に当たり、1点についてご報告申し上げます。

 宮崎県で発生した口蹄疫の防疫対策についてご報告申し上げます。

 4月20日に宮崎県で初発が確認された口蹄疫は、その後も被害が広がり、政府と宮崎県では殺処分を前提としたワクチン接種を柱として感染拡大防止に全力を挙げており、一部で移動制限区域が解除されましたが、いまだ終息には至っておらず、6月7日現在で276例目の擬似患畜の確認、発生農場の殺処分対象は18万1,000頭を超える状況となり、本町の家畜飼養者はもとより農業関係機関、団体においても今後の発生拡大を懸念しております。

 北海道では、農林水産省から初発確認の情報が発表されて以降、道内の牛、豚、羊などの偶蹄類家畜飼養農場全戸を対象とした緊急調査の実施や啓発文書、リーフレットの作成配布等を行うとともに、5月21日に高原陽二副知事を本部長とする北海道口蹄疫侵入防止対策本部を設置したところであります。

 また、同日付で石橋秀規局長を本部長とする胆振総合振興局口蹄疫侵入防止対策本部が設置され、5月27日には、口蹄疫に係る胆振管内連絡会議の開催により、管内の市町村、JA、農業共済組合を初め、道路管理者の室蘭開発建設部、室蘭建設管理部道路課を含め関係機関、団体が一堂に集まり、防疫体制の強化と侵入防止対策の徹底を確認したところであります。

 本町におきましては、4月22日に厚真町長、JAとまこまい広域組合長、厚真町家畜自衛防疫組合長の連名で、偶蹄類飼養農場全戸に第1回目の啓発文書を発出し、現在まで4回のリーフレット、啓発文書の配布、家畜自衛防疫組合活動による消毒薬、消石灰の配布等を実施しております。

 5月31日には、厚真町口蹄疫対策連絡会議を開催し、町、JA、農業共済組合、農業改良普及センター、家畜自衛防疫組合、和牛改良生産組合、酪農協議会の代表者により、消毒用資材の手配や調達見通しの状況把握、町内偶蹄類家畜飼養農場の情報把握を行うとともに、本町における防疫体制の徹底、関係機関、団体の連携、情報の共有化を確認したところでありますので、今後とも本連絡会議を中心に情報収集に努め、連携を密にしながら口蹄疫の防疫対策に万全を期してまいります。

 なお、口蹄疫の影響を受け、本年10月、安平町で開催される予定の第13回全日本ホルスタイン共進会が1年延期されるなど、道内各地のイベントが自粛、中止を余儀なくされておりますが、6月19日、20日開催予定の第38回田舎まつりにつきましては、本連絡会議において、他の都道府県に口蹄疫が発生するなどの新たな段階に入らない限り、予定どおり開催することに異議がない旨を確認いたしました。

 議員の皆様におかれましては、ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げ、行政報告といたします。



○議長(河村忠治君) 行政報告が終わりましたので、これより質疑を許します。

 質疑ありませんか。

 米田議員。



◆(米田俊之君) 大変この口蹄疫発生で、農家の方は非常に、今、自分のところに、北海道に来るのではないかという心配をしております。その中でも、やはり消毒、それから家畜の状況把握など非常に神経をとがらせております。

 そこで、1点お伺いしたいわけですけれども、消毒用の資材等が当然不足してくると思います。確かにそういう自衛防疫等から配布などもありましたが、とても十分だというような状況ではないと思います。そういう形からして、法定伝染病という形になれば、当然、農家の協力という部分も非常にあるわけですけれども、当然、国あるいは町を挙げての、すべてそういう消毒薬などは十分把握していただきたいものだと思っておりますけれども、お考えをお聞きしたいと思います。



○議長(河村忠治君) 産業経済課長。



◎産業経済課長(中川信行君) 今現在の消毒資材の状況、まだ通常の法定伝染病でまいりますと、道内発生あるいは近隣町村の発生ということで、市町村の本部が立ち上がるというような状況でありますけれども、今回の家畜伝染病で一番非常に危険視をされております口蹄疫につきましては、まだ宮崎県の県外に飛び火をしていない状況でございますけれども、北海道でも侵入防止対策本部の設置、あるいは町でも連絡会議の開催ということで対策を組んでおりまして、現在、この連絡会議の中で、消石灰の関係につきましては、家畜自衛防疫組合で、6月12日にとまこまい広域農協に入荷をいたします約2トンの消石灰につきましては、家畜自衛防疫組合で押さえるということで発注をさせていただいておりますし、それから踏み込み消毒槽に入れる消毒薬につきましては、商品名はちょっと申し上げられませんけれども、70キロを家畜自衛防疫組合で発注をしているところでございます。また、町農協でもそれぞれ10キロ備蓄をするということでございまして、これにつきましては、消石灰の引き取り開始が始まります6月11日以降に、偶蹄類飼養農家を含めて厚真町の家畜自衛防疫組合に加入する農家の方々全戸に配付あるいは引き取りをしていただくことにしております。

 また、その後の消石灰につきましては、順次状況を見ながら配付をするという予定でございますが、当面は家畜自衛防疫組合の積立金の中でこれを賄うこととしていただいておりまして、この積立金の取り崩しに対しては、この発生が落ちついた段階で町のほうで補てんをしたい、そういうふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(河村忠治君) ほかに。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 以上で質疑を終わります。

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△一般質問



○議長(河村忠治君) 日程第6、一般質問に入ります。

 質問、答弁ともに簡潔かつ明瞭にお願いをいたします。

 それでは、順次質問を許します。

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△木本清登君



○議長(河村忠治君) 最初に、木本議員。



◆(木本清登君) 第2回定例会に当たり、通告どおり2件の質問をいたします。

 まず、予算執行時期に見合った予算の作成システムなどを再検討して、目に見えない大きな無駄を減少できないかであります。

 行政による予算の執行時期は、3月の予算決議により、特に公共事業においては、大方が7月、8月の予算執行というのが従来から変わらぬシステムとして行われていますが、これらは立ち位置を変え違う方向の視点から見ると、多くの無駄と思えるものが見えてきます。天候の不順な9月から寒さ厳しくなる12月へ向かう時期に事業の執行が多く、日没時間が早く照明にかかわる経費、通勤帰宅における交通安全対策、寒い時期に向かう現場内の養生などの暖房経費、割高な資材の仕様、あげくには来春における手直し工事の見込みなど、二、三カ月早く4月または5月など春先一番と言われる時期から始めるのとは、工事費の割高感、その他季節雇用者の就労問題、ソフト面的な景気浮揚の沈滞など、多くの効率の悪さが指摘できます。

 しかし、従来から農業予算の一部で見られる前年の9月ごろ大枠をつかみ、4月初旬には執行、また、まれに9月の補正予算で決議し、前倒し予算として春先一番に執行という非常に効率のよかった公共事業もあったように、今後はこれらのことも考慮しながら、従来からの予算の執行システムを考え直し、執行時期に見合う予算の作成で表面的に隠れていた大きな無駄をなくす時期にきているのではないかと思われますが、これについて町長の考えをお聞きいたします。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 木本議員の質問にお答えいたします。

 議員のご指摘は、公共工事の発注と施工時期等が非常に効率が悪いのではないかというご指摘でございます。

 ご存じのように、予算の仕組みとしては、会計年度が4月に始まり3月に終わるという大前提がある中、その公共工事の発注におきましても、設計、積算等の準備の後、発注、それから補助事業につきましては、補助の交付決定を受けてからの発注という、いろいろな足かせがございまして、どうしても四半期単位で行けば、第2四半期以降に発注ということになります。そういう意味では、大型事業がどうしても冬期間にかかるというところもご指摘のとおりでございます。

 昨今の経済情勢から、なるべく年間を通して平準な発注ができないかということで、このごろはなるべく第1四半期に発注できるものは発注しようという、そういう国の要請もございまして、町でも前向きに対応してきたところでございます。おおよその割合といいますと、大体第1四半期がこれまでは2割から3割が発注、そして第2四半期で約半数を発注、残りが第3四半期ということがこのごろの状況でございます。

 確かになるべく早く発注できればそれに越したことはないというのは私たちも承知の上でございます。そういう意味で、このごろは経済対策で15カ月予算などという組み方といたしまして、前倒しというよりは、前年度に予算を組んで、そして繰越明許で対応する。前倒しの執行という観点から考えると、これはよく言いますゼロ国債というたぐいのものです。前年度の3月の第1定例会において、翌年度の工事の債務負担行為を起こすということで前倒しの準備をするという例も少なからずございます。ただ、こういったものについては、やはり例外的な措置でございまして、かなり大型の事業、それから工期が長くかかる、もしくは難易度の高いものについて、そういった例外的な措置をとるというところでございまして、いろいろな諸条件を考えますと、一足飛びに4月から発注というわけにはいかないというのはご理解いただきたいなと思います。そうは言っても、なるべく公共工事、夏の間に終われるように私たちも今後とも早期の発注に向けて体制を整えてまいりたいと思っておりますし、単独事業についてはできる限り6月ぐらいまでには発注を終わらせるようなことを工夫してまいりたいと、そのように思いますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(河村忠治君) 木本議員。



◆(木本清登君) 確かにそうなんです。半年以上かかるような事業、なるべく今言ったように、秋のうちに予算を獲得するとか決議して、前倒しでとか春先一番に執行するだけでも、メリットといいますと、工事費の割安感はもとより、天候のよい時期に、また日没時間が遅いというのが一番作業効率がよいし、暖房の養生にかかる経費が少ないとか、季節雇用者が本当に今の時期に仕事がないと、不安感というのですか、それが非常に多いんですね、その辺の、現在、工事が出るだけで、町内全体の景気浮揚に明るい話題が出てくると思うんです、活況がつくというんですか。

 それで、厚真町はそれこそ本当にこれから努力してほしいんです。例えばこれで5,000万円浮くとすると、一人大体1万円ぐらいになりますから、今、政府でやっているCO2の25%削減というチャレンジ25、あれが大体一人当たり単純計算で40万円かかるといいますから、一人当たり1万円、厚真町で減らすと、これが0.25%、全国的にもかなり大きな数字、1兆円ぐらいの、単純でなるんですか。ですから、今、経費削減だとか、国のほうでもそういう仕分け事業とかという経費のいろいろな無駄を省いていますから、その辺のことも、町でも予算陳情や要請時に、それこそ上部団体に進言して、少しでも補正予算でももらえるようにして、なるべく予算の執行時期を春先にできるような方法を考えていくのも1つの手段ではないかと思うんですが、いかがですか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 確かに、先ほど言いました単独事業については私たちも努力できる。ただ、補助事業、大型事業についてはどうだとか、国の補助金の交付決定の手続がどうしても前提となるということもございます。そういう意味で、国、道に対しても、なるべく早い交付決定をしていただけるようにこれから要請活動をしてまいりたい思います。それは厚真町だけの事情ではなくて、国全体の予算の効率化という意味も含めて提案してまいりたいと、そのように思います。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 木本議員。



◆(木本清登君) 次に、富野小学校、軽舞小学校の閉校後の跡地利用について質問いたします。

 町報3月号で、町民に対して、富野小学校、軽舞小学校が閉校後、跡地利用についての提案募集、また、町内の町有地利用検討委員会では、ブレーンストミング方式による意見交換、そして1月21日には、厚真町議会総務文教常任委員会において、厚真町教育委員との意見交換会など、跡地利用の検討を進めるため動き出そうとしているのは周知のとおりでありますが、ただ漠然と再利用計画を検討するよりも、町の地場産業の活性化、定住人口増加促進効果、少子化対策などを期待する公共性の高い施設への転用など、目的を定めた方向性を持って検討するべきではないかと思われるが、町長の考えをお聞きいたします。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 議員のご指摘も十分わかります。当然、学校跡地でございますので、地域の皆さんの期待にこたえるというのが大前提だと、そのように考えております。そういう意味では、大くくりとしましては、地域の、もしくは町の活性化に資するという目的に使いたいというところでございます。そういう意味では、これから本格的に参加を呼びかける、募集をするまでの間に、どういったこちらのほうの条件提示ができるか、それから目的について絞れるか、そういったものを地域の住民の声をまず聞くということから始めさせていただいてございます。校下の自治会に呼びかけたことから始まりまして、今現在、議員がご指摘のように、3月の広報で広く町民の皆さんからいろいろとご意見を伺ったというところでございます。

 一応、3月号の公募に応募された皆さんの状況を、今、分析しておりますので、若干ここで紹介をさせていただきたいと思います。

 町内の方からは、現在6件の提案がございました。内容は、大きく分けますと、1つは地場産品の加工販売施設がいいのではないかと、それから2つ目は、高齢者などを対象とした社会福祉施設はどうだろうか、3つ目としては、農業体験やスポーツ施設利用者の宿泊、合宿場所等に提供してはいかがか、4つ目は、やはり地域の学校というこれまでの性格、それから皆さんの期待を大事にするという意味で、やはり子供たちの育成の場、もしくは学習の場として活用していくのが適切ではないかと、そういった大体4つに分類されるご提案がございました。6件の中には、条件さえ整えばぜひ自分たちも開設にかかわりたいという趣旨のご提案もまじってございました。非常に熱意のあるご提案があったことには感銘しております。

 また、それ以外に、先ほど議員がご指摘のように、庁内の検討会議でもこれまで議論してまいりました。当然、これまで話題になっておりました郷土資料館とか、発掘したものの展示場所にはどうかとか、リサイクル拠点がいいのではないかとか、こぶしの湯と連携させるための加工実習施設等々いろんなものが一応話題として出てございます。

 こういったものをいろいろと多方面から検証いたしまして、そして先ほど言いましたように、地域にふさわしいもの、それから厚真町の今後発展に資する観点から、どういったものに絞り込んでいくか、ある程度絞り込んだ上で公募をするというような段取りになるのではないかなと考えております。

 その絞り込んで活用していただく最終的な期待は、やはり定住人口の増加だとか、基本的には子供たちが元気に、笑顔がもうちょっと広がるような、そういった活用策が実行できればなと、そのように思っておりますし、厚真町の歴史や風土もやはり無視はできません、そういったものとの連携等も十分に整合性がとれるもの、そういったものになるように期待しているところでございますが、やはり起業をするため、活用するためには、それ相応の資金力等々も必要になろうかと思います。そういったことを考えますと、こちらのほうでどの程度の支援策が必要になるのか、そういったものも含めていろいろな条件を整えるという意味で、もうちょっとお時間をいただければなと、そのように考えております。



○議長(河村忠治君) 木本議員。



◆(木本清登君) 私は今の厚真町の課題はやはり人口増だと思うんです、それが最大の課題だと思うので。

 また、先月、町長も町内の経済団体のあいさつの中で、厚真町の人口は社会増であって、自然減であると認識していると言われたことがあると思いますが、自然減よりより多くの社会増イコール自然増の方程式が完成できるように、ということは、子育て世代の方々がより多く定住化を目指すことを期待して、私の質問を終わります。



○議長(河村忠治君) 答弁は。



◆(木本清登君) いいです。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 地場産品を活用した地場産業が起きるのが一番いいのかなとは思っております。要するに、雇用の場が確保される、雇用の場が確保されると若い世代が住みやすくなる、定住しやすくなる。そうなると当然若い世代が定住すれば、次の世代が生まれる、時代に引き継いでいける、そのようなところに結びつけば一番いいなと思っております。

 ただ、単純に一人、二人の方が独占して、それで終わってしまうような跡地利用にはしたくないなと思います。厚真町民の皆さんが、その施設を有効に利用する、もしくは経済波及効果が町民全体にわたるような、そういった跡地利用に結びつけるのがやはり一番いいのかなと思いますし、もう一点は、やはり学校だったというそういった歴史も踏まえて、学習の場としての位置づけも、これはやはり十分に検討していかなければならないと思っておりますので、いろいろな意味を含めまして厚真町全体の活性化につながるような、そういったものにつながるようにいろいろと支援策、それから条件等を整理してまいりたいと、そのように思っております。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 以上で木本議員の質問を終わります。

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△井上次男君



○議長(河村忠治君) 次に、井上議員。



◆(井上次男君) 私も今回の定例会に当たりまして、2件について通告どおり質問してまいりたいと思います。

 1件目は、施政方針としておられる児童福祉の幼稚園的な機能を備えた認定子ども園と幼保一元化について質問いたします。

 2点目は、厚真町民の足となる地域公共交通体系の構築を進めておられますが、町民からのアンケートの集計結果に基づいた計画が策定され、今年度から始まる実証実験を含めたデマンド交通の進め方について伺ってまいります。

 まず1点目、認定子ども園についてでありますが、これまで私も何回か質問しておりますが、今後一、二年で本格的に政府の方針を含め具体化していくように聞いております。あえて厚真町の考え方と私の提案を言わせていただき、総合的な方針を伺いたいと思います。

 昨年度の町長施政方針においては、町長は、幼稚園的な機能を備えた認定子ども園への移行の是非について、具体的に検討を進めたいと言われておりましたが、今年度の方針においては、幼保一元化を含めた保育分野について、国の制度改革の動向を見ながら町内へのへき地保育所を含めた幼児の現状を分析し、来年度以降へ向けて検討したいと述べております。

 これは、認定子ども園から幼保一元化、幼保一元化とありますが、国が進めている文言は幼保一元化とはなっております、それへの移行と厚真町全体の保育園、へき地保育所を含めた総合的な判断のもと進めていくということなのか、また、国の今後の制度改革の中で、例えば幼稚園と保育園の運営基準や職員の資格から始まって、管轄の役所が幼稚園は文部科学省、保育所は厚生労働省などと異なる構造の改革を実施され、施設や運営を一元化することによる財政的に効率的な運営を行うため、数多くの課題を解消しながら推進されていく運びとなるようであります。

 厚真町において、現在、へき地保育園宮の森は通年保育園になっておりますが、そのほか、さくら、みつばの3カ所のへき地保育園と京町保育園がありますが、国が整備を進めている幼稚園と保育所の施設の共用化などに関する指針がありますが、これは国の構造改革特別区域計画であります、厚真町においてもへき地保育所と京町保育園でありますが、国が推進している構造改革区域計画の特区として認定を受けることができれば、認定子ども園、幼保一元化などの実現がいち早く実施でき、教育的要素や養護的要素を取り入れた保育園ができるのではないかと考えております。

 そのことで、地域や家庭において低下しつつある養育が保管され、多様化する保護者の就学前保育の町民のニーズにこたえることができるのではないかということも考えております。同時に、保護者、特に女性の社会参加が進み、地域の活性化ができると考えております。また、認定子ども園、幼保一元化が将来に向けて実現するならば、現在、有形、無形となりつつあるへき地保育園であるさくら保育園、みつば保育園のあり方について真剣に考えていかなければならないと思います。

 私が入園状況をちょっと調べてみました。平成12年、施設の常設の定員が105名、その中で入園数が71名でした、入園率が67.7%。平成12年度のへき地の定員は180という多い数字でありますが、入園数は100、入園率は55.6%になっております。本年度、平成22年度の常設の定員が、12年から比べて40%減りまして、60人の定員の中で入園数が57名、当然、定員が少ない分入園者が多く、入園率が95%となっております。例えば、平成12年の定員が105名にしますと、現在の57名の入園数から計算すると54%と大分減っております。

 へき地保育園は、180から現在は135の定員となっております。12年は入園数が100でしたが、ことしは64名、入園率は47.4%となっております。当時の平成12年度の180名から比べると、それから計算すると35.5%という大分少ない入園者数になっております。

 これらの幼児人口の減少形態を比べると、へき地保育園を立地した当時は、町に遠いとか、交通に不便があるとか、その地域の施設が楢山と軽舞または上厚真地域に幼児を保育するべくへき地としてできた経緯がありましたが、今は市街地から必要にかられて、園児の親が通園に励んでおられる。このように、園児の入園人口が減少してきている現状を考えたとき、認定保育園を推進するならば、既設保育園としての本来の目的が完全に満たされていないことは、町民が既に知るところでもあります。

 この両へき地保育園を統廃合し、上厚真の宮の森保育園と京町保育園とした考えのもと、将来の社会において、知性が少しでも身につく資質の高い保育体制を整備していくためにも、幼保一元化をもととする認定子ども園を進めるべきと私は提案したいと考えておりますが、町長の見解を伺いたいと思います。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 井上議員のご質問にお答えさせていただきます。

 まず、前提といたしまして整理させていただきたいと思いますが、質問の中に規制緩和、特区を活用して認定子ども園を設置してはというような趣旨のご質問がございましたが、実は平成18年に就学前の子供に関する教育等の総合的な提供の推進に関する法律、非常に長い名前の法律がございますが、その法律が、18年10月1日に施行されておりまして、そういう意味では、この法律に基づいて認定子ども園が設置できるということもございます。そういう意味で、特に構造改革特区の指定を受ける必要はないということでございますので、ちょっと整理をさせていただきたいと思います。

 また、認定子ども園とそれから常設保育所、そして厚真町にあるへき地保育所、それぞれの役割と、それから今後の保育内容を充実させるに当たってどちらが適切かということでございますが、総じて考えると、今の保育所の配置の制約のもとに、それから保育に欠けるという大前提がありまして、それぞれ保護者の皆さんは、厚真町の各施設を活用してすみ分けをされているというところでございます。そういう意味では、大原則であります保育に欠けるという子供が待機しているかどうか、待機児童がいるかという視点で見ると、実は厚真町の場合はいないという結論になります。ただ、へき地保育所が、その実態を見ると、当然、その地域の方々のお子さんが入園されているのかという視点で見ると、実は非常に少ない子供たち、そして他の地域から、実際にはそこに子供たちがたくさん移動して、そして僻地保育所が運営されているという実態もたしかでございます。

 なぜそうなっているかということを細かく保護者の皆さんに聞き取り調査したわけではございませんが、やはり常設保育所の定員60名という京町保育園の定員を考えますと、やはりそこからこぼれるだろう。こぼれる理由は、その方々が保育に欠けるかどうかという視点で見られると、必ずしもそういう要件を満たしていないというところもあるんだと思います。

 そういう意味では、保護者の皆さんがそれぞれの自分たちの置かれている立場、状況から、自主的にそういう行動を起こされているのではないかなと思いますし、もう一点、へき地保育所と常設保育所の保育料が大きく違うというところもございまして、いろんな諸条件を考えてみずからそういう行動をされて、特に厚真町には常設保育所の定員を増やしてくれとか、幼稚園的な施設をふやすべきだと、そういう声が上がっていないというのが現状だと思います。ただ、大きな声にはなっていませんが、やはり少なからず小学校の就学前のお子さんをお持ちの方々からは、保育所をもうちょっと教育的な視点で考えて、保育内容を教育的にもうちょっとレベルを上げていただけないかという声があるのも事実でございます。そういった期待が強い方は、厚真町の保育環境になじめず、実は町外のほうに通わせている方も現実にはいらっしゃいます。そういった状況、それから昨今の子育てに対する保護者の皆さんの期待感を総じて考えると、やはり厚真町としても、保育所を活用しながら幼稚園的な性格を持たせる、そういった幼児教育にもうちょっと力を入れた保育所の運営のあり方があってもいいのではないかなと考えます。

 そうしますと、当然、今の現状の制度の中では、保育所というよりは認定子ども園に移行したほうが、より保護者の皆さんの期待にこたえられることになるのではないかなと、そのように考えておりますが、その前に何点か条件を整理していかなければならない。その整理が先ほどから説明いたしております保育料の問題、それから、今、実際に受け入れるだけの施設に容量があるかどうかというところで、もうちょっと整理が必要なのかなと考えております。

 特に、常設保育所であります京町保育園の定員60名、これを、例えば、今、へき地に行っている方々の子供たちを全部受け入れるという形にしますと、やはり90名体制にしなければならない。そういう仮定のもとに、じゃ増築が簡単にできるのかなというふうに、そういう視点で見ますと、これはそう簡単にはいかない。どうしても京町公園に隣接するところに保育所がありますので、そう簡単に外に新しい棟をどんどんふやせるかということにならないという、そういう制約もございます。そういう制約もどうやって解決していくか、その解決手段があるのか、解決するためにはどの程度の経費がかかるのか、実は詰めているところでございます。当然、そちらのほうがクリアされますと、その後、子供たちの保育も教育的な視点でもうちょっと力を入れていきたい。それから、もし保育料が、もうちょっとへき地保育所と、それから常設保育所の保育料の平準化が図れるようになれば、へき地保育所に行っている方々も、当然、遠くに行くよりは近くの保育所を選択するようになりますので、そうなりますと僻地保育所の位置づけが非常に微妙になるということになります。

 もう一つ踏み込んだ話をすれば、へき地保育所がそれぞれ700万円以上の経費をかけて実際は9カ月運営していることになります。そういったものをどう整理していくか。700万円相当の経費を、じゃ常設保育所もしくは新たにつくる認定子ども園のほうに集中投資をして、どの程度まで先ほど言いました保育の内容の充実を図れるか、それから教育的視点で幼児教育に取り組めるか、そういったことで保護者の皆さんの期待にこたえていけるかどうか。逆に、もし統合、閉園となりますと、へき地保育所に通っている方々の地域の方々の不満をどうやって解消していくかというところもございますので、やはり総合的に調整する必要があるのではないか。その中には、最終的には落としどころとして保育料の問題も生じてまいります。それから宮の森保育所という厚南方面の保育所とのバランスもございます。そういったものをある程度保護者の皆さんに、こちらの案を提案しながらご理解をいただくという手順も必要になると思いますので、そういった基本的な案を、今、練っている状況だということでご承知おきいただければなと思います。



○議長(河村忠治君) 井上議員。



◆(井上次男君) いろいろな問題を解決しなければ一長一短にいかないことは、もちろんわかりました。

 去年、町長は安八町に行って保育園所を見てこられたと思いますが、今、厚真町の京町公園の一角に京町保育園がある。もちろん、その公園化を国等の認可を受けて改修をして、その全体を保育園としてつくる広さはいいのではないかと私も前から考えておりますが、その辺の考えも持っているということなのか。京町を増設するにも狭い、そして全体を考えた場合は、京町公園全体を保育園の用地として使う方法が一番ベターかなと私は考えておりますが、その公園を変える、公園法とかいろいろあるだろうから、急には変えられないとは思うんですが、そのほうが一番いい。安八町のように、あれだけの敷地の中で有効に子供たちを遊ばせる、それが理想とする、私たちがあそこへ行って勉強してきた形を考えるわけなんですが、その辺までは考えておられないか、ちょっとお伺いします。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 京町保育園、それから京町公園、実は所管するところは部署が違いまして、実は一体で使うとか、これは保護者だとか私たち町民の立場で考えると、当然、保育園とその回りにある公園ですので、それは一体的に活用されて何の不自然もない。これは全然問題のない話でございますが、事、それぞれを所管している役所のそれぞれの制約、それをお互いに橋渡しをするためには、簡単にはいかない。やはり表向きは公園と保育所というきちっとした整理をしておいて、活用方法はもちろん自由だという形になります。法的なことを別にすれば、単純に、もし京町保育園を増築する場合にどうしても、やはり隣接する京町公園の一部を取り込んで保育園施設に異動、振りかえなければならない。その分だけ、当然、京町公園のほうが敷地が減りますので、この京町公園の敷地が減った分を別に代替地を求めるのか、減らすということで了解を得るのか、そういった非常に難しい手続は、これから先生じてくるということでございます。

 ただ、使い勝手としては、今以上に保育園児が前庭的に活用しやすいような京町公園にしていくべきだなと、そのようには考えてございますし、これまでも内部では議論してまいりました。京町公園側の各遊具施設も大分老朽化してきておりますし、そろそろ改修をしなければならないというのは、皆さん方からもご指摘をいただいているとおりでございますので、一部改修する際には、もうちょっと子供たちが使いやすいような、前庭的に活用できるような公園に少し模様がえができればいいなという議論は内部ではしております。



○議長(河村忠治君) 井上議員。



◆(井上次男君) あくまでも京町公園として残さなければいけないと、こちらに、今、表町公園が新しくできましたけれども、距離的にはその2つは必要だという考えなんでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 京町公園の上位法が都市計画法ということになりますので、都市計画で公園として決定したものを解消するというわけには、これは法的にはいかないんですね。一部手直しをするとか、一部変更するということでも、相当ハードルは高いわけでございまして、そのためにも相当こちらが理論武装して用意周到の状況でアタックをしても非常に長時間かかるという現状を考えますと、あそこを廃止するというのは、まず不可能だと考えたほうがよろしいと思いますので、現状、せっかく京町保育所の横にある京町公園を、さらに子供たちのために使いやすくしたほうが合理的ではないか、考え方を変えるだけで特に法を管轄しているところと真っ向勝負する必要もございませんので、そのほうがよろしいのではないか。ただ、先ほど言いましたように、区域の変更と面積の変更をすることには非常に時間がかかるんだということをご理解いただければなと思います。



○議長(河村忠治君) 井上議員。



◆(井上次男君) わかりました。

 ただ、近所の住宅の人からいろいろ京町公園の話を聞くと、いろんなよからぬ話も聞きます。それは、街灯の明るさとか、そういうもので補っていければいいのかなと、これは一応そういう話があるということでお伝えしておきます。

 それでは2点目の質問に入りたいと思います。

 総務文教でも調査しておりましたが、それに加えて聞かなかった部分、前回の私の質問、事務調査する前に質問してあったのですが、いろいろな事情でできなかった部分がありましたので、それを短く質問してまいりたいと思います。

 地域交通体系の構築における実証実験を含めたデマンドの推進について伺ってまいりますが、町としては、デマンド交通システムが目指すものは、既存の交通体系にかかる経費の削減や高齢者の健康増進と生きがいづくりに貢献できる安心して住み心地よい暮らしの実現を目指すことで住民へのサービス向上が図られると考えておりますが、その中で厚真町地域公共交通総合連携計画に基づき、今年度は循環福祉バスのデマンドシステムと乗り合いタクシーの実証試験運行を実施していくと言われております。総務文教において事務調査をした中で、いかに効率的で経済効果を得ることができるかを主眼とした考えできた経緯もありますが、循環バスが今までいかに効率が悪いかとの発想において、効率的で経済的な交通システムを模索してきたと認識しております。

 だれにでも必ず平等に訪れてくる老後と高齢者の比率が高くなりつつある現在、車を持たない、あるいは車を持てなくなった交通弱者、また、買い物弱者となる人たちが、いずれ生活必需品等を買いに行くことができなくなる買い物難民が続出してくると考えております。その人たちが頼りとなる公共交通システムへの期待と不安を抱いております。高齢者もまた厚真町の一員であり、このすばらしい厚真町を築いてこられた方々であります。適切な運賃を制定し、戸口から戸口へとデマンドタクシーが最も利用しやすいのではないかと私は考えております。

 一般の乗り合いバスと競合しない範囲で朝晩の通学用バスと乗り合い型のデマンドタクシーの運行でいいのではないかと私は考えておりますが、なぜ効率の悪い循環福祉バスを残し、乗り合いタクシーとの2段構えで行うことになったのか、その費用対効果を考える基本として、乗り合いタクシーの時間に対する借り上げ額、また1日の借り上げ時間の設定は何時間なのか、循環福祉バスの運行上、どのように考えておられるのか、新しい公共交通体系と今までの交通体系における経済効果に対し試算されておられると思いますが、あわせて町長にお伺いしてまいります。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 地域公共交通体系の再構築についてのご質問でございます。

 本町の公共交通機関、あつまバスが有償運行しておりますし、それ以外に町の委託事業としてスクールバスだとか福祉循環バス、こういったものもさまざま、それぞれの制度に基づいて運行しております。これを垣根を取り払ってなるべく効率的に運行できないかということで、再編するために公共交通の総合連携計画をつくらせていただいたところでございます。その連携計画は、基本方針としましては、交通弱者の救済、それから交通空白や不便地域の解消、既存バス路線の効率化などをキーワードとしているということで、事務調査のとおりでございます。

 ただ、いろんなものが一遍に原案となって、成案となって、そして一気に実行するというのは、やはり非常に危険性があるということもございまして、本年度はひとまず実証実験をしようということで、この下期に取り組む予定にしておりまして、その実証実験の内容が、一部の地域の乗り合いタクシーを導入したデマンドシステムというところを取り組んでみましょうと、残りの地域については既存のシステムを多少いじったデマンドによる福祉循環バスの路線ということにさせていただきました。一遍に乗り合いタクシー方式に例えば切りかえてみるということになりますと、実際にその路線が維持できるか、そのエリアをこれまでの循環福祉バスと同じようなレベルの運行が維持されるかどうか、これは非常にわからないわけですから、そういう意味では、ことしは一部地域、高丘、幌内方面だけを乗り合いタクシー方式で実際に走らせてみて、どのような支障が出るのか、そういったものを検証してまいりたいということでございますし、これから先もエリアを少しずつ広げていって、どちらかというと石橋をたたきながら、そうは言ってもスピード感を持ちながら、より交通弱者の方々に便利になったなという、そういう実感をしていただけるような体系にしてまいりたいと思います。

 それから、経費についてでございますが、この実証実験の段階でもそうですが、あくまでも1路線というか、何というか、全部で5地域に散らばっていますが、1つのバスを、もしくは1つのタクシーを運行するということでございまして、2つの種類を同時並行しているわけではございません。要するに、運転手さんを1人お願いして、その運転手さん1人で、あるところは、高丘、幌内方面はタクシー、それから他の方面はバスに乗りかえるということでございますので、委託経費としては基本的には変わらないということでございます。

 厚真町の本年度の予算が960万円ほどの予算になっておりますので、その範疇で一部実証実験として、一部地域について乗り合いタクシー方式を導入したいということでございます。ただ、乗り合いタクシーになりますと、これまで以上に戸口から戸口に近い送り迎えになりますので、そういう意味では、利便性が高まるということでございますし、多少予約制という制度になりますが、より広い範囲の方々をカバーできるということになりますから、利用者としてはもっと増えてくるんではないかなと思います。そういう意味で、まだ細かい試算という計数はまだ出すに至っておりませんが、現在の予算の中では利用者が増える、利用者の方々から便利になったなと評価していただけるという意味では費用対効果は必ず上がるというふうに考えてございます。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 井上議員。



◆(井上次男君) 今の説明の中で、一部の地域は乗り合いタクシーで実証実験をやっていく、ほかの地域はとりあえず循環バスでデマンド方式で、デマンドですから、電話と連絡だと、無線は使わないと聞いておりますので、それはそれでいいんですが、もちろんほかの地域は結構福祉バスの空運転が多いとも聞いておりますが、例えば、そんなことはないと思うんですが、全く電話が来なければ、1日走らないというときも出てくるという。実証実験ですから、そういうデータから含め、走らないのに契約のバスの借り上げ料、それは将来的に実証実験の後で出てくると思いますが、その費用の負担が少なくなって、例えば実証実験の中で、それだけの人数しかいないということになれば、費用は少し下がるということは全く考えられないのかな。人が乗らないのにバスだけは借りてありますから、月契約のは払わなくちゃいけないと思うんですが、例えば、さっき言ったとおり、1日だれも乗らない、1日走らない、ただ3日、月で5日ぐらい走らない部分がある場合も含めて、要するに厚真町でする費用の負担が少なくなるべきかなとも考えないこともないんですね、いかがでしょう。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) ことしに限って言えば、予約が入らないと当然走りませんので、走らない以上は最低限ランニングコストのうちの一部であります燃料費はかからない。ただ、運転手さんを一人ずっと拘束しておりますので、人件費は当然支払わなければならないという意味で、若干の経費は節減されますが、大きく削減されることは基本的にない。要するに、走らなくても払うべき固定経費は払わざるを得ない状況でございます。ですから、私は、逆に今かけている経費を最大限に活用してもらうという意味で、今の福祉バスの循環している地域も、ご存じのように、行き届いていない、すべての地域をカバーしておりません。宇隆方面にしても高丘方面にしても、厚南方面にしても、福祉バスが走っていない地域が結構ございます。そういう意味では、デマンドによってより効率的に走ることが可能になれば、その対象エリアを少しずつ広げていくことができるのではないか。要するに、同じ経費をかけても、よりたくさんの方々を対象にできるようにするということに、まず優先順位を置きたい。立ち位置は、まず、より今のかけている経費を住民の皆さんに広く利用していただく方向にまず検討していただいて、そしてその中でさらに十分に地域がカバーできた上で、なおかつ経費が浮くような方法が考えられれば、そちらももちろん踏み込んでいくというように考えてございます。

 それからもう一点です。先ほど質問された内容にお答えしていないものが1件ございましたので、追加でお答えさせていただきます。

 運行している時間、これは朝の8時から夜の6時までということでございますので、拘束時間としてはその時間だということでご承知いただきたいと思います。



○議長(河村忠治君) 井上議員。

 簡潔にひとつお願いします。



◆(井上次男君) 福祉のサービスは経費がかかると聞いております。この運行費、個人負担の応益の負担を求めてやっていくべきかなと、例えば100円ではなくて、それなりの実証実験上の数字から出た応益負担を町民からいただくという考えでよろしいでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) まだ結論を申し上げる段階ではございませんが、より便利になりますので、便利になった以上、多少負担もしていただくのがこういった時代の流れではないかなと思いますので、100円が若干上がる可能性も、そういう余地も残されているかなと思っております。これはもうちょっと議論させていただきたいと思います。



◆(井上次男君) これで終わります。



○議長(河村忠治君) 以上で井上議員の質問を終了いたします。

 ここで休憩いたします。

 再開、10時55分。



△休憩 午前10時39分



△再開 午前10時55分



○議長(河村忠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 引き続き一般質問を許します。

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△下司義之君



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 第2回定例会に当たり、8項目について質問させていただきます。項目数が多いのでもろもろの前提を省略して質問いたしますので、よろしくお願いいたします。

 まず、第1点について、産業振興地域活性化ということで、質問の内容につきましては、高規格道路にサービスエリアを設置できないかということでございます。

 これにつきましては、どういうことを言っているかといいますと、実は先般、私、用事がありまして茨城のほうに出かけたんですが、たまたま移動日が日曜日にぶつかったということもありまして、厚真からフェリーで秋田に行って、秋田から高速道路でずっと移動していきました。ところどころ降りて観光するという時間もなく行ったわけですけれども、そうしたときに、少しでも観光気分を味わいたいなと思ってサービスエリアに立ち寄り立ち寄り行ったんです。そうすると、1,000円で乗り放題ということもありまして、非常にサービスエリアが込んでいて、なお、そのサービスエリアの充実度といいますか、サービスエリアが観光地化しているなというすごい強い印象を受けました。なぜか、厚真からフェリーに乗って秋田から移動していくと、前沢でちょうどお昼になって、前沢のサービスエリアで昼食を食べたという、これはおもしろい厚真町との縁もあるなと思いながら走っていたんですが。

 過去に高規格道路ができるときに、パーキングエリアを設置してはどうかというようなことが提案されて、厚真町は一度それを断っているというような経緯も何かあったようにはお伺いしているんですが、ここにきて、いま一度パーキングエリアというよりもサービスエリアの重要性ということを再認識して、なお高規格道路は現在無料ですので、既存のサービスエリアと違うような入り方も想定に入れながら、道の駅、それからフェリーもありますし、海の駅、そういったものも含めた形でのサービスエリアといいますか、そういうことができないのかなということです。夢のある回答を期待したいと思います。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) ご質問にお答えします。

 夢のある回答をという期待に残念ながらお答えできない回答になります。

 ご承知のように、確かに昨今サービスエリアのにぎわいぶりは驚くばかりでございます。日高自動車道の中にも、サービスエリアがどこかできるのかなと、そういうふうには私たちも実は期待をしているんですが、そういう意味で、道路管理者であります北海道開発局の室蘭開発建設部のほうに問い合わせしてみました。

 現段階の現計画上は、基本的には4車線という計画が今でも存在しているということでございます。4車線でパーキングエリアが浜厚真というふうに書き込まれているようでございます。ただ、このパーキングエリアについては、決してサービスエリアではないというのはご質問のとおりでございます。パーキングエリアにつきましても、4車線化になった段階で設置するのだということで用地買収も済ましているということだそうでございます。今現在はご存じのように、暫定2車線でございますので、パーキングエリアについてもまだ当分は実現しないという状況でございます。

 もう一つ、これは管理者側の見解でございますが、サービスエリアの場合は、あくまでも設置者、サービスを提供しようとする側が自分の負担で提供するものだということでございます。仮に、浜厚真のパーキングエリアがサービスエリアとして活用する場合は、例えば厚真町が手を挙げて、そこを負担をして、そしてサービスエリアとして展開することは、将来絶対ない話ではないという状況でございます。今現在、その計画上、それから工事の進捗上、当分の間そのようなパーキングエリア、サービスエリア等も開設できないということをご承知おきいただきたいと思います。将来浦河まで完成した暁には4車線化になって、そしてその後、今みたいな話題で厚真町が盛り上がれば、その際に考える余地はあるかもしれませんが、現状では非常に困難だというふうにご理解いただきたいと思います。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 町長は夢のないということでお答えいただいたんですが、パーキングエリアが浜厚真に計画されているということで、そういう意味では将来に向かっては夢があるなということでお伺いしました。

 高規格道路については出入りが自由ということもありますので、そういうことを考えたときには、国道との交差点なども含めながら、サービスエリア的機能を持った施設の構想というのも長期的なビジョンの中でつくっていくということも可能ではないかと思います。

 これは私がちょっと移動しているときに温泉付のサービスエリアがあったんです、温泉マークがついていたのでおもしろいなと思って入ったんですが、高速道路からその温泉施設まで1キロぐらい走らないと着かない、そういうサービスエリアもあったんですね。ですから、そういう意味では、サービスエリアもいろいろ変化してきているんだなというふうに思いました。将来に向けて、そういったことも構想に入れながらという臨海部の開発というのはどんなものでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 現状の高規格の利用状況を見ますと、先ほど言いましたように、高規格道路に直接附属させるのは難しい。ただ、出入りが自由ですので、インターチェンジの下に、すぐ近くにそういったサービスエリア的なものがつくれると一番いいのだろうなと、私もそう個人的には思いますが、これから先、厚真町の特産品だとか、それから厚真町の農産物だとか、産出されるものが非常に知名度が上がったり、それから、それこそ消費者に非常に評価が高まったときには、皆さんに、外から来る方々のお客さんに効率よく提供されるような施設も、これから先検討できれば一番よろしいかと思います。ただ、これについてはすぐ私たちが検討するとか、実行しますという答えにはなりません。十分にそういった可能性も探ってまいりたいなと思います。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) フェリーが夜中に着くということもあって、夜中ぽつぽつ歩いている人がいたりしますので、そういう施設もあれば、そういう方々の休憩所にも使えるのかなというふうに思います。ぜひこれは継続して、粘り強く10年、20年かけて実現していくべき事業かなというふうに思います。

 次、2番目に移りたいと思います。

 地場産業の育成、企業誘致、起業誘導、そういったことについてです。

 地場産業というのは、地場産品を使ったというようなイメージが強いんですけれども、そうではなくて、私が言っている地場産業というのは、既存の企業という意味です。非営利団体も含めた町内企業の支援と育成、起業誘導、企業誘致に対して、もう少し厚真町として独自の政策を打ち出してもいいのではないかというふうに思います。

 条例改正で、新産業とか、そういった分野に対してのいろいろな支援はできましたが、もう少し小さい規模のものとか、新たに業を起こす者に対する強力な支援体制、例えば、3年間固定資産税を免除するとか、そういったことを盛り込んだ制度をつくれないかということなんですが、いかがでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 既にある制度は、ある程度の中小企業だとか、それから厚真町に進出してくる先端企業等々への助成策、支援策だということはご承知の上でのご質問のようでございます。

 もうちょっと小さな団体、もしくは個人が業を起こすときに何とか支援をしたらいいのではないか、もしくは既存の町内の商業者もしくは企業者の皆さんが、ステップアップという意味の新たな事業を起こすときに、もうちょっと支援策を手厚くしたらどうだろうというようなご質問かと思います。

 実際に中小企業の振興資金としては、厚真町も一応一業者に1,000万円と、かなりの金額の融資制度を用意してございます。この前提が中小企業ということでもございまして、この法的な定義はご承知のとおりだと思いますし、窓口になっているのが商工会ということもございますので、商工会に加入するという前提だということでございますが、融資金額としては、この1,000万円という中小企業の振興資金を活用するということで、十分に企業を起こすための潤沢な資金ではないかなと、そういう一定の評価をしてございます。

 それ以外にも、まちづくり奨励事業で、それよりさらに小規模の設備投資もしくは技術開発について支援するという補助制度もございますので、そういったものを有効活用していただければよろしいのではないかなと思います。

 ただ、それでもなおかつ規模的に合わないとか、NPO法人みたいに性格が合わないというものもあるかもしれません。これについては、すべてを町のほうで想定して100%のパッケージをお示しするのはちょっと難しいと思いますので、そういった起業等を志されている方々が逆に提案していただければ、その提案内容、それから、その内容に従って厚真町がどこまで公益性を重視して支援するか十分に検討できると思いますし、昨今では補正予算でも対応できるようなスピード感を持ってなるべく対応したいと考えておりますから、ぜひ皆さんからご提案をいただければ、十分それに真摯に対応してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 今、NPOの話が出ましたが、最近、厚真町にNPOができました。このNPOについての経営的な窓口というのは、そういう相談事というのはどちらになるんでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 厚真町で所定の窓口というのは、特に今構えてございません。そのNPOが志す業態に応じて現行の課が対応しているというところでございますが、これからは、基本的にはそのNPOも地域おこしだとかまちづくりに深くかかわる性格のものでございますので、広くワン・ストップ・サービスという意味で、本町のまちづくり推進課みたいなところに第一窓口をつくるのがいいのかなというのは、内部で検討を始めているところでございます。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) これは現状ではまだまちづくり推進課に一本化されていないということでよろしいんでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 現状は、NPO法人のゆうあいネットの件に関しては、窓口が原課であります町民福祉課のほうが対応しておりまして、まちづくり推進課のほうは関与していないという状況になってございますが、これから広くNPO法人、いろいろな性格の団体が立ち上がってくることを期待するという意味では、まちづくり推進課のほうに第一窓口を置いて、広い支援をできればなと、そういうふうにも考えております。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 学校跡地の利用についてのNPOもしくは小規模な企業を起こしたいと、そういったような相談事というのはどちらが窓口になりますか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 今現在特定のところは考えておりませんが、これから今言ったケースが考えられますので、第一義的にはまちづくり推進課で相談を受けて、そしてしかるべき関係機関との橋渡しとか、しかるべき課との橋渡しをしていくようにしてまいりたいなと、そのように思います。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) やはり雇用の場の創出というのは非常に重要なことだと思うんです。今まで企業誘致といいますと、大規模企業をどんと連れてくるというような、そういうようなことが多かったんですけれども、実際、その大きなところが来ても、地元雇用というのはなかなか期待できないというところもあったりします。そういう意味では、小回りのきくといいますか小さな企業の誘致とか、それからNPOとか、それから既存にある企業の支援をして1人でも多くの人を雇ってもらうというようなことが非常に重要だと思うんです。そういったことを、ぜひ、一元的にといいますか、ワンストップという町長のお話がありましたが、そういうところを整理してわかりやすくしていただきたいと思います、いかがでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) そのように努めたいと思います。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) すみません。実は、最後質問しないで言いっ放しで終わるとどうなのかということがありまして、最後質問しているんですけれども、今みたなときはしないほうがいいなと思って後悔しました。

 3番目に移りたいと思います。

 これは、役場周辺道路の環境整備ということなんですが、最近、役場周辺の公共施設の全体的な見直しというようなお話がいろいろされていますけれども、既存の、これは建物ではなくて道路の部分の動線ということで考えたときに、以前からありました福祉センターゆくりなどへの大型バスの乗り入れのときに、道道からクランク状に入ってこなければいけないということ、それから表町から入るときに、京町2号線を通って福祉センター前通りに抜けるときに、その道路状況が余りよくない、こういったこと、それから、役場の前に関しても、直接入ってきても大型バスが、環境のために残した、何の木だかちょっとわからないんですけれども、木がありますね、道路にぐっとはみ出ている、あそこをかわして入ってこないといけないということで、厚真町の公共施設への導入路というのは、非常にそういう意味では不便になっていると思うんですね。こういったものの抜本的改造計画というんですか、そういったものをつくるべきではないかと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 確かにご指摘のとおり、厚真町役場、それから町民が集う福祉センター、それからゆくり等がさらに後ろにあるということで、非常に大型バスで来場される方にはご不便をかけていると思います。

 町民の方々は小回りのきく乗用車で来ておりますので、さほどこの状態がひどいなという声は聞こえてきませんが、事町外の方々に来ていただく場合には、ちょっと不自然な形になっているだろうなと、そのように私も思います。

 ただ、何せ厚真町役場がここに庁舎が存在していて、福祉センターが後ろにあるという状況でございますので、そう簡単にこの公共施設等がずれない限り、建て直し等、そういった機会でない限り、思い切った改善は非常に難しいなと思います。京町1号線、それから京町3号線、京町2号線と町道福祉センター通り線のつながりを改善するためには、その前提になります役場庁舎、それから福祉センターの活用の状況、それから青少年センター、ゆくり等と、これから先どう配置をしていくか、どう活用していくかということを、まず最初に整理をして、その整理と合わせて、各町道とのつながりを改善していくという、そういう段階を踏まなければならないなと、そのように思っております。まず先に町道ありきではなくて、庁舎等の公共施設の再配地を十分に検討したいと思います。

 前回の定例会の一般質問で、庁舎等を含めたこの周辺の公共施設等の再配地計画を年度内に明らかにしたいということでお話させていただきました。その検討会議の中でも、それぞれの町道のつながりぐあいの改善も一緒に議論しておりますので、その中で整理をさせていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 町道についても見直しを計画しているということでお伺いしましたので、1点だけどうしても聞いておきたいことがありました。

 これは、一番最初に京町2号線ができたんです。モデル道路だったかなという指定で今のクランク状の、商店街には、ああいうちょっとがきがきとした道路をつくるというのがはやっている時期がありました。それのモデルだったと思うんですね。その後に北町の再開発があって、区画整理がその後にきたということなんですが、京町2号線ができてから、たしか福祉センター通りかな、影井新聞店の横に出る道路、それができて、その後、表町7号線ができました。表町7号線というのはお寺の前、真正寺の前に入るところです。ジョイントの横から真正寺の前に向かっていく道路ですけれども、だれが見てもセンターラインがずれている道路、あの狭いところにどうにでも引けた道路、なぜああいう設計がされたのか、それをお伺いしたいんですね。全部町道のはずなんです。ですからほかの制約は受けなかったはずなんですね。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 今のそれぞれの3路線の接続について、ちょっと設計当時の思想だとか制約というのは、私、承知しておりません。現状は確かにセンターラインがずれているのは承知しております。原課のほうでお答えできる範疇でこれまでの経過をちょっとご説明させていただきたいと思います。



○議長(河村忠治君) 建設課長。



◎建設課長(堀武志君) 今、経過等を申しましたけれども、下司議員がおっしゃった町道京町2号線、当時はやっておりましたコミュニティ道路ということで、まず第1番に始まった。その後に区画整理等の事業が、京町1号線をセンターにして上側に区画整理事業を計画したということで、その中に道道千歳鵡川線、管理者以外の道路が入ってございますので、その辺いろいろ協議して区画整理事業を行った。福祉センター通り線については、これは町のほうで、将来京町2号線とかそういうものをアクセスするのに、通ずる道にいいのではなかろうかということで、センターラインは一致してございませんけれども、通常の乗用車程度が通れる、敷地内に設けるということで進めたということでございます。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) どうも課長の答弁、かなり苦しいですね。交通安全のために逆にセンターをずらしたというんだったら理由がつくかなと思うようなつけ方なんですね。中途半端といいますか、ある部分は一致しているんですよ。歩道の路肩のはじっこが一致していたり、何か部分部分だけとってつなげたのかなと、そんなイメージしか持てない道路なんですね。何を言いたいかと言いますと、これは前から同じことを主張しているんですけれども、やはりこういうことが起きないように、その場所だけを考えるのではなくて、もうちょっと広い範囲で考えた中での計画づくりをしていくべきだというふうに思うということです。どうでしょうか、町長。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 確かに、例えば町道、それから面的な整備も広い視野、視点に立っていろいろ計画をつくるというのは、今もそのような心構えでおりますが、ただ、整備をするに当たって、いろいろな地権者だとか別な方々の、権利を持っている方々とのすり合わせ、それから制約がございまして、やむなく、理想と現実は違うというような整備も、やはりこの行政の中にはあるということでございます。それは、余りにも理想を実現するために交渉、それから協議を長引かせることによって、もうちょっと早期に、例えば取り組んで整備をして、一部我慢してでも取り組んで、そのほうが利用者の方々に利便性が高まる、もしくは非常に経済的にも利益が高まるということもあって、やむを得ず一部我慢しながら整備をせざるを得ないケースも出てきます。

 今回の京町2号線と福祉センター通り線とのすり合わせも、そういう意味では時代の要請で段階的に整備されてきたがため、もしくはある程度の地権者との制約のために、こういう状況にはなってございます。ただ、これを一気に解決するというのは非常に財政的にも大変でございますので、もう少し時間をかけて、それから利用者の方々の声も聞きながら対応してまいりたいと思います。ただ、現状はこういう状況でございますので、利用される方々、十分に交通安全上の気配りをしていただいて利用していただければと、そのように思います。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) もちろん地権者の制約があるということは前提の上でお話しています。区画整理に当たっては、新たに線を引いたわけですから、そういったものは取り除かれていたと思います。京町2号線については、全部道路用地ですから、どちらに振ることも、後からでもできたのかなというふうには思っています。

 特に、やはり1月28日の産業建設常任委員会で事務調査をして、先ほど報告があった京町2号線について、京町2号線と福祉センター通り、それから京町1号線の交差点というのは非常に危険箇所であると思います。交通事故が起きる前に早急に改善をするべきだというふうに主張をして質問を終わりたいと思います。

 次に、景観に対する意識についてであります。

 グリーン・ツーリズムの推進に当たっては、町の景観も重要な要素であり、道路標識についても安全性、デザイン性が必要であると思うがいかがかという質問の内容でありますけれども、これは大きな話をすると、総論でそうですねということになってしまうので、1つの事例を挙げて説明をしたいと思いますが、これは、場所は豊沢富野線と厚南開拓線の交差点についてであります。

 地域からも豊沢富野線の改良によって、非常に危険な交差点になったということがあって、一時停止標識の設置を求められていたところです。ここに仮設の一時停止標識がつけられて、何回か風で方向が変わったり吹き飛んだりして、最終的に今どうなっているかというと、こういった標識がついています。これは南のほうから来たもの、それからこちらは上のほうから下に向かう道路ですけれども、ぱっと見てわかるとおり、非常に字は読みづらいんですね。

 これは、1つは、デザイン的にどうかというのがあります。真ん中に棒が入っているというものです。なぜこれを、例えば支柱を2つにして、真ん中すっきり文字を見えるようにできなかったかということと、それからさらに仮設ということもあるんでしょうか、設置の仕方が非常に、仮どめなので、これもまた飛んで危険性が高いということです。

 非常に危険な場所というのは、交通上、重要な道路になっているということなんです。なぜかと言いますと、ルーラルビレッジに住んでいる方が苫小牧に出るときに、道路が改良されたことによって、結構そこを通っていく方が多いんですね。町外から来られる方も、ここを利用する方が多いということがあって、一時停止をしないで通る車が結構ふえているということです。厚真町が今計画しているフォーラムビレッジの開発に当たっても、この道路を利用する方が結構多くなるだろうというふうに予想されるんです。理由はいろいろあります。富野小学校のところに出ていく道路が走りづらいとか、ほかにも幾つか理由はあると思うんです。そういう意味では、しっかりした対応をするべきだろうと思います。先ほど見ていただいた標識よりも、かえって、「交差点注意」、この標識のほうがずっとわかりやすいのではないかということはあります。

 何を主張したいかといいますと、厚真町がこれからグリーン・ツーリズムを推進していくに当たって、こういったことも含めて、町のデザインといいますか、それから標識のデザイン、そういったものをどこか一元的に管理をするところがあったほうがいいのではないかなということなんです。こういったことも含めて、それはどうでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 最終的には、デザインの管理というところに質問が集約されましたが、その前に、ここのご指摘の交差点の啓発看板、非常にご心配をおかけしているようでございます。確かに経費の制約から、本当に簡易的なものをつけさせていただいているのが現状でございます。そういう意味で、余りにも簡易的で、風によって、あっちに向いたり、こっちに向いたりするような状況もあるということでございますので、もう一度、予算を精査して、対応できることであれば、永久構造物のきちっとした看板をつけさせていただきたいなと思います。現実には、こういった箇所は厚真町内でも80カ所ぐらいに上るということでございます。そういう意味で啓発看板を、多数のところに一気につけるのに非常に経費もかかりますので、永久構造物の看板ですと、やはり8万円から10万円するということでございますので、優先度の高いところを選択しながら、皆さん方にご不便をかけないような対応をしてまいりたいなと、そのように思います。

 それから、全体のデザインということでございます。厚真町のまちづくりそのものでございますので、これまでも町内の公共施設の案内看板等の設置もまちづくりのほうで担当してまいりましたし、そういう意味では全体のグランドデザインも含めて、そういった箇所でいろいろと関係課と連携をとるのが一番いいのではないかと、そのように思っています。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 先ほどの安全性というところにちょっと戻りたいと思いますけれども、この支柱1本、これがせっかくだったら2本なぜ立てられなかったかということなんです。ですから、費用的なことと言っても1本を2本にするだけで、これが設置される前というのは道路標識に仮どめしていたようなものだったので、そのときは本当に費用がかかっていないということが言えると思うんですが、この支柱が1本でなくて、なぜ2本にできなかったのか。この辺の考え方なんですね。本当にお金がかかるからということだけだったのか。これ、一時停止標識というのは不思議なもので、1回設置すると、横を向いていると、そこの交差点に気づかないことがあるという、そういう重大なこともあります。なぜ、こういう1本という発想が出るのか。下の足がぶらぶらしているんですよ。これデザイン的な話になってしまうかもしれないんですね。下のほうまで伸びていれば安定しているんですけれども、宙ぶらりんなところで足がぶらぶらしているというのは、見た目に非常に安定しないというのもあるんです。この発想の原点をお伺いしたい。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 発想の原点と問われましても、設置した者が一番簡便に対応できるという範疇で1本にして、でき合いの看板をつけたということで足が宙ぶらりんになっているというところであると思いますので、その辺、発想がどうのこうのとかということを突き詰められても、確かにお答えしてもらちが明かないと思いますので、ここについては先ほど言いましたように、きちっと、多少の風でも右を向いたり左を向いたりしないように改善をさせていただきたいと、そのように思いますし、今後も簡易であっても中途半端にならないような立て方をするように指示を出したいと思います。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 次、5番目の質問に移りたいと思います。

 洪水ハザードマップについてなんですけれども、この前配られました。何か見ていて、ちょっと実はある人からこういうことを言われたんです。町外から移り住んできた人に非常に不親切だと言われたんですけれども、私はそれがどういう意味かわからなかったんですが、町長も町内に住んでいるからあれですけれども、どうですか、そういうふうに言われたんですけれども、何か気づくところがありますか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) すみません、正直に教えていただければと思います。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) すみません、私もその答えを聞く勇気がなくて聞いていません。

 それで、ちょっと私なりに気づいたこと、実は洪水ハザードマップといいながら、上厚真の避難場所が上厚真小学校になっているんですね。ほかにもいろいろあるんですけれども、例えば、洪水といいながら橋を渡らないと避難できない場所に避難所が指定されているというようなことというのは、洪水ハザードマップの避難場所の指定としてはおかしいのではないかというふうに単純に思ったんですが、この辺はどうでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) この洪水ハザードマップ、ちょっと誤解を受けたのかもしれません。これは基本的に50年頻度のめったにない大洪水が厚真町にあったとすると、実際にこの河川状況、今の河川改修状況だと、このぐらい冠水するという情報を、町民の皆さん、それから危機管理する役場の職員が共有するという意味でつくらせていただいております。その際に、冠水するところと冠水しないところを明確にするということで、冠水しない避難所がどこにあるかということも明らかにするという視点でございます。

 当然、雨ですので、気象情報、それから状況を判断するまでにかなりの時間があります。これから先の、例えばきょうの大雨がどういう状況を招くのか、当然、事前に想像できますので、その際にはこういったところが冠水しそうだという前に、その地域に避難指示をする、避難誘導をすると、その地域の方々も自覚をしておりますので、その避難指示、避難誘導に従っていただけるのではないかという意味の情報を開示している。ですから、これを前提に、早目、早目に手を打って、早目、早目に行動していただく情報をお互いに共有しているんだということでございますので、冠水してからおもむろに川を渡ってくださいというような指示はしないです。ですから、例えば上厚真の場合、冠水する直前、もっと前に、早目、早目に移動できますので、一番安全な、しかもある程度たくさんの人数を収容できて、そして長時間の避難に耐えられる上厚真小学校なら上厚真小学校に移動してもらう。そういった情報をあらかじめ皆さんで確認しておこうというところの情報でございますので、ご承知いただきたいと思います。必ず、冠水してから渡りなさいという、そういう情報ではございません。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) あともう一つ、これについては私も記憶がはっきりしないんですが、平成19年だったか、何か似たようなものができたと思うんです、防災マップかな。それで避難場所について、電話番号がなぜ入っていないのかということをたしか質問したような記憶があるんです。今回も避難場所の電話番号がないんですが、なぜ入れなかったのかということです。



○議長(河村忠治君) 総務課長。



◎総務課長(近藤泰行君) そのようなご指摘をいただいたということでございます。

 避難所のほうについては、この大きいマップには直接電話番号は入れておりません。それについては、確かに不十分だということであればご指摘のとおりでございます。

 私ども、この洪水ハザードマップ、マニュアル的なものもセットでお配りしておりまして、こちらのほうには避難所等の電話番号も入れております。マップ自体には入っていなかったということでございますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) せっかくこれだけ立派なものをつくったんですから、この活用の方法を、活用の方法というのも変ですけれども、これに対する説明会とか、そういったものの機会を、これだけでということではなくて、何かの機会にあわせて、そういうようなこともやっていくべきではないかと思んですが、いかがでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) この活用方法等について、自治会長会議ではご説明してまいりました。ただ、机上にしろ防災訓練というのは、やはりこれから先、地域と連携をとってしていく必要があるだろうなと思いますし、そういった内部でも議論しております。そういった機会に住民の皆さんにも、この使い方、それからこれの存在理由等も説明してまいりたいと思いますし、それ以外の町内自治会との町政懇談会とか、いろんな機会をとらえてこれについて説明してまいりたいと、そのように思います。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) そういう意味では、そういった中でこれに対する不満なども出てくると思いますので、ぜひ先ほどのような意見を集めていただきたいというふうに思います。

 次、6番目の学校教育というテーマで、これは中学校、高校の部活動、クラブ活動の実態と支援の状況ということで質問をしてあります。

 中学校の部活動についてはスクールバスでの送迎とか、そういったことで、それから大会への交通の支援とか、いろいろなことがされているわけですけれども、現在、中学校、高校の部活動がどのようになっているかというのは、ちょっと大ざっぱな質問で申しわけないとは思うんですが、それについて質問したいと思います。



○議長(河村忠治君) 教育長。



◎教育長(兵頭利彦君) 中学校での部活動の状況でございますけれども、厚真中学校、厚南中学校それぞれ、厚真中学校は4部の部活動を持っております。野球部、バレーボール、バドミントン、吹奏楽部、それと厚南中学校では、野球部、バレーボール、バドミントン、陸上競技ということでございます。部活動の設置では一応このような状況でございまして、この状況については、ここ数年来変わらぬ部活動を実施しているという状況でございます。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 生徒の足についての支援というのは、結構前から強力にされていると思うんですが、今も同じように続いているんでしょうか。



○議長(河村忠治君) 教育長。



◎教育長(兵頭利彦君) 活動に対する移動手段ですけれども、これについては従来と同様に、基本的には中体連という大会を中心にしながら、そこに対する助成を行ってございますので、こういった活動については直接的な子供たちだとか学校の負担はないと判断してございます。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 日常の部活動に対する移動の支援というんですか、そういったことはどのようになっていますか。



○議長(河村忠治君) 教育長。



◎教育長(兵頭利彦君) 日常的な活動については支援というのは行ってございません。それぞれ学校の活動の中で行われていると判断してございます。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) スクールバスを使ってスポーツセンターへの送迎というのはしていませんでしたか。



○議長(河村忠治君) 教育長。



◎教育長(兵頭利彦君) スポーツセンターでやる場合、スクールバスの下校便が利用できるものは、それは利用しております。これは、スクールバス運行の中のやりくりの中で実施しているということで対応させていただいております。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 実は、つい最近、中学校で部活動が停止になった部がありました。中体連を目前にして、この移動しているバスの中で携帯電話を使ったということに対して連帯責任ということで部活動が活動停止になったんですね。こういったことというのは、教育委員会には報告が入るようになっているんでしょうか。



○議長(河村忠治君) 教育長。



◎教育長(兵頭利彦君) 直接、その関係でこういう措置をとりましたという話は聞いておりませんけれども、間接的にそういう事実があって、学校のほうで部活動の中止をしたということは聞いてございます。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 私たちが一生懸命活動して、せっかく教育委員会で学校の下校便を部活動のために使っていいですというふうになったんですね。たまたまその中で携帯電話を使った子がいて、中体連、3年生にとっては3年間の集大成、最後の大会です。その直前に連帯責任でその部活動が中止になったという、非常に私たちにとっては裏目に出たことが起きたんです。このことについて、教育長は情報は聞いたということなんですけれども、どうですか、それに対してどのように感じましたか。



○議長(河村忠治君) 教育長。



◎教育長(兵頭利彦君) 部活動の役割というのは、やはり集団の中で自己を高めるということもありますし、やはり規範、ルールを重んじて規範意識を育成するということもありますので、そういう兼ね合いの中で、学校側はそういう事件に対してそういう判断をしたということでございますので、その判断については私どもも尊重をしたいと思ってございます。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 連帯責任という言葉なんですけれども、ひとつ間違うとというのがありますね。そこまで盛り上がっている中で、1人の子のやったことに対して連帯で責任を負うと、それひとつ指導を間違うと、いじめになるという危険性があるということなんです。それを組織的なといいますか、ちゃんと手続をとって、そういう対処をされたのであれば、そういう問題の発生率というのは低いと思うんですけれども、これが単独で、スポンサーの先生の判断でそういったことがされたとすると、そのフォローというのはなかなか難しいのかなというふうに思うんです。ここにいじめの危険性があったということに関して、教育長はどのように考えられたかということなんです。



○議長(河村忠治君) 教育長。



◎教育長(兵頭利彦君) いじめの危険性がどうかということの前に、やはり携帯電話使用については学校のほうでも厳しいルールを設けて対応しておりますので、そういった中で発生して、その後中止されたということでございますので、必ずしも部活動の顧問が独断で判断した活動ではないと思ってございます。また、当然に、そういうルールを重んじて、学校で指導してきたことに対して、反した行為が行われたということでございますので、それがいじめにつながるということで学校のほうではそういう対応をとったのではなくて、あくまでも、携帯電話の扱いについてのルールを遵守してもらうという形で、そういう判断をされたと思ってございます。

 また、その後いじめがあったということも、直接的に私どもも聞いてもございませんので、そういったところにはつながっていないのではないかと思ってはおります。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) これはもっと深く本当は掘り下げないといけないテーマなんですけれども、部活動のルールということに関して、私はこの資料をもらっているんです。しっかりしたルールはないですよ。その中で処罰が行われたということなんですね。ですから、そういったことも含めて教育長がそういう答弁をされているのかどうか。



○議長(河村忠治君) 教育長。



◎教育長(兵頭利彦君) 部活動、基本的には教育活動の中にありますけれども、学習指導要領の中で具体的な取り組みというのは明記されてございません。それで、今回のことについては、あくまでも携帯電話の扱いということだと思います。この携帯電話の扱いについては、あくまでもそれぞれの学校できちっとした規律を持って取り組んでいることでございますので、そこに、そういう活動の中で起きた事件が停止という形になったと思ってございますので、部活動だけでその判断された対応では私はないと思っています。あくまでも学校の教育活動の中で処分については対応されたと思っております。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 教育長、それはちょっと認識が違いますよ。ここへ配られたプリントもあるけれども、これは部活動に関しているものですよ。学校のということは、ここには書いていないんです。これは、もうちょっと、一度ちゃんと調べていただきたいというふうに思います。これは、何といいますか、私も中学校3年生のときのスポーツしている子の親だったこともありますし、感情の動きといいますか、そういったことを考えたときに、非常に重大な決断をしたんですよ、この処罰に関して。その重大な決断をするに当たって、何の仕組みもない中で、個人的な判断でやったというふうにしか解釈できないんですね。これはちゃんと調べていただきたい。

 それから、どうしてそういう行為が行われたのかということも、個人まで、個人までという言い方も変なんですけれども、もう少し実態を調べて、そういう答弁をしていただきたいと思うんです、一般論ではなくて。



○議長(河村忠治君) 教育長。



◎教育長(兵頭利彦君) 具体的にこの事件に対して答えていただきたいということでございますので、この点については正式に学校のほうから直接的に聞いていなかったということでございますので、その辺についてはちょっと確認させていただきたいと思います。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 次、7番目です。

 観光資源の有効活用ということでお伺いしたいと思います。

 グリーン・ツーリズム、そのツーリズムという、農業体験とかということを厚真町は今テーマにしてまちづくりをしていますが、埋蔵文化財もいろいろ調査をされていて、非常に重要なものが発見されているようです。それから、歴史的財産といいますか、埋蔵文化財ではないんですけれども、歴史的財産というのが厚真町には結構点在しているようなんです。こういったものを観光資源もしくは教材としての活用ができないか、活用の状況はどのようになっているかということなんですが。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 観光資源として歴史的な財産、それから埋蔵文化財も含めての活用状況のご質問でございますが、それぞれの文化的な資産をどう活用していくか、体系的に実は調査集計したものが手元にございません。グリーン・ツーリズムでは、基本的にいろいろな資産を連携させる、それから単に見せるだけではなくて、体験を取り入れて厚真町らしい観光資源としてはどうだろうという提案も確かにございます。そういう中でこれから取り組んでまいりたいという分野でございますが、今、資料としてあるのは、埋蔵文化財の部分です。こちらの部分の活用方法については、これまでも資料として整理をしておりますので、お答えさせていただきたいと思います。

 ご存じのように埋蔵文化財については、非常に貴重なものが発掘されているということでございますし、内外からも非常に高い評価も受けております。ただ現状は、厚幌ダムの建設に伴って発掘調査中でございます。そういった行政的に事業を展開する中で、ある制約もございますので、すべて観光資源としてだけとらえて、その事業の展開の都合で、この埋蔵文化財を100%活用していくというのは、なかなかいかないというところでございます。その発掘作業に支障のない範囲で、皆さんに、子供たちに見ていただいたり、体感をしていただく程度にまだとどまっているということでございます。ただ、発掘されたものについて、調査が進んでいるものについては、例えば田舎まつりの本祭において展示をしているのはごらんになったことがあると思います。そういった活用はされている。それから、発掘に当たった学芸員が町外での講演を依頼されたり、それから逆にそういったものに造詣の深い方々が町内を訪れて、そして現地で説明を受けたりするということが、今、取り組まれているというところでございます。埋蔵文化財については、その学術的な評価とか、先ほど言いましたように、これまで社会教育活動として取り組まれている範疇について、教育委員会のほうでご説明させていただきたいと思います。



○議長(河村忠治君) 教育長。



◎教育長(兵頭利彦君) それでは、私のほうから教育資源としての活用の状況についてご報告させていただきたいと思います。

 基本的には、埋蔵文化財、厚幌ダム関連によりまして埋蔵文化財が発見されてございますが、こういった発見された場所、または発掘の成果点については、広く町内外に紹介する機会を設けて取り組んできてございます。特に、平成20年度に発掘調査を行ったオニキシベの2遺跡では、700年前のアイヌ民族のお墓4基が発見されておりまして、副葬品のガラス玉の首飾りや飾りの矢筒、こういったものは道内の中で見つかっている中でも最古の年代と言われておりまして、本州や大陸などの交易を示す貴重な資料とも言われてございます。また、ヲチャラセナイ遺跡では、全国で5例目、道内で2例目となるサメ皮のさやの腰刀などが発見されてございまして、全国的にも貴重な資料となるものでございます。

 こういった資料をもとに、平成20年度は大体こういった視察だとか講演、それらも含めて、埋蔵文化財を活用した活動が行われまして、1,536名ほどが見学会だとか展示会、講演会、実習会とか指導に参加されております。また、21年度は、同じように1,092名の町内外の方が、こういった活動に参加されているということでございます。

 また、このほかにも、子供たちの学校教育の活動の中でも、副読本などを活用して、こういった郷土資料だとか埋蔵文化財の活用を進めているところでございます。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) この埋蔵文化財、歴史的財産についてはまだ整理されていないということでしたが、この埋蔵文化財に関しては、いろいろ研究が進んでいるようです。その発掘が終わってからということではなくて、発掘をしている最中というのは、非常に観光需要といいますか、そういったものもあると思うんです。そういったことを積極的に進めていくのか、そうは考えていないのか、その辺はどうなんでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 先ほども申し上げましたが、貴重な財産でございますし、学術的にも高い評価を受けているものでございます。今が旬だと思いますので、あくまでも事業展開に差し支えがない範疇で、もちろんその業務に当たっている学芸員も含めて対応できる範疇という制約のもとに、広く内外の方々に見ていただく、それから体験をしていただく、そういったチャンスを用意してまいりたいと思います。あくまでも関係課ともうちょっと協議をして詰めていかなければならない。安易に何でも来いというわけにはいかないということはご承知おきいただければなと思います。そういう制約がある中でも、そういう意味では、ぜひ積極的に取り入れてまいりたいというふうに考えております。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 先だって、町内で昔の仲間が集まって、この埋蔵文化財の見学をしたいと申し入れをしたところ、職務としては受けてもらえなかった。学芸員が個人的に対応したという事例がありました。その話を聞いたときに、このグリーン・ツーリズムという外から人を招き入れるという施策を打ちながら、そういう対応というのは、連携がとれていないのではないかというふうに思った反面、職務でないのに個人的に学芸員が受け入れるということに関してどうなのかという疑問も、反対側ではそういうふうに起きました。

 先ほど教育長から説明のありました21年度1,536人、それから22年度1,092人、この数字というのは職務で受け入れた人数ということになりますか。



○議長(河村忠治君) 教育長。



◎教育長(兵頭利彦君) 学芸員が対応した、またそういった会議で発表した、そういった機会の回数と参加人数でございます。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) グリーン・ツーリズムの窓口というのは、商工ですね。こういった専門的な説明でなくても、現地を案内するとか、そういった対応というのは教育委員会でなければできないのか、それともグリーン・ツーリズムという中で、そういう対応をしていくことができるのか、その辺はどうなんでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 当然、お客さんのニーズによると思います。当然、詳しい、先ほど言いましたように造詣の深い方々が来た場合、とても、よくあるNPOだとか民間の方々が現地案内人として協力していただける方々が対応できるようなレベルでは確かにない場合もあります。ただ、お客さんによっては、とりあえずアイヌ文化に触れてみたいというレベルだけであれば、町職員でなくても、ここでグリーン・ツーリズムの研究会で、民間の方々がこれから取り組まれるというその意識の高い方々がちょっと資料を勉強して、現地で説明する方法、例えば学芸員の方に指導を受けていれば対応できる範疇もあるかと思います。全国的に先進例でいきますと、必ずしもすべてが学芸員が、専門家が対応していないところもたくさんございますので、そういった展開は、これから先、考えていかなければならないと思います。ただ、現状は、余りにも評判が先に立ちまして、次から次、お客さんを直接教育委員会のほうが受け入れてしまっていた。そこで、現地の学芸員の体制も不十分なまま、受け入れには限度あるということで、今、実は内部で、これは問題があるなということになっております。ですから、グリーン・ツーリズム的な活用もこれから重要だろうと、ただ、先ほど言った業務として対応している中には限界がある。ですから、それはせっかくの財産をどう活用していくか、先ほど出ましたように、民間の方に手伝っていただくとか、部外者がもうちょっと知識を深めて、そういったものを受け入れる体制を組んでいるとかというのは、これから検討されるべきであろうし、そういうものをきちっと組んでいかなければ、十分な活用ができないのではないかなと、そういう意味では、課題だなと思っている状況でございます。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 町長が言われるとおり、今が旬ということでありますから、これは急いでぜひ積極的な展開をしていくべきだというふうに思います。

 時間がもう終わりですので、最後です。

 まちづくりの長期ビジョンということで、実はこの前、私、指をさされて、最初は指をさされていなかったんですけれども、厚真町の50年、100年後の町の計画はどうなっているんだと聞かれて、いや、50年、100年先はわかりませんと言ったら、いきなり指をさされて、お前たちは怠慢だと言われたんです。議員としてそれでいいのかと言われて、私は答えられなかったので、実はそれで町長に質問したいと思います。厚真町の50年、100年後、どのようになるのか、こういったことを考えたまちづくりをしていったほうがいいのではないかということについて、いかがでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 50年、100年後、一口に正確に申し上げるというのは、確かに現世代では責任が重いのかもしれません。ただ、これは逃げるわけではございません。厚真町の歴史を振り返っても、この地形、地勢を考えても、それから、これまでの日本全体の文化も考えても、やはり厚真町の場合は、経済基盤は農業だと、この経済基盤が農業だというのは全然微動だにしないと思いますし、そこに昭和40年代に苫東という開発構想が持ち上がって、現実に現在も苫小牧港の東港が有効活用され、エネルギーの産業インフラであります北電火力発電所、苫東の火力発電所だとか備蓄基地等が現実に存在している南部地域もございます。

 これは、以前は農工両全だというような言葉で大きな目標を立てていた時代もございますし、厚真町の現状を見て、田園というイメージを大切にしていきたいという言いあらわし方もこれまでされてきておりましたが、全体に言えるのは、とにかくせっかくある農地4,800ヘクタールとも、水田は3,500ヘクタールとも言われている農業がやはり経済の基盤なのだろうと、その基盤は、今後50年、100年たっても変わらないという思いでまちづくりをしております。

 そういう意味で、今話題になっている厚幌ダムの建設、それから国営の農業用水再編対策事業の早期完成、道営ほ場整備等々、農業の生産基盤をより近代化し生産効率を上げる、そのために一生懸命努力しているのは、今後100年変わらぬ厚真町の基盤は農業なんだと、その農業をやはり大切にして、次代に引き継いでいく、その作業が持続的に発展していくためのまちづくりをしていくのだということが1つはございます。

 それともう一つ、先ほど言いました苫東の開発が、やはり厚真町にしては大きな影響を及ぼしてきておりますし、今後もあれだけの施設、それから企業の進出の可能性がある中を活用しない手はないということでございますので、そういう意味では、これから先、製造業も含めた企業によることも大きいのではないかと、そういったものも受け入れるためのまちづくりもしていかなければならないですし、厚真町が道央圏に位置している地理的な優位性も理解していくべきだと思います。

 厚真町単独で、すべてが完結するのを目指すのは非常に難しい時代でございます。やはりこの道央圏に位置して、近隣の経済力、それから経済の基盤を活用するまちづくりも、これ非常に望まれることだと思いますので、そういう意味で、移住、定住策を進める、厚真町はそれだけの条件がそろっているのではないかと思います。そういったもの組み合わせして、住んでよかったなと、それから厚真町が将来にわたって盤石だなと、そういうまちづくりをしていくべきだと思います。いずれも外せない要素だと思いますし、例えば政権が変わって、急に右から左に行くようなものではないと思います。やはり地に足をつけた政策を展開するためにも、この厚真町の現状を深く認識していくべきだと、そのように考えております。



○議長(河村忠治君) 以上で下司議員の質問は終了いたします。

 ここで休憩いたしまして、再開、午後1時。



△休憩 午後零時06分



△再開 午後1時00分



○議長(河村忠治君) 議会を再開し、本日の会議を開きます。

 引き続き一般質問を許します。

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△海沼裕作君



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) それでは、第2回定例会で通告のとおりに、学校の儀式における国歌斉唱についてということで質問させていただきます。

 1番目に、入学式、卒業式の国歌斉唱について教育委員会ではどのようにお考えになっているか、そういうことをお尋ねするわけですけれども、偶然にも去年の6月の定例会には、愛国心とか、愛町心とか、そういう話もしたことを何か偶然かなと思っております。

 青年時代には、敬礼とか号令、いやな言葉だったんですが、いつの間にか制服を着るような、そんな団体に入っています。思想としては、右とか左とか、そういう特別な思想は持っておりませんが、そういうことを前提にして、今回の質問も、歴史の認識とか組合運動などの解釈については、そういうことはお尋ねするつもりは全くありません。現実がどのようになっているのか、それがこれからどのようになっていくのか、そういうことをお尋ねするものであります。

 それで、ことし2月に政治資金規制法違反容疑で、北教組の本部で逮捕された事件に端を発し、北海道教育委員会では式典での国旗掲揚や、国歌斉唱の式典における調査をすることになっていたのは、ご承知のとおりだと思います。

 当然、当町にも私の知っている限りでは、国旗、国歌についての、入学式に教育局の方がお見えになりまして、直接出向き調査をしていたのを覚えております。普段でしたら、町教委が報告ということで伝えるところが、直接出向いたということには、何か重さを感じたところです。

 それで、入学式、卒業式の国歌斉唱について、教育委員会は式典における内容を周知をしていたか、また、これについてどうお考えになっているかをお尋ねしたいと思います。



○議長(河村忠治君) 教育長。



◎教育長(兵頭利彦君) 入学式、学校の式事、行事の関係ですけれども、こういったときに国歌の斉唱ということが言われてきてございます。これまでも、校長会等を通じて教育委員会の考え方については学校のほうに説明させていただいております。

 それで、最初に、学校教育における国歌斉唱の位置づけについて申し上げさせていただきますけれども、これについては、児童・生徒が将来国際社会で尊敬され信頼される日本人として成長するために国歌を尊重する態度を養うことが大切であるということで、学習指導要領に位置づけをされてございます。それで、20年3月に新しい学習指導要領が示されまして、小学校は来年度から、その新しい学習指導要領に基づく教育が始まります。また、昨年とことしは、それに向けた移行期間として学校のほうでは取り組みも進められてございます。その学習指導要領の中にも、これまでは、いずれの学年も国歌を歌えるように指導するという言葉で表現されておりましたけれども、新しい指導要領では、いずれの学年においても歌えるように指導することに改められまして、歌という表現活動を指導内容に具体的に明記されたのが今回の改正された指導要領でございます。

 こういったことを受けまして、教育委員会では、入学式、卒業式の式事行事には、国歌斉唱の取り扱いについては、この指導要領に基づいて適正に扱うことを学校のほうにお願いをしておりますし、また、北海道教育委員会も小学校の学習指導要領が本格的に運営される23年4月から、より適正な運営がなされるようにということで、今、指導も強めているところでございます。そういった背景がありまして、今回も4月の入学式には胆振教育局のほうから関係する職員が見えて実態を把握したということでございます。また、卒業式のほうには、私どもの教育委員会の職員が一部の学校に行って、どういう状況かを把握して報告もしてございます。そういった内容で、今、取り組んでいるところでございます。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) その把握の結果はどのようなものだったんでしょうか。

 町教育委員会の把握と道教委の把握に差があったのかないのか、それもお願いします。



○議長(河村忠治君) 教育長。



◎教育長(兵頭利彦君) 一応、局から示された把握の内容については、国旗の会場内の掲示が適正にされているか、それと国歌斉唱という項目があるのか、それと、その斉唱時には教職員の起立があるのかという3点を中心にして行われておりまして、これについては胆振管内すべて100%ということで結果が報告されております。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) 続いて、2番目の式次第にある斉唱と修礼の意味ということでお尋ねします。

 式場の正面のそでには、式次第が張り出されていることが普通の儀式であります。順番はどのように書いているか定かではありませんが、開式の言葉があり、その次に修礼、国歌斉唱、校歌斉唱、そして式辞と続くわけですが、これを、文書をつくっているときに驚いたことに、パソコンの中の変換の中に修礼という言葉はないんですね。もう死語になっているのか、もともとなかった言葉なのかよくわかりませんが、子供のころから、小学校のころからずっと覚えていた修礼という言葉がどういう言葉だったのかと、あえてまたここで考えさせられたのは事実なんです。

 それで、なぜこんなことにこだわるかというと、私、小学校と中学校、2回、2校に卒業式と入学式にご案内いただいて、ほとんど出ているわけですが、初めのうちは言い間違いかなと思うようなこともあったんですが、何回か聞いているうちに、言い間違いではなくあえてそのようにアナウンスしているのだということに気づいたんですね。それはどういうことかというと、修礼と書いてある項目のときには、「お立ちください、礼」と言うんです。その次に、国歌斉唱と書いてある順番に来ると、「国歌君が代」と言うのです。両方とも式次第どおりにアナウンスしないんです。初めは意味がどういう意味なのかよく理解できなかったんです。初め、これは思想的なものがあるのかなと思ったんですけれども、それもよくわかりません。こういうことについて、式次第にある斉唱、国歌斉唱の斉唱、斉唱は校歌斉唱も使うんですけれども、斉唱という意味と修礼の意味、これはどういう意味があって、あえて式次第に書かれたとおりに話していないのか、それをお伺いしたいと思います。



○議長(河村忠治君) 教育長。



◎教育長(兵頭利彦君) 国歌斉唱、こういう式事、行事の進め方でございますけれども、基本的には、国側のほうは、こういう式事、行事には、国歌斉唱、国旗の掲揚だとか、そういうのが適切に行われているかということで書かれてございまして、あと式をどういうぐあいに運営するかということについては、それぞれの学校の判断ということになってございます。

 それで、言われるとおり、本町の学校、小・中合わせて6校ありますけれども、その学校の中には修礼という言葉を式辞の中に持たない学校もありますし、また、礼のみで終わっているところも実際ございます。また、国歌の場合には、国歌君が代という表現で式を進めているところも実際問題としてあります。これがいいのかどうかについては、いろいろ見解の分かれるところがあると思います。

 それで、最初に修礼と斉唱の意味でございますけれども、私どもこれ調べてわかったんですけれども、言われるとおり、修礼という言葉は、これは国語辞典に出てございません。それで、1995年以前の古い広辞苑には、修礼という言葉が出てございます。それとか大辞林にも出てございまして、そのとき出てくるのは、シュウライ、習う、礼という形で、習礼という言葉で書かれていることがございます。基本的に現在の修礼というのは、この辺から端を発してきている使われている用語ではないかと思ってございます。意味は、大儀の前に、その礼式を予行練習するということで書かれてございまして、学校のほうでは、「一同、礼」ということから始まっていくということで受けとめてございます。また、斉唱については、複数の人が伴奏を伴って同じ旋律で歌うということで進められてございます。

 修礼と斉唱については、以上のような考え方で学校のほうで取り組んでございます。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) 国歌斉唱と校歌斉唱、2つ必ず式次第には出てくるんです。これは次のところで質問するんですが、その違いもここであるのですが、これは私の提案なんですけれども、実際にないものを、しないことを式次第に書くのではなくて、実際に行われているように、もしそれが抵抗なければ、抵抗のない、例えば「礼」と書くとか、修礼とか国歌斉唱、国歌斉唱のとき、国歌君が代と言うんでしたらね、国歌、君が代と書いていいんじゃないかと思うんですね。それがなぜできないのか、これはずっと多分来ているはずなんです。

 こんなことを考えてみてわからないものですから、ネットで探していると、何か式事の次第をつくる、そういう辞典みたいなものがあるんですね、学校の中には。その中に、やはりこういう国歌斉唱とか流れがあるんです。それをずっときていると言えば、それきりかもしれませんが、それより現実に合った、大して意味のない言葉でしたら、子供たちによくわかるように、国歌斉唱と書いてあるのに、なんで国歌斉唱と読まないのか。修礼というのは、多分皆さんは、ドミソの和音だと僕はずっと思っていました。和音のことを、起立、礼、直れ、それが和音で示されるんですけれども、そのことを言うのかというと、そういう意味でもないようですし、わかりやすい言葉に儀式も変えていったらどうか、それは僕の提案なんですけれども、どうですか、これにこだわる必要がありますか。



○議長(河村忠治君) 教育長。



◎教育長(兵頭利彦君) 今の修礼だとか国歌、君が代の扱いですけれども、6校ありますけれども、これをこのとおり修礼を用いないで、礼だとか、国歌君が代という言い方をしているのは1校だけでございますので、ほかの学校はすべて式次第と司会の進行の表現が一致しているということでございますので、北海道も、この新しい学習指導要領が本格運用するまでに適正な扱いにしていきたいということでございますので、教育委員会としては、今までやってきていることを、やはり徹底されていないところについては、もう少し力強く学校のほうに指導の徹底をするように進めて努めてまいりたいと思っております。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) そういうご決意でしたら、そのようになされたらよいと思います。

 続いて、式の中での国歌斉唱と校歌斉唱の差ということなんですが、これは今話しましたが、国歌斉唱のときに子供たちがどれくらいの人数が歌うか、そういうことも見ております、このごろ気にしていますから。

 国歌斉唱のときには、半分以下か3分の1か、それくらいの子供たちが歌うんです、ある学校では。また、ある学校へ行くと、7割ぐらい歌っているのか、8割ぐらい歌っているのか、国歌斉唱でもそれぐらいの差があります。それで、校歌斉唱というとどうかというと、校歌斉唱のときには、歌わない人はいないんですね。先生も歌うんです。ですから、声の大きさも大きいし、歯切れもいい。

 そういうふうに、何かあれを見ていますと、国歌斉唱を見てみますと、何か子供たちに無理やりに押しつけているような、何かそういう気持ちもしております。でも、私は別に子供たちの心情はどういうものか聞いたことはありませんが、無理して歌えとは言えませんけれども、この違いは教育の中での指導の差があると思うんですね。指導の差がこういうふうになっていくと思うんです。この指導の差ということについて、お考えはありますかというか、指導の差があるからこういう結果になるとお認めになりますか、どうなんでしょうか、これは。



○議長(河村忠治君) 教育長。



◎教育長(兵頭利彦君) 校歌と国歌の歌い方、声の出し方に違いがあるのではないかということでございます。私どももそれぞれ卒入学式には学校に出向いて、そういう場面を体験しておりますけれども、私のそういう感じている中では、式事、行事で歌うのは卒業式と入学式が子供たちにとってはほとんどなのかなと、あと、校歌というのは、学校の中でも1年間に四、五回は少なくとも、卒業式を抜いても歌う機会が、学校によってはちょっと差がありますけれども、あるのかなと思っておりますので、そういう意味では使う場面とか、そういうこともある。それから、国歌については、そういう歴史的な旋律で歌われておりますけれども、校歌というのは、地域の自然だとか、そういう環境の中で子供たちが豊かに育ってほしいという励まし的な旋律もあって、元気よく聞こえるのかなということも感じております。

 こういった式に出ているときに、そういう見方で学校の式事を見ているという方もいるということも含めて、やはりこの辺の扱いについては、皆さん方がきちっとやっているなと思われるような形になるように、これからも学校と話しながら適切に進めていきたいと思っております。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) 国歌君が代について、こういうふうに話した人がいます。「あれは暗いからね」と、そういう一言、音階が暗いということなんですね。それが原因なのかなと思ったこともあるんですけれども、子供たちはそこまで、わからない何かがあるのかなと思っています。暗いと言えば暗いような、音階が暗いのかなというふうに思うところもありますが、そういうこともあるのかもしれませんけれども、でも歌唱の差は歴然としたものがあると思います。

 次に、終わりになりますが、戦争という仮想、思い込みというか、そういうものを想像しての国歌を結びつけていないか、それで指導の差が生まれてきたのではないか、そういうふうに思っていたわけですが、国民の大多数は君が代を国歌と受け入れていますし、これは法律で決まっております。しかし、議論や考え方には表裏が必ずあるように、肯定的意見には、事実上国歌として歌われてきた明治以来の伝統、それから政治的背景はないとかいろいろあります。

 中には、こういうふうに話す方がいます。君が代によって天皇への忠誠心を涵養する、これはちょっとこの人の考え方は違うかもしれません。いろいろネットを見ていますと、こういうこともありました。でも、中には反対の意見もあります。帝国時代の国家であり、歌詞は天皇崇拝の意味合いが深い、そして軍事主義を象徴している、こういう方もいます。僕が思っていた仮想の戦争、そういうことに思っている方もいるのかなというふうに思います。

 歌詞の解釈についてはいろいろありますが、解釈についてはいろいろ難解ですので、それは別としまして、戦後70年たっております。戦争をさせない、しないという、そういう子供たちに育てるとか、そういうことを考えると、広島、長崎、知覧、沖縄など、日本の南のほうで戦争の史跡が多いわけですが、これも歌っていれば、こういう戦争は起こさないというのではなく、もしああいう悲惨な場所を見ることによって、戦争を起こさない、そういうふうになっていくのかと僕は思っているんです。逆の考え方かなと、仮想という意味は、そういう逆の考え方で、戦争に結びつくという、そういう考え方なのですが、それより現実の姿を見たほうが、解釈不明な歌詞を理解するより、そういうほうが戦争を起こさない、そういうものにつながっていくような、私はそういうように思っております。

 戦争は、宗教や主義主張を超えて、貧困を超えれば戦争はなくなると個人的には思っております。人間はそんなにおろかではないと思っております。

 それで、子供のころから今まで歌ったことのない大人もいたことも聞きました。先ほど申しましたように、音階としては暗いと言われますが、日本調の歌だと思いますし、今まで話した戦争を仮想とする、こういう偏った指導というものは、私だけが思っているんでしょうか、これは私の勝手な思い込みかどうか、その辺もちょっとお伺いをしたいと思います。



○議長(河村忠治君) 教育長。



◎教育長(兵頭利彦君) なかなか難しいところもあると思います。この国歌君が代の扱いについては、これまでの一部の組合との話しの中では、やはりそういう戦争体験に基づくものだとか、皇国主義だとか、そういったことが背景にあって、子供も先生も、その思想信条の自由を侵害するというようなことがあって、その取り扱いが一部適正になされていなかったという経緯はやはりあると思います。ただ、学習指導要領に規定された、いずれの学年も歌えるように指導しなければならないということが書かれておりますし、毎年、それぞれの学年の教育課程の編成というのが学校で行われておりまして、どういう指導をするのかという時数の細分化された明確な計画も示されておりますので、そういう思想を持った方も中にはいるのかもしれませんけれども、事たび指導においては、やはりその指導計画に基づいて行われております。

 今回の質問がございまして、それぞれ各学校の指導計画を、改めてこの部分について見させていただきましたけれども、やはりそこには適正に4時間から、多いところでは11時間、ただこれは国歌だけでなくて、卒業式とか、そういう入学式の歌の練習も含めてのそういう指導というのが明確にされておりますので、そういうところから見れば、偏った指導がなされているということには決してなってはいないのではないかと判断しております。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) 今までも話しましたとおりに、ある学校では7割とか8割が国歌斉唱をしているわけですけれども、違う学校では半分いくのか、その程度ということには、やはり何かそこには疑問を感じるわけです。これからぜひ同じように、同じような教育とか指導の方法で偏らない、みんなが同じと思う、そういうものはないのは先ほど話したとおりですが、同じ教育方法でしていただきたいと思います。



○議長(河村忠治君) 答弁。

 教育長。



◎教育長(兵頭利彦君) 先ほど冒頭に申し上げましたように、北海道もこの点については、23年度をめがけて適正にしていくという指導方針がありますので、私のほうもそれに基づいて、各学校に適正に取り組むように指導してまいりたいと思います。また、それぞれ式に出るときは、いろんな町民の方がそういう目線で学校、先生を見ているということもつけ加えて指導の中で申し上げていきたいと思っております。



◆(海沼裕作君) 終わります。



○議長(河村忠治君) 以上で海沼議員の質問を終了いたします。

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△三國和江君



○議長(河村忠治君) 次に、三國議員。



◆(三國和江君) 第2回定例会一般質問通告によりまして、質問をさせていただきます。

 今回の質問は、女性特有のがん対策ということで、3つの質問をさせていただきます。

 まず、1つ目の質問は、町内で子宮頸がんで亡くなった女性はどのぐらいいるのか、また、女性特有のがんの中で、子宮頸がんだけではなく、どのぐらいの人数が10年間でいるのか、ちょっとその統計を教えていただきます。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 子宮頸がんについてのお尋ねということでございましたので、子宮頸がんに限って調べてまいりました。平成12年度から21年度の10カ年で、厚真町で子宮頸がんで亡くなった方というとらえ方でいけば3名ということでございます。年齢が、下は50歳代、そして85歳代、95歳以上という3名の方が、この10年間で子宮頸がんでお亡くなりになっております。



○議長(河村忠治君) 三國議員。



◆(三國和江君) 今の人数を聞きまして、本当に厚真町は少ないのかなと、それだけ検診がよくできているのかなと思います。

 私、今、思っておりますのは、がん対策の検診はもちろん、本当に厚真町はよくやっているなと思いますけれども、その中で、がん対策で指導、そしてケア、そういった中で、どういうふうに巡回というか、そういった方をケアしているのか、その点をちょっとお聞きしたい。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 本町の場合は検診活動に力を入れているということでございますので、基本的には早期発見というところに力を入れている。実際に早期発見された後、当然、町としては早期治療に結びつけるために医療機関にかかって治療することをお勧めする。その後の術後のフォローについては、ちょっと私そこまで詳しく聞いてございませんので、答えられる範疇で担当課長が答えます。



○議長(河村忠治君) 町民福祉課参事。



◎町民福祉課参事(長谷川栄治君) これらの各種検診において、何らかの傷病等が発見された場合には、もうその都度、当然のことながら本人への通知と病院への精密検査等、さらに精密検査の後、さらに治療等、手術等が必要となった場合には、当然そういう行為を行っていただき、その後の術後につきましても、うちの保健師のほうで訪問等を加えてケアをしていくというような状況で今行っております。



○議長(河村忠治君) 三國議員。



◆(三國和江君) 厚真町の場合は検診がとても立派だということを皆さんから聞いております。これからも巡回とケアと、よろしくお願いいたします。

 2つ目のワクチンなんですけれども、中学1年生から予防のワクチンをしたらどうですかということをちょっとお尋ねしたいんですけれども、今、全国で、1年間で、先ほどお話していましたけれども、子宮頸がんで発症する方は30代、40代から50代、昔は、何年か前なんですけれども、やはり9,500人ぐらいいたんです、発症。そのうち2,500人ぐらい亡くなっているんです。この1年間、2年間、3年間の間に、発症が1万5,000人が発症しているんです。そのうちの3,500人が亡くなっております。これはやはり亡くなっているのは20代から30代が一番亡くなる率が多いということで統計がとられております。

 予防法としては、予防のワクチンの注射、そして禁煙、そして野菜と果物の摂取や、そういったことが予防になるという説明を聞いております。防ぐことができる病気、町民の命、そして健康を守ることが最優先であると思いますけれども、町長はどう思いますか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) せっかくの機会ですので、今の子宮頸がんの状況、それから発生までのメカニズム等について、ちょっと前段説明させていただきたいと思います。

 今回の定例会に寄せられております陳情、要望の中にも、このワクチン接種に関する意見書というのがございまして、ここにも詳しく書かれておりますが、三國議員がおっしゃったように、年間約1万5,000人の人が発症して3,500人ほどの方々が亡くなっていると、しかも年齢的には20代、30代の女性が中心になっているということでございます。この事実だけをみますと、日本の少子化を迎えている時代にあって、非常に大きな損失だと、そのように思います。

 その原因でございますが、ヒトパピローマウイルス、HPVというふうに略称されますが、これの感染だということで、疫学的に実証されているということでございます。ヒトパピローマウイルスそのものは常在菌ということに近いものでございまして、多くの方が感染をする。ただ、あくまでもそれも一過性にすぎなくて、約90%の方は一、二年でその感染が改善されるということでございますが、ごく一部の方に、ハイリスク型のヒトパピローマウイルスの感染が持続してしまって、数年から十数年かけて前がん病変を経て子宮頸がんに至るということが発表されてございます。

 こういったものを実は予防できる方法が、今、発見されているということでございまして、それがそのワクチンでございます。この15種類の高リスク型のHPVのうち、さらにその16型、18型と言われている2種類の感染に対して非常に高い予防効果があると言われてございます。この16型、18型の2種類を予防することによって、子宮頸がんの約70%が予防できるというふうに言われております。そういう意味で、今、日本中で、この子宮頸がんの予防のためのワクチンを公費で接種すべきではないかという大きな流れができているということでございます。

 先日も厚真町内で、ある団体の方々が町民の署名を集めて、そして私のところへ来ております。ぜひ厚真町でも、このワクチンの助成について前向きに考えていただけないかということでございますし、ことしの22年度の当初予算が審議された予算特別委員会でも実はご提議されまして、その際には、町内の医療機関との懇談会の席でも、そろそろこの子宮頸がんの予防策としてワクチンについてこれから検討すべきではないかというご提言を受けたという説明もさせていただきました。そういう意味で、私どもも前向きに検討したいというふうに説明をさせていただいているところでございます。

 ただ、ではどういう方法が適切なのか、どういった機関でやるべきなのか、それから、どれほどの負担を求めるべきなのか、これからまだまだ詰めていかなければならない、そういった項目もございます。今いろいろと詰めている最中でございます。いろいろと医師の皆さんの見解としましては、なるべく早い時期に予防接種をして、そして免疫力の獲得率高いうちに接種すべきだと、それが実は、年齢的には、9歳から16歳までの間の女子に接種するのが一番効果が高いのではないかという見解がありまして、いろいろな団体から推奨されているというのが事実でございます。そういう意味で、三國議員のご指摘の中学校1年生、13歳もこの中に含まれるということでございます。

 それでも、まだ日本としては、目新しい対策ということもございますので、当然、義務教育の課程の年齢でもございます。教育関係者との当然協議も進めていかなければならないですし、金額が大体3回で合計5万円ぐらいかかるという高額なものでもございますので、いろいろな関係者、それからどの時点で接種するのがいいのか、先ほど言いましたように、集団接種にすべきなのか、任意接種で個別接種にすればいいのか、そういったことも含めて、総合的に判断をしたいなと、そのように考えてございます。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 三國議員。



◆(三國和江君) 中学生のワクチン、13歳からなんですけれども、本当は2007年に外国のほうでは、もう9歳から、もうそれは当たり前のように接種をしている。日本はワクチンをあれするまでには10年から20年かかると言われております。この際に、そういう形をとりまして、お願いしたいなと思っております。

 それでは、3番目に、公費で助成してはどうかということなんですけれども、先ほど町長が言われたように、昨年の12月に全国に先駆けて助成を実施表明したのは新潟県の魚沼市、あとはほとんど、東京の杉並区では中学1年生に入るときに、1年生に対して、中学進学お祝いワクチンという、そういうワクチンを3回に分けて、費用を全額助成しているという、半年間、これも先ほど町長が言われましたように、やはり4万円から5万円がかかる。各自治体にも広がります予防ワクチン、こういう公費の助成というのは、先ほど町長も言いましたけれども、先日予算委員会のとき、木戸議員と私が公費の助成ということで、こういうことで助成してくれと、そういうお話をさせていただきましたところ、副町長さんは、検討してみると、そういうお話をそのときいただいております。検討してみると言われてから3カ月たちます。本当は、私ここで言っていただきたいんですよ、助成に対して。助成しますよと、町長の口から言っていただければ、厚真の町は安泰ですよ、はっきり言って。やはり、土地に投資をするのではなく、命に投資をしてください。そういうことです。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 命を守るということは非常に大事なことだと思います。私たちの気持ちとしては、すぐにでも取り組みたい。ただ、日本のこの風土というのでしょうか、このワクチンそのものが去年の10月にやっと承認されたばかりということで、発売も12月に入ってからという。時代のスケールの感覚でいくと、ちょっと前にやっと日本で認められたものだということでございまして、なかなかそれぞれ皆さんにそれが当たり前のことだと浸透するまでに、やはり時間がかかるのかなと、そのように思いますし、本来であれば命を守るために必要な、しかも効果のあるワクチンでありますので、本来であれば、国が少子化対策としても、この女性の命を守るということは絶対条件でございますので、本来であれば国がもっと積極的にこれに取り組むべきだと、支援策も含めてそう考えるわけでございます。

 ただ、いつまで待てばいいのだということもありますし、待っているうちにそういった危険にさらされる方もどんどんふえますので、それぞれの自治体でできる範疇で取り組みが始まっているというのも現実でございます。本町としてもできる限り早く実施したい。ただ、そのためには関係機関、いろいろと説得して歩かなければならない、理解を求めなければなりません。そういった時間だけはいただきたいなと、そのように思っております。そんな遠くないうちに厚真町でも公費の助成を実施したいと、そのように考えておりますが、いつからできるかというところまでちょっと明言ができないのと、それから100%公費助成ができるのか、一部助成にとどまるのか、これについても今ここでは明言できません。ただ、できる限り早い時期に、ぜひ町として公費助成でこのワクチン接種について取り組みたいと、そのように申し上げたいと思います。



○議長(河村忠治君) 三國議員。



◆(三國和江君) 町長のそういうお話を聞きまして安心しましたけれども、それはいつできるかわからないという、そういう明言は私はちょっと、3カ月も前にそれは予算委員会で言っているんですから、それは普通だったらもうここで公費でやりますよと、女性の皆さん、安心してワクチンを受けてくださいよと、町長の口から言っていただければ、私すぐやめますよ。質問やめます、本当に。いつ全額助成できるかとか、いつになってから関係医療機関にどうこうというのは、ちょっとそれは答弁としては私は聞かれませんね。ですから、ここで全額助成という、そういう前向きな姿勢でいていただきたいという、私の質問の、そういうことでやっていただきたい、そういうことでどうでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 三國議員の非常に熱心なご提言は本当に真摯に承りたいと思います。なるべく早いうちに公費助成の上、ワクチン接種に取り組んでまいりたいと思いますが、申しわけございませんが、まだ教育関係者との協議も調っておりませんし、医療機関との協議もまだ完全に調ってございませんので、その辺早急に詰めさせていただいて、早いうちにそのご提言に沿えるようにしてまいりたいと、そのように思います。

 以上です。



○議長(河村忠治君) 三國議員。



◆(三國和江君) 私も最後に一言言わせていただいて、質問を終わらせたいと思います。

 本当に女性のだれもが平等に予防接種を受けられる、公費助成が町民の生活にできるような、そういうような景気だとか経済だとか、そういった命を守る町の取り組みをお願いしたいなと思いまして、私の質問を終わらせていただきます。



○議長(河村忠治君) 以上で三國議員の質問を終了いたします。

 ここで休憩いたします。

 再開、1時55分。



△休憩 午後1時43分



△再開 午後1時55分



○議長(河村忠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△提案理由の説明



○議長(河村忠治君) 日程第7、提案理由の説明を求めます。

 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 本日ご提案申し上げる案件は、議案14件、承認1件、報告5件であります。

 議案第1号 厚真町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について。

 議案第2号 厚真町職員の育児休業等に関する条例の一部改正について。

 以上2件につきましては、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部改正及び地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正により、育児休業をすることができる職員の改正等が行われたことから、関連する2つの条例の一部を改正しようとするものであります。

 議案第3号 厚真町国民健康保険条例等の一部改正について。

 国民健康保険施行令の一部改正等により、保険料率、賦課限度額の改正が行われたことから、関連する厚真町国民健康保険条例等の一部を改正しようとするものであります。

 議案第4号 厚真町環境保全林条例の一部改正について。

 公共事業の用に供するため、新町、豊沢及び宇隆地区環境保全林の面積からフォーラムビレッジ宅地開発区域20万5,440平方メートルを減ずるのに伴い、厚真町環境保全林条例の一部を改正しようとするものであります。

 議案第5号 厚真町地域情報通信基盤整備工事(IRU)請負契約の締結について。

 公募型プロポーザル方式による選考の結果、つうけん・NTT東日本特定建設共同企業体と随意契約を締結することについて、厚真町議会の議決に付すべき契約等に関する条例に基づき、議決をいただこうとするものであります。

 議案第6号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について。

 農道保全対策事業(町道厚南開拓線)について、鯉沼地区辺地対策事業として実施するため北海道知事と協議を進めてまいりましたが、協議が調いましたので、辺地に係る公共的施設の総合計画を策定しようとするものであります。

 議案第7号 北海道市町村総合事務組合規約の一部変更について。

 議案第8号 北海道市町村職員退職手当組合規約の一部変更について。

 議案第9号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の一部変更について。

 議案第10号 北海道市町村備荒資金組合規約の一部変更について。

 以上4件につきましては、平成22年4月1日に北海道総合振興局及び振興局の設置に関する条例が施行され、各支庁が総合振興局及び振興局に変更になったことから、関連する各事務組合規約の一部を変更しようとするものであります。

 議案第11号 平成22年度厚真町一般会計補正予算について。

 今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,038万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を64億5,261万9,000円とするものであります。

 歳出における補正の主な内容につきましては、総務費では、財政調整基金積立金の追加、民生費では、認知症対応型共同生活介護施設整備事業費及び総合福祉センター整備事業費などの追加、労働費では、緊急雇用創出推進事業費として、研修農場構想基礎調査費及びアライグマ捕獲・生息調査費などの追加、農林水産業費では、経営体育成事業費及び農道保全対策事業費の追加、土木費では、町道新町美里線道路整備事業費の追加、教育費では、特別支援教育支援員配置事業費及び埋蔵文化財発掘事業費などの追加、給与費では、職員の退職に伴う給料費及び職員手当等費などの減額であります。

 この補正の財源として、国庫支出金等の特定財源で1億1,976万9,000円、繰越金の一般財源で61万7,000円と見積もり、収支のバランスをとったところであります。

 議案第12号 平成22年度厚真町国民健康保険事業特別会計補正予算について。

 今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ142万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を6億9,832万8,000円とするものであります。

 歳出における補正の内容は、一般管理事業において非自発的失業者保険料軽減システム改修委託料の追加であります。

 この補正の財源として、国庫支出金等の特定財源で142万8,000円と見積もり、収支のバランスをとったところであります。

 議案第13号 平成22年度厚真町介護保険事業特別会計補正予算について。

 今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,201万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を4億2,771万8,000円とするものであります。

 歳出における補正の内容は、諸支出金において国庫支出金等過年度分返還金等の追加であります。

 この補正の財源として、基金繰入金の特定財源で1,201万8,000円と見積もり、収支のバランスをとったところであります。

 議案第14号 平成22年度厚真町公共下水道事業特別会計補正予算について。

 今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ210万円を追加し、歳入歳出予算の総額を1億8,740万円とするものであります。

 歳出における補正の内容は、下水道施設建設事業において京町地区の下水道管渠工事費の追加であります。

 この補正の財源として、地方債等の特定財源で210万円と見積もり、収支のバランスをとったところであります。

 承認第1号 専決処分(平成21年度厚真町一般会計補正予算)について。

 道営圃場整備事業等における財源更正に急を要したため、平成21年度厚真町一般会計補正予算を専決処分したので、報告し承認を得ようとするものであります。

 報告第1号 厚真町土地開発公社の業務等の報告について。

 厚真町土地開発公社から経営状況に関する報告を受けたので、地方自治法の規定に基づき議会に報告するものであります。

 報告第2号 厚真町情報公開条例及び厚真町個人情報保護条例の運用状況の報告について。

 本町における情報公開及び個人情報保護制度の運用状況について、条例の規定に基づき議会に報告するものであります。

 報告第3号 予算(平成21年度厚真町一般会計)の繰越について。

 平成21年度の厚真町一般会計の繰越明許費について、繰越計算書のとおり繰り越したので、地方自治法施行令の規定に基づき報告するものであります。

 報告第4号 予算(平成21年度厚真町簡易水道事業特別会計)の繰越について。

 平成21年度の厚真町簡易水道事業特別会計の繰越明許費について、繰越計算書のとおり繰り越しをしたので、地方自治法施行令の規定に基づき報告するものであります。

 報告第5号 予算(平成21年度厚真町公共下水道事業特別会計)の繰越について。

 平成21年度の厚真町公共下水道事業特別会計の繰越明許費について、繰越計算書のとおり繰り越ししたので、地方自治法施行令の規定に基づき報告するものであります。

 以上が、本日ご提案申し上げております議案の提案理由であります。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

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△議案第1号及び議案第2号の一括上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(河村忠治君) 日程第8、議案第1号 厚真町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正及び議案第2号 厚真町職員の育児休業等に関する条例の一部改正を一括して議題といたします。

 本案について説明を求めます。

 総務課長。



◎総務課長(近藤泰行君) (議案書及び資料により説明)



○議長(河村忠治君) 説明が終わりましたので、議案第1号及び議案第2号に対する質疑を許します。

 質疑ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第1号に対する討論に入ります。

 討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 討論なしと認めます。

 それでは、議案第1号について起立により採決いたします。

 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(河村忠治君) 起立全員であります。

 したがって、議案第1号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第2号に対する討論に入ります。

 討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 討論なしと認めます。

 それでは、議案第2号について起立により採決いたします。

 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(河村忠治君) 起立全員であります。

 したがって、議案第2号は原案のとおり可決されました。

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△議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(河村忠治君) 日程第9、議案第3号 厚真町国民健康保険条例等の一部改正を議題といたします。

 本案について説明を求めます。

 町民福祉課参事。



◎町民福祉課参事(長谷川栄治君) (議案書及び資料により説明)



○議長(河村忠治君) 説明が終わりましたので、これより議案第3号に対する質疑を許します。

 質疑ありませんか。

 米田議員。



◆(米田俊之君) この改正によって保険料が実際に、どういう層がどのような形に変わっていくのか。例えば、値下がりするというのか、保険料が下がる、それから保険料が上がると、その辺の詳細をもう少し説明願いたいと思います。



○議長(河村忠治君) 町民福祉課参事。



◎町民福祉課参事(長谷川栄治君) 説明資料の11ページ、12ページをお開きください。

 この中で、まず1番目の改正内容でございます、保険料率の関係でございます。これにつきましては、所得割、従来60%から所得割50%に配分を変えております。これによって、所得を基準とした算定方法が10%ほど全体の賦課額を下回ることになりますので、この分が応益負担ということで、被保険者の均等割、世帯別平等割、こちらのほうに配分が移行されております。これに伴って、所得が特別大きかった方、高額な方については、今までこちらのほうの所得のほうの負担で保険料をお支払いいただいていたんですが、これにつきましては、今後1世帯当たり、それと1人当たり、この分が配分がふえましたので、これが中間所得層などにもこれらの配分が偏りますので、中間所得層につきましては、この分については若干の値上げということになるかと思われます。

 次に、賦課限度額でございますが、これにつきましては、一般医療給付分、これが47万円から50万円、後期高齢者支援金分、これが12万円から13万円となります。これにつきましては、先ほどと反対にということではないんですが、所得の多い人に負担を少し多くしていただきたいと、中間所得層、低所得層の緩和措置として、所得の多い人に若干負担をお願いするということで、こういう改正をしておりますので、これにつきましては、先ほどと逆に、所得の多い方に負担がいきますので、この分が約4万円になりますが、この分が負担が増となります。では、これがそのまま中間所得層、低所得層にはね返るかというと、これは先ほどの関係もございまして、特別これによって減額とはなりませんが、緩和策にはなるかと思われます。

 3点目の軽減割合でございます。これにつきましては、従来の6割、4割軽減というものがございました。これは1世帯当たり、1人当たりの保険料を軽減するものでございます。これにつきまして、同じ条件で6割軽減だったものを7割軽減、4割軽減であったものが5割軽減、さらに2割軽減ということで制度の設定されておりまして、これらにつきましては、中間所得層、低所得層、これらの方がかなり救済されるものというふうに考えております。

 これらの3点が全部重なり合いますと、おおむね中間所得層、低所得層、特に低所得層のほうは軽減が図られるというふうに考えております。あと、高所得層につきましては、限度額が上がっているということと所得の配分が60から50になっていること、これらの関係がございますが、これらにつきましては被保者数全員の所得等を計算しまして、じゃ、所得超え、50万円超えが幾らいるのか、あと、この軽減の該当者が幾らいるのか、何ぼの金額が要するに取れないものとして算定されるのか、その辺の算定を実際計算にしてみなければはっきりと、この方は去年と同じ所得だけれどもと言われても、上がるか下がるかというところまで今の段階で申し上げることはできませんが、おおむね中間、低所得者はこれによって軽減されるものと考えております。



○議長(河村忠治君) 米田議員。



◆(米田俊之君) それで、国保会計は、これは実際どうなってくるか、例えば昨年と比べて、この改正によって、どう。



○議長(河村忠治君) 町民福祉課参事。



◎町民福祉課参事(長谷川栄治君) 会計というか予算になりますと、軽減世帯がこれによってかなりふえるかというふうに想定されます。あと、非自発的失業者の関係もございますので、従来、フルに計算してとれる額からこの軽減などの世帯を除くと、取れない保険料というのが算出されます。これらにつきましては、国等からの補助金、交付金等で一部補われる点もございます。そういうものも計算しまして、これは春の予特のときにもご説明しましたが、これらによって、おおよそ改正前の保険料と比較しますと、7,000万円程度賦課総額が減額になるのではないかというように試算しております。これにつきましても、実際に計算してみなければ正式な数字は出ませんけれども、おおむね、春の段階の試算では7,000万円ぐらい賦課総額が減額になるというふうに見込んでおります。



○議長(河村忠治君) ほかに。

 下司議員。



◆(下司義之君) 先ほど説明の中で、応能負担と応益負担が国のほうで50%だということだったと思うんですが、今、これ60%、40%なんですが、これを50%に持っていくということなんでしょうか。



○議長(河村忠治君) 町民福祉課参事。



◎町民福祉課参事(長谷川栄治君) 厚真町のこの応能、応益につきましては、長く70対30ということで、7割、3割というものが今まで使われてきております。今回、この軽減割合がふえた、要するに6割軽減、4割軽減が7割、5割、2割、こういうふうに、低所得者への保護が厚くなったという、この辺等もございまして、今回、7割から6割に下げております。今回は、こういうようなほかの要件などで被保険者に過重な、重い負担がかからないようなときに、こういう平準化に向けた措置を今後もとっていきたいというように考えております。そういうことから、今現在、今後何年以内に50・50にするというような、そういうような今のところの計画はございません。



○議長(河村忠治君) ほかに。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 以上で質疑を終わります。

 次に、議案第3号に対する討論に入ります。

 討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 討論なしと認めます。

 それでは、議案第3号について起立により採決いたします。

 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(河村忠治君) 起立全員であります。

 したがって、議案第3号は原案のとおり可決されました。

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△議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(河村忠治君) 日程第10、議案第4号 厚真町環境保全林条例の一部改正を議題といたします。

 本案について説明を求めます。

 産業経済課長。



◎産業経済課長(中川信行君) (議案書及び資料により説明)



○議長(河村忠治君) 説明が終わりましたので、議案第4号に対する質疑を許します。

 木村議員。



◆(木村幸一君) この環境保全林の一部を改正することによって、これ、たしか環境保全林買うとき、道から起債か何かで金借り、返還が金額は幾らぐらいになりますか。



○議長(河村忠治君) 総務課参事。



◎総務課参事(橋本欣哉君) 環境保全林の一部解除に伴う地方債の繰上償還金でございますが、当初予算で7,162万5,000円計上してございます。



○議長(河村忠治君) よろしいですか。

 ほかに。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 以上で質疑を終わります。

 次に、議案第4号に対する討論に入ります。

 討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 討論なしと認めます。

 それでは、議案第4号について起立により採決いたします。

 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(河村忠治君) 起立全員であります。

 したがって、議案第4号は原案のとおり可決されました。

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△議案第7号ないし議案第10号の一括上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(河村忠治君) 日程第11、議案第7号 北海道市町村総合事務組合規約の一部変更、議案第8号 北海道市町村職員退職手当組合規約の一部変更、議案第9号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の一部変更及び議案第10号 北海道市町村備荒資金組合規約の一部変更を一括して議題といたします。

 本案について説明を求めます。

 総務課長。



◎総務課長(近藤泰行君) (議案書及び資料により説明)



○議長(河村忠治君) 説明が終わりましたので、これより4議案に対する質疑を許します。

 質疑ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 質疑なしと認めます。

 次に、討論に入ります。

 最初に、議案第7号に対しての討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 討論なしと認めます。

 それでは、議案第7号について起立により採決いたします。

 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(河村忠治君) 起立全員であります。

 したがって、議案第7号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第8号に対する討論に入ります。

 討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 討論なしと認めます。

 それでは、議案第8号について起立により採決いたします。

 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(河村忠治君) 起立全員であります。

 したがって、議案第8号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第9号に対する討論に入ります。

 討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 討論なしと認めます。

 それでは、議案第9号について起立により採決いたします。

 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(河村忠治君) 起立全員であります。

 したがって、議案第9号は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第10号に対する討論に入ります。

 討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 討論なしと認めます。

 それでは、議案第10号について起立により採決いたします。

 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(河村忠治君) 起立全員であります。

 したがって、議案第10号は原案のとおり可決されました。

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△議案第5号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(河村忠治君) 日程第12、議案第5号 厚真町地域情報通信基盤整備工事(IRU)請負契約の締結を議題といたします。

 本案について説明を求めます。

 まちづくり推進課長。



◎まちづくり推進課長(小松豊直君) (議案書及び資料により説明)



○議長(河村忠治君) 説明が終わりましたので、議案第5号に対する質疑を許します。

 質疑ありませんか。

 下司議員。



◆(下司義之君) このIRUなんですけれども、サービス提供までの何か手続というのは今後あるんでしょうか。工事が完成した時点でサービスが開始されるという解釈でよろしいんですか。



○議長(河村忠治君) まちづくり推進課長。



◎まちづくり推進課長(小松豊直君) 今回の公募型プロポーザルは、サービスと工事は一体的でございますので、当然、サービスとともに提案を受けてございます。今回の契約議決については工事部分ということで、サービス内容は表に出てきておりませんが、これは工事が終わり次第サービスを行うということでなっております。ただ、詳しいサービス時期等については、工事の進捗状況等により変わってまいりますので、ある程度サービス開始時期が決まりましたら、事前にその地域の方々に説明、その他の方法でサービスの内容について説明する予定でございます。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) 初めて聞くような言葉が多いんですけれども、なぜそのプロポーザル方式になったのかということと、1社しか応募がなかったんですが、なぜ1社だったと考えるか、この2点お願いします。



○議長(河村忠治君) まちづくり推進課長。



◎まちづくり推進課長(小松豊直君) 今回はサービスあっての工事でございますので、たまたまこういった地方部はNTT東日本のフレッツADSLとか光サービスとか、NTT東日本がほとんど地方部のサービスを行っております。ただ、都会においてはKDDIとかソフトバンクとかケーブルテレビ、これらがございます。これらの通信サービス提供事業者、公共団体が施設を整備します。その後、サービスどなたかやっていただけませんかというのは、もう全国的にこの方法をとっているところでありまして、こういった地方部においては、現実的には、そういったほかの会社の方の応募がなかったということになってございます。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) 随意契約ですが、そこの会社しかできないというものは、その会社にお願いするという制度は随意契約の一つにあるんですけれども、その工事の中を分けるということもできるんですよ。この工事はどこ、例えば公営住宅のときにもいろんな、本当は公営住宅1つつくるんですけれども、設備とか本体とか、これもそういうふうに随意契約の部分を小さくすることはできなかったかどうか、あとは競争にする、そういうことはできなかったのかどうか、そういうことを考えなかったかどうか。



○議長(河村忠治君) まちづくり推進課長。



◎まちづくり推進課長(小松豊直君) なぜサービスと工事を一緒に出したかといいますと、サービスの内容によって工事内容が変わってまいります。例えば、今回の場合ですけれども、NTT東日本のサービスを提供するにはNTT東日本の指定業者が行わなければならないということで、ここはこういった形でセットになって出てきております。

 それと、この一連については、今回、この補助事業は昨年の公共投資臨時交付金というものを使いまして、全国的な情報網の整備というものを国が推進して行っているところです。今回、道内でも59カ所は厚真町と同じようなIRU形式の整備を今現在行っているところで、これらのやり方として一つの基準が示されております。これが今回やっております形の、サービス事業者と施工業者をワンセットとして公募をかけて、そしてその中から選考してという形になってございまして、そのようなこともございまして、結果として1社選考した中での随意契約というようになってございます。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) 随意契約と予定価格は一致するものかと思ったんですけれども、これなぜ一致しないんですか。



○議長(河村忠治君) まちづくり推進課長。



◎まちづくり推進課長(小松豊直君) これは企画提案ということで、公募によって企画提案、設計の応募をいただいたわけではなくて、こういった工事をこれぐらいの金額でもって行いますよ、そして、サービス内容はこうですよという提案をいただいております。その中で1社を選考し、その1社に優先交渉権を与えて、それから実際の工事費用というものを積算して入札していただくことになりますので、そういったことで金額が変わってきております。



○議長(河村忠治君) ほかに。

 下司議員。



◆(下司義之君) この維持管理の随意契約なんですけれども、これは見直しの時期というのは来ないんでしょうか。というのは、維持管理を地元の業者ができるような技術的な能力というか、そういったものを育成できないかということなんですが。



○議長(河村忠治君) まちづくり推進課長。



◎まちづくり推進課長(小松豊直君) 今回のプロポーザルの中にも、地元業者との関係をどうするんだという項目を入れて審査しております。この中で、同じ企業体の中には入ってございませんけれども、工事の中で手伝っていただきたい、そして、その中である程度の技術移転というものを行って、今、下司議員がおっしゃられるとおり、将来の維持管理をやっていただけるようなところまでいきたいという提案は受けてございます。



○議長(河村忠治君) ほかに。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 以上で質疑を終わります。

 次に、議案第5号に対する討論に入ります。

 討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 討論なしと認めます。

 それでは、議案第5号について起立により採決いたします。

 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(河村忠治君) 起立全員であります。

 したがって、議案第5号は原案のとおり可決されました。

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△議案第6号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(河村忠治君) 日程第13、議案第6号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定を議題といたします。

 本案について説明を求めます。

 総務課参事。



◎総務課参事(橋本欣哉君) (議案書により説明)



○議長(河村忠治君) 説明が終わりましたので、議案第6号に対する質疑を許します。

 質疑ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 質疑なしと認めます。

 次に、議案第6号に対する討論に入ります。

 討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 討論なしと認めます。

 それでは、議案第6号について起立により採決いたします。

 本案について原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(河村忠治君) 起立全員であります。

 したがって、議案第6号は原案のとおり可決されました。

 ここで休憩をいたします。

 再開、3時20分。



△休憩 午後3時05分



△再開 午後3時20分



○議長(河村忠治君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△承認第1号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(河村忠治君) 日程第14、承認第1号 専決処分(平成21年度厚真町一般会計補正予算)の承認を議題といたします。

 本案について説明を求めます。

 総務課参事。



◎総務課参事(橋本欣哉君) (議案書により説明)



○議長(河村忠治君) 説明が終わりましたので、承認第1号に対する質疑を許します。

 質疑ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 質疑なしと認めます。

 次に、承認第1号に対する討論に入ります。

 討論ありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 討論なしと認めます。

 それでは、承認第1号について起立により採決いたします。

 本案について報告のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。

          〔起立全員〕



○議長(河村忠治君) 起立全員であります。

 したがって、承認第1号は報告のとおり承認することに決定いたしました。

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△議案第11号の上程、説明、質疑



○議長(河村忠治君) 日程第15、議案第11号 平成22年度厚真町一般会計補正予算を議題といたします。

 本案について説明を求めます。

 総務課参事。



◎総務課参事(橋本欣哉君) (議案書により説明)



○議長(河村忠治君) 続いて、補足説明を求めます。

 最初に、町民福祉課長。



◎町民福祉課長(加藤恒光君) (資料により説明)



○議長(河村忠治君) 次に、産業経済課長。



◎産業経済課長(中川信行君) (資料により説明)



○議長(河村忠治君) 次に、建設課長。



◎建設課長(堀武志君) (資料により説明)



○議長(河村忠治君) 次に、生涯学習課参事。



◎生涯学習課参事(佐藤照美君) (資料により説明)



○議長(河村忠治君) 説明が終わりましたので、議案第11号に対する質疑を許します。

 質疑ありませんか。

 今村議員。



◆(今村昭一君) まず、本命はちょっと置いておきまして、21ページ認知症云々の、建設場所はまだ確定していないんだということでありますが、あえて確定していないのであれば、どう言ったらいいかな、敷地、後ろのほう……

          〔「場所決まっている」と呼ぶ者あり〕



◆(今村昭一君) 場所決まっている、じゃ、何でこんな後ろあけたのかな。玄関の場所と反対の側のほうに多くあいている。いや、車云々ということを考えると、主たる玄関のほうが多くあるべきで、その後ろのほうにスペースが余計あるという理由は何なのかなと、これはちょっと修正が必要でないかなと気がまずいたします。

 それから、同じく児童会館の整備事業で耐震改修設計委託料がありますけれども、これにあわせて、学童保育の場所ということになっておりまして、耐震に抱き合わせて壁とか、子供らがボールを蹴ったりなんだりしても壊れないような壁にするとか、換気扇もボールがぶつかったかなんだか、換気扇の羽根も壊れています。それから、そういうもろもろのものが当たっても大丈夫なような、何か網、かごをつけるとかなんとか、いずれにしても単なる会議場ではありませんから、もろもろそういうボール等が飛んでいっても大丈夫なようなものにするということも、あわせてこの設計を頼むときに、いや、担当が違うからだめなのかどうかしれませんけれども、いずれにしても何かそういうことをやられたほうがいいんじゃないかという気がいたしますが。



○議長(河村忠治君) 町民福祉課長。



◎町民福祉課長(加藤恒光君) グループホームの設置箇所でございますが、60ページでございます。この図面で配置されている部分が京町34番地の1のところでございます。先ほど私申し上げましたのは、この配置位置が正確なものではないと、大まかにこの程度ということになっているようでございます。

 このあいている部分でございますが、今のところ、あいている部分に事務所があります。それは、当分の間、NPOの事務所として利用するということで事務所を建設しております。建設というか、事務所を配置しております。将来的にこのグループホームの下のほうにグループリビングも設置したいと、こういうことでございます。この上のあいている部分は、そういう事業が全部終わった段階で、事務所はそのグループリビングのほうに移しまして、この部分をグループホームの畑等に活用したいという、そういう計画のようでございますが、そういう部分で、このグループホームがもう少し上のほうに配置していただければいいのかなというふうには思っておりますので、その辺はまた今後NPOのほうと調整をしていきたいというように考えております。



○議長(河村忠治君) 副町長。



◎副町長(古川元三君) 児童会館の耐震改修の中でのご質問でございますが、これから実施設計でございますので、予算の範囲内で、失礼しました、これから設計でございますので、そういったことを十分考慮して実施設計を組んでまいりたいというふうに考えてございます。



○議長(河村忠治君) ほかに。

 下司議員。



◆(下司義之君) 別冊1の18ページですが、地域振興基金繰入金の使途なんですけれども、どこに使われるのかということなんですが、2,000万円については説明があったと思うんですが、151万6,000円。



○議長(河村忠治君) 総務課参事。



◎総務課参事(橋本欣哉君) 18ページの地域振興基金でございます。2,151万6,000円のうちの151万6,000円でございますが、23ページの下のほうに雇用創出事業151万6,000円とございますが、先ほど説明の中で、国における21年度の生活防衛のための緊急対策として地方交付税に創設された部分でございますが、これが5,100万円です。それを地域振興基金に積み立ててございます。その地域振興基金から繰り入れるということでございます。高齢者世帯食材提供サービス事業補助金151万6,000円というのは、その地域振興基金からの繰り入れでございます。



○議長(河村忠治君) ほかに。

 木本議員。



◆(木本清登君) 今のやつなんですけれども、説明資料の61ページ、食材提供サービス事業の事業内容なんですけれども、(1)に販売とあるんですよね、これ販売ということは、販売するのか、それとも、ただ買い物を頼まれたものを町内から買って、買い物を手伝いすることなのか、それとも、NPOで販売するのか、その辺をちょっとお願いします。



○議長(河村忠治君) 町民福祉課長。



◎町民福祉課長(加藤恒光君) 軽トラックでございますので、たくさんは積めませんけれども、日用品程度あるいは牛乳ですとか、卵ですとか、豆腐ですとか、そういう食品等を、この軽トラック、保冷庫に積んで、販売をする目的で高齢者宅を訪問すると……

          〔「販売をする」と呼ぶ者あり〕



◎町民福祉課長(加藤恒光君) そうです。



○議長(河村忠治君) 木本議員。



◆(木本清登君) 販売ということは、これ民業圧迫にならないんですか。地元の商店街に対して、こういう商店でも同じような企画を、今、後継者なんか来ているし、売り上げ少ないからといって考えるんですよね、同じようなことは。ただ、どうしてもイニシャルコストだとか費用対効果考えると、どうしても断念してしまうんです。それなのにこういうのが出てくると、助成もらうんでしたらきっと、別にNPOでなくても乗ったと思うんですよね。その辺は公平性に欠けていないのかどうか。



○議長(河村忠治君) 町民福祉課長。



◎町民福祉課長(加藤恒光君) 確かに民業圧迫という部分では幾らかはあるのかもしれませんが、ただ、これで大きな利益で上がるというような事業ではございませんので、あくまでもお年寄りの方の、本当に日用雑貨の部分で必要とする部分のみを1週間に1回、そのお宅を訪問して、生活用品の販売プラスお年寄りの安否確認ですとか健康チェック、あるいは一般生活の便利屋的なもの、例えば蛍光灯が切れているから蛍光灯取りかえてほしいとか、そういう部分で、高齢者の福祉の部分を、この事業をやる中で担っていきたいということでございますので、そういう部分でのご理解をいただきたいというふうに思います。



○議長(河村忠治君) 木本議員。



◆(木本清登君) 先ほどの説明で商工会と協議するとあったので、ああそうかなと思ったんです、初めは、いいように、だけれども販売ですとなったので、それでしたら公平性に欠けているし、もしこういう助成があるんでしたら、商工会ででも上げて公募するのが常識でなかったのか、どうなんですか。1つに偏った助成してもどんなもんですか、その辺は。



○議長(河村忠治君) 副町長。



◎副町長(古川元三君) お尋ねの件でございますが、民業圧迫でないかというお尋ねがございます。公平性に欠けるのではないかというご指摘でございますが、まず、そもそもこれは民でございますので、官が直接やるということではございません。補助はしているのは事実でございます。その補助の考え方についてちょっとご説明をさせていただきたいと思います。

 4つあると思います。まず1つは、いわゆるここに書いてございますように、事業名が物語っておりますように、いわゆる買い物難民対策ということがまず1つでございます。

 それからもう一つ、2点目は、これはここにも書いてございます、食材販売にあわせて安否確認、健康チェックを行うということでございまして、見守り隊といいますか、そういったことの役割を担っていただくということでございます。

 それからもう一つは、3点目は雇用の創出を図ろうという、これは予算書を見ていただくとわかると思いますが、労働費の中に組んでいるところがそういうことでございまして、雇用の創出を図ろうとしていることでございまして、先ほど橋本参事が申し上げましたように、平成21年度の生活防衛のための緊急対策として地方交付税に創設された地域雇用創出推進費、これは振興基金に積んであった分でございますが、それの活用ということでございまして、国も道も昨今の経済状況を踏まえまして、より積極的な雇用対策を打ち出しておりまして、この事業も、先ほど申し上げましたその交付税に盛り込まれたものでございまして、未来永劫というふうには考えてございません、当然。NPOのほうからも3年程度という要望が出されておりますので、その状況を見ながら、この辺をめどに考えてみたいというふうに思ってございます。

 それともう一点、最後でございますが、これは営業活動というふうにされておりますが、特定非営利法人が行う事業であるということも1つ重要な要素になろうかと思います。ご承知のとおり、NPOにつきましては、団体の構成員に収益を分配せず、主たる事業活動に充てることということでございますので、そういったことも加味いたしまして補助をしようとするものでございます。

 本業の傍らボランティア的なことをやるというケースは、郵便局なんかもあろうかと思います。郵便局ですと業務基盤でありますとか、経営基盤が盤石なものを持っていますので、それは特に補助金的なものなくても、そういったことをされているようでありますが、そういった基盤がないNPO等がこうした福祉活動の一環としてもなされるということに対しましては、ある一定の支援をすることも雇用対策としても、そういう面から見ても交付金の趣旨から見ても適当ではないかという判断をしたものでございます。



○議長(河村忠治君) 木本議員。



◆(木本清登君) ということは、福祉というのかな、ボランティアというのかな、そういう名前をかりれば、今まである地元の商店をつぶしてでもそういうのに助成するということですか、行政は。



○議長(河村忠治君) 副町長。



◎副町長(古川元三君) 私、先ほど4つ申し上げておりますように、今の4つの条件が同じような条件となった場合には、個々別々にまた判断をさせていただくことになろうかと思います。どんな形態で出てくるのかちょっとわからない状況では、明確な答弁を控えさせていただきたいと思います。



○議長(河村忠治君) 木本議員。



◆(木本清登君) それでは、同様な企画がもしも地元商店街とかから提案された場合、やっぱり同様な助成とかは考えるのか。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) この種の補助金なんでございますが、先ほど一般質問でもお答えしたとおり、こちらのほうですべていろんなサービスの担い手、新しい公共のサービスの担い手に対して、この程度の支援をしますのでぜひ応募してくださいという、こちらのほうがそういう事業の制度設計をして参加を募るケースと、それから、そういう形ではなくて、それぞれ起業したい、もしくはボランティア活動したい、いろんな事業を展開するに当たって、提案型で足りない分、それから初期リスクを分散したいがために町のほうに助成を求めるケース、いろんなケースがあると思います。

 今回のケースについては、今、副町長が話したように、このごろの買い物難民等々の、地域でひとり暮らしされるお年寄りの方々に安心して住んでいただくために福祉サービスとして展開したいという提案があったと、その提案と私どもが今の経済情勢の中で雇用創出をしたいという思いと、ちょうどマッチをしたということでございます。その際に、町内の商工会の皆さんから私たちもしたいんだという、これまでにそういった提案があったわけではないということを、まずご承知いただきたいと思います。木本議員の場合は、そういう情報を今持ち得ていたような質問はされていますが、残念ながら厚真町役場のほうには、商工会でこういう事業をしたいので、ぜひ足りない分を補ってくれないかという提案はなかったということでございます。そういった中で、こういう私たちの期待しているものとNPO法人が考えていた事業展開とがマッチをしたために、初期的な経費に対して補助を決断させていただいたというところでございます。

 それ以外の事業についても、これからいろんな提案があった場合に、もちろんどこまで対応できるか、それは公益性だとか地域の活性化、福祉的な事業であればどの程度のニーズがあるのか、それによって地域の方々の生活満足度が上がるのかという、今後具体的に審査は必要だと思います。また、それとは別に、町のほうで新たな公共の担い手を探すというケースも、これは出てくると思います。それが、例えば、話はずれるかもしれませんが、学校の跡地の再利用について、じゃ、私たちがある程度支援をするという制度設計をして募集するということもあり得るということなので、これがこうだから、この次はそうしてはならないという展開は、ぜひここで避けたいなと、そのように思います。



○議長(河村忠治君) 木本議員。



◆(木本清登君) 180度変わりました。さっき事業内容の中で商工会と協議するとありました。どんなことを協議しようとしているのか。



○議長(河村忠治君) 町民福祉課長。



◎町民福祉課長(加藤恒光君) 先ほど私申し上げましたが、この販売する生鮮食品ですとか調味料、日常生活消耗品等を商工会のほうと協議して、商工会を通して買いたい、仕入れしたいという、そういうことで協議をしているということでございます。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 先ほど副町長が言った非営利法人NPOでやることなのでという言葉がありましたが、NPOでやっても事業内容によっては収益事業ということですよ。それは解釈の間違いだと思います。団体の性格とやっていることは、やはり区別して判断するべきというふうに思います。

 2つお伺いしたいのが、食材販売にあわせて安否確認、健康チェックなどを行い、町保健福祉担当に連絡というふうにあるんですが、ここで問題になるのが個人情報の扱いについてなんですが、NPOはあくまで町の組織ではないですし、その場合の個人情報の取り決めをどのようにするのかということが1つです。

 それと、もう一つは、先ほど3カ年をめどにということがありましたが、総額でどのぐらいの補助の予定をしているのかということです。



○議長(河村忠治君) 町民福祉課長。



◎町民福祉課長(加藤恒光君) 個人情報の取り決めでございますが、まだここまで具体的に私のほう聞いておりませんけれども、当然、その個人の情報をこちらのほうに提供するということになれば、ご本人の承諾なしではだめでございますので、そういう部分はきちっとした書類等によってNPOと高齢者との間でその辺を交わすということになろうかと思います。

 今後の補助金の関係でございますけれども、それについては、次年度以降については今のところまだ試算はしておりませんが、この事業は今後当然実績を報告していただきますから、その中で次年度以降についてNPOのほうと協議をさせていただきたいというふうに思っております。



○議長(河村忠治君) 今村議員。



◆(今村昭一君) 何かわからないでもない気もするんです。だけれども、やっぱりわからない。何がわからないかというと、安否確認とかいうような、何かのついでにというようなことを郵便局にしてもらったとか、商工会が、いわゆるこれそっくりそのままどこかでは商工会が配送しながら安否確認もしてもらっているという、そういう提携をしている町もあるようであります。

 ここにきたときに、何ゆえにNPO法人ということになったかと、単に注文品をお届けする便利屋さんというならば、まあそれもそうかと、ところが食材購入して売り上げすると、いわゆるこれは商売をしているんだなというところにどうしても目が行ってしまう。そこがやっぱり問題というのか、どうしてもあちこちから、どこから見ても商売している人に車買ってやったのかと、人件費払ってやっているのかと。

 これは、週1回高齢者世帯を訪問しというのは、これは個人個人では週1回だけれども、延べでいくと、結果的には月、火、水、木、いっぱい出ることになるという意味の週1回なのか、週1回にまとめているよという週1回なのか。仮に週1回にまとめて、週1回出動するんだとすれば、この販売員という人の仕事は、これ専属の人なのか、ほかの業務もするのか、その辺もちょっとひっかかるなと。そして、ほかの業務もするんだと、行く行くはゆうあいネットそのものの中の業務として、絡めて働いていく人なんだということであれば、またそれもかなというんだけれども、販売員としてということで専属だということになれば、3年間とか言っていますけれども、3年間ずっと百何十万円、町は補助し続けなければ成り立たない話なんじゃないかなと。いわゆる百何十万円必要な人件費を、このゆうあいネットはどこから捻出するのか。もう行き詰まるの目に見えているところで、とりあえず今、国から来た金があるから、どこかで使わなきゃならぬと、そんなふうにも聞こえるんですけれども。

 いずれにしても、今、商工会からの声がなかったというんですが、じゃ、150万円云々ということでもって、これ1年なのか、2年なのか、いずれにしても初期として出してくれるんだったらちょっと考えるかというようなことにもなるのかなと。これ、いわゆる話の順番とか何とかからいっても、ここから提案があったからって、すっと乗っかったというのもちょっと早いかなと。できるなら、この販売業務ということになってくると、やっぱり何とか無理してでも商工会が連携してやっていただきたいな、商工会同士が何とか手を組んでやっていただくのが一番はた目にもいいんだけれどもなと。

 まげて、もしもここだとするならば、さっきから言うように、買ってきて売るというんじゃなくて、どこかの店に注文したやつを、店が、ここが届けられないから、1回に300円もらうとか400円もらうとかという、いわゆる運送賃みたいなことでもってお届けをするというのであれば理解はできなくもないかなと。どうも何かちょっと、まだこれは相当に中身検討を要するんじゃないか。もう少し商工会の会員の方々と、もう一度こういうことで話し合ってみるということが必要なんじゃないかなという気もしますけれども。



○議長(河村忠治君) 町民福祉課長。



◎町民福祉課長(加藤恒光君) NPO法人が食材等を販売するという部分で利益が出てきますが、NPO法人といたしましても利益を得たらだめだということはないので、その得た利益を法人のほうの事業の展開のほうに充てるというような考えでございます。したがいまして、この食材提供では十分な利益が出るわけではありませんけれども、幾らかの利益を得ながらこの事業をやりたいという、食材を提供していきたいということでございます。

 週1回の訪問ということでございますが、月曜日から金曜日まで週5日間の稼働ということで、AさんならAさんのところに週1回は必ず行くと、こういうことでございまして、1週間の1回だけの活動ではなくて、週5日の活動ということでございます。

 また、この職員が他の業務を行うのかということでございますが、これはやはり朝から晩までこうやって高齢者のお宅を回るということになれば、ほかの仕事というのはなかなか難しい部分があるのではないかなと、ほとんどこの専属でないかなというふうに考えております。

          〔「商工会」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 町民福祉課長。



◎町民福祉課長(加藤恒光君) 商工会との関係でございますが、これはNPOのほうが商工会へそういう仕入れ等、商工会を通してやりたいということで、商工会のほうから言ったわけではなくて、NPOのほうから商工会のほうにそういう協議を持ちかけているというふうに聞いております。



○議長(河村忠治君) 副町長。



◎副町長(古川元三君) NPOの非営利とは、収益を上げることを制限するのではないということは私も承知しております。その上がった収益を主たる事業活動に充てることということで、そういう理解で私はしております。したがいまして、ほかの一般の商業とはちょっと違う面はここかなというふうに私は考えております。

 それと、初期投資といいますか、3年程度というのは多分こういうことだと思います。90世帯対象者がいるというお話をさせていただきました。そのうち、この食材提供サービスは会員制ということでございまして、多くて初年度は多分30世帯、そんなにもしかしたら多くならないかもしれません。そういったことでございまして、だんだん会員数がふえてくれれば、これは自分たちで十分賄っていけるという、グループホームそれからグループリビングなんかもやることになっております、ご承知のとおり。そういう本体のほうで吸収できる日が近いうちに来るのではないかということで、NPOとしても3年程度は何とか支援をしていただけないかという要望があったということでございます。来年度以降どうするかということについてはまだ決めておりません。

 したがいまして、90世帯のうち30世帯しか売り上げになる食材提供サービスはしないということでございますので、比率的に言っても福祉的な要素が極めて大きいということでございますので、今回につきましては雇用創出という意味で、これは、未来永劫、この雇用創出について国も道も金を出すということではございません。最初のきっかけをつくるということでございますので、この事業につきましても、そういった意味を込めて補助しようとするものでございますので、どうかご理解をいただきたいと思います。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) ここに出されている数字をもとにこれ計算しますと、売り上げが1,000万円になったときに会員数が90人だと、会費とかもろもろ入れて大体ペイラインに行くんですね。ただ、ここに出されている数字を逆に引っ張っていくと、1人当たりの年間の購買額というのが5万4,000円なんです。それで、5万4,000円から逆算すると185人です。ということは、数字がちょっと合わない積算になってきます。

 もとに戻りますけれども、売り上げを1,000万円まで持っていかなければ、ここに出されている基礎の数字をクリアできない、人件費が出ないということですから、最初から3年なら3年もう見込んで、そういうことだというふうに位置づけて補助していったほうがいいんじゃないかと思うんです。毎年見直すんじゃなくて、もう3年計画でやってくださいと、そのほうが話はスムーズにいくんじゃないかと思うんですけれども、お互いに。



○議長(河村忠治君) 副町長。



◎副町長(古川元三君) 私も先ほどから申し上げておりますように、3年程度というのは念頭にあるということでご理解をいただきたいと思います。



○議長(河村忠治君) 今村議員。



◆(今村昭一君) 3年て、とりあえず今年のやつは国から来たやつを使うと言うけれども、例えば来年にしてもその財源はまだあるんですか。単費で出すというのかな。いずれにしても、恐らく今1,000万円の話もあったけれども、先行きどこからも人件費が出てこなくなってくるというときに、いや、それでも継続すると、いわゆる本体事業の収益でもって、本体事業のせっかく幾らかの出た収益をこっちのほうにつぎ込んでやっていくというんですか。何としてもわからない。なくなったらやめるかというような感じもしないでもないし、何ともすっきりしないですな。

 いずれにしても、何というかな、150万円か、例えば商工会にもう一回ちょっとみんなで話し合ってみないかいと、軽トラックの1台くらい買ってやるからどうだいというような話で、もう一回ちょっとスタートラインに戻してみたらいかがでしょう。



○議長(河村忠治君) 副町長。



◎副町長(古川元三君) 財源のお話がございました。これにつきましては基金に積んでございますので、まだかなり余裕がございます。

 それと、3年たったらどうするかというお話でございますが、当然、私どもNPOとそういったお話をさせていただいております。NPO側としては、町の補助がなくなったにしてもこの事業は続けたいという意欲は十分私のほうに伝わってきておりましたし、そういった意欲を示しておりました。

 それと、商工会のほうにまたこういったことを、いわゆる公募するというお話をするということでよろしいでしょうか。今の段階ではこの事業も進んでございます。そんなに需要があるとは到底思えませんので、この事業について、まずとりあえずは進めさせていただいて、その後の展開によってはそういったことも考えていかなければならないかなというふうに思ってございます。



○議長(河村忠治君) ほかに。

 井上議員。



◆(井上次男君) 説明資料の58ページの建設費についてお伺いいたします。

 事業内容の4番目にスプリンクラー設置とあります。事業費の建設費4,730万4,000円、この中にスプリンクラー設置の費用は入っているのか。また、新たにグループホームでもこの間スプリンクラー設置したので大体の費用はわかると思いますが、その辺の絡み、どういう考えを持っているのか。



○議長(河村忠治君) 町民福祉課長。



◎町民福祉課長(加藤恒光君) この建設費にはスプリンクラーの設置も含んでの話でございます。含まれているということです。



○議長(河村忠治君) 井上議員。



◆(井上次男君) そうですか。それでは間違いなく補助要求はないという考えでいいんですね。わかりました。



○議長(河村忠治君) ほかに。

 下司議員。



◆(下司義之君) 今の建設費の財源のところなんですけれども、先ほど借入金の600万円については市中からということがありましたが、この場合は、一般質問でもやりましたけれども、町の制度資金というのは該当になっていましたでしょうか、NPOというのは。



○議長(河村忠治君) 産業経済課長。



◎産業経済課長(中川信行君) 商工サイドで用意しております中小企業振興資金につきましては、商工会法に定める商工業者、それから中小企業法に定める協同組合というふうに、今、定めておりますので、現段階では対象ではございません。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) こういったことに対応した制度というのは、早急につくることはできないんでしょうか。



○議長(河村忠治君) 産業経済課長。



◎産業経済課長(中川信行君) 中小企業振興資金に関しましては、商工会法の会員、議員よくご存じだと思いますけれども、その中の商工会法の会員という定義の中で、商工会が定款で別に定める場合はその限りではないということになっておりますので、それは商工会のほうにも私ども確認をしてございます。商工会のほうでNPO法人が商工会に準じた事業を行う場合で、商工会に加盟をしたいという場合につきましては定款を変更する検討の余地はあるという返事をいただいてございます。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) NPOに関しては、実は市中銀行のほうでもNPOを支援するための融資制度がある。限度額は300万円というふうに聞いておりますし、北海道のNPOバンクというのもございます。これが限度額たしか200万円ということでございます。そういった現在、既に制度化されているものでカバーし切れないという状況ではございませんので、本件についても、とりあえずは差し迫った状況になかったということでございます。

 一般質問等でも説明しましたように、これから先、いろんな新たなNPO活動が始まるかもしれませんし、いろんな小規模な業を起こすほうの活動も始まらないとも限りませんので、それで、これから先の対応としていろいろと検討してまいりたいと、そのように思います。



○議長(河村忠治君) 下司議員。



◆(下司義之君) 今、商工会法の関係ありましたよね。その商工会に加入が前提だということで説明があったと思うんですが、商工会の性格上、商工会に加入を前提にしないと私は理解しているんです。地域の商工業者もしくはNPOでも、加入していてもしていなくても、それを証明するというのが商工会の役割ですから、ちょっとその辺は解釈は違うんじゃないかと思うんですが、どうですか。加入が大前提という性格の団体ではないはずです。



○議長(河村忠治君) 産業経済課長。



◎産業経済課長(中川信行君) ちょっと表現が正しくなかったかもしれません。一応、町と商工会あるいは苫小牧信用金庫等との貸し付けの規定の中で、その対象者の規定ということで、商工会法に定める商工業者と中小企業団体法に定める協同組合ということが事業対象者だという定めでございます。



○議長(河村忠治君) ほかに。

 海沼議員。



◆(海沼裕作君) 先ほど聞き漏らしたんですけれども、町単独の補助金ありますね、2,000万円、これ、先ほど200万円を足したと聞いたんですけれども、理由を聞き漏らしたのでお願いします。



○議長(河村忠治君) 町民福祉課長。



◎町民福祉課長(加藤恒光君) 200万円増額の部分でございますけれども、NPO法人が認知症高齢者の福祉向上と家族の介護の軽減を図るという施設計画に対して、町もこの部分、200万円を上乗せして支援をするということで、これが、支援がこの200万円上乗せされることによって利用者のホテルコストという部分も若干圧縮できると、こういうこともございまして、町のほうで200万円を上乗せ補助をさせていただいたということでございます。



○議長(河村忠治君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 実はこのグループホーム、既に同じような施設、社会福祉協議会のほうで運営しているグループホームもございます。そことの利用者の負担金が、やっぱりこの初期コストを低減することによって利用者の負担金に直接はね返ることもありまして、1,800万円で試算している利用者の負担金と、現在の町が設置して社会福祉協議会で運営しているグループホームとの利用者の負担金が大きな差があると、それを少しでも埋めるのに、町として、この町の単独補助金について少し上乗せをさせていただいて、利用者の負担の軽減を図ろうという趣旨で200万円を上乗せさせていただいたということでございます。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) そうすると、幾らから幾ら、200万円をプレゼントしたら幾ら安くなるんですか、そうしたら。何年間のスパンで見ているのか。



○議長(河村忠治君) 町民福祉課長。



◎町民福祉課長(加藤恒光君) 試算では、1年据え置きの10年償還という部分で計算いたしますと、利用者1人当たり二千四、五百円安くなるという試算、一月、ホテルコストで二千四、五百円安くなるという試算でございます。

          〔「二千五百円、もう少し」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 町民福祉課長。



◎町民福祉課長(加藤恒光君) NPO法人では、今のところ、ホテルコストですと、一月6万9,000円という試算でございます。町のグループホーム、社協のほうに指定管理者で委託している部分のグループホームやわらぎですと、ことし3月に光熱水費を改正させていただきましたけれども、改正後では5万6,000円ということになりますから、ホテルコストでいきますと、ここで1万3,000円の差があるということでございますので、この200万円によって、ここで2,000円ぐらいは差が縮まるという、こういう計算でございます。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) そういう2,400円を、9人ですけれども、例えば10人、そうしたら2万4,000円、1年間を10カ月にして24万円、それを10年間で240万円ですよね。いや、初めからそういうコスト計算をなさって、利用料の計算もなさってこのNPOを始めたんでしょ。それに、2,400円を下げると1万円くらい下がるんですよね。そんなに大きい影響があるのかどうか、2,400円が、一月。



○議長(河村忠治君) 町民福祉課長。



◎町民福祉課長(加藤恒光君) ホテルコストの部分で、先ほど町長もお答えいたしましたけれども、グループホームやわらぎとの部分で少しでも差を縮めて、同じ町民の利用であれば少しでも差を縮めたいということで、今回その200万円を上乗せさせていただいたということでご理解をいただきたいと思います。



○議長(河村忠治君) 海沼議員。



◆(海沼裕作君) これは不思議だと思ったのは、設計がこちらの指導でいったということなんです、利用料金の設計が。1,800万円が2,000万円になったということは、こちらの利用料金の設計がそういうことで、NPOの設計は1,800万円でよかったんでしょ。だから、その辺がやっぱりどうもおかしい。これ、町のものみたくなってきたのかなと思ったんです、今。



○議長(河村忠治君) 副町長。



◎副町長(古川元三君) 町民福祉課長がお話しておりますように、利用する側の視点に立って私ども考えたわけでございまして、NPOのためであるとか、それから町の事情によるということではございません。利用者の側に立って、なるべく同じ町内にあって、同じ町民が同じようなサービスを受けるのに、やっぱり平準化させたほうが、やはり町民にとってはいいことであるという考えのもとにこういったことを、NPO側からも実は要望的なことも出てきまして、それをすり合わせた結果がこういうことになったということでございます。

          〔「最後にちょっと、まだのどにひっかかったのがあったから」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 今村議員。



◆(今村昭一君) 食材提供サービスでちょっとのどにひっかかっているので、町の補助がなくなっても継続していく意気込みだと、いわゆるボランティア精神旺盛と、いや、その根拠が、百何十万円収益の上がらないことにつぎ込んでいけるという、その根拠はどこにあるのかというようなことは、どのように説明していただけるんだろうかと思うんですけれども。それがあればちょっと私も納得できるかなという気がします。



○議長(河村忠治君) 副町長。



◎副町長(古川元三君) 根拠については特にお聞きしてございません。多分、私、先ほど申し上げましたように、いろんな事業展開をしていく中で、その全体の中でやりくりをしようとしているというふうに理解をしてございます。根拠については聞いてございません。



○議長(河村忠治君) ただいまの時間は5時です。どうも皆さんの顔を見ていると、どうもまだ議論が足りないような気がいたします。それで、ここでこの程度にとどめまして、延会をしたいと思いますが、いかがでしょうか。

          〔「異議なし」「決をとっていいんじゃないの」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) いいんですか、消えそうでまだ出てくるから。

          〔「議長の提案に賛成です」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 延会、あしたも会期とってありますから。

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△延会の宣告



○議長(河村忠治君) それでは、ここでお諮りいたします。

 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これについてご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(河村忠治君) 異議なしと認めます。

 したがって、そのように決定いたしました。

 本日は以上をもって延会いたします。

                              (午後5時02分)

地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

        議長

        署名議員

        署名議員