議事ロックス -地方議会議事録検索-


北海道 北広島市

平成20年 第2回定例会 意見書 意見書案第3号




平成20年 第2回定例会 意見書 − 意見書案第3号








意見書案第3号

               子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書

 上記意見書を別紙のとおり提出する。

                                        平成20年6月26日
                            発議者  北広島市議会議員  木村真千子
                            賛成者      同      田島 八郎
                             同       同      宮北健一郎
                             同       同      小岩  均
                             同       同      中野  募




提案理由  子宮頸がんの予防・早期発見のための取り組みを推進するため、子宮頸がん予防ワクチンの早期承認に向けた審査を進めるなど諸施策を早急に実現するよう要望する。

提 出 先  内閣総理大臣外関係大臣



               子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書



 女性のがんである子宮頸がんの死亡率は高く、毎年約8,000人が子宮頸がんと診断され、約2,500人が亡くなっている。

 子宮頸がんには、他のがんにない特徴があり、一つは、発症年齢が低いということである。子宮頸がんの発症年齢層のピークは年々低年齢化しており、1978年ごろは50歳以降だったのに対し、1998年には30代になり、20代、30代の若い女性の子宮頸がんが急増している。

 もう一つは、子宮頸がんの原因のほとんどが、ヒトパピローマウイルス(HPV)による感染ということである。8割近くの女性が一生のうちにHPVに感染するものの感染した女性がすべて発症するわけではなく、持続感染により子宮頸がんが発症するといわれている。このHPV感染を予防するワクチンの研究開発が進み、2006年6月に米国をはじめ80カ国以上の国で承認されており、子宮頸がんは「予防可能ながん」ということである。

 しかし、まだ日本ではこの予防ワクチンが承認されず、わが国においても予防ワクチンへの期待は高まっている。

 よって、政府においては、子宮頸がんの予防・早期発見のための取り組みを推進するため、以下の項目について早急に実現するよう強く要望する。



                       記

1 子宮頸がん予防ワクチンの早期承認に向けた審査を進めること。

2 女性の一生においてHPV感染の可能性が高いこと、また予防可能ながんであることを鑑み、予防ワクチンが承認された後は、その推進を図るために接種への助成を行うこと。

3 日本におけるワクチンの開発、製造、接種のあり方に関して、世界の動向等も考慮し検討を進め、必要な対応を行うこと。



 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。




                                    平成20年6月26日
                                       北海道北広島市議会