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北海道 芦別市

平成27年 第7回定例会 09月29日−04号




平成27年 第7回定例会 − 09月29日−04号









平成27年 第7回定例会



                平成27年第7回



            芦 別 市 議 会(定 例 会)会 議 録



            第4日目(平成27年9月29日)

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 (午前10時00分 開議)





△開議宣告



○日沼昇光議長 これより、本日の会議を開きます。

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△認定第1号・認定第2号・認定第3号・認定第4号



○日沼昇光議長 日程第1 認定第1号平成26年度芦別市一般会計歳入歳出決算認定について、日程第2 認定第2号平成26年度芦別市各特別会計歳入歳出決算認定について、日程第3 認定第3号平成26年度市立芦別病院事業会計決算認定について、日程第4 認定第4号平成26年度芦別市水道事業会計決算認定について、以上4件を一括議題といたします。

 本件に関し、委員長の報告を求めます。

 決算審査特別委員長滝勝美議員。



◆滝勝美議員 −登壇−

 今期定例会において、本委員会に付託されました認定第1号から第4号までの4件につきまして、審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 初めに、審査の経過について申し上げます。

 本委員会は、去る9月18日、24日、25日及び28日までの4日間にわたり委員会を開催し、説明員の出席を求めて質疑を行い、続いて討論、採決と慎重に審査を行った次第であります。

 なお、討論の過程で、認定第1号及び第2号について松井委員から反対討論があり、認定2件についての採決は挙手により行ったところであります。

 次に、審査の結果について申し上げます。

 認定4件を採決の結果、お手元に配布の委員会審査報告書に記載のとおり、認定第1号及び第2号については、賛成多数をもって認定すべきと決定し、認定第3号及び第4号については、全員一致をもって認定すべきと決定した次第であります。

 以上、本委員会における審査の経過と結果でございますので、よろしく審議くださいますようお願いを申し上げ、本委員会の審査報告といたします。



○日沼昇光議長 これより、委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑は、4件一括行います。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、質疑を終了いたします。

 これより、討論に入ります。

 松井議員。



◆松井邦男議員 認定第1号平成26年度芦別市一般会計歳入歳出決算認定につきまして、日本共産党の松井は認定に不同意の立場から意見を申し上げます。

 日本共産党は、昨年3月議会におきまして、当初予算に対し賛成しがたい点があるとして反対してきた経過から、このたびの決算認定についても反対であることを、まず最初に申し上げます。

 26年度において提案された条例及び予算について、共産党として異議のある点について、その都度意見を述べて反対を表明してきたわけであります。

 以下、主な点について申し上げます。

 第1点は、社会体育施設や生活館などの使用料に消費税増税分の上乗せについて、議員の約半数が反対しましたが、わずかの差で消費税上乗せが議決となりました。一般会計の公共料金に消費税増税は義務づけされておらず、地域振興策と市民負担への配慮の点から上乗せに反対してきたものであります。

 2点目は、国の改正に基づき軽自動車税の税額を引き上げましたが、大衆車である軽自動車の税率引き上げは、業界の意向を受けて車購入時における自動車取得税は廃止し、それの減収対策として1.5倍もの税率引き上げをするというもので、庶民の生活の足に対する課税であるとして反対しました。

 3点目は、税番号制度システム整備費の補正の際に申し上げましたけれども、マイナンバー制度はこの10月から始まるわけでありますけれども、個人情報を一元管理し、税や保険料の徴収強化と社会保障の給付削減を目的としたものであるとして反対してまいりました。

 この10月から、国民一人一人に個人番号が通知されますが、個人の資産が国に管理されるなど、国、国家による国民への統制支配の強化、プライバシー侵害が強く懸念されるものであります。

 4点目は、子ども・子育て支援関係の条例改正について、議会でわずか2回程度の審議でありましたけれども、民間営利企業の保育分野への参入に道を開く規制緩和であり、それに係るもので、国の基準に基づく設置基準、国並みの保育料などについて意見を述べて反対してきたわけであります。

 5点目は、定住自立圏構想と協定にかかわって、この背景には行く行く道州制に向けた新たな市町村再編が目的であり、人口流出、過疎化により、住民サービス水準の提供が困難になってきているもとで、小規模自治体が周辺の中心市への実質的統合につないでいくものと言わざるを得ません。今年4月から滝川地区広域消防に加入したわけでありますけれども、消防の広域化についてもいろいろと問題点が指摘されており、全道的にみても進んでいないというのが実情であります。私は、現在も基本的に広域化には反対であります。

 6点目は、道の駅にぎわい創出プロジェクト構想と、それに基づく実施設計が示されたわけでありますけれども、箱物優先のパッケージ型の一体的整備について、政策や財政の優先順位を踏まえるべきとして議会の多数は一部凍結とする予算修正の議決をしました。

 共産党と無所属は、修正の考えを理解しつつも、道の駅構想の進め方そのものに異議があり、反対したものであります。

 7点目は、消防総合庁舎建設について、庁舎建設の必要性は認めつつも、芦別の将来を見据えてさらなる建設費の縮小、コンパクト化すべきとの立場から、提案された建設事業費に反対してきたものであります。

 8点目は、カナディアンに係る債務弁済として、毎年1億7,000万円もの市民の血税が支出されています。本来、市に籍のない市長が個人保証した約6,000万円の市費負担も含め、弁済に係る一部の経過と対応について後世の市民に到底説明のつかないものであり、引き続き反対を表明してきたものであります。

 9点目は、12月に振興公社の資金繰りが厳しいとして、運転資金として8,800万円を42年までの15年間無利子で貸し付けてほしいとの提案がありましたが、議会は厳しい審議を踏まえ6,500万円を緊急貸し付けすることを苦渋の決断をしたわけであります。議員全員は、市民の血税を貸し付けたことで、市民に迷惑をかけたということで、議員報酬の1カ月10%のカットを行ったわけであります。

 さらに、今年の3月議会におきまして、資金ショートで営業停止となる事態を回避するために3,000万円の貸し付けの提案があり、審議において市の取締役も知らなかった公社の外部執行役員と長期にわたる業務委託契約などが明るみとなり、市長の責任者として筆頭株主としての公社経営に対する指導力に対する厳しい質疑がありました。

 共産党と無所属の2人だけは、短期の貸し付け提案にも反対したわけであります。

 今期定例会に、今野市長はみずからも厳しく批判していた公社経営の赤字問題について、2億4,000万円なるものの経営をしたらどうかという、そういうお考えを示されたわけでありますけれども、これらについても私どもは、この貸し付け提案をする前にもっと今日の公社の赤字経営の実体解明を優先すべきというもので考えております。

 以上を申し上げて、決算認定に不同意との討論とします。

 それから、認定第2号芦別市各特別会計歳入歳出決算認定のうち、共産党は後期高齢者医療保険特別会計について意見を述べて反対いたします。

 75歳以上の高齢者を差別扱いする世界に例を見ない医療制度であり、速やかなる廃止を求める立場から反対したものであります。

 以上であります。



○日沼昇光議長 ほかに御発言はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、討論を終了いたします。

 これより、採決します。

 初めに、認定第1号を採決します。

 本案に対する委員長の報告は、認定であります。

 本案は、委員長の報告のとおり決定するこ

とに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)



○日沼昇光議長 御着席ください。

 賛成議員多数です。

 したがって、認定第1号は、認定することに決定をいたしました。

 次に、認定第2号を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は、認定であります。

 本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)



○日沼昇光議長 御着席ください。

 賛成議員多数です。

 したがって、認定第2号は、認定することに決定をいたしました。

 次に、認定第3号及び第4号の2件を一括採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は、認定であります。

 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 したがって、認定第3号及び第4号は、認定することに決定いたしました。

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△議案第48号・議案第66号・議案第67号・議案第69号・議案第71号・議案第79号



○日沼昇光議長 日程第5 議案第48号芦別市生活交通路線維持対策補助金交付条例の一部を改正する条例の制定について、日程第6 議案第66号芦別市いじめ問題対策連絡協議会等条例の制定について、日程第7 議案第67号芦別市議会の議員その他非常勤の職員等の公務災害補償等に関する条例及び芦別市職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例の制定について、日程第8 議案第69号芦別市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、日程第9 議案第71号芦別市青少年問題協議会条例を廃止する条例の制定について、日程第10 議案第79号北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について、以上6件を一括議題といたします。

 本件に関し、委員長の報告を求めます。

 総務常任委員長吉田議員。



◆吉田博子議員 −登壇−

 第7回定例会において本委員会に付託され、閉会中継続審査となっております議案第48号及び今期定例会において、本委員会に付託されました議案第66号、第67号、第69号、第71号及び第79号の6件につきまして、審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 初めに、審査の経過について申し上げます。

 本委員会は、議案第48号については、去る6月25日、7月31日及び9月16日の3回にわたり委員会を開催し、また、議案第66号、第67号、第69号、第71号、第79号の5件については、9月16日に委員会を開催し、説明員の出席を求めて質疑を行い、続いて討論、採決と慎重に審査を行った次第であります。

 なお、討論の過程で、議案第48号について、日沼委員から、芦別市生活交通路線維持対策補助金の特例は、平成27年度及び平成28年度分の予算により交付する補助金に限ったものであることから、市として平成29年度以降の生活交通路線のあり方を抜本的に見直す方針が示されているところであり、市民の足の確保と利便性の向上、さらには適正な市費投入が図られるよう、路線や時間や運行本数などの運行形態の抜本的な見直しを含めて、確実な実行を求める賛成討論があったところであります。

 次に、審査の結果について申し上げます。

 議案6件を採決の結果、お手元に配布の委員会審査報告書に記載のとおり、全員一致をもって原案可決と決定した次第であります。

 以上が本委員会の審査の経過と結果でございますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げ、本委員会の審査報告といたします。



○日沼昇光議長 これより、委員長報告に対する質疑に入ります。

 ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、質疑を終了いたします。

 これより、討論に入ります。討論は、6件一括行います。

 松井議員。



◆松井邦男議員 議案第48号芦別市生活交通路線維持対策補助金交付条例の一部改正について、意見を述べて消極的に賛成いたします。

 市民生活を支える足としての生活交通路線の循環型運行を私ども提案もし、また、理解もしてきたわけでありますけれども、現実さまざまな問題点が指摘されていますように、上芦及び西芦・頼城線では多額の運行赤字を出しているわけであります。

 平成25年に条例改正を行ったわけでありますけれども、生活交通路線に対する補助の算定方法を現行の標準経常費用に100分の25を乗じたものに変更したわけでありますけれども、運行収入の相変わらずの減少と国庫補助制度に対する認識の甘さから、予定した補助金が減額となったことなどから、運行赤字が大きくなって利用者負担がさらに増加するという事態に立ったわけでありまして、算定方法の見直しを今回したわけでありますけれども、先般の条例改正の際における算定方法の変更に当たって、行政側の判断の甘さがこうした事態に至ったものではないかと思っています。

 毎年多額の運行赤字が避けられないと、そしてその中で上芦及び西芦・頼城線の循環運行のあり方や、また、芦別温泉線のありようについて、先程来、委員長の報告にもありましたけれども、生活交通路線の運行形態の経営形態の抜本的見直しが求められているということであります。私も、それに同感であります。

 市民のニーズを的確に把握し、市民の理解と協力が得られる生活交通路線の維持確保を強く求めるものであります。そういった立場から、このたびの算定方法の変更についてはやむを得ないものとして理解し、消極的に賛成するものであります。

 次は、議案第66号芦別市いじめ問題対策連絡協議会等の条例制定について、その趣旨を理解しつつも若干意見を述べて賛成いたします。

 今般の条例改正は、2013年に制定されたいじめ防止対策推進法に基づくものであります。推進法は、いじめの防止を、子供のいじめを禁止し厳罰で取り締まる仕組みを定めています。いじめは、子供の発達、発育途上で誰にでも生じるものであり、教育という見地から解決すべきものであり、法律で禁止すべき性格のものではないと思うのであります。

 条例では、子供たちにいじめを行ってはいけないといじめを禁止しています。法律で定めるべきことは、子供の義務としてではなく、子供がいじめられずに安心して生きられる権利を保障し、その権利を守るための大人の社会の取り組みが求められているわけであります。

 いじめを行っている子どもに対し、懲罰として慎重を期すべき出席停止を命ずるとした厳罰化を求めています。いじめに毅然として対応することは必要でありますけれども、厳罰ではなく、いじめを行った子どもにいじめに走った事情を丁寧に聞き取り、いじめをやめさせるとともに子供自身が人間的に立ち上がれるような援助の手を差し伸べることが大切ではないでしょうか。厳罰をことさら強調することは、子供の心をさらにゆがめ、子供と教員との信頼関係を壊し、いじめ対策に悪影響を及ぼすことが懸念されます。

 緊急避難措置として、いじめを行った子どもの出席停止はあり得るわけでありますけれども、現状でも出席停止の期間における子供への指導、出席停止後の子供への影響などから、慎重な取り扱いが求められているものでありますけれども、今回の法律や条例では懲罰的に出席停止が奨励されることが危惧されるわけであります。

 いじめ対策を進めていく上で、教員の果たすべき役割は極めて重要であります。子供の命を守ることを何よりも最優先して取り組む上で、子供と向き合う時間が確保できない教員の現状の改善が急務であります。いじめ対策が厳罰ではなく、子供の内面から理解させることが大事であり、子供の悩みや要望などに寄り添っていくべきであります。子供のことで学校、地域、社会のそれぞれが協力し合い、いじめのない学校と地域をつくる取り組みが今強く求められています。今般制定される条例に基づく具体的対応に当たり、意見を申し上げたわけであります。

 議案第69号芦別市手数料条例の一部改正について意見を述べて反対します。

 先ほども申しましたけれども、10月から国民全員に個人番号通知カードがマイナンバー制度に基づき届けられることに伴うカードの紛失や破損の際の再発行の手数料を定めるものであります。

 26年度の一般会計歳入歳出決算認定の討論の際に申し上げましたけれども、さまざまな問題点が指摘されているマイナンバー制度に反対との立場から、それに関連する条例には賛成できません。

 以上を申し上げて反対の討論とします。

 以上です。



○日沼昇光議長 ほかに御発言ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、討論を終了いたします。

 これより、採決します。

 初めに、議案第48号、第66号、第67号、第71号及び第79号までの5件を一括採決します。

 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。

 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、議案5件は、原案のとおり可決されました。

 次に、議案第69号を採決します。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)



○日沼昇光議長 御着席ください。

 賛成議員多数です。

 よって、本案は、原案のとおり可決されました。

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△議案第72号・議案第73号・議案第74号・議案第75号



○日沼昇光議長 日程第11 議案第72号市立芦別病院条例の一部を改正する条例の制定について、日程第12 議案第73号芦別市保育所の一部を改正する条例の制定について、日程第13 議案第74号芦別市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、日程第14 議案第75号芦別市留守家庭児童会条例及び芦別市子どもセンター条例の一部を改正する条例の制定について、以上4件を一括議題といたします。

 本件に関し、委員長の報告を求めます。

 社会産業常任委員長小川議員。



◆小川政憲議員 −登壇−

 今期定例会において、本委員会に付託されました議案第72号から議案第75号までの4件につきまして、審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 初めに、審査の経過について申し上げます。

 本委員会は、去る9月17日に委員会を開催し、説明員の出席を求めて質疑を行い、続いて討論、採決と慎重に審査を行った次第であります。

 次に、審査の結果について申し上げます。

 議案4件を採決の結果、お手元に配布の委員会審査報告書に記載のとおり、全員一致をもって原案可決と決定した次第であります。

 以上が本委員会の審査の経過と結果でございますので、よろしく御審議くださいますようお願いを申し上げ、本委員会の審査報告といたします。



○日沼昇光議長 これより、委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑は、4件一括行います。

 ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、質疑を終了します。

 これより、討論に入ります。

 討論は、4件一括行います。

 ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、討論を終了いたします。

 これより、議案第72号から第75号まで、4件を一括採決します。

 本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。

 本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、議案4件は、原案のとおり可決されました。

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△議案第60号



○日沼昇光議長 日程第15 議案第60号平成27年度芦別市一般会計補正予算(第4号)を議題とし、前回の議事を継続いたします。

 これより、討論に入ります。

 松井議員。



◆松井邦男議員 議案第60号平成27年度一般会計補正予算(第4号)について、共産党の松井として賛成できない点がありますので、意見を述べて反対いたします。

 第1点は、先ほどもちょっと触れましたけれども、情報管理及び住民基本台帳の業務におけるマイナンバー制度に係る部分について、さまざまな問題点が指摘されているマイナンバーそのものに反対であることであります。

 第2点は、軽自動車税に新たに重課・軽課を賦課する情報データ提供を受けるためのシステム改修でありますけれども、住民の生活の足である軽自動車に1.5倍もの税負担を求めるものには反対であります。

 3点目は、介護保険特別会計に対する繰出金でありますが、介護保険制度改正に伴うシステム改修であります。このたびの介護保険制度の改正は、介護施設の利用に当たり、低所得者には食費と居住費の負担を軽減する補足給付のありますその対象者に、このたびの改正では本人が非課税世帯という申請条件に加えて、配偶者の非課税世帯としても改めて条件を示し、その対象者本人が非課税であるということでの条件を出しまして、さらにその非課税の配偶者の持ち金を含めて、たんす貯金や、これはいわゆる現金でありますけれども預貯金の写しの提出、金融機関に対する残高証明照会承諾書の提出を求めることも含め、また、不正があれば3倍ものペナルティーをかけるという生活保護にもない厳しい条件をつけての給付対象を厳しく制限するものであります。

 9月議会でこの問題を私は取り上げて、芦別の実態も伺ったわけでありますけれども、既に芦別でも非課税世帯で給付の対象者がこの制度の改正により申請を断念したという事例もあると伺っています。こうした社会的弱者をさらにいじめる介護保険制度改正のシステム改修には賛成できません。

 4点目は、消防庁舎に係る設備についてであります。

 防火衣の収納方法を壁掛け方式100万円から回転ロッカー式の400万円とする提案がありました。どうしても必要なものは当初の経費の中で折り込むべきものでありまして、建設費を低く抑えるために壁掛け方式としたということであります。そうした中で、今野市長が諸般の事情を判断して400万円の回転ロッカー式としたものであります。こうした提案のあり方は、後出しじゃんけん的ものと言わざるを得ない、大変遺憾であります。

 以上の点を指摘して、反対の討論とします。



○日沼昇光議長 ほかに御発言ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、討論を終了いたします。

 これより、議案第60号を採決します。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)



○日沼昇光議長 御着席ください。

 賛成議員多数です。

 よって、本案は、原案のとおり可決されました。

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△議案第61号・議案第62号・議案第63号・議案第64号・議案第65号



○日沼昇光議長 日程第16 議案第61号平成27年度芦別市奨学資金特別会計補正予算(第1号)、日程第17 議案第62号平成27年度芦別市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、日程第18 議案第63号平成27年度芦別市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、日程第19 議案第64号平成27年度芦別市介護サービス事業特別会計補正予算(第2号)、日程第20 議案第65号平成27年度芦別市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、以上5件を一括議題とし、前回の議事を継続いたします。

 これより、討論に入ります。

 討論は5件一括行います。

 松井議員。



◆松井邦男議員 議案第63号介護保険事業会計補正につきまして、共産党の松井は意見を述べて反対します。

 反対理由は、今ほどの第60号の一般会計補正予算(第4号)の反対討論において、介護保険制度改正に係る問題点を指摘し反対したわけでありまして、その関連で反対いたします。

 以上です。



○日沼昇光議長 ほかに御発言ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、討論を終了いたします。

 これより、議案第61号、第62号、第64号及び第65号までの4件を一括採決します。

 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、議案4件は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第63号を採決します。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)



○日沼昇光議長 御着席ください。

 賛成多数です。

 よって、本案は、原案のとおり可決されました。

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△議案第76号



○日沼昇光議長 日程第21 議案第76号副市長の選任についてを議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 市長。



◎今野宏市長 −登壇−

 ただいま議題となりました、議案第76号副市長の選任についての提案の趣旨を御説明申し上げます。

 御承知のとおり、荻原副市長が退任されて以来、4カ月を超える期間にわたり副市長が不在となる事態が続いております。

 市民を初め職員からは、この副市長不在を危惧する意見、また、1日も早い副市長の選任を願う声が上がっております。

 そのような中、市政の発展を願い、考え抜いた末に、副市長に湯浅哲也氏を選任いたしたく、再度御提案申し上げる次第でございます。

 湯浅氏の経歴につきましては省略させていただきますが、前回の提案でも御説明させていただきましたとおり、同氏の豊富な行政経験、人格、識見から、本市副市長に最適任と認め、選任しようとするものでございます。

 前回の提案に際しまして、反対された議員の皆様におきましては、一度否決した人事案件を再度御提案させていただくことに対しまして御批判があるかと存じます。しかしながら、市民のためにこれからの政策を実行していく上で、私が熟慮を重ねた結果でございます。ぜひ、よろしく御同意くださいますよう心よりお願いを申し上げます。



○日沼昇光議長 これより、質疑に入ります。

 瀧仁美議員。



◆瀧仁美議員 新星クラブの瀧仁美でございます。

 何点か市長にお尋ねしたいと思います。

 まずは、現在、道内35市のうち副市長が不在な市は、小樽市、夕張市、そして芦別市の3市でありますが、夕張市においては財政上の理由から副市長を置かないと条例で定めており、実質不在の市は小樽市と芦別市の2市ということになります。

 市長は、この副市長が不在という状態が市政運営上どのような影響があるとお考えですか。また、市長は、6月議会において否決された方を再度提案されましたが、改めてこの方が副市長として適任であるという強い決意を聞かせていただけますか。

 しかしながら、6月に否決されたことは事実であります。否決されるに当たって反対された理由がこうでありました。

 市長から提案された人物については全く問題はないが、ここからが重要なのですが、副市長というのは現職の部長から上げるのがこれまでの慣例であり、この慣例というのをどのようにお考えですか。

 さらに続きがあるのですが、この慣例に従わないと職員の士気にかかわるとされたのですが、市長は職員の士気にかかわるという点についてはどのようにお考えですか。市長のお考えをお聞かせください。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 初めに、副市長が不在という状態で市政運営上どのような影響があるのかという御質問でございますが、当然、副市長でなければできない仕事もあります。一部の事務においては、規則等の改正で対応し行政を行っておりますが、安定的に行政が進められるよう副市長の就任を願っているところであります。

 次に、湯浅氏が副市長として適任であるという決意についてでありますが、提案理由でも申し述べさせていただきましたが、行政においての職歴から見ても、副市長として十分にその職務を全うし得る適任者だと思ってございます。

 次に、副市長というのは、現職の部長から上げるのがこれまでの慣例であるとのことについてですが、慣例も大切なことだとは考えておりますが、私といたしましては、課長職、部長職、そして監査委員を歴任された湯浅氏が適任者と考え、再提案させていただいた次第であります。

 次に、この慣例に従わないと職員の士気にかかわるかという点についてのお尋ねでありますが、私は市職員は市民のためにその職務を誠実に実行しているものであり、士気についてはかかわりがないものと考えております。

 以上でございます。



○日沼昇光議長 瀧仁美議員。



◆瀧仁美議員 市長の思いを改めて理解させていただいたところであります。

 それでは本題に入りますが、今、審議しようとしているこの人事案件の議案ですが、地方自治法第162条により審議されるものであります。全文を読みます。

 副知事及び副市長村長は、地方自治団体の長が議会の同意を得てこれを選任するということになっております。この法律に従って審議されるものであります。ここまではいいです。この続きがあるのですが、地方自治法第164条副知事及び副市町村長の欠格事由というのがありまして、要はこういう人は副市長にはなれませんよという法律です。全文を読みます。

 公職選挙法第11条第1項または第11条の2項の規定に該当する者は、副知事及び副市町村長となることができないという規定があります。そこで、その公職選挙法第11条第1項と第2項とは何か。まず、第11条の第1項ですが、選挙権を有しない者、これはどういうことかというと、簡単に言えば、禁固刑以上の刑に処せられ、その執行猶予が解けていない人のこと、第2項は被選挙権を有しない者、これも簡単に言うと、公職にある間あっせん行為などの利得により刑に処せられその執行が終わり、または、その執行猶予が免除された日から5年を経過していない者、要は禁固刑が解けていないか、そして公職時代に悪いことをして刑に処せられていないかというのが公選法の第11条でいう副市長になれないとされる法律で定められた規定であり、地方自治法のどこを見ても副市長になれない理由に過去の慣例とか職員の士気に触るというのは見当たりません。まさに地方自治法を無視した勝手な言いわけで、とても市民に納得してもらえるものではないと思います。

 まさか今回も同じ理由で反対してくるとは思いませんが、さらには6月の議会から今日までの間に提案されている方に何も落ち度がないことから、今回は本人に対してだめということがないかとも思います。

 とにかく、これ以上市政の運営を停滞させることがないよう、このまちのためにとっても、そして何より市民の皆様のためにとっても、1日も早く副市長を選任していただきますよう、議員の皆様の芦別にとってよい判断を望みます。

 以上でございます。



○日沼昇光議長 ほかに御発言ありませんか。

 池田議員。



◆池田勝利議員 市長にお伺いいたします。

 市長は、初登庁したときに御挨拶の中で、職員は市長のパートナーですとおっしゃいました。これは間違いないですね。間違いありませんね、市長。職員は市長のパートナーとなっていただきたいということをおっしゃってましたよね。私は新聞で見たのですけれども。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 そのとおりでございます。



○日沼昇光議長 池田議員。



◆池田勝利議員 市政運営する上において職員を大切にしないと、私は、この副市長の選出に当たって、市長のこれまでとってきたやり方というのは非常に乱暴だと、そう言わざるを得ないのです。

 一番最初にお願いしたのは稲場市民福祉部長でしたよね。それで断られたので湯浅氏にお願いするというお話を私ども議会に報告をされましたよね。そして、そのことは誰にも言わないでくれということで稲場氏に口どめをされましたよね。稲場氏はそれを着実に守って、私は頼まれていません。私も聞きましたよ、私は頼まれていませんと。考えようによっては、あなたは稲場氏にうそを強要したと。市長自身は強要したなんて思っていないのだろうけれども、やはり市長という職責から見て、部長が市長にそう言われたら、それはもう着実にしっかりと頼まれていませんと言うのが当たり前の話。そうして、あなたは稲場部長に断られたから湯浅氏でお願いしますと各議員のところへ回ったのですよね。その間、稲場氏は、言えないからうそをついていると、うそを強要されたと言っても過言ではないのです。市長はそういう思いはないと思うけれども、結果的にそうなってしまったのですよ。だから稲場部長は私のところへ来て、涙を浮かべながら実は頼まれていましたと、それはずっと後の話です。

 もう1点、福島部長。

 あなたは、任命責任が持てないと各議員のところへ言って歩きましたよね。私は何で任命責任が持てないのかは知りませんけれども、後から聞いたら間違っていましたということで、各議員のところへ申しわけありませんでしたと頭を下げて歩いていましたよね。そして、これは何で福島部長が説明責任を持たなかったのか、ここで傍聴の皆さんがいっぱいいらっしゃいますから、それをはっきり言ってください。

 さらに鈴木経済建設部長、この方に対してはとてもひどいことを言っていますよね。私の耳に入っているものでは、ある議員のところへ行って、私はここでは口にできませんけれども、市長の口からはっきり言ってください。

 私は、前林市長、当時、三柳副市長が任期満了でしたよ。そして荻原部長を選出するとき、林市長はこういうやり方をしましたよ。まず議会、私は当時最大会派の会長でした。相談を受けました。それはもう市長の考えですからいいのですよと、当時の与党でしたから。議会が外堀ですよ。そして林市長に呼ばれたのですよ、自宅まで。そして、そこに来ていたのが部長2人と荻原さんです、前副市長です。もうそのときには、2人の部長にはちゃんと根回しをしてありました。そして、林市長は深々と頭を下げて、荻原さん頼むと言いましたよ。そうしたら、2人の部長は俺たちも協力するからぜひやってくれと、こういうやり方をしていましたよ。

 人事案件というのは、非常にデリケートな問題です。市長のやってきたこの経過を見ていると、そんな配慮というか、そういうことはみじんもないのですよ。

 一番最初に稲場さんに頼んだというときには、もう2人の部長に根回しをして、そして協力してくださいとお願いをして、その上で稲場さん頼むといえば、稲場部長だっておそらく考えたと思うのですよ。同じ年ですよ、3人とも。それは気兼ねもありますよ。そんな配慮をなぜできなかったのですか。あなたは市長ですよ。6,000票とった市長です。自分の言うことは何でも通る、そうお思いでしょうけれども、人には心というものがあるのですよ。その心を大切にしないと、あなたは職員がパートナーとおっしゃって、よろしくお願いしますと言ったかもしれないけれども、そのパートナーにも見放されますよ、こんなことをやっていたら。違いますか。あなたの見解をお聞きいたしたいと思います。



○日沼昇光議長 市長。



◎今野宏市長 いろいろお話をいただきましたが、私としては、副市長選任に当たる経過として私がどういう人選をするか、そういうことに思いを至っての人選でありますから、その経過について逐一ここでお話をすることは控えさせていただきますが、最初の事実、そのお考え方は確かにそういう方法もあるでしょう。やはり私が行わなかった、議員の皆様に手をついてお願いをしなかったという、人間性に欠けると、その市長の提案だからのめないと、こういうことでございましたら、それはそれで私も反省をするところでありますが、今、芦別の行政を軌道に乗せたい、その中で私が、経過はありますが、最終的に湯浅氏を、適任者として、職員もパートナーでありますが、私のパートナーとして選びたい、選んでいただきたい、承認をしていただきたい、そういう思いで湯浅氏を選び2度のお願いをしているところでありますので、その点について御理解をいただきたいと存じます。



○日沼昇光議長 ほかに。

 池田議員。



◆池田勝利議員 この話はどこまで行っても平行線ですから、もうこれ以上質問はいたしません。



○日沼昇光議長 ほかにございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、質疑を終了いたします。

 お諮りをいたします。

 ただいま議題となっております議案第76号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに、御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、本案については、委員会の付託を省略することに決定いたしました。

 これより、討論に入ります。

 御発言ありませんか。

 北村議員。



◆北村真議員 政風会の北村です。

 ただいま市長から御提案いただきました議案第76号副市長の選任について、反対の立場から意見を申し上げます。

 このたび市長から提案のあった湯浅氏については、6月の第5回定例会において提案され、議会の不同意という結果となりました。今議会までの期間、どのような選考過程を経て再び提案されるに至ったのかはわかりませんが、今野市長は議会の不同意の重みをどのように理解されているのでしょうか。

 第5回定例会のときには、創政会の池田会長から3点の反対理由が述べられておりました。今野市長は、その点についてどの程度熟慮されていたのでしょうか、されてきたのでしょうか。熟慮された上で、議会が一度不同意とした方を再び提案されることが市長の政治姿勢ということであるのであれば、非常に残念なことであり、まさしくこれは市長が議会を軽視している一端であると考えます。

 私たち政風会としても、事務方のトップである副市長の不在は1日も早く解消しなくてはいけない事案であると考えます。しかし、今回の提案につきましては、先ほど申し上げた理由のとおり賛成することができません。今野市長の再考を強く求めるものです。

 一般的に、市と議会は車の両輪であると言われております。双方が合意することができない今回の提案は、いたずらに市政の混乱を招くばかりです。今言われた提案理由につきましても、内容的には第5回定例会での提案理由と何ら違いがありません。今野市長は2期8年、市議会議員をやってこられたはずです。首長と議会のいい意味での相互理解と適度な緊張感が安定した市政運営につながることは誰よりも御存じのはずです。その点においても、今回の提案については理解しかねます。

 市長は、今議会においても、まちづくりの政策方針をいまだはっきりとお示しいただいておりません。今野市長は選挙のときに、判断力と決断力、そして説明責任と言ってこられました。であるのであれば、適切な判断と政策の決断を示すことが市民の付託に応えることになるのではありませんか。

 1日も早く芦別の将来の方向性を示していただき、そしてその政策を支えるにふさわしい副市長を御提案いただくことを期待いたしまして、政風会を代表しての反対討論とさせていただきます。



○日沼昇光議長 ほかに御発言ありませんか。

 吉田議員。



◆吉田博子議員 ただいま市長から提案されました議案第76号副市長の選任について同意することができませんので、反対の立場から意見を申し上げ討論といたします。

 私ども議会は、やみくもに反対しているわけではございません。その理由の1点目は、今野市長が市民の期待を受け当選され、これからかじ取りなさるときに、現職の副市長を排除したことに憤りを感じているところでございます。

 前副市長におかれましても、今野市長と同様に市職員としてプロでございました。任期をまだ残して退任されたことは本当に残念であり、市の損失でもあります。前副市長が退任の意思が固かったことは私も承知いたしております。今野市政が軌道に乗るまでの間、なぜ慰留なさらなかったのか、私には市長のお考えはわかりません。

 さらには、2点目として、市長が議会に対して何も御相談なさらないことです。私は議員にならせていただいて以来、これまでこのような事態、状態全く経験したことがございません。議長を初め各議員がこれまでも再三申し上げておりますが、例の議会からの申し入れに対しても無視をされ、このことがこれからも提案なさる諸課題に及ぼす影響をお考えになったことはございますか。

 湯浅氏について、前回、創政会から反対討論でございましたが、人格や力量を決して否定するものではございません。しかしながら、前副市長と同様に湯浅氏もまた監査委員としての任期は残っておりました。私ども議会は、監査委員としての湯浅氏を提案され、同意いたしております。議会が同意した人物を、市長は6月議会で副市長として提案されました。このことも議会軽視と言わざるを得ません。

 議会は聞く耳は持っております。市政に係ることにおいて、議会に何も御相談なさらないことがこのような状況を招き、市民の方々にも大変御心配をおかけいたしているわけでございます。

 有能な人材は、市長のお膝元、すぐおそばにたくさんいらっしゃるはずです。その方たちを、それにふさわしいポストにつけず終わらせることは、本市の行政運営に重大な損失を及ぼすこととなるわけでございます。

 以上、私の不同意の立場から討論とさせていただきます。



○日沼昇光議長 ほかに御発言ございませんか。

 池田議員。



◆池田勝利議員 ただいま市長から提案されました議案第76号副市長の選任について、同意することができませんので反対の立場から意見を申し上げ、討論といたします。

 私ども創政会は、前6月議会で本案件で申し上げたとおり、現役職員、プロパーから選出すべきであると申し上げるものであります。

 その理由の1点目は、現職3名の部長はいずれも有能な職員であり、職員の信頼も厚く、どなたを指名しても間違いなく今野市長の片腕として市政のかじ取りができるということです。

 2点目として、現役から昇格させることは、今現在市に奉職している職員の士気が上がるということです。それでなくても本市の職員年齢は高く、昇格ができない構造となっており、現役から特別職になっていただくことは大いに職員の士気を高める効果があると思うところです。

 3点目に、今の3名の部長職は57歳です。今特別職についていただかなければ、4年後には3人とも定年を迎えるということです。有能な人材を、それにふさわしいポストにつけず終わらせることは、本市の行政運営に重大な損失を及ぼすこととなるわけです。

 以上、不同意の討論とさせていただきます。



○日沼昇光議長 ほかに御発言ありませんか。

 松井議員。



◆松井邦男議員 議案第76号副市長の選任につきまして、日本共産党の松井としても意見を述べて選任に不同意といたします。

 6月の議会のときに申し上げましたけれども、副市長人事は市長の専権事項であります。しかしながら、議会と行政は両輪の歯車でありまして、副市長の人事についても議会の同意、また理解が必要であることは明白であります。

 今回、市長から提案された理由は、先ほどもどなたか話しありましたように、6月議会とほとんど同趣旨であります。6月議会の後に市長は、いわゆる副市長の選任のことにつきまして各議員に理解や協力を求めることなく個々に議員に会いまして、それぞれ選任に係る経過についての説明があったわけでありますけれども、いろいろと市長が言われるけれども、その努力なるものの過程について、どう見ても市長が当初から考えておられた以前の方ありきのという強い意向が強く変わっていないと、そういうふうに今判断をせざるを得なかったわけであります。

 議会の体制は、市長の選任に当たりまして、市長に対してさまざまな立ち位置から思いを伝え、円満にかつ早期に選任されるように協力を求めてきたわけでありますけれども、残念な結果になったことは遺憾であります。

 こうした副市長が長期にわたり不在となることは、先ほどもそれぞれ皆さんが申していましたように、行政の執行に重大な影響を与えることも事実でありまして、あえて言うと、こうした事態を招いた市長の責任は重大ではないでしょうかと。何らかの打開策を市長は講じるべきということを申し上げて、選任不同意の討論とします。



○日沼昇光議長 ほかに御発言ございませんか。

 大橋議員。



◆大橋二朗議員 私は、新星クラブを代表し、議案第76号副市長の選任について賛成の立場で討論させていただきます。

 賛成の理由は、上程されている湯浅哲也氏には、不同意とされる理由はなく、人物的にも経験からも副市長としてふさわしい人物だと断言できるからであります。

 今回市長は、6月の議会では残念ながら不同意となってしまった湯浅哲也氏を再び副市長として提案されました。そこには、市長の湯浅氏に対する並々ならぬ信頼と熱い思いを感じるところであります。

 そもそも、この副市長人事に対しての考えですが、今ほどもたくさんの方からもありました6月の議会でもありましたとおり、その反対討論にあったとおり、その人選の方法が議論されているわけでありますけれども、私個人としては、確かに現職の方から引き上げる選任方法も考えとしてはありだと思いますし、現在の芦別市職員の年齢構成からしても合理性のある方法の一つだと思います。しかしながら、市長はそれと違うお考えで湯浅氏を選び提案されました。私は、それも一つの考えでありますし、OB職員ということで豊富な経験を生かし、現職の方々ともしっかりとタッグを組んで市長をサポートしていかれると思います。

 何より、この議案は、選任された人物への同意不同意を議論するべきではないでしょうか。ただし、本案件については、その手続において市長にも不足していた部分があったと感じております。確かに市長就任以来、公務に追われる多忙な日々だとは思いますが、こと重要な事柄、特に人事については関係する方々への十分な説明と理解、そして何より慎重な対応が求められるものだと思います。その点については、いま一度よくお考えいただくようお願い申し上げる次第でございます。

 我々市議会議員は、それぞれが多くの市民に支持され、その声を市政に届けるためにそれぞれの価値観で行動しております。中には、市長と別の考えを持つ方がおられても当然であり、それも一つの市民の声としてしっかりと受けとめた上で、御自身の主張を理解してもらう努力をすることが市政を円滑に運営する上では大切なことではないでしょうか。市長を支えていく立場として、この思いも御理解いただきたいと存じます。

 それでは、湯浅氏へのメッセージという形で、私の賛成討論とさせていただきます。

 湯浅哲也様。

 まずもって6月の議会においては、賛成討論を行うすべを持っておらず、結果として支持する気持ちをしっかりと表明することができなかったことに対しおわび申し上げます。

 監査役をやめられるとき、あなたは我々の議員控え室に立ち寄っていただきましたね。そのときにお話されていたこと、市長を支えていきたい熱い思いと、職を辞してまで不退転の覚悟で挑むというその勇気に感銘を受けたことを我々は忘れません。

 それから3カ月、大変な思いをされてきたことと心中お察しいたします。あのときは残念ながら不同意となってしまいましたが、しかしながら、私たちはあなたの人格や人柄が否定されたとは考えておりません。あなたがこれまで培ってきた人との関係は、私が申し上げるまでもなく、一番知っているのはここにいる先輩議員の方々や市職員の方々だと思います。

 私も仕事柄、市職員時代のあなたともわずかではありますがお人柄に触れておりました。私のような者にも気軽に笑顔で声をかけていただいたことを覚えております。また、退職されてからは、趣味のマラソン大会で何度かお会いしましたね。そのときにも気さくに話しかけてくださいました。

 去年の今ごろ、滝川のコスモスマラソンのハーフマラソンの部に出場した際には、何とかあなたのペースについていこうとしましたが、私は10キロももたずに撃沈いたしました。そのとき、遠のいていくあなたの背中に若者にも負けない体力と強い信念を感じ取りました。

 湯浅様、私どもはあなたなら市長をうまくサポートし、職員の方々をリードしながら、この芦別のためにしっかり働ける男だと強く信じております。今はこの思いが一人でも多くの議員の皆様に届くことを切にお願いして、我々の応援のメッセージといたします。



○日沼昇光議長 ほかに御発言ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、討論を終了いたします。

 これより、議案第76号を採決いたします。

 本案は、同意することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)



○日沼昇光議長 御着席ください。

 賛成議員少数です。

 よって、本案は、同意しないことに決定をいたしました。

 この際、25分まで休憩します。

午前11時14分 休憩

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午前11時24分 再開



○日沼昇光議長 休憩前に引き続き、会議を開きます。

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△議案第77号



○日沼昇光議長 日程第22 議案第77号教育委員会委員の任命についてを議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 市長。



◎今野宏市長 −登壇−

 ただいま議題となりました、議案第77号教育委員会委員の任命についての提案の趣旨を御説明申し上げます。

 本案は、本市教育委員会委員であります石黒政司が本年9月30日をもって任期満了となりますので、その後任を任命いたしたく御提案申し上げる次第でございます。

 御承知のとおり、教育委員会は、学校その他の教育機関の設置、管理及び廃止、教育財産の管理、学校その他の教育機関の職員の身分取り扱い、その他地方公共団体の区域内における教育に関する事務の管理執行を目的とする機関でございます。

 この委員につきましては、当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者で、人格が高潔で、教育、学術及び文化に関し識見を有する者でなければならないとされております。

 これらのことから、平成15年10月1日から現在に至るまで教育委員会委員を務めております石黒政司氏が最適任と認め、任命しようとするものでございます。

 なお、同氏の略歴につきましては、議案に添付の参考資料のとおりでございますので、ごらんいただきましてよろしく御同意くださいますようお願い申し上げます。



○日沼昇光議長 これより、質疑に入ります。

 ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第77号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに、御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決定しました。

 これより、討論に入ります。

 ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、討論を終了いたします。

 これより、議案第77号を採決します。

 本案は、同意することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、本案は同意することに決定しました。

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△議案第78号



○日沼昇光議長 日程第23 議案第78号平成27年度芦別市表彰条例に基づく被表彰者の決定についてを議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 市長。



◎今野宏市長 −登壇−

 ただいま議題となりました議案第78号平成27年度芦別市表彰条例に基づく被表彰者の決定についての提案の趣旨及びその概要を御説明申し上げます。

 本案は、芦別市表彰条例に基づく平成27年度の被表彰者を決定するため、市議会の同意を求めるものでございます。

 表彰対象者の選考に当たりましては、平成27年度被表彰者選考基準に基づき、9人を対象といたしました。その内訳を申し上げますと、条例第3条第1号に定める市政に功労があった方5人、条例第3条第5号に定める保健衛生に功労があった方1人及び条例第4条第2号に定める公益のため多額の財産を寄附された方3人となっております。

 なお、表彰対象者のお名前と事績につきましては、議案に記載のとおりでございます。

 以上が本案の大要でございますので、よろしく御審議の上、御同意くださいますようお願い申し上げます。



○日沼昇光議長 これより、質疑に入ります。

 ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、質疑を終了します。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第78号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに、御異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、本案については、委員会の付託を省略することに決定しました。

 これより、討論に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、討論を終了いたします。

 これより、議案第78号を採決します。

 本案は、同意することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、本案は、同意することに決定しました。

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△議案第80号



○日沼昇光議長 日程第24 議案第80号平成27年度芦別市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 市長。



◎今野宏市長 −登壇−

 ただいま議題となりました議案第80号平成27年度芦別市一般会計補正予算(第5号)の提案の趣旨及びその概要を御説明申し上げます。

 本案は、農業振興対策事業に要する経費、中学校管理業務に要する経費及び公的個人認証事務に要する経費に係る歳入歳出予算の補正がその内容でございます。

 第1条は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,192万円を追加し、歳入歳出予算の総額を125億7,682万1,000円にしようとするものでございます。

 その内容につきまして、歳出から御説明申し上げます。

 2款総務費においては、公的個人認証事務に要する経費53万1,000円を追加しようとするものでございます。

 6款農林費においては、農業振興対策事業に要する経費2,678万8,000円を追加しようとするものでございます。

 10款教育費においては、中学校管理業務に要する経費460万1,000円を追加しようとするものでございます。

 次に、歳入につきまして御説明申し上げます。

 18款繰入金においては、財政調整基金繰入金3,192万円を追加しようとするものでございます。

 以上が本案の大要でございますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。



○日沼昇光議長 これより、質疑に入ります。

 歳出については款ごとに、歳入については全款一括してそれぞれ事項別明細書によりこれを行います。

 それでは、歳出2款、総務費の質疑に入ります。

 事項別明細書6ページ、7ページを御参照願います。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、2款総務費の質疑を終了いたします。

 次に、6款農林費の質疑に入ります。

 事項別明細書6、7ページを御参照願います。

 ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、6款農林費の質疑を終了します。

 次に、10款教育費の質疑に入ります。

 事項別明細書6ページ、7ページを御参照願います。

 ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、10款教育費の質疑を終了いたします。

 次に、歳入の質疑に入ります。

 質疑の方法は全款一括であります。

 事項別明細書4ページ、5ページまでを御参照願います。

 ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、歳入の質疑を終了いたします。

 以上で、議案第80号の質疑を終了します。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第80号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに、御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、本案については、委員会の付託を省略することに決定をいたしました。

 これより、討論に入ります。

 松井議員。



◆松井邦男議員 議案第80号平成27年度芦別市一般会計補正予算(第5号)につきまして、共産党の松井として意見を述べて消極的賛成といたします。

 農業振興費において、園芸作物生産のためのもみ殻ボイラーの実証試験の経費、また、芦別中学校に係っては台風による被害の補修ということについては基本的に理解するものであります。しかしながら、先程来申したことでありますけれども、住民基本台帳費における公的個人認証事務、いわゆるマイナンバーにつながるものでありまして、この部分については賛成できないのでありますけれども、総体的にこの議案につきましては消極的賛成といたします。



○日沼昇光議長 ほかに御発言ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、討論を終了いたします。

 これより、議案第80号を採決します。

 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、本案は、原案のとおり可決されました。

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△意見書案第12号



○日沼昇光議長 日程第25 意見書案第12号林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書についてを議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 池田議員。



◆池田勝利議員 −登壇−

 意見書案第12号林業・木材産業の成長産業化に向けた施策の充実・強化を求める意見書。

 本道の林業・木材産業は、山村地域を支える基幹産業として発展し、雇用の確保、地域経済の活性化などに大きく寄与してきました。

 しかし、山村では、人口の減少と高齢化が急速に進みつつあり、近い将来、集落はもとより、自治体の存続が危ぶまれる事態も想定されています。

 一方、地球温暖化が深刻な環境問題となっている中で、二酸化炭素を吸収、固定する森林・木材に対し大きな関心と期待が寄せられていますが、我が国においては化石燃料への依存度が高く、森林や木材が果たす役割はこれまで以上に重要となっています。

 このような中、道では、森林の公益的機能の維持増進や森林資源の循環利用の実現に向け、森林整備事業及び治山事業や森林整備加速化・林業再生対策等を活用し、植林、間伐や路網の整備、山地災害防止、木造公共施設の整備など、さまざまな取り組みを支援してきたところです。

 今後、人工林資源が本格的な利用期を迎える中、こうした取り組みをさらに加速させ、地域の特性に応じた森林の整備、保全を着実に進めるとともに、森林資源の循環利用による林業・木材産業の成長産業化を実現するため、施策の充実・強化を図ることが必要です。

 よって、国及び関係機関におかれましては、次の事項を実現されるよう強く要望いたします。

 以下3点については、お手元の資料でお示しのとおりで、このとおり要望をいたします。

 以上、地方自治法第99条の規定により提出いたします。

 提出先は、衆参両院議長、内閣総理大臣、以下8人の閣僚です。



○日沼昇光議長 これより、質疑に入ります。

 ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、質疑を終了します。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております意見書案第12号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに、御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、本案については、委員会の付託を省略することに決定をいたしました。

 これより、討論に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、討論を終了いたします。

 これより、意見書案第12号を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、本案は、原案のとおり可決されました。

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△意見書案第13号・意見書案第14号



○日沼昇光議長 日程第26 意見書案第13号「義務教育国庫負担制度堅持・負担率1/2への復元」、「30人以下学級」の実現をめざす教職員定数改善、就学保障充実など2016年度国家予算編成における教育予算確保・拡充に向けた意見書について、日程第27 意見書案第14号「新たな高校教育に関する指針」の見直しと地域や子どもの実態に応じた高校づくりの実現を求める意見書について、以上2件を一括議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 小川議員。



◆小川政憲議員 −登壇−

 意見書案第13号「義務教育国庫負担制度堅持・負担率1/2への復元」、「30人以下学級」の実現をめざす教職員定数改善、就学保障充実など2016年度国家予算編成における教育予算確保・拡充に向けた意見書について御提案を申し上げます。

 義務教育国庫負担制度は、標準的な教職員の確保として国が責任を果たすものであり、僻地校等が多い北海道においては、教育の機会均等などを保障する重要な制度であります。また、これは地域主権を脅かすものではなく、地域主権を保障する制度であり、義務教育に必要不可欠であることから、制度の堅持と三位一体改革で削減された負担率を3分の1から2分の1へ復元することなどの制度改善が極めて重要であります。

 今年度の政府予算では、財源不足などを理由に義務標準法改正に伴う教職員定数改善の概算要求は見送られ、加配措置は授業革新などによる教育の質の向上などに900人と、東日本大震災の被災地学習支援に1,000人の確保にとどまっています。

 教育現場においては、地方財政法で住民に負担を転嫁してはならないとしている人件費、旅費を初め、校舎等の修繕費がいまだPTA会計から支出されております。また、給食費、修学旅行費、テストやドリルなどを初めとする教材費など保護者の負担が大きくなっています。

 また、国庫負担率が2分の1から3分の1になったことで、定数内期限付き採用者や非常勤務教職員が増加し、教職員定数の未充足などの状況も顕著になっています。教職員定数の拡充は喫緊の課題であり、住む地域に関係なく子供たちに行き届いた教育を保障するためには、教職員定数の改善と学校基準編成の制度改正及び30人以下学級の早期実現が不可欠であります。

 これらのことから、国及び関係機関におかれましては、義務教育費無償、義務教育費国庫負担制度の堅持のため、下記5項目について要望をするものでございます。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものでございます。

 提出先は、衆参両院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣、地方創生担当大臣宛てであります。

 引き続き、意見書案第14号「新たな高校教育に関する指針」の見直しと地域や子どもの実態に応じた高校づくりの実現を求める意見書について、御提案を申し上げます。

 北海道教育委員会は、新たな高校教育に関する指針に基づき、前年度公立高等学校配置計画を決定し、高等学校の募集停止や再編・統合を行ってきました。これによって、2007年以降全道では、現在までに20校が募集停止あるいは予定となっており、19校が再編、統合あるいは予定によって削減になっているところであります。

 配置計画で再編、統合、募集停止の対象とされた高校では入学希望者の激減する減少が生じています。さらには、子供の進学を機に親元を離れる保護者もあらわれ、過疎化を加速させ、経済や産業、文化などに影響を及ぼすなど結果的に地域の活力をそぐこととなっています。

 地元の高校進学を奪われた子供たちは、遠距離通学や下宿生活などを余儀なくされ、精神的、身体的な負担は増大し、保護者の経済力によっては通学断念にまで追い込まれたといった実態も報告されています。

 2011年度の公立高等学校配置計画では、他の高校への通学が困難であるとして残してきた地域キャンパス校の熊石高校を地元からの入学者が20名を切っていることを理由に募集停止といたしました。このことは、教育の機会均等を保障すべき北海道の責任を地元に転嫁するものであり、キャンパス校や小規模校のある地域に不信と不安をもたらしています。

 このように、新たな高校教育に関する指針に基づく配置計画が進めば、高校進学率が98%を超える状況にありながら、道内高校の約43%がなくなることになります。このことは、そのまま地方の切り捨て、ひいては北海道全体の衰退につながります。

 したがって、広大な北海道の実情にそぐわない新たな高校教育に関する指針を抜本的に見直し、中学卒業者数の減少期だからこそ学級定数の見直しを行うなど、地域に高校を存続させ、希望する全ての子供たちに豊かな後期中等教育を補償していくべきであります。そのためには、地域の意見、要望を十分に反映させ、地域の経済、産業、文化を展望した新たな高校配置計画、高校教育制度をつくり出していくことが必要であります。

 以上の趣旨に基づき、以下4項目について要望するものであります。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。

 提出先は、北海道議会議長、北海道知事、北海道教育委員会委員長並びに教育長宛てであります。

 以上、提案を申し上げますのでよろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げ、提案にかえるものであります。



○日沼昇光議長 これより、質疑に入ります。

 質疑は、2件一括行います。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、質疑を終了します。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております意見書案第13号及び第14号の2件については、委員会の付託を省略したいと思います。これに、御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、本案は、委員会の付託を省略することに決定しました。

 これより、討論に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、討論を終了いたします。

 これより、意見書案第13号及び第14号の2件を一括採決します。

 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、本案は、原案のとおり可決されました。

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△意見書案第15号・意見書案第16号



○日沼昇光議長 日程第28 意見書案第15号子ども医療費無料化の制度化と国庫負担削減の廃止を求める意見書について、日程第29 意見書案第16号介護保険制度の現行水準維持と「新しい総合事業」の移行に関わる意見書について、以上2件を一括議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 松井議員。



◆松井邦男議員 −登壇−

 意見書案第15号及び意見書案第16号につきまして、一括して読み上げて提案いたします。

 意見書案第15号子ども医療費無料化の制度化と国庫負担削減の廃止を求める意見書であります。

 子供が病気やけがをしたとき医療機関を受診すると、かかった医療費の3割(小学校入学前は2割)は、患者、家族が払うことになっています。この負担は、病院にかかりやすい乳幼児、アトピー性皮膚炎やぜんそくなど慢性疾患で継続的な治療が必要な子供のいる家庭にずっしり重くのしかかっています。急に高熱が出たのに手元にお金がなくて病院に行けない事態は、病状が急変しやすい幼い子供たちにとって命にかかわる問題であります。

 お金がなくても子供が医者にかかれるようにと医療無料化を求める運動が広がり、北海道でも道の基準を上回って医療助成を拡大している市町村は107にものぼっています。

 子育て世代を応援する医療費助成は、少子化や地方の人口減少に歯どめをかける重要な制度であるだけでなく、子供の貧困が広がる中、いよいよ緊急課題になっています。経済的負担が軽くなることで病気の早期発見、治療が可能になり、重症化を防ぎ、医療費を抑制している効果も上げています。

 国の制度を土台に、自治体が独自に無料化対象年齢を拡大し、医療費の窓口負担を軽減している自治体に対し、国は補助金減額という罰則を科しています。そのため、一部自治体では窓口負担軽減を償還払いに変更するところが生まれています。

 全国の自治体及び知事会から罰則廃止を求める要望が出されていることから、政府、厚生労働省においては検討の考えを示しています。

 よって、国及び関係機関におかれまして、子ども医療費無料化を制度化し、罰則を理由とした国庫負担削減を廃止するよう強く求めるものであります。

 次は、意見書案第16号であります。介護保険制度の現行水準維持と「新しい総合事業」の移行に関わる意見書についてです。

 本年4月からの介護保険制度がかつてない規模で制度の大幅な改定が行われました。要支援1と2の人を介護保険給付の対象から外して、市町村の地域支援事業の枠組みの中に新しい総合事業(介護予防・日常生活支援総合事業)に任せ、特別養護老人ホームに入所できる人を要介護3以上に限定するなど、利用者と家族、高齢者から大きな不安の声が上がっています。

 新しい総合事業への移行は、2015年4月からですが、2017年4月まで移行が猶予され、実施時期も含めサービスの種類、基準、方法や内容全てが市町村の裁量に任されています。

 しかし、実施主体である自治体にとって、新しい総合事業である多様なサービスの人的体制の見通しが立たないなど対応に苦慮しています。

 よって、国及び関係機関に対しまして、以下の2項目につきまして、先ほどの第15号と含めまして地方自治法第99条の規定によりまして、衆参両院議長並びに内閣総理大臣、厚生労働大臣に要望書を提出するものであります。

 どうぞ御検討の上、よろしくお願いいたします。



○日沼昇光議長 これより、質疑に入ります。

 質疑は、2件一括行います。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、質疑を終了します。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております意見書案第15号及び第16号の2件については、委員会の付託を省略したいと思います。これに、御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決定しました。

 これより、討論に入ります。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、討論を終了いたします。

 これより、意見書案第15号及び第16号の2件を一括採決します。

 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、意見書案2件は、原案のとおり可決されました。

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△意見書案第17号・意見書案第18号



○日沼昇光議長 日程第30 意見書案第17号地方創生に係る新型交付金等の財源確保を求める意見書について、日程第31 意見書案第18号ICT利活用による地域活性化とふるさとテレワークの推進を求める意見書について、以上2件を一括議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 吉田議員。



◆吉田博子議員 −登壇−

 意見書案第17号及び第18号、2件一括して読み上げて御提案をさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

 意見書案第17号地方創生に係る新型交付金等の財源確保を求める意見書について。

 将来にわたっての人口減少問題の克服と成長力の確保の実現のためには、総合戦略の政策パッケージを拡充強化し、地方創生の深化に取り組むことが必要です。

 政府は6月30日、平成28年度予算に盛り込む地方創生関連施策の指針となる「まち・ひと・しごと創生基本方針2015」を閣議決定しました。

 今後は、全国の自治体が平成27年度中に策定する地方版総合戦略の策定を推進するとともに、国はその戦略に基づく事業など、地域発の取り組みを支援するため、地方財政措置における「まち・ひと・しごと創生事業費」や平成28年度に創設される新型交付金など、今後5年間にわたる継続的な支援とその財源の確保を行うことが重要となります。

 よって、政府におかれましては、地方創生の深化に向けた支援として、下記の4事項について実現するよう強く要望いたします。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、地方創生担当大臣に提出いたすものでございます。

 続きまして、意見書案第18号ICT利活用による地域活性化とふるさとテレワークの推進を求める意見書について。

 都市住民の農山漁村への定住願望が大きく上昇しており、政府機関の調査では、東京在住者の40.7%が地方への移住を「検討している」または「今後検討したい」と回答している一方で、「仕事がない」「子育て環境が不十分」「生活施設が少ない」「交通手段が不便」「医療機関が少ない」など多くの問題点も存在しております。

 その問題点を解決し、地方への人の流れをつくるには、地方にいても大都市と同様に働き、学び、安心して暮らせる環境を確保する大きな可能性を持つICT情報通信技術の利活用が不可欠です。また、ICT環境の充実によって、地域産業の生産性向上やイノベーションの創出による地域の活性化を図ることも可能になります。

 そこで、企業や雇用の地方への流れを促進し、地方創生を実現するために、どこにいてもいつもと同じ仕事ができる「ふるさとテレワーク」を一層促進し、観光など地方への訪問者増加につなげることができる高速情報通信回線網の充実、中でもWi−Fi環境の整備が必要となります。

 よって、政府に対しましては、以下の3事項について強く要望いたします。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を、内閣総理大臣、総務大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣、地方創生担当大臣に提出いたすものでございます。

 以上2件、一括して御提案をさせていただきました。

 皆様方におかれましては、御審議をいただきましてぜひとも御賛同いただきますようよろしくお願いを申し上げます。

 以上。



○日沼昇光議長 これより、質疑に入ります。

 質疑は、2件一括で行います。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、質疑を終了します。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております意見書案第17号及び第18号の2件については、委員会の付託を省略したいと思います。これに、御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、本案については、委員会の付託を省略することに決定しました。

 これより、討論に入ります。

 討論は、2件一括行います。

(「なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 これをもちまして、討論を終了いたします。

 これより、意見書案第17号及び第18号の2件を一括採決します。

 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、本案は、原案のとおり可決されました。

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△閉会中の継続審査について



○日沼昇光議長 総務常任委員長から、目下委員会において審査中の事件について、会議規則第100条の規定により、お手元に配布いたしました申出書のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。

 お諮りいたします。

 委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○日沼昇光議長 御異議なしと認めます。

 よって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決定しました。

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△閉会宣告



○日沼昇光議長 以上で、今期定例会の会議に付議された事件は全て終了をいたしました。

 これをもちまして、平成27年第7回芦別市議会定例会を閉会いたします。

 大変御苦労さまでございました。

      (午後 0時03分 閉会) 











    上記本会議の記録に相違ないことを証するため、





   ここに署名する。









     芦別市議会議長   日 沼 昇 光





     署 名 議 員   松 井 邦 男





     署 名 議 員   吉 田 博 子





     署 名 議 員   滝   勝 美