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北海道 厚真町

平成29年  3月 定例会 03月10日−03号




平成29年  3月 定例会 − 03月10日−03号









平成29年  3月 定例会



          平成29年第1回厚真町議会定例会

●議事日程(第3号)

                 平成29年3月10日(金)午前9時30分開議

   開議宣告

   議事日程の報告

第1 会議録署名議員の指名

第2 一般質問

   閉議宣告

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●出席議員(11名)

    議長  渡部孝樹君    副議長 木戸嘉則君

    議員  森田正樹君    議員  伊藤富志夫君

    議員  高田芳和君    議員  吉岡茂樹君

    議員  大捕孝吉君    議員  下司義之君

    議員  木本清登君    議員  三國和江君

    議員  井上次男君

●欠席議員(なし)

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●地方自治法第121条の規定による説明のための出席者

 町長          宮坂尚市朗君  副町長         近藤泰行君

 教育長         遠藤秀明君   地方創生総合戦略理事  中川信行君

 総務課長(選挙管理委員会書記長)    総務課参事       高安 正君

             岩田善行君

 総務課参事       伊藤文彦君   町民福祉課長      木戸知二君

 町民福祉課参事     吉田良行君   まちづくり推進課参事  大坪秀幸君

 産業経済課長      西野和博君   産業経済課参事農業農村担当

                                 加藤克彦君

 産業経済課参事     青木雅人君   建設課長        酒井精司君

 建設課参事       森本雅彦君   上厚真支所長      斎藤雪美君

 会計管理者       當田美範君   農業委員会事務局長   眞壁英明君

 生涯学習課長(学校給食センター長)   生涯学習課参事     橋本欣哉君

             沼田和男君

 代表監査委員      佐藤公博君   農業委員会会長     小谷和宏君

 教育委員会委員長    佐藤泰夫君

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●職務のため議場に出席した者の職氏名

 議会事務局長      若林修一    議会事務局主査     佐々木春香

 議会事務局主事     木澤真生

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△開議の宣告



○議長(渡部孝樹君) 議会を再開し、これより本日の会議を開きます。

                              (午前9時30分)

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△議事日程の報告



○議長(渡部孝樹君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

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△会議録署名議員の指名



○議長(渡部孝樹君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員に高田議員、吉岡議員を指名いたします。

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△一般質問



○議長(渡部孝樹君) 日程第2、一般質問に入ります。

 質問、答弁ともに簡潔かつ明瞭にされるようお願いいたします。

 それでは、一般質問に入ります。

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△吉岡茂樹君



○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。



◆(吉岡茂樹君) 第1回定例会開催に当たり、通告どおり本町の農業振興にかかわる件と交通安全対策にかかわる2項目について質問をいたします。

 1項目めは農業振興にかかわる件でありますが、本町の農家戸数は年々減少傾向にあり、その対策として新規就農者や農業後継者の育成を行う研修制度について、平成26年第4回定例会、平成28年第1回定例会で、私も一般質問をさせていただきました。

 この件につきましては、先の農業情勢が見えない中でも、本町の基幹産業を育成するためには担い手確保が一番の重点課題だと町長も認識され、平成22年度より重点的な施策に取り組んでおります。

 その間、農業支援員として農業研修を受けた方々が本町に定着して営農活動をされておりますが、その間、募集、育成していく中で大きな課題も浮き彫りになってきたとの認識から、本年度、町長の施政方針にもあるとおり、研修体制の強化と研修終了後の就農先農地や住宅の確保を含めた総合的な新規就農者支援を展開するために研修農場整備とありますが、この件につきましては、昨日の平成28年度補正予算で論議されたとこでございます。

 この件につきましては、昨日、会議が終了後、私の自宅にも5件ほどの電話がありました。中身につきましては、町民の皆さん、特に農業者の皆さんの考え方がいろいろあろうかと思いますけれども、どちらにいたしましても、町長の方針のとおり、この研修農場の構想につきましては、この議会としても可決したわけであります。

 そんな中で、本日は新規就農者、特に町外から厚真町で農業を目指している農業支援員の住宅確保について、どのような構想で進めていくのかを町長にお聞きいたします。



○議長(渡部孝樹君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) お尋ねの件についてお答えさせていただきたいと思います。

 これまでの後継者、あるいは異業種参入の方々の育成については、吉岡議員の質問の内容のとおりでございます。

 厚真町として、今後とも農業研修生を含めた新規参入者の就農先、農地や作付管理、それからハウスなどの農業施設管理、こういったものを効率的に行うためにも、農地と一体となった農家住宅の確保が必要だと考えております。そのためにも就農先となる地域との連携が大変重要だと、そういうふうに捉えております。

 これまでは地域おこし協力隊を中心とする新規就農につきまして、既に26年度から就農された方、既に5件いらっしゃいます。また、平成29年度に新たに就農される方が2件予定しております。現在研修中が2件でございます。また、29年度に向けて予定者が数名いらっしゃるということでございます。

 こういった方々の研修中を除いた住宅状況でございますが、就農先の地域に居住している方が2件、それから、公営住宅などの他の地域から、いわゆる通い作による営農が5件という状況でございます。特に通い作の方々に対しては、町としてもさまざまな物件等の紹介をしておりますが、なかなか所有者とそれから通い作の方々の条件等について合意に至らないという状況が見られます。そういう意味で、今後の対策として、町としてもできる限りの支援を充実させていかなければならないなというふうに考えているところでございます。

 ただ、新規参入者の方にとっては営農するための初期投資、それに加えてまた住宅への投資というのは、なかなかハードルが高い状況だというのは認識しているところでございます。そういう意味も含めて、責任ある対応を町としてもすべきではないかなということを考えておりまして、29年度に新たに設置する農業研修農場、こういったところをしっかりとしたセンター機能として活用させていきたいなと、そういうふうに思っているところでございます。

 この担い手育成センター、これについては農業研修だけにとどまらず、就農先の農地、あるいは地域に潜在している空き家等、こういったものの掘り起こしも担ってまいりたいなというふうに考えているところでございます。また、先ほど触れましたが資金面での問題もございます。こういった対策も必要ではないかと考えておりまして、29年度からはさらにこの町にある空き家対策と、それから、新規就農者の地域での住まいの確保というものをリンクさせて対応していきたいなというふうに考えているところでございます。

 住宅政策から見る空き家対策としての捉えでございますが、町内には今現在利用可能な空き家が29件ほどあるというふうに認識しております。これはいわゆる市街化調整区域にある利用可能な空き家を29件と捉えているわけでございます。こういったものを再生していく、これは新規就農者の受け皿だけではなくて、農村部の地域力を維持するためにも必要ではないかなというふうに考えておりまして、そういった意味で、空き家等対策利活用資金の貸付制度を新たに創設したいと、29年度の当初予算に予算を計上したところでございます。

 この枠組みでございますが、市街化調整区域にある空き家の取得、あるいは改修資金として無利子の融資をするという枠組みでございます。また、取得後一定の居住条件を満たした場合には、一定程度の償還免除も考えてございます。また、既にある、従来からある空き家リフォーム資金、あるいは耐震改修事業に対する資金、支援、こういったものも組み合わせながら地域にある空き家を利活用するのが、まず最初ではないかなというふうに考えているところでございます。

 今後は新規就農者等の住宅の確保に向けて、農業担い手育成センターと、それから空き家対策推進協議会、こういった機関の連携、あるいは自治会や農事組合との地域での団体との調整を図りながら、空き家農家住宅を有効に活用してまいりたいというふうに考えているところでございます。



○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。



◆(吉岡茂樹君) 新規就農者の住宅確保という形で、町としても新たなそういう制度を設けているということの答弁でございました。

 その中で、市街化調整区域にある空き家の改修等々の費用で、例えば、今、無利子の融資枠を制度としてつくるというような答弁でございました。ただ、無利子とはいっても元本がついているわけでございます。住宅確保という観点からいきますと、上限がどのくらいの額まで町が無利子でやるのか、それはまだ聞いておりませんけれども、どちらにいたしましても、農業支援員が新規就農者として独立した場合には、農地の確保、それと農業用施設の確保、農機具等の確保、住宅の確保、これが最低限リンクしていなければ、農業支援員として募集しても本当の意味での農業振興、移住、定住、地域コミュニティのスキームができ上がらないと私は思っております。

 新規就農者は3年間の研修期間を通じて人脈をつくり、就農先の農地の確保、また、その地域の農業者の協力によって中古施設の確保、農機具のリースなどで独立はできても、営農資材費の購入の経費があり、夫婦と子供の生活を賄うことが精いっぱいだと私は考えております。

 これらを踏まえ、そこで先ほどの質問に移りますが、新規就農者として営農を続けるためには、いかに地域に密着した農事組合、自治会活動を続けることによって良好な人間関係をつくるかにかかっていると思います。

 新規就農者の営農形態にもよりますが、ほとんどが初期投資が少なく、面積当たりの収益性が高い集約型農業を行うと考えられます。特に施設型農業には自然災害に弱く、時によっては24時間の管理、見守りを行わなければならないと考えております。そのためには、その地域、農地の周辺で住宅の確保がなければならないと考えられます。そこで、就農先に空き家などがない場合の対策として、農業支援員用の子育て支援住宅を市街化調整区域に確保できないかを再質問いたします。



○議長(渡部孝樹君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 都市計画法上の規制のある市街化調整区域内に新たに参入される方の、いわゆる借家を用意するというようなご質問だと思います。

 法的には今現在はできないというふうにお答えさせていただきたいと思いますが、昨日の下司議員の質問のところで答弁させていただきました、土地計画法上の、いわゆる開発に関する審査基準、こういったものがある程度緩和される、あるいは法律そのものの規制が緩和される、そんな動きもあるやに聞いております。その内容、程度についてはまだ正確なものではありませんが、そういう動き、あるいは規制緩和に向けて我々としても国、あるいは北海道に要請を続けていきたいなと、そういうふうに思っているところでございます。法的にいえば、再度申し上げますが市街化調整区域内に貸家はつくれないということでございます。そういう意味で、今現在ある空き家を中心に再活用していくという方法を講じているところでございます。そういった段階を踏まえながら法的な規制の緩和状況、こういったものも照らしながら、将来に向かってはさまざまな検討を加えていきたいなというふうに考えております。

 もちろん農業者としての資格を取得した方については、自分で農家住宅を新たに建設することも当然可能となってきます。そういった場合には、基本的には資金手当てで急場をしのげるんではないかなと、そういうふうにも考えておるところでございます。



○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。



◆(吉岡茂樹君) 農業者が市街化調整区域に住宅を建築するということは、これは以前にも私、一般質問の中で町長の答弁、それはもう重々認識しております。ただ、冒頭申し上げたとおり、営農を開始する上で、まず営農を開始するための資金をどういうふうにつくっていくのか、これがまず第一だと思っています。住宅につきましては、本当に資金に余裕がある方々が投資できる。それには何年もはっきり言って年月がかかると思っております。

 その中で新規就農者農業支援員を募集して、それが厚真町のこれからの農業を支えていく支援員の要請、研修農場をつくるということは、きのうの補正予算の中でもありましたけれども、その中でやはり住宅までリンクしていなければ、本当の農業支援員の募集ということにはならないと思います。基本的には入り口の段階から、まず、地域に定着するまでの出口の段階、それから、営農を続けていく上でのいろんな支援、これらがきっちりリンクしていかなければ、本当に厚真町がそういう支援員を募集しているということを胸を張って言えるのかを、まず問いたいと思います。



○議長(渡部孝樹君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) まず、農業者を育てなければならない。これは現在ある4,800ヘクタールにも及ぶ農地を十分に有効活用していくということが1つと、また、当然耕種農家が中心になってきて大規模化が進んでいる中で、地域力が非常にこの先維持するのが心配だというところの危惧、こういったものを埋め合わせる、あるいは持続的にその集落の活力を維持するためにも、そういう意味では新規参入者が必要だというふうに捉えております。

 そういう意味で新規参入者の方々の使命、あるいは我々が育成する目的、そういったことを照らしますと当然、集落集落に存在している未利用のいわゆる空き家、あるいは農地等について再活用していくということが前提になりますので、そういう意味では農地を取得し、そして空き家を活用していくという、そういう十分な潜在的な眠っている資源というのは地域にあるんではないかなと、そういうふうに考えているところでございます。それらを満遍なく、まず活用することが、新規参入者にとっての、いわゆる資金的な面でのハードルは非常に下がるんではないかなというふうに思っております。

 また、地域にいわゆる空き家がふえてくれば地域の迷惑施設ともなりますので、これを何とか生かしていくと、両方の効果がありますので、まずは空き家をうまく再生する方向で対策を講じていきたいと。これについては、当然地域の方々が一生懸命受け入れについて努力をしていただかなければならないと考えております。地域の皆さんの協力とそして離農、あるいは町を離れていく方々の協力があって初めて、その地域の活力が維持されていくんだろうなと、そういうふうに思っておりまして、そこに、そういった条件が整っているところに、我々としては責任を持って新規参入者を誘導したいというふうに考えております。地域として条件が整っていない、受け入れができる条件が整っていない地域に無理強いをするのは、新規参入者にとっても将来的な不安を抱えることになりますので、あくまでも条件が整っているところからというふうに考えております。

 そういう意味の条件の1つとして、空き家だとか、それから農地のお世話だとか、それから新規参入者に対するいろいろな有形無形の地域のサポートができるところにというふうに考えておりますので、そういう意味では、当面の新規参入者の人材育成、そして、地域への受け皿づくりという連携がかなえば、十分新規参入者にとっては安心して就農できる環境が整うということになるんではないかと、そういうふうに思っているところでございます。



○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。



◆(吉岡茂樹君) 今の町長の答弁を聞いておりましたら、新規参入者が借り入れした農地、それと空き家という部分で、その地域に空き家があれば本当に、今、町長言われたとおりリンクしてきて、これは厚真にとっても空き家対策から始まりまして、農地の流動化も含めて、本当にいいことだというふうに捉えております。

 けれども、冒頭申し上げたとおり、また先ほどの町長の答弁にもありましたけれども、実際に新規就農の方々が7名厚真町内で定住をされたということでございますけれども、実際にその地域で住宅を確保されている方々が2名という答弁がございました。じゃ、残り5名の方々は、要するに市街化区域から農地というのか営農地まで、俗に言う出作という形で通われているということでございます。

 これも昨日の補正予算の中での研修農場の住宅についての質問がありました。その辺につきましては町長も認識されまして、研修農場のそばに住宅を確保したいと、実際に今1戸あいているということでございました。3年間の研修期間で、研修農場のそういう意味では24時間施設の管理をするという意味合いでのことで、これは本当に非常にいいことだと思います。私が先ほどから申し上げているとおり、その実際に3年間の研修期間を過ぎて営農地を確保した場合にも、それも同じことだと思います。

 7名就農されて、2名の方々が実際の営農地で住宅を何らかの形で確保しているということでございます。じゃ、残り5名の方、何回も言いますけれども出作をしていると。その出作という部分でございますけれども、以前にも私、一般質問で、地域コミュニティをつくり上げるためには都市計画法の一部見直しをできないかということを何回か言ってきております。確かにそういう都市計画法という中での、この胆振東部の部分でそういう構想を持ちながらやっているということでございますが、この見直しこそが、本当にまさにこの見直しが厚真町版地域再生事業につながり、若い後継者が1家族でもふえることによって、市街化調整区域の集落の活性化について非常に大事なことだというふうに考えております。

 そういう中で、この市街化調整区域の見直しにつきましては、今回質問内容に入っておりませんけれども、たまたま町長からも都市計画法という話が出ましたので、その辺にひもつけて話しているわけでございますけれども、市街化調整区域の一部見直しをできないかということを質問しておりますけれども、その後の経過はどのようになっているでしょうか。



○議長(渡部孝樹君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 都市計画法の規制緩和、土地利用上の規制緩和について、吉岡議員のご質問の意図のとおり、厚真町も非常にこれが地域にとって、あるいは地方創生という視点からも課題であるし、問題であるというふうに捉えております。

 ここ私が就任して以降、安平町、あるいは白老町とも同様な問題意識持っておりまして、タッグを組んで、何とか苫小牧圏の都市計画圏の都市計画区域そのものの見直し、あるいは調整区域の調整、こういったものに北海道と随分協議をしてまいりました。そういう協議の経過を踏まえて、今後、節目節目で大きな見直しのあるときに、厚真町として都市計画区域そのものの見直しを図りたいという準備も進めてきております。

 ただ、都市計画区域を完全に縮小してしまって、いわゆる調整区域がなくなると、極端な話でございますが、そういうふうになりますと、また、安心して農業を営む方々から見れば、非常に土地利用に関して自由度が高まり過ぎて心配な面もあるという、そういう話も聞いております。市街化調整区域の持っている意味そのものも、我々としても十分に必要性を認識しているところでございますので、そういう取り組みと、先ほど申し上げましたように地方創生という切り口で、地域に若い世代、あるいは異業種の方々を受け、導入していく、導いていくという、そういう視点からも調整区域での規制緩和について要請活動しているところでございます。

 残念ながら、私の権限で調整区域の制限を緩和することは今現在できませんので、これはいわゆる政府にきちっと物を申し続けていかなければならないなと思っております。

 私の個人的な意志としては、見解としては、とにかく調整区域に自由度を持たせたい、権限は町に移譲させてほしいなというのは本音でございます。いわゆる課題、あるいは問題意識は吉岡議員と同じだと思います。ただ、我々としても法律を執行する立場にありますので、余り脱法行為というのは当然できるわけではございませんので、先ほど来申し上げておりますように、非常に答えとしては不十分かもしれませんけれども、その法律のもとに最大限できることを、とりあえず今できることから始めようという意識で、いわゆる空き家を再生していこうというふうに今考えているところでございます。

 また、直接の質問内容ではありませんが、これまでいわゆる通い作をされている方々も、その通い作をされている地域を見ますと空き家は存在しております。ただ、その空き家の所有者と、いわゆる実際にそれを通い作で借りたい方々との条件がなかなか折り合わないというのが現実でございます。そのほとんどの内容は、やっぱり資金的な面だろうなと。いわゆる空き家を所有している方々はまとまったお金をいただいて手放したいという形が多いというふうに聞いておりますので、今までは資金面ではなかなか対応してこれなかったものが、町としてもう一歩足を踏み込んで、踏み出して資金手当てをしたいというふうに、29年度当初予算で皆さん方にお諮りをしたいというふうに考えているところでございます。



○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。



◆(吉岡茂樹君) 新規就農者の就農先の空き家という部分で、町長もその辺も押さえられているということで、実は私もその辺については押さえております。確かに、就農地先にそういう空き家は存在しております。けれども、その空き家を改修して住もうとした場合に、はっきり言って改修費にかかり過ぎるということで諦めた案件もあります。

 そういうことを踏まえまして、今回の一般質問で提案しております、市街化調整区域に何とかそういう子育て支援住宅の確保をできないのかということで、都市計画法という部分も重々認識しているつもりでございます。ただ、前例として、その地域の一部解除なりというやり方も存在するんではないかというふうに考えておりますし、今、富野の旧富野小学校跡地に農場を建設するという中で、あそこも市街化調整区域内でございます。けれども、一部解除を実際に行って今、研修農場をつくろうとしているというふうに私は認識しておりますけれども、その部分での一部解除について再度ご質問いたします。



○議長(渡部孝樹君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 吉岡議員のおっしゃっている一部解除、いわゆる私たちから見ますと地域のその特例、いわゆる特区制度というものを活用して、既存の法的な規制を一部緩和してもらうというやり方と、現実に富野小学校を転用しているケースは一致しません。これはあくまでも既存の都市計画法上で許される範囲の転用をしているというふうに認識していただければなと、そういうふうに思います。特例で転用しているということではございません。現実に、例えばよく聞くワイン特区、ニセコ町でワイン特区を取りましたが、あれは法的に規制されているものの一部地域だけその特例を認めたという、そういう意味での特例措置でございます。いわゆる特区と言われるものでございます。それとは別に、既にある法律の規制のもとで許されている範疇で転用しているというものは大きく違いますので、誤解のないようにしていただきたいなと、そういうふうに思っているところでございます。

 何度も申し上げますように、ある程度まとまった安心した初期投資に対する融資枠、これが確保できれば、かなりのこれまでの課題というか、なかなか解決しなかった空き家再生がかなうんではないかなと。これについては融資枠、それから、先ほど私触れましたように一定の居住要件を満たせば返済を免除する部分をうまく組み合わせれば、相当の資金を用意できるんではないかと思っておりますし、また、具体的に想定問答になりますが、例えば古い住宅を法律の許される範疇で所有して、そしてそれを基本的に大規模改修すると、いわゆる建て直し、これについても建築面積の5割増しまでは可能でございますので、それは決して特区ではなくて、既にある法律の枠組みの中でできるということになります。そういう意味では、ある程度まとまった資金を確保できるかどうかが大きな鍵になるんではないかなと、そのように思います。

 これまでは、改修資金を一切というか、100万円の補助金の範疇での話しかしておりませんでしたので、それでは仮に500万円も600万円も改修費がかかるとすれば非常に難しい問題だと、そういうふうに認識しておりました。ただ、それが例えば、相当程度の資金を融資できればまとまった改修はできるということになりますので、ある程度古い建物についても再生が可能になっていくんではないかなと。それが前提になれば所有権の移転も可能ではないかなと考えているところでございまして、ぜひ当初予算の提案内容について、また皆さん方からご意見いただければなと、そういうふうに思っているところでございます。



○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。



◆(吉岡茂樹君) とりあえず当面、そのような形での新規就農者に対する住宅の確保ということで進んでいくということだと思いますけれども、先ほども申し上げましたけれども、市街化調整区域内の活性化という部分では、この新規就労者なり、他産業からの住居を求めているというニーズは確かにありますし、それが厚真の活力になると思います。やはり市街化調整区域内の集落に活性化がなければ、本当に厚真町の総体の活性化にはつながらないと思っておりますし、その都市計画法の一部見直しについても、ぜひとも進めていただきたいと思います。そういう形で、当初の研修農場から就農地先までリンクしたまちづくり、農業支援策をつくっていただきたいと思います。

 次の質問に移りたいと思います。

 2項目めにつきましては、交通安全対策についてであります。

 道道上幌内早来停車場線と道道夕張厚真線の丁字路交差点、通称富里地区から高丘地区への入り口の丁字路の交通安全対策についてご質問いたします。

 この交差点は、高丘地区よりこの幌内線へ出るためには、冬期間は凍結した緩い下り坂になり、また、雨が降ると舗装道路に雨水が流れ、道路幅も狭く、地元の人も油断をすると交通事故の発生懸念がされる丁字路であります。また、この交差点は高丘方面より厚真方面への右折の際は左側の小山、ガードレール、厚真町記念物第7号に指定されている松浦武四郎公の記念碑、橋の欄干、松浦橋の盛り上がりなど、乗用車のドライバーの目線では幌内方面から走行してくる車両はほとんど見えず、右折車線へフロントを出さなければ左側の安全確認はできません。

 この道路は北海道が管理する道道ではありますが、地元として北海道に強く改善を要望することに対してどのように考えておられるか、町長にお聞きいたします。



○議長(渡部孝樹君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) お尋ねの道道上幌内早来停車場線、それと松浦橋で交差をします道道夕張厚真線、この交差点については交通安全の面から見ますと非常に危険だなと、そういうふうに思っているところでございまして、これまでも北海道に対して、この両線の曲線緩和、あるいは視距確保について強く要望してきております。

 また、現在も進められております厚幌ダムの建設、あるいは道営圃場整備、そして国営かんがい排水事業、そして当町で行っております統合簡易水道事業の建設と、非常に大型な公共事業が北部地区に集中しておりまして、そういう意味では重車両も、あるいは一般車両の交通量も非常に多いということで、その危険性について北海道に、その改善について要請をしているところでございます。

 これらについては、北海道も十分に現状認識していただいたようでございまして、さまざまな地点の測量調査やら調査を現実にしていただいているようでございます。

 今現在は、当面緊急性の高い北部道道上幌内早来停車場線の北部地区のさまざまな曲線緩和、特に幌内市街地における曲線緩和を実施していただいているようでございますが、それらが済み次第、松浦橋を中心とした視距確保の対策を講じたいという準備を進めていただいているようでございます。

 それらも含めて改良の進捗状況、こういったものを本町としても見きわめていかなければならないなと思っております。その状況によっては、町として緊急対応しなければならない案件も出てくるのかなというふうに認識しております。

 あと、松浦武四郎翁の記念碑についてのご質問もあったようでございます。これはご存じのように厚真町の記念物にもなってございますので、それらの取り扱い、現状について、教育長のほうから現状説明させていただきたいと思います。



○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。



◆(吉岡茂樹君) 今、町長のほうから、先ほど言いました松浦武四郎公の記念碑についてのことについて、教育長から答弁ということでございますけれども、その前にまず、この松浦橋周辺の丁字路の交差点についての質問をいたしますけれども、高丘地区から幌内線に出る際のハビウ川と道道の左岸の小高い山の所有者はどなたか。それと、もう一点、今までこの丁字路交差点の危険を認知されて道に対しても要望されているということでございましたけれども、どのような対策を要望されているのかをお聞きしたいと思います。



○議長(渡部孝樹君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) お尋ねの小高い小山というんでしょうか、岩山みたいなものは、道道敷地内とそれから町の、ハビウ川の管理は町でございますので、町の河川敷地と、そういったところにまたがっているんではないかなと、ちょっと私も測量もしてはおりませんのでわかりませんが、そういう認識でございます。

 また、かねてからこのハビウ川の例えば集中豪雨、大雨が降ったときにハビウ川の流水状況が非常に危険な状況だということは認識しておりまして、そういう意味では厚真川の河川改修後にこの松浦橋を新しくしてほしいと、いわゆる河道を拡幅しないとハビウ川の改修にもつながらないという視点で、何とか松浦橋を新しくしてほしい、かけかえてほしいという、そういう要望をさせていただいております。

 北海道としては、この松浦橋そのものは、既にかなり構造的に、橋自体の構造的な改善を進めておりますので、なかなかかけかえという話にはならないということを返事をいただいておりまして、北海道としては、視距確認のためには橋の両方を何とか持ち上げたいと、そういう方法でこの松浦橋前後の視距を確保したいと、そういう準備を進めているという話は聞いております。

 ただ、繰り返しますが、町としては松浦橋をかけかえてほしいと、そういう要請をしているところでございますが、仮に、松浦橋がかけかえということになると、かなりの用地の確保が必要になります。そういう意味では、この道道夕張厚真線と、それから上幌内早来停車場線、いわゆる松浦橋のところの丁字路の交差点部分は大きく変容するなというふうに考えております。ただ、視距確認という手法でもかなりの用地の確保が必要になりますので、様子が大規模に変わっていくんではないかなというふうに、それは想像しているところでございます。



○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。



◆(吉岡茂樹君) 今、町長のほうからハビウ川、それと道道のこの小高い山の所有者という形での答弁、それと、それをどのような形で改修するのかという形で道のほうにも要望されているということでございました。それらを聞きますと、これから先何年かかるんだろうかなという気がしております。道の財政も厳しい、また、はっきり言って幹線道路ではない、将来的には穂別地区へ抜ける道道にもなろうかと思いますけれども、現状ではそのように主要な幹線道路ではないというふうにも見ております。

 その中で、町長の答弁のとおり、道に対して再三要望されて現在も改善されていないと。また時間もかかるというような中で、厚真町として地域の交通安全上、できることはないのでしょうか。

 そういう中で、この地区は6月下旬から7月にかけて、この高丘地区には厚真町が観光PRに力を入れているハスカップ狩りなどに数多くの町外者が来町しております。これらを含め、地元の町として地域の交通安全確保の観点から、左側の小高い山を削り取るとか、丁字路交差点付近に設置されている某政党の立て看板の移設指導、橋のたもとの金属フェンスの高さ調整による改善によって見通しはかなり改善されると思いますが、町長いかがですか。



○議長(渡部孝樹君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 今のそれぞれの支障物件について、現地でいろいろと確認をしないと何とも言えません。当然、遠くから上幌内早来停車場線を見える角度も、正直私も自分たちの車、あるいは公用車でそこを通行する機会は頻繁でございますが、現実的にどの程度ドライバーに緊張感を強いているのか、なかなか実感としては持っておりませんので、交通安全上どのぐらいの必要性があるのか、十分に現地調査はさせていただきたいと思います。

 高丘地区だとか富里地区、こういったところの調整懇談会ではたびたび確かに話題になるところでございます。それは、上幌内早来停車場線側と夕張厚真線側のいわゆる角度というんでしょうか、高さのすりつけが十分でないので、どうしても上幌内早来場線に向かって夕張厚真線から来た車は下がっていくという、そういった冬場にかけて非常に制動的にも危険に感じるというのは、確かに地域のお住まいの方々の声でもございますので、今言ったように視距が確保できることが大事なのか、あるいは道路そのもののすりつけも含めた構造的な問題なのかも含めて、検討を加えていかなければならないなと、そういうふうに思っているところでございます。

 ただ、現実的に上幌内早来停車場線、例えば、厚真市街地から幌内市街地に向かうときには松浦橋がかなり高く、太鼓橋というんでしょうか、かなり高い状況でございますので、幌内に向かっては非常に視距が確保しづらいなと、あるいは幌内から厚真市街に向かっては視距が確保しづらいなというふうに、そういった意味では認識しておりまして、これまでも松浦橋の視距確保について優先的に取り組んでほしいという要望はしてきたということでございます。



○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。



◆(吉岡茂樹君) 今、私が提案している中身でございますけれども、それに対して町長もきっちり認識していないということでございます。

 ここで議長に、私が車の運転席から撮ってきた写真がありますけれども、それを提示してよろしいでしょうか。



○議長(渡部孝樹君) 事前に資料配付は、前もって言っていただかないと。



◆(吉岡茂樹君) わかりました。そうすればあれですけれども、私がこの一般質問をするに当たって、車の運転席に座ってそこの現状を写真撮ってきております。

 確かに、あの太鼓橋が、松浦橋が、厚真方面から、また高丘方面から来た場合にはかなりの高さがあります。そこはドライバーの皆さんが減速して通行するということで、その前段の部分には道が設置した看板もあります。けれども、この丁字路の視界の確保という形では乗用車とダンプ等々の、農耕用のダンプ等々の座席の高さが変わってきます。その中で一番低い乗用車等々の運転席から見た部分でも、私の感じでは先ほど言いました小高い山、それと、後ほどまた質問しますけれども、松浦武四郎公の記念碑、それと某政党の立て看板、それと、そこに設置されています金網のフェンスの高さ調整などで、かなりの見通しが確保できると私は認識しております。

 その辺を厚真町として、その地域の交通安全上、また町外からの季節的な来町者の交通安全確保の観点から、再度お聞きしますけれども、町長のところにも担当者から所管が撮った写真も提案されているようでございますけれども、それを見ながらの答弁をお願いしたいと思いますし、また、この視点の部分につきましては、たまたまきょうここに農業委員会長が来ておりまして、農業委員会長、地元でございますから、答弁は求めませんけれども、私の言っているような形でもって、町ができることとしてかなり改善できると思いますが、いかがでしょうか。



○議長(渡部孝樹君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 松浦橋周辺の交差点の支障物と、それから交通安全上の問題、これについては先ほど申し上げましたように、現地を十分に調査させていただきたいと思います。もちろん、いずれも道道でございますので、北海道にしていただくことはしていただかなければなりません。これについて町が先に道の肩がわりをして何かできるというものではないということでございます。

 また、交通安全対策としてもいろいろな技術的な、あるいは確立されたものがあるようでございまして、北海道としても十分に交通安全上の観点からここの改良に取り組んでいただくという、そんな準備をしているということを先ほど申し上げましたが、それとは別に、支障物件として町が移動できるもの、あるいは移動を命じられるものがあれば、それはそれで別個、当然対応していくべきだと考えております。

 何を優先するかということは、やっぱり人命の安全を優先するわけでございますので、できることがあれば、それはさせていただきたいと思います。その前提として、それらの支障物件がどの程度支障があるのか、現実に現地調査をさせていただきたいと思います。



○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。



◆(吉岡茂樹君) この後の質問にも関連してきますけれども、やはりこの地域の方々、それと町外からの来町者が多いという中での交通安全上の視点の確保という形で、道にお願いしていてもやはりかなりのお金と時間がかかってくるということは、町長の答弁のとおりだと私も認識しております。けれども町として、確かにそこの道路用地は道のものかもわかりません、そういう中で町がやれる部分、それも私積算したわけではございませんけれども、そんなにそんなにお金がかかるような問題でもないと私思っております。ですから、道にお願いしても時間がかかるばかりでございますんで、町としてやれるものはやはり地域の住民のためにやるという姿勢が大事かと思います。

 そんな中で、次の関連質問に入っていきますけれども、この見通しの障害となっております、昭和32年11月に厚真村郷土研究会会員の5名が中心となり、時の村長、4つの団体、村議会議長など70名余りの寄附によって、松浦武四郎公の来村100年を記念して建立された記念碑のしかるべきところへの移転など、厚真町として交通安全上できることは、先ほどから申し上げているとおり、あるのではないでしょうか。

 私も富里地区の松浦橋のたもとに松浦武四郎公の記念碑が建立されているのは知っておりましたが、由来などについては余り知りませんでした。町内で起業化したお菓子などの製造販売されている方が、この武四郎公と同じ三重県の出身であり、それにちなんで武四郎もちを製造販売されたのを知り、興味を持ちました。

 このたびの一般質問で交通安全上の視界確保の改善の中で町長に質問しておりましたが、この記念碑を調べていくうちに、武四郎公は6回にわたり蝦夷地調査を行い、1869年には蝦夷地開拓判官にも任命され、北海道の名づけの親となった人物であります。厚真町にとっては武四郎公の著書「松浦武四郎東蝦夷日誌」に、厚真町を探索したのは、6回目の十勝、釧路、日高方面の奥地を探索した帰路に、浜厚真から富里に来て2泊し幌内を抜けたことが記されており、当時の厚真を知る上で貴重な文献を残された方だと知るとともに、厚真村郷土研究会会員の皆様が来町100年を記念し、この記念碑を建立された意味合いがわかりました。

 この丁字路交差点の交通安全上の見通しの確保の観点から質問をしておりますが、来年平成30年には北海道の名づけ親として知られる幕末の探検家、松浦武四郎公生誕200年の記念となる年であります。高橋はるみ北海道知事も、来年度予定されている北海道150年事業のキーパーソンにも選定しております。全道には約52基の記念碑が建立されているとのことでありますが、胆振振興局の管内ではこの厚真町にだけ記念碑が建立されております。

 昭和48年3月に厚真町文化財保護条例が制定され、この条例には町にとって重要なものについて、その保存と活用のため必要な措置を講じ、文化的遺産の隠滅を防ぎ、町民の郷土愛に対する認識を深めるとともに、教育、文化の向上に役立てることを目的に制定されたものであり、各分野から重要な価値のあるもの、そして将来とも保護、保全を図る必要があると認めたものについて、関係者の同意を得て指定されるという規制になっております。

 先ほどから申し上げているとおり、この松浦公の記念碑は厚真町文化財指定第7号に指定されております。交通安全上の見通しの関係から、それらを適正な位置に適正なところに移設してはということを言っておりますけれども、この記念碑の裏側、ハビウ川に面している部分でございますけれども、地盤が崩れたりというような状況も見受けられます。そのようなことから、先人の遺徳をしのぶこの記念碑をしかるべきところに移設することを提案し、本題の丁字路の交差点の早急な交通安全対策を提案いたしますが、この分については教育長の範疇かと思いますんで、教育長よろしくお願いします。



○議長(渡部孝樹君) 教育長。



◎教育長(遠藤秀明君) ただいま松浦武四郎翁の記念碑についてのご質問でございました。

 この記念碑につきましては、当時の厚真村郷土研究会が中心となりまして、吉岡議員の今、質問の内容に一部重複いたしますけれども、当時、蝦夷地探検家でありました松浦武四郎翁が安政5年6月にトンニカ、現在の富里に2泊したということから、探検による来町100年を記念して昭和32年に建立されたものでございます。昭和57年に厚真町の文化財保護条例に基づきまして厚真町の指定文化財に指定されているところでもございます。

 来年の平成30年は松浦武四郎翁の生誕200年、また、松浦武四郎翁が蝦夷地を北海道と命名して150年に当たるということから、最近ではこの松浦武四郎翁の北海道に残した功績が非常に注目されているところでございます。

 この松浦武四郎翁の石碑、標柱、これらは道内にも数十カ所ございます。これらの記念碑の、厚真町のこの松浦武四郎翁の記念碑の移設を含めた保存等につきましては、地域の皆さん方からもご相談を受けているところでございます。

 教育委員会といたしましては、記念碑の管理、これにつきましては現在、所有者であった厚真村郷土研究会がなくなっているという状況でございます。今後も教育委員会がこれには深くかかわっていかなければならないという認識に立っておりますし、委員会としましては、この松浦武四郎翁の功績を後世に残すという趣旨から、今後は記念碑の維持、補修を含めたものを責任を持って管理できるように、所有というものを、明らかに厚真町の町の所有という形で移した上での管理、維持、補修等行っていきたいと思っております。

 ただ、それについては現在は、現時点での場所での維持、補修というのを考えております。ただ、今ハビウ川の河川敷の崩壊等の危険ということで、移設ということも考えられますし、交通安全上の移設ということの観点からということでございますが、教育委員会の単独としてのその移設等の見解というのはちょっと今、町長部局との相談の上ということになろうかと思います。あくまでも現時点での記念碑の補修、維持、それが難しいということであった段階においては教育委員会が責任を、その所在を明らかにして適正に対応していきたいと。交通安全上の対応につきましては、町長部局との相談をさせていただきたいと思っております。



○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。



◆(吉岡茂樹君) 町長、今、教育長の答弁ありましたけれども、最終的には町長判断ということもあると思いますけれども、町長いかがですか。



○議長(渡部孝樹君) 町長。



◎町長(宮坂尚市朗君) 交通安全上の視点から現場を確認させていただきます。その結果として何らかの措置が必要な場合には適正な措置を講じてまいります。また、町教委として、松浦翁の足跡を残す記念物についても、しっかりと責任を持った管理をしてまいりたいというふうに考えております。それらについての必要な資金手当て、これについては町として責任を持ってまいります。

 以上です。



○議長(渡部孝樹君) 吉岡議員。



◆(吉岡茂樹君) この丁字路交差点の視界の確保という中で、先ほどから何回も言っておりますけれども、町長の答弁にもありますけれども、やはり現地確認をして、そして地域の皆さんの意見を聞きながら、本当に交通安全上の問題ということになれば人命にもかかわる問題かと思います。そんなことを踏まえまして早急に対策をお願いいたしまして、私の一般質問を終わります。



○議長(渡部孝樹君) 以上で、吉岡議員の一般質問を終わります。

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△散会の宣告



○議長(渡部孝樹君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。

 本日はこれにて散会といたします。

                             (午前10時33分)

地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

         議長

         署名議員

         署名議員