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北海道 北見市

平成23年  8月 臨時会(第3回) 08月05日−01号




平成23年  8月 臨時会(第3回) − 08月05日−01号







平成23年  8月 臨時会(第3回)




                                              
                  平成23年 第3回臨時

              北見市議会会議録

                 8月5日(金曜日)〔第1号〕      午前10時00分 開会
                                     午後 1時06分 閉会
                                              

1.議事日程
 第1.会議録署名議員の指名         
 第2.会期の決定              
 第3.議案第 1号             
 第4.議案第 2号〜議案第 4号      
                      
1.本日の会議に付した事件
 第1.会議録署名議員の指名         
 第2.会期の決定              
 第3.議案第 1号 北見市役所の位置を定める
           条例の一部を改正する条例
           の一部を改正する条例につ
           いて          
 第4.議案第 2号 平成23年度北見市一般会
           計補正予算について   
    議案第 3号 平成23年度北見市水道事
           業会計補正予算について 
    議案第 4号 平成23年度北見市下水道
           事業会計補正予算について
                      
1.出席議員(29名)           
        1番  水 上 美 華 君
        2番  轡 田 恵 美 君
        3番  浦 西 孝 浩 君
        4番  鈴 木 建 夫 君
        5番  斎 藤 昭 利 君
        6番  合 田 悦 子 君
        7番  亀 田   博 君
        8番  伊 藤 徳三郎 君
        9番  桜 田 真 人 君
       10番  中 崎 孝 俊 君
       11番  隅 田 一 男 君
       12番  小 川 清 人 君
       13番  表   宏 樹 君
       14番  松 谷 隆 一 君
       15番  熊 谷   裕 君
       16番  菊 池 豪 一 君
       17番  鈴 木 史 郎 君
       18番  堀 川 繼 雄 君
       19番  真 柳 正 裕 君
       20番  高 橋 克 博 君
       22番  飯 田 修 司 君
    議 長23番  仁 部 敏 雄 君
       24番  槇 森 正 敏 君
    副議長25番  森 部 浩 司 君
       26番  河 野 敏 博 君
       27番  鑓 水 欽 三 君
       28番  金 田 正 信 君
       29番  沢 合 正 行 君
       30番  宮 沢 祐一郎 君
                      
1.欠席議員(1名)            
       21番  菅 野 勝 美 君
                      
1.事務局出席職員
  事 務 局 長  辻   直 孝 君
  事 務 局 次 長  井 上 孝 義 君
  議 事 課 長  似 内 雅 紀 君
  庶 務 課 長  山 本 英 司 君
  議事調査担当係長 黒 岡 正 博 君
  庶 務 担当係長  坂 野 公 英 君
  書     記  小 熊 英 徳 君
  書     記  齋 藤 や こ 君
                      
1.説明のための出席者
  市     長  小 谷 毎 彦 君
  副  市  長  塚 本 敏 一 君
                     
  公営企業管理者  熊 谷 寿 一 君
  理     事  梅 原 真 士 君
  総 務 部 長  小 林 龍 彦 君
  企 画 財政部長  渡 部 眞 一 君
  市 民 環境部長  皆 川 和 雄 君
  保 健 福祉部長  藤 澤 和 弘 君
  農 林 水産部長  竹 内 博 己 君
  商 工 観光部長  山 内 豊 明 君
  都 市 建設部長  井 南 芳 男 君
  端野総合支所長  藤 田 正 輝 君
  常呂総合支所長  田 上 公 一 君
  留辺蘂総合支所長 三 田 悌 一 君
  会 計 管 理 者  角 丸 正 一 君
  地域医療対策室長 五十嵐 俊 啓 君
  都市再生推進室長 大 澤 裕 行 君
  企 業 局 長  守 谷 英 和 君
  総 務 部 参 与  大矢根 洋 哉 君
  保健福祉部参与  本 間 和 彦 君
 都市再生推進室参与 阿 部 正 孝 君
  総 務 部 次 長  川 名 淳 文 君
                       
  教育委員会教育長 佐 藤 宣 秀 君
  学 校 教育部長  小 原 光 一 君
  社 会 教育部長  伊 藤 孝 雄 君

  北見農業委員会  岡 田   貢 君
  事 務 局 長

  監 査 委 員  高 橋 憲 彦 君
  監 査 事務局長  吉 田   聰 君

  選挙管理委員会  浅 野 幹 夫 君
  事 務 局 長
                      


     午前10時00分 開 会



○議長(仁部敏雄君) これより平成23年第3回臨時北見市議会を開会いたします。

                      



○議長(仁部敏雄君) 直ちに本日の会議を開きます。

 この際、諸般の報告をいたさせます。



◎事務局長(辻直孝君) ご報告を申し上げます。

 ただいまの出席議員数は29名であります。菅野議員は病気のため欠席される旨届け出がありました。

 次に、本日の議事日程表をお手元に配付いたしてございます。

 以上であります。

                      



○議長(仁部敏雄君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました日程表のとおりであります。

 なお、議場内が暑くなると思われますので、適宜上着を脱いでいただいて結構です。

 それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員には

 20番 高 橋 克 博 議員

 22番 飯 田 修 司 議員

の両名を指名いたします。

                      



○議長(仁部敏雄君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。今期臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(仁部敏雄君) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は本日1日間と決定いたしました。

                      



○議長(仁部敏雄君) 次に、日程第3、議案第1号北見市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。

 この場合、市長より提案理由の説明を求めます。 市長。



◎市長(小谷毎彦君) 〔登壇〕 皆さん、おはようございます。本日、ここに平成23年第3回臨時市議会が開催されるに当たり、提案いたしております議案書1ページ、議案第1号北見市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。

 昨年10月、議会議決を尊重し、本庁舎の位置については大通西3丁目とし、高度医療ゾーンは小公園を防災的な公園として整備を行うとともに、中央公園には災害時支援、災害対策本部機能を持つ庁舎を建設した上で、まちきた大通ビルの活用を図るとした都市再生基本計画をお示しいたしました。それは、北見赤十字病院の改築はオホーツク圏の地方センター病院として、かつ市民生活の安全・安心を確保する上からも最優先で取り組まなければならない課題であると考え、また現下の市の置かれている経済情勢などをかんがみたとき、市庁舎建設についてこれ以上判断を先送りすることなく、速やかに進めることが必要であると考えたからであります。

 市民説明会では、市民の皆様から私の公約に対する考え方や大通西3丁目とした本庁舎の位置、全体事業費などについて多くのご意見をいただいたところであり、特に駐車場ビルの1階に配置した市長室につきましてはふさわしくないとの意見もいただき、今後議会とも相談をさせていただきたいと申し上げたところでありますが、総じて都市再生事業を進めるべきとのご意見もございましたことから、市民の皆様からは一定のご理解を得られたものと認識していたところであります。

 さきの第2回定例会でも本庁舎の位置についてご質問をいただき、特別議決により大通西3丁目への条例改正がなされたことはやはり重く受けとめていかなければならないものと答弁をさせていただきましたが、その後も市民の皆様から駐車場ビルを本庁舎とすることに対して疑問の声をいただいており、また議会の皆様方のご意見をちょうだいしているところであります。

 私といたしましては、一刻も早く長年続いてきた市庁舎問題に終止符を打つこと、そして当市が直面している諸課題、特に都市再生事業を進めることが今何よりも重要であると認識しているところでありますことから、市民説明会以来いただいている多くの意見を踏まえ、本庁舎の位置を行政機能が集約される大通西2丁目のまちきた大通ビルに変更することが置かれている状況の中で今後の市政運営においてふさわしいと考えるに至ったものであります。

 昭和30年から50年余りにわたり当市の市政と行政サービスの中心であった現庁舎が間もなく役割を終えようとしており、北見赤十字病院の改築事業に支障がないよう早急に現庁舎の解体を進め、できる限り早期に移転していかなければならないと考えておりますが、都市再生基本計画において本庁舎の位置を大通西3丁目から大通西2丁目に変更いたしましても私がこれまで説明をしてきた2拠点1軸を中心とした都市再生事業の意義や目的、機能など何ら変わるものではなく、改めて事業の意義を確認しながら2拠点に必要な行政機能をしっかりと配置し、中心市街地の活性化並びに安全・安心なまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

 こうしたことから、市役所の位置を北見市大通西3丁目1番地1、1番地2及び3番地から北見市大通西2丁目1番地に改めるよう地方自治法第4条第1項の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。

 以上で提案いたしております議案の説明を終わらせていただきますが、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。



○議長(仁部敏雄君) これよりただいま上程されております議案に対する質疑に入ります。

 質疑のある方は自席より発言願います。ご質疑ございませんか。 24番、槇森正敏議員。



◆24番(槇森正敏君) それでは、市民クラブを代表して議案第1号北見市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について質問いたします。きょうは時間がたっぷりありますので、ゆっくり質問をしたいと思います。

 我が愛する北見の空は、本日も青々と澄み渡っておりますが、しかしいつまでたっても北見市政はどんよりと曇って、市民の皆様の何とかならないのかという嘆きの声ばかり聞くこのごろです。本日は、今後の市政を占う大事な1日になると思います。私は、市職員としての34年を経て市議会議員、小谷市長も市職員から市議会議員、道議会議員、そして北見市長として現在に至っておられます。経歴からしても私は市長の足元には及びませんが、日ごろより郷土北見を愛する気持ちは決して負けないと自負いたしております。そこに座っておられる理事者各位におかれましては市政を執行する立場から、これから私が質問をする趣旨と市長が答弁される内容のどちらが正論かきちんと判断して今後の市政に反映いただきたいとお願いするものであります。

 それでは、本題の質問に入りますが、このたびの提案は唐突で拙速過ぎないか、疑義を感じております。つまり昨年3月に修正議決をされ、本庁舎は大通西3丁目ということになりましたけれども、その後これまで都市再生整備特別委員会で十分な審議をしていないまま、市長は本日、大通西2丁目移転の提案をされました。がしかし、手順を踏んでおらず、市民、議員には理解はされていないと考えております。それらを踏まえ、何点かお伺いいたします。

 最初に、地方自治法第4条第2項では、事務所の位置を変更するに当たっては住民の利用に最も便利であるように交通の事情、他の官公署との関係等について適当な考慮を払わなければならないと規定され、またその法の解釈として、事務所の位置が住民の利害に関する点が特に大であるので、その決定、変更に当たって慎重にならしめよとの趣旨であるとうたわれております。まず、そこでお伺いいたしますが、市長は同法についてどのように認識されているのか、具体的に見解をお示しください。

 次に、大通西3丁目の本庁舎の位置についてですが、さきの第2回定例会の代表質問で新生クラブの沢合議員から質問があり、市長は議会議決の重さを尊重し、大通西3丁目の駐車場ビルに本庁舎、まちきた大通ビルに行政機能、中央公園に災害時支援庁舎を配置し、市が担うべき機能を十分確保できると最終判断したと答弁いたしました。そして、その後市民・連合クラブの飯田議員からも同様の質問があり、市長は市が担う行政機能は計画配置により十分確保できるとの最終判断に至ったことから本庁舎について議決を尊重し、大通西3丁目に配置したいと、両者の質問にはこのように答弁されております。両議員に対しては、大通西3丁目は最終判断だとはっきり答弁しているのです。沢合議員、飯田議員が代表質問をされたのが第2回定例会の6月29日、本日は8月5日ということで、その間約1カ月で本日の大通西2丁目への移転提案がなされた。これは何なのでしょうか。私は理解できません。

 市長は公の長として、やはり長期展望に立った答弁をされるのが重要な責務ではないのでしょうか。もっと言わせてもらえば、理事者と議会は信頼関係で成り立っておりますが、私たち議員は何を信用して本会議に臨んだらいいのか、今疑心暗鬼になっております。議会は遊びでやっているのではなく、質問する議員も真剣に考えて質問しているのです。今月末に第2回定例会の市議会だよりが各戸に配布されますが、市民はこれを見て第2回定例会での質疑・応答の内容と、本日の条例改正の提案が非常に乖離していることがわかると私は思うのです。そうなれば、ますます市政不信が増幅されると思います。そこで、お伺いいたしますが、第2回定例会の代表質問での市長答弁と本日提案されている条例改正の整合性、また議会発言に対する責任の重さ、これらを公の長として市民にどのように説明されるのか、これは具体的にお示しいただきたいと思います。

 次に、本庁舎移転に関して、私はいろいろな角度から検証をされたと思います。つまり大通西3丁目と大通西2丁目のその位置についていろいろと比較検討をされたと思いますので、大通西3丁目と大通西2丁目それぞれのメリット、デメリットを具体的に列挙してお示しください。というのは、私も市職員時代、教育委員会に配属されていたときに北網圏北見文化センターと芸術文化ホールの建設を担当したことがございます。そのとき建設の位置について候補地を何カ所か選定し、それぞれやはりメリット、デメリットを比較検討した経過があります。ということは、後々市庁舎の利用者の利便性だとか快適さを考えるとき、これは大変重要なことなのです。また、市長は苦渋の選択をされたということですが、本当に汗をかき、苦しみ、悩んだのでしょうか。私は、もう一度日本語の使い方を学習されたほうがいいと思います。私が考える苦渋の選択、決断とは日ごろの献身的な努力と反省、それらの積み重ね、そして市民、議会、職員との信頼関係により成り立つものと思いますが、このことについても市長の見解をお伺いいたします。

 次に、冒頭でも申し上げましたが、大通西3丁目の本庁舎の位置について都市再生整備特別委員会に対し、今まで市長から資料に基づく具体的な説明は一切なく審議されていない。このような状況の中、本日大通西2丁目への移転を提案されること自体尋常ではないと思いますし、このことは市民、議員に対しての背信行為と思いますが、市長の見解を求めます。

 次に、本条例改正の提案と現庁舎解体事業の関連性が私は理解できません。というのは、なぜ大通西3丁目から大通西2丁目に本庁舎を移転しなければ解体事業ができないのでしょうか。これは、はっきりわかるように教えてください。

 次に、さきの記者会見で神田前市長の案である大通西2丁目と同じ場所になることについての質問に対して市長は、私自身このことを含めて選挙のときに戦ったわけでないと前置きで述べられておりますが、改めてこの場で本意をお聞かせください。それによっては2質でがっちり言わせてもらいます。

 最後に、市長、あなたは平成20年の北見市長選挙の立起に当たり記者会見で記者の質問に対して、市庁舎の場所を市議会に諮る前に住民投票をするかとの問いかけに対し市長は、その場所を変えるなら住民の意思を確認した上で市議会に提案するのが開かれた市政と思っていると述べられております。私は、それに基づき選挙公約で住民投票制度の導入を掲げたものと推測しておりますし、それならなぜ公約に基づく住民投票を経て本条例の提案を実施できなかったのか、その理由をお示しください。

 以上で1回目の質問を終わります。



○議長(仁部敏雄君) 暫時休憩いたします。

     午前10時19分 休 憩

                      

     午前10時44分 再 開



○議長(仁部敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 理事者の答弁を求めます。 市長。



◎市長(小谷毎彦君) 槇森議員の質疑にお答えをいたします。

 初めに、地方自治法第4条第2項につきましては、住民の利用に最も便利であるように交通の事情等を考慮することとなっており、市役所を市民にとって利便性の高い場所に建設することが行政の責任であります。まちきた大通ビルには、窓口部門をワンフロアに集約させるほか、交通結節点に位置しており、市民への利便性は向上できるものと考えているところでございます。

 次に、第2回定例会でのやりとり、本日の提案の整合性、大通西3丁目と大通西2丁目のメリット、デメリット、市民、議会との信頼関係についてでございますが、本庁舎の位置につきましては昨年行いました市民説明会やさきの第2回定例会で大通西3丁目への議決を重く受けとめなければならないものとしてご答弁をさせていただきましたが、その後も市民の皆様から駐車場ビルを本庁舎とすることに対して疑問の声をいただいているところでもあり、私といたしましては一刻も早く長年続いてきた市庁舎問題に終止符を打ち、当市が直面している諸課題、特に都市再生事業を進めていくことが何よりも重要であるとの認識から、多くの行政機能が集約されている大通西2丁目のまちきた大通ビルに本庁舎の位置を変更することが今後の市政運営においてもふさわしいと考えるに至ったところであります。

 次に、都市再生整備特別委員会で具体的な審議がされていない、市民、議会への背信行為であるとのご質問についてでありますが、私といたしましてはさきの第2回定例会で特別議決により大通西3丁目への条例改正がなされたことは重く受けとめていかなければならないものと答弁をさせていただいているところでもあります。しかしながら、今もお話を申し上げましたとおりに駐車場ビルを本庁舎とすることに対して多くの市民の皆様、また議会の皆様からも私の判断についてご意見をいただいたところでもございました。私といたしましては、本庁舎の位置の問題について一刻も早く終止符を打つことが、都市再生、中心市街地活性化基本計画を遂行するためにも重要と判断いたしました。本庁舎の位置を多くの行政機能が集約されております大通西2丁目、まちきた大通ビルに変更することが先ほども申し上げたとおりに今後の市政運営におきましてふさわしいとの結論に至りまして、さきの都市再生整備特別委員会協議会におきまして議会の皆様とご相談をした上で、今回提案させていただいたものでございます。

 次に、今回の条例改正と市庁舎解体との関連についてでありますが、私といたしましては一刻も早く長年続いてきた市庁舎問題に終止符を打つこと、そして当市が直面してきている諸課題、特に都市再生事業を進めることが何よりも重要と認識しております。市民の皆様と議員各位からご理解をいただけるものならば、本庁舎の位置として多くの行政機能が集約されます大通西2丁目のまちきた大通ビルに変更することが、置かれている状況の中で今後の市政運営においてもふさわしいと考えるに至ったためであります。

 次に、市庁舎問題と選挙戦での戦いの関連でありますが、市庁舎については選挙戦におきます公約の一つでございます。しかし、私は地域医療を最優先課題として選挙戦を戦ってきたものと考えております。しかし、公約につきましては市政運営に当たっての基本姿勢であり、4年間の任期中に達成すべき市民の皆様との約束事でございます。行政課題に位置づけ、最大限努力するべきものと考えております。私が市政を任されて以来2年半を経過しましたけれども、常に市民にとって何が最適であるかを考え市政を運営させていただいているところでございます。今後におきましても今日の社会情勢や適正な財政負担を勘案して緊急度、優先度等を判断し、課題解決に向けて努力してまいりたいと考えてございます。

 次に、公約にかかわっての住民投票についてでありますが、現市庁舎敷地は北見市にとって重要な財産でありますが、オホーツク圏の地方センター病院として高度医療を担う北見赤十字病院の改築は、市民生活の安全・安心を確保する上からも最優先で取り組まなければならない課題であると私は認識しておりました。そうしたことから、北見赤十字病院の改築事業に支障がないよう早急に現庁舎の解体を進めていかなければならないと考え、長年続いてまいりましたこの市庁舎問題に終止符を打つこと、そして当市が直面している諸課題、特に都市再生事業を進めることが何よりも重要であるとの認識についてお話をさせていただいているものであります。また、住民投票条例につきましては、現在庁内において策定に向けた検討を進めさせていただいているところでございます。

 以上でございます。



○議長(仁部敏雄君) 槇森正敏議員、再質疑ございますか。 24番、槇森正敏議員。



◆24番(槇森正敏君) それでは、再質問をさせていただきます。これは重要な案件ですので、市長には真剣にお答えいただきたいと思います。

 まず、地方自治法の見解について伺ったのですけれども、本に出ております通り一辺倒というか、本より悪いと。法を本当にがっちり認識して解釈しているのか、私は少し疑問なのです。私が考えております地方自治法第4条第2項の解釈としては、やはりこれは市民合意についてうたっていると私は思っております。しかるに、市庁舎の位置を変更するに当たっては、やはり住民の合意の上で提案すべきであり、この点なのですけれども、神田前市長は平成20年11月に市庁舎移転の特別議決に臨んだのですけれども、その前に市民説明会を何カ所か、結構精力的にやっておりました。これは、位置だとか規模だとか概算費用だとか、そういうことも含めて詳しく説明しておりまして、それぞれ参加者から意見を聞いた後にこの3分の2の特別議決に臨んだという経過がございます。

 小谷市長につきましても、さきの平成22年11月から12月にかけて都市再生基本計画に関する市民説明会を開催されましたが、そのとき市長は本庁舎の位置について候補地、どこどこはどうでしょうかとか、こうしたいのですけれどもということで市民に提案されたのではなくて、これは議会の修正議決により大通西3丁目になったのでというご理解をしていただきたいという説明だったと思います。私は、手法的にやはり手続上といいましょうか、これが神田前市長と異なっているとすごく思いました。出席された市民からも場所が決まったものを聞いても意味がないのだと、これは市民説明会でなくて報告会にすぎないと相当憤慨していたようでございます。ただ、その中で大通西3丁目については種々意見があり、市長は議会と相談すると述べていたこともこれは事実です。

 私は議会で相談した結果、やはり早急に市民に説明する機会を設けるのが丁寧な、また信頼される市政のあり方だと思うのです。それで、きょうのこの本庁舎移転の提案についてもやはりあらかじめ市民に説明をして、そしていろいろな条件でこうだということで理解してもらう。賛否両論いろいろありますけれども、その中であなたが判断したものを特別議決にかけるというのならわかるのですけれども、今回はやっておりません。それで、神田前市長と同じようにあなたはやると思いますけれども、この条例改正案の提案で決まったことの市民説明会はいつやるのですか。この1点を具体的にお示しください。

 次に、議会質問の関係でいろいろと整合性がないと。議会質問と今回の提案に整合性がないということで私は質問いたしましたけれども、市長は長期的な展望を見据えて市政に反映させるような内容の答弁をすべきだと思うのです。私たちも議会で議決された事業については、やはりこの施策をどのようにやっていくかということは注意深く見守らないとならないし、議会でのいろいろな機会の中で進捗状況だとか、そういうことも検証しながら質問をしたりしなければならないという役割を持っております。ところが、議会の重さを知らない答弁を受けてしまうと私たちはどうしようもないのです。どこを信頼していいかわからない。

 そして、先ほど市長は大通西3丁目は最終判断をなされたということで答弁されておりましたけれども、最終判断ということはやはり任期中貫くということではないでしょうか。一月で変わるということなのですか。これすごくおかしな話で、筋が通らないと私は思います。あなたは、さきの代表質問、一般質問でも熟慮を重ねた結果、本庁舎を大通西3丁目に配置したいと繰り返し答弁しているのです。当然これは報道関係にも載っていますし、市民はそう理解しているのです。それがころっと変わってきょうの提案なのです。これは、少しおかしいのではないかと。それと、さきの定例会の代表質問で沢合議員と飯田議員の後に代表質問をした人もやはり答弁の既成事実ができたら質問内容は変わってくるのではないでしょうか。ああいうふうに言い切ってしまったら、やはり次の質問は変わってくるのではないですか。そういうことで私は整合性と言っているのです。だから、やはり筋を通して質疑・応答に対して責任を持ってやってもらわないと困るのです。この辺を再度お聞かせください。

 それと、大通西2丁目と大通西3丁目のメリット、デメリットについても具体的に示されておりません。しかし、私はこういう重要なものについては、50年、100年という長期にわたるそういう施設につきましては慎重に慎重を尽くしてやるべきだと思いますし、一つも具体的な長所、短所も出さないということはないと思うのです。フィーリングで決めるなんてどうしようもないと思います。自分の勘だけではないですか、これを決めたの。列挙してくれと私は言ったのです。どういうことなのですか。これがこうでこうだということを全然答えていないです。もう一度列挙してお答えください。

 ちなみに、平成20年12月9日の北海道新聞北見支社主催の北見市長選挙の公開討論会で、市長、あなたは仮に市庁舎がまちきた大通ビルに移転しても、それは市街地ににぎわいを取り戻すこととは思えませんと。土曜日、日曜日は市役所が休みで、パラボは火曜日が休みですと、週3回もそれぞれ休みというところがまちの中のにぎわいになるでしょうかと述べているのです。これはデメリットではないですか。私はデメリットだと思います。どうなのですか。これは言っているのです。

 そして、私は苦渋の選択をして無念さが残るというのなら、男として最後まで何で筋を通さなかったのですか。男らしくないですよ、はっきり言って。そして、多くの市民から大通西へ移転したらとの意見が多く寄せられたからどうのこうのと。これはあなたの、市長のブレインと信者ばかりではないのですか。例えば今条例制定請求で署名活動を行っておられる市庁舎・都市再生を市民参加で進める会の鹿野代表にそういうことを聞きましたか。いろいろな角度から声を聞いてやるのが公平、平等の市政ではないですか。これは偏見ではないですか。偏見行政ではないですか。この辺についてもお答えください。

 次に、本条例改正の提案と解体事業の関係なのですけれども、記者会見で市長は北見赤十字病院建設工事の支障になる北6条通りの光ケーブルの移設を早急に進めなければならず、私から大通西2丁目への提案をしなければ光ケーブルの移設予算は議会を通らないだろうと思ったと述べられておりますが、私はこれは全く理解できませんし、この発言は大変重いと思います。その背景にあるのは何なのでしょうか。明確にお示しください。

 また、市長、あなたは市政執行の最高権力者なのですから、主体性を持って市政のかじ取りができないのか、あわせてこのこともお答えください。

 次に、これはさかのぼりますけれども、選挙のときもそうなのですけれども、さきの記者会見で大通西2丁目については神田前市長と同じ場所だという質問を受けたことに対して答弁はいただきましたけれども、私は市長選挙の際、小谷候補の個人演説会が各地区で開催されて、私自身は民主党とか連合推薦の議員ではありませんが、小谷候補に市庁舎を守っていただけるものと信じ、東地区公民館、市民会館で応援の演説をさせていただきました。これはご存じですね。東地区公民館では、春光町の久原さんのご尽力で130人と多くの方にご出席をいただき、松木代議士も応援の演説をされております。これもご存じですね。また、市民会館では北見ガッツの会にお世話いただき、これも多くの方が参加されました。このとき私のほか、当時の鳥越市議会議員も応援の演説をされております。演説の中身は市庁舎問題一色で、北見赤十字病院の改築問題には一つも触れておりませんでしたし、小谷候補自身も神田候補の北見赤十字病院の存続と市庁舎の移転に賛成か反対かとの選挙の争点には批判的な意見を述べたのではないですか。市庁舎は現在地とはっきり申しております。そうでなければ会場から帰れコールがかかったと思います。この辺についてもこの場でそのときのことをはっきり答えてください。

 以上です。



○議長(仁部敏雄君) 理事者の答弁を求めます。 市長。



◎市長(小谷毎彦君) 槇森議員の再質疑にお答えいたします。

 まず、市民への説明についてでございますけれども、都市再生事業につきましては市民の皆様からさまざまなご意見をいただいているところでございます。多くの市民の皆様が北見市の将来について考えていただいているものと思っております。これまでも市政にかかわる重要な案件につきましては、議会に報告をいたしますとともに広報きたみ、市のホームページなどで市民の皆様に広くお知らせするよう努めているところでございます。都市再生事業につきましては、各種広報媒体を活用するなどして市民の皆様により一層ご理解いただけるよう努めてまいりたいと考えてございます。

 次に、市庁舎移転にかかわってでありますが、先ほどもご答弁をいたしましたとおりにさきの第2回定例会では特別議決により大通西3丁目への条例改正がなされたことは、やはり重たく受けとめていかなければならないものと私は答弁をさせていただいたところでございます。しかしながら、その後においても駐車場ビルを本庁舎とすることに対し、多くの市民の皆様、議会の皆様からも私の判断についてご意見をいただいたところでございまして、私といたしまして本庁舎の位置について一刻も早く終止符を打つことが今都市再生、中心市街地活性化基本計画を遂行するためにも重要なことであると判断させていただきましたことから、本庁舎の位置を多くの行政機能が集約されている大通西2丁目に変更することが今後の市政において最もふさわしいものとの結論に至りました。そのことから、さきの都市再生整備特別委員会協議会におきまして議会の皆様にお話をさせていただいた上、今回ご提案させていただいたものでございます。

 次に、大通西3丁目、大通西2丁目のメリット、デメリットにつきましては、今もお話をしてございますけれども、私といたしましては昨年の市民説明会、今回の第2回定例会の中でもお話をしていますが、議決は重たいものであると。このことについては何度もお話をさせていただいておりますが、そういうことがあったといたしましても、今の大通西3丁目駐車場ビルの1階に市庁舎を置くことについて本当にふさわしいのかどうかということに関して市民からのご意見、議会からのご意見等もいただきながら、私としてはまちきた大通ビルに変更することが今後の市政運営に最もふさわしいと考えたことから今回の結論に至ったものであります。

 また、市庁舎問題と選挙戦の問題につきましては、私の公約の一つであることは間違いございませんが、しかし選挙戦で戦ってきた中で私といたしましてはやはり地域医療、北見赤十字病院の改築を最優先にすることが市民の安全・安心を守ることからも最重要課題であると考えていたものでありまして、市庁舎についてはこの場所に、同じようなところに同居できないか、同じように建てられないかということも含めてその当時は考えたものであります。そういう意味でも私は市庁舎の問題について逃げているわけではなくて、私の考えといたしまして市庁舎も大事であるけれども、地域医療を守ることが最優先課題であると考えたところであります。

 次に、光ケーブル移設の今回の予算とのかかわりの部分でありますけれども、現市庁舎敷地というのは市にとりましても重要な財産でありますが、オホーツク圏の地方センター病院として高度医療を担う北見赤十字病院の改築というのは今もお話を申し上げたとおり市民生活の安全・安心の確保をする上からも最優先で取り組まなければならない課題と思っております。こうしたことから、北見赤十字病院の改築事業に支障がないよう早急に現庁舎の解体を進めていかなければならないと考え、この長年続いてきました市庁舎問題に終止符を打って直面する諸課題、特に都市再生整備事業を進めることが今何よりも大事だという認識の中から今回の提案となったところでございます。

 以上でございます。

    〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕



○議長(仁部敏雄君) 24番、槇森正敏議員。



◆24番(槇森正敏君) 答弁漏れがありますので、精査してください。



○議長(仁部敏雄君) 暫時休憩いたします。

     午前11時08分 休 憩

                      

     午前11時12分 再 開



○議長(仁部敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 先ほどの槇森議員の議事進行発言にかかわり、理事者より補足答弁の申し出がありますので、発言を許します。 市長。



◎市長(小谷毎彦君) 槇森議員の再質疑に補足答弁をさせていただきたいと存じます。

 市民説明会実施の有無でありますけれども、私といたしましては本日このような提案をさせていただきましたので、このことについての市民説明会を実施するという考え方には至っておりませんけれども、しかしこれにかかわります都市再生事業等について多くの市民の皆様にご理解をいただくためにも、これからもホームページ、広報きたみ等を通じて周知すると同時に、各種の広報媒体を活用するなどしながら市民の皆様に周知を図ってまいりたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(仁部敏雄君) 槇森正敏議員、再質疑ございますか。 24番、槇森正敏議員。



◆24番(槇森正敏君) それでは、再々質問いたします。

 今市長は、市民説明会をやる予定はないと言っております。それでは聞きたいのですけれども、平成20年11月と12月に説明会をやりましたが、あれは何でやったのですか。都市再生事業はわかりますけれども、市民はその中でも本庁舎というか市の庁舎……だからさっき私は地方自治法の第4条第2項ということを言っているのです。この間の定例会でも松谷議員と熊谷議員の質問に丁寧に説明すると言ったのではないですか。松谷議員と熊谷議員は、どうするのですかと聞いたはずです。そうしたら、もう少し丁寧に説明すると。手法的にどうやって丁寧に説明するのですか。紙ぺらで、広報きたみで流して終わらすのか。やはり市民と対面して、かくかくしかじかでこうなりましたと。罵声浴びてもいいのではないですか。私は自信を持ってこれをやったと言うのだから。自信がないからあなたはやらないと言って逃げているのではないですか。はっきり言って、開いたらどなられるのはわかっているのです。市長、その逃げはだめなのです、攻めの姿勢でやらなかったら。再度伺いますけれども、もうだめですよ、説明会をやるかどうかもう一回確認させてください。

 それと、先ほど市長選挙のときの個人演説会でのことを言いましたけれども、あのときをずっと今思い出せばやはりチェンジの会、ここに民主党の議員もいっぱいいますけれども、一緒に仲間で寒いときに選挙カーを回してやったでしょう。市庁舎問題、神田市長のイエスかノーかに対して。市長、それを忘れて今さらわからないようなことを答弁したってだめなのです、市民は知っているのですから。何も書面だとか何かで理由を……私は北見赤十字病院最優先で言ったからそれも公約の一つですと。はっきり言って、そんなのは詭弁なのです。はっきり言って、あのときは市民の争点は違うのです。だから、今署名を集めている人間も一生懸命やっているではないですか。はっきり言って、北見市を直そう、絶対北見市はこれから大変だということでやっているのです。なぜそういうことをはっきり面と向かって言えるのですか。私にだって言えないでしょう。言えますか。おかしいよな。

 それと、議会もこれから第3回定例会がありますけれども、やはり第2回定例会と同じような答弁でやるのですか、無責任に一月たって答弁を覆すようなことを。それだったら、はっきり言って全然私は議会に臨めないです。その辺をはっきりもう一回言ってください。そんなものだめだ。だって、やっていることに整合性がないでしょう。市民にだってさっき言ったように市議会だよりが行くのだ。きょうの議決と違ってくるのだ。そんなことは市民はよくわからないし、おかしいと思うのではないか。あわせて答えてください。



○議長(仁部敏雄君) 理事者の答弁を求めます。 市長。



◎市長(小谷毎彦君) 槇森議員の再々質疑にお答えいたします。

 まず、市民説明会についてでございますが、先ほどもご答弁を申し上げましたとおりに今回の市庁舎の問題については、きょう議会に提案をさせていただきましたことから、ここでご決定いただいたものを再び市民に説明しても前回と同じようなことを言われるかと思っておりまして、それよりも私といたしましては喫緊の課題であります都市再生事業等についての今後の方向性については、これからも市民の皆様に説明することを進めてまいりたいと思ってございます。

 それから、私の公約にかかわってでありますが、この市庁舎の公約問題につきましては昨年9月議会において大通西3丁目への本庁舎移転につきまして議会の議決の重みについて申し上げたところでございまして、今回改めてこの問題についてもう一度終止符を打つという観点から大通西2丁目を提案させていただいたところでありまして、私の公約というのは昨年9月の段階で公約を果たせなかったことにつきまして市民の皆様におわびを申し上げているところでもあります。しかし、今の経済情勢の中で喫緊の課題であります都市再生、中心市街地活性化基本計画を達成することが今北見市にとっては最大の事業の課題であると。こういう観点から、きょう提案をさせていただいているものでございます。

 また、私の公約につきましては、今までももう既に2年半を経過しておりますけれども、市民にとって今何が大事なのかということも含めましてこれから市政運営に当たっていきたいと思っておりますし、社会情勢でありますとか財政状況を勘案しながら緊急度、優先度を判断して課題解決に向かってこれからも進めてまいりたいと思っています。

 以上でございます。



○議長(仁部敏雄君) 以上で槇森正敏議員の質疑が了しました。

 ほかに質疑ございませんか。 15番、熊谷裕議員。



◆15番(熊谷裕君) それでは、提案されております議案第1号にかかわって幾つか質問いたします。

 ことしの第2回定例会、約1カ月前に終了いたしました。この定例議会の中で市長は、市役所の本庁舎の位置について、昨年の市民説明会で市民に約束した議会と相談することが全く実行されていないことを指摘されて、熟慮を重ねた結果、議決を尊重し、大通西3丁目に配置するとの最終判断に至ったと答弁をされました。つまり議会との相談をするまでもなく、自分自身で熟慮を重ねて決めてしまった、そしてこれは最終結論なのだということを言ったわけであります。私を含めて何人もの議員がこの問題について質問しても市長は頑として大通西3丁目が最終結論だという姿勢を崩しませんでした。しかし、それからわずか1カ月でその強固な姿勢もあっさりと転換をし、今日の提案になっているわけであります。

 もともと私は、大通西3丁目への市庁舎移転は市民が全く望んでいるわけではない、とんでもない計画であり、断じて認めるわけにはいかないものという立場をとるものであります。それにしても市長のこの言動の一貫性のなさは大いに問題だと思いますし、全く理解ができません。議会であれだけかたくなに最終判断だと言っていたことがなぜ簡単に変わったのか。その経緯について改めてご説明をいただきたいと思います。単純に今まで話されたように市民からの意見をいただいたとかなんとかということではなくて、その辺の具体的な経緯についてお話ください。

 今回市長は大きくかじを切ったわけでありますが、そうであれば第2回定例会であそこまで大通西3丁目に固執していた市長の議会対応は何だったのか、このことが問われるのではないでしょうか。市長が言う熟慮を重ねたとか最終結論だということは、本当にその程度、そんな軽いものだったのでしょうか。大通西3丁目を本庁舎位置にすることについて、あれこれ説明をされたことは全くの絵そらごとだったのでしょうか。議会の議論を軽んじていると言われても仕方がない状況だと思いますが、その点についてどのような見解をお持ちかお答えいただきたいと思います。

 次に、市民への説明責任の問題について伺います。振り返ってみていただきたいと思うのですけれども、神田前市長は2008年11月の特別議決のための臨時会に向けて特別委員会での議論を重ね、そして市民説明会を行ってきました。計画の内容のよしあしや説明会がどんな内容だったかということは別にしても議会や市民の理解を得るために必要なことをやった上で特別議決に臨みました。今回小谷市長は、そのような努力は何もしていないではありませんか。市民への説明責任をどう果たすつもりなのかお答えください。今前者の質問に対して、全く市民説明会やるつもりがないような答弁をしておりましたが、市民への説明もされていない中できょう議会での議決をしてしまう。これは余りにも乱暴ではないでしょうか。そう思いませんか。その点についてお尋ねいたします。

 そして、本庁舎の位置について議会と相談をさせてもらって判断するということについては市民説明会で市民に直接お約束をしたことです。それをもう今さら議会で決まってから説明したのでは何もならないかのような発言をされて説明会をやらないというのは全くおかしい話であります。市民の理解が得られていないこの議案については撤回し、改めて市民説明を行った上で提案をし直すべきではないかと思いますが、見解を伺います。

 大通西2丁目に本庁舎の位置を定めるという今回の提案ですが、これでは神田前市長の計画に戻ってしまったと言われても仕方がありません。何の根拠もなく大通西2丁目に戻したと思います。なぜパラボなのか。まちきた大通ビルなのか。神田前市長の計画は、パラボに市庁舎が行くことによって現在地で建設するよりも半分の経費で済む、ここが最も大きなポイントだったと思います。当時の計画では、もっともこの計画の数字を額面どおり受け取っていいのかどうかということはありますけれども、駐車場を別にすれば現在地での建設で74億円、パラボに移転すれば38億円、駐車場を含めた場合、現在地78億円、パラボの場合45億円、パラボに移転することのほうがはるかに安上がりだという宣伝を前市長はされておりました。現在そのような姿、そのような比較が可能な状態なのでしょうか。全くそんなことは望めないのではないでしょうか。パラボに市庁舎を置くことの意味を市民にどう説明するのか、このことについてどうお考えなのか、お答えいただきたいと思います。

 以上で1回目の質問を終わります。



○議長(仁部敏雄君) 理事者の答弁を求めます。 市長。



◎市長(小谷毎彦君) 熊谷議員の質疑にお答えいたします。

 私の本庁舎移転に対する考え方等についてでございますけれども、私といたしましてはさきの第2回定例会では、特別議決により大通西3丁目への条例改正がなされたことは何度も申し上げてございますとおりに重く受けとめていかなければならないものと答弁をさせていただいたところでございます。しかし、その後におきましても市民からも駐車場ビル1階の部分に本庁舎を置くことがいいのか、また議会の皆さんからも私にいろいろなご意見をいただいたところでもございます。私は、本庁舎の位置につきまして一刻も早く終止符を打つことが今大事なのだと、都市再生、中心市街地活性化基本計画を遂行するためにもこの問題を解決することが今大事なのだということを判断いたしましたことから、第2回定例会後間もなくでありますけれども、今のこの時期にご提案をさせていただいたところでございます。

 私といたしましては、この問題に関してさきの都市再生整備特別委員会協議会の中で私の考え方について議会ともご相談をさせていただきましたことから、市民の皆様の負託を受けた議会と相談させていただいたことを含めまして、私は市民にもそのときにあわせて説明をさせていただいたと思ってございますので、そこもご理解をいただきたいと思います。私は今回、金額の問題とかということで今お話がありましたけれども、そういう比較を今はしておりませんが、しかしこの問題について一刻も早く解決することが今は重要であるという観点からきょう議会にお諮りしたものでございますので、ご理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(仁部敏雄君) 熊谷裕議員、再質疑ございますか。 15番、熊谷裕議員。



◆15番(熊谷裕君) それでは、再質問いたしますけれども、まず今の最後のところです。パラボ、まちきた大通ビルに行くことについての意味の問題ですけれども、例えば私が先ほど例に挙げましたけれども、前の市長の場合はパラボに行ったほうが安上がりで済むのだという、いいか悪いかは別にしてもきちんとした意味があったわけです。今の市長の答弁だと全く何の意味もなく、とりあえず行けるところはないかと、パラボしかないと、それで決めたという極めて無責任な、それでいながらことし6月の定例議会のときは熟慮に熟慮を重ねた結果だと言って大通西3丁目に物すごくこだわっていたわけです。余りにも議会をばかにしていませんか。

 それから、説明会の問題です。これは私先ほど言いましたけれども、これを市民に、言ってみれば議会と相談させてもらうということで、要するに再考を約束したわけです。結果はともかくとして、再度考えるということだったと思うのです。だとすれば、その結果についてきちんとやはり市民に説明する、これは当たり前のことではないですか。

 それから、議決がされてからの……

      〔何事か呼ぶ者あり〕



◆15番(熊谷裕君) おかしくない。黙っていてちょうだい。本当にそういう意味では、市民に対する約束の問題ですけれども、先ほど市長も言ったように終わってからでは意味がないといいますか、終わってからやったのではまた前と同じことになるような話をしていましたけれども、だから私さっき言ったようにこれをやはり市民の説明会もやらないうちに決めること自体がおかしいと私は思うのです。やはりきちんと市民に対する説明会はやるべきだと思いますけれども、この点について改めて伺いたいと思います。

 それで、市長のこの間の市庁舎問題についての言動についてずっと拾ってみました。2010年、去年の3月議会で市長案に対する修正案として本庁舎を大通西3丁目とする議決が行われた際に市長は憤りを感じると述べられました。そして、昨年の6月議会、この大通西3丁目の市庁舎位置について市長はこう言っていたのです。課題も多く、この位置が本当に市民の望む位置なのか、現時点で確信を持つに至っていない、こう言いました。そう言いながらも一方では、この6月ぐらいになると議会での議決は重たいと言い始めたのですけれども、そして昨年8月には議会の議決どおり大通西3丁目を受け入れるということを表明されました。去年9月の議会では、なぜ市長は公約で掲げたことを実行するために自分の案を市民に示さないのかということを問われて、議決を尊重するのだと、厳しい経済情勢のもとさらなる時間は費やせないと。去年3月の特別議決で本当に多くの市民の方が憤って、何だこれはということになっていたのですけれども、市民の意識と市長の意識がどんどん乖離をしていったという経過があります。そして、昨年11月から12月の市民説明会で本庁舎位置について多くの批判が上がると、今後議会と相談させてもらうと市民の声に耳を傾けるポーズをとりましたが、全くそのことは実行されなかった。言ってしまえば、市民の大きな批判を免れるためにその言い逃れとして議会と相談をさせてもらうという言葉を使ったのではないかと思えるぐらい全くこのことは実行されませんでした。そして、ことしの6月議会でそのことを追及されると今度出てきたのが熟慮を重ねた結果、議決を尊重し、大通西3丁目に本庁舎を置くという最終判断をしたと言ったのです。しかし、今きょうの議論で明らかになったようにその熟慮だとか最終判断は極めて底が浅いものであることがはっきりいたしました。市長は、この間のみずからの発言、これらの整合性についてどう説明をされるのか、このことについて伺いたいと思います。

 また、先ほどの市民説明会のお話もありますけれども、市民の声とまともに向き合ってこなかったことについてどう釈明をされるのかお伺いいたしたいと思います。

 交通量の多い使いづらいところに市庁舎を置くことはできない、年間百数十日も休みの施設が入ったからといって、まち中ににぎわいが創出できるわけがない。これは、だれの言葉でしょうか。これは、市長選挙のときの小谷候補の演説であります。私も二度三度と小谷候補の演説を聞きに行きましたので、はっきりと記憶しておりますけれども、そしてこの声は市長選挙の際に多くの市民の共通した思いだったと私は思います。そして、この世論に押されて小谷市長は神田前市長を破って市長になったわけであります。当然市長は、みずからの公約である現在地及び現在地周辺での市庁舎建設へ向かわなければならなかった。しかし、その公約は先ほど経過を述べましたけれども、いとも簡単に破られてしまいました。そればかりか今度は神田前市長と変わらない案を出してきました。パラボに市庁舎を置くという案は、市民的には2回否決をされております。議会で1回、そして市長選挙の結果でございます。神田前市長のパラボに市役所をというもくろみをストップしてほしいという市民の思いで市長になったのに、結局もとのストップしなければならない案に戻るというとんでもない提案をきょうはしているわけであります。これは、市民にとって2008年の市長選挙を行った意味を全くなくするということと同時に、市民が選択したそのこと自体を全く無意味にしてしまうことだとは思いませんか。市民にどう説明するのか、明確にこの点についてお答えいただきたいと思います。

 以上で再質問を終わります。



○議長(仁部敏雄君) 理事者の答弁を求めます。 市長。



◎市長(小谷毎彦君) 熊谷議員の再質疑にお答えいたします。

 私は、今回の提案に当たりまして、まず1点目は、市民の安全・安心を最優先するために北見赤十字病院の改築を進めていく、2点目といたしましては20年来課題でありましたこの市庁舎問題についてここで一定の終止符を打つ、3点目としては懸案であります都市再生事業を進めていくことが今最重要課題である、この3点で今お話をさせていただいてございます。そういうことからも前回の都市再生整備特別委員会協議会の中でも私からお話をさせていただきましたとおりに市民の皆様と議員各位から今回の提案にご理解をいただけるということならば、私といたしまして大通西2丁目のまちきた大通ビルに変更することが今最もふさわしいと考えたのでございます。

 そういうことでございまして、私の公約につきましても自分が公約を発したものでありますから、それを破らなければならないことについての大変苦渋の選択を私自身はしたと思ってございます。しかし、先ほど申し上げた3点を今やっていかなければ、北見市が今後将来どうなるのか、このことを考えたときには最優先課題としてこのことをやっていく必要があると思ったからでありまして、市民の皆様方も大通西3丁目から大通西2丁目へ変更になったといたしましても、私は今までも大通西3丁目についても本庁舎の位置としてふさわしくない、このことを申し上げておりましたけれども、よりよい場所に行くことが今市民に対する市民説明会での方向として間違いではないのではないかと考えて今回提案に至ったわけでございますので、ご理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(仁部敏雄君) 熊谷裕議員、再質疑ございますか。 15番、熊谷裕議員。



◆15番(熊谷裕君) 今市長は、とんでもないことを言ったのです、よりよい場所にと。先ほどずっと私読み上げましたけれども、選挙のときに大通西2丁目、まちきた大通ビルはだめだとさんざん言っていたでしょう。それを何かよりよい場所になんて言うのは、全くもう市長としてよりも小谷さんという人間そのものの感覚を私は疑ってしまいます。

 それで、最終的に今そういうことで終止符を打ちたいということだったのですけれども、いわゆる公約を実行できなかったということについての話はされておりましたけれども、この間の都市再生整備特別委員会協議会の中で市長はこんなことを言いました。公約実現の努力の問題で、何もしないままあきらめたわけではないと述べておられます。しかし、私らからすれば公約実現のために市長は何をやったのだろうと。市長が行ったことは、私らの目から見てはっきりあるのはただ一度だけ、本庁舎を中央公園に配置するという中途半端な案を1回特別委員会の協議会で述べただけ、それもすぐに議会の賛同を得られないと判断をいたしました。その後、公約実現に向かっての努力が何もされていない。ただ後は議会がお決めになったことですからということで決めてしまう。本当に公約を実現しようと思ったら、例えば議会に対して粘り強く話し合いをするとか、そのためのそういう行動を組むだとかやれたはずなのだけれども、それすらやらない。そして、最終的には選挙のときに絶対こんなところはだめだと言っていたところの提案をする。まさしく支離滅裂だと私は思うのです。こういう公約実現に向かって結局何の努力もしなかったことについてお認めになりますか、そのことについて伺いたいと思います。



○議長(仁部敏雄君) 理事者の答弁を求めます。 市長。



◎市長(小谷毎彦君) 熊谷議員の再々質疑にお答えいたします。

 まず、大通西3丁目から大通西2丁目の部分でありますが、私は大通西3丁目についてはふさわしくないということを申し上げていたつもりであります。そこよりは大通西2丁目のほうがいいと言っているだけであります。

 それから、今私どもといたしましていろいろな環境の中にございますことから、今の諸条件を満たすためには今このことが一番大事だということを判断いたしました。あわせて、今熊谷議員からは経過が見えないのではないかということでございますけれども、私として公約を守る立場にあるのは当たり前のことだと思ってございます。そのことを守ることが市長の役割だと私自身も認識をしてございますが、この市庁舎問題については特別議決の3分の2の議決を必要とすることがありますことから、議会に3分の2をいただくためのいろいろな手探りというのでしょうか、議会との相談等も含めて今まで進めてきたところでありましたけれども、それについてはかなわないという判断から昨年9月の議会の中で大通西3丁目について議会の議決を尊重するということを私としては申し上げたところでございまして、しかし今も本当にこのままでいいのかどうか、大通西3丁目で本当にいいのかどうかということも議論をしてまいりましたけれども、しかし3分の2の議決をいただくという重い問題を私から単純に提案して否決されるということについては今後の議会運営、議会を混乱させることにもつながるという観点からも私としては今まで提案をしていなかったものでございますけれども、しかし今この立場に置かれている中で、今でなければ大通西2丁目に対する提案をする時期を失してしまうという観点から今回の提案をさせていただきましたことから、皆様のご理解をいただいてこの市庁舎問題について終止符を打っていきたいという思いでございますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 以上でございます。



○議長(仁部敏雄君) 以上で熊谷裕議員の質疑が了しました。

 ほかに質疑ございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(仁部敏雄君) なければ、これにて質疑を終結いたします。

 次に、討論の通告がありますので、発言を許します。

 まず、反対者、松谷隆一議員。 14番、松谷隆一議員。



◆14番(松谷隆一君) 市民クラブを代表して、北見市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について、反対の立場から討論いたします。

 平成20年11月、前市長は市庁舎を大通西2丁目、まちきた大通ビル、パラボへの移転方針を決定、条例改正案を提案しましたが否決され、市民に真意を問うとの立場で辞職し、12月に市長選が行われ、現小谷市長の市庁舎は現在地でコンパクトにとした公約は、市庁舎は新築の半分の費用でまちきた大通ビルとした公約を掲げた前神田市長を破り見事当選を果たしました。

 この選挙戦の小谷陣営のチラシの中には、今回は市長としての資質が問われる選挙です、市長には強い責任感と正しい判断が求められているのです、もうこんな市長は懲り懲りです、覚えていますか、ハッピーベビー券、まだ実行されていません、うそを並べて後はほおかむりはもう許されません、あなたはどちらを選びますか、正当な理由のない選挙で5,700万円の浪費など大変厳しい内容のチラシは市民にも市長選挙の判断材料となったものと思いますが、今まさにこれと同じようなことをやっている、私はそう思います。

 市長の強い責任感と正しい判断力について申し上げますが、市長選挙の公約は3万5,328票の市民との約束事です。それを果たすこと、あるいは果たそうと努力することが強い責任感ではないでしょうか。また、正しい判断力については現在地での市庁舎建設を公約として掲げた以上、条例案を現在地で提案することが正しい判断だと思うのです。否決が怖くて一度も提案しないことで市民の反感を買っているのではないでしょうか。まして今回の条例の改正については多くの市民から、いつから小谷市長は豹変してしまったのか、どうしてなのかなど多くの疑問が出されていますが、後はほおかむりするつもりなのでしょうか。

 今市民の中では、神田前市長と同じになるのだったら、あの選挙は何だったのだとの声が多数聞こえてきます。小谷市長、あなたは市長選挙で新しい市長のもとで北見赤十字病院、市庁舎、まちきた大通ビルの納得いく議論を進めますとチラシには書いてあります。また、その下には残念ですが、前市長はうその連続で市民を惑わせていますと書かれています。今の小谷市長の市政運営は、前市長以下と言わざるを得ない状況になっていると多くの市民からご意見をいただいております。

 平成21年の市政執行方針では、だれからも信頼される市政の確立が必要で、次の世代の人々に誇りを持って引き継ぐことができる、良識が通用する、わかりやすい市政を市民の皆様とともに築いていくことを決意し、市長選に立起したものでありますと述べております。また、今回の選挙は市民の目線に立ち、市民の力を生かした新しい北見への変化を進めていこうという訴えに広くご支援をいただいたものであり、この選挙の結果こそ市民の民意と受けとめておりますと述べております。今回の大通西2丁目の提案は、3万5,328人の北見市民に対する裏切り行為であり、絶対許されるものではありません。

 昨日、市民から電話をいただきました。もとは市長を応援した方です。これだけは言っておいてほしいと頼まれましたので、一言述べます。まず最初に、いつまでも市長をやってほしくない、早くやめてほしい、市民をだましたことは詐欺行為です、絶対許されません、そういうものであります。

 以上で反対討論を終わります。



○議長(仁部敏雄君) 次に、賛成者、小川清人議員。 12番、小川清人議員。



◆12番(小川清人君) 市民・連合クラブを代表し、賛成の立場から討論いたします。

 提案されております議案第1号北見市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例についてでありますが、昨年8月に市長より議会議決を尊重し、本庁舎位置を大通西3丁目とし、小公園を防災的な公園として整備を行い、中央公園には災害時支援、災害対策本部機能を持つ市庁舎を建設した上でまちきた大通ビルの活用を図るとの考えが示されたところであります。その後、本庁舎を大通西3丁目とする都市再生基本計画が策定され、10月に都市再生整備特別委員会で説明され、11月には市内各所で市民説明会が行われました。しかしながら、市民の方々から大通西3丁目駐車場ビルを本庁舎とすることに対して疑問の声が各説明会場で出されていたところであります。

 そこで、議案第1号で提案されております本庁舎の位置を大通西2丁目のまちきた大通ビルに変更することにつきましては、次の5つの観点から賛成するものであります。

 1点目は、本庁舎の位置と機能性の観点であります。昨年11月から17カ所で行われた市民説明会で、大通西3丁目ビルを本庁舎にする説明に市民の方々の意見は、駐車場ビルに市長室を想定したことで執行機関と市長室の分離による行政機能やサービス機能の低下が懸念されること、市長室の位置としてベストではないことなど多く挙げられました。これらの声を含め総合的に考えて大通西2丁目に本庁舎機能を移すことは、今後の市政運営を考えた場合、最も妥当な決断と考えるものであります。

 2点目は、地域医療の確保の観点であります。北見赤十字病院は、オホーツク圏域の重要な地方センター病院であり、市立病院を持たない北見市にとっては市民のとうとい命と健康を守るためにも地域医療の中核をなす北見赤十字病院の改築は最優先の課題であり、明年の改築工事遂行のため環境整備を含め最大限の支援を行っていかなければならないものと考えます。

 3点目は、地域経済の観点であります。国や北海道の公共事業の減少に雇用環境の厳しさも加わり、長引く景気の低迷によって地方の経済は疲弊のどん底にあると言わざるを得ません。北見経済活性化の施策として、まさに北見再生のプランとして2拠点1軸を基本にした北見市中心市街地活性化基本計画が今年3月25日、総理大臣の認定を受けたことを重く受けとめるべきであります。この計画は、北見100年計画の中核を担うもので、本事業をとめることにはなりません。逆に経済の低迷から抜け出すことを考えたとき、市庁舎問題の解決、都市再生事業を基本計画に沿って推進することで経済の活性化につないでいくことが重要であり、喫緊の課題であると認識すべきであります。

 4点目は、財政上の観点であります。現在の厳しい財政状況の中、都市再生事業に係る財源は合併特例債を有効に活用する必要がありますが、その活用期限が迫っており、早急な対応で事業を推進しなければなりません。

 5点目は、長年の市政課題に対して終止符を打つことであります。ご承知のように市庁舎問題は、二十数年の長きにわたり議論されてきた問題であります。合併特例債の活用期限が迫る中、この長きにわたる市庁舎問題がある面では市政運営に停滞を来してきたと言っても過言ではありません。この問題を一日も早く解決し、都市再生事業を進め、北見市の未来に対して大きな一歩を踏み出すスタートにすることが今一番重要なことであると考えるものであります。

 以上のことから、私たち市民・連合クラブは議案第1号について賛成であることを表明し、討論といたします。

 終わります。



○議長(仁部敏雄君) 次に、反対者、熊谷裕議員。 15番、熊谷裕議員。



◆15番(熊谷裕君) 日本共産党を代表し、議案第1号について反対の立場から討論いたします。

 もちろん大通西2丁目、まちきた大通ビルへの移転に反対する、だからといって大通西3丁目がいいという立場をとるものではありません。今回の提案内容について、あくまでも反対だということであります。

 小谷市長は7月29日、都市再生整備特別委員会協議会で突然市役所本庁舎を大通西2丁目、まちきた大通ビルに置くことを表明し、市民への説明も一切行わないまま本日のこの臨時議会に提案し、特別議決で決定をしようとしています。つい1カ月前に終了した第2回定例市議会で、本庁舎を大通西3丁目の駐車場ビルに置くことを熟慮を重ね最終結論として判断したとの答弁を繰り返してきたことから見れば、まさにあっという間の豹変であります。市長は、議会と相談するまでもなく、自分で熟慮を重ねて決めてしまった、これは最終結論だということを言い続けてきました。にもかかわらず、簡単に豹変してしまう。一体第2回定例議会での議論は何だったのかと思わざるを得ません。余りにも議会の議論をないがしろにした提案ではないでしょうか。議会と市民を欺いて行われた今回の提案を認めるわけにはいかない、これが反対の第1の理由であります。

 反対の理由の2つ目は、市民が全く置き去りにされていることであります。市庁舎位置の問題は、市民にとって極めて重要な事項であり、だからこそ議会での議決も3分の2以上の賛成が必要な特別議決とされているわけであります。市庁舎位置については、それだけ慎重な議論と広い住民合意が求められています。昨年3月の特別議決も市長提案に対する修正案として出されたことから、市民への説明や市民合意を得る努力が何もされずに行われたわけでありますが、今回も市長が1カ月前までの言動を翻して突然の提案で議決を求めています。余りにも乱暴であり、市民への説明が一切ない中で行われる、まさに民主主義を踏みにじる行為と言っても過言ではありません。市民の理解が得られていないこの議案については撤回し、改めて市民説明を行った上で提案し直すべきではないかと思います。

 反対の理由の第3は、本庁舎をまちきた大通ビルに置くことに大きな問題があるということであります。市庁舎をまちきた大通ビルに移転することについては、過去2回にわたって議会として、市民によって否決をされています。1回は2008年11月の臨時議会で賛成が3分の2に満たず否決、そしてもう一度はその後の市長選挙の結果であります。私は、2008年の臨時会でこの特別議決に対する反対討論を行いました。その際に私が申し上げた反対理由は、当時の神田市長が主張していたにぎわい創出にむしろ逆行すること、使いにくさ、わかりにくさで市民にとって優しくない市役所になること、市役所が本来果たさなければならない役割からいって最もふさわしくない場所ではないかということであります。これらの状況が今日何かいい方向に変わっているでしょうか。答えは否であります。にもかかわらず、市民と議会が2度にわたって否決したまちきた大通ビルに市の本庁舎を置くという提案を認めるわけにはいきません。

 そして、反対の理由の4つ目は、小谷市長が公約実現のために汗をかくことを放棄し、市民に対してこれ以上ないくらいの重大な裏切り行為をしているということであります。先ほども申し上げましたが、まちきた大通ビルへの市庁舎移転は2回否決をされています。市民は、神田前市長の提案にノーを突きつけました。市庁舎に関する直近の市民世論は、2008年の市長選挙の結果であります。小谷市長は、その世論の先頭にいたわけであります。市民は、まちきた大通ビルへの移転を強行しようとした神田さんにノーの審判を下し、現在地及び現在地周辺での市庁舎建設を公約に掲げた小谷さんを市長に押し上げました。小谷市長は、公約実現のためにしっかりと取り組まなければならなかったのにその公約をあっさりと投げ捨て、しかも選挙のときに市民とともにノーと言っていた神田前市長の計画と変わらない計画を押しつけようとしています。あの市長選挙、そして市民の選択を全く意味のないものにしたのであります。市民に対するこれ以上ない最悪の裏切り行為ではないでしょうか。

 以上申し上げた理由で議案第1号には反対するものであります。市長は、今度の議決で市庁舎問題について終止符を打ちたいと言っていますが、冗談ではありません。市庁舎問題にもっともっと市民がかかわれるように、全市民的な合意が得られるように市長も議会も努力を重ねるべきだと、このことを述べて反対討論といたします。



○議長(仁部敏雄君) 以上で討論を終結いたします。

 それでは、本案を採決いたします。

 この採決は記名投票で行います。

 議場の閉鎖を命じます。

        〔議場閉鎖〕



○議長(仁部敏雄君) この場合、地方自治法第4条第3項の規定により、本案の可決には出席議員の3分の2以上の同意を必要といたします。

 出席議員数は29名であり、その3分の2は20名であります。

 それでは、投票用の白票と青票を配付いたさせます。

     〔投票用白票、青票配付〕



○議長(仁部敏雄君) 白票と青票の配付漏れはございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(仁部敏雄君) 配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

        〔投票箱点検〕



○議長(仁部敏雄君) 異状なしと認めます。

 ただいまから投票を行います。

 念のため申し上げます。議案第1号を可決することに賛成の議員は白い白票を、反対の議員は青い青票を点呼に応じて順次投票願います。

 繰り返して申し上げます。議案第1号を可決することに賛成の議員は白い票を、反対の議員は青い票を点呼に応じて順次投票願います。

 それでは、点呼を命じます。

        〔点呼・投票〕



◎事務局長(辻直孝君) それでは、議席番号順にお名前を申し上げますので、順次投票願います。

 1番、水上議員、2番、轡田議員、3番、浦西議員、4番、鈴木建夫議員、5番、斎藤議員、6番、合田議員、7番、亀田議員、8番、伊藤議員、9番、桜田議員、10番、中崎議員、11番、隅田議員、12番、小川議員、13番、表議員、14番、松谷議員、15番、熊谷議員、16番、菊池議員、17番、鈴木史郎議員、18番、堀川議員、19番、真柳議員、20番、高橋議員、22番、飯田議員、23番、仁部議員、24番、槇森議員、25番、森部議員、26番、河野議員、27番、鑓水議員、28番、金田議員、29番、沢合議員、30番、宮沢議員。



○議長(仁部敏雄君) 投票漏れはありませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(仁部敏雄君) 投票漏れなしと認めます。

 投票を終了いたします。

 議場の閉鎖を解きます。

        〔議場開鎖〕



○議長(仁部敏雄君) 開票を行います。

 お諮りいたします。会議規則第31条第2項の規定により、立会人に1番、水上美華議員、10番、中崎孝俊議員の両名を指名したいと思います。これにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(仁部敏雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。

 それでは、両議員の立ち会いを願います。

         〔開 票〕



○議長(仁部敏雄君) 投票の結果を報告いたします。

 投票総数29票

投票中  可とするもの 白票 24票

     否とするもの 青票 5票

 以上のとおり、賛成者は3分の2以上です。

 よって、議案第1号は可決されました。

                      

(記名投票結果)

〇白票(議案第1号を可とする者)

     1番  水 上 美 華 君

     2番  轡 田 恵 美 君

     3番  浦 西 孝 浩 君

     5番  斎 藤 昭 利 君

     6番  合 田 悦 子 君

     7番  亀 田   博 君

     8番  伊 藤 徳三郎 君

     9番  桜 田 真 人 君

    10番  中 崎 孝 俊 君

    11番  隅 田 一 男 君

    12番  小 川 清 人 君

    13番  表   宏 樹 君

    17番  鈴 木 史 郎 君

    18番  堀 川 繼 雄 君

    19番  真 柳 正 裕 君

    20番  高 橋 克 博 君

    22番  飯 田 修 司 君

    23番  仁 部 敏 雄 君

    25番  森 部 浩 司 君

    26番  河 野 敏 博 君

    27番  鑓 水 欽 三 君

    28番  金 田 正 信 君

    29番  沢 合 正 行 君

    30番  宮 沢 祐一郎 君

〇青票(議案第1号を否とする者)

     4番  鈴 木 建 夫 君

    14番  松 谷 隆 一 君

    15番  熊 谷   裕 君

    16番  菊 池 豪 一 君

    24番  槇 森 正 敏 君

                      



○議長(仁部敏雄君) 次に、日程第4、議案第2号平成23年度北見市一般会計補正予算についてないし議案第4号平成23年度北見市下水道事業会計補正予算についての都合3件を一括議題といたします。

 この場合、市長より提案理由の説明を求めます。 市長。



◎市長(小谷毎彦君) 〔登壇〕 続きまして、提案いたしております議案第2号から議案第4号までの補正予算の内容についてご説明申し上げます。

 初めに、議案第2号一般会計補正予算についてご説明いたします。議案書6ページ、説明書9ページ、継続費補正についてでありますが、総務費の市庁舎解体事業では、都市再生整備関連事業として市庁舎解体に係る工事について平成23年度、平成24年度の2カ年の継続費により実施いたしたく、総額で2億9,000万円を計上いたしました。

 次に、説明書11ページ、債務負担行為補正についてでありますが、土木費の維持管理費では、都市再生整備関連事業として北6条道路占用物件移設経費として、翌年度までの債務負担行為として計上いたしました。

 次に、歳出についてご説明いたします。説明書7ページ、第2款総務費、市庁舎整備費では、都市再生整備関連事業として市庁舎解体に伴い、議会庁舎の移転先でありますまちきた大通ビル6階の改修工事費のほか、先ほど継続費でご説明いたしました市庁舎解体に係る継続費の本年度分について、合併特例債及び財政調整基金繰入金を財源に補正計上いたしました。

 次に、企業会計についてご説明申し上げます。議案第3号水道事業会計については、議案書8ページ、説明書15ページ、議案第4号下水道事業会計については議案書10ページ、説明書17ページ、債務負担行為補正でありますが、一般会計でご説明いたしました北6条道路占用物件移転に関連いたします消火栓移設工事費及び下水道管渠撤去工事費について、それぞれ翌年度までの債務負担行為として計上いたしました。

 この結果、一般会計では3億8,126万7,000円の追加となり、補正後の予算規模は655億33万6,000円となるものであります。

 以上で提案をさせていただきました議案の説明を終わらせていただきますが、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願いを申し上げます。



○議長(仁部敏雄君) これよりただいま上程されております議案に対する質疑に入ります。

 質疑のある方は自席より発言願います。ご質疑ございませんか。 16番、菊池豪一議員。



◆16番(菊池豪一君) それでは、議案第2号について質問いたします。

 先ほど槇森議員の質問の中で、市長が記者会見をやったときのことが話されました。私から大通西2丁目、いわゆる市庁舎の位置の提案をしなければ光ケーブルの移設予算は通らないだろうと思った。何か市庁舎の提案と光ケーブル移設の予算がてんびんにかけられているのだなということが何となくわかりました。そういう何か取引のようなことがあったのではないかということを感じるわけです。そういう問題で、特に光ケーブルの問題について市長が相当に気にしていたと、全体ということではなくてこのことを非常に気にしていたのだなということを改めて感じました。

 私も都市再生整備特別委員会の一人としまして、先月29日の委員会に突然解体費などとともにこのケーブルの問題が出されました。特にケーブルの問題については、今まで正式な委員会では一度も説明されたことはありません。そして、これまで北見赤十字病院の市の用地を活用するということにかかわって言えば、解体費というのが2億円とか3億円とか言われてきたことはありますが、それが今までも計上されたことはないと。さらに、このケーブルの問題で一度も費用について言われたことがないと。市長が記者会見で言うぐらいですから、私が知らなかっただけということかもしれません。そういうことを大変気にしていたわけです。

 それで、私も委員会でそうした説明を受けましたので、担当の方にお伺いしています。NTTが敷設しているケーブルの移設というのは大変なことです。それで、北見赤十字病院が設計した建物がこのケーブルの支障になるので移設するということではなくて、委員会の説明では道路法の第71条また第72条を示されて、道路を廃道にするので移設すると言われたので、本当にそうですかと言ったらそうですと。では、もし支障物にならないとすれば移設はしないのかと聞いたら、廃道にするので移設をすると繰り返して答えた。どうも不思議だと。廃道だからケーブルは移設なのだということなのかと。しかし、このケーブルはNTTの北見支店に行って聞いてみますと、このオホーツク管内で最大のケーブルだと。大変重要なケーブルなのだと。できればさわりたくないと。しかし、北見市からのたってのことであればやらざるを得ないのではないかと判断していると。そのときにどれぐらいの期間かかるのですかといえば、2年程度はかかると言われました。それで、北見市からはいつまでに移設をしてほしいと言われているのかというと、来年6月ぐらいまでにと言われたので、NTTといたしましてもなるべくそれに沿うようにやりたいということを検討しているのだとおっしゃっておりました。

 そこで、質問なのですけれども、北見市が北6条通りを廃道にした経過を改めてお聞きし、述べていただくことにしたいと思いますけれども、市役所用地を北見赤十字病院が全部を使って計画を立ててもいいと、一昨年ですか、2009年の第2回定例会でそのようなことを市長が言いました。それで、北見赤十字病院の計画の中で患者さんの安全とか、市役所用地だけでは容積率の関係から必要な延べ床面積がとれないということを理由に北見赤十字病院から後に廃道にしてほしいという要求が上がっていたと思います。それで、市も北6条通りを廃道にすることで北見赤十字病院用地、道路用地、市役所用地という一くくりの中で計画ができるので、延べ床面積は十分確保できるだろうと判断して北見市もそういう方向で認めたのではないかと思いますが、その点の経過をもう一度ご説明ください。

 それから、詳細は不明なのですけれども、市役所用地ではどうも足りないという図面を基本設計でつくっていると。つまり道路用地まで病院の建物がはみ出すということらしいのです。結果としてNTTケーブルが支障物件になるということで説明を受けました。しかし、それはひとえに北見赤十字病院の基本設計がそうなっただけで、北見市がそのような土地利用の使い方を求めたわけではないと私は思います。ですから、設計によって発生するNTTケーブルの支障対応については北見赤十字病院の設計そのものが生んだ課題であり、北見赤十字病院自身が責任を負うというのが私は基本ではないかと思いますので、以上2点についてまずお答えください。



○議長(仁部敏雄君) 理事者の答弁を求めます。 都市建設部長。



◎都市建設部長(井南芳男君) 菊池議員の質問にお答えいたします。

 北6条道路の廃道原因についてでありますが、北見赤十字病院の建てかえに際し、北見赤十字病院と現市庁舎敷地を一体化し、必要な医療機能を確保するとともに、来院患者の通行の安全を図るため北6条道路の一部廃止を行うものであります。



○議長(仁部敏雄君) 都市再生推進室長。



◎都市再生推進室長(大澤裕行君) 次に、占用物件の移転経費の負担についてでございますけれども、都市再生基本計画では高度医療に対応する敷地の確保を進めるため、北見赤十字病院の改築に際しまして現市庁舎敷地と北6条道路の東1丁目、東2丁目間を新病院敷地として確保することとしてございます。また、平成22年2月1日に交わしました北見赤十字病院建設に関する覚書によりまして、市庁舎敷地につきましては病院用地として無償で貸し付けることになってございます。このために北見市が市庁舎を解体し、土地の整序を行った後貸し付ける土地を確保するものでございまして、この一環として廃道となる北6条道路の占用物につきましても移設し、土地の確保を進めるものでございます。

 次に、新病院建設のための敷地についてでございますけれども、北見赤十字病院が高度医療を確保するため都市再生基本計画により北6条道路の一部を廃止し、現市庁舎敷地と北見赤十字病院敷地との一体的な活用をすることで必要とされる面積を確保できる敷地となり、このたび北見赤十字病院から基本設計が示されたところでございます。

 以上でございます。



○議長(仁部敏雄君) 菊池豪一議員、再質疑ございますか。 16番、菊池豪一議員。



◆16番(菊池豪一君) 経過が余り詳しくないですね。極めて医療上必要だからこうしたというだけの説明で、要は廃道というのは北見赤十字病院側からのたっての願いですね。もともとは北見市には、北6条通りを廃道にするという計画はなくて、北見市役所の用地だけを市長は計画に使っていいですと言ったのです。しかし、それに対してどう判断したかわからないですけれども、今の北見市の用地では足りないと。それで、何とか北6条通りを廃道にして歩行者が通過できるようにとか、要は一体にしたいということで。しかし、たしか300%という容積率だと思いますけれども、北見赤十字病院が必要とするものを建てようとすれば、北見赤十字病院の用地と全体で考えられる面積で容積率を考えれば今の市役所の庁舎の部分で十分建つわけです。そう私は思っているのですが、その点改めて経過を説明ください。

 それで、この市役所用地を対象にして北見赤十字病院が基本設計をやってみたと。そうしたら、どうしてもNTTケーブルにぶつかったということなのでしょう。本来ならば、先ほども言いましたように管内でも最重要のケーブルだということですから、設計を担当する人は内容を変えてこのケーブルを避けるのか、どうしてもそれは必要なことだから費用を負担してでもケーブルを移設するかを、設計者はNTTと協議すべきだったはずなのです。ところが、なぜか北見市が北見赤十字病院の課題を引き受ける結果となっている。重要な病院だとしながらも余りにも節操がないのではないのかと。これも合併特例債で対応できるから、頼まれたら何でも合併特例債という感じですね。市役所用地の中にある現在の建物や設備は、ある意味遠い将来までは使えるようなものではないと。だから、撤去というのもいずれはあるわけです。しかし、支障になるNTTケーブルは市民生活にとっても大変重要な施設として価値を持った施設です。オホーツク管内でも最重要と。移設費用は1億2,000万円という概算費用ですけれども、これは工事費用であって、このケーブルそのものの価値としてははかり知れないものであります。重要性からすれば、さわらないことにこしたことはないと私は思います。

 そこでですが、先ほど都市建設部長は廃道にするためにこのケーブルを移設するとおっしゃっているのですけれども、ではもしこの病院の改築でひっかからない場合でも廃道にするので移設するということが言えるのかと聞いたら、それは基本だと言うのです。廃道にするので移設、支障にならないのだったら移設しないということを言っているので、そうするとこの重要なケーブルというのは北見赤十字病院にとってそれが必要かどうかということであって、北見市がこれを廃道、いわゆる移設すべきかどうかということにはなっていないのです。だから、この移設の原因は何かといえば、北見赤十字病院が道路用地を必要とした形で病院をつくるからひっかかったと。何も道路用地も含めて使ってくださいなんて北見市は言っているわけではないと私は思います。しかし、北見市は道路法を盾にとって、北見市はケーブル敷設を許可した道路管理者だから公益上やむを得ない。これは第71条ですけれども、やむを得ない理由によって、であればこの道路から移設を命令できると言っていますが、本当にそんな大きい顔をすべきなのでしょうか。

 そして、道路法第72条第3項は、当該補償金額を当該事由を生じさせた者に負担させることができると。北見市は、その上の第2項で費用負担をするのだと、移設のための費用は北見市が負担するのだと受けとめているのですけれども、第3項の当該補償金額を当該事由を生じさせた者に負担させることができるとなっています。こちらが今回の対応には妥当なのです。まさにケーブルを移設しなければならない理由をつくったのは北見市ではない。埋設物の重要さからいえば、廃道にしたからといって、そのまま維持すればいいわけです。北見市には設計の変更もできる権利はありません。できるのは北見赤十字病院だけです。そうなれば、このケーブルの移設をするのもしないのも北見赤十字病院側の都合ということになるではありませんか。北見市が勝手にこの重要ケーブルを移設などという判断をするのはあり得ないことだと私たちは認識すべきではないかと思いますが、改めて答弁を求めます。



○議長(仁部敏雄君) 暫時休憩いたします。

     午後 0時32分 休 憩

                      

     午後 0時43分 再 開



○議長(仁部敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 理事者の答弁を求めます。 都市建設部長。



◎都市建設部長(井南芳男君) 菊池議員の再質疑にお答えいたします。

 初めに、NTTケーブルの費用負担についてでありますが、一般的に道路改良工事のため支障となる占用物件は占用者がみずから移設することとなりますが、北6条道路につきましては都市再生基本計画の中で高度医療・災害時支援拠点の整備計画に示されているオホーツク第3次医療圏における地方センター病院として重要な役割を担う北見赤十字病院の建てかえに際し、必要な医療機能を確保するとともに、来院者の通行の安全を確保するために公益上やむを得ず一部廃止する必要があることから、道路管理者は道路占用許可を受けている者に対し、占用物件の移設を命じることができ、移設に伴い占用者が通常受けるべき損失については道路管理者が補償しなければならないことになっているところであります。

 以上でございます。



○議長(仁部敏雄君) 都市再生推進室長。



◎都市再生推進室長(大澤裕行君) 次に、病院建設のための敷地についてでございますけれども、現庁舎敷地で建設できる延べ床面積の限度は、容積率によりまして北見赤十字病院が高度医療を確保するため必要とされる建物面積が確保できないところでありましたが、都市再生基本計画によりまして北6条道路の一部を廃止し、現市庁舎敷地と北見赤十字病院敷地との一体的な活用をすることで高度医療を確保するために必要とされる面積を確保できる敷地となり、先ほど申し上げましたが、このたび北見赤十字病院から基本設計が示されたところでございます。

 以上でございます。



○議長(仁部敏雄君) 菊池豪一議員、再質疑ございますか。 16番、菊池豪一議員。



◆16番(菊池豪一君) 今大澤室長から答弁があったとおりだと思うのです。それで、そのときに北見赤十字病院がこのケーブルに当たるように設計をするのか、それとも大変重要なケーブルで多額の費用を要する、一体的な用地の活用で延べ床面積はとれるのですから、そうするかは北見赤十字病院の判断なのです。要は一番下の1階の面積を市役所の敷地内でおさめるか、わざわざそこのケーブルにひっかけてやるかは病院側の判断です。北見市がどうしなさいということにはならない。だから、そこの判断は北見赤十字病院側にあるのです。できればNTTの方が言ったように、できるのであればさわらないでほしいと。保険も掛けてやるようなことらしいのです。工事費は1億2,000万円、これはいわゆる移設のための費用です。しかし、その持っている価値というのは私もわかりませんし、NTTの方もはかり知れないものがありますというほどの光ケーブルだそうです。

 それで、そこの判断、いわゆるケーブルをどうしても移設しなければならないのか。北見市が幾ら廃道にしたからといって、それを理由にケーブルは移設しなくてもいいわけです。そこのケーブルがどうしても支障になるということを北見市がわかりました、やってあげますよと言うから北見赤十字病院はそれをわざわざかけるような設計にするのではないかと私は思います。そういう点で、今回の費用負担の原因は改めて北見赤十字病院側にあると市は判断すべきと。それから都市建設部長は第72条第2項の部分で北見市が道路管理者だから払わなければならないのだと言っていますが、実際の理由は違うのではないですか。北見市の理由ではないのです。北見赤十字病院が北見市から借り受けるであろう土地をどう使うかによって起こる問題だと私は思いますので、再度になりますけれども、答弁を求めます。

 今回1億2,000万円というのは、私は初めて知ったことでしたし、市長は昨年2月、覚書で市役所用地の30年間無償貸与、さらに60億円なのか70億円なのか80億円なのかわかりませんが、とにかく北見赤十字病院側が建てる病院の規模によって北見市の援助資金はべらぼうに上がるわけです。そういう問題を踏まえ、さらに今回この問題で合併特例債を使ってでも北見赤十字病院に便宜を図っていくと。どこに限度があるのでしょうか。

 市長は、市民の会の方々から聞かれて、30年無償貸与というのは30年後に更地になって返ってくるのかと聞いたら、そういうことはそのとき話し合うことでわかりませんと答えたそうであります。北見赤十字病院側も30年後に返すのですかと聞いたら、それはあり得ないと思いますと言っているのです。こういう市民には非常にわかりにくい支援の仕方をしている。そして、ここで新たな問題は、市庁舎の移転をしなければこのケーブル移設の予算は認められないと市長がみずから言うほど何か問題点を抱えた中身になっているということではないでしょうか。私は、そういうことも含めて市長がこの北見赤十字病院に対する支援には幾らかかってもいいのだと考えているのかどうか、そのことも最後に質問して私の質問を終わります。



○議長(仁部敏雄君) 理事者の答弁を求めます。 都市再生推進室長。



◎都市再生推進室長(大澤裕行君) 菊池議員の再々質疑にお答えを申し上げます。

 占用物件の移転経費の負担についてということだと思いますが、先ほども申し上げましたが、都市再生基本計画では高度医療に対応する敷地の確保を進めるために北見赤十字病院の改築に際しては現庁舎敷地と北6条道路の東1丁目、東2丁目間を新病院敷地として確保することとしてございます。このために北見市が市庁舎を解体し、土地の整序を行うと。この一環として廃道となる北6条道路の占用物件についても移設し、土地の確保を進めるものでございます。

 以上でございます。

    〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕



○議長(仁部敏雄君) 16番、菊池豪一議員。



◆16番(菊池豪一君) 議長、きちんと質問しているので、回答されているかどうか確認して議事を進行していただきたいと思います。答弁されておりません。



○議長(仁部敏雄君) 暫時休憩いたします。

     午後 0時51分 休 憩

                      

     午後 1時03分 再 開



○議長(仁部敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 先ほどの菊池豪一議員の議事進行発言にかかわり理事者より補足答弁の申し出がありますので、発言を許します。 市長。



◎市長(小谷毎彦君) 菊池議員の再々質疑に対する補足答弁をさせていただきたいと存じます。

 この北見赤十字病院の支援につきましては、平成22年1月の臨時議会の行政報告の中でも議会に報告し、その後平成22年2月に北見市と北見赤十字病院の間に覚書を交わしたところでございます。その中に病院を建設するために必要となる費用のうち、国庫補助金等を除いた事業費のおおむね2分の1の額を支援することとなってございまして、今後この実施設計により額が確定する段階におきまして、また議会とも相談をさせていただきたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(仁部敏雄君) 以上で菊池豪一議員の質疑が了しました。

 ほかにご質疑ございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(仁部敏雄君) なければ、これにて質疑を終結いたします。

 次に、ただいま上程されております議案のうち、議案第3号及び議案第4号の都合2件については討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。

 お諮りいたします。本案はいずれも原案のとおり決することにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(仁部敏雄君) ご異議なしと認めます。

 よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。

 次に、議案第2号については討論の通告がありますので、発言を許します。

 反対者、菊池豪一議員。 16番、菊池豪一議員。



◆16番(菊池豪一君) 議案第2号一般会計補正予算に日本共産党を代表し、反対討論いたします。

 議案の中にありますNTTケーブルの移設費用の計上については、道路を廃道にするから、それが理由で移設するためと、これは基本的な理由とは言えないと思います。廃道であっても移設をしないこともある、それは極めて重要なケーブルであるということからも言うことができます。それが今回の場合だと私は思います。移設を要すると判断した最大の理由は、北見赤十字病院の設計段階で計画したものにNTTケーブルが支障になるということです。北見市は、設計にかかわっているわけでもなく、移設当該要因は北見赤十字病院側にあることは明らかであります。よって、本ケーブル移設費用の計上は北見赤十字病院において行うべきものであり、市として予算計上することにはならないということを述べ、補正予算に反対いたします。

 以上です。



○議長(仁部敏雄君) 以上で討論を終結いたします。

 それでは、本案を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

        〔起立者多数〕



○議長(仁部敏雄君) 起立多数であります。

 よって、本案は原案のとおり可決されました。

                      



○議長(仁部敏雄君) 以上で本会に付議された案件は全部議了いたしました。

 これにて平成23年第3回臨時北見市議会を閉会いたします。

     午後 1時06分 閉 会