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北海道 稚内市

意見書案第12号 意見書案第6号




平成20年  第4回定例会 要望意見書 − 意見書案第6号










                               意見書案第6号


   国による公的森林整備の推進と国有林野事業の健全化を求める
   要望意見書について


 上記について、稚内市議会会議規則第14条の規定により、別紙のとおり意見書案を
提出する。

  平成20年6月26日 提出


                      提 出 者
                       議 員  藤 谷 良 幸
                            渋 谷 正 敏
                            大 泉 勝 利
                            鈴 木 雅 煕
                            上 出 悦 照


   国による公的森林整備の推進と国有林野事業の健全化を求める要望意見書

 近年、地球温暖化が深刻な環境問題となる中でグローバル化する森林の役割に対す
る要請が高まるなど、環境資源としての森林に対し強い期待が寄せられています。
 一方、林業を取り巻く厳しい状況の中で、森林経営は脆弱化し、その担い手である
山村は崩壊の危機に立っています。
 このような中、森林整備を推進していくためには、森林所有者の森林経営意欲を創
出するための施策の推進はもとより、森林・林業の担い手である山村の再生に向けた
積極的な取組が極めて重要となっています。
 このような時期に、国有林野事業は、いわゆる「行政改革推進法(平成18年6月)」
に基づき業務・組織の見直しが予定されており、また、旧(独)緑資源機構は「独立
行政法人整理合理化計画(19年12月)」に基づき19年度未で解散し、水源林造成事
業等は(独)森林総合研究所に継承させる措置が講ぜられたところであります。
 したがって政府においては、今後の林政の展開に当たっては、森林吸収源対策の推
進はもとより、特に、国有林野事業等において、安全で安心できる国民の暮らしを守
るために、重要な役割を果たす水源林等公益森林の整備、更には、地域林業・木材産
業の振興を通じた山村の活性化に十分に寄与出来るよう、下記事項の実現を強く要請
する。

                  記

 1.森林吸収源対策を着実に推進するため環境税等税制上の措置を含め安定的な財
  源を確保するとともに、林業・木材産業の振興施策の推進と森林所有者の負担軽
  減措置による森林経営意欲の創出。
 2.緑の雇用対策等森林・林業の担い手対策の拡充、施業の集約化、路網の整備等
  による効率的・安定的な木材の供給体制の確保、更には木材のバイオマス利用の
  促進等により間伐材を含む地域材の需要拡大対策の推進による地域林業・木材産
  業の振興。
 3.水源林造成事業を計画的に推進するための組織体制の確保。
 4.国有林野事業については、国民共有の財産である国有林を適正に管理するとと
  もに、公的機能の一層の発揮を図るため国による管理運営体制の堅持及びその管
  理運営を通じて地域における森林・林業担い手の育成と地域活性化への寄与。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

 平成20年6月26日

                               稚 内 市 議 会

提出先  衆議院議長 参議院議長 内閣総理大臣 総務大臣 財務大臣
     農林水産大臣 林野庁長官