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北海道 千歳市

平成17年 第1回臨時会 01月19日−01号




平成17年 第1回臨時会 − 01月19日−01号









平成17年 第1回臨時会



               平成17年第1回臨時会





             千 歳 市 議 会 会 議 録





             第1日目(平成17年1月19日)



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 (午後1時00分開会)



○細見議長 ただいまから、本日をもって招集されました平成17年第1回臨時会を開会いたします。

 ただいまのところ、出席議員は29人であります。

 よって、議会は成立いたしました。





△市長のあいさつ





○細見議長 開議に先立ち、市長のごあいさつがあります。



◎山口市長 平成17年第1回臨時市議会の開会に当たりまして、年頭のごあいさつを兼ねまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 皆様、新年明けましておめでとうございます。

 議員の皆様には、輝かしい新春を健やかに迎えられましたことと心からお喜びを申し上げます。この1年が皆様にとりまして、希望に満ちた年となりますようにお祈りを申し上げる次第であります。

 本年は、私にとりましては、市長就任3年目を迎え、折り返しの年となりますが、市民の皆様にお約束をした公約の実現に向けて、全力を挙げて邁進する決意をしたところであります。

 昨年は、当市におきまして幾つかの大きな出来事がございました。

 一つは、自衛隊削減問題であります。この問題は、北海道の防衛、地域の安定、災害等への対応、経済や財政に与える影響は、はかり知れないとの危機感から、市議会とともに北海道及び各自治体、経済界、自衛隊関係諸団体と連携をし、削減見直しに係る取り組みを行ってきたところであります。

 成果といたしまして、一定の実員を確保することができましたことは、大変喜ばしいことであり、改めて御支援いただきました皆様に厚く御礼を申し上げる次第であります。

 今後は、自衛隊駐屯地が所在する自治体で連絡協議会を設置をし、自衛隊と共存共栄するまちづくりを目指して、さらにこの問題に取り組んでまいりたいと考えております。

 また、年末に起きましたスマトラ沖大地震及びインド洋津波被害につきましては、第7師団を主力としたインドネシア国際緊急援助医療航空援助隊が被災民の救援を行うため、現地に順次派遣されているところであり、隊員の皆様の国際的貢献活動に心から敬意を表するとともに、過酷な環境の中、任務を遂行され、全員無事に帰国されますことを願っております。

 二つ目は、財政健全化対策であります。

 地方自治体においては、未曾有の財政危機に直面する中、人件費の抑制、事務事業の抜本的な見直しによる歳出削減など、徹底した行財政改革に取り組んでおります。

 当市におきましては、昨年、向こう5カ年の健全化対策を策定をし、市内9カ所による市民懇談会を開催し、直接市民の皆様に健全化や事業見直しの内容を御説明したところであります。

 本年は、その具体的な予算編成になりますが、財政健全化の趣旨に沿って市職員の英知を結集し、限られた予算の中で最大の市民サービスができるよう、努力をしてまいります。

 本年は、道の駅「サーモンパーク千歳」や、千歳アウトレットモール「レラ」のオープン、セイコーエプソン千歳事業所の本格稼働、さらには、旧エスプラザビルの再開、市立市民病院産婦人科の固定医師の確保など、明るい話題が続きますが、中心市街地の活性化や雇用問題、新千歳空港の滑走路延長、駒里地区の地域振興など、数多くの課題も残されており、一つ一つ丁寧に解決していく所存であります。

 また、千歳市のすぐれた特性と可能性を生かし、子育て支援、人材育成、観光振興、企業誘致などを重点施策として掲げながら、市民の皆様とともに将来の活力を生み出す施策に取り組んでまいりたいと考えております。

 今、大変厳しい時代にあって、9万1,000千歳市民の幸せと市の発展のため、市議会との連携をさらに深め、市民との協働を図り、一丸となって自立したまちをつくることが極めて重要だと考えておりますので、議員の皆様には引き続き御支援、御協力をよろしくお願い申し上げる次第であります。

 本日は、議案1件を御提案申し上げておりますので、よろしく御審議、御決定くださいますようお願い申し上げまして、開会に当たりましてのごあいさつといたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。



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○細見議長 ただいまから、本日の会議を開きます。





△日程第1 会議録署名議員の指名





○細見議長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 この臨時会の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定に基づき、4番冨田議員、17番伊藤議員を指名いたします。



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△諸般の報告



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        諸般の報告

1 市長から送付を受けた議案は、次のとおりである。

  議 案  1件 第1号

2 常任委員長から陳情の審査結果の報告のあったものは、次のとおりである。

(1) 厚生常任委員長

   陳情第43号 千歳市国民健康保険はり・きゅう利用助成制度およびあん摩マッサージ指圧・はり・きゅう施術受療助成制度の継続について

3 地方自治法第121条の規定により、会議に説明のため出席を求めた者は、次のとおりである。

  市長         山 口 幸太郎

  教育委員会委員長   伊 藤 博 邦

  監査委員       新 谷 俊 一

4 市長の委任により、会議に説明のため出席する旨通知のあった者は、次のとおりである。

  助役         川 端 正 裕

  収入役        野 元 和 光

  公営企業管理者    服 部 賀須彦

  企画部長       駒 澤 文 雄

  総務部長       本 宮 宣 幸

  市民環境部長     長谷川 盛 一

  保健福祉部長兼    菅 原   敏

  福祉事務所長兼

  総合福祉センター長兼

  総合保健センター長

  産業振興部長     吉 川 隆 憲

  建設部長       開 発   治

  市立千歳市民病院長  堀 本 和 志

  市立千歳市民病院   川 向 裕 司

  副院長

  市立千歳市民病院   岩 見 喜久子

  看護部長

  市立千歳市民病院   木 村 辰 彦

  事務局長

  消防長        高 畠 敏 明

  水道局長       石 田 純 治

  企画部次長      宮 崎   肇

  総務部次長      豊 岡   司

  市民環境部次長    石 井 准 一

  環境センター長    飯 島 孝 夫

  保健福祉部次長    渡 辺 信 幸

  産業振興部次長    中 村 康 典

  産業支援室長     木 滑 哲 夫

  建設部次長      二ツ屋   香

  会計室長       桑 原 正 俊

  市立千歳市民病院   三 輪 忠 則

  事務局次長

  消防本部次長     今 井   茂

  消防署長       登 坂 修 之

  水道局次長      小田原   聰

  総務課長       山 口 頼 彦

  財政課長       松 田 重 道

  国保医療課長     松 井 栄 繁

  障害者支援課長    井 上 利 夫

  道路管理課長     中 川 正 康

  総務課総務係長    原   文 雄

  総務課法制係長    澤 田   徹

5 教育委員会委員長の委任により、会議に説明のため出席する旨通知のあった者は、次のとおりである。

  教育長        小 林 義 知

  教育部長       今   晴 美

6 監査委員の委任により、会議に説明のため出席する旨通知のあった者は、次のとおりである。

  事務局長       川 村 秀 幸

  監査課長       福 島 富 夫

  主幹         近 藤 春 夫

 以上、報告する。

  平成17年1月19日

          千歳市議会議長

            細 見 正 美 



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○細見議長 事務局長に諸般の報告をさせます。



◎栗原事務局長 御報告申し上げます。

 報告すべき一般的事項につきましては、印刷してお手元に配付のとおりでございますので、朗読を省略させていただきます。

 以上でございます。



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△日程第2 会期決定の件





○細見議長 日程第2 会期決定の件を議題といたします。

 お諮りいたします。この臨時会の会期は、本日1日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○細見議長 御異議なしと認めます。

 よって、この臨時会の会期は、本日1日間と決定いたしました。



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△日程第3



△議案第1号 平成16年度千歳市一般会計補正予算について(第6回)





○細見議長 日程第3 議案第1号平成16年度千歳市一般会計補正予算について(第6回)を議題といたします。

 提出者の説明を求めます。



◎本宮総務部長 議案第1号について御説明申し上げます。

 議案第1号は、平成16年度千歳市一般会計補正予算(第6回)であります。

 別冊の平成16年度千歳市一般会計補正予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。

 歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ9,219万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ383億6,647万1,000円にしようとするものであります。

 補正の内容でありますけれども、歳入歳出補正予算事項別明細書の歳出の8ページ、9ページをお開きいただきたいと存じます。

 3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費に、それぞれ219万円の追加であります。このたび、国が推進する障害者地域生活推進特別モデル事業の指定を受け、この事業を障害者総合支援センターに全面委託することといたしておりますことから、既定の委託料に198万3,000円を追加し、あわせてパーソナルコンピューター等に係る購入費20万7,000円を追加しようとするものであります。

 このモデル事業は、地域生活移行事業と地域生活支援ステップアップ事業に別れており、当市では、地域生活支援ステップアップ事業の取り組みを行うこととし、地域の生活支援の現状に応じ、地域生活支援の仕組みを段階的に向上させるため、必要な事業を支援するものであります。

 主な事業内容の一つ目は、千歳市障害者総合支援センターを相談窓口の拠点とし、市内をエリアとする基幹型在宅介護支援センターや、圏域をエリアとする精神障害の千歳地域生活支援センターと連携した相談体制の構築を図ること。

 二つ目といたしまして、ケアマネジメント体制の基盤を確立すること。

 三つ目といたしまして、医療や教育、ボランティアなどの関係機関と行政が情報を共有することにより、障害者が持つ潜在的なニーズの掘り起こしができ、早期なケアプランの作成を可能とすることなどであります。

 このモデル事業は、平成16年、17年度の2カ年において実施する予定であります。

 以上がモデル事業の概要であります。

 なお、この事業の実施に当たり、道支出金450万円を充当予定のことから、一般財源231万円を減額し、財源内訳の変更を行っております。備品購入費は、新設であります。

 次に、8款土木費、2項道路橋梁費、2目道路橋梁維持費に、それぞれ9,000万円の追加は、除排雪委託料であります。

 これまでの降雪状況は、昨年の12月5日は暴風雪となり、降雪も28センチに達し、さらに12月13日、16日、23日におきましても、10センチ以上の降雪があり、これまでの一斉出動の除雪作業が既に4回を数え、例年の同時期と比較いたしますと、出動回数が増加しており、今後の降雪量等を勘案いたしますと、予算に不足が見込まれますことから追加するものであります。

 以上、歳出合計に9,219万円を追加いたしまして、383億6,647万1,000円にしようとするものであります。

 補正額の財源内訳のうち、一般財源は8,769万円でありますが、これにつきましては、6ページ、7ページをお開きいただきたいと存じます。

 歳入の事項別明細書、19款繰入金、1項基金繰入金、1目1節財政調整基金繰入金で同額を充当いたしてございます。この結果、今回の財政調整基金取り崩し後の残高は12億1,441万4,000円、現金残高ですと6億9,374万6,000円となる見込みであります。

 以上、議案第1号につきまして御説明申し上げましたが、よろしく御審議、御決定を賜りますようお願い申し上げます。



○細見議長 ただいまから、質疑を行います。



◆8番村上議員 それでは、9ページにありますところの、ステップアップ事業、障害者総合支援センター運営委託料、あるいは障害者総合支援センター備品購入費、この障害者の地域モデル事業につきまして二、三質問させていただければと思います。

 千歳市において、このステップアップ事業を受けるようになったベースには、20数年前から母子通園施設、あるいは北進小中学校等々の取り組みが大きなかなめとしてあったかなと思うのです。

 そして、平成15年に障害者総合支援センターが設けられてまいりました。当初、千歳市としては、早期発見、早期療育ということで、全道を牽引し、全国のモデルともなっていった経過があります。その当時のものといたしましては、やはり施設収容型に対応するものでありましたが、今、地域生活支援という形の中で、このモデル事業が千歳に来たというのは、そういうものがあってできたのかなと思います。

 今、総務部長の方から提案説明がありましたが、この事業の中で何を具体的に取り組もうとしているのか。例えば、モデル事業における千歳市の取り組み方針、あるいは今障害を持っている人たちにつきましては、知的と身体については障害者支援課で、あるいは精神については健康推進課で扱っております。ところが、国の方としては、この3障害について一元的な取り組みをしようとするような方向に来ております。

 そこで、千歳市の機構の中で二つの部分に分かれておりまして、障害当事者はどっちに向かっていっていいかわからないというような状況が往々にして聞かれます。そこで、この機構の取り組み方、国の方針あるいは地域生活支援ステップアップ事業等々を視野に入れていったときに、医療的な視点を持った保健師をきちっと位置づけた中で一元的な障害者支援をしていく方向にあるのではないかというように思われます。

 その点、このステップアップ事業の中ではどのような、先ほどの説明では総合支援センターを核にしまして、高齢者の介護、あるいは精神障害の方もネットしていくということでございますが、その辺についての市のそれれに対する対応のあり方についてはどういうふうに考えていかれるのか。あるいはこの会議の中で、障害当事者を取り巻く人たちはいろんな機関でありますが、ネットしていくということですけれども、ゼロ歳から高齢者までの障害当事者、あるいはその代弁者はこの中にきちっと位置づけられているのか、その辺について。

 それから、3点目といたしましては、先ほども申しました千歳市は早期発見、早期療育ということで、かなり前から相談体制というのは、豊かな相談体制が取り組まれてきたかと思います。ただし、制度の変わる中で、また、障害当事者を取り巻く支援体制が変わってまいりました。ですから、施設から地域へという流れの中で、今回の国のモデル事業、評価されて受けるということは本当によかったなと思うのですが、ただ、そこのネットワークが豊かになっていくだけでは、本当に親たちが願っている、例えば身体障害であれば、今、千歳市には、具体的にはメープルだけしかありません。わずか六、七人の受け皿しかない、重症心身障害児者への対応というのはほとんどありません。そういう受け皿というものはないわけです。

 あるいは、知的障害者は高等養護学校を終えて帰ってくると、大体10名前後の児童生徒が親元の千歳であるところに戻ってまいります。もちろん、教育との連携が必要になってくるわけですが、あるいは精神障害者の場合には、千歳市も補助金を出し、「憩いの家」、あるいは「ほほえみ会」というような、通所授産をやっておりますけれども、それ以外の、例えば親亡き後の障害当事者が地域で生活をしていくための態勢、例えばグループホーム的なものについても、これは皆無です。その辺についてしっかりとしたケア会議を通した中での、あるいはステップアップモデル事業、そこまでを見通した中でのものであるならば、これは本当にいいなと思うのですが、その点もちゃんと視野に入れた中での会議なのかどうか、まずはその辺につきましてお伺いしたいと思います。



◎菅原保健福祉部長 お答えいたします。

 4点ほどあったかと思いますが、まず、モデル事業における千歳市の取り組み方針ということにつきましては、先ほど総務部長の方から提案説明の中で触れておりますけれども、相談体制、ケアマネジメント、それと、市のかかわりという、その三つの分野についてステップアップをしていこうということであります。

 相談体制におきましては、市内障害児者に対する総合相談体制の構築ということであります。

 ケアマネジメントにつきましては、個別の支援プランを作成するということでありまして、そのための支援会議を設置します。今、議員からお話ありましたように、その支援会議につきましては、障害当事者あるいはその関係者の団体も含めた中で構成をしていきたいというふうに考えております。

 それから、身体、知的、精神の3障害ということの関係でありますけれども、当市におきましては、現状、議員が御指摘のとおり、3障害を一つの窓口でということにはなっておりませんけれども、基本的には混乱を招くことのないように横の連携をしっかりととりながらやっておりますが、いずれにいたしましても、3障害の今後ということを考えた場合には、窓口の一本化ということが望ましいだろうということの中で、部内的にはそういう方向、組織のあり方を含めて検討をしておりますが、ただ、御承知のとおり介護保険あるいは支援費制度の先行きがやや不透明ということがありまして、今後、その改正なども予定されておりますので、その辺の状況も見据えながら、タイミングを見ながら組織の効率的、効果的なあり方というものをしてまいりたいというふうに思っております。

 それから、将来を見据えたモデル事業のあり方ということですが、おっしゃるとおり、モデル事業は2年間でありますけれども、これは、現在の地域生活支援の各種施策のステップアップということでありますから、当然それが後退するということはあり得ない、あってはいけないということでありますし、それから、モデル事業を進める中で新たな課題も当然見えてくるだろうというふうに思います。そういう中では、市が直接ということにかかわらず、民間の活用ということも含めながら、その受け皿、これはハード面だけではなくてソフト面も含めて、将来にわたって障害者の方が地域で安心して生活できる条件付き環境整備というのは、今後とも引き続き進めていかなければいけない事項でありますから、当然そのような視点で行ってまいりたいというふうに思っております。



◆8番村上議員 このステップアップ事業を受けることによって、現在あるところの事業がさらに強化されている。あるいは受け皿も整備されていくという方向であるならば、本当にこれは望ましいと思うのです。現実に、先日、千歳民報に記事が載りまして、障害者の環境を整える、総合相談体制を構築という形での記事を見た父母から、正直言うと、手厳しい言葉が返ってきました。下手すれば相談のネットワークができるだろう。親たちが本当に望むのは、地域でもって親亡き後、どうやってこの子たちを受けとめてくれる場、自分たちも努力しなければいけないけれども、そこのところが相談、相談、相談の中できちっとしたものが、相談はある程度いいのだよと、相談するところがあればいいのだよと。究極はそこなのです。帰ってきたときに通う場所があるのか、帰ってきたときに医療体制が整っているのか、その辺が問題なのだと。いや、そうではない、お母さん、こういう形を千歳市の実績を踏まえながらモデル事業がここへ来たのだと、少なくとも人が配置されて、いろんな取り組みがされていくのだという話をしたのですけれども、実際のところ、例えば、よく昔、相談員だったときに言われたのは、「あなたは障害を持っている子供はいないでしょう、障害者の親の思いはわかるのか」と言われたときに、私はその障害を持っている親御さんにお互いをつなぎながら、本当に障害当事者の気持ちを通わせることのできるような取り組み体制が必要だなと、つくづく思ったのです。

 そういうようなことも含めて、障害当事者のピュアカウンセリングとか、あるいは当事者が相談を受けるとか、そういうような体制も含めて考えていっているのか、具体的なものが見えてくるのか。その辺が1点です、この相談体制の中で、千歳市の方針の中であるのかどうか。

 それからもう一つ、実際的にQ&Aというものが取り組まれていくのだと思うのですが、そういう形の中で駆け込んでいく、いつでも門戸開いていますよというところの、やはりアピールが必要だと思うのです。例えば、総合支援センターというものの位置がまだまだわからなくて、病院からそこに相談すればいいのだというようなことも、やっと浸透してきたのかなという感じがしないわけでもないですね。ですから、ここの総合相談事業というものを今回やるに当たって、そこの位置づけをもう少しきちっとPRしていくなり、何なりというのは、この事業を通しながらできるのかどうか、その2点についてお伺いしたいと思います。



◎菅原保健福祉部長 障害を抱える御本人あるいはその家族の方の将来にわたる不安というようなことを十分承知しているつもりでありますが、この事業は今までの培ってきた事業をさらにステップアップするということでありますから、当然、先ほど申し上げたことだけではなくて、引き続きやっていく内容がたくさんあるのですけれども、その中で障害当事者によるカウンセリングというようなことで、ピュアカウンセリングについての考え方を言われましたが、大変人材の確保ということがなかなか難しい面がありますけれども、当市以外の適当なピュアカウンセラーをお招きして、そういう講師としてピュアカウンセリングの機会を設定するというようなことも考えておりますし、それから、Q&Aも工夫をしながらやっていきたい。

 いずれにいたしましても、私どもの事業が上滑りになってはいけないのでありまして、当事者の皆さん方に十分周知できるような形でのPR活動をしていきたいというふうに思っております。



◆29番佐藤議員 今回の補正について二つありますけれども、いずれも必要なものというふうには考えております。

 質問する部分は、除排雪の委託料に関してなのですが、先ほど4回の出動があったという形の中での、今シーズン、市民の方々の声を聞くと、やはり車道とかそういった部分ではかなり幅も広くて、従前から比べれば評価をする声が多いという特徴もあろうかなと、あるいはまた、排雪にかかわるのでしょうけれども、高く堆積した状態になっている。それもやはり従前から比べれば改善されているという声なども聞いているところでありますけれども。

 私の聞く範囲の中で問題が全くないかと言えばそうではなくて、聞いている中では、歩道の排雪に関して意見が多いと。それはどんなことかといいますと、歩道を機械で除排雪をしていくわけですけれども、見た目には本当にやったなと、非常にわかりやすくやったという跡がわかるのですけれども、問題はやった実績が非常に地面から浅いというのですか、10センチぐらい残した上を削っていっているような、そういう実態があると。そういう中では、本当にずぶずぶとぬかる形の中で歩道の除排雪の実態というものがあって、だから、前の人が歩いていった、その足跡に合わせていかなければずぶっとぬかってしまうと。そういう声が多かったわけですけれども。

 これは何も子供だけではなくして、お年寄りも含めてなのですが、みんな10センチ以上の長い長靴を履いているとは限らないわけです。長靴を履いている方でも短い長靴、あるいは長靴でない方もいるわけですけれども、そういう人たちが通学あるいは通勤に向かう際の歩道を除雪したあとを歩くと、そういった実態があったというふうに伺うわけですが、そこでお伺いしたい点は、歩道の除排雪に関してどのぐらいの削り方というのですか、今まで私ども聞いているのは10センチぐらいあったからずぶっとぬかったのだと、そういった基準というものがあるのであればどの程度なものなのか、それと、実態からすればみんな長靴を履いてないという部分もありますから、それらの基準がどういう根拠でそういう基準になるのかなどを含めてお示しを願いたいと思うわけです。

 まずその点についてお伺いしたいと思います。



◎開発建設部長 お答えいたします。

 歩道の除雪についての御質問でございますが、何センチという、そういう基準までは歩道については設けてございません。歩道については、今、除雪延長的には約204キロございまして、通常の雪の降り方、異常な雪の降り方以外は、通勤、通学に間に合うように歩道の除雪を実施している状況です。

 御質問にありますような部分につきましては、特に、交差点などの部分にそのような事例が私どもは見ております。そういうことで、委託をしております環境整備組合の方にも、もっとロータリー車の上げ下げを細かく行って、そういうような状況にならないように、そういうような指導をしてございますし、今後もそういうような御指摘もございますので、その辺の管理の方向について指導していきたいと、そのように思っております。



◆29番佐藤議員 今回、補正が9,000万、せっかく補正を組んで除雪をやるわけですから、やはり市民の皆さん方に喜んでもらえる、そういった除雪が行わなければならないというふうに思うのです。せっかくやったのだけれども、ずぶずぶとぬかるような状態で、これが市の歩道の除雪のあり方かという声が出てくるのは、これはせっかく税金使ってやって残念なことになりますので、そういった点を、一たん除雪をして、その後、必ず除雪をやっているときにも関係する車が本当にできたかどうか、危なくないかどうかも含めて車がついて回りますよね、歩道についても同じように歩道の除雪が終わった後に、どの程度なのかというのも確認していく必要があるのではないかと。

 それが市民の皆さんが利用しやすい、実際に歩いていて本当に除雪してもらったという、ありがたみがわかるような形になるまで、せっかくやるのであればそういった形で行ってほしいというふうに考えるわけですが、今後、今の話ですと指導なり、何なりをやって、その機械の高さも調節できるということでありますので、私どもが聞いているのは、交差点の部分だけというのではなくて、歩道全体の部分についてそういった厚みがあるといいますか、そういったふうにも伺っていて、通勤とか、駅に向かうときだとか、そういった部分なんかもありますので、やった後の確認といいますか、そういったものをぜひ徹底して、本当に市民の皆さんに歩道の除雪をしてもらったというふうに思ってもらえるよう、指導の方もぜひ強めるべきだというふうに考えますけれども、今まで歩道の部分について、市の方にそういった声というものが上がってきたことがあるのでしょうか。指導と合わせて、そういった声があったかどうかも含めてお聞かせ願いたいと思います。



◎開発建設部長 歩道の除雪に関して、そのような苦情なり要望ということでございますが、私の方はまだその辺の状況を押さえておりませんけれども、除雪の方法としましては、除雪の出動がおおむね10センチ、それを超えるような雪が降ることが見込まれるときに除雪の出動をさせてございます。

 それ未満のときには、除雪の出動をさせてない部分がございますので、車道の部分は車両が十分通行できるものであれば、10センチ未満の場合は出動していないというのが現状です。通常の降雪の場合でございますけれども、そういうような面で、歩道の部分も車両を出してない日もございます。そういうことで、今御質問にありましたように5センチですとか、6センチですとか、そういう部分がたまっている部分があるかもしれません。それと、雪の降り方にもよりまりすけれども、1回除雪したあとに、あとから降って積もるという状況も現実的にございますので、その辺については、先ほどお話がありましたように、パトロールももっと強化をしまして、再度、除雪が必要な部分であれば、その辺は対応していきたいと、そのように思っております。



◆29番佐藤議員 わかりました。

 最後ですけれども、車道の場合だったら10センチという基準がありますけれども、今後の課題として、歩道というか、歩く部分も含めてどうあるべきなのかということも検討していただいて、今日あるような、ぬかっていくような、またその足跡を追っかけていくと、子供にしてみれば大人の歩幅と違うから、その足跡に合わそうと思って転んだりするのです。そういった部分もありますので、ぜひそこの検討を求めたいというふうに考えますけれども、いかがでしょうか。



◎開発建設部長 先ほどの答弁の中で補足をさせていただきたいと思いますけれども、車道の部分で除雪の出動をさせてない部分でも、降雪量によって通勤、通学に間に合うように、歩道の除雪だけ先行してやっている部分もございますし、議員、今おっしゃられましたようなことにつきましては、十分パトロールを強化しながら、そういうものを徹底していきたいなと、そのように思っております。



◆25番黒木議員 それでは、私の方から補正予算、直接は関係ないのですけれども、実は、きのう総務文教常任委員会の中でも話をしているのですけれども、千歳市から9,000万補正をいたしまして、これから除排雪に向かうわけですが、千歳の中には、駅前通りとインディアン水車通りに国道がございます。この国道については、市はタッチできません。そういうところから、現在の、特にインディアン水車通りについては、左右2メーターほどの雪が積もっております。これは積もっているというよりか、やはり住民がそこに投げているということなのですけれども、私は、昨年も一昨年も開発局へ市の課長、係長と行ってお願いをしたのですが、2メーターありますから1メーターでもいいから取ってほしいということでもって取ってもらいました。ところが、きょう現在見ますと、まだまだ雪は積もったままです。これは、左右ですから、車が右から来るわけですから、その車の通過過程が全くわからなということでもって、特に末広地域では一、二そういう危険な状態が起きたことが言われております。

 それで、この予算には直接関係ないのですけれども、行政のあり方として、ましてや住民が平等な生活の環境を守るという観点から、ぜひとも開発局に市の方から申し上げていただくようにお願いをしたいと思うのですけれども、これについていつごろ申し上げることができるか、それと、内容について部長の方からひとつお聞きをしたいと思います。よろしくお願いしします。



◎開発建設部長 国道の排雪のお話だと思いますが、国道なものですから、市の方は除雪についてはタッチをしていないわけですけれども、昨年もそのような話がございまして、市の方から国の方に排雪についての要望をさせていただいております。

 ことしもそのような御要望がございますので、市の方から国の方にそのような要望について伝えていきたいと、そういうように思います。

 また、国の方の除雪に対する管理基準ですとか、そういうものがあろうかと思いますけれども、今後の計画なども含めて国の方から聞いて御説明させていただきたいと思います。



◆25番黒木議員 わかりましたが、実は前回もそのような答弁をいただいていたのに、なかなか開発局の方が動いてくれないというところから、市の方から直接開発局へ出向いていったことがございます。

 こちらから行きますと、開発局の方は動いていただけるのです。ですから、この議場の中で論議をするよりも、やはり早く開発局へ行って、1メートルでもいいから、左右の車が見える程度でいいから取っていただきたいということでもって、ひとつ除排雪の方をお願いをしたいと思います。

 私は、常に選挙のたびに言っているのですけれども、住民が平等な環境において生活することを我々は働いていかなければならないと言っているのですけれども、今のところ、国道沿いに住む人は平等でないわけです。市の方はこのようにして補正予算を組んで除排雪をやってもらえますけれども、国の方はなかなか遅々としてそれが進んでいかないという状況でございますから、そこのところをよくよくわきまえて、やってもらえるように市長の方も御理解をいただきながら、これを進めるように指示をしていただきたいと思います。何かございましたら。



◎開発建設部長 国道の排雪の件につきましては、早速国の方に言って、今後の予定も含めてお聞きをして、説明をさせていただきたいと思います。



○細見議長 ほかに御発言がなければ、これで質疑を終わります。



○細見議長 お諮りいたします。この議案については、会議規則第37条第2項の規定に基づき、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○細見議長 御異議なしと認めます。

 よって、この議案については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。



○細見議長 ただいまから、採決を行います。

 お諮りいたします。議案第1号平成16年度千歳市一般会計補正予算について(第6回)は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○細見議長 御異議なしと認めます。

 よって、この議案は、原案のとおり可決されました。



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△日程第4



△陳情第43号 千歳市国民健康保険はり・きゅう利用助成制度およびあん摩マッサージ指圧・はり・きゅう施術受療助成制度の継続について



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  陳情審査報告書(厚生常任委員会)

 本委員会に付託された陳情を審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第135条の規定により報告します。

         記

1 件  名 陳情第43号 千歳市国民健康保険はり・きゅう利用助成制度およびあん摩マッサージ指圧・はり・きゅう施術受療助成制度の継続について

 (1) 審査結果 不採択とすべきである。

 (2) 理  由

   次のとおり判断したものである。

 ? はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧による治療の有効性にかんがみ、保険制度において適用範囲が大きく改善されたこと。

 ? 本来、受益者が負担することが望ましいこと。

 ? 段階的な廃止としていること。

 ? 財政健全化を進める上で、事業を継続することが困難であること。

  平成17年1月19日

 千歳市議会議長

  細 見 正 美 様

           厚生常任委員長

             伊 藤 保 男



────





○細見議長 日程第4 陳情第43号千歳市国民健康保険はり・きゅう利用助成制度およびあん摩マッサージ指圧・はり・きゅう施術受療助成制度の継続についてを議題といたします。

 この陳情について審査を付託した厚生常任委員長の報告を求めます。



◆伊藤厚生常任委員長 厚生常任委員会の陳情審査報告を申し上げます。

 本委員会に付託されました陳情を審査の結果、次のとおり決定しましたので、会議規則第135条の規定により御報告申し上げます。

 件名は、陳情第43号千歳市国民健康保険はり・きゅう利用助成制度およびあん摩マッサージ指圧・はり・きゅう施術受療助成制度の継続についてであります。

 陳情の提出者は、千歳市本町1丁目23番の1、千歳市鍼灸指圧師会会長前田繁章様外、1,210名の方であります。

 陳情の趣旨としましては、千歳市国民健康保険はり・きゅう利用助成制度およびあん摩マッサージ指圧・はり・きゅう施術受療助成制度は、医療費の削減と市民の健康の保持・増進、疾患の治癒に寄与することを目的として、昭和57年から開始されていますが、千歳市が本年8月下旬にまとめた財政健全化対策における事業見直しの中には、この制度の縮小・廃止が盛り込まれております。

 あんまマッサージ指圧・はり・きゅうは、世界保健機構にも認められている有効な治療法であり、縮小・廃止は新たな医療費の増大と財政健全化対策に反するものにつながることから、制度の継続を検討していただきたいということであります。

 この陳情を審査の結果、はり・きゅう・あんまマッサージ指圧による治療の有効性にかんがみ、保険制度において適用範囲が大きく改善されたこと。

 本来、受益者が負担することが望ましいこと。

 段階的な廃止としていること。

 財政健全化を進める上で、事業を継続することが困難であること。

 以上、4点の理由から不採択とすべきであると決定した次第であります。

 よろしく御審議、御決定賜りますようお願い申し上げます。

 以上でございます。



○細見議長 ただいまから、委員長に対する質疑を行います。



◆30番高津議員 委員長に、審議経過の中で若干確認させていただきたいことは、不採択とすべきであるとした理由の中に、はり・きゅう・あんまマッサージ指圧による治療の有効性にという、こういう報告をされている。

 これ、はり・きゅう・あんまマッサージなどの治療の有効性というものを委員会の中で、厚生常任委員会でありますから、いわゆるこういう医療問題、福祉問題、この種、助成問題というのは、担当委員会ですよね。委員会の中での治療の有効性にかんがみというふうに保険の適用範囲が拡大されて、言うなれば治療の中で、国民の健康保持の中で、はり・きゅう・あんまマッサージなどの治療は効果があるという、保険適用が拡大されたということは、とりもなおさずそういうことだと思うのです。

 なのに、当議会の担当委員会の中で、こういう表現を評価をしながら、一方で財源問題、財政問題を理由に陳情を不採択としたと。その辺は矛盾しているので、委員会審議の中での有効性なるもののとらまえ方というものが、行政に対して、委員会としてどういうとらまえ方をして、それが今後、他の制度に移行をさせようとしているのか、あるいは何らかの形で有効性をさらに効果的な方法に転換させていこうとしているのか、その辺の考え方をひとつお聞きしたい。

 それからもう一つは、委員会審議の中で、本来受益者が負担すべきものというのは、行政が財政健全化で個人給付問題をとらまえて、そういう理由を繰り返し述べられている。

 しかし、はり・きゅう・あんまマッサージという治療方法が、これだけ制度的な活用も拡大されてきて、廃止の理由にも助成額が増大していることが一面でとらまえられている。

 ですから、財政健全化計画策定期間中5カ年は、一歩どころか百歩譲って、こういう理由で中断するにしても、これだけ効果のあるものを財政健全化計画策定後、言うなれば財政再建が成り立った段階で、この種制度を何らかの形で行政に継続、存続をすべきだみたいような議論というのは、委員会の中で出されるようなことがあったのでしょうか、その点についてお聞かせをいただきたい。



◆伊藤厚生常任委員長 お答えいたします。

 今、高津議員がおっしゃったような形で、有効性ということで直接的な質疑はなかったかと思いますけれども、この有効性が認めらられたことによりまして、保険制度が非常に充実したというような形で理事者側から説明があったというふうに私は理解しております。1点目につきましては。

 それから、受益者が負担をすることが望ましいというようなことで私は言っておりますけれども、これに対しても委員の中からはそういう発言がなかったかなと思いますけれども、似たような話の中の説明としまして、理事者側の説明としては、そういう状態において、財政健全化にかんがみてこの制度を廃止したいというような旨の説明があったというふうに理解をしておりますので、この辺で御了解をお願いしたいと思います。



◆30番高津議員 1点目の、有効性を評価して、各種保険適用が拡大されたということは、行政側からそういう説明があったかどうかは定かではないのですが、言葉をかえれば、全国の地方自治体が、はり・きゅう・あんまマッサージなどに対して、そこに住む住民の方々がはり・きゅう・あんまなどを利用することに対する自治体としての助成制度をつくっていただきたい。助成をしていただきたいという声が、その自治体の中で住民の方々が広がって、当市のように制度化されてきた。

 全国的に見れば、そういう自治体がふえているからこそ、国として、保険事業者としてそういうはり・きゅう・あんまマッサージなどの保険適用の拡大をするのが国民的要求なのだと。言うなれば、当市のこの種制度は国を動かした、先進的な例として評価をされて、さらなる拡大の方向を本来歩むべき道ではないかと。今、委員長の答弁ではそういう話がなかったのですが、有効性にかんがみ、保険の適用を拡大されたということであれば、考え方としてはそうなんですよね。

 各自治体がそういう制度を全国で実施をされてきているから、大きな国民の声として国の制度を動かしたと。これを保険適用が拡大されたからといって廃止の理由にするのは矛盾しないですか。

 それともう一つ、なかったらなかったでいいのですが、これだけ有効効果のある治療方法が、千歳市は当面5カ年は財政の再建を果たさなければならないので、健全化計画を5カ年策定中と、だからいろいろ理由をつけてこういう制度を中断し、縮小し、廃止しようという動きですよね。だけど、この治療効果、評価を踏まえるならば、将来的に5年後以降、何らかの形でさらなる定着させるためにこの制度の復活を、そういう趣旨の委員会としてのやりとり、あるいは行政側からの返事みたいなものがあったのかどうかということを確認したいわけです。



◆伊藤厚生常任委員長 今、お尋ねになられた2点につきましては、何人かの議員の中から質問があったように記憶をしております。制度自体は有効であるということで存続をしてほしいし、陳情の内容においても、そういうことで多くの方たちが存続をしてほしいという要望がある。その中でどうしてできないのだと、そういう中におきましての理事者側の説明としましては、確かに有効性はあるけれども、先ほどお答えしましたように保険制度も充実していることであるとか、それから、財政の問題を取り上げまして、当初の費用に比べて現在は4倍以上にはね上がっている関係で、財政的にもたない。現在でも国保に対して10億円以上でしたか、かなりの金額を補てんしている関係で、このままこれを持続していくことは非常に財政的に困難であるというようなやりとりがあったというふうに記憶をしております。

 何人かの委員の方の中でも制度の存続は、治療の有効性の中においては必要でないかというのも出ておりましたけれども、それ以上に現在の財政を考えた場合において、この制度の存続が難しいという理事者側の説明に納得したのかなという理解をしております。

 以上でございます。



○細見議長 ほかに御発言がなければ、これで質疑を終わります。



○細見議長 ただいまから討論を行います。

 まず、この陳情に賛成の議員の発言を許可いたします。



◆30番高津議員 ただいま議題となっております陳情第43号について、採択すべきとの立場で、不採択とする委員長報告に反対するものであります。

 本案件の事業は、国保事業としての制度と高齢者を対象にした任意制度がありますが、いずれも市が財政健全化計画の策定推進の中で、個人等に対する給付を目的とした事業の見直しや、本来受益者の負担が望ましいと考えられる事業などの対象事業や基準にあわせ、廃止や縮減等の対象としてその方針を関係者に説明し、既に示されているところであります。

 この陳情は、当市が現在の制度を新年度の1カ年で廃止するものと次年度の2カ年の段階的に縮小・廃止をしようとの方針を出したことで、市内鍼灸指圧師会の関係者の方々から、制度存続を求める陳情が1,000名を超える署名を添えて提出に至ったのでありました。

 ここでは、今さらはり・きゅう・指圧の効果や普及状況について述べるつもりはありませんが、問題なのは、当市が現状の方針どおり財政健全化計画の推進を半ば強引に推し進めようとする過程では、このような市民の切実な声にも冷たく対応し、有無を言わさず制度の終息へ邁進する姿が今までにも、また、これからも幾度となくあらわれてくるのであります。

 このような形態は、さきに33年間継続していた敬老年金制度の廃止にもあらわれ、本制度も20数年間続いている制度の廃止となり、さらに新年度には続々と制度の廃止と縮小が後に続こうとしているのであり、このようなやり方は、現在それぞれ利用者の生活レベルがどの程度の方々なのか、身体や健康にどのような影響となっているのか、または利用者の制度の利活用によって、家族や家庭環境など、生活形態での影響はどうであるかを考慮しないまま、本来、受益者が負担すべきことが望ましいなど、とってつけたような理由で長期間実施してきた制度の歴史を閉じようとしているのであります。

 以前にも述べましたが、私どもは、財政を考慮しない市政の執行を主張しているわけでもなく、あらゆる施策の推進についても、健全財政のもとで計画執行されるのが原則であるとの立場をとるものであります。同時に、私どもも市の計画での各種制度の見直し基準でも触れておりますように、制度としての利用者が減少傾向にあったり、利用実績がない制度まで存続を主張するものではありません。

 しかし、敬老年金制度や本制度にしても利用実績は私が申し上げるまでもなく、制度的意義を行政のみならず、多くの市民もが、他都市の方々に自慢できる福祉制度であり、ひいては、各種福祉制度が誇れるまちとして、福祉制度そのものがまちづくりの柱になってきたのでありました。そのことは、とりもなおさず市民の声や願いが行政に反映して、国や道の上からつくられた制度ではなく、地元住民の生の声として納税者のための政治、まさに地方自治における政治そのものが、このような誇れる各種福祉制度となっているのであります。

 それを財政事情が厳しいのは、一定程度わかるとしても、また、福祉制度の廃止にも理由が必要なのも理解するとしても、つけられた理由が20数年も継続し、今現在も利用されている制度の廃止に、よりによって新たな制度創設の要望に対する困難性を説いているかのような理由で、本来受益者が負担することが望ましいとして、廃止のための最大の理由としている主張は、聞きようによってはこっけいな主張であり、20年、30年みずから行ってきた仕事や過去の市政を否定する言い分にもなり、このような論理を振り回すならば、自分のことは自分でするのが望ましいとなり、自治体としての福祉施策がほとんどがなくなることになってしまうのであります。

 そもそも、そのような指摘をするのは、本来、受益者が負担すべきとの視点を本当に財政の再建のためにも、行政が特例を排除して、全事業に向けて見直しの出発点にしているならば、まだ特定事業の特別扱いを廃しての財政再建市政と理解されるものでありますが、しかし、幾度も問題として指摘してまいりましたが、現状の行政の財政健全化対策の対象事業として挙げている全庁的特定項目の考え方は、500万円以上の全事業、金額の多寡に関係なく、個人等への給付を目的とした事業、全市的なイベント行事関連経費等と規定し、333項目を挙げているのであります。

 その考え方の中には、上位計画関連や広域的関連事業は対象から外し、対市民向けにだけ見直しの面を向けて切り捨てようとしているのであって、現状ではどなたが見ても当初目的から逸脱し、計画のとんざが明確なOA事業に、見直しの目どころが顔さえ向けようとしない姿勢は、まじめに財政問題を考えていない態度であって、福祉制度の見直し理由にどんなことを説明されてもむなしく聞こえるのは私ばかりではないのであります。

 そもそも、OA関連事業の第三セクターであるアルカディアプラザでも、入居状況と言えば本来のOAとはほど遠い団体の入居をどれだけ自慢しても、その実態はと問われれば、第三セクターの意義や役割とはかけ離れた内容であり、それこそ民間企業に運営を任せた方がよほど効率運営となるのであります。

 このような実態にもメスを入れず、継続を惰性で行うことは、財政的深刻さをあいまいにし、ひいては、貴重な財産を無償で貸し続け、あげくの果てには土地の無償譲渡と出資金の放棄などを求められる事態に立ち至る危険性が迫っているのであります。

 また、ホトニクス事業などについても事業費がどの程度なのか、当市の負担がどの程度になるのか、将来的には現状の検討方法からすれば、インフラ整備費、建物の建設費、そして事業費の回収では、リース方式などと長期に及び、額的にも莫大な費用が見込まれるこの種事業についても、いまだ明確になっていない現状では、財政が深刻な今の時期に事業の凍結または中止などの表明が必要であるにもかかわらず、これらのことについては見直しの視点を向けることすらしないで、特別扱いや聖域的保護事業として継続姿勢を表明されていることを踏まえるならば、財政の再建計画のターゲットは、すべて福祉事業となっているところに、私ども日本共産党として単純な論理での既存福祉制度の廃止や縮小には賛成することはできないものであります。

 仮に、市民に対しても事実を率直に説明することになれば、財政健全化計画の説明を受けた市民の中からも善意に財政の厳しさを理解する市民であっても、プロジェクト事業の特別扱いには納得がいかないと主張されることは明らかではないでしょうか。

 今、廃止をしようとしている制度は、制度創設時には、高齢化社会に対応し、医療費抑制の予防的効果を期待する趣旨もあったのでありました。言うまでもなく、高齢化社会では従来から対策が求められていたことは、高齢者の寝たきり化や、あるいは寝かせきりなどをいかに防ぐかであり、そのことが医療費の抑制につながり、ひいては高齢者の生きがいとなって高齢化社会の活力になってくるのであります。その実現のためにも、はり・きゅう・マッサージが治療の科学的医療に加えて、近代医療の一翼を担っていかなければならないし、現実に今の高齢化社会の進行する中で、鍼灸マッサージ治療は、利用者の急増という社会的事実で証明されているのであります。

 しかし、今日、当市の助成制度の利用者が拡大する中で、現状の制度を財政的理由で補助・助成制度を継続することは困難であり、廃止するとのことであり、そこには鍼灸マッサージ治療の効果に対する評価も、ましてや財政再建が達成された状況のもとで、将来的には治療効果等を評価して、制度の復活を考慮する姿勢のかけらも見せないまま、本格的な高齢化時代に突入したときに廃止するなどとは、まさに本末転倒の行為であり、場当たり的対応と批判されても反論のすべを見出せないのではないでしょうか。

 重要なことは、陳情審議をされてきた議会が、財政健全化の説明を聞いて、ないそでは振れない式で、何でも行政の言うがままの態度では、議会という審議機関は必要なくなってしまうのであります。ましてや、行政が提出した議案ではなくして、陳情という住民の政治に対する要望でありますから、願意がどうなのか、既存制度の意義はどこにあって、将来的な必要性はなどと、多面的視点での審議が必要なのであります。場合によっては、議会審議の中で意見をつけて将来的な行政執行の方向を示唆することも可能なのであります。

 しかし、現状の議会審議の経過は、財政を論拠とした行政の方針に迎合する結論となり、私ども日本共産党は同意することはできないのであります。

 以上、日本共産党としてるる述べましたような、財政健全化問題だけに目を向けた一面的審議での結論としての陳情第43号を不採択とする委員会審議結果については、賛成することはできず、反対するものであります。

 議員各位におかれましても、慎重なる判断によって御賛同いただきますよう心から期待して討論といたします。



○細見議長 次に、この陳情に反対の議員の発言を許可いたします。



◆18番五島議員 ただいま委員長報告の陳情第43号千歳市国民健康保険はり・きゅう利用助成制度およびあん摩マッサージ指圧・はり・きゅう施術受療助成制度の継続についての委員長の報告の不採択につきまして、賛成する立場から討論をいたします。

 本市における千歳市国民健康保険はり・きゅう利用助成制度は、昭和57年から健康保険事業の一環として施術料に対する助成事業として実施しております。

 また、あんま・マッサージ・指圧・はり・きゅう施術受療助成制度は、平成4年度から高齢者などの福祉的な面を配慮して実施いたしております。この助成制度の創設依頼、保健、福祉、医療を取り巻く環境は大きく変化している状況下にあります。

 特に、国の医療保険制度の改正、少子高齢化の進行、厳しい財政状況、受給対象者の増加などの社会的な変化の影響は、地方自治体の限られた財源の中でこれまでと同様な保健、福祉、医療を継続していくことは難しくなっていると思慮するところです。

 本市においても、社会保障の一体的な見直しを行い、給付費の急増を回避し、将来にわたり持続可能となるよう、社会保障制度の総合的改革の観点に立って、制度改革を着実に進めることが大切なことであります。このような中、本市が単独で助成している国民健康保険はり・きゅう利用助成制度およびあん摩マッサージ指圧・はり・きゅう施術受療助成制度は、健康保険制度において医療費として保険給付の対象となっており、助成のあり方について見直しをせざるを得ない状況と認識するものであります。

 さらに、本市においては単独事業として助成制度を創設以来、健康保険制度においては、針師、灸師及びあんま、マッサージ、指圧師の施術にかかわる取り扱いが大きく改善されています。最近の改正では、対象者の個別の症状を勘案し、従来の支給期間や、支給回数の限度を超えて支給しても差し支えなくなりました。とともに、疾病については慢性期に至らないものであっても差し支えないこと、さらに、施術にかかわる診断書の交付を患者から医師が求められた場合は、円滑に交付するよう指導がなされています。

 事実、平成16年度老人保健特別会計予算において、あんま・マッサージ・はり・きゅうの療養費の支給金額は当初予算の17.9%増の約2,311万円を見込むほどとなっています。このように対象者が給付を受けていることからも、はり・きゅう・あんま・マッサージによる治療の有効性にかんがみ、保険適用についての大きな改善がなされてきていることが知り得ます。

 さらに、公的助成制度は、基礎的な部分をカバーするシステムであり、他市と比べてすぐれていた保健事業、福祉的な配慮に基づいた独自の制度といえども、負担と給付の適正化を図る観点から、健康保険制度に基づいた負担を願うものとして、内容を見直すことはやむを得ないものであります。

 また、終了方法も対象者が療養費としての保険適用の制度を理解する期間、さらに、施術者が医師の同意書、診断書の交付について理解と信頼を得るための経過措置期間として段階的に終了するなどの配慮がなされています。

 今、国と地方が抱える借金は膨大であり、行財政改革や地方分権を進める中で、本市における地方交付税もここ数年減少傾向にあり、市税の減少とあわせて財政運営は極めて厳しいものがあり、財政再建団体への道をも視野に入れなければならない状況となっています。

 さらに、我が国では、少子化が進行し、人口減少社会の到来が現実のものとなると言われています。その中で、社会保障費にかかわる現役世代の負担の増大、若年労働力の減少による社会的活力の低下への影響が懸念されています。言いかえれば、少子高齢化社会が与える重圧は、保健、福祉、医療のあらゆる分野にのしかかり、財政基盤の強化とともに制度の根本的な見直しをしなければ市民への最低限のサービスさえ保障できなくなるものと危惧するところであります。

 こうしたことから、財政健全化を進めるのに当たり、市民懇話会を積極的に開催し、これら各助成制度の見直しについても、市民の皆様と課題を共有するなど、行政としての説明責任を果たしてきた役割も評価するものであります。

 これらの各助成制度は、請願や陳情などを通して、議会での審議をした中で誕生したもので、これまでの事業の目的に沿いながら、その遂行がなされてきたところでありますが、今日の財政構造を踏まえますと、現実に市民要望のすべてにこたえることができない状況になっており、不採択はこの制度を創設したとき以上に極めて重みを持つ判断であり、大変心苦しいことではありますが、やむを得ないものと思慮するものであります。

 今後、社会保障費制度の市民生活における基本的な役割分担、家族や地域社会のあり方を踏まえ、市民協働のもと健康で生きがいのあるまちづくりを目指していかなければならないものであります。

 以上、ただいま議題となっています陳情第43号千歳市国民健康保険はり・きゅう利用助成制度およびあん摩マッサージ指圧・はり・きゅう施術受療助成制度の継続についての不採択につきましては、これに賛成する立場から意見を申し上げましたが、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げまして討論といたします。



○細見議長 これで、討論を終わります。



○細見議長 陳情第43号千歳市国民健康保険はり・きゅう利用助成制度およびあん摩マッサージ指圧・はり・きゅう施術受療助成制度の継続についての厚生常任委員長の報告は、不採択であります。

 よって、この陳情について採決を行います。

 この採決は、起立によって行います。

 陳情第43号千歳市国民健康保険はり・きゅう利用助成制度およびあん摩マッサージ指圧・はり・きゅう施術受療助成制度の継続についてを採択することに賛成の議員の起立を求めます。

 〔賛成者、起立〕



○細見議長 起立少数であります。

 よって、この陳情は、不採択とすることに決定いたしました。



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○細見議長 これで、この臨時会に付議されました案件は、審議を終了いたしました。





△市長のあいさつ





○細見議長 閉会に先立ち、市長のごあいさつがあります。



◎山口市長 平成17年第1回臨時市議会の閉会に当たりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げたいと思います。

 議員の皆様には、何かと新年早々、御繁用の折、御出席を賜りまして、私どもが提案をいたしました案件につきまして、御決定をいただきましたことに厚く御礼を申し上げたいと思います。

 厳寒の折、議員各位にはくれぐれも御自愛いただき、引き続き精力的な議員活動を続けられますようにお祈りを申し上げて、閉会のごあいさつといたします。

 ありがとうございました。



○細見議長 これで、平成17年第1回臨時会を閉会いたします。

 御苦労さまでした。

(午後2時29分閉会) 

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上記会議の記録に相違ないことを証するため、



     ここに署名する。





        平成  年  月  日





        議長





        副議長





        署 名 議 員





        署 名 議 員