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北海道 稚内市

意見書案第11号 意見書案第10号




平成22年  第6回定例会 要望意見書 − 意見書案第10号










                               意見書案第10号


   森林・林業政策の早急かつ確実な推進に関する要望意見書


 上記について、稚内市議会会議規則第14条の規定により、別紙のとおり意見書案を
提出する。

  平成22年10月6日 提出


                      提 出 者
                       議 員  中 井 淳之助
                            上 出 悦 照
                            鈴 木 雅 煕
                            松 本 勝 利
                            横 澤 輝 樹
                            稲 垣 昭 則

   森林・林業政策の早急かつ確実な推進に関する要望意見書

 近年、森林に対する国民の期待は地球温暖化の防止、国土の保全や水源のかん養はも
とより、生物多様性の保全への貢献など多様化するとともに、低炭素社会づくりを進め
るため、木質エネルギー利用を含め、木材利用の拡大に対する期待も増大しております。
 しかしながら、国内の林業は路網整備や森林施業の集約化の遅れなどから生産性が低
く、材価も低迷する中、森林所有者の施業放棄が懸念されるなど、我が国の林業・木材
産業は危機的な状況に陥っており、加えて森林・林業の担い手である山村は崩壊の危機
に立っています。
 したがいまして政府におかれましては、こうした厳しい状況を踏まえ、昨年公表され
た「森林・林業再生プラン」に基づき、国民の期待に応えていくため、今後、森林整備
を着実に推進するとともに、森林の有する多面的機能の持続的発揮を図りながら森林資
源を適切に活用し、森林・林業・木材産業の活性化による山村の再生を図るため、下記
の事項について実現するよう強く要望します。

                   記

 1.地球温暖化防止・森林吸収源対策を推進するための安定的な財源措置の確保、及
  び森林所有者の植林意欲を高めるための負担軽減措置等による森林経営対策を推
  進すること。
 2.水源のかん養など森林の有する公益的機能の重要性を踏まえ、森林の取り扱いに
  関する所有者の責務を明確化するとともに、大面積皆伐の抑制や伐採後に確実に植
  林する仕組みを構築すること。
 3.公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律の制定を踏まえ、低炭素社
  会の実現に着目した公共建築物や住宅建設等における木材利用の促進、及び木質バ
  イオマス利用など国産材の利用を拡大すること。
 4.持続可能な森林・林業の確立に向けて、森林計画の作成や施業の集約化を担う人
  材、及び現場事業の担い手などの育成確保を図るとともに、森林整備に要する経費
  の定額助成を実施すること。
 5.国民共有の財産である国有林については、公益的機能の一層の維持増進を図ると
  ともに、森林・林業攻策の推進に貢献するため、国による一体的な管理運営体制を
  確立すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により提出します。

 平成22年10月6日

                               稚 内 市 議 会

提出先 衆議院議長  参議院議長  内閣総理大臣  財務大臣  文部科学大臣
    農林水産大臣  経済産業大臣  国土交通大臣