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北海道 釧路市

平成22年第6回11月臨時会 11月26日−01号




平成22年第6回11月臨時会 − 11月26日−01号







平成22年第6回11月臨時会



               平成22年第6回11月臨時会





          釧 路 市 議 会 会 議 録  第 1 日





               平成22年11月26日(金曜日)





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 議事日程

  午前10時開議

日程第1 会期決定の件

日程第2 議案第128号(提案説明、質疑、付託、委員長報告、表決)

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 会議に付した案件

1 会議録署名議員の指名

1 諸般の報告

1 日程第1

1 日程第2

1 追加日程 意見書案第20号から第22号

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 出席議員(32人)

   議 長 34番  二 瓶 雄 吉 君

   副議長 23番  藤 原   厚 君

       1番  笠 井 龍 司 君

       2番  菅 野   猛 君

       3番  高 橋 一 彦 君

       4番  続 木 敏 博 君

       6番  黒 木   満 君

       7番  草 島 守 之 君

       8番  月 田 光 明 君

       9番  松 橋 尚 文 君

       10番  秋 田 慎 一 君

       11番  曽我部 元 親 君

       12番  松 永 征 明 君

       13番  逢 坂 和 子 君

       14番  戸 田   悟 君

       15番  本 城   洋 君

       16番  鶴 間 秀 典 君

       17番  土 岐 政 人 君

       19番  上 口 智 也 君

       20番  畑 中 優 周 君

       21番  山 崎   晃 君

       22番  西   直 行 君

       24番  宮 下 健 吉 君

       25番  梅 津 則 行 君

       26番  石 川 明 美 君

       27番  村 上 和 繁 君

       28番  宮 田   団 君

       29番  酒 巻 勝 美 君

       30番  佐 藤 勝 秋 君

       31番  渡 辺 慶 藏 君

       32番  藤 原 勝 子 君

       33番  千 葉 光 雄 君

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 出席を求めた者

 市長        蝦 名 大 也 君

 教育委員会委員長  北 明 正 紘 君

 代表監査委員    藤 田 正 一 君

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 本会議場に出席した者

 市長        蝦 名 大 也 君

 副市長       松 浦 尊 司 君

 副市長       小 松 正 明 君

 代表監査委員    藤 田 正 一 君

 公営企業管理者   川 上 三 郎 君

 阿寒町行政センター長本 吉 俊 久 君

 音別町行政センター長米 谷 好 晃 君

 教育長       千 葉 誠 一 君

 財政健全化推進参事 鈴 木   信 君

 総務部長      岩 隈 敏 彦 君

 総合政策部長    楡 金 達 朗 君

 市民環境部長    小 林   強 君

 福祉部長      本 山   昇 君

 こども保健部長   中 井 康 晴 君

 産業振興部長    星   光 二 君

 水産港湾空港部長  岸 本   勉 君

 都市整備部長    上 田 雅 春 君

 市立病院事務長   青 木 利 夫 君

 上下水道部長    平 川 順 二 君

 消防長       海老名 正 一 君

 学校教育部長    林   義 則 君

 生涯学習部長    平 山 壽 一 君

 秘書課長      秋 里 喜久治 君

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 議会事務局職員

 議会事務局長    檜 森 重 樹 君

 議会事務局次長   坂   卓 哉 君

 議事課総務担当専門員長野谷 宣 之 君

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  午前10時00分開会



△開会宣告



○議長(二瓶雄吉君) 皆さんおはようございます。

 出席議員が定足数に達しておりますので、平成22年第6回釧路市議会11月臨時会は成立いたしました。

 よって、これより開会いたします。

 直ちに会議を開きます。

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△会議録署名議員の指名



○議長(二瓶雄吉君) 会議録署名議員の指名を行います。

 今臨時会の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により

           11番 曽我部 元 親 議員

           14番 戸 田   悟 議員

           28番 宮 田   団 議員

を指名いたします。

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△諸般の報告



○議長(二瓶雄吉君) 事務局長に諸般の報告をさせます。



◎議会事務局長(檜森重樹君) 報告をいたします。

 ただいまの出席議員は31人であります。

 今議会に市長から提出された議案は、議案第128号であります。

 次に、本日の議事日程は

日程第1 会期決定の件

日程第2 議案第128号

であります。

 以上で報告を終わります。

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  〔朗読せざるも掲載〕

      11月臨時市議会議案件名

 議案番号      件              名

議案第128号 釧路市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例

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△日程第1 会期決定の件



○議長(二瓶雄吉君) 日程第1、会期決定の件を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今会期は、本日1日間といたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(二瓶雄吉君) ご異議なしと認めます。

 よって、会期は本日1日間と決しました。

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△日程第2 議案第128号上程



○議長(二瓶雄吉君) 日程第2、議案第128号を議題といたします。

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△提案説明



○議長(二瓶雄吉君) 提案理由の説明を求めます。

 松浦副市長。



◎副市長(松浦尊司君) (登壇)ただいま議題に供されました議案第128号釧路市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例につきまして、提案の理由をご説明申し上げます。

 本案は、国家公務員の給与の改定状況等を勘案し、本市職員の給与並びに特別職及び市議会議員の期末手当の支給率について改定しようとするものであります。

 よろしくご審議の上、原案どおりご承認くださいますようお願い申し上げます。

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△質疑



○議長(二瓶雄吉君) 本案に対する質疑を許します。

 質疑はございませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(二瓶雄吉君) 質疑なしと認めます。

 これをもって質疑を終結いたします。

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△委員会付託



○議長(二瓶雄吉君) ただいま議題となっております議案第128号を、お手元に配付いたしております議案付託表のとおり、総務文教常任委員会に付託いたします。

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  〔朗読せざるも掲載〕

    平成22年第6回11月臨時会議案付託表

議案第128号 釧路市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例

             総務文教常任委員会付託

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○議長(二瓶雄吉君) 暫時休憩いたします。

            午前10時03分休憩

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  午後1時00分再開



○議長(二瓶雄吉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△委員長報告



○議長(二瓶雄吉君) 議案第128号に対する総務文教常任委員長の報告を求めます。

 20番畑中優周委員長。



◆20番(畑中優周君) (登壇)今臨時会において、当総務文教常任委員会に付託されました案件につきまして、審査の結果と概要を報告いたします。

 採決の結果、議案第128号釧路市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、付託案件の審査過程でなされた主な質疑の概要につきましては、お手元の委員長報告書のとおりでありますので、配付をもって報告にかえさせていただきます。

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  〔朗読せざるも掲載〕

   総務文教常任委員会委員長報告書

〔総務部〕

 議案第128号釧路市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例に関し、市長などの特別職の削減額はどのくらいになるのか。また、組合交渉をして妥結されたのかとの質疑があり、理事者から、市長で22万5,000円、副市長で18万1,000円ほどとなっている。また、議員では、議長が、13万円、副議長で11万7,000円、一般議員で10万6,000円となっている。組合とは、大綱妥結されたとの答弁がありました。

 次に、来年4月に独自削減が終了するとの約束だったと思うがどうかとの質疑があり、理事者から、現在、実施している独自削減については平成23年3月31日までのものとなっているとの答弁がありました。

 次に、北陽高校の教職員については、市の独自削減の対象となっているのかとの質疑があり、理事者から、教職員については、道の給料表を適用するため、市の独自削減の対象とはなっていないとの答弁がありました。

 これを受けて、現教職員から、市の独自削減が適用されると聞いた。再度、確認してほしいとの要望がありました。

 次に、条例に記載されている給料表は独自削減を反映させたものなのかとの質疑があり、理事者から、本則であり、独自削減を含んでいないとの答弁がありました。

 次に、独自削減の圧縮率についてどのような内容なのかとの質疑があり、理事者から、給料のマイナス改定、期末勤勉手当の削減、給料の独自削減を実施しており、若年層に対する影響が大きいことから、独自削減率を低くしたものであるとの答弁がありました。

 関連して、人事院勧告でも、若年層に配慮した内容となっているのかとの質疑があり、理事者から、民間比較をしても若年層の給料は低いことから、その部分は引き下げを行わない勧告となっているとの答弁がありました。

 次に、期末勤勉手当の削減について、昨年まで独自削減を実施していたが、昨年と比べて下がるのかとの質疑があり、理事者から、昨年は年4.1カ月だったので、0.15カ月下がることとなるとの答弁がありました。

 次に、医師職の取り扱いについて、基本的な考えを聞きたいとの質疑があり、理事者から、医師確保を念頭に他都市の状況等も見て総合的に判断して、期末手当の削減をしなかったとの答弁がありました。

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 以上で報告を終わります。



○議長(二瓶雄吉君) 以上で委員長の報告は終わりました。

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△委員長報告に対する質疑



○議長(二瓶雄吉君) 委員長の報告に対する質疑を許します。

 質疑はございませんか。

  〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(二瓶雄吉君) 質疑なしと認めます。

 これをもって質疑を終結いたします。

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△議案第128号討論



○議長(二瓶雄吉君) 次に、議案第128号に対する討論に入ります。

 討論の通告がありますので、26番石川明美議員の発言を許します。

 26番石川明美議員。



◆26番(石川明美君) (登壇)私は、日本共産党議員団を代表いたしまして、議案第128号に反対の立場から討論を行います。

 議案第128号は、第1条から4条までの市職員の給与削減と、第5条から8条までの議員報酬と費用弁償、市特別職の給与の削減という構成になっています。

 私たちは、以前から議員報酬の削減を主張しており、第5条以下は大いに賛成であります。しかし、問題は、市職員の今回の削減は人事院勧告に基づくものとはいえ、釧路の地域経済を考えると承服しかねるものであります。

 今、政府が取り組もうとしている経済成長戦略は、失われた20年とも言われるように、日本の経済成長がほとんどとまってしまっている異常な現状を何とか打開しようと意気込んでいますが、やろうとしていることは従前どおりのワンパターンの域を一歩も出ないものとなっています。これでは、デフレ克服どころか、どこまでも落ちていくマイナスのスパイラルを抜け出すことはできません。

 この負のスパイラルを食いとめるための一つの方策として、私たちは地域最低賃金を1,000円以上上げるよう取り組んでいます。もちろん、それとあわせた中小企業対策がセットでなければなりません。公務員の給与削減が民間の削減に反映し、それがさらに公務員にはね返ってくる、この負のスパイラルを食いとめ、地域経済の消費を高める新たな施策が今ほど求められている時期はありません。

 このことを強調して、反対討論とさせていただきます。



○議長(二瓶雄吉君) 以上をもって討論を終結いたします。

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△議案第128号表決(可決)



○議長(二瓶雄吉君) 議案第128号を採決いたします。

 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。

 本案を委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。

  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕



○議長(二瓶雄吉君) 賛成多数と認めます。

 よって、本案は委員長報告のとおり原案可決と決しました。

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△諸般の報告



○議長(二瓶雄吉君) この際、事務局長に諸般の報告をさせます。



◎議会事務局長(檜森重樹君) 報告をいたします。

 本日付で佐藤勝秋議員外7人から意見書案第20号北海道開発の枠組み堅持と国土交通省北海道局の存続に関する意見書、意見書案第21号メドベージェフ・ロシア大統領の北方領土訪問に抗議を求める意見書、意見書案第22号TPP交渉への参加を行わないよう求める意見書の提出がありましたので、お手元に配付いたしました。

 以上で報告を終わります。

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△日程の追加



○議長(二瓶雄吉君) この際、お諮りいたします。

 意見書案第20号から第22号までについては、急施事件と認め、日程に追加し、各意見書案を議題とすることにご異議ございませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(二瓶雄吉君) ご異議なしと認めます。

 よって、日程を追加し、意見書案第20号から第22号までを議題とすることに決しました。

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△追加日程 意見書案第20号北海道開発の枠組み堅持と国土交通省北海道局の存続に関する意見書

      意見書案第21号メドベージェフ・ロシア大統領の北方領土訪問に抗議を求める意見書

      意見書案第22号TPP交渉への参加を行わないよう求める意見書(可決)



○議長(二瓶雄吉君) 意見書案第20号から第22号までの以上3件を一括議題といたします。

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△提案説明・質疑・委員会付託・討論省略



○議長(二瓶雄吉君) この際、お諮りいたします。

 各案につきましては、提案説明、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ございませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(二瓶雄吉君) ご異議なしと認めます。

 よって、直ちに採決を行います。

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△表決



○議長(二瓶雄吉君) 意見書案第20号から第22号までの以上3件を一括採決いたします。

 各案を原案可決と決することにご異議ございませんか。

  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(二瓶雄吉君) ご異議なしと認めます。

 よって、各案は原案可決と決しました。

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  〔朗読せざるも掲載〕

 意見書案第20号

   北海道開発の枠組み堅持と国土交通省北海道局の存続に関する意見書

 このことについて、別記のとおり釧路市議会会議規則第13条の規定により提出する。

  平成22年11月26日

         提出者  釧路市議会議員  佐 藤 勝 秋

                 同     土 岐 政 人

                 同     笠 井 龍 司

                 同     秋 田 慎 一

                 同     戸 田   悟

                 同     鶴 間 秀 典

                 同     梅 津 則 行

                 同     酒 巻 勝 美

  ……………………………………………………………………

   北海道開発の枠組み堅持と国土交通省北海道局の存続に関する意見書

 北海道開発は、明治以降、国の開発政策のもと計画的に推進され、昭和25年の「北海道開発法」制定後は、国務大臣を長とする北海道開発庁の設置及び北海道総合開発計画の策定など、北海道開発体制の整備が図られ、我が国経済の復興や食料増産、人口や産業の適正配置など、その時々の国の課題の解決に寄与するため、積極的な開発が行われてきた。

 また、開発の歴史が浅く、広大な面積を有し積雪寒冷という自然条件や広域分散型という地域特性の中、北海道開発を総合的かつ着実に推進するため、予算の一括計上権や北海道特例といった北海道開発の枠組みも整備された。

 しかしながら、北海道の社会資本は本州並みには至っておらず、加えて、北方領土隣接地域の振興やアイヌ関連施策の推進など、北海道にとって重要な課題が今も残されている。

 平成13年1月の中央省庁等改革に伴う再編により、北海道総合開発計画の企画・立案・推進や北海道開発予算の一括計上権などの機能は、北海道開発庁から国土交通省の1部局である北海道局に引き継がれ、北海道開発の着実な推進に向け、国が進める関連施策の企画・立案や総合調整などが行われてきたところである。

 こうした中、本年6月に国土交通省の組織見直しに関して北海道局廃止との報道がなされて以降、「北海道の将来に重大な影響を及ぼす」などの懸念の声が上がり、全道11カ所で北海道開発体制の堅持を求める緊急総決起大会が開催されるとともに、北海道議会をはじめ地方議会においても北海道局の存続を求める意見が多数上がっている。

 北海道局は北海道開発を一元的に担当する局として、財政当局をはじめ各省・各局と対等な立場で調整する機能を有し、全国一律の観点で政策を所管する国土交通省他局とは性格を異にしており、北海道局が廃止あるいは統合されることになれば、一括計上権や北海道特例が継続されたとしても、北海道開発の枠組みの弱体化・形骸化が危惧される。

 今回、国土交通省の組織見直しにおいて国際局の新設が要求されており、これに伴い国家行政組織法に基づく局の総数規定から北海道局の廃止が検討されることは、看過できないことである。

 よって、国においては、北海道開発の歴史的な背景や北海道が有する豊かな自然や高い食料供給力、多様なエネルギー資源などの優位性を生かして、「新成長戦略」など我が国の成長に貢献するための北海道の位置づけなどを度外視した拙速な議論は避けるべきであり、重大な影響を与える地域に対する十分な情報提供や地域の意見を反映した対応を行うよう、次の事項について強く要望する。

              記

1 北海道開発の枠組みを堅持するとともに、それを担う体制として北海道局を存続すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成22年11月26日

                     釧 路 市 議 会

 衆議院議長

 参議院議長   宛

 内閣総理大臣

 国土交通大臣

  ……………………………………………………………………

 意見書案第21号

   メドベージェフ・ロシア大統領の北方領土訪問に抗議を求める意見書

 このことについて、別記のとおり釧路市議会会議規則第13条の規定により提出する。

  平成22年11月26日

         提出者  釧路市議会議員  佐 藤 勝 秋

                 同     土 岐 政 人

                 同     笠 井 龍 司

                 同     秋 田 慎 一

                 同     戸 田   悟

                 同     鶴 間 秀 典

                 同     梅 津 則 行

                 同     酒 巻 勝 美

  ……………………………………………………………………

   メドベージェフ・ロシア大統領の北方領土訪問に抗議を求める意見書

 択捉島、国後島、色丹島及び歯舞群島からなる北方四島は、1855年「日魯通好条約」によって、日露両国の国境を択捉島とウルップ島の間と定めた。1945年、我が国がポツダム宣言を受諾し、降伏の意図を明確にしたにもかかわらず、ソビエト軍が択捉島など北方四島に進撃・占拠したが、我が国固有の領土であることは歴史的な事実である。

 1993年に細川総理がエリツィン・ロシア大統領とともに署名した「東京宣言」では、北方四島の帰属に関する問題については、歴史的・法的事実に立脚し、両国間で合意の上、作成された諸文書及び法と正義の原則を基礎として解決する、との交渉指針が示され、この指針は、その後の首脳による合意等においても確認された両国がよるべき指針である。

 このたびのメドベージェフ・ロシア大統領の国後島訪問は、これまでの経過を無視し、ロシアによる四島の不法な占拠を既成事実化しようとするものである。

 よって、国においては、このたびの我が国固有の領土である北方領土への大統領訪問に重大な決意をもって断固抗議するとともに、今後ともロシア政府首脳が北方領土を訪問しないよう強く求める。また、北方領土問題の一日も早い解決に向けて我が国とロシア政府とが公正な解決に向けた本格的な領土交渉を平和裏に再開するよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成22年11月26日

                     釧 路 市 議 会

 衆議院議長

 参議院議長

 内閣総理大臣        宛

 外務大臣

 沖縄及び北方対策担当大臣

  ……………………………………………………………………

 意見書案第22号

   TPP交渉への参加を行わないよう求める意見書

 このことについて、別記のとおり釧路市議会会議規則第13条の規定により提出する。

  平成22年11月26日

         提出者  釧路市議会議員  佐 藤 勝 秋

                 同     土 岐 政 人

                 同     笠 井 龍 司

                 同     秋 田 慎 一

                 同     戸 田   悟

                 同     鶴 間 秀 典

                 同     梅 津 則 行

                 同     酒 巻 勝 美

  ……………………………………………………………………

   TPP交渉への参加を行わないよう求める意見書

 世界的に食料需要が増大し食料輸出国における輸出規制などにより、食料供給に不安定要素が増す中で、国は本年3月に策定した新しい基本計画において、我が国の食料自給率を50%に引き上げることとし、また、先日開催されたAPEC食料安全保障担当大臣会合は「地域内の食料増大等を図り、世界的な食料不足に柔軟に対応できる不安のない食生活を保障していく」ことを宣言した。

 北海道農業は我が国最大の食料供給地域として、米、小麦、バレイショ、てん菜、酪農等を中心に、専業的な経営を主体に良質な農産物を安定供給してきており、本道水産業においても全国の約2割弱を生産するなど、国民への食料安定供給を図り、食料自給率の向上に寄与している。

 さらに、食料加工や流通、観光等の多くの産業と密接に結びつき、本道経済・社会を支える地域の基幹産業として大きな役割を果たしていることから、次代を担う子供たちに、北海道農水産業・農漁村を貴重な財産として引き継いでいくことが求められている。

 しかしながら、我が国が参加を検討しているTPP(環太平洋パートナーシップ協定)は、原則100%関税撤廃とされており、我が国農業と比べ生産規模が極めて大きい米国や豪州などを含む複数国との交渉となることから、高いハードルが課せられる交渉環境にあり、仮に重要品目の関税撤廃の例外措置が認められない場合、本道の農業生産額は5,563億円失われ、本道の販売農家全戸数の7割を超える3万3,000戸の農家の営農が困難になるばかりでなく、17万人の雇用が消失するなど、その経済的影響額は2兆1,000億円を超えると試算されており、この他に漁業生産額にも500億円を超える影響が予想され、地域社会の崩壊さえ懸念されている。

 よって、国においては、食料自給率の向上や食料安全保障の観点からも、「多様な農業の共存」を基本理念として堅持し、本道地域社会や経済・雇用に甚大な影響を与えかねず、時期尚早とも言われているTPP交渉への参加を行わないよう、次の事項について強く要望する。

              記

1 関税撤廃を原則とするTPP交渉への参加は行わないこと。

2 EPA・FTA等あらゆる国際交渉においては、米や小麦、でん粉、砂糖、牛肉、乳製品等の重要品目、並びに主要水産物を関税撤廃の対象から除外すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成22年11月26日

                     釧 路 市 議 会

衆議院議長

参議院議長

内閣総理大臣  宛

外務大臣

農林水産大臣

経済産業大臣

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△閉会宣告



○議長(二瓶雄吉君) 以上をもって今議会の日程はすべて終了いたしました。

 平成22年第6回釧路市議会11月臨時会は、これをもって閉会いたします。

 どうもご苦労さまでした。

             午後1時07分閉会

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 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。





       釧路市議会 議 長 二 瓶 雄 吉







         同   議 員 曽我部 元 親







         同   議 員 戸 田   悟







         同   議 員 宮 田   団