議事ロックス -地方議会議事録検索-


北海道 北広島市

平成19年 第4回定例会 陳情 陳情書




平成19年 第4回定例会 陳情 − 陳情書








陳情第5号

                                        平成19年10月5日

北広島市議会議長  橋 本   博 様

                               陳 情 者  札幌地区労働組合総連合


 高齢者の医療負担増をやめ、後期高齢者医療制度の抜本的な見直しを求める国への意見書に関する陳情書



 陳情趣旨

 昨年の医療法「改正」により、06年10月、「現役並み所得」とされる高齢者(70歳以上)の窓口負担が3割に引き上げられ、療養病床の食費・部屋代の大幅値上げ、高額療養費や人工透析の患者負担増が強行されました。08年4月からは、70歳〜74歳のすべての人の窓口負担が2割に引き上げられます。こうした高齢者を狙い打ちにした負担増は、高齢者の老後をおびやかすばかりです。

 さらに、08年4月から、後期高齢者(75歳以上)を対象とした「後期高齢者医療制度」がスタートする予定です。新制度では、家族に扶養されている人も含め、すべての後期高齢者が、介護保険と同じ「年金天引き」で保険料を徴収されます。保険料を払えない人からの保険証取り上げも計画されています。政府は、後期高齢者の診療報酬をそれ以下の世代と“別建て”にし、“粗悪医療”や“病院追い出し”を押しつけることも検討しています。いつでも誰にも安心して医療を受けられるようにするのが医療の原則です。政府の新制度・後期高齢者医療制度は、この医療のあり方に根本的に逆行するものです。しかも、多くの高齢者は、こうした新制度の内容はほとんど知らされていません。このような現状で、新制度を今のまま実施すべきではありません。

 つきましては、地方自治法99条に基づき、以下の事項の意見書を国と道、道後期高齢者医療広域連合に対して提出いただくよう陳情いたします。



 陳情事項

 一、高齢者や重症患者を狙い撃ちにする窓口負担増は、中止・撤回すること。

 一、後期高齢者に対する無慈悲な保険料取り立てと差別医療を押し付ける「後期高齢者医療制度」の08年4月からの実施を凍結し、抜本的に見直すこと。

 一、道後期高齢者医療広域連合は、

  ?低所得者に対する保険料の軽減免措置制度をもうけること。そのために、国と道に財政措置をもとめること。

  ?保険証の取り上げは行わないこと。

  ?11月の保険料率決定前に、中間報告案を公表し、広く関係者・道民の意見をあつめること。

  ?後期高齢者や医師など医療関係者、福祉・社会保障関係者などが参加する運営協議会を設置し、民主的運営につとめること。



 (提出先)

 内閣総理大臣、厚生労働大臣、北海道知事、北海道後期高齢者医療広域連合責任者