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北海道 室蘭市

平成15年 第4回定例会 12月01日−01号




平成15年 第4回定例会 − 12月01日−01号







平成15年 第4回定例会



                 平成15年 第4回定例会



                 室蘭市議会会議録 第1号



                                  午後 1時00分 開会

  平成15年12月1日(月曜日)

                                  午後 1時44分 散会



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●議事日程

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 会期の決定

 日程第3 認定第8号〜認定第13号

 日程第4 議案第1号〜議案第13号

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●会議に付した事件

 1 諸般の報告

 2 日程第1

 3 日程第2

 4 日程第3

 5 日程第4

 6 休会の決定

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●出席議員(28名)

 議 長    10番    大久保   昇

 副議長    18番    水 江 一 弘

         1番    田 村 農夫成

         2番    嶋 田 サツキ

         3番    青 山   剛

         4番    金 濱 元 一

         5番    徳 中 嗣 史

         6番    常磐井 茂 樹

         7番    砂 田 尚 子

         8番    若 林   勇

         9番    鈴 木 克 巳

        11番    我 妻 静 夫

        12番    山 中 正 尚

        13番    大 場 博 海

        14番    早 坂   博

        15番    細 川 昭 広

        16番    古 沢 孝 市

        17番    花 釜 康 之

        19番    山 川   明

        20番    伊 藤 文 夫

        21番    羽 立 秀 光

        22番    桜 場 政 美

        23番    成 田 通 秋

        24番    大 友   勇

        25番    佐 藤   潤

        26番    阿 部 勝 好

        27番    沼 田 俊 治

        28番    立 野 了 子

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●説明員

 市長            新 宮 正 志

 助役            寺 島 孝 征

 収入役           滝 口 凱 雄

 代表監査委員        村 上 博 二

 公営企業管理者       濱 口 次 登

 総務部長          豊 島 良 明

 企画財政部長        山 田   進

 生活環境部長        江 畑 天地人

 保健福祉部長        西 田 昭 夫

 経済部長          浅 田 三 郎

 都市建設部長        下 澤 定 男

 港湾部長          奈良岡 脩 生

 水道部長          沢 谷 英 俊

 病院長           赤保内 良 和

 病院事務局長        宮 森 克 雄

 教育委員長         東     浩

 教育長           門 馬 一三四

 教育部長          盛 田   満

 監査委員事務局長      中 田 芳 昭

 消防長           今   秀 治

 総務課長          武 田 吉 行

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●事務局出席職員

 事務局長          佐 藤   彰

 議事課長          佐 藤 滋 起

 議事課主幹         池 田 英 美

 議事係長          塩 越   広

 調査係長          上 原 千香子

 議事課主査         後 藤   博

 書記            田 所 和 久

 書記            大久保 嘉 人

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午後 1時00分 開会

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○議長(大久保昇) ただいまから、平成15年第4回市議会定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

 諸般の報告をさせます。

 事務局長



◎議会事務局長(佐藤彰) 報告申し上げます。

 今回提案されております案件は、市長提案にかかわるもの13件でございます。

 次に、地方自治法の規定に基づき、市長並びに監査委員から、お手元に配付のとおり、それぞれ報告がございました。

 次に、議案説明のため、市長ほか関係役職員の出席を求めてございます。

 以上でございます。

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       諸 般 の 報 告

1 地方自治法第180条第2項の規定に基づき市長から報告のあった事件

  専決処分の報告について(損害賠償の額の決定)

2 地方自治法第235条の2第3項の規定に基づき監査委員から提出のあった事件

  例月出納検査結果報告について(各会計9月分)

3 地方自治法第121条の規定に基づき下記の者に対し出席を求めた

           記

 市長          新 宮 正 志

 教育委員会委員長    東     浩

 代表監査委員      村 上 博 二

 農業委員会会長     桜 場 政 美

   上記のとおり報告します。

   平成15年12月1日

     室蘭市議会議長  大久保   昇

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○議長(大久保昇) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員に、12番山中正尚議員、13番大場博海議員を指名いたします。

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○議長(大久保昇) 次は、日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今定例会の会期を本日から12月15日までの15日間とすることに異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大久保昇) 異議なしと認めますので、会期は15日間と決定いたしました。

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○議長(大久保昇) 次は、日程第3 認定第8号平成14年度室蘭市一般会計歳入歳出決算外5件を一括議題といたします。

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      委 員 会 報 告 書

 平成15年9月29日 一般・特別会計決算審査特別委員会に付託された

認定第8号 平成14年度室蘭市一般会計歳入歳出決算

認定第9号 平成14年度室蘭市国民健康保険特別会計歳入歳出決算

認定第10号 平成14年度室蘭市土地区画整理特別会計歳入歳出決算

認定第11号 平成14年度室蘭市住宅事業特別会計歳入歳出決算

認定第12号 平成14年度室蘭市老人保健特別会計歳入歳出決算

認定第13号 平成14年度室蘭市介護保険特別会計歳入歳出決算

について、11月11日〜14日、委員会において審査の結果、認定すべきものと決定したので、報告します。

  平成15年11月14日

室蘭市議会議長  大久保   昇 様

      一般・特別会計決算審査特別委員会

         委員長  嶋 田 サツキ

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○議長(大久保昇) 一般・特別会計決算審査特別委員長の報告を求めます。

 嶋田サツキ議員



◆一般・特別会計決算審査特別委員長(嶋田サツキ) 〔登壇〕 ただいま議題となりました認定6件につきまして、本委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。

 本委員会は、去る第3回定例会最終日、9月29日の本会議において設置され、付託を受けました一般会計及び5特別会計決算について、11月11日から14日までの4日間にわたり審査を行いました。

 最初に、認定第8号平成14年度室蘭市一般会計歳入歳出決算についてでありますが、質疑の主なる点を申し上げますと、総務部所管におきましては、広報広聴費に係る不用額の発生理由及び事業内容。広報むろらん発行経費の具体的内訳。広報むろらんの編集方針及び庁内編集委員会の役割。広報むろらんに対する市民からの要望内容。広報むろらん発行に係る将来展望及び外部委託する考え。職員管理費に係る事業内容及び不用額の発生理由。職員住宅改修費に係る具体的内容。職員住宅の入居状況及び新規採用職員の入居状況。今後の職員住宅の管理方針。職員手当等における退職手当額と恩給及び退職年金の具体的内訳。各種職員手当等の具体的内容。退職手当削減による人件費抑制効果。再任用職員の平成14、15年度の配置状況。平成14、15年度の職員採用試験における受験者数及び採用者数並びに今後の職員採用の基本的な考え方。

 企画財政部所管におきましては、地方債や債務保証など本市の将来負担の全体像。国の経済対策に連動して発行した市債の発行額及び残高。港湾費と教育費における今後の起債見通し及び平成20年度末における地方債残高。売却可能な有価証券の総額。

 生活環境部所管におきましては、避難所誘導標識等維持管理経費の具体的内訳。災害救助用物資備蓄品の具体的内訳及び保管場所。本年8月の台風10号と9月の十勝沖地震による本市の被害状況。災害による停電時の広報活動の実態及び今後のあり方。地震発生時における室蘭地方気象台発表の震度と体感震度の差に対する市の見解。室蘭市地域防災計画見直しの考え。市民生活推進費に係る事業内容及び不用額の発生理由。町内会自治会会館建設資金等融資貸付金の不用額の発生理由及び会館の建設に係る町内会・自治会との連携状況。街路灯設置及び維持管理に対する市の基本的な考え。地域交流センターの利用実績及び同センターの設置目的と利用実態との整合性。西いぶり廃棄物処理広域連合負担金の具体的内容及び今後5年間の負担金の見通し並びに負担金軽減の取り組みに対する市の見解。減量・リサイクル推進経費の事業内容及び不用額の発生理由。コンポスト・電動生ごみ処理機購入費助成の成果及び今後の対応策。平成16年度導入予定の段ボール箱コンポストの普及に係るモニター制度の内容。

 保健福祉部所管におきましては、児童福祉総務費中、報償費における不用額の発生理由。子育て支援センターにおける相談件数及び主な内容。安心して子育てができる環境づくりを図る考え。市内転入者に対する子育て支援センターの周知方法。金婚夫婦顕彰の事業内容及び見直しの考え。保育所費における不用額の発生理由。保育料に係る収納率及び滞納者数並びに軽減策の実態。第3子目の保育所入所児数。保育所増改築等の今後の計画。予防接種の種類及び実施内容。子供と老人に対するインフルエンザ予防接種の実施状況及び子供に対するインフルエンザ予防接種を助成する考え。新型肺炎SARS対策の取り組み状況。知的障害者通勤寮・グループホーム措置費に係る不用額の発生理由。本市におけるグループホームの設置状況と今後の見通し。介護予防生活支援事業に係る老人ホームヘルパーの派遣状況及びいきいきデイ銭湯事業に係る開催件数及び参加者数。在宅老人短期入所扶助に係る利用状況及び入所基準の妥当性並びに入所の周知状況。社会福祉費貸付金元利収入の具体的内容。ウタリ住宅新築資金等貸付金の内容、貸付総額、滞納額及び滞納理由並びに今後の貸付金制度のあり方。保健衛生総務費に係る事業内容及び不用額の発生理由。母子保健事業費の具体的内容及び集団フッ素塗布の考え。歯科救急医療対策事業委託料の具体的内容及び同体制の市民周知を図る考え。

 経済部所管におきましては、観光イベント等開催経費に係る事業内容。胆振西部ぐるっと一周クイズラリー事業費負担金の具体的内容。西胆振観光物産フェアの事業内容及び成果。食の観光づくりに対する市の基本的見解。労働諸費に係る不用額の発生理由。若年者職業能力開発支援事業に係る受講者の就職状況及び業種。新規高卒者のための企業見学会の平成15年度における実施内容及び見学者、企業、学校関係者の反応並びに今後の課題。企業への求人要請活動の内容及び離職状況。高年齢者就業機会確保事業費補助金に係る助成団体である室蘭市シルバー人材センターの設立経緯と補助金助成に至った経緯並びに過去5年間の補助金の内容。同センターの登録会員数及び経営状況並びに補助金助成の妥当性。水族館費に係る具体的内容及び施設整備状況並びに民間委託の考え方。室蘭市勤労者共済センターの具体的事業内容及び補助金の現状と将来展望並びに会員の加入促進策。広域的取り組みを含めた今後の共済制度のあり方に対する市の見解。企業誘致推進経費における訪問企業32社の内訳及び企業誘致「来て!見て!聞いて」室蘭視察会参加企業7社の業種。本市の企業誘致活動の今後の取り組みに対する考え方。本市の酪農家数及びふん尿処理施設整備状況並びに同施設整備による改善効果。家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律における管理基準適用畜産農家数及び違反者に対する罰則適用の時期。同法が適用されない小規模畜産農家に対するふん尿処理施設整備助成の考え。

 港湾部所管におきましては、客船等歓迎経費の具体的内容。客船誘致の具体的内容と成果及び庁内連携を図る考え。港湾建設費中、工事請負費の具体的内容。港湾整備の今後の投資総額及び投資効果。広域防災フロートに係る今後の維持管理と防災訓練に要する経費負担先。

 教育委員会所管におきましては、市民会館に係る土地賃貸借契約の内容及び賃貸借料改定の実績並びに地価の下落傾向を考慮し賃貸借料改定を図る考え。小中学校における不審者対策及び児童生徒の登下校時における安全対策の取り組み状況。児童生徒への具体的な不審者対策の指導内容及び地域との連携状況。精神的疾病による教職員の入院状況。40人学級枠を一、二名程度超えている学校数及び教職員の配置状況並びに今後の配置に対する基本的見解。老朽校舎の修繕の具体的内容。海陽小学校建設工事に係る入札方法及び今後の入札制度見直しの考え。小学生・フェリーで結ばれるまちとの交流事業費に係る具体的内容及び目的並びに総事業費額と実行委員会に対する補助金額。同事業に係る応募状況及び定員100名とした根拠並びに開催回数をふやす考え。他市との連携を含めた同事業の将来展望。小学校プール解体の現状及び武揚・高平小学校のプールを解体した理由並びに今後の解体見通し。市内小中学校における洋式トイレの整備状況及び今後の整備見通し。校門から児童玄関までの通路の舗装状況及び今後の整備見通し。学校現場からの改善要望に対する説明状況。学校大規模改造事業に係る具体的内容及び同事業実施による耐用年数の延長見通し並びに同事業の今後の基本的な考え方。保健体育費雑入の具体的内容。学校開放事業の具体的内容及び学校別の利用状況並びに中学校における実施校が1校のみである理由。同事業に係る実施校の増及びスポーツ目的以外へ拡充を図る考え。水元地区における学校適正配置の考え及び本市における今後の学校統廃合の見通し。小中学校情報通信ネットワーク整備費に係るパソコン導入台数及び活用実態。児童生徒に対するパソコン操作技術の指導内容及び教師のパソコン操作技術の向上策。社会教育総務費の具体的事業内容及び不用額の発生理由。児童クラブの学校別登録児童数及び保護者の実情並びに指導員の資質向上策。スクール児童館整備の進捗状況及び今後の開設見通し。放課後児童対策に係る市の基本的見解。学校建設費に係る不用額の発生理由。海陽小学校建設事業に対する国の補助単価と実施単価の差及び単価差分の財源措置状況並びに単価差解消に係る国・道への要請状況。旧大和小学校校舎の解体時期及び解体費用の見通し並びに補助事業としての適用の有無と跡地活用の考えなどについて、活発な質疑応答が交わされた次第であります。

 討論の段階におきまして、5年後に約52億円という累積収支不足額の予想に対する市長を初めとした職員の努力は理解するが、職員数や給与のカットが大きな比重を占める行政改革は、職員の過重な労働負担や市民サービスの低下にもつながっていく。教育関係の予算では、児童1人当たりの教育予算執行額は他都市と比べて少ないものであり、父母の負担はふえつつある。農業関係の予算では、大規模農家に対するふん尿処理施設整備の補助は行われているが、小規模農家に対しても助成を考えるべきであり、そのことは環境を守ることにもつながる。また、地域交流センターは設置目的に合致した利用実態とはなっていない。さらに、広域防災フロートの維持管理費用は、本来、国や道が負担すべき性格の費用を本市が負担しなければならない結果となっている。よって、本件は認定できないとの意見が述べられた次第であります。

 以上の経過から、採決の結果、本件につきましては、賛成者多数により、認定すべきものと決定した次第であります。

 次に、認定第9号平成14年度室蘭市国民健康保険特別会計歳入歳出決算についてでありますが、質疑の段階におきまして、所得段階別滞納世帯数、滞納額及び不納欠損額並びに1人当たりの保険料。平成20年度における国民健康保険加入世帯数の見込み。各種検診の受診率。本市独自に保険料を引き下げる考え。保険料設定と収納率の関係及び収納率向上の見通しなどについて質疑応答が交わされた次第であります。

 討論の段階におきまして、本市の収納率は高いが、滞納は金額、率ともにふえている。その原因は、低所得者が多いということによる。現に収納率はここずっと90%を超えているが、過大な負担が低所得者層にかぶさっている。よって、本件は認定できないとの意見が述べられた次第であります。

 以上の経過から、採決の結果、本件につきましても、賛成者多数により、認定すべきものと決定した次第であります。

 次に、認定第10号平成14年度室蘭市土地区画整理特別会計歳入歳出決算についてでありますが、本件につきましては、特に異議なく、認定すべきものと決定した次第であります。

 次に、認定第11号平成14年度室蘭市住宅事業特別会計歳入歳出決算についてでありますが、審査の過程におきまして、公募市営住宅の地区別申し込み倍率及び空き家戸数。2戸1戸化を計画している団地名及びその戸数。東町大和・舟見町団地の建てかえ時期及び戸数。公共賃貸住宅ストック総合活用計画を前倒しする考え。決算審査意見書中、住宅事業会計に係る監査委員の見解などについて質疑応答が交わされましたが、本件につきましては、異議なく、認定すべきものと決定した次第であります。

 次に、認定第12号平成14年度室蘭市老人保健特別会計歳入歳出決算についてでありますが、本件につきましては、特に異議なく、認定すべきものと決定した次第であります。

 次に、認定第13号平成14年度室蘭市介護保険特別会計歳入歳出決算についてでありますが、本件につきましても、特に異議なく、認定すべきものと決定した次第であります。

 以上、報告といたします。



○議長(大久保昇) 討論を行います。

 通告がありますので、発言を許します。

 田村農夫成議員



◆1番(田村農夫成) 〔登壇〕 日本共産党は、認定第8号平成14年度室蘭市一般会計歳入歳出決算並びに認定第9号平成14年度国民健康保険特別会計歳入歳出決算に反対の立場で、以下理由を述べます。

 初めに、一般会計決算です。

 室蘭市は、5年後に52億円と言われる財政赤字の解消を図るため、行政改革を進めてきましたが、その行政改革の中身はどうだったでしょうか。その中心は、人件費の削減と称して職員数や職員に対する手当のカットが大きな比重を占めます。このことは、職員には過重な労働負担をもたらし、市民サービスにも影響を及ぼし、ひいては市民サービス低下にもつながってまいりました。

 私たち日本共産党は、市民サービス低下につながる形での職員削減と給与の削減に反対し、さらに、行政改革に当たっては税金の使い方を変えること、不要不急の予算見直しや、むだなところはないか、さらには監査意見書にも見られるように、入札制度の改善なども提起してきたところであります。

 ところが、14年度決算の中で明らかになったこと、教育予算は、父母の願いに反し、道内他都市と比べても少ないものであり、父母の負担が、願いとは反対にふえつつある。農業についても、家畜ふん尿処理に関しては、大規模農家に対する援助は行われているものの、小規模農家には行き届かないという冷たい農政の現状が明らかになりました。また、地域交流センターは、多額の費用を1点に投入したにもかかわらず、その目的を果たしているとは言えません。さらに、日本共産党が反対してきた防災フロートに見られるように、維持管理費用も決まらぬまま、見切り発車とも言うべき事業の結果、本来、国や道が負担すべき性格の費用を本市が負担しなければならない結果となっています。

 本市の財政破綻を食いとめるため、今後とも全力を傾けるのは当然のことながら、その方法としては、市民や職員への過大な負担をお願いするのではなく、税金の使い方を変える、工夫することによってこそ実行すべきです。

 平成17年度に室蘭市に建設予定の特別養護老人ホームは、100人もの雇用が生まれるということですが、このような税金の使い方こそが、今、本市に求められている姿であります。

 次に、認定第9号です。

 本市の国民健康保険加入世帯は、前年度の見込みである1万9,500世帯から大きく外れ、今では2万1,000世帯にもなろうとしています。この理由は、どんどん進行する高齢化と、市内企業でも進められてきたリストラや相次ぐ大型の企業倒産でありますが、このような厳しい状況であるからこそ、憲法第25条に示された福祉国家の理念を生かすためにも、地方自治体の努力が求められているところです。

 室蘭市は、この10年間で27億円という莫大な累積赤字を、もうわずか2億円というところまで改善してきました。この実績を見ますと、公費負担や国費負担の削減の中でも、関係者の並々ならぬ努力と苦労があったことがわかります。

 しかしながら、今、室蘭市を取り巻く経済状況は大変厳しく、多くの市民の収入は下がるし、負担はふえるという、いわゆる国民への痛みの押しつけにさらされているのであります。その結果として、しわ寄せは、社会的弱者と言われる市民の間に大きくのしかかってきているのであります。ところが、本市は財政赤字が5年後には52億円と言われる中での財政難を理由に、援助を見送ってきました。

 本市の国保料の滞納はふえつつあり、14年度の滞納件数、金額、滞納率ともふえています。その一方で、保険給付費は5億7,000万円も減少したというこの事実、これは、保険料や医療費の負担増に市民が耐えられなくなった上での受診抑制から来るものが多かったことが、原因であります。その結果、単年度で2億1,800万円もの黒字を出し、累積資金収支不足も2億8,000万円まで圧縮してきたのです。

 以上の理由と、今後は、いわゆる社会的弱者と言われる人々にもっと温かい援助の手を差し伸べることが大事であるということを申し添え、日本共産党からの反対討論といたします。



○議長(大久保昇) これをもちまして、討論を終了いたします。

 起立により採決いたします。

 議題となっております案件のうち、認定第8号平成14年度室蘭市一般会計歳入歳出決算及び認定第9号平成14年度室蘭市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について、委員長報告のとおり決定することに賛成の議員は起立を願います。

〔賛成者起立〕



○議長(大久保昇) 起立多数と認めますので、そのように決定いたしました。

 次にお諮りいたします。

 ただいま議決されました案件を除く他の案件は、委員長報告のとおり決定することに異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大久保昇) 異議なしと認めますので、そのように決定いたしました。

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○議長(大久保昇) 次は、日程第4 議案第1号平成15年度室蘭市一般会計補正予算(第4号)外12件を一括議題といたします。

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△議案第1号 平成15年度室蘭市一般会計補正予算(第4号)



△議案第2号 平成15年度室蘭市住宅事業特別会計補正予算(第1号)



△議案第3号 平成15年度室蘭市水道事業会計補正予算(第2号)



△議案第4号 平成15年度室蘭市病院事業会計補正予算(第1号)



△議案第5号 室蘭市公の施設に係る指定管理者の指定手続に関する条例制定の件



△議案第6号 室蘭市公の施設に係る指定管理者制度の新設に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件



△議案第7号 室蘭市報酬及び費用弁償等に関する条例中一部改正の件



△議案第8号 室蘭市立小中学校設置条例中一部改正の件



△議案第9号 室蘭市児童館設置条例中一部改正の件



△議案第10号 室蘭市廃棄物の減量・リサイクル及び適正処理等に関する条例中一部改正の件  



△議案第11号 室蘭市住民基本台帳カードの利用に関する条例中一部改正の件  



△議案第12号 室蘭市立保育所条例中一部改正の件



△議案第13号 室蘭市営住宅条例中一部改正の件

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○議長(大久保昇) 市長から、提出議案の大綱について説明のため発言を求められておりますので、これを許します。

 新宮市長



◎市長(新宮正志) 〔登壇〕 ただいま議題となりました各案件の大綱につきまして御説明を申し上げます。

 初めに、補正予算でございますが、主なものといたしましては、一般会計では、成徳・御前水中学校統合新設校の体育館建設費や児童扶養手当の追加など、総額4億3,685万4,000円の補正と、債務負担行為の補正となってございます。

 なお、地域の景気動向に配慮し、一般会計のほか、住宅事業特別会計、水道事業会計におきましても工事発注を前倒しするため、債務負担行為の補正を計上してございます。

 また、病院事業会計では医療情報システムの更新や院内管理業務委託などの債務負担行為の補正でございます。

 続きまして、条例案でございますが、成徳・御前水中学校統合に伴う新設校を設置する室蘭市立小中学校設置条例中一部改正の件、住民基本台帳カードの利用目的に、室蘭市及び伊達市の図書館での利用者カードとしてのサービスを加える室蘭市住民基本台帳カードの利用に関する条例中一部改正の件など、9件でございます。

 以上が議案の大綱でございますが、個々の案件につきましては、この後、助役から説明いたしますので、よろしくお願いを申し上げます。

 以上でございます。



○議長(大久保昇) 寺島助役



◎助役(寺島孝征) それでは、各案件につきまして順次御説明申し上げます。

 初めに、議案第1号平成15年度室蘭市一般会計補正予算(第4号)でございます。

 第1条では、歳入歳出それぞれ4億3,685万4,000円を追加し、予算総額を431億3,751万3,000円とするものでございます。

 第2条の繰越明許費は、3ページ上段の第2表にございますが、平成18年4月開校予定の成徳・御前水中学校統合新設校建設事業につきまして、事業の進捗の見通しから、次年度へ繰り越す措置をとるものでございます。

 第3条債務負担行為の補正は、3ページ中段の第3表にございますが、平成16年度当初から実施いたします清掃・暖房設備運転業務等委託で1億8,000万円、また、地域の景気動向に配慮し公共事業発注の平準化を図るため、道路整備事業で3,000万円、公共施設水洗化事業で2,000万円の限度額を設定するものでございます。

 第4条地方債の補正は、3ページ下段の第4表にございますが、学校建設事業費で限度額の変更を行うものでございます。

 補正の内容でございますが、8ページの歳出をお開きいただきたいと存じます。

 第3款民生費は、児童福祉総務費で、対象世帯数や支給単価の増加により、児童扶養手当4,255万5,000円の追加、保育所費は、寄附に伴い備品購入費150万円を追加、生活保護費では、現システムの老朽化に伴い、あわせて医療情報の取り込みも可能となる生活保護システム更新事業が国の補助事業として採択されましたことから、その経費として1,469万円を計上してございます。

 次の第4款衛生費の清掃総務費では、西いぶり廃棄物処理広域連合において、12月1日よりオープンするリサイクルプラザと余熱利用施設の運営経費負担金を、合わせて2,235万9,000円を措置するものでございます。

 第6款農林水産業費の水産業費は、追直沖人工島静穏海域におけるクロソイ養殖施設整備事業が北海道の補助事業に採択されましたことから、実施主体である室蘭漁業協同組合への補助金525万円を措置してございます。

 第11款教育費は、小学校費の学校管理費で、寄附に伴い教材整備費150万円を追加、中学校は成徳・御前水中学校統合新設校の屋体棟建設費3億4,900万円を追加するものでございます。

 次に、6ページに戻りまして、歳入でございます。

 第12款国庫支出金から第15款寄附金までと第19款市債は、先ほど御説明申し上げました歳出の補正に伴う措置、第17款繰越金では、このたびの補正に伴う所要一般財源として、前年度からの繰越金6,820万4,000円を追加してございます。

 次に、議案第2号から第4号までは、いずれも債務負担行為設定についての案件でございますが、まず、議案第2号平成15年度室蘭市住宅事業特別会計補正予算(第1号)は、第1条の債務負担行為で、第1表にございますとおり、景気動向への配慮と発注の平準化のため、市単独による市営住宅改修費2,000万円の限度額を設定するものでございます。

 次に、議案第3号平成15年度室蘭市水道事業会計補正予算(第2号)についてでございます。

 第2条で、平成16年度に実施いたします水道施設整備事業費におきまして、景気動向への配慮と発注の平準化を図るため、3,500万円の限度額を設定するものでございます。

 次に、議案第4号平成15年度室蘭市病院事業会計補正予算(第1号)についてでございます。

 第2条で、平成16年度の当初から実施いたします院舎清掃・管理業務等委託に1億5,000万円と、平成17年1月に更新稼働を予定しています医療情報システム更新事業に3億5,000万円の限度額をそれぞれ設定するものでございます。

 第3条では、予算第12条で定めた重要な資産の取得に医療情報システムを追加するものでございます。

 次に、議案第5号室蘭市公の施設に係る指定管理者の指定手続に関する条例制定の件についてでございます。

 本件は、地方自治法の改正に伴い、公の施設の管理を代行する指定管理者制度が新設されましたことから、その募集、選定方法等の指定の手続を定めるものでございます。

 公の施設の管理につきましては、今までの管理委託の制度から、地方公共団体が指定した団体に管理を代行させる制度へと、大きく制度が変更され、この指定管理者の指定の手続につきましては、条例で定めることとされたものでございます。

 主な内容といたしましては、初めに、指定管理者に公の施設の管理を行わせようとするときは、原則として公募するものでございます。

 次に、申し込みをした団体の中から、市民の平等利用の確保、施設の効用の最大限の発揮、安定した管理能力の有無、経費の削減などの選定の基準を考慮いたしまして、最も適当と認める団体を候補者として選定するものでございます。

 選定した団体につきましては、議会の議決を得た後、指定管理者として指定するものでございます。

 また、選定の特例といたしまして、施設の性質等を考慮した上で、公募せずに指定管理者の候補者を選定することができることとするものでございます。

 なお、実施時期につきましては、公布の日から施行してまいりたいと存じます。

 次に、議案第6号室蘭市公の施設に係る指定管理者制度の新設に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件についてでございます。

 本件は、本市の公の施設につきまして、議案第5号で御説明いたしました指定管理者制度の採用を可能とするための規定の整備を行うものでございます。

 この条例で改正する条例は、市民会館、文化センターなどの教育施設、保育所、授産施設などの福祉施設、白鳥大橋記念館、水族館などの観光施設など、本市の公の施設のうち、指定管理者制度の採用が可能な34条例となってございます。

 主な内容といたしましては、地方自治法の改正により条例事項となりました指定管理者が行う管理の基準として、開館時間、使用制限などを規定し、業務の範囲として、使用許可等の業務、管理運営業務などを規定してございます。

 また、今回改正するすべての条例において、指定管理者に管理を行わせることができる旨を規定し、さらに施設の使用料につきましても指定管理者の収入として収受させる利用料金制の採用を可能とするための規定を設けてございます。

 なお、実施時期につきましては、平成16年4月1日から施行してまいりたいと存じます。

 次に、議案第7号室蘭市報酬及び費用弁償等に関する条例中一部改正の件についてでございます。

 本件は、公職選挙法等の一部改正に伴い、新たに期日前投票所の投票管理者及び投票立会人の報酬額について定めるものでございます。

 なお、実施時期につきましては、公布の日から施行してまいりたいと存じます。

 次に、議案第8号室蘭市立小中学校設置条例中一部改正の件についてでございます。

 本件は、成徳中学校と御前水中学校の統合に伴う新設校の名称を室蘭市立星蘭中学校とし、位置を室蘭市母恋南町1丁目32番地22とするものでございます。

 なお、実施時期につきましては、開校を予定しております平成18年4月1日から施行してまいりたいと存じます。

 次に、議案第9号室蘭市児童館設置条例中一部改正の件についてでございます。

 本件は、室蘭市蘭東児童館を、老朽化のために廃止するものでございます。

 なお、実施時期につきましては、平成16年4月1日から施行してまいりたいと存じます。

 次に、議案第10号室蘭市廃棄物の減量・リサイクル及び適正処理等に関する条例中一部改正の件についてでございます。

 本件は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部改正に伴い、本条例で引用しております法律の条項が移動いたしましたので、規定の整備を行うものでございます。

 なお、実施時期につきましては、公布の日から施行してまいりたいと存じます。

 次に、議案第11号室蘭市住民基本台帳カードの利用に関する条例中一部改正の件についてでございます。

 本件は、住民基本台帳法に基づき発行しております住民基本台帳カードの利用目的に、市立室蘭図書館及び伊達市立図書館の図書館利用者カードとして図書資料等の貸し出しを行うサービスを追加するものでございます。

 なお、実施時期につきましては、平成16年2月1日から施行してまいりたいと存じます。

 次に、議案第12号室蘭市立保育所条例中一部改正の件についてでございます。

 本件は、室蘭市立中島保育所の移転新築に伴い、知利別町1丁目6番1号から中島本町2丁目5番3号に位置の改正を行うものでございます。

 なお、実施時期につきましては、平成16年4月1日から施行してまいりたいと存じます。

 次に、議案第13号室蘭市営住宅条例中一部改正の件についてでございます。

 本件は、平成15年度公営住宅建替事業及び駐車場整備事業に伴いまして、高砂・天神町団地に公営住宅1棟と駐車場が12月末に完成いたしますことから、管理戸数及び駐車場の区画数等につきまして改正するものでございます。

 主な内容でございますが、高砂・天神町団地の公営住宅につきまして、昭和43年度建設の2棟8戸を建てかえにより1棟12戸とするものでございます。

 また、駐車場につきましては、新たに12台分の区画を整備し、使用料を月額3,000円に設定するものでございます。

 なお、実施時期につきましては、平成16年1月1日から施行してまいりたいと存じます。

 以上でございます。

 よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。

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○議長(大久保昇) お諮りいたします。

 明日から3日まで、議案調査のため、休会することに異議ありませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(大久保昇) 異議なしと認めますので、そのように決定いたしました。

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○議長(大久保昇) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 次回は、4日午前10時から再開いたします。

 本日は、これをもちまして散会いたします。

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午後 1時44分 散会







    上記会議の記録に相違ないことを証するため、



   ここに署名する。









       議     長  大久保   昇





       署 名 議 員  山 中 正 尚





       署 名 議 員  大 場 博 海