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北海道 芦別市

平成28年 第5回定例会 06月21日−03号




平成28年 第5回定例会 − 06月21日−03号









平成28年 第5回定例会



                 平成28年第5回



             芦 別 市 議 会(定 例 会)会 議 録



              第3日目(平成28年6月21日)

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 (午前10時00分 開議)





△開議宣告



○日沼昇光議長 これより、本日の会議を開きます。

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△一般質問



○日沼昇光議長 日程第1 一般質問を議題とし、前回の議事を継続いたします。

 これより、瀧仁美議員の質問に入ります。

 ちょっと待ってください。議場の中暑いようですので、上着取っていただいても結構だと思います。質問者もどうぞ。

 瀧仁美議員。



◆瀧仁美議員 おはようございます。新星クラブの瀧仁美でございます。

 まず初めに、九州熊本地方で起きました大地震では、実に多くの方が犠牲になられました。改めまして心中よりお悔やみ申し上げますとともに、家屋が倒壊し仮設住宅での避難生活を余儀なくされている大勢の皆様に対しましても、一日も早い復興が国主導のもと、オールジャパンで進むことを期待しております。

 それでは、通告書に基づき質問をさせていただきます。

 まず初めに、交通安全対策の推進について伺います。

 最近、新聞やテレビで高齢者の方による自動車事故がよく見られます。中でも、アクセルとブレーキの踏み間違えによる事故が珍しくありません。自分はまだ大丈夫と思っていても、事故を起こすドライバーが後を絶たないのが現状のようであります。

 道警によりますと、15年に道内で発生した死亡事故168件のうち、高齢者が起こした事故は46件で、27%にもなります。しかしながら、定期的に病院等に通わなくてはならないなど理由があるにもかかわらず、バスなどの公共機関が通っていないなどの理由で、多少不安があっても移動手段として、みずからが運転せざるを得ないという方も大勢いるのかもしれません。

 そこで伺います。行政として、住民サービスの一環として、高齢者の方が免許を自主返納した場合に、何らかの支援ができないものでしょうか、市長の見解を伺います。

 次に、振興公社の経営について伺います。

 平成27年度の決算が、昨年度に続き巨額の赤字決算となり、市からの借入金も総額2億2,000万円となるなど、現状としては経営戦略的にも、まさに岐路に立たされていると言わざるを得ません。斬新な経営改革を望むところであります。

 しかし、最近の私に入る評判は決して悪くはありません。料理については、以前に比べ格段によくなったと聞きますし、入浴施設やレストランの半額セールについても上々の評価を得ています。

 最近の報道で、近隣の施設が期間限定ではありますが、1泊2食付を200人限定で五千数百円で売り出したところ、昨年に続いて20分で完売したとのことであります。芦別温泉も市民にはもちろんのこと、近隣のお客様にも愛されるよう努めていっていただきたいと思います。

 そこで何点か伺います。入浴施設及びレストランで、半額セールを始めて半年が経過しましたが、来館者の数は、前年度と対比してどうなりましたか。入浴施設において半額デーを開始するに当たり、民間施設には当初から影響はないとのことでしたが、実際に影響はありませんでしたか。

 特に、食事の半額デーの日は、レストランが満員になるほどの盛況と伺いましたが、利用者の反応をどのように感じておりますか。

 ポイント5倍デーを月に4回実施していますが、平日と比べると入り数はどうなっていますか。また、今後、利用者に対するサービスについて、どのような展開を描いていますか。

 また、今後、スターライトホテルを核とした芦別温泉の経営のあり方をどうしていくのか、9月までには一定の方向を示したいとのことでありましたが、現時点でお示しになれる点があれば、一端でもお聞かせください。

 最後に、このたび専務取締役に市の前監査役でありました湯浅氏を起用されましたが、市長は、現実的にどのようなことを期待しておりますか、市長の率直な見解を伺います。

 次に、公園施設等の適正な維持管理と再整備の推進について伺います。

 公園施設等を安心・安全に利用するため、定期的定期点検、遊具やトイレを計画的に改修するほか、清掃や草刈り等の維持管理に努めるとあります。市民の憩いの場であり、子供たちが安心・安全で遊べる公園等は大切な市の財産であり、適切な維持管理を願うものであります。

 そこで何点か伺います。平成14年ころ、北大通において、桜の木植樹100本イベントを行っていましたが、現在も継続されているのでしょうか。また、継続されていないとすれば、何年から何年まで実施して、植樹の総数はどのくらいになるのでしょうか。また、そうであれば継続できなかった理由は何だったのでしょうか。

 どうしてこのようなことを聞くかといいますと、私自身、このイベントの趣旨に賛同し、1本植樹をしました。市の貴重な財産となったこのような樹木を、適正に管理していただきたいと、切に望むものであります。

 最後に、市内の公園等に藤棚が設置されている藤の木が何箇所かあると聞きましたが、どこどこにありますか。また、それらの藤についてはどのように管理されているのか、実情を伺います。

 次に、防災対策の推進について伺います。

 防災対策の充実については、昨年12月の一般質問でもさせていただきましたが、今回発生した熊本地方の大災害を踏まえ、再度お聞きします。

 このたびの災害でも発生直後から、国内外よりたくさんのボランティアに加え、食料品を初めとする救援物資が大量に送られてきました。しかし、現場では、どこの避難所に何が必要で、どのくらい必要なのか情報が共有されず、スムーズに被災された方々の手元に届きませんでした。これでは残念ながら、東北での大災害を教訓として生かされているのか、少し不安な気持ちで見守っていたところです。

 そこで改めて伺います。本市においては、昨年策定した避難行動要支援者避難行動支援プランに基づき、行政と地域が一体となって避難体制を確立するとあります。現時点において、緊急時に必要な非常食等の備蓄等についての現状況及び今後の予定を伺います。

 以上で、一旦私の質問終わります。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 −登壇−

 瀧仁美議員の一般質問にお答えします。

 初めに、高齢者が運転免許証を自主返納した場合の支援についてですが、道内でも免許証を自主返納した高齢者が、通院や買い物の足を失うことで、日常生活に支障を来すことを防止するために、バス、タクシーの利用券を交付している自治体や運賃の割り引き、格安定期券の発行を行っているバス事業者が一部ございます。

 しかし、運転免許証を自主返納した人だけが、公共交通機関の運賃助成や割り引きを受けられるのは不公平だという御意見や、支援を行うには公共交通の地域間格差の解消を図る必要があるという御意見があるのも事実であります。

 一方、昨年、交通安全対策本部会議の席で、助成制度を検討してはどうかとの御提言もいただいておりますし、高齢者の割合が今後さらに上昇していく中で、この問題は高齢者の交通事故防止の観点からだけではなく、公共交通路線のあり方と利用促進の観点も含め、総合的に検討しなければならない課題であると考えております。

 次に、入浴施設及びレストランでの半額デーについてですが、まず、芦別温泉と星遊館の入館半額デーについては、昨年11月から毎月の第2、第4日曜日を入館料金半額として実施したところですが、ことし5月には全ての日曜日を対象に半額としたところであり、この間の入館者は、星遊館で6,464人であり、前年同期比で163.5%となっています。また、芦別温泉のこの間の入館者は3,367人であり、前年同期比で207.8%となっています。

 芦別温泉スターライトホテルのレストランのランチタイムの半額フェアについては、昨年8月からことし5月まで実施したところですが、この間のランチタイムの利用人数は4,024人で、1日を通した利用人数では4,871人となり、前年同期比で301.1%となりました。

 次に、芦別温泉と星遊館の半額デーの実施による民間施設への影響についてですが、実施に当たり、市内の民間公衆浴場と打ち合わせを行い、市内公衆浴場においては日曜日は営業していないことから、影響はない旨の確認をとっており、半額デーの実施後においても、特段、影響がある旨の連絡は受けておりません。

 次に、レストランのランチタイム半額フェアの利用者の反応についてですが、毎回、非常に多くのお客様に来ていただき、料理の内容についても好評価を得たものと聞いております。また、半額フェアの開催により、多くのお客様に料理を味わっていただき、最近は、スターライトホテルの料理の評価も高まってきていると聞いております。

 次に、芦別温泉と星遊館で、毎月1日、11日、22日、26日に実施しているスターチケット5倍デーについては、平成23年4月から実施しているところですが、サービスのない日に比べて若干の入館者の増にはなっているものの、大きな差はないとのことでございます。

 次に、利用者に対する今後のサービスの展開についてですが、レストランのランチタイム半額フェアについては5月で終了しましたが、入浴施設の入館半額デーとスターチケット5倍デーについては、利用者の確保と拡大に向け継続して実施しています。現時点では、利用者に対する料金割引サービスを内容とした新たなサービスやイベントの実施予定はありません。

 次に、芦別温泉の経営のあり方に関する現時点での考えについてですが、芦別振興公社のあり方について、指定管理者の変更や施設の転用、売却なども選択肢としつつ、方策を立てることとしているところであり、他市町における温泉施設の管理・運営方法の聞き取りなどを実施し、検討を進めているところです。

 次に、昨年11月以降、欠員となっていた専務取締役を配置したことについて、新たな専務には、社内管理の対応をお願いするとともに、社長とともに社員を取りまとめ、一丸となって経営改善と収入増に向けた営業活動を進めていただくことを期待しております。

 次に、北大通において、桜の木植樹100本イベントを現在も継続されているかについてですが、御質問の植樹につきましては、芦別市開基110周年・市政施行50周年記念植樹を契機に、北大通にエゾヤマザクラを植栽してきたものですが、北大通の植樹の可能なスペースが埋まったことから、現在は実施しておりません。

 次に、継続されていないとすれば、何年から何年まで実施して、植樹の総数はどれくらいなのかについてですが、芦別市開基110周年・市制施行50周年記念に当たる平成15年度の植樹が36本、平成16年度は36本、平成17年度が15本、平成18年度が17本で、4年間の植栽総本数は104本となっております。

 次に、継続できなかった理由についてですが、北大通の緑地帯の空きスペースや将来の枝張りを考慮し、約100本の桜の木の植樹計画として事業を進めてきてところですが、平成18年度に計画本数に達し、植栽のできるスペースがなくなったため、事業を完了したところでございます。

 なお、現在は、植樹したエゾヤマザクラの適正な管理を行うとともに、何らかの理由で枯れた木については、適宜補植を行っているところです。

 次に、市内の公園における藤の木の植栽箇所及びその管理状況についてですが、市内の公園で藤棚が設置されており、藤の木がある公園は、双葉公園、みやもと公園、こがね公園、みどり公園、ひまわり公園、こばと公園、啓南公園、やよい公園、上芦別三条公園、豊岡農村公園の10カ所となっております。

 なお、公園以外での北大通の緑地帯に2カ所、藤棚と藤の木があり、合計で12カ所となっております。

 また、それらの藤の管理につきましては、おおむね3年に1回、枝張りの状況を確認しながら、剪定を実施しているところでございます。

 次に、避難体制の確立及び非常食における備蓄の状況についてでありますが、初めに、避難体制の確立につきましては、6月6日に開催されました芦別市防災会議において、避難行動要支援者の安全確保を図るための観点から、芦別市防災計画について所要の改正を行い、今後におきましては、防災計画と避難行動要支援者避難行動支援プランに基づき、救助体制について地域と行政が一体となって、円滑、かつ、迅速な対応を図ってまいります。

 次に、非常食等における備蓄の状況でございますが、食料品として白米が400食、水が2リットル入りの保存水108本、生活必需品として寝袋400個、毛布326枚、防災用資機材としてポータブル発電機5台、ポータブルストーブ3台、ポータブル投光機8台などを備蓄しておりますが、必要とされる防災用の物資や資機材につきましては、市民の安心・安全を確保する観点から、速やかな対応を図ってまいります。

 なお、市の備蓄以外にも、市内のコンビニエンスストアやスーパーマーケットと、災害時における食料品などの応急生活物資の確保に関する協定を締結していることから、災害時には速やかに民間の力もおかりして、必要な物資の確保を図ってまいりたいと考えております。

 以上で、瀧仁美議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。



○日沼昇光議長 瀧仁美議員。



◆瀧仁美議員 ありがとうございました。何点か、再度お聞きさせていただきたいと思います。

 初めに、交通安全対策の推進について、再度お聞きいたします。

 市内における高齢者と言われるドライバーはどのくらいいらっしゃるのか。また、その中でさきにお聞きしたとおり、免許を自主返納した場合に、通院などのために交通手段がないと言われるような方は、どのくらいいらっしゃるとお考えでしょうか、まずその辺からお聞きします。



○日沼昇光議長 市民課長。



◎津幡俊昭市民課長 瀧仁美議員の再度の質問にお答えを申し上げます。

 市内における高齢者と言われるドライバーの数でございますけれども、平成27年12月現在の数字ということで、芦別警察署のほうからいただいてございます数字によりますと、12月現在、65歳以上の免許所有者が2,729名いらっしゃるということでございます。

 また、その中で免許を自主返納した場合、交通手段がない方がどのくらいいるのかという御質問でございますけれども、大変申しわけございませんけれども、具体的な数字というのは現在把握していないというところでございます。しかしながら、今現在、芦別市内にございます公共交通機関、主にJR、それからバスでございますけれども、そういった最寄りの駅、あるいは停留所、こういったところから離れた地域にお住まいの方が、一般論的な答弁になりますけれども、こういった交通手段がない方というのに該当するのではないかというふうに考えているところでございます。

 以上です。



○日沼昇光議長 瀧仁美議員。



◆瀧仁美議員 さらには、その中において、交通手段がない中において、自主返納というのを考えている方は、どのぐらいおられると思われるのか、ぜひとも一度その実態調査を行っていただきたいと、そのように思います。その上で、現状に合わせた体制を再度考えてみるというのはいかがなことかなと思いますけれども、どうでしょう。



○日沼昇光議長 市民課長。



◎津幡俊昭市民課長 ただいま瀧仁美議員から、こういった自主返納を考えている方に関する実態調査を行った上で、今後の施策について考えていってはどうかという御提言をいただいたわけでございますけれども、行政といたしましてもどのくらいの数の方が、実際に免許証の返納を考えているかという調査を今まで行ったことはございません。したがいまして、今、どの程度の方がそういった考えを持っているかというのも把握していないところでございます。

 今、高齢化のほうが進みまして、人口の約43%が65歳以上の高齢者ということになってございます。免許保有者についても、2,700名ほどいらっしゃるということですので、そういった方々に関しまして、免許証返納に関する調査を行うと。その結果によって、今後の方策を考えていくということも必要なことであろうというふうに考えますので、今後は、その方法等について検討してまいりたいというふうに思ってございます。

 以上です。



○日沼昇光議長 瀧仁美議員。



◆瀧仁美議員 最近の報道で、近隣の市町ですけれども、高齢者が免許証を自主返納した場合に、3年間使えるタクシー券を5枚支給するという自治体が報道に載っておりました。確かに、自主返納された方だけが、交通機関の助成等を受けるのは、ちょっと不公平ではないでしょうかという意見もあるかと思います。しかしながら、ぜひとも一度、実態調査を行っていただきまして、現状を一度把握してみていただきたいと、そのように思っております。これは要望でございます。

 以上で、交通安全対策に対する再質問終わります。

 続きまして、振興公社について再度伺います。

 まず初めに、利用者に対してあれだけ好評でありましたレストランランチタイム半額フェアを、5月いっぱいで終了したということでありますけれども、前年比で300%もの利用があったのに、どうして急にやめられたのか、その理由をお聞かせください。

 あわせて、その期間のレストランの収支的な内容どうだったのか、あわせてお聞きしたいと思います。



○日沼昇光議長 商工観光課長。



◎?橋俊之商工観光課長 瀧仁美議員の御質問にお答え申し上げます。

 まず、このレストランのランチタイムの半額フェアというのは、それまでスターライトホテルの料理の評価が下がってきていたと、このような実態がございまして、それを少しでもお客様に足を運んでいただいて、食べていただいて評価を回復をしたいと、このような目的のもとで始めていたものでございます。ですから、一定程度、最近、議員からの御質問にもございましたとおり、料理の評価も高まってきているというふうに聞いているというようなお話もございましたが、そういう背景を含め、一旦5月いっぱいで終了するというようなことになったものでございます。

 なお、この間の収支につきましては、昨年の8月から今年5月いっぱいまでの実績でもちまして、32日間実施をいたしまして、前年の同期比に比べまして、金額で言いますと200万円ほど、率で言いますと202.7%の増収といいますか、売り上げの増があったと、このように報告を受けてございます。

 以上でございます。



○日沼昇光議長 瀧仁美議員。



◆瀧仁美議員 ということはあれですか、料理の質が上がって、お客様に認められたからもう半額フェアはしなくとも、お客さんに認められたから来てもらえるのではないかという、そういう公社の判断ということでよろしいですか。



○日沼昇光議長 商工観光課長。



◎?橋俊之商工観光課長 再度の御質問にお答えを申し上げます。

 一定程度、確かに足を運んでいただく回数がふえ、料理の評価が高まってきたと、これはいろいろな部分での事実だろうというふうに考えてございます。

 今回、この段階で終了したというのは、今後、こういう取り組みをしないということではなくて、一旦お客様の状況をまた改めて把握をさせていただいて、新たに例えば要望があったりそういうものがあれば、そういうことも取り込んでいくための期間として一回終了したと、このような理解をしているところでございます。

 以上です。



○日沼昇光議長 瀧仁美議員。



◆瀧仁美議員 ぜひ、この半額フェアにつきましては長期間置かないで、一月ぐらいのスパンで、前月比対比どのようになっていくのか、ぜひ推移を見ながら考えていっていただきたいと、そのように思います。

 次に、入浴施設の入浴料の半額とスターチケットの5倍デーについては継続していくとあります。入浴施設の半額については、5月の日曜日を全て半額にしたようですが、今後の進め方をお聞きしたと思います。



○日沼昇光議長 商工観光課長。



◎?橋俊之商工観光課長 御質問にお答え申し上げます。

 入浴施設の半額につきましては、5月については毎週の日曜日について半額ということで取り組んでみたいという、振興公社のほうからの申し出もございまして、実施について市のほうとしても了としてやったところでございます。ただ、5月以降につきましては、以前の第2、第4日曜日のこれについても半額デーということで、以前の形に戻しまして実施を続けていくというふうに聞いているところでございます。

 これについても、やはり今後のお客様のニーズですとか、あと季節的に夏になるとお客さん、入館者も減るというようなそういうような状況もあるというふうには聞いてございますので、その辺でどのような取り組みを進めていくか、これについてもそういうお客様の状況を見ながら、振興公社のほうとも検討をしてまいりたいというふうに考えてございます。

 以上です。



○日沼昇光議長 瀧仁美議員。



◆瀧仁美議員 わかりました。

 それでは、市民はもとより近隣の利用者に対しての信頼回復をしていただき、お客様に戻ってきていただくというのが最善の目標であるというふうに、市長は明言されておりました。しかしながら、今後、利用者に対する料金割引を内容とした新たなサービスやイベントの実施の予定はないとのことであります。これでは、さきに明言されていた市長の発言と、整合性がとれないのではないかと思いますが、市長の意見をお伺いしたいと思います。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 瀧議員の御質問にお答えをいたします。

 今、?橋課長から御答弁申し上げました内容のサービスは継続をしてまいりますが、正直な話、私と社長の間では、確かに市民の方に一定程度料理、あるいは温泉の入浴に対する健康といいますか、温泉としての提供これらがある程度市民周知には成功した、そういうふうに感じているところでございまして、やはり今後利益を追求と、こういうことも大事なことだというところでは、社長といろいろ話をしていますが、やはり温泉の人気というものはあるので、その部分のサービスは継続をしていきますと。

 それでまた、今、瀧議員から御提案の形でありました、サービスデーは大変好評を得ていると。レストランの半額フェアも好評を得ているということでございますが、やはり一定程度お休みと言ったら変ですが、また再度どういうふうなことをしていかなければいけないのかと。お客様に喜んでいただくと、こういう部分での検討期間も必要であると、こういうことで休みをいただいるところでありますが、今後、このサービスのイベント、イベントとしてのサービスの実施につきましては、さらに振興公社のほうと十分打ち合わせをしながら、何らかの、どういう方法がいいのかと、こういうことも十分検討しながら取り進めさせていただきたいと思いますので、御理解をいただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 瀧仁美議員。



◆瀧仁美議員 わかりました。

 ちょっと戻るのですけれども、5倍デーのときの入館者が微増というお答えだったのですけれども、具体的に微増はどのぐらいなのか、数字わかりますか。



○日沼昇光議長 商工観光課長。



◎?橋俊之商工観光課長 御質問にお答えを申し上げます。

 5倍デーの実施の際の数字の関係なのですけれども、まず、芦別温泉におきましては、昨年の8月から今年5月までのデータということで、御了解をいただきたいと思いますけれども、この間、営業日数が269日間ございまして、5倍デーを実施した日は、その間、38日間ということでございます。通常営業、半額デーの実施の日もございますけれども、この間の通常営業日が215日間で、その通常営業日の日の入館者が2万1,075人、1日当たりにしますと、98人平均ということになるかと思います。

 また、5倍デーの実施の日については、38日間でございまして、この間の入館者が3,747人、1日当たりで平均しますと、98.6人ということでございますので、0.6人ほど多いということなのですが、ほぼ大きな変化がなかったということでございます。

 また、星遊館のほうにつきましては、営業日数が276日間で、この間の通常の営業日が221日間、入館者が4万3,311人、1日当たりにしますと、196人ということになります。5倍デーの実施日については39日間で、この間8,091人の入館者がございまして、1日当たりの入館者で申しますと207.5人となりまして、こちらのほうについては約11人ぐらいの増加と、率にしまして5.9%ほど入館者がふえているというふうになってございます。

 以上でございます。



○日沼昇光議長 瀧仁美議員。



◆瀧仁美議員 わかりました。

 それでは、次に、市民を初めとする利用者に対して、末永く愛されるような施設として継続していくために、近隣の施設と比較して星遊館の入浴料は100円ですが、高く設定されておりますのが、このことについてはどのようにお考えでしょうか。



○日沼昇光議長 商工観光課長。



◎?橋俊之商工観光課長 瀧仁美議員の御質問にお答えを申し上げます。

 星遊館の入浴料についてですけれども、確かに近隣の施設に比べて100円ぐらい、高くなっているというような状況にあるかと思います。中には、長沼ですとか、南幌、それから美唄ですか、この辺については同じぐらいの値段の設定ということになっているのですけれども、星遊館の入浴料につきましては、市の条例において上限額ということで設定をさせて、1,200円という、それは高い、もっと高い値段なのですけれども、そういう上限額を設定しておりまして、その中で振興公社のほうにおいて利用料金という形で設定をして、今現在、600円というふうになっているところでございます。

 入館料を下げるとどの程度、入浴者とか利用者の伸びにつながるかというのは、ちょっとやってみないとわからないという部分はあるのですけれども、その辺、入浴料金を下げることによって収入のほうについても下がっていく可能性もございますし、現在の星遊館芦別温泉を利用されるお客様が、どうしても減少傾向にあるとこういう中において、単に入館料を下げるというようなことだけで対応が可能なのかどうなのか、これはこれらのことを含めて、やはり検討していく材料になるものというふうに考えてございます。

 以上です。



○日沼昇光議長 瀧仁美議員。



◆瀧仁美議員 わかりました。

 半額デーにおいては、前年対比で163%の伸びと、5倍デーにおいては伸び率が5%と。僕、行くときには5倍デーなんか、もっともっといっぱいいそうな感じするけれども、数字的にはそんなものなのですよね。どちらにしても利用者にとっては、そういうサービスは大変魅力のあるものだと思います。

 利用料金なのですけれども、たかが100円と言いましても、近隣の施設に合わせるという意味もあります。料金を早急に見直すというのではなくて、利用者に対するサービスの一環として、期間を限定してでもちょっとやってみると、調査してみるというのはいかがなものかと思います。仮に利用率が120%、2割伸びれば、2割以上伸びれば100円下げても、採算はとれるということになるかと思いますので、一度、実施してみては、市民の声を聞いてみてはいかがかなと、そのように思います。

 それでは次に行きます。

 御存じのとおり、近隣の自治体はもちろんのこと、道内においても温泉施設がないという自治体はほとんどありません。利用者というのは、家族でどこの温泉に行こうかとなったときに、何らかの魅力のある施設を選びます。料理、施設、施設の清潔度、利用料などさまざまでありますが、何とか芦別に目を向けていただけるような新しい取り組みを進めていっていただきたいと思います。利用者に対して、喜ばれる新しいアクションを早期に起こし、客離れにつながらないように対策を打つことが喫緊の課題ではないかと思いますが、改めて市長の見解を伺いたいと思います。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 瀧仁美議員の御質問にお答えをいたします。

 今、料金的なサービス、そういうことで振興公社もやっているところでございますが、今、御提言のありましたように何か新しいイベントと、こういう部分では、私どもがそれぞれの温泉をいろいろ調査をしている段階での、やはりいろいろなイベントを開催しながら集客をしていると、こういう情報も得ているところでございますので、今後、どのようなイベントがお客様に喜んで利用していただけるか、こういうこともあわせて方向性を決める反面、やはり健全な経営に持っていくと、こういう考えは崩してはございませんので、その辺につきましても検討をするよう振興公社に指示をいたしますし、私もいろいろなところの部分、そういうものの情報収集をしながら話し合いを進めていきたい、そんなふうに思っているところでございますので、御理解いただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 瀧仁美議員。



◆瀧仁美議員 きょうの新聞に、空知管内における昨年度の観光客の数字が載っておりました。これは日帰りと宿泊を合わせた数になるというふうに載っておりました。総数では0.8%の伸びで、2年ぶりの増ということでありました。

 各町が伸び悩んだり減っている中、二桁の伸びを示したのは2市町で、栗山が112.3%、トップが芦別で85万6,300人で、前年対比128.1%のことです。大変すばらしいことであると思います。この伸びた要因は何か、どこにあるのか精査し、当市にとって利益になるように十分に検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○日沼昇光議長 商工観光課長。



◎?橋俊之商工観光課長 瀧仁美議員の御質問にお答え申し上げます。

 本日、北海道新聞さんのほうで、空知管内における観光客の入り込み数ということで、速報値という形で掲載をされておりました。この中で、当市が85万6,300人というような観光客の人数になって、報告をされているところでございます。昨年に比しまして、議員がおっしゃるとおり、128%ぐらいの伸びがあったということでございます。

 この内訳といいますか、ふえた要因という部分なのですけれども、実はけさの新聞の報道の中にも若干記載があったのですけれども、調査時点のふえた市町もあるということで、まさに芦別の場合は、調査地点を平成27年度から平成26年度に比べてふやしたということがございまして、その分の人数が大きく伸びたような形になっているところでございます。

 このふえた数字といいますのは、道の駅の公衆トイレの使った方の数字をプラスしていることですとか、あるいはあそこの鯛焼き屋さんがあるのですけれども、鯛焼き屋さんの利用者の買い物されたお客様の人数を集計に加えたと、これが大きな要因でございまして、そうしますと、実数といたしましては、実数といいますか、延べの数といたしましては、ほぼ変わっていないというのが実際でございます。

 なお、この調査地点をどこに設定をするのかというのを、各市町に任せられているところでございまして、今回についてはそのような地点をふやしたということに伴って数字がふえていると、このようなことでございます。

 以上でございます。



○日沼昇光議長 瀧仁美議員。



◆瀧仁美議員 何かよくわからないのですけれども、ということは、宿泊とか日帰りとか関係ない数字も入っているというふうにとらえていいのでしょうかね。何かすごく喜んだのですね、あの新聞を見たらね。そんなにふえたのに、どうして芦別温泉ふえていないのかなと思ったのだけれども、実はあそこで鯛焼き買っている人の人数もチェックされている、わかりました。

 最後に1点だけ、公園等の適正な維持管理についてでありますが、市民の憩いの場であり、子供たちが安心・安全で遊べる場所が公園であります。また、公園等に植栽されている樹木等は、市の貴重な財産であります。藤の木の管理につきましても適正に管理されているようですが、市民の方からは何年も咲いたところを見たことないなど、話を聞いたことがあります。今まで以上に適正に管理をしていただいて、市民の心が和むような公園にしていただきますようお願い申し上げます。これはお願いです。答弁は要りません。

 以上で、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○日沼昇光議長 これをもちまして、瀧仁美議員の質問は終了いたしました。

 この際、11時まで休憩をいたします。

午前10時47分 休憩

  ───────────────────  

午前11時00分 再開



○日沼昇光議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 一般質問を継続いたします。

 次に、石川議員の質問に入ります。

 石川議員。



◆石川洋一議員 それでは、改めておはようございます。新星クラブ、石川洋一でございます。

 まずは、4月14日以降に起きました熊本県熊本地方を震源とする地震により、亡くなられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様、その御家族の方々に対しましても心よりお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。

 それでは、通告に従い質問をさせていただきます。

 観光振興について、芦別健夏山笠の動員についてお伺いをいたします。

 昨年の6月定例会の会派の代表質問で、大橋代表より、観光イベントの充実についてお話をさせていただきましたが、改めて健夏山笠に絞ってお伺いをいたします。

 健夏まつりのメイン行事の一つである健夏山笠ですが、その歴史をたどりますと、平成元年に振興会が設立されて、今年度で28年目を迎えます。774年の伝統を誇る博多祇園山笠は、博多の総鎮守・櫛田神社の奉納神事であり、国の重要無形民族文化財でもあります。博多祇園山笠振興会より、「北の山笠」として全国で唯一認められたのが芦別健夏山笠です。

 山笠行事に携わってきた参加人員を見ますと、平成22年度まで舁き山が五つあり、参加人員も600名前後であります。平成23年度より舁き山が三つとなり、昨年度の参加の人員は429名と、舁き手も10年前に比べると、200名近く減少しております。あわせて沿道での観戦者も、年々減少傾向にあります。

 山笠の舁き手を集めるのも各流で努力されており、行政からも市長を初めとする多くの市職員も、市流として参加をされております。年々、山笠にかかわっている舁き手の方も年齢がスライドするだけで、人員の確保に苦慮されているのが現状ではないでしょうか。私も30歳から山笠行事にかかわり、24年間、瞬間人口を祭りでふやすことに努力をしてきましたが、個人で人を集める大変さを改めて感じているところであります。

 昨年の6月の定例会でもお話をさせていただきました「訪れてみたいと感じる魅力ある観光のまちづくり」についてであります。答弁では、従来の通過型ではなく、観光客に本市に滞在してもらい、さまざまな経験を通じて、市民と交流する本市の滞在交流型の観光プログラムを構築を目指し、民間の方と連携をしながら取り組みを進めていく必要があると、答弁をいただきました。まさに、山笠は体験型の本市に滞在していただける観光事業ではないかと、改めて感じました。

 さらに、主催団体だけでなく、まち全体で取り組む姿勢として企業にお願いをし、祭りの日は休日にするぐらいの仕掛けができないでしょうかともお尋ねをいたしました。具体的な答弁はありませんでしたが、改めて市長にお伺いをいたします。

 本市の滞在交流型の観光プログラムの進捗状況と企業に対しての働きかけについて、どのようにお考えかお伺いいたします。

 また、ことし6月1日に「24市町オール空知で魅力発信」と道新に掲載をされておりました。全国誌「北海道生活」の八木編集長が基調講演をされておりました、地域創生協議会に市長も参加されていたと思いますが、協議会の中でたとえとして、自分のまちに温泉がなくても隣まちの温泉を紹介すればいい。近くのまち同士が声をかけ合い連携する「オール空知」の考え方が、互いを豊かにすると、強調された記事が掲載されておりました。まさに人口減少化の今、ターゲットを空知に絞り、協調するところはもちろん必要ですが、譲るところは譲り、互いに協力し合うまちづくりのため、近隣の市町村に声をかけ合い、まちを盛り上げる必要性を感じます。

 まちの活性化は祭りからと、林市長市政のときによく言っておられましたが、市長みずからトップセールスとして、空知管内にターゲットを絞り、芦別の観光PRをすべきと考えますが、この1年間の観光集客についてどのように取り組まれてきたのか、お伺いをいたします。

 続いて、健夏まつりの開催時期について御質問いたします。

 健夏まつりの開催日は、7月の第3土曜日からの2日間であります。山笠行事としては1カ月前から、各流の詰所づくりが始まり、御神入れの日曜日から追い山まで、実に2週間をかけての行事であります。千人踊りに関しましても、衣装づくりから随分早い段階で準備を進め、多くの市民が取り組まれております。ここ4年間は連続で千人を超える多くの市民の参加と、沿道には多くの見物客が祭りを盛り上げております。たくさんの時間をかけている健夏まつりを、もっともっと多くの市民と観光客に見ていただきたいと思います。

 先ほども触れましたが、空知管内にターゲットを絞り、入り込み客数をふやすために祭りの開催時期について、提案をさせていただきます。非常にもったいないと申しますか、隣まちの赤平市の火まつりと健夏まつりの開催日が一緒であります。赤平市の火まつりは7月の第3日曜日と伺っております。このため行事が重なることが多く、隣まちでありながら健夏まつりに携わっていますと、赤平市の火まつりを見ることができません。

 2012年、暦のいたずらといいましょうか、1週間開催日がすれたことがあります。火まつりを見に行ったことがあります。非常に多くの方が来場されており、芦別市民、高校生もたくさん見かけました。初めて見た火まつりの感想はすごく活気があり、盛り上がっていて、仕掛け方がうまいと感じました。隣まち赤平市との祭りの開催時期がずれると、お互いに祭りに参加でき、入り込み客数もふえるのではないでしょうか。もちろんまちの行事ですから、すぐに時期を変更するというのは難しいのかもしれません。山笠もあと2年で30周年を迎えます。振興会では30周年に向け特別委員会を設け、現在、取り組まれておりますが、30年に向けて開催時期の検討をされてはいかがでしょうか。例えば、赤平市長とざっくばらんに意見交換をしてみてはいかがでしょうか、市長の考えをお伺いいたします。

 続いて、スポーツ施設整備について、市営のテニスコートについてお伺いをいたします。予算委員会でもお話をさせていただきましたが、テニスコートについてお伺いいたします。

 昨年度から、芦別中学校の女子ソフトテニス部が中体連全道大会の団体戦で準優勝し、山形県で開かれた全国大会に初出場され、今年度は、ダンロップ杯、ミズノ杯と、昨年に続き全国大会に出場されております。現在の芦別のテニスコートの環境を見ますと、芦別中学校に設置されているコートは、クレーコート2面であります。

 本市のテニスコートの現状を見ますと、勤労者センターの横にクレーコートが3面、上芦別199番地にラバーコートが2面、野花南町にハードコート1面、油谷にはラバーコート6面、ハードコート2面と認識しております。芦別市全体で、実にテニスコートは16面のコートが設置されておりますが、クレーコート及びハードコートは、最も疲労感が強いコートであります。現在は、オムニコートが主流で、1990年代に急速に普及し、日本における公営コートはほとんどが、この砂入り人工芝のコート・オムニコートとなりました。天候に左右されないという点においても、他の種類のコートを圧倒しており、真の意味での全天候・オールウェザーコートといえます。雨の多い日本において、頭痛の種だった大会運営の負担が飛躍的に軽減されたそうです。

 また、公式テニスと軟式テニスの共存が日本のテニスにおける特異な事情ですが、その妥協点としての存在でもあります。隣まちのテニスコートの設置状況を見ますと、赤平市は市営のオムニコート4面を所有しており、使用料として1面1時間300円、市外の方では450円の使用料を取っており、ハードコート3面は無料であります。砂川市においても、市営のオムニコート8面の施設があり、1面1時間200円の使用料を取っており、両市ともナイター設備も完備しております。全国大会はもちろん、全道大会においても主催されるテニスコートは、オムニコートであります。

 そこでお聞きします。今後、市営のテニスコートをオムニコートに改修する考えがないのか、市長に、再度お伺いをいたします。

 続いて、総合体育館の整備についてお伺いいたします。

 平成12年秋に総合体育館が供用して、早16年がたちます。16年の歳月を感じさせない使用感ですが、その間、さまざまなスポーツ事業が開催されております。清掃等もしっかりやられており、体育館を利用した際は、いつも感心をさせてられております。しかしながら、昨年度の体育館の使用人数を伺いますと、年間6万4,000人の方が使用されており、体育館の床を見ますと、現状、ささくれ等めくれ上がった床を目隠しテープにより、フロアーを補修されております。

 言葉で言っても通じませんので、パネルを用意しました。確認していただくと、こういった形でささくれを防止していると、後ろも同じですから。壁も数カ所破損している場所も見受けられ、継ぎはぎの応急措置といった感じに見えます。近隣の体育館では、唯一、観客席が1階からの体育館で、サブアリーナを含めると3面を所有する体育館であります。

 まち・ひと・しごと芦別総合戦略にもうたっております合宿の里事業の推進においても、全日本、実業団クラスや一般・学生チームのスポーツ合宿を初め、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックに向けた事前合宿を受け入れる合宿事業を推進し、交流人口の拡大による経済波及効果により、地域活性化に資する合宿宿泊施設の充実とあります。であるならば、総合体育館の整備はすぐにでも、着手すべきではないのかと思いますが、市長の考えをお伺いいたします。

 続いて、なまこ山総合運動公園について伺います。

 今年度、北海道中学校体育大会、第55回北海道中学校サッカー大会が8月2日から4日までの3日間、なまこ山総合運動公園を会場として開催されます。また、3年前からラグビーの練習試合として、札幌・小樽・旭川・富良野からの高校生が山笠期間に日程を組まれ、練習試合と山笠に参加する高校生が本市を訪れております。やはり芝の上でプレーをしたいとのことです。現在、その会場となる芝生広場A・Bの芝生の整備がされておりますが、広範囲にわたり芝生のはげている箇所が見受けられます。これもパネルを用意しました。こういう状態ですね。8月の大会に向けて、現在、部分的に補修をしているようですが、今後の維持補修についてお伺いいたします。

 陸上競技場と芝生広場を拝見しましたが、明らかに密度の違いがあるように見えましたが、原因はわかっているのでしょうか。他市にはない自然芝3面の競技場は、本市の売りであり、ぜひトップセールスのセールストークとして、PRすべき施設と思いますので御提案いたします。市長の考えをお伺いいたします。

 御答弁の内容により、再度、質問させていただきます。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 −登壇−

 石川議員の一般質問にお答えいたします。

 初めに、滞在交流型の観光プログラムの進捗状況についてですが、大橋議員の御質問にも答弁申し上げましたが、江別4大学と地域おこし協力隊との連携による農家での収穫、スターウオッチングなどの体験を内容とするプログラムの磨き上げに取り組んでいるほか、本市での滞在時間を持つことができる体験プログラムを模索しているところです。

 健夏まつりのメイン行事の一つである健夏山笠へ参加をしていただくことも、体験プログラムの一つになり得るものと考えており、ツアーとしての企画を組むまでには至っていませんが、市の広報紙やホームページ等で千人踊りへの参加者の募集とあわせて周知しているところです。

 また、企業にお願いして、健夏まつりの日を休日にすることについてですが、市内企業においては、それぞれの実情に合わせた勤務体系や休日の体系がとられているものと考えておりますので、対応については、各企業の皆さんの判断によるものと考えております。

 次に、トップセールスとして、空知管内に絞った芦別観光のPRの取り組みについてですが、空知管内においては、各種会議や集まりの機会を通じて、行政関係者などに声かけをし、また、道内外での会議や集まりがあった際には、参加されている関係者に対し、本市で行われるイベントや自然環境、観光施設等の紹介をさせていただき、本市への訪問をお願いしてきたところです。

 次に、健夏まつりの開催日についてですが、石川議員の御指摘のとおり、赤平市の火まつりと日程が重なっているところであり、特にメイン行事の一つである健夏山笠と、火まつりのたいまつリレーから始まる火文字の行事の時間が重なり、集客の面ではお互いに、デメリットとなっているものと感じています。開催時期を変更することによって、本市への集客だけでなく、赤平市への集客にも寄与することが考えられますので、何らかの機会をとらえて、改めて赤平市長と意見交換してみたいと考えております。

 以上で、石川議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。

 なお、残余の部分につきましては、教育長より御答弁申し上げます。



○日沼昇光議長 教育長。



◎福島修史教育長 −登壇−

 石川議員の一般質問にお答えをいたします。

 初めに、市営コートのオムニコートへの改修についてでありますが、市内にあるテニスコートは、クレーコートとラバーコートがほとんどであり、全道規模のテニス大会では、近年、主流となっております砂入り人工芝コート、いわゆるオムニコートはないところです。

 このような現状から、市内の小・中・高校生など、市民の皆さんの練習環境の改善という観点から、市営テニスコートの一部をオムニコートに改修することの御提言につきましては、理解するところではありますが、改修につきましては、既存のテニスコート改修時に課題点として想定される経費面と、その財源確保対策や管理運営方法などを整理・精査をした上で、検討させていただきたいと考えております。

 次に、総合体育館の整備についてでありますが、総合体育館は供用開始後16年を経過しようとしており、これまで平成20年度及び24年度にメインアリーナとサブアリーナの全面ワックス塗布を実施しているころであります。

 しかしながら、経年によるフロア劣化が見られることから、利用者のけが防止のためテープで補修をし、また、壁の破損部分も補修を行っている状況にあります。今後、ふぐあいが生じ、市民の皆さんの利用や大会・合宿での利用者の支障になるようなことが発生した場合においては、必要な修繕を実施してまいりたいと考えております。

 次に、なまこ山総合運動球技場の芝生の今後の維持補修についてでありますが、球技場は多くの市民の皆さんのスポーツ・レクリエーションの場となっており、また、各種スポーツ大会や合宿会場として広く利用されていることから、良好な状態を維持して多様なニーズに応えていくことが必要不可欠であります。

 本年度、著しく支障を来している一部分について、芝の張りかえを実施しておりますが、その際に調査したところ、表土層が経年劣化により透水性が損なわれ、芝生の育成不良の原因となっていることが判明いたしました。この調査結果に基づき、今後に向けて良好な状態を保っていくためには、抜本的な改善策が必要であると考えております。

 したがいまして、どのような手法による改善策が現実的なのか、費用面も考慮した上で十分な検討を行い、今後、一定の方向性を導いてまいりたいと考えております。

 以上で、石川議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。



○日沼昇光議長 石川議員。



◆石川洋一議員 それでは、再質問をさせていただきます。

 健夏山笠の動員について、先ほど質問でも言いましたが、舁き手が10年前と比べると、200名近くの減少をしております。答弁いただいた市の広報紙・ホームページ等で、参加者の募集をしているとありますが、私の体験上、締め込みをするに拒否反応を起こし、なかなか山笠には参加していただけません。どのように参加者をふやしてきたかといいますと、山笠にかける熱い思い、気持ちを伝えることです。男気に訴えることができなければ、参加人員はふえません。また、子供のころから祭りに参加をさせることです。広告を出しただけでは、思いが伝わりません。

 今年で3年目を迎える、他市からのラグビー部の高校生が、なまこ山で練習試合をして山笠に参加をしております。この間、毎年、100名を超える高校生が祭りに参加をしていただいております。沿道には引率の父兄も多く見受けられます。もちろん地元芦別高校の生徒も、部活単位で山笠に参加をしております。感想を聞いてみますと、非常に楽しんで山笠に参加していただいていると認識をしております。一人の先生に思いを伝えたことによって、実現した実例です。ちまたでは、30年で山笠は終わるのではとの声を聞きます。

 そこで再度、質問をいたします。市長、舁き手の減少についての危機感はお持ちですか。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 舁き手の減少の危機感は、そのスタート時は5基あったと、こういうことでございますが、それぞれ舁き手の減少、いろいろな問題で3基になったところでございますが、やはり私としては、今後、この3基は大事にしていかなければいけないと、そんなふうに思ってございますし、盛り上がると、そういうことではやはり3基は一生懸命走って、沿道のお客さんを楽しませていただきたいと、そんなふうに思っているところでございますが、今、石川議員のお話にもありましたように、男手、男気に訴えるしかないと、こういうことでございますが、その点につきましては十分理解をできるところでございますが、やはり初めて、ではこういうお祭りに参加しようと、そういうことがお見えになったとしても危機感というか、その部分での抵抗感というのは確かにあるのかなと。大勢で来ていただければ大丈夫ですし、山笠の着がえの場所まで行くと、何となくその気になるというか、そうかと、そういう気持ちにもなるのかなと、そんなふうに思ってございます。

 ただ、今、危機感を持ってはございますが、市がインターネット、市のホームページ等で募集をしても無理があるのではないかと、こういうことでございますが、今年は既に山台づくり等は始まってございますので、早急にと、改めた手法を用いることについては、今年度はちょっと無理かなと思いますが、終わってから、それぞれ山笠部会の反省会というか、山笠部会でのいろいろなそれぞれの山の代表者が集まっての会議・反省会等もございますので、その中でまた有効な御意見をいただきながら、行政としての対応も図ってまいりたいと、そのように思っているところでございますので、御理解いただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 石川議員。



◆石川洋一議員 私は、栄流に24年間、山笠に携わっております。仲間と一生懸命に舁き手を集めてきました。芦別市に瞬間人口がふえ、まちが盛り上がればとの思いからです。

 沼田町の夜高あんどん祭りのように、人口の15倍とは言いませんが、せめて2倍ぐらいになる祭りにならないものかと考えております。沼田町は、まちぐるみで祭りをつくっております。市内企業の実情に合わせた休日体系がとられているのは、理解するところですが、山笠千人踊りが芦別を代表する祭りになれば、おのずと企業が休日として参加してくれるのではないでしょうかとの思いで、質問をさせていただきました。

 そこで、先ほどありました滞在交流型の観光プログラムについて提案を改めていたします。

 本市での滞在時間を持つことができる体験プログラムを模索していると、答弁をいただきました。また、健夏山笠は、企画となり得ると理解をいたしました。まさしく健夏山笠は、体験型の観光であると思います。山笠行事は日曜日の若松取りから始まり、火曜日は祝儀山、木曜日は追い山ならし、土曜日に追い山、続いて日曜日は千人踊りと、行事が続きます。この間に芦別の観光めぐり、1日置きの行事ですから、この間に芦別の観光めぐり、スターウオッチング等を織り交ぜた観光プログラムを考えてはどうでしょうか。一石二鳥といいますか、祭りの参加者もふえ、芦別市をPRできると思いますが、いかがでしょうか。



○日沼昇光議長 商工観光課長。



◎?橋俊之商工観光課長 石川議員の御質問にお答えを申し上げます。

 今の主答弁でも申し上げたところですけれども、健夏まつりの一連の行事、特に健夏山笠について、体験プログラムの一つにというような御提案を改めていただいたところでございます。

 主答弁でも申し上げましたけれども、実際に山笠のどの行事の部分を体験の中に組み入れていけるのかというようなことについては、今後、山笠の振興会のほうの皆さんとも具体的にお話をさせていただく場面を設けていただいて、協議をしていかないとならないだろうなというふうに考えてございます。

 行政のほうの立場としましては、実施主体であります山笠の振興会の方が振興会のほうで、この行事この行事にこういう受け入れを、あるいは体験プログラムを組みたいというようなお話をいただいた後に、その間で観光協会なり行政の側で、どういう間の体験のものを埋めていけるか、こういうようなことも踏まえて一つのツアーといいますか、何日間かのプログラムということで、構築をしていかないとならないのだろうなというふうに考えてございます。

 そのような意味からも今後、具体的に振興会さんのほうからその提案をいただいたような中で、考えてまいりたいと思っておりますので御理解をちょうだいしたいと思います。

 以上でございます。



○日沼昇光議長 石川議員。



◆石川洋一議員 ありがとうございました。

 確かに、事業主体は振興会がございますので、その中でいろいろ山笠行事については検討されているというふうに思いますが、ぜひとも本当に各流、人材に困っております。ですから、そういったことを行政の方も理解をしていただきまして、一人でも多くの方が山笠に参加できるよう、お声かけは行政の方もできますので、そこをやっていただければなというふうに思います。

 続いて、観光PRのトップセールスについての御答弁をいただきました。

 昨日も、議会の中で人脈づくりの話をしておりましたが、集まった場所でイベントや自然環境等の紹介をするのは当たり前でございます。いかに今野市長を理解してくれる人のつながりをつくること、人と人とのつながりは、回数を重ねてつくることではないでしょうか。そういう意味では、先ほど答弁していただいた言葉が、余りにも簡素化しすぎていて、伝わってきませんでした。

 先日、滝川市の松尾ジンギスカン60周年記念祝賀会に参加をしてきました。来賓として稲津代議士初め、北洋銀行頭取、滝川市長はもちろん地元でありますから参加をされ、砂川市長、赤平市長、多くの空知管内の関係者が出席しておりました。芦別市からは、私を含め3名の出席であります。実は松尾ジンギスカンは過去に、健夏まつりに出店をしていただいております。空知管内での行事にアンテナを立て、トップセールスとして飛び込んでいくことが必要ではないかと感じました。お考えあれば、お伺いいたします。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 答弁で、十分私の思いは出ていないとこういうことでございますので、お話をさせていただきたいと存じます。

 トップセールス、そういうことでは私はいろいろな部分でお話をするということがありますが、広い場所でのところでいろいろな方にお会いをしながらざっくばらんなお話をする、そういうところでは一生懸命お話をしますが、いろいろテーブルに座って学校方式ですと、なかなか開始・終了といってもその後、なかなか皆さん方とお話する時間というのは取れないのが事実でございますが、いろいろな部分でそういうお招きをいただいた時点では、これまでも特別なことがない限りはほとんど出席をさせていただいて、いろいろなお話をさせていただいているところでございますし、今後もその姿勢については変わらずにやっていきたいと思っているところでございます。

 そんなことでの部分では、いろいろなそんなこととかあんなことで、言葉足らずで申しわけございませんが、集まり、こういうものはしっかり大事にしていきたいと思いますし、私も少しずつ認知度が、認知をしていただける方もだんだんふえてきたかなと自分でも思っていますので、今後、一生懸命そういうことも含めて観光、特に観光ですとか出版社、放送局、そういうところの一緒になったときには、一生懸命今までもしてきましたし、今後も一生懸命食らいついていろいろなお話をするような態勢をとっていきたいと、そのように考えてございますので、御理解いただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 石川議員。



◆石川洋一議員 ありがとうございました。

 会議に参加する、多くの会議に参加されているということであります。市長という立場から、大変忙しいのかもしれませんが、実は僕もそういった会議で私語になるかもしれませんけれども、終わった後に飲みにケーションということを大切にします。それで人間関係をつくって、今度また飲もうやというような形から、全然、今まで会ったことのない方と名刺交換をしながら飲んで、その人の人柄を知るといいますか、ということに心がけているのです。ぜひともそういったことを、市長自身も大変忙しいのかもしれませんがやっていって、今野市長というのはこういう人だということを、周りにわかっていただければなというふうに思います。

 それでは、先ほどの健夏まつりの開催日についてですが、平成元年から今までの28年間、何度も聞いており、市民が思っていることでもあります。ぜひ、赤平市長との意見交換を早急にしていただき、行事を変更することは時間がかかることだと思いますので、よろしくお願いをしたいなというふうに思います。

 続いて、テニスコートについて、再度お伺いをいたします。

 オムニコートの改修するための財源確保はと、必要性は理解するところですが、既存のテニスコート改修時とありましたが、現在、改修が必要と考えるコートがあるかどうかお伺いいたします。



○日沼昇光議長 体育振興課長。



◎長野周史体育振興課長 お答えをいたします。

 16面という部分での市のテニスコートという部分でお尋ねがございましたが、教育委員会社会体育施設として維持管理してございますのは、本町テニスコート3面及びこの16面からはちょっと漏れてございますが、上芦別の球場の近くにございます上芦別テニスコートが2面ございます。ここの2カ所の社会体育施設のテニスコートにつきましては、例年の維持補修こういったもの以外に改修計画は、今のところ持ち合わせてございません。

 以上でございます。



○日沼昇光議長 石川議員。



◆石川洋一議員 ありがとうございます。

 今、言われたとおり、市内に実は16面もテニスコートがあります。そろそろ利用状況を把握して、精査する必要があるのではないかな、むだなところを残しておくというのも、これまた市の費用負担になるわけですから、そういったところも合わせて、検討していただければなというふうに思います。

 続いて、総合体育館の整備について、再度質問させていただきます。

 これまでに、平成20年度及び平成24年度に、全面ワックス塗布をされておりますが、過去の経過からすると、今年度はワックス塗布をする時期ではないでしょうか。また、定期的に維持管理が必要と思いますが、お考えをお伺いいたします。



○日沼昇光議長 体育振興課長。



◎長野周史体育振興課長 お答えをいたします。

 主答弁でもお答えを申し上げてございますが、これまでのフロアワックスの経過、あるいは現状からして極めて近い将来、全面的なワックス塗布の時期に来ているものというふうには考えてございます。フロアの良好な維持管理のために、計画的、定期的なフロアのワックス塗布を実施して、良好な状態を保持してまいりたいというふうに考えてございます。

 以上です。



○日沼昇光議長 石川議員。



◆石川洋一議員 改めて、せっかくつくってきましたので、確認をしていただいて、こういった状況であるということを、先ほど言いましたように、全日本クラスが来たり、民間でもいろいろ使われているわけですから、ぜひとも早期に改修というか、やっていただければなというふうに思います。

 実は今年度7月末から、第34回北海道小学生バレーボールサマーキャンプが予定をされております。子供たちが、フロア劣化でけがをすることのない状態なのかなというのは、非常に危惧するところでございます。ぜひ、ふぐあいの生じる前に、対応していただければと思います。

 最後に、なまこ山運動公園競技場の芝生について再質問をさせていただきます。

 抜本的な改善策が必要であると答弁をいただきましたが、ネット上で調べて見ますと、根本に立ち戻って是正するさま、地上に見えている草や葉っぱを切り取っても根が残っていると、また根が出てきます。根の部分からごっそり抜き取るように、もとから絶つことを言いあらわした言葉で、その場限り、一時しのぎではない根本的な解決といった意味で理解してよろしいでしょうか。



○日沼昇光議長 体育振興課長。



◎長野周史体育振興課長 お答えをいたします。

 先ほど、主答弁でもお答えをいたしましたが、表面の芝生のすぐ下の表土層の部分、こちらのほうが経年劣化によりまして水はけの劣化を起こしております。また、そのことによって芝生の根腐れ、こういったことが発生し、芝生の育成不良を起こしておりますことから、表土層の入れかえや芝生の吹きつけ直しも含めて、費用面、工期、そういったものを十分検討した上で、抜本的な改修を実施したいというふうに考えております。

 以上です。



○日沼昇光議長 石川議員。



◆石川洋一議員 ありがとうございます。

 せっかくですから、もう一度見ていただいて、こういった状態でございます。これが部分的に、横から見ると、芝生はすごくきれいに見えます。ですから、国道からなまこ山体育館なりに入っていく段階では、横ですから非常に、こんな状態であるとは誰も思わないですね。使っていくとこんな状態で、これ実はつまずいたり、転んだりするという原因としては、こういったはげている部分に足がつまずくわけですから、ぜひとも抜本的な改革というか、手直しをしていただきたいなというふうに思います。

 自然芝3面を有している競技場は他市にはない、本市の代表する施設であります。もちろん、なまこ山運動公園は、人が集まる本市の財産でもあります。定期的な維持管理と使用上のルールも、しっかり根づかせた運営をしていただきたいと思います。



○日沼昇光議長 体育振興課長。



◎長野周史体育振興課長 申しわけございません。先ほど、再質問の答弁の部分で、一部訂正をさせていただきますが、最後の部分で、そういった抜本的な改修の部分で費用面、工期も十分検討し、改修を実施してまいりたいということで答弁申し上げましたが、実施してまいりたいというふうに、今後、検討を進めることを考えてございます。

 以上でございます。



○日沼昇光議長 石川議員、いいですか。



◆石川洋一議員 よろしいです。

 以上で、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○日沼昇光議長 これをもちまして、石川議員の質問は終了いたしました。

 昼食休憩とさせていただきます。

午前11時47分 休憩

  ───────────────────  

午後 1時00分 再開



○日沼昇光議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 一般質問の議事を継続をいたします。

 次に、大鎌議員の質問に入ります。

 大鎌議員。



◆大鎌光純議員 それでは、早速、通告に従い質問させていただきます。

 最初に、道の駅のWi−Fi環境の整備についてお伺いいたします。

 私は、昨年9月定例会一般質問において、Wi−Fiスポットの整備についてお伺いしました。内容は、芦別市内のさらなるインバウンド観光客や東京オリンピック・パラリンピック合宿の誘致を推進するために、芦別市内の観光スポットなどに、公衆無線LANサービスの提供を幅広く始めてみてはどうでしょうかと質問させていただきました。

 答弁では、観光地においてWi−Fi環境が整っていることは、当然のような状況となってきており、観光客の情報収集や情報発信のためには、欠かせないものと考えておりますので、導入に向けて検討してまいりたいとの大変前向きな答弁でした。

 芦別市まち・ひと・しごと総合戦略の中で、道の駅などの主要な観光施設や市役所にWi−Fi環境や多言語表示の整備を初め、利用しやすい環境整備とサービス展開を充実し、国内外の観光入り込み客数の増加を図りますとしっかり書かれておりますが、Wi−Fi環境の整備について、道の駅を除いては、いまだに予算措置もされておりません。このことについて、話し合いを持たされたことがあるのかないのか、お伺いします。

 予算措置がなされていない状況で、いつの時点で整備するつもりがあるのか、また、整備はしないのかお伺いします。

 次に、道の駅の加工室の整備についてお伺いします。

 農産品の加工室は、今、全国の農産品生産地において多く見受けられるように思いますが、道の駅に加工室があるのは、そう多くはないと思います。芦別の産業の6次化に向けて、なくてはならない施設ではないでしょうか。私は、その加工室が余り機能していないような気がしています。元来の目的とは異なる使い方をされているような意見を聞くこともあります。もともとは芦別で生産される農産品等々を加工して、新しい商品をつくるための研究の意味合いがあり、目的外使用が多くて、各種団体や個人が使用したいときに使用できないとしたなら、大変残念なことです。

 ですから、今や産業のマルチ化と言われる大事な時代においては、そのような垣根を取り払って、多くの方々に加工室を利用していただいて、新たな地場産品をより多く開発し、販売し、芦別ブランドを確立することが必要だと考えます。施設の老朽化や使用料の問題など、利用者をふやすために改善しないとならないことがあると思います。加工室に対する今野市長のお考えをお聞かせください。

 次に、道の駅のトイレ棟の整備についてお伺いします。

 先日、トイレ棟に行って男子トイレを見学してきました。三つある大便器のうち、一つが洋式で二つが和式でした。和式の二つのうち、一つが使用禁止になっていました。私は、女子トイレには入ることができませんので、女子のトレイについて確認をしていませんが、現在、道の駅のトイレに、ほかのふぐあいがあればお伺いします。

 芦別を含む各地の道の駅のトイレは、市外からのマイクロバスや大型バスの乗客が利用している場面が見受けられます。また、災害などが発生すると、市民を助けてくれる自衛隊の方々も多く利用されています。芦別の道の駅のトイレは、中に入ると、外観から見るイメージよりも狭く、団体客には不便さを感じさせているのではないでしょうか。

 当然、トイレ棟なので、団体客にある程度満足をしていただける施設でなければなりません。和便器の洋便器化や洗浄機つき便器の設置等々、観光客や利用者の要望に合わせた改修や整備は、重要な課題であります。道の駅トイレ棟の整備に対する市長のお考えをお聞かせください。

 次に、レストランの厨房の空調整備改修についてお伺いします。

 私の道の駅レストランに対する印象は、メニューがよく変わる印象があります。創業以来、多くの人気メニューがありましたが、営業戦略の変更や客のニーズもあるのでしょうが、気がつけば変更されていて、ガタタンを含む人気シリーズ以外に、名物と言えるメニューが定着していません。私は、その原因を考えてみました。そこで私は、労働環境に問題があるのではないかと考えました。それは厨房の環境が余りにも悪く、耐えられなく、調理人が退職してしまうからではないかと思うからです。

 厨房の環境が、退職やメニューの不確定につながるのなら、芦別市にとって大変な損失ではないでしょうか。厨房の環境を改善し、働く方々の健康を守り、意欲を高め、来ていただく方においしい芦別のメニューを提供することが、何より大切なことではありませんか。レストランの厨房の空調整備改修について、市長のお考えをお伺いします。

 次に、エレベーターの設置とバリアフリー化についてお伺いします。

 私は道の駅で、家族や介護士の方に付き添われてレストランの階段を上がって、食事をされている障がい者の方やお年寄りを目にすることがあります。私たち健常者は、行きたいときに行きたい場所に行けますが、障がい者やお年寄りは、誰かに付き添ってもらわなければ、目的地にやすやすと行けません。ですから、なおさら散歩や外食を楽しみにしているような気がしてなりません。そのことから考えたときに、現在の芦別の道の駅は、障がい者や高齢者に優しい施設とは言えません。

 車椅子の方は、エレベーターの設置やバリアフリー化がされていない2階のレストランには行くこともできません。これからは、高齢化の影響によりエレベーターやバリアフリー化を望む声は高まるのではないでしょうか。道の駅のエレベーターの設置とバリアフリー化について、市長のお考えをお聞かせください。

 次に、花いっぱい運動についてお伺いします。

 昨年に引き続き、自分の町内会で花いっぱい運動に参加させていただきました。市の環境や景観の改善、明るいまちづくり、住民同士の交流、地域の活性化など、大変意義のある事業だと、今年も思いました。ただ、残念なことに、整備のされていない植樹ますが、昨年よりもふえたように見受けられました。また、協力してくれる参加者の方も高齢化の影響か、減少傾向にあるのではないでしょうか。

 昨年6月での代表質問の中で、整備が難しいのであれば、どこかに特化して整備するのも一つの方法ではないでしょうか。ラベンダーやチューリップなど、球根類などの多年草を植樹したほうがいいのではないでしょうか。小学生や中学生などの若者や家族単位での参加者が少ないと感じており、花いっぱい運動への参加者をふやす取り組みについてお伺いしました。

 答弁では、議会や町内会の皆さまなどからさまざまな意見をいただきながら、現在、模索しているところですと答弁をいただきましたが、その後、町内会の方々との話し合いを持たれたのか、持たれたのであれば、これからの花いっぱい運動をどのような方向性で行っていくのか、お伺いします。

 また、昨年度から北大通の花壇に数種類の多年草を植栽して、生育状況や花の咲く時期及び期間、苗の価格、管理のしやすさなどを検証し、植栽場所や協力体制を含めて、方向性を見きわめていきたいとのことでしたので、まだ1年しか経過しておりませんが、どのような検証結果だったのか、お伺いします。

 恵庭市では、街路植樹ます・植樹帯管理事業助成金交付要綱があり、この要綱は、市民と恵庭市が協働して植樹ます及び植樹帯の適切な管理を行うことにより、地域の環境改善及び公共施設に対する愛護意識の高揚を図るとともに、緑豊かで潤いのあるまちづくりを推進するため、地域の団体が実施する街路植樹ます・植樹帯管理事業について、助成金を交付する事業だそうです。

 助成金の額は、除草の対象となる植樹ます、または植樹帯の面積に1平方メートル当たり82円を乗じて得た額として20万円が上限のようです。花いっぱい運動をよりよい事業にするのであるのなら、このような交付金制度も考えてみてはいかがでしょうか、お考えをお聞かせください。

 次に、市立芦別病院の医師確保問題について質問いたします。

 医師確保問題は、大変難しい問題なのはわかっておりますが、今野市長は、昨年、札幌医科大学の各講座の教室、札幌の民間病院、医師確保担当である北海道保健福祉部に、常勤・出張派遣の継続と新規派遣の要請を行っているとのことでしたが、危機感を持っていたのか疑問でなりません。今年に入って、慌てて関係各所を回っているようにしか思えないのです。外科の医師が1名退職することは、1年以上前からわかっていたことではないでしょうか。

 市立病院の医師は、外科の先生が退職するからではなく、少しでも医師をふやそうと思う気持ちがあるのであれば、就任時から精力的に医師確保に取り組むのではないでしょうか、どうも後手に回っているように思えてなりません。

 また、9月で、外科の医師が引き揚げてしまうとのことです。医師一人が退職することは、芦別市にとって人的にも市の財政にも、大きな問題となってしまいます。この1年で医師の確保ができないのであれば、市長の責任はとても重いと思います。この秋に向けての現在の医師確保状況と、医師確保のめどが立っているのか、お伺いします。

 先月、市立病院のこのような問題について、市民説明会が行われました。私も昼の部に参加させていただきましたが、説明会というよりは市民へのお願いや、市民からの苦情の場でしかなかったのではないでしょうか。また、夜の部に参加した方からは、市民は数人しか来ていなく、その大半は市の職員だったそうです。

 市長が、本当にやりたかった市民説明会だったのですか。市民の皆様に広く伝えたいのであれば、1日だけではなくほかのところでも、市民説明会を開催してもいいのではないですか。先月行われた市民説明会は、市長の満足のいく説明会であったのでしょうか、お伺いします。

 答弁をお伺いした後、再度、質問させていただきます。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 −登壇−

 大鎌議員の一般質問にお答えいたします。

 初めに、Wi−Fi環境の整備についてですが、道の駅観光物産センターにおいては、札幌開発建設部により、道路情報提供を第一の目的としてWi−Fi環境が整備され、物産センター内では、自由にインターネットに接続できる環境となり、今年3月15日から運用が開始されております。

 市役所や福祉センターなどの公共施設内におけるWi−Fi環境の整備については、今年中に設置場所や設置時期の方針を定め、平成29年度以降、順次、整備を進めてまいりたいと考えています。

 次に、道の駅農畜産物加工室に対する考え方についてですが、道の駅の加工室については、開設当時は試験研究施設として、地元農畜産物の高付加価値化による6次化を推進することにより、農業の振興を図ることを目的としてきたところですが、その後、市民にも広く開放していることから、当面、適切な維持補修等を図るとともに、利用者の利用に支障の来さないよう、加工室を運営してまいりたいと考えております。

 次に、道の駅のトイレ棟の整備についてですが、まず、使用禁止となっていた男子トイレの件ですが、これは異物が詰まり水が流れなくなったことに伴い、一時的に使用禁止としていたもので、現在は、問題なく使用できる状態となっておりますが、今後とも利用者に御不便をおかけしないよう、適切に維持管理をしてまいります。

 道の駅の整備については、これまでも御答弁申し上げているとおり、最低限の維持補修にとどめることとしており、トイレ棟の改修や整備についても財政状況を考慮しながら、さらに検討を進めてまいりたいと考えております。

 次に、レストラン厨房の空調整備改修についてですが、まず、メニューは営業戦略の変更や調理人の交代により得意とする料理が変わることに伴い、変更されることがあることは事実であります。調理人が、退職してしまうことについては、それぞれの事情によりものであり、厨房環境が悪いことが直接的な原因で、退職された方がいたとは聞いておりません。

 しかしながら、これまでも御答弁申し上げているとおり、厨房の環境は、特に夏場においては調理に伴う熱で高温となり、従業員にとって非常に厳しい環境であることは承知しておりますが、空調設備の整備改修には多額の費用がかかることが見込まれていることから、財政状況を考慮しながら、さらに検討を進めてまいりたいと考えております。

 次に、道の駅へのエレベーターの設置とバリアフリー化についてですが、レストランの利用に当たって、障がい者やお年寄りの方には、御不便をおかけしていることは承知しております。しかしながら、これまでも御答弁申し上げているとおり、道の駅の整備については、最低限の維持補修にとどめることとしており、エレベーターの設置には多額の費用がかかることが見込まれることから、財政状況を考慮しながら、さらに検討を進めてまいりたいと考えております。

 次に、花いっぱい運動の今後の方向性と北大通の花壇での多年草の試験栽培の検証結果についてですが、花いっぱい運動につきましては、協力していただいている町内会を代表する皆様と、毎年5月上旬に意見交換をしながら進めているところであり、これまでも町内会の皆様からいただいた御提言を参考にしながら、花の種類や色などを検討してきたところです。

 また、昨年から北大通の花壇に、アッツザクラやマーガレットなど4種類の多年草を試験栽培しておりますが、草丈が高く、維持管理に手間がかかるものや、開花の時期が短く華やかさに欠けるものなど、さまざまな問題があることから、今後、町内会の皆様に、これらの栽培結果をお示ししながら意見交換を進める中で、今後の植栽のあり方を見きわめていきたいと考えております。

 次に、恵庭市のような街路植樹ます・植樹帯の管理に係る交付金制度導入の考え方についてですが、恵庭市では年2回、街路植樹ます・植樹帯の草取りを実施する団体に対して、ボランティア袋を配布し、草取りを実施した面積に応じて、20万円を上限に助成金を交付していると聞いております。

 本市においては、現状、面積が大きい芦別バイパスの植樹帯は年2回、委託業務により草取りを実施しております。また、面積の小さい植樹ますについては、地域の町内会の皆様に、花の植栽と一緒に草取りも適宜お願いをしているところです。今後は、いただいた御提言も参考にさせていただきながら、費用対効果や実施可能な団体、さらには道路の里親制度との兼ね合いも含めて、町内会等と意見交換をしてまいりたいと考えております。

 次に、現在の医師確保状況と医師確保のめどが立っているのかについてでありますが、現在の医師確保の状況につきましては、北海道内だけで医師を探すのは大変難しいことから道外にも目を向け、基本的には全国を対象と考えておりますが、市民の方や本市出身者から御紹介をいただき、面談いただきましたのは東京都3件で、うち2件は本市出身者であります。また、防衛省にも防衛医科大学の関係で伺っており、埼玉県1件は、北海道瀬棚町出身者であります。

 それぞれの方にお会いして、本市が直面しております市立病院の医師不足につきまして実情を御説明し、本市へ来ていただける医師の方を御紹介いただけるようお願いしており、新たに本市出身であります医師の方を御紹介されておりますので、近く御連絡を差し上げ、お会いする予定となっております。

 また、創政会の池田議員の質問にも御答弁申し上げましたとおり、外科の大学への引き揚げにつきましては、札幌医科大学への猶予の検討をいただいているところであります。医師確保のめどにつきましては、残念ながら現時点では、よい御報告ができないことを御理解願います。

 次に、市立病院の市民説明会の開催と、市長の満足いく説明会であったのかについてでありますが、このたび開催の趣旨は、市立病院の現状を知っていただくことと、医師確保が医育大学だけに頼っていられない現状の中、人脈を通じた医師確保の方法・手段を活用するため、市民の皆さんに情報提供を求めるものでありまして、そのことは御理解いただけたものと思っております。

 確かに、夜の部は、市の職員が多くおりましたが、市職員も当然市民でありますし、一方で市職員であるがゆえに、理解し、率先して協力をしていただきたいものと願っております。昼と夕方の2部で行いましたので、もう少し多くの参加者がお越しいただければと感じましたので、十分満足とは言えませんが、一定程度の目的は達成できたものと思っております。

 なお、市民説明会の開催方法につきましては、今後、まちづくり懇談会の中でも、機会を設けてまいりたいと考えております。

 以上で、大鎌議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。



○日沼昇光議長 大鎌議員。



◆大鎌光純議員 まず、トイレ棟について再質問させていただきたいと思うのですけれども、大便器のほうが詰まっていただけで、すぐ直ったということで、それはよかったのですけれども、きのう、おととい、日曜日に行ったときに、今度、小便器のほうが使用禁止になっていたのですよ。1週間か10日の余りに、使用禁止に2カ所なっているのですね。そういうことは、やっぱりトイレ棟の老朽化というのが、一つの原因になっているのでないのかなという気がしてならないのですけれども、主質問の中にほかにふぐあいがあれば、何かありませんかという質問していたのですけれども、それと一緒にお答えいたければと思います。



○日沼昇光議長 商工観光課長。



◎?橋俊之商工観光課長 大鎌議員の御質問にお答え申し上げます。

 確かに、大便器のほうにつきましては、異物というのは、割り箸が実は入っていたというようなことがございまして、詰まっていた原因が少し究明に時間がかかりまして、その後、異物を除去することによって水が流れて、それは解消されたということでございます。

 また、先ほどお話もございました男子トイレの小便器のほうですね、これが使用禁止の状況になっていると。これは私のほうも把握をしてございまして、今、ちょっと原因についてまで承知はしていないのですけれども、早急に対応してまいりたいというふうに考えてございます。

 また、部品的な部分で、例えば取りかえがきかないような部分もだんだん製造の設置の年月から見ますと、来ている部分があると思いますので、その辺についても十分に専門の業者の方とお話をしながら、対応してまいりたいというふうに考えてございます。

 以上です。



○日沼昇光議長 大鎌議員。



◆大鎌光純議員 それでは、次は、レストランの厨房の空調整備の改修についてお伺いしたいのですが、私がレストランに行ってみると、ウエーターというのですか、ウエイトレスの方というのは、なかなか出入りが激しくないというか、やめる方がいないように思えるのですよ。厨房のほうが、やめる方が多いということは、やっぱり施設の何というのですか、働くときの悪影響というのがあると思うのですよ。

 答弁の中に、従業員にとって非常に厳しい環境であるというのがわかっているのに、何年もそのままにしているということだと思うのです。費用がかかるといっても、認めていることに対しては何か空調整備でなくてもいいけれども、何かもうちょっと風通しよくしてやるとかという整備というのは、考えられないものなのでしょうか。



○日沼昇光議長 経済建設部長。



◎関谷誠経済建設部長 レストランの厨房につきましては、これまで何度かスポット冷房ですとか、そういう対策を打ってはきてはいるのですけれども、やはり発熱量が多くて追いつかないというのが現状です。ここの厨房については、構造的な問題があります。例えば、天井が低いですとか、レストランの客席に対して厨房の面積が狭いですとか、構造的な問題があります。

 ですから、この改善をするに当たっては、抜本的な対策が必要であろうというふうに考えております。そこでやはり、この抜本的な対策には多額な費用が必要ということで、これは慎重に考えなければならないというような状況であります。

 以上です。



○日沼昇光議長 大鎌議員。



◆大鎌光純議員 トイレのこともエレベーターのことも、全部財政状況を考慮しながらとなっているのですけれども、市長は、なるべく財源のかからないような一体した改修工事なんていうのは、全然考えたことはないのでしょうか。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 大鎌議員の御質問に答弁をいたします。

 私は、道の駅レストラン、道の駅トイレについては、当時、まだ現状としては十分対応ができるものと、そういう判断をしていたところでございますし、今、いろいろな方からそういう不便さを感じているよと、サービスにもっと努力をされたらどうかと、こういう御意見もいただいているところでありますが、やはりあの一体には、例えばトイレを改修するにしても大鎌議員が御指摘のように、個数、一人当たりの収容といいますか、同時に利用できる数も少ない、そういうことからして大きな予算が伴うこと。それとエレベーター、全体の建物の構造からしてエレベーターをどこにつけるのか、外部につける、そんなことも一応検討といいますか、したところでございますが、場所的にも非常に難しさもあるということで、検討にはしたものの、実行までにはなかなか踏み切れないと、こういうところでございますので、御答弁に主答弁で申し上げましたように、さらに検討を進めていきたいと、そういうふうに思ってございますので、御理解いただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 大鎌議員。



◆大鎌光純議員 そういう質問でなかったのですけれども、後ろから過疎債というのも出ているのですけれども、そういう一体的な財源の芦別の税金を余り使わないようなシステムを使って、改修しようということは考えたことはないのですか。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 大鎌議員の御質問にお答えをいたします。

 改修の部分では、過疎債、その他の対象にはなかなか難しいと、こういうことでございますので、これをいかに過疎債なり、何かの補助金が該当するのかと、こういう調査も必要かとは思いますが、現時点においては、それらも総合的に判断をしながら検討を進めていくと、そういうことでございますので、御理解いただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 大鎌議員。



◆大鎌光純議員 過疎債とかほかのことも考えてくれるということなので、ちょっと期待しておきたいと思います。

 6月10日の道新に、観光協会の道の駅に移転という記事も出ていたのですけれども、これから検討することなのでしょうけれども、もし道の駅に観光協会が入るとなると、新たに建物をつくるのか、中に入るスペースは余りないと思うのですけれども、新たに建てるのであれば、そのときに一体的なものというのも考えられないのかどうか。道の駅に観光協会が入るということは、過疎債とか何かの対象になるのではないのかなと思うのですけれども、その辺はどうでしょうか。



○日沼昇光議長 商工観光課長。



◎?橋俊之商工観光課長 大鎌議員の御質問にお答え申し上げます。

 まず、観光協会におきまして、新聞等で報道されていますとおり、現在、新たな観光協会の役割ですとか、事業を担う形のあり方というものを検討してございます。

 その中で観光協会のほうにおいて、それらのいろいろな事業をまとめる、こういうことをやってはどうかというような方針をまとめていく中において、2月の下旬ぐらいにかけて関係の団体から、案内所としての案内機能を観光協会としても持ったほうがいいだろうと。それに当たっては、やはり現状の芦別のまちの人の流れ等を考えた場合には、道の駅が最善ではないのだろうかと、このような御提言を受けまして、観光協会のほうとしてもできれば道の駅のほうに、事務所を構えるようなそういう方向であったほうがいいというようなことで、今、考えられているということでございます。

 ただ、実際に、今、大鎌議員がおっしゃいましたように、今の観光物産センターの中に観光協会の事務局を置くというようなスペースというのは、なかなか取るのは難しいのが、これは現実ではないのかなと思って考えてございますので、それらの観光協会を移転をするという考え方とは別に道の駅の整備については、また、それとは別のそれぞれ別々に考えていく必要があるというふうに考えてございますし、観光協会の事務局の設置場所については、また別に別途検討していかなければならないというふうに考えてございます。

 以上です。



○日沼昇光議長 大鎌議員。



◆大鎌光純議員 道の駅というのは、今、どこの市町村も力の入れている施設だと思うのですよ。財政が厳しいというのもわかるのですけれども、よくしようというみんなの思いもあるので、なるべく道の駅の整備は、市長にお願いしたいと思います。

 続いて、花いっぱい運動について再質問させていただきます。

 去年6月に質問させていただいたのですけれども、町内会の人たちと話し合いを5月に持たれているという答弁だったのですけれども、5月にやる事業に対して5月に話し合いを持たれても、方向性も何も決められないと思うのですね。多年草のこととかも、話し合っているのかどうかというのもちょっと疑問に思ったもので、どんな話し合いが5月にされたのかなというのをちょっと聞かせていただきたいなと思います。



○日沼昇光議長 都市建設課長。



◎中内邦彦都市建設課長 大鎌議員の御質問にお答えします。

 この話し合いの場ですが、新たなことがあれば、その都度その都度話し合い設けているのですが、当初、芦別バイパスに植栽を拡大するときに、いろいろ御意見を聞く形で話し合いの場を年2回設けておりました。その後、芦別バイパスも一定程度波に乗りまして、町内会の方から新たなあれもないし、5月の会議のときは花の種類の確認と植栽方法の確認でやればいいのではないかというお話もございまして、あくまで5月の会議は植栽と花いっぱい運動の日に向けた詳細な打ち合わせとなっております。

 ただ、今後につきましては、多年草の育成状況この報告も含めまして、必要に応じまして、町内会の方と話し合いの場を設けていきたいと考えております。

 以上です。



○日沼昇光議長 大鎌議員。



◆大鎌光純議員 わかりました。

 ちょっと聞きたいことなのですけれども、道の駅の外構部分というのですか、木の切ったところ、あそこは開発が管理しているということで、今、草ぼうぼうというか、何にも管理されていない状況だと思うのですけれども、開発が管理ということでよろしいのでしょうか。



○日沼昇光議長 都市建設課長。



◎中内邦彦都市建設課長 お答えします。

 基本的には、開発局の管理する敷地になります。ただ、市のほうで何か方法があれば、あの周りに植えている花もそうですが、こちらのほうから要望して、そこに花を植えることは可能ですが、今のところは開発のほうで管理していますので、何も植えていない状態にはなってございます。

 以上です。



○日沼昇光議長 大鎌議員。



◆大鎌光純議員 開発から、管理を委託してもらうということは難しいのですかね。もう6月なのに、見た感じがすごい状態に見えるので、管理は市からまたどこかに委託してもいいと思いますし、そんなことができたら何か環境改善にもなっていくのではないかなと思うのですけれども、どうでしょうか。



○日沼昇光議長 都市建設課長。



◎中内邦彦都市建設課長 お答えします。

 そうですね、所管の観光課ともいろいろお話ししながら、その辺、どういう形がいいかと進めた中で、要望があれば開発のほうにお話をして、何か植えるとか、何か緑化するとか、そういう方法について検討していきたいと考えております。

 以上です。



○日沼昇光議長 大鎌議員。



◆大鎌光純議員 以上で、花いっぱい運動の質問は終わらせていただきます。

 次に、医師確保問題なのですけれども、質問も各議員の方からいろいろ出ていると思うもので、答弁の中にあった市役所の職員も市民ですからというのは僕でもわかります。役所の職員を集めるのが目的だったわけではないと思うのですよ。もっと幅広く市民を集めて説明しないと、何の意味もないと思うのですよね。やり方、僕とはちょっと違うなと思ったのが、市民の方に何とかなりませんかというお願い、普通、何か結論が出たから説明会はするような気がするのですよ。

 結局、昼の部へ行って聞いていたときには、市民の方からの病院への苦情の場になっていたような気がするのですよ。市長が、それで満足しているのかなというのが、本当の気持ちなのです。そのところをちょっと聞かせていただきたいなと思います。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 大鎌議員の御質問にお答えをいたします。

 いろいろ方策、その他も考えたところですが、一定程度、現状を市民の皆さんに御理解をいただきたいと、こういうことで急いで開催をしたのが事実でありますが、周知方法も広報でお知らせをして、何とか市民の方に来ていただきたいと、そういうことで昼と夜の部、2回を開催をしたところでございます。

 一定程度の御説明が終わった段階では、やはりこれは多くの市民の方から、もっともっと情報をいただいて、そしてさらにもっと動かなければいけない。そういう医育大学、道のほう、その辺、一生懸命御紹介いただいた部分も歩いてはいたのですが、さらにさらにもっといろいろな方の輪を広げたい。そういうことの思いがありまして、市民の中でも御協力のいただける知り合いがいないのか、あるいは御親戚にいないのかと、最後そういう部分もお願いをしたことは事実でございます。

 そんな中で、今後の対策の一助を何とか御意見も合わせていただきたいと、そういう思いで開催をし、そういう発言もいたしたところでございます。ということで御理解をいただきたいと思います。



○日沼昇光議長 大鎌議員。



◆大鎌光純議員 市長がそういう考えであれば、何も言うことはないのだけれども、最後に質問させていただきたいと思います。

 9月に外科医が来ないかもしれない、もしかしたら10月まで延期になるかもしれない、3月までも延期になるかもしれない。結局、外科医が来なかったというときには、市長はどのような市立病院の想定をしているのか、ちょっとお聞きしたいのです。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 今現在、何とか外科の先生に来ていただきたいと、そういう思いで一生懸命歩いているところでございますし、もしいなくなったらということは、想定をしなければならないことも考えられるところではございますが、今は本当に何とかいろいろなところにお願いを歩いているところでございますので、そのことに全力をまずは尽くしたいと、そういうふうに思っているところでございますので、御理解いただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 大鎌議員。



◆大鎌光純議員 全力を、今、尽くすのはわかるのですけれども、もし9月に来ないと決まってしまったら、もう7、8、9、3カ月あるかどうかなのですよ。そのときに、そのときの対応みたいのを考えておかないと、混乱するだけだと思うのですよ。その辺のことをちょっと市長に聞きたかったのです。



○日沼昇光議長 ちょっと休憩します。

午後 1時46分 休憩

  ───────────────────  

午後 1時55分 再開



○日沼昇光議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 大鎌議員の一般質問を継続をいたします。

 答弁を求めます。

 市長。



◎今野宏市長 大鎌議員の御質問にお答えをいたします。

 混乱を招くような状況になったらどうするのかということの御質問でございますが、9月に先生が引き揚げると通告されている部分につきましては、先生においでをいただくのか、あるいはかわりの外科の先生を派遣をしていただく、そういう方向で今一生懸命、医大にお話をしているところでございますが、外科につきましては、もし9月でどうしても見つからないと、こういうことになりました折には、砂川、滝川、赤平に、市立病院にそれぞれお引き受けをいただくように、お願いをせざるを得ない状況になろうかと考えてございます。

 また、それと同時に、出張医の非常勤対応を芦別市立病院に派遣をしていただく、こういうことの同時に対応していかなければならないと考えているところでございます。とにかく解決に向けましては、全力を傾注してもらいますし、なお、常勤の医師を探す、こういう行動も引き続き一生懸命やっていきたい、そのように考えているところでございますので、御理解をいただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 大鎌議員。



◆大鎌光純議員 今野市長には、なるべく多くの医者を連れてきてもらうように期待して、私の一般質問を終わりたいと思います。



○日沼昇光議長 これをもちまして、大鎌議員の質問は終了をいたしました。

 次に、北村議員の質問に入ります。

 北村議員。



◆北村真議員 政風会の北村真です。

 通告に従いまして、質問をさせていただきます。

 まず初めに、芦別市が目指す観光行政についてです。

 現在、日本は、長期的な出生率の低迷による少子高齢化の影響により、人口が減少する局面に入ってまいりました。さらに2011年には東日本大震災をきっかけに、原発事故による放射能被害が出たことによる風評被害の影響によって外国人観光客の減少、さらには国内の自粛ムードによって、日本人の観光客も大きく減少しました。その後、日本人観光客数、外国人観光客数ともに徐々に持ち直してきましたが、さきに述べたように国内の人口が減少していることと、旅行者の多くが60代、70代で占められている現状を鑑みると、今後、10年、20年のスパンで考えると、加速度的に日本人観光客数が減少していくことが考えられます。

 それに対して、国が進めるビジットジャパンの政策が功を奏し、近年、爆買いという言葉が流行語大賞にノミネートされるなど、外国人観光客数が急激に増加しております。当初の目標であった年間2,000万人の数値目標の達成を前倒しし、その目標を上方修正し、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、さらに多くの外国人観光客に日本を訪れていただき、日本の文化や伝統、安心・安全なまちづくりに触れ、世界中に日本のファンをふやしていく計画であると理解しております。

 北海道においても、東日本大震災の影響はあったものの、2012年度からは観光需要が回復基調に転じ、LCCの本格就航や景気の緩やかな回復に伴い、2014年度の観光入り込み客数は、過去最高の5,377万人となりました。このうち外国人来道者数については、国際定期便の新規就航や増便、ビザの要件緩和などから154万人となり、過去最高を更新しました。当初の計画での2017年度の目標値である120万人を超えたことから、2020年度をめどとした外国人観光客数を300万人に上方修正するなど、堅調に推移しているところです。

 具体的には、ニセコ地区のパウダースノーを求めて、オーストラリア人が長期滞在で訪れており、今やいっときのブームではなく、外国人が外国人向けに設備投資を行い、施設整備を行っているなど、外国人客誘致が定着しています。そのほかの地域においても、広大な面積にそれぞれの地域でさまざまな風景を、そして四季を感じることができる自然と都市が融合した場所として、アジアを中心にファンづくりを進めているところであると聞いております。

 では、芦別市の観光行政として、外国人観光客に対し、道外からの観光客に対し、道内の観光客に対して、どのような対応がとられているのでしょうか。芦別市まち・ひと・しごと創生総合戦略では、観光地域づくりの推進として、2014年度の観光入り込み客数66万8,391人を5年後の2019年度に20%増の約80万人するとしております。本年度の市政執行方針主要施策によりますと、観光イベントの充実、観光事業の推進、観光資源の有効活用と、大きく三つの柱が載っております。

 また、「芦別市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の『?「星の降る里・芦別」へ新しい人の流れをつくる』の「3.交流人口の拡大」にある具体的な施策に「星の降る里応援大使」による来訪者の拡大・魅力ある観光イベントの推進、観光地域づくりの推進、合宿の里事業の推進の四つが上げられております。

 国も道も今後の人口減少社会の中で、観光行政において外国人観光客の獲得に向けビジョンを示されておりますが、今後、一番の伸びが見込まれる外国人観光客に対する本市における施策は、主要な観光施設のWi−Fi環境の整備や案内看板の多言語表示化だけなのではないのかと見受けられます。これでは、外国人観光客に対するアプローチとしては、不十分なのではないのでしょうか。今後、より多くの外国人観光客に芦別を訪れていただくためにも、もっと積極的な政策を行うべきではありませんか。今野市長のお考えをお伺いいたします。

 続いて、他自治体との広域連携についてです。

 外国人観光客の獲得にかかわらず、道外からの観光客の獲得、道内の観光客の獲得をすることは容易ではないと思います。ですが、ここ数年の道内の観光客数の伸びを考えると、魅力ある地域や風景や食や話題のイベントがあれば、観光客はそれを目的に旅行をするのではないのでしょうか。だからこそ、今、近隣の自治体と連携をして、お互いの地域の魅力を利用しあいながら、情報発信や魅力ある観光コンテンツづくりを進めていく必要があるのだと考えます。

 北海道全域に目を向けると、国土交通省の認可を受け、広域観光周遊ルート「アジアの宝 悠久の自然美への道 ひがし北・海・道」が北海道を定めているそうです。北海道を訪れる外国人旅行者が、札幌を中心とする道央圏に滞在していることを踏まえ、ひがし北海道エリア(上川、十勝、オホーツク、釧路、根室各地域)において、大自然・北海道ガーデン街道・ひがし北海道3つ星街道などをネットワーク化し「広域観光周遊ルート」の形成を図っているそうです。この動きは、国土交通省の支援を受けながら、今後、道北地区でも行っていく計画があると伺っております。

 芦別市においても中空知定住自立圏や、国道38号線を軸とした広域圏の周遊ルートを早期につくり、提案していくことが必要なのではないのでしょうか。ここで必要なのは、国籍や年齢層などターゲットを絞り、魅力ある観光周遊ルートになることを想像し、策定していくことであると考えます。

 例えば、美唄のアルテピアッツァ美唄と西芦別の小林英一記念美術館・上富良野の後藤純男美術館を結び、芸術に興味のある方へのアプローチを行ったり、外国人に日本の文化を感じてもらうためには、芦別では健夏山笠に参加してから赤平の火まつりに参加するという、同日開催だから同時に楽しめるメリットを提供していくこともできるのだと思います。

 それに、この時期に楽しめる近隣地域の魅力を盛り込むことで、そこまでの移動、そこからの移動にも付加価値をつけていくことができるのではないのでしょうか。このことは、逆にほかの地域でのイベント時の移動のときに、芦別に寄っていただくことにもつながっていくのだと思います。周遊ルートとしての提案があるからこそ、目的地周辺の地域での楽しみ方の幅を見出すことができるのだと考えます。

 このように、今や観光客は観光地に行く目的をしっかりと持ちながらも、その移動行程にもさまざまな楽しみや発見を見出せる観光地があるから、長い距離の移動も苦にならず、一連の旅を有意義なものにしていくことができるのだということに気づいているのではないのでしょうか。だからこそ、今、芦別市の観光行政として目指すべき一案としては、通過点、休憩地としての価値を創出していくことで、市内の交流人口の増加につなげていくことができるのではないのでしょうか。今野市長のお考えをお伺いいたします。

 続いて、ブランド観光圏についてです。

 今、観光庁が観光圏をつくることによる、魅力ある観光地域づくりを進めております。観光圏とは、自然・歴史・文化などにおいて密接な関係のある観光地を一体とした区域であって、区域内の関係者が連携し、地域の幅広い観光資源を活用して、観光客が滞在・周遊できる魅力ある観光地域づくりを促進するものであります。

 近隣で言いますと、一般社団法人ふらの観光協会が、富良野市、美瑛町、上富良野町、中富良野町、南富良野町、占冠村を圏域として、富良野・美瑛観光圏をつくり、観光庁により、観光地域ブランド確立支援事業として採択されております。

 少し壮大な話になりますが、芦別市も観光圏づくりを進めていくことはできないのでしょうか。例えば、旧産炭地である赤平や美唄、夕張、歌志内、上砂川を中心とした「旧産炭地産業遺産観光圏」や滝川のグライダーや赤平のロケット、芦別の星空をリンクさせた空をテーマとした観光圏や、中空知定住自立圏を中心とした観光圏をつくっていくことはできないのでしょうか。

 芦別市を含む観光圏を形成することができれば、富良野・美瑛観光圏と隣り合った二つの観光圏が協力し、足りない部分を補完しながら、時に競い合い、高め合っていくことができるのであると考えます。二つの観光圏、それぞれの魅力を磨いていくことで、そこを訪れた観光客に多くの付加価値のついたサービスを提供することができますし、お互いの魅力が高まることで観光圏同士の人の行き来がふえ、二つの観光圏に属する地域が活性化し、より多くの観光客を呼び込むことにつながります。

 そのことによって、北海道にとってのブランド観光圏へとなっていくことができるのではないのでしょうか。中空知定住自立圏の会議の中で、そのような提案をしていくことはできないのでしょうか。あわせて、広域観光圏の必要性に対する今野市長のお考えをお伺いいたします。

 続いて、観光協会のあり方について質問をさせていただきたいと思います。

 6月10日の北海道新聞、中・北空知欄に、「芦別観光協会体制見直し」という見出しで記事が載りました。内容は、事務局の移転や観光協会の体制について、今後、新たな体制と運営に関する方針を策定するというものでした。これから、芦別市が観光行政を進めていくためには、芦別観光協会の力がなくてはなりません。そして観光協会会長を初め、スタッフの頑張りには、私もいろいろなイベントをお手伝いするという形でかかわってきた中で、常々感じております。

 ですが、平成27年度の芦別観光協会の決算資料を見ると、一般会計で支出約564万円のうち、人件費と福利厚生費だけで427万円がかかっており、人件費を含む事務費の総額としては、支出総額の約85%を占めております。それに対して事業費にかける額は55万円で、割合は10%を切っている現状であります。少ない職員で、市からの業務委託の仕事を行わなくてはいけない現状で大変かと思いますが、芦別市の観光協会として芦別の観光振興のために、もっと独自の事業を行っていける体制をつくっていくことはできないのでしょうか。

 芦別の観光振興のためには、現状、やらなくてはいけないことは山積みです。さきに述べたように、広域周遊ルートをつくっていくためには、観光協会の力は必要不可欠です。例えば、中空知定住自立圏を中心とした周遊ルートであれば、芦別市は周遊ルートの出入り口として周遊ルートの全体の案内や、周遊ルートから出た後の観光ルートの案内を行うことで、芦別市を通過するメリットを観光客に提供することができます。そこに芦別市の価値を見出すことできますし、芦別市の魅力向上につながっていくと考えられます。

 芦別市の魅力が向上することで、芦別市に滞在する時間がふえていくことにつながり、市内で消費される観光消費額がふえていくことにつながるのではないのでしょうか。

 さきに述べたように、通過点・休憩地としての芦別市の価値を創出していくことになるのではないのでしょうか。それと同時、並行的に観光客に対するホスピタリティーの向上や食や、アクティビティなどの魅力ある観光コンテンツづくりにもかかわっていくべきであると考えます。そのためにも今後、芦別観光協会の力を遺憾なく発揮していただくためにも、スタッフの充実が必要なのです。

 例えば、公募でスタッフを募集してみてはいかがでしょうか。給料は安くても、観光振興というやりがいのある、わくわくする仕事に携わっていきたいという市民は、多くいるのではないのでしょうか。そのための人件費は、市が負担してもよいのではないのでしょうか。

 ただし、観光協会といえども、民間の思考がなくてはいけません。市の負担は3年など時限を設けて、それまでの間に収益を上げていける観光協会をつくっていくというハードルを設けてはいかがでしょうか。芦別観光協会の体制について、今野市長のお考えをお伺いいたします。

 続いて、芦別振興公社の経営問題について質問させていただきます。

 今議会で、私以外にも通告が出ておりますので、同様な質問があるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

 初めに、経営のあり方についてお伺いいたしますが、一概に振興公社といいますが、芦別温泉スターライトホテルの経営に特化してお伺いさせていただきたいと思います。

 私は、芦別温泉スターライトホテルの経営の理想形といたしましては、今のように振興公社が行い、大きな利益は出ないかもしれませんが、大きな赤字も出さない、そんな経営になっていただくことが一番いい形だと思います。このことは市長を含め市民の皆様や、理事者の皆様も同様な意見であると思います。ですが、平成28年度会計別・部門別収支計画書に示されているように、温泉会計単独で7,181万円の赤字見通しとあるように、「利益は出ないかもしませんが、赤字も出さない経営」とするには、非常に厳しい状況であると考えます。

 今回の株主総会において提出された事業計画には、「段階的に収支の改善を図ることを主眼とした経営方針とします」という一文があるのですが、私も父と一緒に会社経営の一端を任されてきた商売人の一人としての考えでは、今、ここでソフトランディングの経営改善を目指すのではなく、ハードランディングな経営改善、すなわちサービスの質を最低限維持しながら、人件費のカットなどを行うなど、厳しい経営の構造改革をしていかなくてはいけないのであると考えます。私は、今回の質問では、あえて過去の赤字の原因についての議論は避け、今後の経営改善に向けた議論をしていきたいと思います。

 以下、何点かについて私の主観も含めて、社会通念上の会社経営について議論をしていきたいと思います。

 一つ目は、今回編成された平成28年度の赤字予算についてです。

 過去の議会において、民間の金融機関からの借り入れを行うということが公社にはなじまないという理由で、市が借りかえを行ったと伺っております。ですが、実際には、民間の企業は市から資金を借り入れるということはなく、多くの一般企業は、民間の金融機関からの借り入れを行っているわけです。

 一般的に金融機関からの運転資金を借りようとする会社においては、経営者のやる気が問われます。やる気があっても赤字が改善されないのであれば、経営者の資質が問われ、業務内容の改善が提案され、それでもだめなのであれば資金を引き揚げられ、清算を迫られるのです。芦別振興公社が、平成28年度の予算編成で求められていることは経営者のやる気、つまり収支のバランスがとれた平成28年度会計別・部門別収支計画書をつくり、それを実現するために、どのような手法を用いていくかということではないのでしょうか。

 温泉会計で見ると、7,181万円の赤字予算で、そのことが芦別振興公社全体の財務内容を圧迫し、3,926万円の単年度赤字を計上しております。赤字の予算を組むということは、経営者と従業員が一体となって収益を上げるために努力を尽くしたとしても、今期は赤字になることが前提の予算になっているのだと思われます。この赤字の部分の補填は、どこからの資金で補われるのでしょうか、今野市長にお伺いいたします。

 二つ目は、赤字の会社が行うべきであろうコストカットであります。

 大きな赤字の見込みの会社は、まず、経営陣が身を切りながらも従業員にもコストカット、つまりリストラを含めた人件費のカットの必要性を説き、時には想定以上の退職者が出るかもしれませんが、経営者は寝ないでその穴を埋めながら、何とか経営改善の道を探っていくものではないのでしょうか。

 そんな中、今回の株主総会の提案で示された湯浅専務の人事について、多少びっくりしました。新聞報道では、今野市長は「9月に公社のあり方を判断するので、それまで現状で頑張ってほしい」と言ったにもかかわらず、赤字の圧縮のためという理由で納得したとありました。筆頭株主の代表として必要がないと認識していたにもかかわらず、了承されたのだとしたならば、私たち議員にも納得のいく詳細で、正当な説明をしていただけないのでしょうか。

 さらに、月額38万円を支払った場合に、どの程度の新たな稼ぎがあれば、赤字圧縮につながるのでしょうか。三柳社長から説得されたということは、具体的な数字も示されてのことと存じ上げますので、具体的な数字の部分も含めて、今野市長に御説明をお願いしたいと思います。

 また、監査役に公認会計士の方を招き入れたことで、監査役2名に対し、合計で年額60万円の報酬を支払うこととしたとありました。日本監査役協会によると、監査役とは、「監査役は株主総会で選任され、取締役の職務の執行を監査することがその役割である。監査には、業務監査と会計監査とが含まれる。業務監査は、取締役の職務の執行が法令・定款を遵守して行われているかどうかを監査することで、一般に適法性監査と呼ばれている。会計監査は、定時株主総会に計算書類が提出される前に行われ、株主総会の招集通知時に、会計監査と業務監査の結果が記載される監査役会の監査報告が提供される。」とありますが、平成28年度からは2名の監査役に、会計監査や業務監査を行っていただくということでよろしかったのでしょうか、今野市長にお伺いいたします。

 三つ目は、事業内容の見直しについてです。

 赤字の会社であっても、その中には収益性の高い事業と収益性が悪い事業があると思います。そこの部分をしっかりと精査していく必要があるのではないのでしょうか。大きな赤字を出しているわけですから、そこには必要性が少ない事業、需要が少ない事業が数多くあるのではないのでしょうか。そこを洗い出し、見直していかなくては、経営改善を進めることはできないのではないのでしょうか。

 当然、現在、利用していただいているお客様に、御迷惑をおかけする部分は多大にあると思いますが、今は、経営改善のために事業の見直しを進めていかなくてはいけないわけですから、経営陣がしっかりと説明責任を果たし、勇気ある決断を進めていただきたいと思います。これこそ経営者が、手腕を発揮する一番のところであると考えます。

 3月の定例会でいただいた資料や、今回の株主総会に提出された事業計画などを見たところ、細かな業務改善はあるものの、大きな事業の見直しはありません。これで本当に赤字の解消をしていくことができるのでしょうか。今野市長は、振興公社の筆頭株主の代表として、今後、三柳社長に事業の見直しを進め実行させるのでしょうか、お考えをお伺いいたします。

 また、事業を運営するものには大きな責任があるのですが、疑問も先入観もありませんが、今回の赤字予算を精査するためにもここ1年間、昨年の就任から今日までに実際に三柳社長が行った経営改革の成果、実績を説明していただく必要がありませんか、これが市長がよく言う説明責任であります。ぜひとも具体的な数字で、三柳社長の昨年1年間の実績をお示しください。

 最後に、株主としての責任についてお伺いいたします。

 もし、このまま振興公社の経営が立ち行かなくなってしまったときは、振興公社の93%の株式を所有している筆頭株主の芦別市が、株主としての責任を負わなくてはいけません。普通の株主責任というのは、出資している株式の価値がなくなることで株主の責任を果たすことになるのですが、芦別振興公社に対しては、市からの多額の貸し付けがありますので、株主責任は、より大きな負担になるわけです。それだけ大きな責任を、芦別市のトップである今野市長は負っているのであります。

 本来であれば、市民の浄財を公社の経営に使っているので、その対価として市民に還元していかなくてはいけないにもかかわらず、実質的な負担は最終的には市長ではなく、市民が負わなくてはいけないのです。

 お伺いいたします。今野市長は、筆頭株主の代表として、このことをしっかりと自覚していらっしゃるのでしょうか。市民負担の増加への危機感、今後、公社の経営改善のためにしっかりとした議論を行っていくために、多少厳しい内容の質問になってしまったかと思いますが、これからも市民にとって必要な振興公社、芦別温泉スターライトホテルであっていただきたいという思いを理解していただき、私からの質問とさせていただきます。

 なお、答弁をお伺いした後に再質問をさせていただきます。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 −登壇−

 北村議員の一般質問にお答えいたします。

 初めに、外国人観光客に本市を訪問してもらうための政策についてですが、観光施設のWi−Fi環境の整備や案内板の多言語表示化のほか、今年度は、英語と中国語の繁体字による翻訳を可能とする観光専用ホームページを作成します。

 また、大橋議員の御質問に御答弁申し上げましたが、今年3月19日に開催した観光地域づくりフォーラムで提案された体験型ツアーは、今月中に、北海道宝島旅行者のインターネットサイトにより外国人旅行者向けの商品として、参加者の募集が行われる予定となっています。

 さらに、昨年11月に、本市を含む中空知5市で設置した東空知観光周遊ルート推進協議会で検討を続けている、広域の外国人向け周遊ルートづくりにも引き続き取り組むこととしており、モデルコースの構築を一つの目標としています。

 また、空知総合振興局による地域発海外展開プロジェクト発掘推進事業を活用し、今年11月に台湾で開催される台北国際旅行博への参加を計画しており、本市の食や観光の情報や魅力をPRし、外国人観光客の誘客を図りたいと考えているところです。

 次に、通過点・休憩地としての価値を創出することで、市内の交流人口の増加につなげていくことについてですが、北村議員御指摘のとおり、本市だけでは道内、道外の観光客や外国人観光客を集客することは、非常に難しい環境になっているものと考えております。また、このことは中空知の近隣市においても共通の認識であり、この認識で先ほど申し上げました、東空知観光周遊ルート推進協議会が設立されたという面を有しています。

 この協議会での検討を通じ、外国人観光客だけでなく国内の観光客にも、訪れてみたいと思わせるルートを構築し、情報発信し、提案していくことにより、交流人口の増加につなげてまいりたいと考えているところであります。

 また、御提案のあった美術に興味のある方に対するルート創出についても機会を見て、関係する市町と協議をしたいと考えております。

 次に、本市を含む観光圏の形成についてですが、中空知定住自立圏構想推進会議の産業・観光・交流・定住専門部会においても議題となっており、昨年11月には、道内旅行会社による観光の広域連携についての講演を受けたほか、外国人旅行者や札幌圏などへの情報発信の充実と来客誘致を図るため、着地型周遊観光などの取り組みを検討することとしており、今後、その動きが活発になるものと考えております。

 また、この動きの中で、今年度、中空知広域市町村圏組合では、中空知周遊観光モニターツアーの実施が計画されておりますので、本市も積極的に参画してまいりたいと考えております。

 さらに、富良野・美瑛観光圏とは隣接していることや、道北の市町や観光関係団体で構成する、あさひかわ観光誘致宣伝協議会にも本市も加入していることから、これらの観光圏や協議会とも連携を図ってまいりたいと考えております。

 次に、芦別観光協会の体制についてですが、観光協会においては、現在、実施している観光PR事業や市から委託されている村民制度の運営、観光宣伝業務、ふるさと納税返礼品の発送等の事務のほか、実質的に事務局を担当している健夏まつりの運営に加え、行政との役割を明確にした上で、市役所閉庁日における観光案内、観光施設やイベントだけでなく、特産品や移住・定住、合宿など市全体の情報収集と情報発信の充実、観光専用ホームページ等の運営、農産物や特産品の宣伝・販売、関係事業者・団体との連携した観光客誘致のための企画立案や事業の実施などを行っていくことを目的として、新たな観光協会のあり方を検討しております。

 観光協会の考えでは、これらの事業を実施していくためには、現在のように市の観光部門の職員が兼務する体制ではなく、独立した事務局長、書記など常勤専任職員の3名以上の配置が必要としています。今後、これらの体制整備を含め、観光協会から市に具体的な協議があるものと考えておりますので、十分検討してまいりたいと考えております。

 次に、芦別振興公社の平成28年度収支計画における赤字の補填についてですが、まずは収支計画に示すような赤字にならないよう、最大限の経営努力をすることが前提であると考えております。しかし、万一、年度途中での資金不足が生じた場合には、その状況や原因を把握した上で、市から資金を貸し付けるなどの対応を図らなければならないものと考えております。

 次に、芦別振興公社の専務の人事についてですが、池田議員の御質問にも御答弁申し上げているとおり、社内の体制を充実させ、営業販売対策に力を入れるため、昨年11月以降欠員となっておりました、社内管理を任される専務を配置したいと社長から強い要望を受け、これを認めたものであります。

 三柳社長から、専務の配置により、どの程度の売り上げを図りたいかという具体的な数字が示されたわけではありませんが、今まで以上に営業活動に力を入れることができる体制が整ったことから、一朝一夕とはならないものとは思いますが、今期の早い段階で、その成果があらわれることを期待しているところです。

 次に、芦別振興公社の監査役が行う監査の範囲についてですが、芦別振興公社の定款では、監査役の監査の範囲を会計に関するものに限定すると定めているところであります。この限定を解き、業務監査についても監査の範囲とするよう検討してきたところですが、そうした場合の監査役の責任の重さや人選など、さらに引き続き検討すべき必要があるとして、今回は定款変更までは至っておりません。このため平成28年度においても、芦別振興公社における監査役の監査の範囲は、会計に関するものに限定されることとなります。

 次に、芦別振興公社の事業の見直しについてですが、振興公社が行う事業は、市からの指定管理業務と業務委託であり、大きな意味で振興公社が事業の見直しを行うということは、これらの市からの業務委託を見直すということにつながり、その点では、市の方針を転換することが必要となってくることも考えれます。

 一方で、振興公社においては、受託した指定管理業務などの処理の仕方を変更することにより、事業の見直しを進めことができる部分もあると考えておりますが、振興公社の経営において、大きな損失を生じている温泉会計の事業については、現時点では、営業努力により利用者の増加を図るとともに、経費節減に努め、収支の改善を目指すよう、三柳社長に対して申し入れをしているところであります。

 そのことを踏まえ、三柳社長からは、ホテルレストランや物産センターレストランの営業時間について、利用客のほぼいない午後の一部の時間帯を閉店することで、経費の削減を図りたいとの要望を受けていることから、ほかにも見直しが可能な点はないか改めて協議し、市としても検討していきたいと考えております。

 次に、三柳社長の昨年1年の実績についてですが、具体的な数字としてあらわすことはできませんが、新たな総料理長の招聘と、それによる食事・宴会メニューの刷新、レストラン半額デーの実施などにより、食事に関して下がっていた評価を取り戻すことができたことは、今後の営業活動にとって非常に大きな成果だったと考えております。

 また、インバウンドと国内客が宿泊する階を分けるための客室の改善や、顧客ニーズに対応するための和室用テーブルセットの導入、物産センターでのテナント導入や免税店の許可取得などを実施しており、今後の利用者増加に期待しているところであります。

 次に、芦別振興公社の筆頭株主としての責任についてですが、万一、芦別振興公社の経営が立ち行かなくなるような事態を招くこととなれば、市民の皆さんに大変御迷惑をおかけすることになるわけですから、このような事態を招かないよう、しっかりと対応していきたいと考えております。

 以上で、北村議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。



○日沼昇光議長 北村議員。



◆北村真議員 先に、ちょっと時間の配分が自信がないので、振興公社問題のほうから再質問をさせていただきたいと思います。

 今回、答弁書をいただきまして、市長の筆頭株主としての責任の部分の答弁をお聞きして、非常にがっかりしております。

 ですが、僕もそうですし、市長も市民負担を少しでも減らしていきたいという考えでは一致していると思いますので、再質問を通して、問いたださせていただきたいと思います。

 昨年行われた選挙において、今野市長は、振興公社問題をカナディアンワールドになぞらえて、第2のカナディアンワールドにしてはいけないと、市民の皆様に訴えて、問題提起されてきたと聞いております。そのとき市長が考えていた公社の赤字の原因と、今、市長が就任して1年たって、三柳社長が就任して1年たって、報告を受けている赤字の原因それに相違があるのか、もしくは同じなのか、どちらにしろ内容を具体的に説明していただきたいと思います。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 私としては、就任以来、振興公社の関係の部分につきましては、三柳社長に取締役社長としてお願いをしていたわけですが、この間、経費の削減、その他については社長と逐一、どの部分をどうするかということでの御相談、あるいは私の思いもお話をし、今、現時点においては、確かにお客様が遠のいた、そしてお客様と対象となっている人々といいますか、市民、近隣の部分での人口減少とお客様が外に出て遊ぶ、そのことが控えるような事態も起こったこともあって、お客様が少なくて収入減に至ったとは感じておりますが、それまでの経営の中での大幅な経費削減はできたと、そういうふうに思ってございます。

 以上でございます。



○日沼昇光議長 北村議員。



◆北村真議員 経費を削減して、それ以上売り上げが落ちていれば、その効果はどこにあるのか、僕はちょっといささか疑問です。そんな中、市長は先日、北海道新聞のインタビューで、9月に公社のあり方について一定の方針を示すとともに、赤字の原因についても説明するとし、説明をしなければ、公約違反となりますと述べられておりました。

 僕は、赤字の原因と一緒に、その解決方法まで示すことで、初めて今野市長の公約を果たしたことになるのだと思いますが、市長のお考えはいかがですか。さらに、具体的な解決方法も含めて、市長に御説明願いたいと思います。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 北村議員の御質問にお答えいたします。

 9月までに、その方法論といいますか、お話をします。道新さんにお話はしていますが、私は、その前に議会にお話をして、そのことを道新さんにもお話をしたと、そういうことで、道新さんに初めて明らかにしたわけではございませんので、そこのところを御理解いただきたいと存じますが、9月までには、今現時点でどなたかの御質問にもお答えしていると思いますが、いろいろな公的施設のいわゆる温泉といいますか、各市町が経営をしておりますこういう温泉施設の部分の経営につきまして、今、逐次、利益の上げているとこ、なかなか難しいところ、そういうところを訪問をしながら今調査をし、9月までの方式にどう対応するかということで、今、研究をしているところであります。

 北村議員がおっしゃるように、確かにその時点では、当然、その方向性というか、ものも合わせて解決といくかどうかはわかりませんが、その方向性を示すと、こういうことでお話をしてございますので、現時点ではそのようにしていくつもりであると、こういうことで御理解をいただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 北村議員。



◆北村真議員 ちょっとよくわからなかったのですけれども、今、調査しているから、その調査を踏まえて経営の改善策を示される、そういうことなのですか。今さら1年間やってきて、これから9月に向けて調査をして、それでうまくいっているところ、いっていないところ、それを生かして振興公社の経営に当たっていくということでよろしかったですか。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 調査をしているというのは、今後のあり方に対するそれぞれのいろいろな形態も独自でやっている、あるいは指定管理でやっている、いろいろな方式がありますから、その形態を調べさせていただいて、方向性の判断の一助にしたい、こういうことで調査をしていると、こういうことで御理解をいただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 北村議員。



◆北村真議員 わかりました。わかりましたというか、そういうことを言いたかったのだろうなとは思っていただのですけれども、ちょっと今までの経緯と微妙に何か違ったような感じがしたので、再度、聞かせていただきました。

 今回、質問の中で赤字の部分について、赤字の部分の補填についてお伺いしたのですけれども、この収支計画のような赤字にならないように、最大限努力することが前提であるとありますけれども、最大限の経営努力というのは、事業計画のどの部分に反映されている。反映されたものが、事業計画に上がってくるべきでないのですか、市長の株主としての考え方をお聞かせください。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 北村議員の御質問にお答えいたします。

 どの部分について明記されているのかと、こういうことでありますが、会社のほうで計画、今後の営業方向その他を十分精査をした上で、これが限界と言ったら変ですね、これが28年度の計画となりますと、こういうことで説明を受けて、了解をした時点です。

 今後のこの数字に、よりもっとよい結果になるように、今後、営業努力、その他経費の削減を努めていくことといたしますと、こういうことでの報告でございますので、私もそのことを受け取って、今回の株主の総会で了承をいただいた、こういうことでございますので、御理解をいただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 北村議員。



◆北村真議員 できないのはしようがないのかもしれないのですけれども、僕、今野市長が思い描いていた振興公社の形は、そういうことではないのではないのかなと。選挙期間中いろいろな人に、今野市長、こんなことを言っているよと話を聞いて思っていたのですけれども、先ほど言われていたように、赤字の原因も理解して、今回、この予算書を提出するに当たって、本当にこれでいいということなのですか。今、言われたようにベストの結果ではないのかもしれないですけれども、こういう形でしか、こういう形で出すことを認められるのですか、今野市長は。今野市長の思いどおりになっているのですか、計画どおり、4年の任期で。前回の議会でも質問したとおり、大体、収支が合うような形に持っていけるということ、今、明言できますか。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 北村議員の御質問にお答えをいたします。

 任期中に明言ができるかということでございますが、今、現時点で少しでも少なくすると、こういうことで先ほども申し上げましたように、委託料、その他につきましても効果のない委託は削減をする、その他で一生懸命経費の節減を図って、今後とも営業を一生懸命やっていくと。社内の営業に行ける、営業経験のある職員もいる、こういうことでございまして、その職員を営業にいっぱい出したいと、そういう説明も受けているところでございます。

 ただ、任期中までになるかと、こういうことにつきましては、今、ここで明言をすることは非常に難しいとは思っていますが、それに近づける努力はできるだろうと、そういうふうには思ってございます。



○日沼昇光議長 北村議員。



◆北村真議員 なっていないから聞いているのです。

 次に、今、少し出たのかと思いますけれども、専務の人事についてお伺いしたいなと思います。

 公社に、専務が就任したという報道があってから、私のところに多く問い合わせがありまして、私もちょっと答えに困っているところではあるのですけれども、会社経営に携わるある市民の方から、何で赤字で金がないのに、新たな人を高額で雇い入れることが可能なのだと言われました。何でなのですかね、市長。

 あわせて、先ほど主質問の中で答弁漏れがあった専務の人件費を稼ぎ出すために、どの程度の売り上げの増加が必要なのかという部分も含めて試算されていると思うので、具体的な数字を持ってお示しいただきたいなと思います。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 北村議員の御質問にお答えをいたします。

 主答弁でも申し上げましたように、社内の体制を充実し、営業販売対策に力を入れるため、こういうためでございますので、御理解をいただきたいと存じます。

 また、これら専務の配置により、どの程度の売り上げを図りたいかと、こういうことにつきましても主答弁の中で、専務の配置によりどの程度の売り上げを図りたいかという具体的な数字が示されたわけではありませんがと、こう御答弁を申し上げました。これにつきましては、社長にもどうなのでしょうと、こういうことでの問い合わせをしたところでございますが、社長は、とにかく体制を整えて、営業に出す者を営業に出していく、そのための社内体制の充実を図りたい、こういうことでございましたので、現時点で数字をお示しできる状態ではございませんので、御理解をいただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 北村議員。



◆北村真議員 市長は、ずっと公務員されていたので、本当の経営の厳しさみたいなもの理解されていないから、こういう答弁平気でされるのかなと思います。

 さっき言われたように、それも僕、理解できないのです。市長が必要でないと言っているにもかかわらず、待ってくれと言っているにもかかわらず、具体的な数字も示されないでお願いしたから、その効果の特定もしないで、よしとするのですか、それが株主としての責任ですか。その効果が全く出なかったとしても、その責任は誰が負うのですか、お答えください。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 再度の北村議員の御質問にお答えします。

 長い期間、専務がいないということで、社長が取締役として一人で奮闘してきたと。しかしながら、売り上げを上げる、そのために営業に人を振り分けたい、そんなことからどうしてもまずは売り上げの確保を図りたいと、こういうことでございます。

 しかし、この今の観光産業の情勢としては、今、ではどこへ行って、どれぐらいのお客を集客をしてこれるのかと、こういう部分についてはどうしても今の景気状況、あるいは北海道の観光、近隣の観光、それからすればどうしても数値をつかむことは難しい。そういうことから、でも努力をしなければならないのだと、こういう強い説得でございました。

 私ともいろいろ長時間にわたってお話をしましたが、とにかく体制を整えること、営業に出る戦力が欲しいこと、そういうことの強い思いを受けとめましたので、私として了解をしたところでございますが、その先のではその責任はどうするのかと、こういう御質問ではございますが、まず努力をする、こういうことで一生懸命、よい方向に向かうことが私の責任だと、そういうふうに感じているところでございます。



○日沼昇光議長 北村議員。



◆北村真議員 全然答えていただいていないと思います。僕も。お客様から料金をいただいて、それは大体、そこからどのぐらいが利益あればいいのか、利益はあるのか、計算していけば38万円、6万円でしたか、それを出せばいいではないですか、掛けていけばいいではないですか、僕はそう思うのですけれども、簡単な試算ですけれども、それすらしない。それも理解しないで、それだけの高額な給料を払って、努力するからいいのだと。無責任ではないですか、少し、市長、株主として、なぜそこを求めないのですか、社長に。筆頭株主の代表ですよね、全然そこら辺は必要がないと思っていらっしゃるということで、よろしかったですか。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 御質問にお答えをいたします。

 では、金額は幾らなのか、38万円を湯浅氏が稼いでくればいいのかと、こういうことだと思うのですが、営業によって入館料、あるいは宿泊客、外部の宴会の予約、そういうことを取ってくる。あるいは湯浅氏が、社内で体制に立っているときは、ほかの営業マンが行って稼いでくると、こういうこともありましょうし、社内の中でどの部分がどういう収益で湯浅氏の給料を、もとい。報酬を生み出すかと、こういうことに関して、ではどんなことで、どんな部分の計算を、それは北村さんが先ほどおっしゃったように、会社経営とはそういうものではないと。あんたは経営なんかしたことないから、わからないだろうと、こういう御指摘ではございますが、大体何食売れば、幾らのランチでは何食、その他、宴会の人数にもよりますが、例えば20人規模、30人規模で大体どういう利益が上がるのかという、一般的な説明は受けたところでもございますが、今、では10人で何ぼだと、こういうことではお話、回答はできませんが、そういうことでのこういう部分については十分やっていくのだと、やらなければならないのだと、こういうことでございましたので、了解をしたと、こういうことで御理解をいただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 北村議員。



◆北村真議員 今の、あんたは経営なんかやったことないから、わからないのだみたい発言ちょっと訂正していただきたいのですけれども、そんな発言してないですよね、市長。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 間違っていましたら、訂正をさせていただきたいと思いますが、市長は、公務員だから経営の厳しさがわかっていらっしゃらないのだと、そういうふうな意味合いで受け取ったのが、ちょっと砕いて言ってしまったことについては謝罪を申し上げます。



○日沼昇光議長 北村議員。



◆北村真議員 訂正だけでよかったのですけれども、謝罪までいただきありがとうございます。

 専務の人事について、前専務が門田専務、というのは公社のOBで社内人事とか、業務に明るい方であったと思われるのですけれども、湯浅専務は、今野市長と同じように公務員出身でいらっしゃったと思うのですけれども、なぜ早急な経営改善が望まれる公社の経営に即戦力、今までの経験者もしくはプロパーというのですか、社内から上げる、そういう選択肢というものはなかったのですか。



○日沼昇光議長 休憩します。

午後 2時57分 休憩

  ───────────────────  

午後 3時10分 再開



○日沼昇光議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 一般質問の議事を継続いたします。

 北村議員の答弁を求めます。

 市長。



◎今野宏市長 北村議員の御質問に答弁をいたします。

 なぜプロパーのほうで、そういう対応をとらなかったのかと、こういうことでございますが、いろいろ話をしている関係で三柳社長からは、より信頼のおける職員を配置をしたいと、こういう強い思いがあっての登用でございます。

 以上でございます。



○日沼昇光議長 北村議員。



◆北村真議員 そのことに関しては、僕は、社内のことですし、深く追及はしないでおこうかなと思っております。

 最後にしようと思ったのですけれども、1点ちょっと確認をしておきたいことがありまして、公社の事業の見直しについての答弁で、大きな意味で振興公社が業務の見直しを行うことは、これからの市からの業務委託を見直すことにつながり、その点は市の方針を転換することが必要になってくることも考えられますとありますけれども、9月に一定の方針を示される中でいろいろな可能性がある中で、現状、この業務委託に関して既にゼロベースで考えていかなくては、今後のいろいろな展開が発生したときに、僕らもそれに対して今後議論をしていくことになると思うのですけれども、その中で新しい会社業務委託した場合に、ではどこまでをそのまま渡すのかとか、やっていただくのかとか、そういうところが問題になってくるのではないのかと思うのですけれども、今、このような考えている段階で9月に方針を示して、いつまでに業績が改善するような結果として出てくるのか、お示しいただきたいなと思います。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 お答えをいたします。

 しっかり北村議員の趣旨からずれていたら、また、御指摘をいただきたいと思いますが、振興公社が将来を進めるに当たって、芦別温泉を残すのか、あるいは管理、振興公社を残すのか、管理委託を依頼をしていくのか、いろいろな選択肢がある中で、やはりある方向性を見出そうとした場合には、そういう可能性についての協議をしなければならない場面、あるいは振興公社の職員等をどう守っていくのか、守れないのか、確保するならどこまでが確保するのか。それについてはどんな事業を残して、どんな事業等分けなければならないのか、その辺は、今、いろいろな部分での試行錯誤といいますか、調整といいますか、そんなことでは市の内部でも話をしている段階でございますので、今、ここでどの部分をどう切り離す、くっつける、丸ごとなのか、部分的なのかというお話までは控えさせていただきたいと存じますので、御理解いただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 北村議員。



◆北村真議員 非常にデリケートな話ですので、これ以上、ここに関しては、一定の方向性を示されることを待ちたいなと思います。

 最後になりますが、最初にも述べさせていただいたとおり、振興公社の筆頭株主の代表としての今野市長の責任について、今回の答弁の内容をお伺いしたところ、僕はこんなふうに感じるのです。

 今野市長は、振興公社が赤字であれば、公社の経営が立ち行かなくならないように、幾らでも資金の注入を行う、そのように発言したように僕は感じとれたのですけれども、そのような認識でよろしかったでしょうか。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 北村議員の御質問にお答えいたします。

 私としても、北村議員がさきにおっしゃいましたように、返済していくのは市民ですよと、そういうことの認識は持ってございますので、もとい。市民のツケになるというか、そういうお話を、違ったらごめんなさい、北村議員ではございません。申しわけございません。一連の中でちょっと考えていたものですから。大きな負債を背負うということは、やはり市に借りているということに関しては、重々承知をしていることでございますので、今後、その貸し付けの部分の上限額といいますか、どこまで振興公社が頑張って返してもらえるのかということも含めまして、市が、その経営資金の貸し付けをどこまで私としても認めるのかということにつきましても、今後、あわせて方向性の中でお示しをしていかなければならないのかなと、そんなふうには感じておりますので、御理解いただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 北村議員。



◆北村真議員 先ほど、公社を守っていくためにという発言、市長、あったと思うのですけれども、過度に公社を守ろうとすることで市からの貸し付けがふえるということは、市民負担がふえることと背中合わせだと、僕は思うのです。そういうことをしっかりと理解していただいて、少しでも市民の負担が少なくなって、市民に還元できる公社経営をしていくためにも、早急にこれが大事だと考えているので、段階的にとかではなくて、早急にやっていただかなくてはいけないのです。

 きのうの池田議員の指摘にもありましたけれども、決算報告で好転しているという文言があったことに対して、公社として多少よく見せようということでそのように書いたことは、ある程度、僕も理解できます。ただ、問題はそこではなくて、その決算報告を今野市長、見て確認しているのですよね。実際は好転はしてないわけではないですか、それをそのまま株主総会通してしまう、株主として本来であれば公社の経営を厳しくチェックしなくてはいけない、それが市長の責任だと僕は考えております。それができないのであれば、本当に僕は市長、先ほどの市民がツケを返していく、間違って言われたのかもしれないですけれども、余りに無責任であると言わざるを得ないのではないのかと思っております。

 本来であれば、観光行政についても再質問したかったのですけれども、時間がなくなりました。公社についても、まだ訴えたいことありますけれども、今後、特別委員会を持たれるということで、そちらでまた再度、詰めていきたいなと思っておりますので、僕からの一般質問終わらせていただきたいと思います。



○日沼昇光議長 これをもちまして、北村議員の質問は終了いたしました。

 次に、小川議員の質問に入ります。

 小川議員。



◆小川政憲議員 一般質問の最後となりました。市民連合議員団の小川でございます。どうぞよろしくお願いをしたいと思います。

 通告に従って、質問をしていきたいと思います。

 まず初めに、平成28年度の地方財政計画の課題についてお伺いをしたいというふうに思います。

 国は、2016年度以降の新たな財政健全化計画を策定し、2020年度のプライマリーバランスの黒字化を目指しています。日銀は2月に、これまでの量的緩和に加えて史上初のマイナス金利導入に踏み切りましたが、金融市場が不安定化する中、金融緩和に加え公的マネーを活用した官製相場を形成して、株価の維持・上昇局面をつくり出すことで景気回復を演出してきた安倍政権でありますけれども、最近では、実質所得の伸び悩みと家計消費の低迷が指摘をされ、景況感の悪化が明らかになる中で、平成29年4月の消費税再増税の先送りを決定をいたしました。

 アベノミクスの新三本の矢を強化する新たな経済戦略の提起や、過去最大規模の2016年度国家予算を成立させたばかりの中で、消費刺激策を盛り込んだ補正予算の編成をも今、用意するなど、アベノミクスの失敗を隠すための政策のみを優先的に進めようとしています。

 2016年度予算における地方財政計画では、前年度とほぼ同程度の一般財源総額が確保されましたけれども、経済財政諮問会議が社会保障費と地方財政を歳出削減の二大ターゲットとしていることには変わりありません。これに関する特徴的な施策として、歳出削減を進めた自治体の経費水準を交付税算定に反映するとするトップランナー方式の導入が、重点課題として今年度導入されましたが、このトップランナー方式とはどのような取り組みなのか、まずお伺いをしたいと思います。御説明をいただきたいと思います。

 また、本方式の導入によって、本市の基準財政需要額の算定にどのような影響があるのか、あわせてお伺いをしたいと思います。

 次には、市立芦別病院の経営改善についてであります。

 本年3月末で退職された外科医である前副院長の補充が、派遣先である札幌医大医局からされないことに端を発した外科医師確保に向けた、市長、議長、院長ほか関係職員のこれまでの連日の行動に、そして御紹介いただいた多くの市民の皆さん方には、敬意と感謝を表する次第であります。

 今回の医師確保問題に対します、5月10日の市が行った市民説明会以降の医師確保行動の状況について、説明をいただきたいと思います。

 さて、既に6月中旬を迎えております。現有の外科医師が、1名の外科医師が大学の医局に引き揚げられる9月末を見通しても、あとわずか数カ月しかありません。今後の診療体制、経営がどうなっていくのか、市民はそのことに注視をしていると思うのであります。9月以降の外科医師は確保できない場合の今後の診療体制、経営をどうしていくのか、市民はもちろんのこと、現場で働く病院職員もまた先が見通せない中で、落ちつかない毎日を過ごしていると思うのであります。現況について、職員向けの説明の場を持つお考えがないのか、まず、伺っておきたいと思います。

 さらには、医師確保行動は、常時対応されるべきものであります。早々に求められているということは、新たな診療体制、経営方針の樹立であり、その実行であります。市長のお考えをお伺いをしたいと思います。

 以上で質問を終わります。答弁によっては、再質問をさせていただきたいと思います。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 −登壇−

 小川議員の一般質問にお答えをいたします。

 初めに、トップランナー方式についてでありますが、これは地方行政サービス改革に係る調査によって把握することとされている地方公共団体の業務改革のうち、単位費用に計上されている公園や体育施設等の管理業務、小中学校の用務員事務などの23業務を対象として、歳出効率化に向け、他の団体のモデルとなるような業務改革について、地方交付税の基準財政需要額の算定に反映することをトップランナー方式としているものであります。

 平成28年度については、16業務について単位費用の積算を見直すこととしており、見直しに当たっては、地方公共団体への影響等を考慮し、複数年かけて段階的に反映するとともに、地方公共団体の人口規模の違い等の地域の実情を踏まえ、段階補正の見直しを行うとされております。

 次に、トップランナー方式導入による本市の基準財政需要額算定への影響についてでありますが、現段階では、国からの詳細な情報提供がないことから、明確にお示しすることはできないところであります。

 ただし、現状把握しております情報の中から一例をお示しいたしますと、算定の基礎となっている10万人規模の市町村の経費水準のうち、例えば小学校費においては、学校用務員事務の業務改革として、直営から民間委託することによる歳出削減を見込んで、算定に用いる経費水準を1校当たり、昨年度の370万7,000円から本年度は292万7,000円に見直しを行うことで、前年度に対して78万円、減額する案が示されているところであります。

 しかしながら、人口規模の違いなどの地域の実情がどの程度考慮されるかなど、現状においては未確定な要素が多々ありますので、本年度の交付税本算定後に、改めてその影響額をお示しさせていただきたいと考えております。

 次に、5月10日の市民説明会以降の医師確保行動の状況についてでありますが、5月には道内において、札幌医科大学学長、第一内科教室、第一外科教室、北海道保健福祉部へお伺いをし、道外につきましては東京都において、参議院議員会館、北海道東京事務所、全国自治体病院協議会、防衛省人事教育局へお伺いし、医師確保要請等を行ってきたところであります。

 また、6月には東京都及び埼玉県において、東京医療保健大学、医療法人社団桜一会かんの内科、一般社団法人TMG本部戸田中央医科グループへお伺いし、医師確保に関する紹介及び情報の提供をいただけるようお願いしましたところ、本市出身であります医師の方の紹介をいただきましたので、日を改めてお伺いすることとしております。

 次に、現況について、職員向けの説明の場を持つ考えがないのかについてでありますが、4月13日に市立病院で臨時の管理会議が開催され、私が出向き、管理職等の皆さんの前で、現状及び医師確保を最重要課題として努力することを申し上げ、協力を求めたところであります。

 医師確保状況やその他重要案件は、管理会議で報告・議論されており、必要事項等その内容は、各職場に伝えられております。基本的には、管理職を対象としていますので、全職員に対して説明が必要な場合は、院長や事務局とも相談しながら対応してまいりたいと考えております。

 次に、新たな診療体制、経営方針の樹立であり、その実行についてでありますが、新星クラブの大橋議員の質問にも御答弁申し上げたとおり、私といたしましては、基本的には現状の体制を可能な限り維持してまいりたいと考えております。

 その先のあり方としましては、市民の必要とする診療科を一定程度備え、初期的な医療と救急医療は最低限行い、市の財政支援は基準内繰入金の範囲において、経営できる病院を目指していかなければならないものと考えております。

 以上で、小川議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。



○日沼昇光議長 小川議員。



◆小川政憲議員 まず、トップランナー方式、交付税制度の中に出てまいりました。何で、こんな名前をつけるのかよくわかりませんけれども、言っている中身とどうもトップランナーというのは、かち合わないような気がするわけでありますけれども、答弁がありましたように、自治体間での行政コスト比較等について行政効率を二元化する、端的に言って自治体同士を競争させて、そして行政改革をやれやれと、それを国は見て、そしてそれを判断するのだよと、こういうものであります。

 その対象となった部分については16業務と、一例は答弁の中でありましたように、学校関係の用務員事務、これはほとんど要するに人件費であり、委託料系をターゲットにしているわけであります。もちろんそれ以外には、例えば本庁舎の清掃、本庁舎の夜間警備、電話交換、公用車運転、一般ごみ収集、学校給食の調理・運搬、体育館の管理、競技場の管理、プールの管理、こういった16項目、それぞれどんなふうに民間委託、あるいは指定管理制度としての民間委託を進めているのかというところをやりなさいということであります。

 既に、これはある意味、地方は対応していることだというふうに言えると思いますけれども、今野市長は、市長が今、心血を注ぐまち・ひと・しごと創生事業費の交付税算定においても、実は行革算定というのが用いられていますね、これは承知のとおりであります。こういった地方の交付税というのは、固有の財源であると、こう言われています。財源保障機能と、財政調整機能を有する交付税制度、ここに競争原理による行革圧力を取り入れる。もう既に幾つも取り入れられているわけでありますけれども、こういう国の姿勢に対して、市長は、まずどのようにお考えですか。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 小川議員の御質問にお答えをいたします。

 トップランナー方式については、主答弁でもお答えをいたしたところでございますが、国は地方公共団体への影響を考慮し、段階的に進めるということであります。

 しかしながら、地方の財政力や行政コストの差は、歳出削減努力以外の要素によるところも大きく、地方自治体の標準的な水準における行政を行うために必要となる経費を反映するものが、地方交付税の基準財政需要額であることに十分留意していただきたいと考えているところであり、交付税の財源保障機能は損なわれないようにすることを、強く求めていきたいと考えているところであります。

 全国市長会においても、既にこの点については要望しているところでありますので、つけ加えさせていただきます。御理解いただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 小川議員。



◆小川政憲議員 今、市長から実にすばらしい答弁がありました。これはもちろん、今、市長言われたように、地方六団体と言われる全国市長会、もちろん全国議長会含めてですけれども、こぞってこのトップランナー方式の導入に対する要請行動がされて、要請内容が示されています。それは、今、市長は言われたとおりでありますから、省略したいというふうに思います。

 ただ、これは先ほども申し上げた、まち・ひと・しごと創生事業費の中にもありますし、さらには元気が出るような地方の制度づくりといってつくってきた地方財政計画の中の臨時的な項目においても、行革項目というのは必ず入ってきているわけであります。この意図する部分では、極めて本当に我々としては、地方としては到底制度設計というのは認めるわけにはいかない。こういう意識で統一をされているはずでありますけれども、なかなかまだこのように交付税の中に地方を試すといいますか、そういう制度をまたつくり上げてきているということには、極めて憤慨するものであります。

 ぜひ、このことについても、今に始まったことではありません。しかし、公的サービスの産業化と言われる、要するに経済再生諮問会議の民間の議員の圧力なのですね。市場経済、市場原理主義を持ち込まれて、既に久しいわけでありますけれども、採算の合わないものは切り捨てると、こういう発想であります。このことが、公的サービスを行う地方自治体にとって、果たしてそれが何といいましょうか、当たるのかどうなのか、これはどう考えても当たらないというふうに言わざるを得ないし、言えるものであります。

 そんな意味において、ぜひ今回のトップランナー方式の導入にかかわる地方六団体の要請行動もちろんありますけれども、そのことについては機会を見つけてぜひ国と、あるいは国に対して物を申していただきたい、そういう機会をぜひ数多く持っていただきたいと、このように思います。

 このことを突き詰めていっても、市長は、どうだということでありません。地方が、一体となってやらなければならないことだということの理解を、この場で理解をしていきたい、このように思っています。

 さて、二つ目の市立芦別病院の経営改善の関係であります。

 御案内のとおり、一般質問、私、最後でありますから、これまで池田議員、そして大橋議員、今日の大鎌議員から、それぞれ同様の部分についての質疑が交わされたところであります。

 私も同様に言いたいことは、外科医師への見通しがつかなかった場合に、どうするのですかということなのですね。ですから、もう既にあと残すところ3カ月ですよ、外科医師がいなくなるまでですよ。病院の職員も含めて、非常に浮き足立っているというふうに言っていいと思います。管理会議を含めて、わざわざ市長が出向いてやっているにもかかわらず、なかなか末端まではおりていないと。それは行政報告だけではやはりおさまらない、次、どうするのだというところの部分をやはり言っていかないと、これはもちろん市民もそうだと、当然ですよ。しかし、働いている者は、さらに先を読みます。一般職と違って病院の職員、医療スタッフというのは、ある意味引っ張りだこと言っていいかもしれない。将来の自分の目指す生活を維持するという部分において動きが、もうすごく動きがあるのですよ、既に。

 そのことを考えれば、最後に、最後のところで、答弁がですよ、基本的に市長は現状の体制を可能な限り維持したい、維持していきたい、本当ですよね。その先のあり方としても、市民の必要とする診療科を一定程度備えて、初期的な医療と救急医療は最低確保する。市の財政支援は、基準内の繰り入れの範疇で、何とか経営できる病院を目指していきたい、すばらしい答弁ですよ。そんなこと、今、これ、こんなこと成り立ちますか、ここまで来て、市長。そんな生やさしいところではないのではないですかね、僕は、そう思うのですけれども、いかがですか。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 小川議員の御質問にお答えをいたします。

 確かに、今の現状からすれば、こういうのは確かに本当の理想形と、こういうことのことで受けとめていただいたということでの再質問だと、そういうふうに受けておりますが、とにかく私としては現時点においてもこれまで皆様方、多くの御質問をいただいた中では、一生懸命検討してまいりたいことと、やはり市民の皆様には安心、そういうものを御理解を受けていただきたいという思いは、市長としての思いはこのとおりでございますが、では現実と余りにも乖離しているのではないかと、こういう御指摘でございますのでお答えをさせていただきますが、現状、確かに外科の先生は、今、難しい状態に置かれています。しかしながら、内科、あるいは来年の3月に内科医が一人、二人、今、お一人かの可能性が強いわけですが、そんなことではやはり最低限の医療と、こういうことは守っていきたい、しかし、外科はどうするのだと。このことにつきましても、今まで数多く答弁をさせていただきましたように、努力を重ねていくと。何とか札幌医科大学にも御理解をいただくように、また、重ねてお願いをしていきたいと、そんなふうにも思ってございますので、確かにここでお答えした部分は理想という形ではございますが、やはりこういう形でいかなければいけないだろうと、そういう思いもあって御答弁をさせていただきましたことを御理解いただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 小川議員。



◆小川政憲議員 立派な方針だと思いますよ。現実的でない、全く現実的でないと思う。私は、現実的な対応をすべきだというふうに申し上げたわけです。

 第2次の中期計画の中でも、既に二次医療圏のセンター病院との連携、これをしていかないと、これまでの病院完結型の医療を担うことは、これはもうできない、できないと断言しているのだ、明言しているのですよ。計画の中では。私は以前にも、院長にも申し上げています。二次医療圏の中での本市の生きていくすべ、それをやっぱりしっかりと市民に示していく、そういうことが必要だというふうに思うのですよ。

 その意味では、25年の10月に総務省が派遣してきた経営アドバイザーの派遣事業で、経営アドバイザーからのアドバイスをいただきました。その中に、本当にいいこれからの将来に向けた市立病院の生きていく道というものを教えられたと、私は思っていました。

 例えば、医療と介護の一体的な運営、あるいは高齢化対応としてのリハビリ部門の強化、こういったものについて検討されていると思います。しかしながら、もう既に言ってみたら2年が過ぎ、3年目に、このアドバイスを受けてからなるわけです。そんなことを今、言っている場合ではないことも現状ではあるのかもしれません。

 しかし、そういう実態も、そのこともやっぱりしっかりと検討した結果としてどうだったのだ、これだけの中期計画にどういうふうに反映するのだという部分についての実は提示もない。一方では、昨年は電子関係システムの導入が図られました。そういう意味においては、二次医療圏の中での本市の生きていくすべというのを、現実的に考えていかざるを得ないと思うのですよ。

 きのうは大橋議員から、砂川、滝川を見るよりも隣の赤平、まず見たらいいのではないかという意見もありました。私も最もだと思いますよ。例えば、極端に力があるのであれば、例えば赤平に外科医がいて、しかし、麻酔科医がいない。これは結果論ですよ。9月以降の判断になると思いますけれども、うちの麻酔科医を、もちろんそれは派遣先の了解を得てしなければなりませんけれども、外へ出すのはなくて隣へ行ってもらったらどうだという話も、そういう話も当然出てきてもいいのかなと思う。それだけの権利が、市長でさえないのかもしれないけれども、そういうことによってこの圏域の中で、市民に納得してもらえるような環境整備というのをしていって、市民に説明をしていかなければならない、そういう時ではないのかと思うのですよ。

 妊産婦の方々に、要するに産科等々がない、そして近隣の医療機関にかかる場合には、道が旅費を支給するという手当てをしてあった。そのことを受けて、市もそれの後制度を確立しなければならないということ、あるわけですね。そんなことも含めて、やっぱりそうなると基本的に足の問題だと思いますよね、足をどう確保するか。

 救急は、どうしようもないですよ。救急は救急消防ですよね。病院としても対応できる、もちろん必要でしょう。しかし、救急については、これは消防だと思います。しかし、通常の通院等について、足を確保することによってぜひ確保しましたと。できるだけ市内にあると同等に、足を確保することによって、市民の不便をできるだけ和らげて、そして確保しましたと。そういう中でぜひ医療環境を、市としてはこういう形でいくのだと、そういうことを、今、これから言わなければならない時だというふうに思うのですよ。市長はあくまでも、とりあえずは外科医を確保するということに全精力を傾けているわけでありますけれども、少なくとも市立芦別病院の院長さんは、医療分野のトップであって、私は経営者でないと明言される方ですから、最後は、市長、あなたが決めなければならないのですよ。そのことをぜひ、もちろんそれは医療スタッフの了解というか、もちろんコンセンサスを得た中で、回答の中でもちろん経営を改善していく、経営変えていかなければならない、もちろんそうですけれども、最終的判断は、やっぱり市長がしなければならないのですよ。以前の院長とは違うそういう中ですし、ぜひそのことを含めて、既に3カ月です。9月末まで、9月見ても、やっぱり二方向、三方向を検討した中で、それらしっかりと現場では、その論議をしていかないと間に合わないではないですか、9月以降。9月以降、あきらめるわけではないですよね、ずっと恐らく医師の確保というのは、至上命題というのは、これはずっとどこの病院でも同じわけですから、とりあえずは今、現有を確保するための運動をしている、それがならないときにどうするのだと、それは極めて大きな診療科目を失うことにつながる。

 我々に市長も言われたように、4月には内科医の先生が来てくれる、それが2なのか1なのかというところだというふうに思いますけれども、一方また泌尿器科の先生が、今、病に倒れているということですよね。今、大学が、医局がしっかりとサポートしてくれているようでありますけれども、話は元に戻りますけれども、経営アドバイザーが言われました。こんなに働いている病院の医者はいないと、来たお二人の専門家は言われていたわけです。入院施設を持って、外来がこれだけいるということは大変だということを言っているわけですけれども、そういう重労働というか、特に市長、公立病院の医者にはみんな、なりたくないのですよ。わかりますよね、重労働だからですよ。みんな、なりたくないのですよ。できるだけ公立病院の医者には、若い人はね、重労働すぎるのですよ。

 そのことも含めて、大変厳しい我々は環境の中で、医療問題を論議しなければならないわけですけれども、今、私はこれだけですということを言い切っているだけではうまくないと、目の前なのですよ。そのためには大きくかじを切るときだと、私は思うのですけれども、改めて市長の考えをお聞きしたいと思います。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 小川議員の御質問にお答えをしたいと思います。

 いろいろな御提言をいただいたところでございますが、確かにどこかでかじを切らなければならないと、そういうことはあるのかなと、そんなふうに思うところでございますが、私は逆に言いますと、麻酔科の先生がいらっしゃるというのは、外科の先生がいつおいでになっても手術はできますよと、この芦別市立病院の強味だと、逆にそう思ってございます。

 ですから、私どもには麻酔科の先生がいらっしゃいます。ぜひ来てください。これは強く、今までもいろいろなところでお会いしても、これは私どもの切り札とは言いませんが、カードだと、そういうふうに思って、その部分も十分事務長が承知をしながら、私が行けないところでは事務長もそのカードを切っているはずでございますので、やはりそんなことも少しずつ我々が有利なのだよと、そういうことでのお話はしていく。北海道でぜひ地域で地域医療、こういうことで多くの市民が待ち焦がれていますと、こういうことの言葉も使わせていただいているところでございまして、何とか何とか北海道に向いていく、そんなことでの努力は重ねていきたいと思いますので、どうぞ議会の皆様によろしく御支援、御協力をお願いを申し上げたいと存じます。

 答弁とさせていただきます。



○日沼昇光議長 小川議員。



◆小川政憲議員 本当に大変なときの市長なのだということについては、本当に心から頭を下げたいというふうに思います。けれども、やっぱりいよいよ二次医療圏、圏域の中で、中空知の中で、この中空知というのは大体医療の過疎地域ではないですよ。ないですね、北海道の中でも、極めて恵まれていると言っていい。砂川まで約1時間までかからないけれども、しかし、無医村の言ってみたら村だって、北海道にはまだ実はあるわけですよ。

 そういう意味でいうと、中空知というのはいろいろと見たら、まだまちの真ん中みたいなところもあるわけですけれども、しかし、こういう結果になってきているというのは、極めて厳しい状況だと。病院完結型の医療というのは、これからは不可能だということは、間違いなくそういう理解に立つべきだと思いますので、ぜひそのことを含めて、この圏域の中でどう医療環境を確保していくのか、そのことをしっかりと市民に説明ができるような体制づくりをして、そして説明をしていくと、理解をしてもらう、協力してもらうと、そういうことは必要なのだろうと。

 現状、こういう経過ですというだけの市民説明会であれば、申しわけないけれども、僕は必要ないと、市民はやっぱり結果を求めていますから。どういう方向で、どう行くのだとか、そのことも含めて今度やるときにはそういう方向、そこまでの結論的なものを持ってしなければ、市民は納得してもらえないと思うのですよ。

 そのことも含めて、我々も議長も市長とともに医師確保に連日連夜頑張っていますので、我々もあれば情報収集、そういったものもさせていただいているつもりでもあります。大変厳しい状況にありますけれども、新たなやっぱり方向性を早く指し示すということが、現場にだってしていることですよ。早く、ある意味、事務長が決めるわけではないですからね。事務長だって待っているかもしれない、方向性をどうするのかというのは、それは病院で働く多くの職員も同様であります。そのことをぜひ御理解いただく中で、大変厳しい方向を広げて考えていかなければならない、そして判断しなければならないということが、今、市長に求められているのだということを改めて御理解をいただいておきたいということで、私の一般質問を終わらせていただきたいと思います。

 ありがとうございました。



○日沼昇光議長 これをもちまして、小川議員の質問は終了いたしました。

 以上で、通告のありました一般質問は、全て終了をいたしました。

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△日程追加を求める動議

(「動議」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 池田議員。



◆池田勝利議員 この際、動議を提出いたします。

 本定例会において、芦別振興公社に関する経営状況報告と各議員による一般質問に対する答弁の結果を踏まえ、小川議員外4名から提出の議案第69号特別委員会の設置つにいてを緊急を要すると思われますので、これを日程に追加し、議題とされることを望みます。

 議長において、よろしくお取り計らいくださいますようお願い申し上げます。



○日沼昇光議長 ただいま、池田議員から動議が提出をされました。

 池田議員から提出の動議に、賛成の議員は挙手を願います。

(賛成者挙手)



○日沼昇光議長 おろしてください。

 ただいま、池田議員から、議案第69号 特別委員会の設置についてを日程に追加し、議題とされたいとの動議が提出され、所定の賛同、賛成者がありますので、動議は設立をいたしました。

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△日程追加の議決



○日沼昇光議長 お諮りいたします。

 本動議を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、この際、この動議を日程に追加し、議題とすることに決定をいたしました。

 この動議を議題といたします。

 ちょっとお待ちください。今、議案配ります。いいですか、行き渡りました。

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△議案第69号



○日沼昇光議長 議案第69号特別委員会の設置についてを議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 池田議員。



◆池田勝利議員 −登壇−

 ただいま議題となりました議案第69号特別委員会の設置についての提案の趣旨を御説明申し上げます。

 本案は、現在、株式会社芦別振興公社が抱えている懸案事項のうち、重要かつ緊急な問題について特別委員会を設置し、調査・審議するものであり、その目的、調査事項等はお手元に配布の議案に記載のとおりであります。

 また、議会閉会中においても継続して調査・審議ができるようにするためのものであります。

 以上が、本案の提案の趣旨でございますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。



○日沼昇光議長 これより、質疑に入ります。

 ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となりました議案第69号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、本案については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。

 これより、討論に入ります。

 ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、討論を終了いたします。

 これより、議案第69号を採決します。

 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、本案は、原案のとおり可決されました。

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△株式会社芦別振興公社経営問題調査特別委員会委員の選任について



○日沼昇光議長 お諮りいたします。

 ただいま設置されました株式会社芦別振興公社経営問題調査特別委員会委員の選任については、芦別市議会委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配布の特別委員会委員選任予定者名簿に記載のとおり、それぞれ指名したいと思います。

 これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、お手元に配布の名簿のとおり、それぞれ選任することに決定をいたしました。

 この際、正副委員長互選のため、少しの間休憩をいたします。

午後 4時05分 休憩

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午後 4時14分 再開



○日沼昇光議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 ただいま開催されました株式会社芦別振興公社経営問題調査特別委員会において、正副委員長互選の結果、委員長に小川委員、副委員長に大鎌委員が、それぞれ選出された旨通告がありましたので御報告を申し上げます。

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△休会の議決



○日沼昇光議長 お諮りいたします。

 常任委員会開催のため、6月22日及び23日の2日間、休会したいと思います。

 これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、6月22日及び23日の2日間、休会することに決定をいたしました。

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△散会宣告



○日沼昇光議長 以上で、本日の日程は、全部終了をいたしました。

 本日は、これをもちまして散会をいたします。

 御苦労さまでございました。

      (午後 4時14分 散会)