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北海道 釧路市

平成23年第2回 2月定例会 02月25日−01号




平成23年第2回 2月定例会 − 02月25日−01号







平成23年第2回 2月定例会



               平成23年第2回2月定例会





          釧 路 市 議 会 会 議 録  第 1 日





               平成23年2月25日(金曜日)





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 議事日程

  午前10時開議

日程第1 会期決定の件

日程第2 市長の市政方針演説

日程第3 教育長の教育行政方針演説

日程第4 議案第2号から第44号まで及び第46号から

     第53号まで(提案説明)

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 会議に付した案件

1 会議録署名議員の指名

1 諸般の報告

1 日程第1

1 日程第2

1 日程第3

1 日程第4

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 出席議員(32人)

   議 長 34番  二 瓶 雄 吉 君

   副議長 23番  藤 原   厚 君

       1番  笠 井 龍 司 君

       2番  菅 野   猛 君

       3番  高 橋 一 彦 君

       4番  続 木 敏 博 君

       6番  黒 木   満 君

       7番  草 島 守 之 君

       8番  月 田 光 明 君

       9番  松 橋 尚 文 君

       10番  秋 田 慎 一 君

       11番  曽我部 元 親 君

       12番  松 永 征 明 君

       13番  逢 坂 和 子 君

       14番  戸 田   悟 君

       15番  本 城   洋 君

       16番  鶴 間 秀 典 君

       17番  土 岐 政 人 君

       19番  上 口 智 也 君

       20番  畑 中 優 周 君

       21番  山 崎   晃 君

       22番  西   直 行 君

       24番  宮 下 健 吉 君

       25番  梅 津 則 行 君

       26番  石 川 明 美 君

       27番  村 上 和 繁 君

       28番  宮 田   団 君

       29番  酒 巻 勝 美 君

       30番  佐 藤 勝 秋 君

       31番  渡 辺 慶 藏 君

       32番  藤 原 勝 子 君

       33番  千 葉 光 雄 君

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 出席を求めた者

 市長        蝦 名 大 也 君

 教育委員会委員長  北 明 正 紘 君

 代表監査委員    藤 田 正 一 君

 選挙管理委員会委員長岩 渕 雅 子 君

 農業委員会会長   野 村 照 明 君

 公平委員会委員長  稲 澤   優 君

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 本会議場に出席した者

 市長        蝦 名 大 也 君

 副市長       松 浦 尊 司 君

 副市長       小 松 正 明 君

 代表監査委員    藤 田 正 一 君

 公営企業管理者   川 上 三 郎 君

 阿寒町行政センター長本 吉 俊 久 君

 音別町行政センター長米 谷 好 晃 君

 教育長       千 葉 誠 一 君

 財政健全化推進参事 鈴 木   信 君

 総務部長      岩 隈 敏 彦 君

 総合政策部長    楡 金 達 朗 君

 市民環境部長    小 林   強 君

 福祉部長      本 山   昇 君

 こども保健部長   中 井 康 晴 君

 産業振興部長    星   光 二 君

 水産港湾空港部長  岸 本   勉 君

 都市整備部長    上 田 雅 春 君

 市立病院事務長   青 木 利 夫 君

 上下水道部長    平 川 順 二 君

 消防長       海老名 正 一 君

 学校教育部長    林   義 則 君

 生涯学習部長    平 山 壽 一 君

 秘書課長      秋 里 喜久治 君

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 議会事務局職員

 議会事務局長    檜 森 重 樹 君

 議会事務局次長   坂   卓 哉 君

 議事課総務担当専門員長野谷 宣 之 君

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  午前10時00分開会



△開会宣告



○議長(二瓶雄吉君) 皆さんおはようございます。

 出席議員が定足数に達しておりますので、平成23年第2回釧路市議会2月定例会は成立いたしました。

 よって、これより開会いたします。

 直ちに会議を開きます。

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△会議録署名議員の指名



○議長(二瓶雄吉君) 会議録署名議員の指名を行います。

 今定例会の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により

           4番 続 木 敏 博 議員

           7番 草 島 守 之 議員

           10番 秋 田 慎 一 議員

を指名いたします。

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△諸般の報告



○議長(二瓶雄吉君) 事務局長に諸般の報告をさせます。



◎議会事務局長(檜森重樹君) 報告をいたします。

 ただいまの出席議員は32人であります。

 今議会に市長から提出された議案は、議案第2号から第53号まで及び諮問第1号であります。

 次に、市長から、地方自治法第122条の規定に基づき、平成22年事務報告書の提出がありました。

 また、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律第35条第8項の規定に基づき、釧路市国民保護計画変更の報告がありました。

 また、固定資産税等の課税誤りにより過徴収した金員のうち還付不能金の返還等について、和解を成立させる専決処分の報告がありました。

 また、負傷事故及び市有車両に係る交通事故に関し、損害賠償の額を定め、和解を成立させる専決処分の報告がありました。

 次に、監査委員から、地方自治法第199条第9項の規定に基づき、監査報告書の提出がありました。

 また、同法第235条の2第3項の規定に基づき、例月現金出納検査報告書の提出がありました。

 次に、平成23年2月17日付をもって笠井龍司議員から、議会運営委員、石炭対策特別委員並びに議会広報特別委員の委員辞任願の提出があり、議長において同日付をもって許可いたしました。

 また、同日付をもって、議会運営委員には続木敏博議員、石炭対策特別委員には黒木満議員、議会広報特別委員には菅野猛議員を、議長においてそれぞれ指名により選任いたしました。

 次に、本日の議事日程は

日程第1 会期決定の件

日程第2 市長の市政方針演説

日程第3 教育長の教育行政方針演説

日程第4 議案第2号から第44号まで及び第46号から第53号まで

であります。

 以上で報告を終わります。

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  〔朗読せざるも掲載〕

      2月定例市議会議案件名

 議案番号   件       名

議案第2号 平成23年度釧路市一般会計予算

議案第3号 平成23年度釧路市国民健康保険特別会計予算

議案第4号 平成23年度釧路市国民健康保険音別診療所事業特別会計予算

議案第5号 平成23年度釧路市後期高齢者医療特別会計予算

議案第6号 平成23年度釧路市介護保険特別会計予算

議案第7号 平成23年度釧路市農業用簡易水道事業特別会計予算

議案第8号 平成23年度釧路市駐車場事業特別会計予算

議案第9号 平成23年度釧路市動物園事業特別会計予算

議案第10号 平成23年度釧路市病院事業会計予算

議案第11号 平成23年度釧路市水道事業会計予算

議案第12号 平成23年度釧路市工業用水道事業会計予算

議案第13号 平成23年度釧路市下水道事業会計予算

議案第14号 平成23年度釧路市公設地方卸売市場事業会計予算

議案第15号 平成23年度釧路市設魚揚場事業会計予算

議案第16号 平成23年度釧路市港湾整備事業会計予算

議案第17号 釧路市財政健全化推進プランによる使用料、手数料等の見直しに伴う関係条例の一部を改正する条例

議案第18号 釧路市事務分掌条例の一部を改正する条例

議案第19号 釧路市職員定数条例の一部を改正する条例

議案第20号 釧路市特別職の職員の給与に関する条例等の特例に関する条例

議案第21号 釧路市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例

議案第22号 釧路市基金条例の一部を改正する条例

議案第23号 釧路市特別会計条例の一部を改正する条例

議案第24号 釧路市長寿祝品贈呈条例

議案第25号 釧路市保育に関する条例の一部を改正する条例

議案第26号 釧路市生活館等条例の一部を改正する条例

議案第27号 釧路市国民健康保険条例の一部を改正する条例

議案第28号 釧路市介護保険条例の一部を改正する条例

議案第29号 釧路市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例

議案第30号 釧路市企業立地促進条例の一部を改正する条例

議案第31号 釧路市農業用水道条例の一部を改正する条例

議案第32号 釧路市設魚揚場施設災害復旧事業分担金条例を廃止する条例

議案第33号 釧路市都市公園条例等の一部を改正する条例

議案第34号 釧路市建築物における駐車施設の附置等に関する条例の一部を改正する条例

議案第35号 釧路市港湾施設管理条例の一部を改正する条例

議案第36号 釧路市港湾環境整備施設条例の一部を改正する条例

議案第37号 釧路市港湾施設災害復旧事業分担金条例を廃止する条例

議案第38号 釧路市動物園条例の一部を改正する条例

議案第39号 釧路市消防団に関する条例の一部を改正する条例

議案第40号 権利の放棄の件

議案第41号 財産取得の件(行政情報システム(住民記録、税・収納)用サーバ機器等)

議案第42号 財産取得の件(行政情報システム(共通基盤)用サーバ機器等)

議案第43号 財産取得の件(行政情報システム(住民記録、税・収納、共通基盤)用パーソナルコンピュータ)

議案第44号 工事請負契約の締結に関する件

議案第45号 監査委員の選任について同意を求める件

議案第46号 平成22年度釧路市一般会計補正予算

議案第47号 平成22年度釧路市国民健康保険特別会計補正予算

議案第48号 平成22年度釧路市介護保険特別会計補正予算

議案第49号 平成22年度釧路市駐車場事業特別会計補正予算

議案第50号 平成22年度釧路市動物園事業特別会計補正予算

議案第51号 平成22年度釧路市病院事業会計補正予算

議案第52号 平成22年度釧路市水道事業会計補正予算

議案第53号 平成22年度釧路市下水道事業会計補正予算

諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦について意見を求める件

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△日程第1 会期決定の件



○議長(二瓶雄吉君) 日程第1、会期決定の件を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今会期は、本日から3月18日までの22日間といたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(二瓶雄吉君) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は本日から3月18日までの22日間と決しました。

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△日程第2 市長の市政方針演説



○議長(二瓶雄吉君) 日程第2、市長から市政方針に関し発言を求められておりますので、これを許します。

 市長。



◎市長(蝦名大也君) (登壇)おはようございます。

 冒頭、日本時間22日午前9時前に起きましたニュージーランド地震により甚大な被害が発生し、多くの被災者が倒壊した建物などに閉じ込められているなど、現在もなお世界各国各地からの国際救急援助隊の懸命な復旧、救助活動が続いております。まずは、ニュージーランドの皆様及び日本から現地を訪れて被害に遭われた皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、残されている方々が一刻も早く救助されますことを心よりお祈りを申し上げます。

 それでは、市政方針に入らさせていただきます。

 平成23年第2回釧路市議会2月定例会の開会に当たり、市政執行方針について所信を述べ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 私が市長に就任してから2年が過ぎ、この間、釧路市民のため、釧路市の将来のため、今課題を明らかにし抜本的な改革を行わなければ釧路市の未来はないとの強い決意を持ち、先送りすることなく、重要な課題に真っ正面から取り組んでまいりました。任期の折り返しに当たり、市民の皆様の負託を受けた市長、市政の執行責任者として、釧路市発展の展望を開くため、市政の先頭に立ち、全力で地域課題の解決と釧路市の将来に向けた土台づくりに取り組んでいく決意を新たにしているところであります。

 さて、世界的な経済不安による急激な円高の進行が、回復の兆しが見え始めていた日本経済の懸念材料となり、特に輸出関連の産業への影響が大きくあらわれております。

 釧路市におきましては、設備投資や雇用に持ち直しの動きが見られるものの、改善が進まず、全体として景気の回復がおくれているところであります。釧路市の経済が今後新たな成長の展望を持つためには、景気の動向などに左右されない足腰の強い基盤や仕組みを持つことが必要であり、釧路市が持つ豊富ですぐれた地域資源を徹底的に生かした地域循環型経済と地域内発型経済への転換を進めなければなりません。

 国においては、地域住民がみずからの判断と責任のもと、地域の諸課題に取り組むことができる分権型社会の構築を進めております。昨年示された地域主権戦略大綱においては、基礎自治体への権限移譲など、中央集権から地域主権への転換に向けた取り組み方針が示され、地域の実情に合わせた施策展開が可能になるものと期待をしております。

 また、市町村には、移譲される権限に見合った基礎自治体としての責任と義務を果たすため、施策形成能力の向上や行政運営体制の充実が必要となってまいります。このため、みずからのセクションにこだわらず、常に市全体を考える意識改革と、庁内連携の強化、さらには、複合的、相乗的な効果を発揮できる事業やシステムの構築により、市役所の組織力を最大限に高める体制を整えてまいりたいと考えております。

 一方、情報化の進展や労働環境の変化による生活様式の多様化などが一因となって、家庭における親子の触れ合いの時間の減少を初め、人と人とのつながりが弱まっています。また、核家族化や都市化による地域の連帯感の希薄化が進み、地域社会に引き継がれてきた防犯や防災、子育て、高齢者への支援等における住民同士の助け合いなどの意識が薄れてきています。こうしたことが、いじめやDV、虐待など、近年の社会問題に大きく関係していると思われます。このような状況を打破するためには、家庭、地域における人間関係、信頼関係を再構築することにより、人と人の触れ合いを社会に取り戻し、一人一人が地域社会とつながり、孤立していないという意識、すなわち信頼のきずなを強化することが必要となっています。

 このようなさまざまな地域課題を解決しながらまちづくりを進めるためには、行政と市民が揺るぎない信頼のもとで連携していくことが不可欠となっています。このため、善意の市民活動であるボランティアだけに頼るのではなく、新たな社会的役割を担うNPOなどによるソーシャルビジネスの展開や各分野の社会活動が、公の領域のまちづくりを担う「新しい公共」として、さらに大きく力をつけていくことを期待するものです。そのためにも、市が抱えるさまざまな課題やまちづくりの状況を常に市民の前に明らかにし、しっかりと説明責任を果たすとともに、オープンな議論を重ねながら、課題や危機意識を共有することで、真に市民と行政が一体となった取り組みを進めていきたいと考えております。

 また、魅力にあふれ、安心して住み続けることができるまちをつくるため、釧路市の豊かな自然やすぐれた資源、人材が持つ可能性を引き出すとともに、東北海道の中核都市として集積している経済産業、医療、文化、交通網などの都市機能をさらに充実させることにより、将来の発展の基盤を固めていきたいと考えております。

 このように、行政、市民、産業それぞれのポテンシャルを高め連携していくことが、市民一人一人の意識や行動を変え、人と人が互いに支え合い、何事にもチャレンジできる活気あふれる市民の力となって、人を引きつけ、誇れるまちが築かれていく、その姿が、私の目指す「ロマンのまち・釧路」であります。こうした信念のもと、総合計画の将来都市像である環境・交流都市釧路の実現に向けて、お互いの信頼を高め、地域の英知を集めながら、全力でまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

 理想のまちを実現するために重要な年となる平成23年度の市政執行方針について、以下、ご説明申し上げます。

 平成23年度の財政環境でありますが、国の地方財政対策におきましては、地域主権改革に沿った財源の充実を図るため、地方交付税総額は増額されておりますが、臨時財政対策債が大幅に減額され、実質的な地方交付税総額は1兆1,000億円の減となっております。

 釧路市における平成23年度の特別交付税を含む地方交付税総額を253億6,000万円と見込み、臨時財政対策債を33億円としたことから、臨時財政対策債を含む実質的な地方交付税総額は、1億9,000万円減の286億6,000万円と見込んでおります。

 市税につきましては、市民税の個人分や固定資産税が減となっておりますが、市民税の法人分や市たばこ税の増が見込まれることから、市税全体では、0.8%増の総額約208億9,000万円を予算計上したところであります。しかし、企業会計や特別会計への繰り出しによる支援が引き続き必要となっているなど、市の財政状況は依然として厳しいものとなっております。

 このような中、平成23年度予算の編成では、財政健全化推進プランに基づき、事務事業や投資的経費、使用料、手数料などすべての歳入歳出について徹底的な見直しを行ったところであります。一方で、子育ての支援や暮らしにおける安心の確保、市民の元気を引き出す施策に取り組むとともに、将来の発展につながる産業振興の仕組みづくりや都市基盤の整備を進めるなど、昨年創設された国の地域活性化交付金の活用も図りながら、重点分野の予算化に努めたところであります。

 平成23年度における重点的な取り組みといたしましては、1点目として、安心して子を産み育てることができる環境の整備であります。

 すべての子供が安全に健やかに育つことができるよう、子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの接種への助成や、AEDが未配置となっている小学校への整備を行います。

 また、小学校において長期休業期間の補習を実施するなど、学力向上の取り組みを実施し、子供たちが持つ可能性を高めてまいりたいと考えております。

 学校施設の耐震化では、改築中の湖畔小学校、中央小学校に加え、釧路小学校の改築工事に着手いたします。

 児童虐待ゼロを目指し、児童虐待防止の取り組みを進めるとともに、子育てに関する不安の解消や、明るい子育て環境づくりのため、西部地区に新たな子育て支援拠点センターを建設いたします。

 音別地区では、放課後の児童の居場所として、放課後子ども広場の設置を行います。

 2点目は、安全に安心して暮らせるまちづくりの推進であります。

 市民の皆様が利用する公共施設の安全性を確保するため、市立釧路図書館及び阿寒町行政センターの耐震診断と、音別町行政センター改築のための基本構想の検討を行うとともに、学校施設の早期耐震化に向け、PFI事業導入の可能性を調査いたします。

 消防においては、消防車両や水難救助資機材の整備、救急車に搭載のAEDの更新、救急救命士による心肺蘇生のための薬剤投与の開始などにより、救急救命設備や技術の充実を図ります。また、中央消防署新東分署庁舎の実施設計及び昭和中央分団庁舎の建設を行い、消防施設の適正配置を進めます。

 3点目は、市民との連携による元気の創出であります。

 まちづくりの各分野において、市民と行政が力を合わせ、元気のある釧路市をつくっていくため、市民団体などが行政と連携して実施する提案事業への支援を行います。

 また、地域において活動するさまざまな団体が連携する場をつくり、地域での助け合いを初めとした地域活動全体を活性化するため、地域福祉の拠点づくりを進めるとともに、男女の区別なくだれもが社会の各分野で個性と能力を発揮し対等な立場で活躍できる男女平等参画の取り組みを進めます。

 4点目は、持続的な発展のための基盤整備や仕組みの構築であります。

 本市が持つ豊かな地域資源を生かした産業間の連携により、地域産業の活性化や域内循環、地産地消を進め、地域内発型経済の育成を図ります。その一環として、公共施設などの整備に際し、地場木材の活用に努めるほか、森林の資源管理や民間の利用促進に向けた啓発などに取り組んでまいります。

 また、シシャモを初めとした水産資源などのブランド化や高次加工を支援し、付加価値の高い製品づくりや販路拡大などによる地場産業の新たな展開を促進いたします。

 地域の貴重な財産である豊かな自然環境や歴史、文化を守り、次世代に継承しながら、観光資源としての活用を図るため、(仮称)阿寒湖温泉アイヌシアターの整備を行うとともに、広域観光の振興に向けた観光圏の取り組みを進めてまいります。

 こうした施策により産業の活力を高める一方、第1次産業や製造業を初めとした地域産業の基盤であり、防災や地域間交流にとっても不可欠な都市基盤である港湾や広域幹線道路網の充実を図るため、国際バルク戦略港湾の取り組みや、防波堤、幸町緑地の整備など港湾機能の向上、北海道横断自動車道浦幌−釧路間の整備促進に努めてまいります。

 これからの市政運営にとりましては、都市経営の視点が極めて重要となります。釧路市都市経営戦略会議の提言を踏まえ、経営体としての市役所のあり方を検討してまいります。

 また、戦略的な視点に立ち、引き続き、コンパクトシティに向けた研究を進めてまいります。

 次に、公共料金のうち国保料につきましては、1世帯当たり保険料は、医療分と後期高齢者支援金等分の合算では前年度と比較して7,418円の減額、さらに介護分と合わせますと8,256円の減額と試算しております。算定に当たりましては、保険料全体を抑制するため、一般会計からの政策的繰り入れと国保基金からの繰り入れを行うほか、中間所得者層の保険料の軽減を図るため、賦課限度額を法定限度額に準ずることといたしました。

 行財政改革につきましては、今後も予想される経常的収支不足への対応と、釧路市土地開発公社と釧路振興公社の負債整理の道筋を示し、将来的な財政不安を解消するため、両公社が抱える巨額の負債を市民の皆様に明らかにしながら、財政健全化推進プランの策定に取り組んでまいりました。平成23年度予算編成におきましては、このプランに基づく事務事業や使用料・手数料等の見直し、総人件費の抑制などの取り組みの確実な実施を図った結果、職員定数につきましては、全部局で減員49人、増員19人、差し引き30人の減となり、行財政改革の見直し効果額は、普通会計で約9億9,000万円、全会計では約13億4,000万円となったところであります。

 今後におきましても、財政健全化推進プランの着実な実行及び公営企業会計の不良債務の解消に努め、一日も早く足腰の強い財政基盤を確立したいと考えております。

 続きまして、平成23年度の主な施策についてご説明いたします。

 初めに、「活力に満ちた産業を育て、未来を切り拓くまちづくり」についてであります。

 農業の振興につきましては、草地や排水路の整備改良を進め、家畜飼料の生産基盤の充実を図るほか、農業用水道施設の整備を実施いたします。また、地場野菜の需要拡大を図るため、地場農産物の有効活用について引き続き検討するとともに、地産地消の推進に取り組んでまいります。さらに、農地利用集積円滑化事業や担い手確保対策事業などにより、将来の農業経営を担う人材の確保を図ってまいります。

 林業及び林産業の振興では、森林整備計画の見直しを行い、適切な森林整備を図ってまいります。また、地域の森林資源の循環利用について引き続き検討を行うほか、地域材を活用した公共施設の整備を推進し、地域材利用への理解と普及促進を図ってまいります。

 水産業の振興では、雑海藻やヒトデの駆除事業、各種増養殖事業の推進などにより水産資源の増大に努めるほか、新たにワカサギ養殖事業への支援を行い、内水面漁業の振興を図ってまいります。

 水産加工業の振興では、未利用・低利用魚の有効利用を初め、商品開発や需要開拓などへの支援に努めてまいります。また、持続的な捕鯨の再開に向け、鯨類捕獲調査に協力するほか、釧路くじら協議会などと連携し、鯨食文化の一層の普及啓発と、くじらのまち釧路のPRに取り組んでまいります。

 市設魚揚場事業会計では、経営健全化計画を着実に進めるとともに、釧路港副港地区の第1魚揚場の改修工事に着手いたします。

 鉱工業の振興では、5年目を迎える国の産炭国石炭産業高度化事業が、海外炭の安定供給という国のエネルギー政策上重要な事業であることから、平成24年度以降の研修事業の継続と新たな展開に向け、北海道と緊密に連携しながら、国など関係機関への働きかけを積極的に行ってまいります。

 企業誘致では、豊富な農林水産物や地域の技術力、港湾・空港などの物流機能を生かし、食関連産業や流通関連産業、環境・省エネルギー関連産業、情報関連産業の誘致に取り組んでまいります。

 商業の振興では、商店街活性化等支援事業の要件を拡大するほか、地域の商業環境の現状を把握するため、商業環境動向調査・分析事業を実施いたします。

 公設地方卸売市場事業会計につきましては、経営健全化計画に基づき、平成24年度までに改善が図られるよう、効率的な運営に努めてまいります。

 観光、交流の振興では、雄大な自然や美しい夕日に加え、産業観光や食など釧路の魅力を効果的に情報発信するとともに、釧路湿原・阿寒・摩周観光圏での取り組みを進め、滞在型観光の魅力づくりに努めてまいります。また、今後も増加が期待される東アジア圏を初めとする海外からの観光客の誘致に向け、プロモーション活動や受け入れ態勢の強化に努めてまいります。

 MICE事業につきましては、国内外から高い評価を受けているアフターMICEの充実を図り、積極的に誘致活動に取り組んでまいります。

 中小企業の振興では、地元中小企業者が地域内で連携を深め、対外的な競争力を強めていくことや、市民が地元中小企業を支え育てることが重要となっていることから、釧路市中小企業基本条例の理念に基づいた円卓会議を活用し、事業者と市民、行政が連携した取り組みを進めてまいります。

 産業再生と新産業の創出では、地産地消を実践する団体、企業と連携し、くしろ食財の日の開催や地場産品の情報発信など、地産地消の取り組みを推進してまいります。また、海外への販路拡大を目指し、台湾を初めとした東アジア各地域において積極的に事業展開を図ってまいります。

 地域ブランド化を推進するため、釧路ししゃもの首都圏などでの販売促進活動をさらに展開するとともに、「釧路定置トキシラズ」の基準づくりなどに取り組んでまいります。

 地域材の利用促進を図るため、釧路森林資源活用円卓会議において、木材の地域内循環など、地域内の結びつきを生かしたビジネスモデルを検討してまいります。

 LEDを活用したまちづくりでは、地元産学官による研究会を支援するほか、企業誘致を視野に、LED関連企業とのネットワークづくりに取り組んでまいります。

 雇用対策の推進では、緊急雇用創出事業やふるさと雇用再生特別基金事業を最大限活用し、雇用機会の創出を図るとともに、人材育成や自立支援対策を実施し、厳しい雇用環境にある失業者の支援に努めてまいります。また、就業に必要な基礎研修や職場実地研修を行うなど、高卒未就職者を中心とした若年者の就労支援を実施するほか、季節労働者冬期間就労事業や地域通年雇用促進支援事業など、季節労働者に対する就労支援を継続いたします。

 次に、「共に支え合い、安心して暮らせるまちづくり」についてであります。

 保健・医療の充実では、子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチンの無料接種を行うとともに、がん検診の受診率向上とがんの早期発見のため、乳がん、子宮頸がんのがん検診無料クーポン券の配付を継続いたします。また、健康と性に対する正しい知識の普及啓発を図るため、思春期保健事業を推進するほか、近年、生活習慣病がふえている10代、20代の若年層を対象に、運動や生活習慣の改善を図る市民健康づくり事業を実施いたします。

 地域医療につきましては、釧路市夜間急病センターの運営を継続するほか、休日・夜間における小児重症患者への医療体制を確保するため、小児救急医療支援事業を実施いたします。

 市立釧路総合病院では、釧路・根室圏域における中核病院として医療機能の充実に努めるとともに、道東ドクターヘリの安定した運航により救命率の向上に努めてまいります。

 地域福祉の充実では、地域課題の解決を図るため、社会福祉協議会や民生委員児童委員協議会などの関係団体と連携し、相互支援のコミュニティづくりやボランティア活動団体の連携促進に取り組んでまいります。

 高齢者福祉の充実では、高齢者の日常生活の援助を行う軽度生活支援事業において、灯油の調達給油サービスと、単身高齢者などを対象とした除雪後の見回り業務を新規に実施いたします。

 介護予防事業では、町内会などと連携し、介護予防対策に取り組んでまいります。また、第5期高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画の策定作業を行うほか、介護分野での人材育成を図る介護雇用プログラム事業を実施いたします。

 障がい(児)者福祉の充実では、共生型就労・活動センターを拠点としたフレキシブル支援センター事業を支援し、障がい者などの就労機会の創出を図ってまいります。また、障がいのある人の地域生活を支援するため、市内の公共施設や病院、商店などにおける障がい者対応トイレなどの配置を示す障がい者福祉マップなどを作成いたします。

 療育センターでは、発達障がいに関する相談や支援を行う心理士を1名増員し、支援体制の充実を図ってまいります。

 子育て支援の充実では、子育て支援の活動拠点である西部子育て支援拠点センターの建設に着手するとともに、保育園・幼稚園の現状と課題に関する調査を実施いたします。また、音別地区において、放課後児童の健全育成を図るため、放課後子ども広場を開設いたします。

 母子家庭の自立を図るため、資格取得を支援する高等職業訓練促進給付金事業の支給対象資格を拡大いたします。

 社会保障の充実では、生活保護受給世帯の自立促進に向け、NPOなどとの協働により自立支援プログラムを推進し、受給者が社会の中でそれぞれが可能な役割を果たせる多様な働き方の実現に取り組んでまいります。

 消防・防災体制の充実では、公共施設の耐震化を進めるため、市立釧路図書館、阿寒町行政センター庁舎の耐震診断を行うとともに、音別町行政センター庁舎の耐震改築事業のための基本構想の策定を行います。

 消防力の増強では、第4分団の消防ポンプ自動車の更新、直別地区の小型動力ポンプ積載車の更新、救急救助資機材の整備を進めてまいります。

 消防体制では、東分署と武佐支署の統合に向け、新庁舎の建設を進めるほか、消防団では、来年4月に昭和地区に新分団を開設するため、分団庁舎を建設いたします。また、新たに、救急救命士による薬剤投与の救命業務を開始いたします。

 安全・安心な消費生活の実現では、複雑多様化する消費者問題に対応するため、相談員の研修事業を実施するとともに、啓発活動など被害防止活動に取り組んでまいります。

 次に、「力強い都市格形成のまちづくり」についてであります。

 人口減少などの社会経済情勢の変化に対応し、長期間未整備となっている都市計画道路の見直しを含めた都市交通網の再構築に向け、検討を進めます。

 中心市街地活性化につきましては、中心市街地のにぎわいの再生に向け、中心市街地活性化協議会及び商工会議所への支援を継続し、法制度改正の動向も注視しながら、基本計画策定に向けた関係機関との協議を進めるとともに、コンパクトなまちづくりのためのまちなか居住などの促進に取り組んでまいります。

 景観形成では、景観計画で位置づけた重点区域などの景観づくりを進めてまいります。音別地区では、駅前の景観、環境整備として、老朽化した駐輪場及び時計塔の改修を実施いたします。

 地域の産業・経済の発展や生活・文化の向上につながる広域交通ネットワークの強化のため、道央圏と結ぶ北海道横断自動車道浦幌−釧路間のうち浦幌−阿寒間の平成26年度開通と、釧路外環状道路、釧路新道、釧路中標津道路などの早期完成、オホーツク圏と結ぶ道東縦貫道路の計画路線への昇格などについて、引き続き要望活動を推進してまいります。

 我が国における食料供給基地としての重要な役割を果たす釧路港の機能強化を図るため、国際バルク戦略港湾の指定に向けた取り組みを精力的に進めてきており、今後においても、釧路港の持続的な発展を目指してまいります。

 釧路港の整備につきましては、西港区での泊地しゅんせつや島防波堤、新西防波堤の整備を継続するとともに、東港区では、耐震・旅客船ターミナル背後の幸町緑地の整備を進めてまいります。また、旅客船の誘致活動を積極的に行うほか、供用開始となる耐震旅客船ターミナルにおいて、旅客船初入港時の市民協働による歓送迎行事を実施いたします。

 釧路港の利活用を促進するため、臨海部への企業誘致や海上輸送貨物の集荷に向けたポートセールスに積極的に取り組んでまいります。また、外航コンテナ船に対するインセンティブ制度を継続するとともに、西港区第3埠頭国際コンテナターミナルに冷凍コンテナ用電源設備を増設するなど、水産品の輸出拡大に向けた取り組みを進めてまいります。

 釧路空港につきましては、国内既存路線の維持や増便、休止路線の再開に向けた取り組みを進めてまいります。また、広大な北海道における道内航空ネットワークを支えるため、北海道や関係自治体と連携し、北海道エアシステムを支援してまいります。

 国際線では、積極的なプロモーション活動並びに要請活動のほか、空港施設使用料などの助成を継続し、チャーター便の拡大や誘致に努めてまいります。

 道路整備につきましては、都市内交通の円滑化を図るため、旭橋通の本工事に着手いたします。また、老朽化が著しい音別駅舎横の人道橋のかけかえに向けた調査設計を行うとともに、生活道路においては11路線の整備を行い、簡易舗装については、地域の要望を取り入れながら、耐久性を高めた準恒久舗装による再整備を行ってまいります。

 冬季路面対策では、迅速で効率的な除雪を実施するほか、凍結防止装置の有効性を高める特殊舗装を行い、冬道の安全確保に努めてまいります。

 公園整備につきましては、緑ケ岡公園におけるパークゴルフコースの整備に着手するほか、園路、広場などの整備を進めてまいります。また、公園を安心して利用いただけるよう、公園施設長寿命化事業により、老朽化した施設の更新を進めてまいります。

 リバーサイド整備事業では、久寿里橋から旭橋間において、散策路となるプロムナードの整備を継続します。

 河川事業では、大楽毛地区の浸水被害の解消を図るため、引き続き大楽毛小川放水路事業を進めてまいります。

 公営住宅につきましては、阿寒地区の北町団地及び釧路地区の白樺台団地の建てかえを進めます。また、音別地区の海光団地集会所、釧路地区の美原団地並びに宮本団地の長寿命化型改善工事を行うとともに、新川団地1棟64戸の耐震改修実施設計を行います。

 まちなか居住の促進と、子育て世帯や障がいのある方などが安心して居住できる環境の整備を図るため、道営住宅の誘致を進めてまいります。

 住宅の居住環境の向上を促進するため、住宅リフォーム補助制度の創設に向け、制度内容の検討を行ってまいります。

 釧路らしい住生活では、長期滞在者などの誘致を図るため、夏季冷涼という釧路の特性を生かしたPR活動を行うほか、民間事業者による長期滞在型旅行の商品化などの取り組みを支援してまいります。

 上下水道事業の運営に当たっては、事業の将来像と今後の具体的施策を取りまとめた釧路市上下水道ビジョンを策定いたします。

 水道事業では、愛国浄水場配水施設建設のため、場内連絡管布設や阿寒湖畔浄水場の実施設計に着手するとともに、管路などの更新を計画的に進め、安全で良質な水の安定供給に努めてまいります。また、大楽毛西地区の緊急貯水槽の整備や阿寒地区の石綿セメント管更新などにより、地震災害に強い施設づくりを進めてまいります。

 下水道事業では、処理場設備の更新や昭和地区などの雨水管渠の整備、合流地区の管渠更新による水質改善事業を進めてまいります。新野し尿処理場の老朽化に伴い、大楽毛処理場において、し尿等受け入れ施設建設に着手いたします。生活排水処理の適正化を促進するため、下水道計画区域外の地区における住宅用合併処理浄化槽の設置への補助を継続いたします。

 環境保全につきましては、循環型社会形成の取り組みとして、個人住宅の太陽光発電システム設置への補助制度を継続するほか、環境配慮行動などについて情報の提供や環境学習を実施します。

 本市の恵まれた自然環境を保全し、将来に継承するため、自然環境や野生生物に係る文献資料の整理分類、データ化を行うとともに、春採湖のウチダザリガニ捕獲や学習会を進めてまいります。

 動物園では、台湾台北動物園との学術交流を目的として、国の特別天然記念物であるタンチョウを寄贈いたします。

 環境美化の推進では、ブラウン管式テレビの不法投棄の増加が危惧されることから、監視パトロールの強化など不法投棄対策に万全を期すほか、ポイ捨て防止の啓発、清掃ボランティアの活動支援などに努めてまいります。

 次に、「心豊かな人を育み、文化を創造するまちづくり」についてであります。

 生涯学習の推進につきましては、耐震改修工事を行ってまいりました釧路市交流プラザさいわいを、本年5月にリニューアルオープンいたします。

 また、市立釧路図書館につきましては、築後38年が経過し、老朽化が著しく、耐震性能を確保する必要があることから、施設の耐震診断を実施いたします。

 学校教育では、学力向上を初め、いじめ、不登校などの課題に対応するため、教育支援課を新設するなど、子供たちが安全に安心して学ぶことができる教育環境づくりに取り組むとともに、学校でのQ−Uテストなどの活用により、いじめの未然防止に努めます。また、ネットいじめ防止に向けたネットモラル特別研修講座を開催するなど、教育委員会、学校、家庭、地域が連携し、総合的に取り組んでまいります。

 特別支援教育では、専門家チームによる巡回相談を実施するとともに、特別支援学級の新設や指導員の増員など、支援体制の充実を図ってまいります。

 施設の整備につきましては、釧路小学校の改築事業に着手するとともに、引き続き、中央小学校、湖畔小学校の校舎棟改築を進めてまいります。また、校舎などの早期耐震化を図るため、学校施設耐震化事業へのPFI事業導入の可能性調査を実施いたします。

 特別天然記念物阿寒湖のマリモの保護保全を図るため、マリモ保護管理計画策定に向けて調査研究を進めるほか、盗採防止等監視業務を継続してまいります。

 また、アイヌ文化の伝承、地域観光の振興、文化交流の促進を目的とした(仮称)阿寒湖温泉アイヌシアターの建設を進めてまいります。

 スポーツの振興につきましては、湿原の風アリーナ釧路を初めとする体育施設の有効活用や、地元競技者の技術力の向上を図るため、スポーツ合宿誘致検討委員会との連携のもと、実業団、大学などのスポーツ合宿の誘致活動を行ってまいります。

 国内・国際交流等の推進では、ツルが取り持つ縁による友好都市である鹿児島県出水市に交流訪問団を派遣するほか、観光イベントを活用した相互の物産交流を実施いたします。

 また、環境保全をテーマとして、国際協力機構(JICA)の研修事業により、海外の研修生受け入れを継続してまいります。

 平和の取り組みにつきましては、平和を願い、釧路市民戦災者慰霊式並びに平和祈念式の開催など、各種平和事業の実施に協力してまいります。

 地域コミュニティの基礎となる町内会への加入を促進するため、連合町内会と連携した支援を進めてまいります。

 男女平等参画社会の実現に向けて、釧路市男女平等参画推進条例の周知や、くしろ男女平等参画プランの推進と啓発に努めるとともに、条例に基づき、男女平等参画相談員並びに釧路市男女平等参画審議会を設置いたします。

 最後に、「市民と協働で創る、自立したまちづくり」についてであります。

 市民と行政との協働につきましては、市民協働推進指針の周知や、市民意見提出手続条例によるパブリックコメントを実施するほか、事業仕分けなどにより、市が行っている事業の内容などを市民の皆様にお知らせし、ご意見をいただいてまいります。また、市民団体やNPOなどと市役所が連携して地域課題の解決や地域の活性化につながる取り組みを実施するため、「元気な釧路創造交付金」を創設し、市民協働のさらなる推進を図ってまいります。

 市民活動センターについては、移転により、施設の安全性や利便性の向上が図られることから、一層の利用促進に努めるとともに、市民活動相互の連携を支援してまいります。

 平成23年度は、釧路市財政健全化推進プランの初年度に当たる重要な年であります。市を挙げてその確実な実行に取り組み、市財政を圧迫してきた公社の土地問題の抜本的な解決を図りながら、効率的で効果的な行政運営と健全な財政運営を目指してまいります。

 地方分権に対応した行財政運営では、釧路公立大学地域経済研究センターとの共同研究の成果である「釧路市の都市経営のあり方に関する提言書」に基づき、都市経営戦略プランを策定いたします。

 自主自立のまちづくりを進める上で、財政基盤の根幹である市税などの未収債権の回収を着実に行うことは大変重要なことであることから、市税、国民健康保険料、介護保険料、保育料の重複滞納者の一部について、納税課で一元的に滞納整理を行い、その効果を検証いたします。

 広域行政の推進においては、釧路地域活性化協議会による広域的な観光、物産の振興を進めるとともに、定住自立圏構想に基づく事業の展開などに取り組んでまいります。

 私たちは今、グローバル化や情報化、さらには少子高齢化の進行、人口減少社会の到来により大きく変わっていく社会経済構造に合わせた行政体制や仕組みの構築に取り組み、規模の拡大を前提に進めてきたまちづくりの手法を見直している過程にあります。こうした社会の変化の動きから目を背け、次々と発生する地域課題への対応を先延ばしにすることは、これからも釧路に暮らし釧路の将来を担う子供たちに大きな負債を残すことになります。そのため、中長期的な視点を持って、山積している難題の一つ一つに真っ正面から向かい合い、対策を講じていかなければなりません。

 現在は、先の見えない厳しい時代です。あらしが通り過ぎるのをじっと待ち、だれかの助けを求めるのではなく、これまでの習慣やシステムにもとらわれず、私たちの新たな発想により、この荒波を乗り越える解決策を見つけ出していくことが、未来に続く道を切り開いていくことにつながっていきます。

 長く続けられてきた公共サービスも、本来どうあるべきなのか、厳しい財政状況の中で今後も続けていけるのか、見直すべきものは見直し、やめるものはやめる決断を勇気を持って行う必要があり、市民の皆様のご協力をいただきながら力強く前進していかなければなりません。

 また、これまで私たちは、全国画一的に行われてきた地域開発の手法の中でまちづくりを行ってきましたが、こうした時代は終わりを告げようとしております。まちづくりの各分野において、多様化するニーズにきめ細かく対応するためには、地域の特性に合わせた独自の取り組みが必要となっています。このためには、行政の努力はもちろんのこと、民間の持つ能力と資源を活用することや、市民一人一人の個性と能力を最大限に引き出すことにより、この地域に本当に必要なことを一歩ずつ実現しながら、将来の飛躍に備えることができると確信しています。

 私は、このまちと、ここに住む人々の持つ大きな力と可能性を信じ、子供たちに夢と希望にあふれる未来を引き継いでいくため、市民の皆様とともに成長の芽を一つ一つつないで、釧路の元気を高めてまいる所存であります。

 議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げまして、平成23年度の市政方針といたします。

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△日程第3 教育長の教育行政方針演説



○議長(二瓶雄吉君) 日程第3、教育長から教育行政方針に関し発言を求められておりますので、これを許します。

 教育長。



◎教育長(千葉誠一君) (登壇)2月定例市議会の開会に当たり、平成23年度の釧路市教育行政方針と主要な施策を申し上げます。議員並びに市民の皆様、そして教育関係者各位におかれましては、特段のご理解とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

 我が国においては、教育基本法の改正を初め、教育振興基本計画の策定などにより、新たな教育の方向性が示され、「生きる力」の育成を基本理念とする新学習指導要領が、本年度より小学校において、そして来年度は中学校において全面実施となります。

 また、今日、厳しい経済状況や雇用情勢とともに、少子高齢化、高度情報化及び国際化等の進展に伴って社会のシステムが大きく変化する中で、子供たちがふるさと釧路を愛し、釧路に生きることに誇りを持ち、未来を切り開く「生きる力」をはぐくむための環境づくりは、私どもにとっての最大の責務であります。こうした変化の激しい時代こそ、教育の不易と流行を見据え、学校のみならず家庭・地域を挙げて教育力の向上を目指すことが求められております。

 現在、学校現場では、児童・生徒数が減少する中で、不登校傾向の割合は増加しており、特別支援教育や生徒指導上の諸問題についても、克服しなければならない課題が山積をしております。釧路市教育委員会では、これらの実践的な解決を目指して、本年度より教育支援課を新設し、児童・生徒の健全育成を初め、いじめ、不登校対策及び特別支援教育の充実や確かな学力の定着・向上などの喫緊の課題に、学校教育と家庭教育を含む社会教育の両部門が一層の連携を図って取り組んでまいります。

 特に、子供たちの「生きる力」をはぐくむ学校教育において重要な「確かな学び」の定着につきましては、全国学力・学習状況調査結果を分析・検討し、教職員の資質や指導力の向上に努めるとともに、授業改善や学校全体としての学びの環境づくりを整備し、釧路市PTA連合会など関係団体との密接な連携のもと、家庭における学習習慣などの基本的生活習慣の啓発に努めてまいります。

 さらに、北海道教育大学との連携を強化し、学生サポーターによる補充的学習を実施するなど、関係機関との協働的な体制をつくり、釧路市の子供たちの学力向上に努めてまいります。

 いじめの未然防止につきましては、Q−Uテストの結果に基づく、学校におけるきめ細かな教育相談など、生徒指導の充実を図るとともに、ネットいじめなどへの対応も含めた「いじめ防止総合対策事業」を、学校、家庭、地域と一体となって進めてまいります。

 また、不登校対策として、教育支援課に職員として配置する臨床心理士の派遣などを通して、学校・家庭への支援を強化するとともに、適応指導教室やファミリーサポーターとの協働により、その早期解決に努めてまいります。

 特別支援教育においては、巡回相談のさらなる充実を図るとともに、各種研修会などを通して、学校・家庭との連携の強化に努めてまいります。

 教育行政のもう一つの大きな使命は、市民一人一人が自己の人格を磨き、心豊かな生きがいのある人生を送るために、いつでも・どこでも・だれでも学ぶことのできる生涯学習社会を実現することであります。本年度も、市民ニーズに的確に対応した講座の開催や情報の提供、さらには耐震化を初めとする社会教育施設の整備に努め、生涯学習環境の充実に取り組んでまいります。

 また、かけがえのない釧路の自然と、そこに息づく貴重な生命を守ることは、市民にとっての願いであり、果たすべき役割でもあります。そのため、マリモ保護管理計画の策定を初め、台湾台北動物園との間におけるタンチョウの学術交流などを通して、地域の自然環境の保全に努めてまいります。

 スポーツが明るく豊かで活力に満ちたまちづくりを担う役割は極めて大きく、そのためには、市民にとってスポーツがより身近なものでなければなりません。本年度も、全国、全道レベルの大会の開催や、より利用しやすい施設の整備など、だれもが気軽にスポーツに親しむ機会の拡充が図られるよう、さまざまな施策を展開してまいります。

 続きまして、本年度の施策の概要について、基本方針として掲げた3つの大きな柱に沿って述べてまいります。

 第1の柱は、「生きる力を育む学校教育の推進」であります。

 これからの変化の激しい社会において、子供たちが夢や希望に向かって未来を切り開いていくためには、知・徳・体の調和がとれた生きる力をはぐくむことが求められております。このため、以下の施策を推進してまいります。

 1点目は、「確かな学力の向上」であります。

 知識や情報技術が社会発展の基盤をなすこれからの時代を、子供たちが自立して生きていくためには、学習意欲の向上や学習習慣の確立を通して基礎的・基本的な知識や技能を身につけ、それらを活用できる力を高めることが必要であります。そのため、本年度も抽出調査として実施される全国学力・学習状況調査でありますが、北海道教育委員会では、抽出校はもとより、すべての学校が希望利用を活用できるよう、その予算措置を検討していることから、市内全小中学校が希望利用し、学習指導の成果と課題を検証してまいります。

 加えて、研修講座の開催や実践事例集の発行、北海道教育大学との連携による補充的な学習サポートの充実、昨年発行した小学校版に引き続く中学校版「家庭学習の手引き」の発行など、「釧路市学校改善プラン」を推進し、各校が抱える課題を分析しながら、学力向上の取り組みを支援してまいります。

 また、学習指導要領改訂に伴う新たな教育課程の編成実施に向けて、先進事例の調査研究を行い、指導資料を発行するなど、学校における学習指導要領の円滑な実施に努めてまいります。

 特に、本年度より小学校での外国語活動が全面実施となることから、教員の指導力向上のための研修会や、親子が英語になれ親しむ講座を開催するとともに、外国人英語指導助手を積極的に活用し、英語教育の一層の充実を図ってまいります。

 さらに、NPO法人体験型科学教育研究所との連携により研究センター特別講座を開催し、体験的な学習を通して子供たちの科学的な物の見方や考え方を培うとともに、教職員の授業力の向上に努めてまいります。

 2点目は、「豊かな心の育成」であります。

 子供たちが、お互いを尊重しながら社会の一員として生きていくためには、思いやりの心や規範意識など豊かな人間性をはぐくむことが極めて大切であります。そのため、「道徳の時間」をかなめとする発達段階に応じた道徳教育の充実に努め、子供たちの内面に根差した道徳性がはぐくまれるよう、人や自然とかかわる体験活動の推進など、学校の取り組みを支援してまいります。

 特に、いじめ問題につきましては、学級の状況を客観的に把握するQ−Uテストを引き続き実施するとともに、子供たちみずからが主体的に考え行動する取り組みを推進してまいります。加えて、学校と家庭が一体となって、情報モラルの向上を図るため、関係機関と連携した研修講座を開催するなど、いじめ問題に対する総合的な取り組みを進めてまいります。

 また、学校生活に適応することが困難な子供たちの原因は複雑化しており、適応指導教室やファミリーサポーターなど関係機関との連携をより一層深めるとともに、その悩みや課題が解決できるよう、スクールカウンセラーの活用などによる相談体制の充実に努め、学校の対応を支援してまいります。

 3点目は、「健やかな体の育成」であります。

 健康、体力はすべての活動の源であり、子供たちが活気に満ちて生きていくためには、健康増進のための実践力やたくましい体力など、心身の健やかな成長をはぐくむことが大切であります。そのため、基本的生活習慣の根幹である「早寝・早起き・朝ごはん」や戸外での遊びなど、家庭における望ましい生活習慣の重要性について、就学前の家庭を含めた保護者の意識啓発に努めてまいります。

 また、食は子供たちの健全な発育の基本であり、食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身につけるため、家庭と連携した食に関する指導を充実するとともに、食への感謝や郷土への理解を深めるため、学校給食での地産地消の取り組みの推進や、安心・安全な学校給食の提供に努めてまいります。

 さらに、さまざまな健康問題の解決に向け、薬物乱用防止教室や性に関する思春期講座の開催、子供たちに必要となる予防接種率の向上など、関係機関と連携を図りながら、健康教育の一層の充実を図ってまいります。

 第2の柱は、「育ちと学びを支える教育環境の充実」であります。

 子供たちが安全・快適に学校生活を送り、健やかに成長するためには、学びの中心となる学校が家庭・地域と連携しながら、より多くの機能を発揮していくことが求められております。このため、以下の施策を推進してまいります。

 1点目は、「信頼に応える学校づくりの推進」であります。

 学校が保護者や地域住民からの揺るぎない信頼を得るためには、より充実した教育活動への改善と、それを支える教職員がみずから研究と修養に努めることが重要であります。そのため、すべての学校が教育活動の成果を客観的に評価し、その結果を保護者や地域に公表して説明責任を果たす中で、情報や課題の共有が図られるよう、学校評価を生かした開かれた学校づくりを積極的に推進してまいります。

 さらに、最大の教育環境である教職員の資質・能力の向上のため、教育研究センターの研修機能を最大限に活用した各種研修講座の開催や、学校の教育課題に即した校内外での研修活動の活性化を図ってまいります。

 2点目は、「健全な育ちを支える連携・協働」であります。

 子供たちの健全な育成を図るためには、学校・家庭・地域が一体となった取り組みが不可欠であり、それぞれの持つ役割を十分に果たすことが必要であります。そのため、子供たちの安全確保は何よりも大切であり、「子ども110番の家」などによる安全対策の強化や不審者情報の共有に努めるとともに、児童虐待はもとより、子供たちの犯罪被害の防止に向け、関係機関との連携を一層深めてまいります。

 さらに、全小中学校に配備される自動体外式除細動器(AED)の操作方法の講習や防犯教室の開催など、安全教育の充実を図ってまいります。

 特に、小1プロブレム、中1ギャップなど進学直後の不適応の未然防止、発達段階を踏まえた教育活動の連続性を図るため、保育所、幼稚園、小学校、中学校相互での情報の共有や教職員などの実践交流などを推進してまいります。

 また、釧路市PTA連合会の「こどもインターンシップ事業」、釧路工業高等専門学校による「出前授業」、興津小学校において本年度も継続することとした「子どもチャレンジ教室」など、地域の教育力を生かし、子供たちに学ぶことの楽しさや働くことの理解、理数教科に対する興味関心を高めるなど、多様な体験活動の拠点づくりに努めてまいります。

 3点目は、「充実した学びを支える教育環境の整備」であります。

 子供たちの学ぶ意欲を高め、さまざまな教育課題に対応していくためには、学校の環境を快適に整えることが必要であり、教育委員会の大きな責務でもあります。

 学校施設の整備につきましては、市内で初めての屋内運動場内包型免震構造校舎となる釧路小学校を初め、湖畔小学校・中央小学校の校舎棟の改築を引き続き実施し、よりよい教育環境づくりを推進してまいります。また、学校は子供たちが安心して学ぶ場であると同時に、災害発生時における地域住民の避難施設としての役割もあることから、学校施設の早期耐震化について、PFI事業導入の可能性に関する調査を進めてまいります。

 学校内の環境整備につきましては、学校図書館活用支援事業による学校図書館の機能向上を図り、子供たちの豊かな感性をはぐくむ読書環境の整備に努めてまいります。また、情報教育の推進のため、小中学校及び北陽高校の教育用コンピュータを計画的に更新、整備してまいります。

 特別支援教育につきましては、管内特別支援連携協議会において作成された個別の教育支援計画を活用し、関係機関からなる専門家チームによる巡回相談を実施するなど、障がいのある児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、個に応じた適切な支援に努めてまいります。また、特別支援学級の指導員を新たに6名増員し、支援体制の充実を図ってまいります。

 第3の柱は、「新たな学びを創る生涯学習の推進」であります。

 日々変化する社会情勢の中で、市民が豊かな暮らしを送るためには、さまざまな学びの中から生きがいを感じ、学んだ成果が地域社会で生かされるまちづくりが求められております。このため、以下の施策を推進してまいります。

 1点目は、「郷土の文化に親しみ広がりつづける学びの推進」であります。

 釧路のまちへの誇りや郷土を愛する心を醸成するためには、郷土の歴史や文化を知ることが大切であります。

 釧路市の文学活動の拠点となる「(仮称)文学館」の開設につきましては、現在釧路市で収蔵されている文学資料と図書館資料との関連性が深いことから、本年度実施する図書館の耐震診断結果に基づき策定される改修計画の中で検討してまいります。

 また、釧路市が所蔵する地域の写真資料や、叢書・新書などの地域出版物をデジタルデータ化し、市民が利用しやすい資料の整備に努めてまいります。

 多くの皆様に貴重な史跡を安全に見ていただくため、平成18年度より実施してまいりました国指定史跡「北斗遺跡」の園路改修につきましては、本年度の工事をもって完了いたします。

 市民に感動を与え、心を豊かにするすぐれた芸術・文化に触れる機会として、市立美術館では、東京国立文化財研究所が1年に1カ所だけ開催する全国巡回展として、日本近代絵画の父と言われた巨匠黒田清輝の作品約150点を展示する「黒田清輝展」を開催するほか、剣淵町の「絵本の館」の協力のもと、国内外で活躍する絵本作家の原画展「釧路の絵本画家 海月清則と絵本原画展」、素朴派の代表作家の一人アンドレ・ボーシャンの代表的な油彩画約80点を展示する「アンドレ・ボーシャン展」を開催をいたします。

 ツルが取り持つ縁で、平成3年度より2年ごとに実施している友好都市出水市との交流事業につきましては、本年度は釧路市の文化団体が出水市を訪問し、相互の文化発展のため交流を行ってまいります。

 また、釧路市の芸術文化の振興と育成を図るため、小中高校生に対する全道、全国大会派遣助成や、釧路市で開催される全市・全道規模の発表会などへの助成を行ってまいります。

 2点目は、「安心して学べる学習環境の充実」であります。

 社会教育施設は、だれにでも利用でき、さらには、安心して安全に活動できることが重要であります。

 釧路市の生涯学習の振興を図る上で大きな役割を果たしてきた「釧路市交流プラザさいわい」につきましては、施設の耐震改修工事が完了し、5月中旬の再オープンに向け、4月以降、新たな指定管理者のもと備品の搬入を行うなど、まちなかの学習活動施設として、その利用促進に努めてまいります。

 市立釧路図書館においては、安心・安全な施設環境を確保するため、耐震診断を実施するとともに、図書館バスの更新やインターネット端末の増設など、機能の充実を図ってまいります。

 そのほか、生涯学習センターにおける西口階段の融雪マットの交換や、市民文化会館の裏玄関階段の改修、博物館の屋上防水工事、阿寒町公民館前のアプローチと駐車場の段差解消など、社会教育施設の整備を段階的に進め、安全で利用しやすい施設づくりに努めてまいります。また、音別町体験学習センター「こころみ」では、施設の複層ガラスの取りかえを行うとともに、自然との触れ合い、地域資源を活用した体験活動の充実を図ってまいります。

 3点目は、「貴重な命を育む自然からの学びと共生」であります。

 豊かな自然は、すべての生き物の命をはぐくみ、市民の暮らしを支え、安らぎをもたらします。自然との共生を図るためには、釧路の恵まれた自然から学ぶことが必要であります。

 そのため、特別天然記念物「阿寒湖のマリモ」につきましては、環境省の生物多様性保全支援事業を活用し、「阿寒湖のマリモ保全対策協議会」など関係団体や地域との連携を図りながらマリモ保護管理計画を策定するとともに、本事業の最終年次に当たり成果報告会を開催するなど、「阿寒湖のマリモ」の恒久的な保全対策の確立に取り組んでまいります。

 釧路市動物園では、昨年度、動物園基本構想を具体化した「動物園基本計画」を策定し、本年度より計画がスタートすることから、来園者へのサービス向上や動物展示の充実など、魅力ある動物園づくりに取り組んでまいります。特に、動物園基本計画に基づき、入園者が園内を安全で快適に観覧できるよう、北海道ゾーンの老朽化した木道の再整備を初め、観覧用園路の整備・充実を図ってまいります。

 また、道内4動物園によるホッキョクグマの共同繁殖事業につきましては、釧路市動物園においては繁殖に至らなかったことから、今後は秋田県「男鹿水族館」との連携による繁殖を目指してまいります。

 さらに、北海道が推進する「北海道タンチョウ生息域外保全事業」に協力するため、台湾台北動物園へのタンチョウ雌雄各1羽の寄贈に向けて、今後予定される学術交流に関する委員会組織の立ち上げや実務者協議など、準備に万全を期してまいります。

 丹頂鶴自然公園では、施設の魅力向上を図るため、タンチョウの生態が間近で見られる観察スペースを設置するなど、自然体験型展示場への移行を図ってまいります。

 4点目は、「釧路から発信する魅力あるスポーツの推進」であります。

 スポーツは、市民の人生をより豊かにし、明るく活力に満ちた社会の形成に不可欠であり、市民にとって身近で魅力あることが大切であります。そのため、各種施設の有効活用や競技人口の拡大、さらには地元経済の活性化にも寄与するため、昨年度に引き続き亜細亜大学硬式野球部の合宿の受け入れを初め、「スポーツ合宿誘致検討委員会」との連携のもと、情報収集に努めながら、合宿の誘致活動を継続してまいります。

 また、湿原の風アリーナ釧路のオープン以来、スポーツ施設の充実が図られてきたことにより、釧路市で開催される各種競技大会やイベントが増加しております。本年度も、「全日本スプリントスピードスケート選手権大会」や「全国高等学校トランポリン選手権大会」など、釧路市で開催される全国そして全道大会に対して助成を行い、その支援に努めてまいります。

 特に、平成18年度より開催しております「全日本少年アイスホッケー大会」につきましては、本年度6回目となりますが、釧路市がアイスホッケーの聖地(メッカ)として全国の青少年のあこがれと目標の地となるよう、今後も取り組んでまいります。

 スポーツ施設の環境整備につきましては、釧路市民球場の劣化度調査のほか、市民陸上競技場の競技用備品の更新や、阿寒町アイスホッケー場のフェンス改修工事などを実施いたします。湿原の風アリーナ釧路では、バスケットボール競技の規則改正に伴いコートラインのマーキング塗装の変更を行うとともに、トランポリン競技の器具の基準改正に伴いジャンピングベッド4台を取りかえるなど、各種競技大会が円滑に開催されるよう整備・充実を図ってまいります。

 結びに、平成23年度の教育行政を執行するに当たり、改めて決意を述べさせていただきます。

 このまちの未来を切り開いていくのは、「確かな学び」を通して、学習意欲を初め、相手を思いやる心と健やかな体をはぐくみ、「生きる力」を身につけた将来の子供たちであります。知・徳・体の調和がとれた子供たちの成長を願い、その実現のためにきめ細かな教育活動を推進することは、私どもに課せられた使命であり、このことに全力を尽くさなければならないと考えております。

 教育委員会といたしましては、これまでの蓄積と成果を踏まえ、学校・家庭・地域が課題を共有しながら、互いにその機能を最大限発揮するとともに、より強固な連携を図るために、学校教育・社会教育が一体となった学社協働の体制づくりを推進してまいります。そして、その連携と協働を大きな力として、「確かな学び」とともに、いじめ、不登校のない安心で安全な学校の実現に向け、総力を挙げて取り組んでまいります。

 過日、釧路市こども遊学館が、全道3カ所という数少ない会場の一つとして選ばれ、小惑星探査機「はやぶさ」の公開展示が行われました。わずか5日間の展示でしたが、来場した多くの子供たちが目を輝かせ、食い入るように帰還カプセルを見詰めていました。

 60億キロに及ぶ飛行、7年間にわたる宇宙の旅と、数々の危機的状況を乗り越えた末の地球への帰還。この「はやぶさ」の快挙は、子供たちに夢や感動とともに、挑戦することへのすばらしさと、あすへの希望と勇気を与えたものと確信をしております。その思いを支え、励まし、大きく広げていくことこそ、今、私どもに求められているものであり、釧路市教育の基本理念である「釧路の風土で育まれ未来を拓く心豊かな人づくり」の具現化を目指し、本年度も教育に対する気概と自負を持ちながら、スピード感と機動性を発揮して、市民の信頼にこたえる教育行政の推進に全力を尽くしてまいります。

 議員の皆様、市民並びに教育関係者の皆様のなお一層のご理解とご協力を心からお願い申し上げます。

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△日程第4 議案第2号ほか上程



○議長(二瓶雄吉君) 日程第4、議案第2号から第44号まで及び第46号から第53号までを一括議題といたします。

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○議長(二瓶雄吉君) 提案理由の説明を求めます。

 松浦副市長。



◎副市長(松浦尊司君) (登壇)ただいま議題に供されました各案件につきまして、提案の理由をご説明申し上げます。

 まず、議案第2号から議案第16号までの平成23年度釧路市各会計予算についてでありますが、各会計の予算総額は、一般会計954億円、特別会計349億398万9,000円、企業会計369億379万5,000円、合計1,672億778万4,000円で、前年対比1.6%の減となっております。

 なお、各会計の予算の概要につきましては、お手元の釧路市各会計予算説明のとおりでありますので、配付をもって説明にかえさせていただきます。

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  〔朗読せざるも掲載〕

    平成23年度釧路市各会計予算説明

 ただいま議題に供されました各案件につきまして、提案の理由をご説明申し上げます。

 まず、議案第2号から議案第16号までの平成23年度釧路市各会計予算の主要項目につきまして、順次ご説明申し上げます。

 各会計の予算総額は、一般会計954億円、特別会計349億398万9,000円、企業会計369億379万5,000円、合計1,672億778万4,000円で、前年対比1.6%の減となっております。

 一般会計につきましては、42億円、4.2%の減、特別会計では、11億9,038万5,000円、3.5%の増、企業会計では、3億179万6,000円、0.8%の増となっております。

 まず、一般会計の歳出の主な内容についてご説明いたします。

 第1款議会費につきましては、前年対比27.4%増の4億3,664万2,000円を計上いたしました。

 第2款総務費につきましては、前年対比32.9%減の55億2,807万9,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、総務管理費で、音別地区に駐輪場及び時計塔を整備いたします音別駅前施設整備費978万1,000円、2カ年継続事業となります行政情報システム再構築事業費7億2,445万円、地域課題の解決等のため、市民と行政が連携して実施する事業への支援を行います元気な釧路創造交付金500万円などであります。

 第3款民生費につきましては、前年対比6.0%増の286億1,738万円を計上いたしました。

 その主な内容は、社会福祉費で、障がい者等の就労機会創出のためのフレキシブル支援センター事業費1,299万4,000円、老人福祉費では、介護分野での人材育成を図ります介護雇用プログラム事業費3,231万9,000円、児童福祉費では、母子世帯の自立を図るため資格取得等の助成を行います母子家庭自立支援給付金事業費6,894万円、保育園・幼稚園の現状と課題に関する調査を実施いたします保育園・幼稚園現況調査事業費588万2,000円のほか、音別地区において、放課後児童の健全育成を図るために開設いたします音別町放課後子ども広場運営事業費547万6,000円などであります。

 生活保護費では、144億621万2,000円、医療助成費では、北海道後期高齢者医療広域連合負担金16億7,649万円などであります。

 第4款衛生費につきましては、前年対比11.6%増の35億8,615万6,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、保健衛生費で、夜間急病センター運営費1億5,511万7,000円、休日・夜間における小児重症患者への医療体制を確保するための小児救急医療支援事業費補助金820万7,000円、子宮頸がん等を予防するためのワクチン接種に対して助成を行います予防接種費4億5,589万8,000円のほか、住宅用太陽光発電システム普及促進事業費795万円、清掃費では、下水道計画区域外における適正な排水処理を促進するための助成を継続いたします合併処理浄化槽設置費補助金1,559万円、釧路広域連合負担金8億3,150万9,000円、し尿等下水道受入施設建設費1億6,669万7,000円などであります。

 第5款労働費につきましては、前年対比41.0%増の1億7,185万4,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、高卒未就職者を中心とした若年者を支援するための職場実習及び研修事業に取り組みます若年者就労促進事業費365万1,000円、生活、就労に関する課題の解決に向け支援を行います就労等生活支援事業費5,926万2,000円などであります。

 第6款農林水産業費につきましては、前年対比10.3%減の8億9,766万5,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、農業費で、農用地の利用集積に対する助成を行います農地利用集積円滑化事業費1億円、林業費では、森林施業への支援を行います森林整備地域活動支援交付事業費1,844万9,000円、水産業費では、くじらのまちづくり推進事業費172万6,000円などであります。

 第7款商工費につきましては、前年対比3.1%減の76億6,255万7,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、商業振興費で、中小企業振興資金貸付対策費61億4,498万7,000円、地域の商業環境の現状を把握するために調査分析を行います、商業環境動向調査分析事業費2,310万円などであります。

 工業振興費では、釧路ししゃもの消費拡大に向けたPRイベントの開催などを行います、地場産品普及拡大事業費995万4,000円などであります。

 観光費では、MICE産業の育成に向けた誘致活動などを行いますMICE体制推進事業費204万8,000円、アイヌ文化の伝承と観光振興を目的とした施設の建設を行います(仮称)阿寒湖温泉アイヌシアター施設建設費3億4,922万2,000円などであります。

 第8款土木費につきましては、前年対比33.6%減の38億2,201万9,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、土木管理費で、図書館、阿寒町行政センター庁舎の耐震化に向けた調査を行います公共施設耐震診断事業費915万円、道路橋梁費では、道路除雪費等冬期路面対策費4億564万3,000円、簡易舗装等市道整備事業費4億7,980万5,000円、河川費では、大楽毛小川河川改修事業費9,216万3,000円などであります。

 都市計画費では、リバーサイド整備推進事業費592万5,000円、旭橋通の整備を行います街路改良費2億1,467万5,000円などであります。

 公園費では、緑ケ岡公園等公園整備費8,806万3,000円などであります。

 住宅費では、阿寒地区北町団地の建てかえを継続するほか、2カ年の継続事業となります新川団地耐震改修工事などの公営住宅建設費7億1,579万3,000円、道営住宅誘致事業費2,695万6,000円、道営住宅取得費1億4,800万円などであります。

 第9款港湾費につきましては、前年対比17.3%減の17億9,487万5,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、幸町緑地の整備など港湾建設費4億9,095万円、釧路港港湾計画の改訂に向けた調査等を行います港湾計画推進費3,191万2,000円、国直轄事業に係る港湾工事負担金9億6,900万円及び空港工事負担金3,506万円などであります。

 第10款消防費につきましては、前年対比22.4%増の5億1,354万6,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、消防ポンプ自動車などを購入いたします消防車両購入費3,957万5,000円、建設に向け実施設計等を行います(仮称)中央消防署新東分署庁舎建設費5,709万円、(仮称)昭和中央分団庁舎建設費6,683万1,000円などであります。

 第11款教育費につきましては、前年対比24.1%増の52億6,634万6,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、総務費で、教育施設管理費1億1,343万3,000円、学校施設耐震化可能性調査事業費592万4,000円、北海道教育大学との連携による学力向上推進事業費174万円のほか、幼稚園就園奨励費2億3,955万3,000円などであります。

 小学校費では、就学奨励費1億6,761万3,000円のほか、2カ年の国庫債務負担事業で校舎棟などの改築を行います釧路小学校改築事業費7億5,759万3,000円、中央小学校改築事業費5億573万1,000円、中学校費では、就学奨励費1億4,470万円、高等学校費では、学校図書館活用支援事業費351万円などであります。

 社会教育費では、市立美術館企画展開催費補助金1,100万円、リニューアルオープンいたします交流プラザさいわい管理運営費3,560万円などであります。保健体育費では、スポーツ振興助成条例補助金2,111万5,000円、スポーツ合宿誘致推進事業費90万6,000円などであります。

 第12款災害復旧費につきましては、前年同額の600万円を計上いたしました。

 その内容は、林業施設災害復旧費200万円、道路橋梁災害復旧費400万円であります。

 第13款公債費につきましては、前年対比10.0%減の129億2,679万7,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、地方債償還元金106億9,860万1,000円及び地方債利子20億4,123万7,000円などであります。

 第14款諸支出金につきましては、前年対比4.4%減の102億3,703万2,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、特別会計繰出金で、国民健康保険特別会計など12会計に対し、合わせて96億4,860万2,000円などであります。

 第15款職員費につきましては、定数の削減に伴う減などを見込み、前年対比1.3%減の138億4,305万2,000円、第16款予備費につきましては、9,000万円をそれぞれ計上いたしました。

 なお、継続費につきましては第2表、債務負担行為につきましては第3表のとおり措置いたしたところであります。

 以上をもちまして歳出の説明を終わり、引き続き歳入の主なものについてご説明申し上げます。

 まず、第1款市税につきましては、前年対比0.8%増の208億8,807万2,000円を見込み計上いたしました。

 その主な内容は、市民税88億2,523万2,000円、固定資産税86億2,255万1,000円、市たばこ税15億4,680万1,000円、入湯税9,940万円、都市計画税15億752万1,000円などであります。

 第2款地方譲与税では、前年対比4.4%減の7億3,700万円、第3款利子割交付金では、前年対比46.7%減の4,000万円、第4款配当割交付金では、前年対比40.0%増の700万円、第5款株式等譲渡所得割交付金では、前年対比200.0%増の600万円、第6款地方消費税交付金では、前年対比3.7%増の19億6,000万円、第7款ゴルフ場利用税交付金では、前年同額の900万円、第8款自動車取得税交付金では、前年対比0.9%増の1億1,600万円、第9款地方特例交付金では、前年対比5.6%減の2億3,564万4,000円をそれぞれ計上いたしました。

 第10款地方交付税につきましては、前年対比1.3%増の253億6,000万円を計上いたしました。

 その内容は、普通交付税で238億円、特別交付税で15億6,000万円であります。

 第11款交通安全対策特別交付金につきましては、前年対比10.5%減の3,400万円を計上いたしました。

 第12款分担金及び負担金につきましては、前年対比7.7%増の10億2,258万4,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、分担金では、畜産担い手育成総合整備事業費等の農林水産業費分担金3,568万1,000円、負担金では、保育費等の民生費負担金4億5,764万円、白糠町消防事務受託事業による消防費負担金2億9,410万2,000円などであります。

 第13款使用料及び手数料につきましては、前年対比1.6%増の30億3,229万円を見込み計上いたしました。

 その主な内容は、使用料では、牧場使用料等の農林水産業使用料1億3,098万5,000円、住宅使用料等の土木使用料14億4,432万円、港湾使用料3億3,511万5,000円、教育使用料2億3,078万5,000円、手数料では、ごみ処理手数料等衛生手数料5億674万4,000円などであります。

 第14款国庫支出金につきましては、前年対比5.3%増の179億7,458万1,000円、第15款道支出金では前年対比4.6%増の46億5,962万1,000円をそれぞれ計上いたしました。

 この国庫支出金及び道支出金につきましては、概ね国、道の負担事業並びに補助事業など歳出予算との見合いにより計上いたしました。

 第16款財産収入につきましては、前年対比52.7%減の3億3,248万円を計上いたしました。

 その内容は、財産運用収入で1億1,716万円、財産売払収入2億1,532万円であります。

 第17款寄附金につきましては、前年対比4,959.4%増の8,100万1,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、市が出捐する特例法人の一般財団法人化に伴います寄附受納分8,000万円であります。

 第18款繰入金につきましては、前年対比52.6%減の4億1,023万4,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、地域振興基金1億8,743万8,000円、公的病院特別対策基金1億9,440万8,000円などであります。

 第20款諸収入につきましては、前年対比29.9%減の96億1,543万4,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、商工業振興資金貸付金元利収入61億3,214万5,000円、釧路産炭地域総合発展機構振興助成金等の雑入14億1,379万5,000円などであります。

 第21款市債につきましては、前年対比10.9%減の88億7,905万8,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、総務債で行政情報システム再構築事業費5億8,020万円、市道整備事業費等土木債12億6,900万円、国直轄港湾工事負担金等港湾債11億5,280万円、教育債で小学校建設費8億6,640万円のほか、退職手当債13億300万円及び臨時財政対策債33億615万8,000円などであります。

 以上をもちまして、釧路市一般会計予算の説明を終わり、続きまして、特別会計につきましてご説明申し上げます。

 まず、国民健康保険特別会計につきましては、前年対比4.6%増の203億1,736万9,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、保険給付費で、被保険者を4万6,685人と見込み141億334万4,000円、後期高齢者支援金等では21億2,033万1,000円、介護給付費納付金では、第2号被保険者を1万7,664人と見込み9億2,964万7,000円のほか、共同事業拠出金25億3,540万6,000円などであります。

 これに見合う財源といたしましては、国民健康保険料40億4,344万4,000円、国庫支出金48億7,230万7,000円、前期高齢者交付金53億3,554万4,000円、共同事業交付金25億3,538万6,000円のほか、一般会計からの繰入金18億1,178万1,000円などであります。

 国民健康保険音別診療所事業特別会計につきましては、前年対比4.6%減の3億4,389万8,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、診療所管理運営費等総務費2億1,256万1,000円及び公債費9,962万円などであり、これに見合う財源といたしましては、診療収入1億1,907万2,000円のほか、一般会計からの繰入金2億1,524万2,000円などであります。

 後期高齢者医療特別会計につきましては、前年対比0.6%減の19億2,751万9,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、後期高齢者医療広域連合納付金18億9,843万8,000円などであり、これに見合う財源といたしましては、後期高齢者医療保険料15億100万4,000円のほか、市費負担金として一般会計からの繰入金4億1,879万6,000円などであります。

 介護保険特別会計につきましては、保険事業勘定において前年対比3.2%増の116億5,442万4,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、保険給付費で、介護サービス等給付費における施設介護サービス利用者を1,072人、居宅介護サービス利用者を4,067人、介護予防サービス等給付費におけるサービス利用者を1,329人と見込むなど109億7,475万1,000円のほか、地域支援事業費2億3,527万2,000円などであります。

 これに見合う財源といたしましては、第1号被保険者保険料18億8,830万円、介護給付費負担金等国庫支出金26億9,369万8,000円、支払基金交付金33億1,538万6,000円のほか、一般会計からの繰入金17億9,020万7,000円などであります。

 介護サービス事業勘定につきましては、前年対比0.6%減の1億949万9,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、通所介護事業、認知症対応型共同生活介護事業等サービス事業費9,460万円などであり、これに見合う財源といたしまして、通所介護サービス費収入等サービス収入9,073万円のほか、一般会計からの繰入金1,135万6,000円などであります。

 農業用簡易水道事業特別会計につきましては、前年対比138.0%増の2,037万7,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、施設管理費等の水道管理費583万4,000円及び道営畑地帯総合整備事業費等の水道整備費1,454万3,000円であり、これに見合う財源といたしましては、使用料487万円、一般会計からの繰入金158万5,000円のほか、市債1,390万円などであります。

 駐車場事業特別会計につきましては、前年対比3.8%減の1億8,845万5,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、駐車場業務費等の管理費8,016万7,000円及び公債費1億828万8,000円であり、これに見合う財源といたしましては、使用料1億545万7,000円、一般会計からの繰入金1,211万1,000円などであります。

 動物園事業特別会計につきましては、前年対比9.9%減の3億4,244万8,000円を計上いたしました。

 その主な内容は、業務委託費等事業費3億2,281万円などであり、これに見合う財源といたしましては、使用料5,506万8,000円、一般会計からの繰入金2億7,764万7,000円などであります。

 次に、企業会計につきましてご説明申し上げます。

 まず、病院事業会計につきましては、釧路病院の資本的支出で、全身用MRI装置など医療機械等整備費6億5,000万円、企業債償還元金11億7,614万1,000円など、合わせて18億5,110万4,000円を計上し、これらの事業資金といたしまして、企業債6億3,880万円などを見込んでおります。また、阿寒病院の資本的支出で企業債償還元金3,370万9,000円など、合わせて5,156万1,000円を計上し、これらの事業資金といたしまして、一般会計負担金2,096万4,000円などを見込んでおります。

 収益的支出では、釧路・阿寒病院合わせまして医業費用等で148億7,040万1,000円を計上し、これにより、この会計の支出総額は、167億7,306万6,000円となります。

 水道事業会計につきましては、資本的支出で、愛国浄水場構内連絡管布設等第3回拡張事業費のほか、配水管整備事業費及び浄水場施設整備事業費など、合わせて34億9,956万8,000円を計上し、これらの事業資金といたしまして、企業債13億8,000万円、国庫補助金5,260万円などを見込んでおります。

 収益的支出では、営業費用等41億1,667万4,000円を計上し、これにより、この会計の支出総額は、76億1,624万2,000円となります。

 工業用水道事業会計につきましては、資本的支出で配水池整備実施設計など、合わせて1,957万2,000円を計上し、収益的支出では、営業費用等6,176万3,000円を計上し、これにより、この会計の支出総額は8,133万5,000円となります。

 下水道事業会計につきましては、資本的支出で、古川終末処理場の水処理高圧受変電設備更新のほか、大楽毛終末処理場の汚泥受入施設建設など、合わせて53億8,962万9,000円を計上し、これらの事業資金といたしまして、企業債12億8,950万円、国庫補助金7億1,080万円などを見込んでおります。

 収益的支出では、営業費用等45億7,102万8,000円を計上し、これにより、この会計の支出総額は99億6,065万7,000円となります。

 公設地方卸売市場事業会計につきましては、資本的支出で、企業債償還元金979万8,000円を計上し、この事業資金として一般会計補助金を同額見込んでおります。収益的支出では、営業費用等8,243万7,000円を計上し、これにより、この会計の支出総額は9,223万5,000円となります。

 市設魚揚場事業会計につきましては、収益的支出で営業費用等4億6,609万7,000円を計上いたしました。

 最後に、港湾整備事業会計でありますが、資本的支出で、上屋改良工事費1億4,812万4,000円など建設改良費2億6,768万7,000円のほか、企業債償還元金8億967万8,000円など、合わせて11億7,736万5,000円を計上し、これらの事業資金といたしまして、企業債1億5,590万円を見込んでおります。

 収益的支出では、営業費用等7億3,679万8,000円を計上し、これにより、この会計の支出総額は、19億1,416万3,000円となります。

 以上をもちまして、平成23年度釧路市各会計予算の説明を終わります。

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 次に、議案第17号釧路市財政健全化推進プランによる使用料、手数料等の見直しに伴う関係条例の一部を改正する条例でありますが、財政健全化推進プランによる使用料、手数料等の見直しに伴い、関係条例について使用料、手数料等を改定しようとするものであります。

 議案第18号釧路市事務分掌条例の一部を改正する条例でありますが、財政健全化推進プランが策定されたことなどに伴い、財政健全化推進室を廃止するとともに、行財政改革の推進に関する事務を総務部に移行しようとするものであります。

 議案第19号釧路市職員定数条例の一部を改正する条例でありますが、各課業務体制の見直し、委託化、業務量の増減等による減員及び増員を行おうとするものであります。

 次に、議案第20号釧路市特別職の職員の給与に関する条例等の特例に関する条例でありますが、本市の行財政改革の一環として、特別職の職員及び教育長の給料月額を引き続き減額するとともに、期末手当の額を減額しようとするものであります。

 議案第21号釧路市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例でありますが、本市職員の給与制度について、国家公務員の給与制度に準じ、所要の改正を行うとともに、行財政改革の一環として、行政職給料表の適用を受ける課長職以上の職員の給料月額を引き続き減額しようとするものであります。

 議案第22号釧路市基金条例の一部を改正する条例でありますが、釧路市土地開発公社の解散に伴い、土地開発基金の同公社への貸し付けに係る規定を廃止しようとするものであります。

 次に、議案第23号釧路市特別会計条例の一部を改正する条例でありますが、老人保健特別会計の法定設置義務期間の経過に伴い、同会計を廃止しようとするものであります。

 議案第24号釧路市長寿祝品贈呈条例でありますが、財政健全化推進プランによる事務事業の見直しに伴い、釧路市敬老祝金条例を全面改正しようとするものであります。主な改正点を申し上げますと、条例の題名を改正すること、長寿を祝福するための祝い金にかえ祝い品を贈呈すること、祝い品の贈呈対象者を100歳の者とすることなどであります。

 議案第25号釧路市保育に関する条例の一部を改正する条例でありますが、西部子育て支援拠点センターの設置に伴い、その名称及び位置について規定しようとするものであります。

 次に、議案第26号釧路市生活館等条例の一部を改正する条例でありますが、本市の設置する生活館の管理運営制度の統一及び財政健全化推進プランによる使用料の見直しに伴い、所要の改正をしようとするものであります。

 議案第27号釧路市国民健康保険条例の一部を改正する条例でありますが、出産育児一時金の増額支給の暫定措置を恒久化するとともに、規定の整備をしようとするものであります。

 議案第28号釧路市介護保険条例の一部を改正する条例でありますが、介護保険の要介護認定等の申請数の増加に伴い、介護認定審査会における審査体制の充実を図るため、当該審査会の委員定数を増員しようとするものであります。

 次に、議案第29号釧路市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、市立釧路総合病院の診療科目の名称の明確化を図ろうとするものであります。

 議案第30号釧路市企業立地促進条例の一部を改正する条例でありますが、固定資産税の課税免除の対象業種及び要件を国の減収補てんの対象となるものに限定するとともに、地区ごとに異なる課税免除割合を統一しようとするものであります。

 議案第31号釧路市農業用水道条例の一部を改正する条例でありますが、音別地区の農業用水道事業における農業者の給水料金を、簡易水道事業における営農用の給水料金と同一にしようとするものであります。

 次に、議案第32号釧路市設魚揚場施設災害復旧事業分担金条例を廃止する条例でありますが、平成5年釧路沖地震により被災した市設魚揚場施設に係る災害復旧事業分担金の徴収の完了に伴い、釧路市設魚揚場施設災害復旧事業分担金条例を廃止しようとするものであります。

 議案第33号釧路市都市公園条例等の一部を改正する条例でありますが、財政健全化推進プランによる使用料の見直し及び自動販売機等の設置に係る使用料の設定に伴い、関係条例について所要の改正をしようとするものであります。

 議案第34号釧路市建築物における駐車施設の附置等に関する条例の一部を改正する条例でありますが、駐車場施設を取り巻く状況の変化にかんがみ、建築物に附置しなければならない駐車施設の規模等について、所要の改正及び規定の整備をしようとするものであります。主な改正点を申し上げますと、建築物の増築または用途変更における駐車施設の設置台数を建築物の新築における設置台数と同一とすること、駐車施設の1台分の規模を縮小すること、車いす利用者及び荷さばきのための駐車施設の設置を義務づけること、駐車施設の設置距離基準を廃止すること、その他規定の整備をすることなどであります。

 次に、議案第35号釧路市港湾施設管理条例の一部を改正する条例でありますが、財政健全化推進プランによる使用料の見直しに伴い、物揚場護岸使用料を改定するとともに、港湾施設における自動販売機の設置に係る目的外使用料を定めようとするものであります。

 議案第36号釧路市港湾環境整備施設条例の一部を改正する条例でありますが、耐震旅客船ターミナルの整備の進捗に伴い、隣接する幸町緑地の所在地について所要の改正をするものであります。

 議案第37号釧路市港湾施設災害復旧事業分担金条例を廃止する条例でありますが、平成5年釧路沖地震により被災した港湾施設に係る災害復旧事業分担金の徴収の完了に伴い、釧路市港湾施設災害復旧事業分担金条例を廃止しようとするものであります。

 次に、議案第38号釧路市動物園条例の一部を改正する条例でありますが、財政健全化推進プランによる使用料の見直しに伴い、入園料を改定しようとするものであります。

 議案第39号釧路市消防団に関する条例の一部を改正する条例でありますが、地域の実態等を勘案し、本市消防団員の定数を減員しようとするものであります。

 議案第40号権利の放棄の件でありますが、市が釧路市土地開発公社に対して貸し付けた平成22年度の短期貸付金債権の放棄に関し、地方自治法第96条第1項第10号の規定に基づき、議会の議決を得ようとするものであります。

 次に、議案第41号から議案第43号までの各案件は、いずれも行政情報システムに係る財産取得の件でありますので、一括ご説明申し上げます。

 議案第41号は、住民記録、税・収納用サーバー機器等を4,551万7,500円をもって株式会社エイチ・シー・シーから、議案第42号は、共通基盤用サーバー機器等を2,233万3,500円をもって株式会社マルエイ六峰社から、議案第43号は、住民記録、税・収納、共通基盤用パーソナルコンピューター300台を2,989万3,500円をもって株式会社アシストから、それぞれ指名競争入札により取得しようとするものであります。

 議案第44号工事請負契約の締結に関する件でありますが、(仮称)阿寒湖温泉アイヌシアター建築主体工事に関し、2億2,483万3,350円をもって、坂野・小野寺特定共同企業体と随意契約により契約を締結しようとするものであります。

 次に、議案第46号平成22年度釧路市一般会計補正予算につきましてご説明申し上げます。

 なお、今議会への補正予算の提案に当たりまして、過疎地域自立促進のための特別措置の拡充に伴う過疎対策事業債ソフト分の活用により、阿寒・音別地区における15事業、総額6,320万円の財源充当を行ったところであります。

 第2款総務費では、指定寄附に伴う地域振興基金への積立金3,202万8,000円、国の第2次の追加交付を受けて自立支援及び弱者対策等を実施する地域活性化・住民生活に光をそそぐ交付金事業費5,635万4,000円のほか、生活交通バス路線運行維持対策補助金7,826万9,000円及び家屋に係る固定資産税・都市計画税の減額更正に伴う市税過誤納還付金3,166万7,000円など合わせて3億3,884万6,000円を追加し、特定財源として国庫補助金5,585万4,000円、寄附金3,202万8,000円、市債780万円など合わせて9,614万2,000円を見込み計上いたしました。

 第3款民生費では、指定寄附に伴う福祉基金積立金184万4,000円、利用件数の増加に伴う障害福祉サービス費3,246万5,000円のほか、北海道の補助を受けて実施する西部子育て支援拠点センター建設費6,644万2,000円など合わせて1億3,282万3,000円を追加し、特定財源として道補助金3,283万4,000円、寄附金184万4,000円、市債3,260万円など合わせて1億766万1,000円を見込み計上いたしました。

 第4款衛生費では、リサイクルセンター白色トレイ減容機購入費24万6,000円を減額したほか、基金繰入金1,000万円を減額し、市債1,180万円を増額する財源補正をいたしました。

 第6款農林水産業費では、預託頭数の増加による市営牧場維持管理費357万3,000円、畜産経営維持緊急支援資金利子補給費9万1,000円を追加し、特定財源として使用料357万3,000円、道補助金6万1,000円など合わせて523万4,000円を見込み計上いたしました。

 第7款商工費では、市債570万円を増額し、第8款土木費では、雑入210万円を減額するほか、寄附金90万円及び市債360万円を増額する財源補正をいたしました。

 第9款港湾費では、株式会社北海道エアシステムへの出資金1,701万円を追加し、特定財源として市債1,270万円を見込み計上いたしました。

 第11款教育費では、国の補正予算に伴う湖畔小学校改築事業費8億7,956万7,000円、指定寄附に伴うカケハシ青少年育成基金及び図書館資料整備基金への積立金1,010万円を追加し、特定財源として国庫補助金2億9,181万8,000円、寄附金1,010万円、市債5億6,590万円を見込み計上いたしました。

 第13款公債費では、産炭地域総合発展基金の借りかえに伴う地方債繰上償還元金10億6,689万5,000円を追加し、特定財源として市債10億6,680万円を見込み計上いたしました。

 第14款諸支出金では、別途提案の理由をご説明いたします介護保険事業会計への繰出金120万円及び駐車場整備基金償還金1,672万2,000円を追加したほか、特定財源として市債2,820万円を増額する財源補正をいたしました。

 第15款職員費では、不用額が見込まれます給料等職員給与費1億3,440万円を減額するほか、勧奨退職者等の増加が見込まれますことから、退職手当等諸費で3億5,207万4,000円を増額し、特定財源として市債4億6,060万円を見込み計上いたしました。

 歳入におきましては、特定財源として繰入金1,000万円及び諸収入620万円の減額のほか、使用料357万3,000円、国及び道支出金4億2,141万円、寄附金4,487万2,000円、減収補填債を除く市債22億140万円、合わせて26億5,505万5,000円を見込み計上し、一般財源につきましては、市債で減収補填債2,920万円を増額いたしました。

 この補正により、一般会計の歳入歳出予算の総額は1,075億858万6,000円となります。

 継続費の補正では、行政情報システム再構築事業(共通基盤・住民記録)におきまして、政府の共通番号制度の基本方針案が定められたことを受け、平成23年度に予定した住民票等自動交付機のシステムに大幅な変更が予想されることから、導入を見送ることに伴い、総額及び年割額を変更いたしました。

 繰越明許費につきましては、年度内執行が不可能となりました新産業創造等事業補助金5億3,300万円、リバーサイド整備推進事業383万円のほか、国の繰越承認を得て実施いたします地域活性化・きめ細かな交付金事業2億2,683万8,000円、地域活性化・住民生活に光をそそぐ交付金事業8,570万2,000円、西部子育て支援拠点センター建設事業6,644万2,000円、港湾建設事業6,500万円、国直轄港湾工事負担金3,780万円、湖畔小学校改築事業8億7,956万7,000円をそれぞれ計上いたしました。

 債務負担行為の補正では、パソコンの購入を行政情報システム再構築事業の中での実施へ変更することに伴う行政情報ネットワーク機器整備費、白色トレイの処理方法変更に伴うリサイクルセンター白色トレイ減容機購入費及び国の補正予算を受けて今年度の繰越事業として実施することに伴う湖畔小学校改築事業費を廃止したほか、例規類集編さん費、畜産経営維持緊急支援資金利子補給費及びゼロ国債事業として実施いたします国直轄港湾工事負担金を追加いたしました。

 次に、議案第47号平成22年度釧路市国民健康保険特別会計補正予算につきましては、医療費の伸びに伴う一般被保険者療養給付費4億2,800万円のほか、平成21年度療養給付費負担金の超過受納に伴う保険料等過誤納返還金1億2,425万2,000円など合わせて6億5,925万2,000円を追加し、これに見合う財源として、国及び道支出金のほか、療養給付費交付金及び基金繰入金を同額見込み計上いたしました。この補正により、当会計の歳入歳出予算の総額は200億9,225万3,000円となります。

 次に、議案第48号平成22年度釧路市介護保険特別会計補正予算につきましては、介護サービス事業勘定において、通所介護サービス利用者の減少に伴う介護給付費収入及び自己負担金収入合わせて120万円を減額し、一般会計からの繰入金を同額見込む財源補正をいたしました。

 次に、議案第49号平成22年度釧路市駐車場事業特別会計補正予算につきましては、駐車場利用者の減少等に伴い、駐車場使用料及び錦町駐車場附帯施設使用料合わせて2,079万7,000円を減額し、駐車場整備基金からの繰入金を同額見込む財源補正をいたしました。

 次に、議案第50号平成22年度釧路市動物園事業特別会計補正予算につきましては、指定寄附に伴う動物園整備基金積立金375万6,000円を追加し、これに見合う財源として、寄附金を同額見込み計上いたしました。この補正により、当会計の歳入歳出予算の総額は3億8,899万5,000円となります。

 次に、議案第51号平成22年度釧路市病院事業会計補正予算につきましては、釧路病院事業費用で、新人看護師の研修事業に伴う医療消耗備品費8万8,000円、消耗品費4万8,000円及びドクターヘリ運航業務委託費4,011万8,000円のほか、消費税及び地方消費税116万9,000円を増額し、これに伴う財源として、釧路病院事業収益で、道補助金4,290万8,000円を増額いたしました。また、阿寒病院事業費用では、退職者の増加に伴う退職給与金の増額及び給料・手当の減額合わせて1,150万円を増額いたしました。この補正により、当会計の支出総額は172億8,525万円となります。

 債務負担行為の補正では、ドクターヘリ運航委託費の限度額を変更いたしました。

 次に、議案第52号平成22年度釧路市水道事業会計補正予算につきましては、水道事業費用で消費税及び地方消費税369万7,000円を減額するほか、資本的支出では、国の経済対策に伴い繰越事業として実施する配水管整備事業費7,764万6,000円及び新陳代謝等に伴い不足を生じる職員給与費135万円を増額し、資本的収入では、企業債4,640万円、国庫補助金1,300万円を増額いたしました。この補正により、当会計の支出総額は72億9,649万5,000円となります。

 次に、議案第53号平成22年度釧路市下水道事業会計補正予算につきましては、下水道事業費用で消費税及び地方消費税340万円を減額するほか、資本的支出では、国の経済対策に伴い繰越事業として実施する公共下水道整備事業費1億5,760万円を増額し、これに伴う財源として、資本的収入では、企業債7,140万円、国庫補助金8,620万円を増額いたしました。この補正により、当会計の支出総額は104億2,434万8,000円となります。

 継続費の補正では、大楽毛終末処理場消化槽設備増設事業におきまして入札差金が生じましたことから、総額及び年割り額を変更いたしました。

 以上をもちまして、各案件に対する説明を終わります。よろしくご審議の上、原案どおりご承認くださいますようお願いを申し上げます。

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△議案調査のため休会議決



○議長(二瓶雄吉君) お諮りいたします。

 議案調査のため、2月26日から3月2日までの5日間を休会といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(二瓶雄吉君) ご異議なしと認めます。

 よって、2月26日から3月2日までの5日間を議案調査のため休会とすることに決しました。

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△散会宣告



○議長(二瓶雄吉君) 本日はこれをもって散会いたします。

            午前11時35分散会

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