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北海道 北広島市

平成19年 第4回定例会 陳情 陳情書




平成19年 第4回定例会 陳情 − 陳情書








陳情第3号

                 学童保育の充実を求める陳情書

                                        平成19年8月20日

北広島市議会議長  橋 本   博 様
                              陳情者  北広島市学童保育連絡協議会




 貴職におかれましては、学童保育の施策充実のため、日ごろよりご尽力いただいておりますことに心より感謝申し上げます。さて今日、共働き家庭、一人親家庭は、増加しています。また、子どもたちが被害に遭う痛ましい事件が相次ぐなど、地域での子どもの生活をめぐる環境の変化の中で、仕事と子育ての両立支援、地域での安全・安心な毎日の生活を保持する学童保育(放課後児童健全育成事業)の必要性がますます高まっています。北広島市でも、小学校の児童数は、減少傾向にありますが、学童クラブの入所希望数は増えています。高齢社会のなかで、少子化対策・子育て支援・男女共同参画の推進と若い世代が住みやすい街づくりに目が向けられるようになってきました。私たちは、子育てをするなら北広島市でと言われるような支援を強く願っています。少しずつ良い方向に向かっている学童クラブですが、受益者負担、待機児童の問題など、不安なことはたくさんあります。仕事と子育ての両立支援、次世代育成支援事業に寄与するためにも、学童保育の充実は欠かせないものです。学童保育の、量的、質的拡充を図るために、以下の点を陳情いたします。



 陳情内容



1.平成20年度からの受益者負担の導入に反対であり、再検討を陳情します。

 ? 市の担当課は、2回の説明会を行いましたが、導入理由の説得力や具体性がなく会場から多くの疑問や意見がだされました。また、当会のアンケートで論議が不十分であり、学童保育料徴収条例案を12月の議会に提出すべきではないという意見が多くありました。

 ? 導入理由に、17年度行財政構造改革の実行がありますが、17年以降3年間で8億円以上の財源不足が改善されており、子育て支援を重要視する意味でも見直し、導入を急ぐのではなく再検討すべきです。

 ? 今まで、クラブ費3,000円を納入しており、おやつ代・行事費・教材費・消耗品等に使われ、負担金と同じように扱われてもよい内容です。今回の受益者負担は、新しいものではなく、“値上がり”と同じことで納得はできません。

  このように、保護者や、市民の十分な理解がないまま受益者負担を導入することに反対で、もう一度見直し、検討することを強く陳情します。

2.対象学年(現在3年生まで)を拡大し、4年生までの受け入れを陳情します。

  現代の子どもたちは、身体の成長は早いが、精神面での成長は幼いといわれています。また、少子化で兄弟も少なく、一人っ子が多く、核家族というのが現状です。学童クラブを卒所する時期になると、4年生になったらどうしようと不安がおそってきます。4年生になり、問題を起こす子もいます。まだまだ未熟な時期です。児童福祉法では、学童保育の対象児童は、「おおむね10歳未満」とされていますが、実施要綱では4年生以降も入所できることが明記されています。国の補助金も高学年児童数も含めています。(ただし低学年主体が条件)厚生労働省も2001年12月に高学年受け入れを促す課長通知をだし、受け入れを勧めています。2002年に全国学童保育連絡協議会が保護者対象に行ったアンケート調査でも高学年受け入れを希望する保護者は、80%もいました。一番手のかかる3・4年生の時期、また、人として成長する大切な時期に、安心できる場所があることは子どもたちにとって何物にも変えがたい栄養であり、親にとって安心して働くための支えです。4年生までの受け入れを強くお願いします。

3.待機児童の受け入れと、今後も待機児童を出さないことを陳情します。

  今年度も一部の学童で、定員オーバーや待機になる児童がいました。待機児童になるのは、3年生が多いのですが、行き場がなく公園や道路、コンビニで遊んでいるのをよく見ます。親のいない家がたまり場になり、健全育成の意味からも問題です。入所決定は、ポイント制で優先順位の高い子どもたちから決まっていきます。もっと子どもたちを大切に見て欲しいと思うところです。親も決定通知書で、仕事を変えなければならない。不公平感を抱きます。親が安心して働くためにも、そして子どもたちの発達と安全を保障するために、受け皿になる学童クラブの増設や新設も視野に入れて適切な人数の配分と、受け入れをお願いします。

4.指導員の雇用体制の見直しを陳情します。

 ? 非常勤職員の期限付き雇用の期限を撤廃してください。(現在は最長15年)

 ? 非常勤職員しかいない職場は、不安と責任が大きい。正規の職員を配置してください。

 ? ?の正規の職員は、指導員の経験を積んだ人を優先していただきたい。

  学童クラブは、放課後の家庭に代わる場所です。遊びと生活が保障され、子ども一人ひとりが、大切にされ、何よりも安全が守られるところです。そのためには、指導員が雇い止めなどで意欲をなくすのではなく、働くことの不安を抱えず、知識と経験を積み、子どもとゆとりを持って向き合えることが大切なのです。子どもたちは、指導員の活き活きとした姿を見て、安心し信頼が生まれるのです。ぜひ、雇用体制を見直し、子どもたちのためによい配慮をしていただきたくお願いいたします。

5.北広島団地内小学校の適正配置に関して学童クラブの施設環境を検討されるようお願いいたします。

  現在、北広島団地内小学校の適正配置について検討されております。まだ結論は出されていませんが、学童保育の施設環境に大きな影響が出ることが懸念されます。学校の適正配置に関連し、学童クラブの施設環境が充実されるよう検討をお願いします。