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北海道 北斗市

平成25年  9月 定例会(第3回) 09月03日−議案説明・質疑−01号




平成25年  9月 定例会(第3回) − 09月03日−議案説明・質疑−01号







平成25年  9月 定例会(第3回)





        平成25年第3回定例会会議録(第1号)

                平成25年9月3日(火曜日)午前10時00分開会  

   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〇会議順序(議事日程)
 1.開 会 宣 告
 1.開 議 宣 告
 1.日程第 1 会議録署名議員の指名について
 1.日程第 2 会期の決定について
 1.日程第 3 諸般の報告について
 1.日程第 4 議案第6号北斗市固定資産税の課税の特例に関する条例の制定について
 1.日程第 5 通告による一般質問
 1.散 会 宣 告
   ─────────────────────────────────────────
〇出 席 議 員(21名)
 議 長 20番 池 田 達 雄 君  副議長  1番 野 呂 義 夫 君
      2番 泉   信 男 君       3番 三 浦 利 明 君
      4番 藤 田 啓 実 君       5番 白 戸 昭 司 君
      6番 宮 下 寿 一 君       8番 ? 村   智 君
      9番 花 巻   徹 君      10番 寺 澤 十 郎 君
     11番 仲 村 千鶴子 君      12番 渡野辺 秀 雄 君
     13番 秋 田 厚 也 君      14番 坂 見 英 幸 君
     15番 栃 木 正 治 君      16番 水 上   務 君
     17番 小 泉 征 男 君      18番 中 井 光 幸 君
     19番 坂 本   勉 君      21番 高 田   茂 君
     22番 山 本 正 宏 君
   ─────────────────────────────────────────
〇会議録署名議員
      1番 野 呂 義 夫 君      21番 高 田   茂 君
   ─────────────────────────────────────────
〇本会議に出席した説明員
 市     長  高 谷 寿 峰 君    選挙管理委員会  葛 巻 禮 滋 君
                       委  員  長

 代 表 監査委員  奥 野 信 博 君    農業委員会会長  木 村 英 一 君
   ─────────────────────────────────────────
〇市長の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員
 副  市  長  滝 口 直 人 君    会 計 管理者・  沢 村 俊 也 君
                       総 務 部 長

 市 民 部 長  菅 井 利 通 君    民 生 部 長  石 川 英 明 君
 経 済 部 長  石 田   優 君    建 設 部 長  井 口   博 君
 総 合 分庁舎長  渡 辺 武 美 君    建 設 部 次 長  木 村 彰 宏 君
 総務部出納室長  佐 藤 理陽子 君    総務部総務課長  工 藤   実 君

 総  務  部  種 田   宏 君    総務部税務課長  宮 川   亨 君
 企 画 財政課長

 総務部収納課長  今 野 正 男 君    市民部市民課長  天 満 浩 之 君

 市民部環境課長  出 口 弘 幸 君    市  民  部  伊 勢 美智子 君
                       七 重 浜支所長

 市  民  部  小 辻 敏 彦 君    民  生  部  深 田 健 一 君
 茂 辺 地支所長               社 会 福祉課長

 民  生  部  前 田   治 君    民  生  部  田 村 宏 美 君
 保 健 福祉課長               国 保 医療課長

 経  済  部  浜 谷   浩 君    経  済  部  山 崎 勝 巳 君
 農 林 課 長               水産商工労働課長

 経  済  部  千 代   紳 君    建  設  部  山 崎 孝 人 君
 観 光 課 長               土 木 課 長

 建  設  部  今 村 尚 ? 君    建  設  部  田 中 正 人 君
 都 市 住宅課長               上 下 水道課長

 建  設  部  梅 田 一 生 君    総 合 分 庁 舎  天 満 淳 一 君
 新幹線対策課長               市 民 窓口課長

 総 務 部総務課  楠 川   修 君
 総 務 係 長
   ─────────────────────────────────────────
〇教育委員会委員長の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員
 教  育  長  永 田   裕 君    学 校 教育課長  高 井 茂 昭 君

 社 会 教育課長  岡 村 弘 之 君    学 校 給 食  上 出 啓 二 君
                       共同調理場所長
   ─────────────────────────────────────────
〇選挙管理委員会委員長の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員
 書  記  長  工 藤   実 君
   ─────────────────────────────────────────
〇代表監査委員の委任を受けた者で、本会議に出席した説明員
 事 務 局 長  松 野 憲 哉 君
   ─────────────────────────────────────────
〇本会議の書記(議会事務局)
 事 務 局 長  ? 田 雄 一 君    次     長  松 野 憲 哉 君
 議 事 係 長  山 田 敬 治 君



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△黙祷

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○議長(池田達雄君) 皆さんおはようございます。

 本来であれば直ちに議会の開会を宣言し、会議を始めるところでございますが、去る8月5日、児玉忠一議員が病気のため御逝去をされました。故児玉議員の御逝去を悼み、弔慰をあらわすために黙祷をささげたいと思います。

 皆様、御起立をお願いいたします。

       (黙 祷)



○議長(池田達雄君) ありがとうございました。御着席ください。

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△追悼の言葉

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○議長(池田達雄君) 野呂義夫君より、児玉忠一議員の生前の御功績をたたえ、御逝去に対し弔慰をあらわすため発言を求められておりますので、これを許します。

 野呂義夫君。



◆1番(野呂義夫君) 追悼の言葉。

 私は北斗市議会を代表し、そして同期議員として、去る8月5日、77歳を一期として無念にも志半ばで病に倒れ、御逝去された児玉忠一君を悼み、心から哀悼の言葉をささげます。

 本日、児玉忠一君がいつも座っていた7番の議席に目を向けますと、そこには花が飾られ、そして傍聴席には遺影と御遺族の皆様方がいらっしゃいます。ここで御遺族の皆様方に対し、心よりお悔やみを申し上げたいと存じます。

 児玉忠一君、あなたは一昨年体調を崩し、函館中央病院に入院され、退院後も繰り返し抗がん剤治療を受けられ、そのような中で北斗市議会議員として、その職責を全うすべく本会議を欠席することなく、元気な姿を我々同僚に見せてくれておりました。しかし、今、あなたの病状、体調を考えますと、相当に無理をされておられたのでしょうね。あなたは、みずからの人生の締めくくりの時が近づいていることを悟り、残された一日一日、ひとときひとときをかみしめ、そして味わいながら命がけでみずからの責任を果たしていたのではないでしょうか。今、そんなあなたの心情を察するとき、万感胸に迫るものがあります。

 去る6月定例会においてあなたは、工事請負業者のランクづけの考え方や、選定基準を厳格に定めるといった内容の質問に立ちました。周囲の我々が驚くほどの迫力で、病によりさらに小さくなったあなたの体のどこからあのような声が出るのか、我々を圧倒するものでありました。しかし、今となってはあの質問があなたにとって、そしてあなたの英姿を見る我々にとって最後の質問となってしまいました。あなたが質問に立つ英姿からは、市政にかけるあなたの思いや信念に敬服の思いを感じずにはいられませんでした。

 また時を同じくして、6月定例会では開会前の議場において、全国市議会議長会永年勤続表彰状の伝達がおこなわれました。あなたは15年以上勤続の表彰を受けられ、一緒に受賞した二人の議員と晴れやかに記念撮影におさまり、その記事と写真が議会だよりに掲載され、市民の皆さんに紹介されました。実によい笑顔を我々に見せてくれておりました。そのとき私は、あなたの議会議員としての生活に加えて、あなたがこれまで歩んできた人生を思い、そしてそれをたたえ、拍手を送っておりました。このようについこの間まで私たちの前にいたことを思うと、あなたの死はいまだに信じがたいものがあります。

 児玉忠一君、あなたは上ノ国町で生を受け、函館水産高等学校で学び、卒業後もこの地にとどまり、仕事の傍ら地域に根差した活動を重ね、地域のリーダーとして活躍されました。この間、ツルさんと結ばれ、そして娘八代さんを授かり、幸せな日々を送られてこられました。平成2年には地域の衆望を担って、当時の上磯町議会議員に立候補し初当選を果たされ、以来7期23年にわたり上磯町議会議員、北斗市議会議員としてその功績を重ねられました。

 私たち北斗市議会議員は、平成18年2月、上磯町と大野町の合併、北斗市誕生に果たしたあなたの功績を決して忘れることはできません。合併を協議する調査特別委員長、引き続き合併に伴う事務事業を協議する調査特別委員長を務められ、あなたは抜きん出た手腕とリーダーリップを発揮され、両町の命運をかけた一大事業である合併へと導く上で、多大な貢献をされました。

 児玉忠一君、あなたのこれまでの足跡に対し敬意と感謝を申し上げたいと思います。

 忠さん、ありがとうございました。そして御遺族の皆様方には、どうかこの深い悲しみを乗り越え、児玉忠一君のためにもこれからの人生を幸せに歩んでいただきたいと存じます。

 児玉忠一君の安らかなる眠りを心から御祈念申し上げ、追悼の言葉とさせていただきます。

 平成25年9月3日、北斗市議会副議長野呂義夫。

 (午前10時00分 開会)

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△開会宣告・開議宣告

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○議長(池田達雄君) ただいまから、平成25年第3回北斗市議会定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

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△日程第1

  会議録署名議員の指名について

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○議長(池田達雄君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定によって、

     1番 野 呂 義 夫 君

    21番 高 田   茂 君

を指名いたします。

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△日程第2

  会期の決定について

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○議長(池田達雄君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今定例会の会期は、本日から17日までの15日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ)



○議長(池田達雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、今定例会の会期は、本日から17日までの15日間とすることに決定いたしました。

 なお、会期日程は、既に配付のとおりであります。

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△日程第3

  諸般の報告について

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○議長(池田達雄君) 日程第3 諸般の報告を行います。

 今定例会において市長から提出された議件は、議案第1号より議案第8号まで及び認定第1号より認定第8号まで並びに報告第1号より報告第3号までの以上19件であります。

 本日の議事日程は、印刷してお手元に配付のとおりであります。

 地方自治法第121条の規定によって本会議に出席する説明員及びその委任者は、その職氏名を印刷して、お手元に配付のとおりであります。

 次に、監査委員から、平成25年5月分より平成25年7月分までの例月出納検査報告書が提出されましたので、その写しをお手元に配付いたしました。

 次に、今定例会に出席する説明員の会期中における一般質問並びに議案の審議に伴う入退席については、あらかじめこれを許可することにいたします。

 次に、説明員の欠席について報告いたします。吉元教育委員会委員長、中村農業委員会事務局長から、本日の会議を欠席する旨の届け出がありました。

 以上で、諸般の報告を終わります。

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△日程第4

  議案第6号北斗市固定資産税の課税の特例に関する条例の制定について

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○議長(池田達雄君) 日程第4 議案第6号北斗市固定資産税の課税の特例に関する条例の制定についてを議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 高谷市長。



◎市長(高谷寿峰君) −登壇−

 ただいま上程されました、議案第6号北斗市固定資産税の課税の特例に関する条例の制定につきまして提案理由を御説明申し上げます。

 国は、平成25年度税制改正の大綱において、現下の経済情勢を踏まえ、成長と富の創出の好循環の実現に向け、民間投資の喚起、雇用・所得の拡大、中小企業対策・農林水産業対策等のための税制上の措置として、半島振興法の規定により地方交付税で措置される固定資産税の不均一課税対象業種を拡大及び適用期間を延長し、企業立地促進法の規定により地方交付税で措置される固定資産税の課税免除適用期間を延長しました。

 北斗市におきましては、新駅周辺地区の土地利用の促進など、企業立地による産業振興を一層推進するため、固定資産税の優遇措置を創設し、既存の助成措置とともに本市への民間投資を誘引する強力な両輪を確立し、企業立地を促す制度として本条例を制定しようとするものでございます。

 条例の主な内容につきましては、半島振興法に基づく措置といたしまして、製造業のほか新たに旅館業を対象とし、資本金額に応じて取得金額が500万円以上、1,000万円以上、2,000万円以上の新増設に係る家屋、償却資産及び土地を平成27年3月31日までに取得をした際の固定資産税について、課税第1年度目は10分の1課税、第2年度目は4分の1課税、第3年度目は2分の1課税と、3年度にわたり不均一課税をしようとするものでございます。

 次に、企業立地促進法に基づく措置といたしましては、函館地域基本計画で集積業種として指定しております製造業、情報通信業、情報通信技術利用業、運輸業及び自然科学研究所を対象業種として、当該施設の用に供される家屋又は構築物を構成する償却資産及び敷地である土地の取得価格の合計額が2億円以上、当該業種が農林漁業関連業種に係るものにあっては5,000万円以上の新増設を対象に、平成26年3月31日までの取得資産に係る固定資産税を課税第1年度から第3年度にわたり課税免除をしようとするものでございます。

 なお、この条例の施行に関する必要事項など詳細につきましては、別途条例施行規則を定めて運用してまいります。

 また、不均一課税及び課税免除に伴う減収分の4分の3については、地方交付税によって減収補填されることとなっております。

 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。



○議長(池田達雄君) 本件に関する質疑を許します。

     (「なし」と呼ぶ)



○議長(池田達雄君) 質疑がありませんので、以上で質疑を終わります。

 お諮りいたします。

 本件に関しては、総務常任委員会に付託の上、審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ)



○議長(池田達雄君) 御異議なしと認めます。

 よって、本件に関しては、総務常任委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。

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△日程第5

  通告による一般質問

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○議長(池田達雄君) 日程第5 これより通告による一般質問を行います。

 通告順に発言を許します。

 21番高田茂君。



◆21番(高田茂君) −登壇−

 それでは、一般質問の通告書順序によりまして質問をいたします。

 1番目として、市道千代田第2号線の整備促進に関する件でございます。

 千代田第2号線は、千代田と国道227号を結ぶ地域の幹線道路として、「社会資本整備総合交付金事業」を導入しまして、平成19年度に整備事業がスタートしています。

 計画では、延長880メーター、幅員が車道幅員で5.5メーター、片歩道2.5メーター、これは550メーターあります。平成29年度で完了する計画であります。事業着工後7年経過しましたが、平成22年度は事業費がゼロとなるなどもあって事業の進捗状況が見えず、地元では「工事が中止しているのではないか」と心配される声も聞こえてきます。

 第1次北斗市総合計画に、「安心で快適な道路空間の形成」として「幹線道路の車道整備と合わせて歩道などを設置し、歩行者などの交通安全を確保します」と記載されています。地域の発展に伴って走行する車が増加しています。安全を確保するためにも、できるだけ早く整備する必要があると思います。

 以上のことから、次のことについてお伺いいたします。

 (1)全体事業実施計画の概要について。

 (2)事業の進捗状況について。

 (3)住民説明会はどのようになっているか。

 (4)事業年度の短縮及び最終年度はいつか。

 以上でございます。



○議長(池田達雄君) 高谷市長。



◎市長(高谷寿峰君) −登壇−

 高田議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。

 市道千代田第2号線の整備促進に関する件の一つ目、全体事業実施計画の概要についてでございますが、市道千代田第2号線道路改良事業は、社会資本整備総合交付金事業として、事業期間を平成19年度から平成29年度までの11年間とし、総事業費は約10億円であります。施工延長は880メートル、車道幅員は5.5メートルで道路改良するもので、うち550メートルにつきましては2.5メートルの片歩道を整備するものでございます。また、中間地点にある新川排水路にかかる第4新川橋につきましては、かけかえることとしております。

 二つ目の事業の進捗状況につきましては、年度ごとに御説明申し上げますと、平成19年度は実施設計、用地確定測量、土質調査、軟弱地盤解析、物件調査などを実施し、平成20年度は函渠設計、物件調査、用地買収を、平成21年度は物件調査、用地補償を実施いたしました。平成22年度は、新駅周辺の道路整備事業に重点的に事業費をかけたことにより、千代田第2号線は事業を実施いたしませんでした。平成23年度は暫定盛土を実施し、平成24年度は仮設橋梁の設計及び道路の修正設計を実施いたしました。本年度は3件の用地買収及び物件補償を予定しております。

 また、今後、本工事につきましては、平成27年度から道路改良工事及び仮設橋梁工事に着手する予定でございます。

 平成24年度までの実施済み事業費は約1億8,200万円で、進捗率は約18%となっておりますが、これは国の道路事業の交付金が近年減額されていることなどが理由として上げられます。

 なお、新駅周辺道路整備事業につきましては、平成26年度までにほとんどの工事発注が完了しますので、平成27年度以降は千代田第2号線への事業費について、平成29年度に完了できるよう要望してまいりたいと思っております。

 三つ目の住民説明会の状況につきましては、平成19年12月に第1回目を開催しており、工事区間や道路の構造、今後の予定などについて御説明しております。

 さらに実施設計や用地測量が完了し、買収ラインや買収単価が決定したことを受け、第2回目の住民説明会を平成20年4月に開催いたしました。また、本年8月22日に第3回目の説明会を実施し、現在までの進捗状況や今後の予定について説明をしたところでございます。

 四つ目の事業年度の短縮及び最終年度についてでございますが、現在、完成目標である平成29年度に向け事業を進めている状況にございますが、平成27年度までは市の重点事業である新駅周辺整備事業に多額の費用がかかることから、事業期間の短縮につきましては財源的にも困難な状況であると考えております。

 また、社会資本整備総合交付金事業でございますので、国への要望額どおりに予算が確保されるとは限らないことから、完成がおくれる可能性もございますが、国や北海道とも協議を進めながら、平成29年度完成に向けて努力してまいりたいと思っております。

 以上で、高田議員の御質問に対するお答えといたします。



○議長(池田達雄君) 高田茂君。



◆21番(高田茂君) それでは、1問ずつ質問をしていきます。

 今、市長からも説明あったとおり、19年から29年までですか、11年間でこの事業を仕上げると、こういうようなこと。私、この質問、ここへ立つようになった理由については、要するにこの11年間の事業全体計画、地域のあそこを利用する、張りついている住宅というのは数えて34戸あるのですが、皆さんわかってない人が多いのです。だからこういうことになると、地域に行くたびに「この道路はいつできるのですか」と、こういうような感じであるわけで、そういうことからこの質問をしたとこういうことで、事業が中ほどまで進んでいる中でのことで恐縮に存じるわけですけれども、そういうことで御理解を賜りたい。

 したがいまして、第1点にこの整備計画、計画変更なしで今後進むのかどうか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(池田達雄君) 山崎土木課長。



◎土木課長(山崎孝人君) 高田議員の御質問にお答えいたします。

 今のところ、計画の変更は一切ございません。

 以上でございます。



○議長(池田達雄君) 高田茂君。



◆21番(高田茂君) わかりました。

 それでもう一つなのですが、市道千代田第2号線、答弁の中には市渡の第2号線、駅前周辺開発に伴う2号線との事業の調整はどのようにされたのか。

 社会資本整備総合事業については、国に対してそれなりに19年に採択され、この千代田ばかりでなくして道路関係で新規については、そういういろいろ要望されてきているかと思いますが、事業調整は全部満額つくわけでもない。したがって、事業調整はどこでなされているのか、国と、むろん道等についても協議されているのかどうか、その辺のことについてお伺いしたいと思います。



○議長(池田達雄君) 山崎土木課長。



◎土木課長(山崎孝人君) 高田議員の御質問にお答えいたします。

 市渡2号線については、平成22年度より26年度まで、同じく社会資本整備交付金事業にて事業を実施しております。市渡2号線に限って言いますと、平成27年度に開業する新幹線の新駅へのアクセスする重要な路線でもあります。

 また、区画整理事業等ほかの事業との整合をとりながら、進捗させなければならない路線でもございます。このため、道路事業の交付金が削減される状況で、要望の優先順位は新幹線周辺の道路事業では、1位と考えて要望しております。

 以上でございます。



○議長(池田達雄君) 高田茂君。



◆21番(高田茂君) ただこういうようなこと、地元ではきちんと理解してなければならないのではないかと思うのですよ。別にあそこには促進の期成会もあるわけではないのですけれども、わずか800メーターに10億円を投じるわけですから、大変財源的にも大きく、負担も大きくなるわけですね。当然、2分の1、一般財源持ち出さなければならないと、こういうことがありますので、そういうことだと思いますが、そこでこの全体計画終わりまして、2番目の事業の進捗状況なのですが、19年からスタートしまして実施設計、20年は物件調査ほか、21年は用地買収ほか、22年度は事業費がゼロと、こういうふうになると地元でもがっくりするのですね、本気でやる気あるのかどうかと、そういう疑念も持たれる。

 この年は市渡第2号線のほうに予算が、千代田2号線からいくと引っ張られたと、こういう感じになるわけですね。市にとっては事業の関係から言うと、当然向こうが優先されると、こういうようなことなのでしょうけれども。それから、23年度は暫定盛土30メーターされていると、24年度は仮設橋梁の設計、これは新川橋だと思いますけれども、そういうようなことでいって本年度合わせると、3件の用地買収と物件補償を計画している。

 この24年度までの実施済みの事業費は、約1億8,200万円で18%の進捗率と、こういうふうになっているのですが、27年度以降29年度まで3年間で残り事業費8億1,800万円、計算上はなるわけですけれども、市長は場合によってはおくれる場合もあると言うのですが、計画では課長は計画どおり実施する、この辺のこともちょっと確認をしたいのですが。



○議長(池田達雄君) 山崎土木課長。



◎土木課長(山崎孝人君) 高田議員の御質問にお答えします。

 11年のうちの7年目ということで、18%というのはちょっと低いのではないかというようなイメージがございますが、確かに新幹線整備事業に引っ張られているという面もございます。

 あと、全国的な補助事業に対するお金のつきぐあいもよくないというようなことで18%ということなのですが、27年度以降に橋梁だとか架設橋、それから本格的な道路工事というのが入ってきまして、3年間で5億、6億円という金額がかかってまいりますので、そういった意味では今、用地買収や物件補償などをしている段階でございますので、率が多少少ないというようなことでございます。

 今のところ、先ほど申しましたとおり、予定どおり29年完成に向けて努力していくというようなことでございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(池田達雄君) 高田茂君。



◆21番(高田茂君) わかりました。

 それで(3)の住民説明会はどのようになっているかと、これに対しては19年、この事業がスタートする年の12月に工事区間や道路構造、今後の予定ということで説明をされている。それから、20年4月には第2回目の説明会を行っていると、このときの説明会どんなことをされたのか。それから、25年8月22日、この間ですね、こういう騒ぎになってきたら何か慌てて説明会開いたような気がする。第3回には、現在までの進捗状況と今後の予定ということなのですが、20年4月の2回目の説明会というのは、課長、どういうふうにされたのですか、どういう内容で。



○議長(池田達雄君) 山崎土木課長。



◎土木課長(山崎孝人君) 高田議員の御質問にお答えします。

 第2回の説明会は、今おっしゃられたとおり平成20年4月3日、農業振興センターにおいて開催いたしました。出席は、39人の対象者のうち23名の出席をいただきました。第1回目と違いまして、第2回目は詳細設計や用地買収ラインなどが判明しておりましたので、より具体的な道路構造や高さなどについても御説明して御理解をいただきました。また、用地買収ラインや用地買収の単価についても判明してございましたので、それらについても御説明をいたしました。

 以上でございます。



○議長(池田達雄君) 高田茂君。



◆21番(高田茂君) 私、地元の方々が34戸全部言うのではなくして、その中の何戸かの方が、市が本当にやる気あるのだべかと。結局は、休んだ年ありますので、休んだ年というのは要するに事業費がこっちに、千代田のほうに振り向けないで、どうしても市渡第2号線のほうへ行った、こういうようなこともあるのですが、こういうことも地域の方には11年間もかけて立派な道路をつくろうとしている、しかし、途中でこういうふうになると、本当にやる気あるのだべかという疑念持たれるのですよ。

 だから、こちらで課長さん方みんな、前任者もそうだったのかもわからないけれども、やっぱり地域にはきちっとその辺、11年かかって財政厳しい中、皆さんの要望でここはやるのだということを採択したのだということを十分ひとつ、「もうありませんか」というぐらい説明会、そんなに毎年やらなくても皆さんには満足していただけるのではないかなと思っているのですよね。

 この先まだあるのですよね、このことについても変更なく目的どおり10億円やっていきますよと、こういうことなのですけれども、どうですか、ないと言ってももし変更あった場合、いわゆる29年度で終わらないで30、31、32といった場合、財政等事情でいった場合に、そういう説明会はどうですか。そういう変更あった場合、課長はないと言うのだけれども、万が一あった場合、説明会したほうがいいと思うのですが、その辺の考え。



○議長(池田達雄君) 山崎土木課長。



◎土木課長(山崎孝人君) 高田議員の御質問にお答えします。

 確かに、住民の方々には29年度完成ということでお話ししております。それが万が一、国の予算のつきぐあいだとか、そういうようなことで延びる可能性がございましたら、ある程度わかった時点、説明会を開催して、住民の皆さんに御理解をいただきたいというふうに考えてございます。

 以上でございます。



○議長(池田達雄君) 高田茂君。



◆21番(高田茂君) では(4)番目の事業年度の短縮及び最終年度はいつかと、これは今の答弁の中で事業年度は短縮ということは考えられないと。必ずしも今持っている事業については、千代田2号線ばっかりでなくて、今の駅前開発にかかわる市渡第2号線の予算の割り振りもあるというようなことですから、これは非常にそういうようなことではやむを得ないのではなくして、どうしようもないことで財源的に困難な状況であるかもしれないけれども、目標年、最終年度に向かって完了に向けて努力していただきたい、こう思います。課長の答弁、ひとつお願いします。



○議長(池田達雄君) 山崎土木課長。



◎土木課長(山崎孝人君) もちろん高田議員おっしゃるとおりでございますし、住民の方もそれなりに計画どおり完成することを望んでいると思っております。

 私どもとしても29年度完成に向けて、もちろん努力してまいります。ただ、市長の答弁にもありましたように、国の予算のつき方とかそういうことでおくれる可能性はありますので、29年完成に向けて努力してまいりたいというふうに思います。

 以上でございます。



○議長(池田達雄君) 高谷市長。



◎市長(高谷寿峰君) お答えを申し上げたいと思いますけれども、市で計画している路線というのは、全て重要な路線でありまして、一旦計画した以上は、その計画どおりにやる、なるべくやっていきたいというのが基本的な考えでございます。

 今の千代田第2号線につきましても途中いろいろとありましたけれども、最終的には計画どおりの平成29年度までに終わらせたいという思いは、申し上げているとおりなのですけれども、例えば平成24年度は、当初で社会資本整備総合交付金が3割減額されました。これはやっぱりその分を市の税金でカバーしてやるというふうにはなりませんので、こういった状況になれば優先している事業に充てざるを得ないのだということもありますので、何とか千代田2号線を予定どおりやりたいという意思はもちろん持っていますけれども、我々の力ではどうしようもない部分が出てくるかもわかりませんので、そのときにはきちっと住民の皆さん方にお知らせをしたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(池田達雄君) 5番白戸昭司君。



◆5番(白戸昭司君) −登壇−

 通告に従いまして、2点について質問をいたします。

 1、災害に対する危機管理に関する件。

 台風や大雨、地震や津波等の自然災害に対する備えについては、北斗市地域防災計画において、想定される災害への対策が整理されていると理解しておりますが、災害対策本部の機能や住民意識の高揚と維持が非常に重要と考えます。

 そこで、次の点についてお伺いいたします。

 (1)8月9日の大雨による被害の状況と、対策本部の機能について。

 (2)9月1日に行われた災害対策本部要員参集及び本部設置訓練について。

 2点目でございます。

 「北斗函館」駅前の企業誘致に関する件。

 北海道新幹線開業まで2年余りに迫り、「北斗函館」駅舎の建設と駅前整備が順調に進んでおり、駅前への企業誘致について、ホテルの誘致を最優先に物販施設を組み合わせた複合施設の整備を条件とし、具体的な検討に入っていると思いますが、現時点での状況をお伺いします。

 また、商業施設用地への進出意欲のある事業者やレンタカー関係者等との協議についても、現時点での進捗状況をお伺いします。

 さらに、観光施設やイベント等についての取り組みについてもお伺いします。

 以上、よろしくお願いします。



○議長(池田達雄君) 高谷市長。



◎市長(高谷寿峰君) −登壇−

 白戸議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。

 1点目の災害に対する危機管理に関する件について、災害時における被害の最小化には、白戸議員が御指摘のように住民意識の高揚や災害対策本部の機能など、地域の防災力、防災機能を高めていくことが重要であります。

 一つ目の8月9日の大雨による被害状況と災害対策本部の機能についてでございますが、大雨洪水警報が発令された8月9日、当市では降り始めからの総雨量が124.5ミリメートルと合併後の最大値を記録し、久根別川の水位が避難判断水位の4メートル39センチを超過したなど、洪水災害を想定した対応が必要な気象状況にありました。

 被害状況については、道路冠水による市道の通行どめやビニールハウス84棟の冠水など、8月12日付で議員各位に御報告申し上げました被害のほか、大当別線林道及び村前沢林道について、横断管の欠損等の被害が発生しました。農業被害は、冠水後の生育状況等を調査中でございますが、林道2路線については早急に復旧する必要がありますので、災害復旧費で対応してまいります。

 次に、災害対策本部の機能についてでございますが、気象警報が発令された場合は、総務課と土木課による第1非常配備体制によって情報収集などの初期対応を行いますので、午前0時27分の大雨警報発令後、午前1時から初期対応を開始し、随時、建設部による警戒パトロールや内水対策など降雨状況に応じた対策を講じ、午後0時40分には避難判断水位を超過した久根別川、及び短時間に増水を見た大当別川の両河川の周辺に避難準備情報を発令したところであります。

 なお、避難準備情報はゲリラ的豪雨に備え発令しましたが、その後、各種の気象情報からは洪水発生が予測される状況にはありませんでしたので、災害対策本部は設置せず、第1非常配備内での体制拡大にとどめたところでございます。

 この間、午前11時30分には、副市長以下、参集可能な部課長による緊急庁内会議を開催し、気象情報の報告と十分な警戒が必要であることなどを確認し、庁内体制を整えたところであり、市役所における防災体制の展開と機能は発揮されたものと考えております。

 また、反省点といたしましては、避難準備情報に関する車両広報について、防災担当課内の指示の不徹底により、河川状況の確認へと、指示内容が置きかわって伝達されたため、発令時の車両広報が実施されず、その把握もおくれたという事例がありましたので、今後におきましては指示及び確認を徹底するよう改めてまいりたいと存じます。

 二つ目の9月1日に実施した訓練についてでございますが、防災の日であるこの日に、市及び消防署の職員による災害対策本部要員参集及び本部設置訓練を実施いたしました。今回の訓練は、10月29日に久根別・東浜地区で、市民参加型の実働訓練として実施されます北海道総合防災訓練を見据えた訓練に位置づけ、また、石別町内会による津波避難訓練と連携して実施したものであります。

 訓練の内容につきましては、地震災害を想定した職員の自宅から市役所及び避難所への参集訓練及び本部設置訓練、被災情報収集訓練を最初に行い、その後、災害想定を津波災害に変更した上で、災害対策本部の初動訓練について、初動マニュアルに沿って実施したものでございます。

 次に、2点目の「北斗函館」駅前の企業誘致に関する件についてでございますが、まず新駅地区全体の誘致活動や事業者の方々から指摘されている進出に際しての課題など、誘致活動全般の現状についてお答えを申し上げます。

 物産館機能を有したホテルを初め各種小売業や飲食サービス業など、商業施設の誘致に関しましてはこれまでの誘致活動や説明会の開催、さらには開業まで2年半余りとなったことからも、新駅地区への進出に向けた具体的な検討を進めている事業者は、徐々にふえつつあるといった感触は得ております。

 前向きな事業者の中には、現地視察をし、立地場所を選定して地権者との面談・交渉という段階まで至ったところもありますが、残念ながらいまだ進出決定に至ったところはなく、検討段階、あるいは開業後の動きを見たいといった様子見のところが多いというのが現状でございます。

 事業者との話し合いの中では、立地に当たって躊躇していることや進出決定に至れない要因として、採算面を検討する上で重要な要素となる新駅での乗降客数や新駅地区での滞留人口の見込み、新駅から人々がどのように動き、どのように流れるのかといったことが想定しづらいこと。

 また、近くの新幹線駅で参考となる新青森駅での企業の張りつき状況、さらには大きな投資を決断していく上で駅舎や街区がいまだ工事中であり、街区や区画道路の状況が実際に確認できず、町並み全体のイメージができないなどといったことが不安材料として指摘されております。

 また、新駅地区へ人を呼び込むための公共施設の整備をといった意見や商業施設については、観光客のみを相手とした営業展開では厳しく、地元住民の方々からの利用も前提として考えていることから、新駅地区への定住人口を確保させるための施策を求められることもございます。

 市といたしましては、これらの指摘されている課題の解決に向け、民間の動きを誘導していくための支援、方法などについて市がかかわれることとして何があるのか、何ができるのかといった面でも調査・検討を進めるとともに、引き続き新駅地区の最優先事項であり、他の街区への企業立地にも弾みがつき、よい効果があると思われる第1街区へのホテルの誘致、進出決定に向けて当面は取り組みを重点化して臨んでまいりたいと考えております。

 御質問のありましたホテルや商業施設、レンタカー業者など個別の案件の具体的な事業者名や協議状況につきましては、それぞれ交渉中の案件であり、お互いの信頼関係上申し上げることはできませんが、ホテルに関しましては具体的な検討を進めている事業者との間で、物産館機能の内容やホテルの部屋数などといった施設の規模、土地利用の形態、駅附帯施設との接続協議など設計業者を交えながら具体的な協議に入っており、今後、施設の整備計画を固めた上で工事費を算出し、年内には整備の有無を最終判断するというスケジュールで協議を進めております。

 ただし、前段でもお答え申し上げました不安材料から、採算面では宿泊客数や物産館の利用見込みが大変厳しい試算結果となっており、新駅地区における滞留人口の確保、集客対策といった面で行政側にも一定の役割を発揮してほしいといったことを要望されております。この行政側に求められている取り組みにつきましては、ホテル誘致のみならず他の事業者の方々にも関連することですので、今後、市役所内全体で慎重かつ早急に検討を進め、結論を出していかなければならないものと存じております。

 商業施設につきましては、各種小売業や飲食サービス業、旅行サービス業、不動産賃貸業など、これまでも数多くの照会はありますが、具体的な話し合いに進展するケースは少なく、現在、定期的に状況確認などのフォローアップをしている事業者は十数社でございます。進出に当たっての課題といたしましては、前段お答え申し上げました不安材料のほか、テナントとして出店を希望のため入居できる施設の整備を待っているというのが現状でございます。

 また、進出を希望する駅前広場の向かい側の二つの街区については民有地がほとんどであり、地権者側として立地を希望する業種や土地の賃貸、あるいは売買といった条件面でも両者に相違があるといったケースも生じてきております。

 レンタカー関係につきましては、立体駐車場の向かい側の街区へ事業者を集約させる方向で、函館と札幌のレンタカー協会を窓口として、具体的な検討を進めてもらっております。複数の事業者が進出に前向きという話をいただいておりますが、高額となる用地取得費がネックとなっていること。さらに事業者間での調整に時間がかかっている状況となっておりますが、できるだけ早い時期に結論を出したいという方針を伺っているところでございます。

 新幹線開業に向けて新駅地区への企業立地を進め、にぎわいの場を創出していくことは北海道や商工会議所連合会を初めとした経済団体、産業団体、金融機関などからも苦戦している状況を御心配いただき、さまざまなご支援・御協力をいただいている状況にございます。これからもその人脈やネットワークをフルに活用させていただき、企業立地に向けた働きかけを積極的に行い、何としても平成27年度末の新幹線開業を成功に結びつけるという強い決意を持って企業誘致に臨んでまいりたいと存じます。

 次に、観光施設についてでございますが、基本的には新たな施設等を整備するのではなく、今ある観光資源を磨き上げ、活用していくことが重要と考えておりますが、新幹線開業により本市を訪れる観光客が大幅に増加することが見込まれることから、これに対応するための必要な施設整備を行うこととしております。

 具体的には、北斗函館駅において観光情報等のサービスを提供し、観光客の利便性の向上を図るとともに、本市の魅力を積極的にアピールするための総合情報拠点として、駅附帯施設内に観光案内所を設置するほか、本市観光の中核と位置づけている、きじひき高原から眺めることができる南北海道の絶景を、観光客にゆっくり楽しんでいただけるよう屋内展望施設を整備することとしております。

 また、イベントについてでございますが、本市においては北斗市夏まつりやふるさとの夏まつりなど、これまで何年も継続している既存のイベントに加え、新幹線開業を見据えて市民はもとより観光客にも楽しんでいただけるよう、昨年から始まった「ローマへの道パレード」やことし初めて開催された「きじひき高原まつり」といった新たなイベントも行われてきております。こうした新たなイベントについては、今後、開業に向けてさらに知名度が高まり、より多くの観光客に来ていただけるよう本市としても引き続き支援を行ってまいりたいと考えております。

 以上で、白戸議員の御質問に対するお答えといたします。



○議長(池田達雄君) 白戸昭司君。



◆5番(白戸昭司君) 1点目の災害に対する危機管理に関する件ということで、8月9日の大雨については非常に久根別川の水位が上がったということで、報告によりますと、新川の水の流れが滞ってしまった、水位が上がったということでポンプ稼働されております。それに伴う被害状況なんかも報告にあるのですけれども、久根別川の改修については、昨年の12月定例会で下流域の改修を強く望むということ。それから、旧久根別川のしゅんせつということも質問させていただいています。

 答弁では、久根別川9年確率を暫定的な断面として26年度から工事予定という答弁をいただきましたけれども、市としても道や国に対して早くやってほしいということを要望しているというふうに思うのですけれども、その後、旧久根別川のしゅんせつも含めて強く要望していただきたいという思いなのです。まだ1年たっていませんけれども、その後の状況等についてお伺いをいたします。



○議長(池田達雄君) 山崎土木課長。



◎土木課長(山崎孝人君) 白戸議員の御質問にお答えいたします。

 まず久根別川の改修でございますが、2級河川ですので、建設管理部のほうに現在の状況をお聞きしてまいりました。

 七飯町のほうで、今、護岸工や掘削工を施工中でございます。北斗市における工事については、用地交渉が難航してございます。本来の計画である50年確率の降雨に対応した計画断面での完成は、今のところ不確定となっております。このまま交渉がまとまらない場合は、9分の1の確率、9年確率ということで工事を行うということになるようでございます。

 工事のほうなのですが、前に26年という話がございましたが、またそれが数年以上おくれておりまして、交渉がまとまらないということが大きいのでしょうが、平成30年以降の工事になるというような予定でございます。

 あと、旧久根別川のしゅんせつでございますが、これも2級河川ですので、建設管理部のほうに状況をお聞きしました。平成13年度から16年度まではしゅんせつを実施いたしましたけれども、それ以降、不法に占用された菜園等が支障となってございまして、現在、一部未施工となっている状況もございます。

 ことしの5月に看板を設置いたしまして、立ち退きのお願いをしている状況でございます。今後は、各使用者に対して個々に面談して協力を求め、来年度には一部しゅんせつができるように計画している状況でございます。ただ、不法に占用された菜園等を行っている方が、30人程度もいるというようなことで、苦慮しているということでございます。

 北斗市としても内水の氾濫等のこともございますので、できるだけ早くしゅんせつ工事ができるように町内会などに対しても協力をお願いしながら、菜園等の撤去に向けて努力してまいりたいというふうに思います。

 以上でございます。



○議長(池田達雄君) 白戸昭司君。



◆5番(白戸昭司君) 久根別川の河川改修については、平成26年のものが平成30年に延びるということで、ちょっとどうなのかなと、もっと強く要望すべきでないかなというふうに思います。

 9日の後に、8月18日にも非常に多量の雨が降ったということで、道南地方全域で甚大な被害が出ております。北斗市においても報告によると、林道施設被害2カ所ということで報告されましたけれども、そのほかの被害、農業被害等どうなのかなと。七飯町の農地が一部冠水したという報道がありましたので、北斗市ではどうだったのかなというふうに思います。

 その点お聞きをしたいというふうに思うのと、ちょうどこのとき「ローマへの道パレード」の行われている最中でございました。土砂災害警戒情報というのが防災無線から流れてきまして、報告では対象の地域町内会に電話連絡したという報告であります。この土砂災害警戒情報というものそのものの位置づけといいますか、どういうものなのかということと、対象地域町内会というのはどこなのかという点についても再度お伺いをいたします。



○議長(池田達雄君) 浜谷農林課長。



◎農林課長(浜谷浩君) 白戸議員の1点目の8月18日の雨による農業被害という部分について、私のほうからお答えを申し上げます。

 最初の答弁の中で、8月9日につきましてはビニールハウス84棟の冠水が確認されているということで答弁をしておりますが、8月18日の雨につきましては、農業被害というものは確認されてございません。

 以上でございます。



○議長(池田達雄君) 工藤総務課長。



◎総務課長(工藤実君) お答えいたします。

 土砂災害警戒情報の関係でお答えをしたいと思います。

 まず、この土砂災害警戒情報、気象台、それから土木現業所、これらの防災機関等が関係しまして、当日の気象状況に応じて発令を出していくというものになってございます。

 当日8月18日の状況で申し上げますと、北斗市内の雨量の状況ですが、主に北部、桧山地区厚沢部町に隣接している周辺、山側のほうで非常に強い雨が降っていた。とりわけ厚沢部に抜ける中山トンネル周辺では、午前中10時、11時ぐらいの1時間で70ミリというような短時間の記録的大雨情報も出されていたという中で、一方で海岸線のほうは試験場を含めたアメダスポイントでは総雨量が20ミリということで、北斗市内の中でも非常に降雨状況といいますか、雨量の状況が異なった中で土砂災害警戒情報が、北斗市全域に発令されたという状況にあります。

 それで、その対象地域ということになってくるわけですけれども、北斗市内土砂災害等の危険箇所というのが90数カ所、100カ所近くあります。この中で、当然その対象地域となりますのは当別地域ですとか、茂辺地地域ですとか、それから野崎地域、それから大野地区のほうの市渡地域なり文月地区等急傾斜地がある地域が、この土砂災害の危険箇所になっております。

 なお、この土砂災害に関する関係で申し上げますと、詳細調査、こちらのほうを北海道のほうで随時実施しておりまして、その調査の実施済みの箇所というのは、まだこの100カ所近い中ではさほど多くない状況ではございますが、そのような調査の結果も踏まえて対象地域、先ほど申し上げました幾つかの地域が対象地域になってくるという状況であります。



○議長(池田達雄君) 白戸昭司君。



◆5番(白戸昭司君) 次に、9月1日の訓練についてですけれども、10月29日の北海道総合防災訓練に向けた訓練ということでありましたけれども、8月27日に図上訓練ということを行って、そして9月1日に本部要員、そして本部の設置訓練ということでありますけれども、先ほど市長の答弁の中で、大雨のときには一部でちょっと不備もあったという答弁でしたけれども、訓練によって改善しなければならないような点がなかったのかどうか、その点について伺いたいと思います。



○議長(池田達雄君) 工藤総務課長。



◎総務課長(工藤実君) お答えいたします。

 8月27日の訓練のほうは、北海道のほうが行った図上訓練の中に我々が参加していったと、これは10月29日を見据えた図上訓練でございました。その延長上で、今度は9月1日には私ども市の職員70名、それから消防職員4名の参加をいただいて訓練をやりました。

 その中で反省すべき事項ということでは、やはり事前に5月に地震・津波を想定した災害対策本部が、どう初動で動かなければならないのかというような部分も含めて、職員研修をやった上で今回の訓練に臨んでいきました。当然、実践に近い訓練にする必要があると考えていましたので、細かな職員個々の行動シナリオというものを示さずに、項目訓練としてやっていきました。

 その中で言うと、限られた時間の中で順次物を進めていく段階で一番重要となるのが、ポイントとなる情報を収集した段階、それから次の対応を打つ段階、ここでの報告・連絡ともしくは確認というのが、非常に限られた時間の中でスムーズに対策本部の機能を展開していくにあっては重要だと考えております。

 それで市長答弁の中で申し上げましたように、8月の中でも一部情報伝達について、私のほうの指示・確認の不徹底から、それが実施されていなかったということも踏まえれば、やはり私ども市の職員、防災面での一つ一つの報告なり確認なりという部分がまだ不足しているということを、改めて9月1日の訓練でも感じたところでございますので、そういうような部分についてきちっと徹底できるように、今後の機会の中で改善に向けた対応をしていきたいと考えてございます。



○議長(池田達雄君) 暫時休憩いたします。

 再開を11時15分ころと予定しております。

   (午前11時00分 休憩)

 ──────────────────

   (午前11時21分 開議)



○議長(池田達雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 白戸昭司君。



◆5番(白戸昭司君) 北斗市の雨の量が最大値を記録したというお話もありましたけれども、全道、全国的にも非常に気象状況が想定を上回るといいますか、想定をしないような気象状況になっていると。中でも北斗市はいろいろなことを考えると、比較的災害の少ないといいますか、小さいといいますか、まちなのかなというふうにも思います。

 ただ、きのう埼玉県、千葉県にまたがる竜巻という、テレビを見ていますと、想像を絶するような状況になっています。いつ、どのような形でそういう災害が起きるかわからないというふうに思いますので、今後とも市の対応、それから住民の皆さん方の意識の高揚ということが大事だと思いますので、努めていただきたいなというふうに思います。

 2点目の駅前の企業誘致に関する件に移ります。

 ホテルの事業者との話し合い、部屋数なり、設計業者を交えた具体的な話をしているということのお話でした。結構進んでいるのだなというふうに思います。事業者については、まだ交渉段階なので明かせないということですけれども、市民の皆さん方は駅前がどうなるのかなと、人でにぎわうのか、それとも閑散とした状態になるのかということを非常に注目しているというふうに、私も何人かの方から聞きます。

 このホテル、物販施設含めたホテルの進出ということ、決まりましたら一日でも早く、1時間でも早く発表すべきだというふうに私は思います。他の事業者の進出にも大きく影響するものというふうに思いますので、その状況が来ましたら1時間でも早く発表していただければなというふうに思います。

 駅の開業2年半余りに迫りましたけれども、その開業時のイベントについて、まだ時間はあるとは言いながらも2年半しかないということですので、現段階で何か考えているのか、どういう状況なのかお知らせいただければというふうに思います。



○議長(池田達雄君) 種田企画財政課長。



◎企画財政課長(種田宏君) 御質問の開業に向けたイベントという趣旨ということでお伺いいたしました。

 私どもまず開業イベントというのをどのように考えているかということですが、開業前後において地域振興上、何らかの目的を達成するための一つの手段というふうに考えております。その何らかの目的は、市民の方の意識を醸成するとか、あと市の外部の方に新幹線に乗ってきていただきたいというようなことを達成するために、情報発信する一つのツールというふうにとらえておりまして、したがいまして当然開業間近になると、何らかのそういった目的を達成するためにはやっていかなければならないというふうに考えておりますが、具体のやり方については既存のイベントの工夫なり、あと今のイベントでできないものは新規でという手法も考えられると思いますので、そういったものをこれから来年度予算等々に向けまして整理した中で、計画的に考えていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(池田達雄君) 白戸昭司君。



◆5番(白戸昭司君) 観光施設やイベント等についてお伺いをしたいと思うのですけれども、先般行われたきじひき高原まつり、盛会のうちに終わったなというふうに思うのですけれども、その入り込み数といいますか、お祭りの評価といいますか、その点についてちょっとお伺いをしたい。

 それから、市長の答弁の中にもありました展望施設の着工といいますか、工事について来年からその工事始めるということなのですけれども、改めて今の進捗状況といいますか、どういう状況なのか伺いたい。

 それと、きじひきに上がる道路の通行どめの時間の制限ですけれども、きょうの朝刊に出ていましたけれども、具体的に時間なり制限を緩めるタイミングといいますか、それらについて現在の状況といいますか、どこまで検討されているのか伺いたい。

 それともう1点、御当地キャラクターについてなのですけれども、?村議員から指摘があって、未来大学の学生にいろいろつくってもらっているという状況あると思います。現在の状況ですね、どこまで進んで、いつごろ発表になるのかなと待ち望んでいる市民の方、たくさんいるのではないかなというふうに思いますので、そこら辺もお知らせしていただきたいと思います。



○議長(池田達雄君) 千代観光課長。



◎観光課長(千代紳君) 白戸議員の質問についてお答えいたします。

 まず、きじひき高原まつり2013の開催結果についてでございますが、8月25日に開催いたしましたきじひき高原まつり、ことし初めての開催ということで準備段階から手探り状態のところもございましたが、当日は青空が広がる好天に恵まれたこともありまして、家族連れやグループ客などを中心に1,200名の来場者がございました。

 会場では、炭火による牛肉ですとか魚介類、あと野菜のバーベキューを堪能していただいたり、あと、きじひきからの景色を満喫していただいたほか、パノラマ展望台をめぐる遊覧バスや子ども向け乗馬体験も予想以上の利用者がございまして、来場された皆さんにはきじひき高原の魅力、あと、北斗市の特産物を十分にPRしていただいたものと考えております。

 もう1点、きじひき高原の屋内展望施設の進捗状況でございますが、今年度実施設計を発注いたしまして、来年度工事を着工する予定でございます。

 以上でございます。



○議長(池田達雄君) 種田企画財政課長。



◎企画財政課長(種田宏君) 御当地キャラクターの進捗状況について御説明いたします。

 御当地キャラクター、御承知のとおり、未来大学と、私ども市役所の共同という形で取り組んでおります。具体のデザインは、どういったものが今のトレンドに合って、発信戦略としてどのようなものがこれからあるのかを踏まえた上で、専門のその勉強をなさっている大学生の皆さんがデザインをなさいます。私どもは、大学生の方が北斗市らしいものをつくるに当たって、やはり北斗市の実態というものを情報提供をしながらサポートしているというようなことでございまして、これまでの経緯につきましては、新聞等々で大学側のほうでも小学生の意向を聞きたいということで、あくまでも大学生がデザインを決める過程で参考ということでやらせていただいております。

 今後なのですが、9月中旬に今度は一般というか、地域づくりに携わっている方、数名から意見を聞くデザインレビューというのを行いまして、それを踏まえて10月末には3点から5点の北斗市の御当地キャラとしての候補作品のデザインを公表しようというふうに考えております。その後、11月上旬に市民投票をやりまして、11月下旬、遅くとも12月上旬にはデザインを決めたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(池田達雄君) 石田経済部長。



◎経済部長(石田優君) 私のほうから、きじひき高原の道路の関係についてお答えさせていただきたいと思います。

 現在は、御存じのとおり、キャンプ場付近で午後5時で通行どめにしております。これにつきましては、5時以降、5時でとめているというのは、あそこまではフリーパスで今も通行は可能なのですけれども、キャンプ場以降についてはかなり急傾斜、あと崖地もありますので危険な地域が多いと。あと放牧地が、ちょうどあそこ始まりますので、さまざまな牛にストレスを与えるですとか、そういったものも考慮して現在通行どめにしてございます。

 その解除につきましては、現在、観光課長のほうからただいま答弁しましたとおり、展望施設の整備の関係もございますけれども、また年度途中でそれを変えるということもちょっといかがなものかということもございます。あと、畜主さんの理解も当然必要になりますので、そういった部分も含めて来年度以降に向けて、時期も含めて、それからトータルで検討していきたいというふうに考えてございます。

 以上です。



○議長(池田達雄君) 16番水上務君。



◆16番(水上務君) −登壇−

 私は、1点についてお尋ねいたします。

 指定金融機関に関する件でありますが、函館信用金庫の財務状況についてお尋ねをいたします。

 1といたしまして、信金中央金庫より借り入れがあります。その借入金の返済状況についてはどうなっているか。

 2番目といたしまして、8月31日現在における函館信用金庫からの市の借入金の残高についてお尋ねします。

 以上2点です。よろしくお願いします。



○議長(池田達雄君) 高谷市長。



◎市長(高谷寿峰君) −登壇−

 水上議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。

 函館信用金庫の財務状況についての一つ目、信金中央金庫からの借入金の返済状況につきましては、第2回定例会における水上議員からの同一の御質問に対する答弁のとおり、経営健全化計画に基づく経営改善により安定的な収益を確保し、自己資本比率が10%を超えた時点で、償還を検討することに変更はないものと伺っております。

 なお、平成24年度の利子に相当する配当金につきましては、平成23年度と同額の6,160万円となっております。

 二つ目の函館信用金庫からの市の借入金残高についてでございますが、市が金融機関から資金の借り入れをする場合は、一時的な歳計現金の不足を補填するために借り入れをし、その借入年度内で全額を償還する一時借入金と地方財政法の規定に基づいて発行が認められ、後年度にわたって償還する地方債とがありますが、一時借入金の実績はございませんので、御質問に該当するものといたしましては、地方債の借入残高ということになります。

 指定金融機関であります函館信用金庫から借り入れた地方債の本年8月31日現在の借入残高につきましては、一般会計では43億6,507万1,000円、土地区画整理事業特別会計では3億2,835万円、下水道事業特別会計では3億5,254万2,000円、水道事業会計では1億2,000万円、合計で51億6,596万3,000円となっております。

 以上で、水上議員の御質問に対するお答えといたします。



○議長(池田達雄君) 水上務君。



◆16番(水上務君) 1番目の借入金の件でございますけれども、元金は手つかずで利息だけを払っているという答弁でありますけれども、やっぱりこれを見ると、もうからないから返せないということの判断に立つわけでございますけれども、そういう非常に厳しい経営の仕方に対して、まだまだ指定金融機関として続けていくということ、私は危険があるのではないかとこのように思いますけれども、市長の考えについてお尋ねを申し上げます。



○議長(池田達雄君) 高谷市長。



◎市長(高谷寿峰君) 前回もお答えいたしましたけれども、決して良好な財務体質の金融機関ではないということは、私もよく承知をしているつもりでございます。

 ただ、配当金、いわゆる利子の部分につきましては一定のルールがあって、返したくても返せないというか、まだ返すような状況になっていないということで、返してないのだという内容でございます。

 そしてまた、なおかつ申し上げますと、これは親から借りているような状況なのですけれども、例えば北洋銀行さん、きょういらしていますけれども、あれは公的な資金を注入して、まだ全部返済していないという状況もありますし、そういうことから考えれば函館信用金庫さんについては、信金中金からのいわゆる平たく言えば借り入れということですから、この件については問題ないものと。そしてまた、年々経営健全化計画どおり経営の体質強化に努めておりますので、今、直ちに指定金融機関としてどうのこうのということは、繰り返しですけれども、思っておりません。

 以上です。



○議長(池田達雄君) 水上務君。



◆16番(水上務君) 市長、非常に考え方ですね、やっぱり中央金庫から、仲間だから、系列から借りたから大したあれでないように私は受けとめたのですけれども、借金は借金なのですね。やっぱり借金は返すべきが本当で、返すための経営努力するのは信金の執行者だと思うのですが、払ってないということ、払えないということになれば大変問題になる。我々みたいのが借りたら、内容悪いから貸してくれない、そういう判断をすべきであろうと。したがって、こういう経営の悪いところは即刻指定金融機関をやめるという判断を持つべきではないのかなと、こう思います。

 それから、ついでに並行在来線これからスタートするわけですけれども、青森県の例を考えますと、基金を募って、大分集めているようですけれども、当市としては、そういう基金をつくる考えについてはどうなのか、あるのかないのか。あるとすれば、函信から基金をお願いするという気持ちを持っているのかどうか。



○議長(池田達雄君) 高谷市長。



◎市長(高谷寿峰君) 借入金に対する元金の返済について、私、細かいルールはちょっと承知しておりませんので、担当課長のほうから説明をさせていただきたいと思います。

 ただ、信用金庫も、函信さんもできることであれば、これは借金に変わりないわけですから、返したいのだと。ただ、いろいろな内部のルールがあって、返すことができないのだという話を私聞いておりましたので、その内容について、今、担当課長のほうから説明させていただきたいと思います。

 並行在来線の関係でございますけれども、青森県で基金というのは第三セクター鉄道で基金を持つという、そういう趣旨でしょうか。ということであれば、今の第三セクターの協議会の中では、当然、そういうことも考えていかなければならないであろうということで、いろいろな先行県の例からすると、いろいろな出資をしていただいている会社というのは、大体似通ったところがあるものですから、私は個人としてなかなか動くわけにはいかないのですけれども、今、第三セクターの設立準備会の中ではそういう動きをしていると。民間企業に対して出資を求めていかなければならないという協議をしておりますし、もちろんやっていかなければなりません。

 私も個人として、市長というよりも個人としていろいろなところに話ししておりますので、金融機関にも個人的に話はして、何とか出資を求めていきたいなというふうに思っております。



○議長(池田達雄君) 沢村総務部長。



◎総務部長(沢村俊也君) 水上議員の御質問にお答えを申し上げます。

 経営状態が悪いから決して返せないということではなくて、あくまでも経営健全化計画の中で、その期間中に一括返済をしていくというようなことでのまず取り組みといいますか、そういう状況でございます。それに向けて23年度、24年度の決算で特別積み立てということで、その分を合計で今3億円になりますけれども、そういう状況の中でそちらのほうを造成していきながら、自己資本比率のほうが一定以上になったときに、返済になっていくというようなことでございます。

 以上でございます。



○議長(池田達雄君) 8番?村智君。



◆8番(?村智君) −登壇−

 通告に従いまして質問させていただきます。

 電気購入に関する件であります。

 平成25年9月1日より、北海道電力が電気料金を値上げします。規制部門は平均7.73%、自由化部門は平均11%の大幅値上げとなります。市民にとっては電力会社を変更することは極めて困難であり、仕方がなく受け入れるしかありません。

 平成23年第3回定例会での質問でも将来の不安を感じお聞きしましたが、現実にこれだけの値上げとなると、今後の財政に影響を与えると予想されますので、以下、質問いたします。

 (1)平均値で計算した場合、平成25年9月から翌年3月までの支払金額と増額金額の見込み額は幾らか。

 (2)今後、PPS(特定規模電気事業者)への切りかえも検討時期にあると思うが、考えをお聞かせください。

 以上、よろしくお願いします。



○議長(池田達雄君) 高谷市長。



◎市長(高谷寿峰君) −登壇−

 ?村議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。

 電気購入に関する件の一つ目、電気料金値上げによる財政への影響についてでございますが、去る8月6日に認可を受けた電気料金の値上げによりまして、市の予算上、公共施設の運営に使われる電気料金や、街灯料補助金が直接の影響を受けることになります。

 お尋ねの本年9月から翌年3月までの電気料金見込み額ですが、値上げ後の電力量料金単価が個別に示されており、平均値よりこちらのほうがより正確な計算ができますので、これに基づいて計算いたしますと、全会計の支払見込み額は1億2,300万円程度となり、値上げ前に比べ620万円程度増額する結果となります。

 なお、来年4月に契約更新される公共施設の高圧電気料金は、契約更新時から値上げが適用されるため、3月までの見込みは変わりません。

 これからも引き続き節電に努めることは変わりありませんが、市民サービスに影響が生じることが予想される場合は、今後、必要最小限の補正予算も検討する必要があるものと考えてございます。

 二つ目の電力購入をPPS事業者・新電力とすることにつきましては、平成23年第3回定例会において、導入の検討に当たっては安定供給や価格などについて、より詳細な検討を行わなければならず、今後において十分に研究してまいりたいとお答えしておりましたので、その後の検討状況からお答え申し上げます。

 市有施設のうち、新電力への切りかえが可能な契約電力50キロワット以上の15施設のうち、市役所庁舎など年間使用電力量の多い7施設について、PPS事業者から電気料金削減効果の試算結果を得ました。

 試算の結果は、削減率では市役所庁舎が1.3%、その他の施設ではおおむね2%の削減が見込まれ、年間の削減額では市役所庁舎で約10万円、かなでーるで約22万円など、7施設合計で年間74万2,710円の削減が見込まれる結果でございました。

 一方、長期的な安定供給につきましては、PPS事業者の電力調達方法から考えた場合、必ずしも自前の発電設備を有していなく、各方面からの調達電力を契約者に供給する仕組みと理解しておりますが、このPPS事業者の電力供給体制と公共施設にとって、絶対的な条件である長期的な安定供給について、確信的な評価ができないという状況にありました。

 このようなことから、検討結果としては、新電力への移行検討を先行するのではなく、原発の稼働停止による電力問題への対応を優先することとし、公共施設の照明設備について、高効率・省エネルギータイプへの設備変更に関する全体計画の策定に向けた作業を進めることとしたところであり、今年度、公共施設省エネルギー調査を実施しているところでございます。

 したがいまして、御質問のPPSへの切りかえに関しましては、北海道電力の値上げが当面の転機であると理解しますが、9月末に示される調査結果を踏まえ、省エネ対策と新電力への切りかえを含めた複合的かつ効果的な節減対策について、引き続き次年度に向けて検討してまいりたいと考えております。

 以上で、?村議員の御質問に対するお答えといたします。



○議長(池田達雄君) ?村智君。



◆8番(?村智君) 前回、23年ですか、質問をさせていただいたときの状況で、おおよそ74万円という金額が減額されるであろうという見積もりが出たということで解釈してよろしいのかと思いますけれども、現実に74万円で、値上げする額がこの半年で620万円ぐらい増額しますよという話を聞きますと、金額で言うと変えて70万円ぐらいだけれども、実際、値上げ額というのは、ただただ値上げをしてくださいと言われたものに対して、今までかからなかったものに対してさらに負担をしていかなくてはならない。消費者が増税するものとはわけが違うということから関すると、やっぱり血税を支払うのは物すごく苦しい話になってしまいますので、どうか市の財政を扱う側の皆さんには、少しでもマイナスになることがわかった時点で、できれば早目に発信もしていただいて、いろいろなことで協力関係、節電だとかいろいろなところで御協力をと。当然、街灯だとかもそういうことにはなっていくと思いますので、いろいろなことでその発信を早目にしていただきたいなと、今の答えの中でそのようにも感じたところでした。

 それでは再質問させていただきます。

 実際こうなった場合には、安定した供給がなかなかPPS難しいという中ではLEDへの切りかえと、あとは新たな節電効果というものに対してLEDの活用は不可欠だと思いますけれども、大体全体的にいつまで公共施設のLEDなどへの対策終了するか、今の時点でわかっていたらお聞かせください。



○議長(池田達雄君) 出口環境課長。



◎環境課長(出口弘幸君) ?村議員の御質問にお答えを申し上げたいと存じます。

 先ほど、市長のほうからも答弁ございましたとおり、今年度、省エネ調査業務ということで、今現在、調査をしているところでございます。その中で現況調査等々、それと費用対効果等の調査を実施しているところなのですけれども、この調査結果を踏まえまして今後、結果の報告、さらに資料等これらを精査した上で、省エネ化に向けた対象施設をどうしていくかだとか、そういったことを検討していきたいというふうに思ってございます。

 さらにまたリース方式等の採用はどうかですとか、そういったことを検討していきたいというふうに思ってございまして、これらを調査後、庁舎内といいますか、各課全体で検討していきながら一定の方向性、方針というものをまとめて全体の導入計画というものをつくっていきたいなというふうに思ってございますので、今時点でどのくらいの年次で全体が完了するかということについては、今後検討していきたいということで御理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(池田達雄君) ?村智君。



◆8番(?村智君) 多分、古い建物は今後建てかえだとか、新たなことによって取りかえた後に、取りかえた物が新施設へ移設できないという可能性がありますので、なかなか全部を取りかえるというのはきっといかないのかもしれないと思いますが、例えば市渡の小学校の体育館なども新たにできて、今、近々でできたようなもので、当時でLEDの話もちらほら出ていたとは思いますけれども、そういう新たな施設、最近の施設でLEDの設置ぐあいだとか、そういうところがもしわかれば、今、資料があればお聞かせいただければと思います。



○議長(池田達雄君) 今村都市住宅課長。



◎都市住宅課長(今村尚?君) 学校施設の整備に関しましては、浜分中学校、それから市渡、それから今やっているのは萩野、茂辺地とあります。

 学校に関しましては、いろいろ話伺っていきますと、明るさ、ルクスの問題があって、必ずしもすべてLEDということではなくて、現実的に学校関係、私が手がけたのもLEDは使っておりません。効率タイプの省エネタイプで、普通の見た目は蛍光管という形で使っています。ただ、従前よりは電力量を抑えた形と、LEDの検討は同時にしているのですが、それは明るさの関係でどうしても、検討はしていると。ただ、現実的にはつけていないというような状況です。



○議長(池田達雄君) ?村智君。



◆8番(?村智君) 実際、LED、LEDと、世の中家庭環境の中では物すごく普及はされていますけれども、実際、今こうやって聞きますと、まだまだいろいろな施設の対応によって、あと使う環境によっては極めて厳しいのかなとなりますと、やはりますますの節電対策、備品でという対策ではなくて、それぞれのそこにいる人たちの節電の考え方と、あとはボタン一つどのぐらい押してトイレで消すか、自分の席だけつけるか消すかということのやりくりしかないのかなと思いますので、これからより一層の皆様の、私たちも含めて公共施設を使う者の心の中にそういうことをして、税金を投入しているのだということをどこかで発信をしていければなと思います。

 質問は以上です。



○議長(池田達雄君) 昼食のため、暫時休憩いたします。

 再開は、午後1時を予定しております。

   (午前11時57分 休憩)

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   (午後 1時00分 開議)



○議長(池田達雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

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△諸般の報告

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○議長(池田達雄君) 諸般の報告を行います。

 泉信男君から、本日午後の会議を欠席する旨の届け出がありました。

 以上で諸般の報告を終わります。

 通告による一般質問を継続いたします。

 4番藤田啓実君。



◆4番(藤田啓実君) −登壇−

 通告に従いまして、一般質問をしたいと思います。

 1、河川氾濫等に対する北斗市の防災対策に関する件であります。

 近年の異常気象に起因する大雨、集中豪雨等による被害が後を絶ちません。その被害は道南各地に及び、厚沢部町や乙部町の農業への被害や、八雲町の熱田川氾濫によりJR函館本線が3日間にわたって不通になるなど、甚大なものになっております。

 以下、次の点についてお伺いいたします。

 1、北斗市都市計画マスタープランによりますと、「北斗市の主要な河川として2級河川が8河川あり、水害から生命と財産を守り、安心して暮らせるまちづくりには、治水対策が重要であり、現在、久根別川、戸切地川及び流渓川で改修が行われています。」「また、久根別地区などの低地帯では、内水氾濫による浸水被害が危惧されており、浸水を軽減する対策が求められています。」とありますが、これら計画の進捗状況をお知らせください。

 あわせて、自主防災組織づくりの進捗状況と今後の課題についてお伺いします。

 2、上記以外で今後、被害が想定される箇所の把握はどのようになされ、そこへの対策はどのようになされているのかお伺いします。具体的には、地域住民から不安視されている箇所に第2国費排水川がありますが、対策はされているのかお伺いします。

 3、ことの性質上、北斗市だけの対策とはならないと思いますが、北海道や国との連携はどのような状況なのかお伺いします。

 2点目、国民健康保険に関する件であります。

 「国民健康保険事業特別会計の運営状況について」の資料が、さきの第5回文教厚生常任委員会に提出されました。この提出された資料によりますと、平成24年度単年度収支は639万5,804円の赤字で、また従来から繰り返している繰上充用は、5億2,835万6,551円となっております。

 1、この繰上充用は、累積赤字がなくなるまで今後も毎年毎年続ける予定であるのかお伺いいたします。

 二つ目として、払いきれない国保税で、滞納者はどれくらいになっているのか、人数、件数、金額等をお伺いします。

 3番目、さらにその滞納者への差し押さえはどれくらいに上っているのか、人数、件数、金額等をお伺いいたします。

 以上、よろしくお願いいたします。



○議長(池田達雄君) 高谷市長。



◎市長(高谷寿峰君) −登壇−

 藤田議員の御質問にお答え申し上げたいと存じます。

 1点目の河川氾濫等に対する北斗市の防災対策に関する件についてでございますが、御指摘の3河川につきましては全て2級河川ですので、函館建設管理部に確認をいたしました。

 まず、久根別川でございますが、現在は七飯町内の護岸工及び掘削工を施工中で、北斗市における工事につきましては用地交渉が難航し、先ほど白戸議員への答弁でも申し上げましたけれども、本来の計画である50年確率の降雨に対応した計画断面での完成は不確定な状況となっており、交渉がまとまらない場合は9年確率で施工し、本工事は平成30年以降となる予定でございます。

 また、戸切地川につきましては、昭和38年度に河口から改修工事を進めており、平成24年度までに大工川橋上流500メートルほどまでの2.9キロメートルの改修を終えております。

 流渓川につきましては、昭和54年度に河口から改修工事を進めており、平成21年度までに1.2キロメートルの改修を終えていますが、市道中央線との交差部分で用地交渉が難航しており、ここ二、三年改修工事がとまっている状況でございます。

 市といたしましてもこれら3河川につきまして、引き続き河川改修が進むよう今後も要望してまいりたいと考えております。

 また、久根別地区の内水対策でございますが、この地域にかかわる河川は、新川排水路、久根別川、大野川、旧久根別川の4河川で、内水氾濫危険箇所は新川排水路については5カ所、大野川については1カ所、旧久根別川については2カ所となっておりまして、これら危険箇所においては逆流水位を把握しておりますので、降雨時のパトロールにおいて危険水位に達した場合、ポンプの稼働により内水の排除を行っております。また、久根別川につきましては、現時点でこの地域に内水氾濫危険箇所はございません。

 次に、自主防災組織づくりの進捗状況と今後の課題につきまして、市では防災上、地域津波避難計画を策定した町内会を自主防災組織であると判断しておりますが、町内会を対象としたアンケート調査結果などからは、7月末現在で計画策定済みの町内会が10団体、12月末までに策定予定の町内会が22団体ありますので、年内には32町会で自主防災組織の活動が立ち上がるものと期待しております。

 今後の課題といたしましては、自主防災組織の活動を立ち上げるに当たり、ノウハウ等の不足から市の協力が必要との回答も9町会からございましたので、支援を行うとしても組織化には、なお一定の時間を要するものととらえております。

 また、防災に関する意識面では、津波への関心が高まっている状況ですが、今後は土砂災害や洪水など、より発生頻度の高い災害を含めた防災意識への広がりと、自主防災組織の活動へと進展しなければならないとも考えておりますので、この2点が当面の課題でございます。

 御質問の二つ目についてでございますが、内水氾濫危険箇所は、先ほど述べましたとおり、久根別地区に8カ所、それ以外に16カ所把握しており、その24カ所を重要危険箇所9カ所と危険箇所15カ所に分け、重要危険箇所については8月から3カ月間、ポンプ等を常設配置し、緊急事態にも速やかに対応できるよう、あらかじめ担当業者も決定しております。

 また、危険箇所についてもポンプ等の設置判断水位に達した場合、速やかに設置できるよう準備をし、さらに近年では、北電の引き込み配電盤を設置して、発電機が必要ないように改善を図っております。

 また、第2国費排水についてでございますが、毎年、延長を半分に分けてしゅんせつを行っており、2年で全延長のしゅんせつを行っております。

 また、危険箇所の一つでありました嵐団地につきましては、平成28年度完成予定の道路改良工事や、排水路整備工事において解消されることとなっております。

 御質問の三つ目についてでございますが、北海道に対しては河川改修はもとより、河川のしゅんせつなどについても要望を行っておりまして、常盤川について申し上げますと、しゅんせつの要望に対して、本年度は七重浜4丁目地区においてしゅんせつをしていただき、それ以降、内水被害もない状況であることから、他の河川についても引き続き連携し、要望してまいりたいと思っております。

 国に対しましては、北斗市内における国が管理する河川はないため、直接的な連携はないものの、国土交通省や気象庁からの降雨時の各種情報は、災害を防ぐ上で大変重要なものでございますし、さらには北斗市防災会議の構成メンバーとして、函館開発建設部や函館海洋気象台、渡島総合振興局などと、引き続き連携を図ってまいります。

 次に、2点目の国民健康保険に関する件についてでございますが、国保会計は平成24年度決算で、5億2,835万6,551円の収支不足を来たし、平成25年度会計から繰上充用を行っております。この中には、昨年度の繰上充用金5億2,196万747円も含まれておりますので、差額であります639万5,804円が単年度の収支不足額ということになります。

 御質問の一つ目ですが、藤田議員の御指摘のとおり、繰上充用を続けていくということが正常な状態でないことは十分承知しているものの、これを仮に国保税で賄うとすれば大幅な税率改正を伴い、過重な税負担となりますし、仮に一般会計から繰り入れるとすれば、国保に加入していない方々の税も投入することになり、より慎重に検討をしていかなければなりません。

 国におきましては、去る8月6日に、社会保障制度改革国民会議の報告書が提出され、これに基づき法制上の措置の骨子が閣議決定されております。その中には、国保財政支援の拡充や国保運営を都道府県が担うことなども盛り込まれておりますが、詳細についてはまだ示されておりません。

 本市の国保事業の財政問題につきましては、市政執行方針の中でも懸案事項として、解決すべき大きな課題であると認識しており、今後も国の動向を見据えた中で、しかるべき時期に対応していかなければならないものと考えております。

 御質問の二つ目と三つ目につきましては、関連がありますので合わせてお答えいたします。

 滞納者については、平成24年度当初で申し上げますと、人数が1,631人、件数が3,476件で、滞納額は3億7,916万6,488円となっており、平成24年度で差し押さえたもののうち配当があったものは、211人、407件で、1,370万7,771円となっております。

 以上で、藤田議員の御質問に対するお答えといたします。



○議長(池田達雄君) 藤田啓実君。



◆4番(藤田啓実君) 今、市長のほうから丁寧に答弁がありましたけれども、白戸議員との重複をなるべく避けたいと思いますけれども、8月は御承知のように、ほとんどの新聞各紙が水害、八雲で100ミリだとか、厚沢部で何ミリだとか、本当に水害の多い8月であったなというふうに感じているのですが、ほかの市町村といいますか、そちらのほうの被害状況から報告にありましたように、北斗市としては被害はありましたけれども、厚沢部や乙部や八雲のような被害と比べると、そこまで甚大でないのかなというふうに思いますけれども、大きな被害を受けたという報道なんか見ながら、やはり北斗市としても参考にすべき事案といいますか、例が随分多いのではないかなと思います。

 それで一つの例として、この間、JRが3日間にわたってとまって、線路が宙づりになったような熱田川の氾濫、あのような事案を目にしまして、市長はどのような感想をお持ちなのか、お尋ねしたいと思います。



○議長(池田達雄君) 高谷市長。



◎市長(高谷寿峰君) 私どものまちでは、8月9日に124.5ミリという大雨があったにもかかわらず、幸いにして被害はないとは言いませんけれども、そう大きな被害がなかったというのはほっとしているといいましょうか、安心している状況です。桧山、それから渡島の中では八雲町、森町が非常に大きな被害を受けまして、改めて被災町に対しては、心からお見舞いを申し上げたいと思います。

 その上で具体的に今、河川の水が溢水してJRの線路の砂利を流してしまって、特急がとまったというケースですけれども、これは北斗市も東西にJRの線路が走っているまちでありますから、決して人ごとと思うことはできませんし、そういう危険箇所については、改めて教訓を残してくれたものという認識を持って、さらに点検なんかをしていかなければならないのかなと。

 そして特にあと何年かすると、それが第三セクター鉄道に変わっていくわけですから、より慎重に点検などをしなければならないのではないかなというふうに思っております。



○議長(池田達雄君) 藤田啓実君。



◆4番(藤田啓実君) 今の御答弁については、私も同感であります。

 それで災害というのは、なかなか事前に予測することが困難といいますか、この8月の状況をきょうの新聞なんかで見ましても過去にない、気象台始まって以来というのが随分多いということで、恐らく建設部やら土木課やら担当部署は随分心配といいますか、苦労をされてきたのではないかなと思っております。

 先ほどの白戸議員の質問にもありましたけれども、8月9日の大雨やら、8月18日の大雨に対する市の警戒体制ですね、それも市のほうから詳細にわたってちょっと向こうに置いてきましたけれども、何時何分に職員を招集してとか、対策本部を設置してとか、最終的には何時何分に解散してというところまで詳細にわたって報告がありましたので、私たちも市のほうでもそういう形できちっと対応されておるのだなというふうに安心をしているところであります。

 先ほど申しましたように、本市では大きな被害はなかったとはいえ、他のまちの状況を見るにつけ、やはり何回も言いますように、教訓としていかなければならないという部分だと思いますけれども、8月20日付の函館新聞によりますと、八雲町とJR北海道、線路下を通る水路を管理する函館開発建設部は、これまで対応の協議をしてきたが、改修などの抜本的な対策がとられなかったと。つまり、まちでやるのか、JRがやるのか、北海道がやるのかみたいなそういう行政の縦割り的な弊害といいますか、そういう部分が出たのかなと。

 最後には、三者が一体となって川を整備していかなければいけない、話し合って対応していきたいと話し、今後どう対策を立てていくかが問われているというふうに、函館新聞の記事では結んでいるのですけれども、もちろんそのとおりなのですけれども、実は御承知のように、ここの箇所というのは3年前にも同じようなことがあったと。それが今、放っておいたとは言いませんけれども、3年たってこの雨でまたあのような大事故といいますか、大災害に遭われたということで、本当にそういう意味では繰り返しになりますけれども、ぜひ行政のほうでも予防措置といいますか、災害が起きてから、さあどうするというのではなくて、今、市長が言われたように、危険箇所というのが随分把握しているようなので、その箇所についてのいわゆる100ミリを超えて、大丈夫なのかというようなところまで頑張って点検をしながら、予防措置を図っていただきたいというふうに思っております。

 その辺の予防措置についての今後の、私たち住民としては個人個人で川をどうしたらいい、下水をどうしたらいい、できないものですから、市のほうに対応をお願いするしか仕方がないと思うのですけれども、それについての万全を期すという意味での決意をお聞かせ願いたいと思います。



○議長(池田達雄君) 高谷市長。



◎市長(高谷寿峰君) 詳細な部分で、足りない部分あったら補足してください。

 私どもも旧上磯町時代から海に近い、一番下流域にあるものですから、相当以前から雨の、津波とかそういうのは別にしても大雨の被害というのは、随分これまで受けてまいりまして、河川改修をしたり、あるいは市の対策なんかもそれぞれ毎回毎回点検をしながら、そしてよりいい方向にとは変えてきたつもりではあります。

 ただ、最近の状況を見ますと、やはり今まで想定していたものの範囲内にとどまらない集中豪雨であったりとかというのもありますので、今後は、今でも十分だとは申し上げません。まだ足りないところもあると思いますけれども、なるべくそういったところを補完するとともに、これからはどこまで想定すればいいかという問題はあるかもしれませんけれども、これまでの想定を超えた例えば雨が降った場合には、どうすればいいのかということも、これから対策していかなければならないのかなというふうに思っております。



○議長(池田達雄君) 井口建設部長。



◎建設部長(井口博君) 藤田議員の御質問にお答えしたいと思います。

 近年の集中豪雨ということにつきましては、報道でも道路の排水、それから排水路の現在の能力を遙かに超えたものということで報じられております。北斗市といたしましては、直接担当するのは土木課でございますが、北斗市全体としてこういう集中豪雨については取り組んでいるところでございますので、今後につきましても的確に気象情報等の把握を行って、検討・点検行いながら速やかな対応をしていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(池田達雄君) 藤田啓実君。



◆4番(藤田啓実君) ことしで北海道南西沖地震、それから阪神・淡路大震災とか、2年前の東日本大震災とか、ともすれば最近は大きな地震・津波というのが話題になってきて、それに対する備えといいますか、防災組織をどうするかとかというのがどうしても中心になってきていると思うので、もちろんそれは大事なことだと思います。

 それと同時に、やはり今言ったような川の氾濫とか、下水の床下浸水だとか床上浸水だとか、そういうようないわゆる身近な災害といいますか、やっぱりそこの部分も十分注意していかなければならないと思うし、それから防災の関係で言えば、やはりそういう小さなと言ったらあれですけれども、ああいう大きな津波・大地震の防災でどうするかというのももちろん大事ですけれども、やはり日々の避難計画なり、それから先ほど申しましたように、8月9日、それから8月18日の市のそういうような対策といいますか、大事なく解散したようですけれども、ああいうようなすぐ集まれと言ってすぐ市役所のほうに集まれる体制とか、そういうのが一つひとつ大事な訓練にもなって、いざ大きな災害が来たときには十分そういうふだんの備えが発揮することになるのではないかなというふうに思っております。

 そういう意味で、今、市長、それから部長のほうから答弁ありましたように、ぜひその予防といいますか、その点については引き続き力を入れていただきたいというふうに思います。

 2点目の国民健康保険会計のことについてなのですが、この後、決算の議会もありますので、詳細な北斗市の国民健康保険会計がどのような、細かい数字がどうなっているのかというのは、今後の決算議会のほうに回したいと思うのですが、一つは、国保会計ですね、北斗市に限ったことではないと思うのです。全国どこの国保も大変だと、私、いつも国保会計に予算、それから決算に反対するものですから、いかにも北斗市の国保だけがけしからんというふうに聞こえるかもしれないのですけれども、これはある意味では日本全国の構造的な問題のその一つに、北斗市もどっとはまってしまっているのだろうなというふうには思っているのです。

 それで、できれば課長のほうにお尋ねしたいのですけれども、市町村の全国的な部分で、市町村の国保の抱えるいわゆる構造的な問題というのは、どういうふうにお考えなのでしょうかね。



○議長(池田達雄君) 田村国保医療課長。



◎国保医療課長(田村宏美君) 藤田議員の御質問にお答えしたいと思います。

 全国の市町村国保の構造的な課題ということなのですけれども、まず言われている部分として年齢構成、これは年齢構成が高く医療費水準が高いということと、あと財政基盤ですね。他の組合健保とかと比べて所得水準が低いとか、保険料負担が重い、保険税の収納率が低下しているとか、一般会計繰り入れ、繰上充用これが行われていると。三つ目として、財政の安定性、市町村格差があると、こういうようなことが国のほうで構造的な問題ということでとらえられています。

 以上です。



○議長(池田達雄君) 藤田啓実君。



◆4番(藤田啓実君) 今、おっしゃったようなことで、例えば国保加入者の年齢構成が高いということについても、例えば高谷市長、そこを何とか解決してくださいといっても、年齢構成がどんどん長生きして高くなっていくのについて、さあ北斗市でまちとしてどうするのかというふうに、なかなか解決のしづらい問題なのだろうなというふうに考えますし、それから今言われましたように収納率ですね。

 これもさきの議会質問の中で、収納率のいろいろ議論もされていますけれども、やはり収納率というのは全国的にここ10年、20年単位で見ても、ずっと下がり続けているのですか。



○議長(池田達雄君) 田村国保医療課長。



◎国保医療課長(田村宏美君) 藤田議員の御質問にお答えしたいと思います。

 国民健康保険の収納率なのですけれども、全国平均で申しますと、今、手元にあるのが平成19年から平成23年なのですけれども、平成19年が90.49%、平成23年が89.39%ということで、下がっていることは事実でございます。

 以上でございます。



○議長(池田達雄君) 藤田啓実君。



◆4番(藤田啓実君) やはり国保の赤字になる問題というのは、みんなで考えていかなければならない問題なのだろうなというふうに思うわけであります。その中で、この議会でも取り上げられましたように、なるべくジェネリックの医薬品を使うようにしようとかそういう対策、国保の組合のほうでもいろいろ考えておられることだと思います。

 ただ、今、田村課長が言われたように、なかなか北斗市だけで解決しづらい問題、国全体の構造的な問題といいますか、そういうのが随分あるのだろうなと思って、国保の運営されている方々の御苦労とか、市の担当部署も随分御苦労されているのだろうなというふうには思っているところであります。

 それともう一つ、これ機会に全国の市長会のほうで、どういうような国保について、今言いましたように北斗市だけの問題ではなくて、全国の市町村がこのことで悩んでいるということで、それだったら全国の市長会ではどのような今要望といいますか、しているのかなというふうにちょっと調べてみましたら、一つには、低所得者に対する負担軽減を拡充強化するにはどうしたらいいのかという部分。それから、国保の保険料の収納率による普通調整交付金の減額措置を国がやっているわけですけれども、いわゆるペナルティーというのですか、それを廃止してほしいとか、北斗市でも子ども医療費を無料化したりして、市町村の単独事業の実施に伴う療養給付金の負担金及び普通調整交付金というのですか、これの減額措置。つまり市単独で、市民のためによかれと思ってやった制度が、それが国のほうのペナルティーの対象になってくるというようなことだとか、それから特定健診とか特定保健指導とかの実施率によって、またペナルティーが来るだとかというようなそういうようなことに対しては、市長会のほうでも随分国のほうに廃止してくれというような要望されているようですけれども、その辺についての市長の御見解は。



○議長(池田達雄君) 高谷市長。



◎市長(高谷寿峰君) 国保に対する市長会の要望事項について、私、手元にその文案持っていませんので、詳細申し上げることはできませんけれども、要するに国保会計というのは先ほどやりとりありましたように、要するに自営業者だとか、あるいは低所得者層が加入する健康保険なものですから、どうしても財政基盤が弱いのだと。したがって、市町村で運営することにはいろいろな問題がありますよというまず押さえをしておいて、その上ではっきり言うと、国に対して財政支援もっとしてくださいというようなことは、市長会として声を大きくして言っているつもりでありますので、今申し上げたのも全て国の財政支援につながる問題でないかなと思っていますので、これは引き続き言っていきたいなというふうに思っています。



○議長(池田達雄君) 藤田啓実君。



◆4番(藤田啓実君) 今言いましたように、まさに国に対する財政支援の問題で、私、国保の部分で何回か市長のほうに国にもっと財政支援を要求してくれというふうに言いましたけれども、きっちり全国の市長会でもこのように決議されて、もちろん市長も一緒になって、そういうことでいろいろなそういう各市に対するペナルティーだとかそういうことの廃止も含めて、それから国の財政措置をもっと強固なものにしてくれというふうにお願いしていると、そういう点では全く私自身も立場を同じくするものでありますので、何とか一緒に頑張っていきたいなというふうに思っているところです。

 それと、先ほど冒頭の市長答弁の中で、まだはっきりしないけれどもという言い方でしたけれども、広域化の問題がちらっと、まだ姿形は見えないのでしょうけれども、広域化の問題が国のほうでも議論されているようですけれども、仮に、仮の話ししたらあれですけれども、仮にそういう広域化となる場合には、累積赤字といいますか、この部分というのはどういう扱いになるとお考えでしょうか。



○議長(池田達雄君) 高谷市長。



◎市長(高谷寿峰君) 藤田議員の繰上充用を毎年毎年これからも続けていくのかということに対するお答えとして、危機感は持っているのだけれども、今、国において社会保障制度改革国民会議で報告書が出されて、方針も閣議決定されましたと。その中に、国保の問題で言うと、国の財政支援を拡充する、それからもう一つは、その運営を都道府県単位にすると。実施年度はちょっと私、頭に入っていませんけれども、恐らく2017年度ぐらいにというような記憶でした。

 この今の議論は、恐らくこれは税と社会保障の一体改革の中で行われている議論でありまして、今、消費税がどうなるかというのは方向性とすると、消費税は来年の4月から8%にしますよ。それから、その1年半後には10%にしますよという骨子は決められているのですけれども、まだ最終的に決められておりません。

 仮に、これが決められて消費税が増税されるということになれば、国民会議の議論もレールに乗っていくと思うのですね。仮に、そういう前提でのお話になりますけれども、都道府県に移管するといった場合は、赤字をつけてやるわけにはいきませんので、それは北斗市として解決をして都道府県に移管しなければならないのではないかというふうに思っております。



○議長(池田達雄君) 藤田啓実君。



◆4番(藤田啓実君) 余り仮の話でこれ以上お話しするのはどうかと思いますので、いずれにしましても冒頭申し上げましたように、国保に関して言えば北斗市だけの問題ではなくて、全国仮に1,700の保険者がいるとすれば、その半数以上が赤字であったり、一般財源から繰り入れたり、ないしは北斗市のように繰上充用して、翌年度の収入から繰り入れていくというやり方だとかしているということなのですけれども、決して正常な状況ではないわけですね、どちらにしましても。

 そういう意味では、国保会計が独立して、大きく黒字になる必要はないのですけれども、何とかちょんちょんで回っているというのが、仮にいいのだということになれば、まだまだ北斗市としては大変な状況かなというふうに考えているところです。

 それで心配するのは、やはりこの後、先ほど田村課長が言いましたように、医療水準が高いとか、年齢構成もどんどん高くなっていくとか、収納率も悪くなっていくというような中で、さらにまた単年度の赤字が膨らんでいって、結果的にはまた保険料の値上げをお願いしなければならないと、私から言わせれば最悪の事態だけは、何とか避けていただきたいものだなというふうに考えているところですけれども、今言いましたように保険料をなぜ上げなければならないかというのも、今言ったように医療費が高くなっていくだとか、いろいろなそういう問題の中での一つの構造的な問題があるということは重々承知しているつもりなのですけれども、いずれにしましても保険料が高くなることが、すなわち払えないと、払いたくても払えないのだという収納率も、また悪くなることにもつながっていくという部分なので、その辺はぜひ一緒になって解決していくようないい知恵を出していきたいものだなというふうに考えております。

 国保の関連については、また決算委員会等ありますので、詳細はまた後に回したいと思います。

 以上で質問を終わります。



○議長(池田達雄君) 以上で、通告による一般質問を終わります。

 以上で、本日の日程は、全部終了いたしました。

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△散会宣告

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○議長(池田達雄君) 本日は、これで散会いたします。

       (午後 1時39分 散会)