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北海道 伊達市

平成21年  2月 臨時会(第1回) 02月19日−01号




平成21年  2月 臨時会(第1回) − 02月19日−01号







平成21年  2月 臨時会(第1回)





 平成21年第1回伊達市議会臨時会議事日程(第1号)

                        平成21年2月19日(木)午前10時開会

日程第 1 会議録署名議員の指名について
                                   (議長指名第1号)
日程第 2 会期の決定について
                                   (議長提出第1号)
日程第 3 例月出納検査の結果について
                                      (監査報告)
日程第 4 平成20年度定期監査の結果について
                                      (監査報告)
日程第 5 教育委員会の点検・評価報告書について
                                    (点検評価報告)
日程第 6 平成20年度伊達市一般会計補正予算(第10号)
                                 (市長提出議案第1号)
日程第 7 平成20年度伊達市下水道特別会計補正予算(第3号)
                                 (市長提出議案第2号)



          開 会 (午前10時00分)



△開会の宣告



○議長(小泉勇一) ただいまから平成21年第1回伊達市議会臨時会を開会いたします。

                                          



△開議の宣告



○議長(小泉勇一) 直ちに本日の会議を開きます。

 8番、木村議員、11番、原見議員から欠席する旨の届け出がありましたので、出席議員数は20名であります。

                                         



△諸般の報告



○議長(小泉勇一) 議事日程に入る前に事務局長から諸般の報告をいたします。



◎事務局長(氏家幹男) 諸般の報告をいたします。

 (報告の詳細については以下のとおりである。)

 1 地方自治法第121条及び伊達市議会委員会条例第21条の規定による説明員は次のとおりである。


   〇説明員
    (市長部局)
     市     長  菊 谷 秀 吉   副  市  長  大 坪 鐵 雄
     副  市  長  阿 部 正 宏   企 画 財政部長  小 畑 次 男
     総 務 部 長  疋 田   洋   福 祉 部 長  菅 原 健 一
     経 済 環境部長  大 内 壽 幸   建 設 部 参 与  三 浦   倉
     水 道 部 長  金 丸   進   大滝総合支所長  新 海 良 光

     企 画 財 政 部  本 間 孝 美   総務部総務課長  菊 地 文 雄
     財 政 課 長

     福  祉  部  長 沼 留 雄   経 済 環 境 部  佐 藤 哲 廣
     児 童 家庭課長            農 務 課 長

     経 済 環 境 部  山 崎 博 司   建  設  部  今 井   良
     商工観光水産課長           カルチャーセンター参事

     水道部下水道課長 高 梨 善 昭   大 滝 総合支所  千 葉 静 男
                        住 民 福祉課長
                                          
    (監査委員)
     代 表 監査委員  菊 池 勝 義   事 務 局 長  河 合 誠 一
                                          
 2 本会議の事務に従事する職員は次のとおりである。
     事 務 局 長  氏 家 幹 男   庶 務 課 長  及 川   茂
     議 事 係 長  松 下 清 昭   庶  務  係  佐 藤 圭 美
     議  事  係  木 村 雅 和


                                          



△会議日程



○議長(小泉勇一) 本日の議事日程はお配りしたとおりであります。

                                          



△会議録署名議員の指名



○議長(小泉勇一) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本臨時会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、5番、洞口議員、17番、間野議員の両名を指名いたします。

                                          



△会期の決定



○議長(小泉勇一) 次に、日程第2、会期の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。議会運営委員会において会期について検討した結果、本日1日とすることになりましたが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小泉勇一) 異議ないものと認め、本臨時会の会期は、本日1日とすることに決定いたしました。

                                          



△例月出納検査の結果について、平成20年度定期監査の結果について



○議長(小泉勇一) 次に、日程第3、例月出納検査の結果について及び日程第4、平成20年度定期監査の結果についての以上2案件を一括議題といたします。

 例月出納検査の結果については、監査委員より平成20年12月25日及び平成21年1月27日付で一般会計、特別会計、水道事業会計の平成20年度11月分並びに12月分について、また平成20年度定期監査の結果については平成20年12月25日付でそれぞれ報告書並びに監査報告書の提出があり、同日付で受理いたしましたので、報告いたします。

                                          



△教育委員会の点検・評価報告書について



○議長(小泉勇一) 次に、日程第5、教育委員会の点検・評価報告書についてを議題といたします。

 教育委員会の点検・評価報告書については、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部が改正となり、教育委員会は毎年その権限に属する事務の管理及び執行の状況について点検及び評価を行い、その結果に関する報告書を作成し、議会に提出するとともに公表することとなったことから、平成20年12月30日付で報告書の提出があり、同日付で受理いたしましたので、報告いたします。

                                          



△市長提出議案第1号〜市長提出議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決



○議長(小泉勇一) 次に、日程第6、議案第1号 平成20年度伊達市一般会計補正予算(第10号)及び日程第7、議案第2号 平成20年度伊達市下水道特別会計補正予算(第3号)の以上2案件を一括議題といたします。

 提案理由の説明を求めます。

 大坪副市長。

          〔副市長 大坪鐵雄登壇〕



◎副市長(大坪鐵雄) 提案理由の説明を申し上げます。

 議案第1号 平成20年度伊達市一般会計補正予算(第10号)についてご説明いたします。歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ10億7,860万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ181億3,490万8,000円とし、款項の区分及び当該区分ごとの金額等は「第1表歳入歳出予算補正」のとおりとするものでございます。

 補正の内容につきましては、議案説明資料及び予算説明調書に記載しておりますが、主な事業といたしましては国の補正予算の生活対策における定額給付金給付事業や地域活性化・生活対策臨時交付金を活用して行う庁舎改修事業、地域振興基金積立金及び伊達市農協の経営健全化を支援するための営農指導事業補助金などであります。

 繰越明許費につきましては、「第2表繰越明許費」のとおりとするものでありまして、庁舎改修事業費、ケーブルテレビデジタル化事業費、定額給付金給付事業費などを翌年度へ繰り越すものであります。

 地方債の補正につきましては、「第3表地方債補正」のとおりでありまして、ケーブルテレビデジタル化事業費の追加によるものでございます。

 次に、議案第2号 平成20年度伊達市下水道特別会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ34億2,471万9,000円とし、款項の区分及び当該区分ごとの金額等は「第1表歳入歳出予算補正」のとおりとするものであります。

 補正の内容につきましては、議案説明資料に記載しておりますが、国の補正予算に伴う公共下水道事業の増額であります。

 繰越明許費につきましては、「第2表繰越明許費」のとおりとするものでありまして、公共下水道事業費の一部を翌年度へ繰り越すものであります。

 地方債の補正につきましては、「第3表地方債補正」のとおりとするものでありまして、下水道整備事業費の変更によるものでございます。

 以上、説明にかえさせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(小泉勇一) 以上で提案理由の説明は終わりました。

 これより議案の質疑に入ります。

 それでは、議案第1号 平成20年度伊達市一般会計補正予算(第10号)の質疑を願います。

 2番、阿戸議員。



◆2番(阿戸孝之) 3番の子育て応援特別手当支給事業、これについてお聞きしたいと思いますけれども、これ対象者に支給されなかったら国庫に返納されるということなのですよね。そうすると、せっかくこのありがたい子育て支援の事業でございますので、漏れなく対象者に支給するためにどのような対策をお考えかお尋ねいたします。



○議長(小泉勇一) 福祉部長。



◎福祉部長(菅原健一) 支給するに当たっての対策でございますけれども、一応該当する世帯については住民基本台帳のほうからデータをいただきまして、それで該当する世帯にこちらから郵送します。そういうことで、住民基本台帳に載っている方については漏れなく行くというふうに考えております。それとあと、広報紙でお知らせするということと、それからあと新聞折り込み、それと保育所、幼稚園を通してそれぞれ周知を図ってまいりたいというふうに考えております。



○議長(小泉勇一) 阿戸議員。



◆2番(阿戸孝之) この子育て支援の締め切りといいますか、募集の締め切りはいつごろになるでしょうか。



○議長(小泉勇一) 福祉部長。



◎福祉部長(菅原健一) これにつきましては、6カ月というふうに国のほうで決めておりますので、いつから申し込みを受け付けるかというのは法案が通らなければまだはっきりしませんが、3月の中過ぎから受け付けになるだろうというふうに予想していますので、これでいきますと6カ月後、9月の中旬以降が締め切りというふうになります。



○議長(小泉勇一) 阿戸議員。



◆2番(阿戸孝之) 募集期間が6カ月ということで、当初は先ほどご答弁のあったとおりありとあらゆる方法を使って周知されるということでございますけれども、6カ月終了近くなってまだ申し込みされていない方があったら再度連絡なりしていただいて、できればこれはもったいない話ですので、漏れることのないような支給にしていただきたいなと、心がけていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(小泉勇一) 1番、永井議員。



◆1番(永井勢津子) 今回国の対策として、本当に生活対策、直接雇用に結びつくような基金の創出ということで、100%の補助ということでの事業の地域活性化・生活対策臨時交付金の使途について今回示されておりますけれども、幾つかお尋ねしたいと思います。

 それで、ここの地域活性化・生活対策臨時交付金事業の部分で、一応70%は実際的に執行を即すると。あと30%は基金としての積み立てということで、今後さまざまな事業を展開していくという、そういう大筋なものではないかと。その中の70%の部分では、庁舎の改修等を含めたカルチャーセンター舞台装置の老朽化に伴う予算等が組まれているのですけれども、基本的なことの部分にかかわってきますけれども、国が今回さまざまな事業への補助金等を含めた対策を示しているのですけれども、この70%の枠というのは今回出たものはどちらかというとこれまで事業予定をしていたけれども、なかなかその執行をしていけないという部分も含めた雇用創出ともかかわってくるのだろうというようなことで組まれている予算、それからあと30%の基金の部分については一体今後どんなような本当に生活、それからさまざまな事業へと展望しているのかと。それで、この地域活性化・生活対策臨時交付金のほかに国はさまざまなふるさと雇用再生特別交付金、緊急雇用創出事業等を含めた4本なり、5本なりの地域活性化、生活対策、雇用創出ということで総合的に次から次へと出してきているということでは非常に皆さんこれまでできなかった市民へのさまざまな対応ができると、支援対策もできるということで、市民はこれを知ったときに非常に安心もこの中で生まれてくるのではないかと思いますけれども、今後の雇用対策を含めて、この70%枠はどちらかというと既成事業とか箱物的なものが多いのですけれども、直接市民にかかわる生活対策ともつなげて、基金、そして今まで出てきた4つなりの事業との連携を含めて、この雇用対策、生活対策をどのようにして今後展開していくというふうにお考えなのか、基本的な部分でまずお尋ねいたします。



○議長(小泉勇一) 企画財政部長。



◎企画財政部長(小畑次男) お答え申し上げたいと思います。

 まず、今回の地域活性化・生活対策臨時交付金につきましては、基本的な考え方といたしましてこの性格、活性化と生活対策でありますから、そこの部分について当然意識をして予算を上げていくということできょう提案をさせていただいているところであります。まず、70%の部分というか、70%という決め方ではないのです。翌年度に基金として繰り越せる分といいましょうか、これは30%を限度としますよということでありますから、できる限り市としては有効にその取り組みを行うと。時間的な余裕がほとんどない状態で今回決定したということもありますので、そういった意味からいいますと十分に吟味しながらやっていくためには30%枠を最大とると、こういう考え方で予算の考え方をしたわけであります。今回の部分で繰越明許を行う事業については、先ほど議員おっしゃったとおり庁舎改修だとかカルチャーセンターの舞台、それから堆肥センター、こういった事業をのっけてあるわけでありますけれども、これにつきましてはかなり相当危機的なといいましょうか、状況がひどいもので、ある意味金額も大きくなると、こういったものについて考えたわけでありますが、当然それは雇用の確保という部分を考えながらのメニューとしてとらえたところであります。そのほかの今回提案しております基金の積立金、これは30%、この部分についても少なくても雇用の確保という部分に重点を置いた考え方でメニューを決めておりますので、1定においてその辺の提案をさせていただきますので、ご議論いただきたいというふうに思っております。あくまでも私どもは今の現状で緊急な課題を持っているもの、これらを事業化するということでありまして、新たな事業展開をするというために新しい事業を持ってきたということではありません。そこには雇用という部分の確保というのを意識しながら作業を進めたものであります。



○議長(小泉勇一) 永井議員。



◆1番(永井勢津子) まさしくこの国の対策も雇用、そして生活対策ということが前面に打ち出されてきたものと思います。それで、今回の7対3という国の規定の枠の中で最大限前倒しというか、既成事業とのかかわりも含めて今回補正でのった部分で使っていきたいと、執行は21年度からということになろうかと思いますけれども、それでこの生活対策臨時交付金の部分につきまして雇用の創出も含めてどのぐらいの効果を期待し、どのような状況の中で雇用が創出されていく、創出というよりも確保されていくと言ったほうがいいのでしょうか、そこら辺の見通し等も予算が組まれた段階でお考えは持たれておりますでしょうか。



○議長(小泉勇一) 企画財政部長。



◎企画財政部長(小畑次男) その効果という部分でありますけれども、そのうちどのぐらいの雇用が確保できるかというところについての細かな分析はいたしておりません。しかし、今回の一連の事業で考えておりますのは、従来よりもかなり相当大きな事業の展開といいましょうか、そういったものができますから、そういった意味では雇用の確保という意味で一般的な公共事業が減っている中でこういった事業の展開ができるというのは雇用の確保に相当貢献ができてくるだろうと、こういうふうに思っております。



○議長(小泉勇一) 永井議員。



◆1番(永井勢津子) それで、ぜひ基金積み立てがされる部分についての事業展開については、ソフト面も含めまして、箱物的なものといおうか、緊急性があればそれはやむを得ずそれにも回っていくという状況が生まれてくるのかと思いますけれども、直接生活対策、ソフト面につきましてもありとあらゆるものがどちらかというとできるというような広い枠の中で各自治体が取り組んでいる部分もありますので、ぜひそこら辺を基金積み立て活用、取り崩しの部分でですね、期限も決められているものですし、行っていただきたい。もしお考えがあれば、例えばこういうこともということで示せるものがあれば、正式には21年度予算の中で明らかになってくるものかと思いますけれども、していただきたいというふうに思います。

 そして、あと関連として、20年12月にもう本当に最大限のすばらしい活用を決定しました1次補正の中で地域活性化・緊急安心実現総合対策交付金、何かいろんな似た事業がどんどん出てきまして、これはもう伊達市は最大限2,000万以上の枠でしっかりと予算化して、12月議会で通った部分なのですけれども、これらとのかかわりというのは一応切って、同じ事業にすることもできないし、入り込む余地がないほど予算を使い切っているのだというふうに考えていいのか、そこら辺とのかかわりと、先ほど私がお尋ねいたしました年末年始にかけての緊急対応でのさまざまな交付金だとか、今後21年度予算で出てくるのかなと思うのですけれども、ふるさと雇用再生特別交付金の部分や緊急雇用創出事業等のかかわりでどのような、これも委託しなければいけない部分と直でやれる部分と、それから何月までにとか非常に期限も条件もあちこちついているのですけれども、どちらかというとふるさと云々のほうについては意外と幅広くやっていける部分で、直はだめですけれども、NPOだとか企業組合等も含めた民間企業へとかなっていますが、そこら辺の事業とのかかわりは一体どんなふうに考えていったらいいのでしょうか。それを最後にお聞きして、終わりたいと思いますけれども。



○議長(小泉勇一) 経済環境部長。



◎経済環境部長(大内壽幸) 今議員おっしゃったふるさとの関係は、これは国のほうから北海道が補助金をいただきまして、北海道が基金を造成して各市町村にメニューを募集して事業を実施するというものでございます。ですから、新年度に入ってから、今内々でメニューについて照会ありますけれども、これは新年度に入ってから行われる事業でございます。



○議長(小泉勇一) 3番、小久保議員。



◆3番(小久保重孝) 本会議なので、3回の質問なので、ちょっと多岐にわたって順番に質問させていただきます。

 まず、庁舎の改修事業でございます。本市が進める木質ペレットを活用してのボイラーということで、大変すばらしいアイデアだなというふうに思っておりました。また、正面玄関の改修も、非常に見苦しくなっておりましたので、これも今回の国の措置で何とかなりそうだということで、よかったなと思っておりますが、このペレットに関してはこの事業を行うことでペレット自体年間トン数といいますか、総量的にはどのぐらい見込んでおられるのかというところの数字をちょっと教えていただきたいと思います。

 それと、例えばこの議場もそうなのですが、この下の議場は非常に寒いといいますか、涼しい。ただ、傍聴者の方は非常に暑いという、非常に暖房の設計がなっていないのではないかというふうに思うのですが、この際こういったところの見直しも図るべきではないかと、設計の見直しもすべきではないかというふうに考えるのですが、その辺も含むのかどうかもお答えいただきたいと思います。

 それから、2点目、ケーブルテレビのデジタル化事業であります。デジタル化に対応したこれも国の措置があって何とか予算がついたということで、大きなものになっておりますが、各家庭に配布をしておりますセットトップボックスのこの変更などは必要がないのかどうか。また、今後そのデジタル化にあわせてこれ以上の支出がまた考えられるのかどうか教えてください。

 それから、3点目、子育て応援特別手当支給事業、先ほど同僚議員からも質問がございました。大変これも特に小さなお子さん持っている家庭にとってはよかったなと思っておりますが、その支給要件の中に例えば税の滞納、保育料の滞納、こういった方々はどのように対応されるのかをお聞かせください。

 そして、4点目、大変大きな話ですが、営農指導事業の補助金ございます。3,607万ということでございまして、これは昨年来伊達市農協が大変厳しい経営状況にあるということも議会としてもお聞きをしておりましたし、この精査を今日まで続けてこられて、経営努力もされてきているということで聞いております。この中にも農協の経営健全化の支援、また伊達市の農業の振興と農業経営の安定を図るという言葉もありますが、改めて今回のこの決定に当たって市長のお考えをお伺いをいたしたいと思います。

 それから、6番になりますか、定額給付金の給付事業でございます。本市の給付額は5億8,000万を超えるということでございます。これも国のほうではもちろん賛否がございますし、多くの国民がこのことの経済的な効果というものに少し疑問を持っている方が多くいるということもニュースなどでも知っておりますし、私の身近でお聞きしてもこれに対する効果というのはどんなものだろうかということで大変に憤りを感ずるところもございますが、でも一方で国が決定したことに対して自治体としてもそれに取り組むというのは、それはそれでチャンスということで大いに取り組まなければならないと。そのことに対していろんなお考えもあると思います。商工会議所との連携もあろうかと思いますが、その定額給付金の給付、このことの基本的な考え方を市長にお伺いをしたいのです。市民が一時的にせよ潤う、潤うといいますか、お金が出る、でもその市民の個人の部分での貯蓄に入ってしまう可能性もある。でも、非常に厳しい世の中だから、それはそれで効果があるのだというふうに考えるか、やはり伊達市全体として、また伊達市を含む近隣の経済効果ということでその活用を考えるべきだというふうに思うのですが、その辺の効果どのように読んでいらっしゃるのか、市長のお考えをお伺いしたいと思います。

 あと、最後7点目のカルチャーセンターの舞台のつりもの改修事業でございます。カルチャーセンターも大変すばらしい事業を行っておりますので、この大ホールの舞台に必要なものは措置をしていくということなのですが、改めてこの2,990万ということで、大変大きな数字でございます。経年劣化による強度不安ということで書いておりますが、今回これを措置したことによってどのぐらいまたもつのか、何年ぐらい見通しを立てているのか。また、ほかのもの、これは今回つりものということでございますが、ほかにもこういったことでは今後将来負担というものもある程度リスト化されているのかどうか、その辺お伺いをしたいと思います。

 以上、多岐にわたりましたが、よろしくお願いいたします。



○議長(小泉勇一) 市長。



◎市長(菊谷秀吉) ご指名ありました2点だけ私のほうからお答えをさせていただきます。

 まず、1点目の農協に対する支援でございます。これは、相当誤解が一部にあるようでございまして、個々の農家に対する支援というふうに受け取られている方もいるようでありますが、これは私どもはあくまでも農協を支援するということでございます。その理由でございますが、これはかつて有珠漁協も支援しましたように、やはり1次産業においては特に協同組合がなければ事実上営農が相当難しいと。かつまた、農協があることによって相当各農家のコストが軽減できるということでございますので、こういう点から農協を支援せざるを得ないだろうということがございました。もう一つは、この伊達のまちを考えてみますと、この中心市街を中心にかつてはこのちょっと北側でも既に農地でございました。これは、すべて優良農地がここら辺にありましたおかげでこのまちがコンパクトにできたということは、やっぱり開拓以来農業によってこの地域が支えられたということでも私はあるのではないかと思います。そんな意味から伊達市最大の産業である農業を守るということは、地域のいろんな意味での守るということにもつながってきます。個々の農家支援ということはなかなか難しいわけでありますけれども、こうして農協が健全化すれば個々の農家に対しましてもいい結果を生むだろうと、こういうことでございますので、これは今回は振興基金を使っての支援でございますが、場合によっては一般財源も使うということも私は想定しておりましたが、ここまで至らなかったのはよかったかなと、このように考えております。

 それから、定額給付の関係でございますが、たまたま先般テレビを見ておりましたら韓国もウォン安とか非常に雇用の特に派遣切り、日本の比ではないという報道がありまして、この中でいわゆる日本と同じような定額給付について世論はやれという声が上がっているという報道を聞きました。私たまたまインターネットである経済学者の投稿を読みましたら、どうも今のマスコミの報道はちょっと感情的過ぎると。経済学的にいうと、いわゆるGDPを創出するための効果としての手法としては減税も定額給付も実は同じだと、そんなに変わらぬと。問題なのは、創出効果について乗数というのがございまして、例えば1を出したとします。そのうちの大体平均的にいうと0.6が使われるそうでございます。それによる波及効果が2.5、例えばある物を買うことによって、そしてそれによって例えば運送費がかかるとかいろいろ出てまいりますから、つまり2.5掛ける0.5でその実態のGDPの創出効果があるのだというふうに書いてございました。ですから、どういう選択をするかはこれは時の政権が考えるべきことであって、私は経済学的にいうとそういう創出効果があるということをやっぱり前提に議論していきたいなと、このように考えておりますし、また先般の調査によりますと、これは新聞の報道によりますと大体0.6は超えそうだと。これは、アンケート調査ですから結果はわかりませんけれども、そうしますと大体学者の言う創出効果があるのではないかと、このように私は理解しておりますので、今ご指摘のようにせっかくのチャンスでありますから、これは商工会議所とも十分連携しながら、消費拡大に向けて取り組みをしていきたいなと、このように考えております。



○議長(小泉勇一) 総務部長。



◎総務部長(疋田洋) 庁舎の関係について私のほうからお答えをしたいと思います。

 ペレットのいわゆる使用量の関係でございますけれども、今予定しておりますのは50万キロカロリー2基を予定してございまして、年間120トンほど使用するということで考えてございますけれども、詳細については予算の中でも見積もってございますけれども、設計委託をかけながら、この暖房の関係にもかかわってきますけれども、そういったものも含めて精査をしていただいて、多少容量が下がるかもしれませんけれども、今予算で見ておりますのは120万ということでございます。

 それから、暖房の温度差の関係でございます。暖房の関係については、庁舎50年にできて、それ以来一切直してございません。したがって、今の暖房については、地下からここの議場まで一切温度調整ができない状況になってございます。したがいまして、これについても1階、2階、3階それぞれ温度調整ができるような施設、こういったものを業者委託の中で検討していきたいなと思っていますので、そんなことでご了解をいただきたいと思います。

 それから、給付金の滞納の関係でございます。給付金の関係については、国から差し押さえはできないということで通達が来てございます。しかしながら、いわゆる滞納者については、自主納付に向けた努力については今後ともやっていかざるを得ませんので、直接的な給付金の差し押さえということにはなりませんけれども、滞納者については通常の業務の自主納付をそれぞれ促していくということについては通常どおりやってまいりたいと思ってございます。

 以上です。



○議長(小泉勇一) 大滝総合支所長。



◎大滝総合支所長(新海良光) それでは、大滝ケーブルテレビの関係について私のほうからお答えをしたいと思います。

 まず、今回のデジタル化の事業の関係で各家庭あるいは事業所等に設置しておりますセットトップボックス、これの関係について変更があるのかどうか、関連があるのかどうかという、そういうご質問でございますけれども、現在使用しているセットトップボックスにつきましてはアナログ、それからデジタル両方に対応できるセットトップボックスでございますので、直接各家庭に配布されているセットトップボックスについては変更はございません。

 それから、今後このデジタル化によって改修経費等が見込まれるかということですが、今のところ特別な経費は考えてございません。なお、機器等が古くなって、今後維持管理等で経費等は一定程度予想されると思いますが、現在のところこのデジタル化について直接的な経費は考えてございません。

 以上でございます。



○議長(小泉勇一) 建設部参与。



◎建設部参与(三浦倉) カルチャーセンターについてお答えを申し上げます。

 今回の舞台のつりもの3,000万程度でございますけれども、一般的には耐用年数10年程度と言われております。できてから14年ちょっと経過しておりますので、全面的なつりものの改修ということでございまして、次回も同じぐらいの間隔でやっぱり改修が必要になるだろうということに考えております。それとあと、そのほかにということでございますが、音響設備なり、照明の関係の配線中心にしたものが出てくるかと思いますが、これもあと10年、あるいは10年少しぐらいということになりますれば、次回のつりものの改修の時期に大体あわさった時期に、金額はちょっと積算はしておりませんが、その時期にはこのつりものプラスそれらの設備の改修という経費が出てくるのかなというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(小泉勇一) 小久保議員。



◆3番(小久保重孝) わかりました。

 では、順番にちょっと再質問ですが、そうしましたらペレットのほうに関しましては、庁舎の改修に関しては今ご答弁いただいたように設計の段階で相談をして、各階ごとに調整ができる、できれば各階がやっぱり理想だと思います。今もここから暑くなると下に電話をしているような状況でございますから、その辺もぜひ改善されるほうがよろしいのかなと思います。

 あと、ケーブルテレビの事業に関してはわかりました。これについては、やはり今回はデジタル化ということで、2011年のデジタル化ということですから、これはもう本当に逆に国がどんどん、どんどん措置していかなければならないことなのではないかというふうに思っておりました。それよりも本市が考えなければならないのは、やはり議会でも話題になっておりますが、コンテンツといいますか、中身をどう考えていくのか、予算をかけて番組づくりをしていくのかどうかというところだろうと思っています。また、その政策効果というものもしっかりと考えて進めていかなければならないという点だと思います。難視聴地域という対策がありますから、極端な話今の独自放送がなくてもやらなければならない部分はあるということの中で進められているということもありますが、その点デジタル化ということでこうした大きな予算がつくと、でも一方でやはり中身を問われてくると。でも、中身についての予算は余り変わらないという中では、やはりそのことの効果というものもなかなか期待できないのではないかというふうに考えますので、これについてはまた本予算のときに必要に応じて質問させていただきたいと思います。

 子育て応援の手当に関しましては、今ご答弁あったように差し押さえはないということでございます。滞納者がいることに対しては、大変にこれは困ったなということはございますが、でも一方でやはり母子家庭など含めて大変厳しい経済状況で生活をされている方が多い中で、お子さんがいることでこの手当がもらえることはよかったなというふうに思っております。引き続きもちろん保育料などの滞納など引き締めを図っていかなければいけないと思いますが、個々に丁寧な対応をしていただきたいというふうに思います。

 それで、4番の営農指導の事業補助金でございます。今市長のほうからお考えをお伺いをいたしました。個々の農家に対する支援ではないということで、誤解がなきようにという説明もございました。あくまで伊達市農協に対する支援だということでございます。まさに今市長がおっしゃったように本市の基幹産業である農業ということで、伊達市農協が担ってきた役割も非常に大きい。そういうことで考えれば、その中でたくさんの農家の方が経済活動しているということを支えるのはやはり本市の役割だというふうに思っておりますから、その意味で一般財源から出さなくてもこういった措置がとれたことは大変喜ばしいことだというふうに思っております。ただ、一方で今実際疑問というふうに思うのは、それこそ今回経営状態がよくなったとして、例えばマーケット部門などやっぱり継続して進めていくことが本当に大丈夫なのだろうかと。そのマーケットは、本市の場合コープさっぽろを含めて大変大きなマーケットがございます。その中で競争が非常に激しくなってきているという中では、これを今の本店も含めて続けていくことは本当に可能なのかという点では非常に心配になる。その中では、経営改善というものを行っていくことはもちろん今やっていらっしゃると思うのですが、やっぱり市ももう少し踏み込んでそれに手をかしていくということも大事ではないかというふうに思います。お金を出して手を出すなというお考えのある方もおられるのも聞いておりますが、私は一方ではもっともっと市民の力もかりまして、有識者の力をかりて、もっともっとお金ではなくてソフトで支援をすべきではないかなと。そういった点はどのように考えておられるのかお伺いをしたいと思います。

 そして、定額給付金の事業に関しましては今お答えがございました。市長としてもGDPに対する効果というものもこれはあるということで、私もそれはそう感じます。ただ、それが例えば地域経済というかなり限定した中で考えたときには、北海道は潤う、でも伊達市は潤わないとか、伊達市は潤わずに苫小牧は潤うとか、そういった非常に難しさをちょっと感じるのであります。そういった点でやはり商工会議所との連携ということを市長はおっしゃったのだろうと思いますが、それこそ内容もこれからだと思いますが、もっともっと基本的に効果のあることをやっぱり考えていかなければならない。それこそ例えば5万円以上なんていうことではなくて、1万円でも5,000円でも消費をすることで何か効果がある、また消費をしたいというような、そういうメニューづくりが必要ではないかなというふうに思うのでありますが、その辺について再度お伺いをしたいと思います。

 あと、カルチャーの舞台のつりものに関しては、10年ということでお伺いをいたしました。恐らく行政側ではこういった経年劣化にかかわるいろんな将来負担の一覧というものは各課で持っていらっしゃるのだろうと思っています。また、それに対する見積もりも、その当時とその後ではかなり変わるのだろうと思うのですが、今財政の健全化に向けては国もその将来負担というものの指標を出しておりますが、こういったところも議会としても議員としてもやっぱりもっともっと把握しておかなければいけないのではないかなというふうにちょっと感じたところでございます。こういった点で議会側に対して今ある資産がどういった将来負担になってくるのかというのの資料なども今後出していただけたらというふうに思っておりますが、その辺については資料の請求をもししたとして整理が可能なのかどうかお答えいただきたいと思います。

 以上、また複数ですが、よろしくお願いします。



○議長(小泉勇一) 市長。



◎市長(菊谷秀吉) まず、農協の問題でございますけれども、これはなかなかソフトといいましても現実には難しい課題ばかりでございます。特に我々危惧しなければいけないのは、これから後継者がどんどん減ってきたときに農地が余ってくると。これは、平成元年の農業白書以来いわゆる耕作放棄地という言葉が出てきまして、全国各地でそういう状況が起きております。それで、どう対応するかということがまず一番大きな課題ではないかと思います。つまりやめたくてもやめられない農家も出てくる可能性がある。資産担保としての農地が下落するという課題もございますので、これらに対しましては、これからでありますけれども、農地再編、農地が小口分散しているのを再編することによって経営効率を高めるとかという事業も農協とも十分考えながらいきたいと思います。短期的にやはり物を直接売らないことにはいけないということとやっぱり少しでも値段はとりたいということで、これはご案内のとおり食を通したまちおこしということでブランド化事業をもっともっと積極的にやっていきたいなと思います。それから、冒頭ございましたこれからの経営健全化に関しましては、当然農協の理事を中心に中身については十分議論しておりますので、健全な方向にいくと私は期待をいたしております。

 それから、定額給付の関係でございますが、これは私どもが若かったころのように地場の商業が非常に弱くなっております。いろんなことやってもご案内のとおり大型店に吸い取られていくということは、なかなか地元に回りづらいという状況というのは、もうこれは残念ながらそういう状況であります。その中にあってどうやるかということは非常に難しい。特に小さいまちであれば大型店もありませんから、もっと金額も効果上げやすい方法あるのですが、私どものように大型店中心にできてきたまちというのは打つ手がなかなかないというのが本音でございます。これから会議所とも十分相談いたしますが、従来の商業者だけにとどまらず、例えばリフォームを含めたいろんなものに対して考えていくという方向もあるのかなと。ただ、これはあくまでも事業者がそれぞれどういう判断するかによって随分変わってまいりますので、市のほうからこうすれ、ああすれということなかなか言えません。そういう状況でございますので、できるだけ効果的な手法をとれるように今後とも会議所を中心に関係機関とも話し合いをしていきたいなと、このように考えております。



○議長(小泉勇一) 企画財政部長。



◎企画財政部長(小畑次男) 公共施設の将来負担、こういったものがそれぞれに見込みとして立てられているかということでありますけれども、必ずしも掌握しているわけではありません。そのような準備ができるような状況になっているところも幾つかあるかもしれませんけれども、公共施設という部分をどこまでとらえるかも含めて明確にしておりませんので、そういった作業は余り進んでいないのではないかというふうに思っております。いずれにいたしましても、こういったものが非常に重たくなってきているということは事実ですので、そういった方向で作業を進めたいと思っておりますけれども、今議会に対して資料の提供ができるような状況にはなっていないというふうに思っております。



○議長(小泉勇一) 小久保議員。



◆3番(小久保重孝) 将来負担の関係は、今その資料というところまではいかないというお話でございます。個々には恐らく担当者レベルではいろいろと押さえておられるというふうには思いますが、これからはずっと右肩上がりの経済による国ということではないでしょうから、そういうふうに考えればやはり今ある財産の将来負担というものをしっかりと見きわめる意味ではこういったものも指標の一つになるのではないかなというふうに思います。お金があるから今回は措置ができたということではなくて、何年にはこれだけの負担が出てくるということも想定しながらやはりその運営をしていかなければならないでしょうし、逆にそのことを想定して当初の設計もあるべきではないかというふうに思いますので、その辺もぜひお考えいただきたいなというふうに思います。これについては、後でまたお答えがあればお願いいたします。

 そして、今農業の関係のお話がございました。直接的に経営ということにかかわるということではないけれども、でも本市はブランド化の事業も行っていて、そのことが結果的には本市の農業に対する効果というものを期待をしているというお答えだと思いました。本市は、ずっとそのことを今議論をしてきておりますし、食のブランド化、ウェルシーフードということで今進めております。ですから、私もそれは非常に期待をしておりますし、その方向は間違っていないと思います。今市長も経営の効率化を図っていくということもおっしゃられた、そのこともやっぱり進めていかなければならない。ただ、いろんなことを進めていく中では、大変大きないろんなあつれきといいますか、状況が想定されるというふうに考えると、やはり個々の農家に対する例えば業態を変更していくことに対しての何か支援ですとか、今回農業振興基金はこれでなくなる、北電さんが下さった基金というものはなくなる。でも、その後の基金というものはやはり必要なのかなと。振興基金、ちょっと別の意味の振興基金かもしれませんが、そのことについてはぜひお考えいただきたいと思いますし、そのことについてどうお考えになるかということと、もう一つはJA伊達市がマーケット部門のことで経営健全化をしていくということは人を切っていくということが当然含まれると。そうすると、それはもちろん正社員まではなかなか及ばないかもしれませんが、実際に恐らく臨時やパートの方の雇用を切らざるを得ない、もちろん切っていっているという状況ではやはり雇用対策というものも考えなければならない。このこともやはり今の全国的にも非常に厳しい状況の中では、伊達市としても農協のことに限らず雇用の対策をとらなければならない、このことについても改めて市長にお伺いをしたいと思います。

 あと、定額給付金に関しましては、今お答えもございましたが、難しいことは私も承知をしております。本当に大型店があって、その中で地域の商店にお金を落とさせるという、使ってもらうということは本当に難しいなというのは非常に感じます。ただ、ここがやっぱり知恵の出しどころだと思いますので、この辺については今もお答えがございましたので、これ以上の答弁は結構ですが、ぜひ商工会議所、または商店街、個々の商店主などとも相談をしながら、よりよい方向に持っていっていただきたいなと、そのように思いますので、今申し上げた点幾つかございますが、そのことをお聞きして終わりにしたいと思います。



○議長(小泉勇一) 市長。



◎市長(菊谷秀吉) 実は、公共施設の関係でございますが、私市長になりましてつくづく思ったのは、本当に自治体というのは公共施設が多いなと。そのたびにご指摘のあった修繕とかそういうことばかり出てきまして、学校1個ありましても何千万もかけて雨漏り対策やるとか、本当にそういうこと考えますと、今まではどちらかというと建てっ放しという状況でございました。実は、去年、これはいろんな施設含めてすべての公共施設をチェックするためのリストをつくろうということで始めたのですが、ちょっと担当者がほかの業務入りまして時間が割けないので、今各課から出してもらっている段階ですけれども、今ご指摘がありましたようにそれぞれの1カ所、1カ所でどうするべきかということを十分検討して、あと履歴をつくってやっていかなければいけないなと思っていますので、これはちょっと時間いただきながら、公共施設のあり方について検討して、修繕についても計画的にやっていきたいなと、こう考えております。

 それから、農業問題でございますが、例えば我々はどうしても個別の農業の中身については承知しておりませんけれども、聞くところによると例えば作目でいうと花づくりが厳しい年があったり、畑作が厳しかったりと。その中で私は、これから農協とも十分協議していきたいと思いますが、将来に向けて前向きな事業に対する支援はこれは当然していきたいなと思います。例えば集団化していくとか、あるいは新しいものに取り組むとか、こういうものについてはどんどんこれからやっていきたいなと思いますので、これについては今後とも農協とも十分協議していきたいと思います。

 それから、農業振興基金について、今回実は全額取り崩したというもう一つの背景は、今ご指摘のありました新たな基金をつくっていこうということ念頭にございます。それは、先ほど答弁しました農地の再編を含めて目標がはっきりした段階で、目的基金でございますから、その目的を明確にしない段階で基金はつくれませんので、ここら辺も将来の農業の姿を検討して、方向が見えた段階で新たな将来に向けた基金を造成していきたいなと、こう考えております。

 それから、リストラの関係でございます。これは、農協さんがどうなるかによってもまた状況は大きく変わってまいりますけれども、ただいずれにせよ先ほどもご質問ございましたように今の経済不安の最大は雇用不安ということが一番大きな問題でございますので、これは2定の中で新たな雇用対策を含めて、やっぱり現状を十分把握した上で判断をして提案をしていきたいなと思います。これは、2定だけですべてが解決できると思いませんので、やっぱり状況、状況に応じながら適切な雇用対策を考えていきたいなと、このように考えております。



○議長(小泉勇一) 18番、堀議員。



◆18番(堀博志) 営農指導事業補助金についてまずお伺いします。これさきの全員協議会におきまして非公開という形で詳細な資料もいただき、また論議も時間をかけて十分にやっていますので、ちょっとまた同じようなことを聞くのかとおしかりを受けるかもしれませんけれども、そういうことのないようにお聞きしたいと思います。

 まず、このJA農協に対する市の助成、これは2年連続の赤字を回避するということで、農協さんのほうが組合員に取り扱い手数料の2%上乗せと。額が大きいので、市が1%助成してほしいということでの説明です。それで、伊達市は、緊急の話でしたが、こぞってといいますか、何としても基幹産業を守るという強い姿勢で臨んで、そういうことでおおむね議論はそこに集約されたかなと思うのです。ただ、私今でも思っているのですが、室蘭市さん、登別市さんがどうしても市のほうは議会の同意は得れなかったようですし、また一部には反対の営農者もあったようですが、その辺のところがどうもしっくりしていなかったのです。ということは、もろ手を挙げて応援してあげたいのはいいのですが、やはり3市協調、あるいは組合員全員というような形でなぜならないのかなという素朴な疑問があるものですから、まずそこのところを、市長の答弁ではそんな新聞で報道されるような深刻なものではないと、みんな足並みはそろっているのですということですが、現実に室蘭市、登別市さんは出さないわけです、360万。今回は伊達市単独の助成という形です。これがあしき前例にならないのかという疑問を持っています。ですから、できれば農協さんには時間をかけてでもいいから説得するという姿勢が欲しかったと。また、そういう方向でいってほしいというふうに私も言いましたけれども、その辺の話し合いはされているのかどうか。

 それから、前年度赤字決算になったときに健全化の要するに黒字化向けての計画案が農協さんの中で出されていますよね。それが本年度また大幅な赤字になったということは、どういった説明をされているのか。そして、市のほうではその大幅な赤字が出たことに対する分析というか、認識はどのように受けとめているのか、それをどういった報告があったかまずお聞きしたいと。

 それから、来年度に向けて当然黒字化はなるということですが、黒字化に向けた健全化の計画案というものは当然論議されてしかるべきですよね。伊達市が論議するのではないですけれども、農協さん自体が黒字化に向けての。それで、さきの全協でも話し合われた、いろいろ出された中で、赤字の原因というのははっきりしているのです。そのはっきりしている原因に対する方針というものが全く見えていないというのが現状、今の段階では。ですから、まだ時間かけて論議されて、集約されて、健全化計画なるものが提示されると思うのですが、そういったものが出た段階で再度、今回の手数料の助成だけで済むのであればいいですけれども、営農資金の補助事業だけで済むのであれば別ですけれども、将来に向けてはやはり8%維持というようなことを考えた場合の劣後ローンの話もちらっと出ていましたですよね。そうなった場合には当然精度の高い計画案なり出てこなければなりませんし、当然議会に係る話ですし、我々も直接説明を受ける責務もありますので、その辺のところを踏まえて、今後の農協さん方との話し合いの中でのスケジュールといいますか、いつごろまでに計画案が出てくる、あるいは将来見通しを立ててのそういった相談事があるのかないのか、そういったことも含めて今後どういうふうに進むようにとらえたらいいのかご説明願えればと思います。

 それから、定額給付金、これも本当に国の政治が情けないものですから、非常に混乱をしているようですが、これは地域にとっては大変ありがたいチャンスなのです。貯金されるのではないかとか、効果がないからどうとかと、そんなのではないのです。当然これを生かす殺すも各自治体の技量ですよね。今後定額給付金が出るということにあわせて、今道内でも20の自治体ですか、プレミアム商品券を出して、それこそ給付されたらすぐに地元消費に回るようにプレミアム商品券を買ってもらうとか、あらゆる方法で工夫していますよね。この後の全員協議会でも説明あるのでしょうけれども、商工会議所もアイデア出されている。本来からいえば農協さんなんかももっと自分たちのためになるようなアイデアが出てきてもしかるべきなのです。これは、生かすも殺すも地元の民間業者さんのアイデアです。行政の役割というのは、やはり与えられた事業を全うするというのが行政の役割ですし、基幹産業とかそういったものに対する支えるという体制をとっているというのが行政の役割ですよね。アイデアはあくまでも民間が出すものですから。そういう点で、私この定額給付、先ほどちらっと資料を見ましたら商工会議所さんが出されている提案はまだちゃっこいなと、もっとダイナミックな地域活性化というのはないのかななんて思って見ていたのですが、そういった意味でこれを生かすも殺すも民間のアイデア次第だということをまず思っているのです。

 最近のニュース見ていますと、北洋さんも大幅な赤字決算出していますし、伊達信金さんも赤字決算という形ですよね。それから、苫小牧にしても室蘭にしても非常に税収の落ち込みが激しいというようなことで、恐らく非常事態宣言になると思うのです。伊達市は、基幹産業がちょっと違いますし、そういった意味では今のところ目立った景気の後退感というのは肌では感じていないのですけれども、実際予算編成に当たられて市長部局のほうでは伊達市の現状の景況感といいますか、どういう局面にあるのか、どういうふうにとらえているのかちょっとお知らせ願えればと思います。来年度の予算編成に当たっては、そういったことを盛り込んで編成されると思うのですが、現実に昨年の10月以降のこの経済の後退がどの程度伊達に今のところ影響しているのか。将来見通しといいますか、今年度もどういった状況で進むのか、雇用の問題もあるでしょうけれども、どの程度なのかお知らせ願いたいと思います。



○議長(小泉勇一) 市長。



◎市長(菊谷秀吉) まず、農協問題でございますが、これは登別の一部農家の方が報道されまして、あたかも農家個々が支援を受けるということに対して社会的な反発もあるということに対してノーというお答えでございました。それと、もう一つは、やっぱり登別、室蘭と伊達とはちょっと農業の形態が違います。室蘭、登別については100%酪農家でございますから、こういった違いもあって、感情的なものもあったのかなと、これは聞いておりませんけれども。そうしますと、なかなか入り口でもボタンのかけ違いあれば、これは説得というのはなかなか困難でございます。これは、農家というのはそれぞれ一つの経営者でございますから、なかなか説得に応じるというのは難しい方もおられるというふうに聞いてございます。ただ、担当者レベル、これは行政の担当者レベルでいきますと、農協が合併することによって各自治体の負担が減ったと。負担が減ったということは、つまり農協が今度負担をかけかえたわけですから、このことに関しましては各行政機関の担当レベルでは非常にありがたいことだったと。したがって、恩義があると、こういうことを言っておりましたので、ここら辺よく理解していただければ今後はそういったことではないと、要するに産業の仕組みを守るという、そういう前提で考えていただけると今の問題は少しは氷解してくるのかなという気がしております。これは、ちょっと時間がかかるかもしれませんが、そういうことでやっていきたいと思います。

 それから、大幅な赤字の原因については、これはご案内のとおりでございますので、これ以上申し上げませんが、問題なのはしからば黒字化するのかということといつその計画ができるのかということでございます。これは、当然次の総代会、定例の総代会が5月ごろだと思いましたけれども、これは農家だって個々の経営が非常に厳しい中であえて1%負担に応じたわけでありますし、また出資増嵩にも応じたわけでありますから、これ以上負担なり、出資をせいということには相当抵抗があろうと思います。したがって、先ほど答弁しましたように農協の執行部側もやはり各組合に対して説得力のある議案を出さざるを得ないと。これは、当然説得力のあるということは健全化するという前提でなければ、組合といえども黙っていないということはこれは明らかでございます。したがって、私どもは今後その5月までの間に農協とも十分協議しながらやっていきたい、検討していきたいと思いますし、その中で例えば仮に、これはすぐ店閉めるというわけにいきませんので、ある程度の時間的な猶予もございますから、21年度仮に赤字になったということももちろん想定せざるを得ませんし、場合によっては資産処分についてどう対応するかということも想定せざるを得ませんので、これはケース・バイ・ケースで状況を十分把握しながら判断をしていきたいなと、このように考えております。

 以上でございます。



○議長(小泉勇一) 企画財政部長。



◎企画財政部長(小畑次男) 市の歳入状況という部分で、やはり税の部分なのですが、伊達市の産業形態といいましょうか、そういったものは余り景気に左右されないというところが市のいいところであろうと思います。浮き沈みが比較的少ないという産業構造になっているのだろうと思いますが、実際にはやはりじわりとその影響は出ております。個人所得についてもそうですし、法人所得についてもそうです。これどちらも落ち込んでおります。ですから、そういった意味では余り景気に影響を受けない伊達市であっても、その影響は徐々に大きくなっているような感じがいたします。ですから、その部分について考えますと、今後の市としての財政運営といいましょうか、財政等考えたときには厳しさは増してくるというふうな感想を持っているところであります。



○議長(小泉勇一) 堀議員。



◆18番(堀博志) 伊達市といえどもやはり、けさ登別4.8%税収減という予算編成になっていましたよね。伊達市も若干の減収になるだろう、あるいは時間がたてば大きくなってくるのかもしれませんけれども、取り巻く経済環境というのはやはり田舎のほうにも徐々に来ているというのが現実です。それこそ成り立たなくなるような自治体も愛知のほうでは出てきているようですから、やっぱり相当な税の落ち込みというのが各自治体を圧迫しているというのが現実だと思うのです。こういうときには民間に頑張ってもらわなければならないというのが基本ですから、やはり行政は行政としての役割、民間は民間としての役割というものをきちっと念頭に置いた施策を打つというのが基本なのかなと思っています。

 営農指導のほうでいきますと、話がだんだん大きくなっていくと雇用問題までいってしまうのですけれども、正直原点に戻ればどういうふうにして黒字化するかにとりあえずは集約されるわけですから、雇用問題というのは2次的な問題ですよね。だから、僕は、さきの全協でも皆さん真剣に論議されたようにやはり基幹産業のJAを何としてでも守ってやらなければいけないし、最小限のそういった影響にとどめて、伊達市を支えていただこうという側面もあるわけですから、ですからそういった意味で的を絞った論議をしたいなと思っているのです。今回限りではないと僕は思っているのです、説明からも。やはり将来的にいえば劣後ローンの話にまでいくだろうというふうに、そこまではちょっと僕個人の考えですけれども、そういうふうになっていくのかなと。そうなった場合には市としてもやはりある程度口も出さなければいけない、議会としてもある程度意見を言わなければいけないという場面が来るだろうなと。今の段階ではありませんよ。今の段階では振興基金の取り崩しということで補てんできるのであれば異存ありませんから、ぜひ立ち直る、立ち直るというか、要するに健全化にしていただきたいというのは本音ですけれども、ただ将来的にそういうふうになった場合やはり外部の目というものもありますし、それから農協自体がそういった状況の開示責務というか、状態を外に公表するという責務を負うと思うのです。だから、その辺のところがどうしても組合法に守られているせいか、規制かけられているのが逆に守られているという立場に立っているのか、我々には伝わってこないものですから、その辺のところをきちっと農協さんと話し合うときにはやはり情報の開示という責務もあると、あるいは我々議会としてもある程度実態を知った上での意見を述べさせていただく場面もあるということも申し入れしていただきたいなと思っています。それから、3市の足並みについても、それは時間かかるということですが、説得する努力を続けられると思うのですが、その辺のところもきちっと申し入れをして、農協さん自身が前向きに健全化に向けて取り組んでいただきたいと思っているのです。

 スケジュールと僕聞きましたら、今のところない、5月ころにそういった計画が出るかという程度のようですけれども、できれば議会のほうにもそういった計画案なり出た場合にはお知らせ願いたいなと思うのですが、その辺のお考えをお聞きしたいと思います。



○議長(小泉勇一) 市長。



◎市長(菊谷秀吉) 先ほどからお答えしていますように、当然相手があるというのは例えば店舗を仮にやめるといった場合にはその処分どうするのかということも出ます。そういうことも含めて、やはりある程度現実的な健全化策でなければ、これをこうしますという担保もない考えだけではこれはなかなか説得力持ちませんので、そこら辺を含めてある程度整理した段階でないと公表できないということに当然なるわけであります。ただ、問題なのは、どういうスキームで財政健全化をしていくかということの方向は早目に出せるのではないかと思いますので、当然これは議会とも十分相談しながらやっていかないといけないと思っていますので、これは農協とのある程度の協議終わって、方向が見えた段階でその都度議会にも報告させていただいて、協議していきたいなと、このように考えております。



○議長(小泉勇一) ほかにありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小泉勇一) ないものと認め、質疑を終わります。

 次に、議案第2号 平成20年度伊達市下水道特別会計補正予算(第3号)の質疑を願います。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小泉勇一) ないものと認め、質疑を終わります。

 お諮りいたします。議案第1号及び議案第2号の以上2案件については、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会への付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小泉勇一) 異議ないものと認め、議案第1号及び議案第2号の以上2案件については、委員会への付託を省略することに決定いたしました。

 これより討論に入ります。

 議案第1号及び議案第2号の以上2案件については、討論の通告がありませんので、討論を終わります。

 それでは、日程第6、議案第1号 平成20年度伊達市一般会計補正予算(第10号)を採決いたします。

 お諮りいたします。議案第1号については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小泉勇一) 異議ないものと認め、議案第1号については、原案のとおり可決されました。

 次に、日程第7、議案第2号 平成20年度伊達市下水道特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。

 お諮りいたします。議案第2号については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(小泉勇一) 異議ないものと認め、議案第2号については、原案のとおり可決されました。

                                          



△閉会の宣告



○議長(小泉勇一) 以上で本日の日程はすべて終わりましたので、会議を閉じます。

 これをもちまして平成21年第1回伊達市議会臨時会を閉会いたします。

 ご苦労さまでした。

          閉 会 (午前11時16分)