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北海道 登別市

平成13年  第3回定例会 09月14日−05号




平成13年  第3回定例会 − 09月14日−05号







平成13年  第3回定例会




           平成13年第3回登別市議会定例会

議 事 日 程 (第5号)

                      平成13年9月14日(金曜日)午後1時開議
日程第 1 請願の取り下げについて
日程第 2 報告第33号 総務委員会結果報告
日程第 3 報告第34号 生活福祉委員会結果報告
日程第 4 報告第35号 建設委員会結果報告
日程第 5 報告第36号 補正予算審査特別委員会結果報告
日程第 6 議案第56号 登別市固定資産評価審査委員会委員の選任について
日程第 7 議案第57号 登別市教育委員会委員の任命について
             ・議案第59号から議案第66号まで(以上議案8件)の一括上程、
              説明
日程第 8 議案第59号 平成12年度登別市一般会計歳入歳出決算の認定について
日程第 9 議案第60号 平成12年度登別市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定につ
             いて
日程第10 議案第61号 平成12年度登別市学校給食事業特別会計歳入歳出決算の認定につ
             いて
日程第11 議案第62号 平成12年度登別市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定に
             ついて
日程第12 議案第63号 平成12年度登別市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について
日程第13 議案第64号 平成12年度登別市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ
             いて
日程第14 議案第65号 平成12年度登別市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
日程第15 議案第66号 平成12年度登別市水道事業会計決算の認定について
日程第16 報告第32号 例月出納検査の結果に関する報告について




                  



△開議の宣告



○議長(熊野正宏君) ただいまの出席議員は23名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を行います。

          (午後 1時00分)

                  



△議事日程の報告



○議長(熊野正宏君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。

                  



△請願の取り下げについて



○議長(熊野正宏君) それでは、日程第1、請願の取り下げについてを議題といたします。

 この件については、お手元に配付のとおり請願者より取り下げの届け出があり、総務委員会委員長よりこれを承認したとの報告を受けております。

 お諮りいたします。請願第1号 市立幼稚園全廃問題についての請願の取り下げについては、これを承認することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) 異議ないものと認めます。

 したがって、請願の取り下げについてはこれを承認することに決しました。

                  



△報告第33号の上程、報告、質疑、採決



○議長(熊野正宏君) 日程第2、報告第33号 総務委員会結果報告を議題といたします。

 委員長の報告をお願いいたします。

 沼田議員。



◎総務委員会委員長(沼田一夫君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました総務委員会の結果につきましてご報告申し上げます。

 今期定例会におきまして本委員会に付託を受けました案件は、議案第49号から議案第54号及び議案第58号の以上議案7件であります。

 本委員会は、9月10日に開催し、審査を行いましたので、その審査の経過と結果につきまして簡潔にご報告申し上げます。

 最初に、議案第49号 登別市地域情報センター条例の制定についての主な質疑といたしまして、一つ、地域情報センターの具体的な運用について、一つ、市民が施設を利用することにより他の事業者に与える影響について、一つ、市民が施設を利用する際の手続等について、一つ、専門業者に対するアプローチの有無についてとの質疑に対し、それぞれ答弁がありました。かくして質疑終了後、全会一致をもって原案可決したものであります。

 次に、議案第50号 登別市職員の再任用に関する条例の制定についての主な質疑といたしまして、一つ、民間格差に対する市民感情への配慮について、一つ、新規採用と再任用の優先度合いについて、一つ、国は市町村の再任用制度導入に関してどのような方針を示しているかについて、一つ、条例制定及び運用方針に関する近隣市町村の状況把握の有無について、一つ、再任用制度と行政改革との整合性について、一つ、職員組合との協議の進め方について、一つ、制度実施に当たってのスタンスについて、一つ、定年による退職の特例と再任用制度との整合性についてとの質疑に対し、それぞれ答弁がありました。質疑終了後、委員から提示された運用方針案の内容説明のみでは理解できないので、直ちに条例の可否を決めるという判断には立てないため、継続審査にすべきとの意見並びに本委員会に付託されたのは条例案であり、運用方針を一体的に審議するものではないことや条例案文に修正等の意見がないことから、条例の可否を決するべきとの意見がありました。このため、最初に継続審査の申し出について挙手採決を行った結果、賛成少数でありました。次に、原案について挙手採決を求めた結果、賛成多数をもって原案可決したものであります。

 次に、議案第51号から議案第54号については、特に質疑なく、全会一致をもって原案可決したものであります。

 次に、議案第58号 財産の取得についての主な質疑といたしまして、一つ、サイレン遠隔吹鳴装置の設置場所の選定基準について、一つ、サイレン遠隔吹鳴装置の維持管理経費についてとの質疑に対し、それぞれ答弁がありました。かくして質疑終了後、全会一致をもって原案可決したものであります。

 以上、本委員会に付託を受けました案件の審査経過と結果を申し上げ、総務委員会の結果報告といたします。



○議長(熊野正宏君) ただいま委員長の報告がありましたが、最初に議案第49号 登別市地域情報センター条例の制定について、ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

 お諮りいたします。この件については、委員長の報告どおり原案可決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) 異議ないものと認めます。

 したがって、議案第49号については、委員長の報告どおり原案可決されました。

 次に、議案第50号 登別市職員の再任用に関する条例の制定について、ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

 お諮りいたします。この件については、委員長の報告どおり原案可決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) 反対議員がおりますので、これより挙手採決を行います。

 お諮りいたします。この件については、委員長の報告どおり原案可決することに賛成の議員の挙手を求めます。

   〔挙手多数〕



○議長(熊野正宏君) 賛成多数と認めます。

 したがって、議案第50号については、委員長の報告どおり原案可決されました。

 次に、議案第51号 登別市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部改正について、ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

 お諮りいたします。この件については、委員長の報告どおり原案可決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) 異議ないものと認めます。

 したがって、議案第51号については、委員長の報告どおり原案可決されました。

 次に、議案第52号 登別市税条例の一部改正について、ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

 お諮りいたします。この件については、委員長の報告どおり原案可決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) 異議ないものと認めます。

 したがって、議案第52号については、委員長の報告どおり原案可決されました。

 次に、議案第53号 あらたに生じた土地の確認について、ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

 お諮りいたします。この件については、委員長の報告どおり原案可決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) 異議ないものと認めます。

 したがって、議案第53号については、委員長の報告どおり原案可決されました。

 次に、議案第54号 あらたに生じた土地の確認に伴う町の区域の変更について、ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

 お諮りいたします。この件については、委員長の報告どおり原案可決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) 異議ないものと認めます。

 したがって、議案第54号については、委員長の報告どおり原案可決されました。

 次に、議案第58号 財産の取得について、ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

 お諮りいたします。この件については、委員長の報告どおり原案可決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) 異議ないものと認めます。

 したがって、議案第58号については、委員長の報告どおり原案可決されました。

                  



△報告第34号の上程、報告、採決



○議長(熊野正宏君) 次に、日程第3、報告第34号 生活福祉委員会結果報告を議題といたします。

 委員長の報告をお願いいたします。

 鹿原議員。



◎生活福祉委員会委員長(鹿原徳子君) 

〔登壇〕 ただいま議題となりました生活福祉委員会の結果につきましてご報告申し上げます。

 審査案件は、継続審査となっておりました議案第45号の1件でございます。

 本委員会は、9月10日に開催し、慎重な審査を行いましたので、その審査の経過と結果につきまして簡潔にご報告申し上げます。

 議案第45号 登別市介護保険に係る保険料の助成に関する条例の制定については、一つ、本件は介護保険制度の根幹にかかわることであり、なお慎重に検討する必要があること、一つ、厚生省は現在生活支援検討プロジェクトチームを発足させ、社会保障制度全般にわたり低所得者の負担のあり方を検証しており、今後中間的な取りまとめが行われるという情報があることから、これを見定める必要があること、一つ、10月1日から介護保険料の満額徴収となるため、収納状況を見定め、第2段階の被保険者についても検討を加える必要があることなどから、お手元に配付のとおり閉会中の継続審査の申し出をすることと決したものでございます。

 以上、本委員会に付託を受けました案件につきまして、その審査の経過と結果を申し上げ、生活福祉委員会の報告といたします。



○議長(熊野正宏君) ただいま生活福祉委員会委員長から会議規則第100条の規定により、お手元に配付しましたとおり閉会中の継続審査の申し出がありました。

 お諮りいたします。申し出のとおり、議案第45号 登別市介護保険に係る保険料の助成に関する条例の制定については閉会中の継続審査とすることにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) 異議ないものと認めます。

 したがって、申し出のとおり、議案第45号については閉会中の継続審査とすることに決しました。

                  



△報告第35号の上程、報告、質疑、採決



○議長(熊野正宏君) 次に、日程第4、報告第35号 建設委員会結果報告を議題といたします。

 委員長の報告をお願いいたします。

 永沢議員。



◎建設委員会委員長(永沢眞人君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました建設委員会の結果につきましてご報告申し上げます。

 今期定例会において本委員会に付託を受けました案件は、議案第55号の1件であります。

 本委員会は、9月11日開催し、現地視察を実施の上、審査を行いましたので、その審査経過と結果について簡潔に申し上げます。

 議案第55号 市道路線の認定についての主な質疑といたしまして、一つ、幌別町におけるJR用地活用による道路整備について、一つ、上登別地区の計画的な整備についての基本的考えについて、一つ、道路認定における道路幅員の基準について、一つ、開発行為における道路幅員の許可基準についてとの質疑に対し、それぞれ答弁がありました。かくして質疑終了後、全会一致をもって原案可決したものであります。

 以上、本委員会に付託を受けました案件の審査経過と結果を申し上げ、建設委員会の報告といたします。



○議長(熊野正宏君) ただいま委員長の報告がありましたが、議案第55号 市道路線の認定について、ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

 お諮りいたします。この件については、委員長の報告どおり原案可決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) 異議ないものと認めます。

 したがって、議案第55号については、委員長の報告どおり原案可決されました。

                  



△報告第36号の上程、報告、質疑、採決



○議長(熊野正宏君) 次に、日程第5、報告第36号 補正予算審査特別委員会結果報告を議題といたします。

 委員長の報告をお願いいたします。

 花井議員。



◎補正予算審査特別委員会委員長(花井泰子君) 〔登壇〕 ただいま議題となりました補正予算審査特別委員会の審査結果につきましてご報告申し上げます。

 今期定例会におきまして本特別委員会に付託を受けました案件は、議案第47号 平成13年度登別市一般会計補正予算(第2号)について及び議案第48号 平成13年度登別市介護保険特別会計補正予算(第1号)についての以上議案2件であります。

 本特別委員会は、9月4日の本会議において設置され、9月12日に委員会を開催し、審査を行いましたので、その経過と結果につきまして簡潔に申し上げます。

 最初に、議案第47号 平成13年度登別市一般会計補正予算(第2号)につきましては、3款民生費では、一つ、犯罪を犯すことの重大さ、命の大切さについての幼児期からの教育について、一つ、保母の子供、親に対する心理学的な指導のあり方について、一つ、保育所の開放の取り組みについて、6款農林水産業費では、一つ、中胆振地域畜産環境改善構想策定経費に係る事業目的と想定される事業内容について、7款商工費では、一つ、公共的団体への職員の派遣に関する市の基本的考え方について、一つ、登別市商工会議所への職員派遣のこれまでの経過について、一つ、商工会議所への派遣職員の業務内容及び派遣期間について、一つ、公共的団体への市職員派遣に関する条例制定に向けての状況について、8款土木費では、一つ、市道補修に関する今後の取り組みについて、一つ、市営住宅への入居待ち待機者の状況について、一つ、新設の公営住宅の進捗状況について、一つ、住民参加による市道補修について、一つ、下水道事業と市道補修の整合性について、一つ、市道の補修方法及び耐久性について、10款教育費では、一つ、幼稚園、学校での犯罪を犯すことの重大さ、命の大切さについての教育と心理学的なケアのあり方について、一つ、教師への心理学的な研修の必要性について、一つ、情報通信技術講習事業費に関してこれまでの事業経過、受講応募状況と受講者の感想について、一つ、登別スキー連盟備品購入費補助金の内容について、一つ、備品の所有権と備品のレンタルの考え方について、一つ、来年度以降のIT講習会の考え方についてなどの質疑があり、それぞれ答弁がありました。かくして質疑終了後、全会一致をもって原案可決したものであります。

 次に、議案第48号 平成13年度登別市介護保険特別会計補正予算(第1号)については、特に質疑なく、全会一致をもって原案可決したものであります。

 以上、本委員会に付託を受けました案件の審査経過と結果を申し上げ、補正予算審査特別委員会の報告といたします。



○議長(熊野正宏君) ただいま委員長の報告がありましたが、最初に議案第47号 平成13年度登別市一般会計補正予算(第2号)について、ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

 お諮りいたします。この件については、委員長の報告どおり原案可決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) 異議ないものと認めます。

 したがって、議案第47号については、委員長の報告どおり原案可決されました。

 次に、議案第48号 平成13年度登別市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

 お諮りいたします。この件については、委員長の報告どおり原案可決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) 異議ないものと認めます。

 したがって、議案第48号については、委員長の報告どおり原案可決されました。

                  



△議案第56号の上程、質疑、採決



○議長(熊野正宏君) 次に、日程第6、議案第56号 登別市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。

 ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

 お諮りいたします。この件については、これに同意することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) 異議ないものと認めます。

 したがって、議案第56号については、これに同意することに決しました。

                  



△議案第57号の上程、質疑、採決



○議長(熊野正宏君) 次に、日程第7、議案第57号 登別市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。

 ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

 お諮りいたします。この件については、これに同意することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) 異議ないものと認めます。

 したがって、議案第57号については、これに同意することに決しました。

                  



△一括上程の議決



○議長(熊野正宏君) 次に、お諮りいたします。

 議案第59号から議案第66号までの以上議案8件を一括上程したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) 異議ないものと認めます。

 したがって、議案8件を一括上程いたします。

                  



△議案第59号〜議案第66号の上程、説明



○議長(熊野正宏君) それでは、ただいま上程いたしました全議案の説明をお願いいたします。

 なお、議案第59号から議案第66号までの各会計決算の認定については、監査委員から審査意見の説明があります。これについては、全議案の提案説明後にお願いいたします。

 それでは、内田助役。



◎助役(内田史郎君) ただいま議題となりました議案第59号から議案第66号までの議案8件につきまして、その概要をご説明申し上げます。

 まず、議案第59号から議案第65号までの平成12年度各会計決算についてであります。

 地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見をつけて、それぞれ議会の認定を求めるものであります。

 別冊、各会計主要施策の成果報告書によりご説明いたしますので、報告書の1ページをお開き願います。

 バブル崩壊後の90年代は、我が国の経済にとって失われた10年と表現されるほど不安定で厳しい10年間でした。この間、政府は公共投資の拡大、金融システム安定化対策などの経済対策を講じましたが、依然として完全失業率が高水準で推移し、個人消費が弱く、企業部門に自律的回復に向けた動きはあるものの本格的な回復は見られませんでした。

 このような状況を踏まえ、政府は平成11年11月に決定した経済新生対策の推進を通じ景気回復の一段の推進と経済社会構造の改革の実現に努めてきました。こうした政策の効果もあって経済は企業部門を中心に緩やかな改善を示しましたが、雇用情勢はなお厳しく、個人消費もおおむね横ばいであったことから、平成12年10月に急激な公需の落ち込みを回避し、我が国経済を自律的回復軌道に乗せるとともに、21世紀にふさわしい経済社会を構築するため、日本新生のための新発展政策を決定いたしました。

 地方財政については、歳入面では地方税の減収や地方交付税の原資となる国税収入が依然として低迷すると見込まれたこと、歳出面では公債費の増加のほか景気対策への取り組み、21世紀の発展基盤整備、総合的な地域福祉施策の充実等財政需要の増加が見込まれたことから、大幅な財源不足が発生する見込みとなりました。

 このため、地方公共団体が当面する財政需要について財源を確保し、地方公共団体の自主性、自律性を高めるとともに、その財政運営に支障が生じないように地方交付税特別会計や起債制度において補てん措置が講じられました。

 このような状況下での当市の予算編成は、歳入面では景気の低迷や恒久的な減税により歳入の根幹をなす市税が減額となる一方、歳出面では道路、公共下水道など立ちおくれている都市基盤整備、老朽化の進む公共施設の維持補修費の増嵩、供用開始となった新ごみ処理施設の運営管理、介護保険制度など高齢化社会に向けての取り組みなど、前年度同様厳しい財政状況のもとでの編成となりました。

 このため、経常的経費の徹底した節減とすべての事業について、その必要性、効果等について事業の見直し点検を行い、前年度に引き続きゼロベース予算での編成とし、市民の多様な行政需要へ的確に対応できるよう、限られた財源の重点的、効率的配分に徹したところであります。

 その後、有珠山噴火のために観光産業に風評被害が生じたことから、その対策として有珠山噴火観光対策事業補助金を交付するとともに、北海道マリンパークの経営改善に伴う施設買収を行うために補正を行いました。

 さらに、国の景気対策を活用し、地域イントラネット基盤整備事業や西陵中学校校舎大規模改造事業等を実施するとともに、下水道事業等の大型公共事業などの補正予算を組み、積極的に取り組んできたところであります。

 なお、これらの事業の一部については、翌年度に繰り越して実施することとしております。

 このような中で平成12年度の各会計の決算は、2ページのとおりとなったものであります。

 以下、各会計についてご説明を申し上げますので、3ページをお開き願います。

 最初に、議案第59号は、平成12年度登別市一般会計歳入歳出決算の認定についてであります。

 平成12年度一般会計予算は、当初207億200万円で編成いたしましたが、その後7回の補正を行った結果、最終予算額は前年度からの繰越明許分9億6,984万2,000円を含め、234億7,747万5,000円となりました。これに対し決算は、歳入総額224億6,127万5,000円、歳出総額217億4,379万6,000円で、差し引き7億1,747万9,000円の剰余金をもって決算を了しました。

 歳入につきましては、71ページの別表1、平成12年度一般会計歳入決算の状況のとおりであります。

 3ページに戻りますが、市税につきましては対前年度比5.0%減で2億7,807万6,000円の減となり、収納率は総体で85.8%となりました。地方交付税については、普通交付税について基準財政収入額が対前年度比0.3%の減、基準財政需要額が対前年度比1.1%の増で、交付額は対前年度比2.5%増の52億6,042万4,000円となりました。また、特別交付税は、6億4,400万6,000円となりました。市債については、西陵中学校校舎大規模改造及び地震補強事業、北駅前通り整備事業、婦人センター大規模改修事業等それぞれの事業のほかに特別減税による財源補てんのための減税補てん債を含め、総額で21億8,770万円を発行いたしました。

 次に、歳出についてでありますが、72ページの別表2、平成12年度一般会計歳出決算の状況のとおりであります。また、歳出の内訳としては、75ページの別表5、歳出性質別決算の状況のとおりでありますが、人件費、扶助費、公債費の義務的経費に99億8,901万7,000円、普通建設事業費等の投資的経費に46億4,331万1,000円、その他経費に71億1,146万8,000円を支出し、総額217億4,379万6,000円となりました。

 次に、議案第60号は、平成12年度登別市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてでありますが、3ページに戻りますが、国民健康保険事業につきましては平成13年3月末現在での加入世帯数は9,364世帯、被保険者数は1万6,736人であります。

 決算については、81ページの別表8、平成12年度国民健康保険特別会計決算の状況のとおりで、歳入総額が48億4,300万7,000円、歳出総額が44億8,976万5,000円で、差し引き3億5,324万2,000円の剰余金をもって決算を了しました。

 昭和60年度から発生した赤字は、平成3年度には累積赤字が12億円を超える額となったところでありますが、収納率の向上対策や保険税率の改正を行うとともに、一般会計からの保険税被保険者負担軽減分毎年度5,000万円を初めとした繰入金や国保財政安定化支援事業などの国の支援もあったことから、平成12年度決算においてその解消を図ることができました。

 次に、議案第61号は、平成12年度学校給食事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。

 学校給食事業につきましては、83ページ、別表9、平成12年度学校給食事業特別会計決算の状況のとおり、歳入歳出それぞれ3億6,837万1,000円で決算を了しました。

 次に、議案第62号は、平成12年度登別市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。

 4ページに戻りますが、公共下水道事業につきましては平成13年3月末現在の供用開始地区面積702ヘクタール、普及率は64.7%、水洗化率は72.7%であります。

 決算については、85ページ、別表10、平成12年度公共下水道事業特別会計決算の状況のとおり、歳入総額36億4,757万7,000円、歳出総額36億4,623万7,000円で、差し引き134万円の剰余金をもって決算を了しました。

 次に、議案第63号は、平成12年度登別市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。

 老人保健事業につきましては、87ページ、別表11、平成12年度老人保健事業特別会計決算の状況のとおり、歳入総額60億9,430万9,000円、歳出総額60億3,692万2,000円で、差し引き5,738万7,000円の剰余金をもって決算を了しました。剰余金につきましては、支払基金交付金、国庫支出金及び道支出金が翌年度において精算されることから生じたものであります。

 次に、議案第64号は、平成12年度登別市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。

 簡易水道事業につきましては、89ページ、別表12、平成12年度簡易水道事業特別会計決算の状況のとおり、歳入歳出それぞれ2,794万円で決算を了しました。

 次に、議案第65号は、平成12年度登別市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。

 介護保険特別会計につきましては、91ページ、別表13、平成12年度介護保険特別会計決算の状況のとおり、まず保険事業勘定につきましては歳入総額18億4,479万2,000円、歳出総額17億9,274万円で、差し引き5,205万2,000円の剰余金をもって決算を了しました。剰余金につきましては、介護給付費準備基金積立金を除き支払基金交付金、国庫支出金及び道支出金が翌年度において精算されることから生じたものであります。

 次に、介護サービス事業勘定につきましては、サービス収入で39万8,000円、サービス事業費で36万7,000円で、差し引き3万1,000円の剰余金をもって決算を了しました。

 以上、一般会計及び特別会計の決算の概要について申し上げましたが、歳出決算の内容につきましては総合計画の部門別にそれぞれまとめまして6ページ以降に記載しておりますので、ご参照をお願いいたします。

 次に、最後のページをお開き願いたいと思います。平成12年度登別市土地開発基金運用状況でありますが、報告書のとおり決算年度末の基金現在高は4億7,298万571円であります。このうち公用地等は14万6,867.34平方メートルで、その価格は2億9,533万7,789円であります。現金は1億7,764万2,782円となっております。

 次に、議案第66号は、平成12年度登別市水道事業会計決算の認定についてであります。

 地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の意見をつけて、議会の認定を求めるものであります。

 別冊の平成12年度登別市水道事業会計決算書によりご説明いたしますので、決算書の1ページをお開き願います。

 まず、平成12年度における水道事業の概況でありますが、本年度は長引く景気低迷の中で給水収益はほぼ予算どおりでありましたが、住宅着工件数などの減少から受託工事収益は予算に対し787万円の減収となり、これらの営業収益は971万円の減で、収入全体で944万円の減額となりました。

 一方、支出では、例年にない厳しい寒さにより水道管の地下凍結が相次ぎ、これに伴う修繕費が増大しましたが、徹底した経費の節減等により予算に対し1,851万円の減となり、赤字額5,738万円の予算収支に対し赤字幅を907万円縮め、赤字額4,831万円の純損失にとどめることができました。

 水道事業の最大の使命は、安全で良質な水道水を安定的に供給することであり、本年度におきましてもより一層信頼性の高い水道システムの構築を目指し、配水管の整備や配水区域のブロック化、登別温泉浄水場の薬品注入設備などの整備を行いました。

 次に、給水状況についてでありますが、平成12年度末の給水戸数は2万1,230戸で、前年度より94戸増加し、給水量は477万4,954立方メートルで、前年度の470万4,180立方メートルに比較し7万774立方メートルの増量となりました。

 次に、施設整備事業の主なものとしては、登別温泉浄水場の薬品注入設備の改修や前年度に引き続き幹線配水管網の整備、老朽石綿セメント管の改良及び給水区域のブロック化などの整備を行いました。

 次に、財政状況についてでありますが、収益的収支では収入といたしまして8億5,815万7,673円、支出といたしましては9億646万9,895円となり、差し引き4,831万2,222円の純損失となり、翌年度繰越欠損金といたしました。資本的収支では、収入といたしまして4億9,640万1,381円、支出といたしまして7億1,602万8,356円となり、差し引き2億1,962万6,975円の資金不足となりました。この不足額につきましては、損益勘定留保資金等で補てんをいたしました。

 次に、平成12年度水道事業決算報告書、損益計算書、剰余金計算書、欠損金処理計算書及び貸借対照表につきましては18ページから27ページ、決算参考書については28ページから37ページにそれぞれ記載のとおりでありますので、ご参照をお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(熊野正宏君) 次に、監査委員の審査意見の説明をお願いいたします。

 三浦監査委員。



◎監査委員(三浦忠夫君) では、審査意見の説明をさせていただきます。

 平成12年度における登別市各会計の決算審査及び登別市土地開発基金運用状況調書の審査結果につきまして、簡潔にご報告申し上げます。

 決算審査に当たりましては、決算書及び附属書類等が関係法令に基づいて調製されているか、計数の正確性、予算の執行が適正に処理されているかを主眼として審査を行いました。

 初めに、地方自治法第233条第2項及び同法241条第5項の規定により審査に付された一般会計及び特別会計の歳入歳出決算書並びに土地開発基金運用状況調書につきましては、平成13年7月30日から平成13年8月30日までの間をもって決算書と関係書類等との検証を行い、慎重に審査をいたしました。また、必要に応じ関係職員から事情聴取を行い、審査の参考にいたしました。

 次に、地方公営企業法第30条第2項の規定により審査に付された登別市水道事業会計の決算につきましては、平成13年5月31日から平成13年7月12日までの間をもって関係書類等の検証を行い、慎重に審査をいたしました。また、必要に応じ関係職員から事情聴取を行うとともに、事業が完了した施設につきましては抽出により現地調査を実施し、審査の参考にしたところであります。棚卸資産の保管状況につきましても実施検査を行い、59品目について棚卸資産明細書との照合を行い、確認をいたしました。

 審査の結果につきましては、一般会計、各特別会計及び水道事業会計のいずれも決算報告書、附属書類、財務諸表等は関係法令に基づいて作成され、計数も正確であり、また土地開発基金運用状況につきましても適正に運用されていることが認められました。

 なお、各決算の審査の概要等につきましては、お手元の登別市各会計決算及び基金運用状況審査意見書の3ページ以降に、また登別市水道事業会計決算審査意見書の1ページ以降にそれぞれ記載をしておりますので、内容の説明は省略させていただきます。

 以上でございます。

                  



△議案第59号〜議案第66号の質疑



○議長(熊野正宏君) これより委員に付託する議案の質疑に入るわけですが、かねて申し合わせのとおり、質疑については大綱的に行うことになっておりますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、日程第8、議案第59号から日程第15、議案第66号までの以上議案8件を一括議題といたします。

 最初に、議案第59号 平成12年度登別市一般会計歳入歳出決算の認定について、ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

 次に、議案第60号 平成12年度登別市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

 次に、議案第61号 平成12年度登別市学校給食事業特別会計歳入歳出決算の認定について、ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

 次に、議案第62号 平成12年度登別市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

 次に、議案第63号 平成12年度登別市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

 次に、議案第64号 平成12年度登別市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

 次に、議案第65号 平成12年度登別市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

 次に、議案第66号 平成12年度登別市水道事業会計決算の認定について、ご質疑ございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) これをもって質疑を終わります。

                  



△決算審査特別委員会の設置について



○議長(熊野正宏君) お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第59号から議案第66号までの以上議案8件については、12名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) 異議ないものと認めます。

 したがって、議案第59号から議案第66号までの以上議案8件については、12名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。

                  



△決算審査特別委員会委員の選任について



○議長(熊野正宏君) 次に、お諮りいたします。

 委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、お手元に配付の選任案のとおり指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(熊野正宏君) 異議ないものと認めます。

 したがって、選任案のとおり指名することに決定いたします。

 決算審査特別委員会(12名)

  鎌田和子  木村純一  高橋正美

  長尾邦司  石山正志  山口賢治

  山田新一  鹿原徳子  上村幸雄

  渡部雅子  山本茂治  松山哲男

                  



△報告第32号の上程、報告



○議長(熊野正宏君) 次に、日程第16、報告第32号 例月出納検査の結果に関する報告についてでありますが、お手元に配付したとおりであります。

                  



△閉会の宣告



○議長(熊野正宏君) これをもちまして今期定例会に付議されました案件はすべて終了いたしました。

 したがって、平成13年第3回定例会を閉会いたします。

          (午後 1時52分)