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北海道 芦別市

平成28年 第7回臨時会 08月25日−01号




平成28年 第7回臨時会 − 08月25日−01号









平成28年 第7回臨時会



                 平成28年第7回



             芦 別 市 議 会(臨 時 会)会 議 録



              第1日目(平成28年8月25日)

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 (午前10時00分 開会)





△開会宣告



○日沼昇光議長 ただいまから、平成28年第7回芦別市議会臨時会を開会いたします。

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△開議宣告



○日沼昇光議長 これより、本日の会議を開きます。

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△諸般報告



○日沼昇光議長 この際、諸般の報告をさせます。

 事務局長。



◎松下悟事務局長 大橋議員、滝勝美議員及び田森議員から、本日、所用のため、欠席する旨の届けがございました。

 以上でございます。

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△会議録署名議員の指名



○日沼昇光議長 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員には、会議規則第77条の規定により、瀧仁美議員、石川議員及び大鎌議員を指名いたします。

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△会期の決定



○日沼昇光議長 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、会期は1日と決定いたしました。

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△議案第72号



○日沼昇光議長 日程第3 議案第72号平成28年度芦別市一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 市長。



◎今野宏市長 −登壇−

 提案に先立ちまして、今回の台風により被害に遭われました市民の皆様には、心からお見舞いを申し上げます。

 現在、被害状況を調査中であり、まとめ次第、改めて報告させていただきますので、御理解をよろしくお願いを申し上げます。

 ただいま議題となりました、議案第72号平成28年度芦別市一般会計補正予算(第6号)の提案の趣旨及びその概要を御説明申し上げます。

 本案は、市が事業者に対し、補助金を交付して運行している市内バス路線について、平成28年10月から、その運行を事業者に委託する方法に改めることに伴う市内バス路線運行業務委託料の追加に係る歳入歳出予算の補正がその内容でございます。

 第1条は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,402万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を107億7,482万6,000円にしようとするものでございます。

 その内容につきまして、歳出から御説明申し上げます。

 3款民生費においては、生活交通確保対策事業に要する経費1,402万3,000円を追加しようとするものでございます。

 次に、歳入につきまして御説明申し上げます。

 18款繰入金においては、財政調整基金繰入金1,402万3,000円を追加しようとするものでございます。

 以上が本案の大要でございますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。



○日沼昇光議長 これより、質疑に入ります。

 質疑は、歳入歳出全款一括して、事項別明細書によりこれを行います。

 事項別明細書4ページから7ページまでを御参照願います。

 ございませんか。

 松井議員。



◆松井邦男議員 今回、大幅な運行形式、形態も含めて見直しされることになったわけでありますけれども、今回、全面フィーダーというか、循環方式が、3路線は往復ということになったわけでありますけれども、ある面では、当初からかなり、いわゆるフィーダーの循環方式というのは、特に上芦、西芦、それから温泉線は厳しいということもあったわけですけれども、その辺もあえて押してやって、その結果、この10月からやる、一部もとに戻すというふうになったわけですけれども、その辺の総括というか、どういうふうにされているのかなということが一つ。

 もう一つ、今回、循環方式が大幅に見直されることによって、国庫補助金がかなり削られるだろうというふうに言われたわけですけれども、報告によりますと、そこそこの補助金が確保できたわけでありますけれども、その辺の条件だとか経緯について、若干説明いただきたいと思います。

 それから、今回、補助金から委託ということで、運行方式が変わったわけでありますけれども、前からも言われているように、事業者における企業努力というか、乗り込みの乗降者を確保するための企業努力について、この間も議会でいろいろと注文もつけたりしたわけですけれども、このことについて、これから始まるに当たって、どんなことが事業者で検討されているのか、されていくのか、その辺も含めてお聞かせ願います。



○日沼昇光議長 市民課長。



◎津幡俊昭市民課長 松井議員の御質問にお答えを申し上げます。

 まず1点目にございました、フィーダー系統補助金の関係でございます。

 このフィーダー系統につきましては、今ほど議員から御質問の中でもございましたように、循環線にすることによって、もっと言えば、それまでの往復路線、これを新規路線に改めることによって、それまで市の補助金のみで運行していたものに対し、国の補助金を充当させていこうということで始めたところでございます。

 実際にこの方法で3年間やってきたわけでございますけれども、利用者の方からの声といたしましては、今ほど議員からもございましたように、ちょっとわかりづらい、あるいは、循環にすることによって乗車時間が長くなる、そういった声も多数聞かれたところでございます。

 一方で、今まで走っていなかった部分にバスが走ることによって、利用しやすくなったという声があったことも事実でございます。

 実際に現在までやってきて、当初、このフィーダー系統の補助金を活用しようというふうに判断したところから、現在、大きく変わった部分を申しますと、当初我々が見込んでいたときには、年間1,200万円程度の国からの交付金が交付される見込みであるという前提に立って、このフィーダー系統の運行を始めたわけでございますけれども、国のほうの厳しい財政状況というのもあった。こういったことから、年々、補助金の限度額が減額をされてきているというところでございます。

 後段の質問への御答弁と重複するかもしれませんけれども、この1,200万円ほどあった国の補助金が、平成28年10月から29年9月、今回、新たに路線を見直そうとしている部分に対して、限度額として655万円ほどになってきている。この国の補助金については、今後もふえる可能性というのはまずないですというように国のほうからはお話をいただいているところでございます。

 そこで、思い切って今までの路線形態をもとの路線形態に戻し、少しでも走行キロ数を短くすることによって、また利用者の方、乗車時間が長い、あるいはわかりづらい、そういった部分を解消する方向に持っていきたいということで、今回、見直しをしていくというところでございます。

 総括といたしまして、先の見込みが甘かったのではないかと言われてしまえばそれまでですけれども、これ以上費用をかけず、あるいは補助金で今まで運行していた部分から、市の公費の負担の合理性、透明性、こういったものを確保するために、今回、委託料に見直しをかけるということで御理解をいただきたいというふうに思います。

 もう一つございました、補助金から委託方式に変わるということで、企業の経営努力という御質問をいただいたわけでございますけれども、委託料に変えることによりまして、原則はかかった経費については全て委託料の中に組み込まれる、今までの赤字に対する補助金という部分とは大きく変わってくるわけでございます。そうすることによりまして、一定程度収入を確保することにより、事業者の、言ってみれば、言葉は悪いかもしれませんけれども、収益がその分ふえていく。逆に企業努力がなければ、その分、事業者の持ち出しがふえる。こういったようなことで、事業者の方に幾らかでも努力をしていただき、収入を確保する、これ以上減らないように努力をする。

 それに加えまして、行政といたしましても、バス運行に関して、事業者の運行収益をふやすためにどんな方法がとれるのか、過去から運転免許証の返上者に対するバス利用の補助金等の御提言もいただいているところでございますけれども、方法は別といたしまして、行政としてできることを模索していかなければならないというふうに考えているところでございます。

 以上です。



○日沼昇光議長 松井議員。



◆松井邦男議員 率直に、甘かったのではないかと思います。こういった国庫補助金が減額されることは、当然、フィーダーに入る段階でもっと詰めておくべきものだと思うのです。特に人口計数によって減っていくということで、人口計数の算出の仕方を見たときに、減ることはわかっているわけだから、そういう点で、国も、当然、運輸局も交通問題の協議会に加わっているわけですから、そういうこともあらかじめ言ってもらわなければ、我々は、先ほど話したように、それを当て込んでやってきたと。その結果、年々減って、当初1,200万円が600万円台に落ち込んで、それ自身が、市の持ち出しもふえる云々につながったわけですから、そんな意味では、そもそも言えば、交通協議会というのは一体何だったのかなと。今のフィーダーからもとに戻ったわけですから、そういうことからすれば、もっとやっぱりそういう精査の仕方、詰め方が、これは結果論ですけれども、もっときっちりとされるべきものだったし、そういう点では甘かったと。当然、今の循環線、本町は別にしても、ほかの部分での循環は、高齢者、地形からすれば、当然、苦情が出るのは当たり前なわけで、その辺をいろいろと調査、実証時間は若干の期間しかなかったわけで、その辺で実証試験のあり方もいかがなものかと思っていますけれども、そういう点も今後の一つの教訓にされるべき課題ではないかと思います。

 もう一つお伺いしたいことは、前から言われている芦別温泉線における温泉の待ち時間の問題について、これがどういうふうに解消されていくのかということも大変関心を持っているわけで、同時に、これにかかわっては、振興公社のホテルのバスの活用問題もあるわけです。この点について、どのようなことになっていくのか、お伺いします。

 もう一つは、これについて、地域の利用者に対する説明会も計画されているわけですけれども、率直に言って、これはこういうふうになりますから了解してくださいという形のものではないかと思うのです。本来は、いつも毎回、いろいろな機会で申し上げていますけれども、まちづくり基本条例というのは、市民に対する情報公開と、参加と協働ということで、芦別もまちづくり、さまざまな課題に取り組んでいるわけですよ。

 そういう観点からすれば、この問題も、大幅な変更ですから、もっとやっぱり方針を出す前に、それは交通協議会に町内会の方も参加していることはしていますけれども、実際、関係する地域においては、大幅な変更になるわけですから、一部、いいところもありますし、本町地域では、ひばり団地だとか、3か4、ばっさりなくなるわけですから、その辺含めて、事前にそういった市の考えなり、それから地域のいろいろな声も踏まえながら、そういう話し合いを進めていくべきもので、結果的に言えば、決まったことを、とりあえずこうやらざるを得ないから了解してくださいということでは、説明会というのは何なのさということになってしまうのではないかと思うのです。

 そんな意味で、その説明会についてどんなお考えで臨まれるのかということと、いつごろ、どのぐらいの地域でやられるのか、その辺も聞かせてもらいたいと思います。

 その際に、当然、大幅な変更ですから、いろいろな資料も出されて、例えばこの間、始まる前と始まった後で、それぞれの主要な地域の乗降状態だとか含めて、きちっとした説明もされるだろうし、それから、この間の補助金方式から委託に変わるわけですけれども、それがどう市の持ち出しがあったかということを含めて、そういった資料を当然丁寧に説明されると思っているのです。その辺含めて、あわせて説明会の時期、場所も含めて、お考えを聞かせてください。



○日沼昇光議長 市民課長。



◎津幡俊昭市民課長 松井議員からの再度の御質問にお答えを申し上げます。

 まず、前段の御質問と重複するかもしれませんけれども、フィーダー系統を導入したことに伴って、地域公共交通会議の中でいろいろと議論を重ねて、その中に、当然、運輸支局のほうからも委員さんに出てきていただいているわけでございますけれども、そういった中にあって、補助金の額が半分強にまで減額してきた。あらかじめその辺については情報を収集し、将来的に国勢調査の人口等も減少していくというのが目に見えている中で、もう少し将来こうなるということを、先を読むというのでしょうか、そういったことをとるべきではなかったのかといったことでございますけれども、結果として、先ほど申し上げましたように、1,200万円の補助金が655万円にまで減額してくるという結果になってきているわけでございますけれども、その当時につきましては、具体的にどうなるという情報もない中でスタートしてきたものでございまして、我々といたしましては、当初の1,200万円、社会情勢等が変化するに当たって、新たに申請を上げるところについては、もちろん減額されるであろうと。しかしながら、それまでにこの事業に乗っかった部分については、現状ベースを維持できるという認識のもとで進んできたわけでございます。先ほども申し上げましたけれども、結果として見込みが甘かったと言われてしまえば、返す言葉はないわけでございますけれども、そういった形で進んできたということでございます。

 それから、芦別温泉線について、これまでの議会の中でも再三松井議員から御質問、御提言をいただいてきたわけでございますけれども、今回、この路線の見直しに当たりまして、温泉線3便の温泉での待ち時間というのでしょうか、温泉での入浴時間、これが、現状は1便、2便の間が非常に長く、2便と3便の間が非常に短い、利用者にとってはなかなか利用しづらい状況になっているというお話も再三いただいてきているところでございます。

 これにつきましては、今回、見直しの中で、確定ではございませんけれども、1便、2便、3便、その間の現地滞在可能な時間というのは均等になるような形で、今、見直す方向で時刻の検討を行っているところでございます。これにつきましては、行って帰ってくるまでの間、およそ2時間程度という中で、均等になるように、今、事業者と時刻の詰めを行っているところでございます。

 それから、三つ目にございました、今回の大幅な見直しに関して、もちろん地域に入っての説明会をという御質問でございましたけれども、この説明会につきましては、9月に入りましてから実施をする予定で、今、調整をしているところでございます。

 その説明会の中で、実際に集まった方から、いろいろな意見であるとか要望であるとか、そういったものを吸い上げた中で路線を見直していく、あるいは系統を見直していく、そういったことが本来ではないのかという御提言がございましたけれども、これらにつきましては、関係団体の代表の方に入っていただいて、地域公共交通会議を組織させていただき、その中で議論、検討させていただいてございますので、最終的にはそこで一定の方向性を出したものを地域におろして、住民の方に理解を求めるという形をこれまでもとらせていただいておりますし、今後もそういう方向でいきたいというふうに考えてございます。

 ただ、その中で、出された意見を全て、それはもう決まったから無理ですということではなく、例えば時刻であれば、細かな時間の調整というのは可能だというふうに思いますし、前回のフィーダー系に見直した際についても、若干の時刻の変更等については行ってきたわけでございますので、今回、これから地域に入って説明会を行う中で、どういった要望が出るかというのはわかりませんけれども、その中で、対応できるものについてはもちろん対応していかなければならないというふうに考えているところでございます。

 また、その説明会に当たりまして、細かな資料を参加者の方に提示をして、状況について説明をするべきだという御指摘をいただいたところでございます。まさにおっしゃるとおりだというふうに思います。これまでの運行、乗車人員、収益、こういったものも説明会の中で提示をさせていただきながら、今回の変更に関しての説明をさせていただきたいと思ってございますので、御理解を賜りたいと思います。

 以上です。



○日沼昇光議長 松井議員。



◆松井邦男議員 市長にお尋ねしたいのだけれども、いわゆるまちづくり基本条例に基づいてのいろいろな住民との対応の問題で、いろいろな時間的なタイムラグもあったりして、時間どりは難しいのでしょうけれども、基本的に条例に基づいて、住民に対する情報の共有だとか、市民の参加だとか協働ということは、うたい文句にしないでほしい。あらゆる可能性を尽くして、その立場からいろいろな諸手続を進めてもらいたいと思います。

 今ほど、公共交通会議には確かにいろいろな関係団体が入っています。それは確かに有識者かもしれないけれども、しかし、やっぱり地域に住んでいる方々がメインですから、そういう点では、多少時間を先取りしながら、踏まえながら対応して、やっぱり住民との合意の中で進めていかないと、いつも簡単に言えばトップダウンみたいな形で進めていくことで、果たして我々に掲げたまちづくり基本条例は何なのかということになるわけで、それはやっぱり原点に立ち返って、これからいろいろ病院もありますし、例の振興公社問題もありますし、そういう点では、そういう立場を貫くべきだと思うのですよ。その点について、市長の思いを聞かせていただきたいと思います。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 松井議員の御質問にお答えをさせていただきます。

 市長の率直な思いと、こういうことでございますし、まちづくりについて、市民にどうあるべきかと、こういう趣旨の御質問であろうかと思います。

 これまで市民交通会議等で議論をされる、こういうことで、企業側も、あるいは北海道の交通担当部局、国の国土交通省の交通関係部門等の御意見も頂いているところでありますが、やはりこの路線はなくすものではない、このバスは続けていかなければならない。今、課長から御説明がありましたように、高齢化に伴う免許の返納、こういうことも含めまして、私は守っていかなければならないものと考えてございますし、ただ、残念なのは、国の補助金が年々減額されていく。地域の交通をどう国がお考えなのか、こういうことについても若干の気持ちは持ってございます。

 市民に対しましての対応でございますが、今後、事業者との細かい路線、時間、その他、路線が大きく変わるわけでありますが、これにつきましても、待ち時間の問題、あるいは経費の問題、その他を協議をしつつ、交通会議の中で議論をされつつ、最終的な部分と、こういうふうに受けとめておりますし、市民に対しましても、乗降客が減少していることも理解をいただきますし、やはり利用されての維持ということも大事なことでございますので、今後、まちづくり、市民の対話の際には、その辺の事情も説明をしながら、市民の皆様方の御協力もいただく、こういうことでの御説明を申し上げながらつくっていきたいと、そういうふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 松井議員。



◆松井邦男議員 私が申し上げたのは、まちづくりの基本条例に立ったまちづくりを進めてほしいということなのですよ。要するに、時間はかかるけれども、やっぱり市民たちで情報の共有だとか、協働だとか、参加という問題を、やっぱりあらゆる節々で貫いてもらいたいということを申し上げたので、今、今回のきらきらバスにかかわっては、先ほども担当の課長が言われました。それはもうわかっています。ただ、その経過を見たときに、いろいろな時間的なやりとり、大変厳しいものがあるけれども、基本はそういうものを貫かなければ、何のためのまちづくり基本条例なのかということなのです。ただうたい文句は言うよ。しかし、実際のやっている行政の展開が必ずしもそうなっていないのではないかと思うのです。やっぱり形式的すぎるという感じがするのです。だから、本当に市民を主人公にするのであれば、そういった点で、やっぱり情報を提供する、それから参加、協働というのは、仕組みをきちっと、あらゆる課題、今の交通問題はそれも当然ですけれども、公社とか病院問題含めて、あらゆる行政課題があるわけですよ。やっぱり市民にとって大きな課題を取り上げるときには、そういうまちづくりのルールというか、それを守ってもらいたい、貫いてほしいということを申し上げたので、今の交通問題についての市長の見解を求めたわけではありません。それよりも、これからまちづくりのルールとして、それを貫徹すべきだと思うので、その辺の考えをお伺いしたのですけれども、どうですか。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 再度の御質問にお答えをさせていただきます。

 まちづくり基本条例の関係をとり進める、こういうことについては、そこにいろいろな部分で芦別の将来をどうするかということでうたわれている、これを実行していく、こういうことでございます。現在も27年度、28年度は振興の年ということでありますから、いろいろな部分で御提案を申し上げまして、議会にも御理解をいただいた部分もございますし、今後、29年度に向けましても、ことあるごとく、まちづくり基本条例との絡みについては、職員と協議をしながら、どの部分でどう先行していくのか、どの部分はどう持っていくのか、こういう市民ニーズもどのように把握するのか、こういうことも含めて進めていこうと、そういうことで今現在取り組んでいるところでございまして、今後とも議会のほうには御提言を申し上げますので、また御意見等受けながら、まちづくりの基本条例に沿った内容で進めていきたいと、そんなふうに考えているところでございますので、御理解をいただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 ほかにございませんか。

 北村議員。



◆北村真議員 今回、半年分で1,400万円程度の委託料を支払うということですけれども、これ、5年間の長期継続契約で行うときに、この5年の間で芦別市の人口が何人ぐらいになっていて、そのとき、今の例えば利用率でいくとどのぐらいの運賃収入があって、そうなったときに、市の負担が5年後どの程度になっているのかということは御試算されているのかということが1点と、この5年間の間、そういう利用者数が減っていくことが予想されていく中で、運行時間とか本数とか、ダイヤの部分の変更というのはどのように行われるのか、行われないのか、どのように決めていくのかということを教えていただきたいなと思います。



○日沼昇光議長 市民課長。



◎津幡俊昭市民課長 北村議員からの御質問にお答えを申し上げます。

 5年間の長期継続契約の中で、これから先、5年先、芦別の人口等を含めた社会情勢がどのように変わっているのか、それに基づいて運行の収入その他、こういったものについて試算をしているのかという御質問でございましたけれども、具体的な中身について、人口が幾らになって、利用者が5年後このぐらいになって、運行収入がここまで落ちるであろうという試算は、正直申し上げまして、現段階ではしていないところでございます。

 にもかかわらず、5年間の長期継続契約という部分で、5年先、社会情勢が大きく変わるにもかかわらず、今の運行の便数であるとか、収入であるとか、そういったものを現状のまま維持していくことによって、将来的にこのバスの委託に係る経費負担の部分、そういった御心配をいただいての質問の趣旨だというふうに理解をさせていただいたわけでございますけれども、この5年間というのは、あくまでも市内の路線バスを5年間運行していただきますということでの長期継続契約でございます。

 この長期継続契約にしたという意味、目的でございますけれども、このバス運行をするに当たって、事業者としては、それ相応の設備投資等を行ってバスを運行することになるわけでございます。これを例えば1年で、また次の年、また1年というふうにすることによりまして、実際に運行を担っていただく事業者の側にとっては、果たしてこれはどこまでやっていけるのだろうかという不安が生じてくるものだろうというふうに思ってございます。その不安がどういう形で影響してくるかというと、結局のところ、投資した分の回収のために経費がふえる、あるいはもっと言えば、疑心暗鬼の中で運行することによって、あってはならないことですけれども、安全面での費用負担を抑えたりということで、重大な事故が起きる、そういった可能性もゼロではないのだろうかというふうに思っているところでございます。そういった部分を解消するために、5年間というふうな期間の担保をすることで、少しでも安心して利用しやすく、事故のない、そういった形で運行していただければという思いから、5年間の長期継続契約をさせていただいているところでございます。

 今、北村議員から御心配の中で御質問いただいたわけでございますけれども、ただ、5年間、当然、社会情勢というのはがらっと変わってくるのだろうなというふうに自分も認識しているところでございます。この今決めたものそのもので5年間いく、これがコンクリートですよというふうにはできないというか、ならないというふうに、担当者の立場ですけれども、思っているところでございます。もっと言うならば、利用者がいなくなった地域に今と同じような形で5年先もバスを走らせるのかということになれば、それはそうはならないというふうに思います。ですから、あくまでも今現状で5年間の期間は定めますけれども、その中で、中身の見直し等については、契約書の中には、必ず甲乙協議をすることによってと、1項目必ず入っているわけでございます。その中で対応をしてまいりたいと。その時点、時点、現状に合った形で運行をするような形にしていきたいというふうに担当者のレベルとしては今考えているところでございます。

 以上です。



○日沼昇光議長 北村議員。



◆北村真議員 今日も新聞のほうにも載っていましたけれども、中頓別町でインターネットを使った乗り合いタクシー、ああいう形の事業を、実証実験を始めるみたいな記事もあったりして、きっとこの地域公共交通というのは、芦別だけではなくて、日本各地で課題となっている部分だと思うのですけれども、そういうどこでも課題になっているからこそ、新たな何か別な形の地域公共交通のあり方みたいなことが確立されていく可能性というのもなくはないと思うのです。

 そうなったときに、例えば5年で長期継続契約を行っている場合に、ほかの形のもの、もっといいものがあったということが、例えば公共交通会議はまだ残っているのですよね。その中で出た場合にも、5年間の縛りがあるから、ほかのことはできない、そういう議論になってしまうのではないのかなと考えているのです。

 今、課長が言われた、長期で契約して、設備投資の部分を見てあげたりとか、安心・安全に運行してもらうというのは、あくまで何社かある中でそれを行うのであれば、そういう懸念もわかるのですけれども、今回だって1社と契約をしているわけですから、1社しかなくて、その会社と契約しているわけですから、5年ということにする必然性というか、その必要性というものが、僕としては余り感じられないのですけれども、そこの点に関して御説明いただけないでしょうか。



○日沼昇光議長 市民課長。



◎津幡俊昭市民課長 再度の質問にお答えを申し上げます。

 今ほど北村議員からございましたように、公共交通に関する問題というのは、芦別市にとどまるものではなく、全国各地、共通の課題を抱えているというのはおっしゃるとおりだというふうに認識をしてございます。

 その中にあって、時代の変化に応じて、今の路線バスの方式、そうではなくて、今、一つ、今日の新聞に載っていた無料の乗り合いタクシーも出していただきましたけれども、例えば方法の一つとして、そういった方法を芦別で取り入れたほうがいいのではないかと、そういった住民の方、あるいは地域公共交通会議の中での声が上がったときに、5年間という形で今の路線バス運行をするという契約をしていた場合、そこにシフトを変えていくことが難しいのではないかということでございますけれども、これも一方的に市のほうからこうしますということではないですけれども、そこにつきましては、同じ委託の中で、方法の変更というのでしょうか、もちろん相手があることですから、相手との協議、了解というのは必要になってまいりますけれども、そういった中で、その時代に応じた形での変更シフトというのでしょうか、そういったものもやっていくことは可能ではないのかなというふうに思ってございます。

 ただ、今言われたように、事業者が、ここは今、1カ所しかない中で、こういった契約をするわけでございますけれども、シフトを変えるに当たっても、恐らくはその事業者さんにお願いをするという、そこのところはそうしなければならないというふうには思いますけれども、そのやり方、方法としては、変更が全くできないということではなく、双方、協議をする中で、その時代、時代に合った、利用者の実態に合った方法にチェンジしていくというのは可能ではないかというふうに思っているところでございます。

 以上です。



○日沼昇光議長 ほかに御発言ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、議案第72号の質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第72号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、本案については、委員会の付託を省略することに決定をいたしました。

 これより、討論に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、討論を終了いたします。

 これより、議案第72号を採決します。

 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、本案は、原案のとおり可決されました。

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△閉会宣告



○日沼昇光議長 以上で、今期臨時会の会議に付議された事件は全て終了いたしました。

 これをもちまして、平成28年第7回芦別市議会臨時会を閉会いたします。

 御苦労さまでございました。

(午前10時38分 閉会) 











    上記本会議の記録に相違ないことを証するため、





   ここに署名する。









     芦別市議会議長   日 沼 昇 光





     署 名 議 員   瀧   仁 美





     署 名 議 員   石 川 洋 一





     署 名 議 員   大 鎌 光 純