議事ロックス -地方議会議事録検索-


北海道 北見市

平成23年  1月 臨時会(第1回) 01月27日−01号




平成23年  1月 臨時会(第1回) − 01月27日−01号







平成23年  1月 臨時会(第1回)




                                              
                  平成23年 第1回臨時

              北見市議会会議録

                 1月27日(木曜日)〔第1号〕     午前10時01分 開会
                                     午前11時40分 散会
                                              

1.議事日程
 第1.会議録署名議員の指名         
 第2.会期の決定              
 第3.決議案第 1号            
 第4.議案第 1号〜議案第 4号      
 第5.議案の訂正について          
      (平成22年第4回定例会     
       議案第10号)         
 第6.特別委員会委員の辞任について     
 第7.特別委員会委員の選任について     
                      
1.本日の会議に付した事件
 第1.会議録署名議員の指名         
 第2.会期の決定              
 第3.決議案第 1号 議長不信任決議    
 第4 議案第 1号 平成22年度北見市一般会
           計補正予算について   
    議案第 2号 平成22年度北見市水道事
           業会計補正予算について 
    議案第 3号 平成22年度北見市下水道
           事業会計補正予算について
    議案第 4号 北見市基金条例の一部を改
           正する条例について   
       (大綱質疑)       
  (1) 日本共産党  菊 池 豪 一 議員
 第5.議案の訂正について          
    平成22年第4回定例会        
     議案第10号 北見市特定用途制限地域
            内における建築物等の制
            限に関する条例の制定に
            ついて        
 第6.特別委員会委員の辞任について     
 第7.特別委員会委員の選任について     
                      
1.出席議員(28名)            
        1番  水 上 美 華 君
        2番  轡 田 恵 美 君
        3番  浦 西 孝 浩 君
        4番  鈴 木 建 夫 君
        5番  斎 藤 昭 利 君
        6番  合 田 悦 子 君
        7番  亀 田   博 君
        8番  伊 藤 徳三郎 君
        9番  桜 田 真 人 君
       10番  中 崎 孝 俊 君
       11番  隅 田 一 男 君
       12番  小 川 清 人 君
       14番  松 谷 隆 一 君
       15番  熊 谷   裕 君
       16番  菊 池 豪 一 君
       17番  鈴 木 史 郎 君
       18番  堀 川 繼 雄 君
       19番  真 柳 正 裕 君
       20番  高 橋 克 博 君
       22番  飯 田 修 司 君
    議 長23番  仁 部 敏 雄 君
       24番  槇 森 正 敏 君
    副議長25番  森 部 浩 司 君
       26番  河 野 敏 博 君
       27番  鑓 水 欽 三 君
       28番  金 田 正 信 君
       29番  沢 合 正 行 君
       30番  宮 沢 祐一郎 君
                      
1.欠席議員(2名)            
       13番  表   宏 樹 君
       21番  菅 野 勝 美 君
                      
1.事務局出席職員
  事 務 局 次 長  井 上 孝 義 君
  議 事 課 長  似 内 雅 紀 君
  議事調査担当係長 渡 辺 達 也 君
  書     記  小 熊 英 徳 君
  書     記  古 屋 明日香 君
                      
1.説明のための出席者
  市     長  小 谷 毎 彦 君
  副  市  長  塚 本 敏 一 君
                       
  公営企業管理者  熊 谷 寿 一 君
  理     事  山 田 正 和 君
  総 務 部 長  出耒田   眞 君
  企 画 財政部長  尾 関 英 継 君
  市 民 環境部長  三 田 悌 一 君
  保 健 福祉部長  藤 澤 和 弘 君
  農 林 水産部長  竹 内 博 己 君
  商 工 観光部長  小 林 龍 彦 君
  都 市 建設部長  井 南 芳 男 君
  端野総合支所長  藤 田 正 輝 君
  常呂総合支所長  白 石 伸 通 君
  留辺蘂総合支所長 堀 内 博 美 君
  会 計 管 理 者  清 野 富 男 君
  地域医療対策室長 五十嵐 俊 啓 君
  都市再生推進室長 大 澤 裕 行 君
  企 業 局 長  高 橋 憲 彦 君
  総 務 部 参 与  大矢根 洋 哉 君
  総 務 部 次 長  守 谷 英 和 君
                       
  教育委員会教育長 佐 藤 宣 秀 君
  学 校 教育部長  渡 部 眞 一 君
  社 会 教育部長  伊 藤 孝 雄 君

  北見農業委員会  岡 田   貢 君
  事 務 局 長

  監 査 委 員  佐 藤 周 一 君
  監 査 事務局長  長谷川   京 君

  選挙管理委員会  浅 野 幹 夫 君
  事 務 局 長



     午前10時01分 開 会



○議長(仁部敏雄君) これより平成23年第1回臨時北見市議会を開会いたします。

                      



○議長(仁部敏雄君) 直ちに本日の会議を開きます。

 この際、諸般の報告をいたさせます。

〇事務局次長(井上孝義君) ご報告を申し上げます。

 ただいまの出席議員数は27名であります。表議員は用務のため欠席、菅野議員は病気のため欠席、金田議員は所用のため遅参される旨届け出がありました。

 次に、本日の議事日程表のほか、決議案第1号議長不信任決議及び平成22年度第4回定例会議案第10号に係る議案訂正表をお手元に配付いたしてございます。

 以上であります。

                      



○議長(仁部敏雄君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました日程表のとおりであります。

 それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員には

 14番 松 谷 隆 一 議員

 15番 熊 谷   裕 議員

の両名を指名いたします。

                      



○議長(仁部敏雄君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。今期臨時会の会期は、本日から1月28日までの2日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(仁部敏雄君) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は本日から1月28日までの2日間と決定いたしました。

                      



○議長(仁部敏雄君) 次に、日程第3、決議案第1号議長不信任決議を議題といたします。

 この場合、地方自治法第117条の規定により、私は除斥の対象となりますので、副議長と交代のため、暫時休憩いたします。

     午前10時03分 休 憩

                      

     午前10時03分 再 開



○副議長(森部浩司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 この場合、槇森正敏議員は提案者席にお着き願います。

 それでは、提案者より提案理由の説明を求めます。 槇森正敏議員。



◎24番(槇森正敏君) 〔登壇〕 皆様、おはようございます。それでは、提案者を代表いたしまして、議長不信任決議について説明をいたします。

 平成22年北見市議会第4回定例会の一般質問において、私の質問終了後、他議員からの議事進行発言により、理事者より前答弁を覆す前代未聞の答弁訂正があり、これに対し我が会派の松谷隆一議員が議事進行発言をし、答弁を覆した理由を求めるも議長は議事録を十分に精査することなく、間髪を入れずに一方的に打ち切り宣言をなされました。また、第4回定例会最終日の12月16日に再質問を求めた私の動議に対しても、議長専権事項の行使によって理解しがたい扱いをこうむったことは議会運営上極めて問題であり、結果、議員の発言権を保障する立場の議長として公正、公平、中立的立場を逸脱し、正常な議会運営での信頼関係を失墜させたことは議長の職権乱用と言わざるを得ない。

 以上により今後における公正、公平な議会運営を望む観点から、私ども市民クラブ3名は去る12月27日、議長に対し5項目にわたる公開質問状を提出し、文書回答を求めました。しかし、議長は質問状を受け取らず、議会事務局預かりと異例の形をとられました。議員個々は、疑義が生じたときは議長に対しただす権利を有し、また議長はいかなる理由があろうとも議員個々に答える責任と義務があると思います。もっと言わせていただければ、私たちの思いを全く無視した門前払いは議会運営の重責を担う議長としての立場と責任からかんがみ、見過ごすことはできません。議会は、議員相互の信頼関係によって成り立つもので、それを逸した今、残念ながら仁部議長のもとでは正常な議会運営を期待することはできません。

 よって、私たちは議長の不信任について求めるものであります。加えて議会ルールに熟知されている議員各位に良識ある判断をお願い申し上げる次第でございます。

 以上です。



○副議長(森部浩司君) これよりただいま上程しております議案に対する質疑に入ります。質疑のある方は、自席より発言願います。 15番、熊谷裕議員。



◆15番(熊谷裕君) それでは、提案されている議案について提案者に対して幾つか質問をさせていただきます。

 先ほど提案理由が述べられましたが、今回議長不信任決議案を提出されたのは主に2つの点、1つには本会議での槇森議員に対する理事者側の答弁が後から変更になったことに対する説明を求める議事進行発言も、また質問と答弁の矛盾を解消すべく再度の質問を求めた動議に対する議長の公平を欠く対応の問題、2つにはその後この異常な事態についての説明を求めたことに対する議長の対応の問題、この2つの理由によって決議案を提案されたと理解をいたします。

 そこでまず、1つ目の質問は、本会議での議長の議事さばきについてであります。議長は、12月10日の本会議終了後の議会運営委員会でも、議事運営については議長の専権事項を盾に本会議での議事さばきを合理化していましたし、12月16日の動議に対しても議長の専権事項を理由にして動議は認められないといたしました。提案者は、この議長の専権事項をどういうものと受けとめましたか。また、議長の専権事項を根拠に行われた今回の対応は、どこに問題があると考えられておりますか。お伺いいたします。

 次に、その後の議長の対応についてどうお考えなのかについて伺います。提案理由の説明では、定例会での議長の対応について昨年12月27日に公開質問状を提出しようとしたが、受け取りを拒否されたと述べておられます。議長とどのようなやりとりを経て公開質問状提出に至ったのか。公開質問状で具体的に議長に何を求めたかったのかについてお伺いいたします。また、その公開質問状の受け取りが拒否されたということについて、これはどういう問題だと認識をされておられますか。このことについて伺います。

 以上で質問を終わります。



○副議長(森部浩司君) 答弁を求めます。 槇森正敏議員。



◎24番(槇森正敏君) 熊谷議員の質問にお答えしたいと思います。

 最初に、議長の専権事項についてどう受けとめたかということをお尋ねされたと思いますけれども、私はこのたびの専権事項というのは初めて聞いた文言でよくわからなかったのです。専権事項ということを議長から伺ったときに議長に聞いても、議長は何かただこれは専権事項だと言うだけで、これに対してお答えというか、教えてもらえなかったのです。私は、その専権という言葉、議会用語をいろいろなもので調べてみればよかったのですけれども、どうなのかということで、これは国語辞典だとか、あと広辞苑で調べたら、この専権という用語は、思うままに権力を振り回すこと、権力をほしいままにすること、それと勝手に権力を振り回すことということで載っているわけでございます。これは、私は議会運営上望ましい言葉かどうかということで疑問を持ちました。本会議の議会運営、質疑・応答についてはやはり議長は双方がやりとりに納得のいくように公平、平等にさばく責任があると思うのです。どちらも疑義があって終わるということは、やはりなじまないのかと。問題を残すということ、私はそう思ったわけなのです。質疑・応答の整理については慎重に行っていく観点から、やはり議長の専権事項で処理されるということは私は納得いかないと思います。

 また、私もそれ以外に地方自治法第104条の議長の権限を調べましたら、普通地方公共団体の議会の議長は、議場の秩序を保持し、議事を整理し、議会の事務を統理し、議会を代表するという文言になっております。そこには議会の事務を統理する義務ということで、議事録の調製という役割があるのです。ですから、私は専権を使うよりもやはり民主的に、公平、平等にさばいてもらうのが議長の役割だと認識しております。

 それと、公開質問状なのですけれども、これは私どもが出したということは、やはりこのようにお互いに疑問を持ったまま本会議が終了して、後々続くということは、私としてもこれから議会の本会議に臨む上で心配です。やはりこういう運営上の問題点を残したままやれば、これが慣例になるとまた同じことが続くのではないかということで、公平、正常、中立的の立場から、議長は議会をコントロールをしてもらいたいと。議長は、オーケストラに例えれば指揮者なのです。指揮者がうまくコントロールしなければいいメロディーは奏でられないと思いますので、それを望んで私たちは公開質問状を出したと。ところが、私たちのその5項目の質問状も全然中身も聞かずに門前払いだったのです。もう終わったと。しかし、先ほど提案理由説明で述べましたけれども、議長は私たちが書面で求めたものに対してはやはり書面で回答する義務があると思うのです。そこがなければ、やはり議長と我々の信頼関係がなくなるのです。そういうことで信頼関係ができないということは、もう私たちは本会議には臨めないのです。そういうことで私たちはやったのです。結果は、受け取らずに議会事務局預かりという形ですけれども、受け取らないのなら私たちにすぐ戻せばいいのです。ところが、議会事務局に預けるということはどうなのでしょうか。私たちは、そしたら議会事務局に回答を求めてもいいのですか。これは、やはり尋常なことではないと私は思うのです。そういうことを含めまして、これはもうどうしようもないということで今回の不信任決議案となったという一つの経過なのです。そういうことをご理解いただきたいと思います。



○副議長(森部浩司君) 熊谷裕議員、再質疑ございますか。



◆15番(熊谷裕君) ありません。



○副議長(森部浩司君) 以上で熊谷裕議員の質疑が了しました。

 ほかにご質疑ございませんか。 18番、堀川繼雄議員。



◆18番(堀川繼雄君) 槇森議員に聞きたいのですけれども、今後、いろいろな会合だとか本会議だとかの案内が議長名で出されます。ここで賛成になればあれですけれども、否決された場合、今の話を聞いているとどうも議長はもう信頼できないから、それにも参加できない、そういうものにも今後は参加できないということでとらえていいですか。そうではないですか。



○副議長(森部浩司君) 答弁を求めます。 槇森正敏議員。



◎24番(槇森正敏君) ご心配かける質問だと思いますけれども、私たちは議長に正常な議会運営をお願いしたいということが目的だったのです。これからも期待したいと思うのです。決議がどうなるかわかりませんけれども、これを契機に、やはり議長に今のやり方を再考してもらいたいと。そして、公平、平等、私たちに見える、そういう議会運営というか、さばきをお願いしたいということで、決議いかんで私たちは議長のいろいろな招集だとかそれに従わないということはできないと思います。ただ、結果はわかりません。これから採決になると思いますけれども、それには当然従わなければならないと思います。一議員としては、それをやるのがやはり義務だと思います。



○副議長(森部浩司君) 堀川繼雄議員、再質疑ございますか。 18番、堀川繼雄議員。



◆18番(堀川繼雄君) 再質問で、そうすると否決されても今後は従って粛々とやるということですけれども、今回の案件は議長不信任ですから、議長には退任してくれということです。その人が退任しなかった場合は、まあ仕方ない、またやるということだと何かおかしいかと。そのようにも考えるのです。その辺はどうですか。



○副議長(森部浩司君) 答弁を求めます。 槇森正敏議員。



◎24番(槇森正敏君) 堀川議員の再質問にお答えいたします。

 これから採決で可決されるか、否決されるか私もわかりません。だけれども、それは民主的なルールに基づいてやられることで、否決されたからといって今後議長との関係で全く結局関係ないということはあり得ないと思います。議長がいて議員ですし、やはりそうでなければ本会議すべて議会運営ができないということでございますので、それはそれなりに結果としては受けざるを得ないと。それはそれに従って、やはり大人の考え方でやらせてもらいたいと考えてございます。



○副議長(森部浩司君) 堀川繼雄議員、再質疑ございますか。



◆18番(堀川繼雄君) ありません。



○副議長(森部浩司君) ほかにご質疑ございませんか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○副議長(森部浩司君) なければ、これにて質疑を終結いたします。

 槇森正敏議員は、自席にお戻りください。

 次に、討論の通告がありますので、発言を許します。

 まず、反対者、小川清人議員。 12番、小川清人議員。



◆12番(小川清人君) ただいま上程されております決議案第1号議長不信任決議について、反対の立場から討論させていただきます。

 平成22年第4回定例会における12月10日の市民クラブ、槇森正敏議員の一般質問に際しての議長の議事運営で、議長としての公平、公正、中立的立場を逸脱し、正常な議会運営での信頼関係を失墜させたことは議長の職権乱用だとして不信任決議案が出されました。しかし、この考えは会議規則を無視したものと言わざるを得ません。北見市議会会議規則第55条(質疑の回数)で、質疑は同一議員につき、同一議題について3回を超えることはできない、ただし特に議長の許可を得たときはこの限りでないと規定されており、制限回数以上の発言に対する許可は議会の議決ではなく議長の議事整理権によってのみ行われるものであるから、理事者の答弁訂正があったといってこの回数を超える質疑等が保障されるものではなく、議長の専権事項として議長のみが許可するかどうかを決定するものであります。今回は、槇森議員本人から4回目の質問を求める議事進行発言もなく、その段階で質問が終了したものであります。

 また、12月16日の議会運営委員会で槇森委員から今回のような場合の対応について議長の見解が求められ、議長から3回目の質疑終了後にさきに答弁された内容が訂正され、このことについて質問者が改めて質問したいという場合は、質問が了する前に質問者から議事進行発言により議長にそのことを求めていただき、それを受けまして議長の議事整理権により判断させていただきたい、またいろいろな状況があると思われますので、その都度判断させていただきたいと考えておりますとの発言があり、議会運営委員会として今回の取り扱いについて了としたところであります。しかしながら、当日の本会議において4回目の質問を求める動議が出されました。内容が議長の専権事項にかかわることながら、当然動議として認められないことになりましたが、議会運営委員会で取り扱いが確認されたにもかかわらず、このような動議がなされたことこそ議会運営のルール上問題があると言わざるを得ません。

 また、市民クラブ、松谷隆一議員の議事進行発言に対して、議長は槇森正敏議員の質問に答えているものと判断したと発言し、その後議長発言に対して議事進行発言等がないことから当然了されたものと判断されたものであり、一方的に打ち切り発言をしたものではありません。

 また、公開質問状に関する議長の対応についても述べられましたが、議長の議事運営にかかわる件については必要な場合、議会運営委員会において協議がなされるべきであります。したがって、公開質問状にかかわる議長の判断については適切であったと考えております。

 これらのことから、決議文にあるような議員の発言権を無視し、公正、公平で中立の立場であるべき議長の立場を逸脱しているとの指摘は誤りであり、断じて認めることはできません。

 以上、このたびの議長不信任案は、会議規則を無視したもので、決して容認できるものではなく、そのことを強く訴え、議員各位の賢明なる判断を切望し、私の反対討論といたします。



○副議長(森部浩司君) 次に、賛成者、熊谷裕議員。 15番、熊谷裕議員。



◆15番(熊谷裕君) 日本共産党を代表し、提案されている議長不信任決議案に賛成の立場で討論をいたします。

 決議案は、本会議での質問終了後に理事者側の答弁訂正が行われたにもかかわらず再質問を認めない対応を行ったこと、再質問を求める動議について議長専権事項を盾に認めなかったことは、公正、公平を欠き、議会運営についての信頼関係を失墜させたと述べております。槇森正敏議員の3回目の質問が了してから2回目の質問に対する議事進行発言が行われ、理事者が答弁を180度変更しました。当然2回目の答弁を前提に行われた3回目の質問が意味のないものになり、この場合改めて訂正された答弁に基づく質問が保障されてしかるべきであります。質問が終了してしまってから答弁の訂正が行われ、そのことをただすこともできないというのであれば、正常な信頼関係に基づいた議会での議論はできなくなってしまい、議会が行政のチェック機能を果たすことが著しく制約をされてしまうことになります。にもかかわらず議事進行発言、動議を議長の専権事項として取り上げなかったことは、言論の府である議会にとって自殺行為であり、議長の議会運営が著しく公平を欠くものであることは明らかであります。

 さらに問題なのはその後の議長の対応であります。議長の議会運営をめぐって、その考え方、判断した根拠について説明を求めた議員に対し、議長の専権事項ということのみをもって一切応じないというのは余りにも横暴であり、無責任ではないかと思うのであります。本来あってはならないことですが、議事さばきについて議長といえども間違うことはあるかもしれません。しかし、そのことについてしっかりと説明し、理解を得る努力をすることは必要なことだと思います。それを開き直りのような態度に終始することは、議長がこれからも議会の民主的なルールを破り、公平、公正な議会運営ができないのではないかと疑念を抱かせるものであり、議員との信頼関係を著しく失墜させるものであると判断せざるを得ません。

 以上のことから、提案されている不信任決議案に賛成をするものであります。

 以上です。



○副議長(森部浩司君) 以上で討論を終結いたします。

 それでは、本案を採決いたします。

 お諮りいたします。本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

        〔起立者少数〕



○副議長(森部浩司君) 起立少数であります。

 よって、本案は否決されました。

 暫時休憩いたします。

     午前10時28分 休 憩

                      

     午前10時29分 再 開



○議長(仁部敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                      



○議長(仁部敏雄君) 次に、日程第4、議案第1号平成22年度北見市一般会計補正予算についてないし議案第4号北見市基金条例の一部を改正する条例についての都合4件を一括議題といたします。

 この場合、市長より提案理由の説明を求めます。 市長。



◎市長(小谷毎彦君) 〔登壇〕 平成23年第1回臨時北見市議会の開会に当たり、議長のお許しをいただき、新年のごあいさつをさせていただきたいと存じます。

 議員の皆様、そして市民の皆様、改めまして新年明けましておめでとうございます。皆様にとりましてこの平成23年が幸多く輝かしい年となりますよう願っているところでございます。おかげをもちまして市政を担わせていただいてから3度目の新年を迎えました。この間皆様にはさまざまな形で深いご理解とご協力を賜り、心から感謝を申し上げます。

 さて、平成20年度に世界同時不況が発生して以来我が国においても企業経営や雇用環境の悪化、個人消費の落ち込みが続いており、最近では急速な円高やデフレなどの影響により景気回復に足踏みが続いているなど、今なお先行き不透明な状態が続いております。本市における経済や雇用状況につきましても依然として厳しい局面が続いており、景気の低迷等に起因する市税など収入の減少や社会保障関係経費を初めとする義務的経費の増嵩などにより大変厳しい財政状況となっております。こうした中にあっても、さまざまな行財政課題の解決や市民の要請にこたえていくためには、第2次北見市財政健全化計画などの財政健全化への取り組みを着実に進め、効率的な行財政運営を確立するとともに、大型建設事業に取り組み、仕事の機会をふやし、雇用の場を生み出すことにより、魅力と活力にあふれるまちづくりを実現してまいりたいと考えているところであります。

 また、昨年は、ハイチやチリの大地震、世界的規模で発生した大災害などにより多くの命が奪われ、道内においても昨年8月に東川町で起きた大雨による影響で道路が陥没し、死傷者が出るなど、命の大切さや災害に対する適切な対応の重要性について改めて認識をしたところでございます。さらに、本市における出生率が全国平均を大きく下回っている中、これからの次代を担うかけがえのない存在である子供たちが夢や希望を持ち、健やかに成長していくことが本市にとっても大きな財産であるとともに、その命を守り、はぐくむことは将来をも左右する大変重要なことであると考えているところであります。これらのことから、何物にもかえがたい市民の皆様のとうとい命を守り、はぐくむ事業について優先的に取り組むことにより、健康で安心して生き生きと暮らせるまちづくりを実現してまいりたいと考えているところであります。

 また、昨年9月に行われたB―1グランプリにおいてオホーツク北見塩やきそばが10位に入賞を果たしたことはまだ記憶に新しいところでありますが、本年は7月2日から7月3日までの2日間、この北見市において新・ご当地グルメグランプリ北海道2011inオホーツク北見が開催されることとなっております。一人でも多くの方々に本市に来ていただき、満足して帰っていただき、そして再度来ていただくための呼び水として、このイベントの開催に大きく期待をしているところであります。

 ことしはう年であります。中国前漢の武帝の時代に司馬遷が編さんした史記によりますと、うさぎ年のうは茂るという意味で、若草が茂ってきた状態をあらわしているのだそうです。また、ぴょんぴょんはねるウサギのイメージから株価が上昇する年と言われており、実際に1999年のう年には株価は1年で37%も上昇しております。まさにう年はあふれるエネルギーを感じ、それから飛躍的に成長するぞという期待の持てる年であります。こうしたう年にちなみ、任期を折り返したことしを新たなスタートの年として、大きな成長を図り、希望の持てる年となりますよう地域経済、産業の活性化、地域医療の確保や都市再生整備の推進など、各懸案事項の解決に向け全精力を注ぐとともに、健康で安心して健やかに住み続けることができるまちづくりに邁進してまいりたいと考えております。

 本年も議員各位を初め、市民の皆様、報道機関の皆様の特段のご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、皆様にとりまして健康で幸多いすばらしい年でありますよう祈念申し上げ、年頭のあいさつとさせていただきます。

 引き続きまして、提案いたしております議案第1号から議案第3号までの補正予算の内容及び議案第4号の条例関係につきましてご説明申し上げます。

 初めに、議案第1号一般会計補正予算についてでありますが、国におきましては昨年10月に閣議決定されました円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策を踏まえ、今年度の補正予算が去る11月26日に可決、成立し、地方公共団体への支援策として、地域活性化交付金が創設されたところであります。

 地域活性化交付金につきましては、地域の活性化ニーズにこたえてきめ細やかな事業を実施できるよう支援を行うきめ細かな交付金及びこれまで住民生活にとって大事な分野でありながら、光が十分に当てられてこなかった分野として、地方消費者行政、DV対策・自殺予防等の弱者対策・自立支援、知の地域づくりに対する地方の取り組みに支援を行う住民生活に光をそそぐ交付金の2つの交付金が創設され、北見市の交付限度額としては、きめ細かな交付金で2億1,732万3,000円、住民生活に光をそそぐ交付金では、4,482万9,000円がそれぞれ見込まれるところであります。

 このほか、国の補正予算関連事業といたしましては、子宮頸がん予防などに対する予防接種事業や、国の繰り越し承認事業などにつきまして、当地域の厳しい経済情勢などにかんがみ、早期に対応いたしたく、国庫支出金などを財源に補正計上いたしたものであります。

 それでは、補正提案いたしております事業の概要についてご説明いたします。

 議案書6ページ、説明書では31ページ、初めに、一般会計補正予算の繰越明許費のうち地域活性化交付金の主な対象事業についてご説明をいたします。

 まず、第2款総務費では住民活動費として地域会館改修工事に対する助成金のほか、住民センター運営管理費としてトイレの修繕、玄関スロープ設置経費など、DV被害者一時保護施設運営費補助金として被害防止啓発経費などに対する助成金、第3款民生費では高齢者クラブ運営管理費経費として屋根などの修繕費、要援護高齢者福祉事業経費として端野デイサービスセンターの給湯配管改修費及び認知症者見守り支援経費、障がい者交通費助成事業として在宅重度身体障がい者に対するタクシー運賃の一部助成金、市立保育園運営管理費及びへき地保育園運営管理費では屋根、給水管、トイレなどの改修費、第4款衛生費では環境監視機器整備事業として、窒素酸化物自動測定装置更新経費、やすらぎ苑運営管理費として火葬炉制御装置改修経費など、北見汚水処理施設整備事業として旧最終処分場汚水処理施設の改修経費、常呂汚水処理施設管理費として廃棄物処理場の汚水処理施設整備費、第5款労働費では勤労者総合福祉センター運営管理費としてバスケットボールのルール変更に伴うアリーナのライン改修費、第6款農林水産業費では住民センター施設整備事業として、外壁及び内装等の改修費など、水産業振興管理費として、常呂漁港内公衆トイレの水洗化工事費、第7款商工費では産学官連携第6次産業推進事業として国及び北海道が推進する第6次産業化や食クラスター構想に基づき、北見工業大学やオホーツク圏地域食品加工技術センターなどとの連携により新商品の開発や、市場調査等の実施経費、グリーンクアパーク運営管理費として、のんたの湯ろ過装置改修経費、道の駅おんねゆ温泉整備事業として、からくりハト時計搭果夢林に設置している体験遊具の修繕、第8款土木費では防犯灯設置費助成経費として、町内会等が設置するLED防犯灯の設置に対する助成金、道路橋りょう維持補修費として、街路灯のナトリウム灯への切りかえ工事費のほか、舗装道路のオーバーレイ等補修工事費など、市道整備事業費として、生活道路の改良舗装工事費、都市公園維持管理費として、公園遊具等修繕など、都市公園整備費として、仮称無加川南公園及び緑ケ丘霊園の整備事業費、フラワーパラダイス施設整備事業として、園路の補修工事費など、第9款消防費では、北見地区消防組合で行います消防署西出張所の給水設備修繕費及び北見消防団詰所の外壁補修工事費のほか、救助救出資機材の購入経費など、第10款教育費では教員住宅整備事業費として、経年ガス管更新工事費、小・中学校整備事業として、プール及び屋根の改修、トイレの洋式化、経年ガス管更新工事費など、小学校耐震診断調査費として東小学校ほか2校の耐震2次診断経費、公民館運営管理費として自動体外式除細動器の導入経費のほか、端野町公民館の音響機器更新経費など、図書館運営管理費では常呂図書館の移動図書館車更新経費、図書・資料等購入費として蔵書、資料の充実を図るための図書購入費など、北網圏北見文化センター事業として、美術品の修復経費など、ハッカ記念館施設整備事業として、ふるさと銀河線跡地整備工事に係る設計費、児童館施設整備事業として、落雪防止及び遊戯室内装等工事のほか、仮称温根湯フレンドセンター室設置工事費、常呂町健康温水プール運営管理費として、屋根改修経費、東陵公園整備事業として野球場の階段改修経費など、モイワスポーツワールド整備事業として、パークゴルフ場のトイレ及び水飲み場の設置経費など、市立体育センター等整備事業として、バスケットボールのルール変更に伴う整備経費など、市民生活に関連が深く、早急に実施しなければならない事業について、より多くの発注機会を確保し、地域経済の活性化や雇用の創出に向け、補正計上いたしたところであります。

 このほか、国の補正予算に関連する繰越明許費といたしまして、議案書7ページ、説明書では33ページ、第6款農林水産業費の公共牧場整備事業では、本沢、花園及び大和の市営牧場草地整備改良事業、また、土地改良事業市負担金では、北見南地区及び留辺蘂温根湯地区の農道整備事業、さらに、持続的農業・農村づくり促進特別対策事業では、北見南地区及び常呂岐阜地区の区画整理事業並びに留辺蘂温根湯地区の畑地かんがい事業についてそれぞれ北海道が実施いたします事業の負担金を平成23年度における予定事業の一部前倒し事業として計上いたしましたほか、議案書8ページ、説明書では39ページ、第10款教育費の小泉中学校改修事業では耐震・大規模改修に係る工事費等を計上いたしました。

 以上で、繰越明許費の説明を終わらせていただき、次に、議案書10ページ、説明書では43ページ、債務負担行為についてご説明させていただきます。

 総務費の市庁舎整備事業費では、都市再生整備事業に関連し、まちきた大通ビル4階、5階及び北見信用金庫旧本店等の改修について計上いたしましたほか、商工費のまちきた大通ビル整備事業費では、旧東急インのペントハウス部にある給水設備の移動及び給水方式の変更工事費を計上いたしました。

 次に、土木費の高栄団地建替事業費では、高栄C団地1棟14戸の建設事業費について平成23年度における予定事業の一部前倒し事業として債務負担行為により計上をいたしました。

 次に、説明書15ページ、歳出についてでありますが、ただいま申し上げました繰越明許費及び債務負担行為に係る予算を除き、第4款衛生費の予防費では予防接種事業費として、国の補正予算に関連し、子宮頸がん予防、ヒブ及び小児用肺炎球菌の3つのワクチン接種について、早期に実施いたしたく、国から交付される予防接種事業交付金を北海道が積み立てる基金を財源に、補正計上いたしました。

 以上で歳出の説明を終わり、次に、歳入について申し上げます。

 初めに、説明書5ページ、第14款国庫支出金の国庫交付金では、地域活性化交付金として、きめ細かな交付金及び住民生活に光をそそぐ交付金を計上いたしましたほか、第18款繰入金では、財政調整基金繰入金9,163万8,000円を計上いたしました。

 そのほかの歳入につきましては、今回補正計上いたしました繰越明許費、債務負担行為及び歳出に関連するものでございますので、説明を省略させていただきます。この結果、一般会計の補正額は、12億6,353万9,000円の増加となり、補正後の予算規模は656億1,135万円となるものであります。

 以上で一般会計の説明を終わり、引き続き、企業会計についてご説明をいたします。

 議案書13ページ、説明書では47ページ、議案第2号水道事業会計補正予算についてでありますが、平成22年度、国の補正予算に関連して、市民生活にかかわりの深い水道事業につきまして、事業の継続性、工事期間を勘案し平成23年度における予定事業の一部前倒しによりまして、景気対策及び就労機会の確保を図ってまいりたく、建設改良繰り越し予定事業として、国・道との協議が調いましたので、建設改良事業の送配水施設整備事業として山下町地区ほか6地区の配水管布設がえ工事について国庫支出金及び企業債を財源に補正計上いたしました。

 次に、議案書15ページ、説明書52ページ、下水道事業会計補正予算についてでありますが、平成22年度国の補正予算に関連し、平成23年度における予定事業の一部前倒しによる建設改良繰り越し予定事業として、国・道との協議が調いましたので、建設改良事業管渠整備費の公共下水道事業として、北2号幹線枝線新設工事ほか3路線の事業費について、国庫支出金及び企業債を財源に補正計上いたしました。

 以上で補正予算の説明を終わらせていただき、次に議案書16ページ、議案第4号北見市基金条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。

 市庁舎建設基金につきましては、これまで市庁舎の建設に備え、積み立てを行ってきたところでございますが、同基金の設置時とは異なり、合併により市庁舎建設の有利な財源として合併特例債の活用が見込まれますことから廃止するとともに、これまで庁舎建設のため多くの市民の皆様からいただきましたご寄附につきましては、そのご意思にかなうよう、新たに設ける庁舎建設・整備基金に積み立てた上、市庁舎の建設、整備費に充てることとし、それ以外につきましては、庁舎建設、整備に関連する地方債の償還財源などとして予定いたしたく、基金条例の改正を行うものでございます。

 以上で提案しております議案の説明を終わらせていただきますが、よろしくご審議の上、ご決定くださいますようお願い申し上げます。



○議長(仁部敏雄君) これよりただいま上程されております議案に対する質疑に入ります。

 質疑の通告がありますので、自席より発言を許します。日本共産党、菊池豪一議員。 16番、菊池豪一議員。



◆16番(菊池豪一君) 大綱質疑でありますけれども、議案第4号の北見市基金条例の改正について伺います。

 小谷市政においては、残念なことにいまだに市庁舎の姿がどうなるのかも予想がつきません。また、今回の基金条例にかかわって実際に具体的な事業費について資金の手当てが必要になっているわけでもありません。以前にも協議事項として基金の取り扱いが都市再生整備特別委員会に出されたときにも、まだまとまった計画もないのになぜこんな検討が必要なのかと各委員に一蹴され、理事者は資料まで取り下げております。このことでは、2年前のことでありましたけれども、現状で何が違っているのでしょうか、伺います。そうした点から、今回市庁舎建設基金についてなぜこの時期に提案をされたのかを伺います。

 次に、現在ある市庁舎建設基金を一応ご説明はいただいたのですけれども、どのように扱おうとしているのか具体的に説明をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(仁部敏雄君) 理事者の答弁を求めます。 市長。



◎市長(小谷毎彦君) 菊池議員のご質問にお答えをいたします。

 初めに、市庁舎建設基金の今回の改正についてでございますが、市庁舎を建設するに当たりましては多額の事業費を要しますことから、将来過度の財政負担を招くことのないよう考慮をし、これまで長年にわたり積み立てを行ってきたところでございます。一方では、北見市が合併したことによりまして、市庁舎の建設に当たりましても合併特例債を活用することが可能となりましたことから、合併した市町村のみに付与されるこの有利な起債制度を最大限活用することとあわせ、将来の財政負担に備える観点から、基金は建設後の償還財源などに充てることが当市にとって最も有利な措置であるため、できるだけ早く財政状況を整えるべく判断をしたところであります。

 次に、市庁舎建設基金についてでありますが、ただいま申し上げましたとおり、市庁舎を建設するに当たりましては多額の事業費を要しますことから、これまで長年にわたり積み立てをしてきたものであり、その中には市が独自に積み立ててきた分以外に多くの市民の皆様や企業、団体からの多額のご寄附が含まれているものでもございます。こうした寄附は、市庁舎を建設するに当たって少しでも役立てていただきたいとの思いであると受けとめておりますことから、ご意思を体し市庁舎建設事業に充てるとともに、寄附以外のものについては市庁舎建設後の償還財源などに充てられるよう条例改正を行おうとするものでございます。

 以上でございます。



○議長(仁部敏雄君) 菊池豪一議員、再質疑ございますか。 16番、菊池豪一議員。



◆16番(菊池豪一君) ご答弁いただきましたけれども、市庁舎建設基金を現在どうこうするといいますか、まだ何も決まっていない中で基金の取り扱いを云々するような事態ではないのでないでしょうか。職員が10人しか勤務しないと説明されたパラボ駐車場の本庁舎、市民からは根底から否定されております。38億6,000万円で新設だと説明した立体駐車場も必要のないものだという声が大勢を占め、これがJR工事になる可能性も指摘され、事実上白紙状態であります。また、災害時支援庁舎についてもいまだに不確かなものであり、必要性そのものが問われております。

 そこで、伺いますけれども、市長、この市庁舎の姿、まだ何も決まっていないも同然ではないですか。どうしてこのような状態の中で市民の前から市庁舎建設基金を見えないものにしようとしているのか、その点お伺いします。

 もう一点伺います。先ほどの答弁で基金について市が独自で積み立ててきた分と多くの市民や企業、団体から寄附としていただいた分を違う基金として取り扱うと説明されました。私は、このような提案をした市長や理事者の考え方に大きな違和感を覚えます。それは、寄附したものであっても、市が積み立てたものであっても、いずれも市民が力を合わせて積み立ててきた基金ではありませんか。市庁舎建設のために多額の寄附をいただいたことはとうとい行為であり、長くたたえなければなりません。同時にさまざまな市民要望がある中で、市庁舎建設のために毎年3億円もの多額の積み立てを市民は認めてきたわけです。寄附という形ではありませんが、同じ市民のとうとい行為ではないのですか。そこをなぜ分けて考える必要があるのでしょうか。それをあえて寄附金だけを別の基金にするなどは、どんな感覚なのかと疑わざるを得ません。このような何の意味も感じない提案は、私は撤回していただきたい。そして、もしこれを認めるとするならばわずか6,600万円、今市庁舎の問題でいえば数十億円と考えられておりますけれども、この庁舎建設・整備基金というもので何か特別の事業をやるというのであればこれをつくることは意味があるでしょう。しかし、これは市庁舎建設のために使わせていただくと先ほど言ったとおりですから、44億円の基金と一体管理されるべきだと思いますけれども、その点についてもお伺いいたします。

 以上であります。



○議長(仁部敏雄君) 理事者の答弁を求めます。 市長。



◎市長(小谷毎彦君) 菊池議員の再質問にお答えをいたします。

 まず、市庁舎のことについて決定をされていない中で基金の条例についての改正の部分でありますが、都市再生基本計画は一部条件がついているものの一定程度のご了承を私はいただいたものと考えてございまして、先ほどご答弁をいたしましたが、当市にとりまして最も有利な財政措置をとるべく条例の一部改正を判断をしたところでございますので、ご理解いただきたいと思います。

 次に、市庁舎建設基金の分割にかかわってでありますけれども、これにつきましても先ほどご答弁をいたしましたとおり寄附者のとうといご意思を体し、いただいた寄附金につきましては新たに設けます庁舎建設・整備基金に積みかえをいたしまして、市庁舎建設事業に充てるとともに、寄附以外の部分につきましては市庁舎建設後の償還財源などに充てられるよう条例改正を行うものでございます。

 以上でございます。

    〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕



○議長(仁部敏雄君) 16番、菊池豪一議員。



◆16番(菊池豪一君) 質問の趣旨と全く違います。なぜこの寄附の分だけを分けるのかと、その点について再度答えてください。

 以上でお願いします。



○議長(仁部敏雄君) 暫時休憩いたします。

     午前11時01分 休 憩

                      

     午前11時24分 再 開



○議長(仁部敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 先ほどの菊池豪一議員の議事進行発言にかかわり、理事者より補足答弁の申し出がありますので、発言を許します。 市長。



◎市長(小谷毎彦君) 菊池議員の再質問に対して補足答弁をさせていただきます。

 市庁舎建設基金につきましては、寄附者からいただいた浄財と市費を積み立てしてきたものでございます。しかしながら、寄附者お一人お一人からいただいた寄附金につきましては、個人などの強い思いに対するものがございまして、その意思を尊重するためにも別な庁舎建設・整備基金に積みかえを行おうとするものでございます。

 以上でございます。



○議長(仁部敏雄君) 菊池豪一議員、再質疑ございますか。 16番、菊池豪一議員。



◆16番(菊池豪一君) 今市長から議事進行にかかわった答弁がありましたけれども、確かに寄附していただいたことは今市長が言われた本当にとうといことですし、貴重なことだと思います。しかし、その基金を使って特別に何か事業をやると、そのためにその寄附金だけを積み立てるというのなら私はわかりますけれども、一般の費用に使うわけです。何の計画も言っていないわけですから、市庁舎一般の費用に使う。これですとそこに基金として置いておく意味は私は全く感じないのです。

 そこで、再質問いたしますけれども、私は今回の提案が形の上で唯一生きるとすれば、それは市庁舎の事業に合併特例債を使った場合の事業費の、いわゆる約5%と言われておりますけれども、頭金相当を積み立てておくと。そして、その概略事業費の分を積み立てておくと。これは、実際に資金を運用するときに必要なお金ですから、そのほかは償還財源として管理するということも私はあると思います。そういうこと以外にはほとんど意味がない基金であります。しかし、その場合は市庁舎の事業が固まり、どの程度のいわゆる頭金と償還に必要な金額があらあら明確になって、そして提案をされるべきだと改めて思いますが、その点いかがでしょうか。

 もう一点伺います。現在の市庁舎建設基金は、この間ばんえい競馬ですとかふるさと銀河線にかかわる費用を賄うために多額の運用がされております。この積み戻しの実態はどうなっているでしょうか。また、これに関連して、寄附金だけの基金を提案するということでありますけれども、市庁舎整備基金ではいわゆる運用した基金を積み戻す基金そのものがなくなると思いますが、どのように考えて提案をされたのかお伺いいたして、3回目の質問を終わります。



○議長(仁部敏雄君) 理事者の答弁を求めます。 市長。



◎市長(小谷毎彦君) 菊池議員の再々質問にお答えをいたしたいと存じます。

 市庁舎建設基金の積み方についてでございますけれども、今事業費があらあらになってからではどうなのかということでございますが、私といたしましては今回についてはご寄附をいただいた方のお金については別建てとして基金を積み立てていきたいという思いでありまして、それ以外については減債基金に積みかえをしたいということでありまして、そのことによって将来の事業費等に変更があったとしても基金の積み直し、積みかえをする必要はないという観点からも今回このような措置をとらせていただきたいと思っているところでございます。

 また、市庁舎建設基金の運用についてでございますけれども、現在運用している残高につきましては平成24年度末までに積み戻すということで計画をしてございまして、今回の条例改正に伴いまして本年度末までに予算措置を含めまして議会においてお示しをしてまいりたいと考えているところでございますので、ご理解いただきたいと存じます。

 以上でございます。

    〔「議事進行」と呼ぶ者あり〕



○議長(仁部敏雄君) 16番、菊池豪一議員。



◆16番(菊池豪一君) ですから、私が質問した中身について正確に答えてください。

 以上です。



○議長(仁部敏雄君) 暫時休憩いたします。

     午前11時30分 休 憩

                      

     午前11時35分 再 開



○議長(仁部敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 先ほどの菊池豪一議員の議事進行発言にかかわり、理事者より補足答弁の申し出がありましたので、発言を許します。 市長。



◎市長(小谷毎彦君) 菊池議員の再々質問につきまして補足答弁をさせていただきたいと思います。

 今回の基金条例の改正に伴いまして基金の積み戻し金等につきましては、本年度末までに予算措置を含めまして議会にお示しをしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(仁部敏雄君) 菊池豪一議員の質疑が了しましたので、以上で大綱質疑を終結いたします。

                      



○議長(仁部敏雄君) お諮りいたします。

 ただいま上程されております議案については、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり所管の常任委員会及び都市再生整備特別委員会に付託の上、会期中に審査することといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(仁部敏雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。

                      



○議長(仁部敏雄君) 次に、日程第5、議案の訂正についてを議題といたします。

 平成22年第4回定例会議案第10号北見市特定用途制限地域内における建築物等の制限に関する条例の制定について市長より議案訂正の申し出があります。この場合市長より訂正理由の説明を求めます。 市長。



◎市長(小谷毎彦君) 〔登壇〕 それでは、平成22年第4回定例市議会にご提案申し上げました議案第10号北見市特定用途制限地域内における建築物等の制限に関する条例の制定についての議案訂正についてご説明申し上げます。

 本議案は、市議会におきまして建設企業常任委員会に付託され、議員各位には、本日まで鋭意慎重なご審議を賜ってまいりましたが、条例案中に誤記がありましたことから、北見市議会会議規則第19条第2項の規定により、訂正をお願いするものでございます。

 訂正箇所は、別表第1の特定用途制限地域の欄中、住居地域とある部分を住居地区と訂正いたすものでございます。

 今後このようなことのないよう最善の注意を払ってまいりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(仁部敏雄君) お諮りいたします。

 本件については、市長の申し出のとおり議案の訂正を許可することにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(仁部敏雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。

                      



○議長(仁部敏雄君) 次に、日程第6、特別委員会委員の辞任についてを議題といたします。

 去る1月21日、菅野勝美議員から一身上の都合により都市再生整備特別委員会の委員を辞任したい旨の願い出がありました。

 お諮りいたします。菅野勝美議員の特別委員会の委員辞任を許可することにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(仁部敏雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。

                      



○議長(仁部敏雄君) 次に、日程第7、特別委員会委員の選任についてを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいま委員の辞任により欠員となりました都市再生整備特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、隅田一男議員を指名したいと思います。これにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(仁部敏雄君) ご異議なしと認め、さよう決しました。

                      



○議長(仁部敏雄君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。

     午前11時40分 散 会