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北海道 稚内市

意見書案第5号 意見書案第5号




平成26年  第3回定例会 要望意見書 − 意見書案第5号










                            意見書案第5号

 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める要望意見書

 上記について、稚内市議会会議規則第14条の規定により、別紙のとおり意見書案
を提出する。

  平成26年6月20日 提出


                      提 出 者
                       議 員  大 泉 勝 利
                            渋 谷 正 敏
                            藤 谷 良 幸
                            伊 藤 正 志
                            鈴 木 茂 行
                            川 崎 眞 敏
                            佐 藤 ゆかり
                            
   ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める要望意見書

 我が国においてウイルス性肝炎、特にB型・C型肝炎の患者が合計350万人以上とされ
るほど蔓延しているのは、国の責めに帰すべき事由であるということは、肝炎対策基本法・
特定フィブリノゲン製剤及び特定血液凝固第?因子製剤によるC型肝炎感染被害者を救済
するための給付金の支給に関する特別措置法・特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支
給に関する特別措置法などにより確認されているところであり、国の法的責任は明確であ
ります。
 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成は、現在、肝炎治療特別促進事業として実施さ
れていますが、対象となる治療が、B型・C型肝炎ウイルスの減少を目的とした抗ウイル
ス療法であるインターフェロン治療とB型肝炎の核酸アナログ製剤治療に限定されている
ため、医療費助成の対象から外れている患者が相当数に上ります。特に、肝硬変・肝がん
患者は高額の医療費を負担せざるを得ないだけでなく、就労不能の場合も多く、生活に困
難を来しております。
 また、現在は肝硬変を中心とする肝疾患も身体障害者福祉法上の障害認定の対象とされ
ているものの、医学上の認定基準が極めて厳しいため、亡くなる直前でなければ認定され
ないといった実態が報告されるなど、現在の制度は、肝炎患者に対する生活支援の実効性
を発揮していないとの指摘がなされているところであります。
 他方、特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法の制定時(平成
23年12月)には、「とりわけ肝硬変及び肝がんの患者に対する医療費助成を含む支援の在
り方について検討を進めること」との附帯決議がなされました。しかし、国においては、
肝硬変・肝がん患者に対する医療費助成を含む生活支援について、何ら新たな具体的措置
を講じておりません。
 肝硬変・肝がん患者は、毎日120人以上が亡くなっており、医療費助成を含む生活支援
の実現は、一刻の猶予もない課題であります。
 よって、政府におかれましては、次の事項を実現するよう強く要望します。

                   記

1.ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度を創設すること。

2.身体障害者福祉法上の肝機能障害による身体障害者手帳の認定基準を緩和し、患者
 の実態に応じた認定制度にすること。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出いたします。

 平成26年6月20日
                                稚 内 市 議 会