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北海道 旭川市

平成12年 第1回定例会 02月24日−02号




平成12年 第1回定例会 − 02月24日−02号







平成12年 第1回定例会



               平成12年 第1回定例



               旭川市議会会議録 第2号



 ────────────────        20番 中 島 哲 夫 君

●平成12年2月24日(木曜日)         21番 田 中 征 夫 君

      開議 午前10時02分        22番 安 口   了 君

      散会 午後 3 時19分        23番 大河内 英 明 君

 ────────────────        24番 岩 崎 正 則 君

●出席議員(40名)               25番 原 口 信 夫 君

    1番 高 原 一 記 君         26番 渡 辺 雅 士 君

    2番 能登谷   繁 君         27番 杉 山 允 孝 君

    3番 小 松   晃 君         28番 鎌 田   勲 君

    4番 笠 木   薫 君         29番 須 藤 洋 史 君

    5番 塩 尻 伸 司 君         30番 三 上   章 君

    6番 安 住 太 伸 君         31番 米内口   稔 君

    7番 蒔 田   裕 君         32番 中 島 嗣 郎 君

    8番 藤 沢 弘 光 君         33番 渡 辺 雅 英 君

    9番 武 田 勇 美 君         34番 伊 藤   良 君

   10番 宮 本   儔 君         35番 三 原 幸 雄 君

   11番 鷲 塚 紀 子 君         36番 印 田   隆 君

   12番 太 田 元 美 君         37番 岡 崎 信 義 君

   13番 佐々木 卓 也 君         38番 吉 野   務 君

   14番 佐々木 邦 男 君         39番 藤 田 良 一 君

   15番 三 井 幸 雄 君         40番 竹 内 範 輔 君

   16番 蝦 名 信 幸 君       ────────────────

   17番 園 田 洋 司 君

   18番 泉     守 君

   19番 谷 口 大 朗 君

●説 明 員

  市長         菅 原 功 一 君

  助役         藤 澤 貞 二 君

  助役         和 嶋 昌 幸 君

  収入役        中 田 邦 彦 君

  行政改革推進事務局長 中 村 忠 雄 君

  企画部長       中 屋 利 夫 君

  総務部長       山 上 雅 己 君

  財政部長       佐 藤 智 之 君

  生活交流部長     武 田   滋 君

  市民部長       福 士 英 樹 君

  保健福祉部長     阿 部 尚 夫 君

  環境部長       友 田 鉄 治 君

  商工部長       板 東 光 則 君

  農政部長       結 城 康 俊 君

  拠点開発部長     板 谷 征 一 君

  建築部長       遠 田 隆 宏 君

  土木部長       冨 所 博 信 君

  市立旭川病院事務局長 岸 田 光 弘 君

  消防長        竹 村 政 芳 君

  教育長        後 藤 典 亨 君

  教育次長       佐 藤 俊 一 君

  学校教育部長     今 村 秀 之 君

  社会教育部長     藤 井 英 規 君

  水道事業管理者    松 原   功 君

  管理部長       齋 藤   守 君

  水道部長       豊 島 正 弘 君

  下水道部長      斉 藤 詔 一 君

  監査委員       松 浦 常 雄 君

────────────────────── 

●事務局出席職員

  局長         石 黒 晃 夫 君

  議事課長       佐々木 善 雄 君

  議事課長補佐     森 下   元 君

  記録係長       大 鎌 昭 夫 君

  議事係主査      赤 岡 昌 弘 君

  記録係主査      山 田 政 美 君

  書記         寺 山 俊 夫 君

  書記         門 脇 圭 史 君

────────────────────── 

●会議録署名議員

          2番 能登谷   繁 君

         37番 岡 崎 信 義 君

────────────────────── 

●議事日程

日程第4 議案第1号ないし議案第10号

日程第5 報告第1号

────────────────────── 

●追加議事日程

日程第6 緊急質問

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●本日の会議に付した事件

1.緊急質問(高原一記君、太田元美君、竹内範輔君、小松 晃君、渡辺雅英君)

1.議案第1号 平成11年度旭川市一般会計補正予算について(提案説明)

1.議案第2号 平成11年度旭川市国民健康保険事業特別会計補正予算について(提案説明)

1.議案第3号 平成11年度旭川市育英事業特別会計補正予算について(提案説明)

1.議案第4号 平成11年度旭川市老人保健事業特別会計補正予算について(提案説明)

1.議案第5号 平成11年度旭川市農業集落排水事業特別会計補正予算について(提案説明)

1.議案第6号 平成11年度旭川市下水道事業会計補正予算について(提案説明)

1.議案第7号 平成11年度旭川市病院事業会計補正予算について(提案説明)

1.議案第8号 旭川市介護保険円滑導入基金条例の制定について(提案説明)

1.議案第9号 契約の締結について(提案説明)1.議案第10号 損害賠償の額を定めることについて(提案説明)

1.報告第1号 専決処分の報告について(報告説明)

───────────────────────

           開議 午前10時02分



○議長(吉野務君) ただいまから開会いたします。

 本日の出席議員は全員でありますので、これより前日に引き続き会議を開きます。

────────────────────── 



○議長(吉野務君) 本日の会議録署名議員には、

   2番 能登谷議員

  37番 岡 崎議員

の両議員を指名いたします。

────────────────────── 



○議長(吉野務君) ここで、事務局長に報告をさせます。



◎議会事務局長(石黒晃夫君) 御報告申し上げます。

 議事日程について、本日の議事日程は前日の続行でありますので、その朗読は省略いたします。

 以上。

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○議長(吉野務君) ここで、特に市長から発言の申し出がありますので、これを許すことといたします。

 市長。



◎市長(菅原功一君) 本日ここに、発言の機会を与えていただきましたことに、心から感謝を申し上げる次第でございます。

 まず初めに、昨日の本会議におきまして、私への問責決議が議決されましたことに、市長としての責任の重さを痛感しているところであり、市民の皆様並びに議員の皆様に対し、改めて心からおわびを申し上げる次第でございます。

 私の後援会事務所長が政治資金規正法違反で逮捕・起訴されましたことは、私に管理監督の責任があることは当然のことであり、その責めを免れるものではないと考えております。

 また、私の市長という立場を考えますと、市民の皆様に申しわけないという気持ちでいっぱいであります。と同時に、現時点では、関係書類を精査することもできず、事実関係を明らかにできないことは、私自身にとりましてもまことに残念でなりません。

 みずからの責任につきましては、このような事態を招きましたことから、早急にその責任を明らかにすべく、今議会中において、みずからに対して処分を科したいと考えているところでもございます。何とぞ御理解を賜りたいと思います。

 また、いわゆる念書問題につきましては、私には全く身に覚えのないことであり、私としては悪らつな策謀としか言いようがありません。

 事の真偽は必ずや御理解いただけるものと考えておりますが、しかし、私の対応が不十分なことから、市政の信用を損なう結果となりましたことにつきまして、率直におわびを申し上げる次第であります。

 今後とも、名誉と信用の回復に向けて、事実関係の確認を進めるとともに、適切な対応策を講じてまいる所存であります。

 また、(仮称)エコ・スポーツパーク構想につきましては、特別査察報告や住民監査請求に伴う勧告からも、その不適切な事務処理等の指摘を受けているところでありまして、今後、再びこのようなことが起こることのないよう、組織運営の点検に努め、適正な職務の執行を徹底してまいりますとともに、私を含めた関係職員の処分を厳正に行う所存であります。

 私は、こうした状況に至った要因を一つ一つ率直に反省し、正すべきところは正し、改めるべきところは改め、市政の信頼回復に向けて、邁進してまいる決意であります。

 なお、昨日、市政記者クラブから要請があり、この発言の場をいただく前に、問責決議にかかわる取材を受けたところであり、大変恐縮に存じている次第であります。

 今後とも、旭川市政の推進に全力を尽くしてまいる所存でありますので、どうか、市民の皆様並びに議員各位におかれましては、いま一度、より一層の御理解と御協力を心からお願いを申し上げまして、私の発言とさせていただきます。

 どうぞよろしくお願いを申し上げます。



○議長(吉野務君) 暫時休憩いたします。

           休憩 午前10時06分

────────────────────── 

           再開 午後1時10分



○議長(吉野務君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 それでは、これより本日の議事に入ります。

 この際、お諮りいたします。高原議員、太田議員、竹内議員、小松議員、渡辺雅英議員から、それぞれ緊急質問の通告がありますので、この場合、各議員の緊急質問に同意の上、日程に追加し、直ちに発言を許すことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(吉野務君) 御異議なしと認めます。

 よって、そのように決定し、日程第6「緊急質問」を行います。

 各議員の発言を順次許すことにいたします。

 まず、高原議員。



◆1番(高原一記君) (登壇) こんなことで一番くじを引いても、少しもうれしいことはないわけでありますが、先ほどの市長の問責決議にかかわる発言に限って質問をさせていただきます。

 大変失礼ながら、先ほどの市長発言は相変わらずの意味不明、あいまいさが漂っております。

 表情もなかなか読み取りづらい面もあり、真意をはかりかねている部分もありますので、二、三伺いたいと思います。

 一つ目の、おわびというか謝罪は、およそこんなところかなというふうに思います。もっと個性的な謝り方があっても、というふうには思うわけでありますが、これに対してはどうこう聞くつもりはありません。

 問題は、その後に続く、みずからの責任を果たす上の処分に言及したりするので、事態がややこしくなってくるわけなんですが、問責決議の意味するところは、決議にもありますように、真相解明をし、事実を明らかにしながら、道義的責任や政治的責任を果たしなさい、そういうことであります。

 そして、その方法は市長御自身が考えるべきだと、これが問責決議の趣旨です。

 ですから、とりあえずのおわびはいいわけでありますが、きょうの場合のコメントは、私は「ひたすら真相解明に全力を尽くし、事実関係を明らかにいたします。その日取りは、およそいつごろになる」と、そういうコメントを予想していたわけでありますが、そのことが全くないわけです。

 あっても極めてウエートが低い。そういう状態なのに、真相がまだ明らかになっていないのに、いきなり減給と予想されるような処分問題が出てきたり、また、進退にも及ぶと思われるようなことにも言及をしている。

 こういうことが非常に不思議でありまして、そもそもこの問責決議をどのように受けとめておられるのか、その認識はいかがなのかということを、まずお聞きしなければなりませんし、真相解明をどんな方法で、いつまでになさろうとしているのか、これをまず明らかにすべきだというふうに思います。

 次に、きのう対立議案ということで一蹴された幻の決議案のタイトルだけを見れば、(発言する者あり)真相解明をしようとしない市長の政治姿勢を正すと、そういう意味では、同じことを市長に突きつけているわけでありますが、しかし、そのタイトルは別に、中身は全く別のことを言っているわけでありますが、要するに、この真相解明もなされていないうちから、例えば今議会に提案するというふうに言われている減給何カ月などの提案がなされても、それが適当な額なのかどうか、これは判断がつかないはずです。

 根拠や妥当性をどこに求めるのか、判断基準もないし、説明自体がつかないのではないかというふうに思うわけです。

 いいかげんな責任のとり方をしてほしくないし、当座を繕って事態を先延ばし、ないし収束しようなどという意図すら感ずるものですから、余計なことは考えないで、ひたすらこの事実を明らかにすることに全力を挙げるべきだ、というふうに私は思うわけです。

 例えば財界さっぽろへの質問状の回答も、そろそろ届くころかなというふうに思うわけでありますが、これも聞かれる前に、みずから公表するという姿勢が望まれるわけですし、そのことをこの問責決議は求めているわけであります。ぜひお答えをいただきたいと思います。

 また、この市長の座を辞すか辞さないか、これはマスコミや多くの市民の皆さん方の関心事でもあるというふうに思うんですが、現時点では辞職勧告決議ではないわけでありますから、市長はあえてこうしたお尋ねには、コメントする必要もないと思うし、私はコメントしないからといって、道義的な責任を問われるということもないというふうに思います。

 それをマスコミの皆さん方にお聞きされて、平たく言えば、辞任の意思はないというふうに答えておられるようです。

 先ほども、この市政の信頼回復に向けて邁進する、あるいは市政の推進に全力を尽くす所存、引き続き市長の座にありたいということを発言されているわけですが、このコメントも非常に不遜でおこがましい発言だというふうに思わざるを得ないんです。

 もう少し謙虚になって、今自分が何をしなければいけないのか、それは専ら真相究明に全力を挙げるというその範囲を超えるべきではない、そういうふうに思うわけでありますが、見解をお聞きしたいと思います。

 1問目を終わります。(降壇)



○議長(吉野務君) 市長。



◎市長(菅原功一君) 高原議員さんの御質問にお答えをいたしたいと存じます。

 まず、問責決議に対する認識ということでありますが、言うまでもなく、全国の自治体でも私把握はしておりませんけれども、問責決議を受けた者が、私は、知事のときもそうでありましたけれども、釈明の場を設けるということすらほとんどないはずであります。

 その釈明の時間が短かったかどうかは別といたしまして、その私の問責に対するやはり重い受けとめ方というものは、御理解をいただけるのではないかというふうに、この際、私からも申し述べさせていただきたいと思います。

 もちろん、機関の議決としての市政の運営というものは担うわけでありますから、活発な昨日の議論の上に議決されたものでございまして、大変重いものだというふうに私は認識をいたしているところであります。

 その内容につきましては、厳粛に受けとめながら対応をしなければならないというふうにも考えているわけでありまして、現段階において説明をさせていただけるものについては説明を申し上げなければなりませんし、あわせてみずからの責任というものも明らかにすべきものであろうと思いますし、また、市民の皆さん方も、そのこともまたやっぱり考えているのではないかというふうに考えておりまして、大変恐縮でありますが、今会期中にみずからに処分を科したいという旨の発言をさせていただいたところであります。

 さらに、さまざまな問題の解明につきましては、いつまでということは、これは私は逃げるわけではなくて、そう簡単に言えるものではないと思います。

 しかし、できる限り早く、やはり私は解明のために努力をしていかなければなりませんし、さまざまな問題については、特に私の政治団体の問題につきましては、これはやっぱりいつ、どこで、どういう方法かというものを考えながら、もう少し時間をいただかなければならないのではないかというふうに考えております。

 質問状につきましては、財界さっぽろの方から、多分、そう遅くならないうちにいただけるのではないかというふうに考えておりまして、これにつきましては、また追って公表をさせていただきたいと思っているところでございます。



○議長(吉野務君) 高原議員。



◆1番(高原一記君) みずから処分をされるという問題なんですが、どうも私たち日本人というか、処分ということに非常に弱い面があって、勘違いをしてしまうんですね。

 その処分をすることによって、真相があいまいになってしまうという危険性を、何というか、そがれてしまうというか、そういうような効果がありまして、私は処分問題というのは、あくまで真相解明が終わった段階で、初めて出てくる問題でありまして、その手には乗りませんよということを申し上げているわけです。

 市長のおっしゃるように、気持ちはわかります。御自身もやはり御自身に処分を科すことによって、気持ちも気分も多分楽になるんだろうというふうに思うんですが、しかし、そのことによる真相解明がさらに遠のいてしまうということを、私どもは恐れるわけですし、しかも、示されるであろう処分の内容は、ふさわしいかどうかというのは、これは恐らくだれも判断ができないんだろうというふうに思うんです。

 ですから、今議会中にというその提案の中身も、私は、信頼できる、だれが見ても納得し得る処分だというふうには、全く感じないというふうに思います。だれも納得するとは私は思えないわけです。

       (発言する者あり)

 ですから、この真相を明らかにした上で処分をするというその大原則に、私は戻るべきだというふうに思いますし、また、この処分議案が、条例議案が出されてくれば、さらに面倒な事態になる可能性もありますから、ぜひ見送るべきだというふうに私は思いますので、再度その考え方を伺いたいというふうに思います。

 それから、市民の信頼を回復できるかどうかと、あるいは引き続き市長の座にいるのがいいのか悪いのかという問題、この面についての、先ほどお答えがなかったんですが、これは再度答弁を求めたいというふうに思うんですが、その信頼回復がなされたかどうかという問題、あるいは、市長御自身がとどまるべきか、とどまらざるべきかという問題は、これは前段の処分問題とも関連して、真相解明がなされた時点で、初めて出てくる問題なんですよ。

 ですから、この判断も市長御自身が信頼回復ができたとか、あるいはこの座にとどまるべきだとか、やめないとか、やめるべきだとかという、そういうことは市長自身の判断じゃなくて、市民やあるいはこの議会の皆さん方が判断する問題だというふうに思うんです。

 そこのところもう一度答えてほしいというふうに思います。

 それから、この真相解明の時期についても、何の答えもないんです。非常に問責決議は重いということは、何度も繰り返されているわけなんですが、議会は今何を求めてこういう決議に至ったのかと、あるいは問責決議に私は多くの市民の皆さん方が賛同していただいているんですけれども、やっぱり皆さん方の市民の意思というものを反映し得たなというふうに、私どもは自負しているんですが、今、市民は何を市長に期待しているのかということを、もう一度この議会の決議の文言とあわせて、じっくりと読み取ってほしいと思うんですよ。

 そこのところを、いつまでに真相を明らかにするのか、しかも、どういう方法でそれをなさるのか。それを明確にしない限り、私はこの問責決議の意味を理解しておられるとは思えないんですよ。これは再答弁を求めたいと思います。



○議長(吉野務君) 市長。



◎市長(菅原功一君) お答えをいたしてまいりたいと思います。

 まず、私の進退についてでありますが、私は、市政を今投げ出して停滞をさせることよりは、あえて困難、イバラの道を承知であっても、信頼回復のために毎日、毎日公務を全うする、これが当面私に与えられた課題であるというふうに思っている次第でございます。

 さらに、処分の方法については、確かに高原議員さんの言うとおり、そういう考え方の処分というものも私はあろうと思います。

 しかし、私なりにすべてが解明されていないからということだけではなくて、想定される内容というものもあるわけでありますから、十二分にさまざまなことを考えながら、やはりできる限り重い、自分自身に対する処分を科してまいりたいというふうに考えておりますし、一般的には職を辞すということもございますし、また、相当重い処分というのは、減給ということを認めていただく、こんな考え方を持っているわけであります。

 それから、さらにさまざまな解明の問題について、何月何日というふうに、確かにそういう明言を私もできるものならしたいです。これは人間として、市長としてですね。

 しかし、第1問目の答弁のとおり、今の段階で私はそこまで責任を持って言えるだけの準備が整っていないわけでありますから、お許しをいただきたいと思っている次第でございます。



○議長(吉野務君) 高原議員。



◆1番(高原一記君) 私は、ぜひやめてほしいとかということを言っているんじゃないんですよ。進退については触れる必要はないということを申し上げているんですよ。その辺は誤解をしないでいただきたいというふうに思います。

 それから、この処分問題は、限りなく真相隠しと受け取られても仕方ない側面があるから、十分に気をつけるべきだということを申し上げているんですよ。

 ですから、今議会中の提案は、私は見送るべきだということを申し上げておきたいと思いますし、それから、真相究明をいつまでなさるかという御自身の方針というか、気持ちがまだ定まっていない、まだその心境にならないというようなことをおっしゃいましたけれども、これは1年かかるのか2年かかるのか、あるいはもっと日にちを要するのか、その辺のことが全くわからないわけですね。

 また、この先送りをするための方便としてお答えになっているのかなというふうに思わざるを得ないんですよ。そのことは、もう一度答弁願いたい。

 それから、もう3問目ですから、これ以上立てないものですから、言わせていただきますが、もう一遍問責決議のこの文章をじっくり読んでほしいと、そのことをあえて申し上げておきます。

 期間、期日のことだけは、しかも、どういう方法でやるのかということは、ぜひ明らかにしてほしいと思います。



○議長(吉野務君) 市長。



◎市長(菅原功一君) 処分を早くすることは、真相隠しにつながるぞ、あるいはそう思われるぞ、そういうことでございました。

 確かに、やはりそういうふうに思う人も中にはいるかもわかりません。しかし、問題は私自身がその処分というものをどういう心構えでやっぱり科するかという、このことが大切でありまして、真摯に私は自分の責任というものをじっくりと考えながら、みずからに処分を科してまいりたい、かように考えておりますので、この処分によって何か終わらそうとか、隠そうとかという、こういうことはあり得ないわけであります。

 それから、時期の問題について、1年かかるか、2年かかるかわからないという部分もあるかもわかりませんが、しかし、公表できるもので、あるいは、そういうものが出てくれば、方法は別にして、できる限りやっぱり私も公表をしたいものだという気持ちは持っております。

 どうぞ、その点で御理解をいただきたいと思います。



○議長(吉野務君) 次に、太田議員。



◆12番(太田元美君) (登壇) 市長発言に対する緊急質問をさせていただきます。

 きのう、第1回定例市議会の本会議の冒頭、市長に対する問責決議が可決いたしました。

 問責決議は、市長が、?みずから市民に真相を明らかにすること。?市長の政治的、道義的責任を明確にするよう求めた議会意思の表明であります。

 菅原市長は、この採決を受けて、菅原市長が本会議で午前中に釈明を行いました。市長が何を話すか、大変注目されていたところです。

 発言の中で、市長は、「問責決議が議決されましたことに、市長としての私の責任の重さを痛感しているところであり、市民の皆様並びに議員の皆様に対しまして、心からおわびを申し上げる次第であります」と発言されております。

 しかし、6分間の説明では、真相はもちろんわからない。そして、政治的、道義的責任も、どう明らかにするのかということもわからないというのが、午前中の市長の発言だったのではないでしょうか。

 一連の不祥事、政治資金規正法違反事件で、真相が明らかにされていない。そしてエコ・スポ問題でも、疑惑はいまだ解明されていない。そして三つ目に、念書問題での対応も明らかではないと。

 こういう中で、市長の責任は極めて重大と認識しているのであるならば、おわび、みずからに処分を科すだけの発表で済むことではないのではないでしょうか。処分では済まないと思います。

 市民の信任を失っている今、市政の最高の執行責任者である市長は、その責任を辞任という形であらわすべきではありませんか。

 なぜなら、第1に、政治資金規正法違反事件で、真相を明らかにしていません。また、明らかにしようともしていません。

 議会で「企業・団体献金は受け取らない」と市長が言明したのは、虚偽答弁ではないのでしょうか。

 12月7日、第4回の定例市議会で、佐々木卓也議員の「企業・団体献金をもらうべきでない」との質問に答えて、市長は「市議、道議時代は企業献金を受けていた。が、市長という立場になって、市の発注の工事にかかわる入札参加資格登録業者からの寄附については、私の職責を考慮し、控えさせていただいている」と答弁いたしました。

 しかし、翌日の8日には、市長の後援会の事務所長富樫さんが、政治資金規正法違反の疑いで逮捕されて、虚偽答弁であることが明らかになったではありませんか。

 1月の19日、旭川地検は、市長の後援会事務所長の富樫容疑者を政治団体規正法違反の罪で地裁に起訴いたしました。

 起訴状などによりますと、富樫容疑者は、会計責任者を務めていた菅原市長の資金管理団体、自由政経同友会の1995年の収入が4千154万円だったとする内容の、約200社からの政治献金のうち、数十社分の約937万円を政治資金報告書に記載せず、道選管事務局上川支所に提出したとされております。

 毎年、数百社から数千万円の企業献金を受けていたではありませんか。市長は、この第4回定例市議会での市長自身の答弁は、虚偽答弁であったと認めますね。

 さらに、富樫氏が実質的な会計担当していた政治団体、ゆめたうん21市民の会にあった個人会費などのうち、96、97年の収入についても、それぞれ約1千460万円、1千753万円だったにもかかわらず、約515万円、465万円と各年の収支報告書に記載し、945万円、1千288万円を各年記載せず、提出していたことが明るみに出ました。

 市長の政治資金の不透明さが印象づけられる結果となりましたが、このときの答弁について、市長の認識、虚偽答弁であったということを認められるかどうか、確認したいと思います。

 次に、記載されていない収入がまだまだあるということを、市長の責任で明らかにすべきではないでしょうか。

 起訴事実の中で、収入のうち、約3千200万円が裏金としてプールされ、議会対策費や私的流用に充てられていたという実態が明るみにされました。

 96年、97年分の政治資金収支報告書の作成に当たって、収支総額約7千400万円あったにもかかわらず、3千200万円少ない4千200万円とした虚偽の報告書を道選管に提出したとされています。

 記載されなかった収入の一部が、市長や家族、知人らの名義の10の預金口座に入金され、菅原市長の札幌にあるマンションのローン支払いや、海外視察の諸費用、市議会議員との飲食など、市長交際費に使われていたと明るみにされました。

 市長は、今回の発言の中で、「私の市長という立場を考えますと、市民の皆様に申しわけないという気持ちでいっぱいでありますと同時に、現時点では、関係書類を精査し、事実関係を明らかにできないことは、私自身にとりましても、まことに残念でなりません」と発言されております。

 大変市長は残念がっているわけですけれども、明らかにできることもあるのではないでしょうか。富樫容疑者は、市長、そして家族、知人らの名義の口座から毎月50万円を引き出して、現金で市の秘書課長に渡していたとされました。

 そして、1995年から97年までの3年間で、年間約600万円、合計1千800万円、市長のさまざまな交際費などに使われていたということを明らかにしております。

 この方法は、市長の就任当初、就任して間もなくから最近まで続けられていたということです。市長自身が、金が秘書課に渡っていたことは知っていたと、事実関係を認めていらっしゃいますね。

 起訴状には書かれていませんが、市長就任間もなく94年の11月からスタートしているのかどうか、そこのところは定かにしていただきたいと思いますけれども、少なくともこの起訴状にはない98年分、1月から12月の分、そして99年分、途中で返したとか、やめたとかということで報道されておりますけれども、少なくとも約1千200万円ぐらいにはなるんではないのかなと思われますが、政治資金収支報告書に報告しないでいた。それがプールされて使われていたということを、市長自身がお認めになりますね。

 そして、この分については、98年、99年については警察の調べとは関係なく、市長自身と秘書課の課長経験者さえいれば、明らかにできるではありませんか。

     (「そうだ」と言う者あり)

 今、時間がかかってもよろしいですから、この点については秘書課長経験者と、そこのところを事実を明らかにするために努力をして、この場で、この本会議場で答弁していただきたいと思います。

 今回、刑事責任を問われなかったとはいえ、収支報告書に記載されていないものがまだ膨らむということは明らかではありませんか。市長もこれらのことは認めますね。

 市長みずから富樫容疑者の公判を待たず、事実を議会に明らかにしてください。

 記載されていない収支報告漏れ3千170万以上、そうなりますね、認めていただきたいと思います。

 この点については、警察の調べを待たず、議会の調査でも可能であります。今、議会の調査能力も、市長に対する疑惑解明と同時に、市民から求められているところでもありますので、この点については、ぜひ議会で調査特別委員会を設置して、きのうの問責決議、きょうの市長の釈明、そして続いてすぐの質問ですから、まだまだ不十分な点については、じっくりとそちらの調査特別委員会の方で調査させていただく、それが妥当ではないかというふうに思っております。

 3点目にお伺いしますが、市長は、この毎月50万円、現金で富樫容疑者が秘書課長に渡していたお金、これを預かっていただいていたという認識を示されております。

 市の職員が、市長の私的な資金の管理にかかわることは、地方公務員の政治活動の制限を定めた地方公務員法に抵触する可能性も指摘されております。

 この点については、本当に市政刷新を掲げて登場した市長ですから、政治の透明性が叫ばれる中、こうした政治姿勢と手法は、政治改革に逆行するものでありますから、直ちにこの点については改めていくということを、認識を示していただきたいと思います。

 食糧費、交際費、これらのことが本当に世間を騒然とさせているときに、自由に使える交際費がどんどん少なくなっていくために、市長としての政治活動にはこれらのお金を、預かっていただいたお金を使わせていただいたと、そういうふうに答弁されていたと思いますけれども、この点についても、時代錯誤的な認識ではないかと思われます。この点についても、市長の認識を改めてお示しくださいますように求めます。

 1回目の質問終わります。(降壇)



○議長(吉野務君) 市長。



◎市長(菅原功一君) 太田議員さんの御質問にお答えをいたします。

 問責決議を受けて、辞任をすべきであろうという御質問でございますが、そういう考え方のお持ちの方も、決して私は否定するものではございません。

 しかし、私は現下の情勢を考えたときには、責任を放棄することではなくて、一生懸命やはり努力をして、この旭川のために頑張るということが、私に課せられた使命であるというふうに考えているところであります。

 さらに、2点目の、真相を明らかにしていないということは、明らかにしようともしていないということでありますが、そういうことではないわけでありまして、私は、できるものならそれを明らかにしなければならないし、いつかはやらなきゃならぬわけであります。

 それは、明らかにしないようにしようという、そういう考え方は持ち合わせていないわけでありまして、そんな意味での質問ではないかもわかりませんが、ぜひこの点については御理解をいただきたいと思います。

 それから、12月7日の佐々木卓也議員さんに対する答弁の段階で、企業・団体献金でありますが、市の発注工事にかかわる入札参加資格登録業者、建設業者、建設関連業者という観点について、あの時点での12月7日での私の知り得る範囲の御答弁をさせていただいたわけでありますが、このときには、企業献金というのは、道会議員のときからのずっと議員時代は、そういう発注権者という責任はございませんから、企業献金は随分あったんです。だから、結構総額でも多額だったんでありますが、その後、順次個人献金に切りかえていったわけでありますが、あのときの答弁は、3件ございまして、1件は帯広の会社でございまして、もう1件は資材会社でございまして、もう1件は小さな建設会社でございまして、どれも実は平成10年の市の実績はない会社であった。

 こんなことがあの時点でも続いていたのかなと、事務所では思っております。

 ただ、その後すぐ8日の日に、確かに言われるとおり逮捕されて、さまざまな問題が報道を通じて明らかになったものでありまして、私が隠していたとか、知っているのに都合が悪いから答弁をしなかったと、そういう虚偽の考え方を持っていたわけではないわけでございまして、ぜひこの点につきましては、御理解をいただきたいと思っているところでございます。

 なお、さまざまな話題を引用されて質問をされたわけでございますが、やはりこれからは、市長というものは、ある面ではその範囲というものは、広げなきゃならぬものもありますけれども、市民参加みたいに。あるいは、もっともっとつき合いはやめなきゃならぬものもあるのかなという感じで、反省をしている部分もあります。

 確かに、かつて2千万以上あった市長交際費は、今日、1千万を切っているわけでございまして、私はやっぱり官官接待、あるいはそういうふうに疑われるようなことはやってはならないなと、こんなことから、やはり後援会のお力もかりていたと、こんなこともあったわけであります。

 なお、マンションのローンなんかにつきましても、これは私は、そういう私的流用などはしておりませんし、それからまだ明らかになっていない面がありますから、果たして私ここでそこまで言っていいのかなという感じはありますけれども、例えば法律のわからぬ部分もありますから、例えば私の家内が、アメリカのブルーミントン・ノーマル市の姉妹都市委員会の何年間の記念すべきときに、夫婦で行くという場合もあります。

 あるいは、この間のように、スウェーデンの皇室というんですか、ここで日本で言うならば、行くという場合もございます。この場合には、もし請求すれば、市の方からだって、うちの家内も、これは礼儀として公務としての部分も、やっぱり要求できるものがあるのかもわかりませんが、私は、スウェーデンのときも、123万円、みずからうちの家内の旅費も出しました。

 しかし、いろんなものにつきましては、向こうへ行って説明を受けたりなんかするという費用等につきましては、これはやっぱり後援会の支援をいただいたものもあるということは、わかる範囲で明らかにしておきたいなというふうに考えているところでございます。

 ですから、けじめはつけているつもりでございます。

 ただ、あとのさらに膨らむのではないかということは、ちょっと私も残念で、本当に申しわけないと思っているんであります。関係書類だとか、その事実関係だとか、さまざまなもうちょっと調べなきゃならぬものや、いろんなものがありますからね、ちょっとそんな中で膨らむぞとかなんとかということは、ちょっと今の段階で明言できないということは、お許しをいただきたいと思っているところでございます。

 預かっていただいた資金について、秘書課ですね、地方公務員の政治的活動の制限を定めた地方公務員法に抵触する可能性を指摘をされたわけでありますが、市長の交際は、公の行政のトップとしてのもの、それから一人の政治家というもの、そういう二面性を持っているものであるというふうに、私も理解をしているわけであります。

 したがって、政治家としての交際という意味合いが強いと思われるものには、行政経費を使わない、この預かり金を充てていたというところであります。

 秘書課の仕事としてはどこから公務で、どこからがいわゆる政務なのかということにつきましては、一線でなかなか区切られない性格があるわけでありまして、これまでも必ずしも地方公務員法上の職務専念義務についても、これに反するかどうかという、明確になかなかできなかったところがあるわけでございまして、しかしながら、こうしたことは市民に誤解だとか、疑念を招く結果となるわけでありまして、好ましくないということであるということでは、ちょっとやっぱり、もうちょっともうちょっと、深く深く研究すべきであったという面では大変反省をいたしているところでございます。

 答弁漏れはないと思いますが、以上。

(太田議員「答弁漏れあります」と言い、「50万どうした、50万」と言う者あり)

 50万……。

(太田議員「98年、99年の分です」と言い、「98、99年どうした、1千200万」と言う者あり)(太田議員「時間かかってもいいですから、答弁してください」と言う)

 わかりました。それは言い回し、答弁がちょっと親切不足でありましたが、それは膨らむものはないのではないかと思っております。



○議長(吉野務君) 太田議員。



◆12番(太田元美君) お答えいただいていないと思いますけれども、2回目の質問させていただきますが、先ほどの98年、99年の分については、市長自身と秘書課長の事実を調べれば、50万のお金の流れについてはわかるわけで、この点はどうしても明らかにしていただきたいと思っております。

 それと、その時点では12月7日、企業献金ではなかったと、認識していなかったということですけれども、結果としては企業献金を受け取っていたということになりますね。その点を確認したいと思います。

 次に進みますけれども、政治団体、資金管理団体への市長の関与についてお伺いしたいと思います。

 市長がかかわっている政治団体、ゆめたうん21市民の会、そして菅原功一連合後援会でしょうか、そして資金管理団体は自由政経同友会でしょうか、このほかにもありましたら、お示しください。

 そして、今回の発言の中で、市長は「私の後援会事務所長が政治資金規正法違反で逮捕・起訴されましたことは、私に管理監督の責任があることは当然のことであり、その責めを免れるものではない」と考えておりますということですけれども、管理監督の責任があるとは、どういうことなのでしょうか。

 私は、これらの政治団体、資金管理団体がともに菅原市長の政治資金ルート、政治資金づくりの重要な団体であったというふうに認識しております。そして富樫容疑者は、これらの三つの団体の間で相互に寄附を繰り返す、複雑な処理も重ねており、こういうことから裏工作と見られるお金が、1996年だけでも総額1千万円と見られるということなども報道されておりまして、この政治団体、政治資金管理団体、これらに関しての市長の関与、この点についての事実、そして認識を改めて確認したいというふうに思います。

 後援会の事務所長が、市長とかかわりなく企業献金を受けた場合にも、市長には道義的な責任があると私は思っておりますし、そして資金管理団体においては、代表者が菅原市長自身であります。そして、富樫容疑者は資金管理団体の正式な会計責任者でもあります。

 だから、政治団体よりもむしろ資金管理団体へのこの関与というのは本当に一心同体ですね。富樫容疑者と同じ法的責務も負わなければならないのではないかというふうに思いますが、その点についてはいかがでしょうか。



○議長(吉野務君) 市長。



◎市長(菅原功一君) 先ほどの秘書課に渡った資金の分でございますが、確かに預かっていただいて、その後使った分については領収書とも事務所の方に返していただいているわけでありますが、その資料がないということで、その事実はあるけれども、どれぐらいかというのは、ちょっとはっきりわからないということでありますので、御理解をいただきたいと思います。

 それから、私の政治団体でありますが、ゆめたうん21市民の会、自由政経同友会、連合後援会、この三つがあるわけでありますが、この三つのうちの自由政経同友会につきましては、私が代表者ということになっているわけでありまして、管理監督の責任があるわけであります。

 他の団体につきましては、私が代表者になっておりませんが、しかし、私の政治活動を支援する団体でありますことから、この2団体についても政治家としての道義的な責任を持つもの、というふうに考えているところであります。

 どうぞ御理解いただきたいと思います。



○議長(吉野務君) 太田議員。



◆12番(太田元美君) 1回目の答弁漏れについてのお答えありましたけれども、重ねてお伺いいたします。

 1998年、99年については富樫容疑者が市の秘書課長に50万円ずつ、毎月渡していたのか、いなかったのか、この点について少なくとも明らかにできると思いますので、明らかにしてください。

 続いて、3回目ですので最後の質問になりますけれども、収支報告書に記載されなかった約3千170万円が、菅原市長や、その家族、知人名義の預金口座、10の口座に入金していたということですけれども、市長は「お金の出入りについては関知していないが、入金があったとすれば、娘の高校の授業料の支払いや、ボランティア貯金の通帳ではないか。新たに口座を開くのは手間がかかるので、今はほとんど使われていない自分の口座や、子供が高校の授業料振り込みに使っていた口座を後援会が使ったことは知っているが」と答弁しております。

 この口座は自分が提供しなければわからない口座であり、使えない口座であります。だから、富樫容疑者任せで一切関知しないということは、全くの市長の責任逃れではないかというふうに思います。

 この点についても、明らかにしていただきたいと思います。

 政治資金規正法、これは法に明記されておりますけれども、政治資金の収受は、いやしくも国民の疑惑を招くことのないよう、公明正大に行われなければならないと定めており、この点について知らなかった、任せていた、の責任逃れは成り立ちません。その点について、明らかにしていただきたいと思います。

 一心同体の会計責任者の逮捕、起訴に、知らぬ存ぜぬということは、道義的にもないのではないでしょうか。市長自身があなた自身の問題と受けとめているのかどうか、確認したいと思います。

 市民の信託を失っている今、市長が市長である前提が失われているのですから、信頼回復というのであれば、即やめるということを市長は表明すべきではないでしょうか。その点、明らかにしていただきたいというふうに思います。

 また、処分を科すということをこの発言の中で申されましたけれども、処分を科すとは具体的にどういうことでしょうか。

 先ほどから減給処分ということも言われているようですけれども、その点についても確認したいというふうに思います。

 そして、処分の前にすべきことがあるのではないでしょうか。やはり真相を市民にわかるように説明する責任、説明責任が市政執行の最高責任者である市長には課せられていると思います。

 この点について、一番市民が知りたいことですので、この任務をまず果たしていただく。いろんなことがわかってから処分というのはあり得ることですけれども、それからでいいのではないでしょうか。とにかく何が何だかわからないけれども、おわびをし、みずからに減給であるか何であるかはちょっと定かではありませんけれども、処分を科すというのでは、本末転倒ではないかというふうに思います。

 以上です。



○議長(吉野務君) 市長。



◎市長(菅原功一君) 秘書課にお金が来ていることは、その年度も事実だと思います。

 しかし、その額について、実は資料だとか領収書だとかないものでありますから、わからないということで言っているわけでありまして、御理解をいただきたいと思っております。

 それから知人、うちの家族の預金通帳でありますが、私もあるとき、ちょっとそんなうわさを聞いて、うちの家内に聞いてみたら、うちの後援会の事務所として要らない通帳ないだろうかということで、そういえば何か要らない通帳ならあるよということで、子供がかつて授業料に使っていた、何千円か入っていたのかもわかりません。

 厳密に言うと返してもらわなきゃならないんでしょうけれども、そんな通帳を2冊ほど上げたということでございまして、これもしかし、考え方からいいまして、ちょっとやっぱり上げたとはいいながら、やっぱり軽率だったなという感じはいたしているところであります。

 しかし、知らなかった、存じないということで、私が何も責任を感じていないとか、そういうことではございませんし、特に道義的な責任は十二分に感じているわけでございまして、再三にわたって私に辞任をお勧めをいただいておりますが、先ほど来お答えをいたしているとおり、私は、この職を捨てて旭川市政のまちづくりの停滞を招くよりは、より一層、イバラの道であっても、困難があっても毎日努力をする、それが私の役割だと思っているところでございます。



○議長(吉野務君) 次に、竹内議員。



◆40番(竹内範輔君) (登壇) 私は、午前中に市長の問責決議案についての釈明の発言がありました。それに対する市長の考え方及び責任のとり方について質問させていただきたいと思います。これは緊急の質問でございますから、そんなに長くはしないつもりでおります。

 私は、通告によって、主に財界さっぽろに書かれた念書の問題、それから政治資金の問題、今太田議員からもいろいろ言っておりましたけれども、そういった問題についてお尋ねしてみたいと思うんですね。

 私は、この問責決議案が出たわけでありますから、この市長の責任のとり方ということにつきましては、旭川の全議員、あるいはまた、市民も大いに関心を持って見守っていると私は思います。

 実は、私は市長に対して、昔は同じ議員でもあったし、また同一会派で一緒に議会活動もした仲でありまして、何もあなたに恨みがあるとか、いじめをするとか、こんなことは一切考えておりませんけれども、しかし、今旭川の市長としてね、現在置かれている立場、こういったことを考えたときに一市民として、また、一議員として、やっぱり老骨にむち打ってというと変ですけれども、老兵は死なない、老兵は頑張るということもありますけれども、そういった意味で質問をさせていただきたいと思うんですね。

 私、委員会におきましてもお話ししたんでありますが、今財界さっぽろに書かれている念書というものが出てしまったんですね。あれが旭川じゅうに広まりました。雑誌も何時間のうちにばっと売れましたね。

 市長のことを書いた雑誌はすごく売れておりますけれども、そういうふうに、ああいうものが市民に行き渡ってしまうというかな、市民というのはそんな詳細にあれ読んでいるんでないんですよ、はっきり言ってね。あれを見てはっと思っているだけです。こんなことあったんですかなということなんですね。

       (発言する者あり)

 いや、私もまさかあんな念書なんかあると思わなかったから、しかし、あれをよく見ましたら、いや本当に大変なことが書いてありますね。

 それで、あのときに私言いましたね。これは私やっぱりあなたは全然知らぬものだよと、こんなもの偽造だというか、つくられたものだということを釈明しておりましたね。

 であるならば、やっぱり市民の中にこういった疑惑を持った念書というものは、きちっと自分はこんなの書いていないんだ、絶対にこんなものないんだと、それだけの自信を持っているならば、堂々とやっぱりそれに対して告訴をすべきだと私は申し上げたわけであります。

 そうでないと、何もしなかったら、市長、やっぱりあんな念書があったのかと、こうなるわけですね。そういうことになるんですよ。

 事実だか事実でないかわからない、私もわからぬ。市民は、あれ見たらそういうような感じを受ける。そうしたら、市長というのは非常に、この市民の信頼を失ってしまった。だから、早く手を打つべきだ、と私は申し上げたわけであります。

 弁護士と相談して法的手続をすると、こういうようなことが言われておりましたので、それを期待していたわけであります。

 ですから、市長は全く身に覚えがないんだと胸を張っている。ですから、弁護士と相談する、これも結構でしょう。

 しかし、弁護士と相談することでなくて、あなたが全然そんなもの書いたことないなら、やっぱり自分自身の判断と決断を持って告訴すべきなんだ。

 聞くところによったら、あの念書は偽造である。そんなの明白であるんです。訴訟の仕組みを知らない無責任な挑発に乗るべきでないというようなことを、私はそんなようなことを聞かれたんですね。私に直接そんなこと聞いていませんよ。

 しかし、そういうような形の中で告訴はしないんだと。新聞にも載った。そうなりますと、私、市長に対して、この偽造というのは、偽造されているようなこの念書、こんなものわかっていて、私があなたに対して、これをやっぱり告訴させる、私はまことに無責任な、そして挑発をさせた張本人に、私がなるわけであります。

 今、あなたはそれに対して公開質問状、あるいは雑誌にいろんなことを今されましたね。それもわかっております。

 ですけれども、ああいうことでなくて、本当にあなたが、そんなものはないんであれば、やっぱり自分自身できちっとした告訴というものをすべきだと私は思うんです。

 この問題について、雑誌社についての、今現在告訴していない理由を、私は聞かさせていただきたいと思います。

 それと、第2の問題につきましては、これは政治資金の問題、今、太田議員もいろいろと言っているんですけれども、先ほどの答弁の中からでも、これをきっちりと真相を見きわめ、そして皆さんに必ず報告する、こういうようなことに。今の段階では、いろんな書類もあり裁判もあるし、いろんなことででき得ないという部分もあるというような話もあります。

 しかし、今それの真相究明の中に、どうしても私は早急にやってもらわなきゃならぬ問題が一つあるんですね。今さっきの答弁の中でも、この後援会の方から秘書課を通じて50万来ていたよ。

 この使い道が、議員のこの工作だと、そういうことに使われたということで一回新聞報道になった。

 こういうことになりますと、私たち議員も全部関連してくることになります。例えば、そのお金の一部でも、金額がわずかであろうと、私が仮にそういう形の中で使われたとするならば、市長と私は同罪になるんだ。

 あなただけに責任を負わせる気はありません。

 ですから、この実態をきちっとしてくれなければ、市民は議会の対策について酒飲んだとか、一緒にそういうことをしたんじゃないかと言われているのであります。不名誉きわまりないことなんであります。

 ですから、この辺は、あなた秘書課というのは自分の配下なんですから、この問題だって私聞けばわかりますよ、秘書課に。(発言する者あり)今までの秘書課の調べましたよ、そうしたら前市長の時代からあったんです。はっきり言いました。

 そういうことが秘書課にずっと何十年も続いておった。私は初めてそれがわかったんですが、こういうことはやっぱりきちっとすべきで、私たちも大いに反省し、こういうことはやっぱりないようにしなければならないと思っております。

(「書類開いていったら、どこの会派のために使われたかよくわかるよ」と言う者あり)

 わからぬよ。そんなこと言うんなら、あなたここ来てしゃべれ、したら。しゃべりもしないで、ぐだぐだ言うな、このやろう。

 というようなことで、私はこの真相というものをはっきりとしてほしい。これをしてほしいと思っているんですよ。

 でないと、みんなに同じような嫌疑がかかってしまうんだと、そのことを申し上げているわけであります。

 この点だけ、ちょっと御答弁ください。(降壇) (「よし」と言い、その他発言する者あり)



○議長(吉野務君) 市長。



◎市長(菅原功一君) 竹内議員さんの御質問にお答えをいたしたいと思います。

 いわゆる雑誌に載った念書のことでありますが、私は法的措置をあきらめたわけではないわけでございまして、あくまでも、しかし、弁護士の先生と相談をしながらやっていきたいということでございまして、そこで弁護士の先生との多少話し合いの決着のついていない部分もあることは事実でございます。

 しかし、これからも弁護士の先生と話し合いを続けながら、そういう道を模索をいたしてまいりたいと思いますが、しかし、私自身も自分が書いたものではないということを明確に、きょうもこの場で言っているわけでありまして、これも市民に対するやっぱり説明でありますし、また、この場を通じて、この場所でありますから言いませんけれども、つくった者に対する抗議の意味も込めているわけであります。

 しかし、いろんな形でやはり名誉を晴らすという必要もあるわけでございまして、財界さっぽろの方に私は質問状を出させていただきました。

 その質問状の中には、さまざまなことが書いてあるのでありますが、「その真偽を確認できないまま、安易にこうした記事を掲載したことに対して、強く抗議するものである」という、質問状とはいいながら、こういうことも書いてあるわけでございまして、これにつきましても、雑誌社の方々は、多分誠意ある御回答をいただけるのではないかなという感じをいたしておりまして、どうぞ、そんな推移を見守っていただきたいと思っている次第でございます。

 なお、よく議会工作だとか議会対策だとか、ちょっとその定義というのが私も余りよくわからないんでありますが、そういうことはないのではないかと、私は思っております。

 ただ、申し上げましたのは、私が政治家として、市長として、実はある課題がございまして、幾つかの政策の課題があったり、ある課題があったり、わざわざ忙しいところを、朝の7時ぐらいに集まっていただけないだろうか、8時ぐらいに集まっていただけないだろうか。

 本当はそのおふくろの味であるか、奥様の愛妻の朝の朝食であるかもわからないのに、私の都合でそういう政策的な相談をして、ホテル等で会合をやった場合には、やっぱりそういう費用の部分的なものもその中から見たという、こういうことはあるわけでございまして、そんな点につきましての使用の方法もあったということで、御理解をいただきたいなと思っておりますが、まだまだ、もっともっとということになると、なかなか私もまだ時間がかかるのかなという感じもいたしているところでありまして、どうぞ、必ずしも竹内議員さんの答弁に100%すとんと落ちたかどうかわかりませんが、このお金についての考え方の一端、あるいは事実の、そんなこともあったという一端を御理解いただきたいと思っております。



○議長(吉野務君) 竹内議員。



◆40番(竹内範輔君) この念書の問題、今言いましたけれども、きちっとそういうものがわかれば、やっぱり告訴すべきだということを、公正クラブとしても一貫して主張してきたわけであります。

 今、その辺の話はわかりますけれども、前に委員会で言いましたけれども、私は決め事というのは、一つのものを書いて決めるという方法もあります。

 しかしながら、そういうことでなくて、やっぱりお互いの信頼の中で、一つの決め事というものがあったならば、そんなもの契約書も念書も要らぬわけであります。

 私はこういう、これらしきものが、今念書に書かれたようなものが、本当に形としてこの市政の中に、そういうものがあらわれているということになりますと、私はその方が問題であると考えているわけであります。

 仮にそういうような形の中で、そういうような考え方を市政の中に入れて行政をやるということになりますと、そんなもの念書があろうがなかろうがでないんです。そういうような実態が、そういうようなことが、うわさがある、何かがあるということで、だれ書いたかわかりませんよ、私も。市長もわからぬと言っている。

 こんなもの書かれて出されること自体が、そこにやっぱり市長のすき間もあったし、そういうようなことをされたということ自体にも、大いにあなたは反省をしなければならない問題の一つなんであります。

 ですから、そういうことは私はないと思っています。だから、そういうような姿勢が、いささかでもあるならば、私はあえてそういうことのないように、市長にあえて私はここで申し上げたいわけであります。

 この辺は、その実態は私わかりません。そういうようなことを口で言う人もいます。いろんなことを言う人もいます。そういうことのないように、やっぱりきちっと行政というものを預かっていただきたいなと、私思うんです。私もやはり与党議員であり、その自覚と認識は忘れていません。

       (発言する者あり)

 しかしながら、やっぱりあなたは、今責任は、いろんな形でとっていく。

 しかし、また市長として、今現在置かれている立場、大変なことがある、私はどんなことをしても続けていこうという発言がありましたね。

 私は、その辺はこれから初めて当選したような気持ちで、きちっと旭川の市政を運営していただくことを申し上げて、終わりにします。



○議長(吉野務君) 次に、小松議員。



◆3番(小松晃君) (登壇) 昨日の問責決議の議決を経て、きょう市長から発言があったことに対して、幾つか質問をさせていただきます。

 初めに、議決された市長への問責決議についての受けとめ方についてお尋ねをしたいと思います。

 市長は、きょう「問責決議が議決されたことに対して、責任の重さを痛感している」と発言されました。この決議では、市長みずからが真相を明らかにすると同時に、早急に市長の政治的、道義的責任を明確にするよう強く求めるものである、としています。

 エコ・スポーツパーク問題では、「契約にかかわる疑惑はいまだに解明されることなく現在に至っている」と、決議では指摘をしております。

 ところが、市長のきょうの発言では、「特別査察や住民監査請求に伴う勧告からも、不適切な事務処理等の指摘を受けているところであり、今後、再びこのようなことが起こることがないよう、組織運営の点検、適正な職務の執行を徹底する」と述べるにとどまり、事後処理に終始した内容となっています。

 そこで、お尋ねしたいのですが、問責決議が指摘している、契約にかかわる疑惑はいまだに解明されていない、というこの指摘に対して、市長はどのような認識をお持ちですか、お答えをいただきたいと思います。

 また、いわゆる念書問題についても、決議では「菅原市長は明確な対応策を示すに至っていない」と指摘をしております。

 市長は、きょうの発言で、「名誉と信用の回復に向けて事実関係の確認を進めるとともに、適切な対応策を講じる」と発言されています。

 問責決議が要請している明確な対応策について、具体的にどのように対応されるお考えなのか、明らかにしていただきたいと思います。

 市長は、問責決議を重く受けとめると言いながら、こうした点では従来の考え方と何ら変わっていないのではないかと、私は受けとめざるを得ません。

 一体これまでの市長の発言と、問責決議が議決された後と、どうお考えなり、対応なりが変わるのか、明らかにしていただきたいと思います。

 問責決議の、市長の政治的、道義的責任を明確にするよう求めるという内容に対して、市長は「早急にその責任を明らかにすべく、今議会中にみずからの処分を科したい」と述べております。

 決議が議決された以降、みずからの責任問うという中で、みずから職を辞するという、そうした内容は、選択肢の中に含まれていなかったのかどうか、お答えをいただきたいと思います。

 既に前の議員の質問に対して、あえてイバラの道を選ぶという、そうした趣旨の答弁がされております。

 市長は、この間、献金をもらった企業から辞職を求められていないから辞職をしないという、そうした趣旨の発言も行っていますが、こうしたことも背景にあって、イバラの道を選んだのでしょうか、お答えをいただきたいと思います。

 以上で、1回目を終わります。(降壇)



○議長(吉野務君) 市長。



◎市長(菅原功一君) 小松議員さんの質問にお答えをいたしたいと思います。

 先ほど来の答弁のとおり、日本の民主主義の国家の中で、議会というところが、議決をした問責というものは、非常に大きなものがあるわけでございまして、私はその重さというものを十分忘れずに、誠実にこれからも対応してまいりたい、このことは前段と変わらないわけでございまして、御理解をいただきたいと思っております。

 なお、辞職について重ねてあったわけでありますが、私は、先ほどから申し上げているとおり、今数々の課題があるわけでございまして、4月1日からは中核市の問題もございます。介護保険制度の問題もございます。いろんな施策がメジロ押しにやってくるわけでありまして、それらを確実に、着実に、市民の幸せのために、福祉充実のために果たしていかなければならないわけでありまして、それらの仕事も一生懸命取り組んでいかなければならない、こういうことであります。

 さらに、その辞職の発言の企業云々とありましたけれども、あれは一部にちょっと私の舌足らずというか、その受けとめ方の新聞発表の内容にも、違う部分があるのではないかなという感じがいたしております。

 そうではなくて、私自身は、個人で献金をいただいている方々、あるいは企業で献金をいただいている方々、こういう方々に、まずなるべく早く、せっかくいただいたわけですから、説明をしなきゃならぬ、それが優先されるべき一つの道ではなかろうかと、こんな考え方もあるものですから、そんな点の舌足らずがあったのかなという感じがいたしておりまして、御理解をいただきたいと思っているところであります。

 それから、念書につきましては、やはりいろんな方法があるわけであります。法律的な方法、これも私何とかやろうと思って、今弁護士と相談しているわけでありますし、質問状も、これは雑誌社の方から誠心誠意、私はお答えを来るのではないかと思っておりますし、それから竹内議員さんのお話の中にもありましたとおり、その文書もさることながら、実際にその内容に掲げてあるようなことがあったかどうかということが大切なことなんだということでありますが、私は100%、いや、120%そういうことがないという自信を持っております。

 もし、そういうことに基づいて、何らかの行政の仕事がされていたということが本当にあるのなら、私の方にそのことをぜひ明らかにしていただきたいと思っていますし、そういうことはないわけでございます。そのことも大切だなと思っております。

 いずれにいたしましても、さらに一層これからも名誉回復に向けて、私ども明確な対応、具体的にどう対応するかということを考えていきますので、対応してみますので、よろしくお願いを申し上げる次第でございます。

  (小松議員「疑惑解明、認識」と言う)

 疑惑という問題がございますが、私は、疑惑というものがあったのか、なかったのかということでは、あるのか、ないのかということでは、あったというところまで踏み込んだ感じは持っていないわけでありますけれども、そういうふうなやっぱり質問があったり、見られている部分もあるわけでありますから、やっぱり一生懸命努力を、ないと私は思っておりますが、そういう努力は続けなければならないと思っております。

 また、住民監査請求に伴う勧告の中で、不適切な事務執行については指摘もされているわけでありますから、これも今後、二度と起こらないような再発防止策というものも講じていかなければならないだろうと思っているところでございます。



○議長(吉野務君) 小松議員。



◆3番(小松晃君) 念書の問題に関して、事実関係の確認を進めるというふうに発言をしておりますので、具体的に幾つか質問をさせていただきます。

 市長は、財界さっぽろへの質問書で、「市政に大きな混乱を生じさせることが容易に想像できたにもかかわらず」ということを書いてあります。

 しかし、その一方で、財界さっぽろから取材を受けたときに、つい軽く考え、明確に否定しなかったとも言っております。

 市長が、相手に求めるときには、大きな混乱を生じさせることが容易に想像できた、というみずからのお考えを述べているにもかかわらず、自分自身が取材を受けたときには、つい軽く考えてしまった、という全く異なる考えを行っております。

 こうしたちぐはぐな対応が、まさに今市政を混乱させている一つの大きな要因となっているのではないでしょうか。

 市長は、この念書の問題でも、これまで聞かれたことに答えるという、必要最小限の受け答えしかしていないと、私は理解をしています。

 多くを語ると、何か都合が悪いことでもあるかのように、市民から、こうした態度、対応が市民からの市政に対する不信を増大をさせている大きな原因となっているのではないでしょうか。

 念書問題について、今の時点で、真偽について確認されていないのは事実であります。だからこそ、みずから進んで説明できることは説明する、こうした対応が求められているのではないでしょうか。

 市長は、ある雑誌で「字はあんなに汚くない」と言いながら、議会での我が党の佐々木議員の質問には、「私のでないかと思われるものもある。なぞった部分、張り合わせた部分があるかもしれない」と述べています。

 これも全くあべこべのことを、それぞれの機会で述べている、というふうに受け取らざるを得ません。

 筆跡について、どう市長自身が考えているのか。なぞった部分、張り合わせた部分、これをどういうふうにその念書から感じたり、受け取っているのか。そうした見解をまず市民や議会に明らかにすべきでないでしょうか。

 財界さっぽろへの質問よりも、あの念書についてきちっとした市長自身の見解を、質問に対する受け答えの範囲を超えて明確にすべきでないかと思います。

 また、花押については、共産党市議団の質問に対して、「15年前に書いた記憶がある。しかし、この念書のものは自分が書いたものでない」と回答しています。市長がする気であれば、自分自身の花押を議会や市民に提出すべきではありませんか。

 そうした一つ一つの行動が、決議が要請している、みずから真相を解明するという決議の要請にこたえるべきものだと考えますが、いかがお考えでしょうか。

 エコ・スポーツ問題について、市長の「適正な職務の執行を行っていく」という発言について質問をいたします。

 エコ・スポーツ問題で市長は、疑惑解明にこれまでみずからどんなことを行ってきたとお考えでしょうか。特別査察は、文字どおり議会から要請されたものであります。

 そして、住民監査請求によって新たな事実が明らかにされ、この間、市長みずから真相を解明したということは、ただの一点もないのではないでしょうか。改めてお伺いいたします。

 以上、2回目終わります。



○議長(吉野務君) 市長。



◎市長(菅原功一君) 小松議員さんの質問にお答えをいたします。

 何度も言っているとおり、私が書いたことではないわけであります。さらに、最初の対応について、反省をしなければならない問題も確かにあります。

 しかし、私はそういううわさを聞いたとき、ちらっと見たときに、極めてもう次元の低い、つまらない、実はその取るに足らないような、こんなもの書いたことが、実際に実態として旭川の行政で行われるわけもないし、そんな仕組みにもなっていないわけであります。

 ですから、そういう意味で軽く見た点は、しかし、今になってみて、反省をしているわけでありまして、そういう考え方があったために、返事もあいまいであったということであります。

 そういった意味では、私は、先方の社長さんもお話しはしておりませんけれども、私もみずからお話しぐらい、やっぱりする必要もあるのかな。あるいは、漏れ承ってくるところによりますと、「自分も書かせたことはない」と、こういうことも言っているわけでありますから、私自身も電話であっても、やっぱり一度聞く必要がある、一度でも二度でもですね。

 これも事実解明の一つではないかというふうに考えておりますし、花押なんかも、それは私は書いたことがないわけでありますから、そういう考え方も持っておりませんし、それから、私は、あくまでも張ったのではないかとか、なぞったのではないかとか、似ている部分があるんだとかと言ったのは、私自身の何か根拠があるということではなくて、推測の部分でそういうこともあるのかなという、そんな感想でございますので、そういう推測の部分でありますので、御理解をいただきたいと思っております。

 さらに、エコ・スポーツ問題につきましては、みずから私は、助役、あるいは教育長、あるいは部長に対して特別監査の質問を70項目にわたっていたしたわけであります。

 これはなかなか大変なことでありましたけれども、やっぱり緊張感の中で行われたことでありますから、それなりに私は成果があったというふうに考えておりますし、これからもかかることがないように、一生懸命努力をさせていただきたいと思っているところでございます。



○議長(吉野務君) 小松議員。



◆3番(小松晃君) きょうの市長の答弁を聞いていても、決議が要請したところの、みずから疑惑を解明しようとする、そうした要請に全くこたえようとしていないことが、私は浮き彫りになったと思うんです。

 例えばエコ・スポーツ問題で、市長は、決議でいうところの疑惑がいまだに解明されていないという、そうした認識をお持ちかどうかという1回目の質問に、かなりあいまいなお答えをされています。

 特別査察が終わったときの市長の考え方は、二度とこうしたことが起こることのないよう、手だての確立及び責任等について総合的に検討する、というお答えでした。

 その後、住民監査請求の監査結果では、新たな事実が解明され、監査結果では、不可解な行為とか、これだけの事業なのに決裁が行われていない、という新たな指摘もなされているわけですが、この市長が二度とこうしたことが起こることがないよう手だての確立をする、責任等について総合的に検討するというのは、特別査察のときの市長の答弁です。

 この内容と、きょう、この問責決議を受けて、市長が改めて発言をされた内容と、どこが違うと言うのでしょうか。重く受けとめると、みずからは言いながら、一つ一つの事柄に対する答弁は、何ら変わっていないのではありませんか。

 疑惑をみずから解明しようとすれば、監査結果で指摘している不可解な行為、これを行政の中で解明することは、当然求められてもいるし、解明することも可能ではないでしょうか。

 念書問題について、「悪らつな策謀としか言いようがない」というふうに述べています。ここまで言うのであれば、氏名不詳のまま、この念書を作成した者を法的措置を講ずべきではありませんか。

 財界さっぽろ、掲載誌に対しては、弁護士との相談云々ということが言われていますが、作成した者についての告訴、告発は、十分に行えるというふうに考えていますが、市長のお考えはいかがでしょうか。

 いずれにしても、問責決議を重く受けとめるということは、市長みずからがこれまでと違った考え、これまでと違った対応、具体的に足を踏み出すということが求められているのではないでしょうか。

 そうしたことが、これまで大きく市民の方から批判をされ、市政と市民の間に広がった溝を埋めることにつながるのではないかと思います。市長の御見解を伺いたいと思います。

 以上で、質問を終わります。



○議長(吉野務君) 市長。



◎市長(菅原功一君) お答えをいたします。

 まず、監査請求にかかわってでありますが、さきの大規模事業特別委員会でもお答えを申し上げているとおりでございまして、勧告の5点についての措置など、現在、鋭意取り組んでいるところでありまして、今後とも市民の信頼回復に向けて努力をしてまいりたいというふうに、強い決意を持っているところであります。

 さらに、問題は、個々の事務手続のずさんさだけと認識しているのではないかということでありますが、特別査察の結果以外でどんな問題があったか、解明するような指示をしたか、解明しなければならないとの認識は持っているか、こういうことでございますが、これらの質問については、エコ・スポーツについては、特別査察のほかにも、住民監査請求での勧告も、先ほども申し上げたとおり、出されておりますし、大規模事業の特別委員会での審議も行われているところでありますので、そんな中で、積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。

 なお、その犯人不在というか、中での対応もあるのではないかという念書の問題でありますが、新たな提案でございますので、また、法律的なものもございますし、それだけのことではございませんけれども、弁護士とも相談しながら対応してまいりたいと思っております。



○議長(吉野務君) 次に、渡辺雅英議員。



◆33番(渡辺雅英君) (登壇) 昨日、問責決議が可決をされ、先ほど市長から発言がありました。市長の発言にかかわって、ポイントだけ質問をさせてもらいたいというふうに思います。

 何回か多くの皆さんが言われていますが、決議の内容は、真相の解明と責任の処し方であります。真相の解明について、お伺いをしたいと思うんです。

 発言の内容では、エコ・スポーツ問題は、行政査察及び監査委員会の監査の勧告というものに基づいての話であって、今の小松議員の答弁にもありますが、どうもはっきりしない。

 私は、特別業務査察というのは、さまざまあるかと思いますが、中心的には、この契約が事務的に正しく行われたかどうか、ということについて査察をするもの。

 監査は、請求の趣旨からいって、財務にかかわって正しく処理されていたかどうかということについて監査をするもの。

 したがって、適切でない処理がされているものについての、その適切でない背景なり、理由なりというものを解明するものではないということなんであります。そして、解明しようと思っても、限界があるということなんであります。

 今、私たちが、そして市民の皆さんが、疑問だ疑問だ、解明していない、未解明だという理由は、ここのところにあるのであります。

 私は、特別業務査察と監査の勧告に基づいて、市長として対処するという限りでは、疑問は疑問として残ったまま続かざるを得ないのであります。

 市長として、解明に努力するということ、決議に基づいて努力するということを言われるんだとすれば、監査だとか特別業務査察に依拠することなく、みずから疑問解消の方法について、明確にすべきだというふうに考えます。その内容について、お答えをいただきたいというふうに思うんです。

 次に、政治資金の問題であります。

 ずっと議論されてきましたから、重複する点については省きたいと思います。

 一つは、解明する場所は、きのうもありましたが、裁判の問題だと思うんです。裁判所で、市長が裁判を通じながら、公判の席で市民の皆さんに、起訴事実に基づく疑問点についての解明を努力する必要があると思いますが、公判の中で、公判を通じて市民の皆さんに説明責任を果たすという考えがあるのかどうかということが、問いたいというふうに思いますし、お答えいただきたいと思うんです。

 次に、公判は刑罰に値するか、しないかという問題であります。つまり、検察側が公判を維持することが可能な範囲において、裁判が行われるわけであります。

 刑罰は、いわば最低の道徳をもってやるのであって、最高の道徳なり、倫理観を求めた上での刑罰ではありません。

 そういう意味では、政治的、道義的責任、市民の皆さんにきっちりした真相を解明し、それを説明するということであるならば、裁判だけで解明できるというものではありません。

 資金の収支報告に記述をされていなかった点についての、収入と支出について明確に示す必要があると思います。これこそが、市長が市民に対する説明責任を果たす、真相究明をするということにこたえるということになると思います。

 念書疑惑の問題であります。いわゆる念書疑惑です。

 私は、私自身も本当にあったかないかはわかりません。しかし、エコ・スポーツ疑惑というものが浮かび上がり、依然として疑惑が疑惑のまま続く、そして政治資金問題が持ち上がった。

 そして本当かうそかはわからないが、雑誌に載った。ああやっぱりというのが実感ではないでしょうか。

 それぞれについて明確な解明をしない、対処の仕方をしない、疑惑が疑惑として続いてきている状況の中で、念書問題が報道されたということで、やっぱりかという疑念を持たざるを得ないということになったんだというふうに思うんであります。

 この点について、したがって、エコ・スポーツ問題だとか、政治資金の問題について解明すると同時に、やっぱりそのことによって少しは疑念は疑念ということで晴れるかもしれません。

 あわせて、今やこの疑念について小松議員も言われているように、私は氏名不詳でもって世の中に出回っていること自体が、大変な迷惑だというふうに思いますし、名誉毀損だというふうに考えるわけですから、氏名不詳でもって出回っていること自体を告訴すべきだというふうに考えるわけです。市長の考え方をお聞かせいただきたいと思うんです。

 最初の方に戻ります。エコ・スポーツ問題の疑惑で明快に答弁いただきたいと思いますから、最初の方に戻って申しわけないんですが、私は特別調査する必要がなく、疑惑は解明できるのでないかと思っています。

 なぜ農村活性化土地利用構想、そして基本計画において特定の会社としか契約できないような契約の事務執行をしたのか。それを担当した職員が意図的にやったというふうには思えません。具体的に指示したか、あうんの呼吸だったかは別にして、やっぱり市の幹部の方のそういう意図があったのではないかということを考えざるを得ないのであります。

 したがって、胸に幹部の皆さんは手を当てて考えていただきながら、率直なことを言っていただくことによって、この疑問は、その理由と原因と背景は解明できるのではないかというふうに考えます。

 私は、市長の問責決議に対する姿勢、それから、この間の議員の皆さんの真相解明についての考え方の答弁、これでは疑問は疑問としたままとして残り続けるというふうに考えます。

 私は、繰り返しませんが、今3点の問題についてそれぞれ申し上げましたが、具体的にそういう申し上げたような方向で、真相を解明する気があるのか、ないのかということについてお尋ねして、第1問といたします。(降壇)



○議長(吉野務君) 市長。



◎市長(菅原功一君) 渡辺議員さんの御質問にお答えをいたしたいと思います。

 説明責任を果たしていないということの中からでありますが、エコ・スポーツの事業につきましては、事実関係の解明の取り組みが遅かったとの批判もあったわけでありましたが、現時点での可能な限りの努力というものはしているわけでありまして、なお引き続きやっぱり努力をして取り組んでまいらなければならないと思っております。

 それから、解明は一つの方法として、やはり上層部のそれなりの責任ある立場の者の真実の声を聞けばわかるのではないかということでありますが、それは御理解いただけると思いますが、私が特別査察70項目にわたって行ったわけでありまして、そういう中で幹部職員の皆さん方に具体的な指示があったかとか、さまざまなそういう疑問点について聞かせていただいた。これは一つの解明の作業であったというふうにも理解をいたしているところであります。

 それから、政治資金の問題でありますが、これは収支報告記載漏れは、これは修正報告をしなければならない。そんな中で、これはある程度明らかにできるのではないかというふうに考えているところでございます。

 さらに、念書の問題でありますが、先ほどと同様、氏名不詳であっても、氏名不詳の人間を法的措置をとるべきではないかという、渡辺議員さんからの改めての提言でございますが、これも弁護士と、法的な問題もございますので、相談をさせていただきたいというふうに考えているところであります。

 それから、市長みずから公判に出るべきではないかということでありますが、これも当然、弁護士と相談をさせてもらわなければならないと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。



○議長(吉野務君) 渡辺雅英議員。



◆33番(渡辺雅英君) ちょっと時間が迫っていますから、簡潔に質問いたします。

 市長ですね、エコ・スポーツ問題のことについての特別業務査察と、これ繰り返して申しわけありませんが、監査ということでは、それぞれきっちりやられたかもしれませんが、背景だとか理由だとか原因だとかということについては、特別業務査察はその任を持っていませんし、監査という意味では限界があるということをまず知ってもらいたいと思うんですよ。

 その上で、どうしてこういう契約を結んだかという背景なり、疑問なり、原因を究明するとすれば、あなたが先頭になって調べるよりしようがないということなんですよ。そして、難しいことではないだろうということですよ。

 実際に事務担当した職員が、具体的に特定の社と契約しようという意図を持って、主体的にああいう契約事務を進めたというふうには思えません。やっぱりアーマンドシー社なり、それから市の幹部との間でそれなりの話があり、その話を具体的に受けたか、あうんの呼吸だか、意を酌んだか知りませんが、その結果がこういう状況になっているんじゃないかと思うんですよ。

 市長が幹部からも事情を聞いたと言うけれども、素直に率直に幹部は隠すことなく発言することなどによって、私は疑問を解消できる。そこのところは市長ですね、明確に答えをいただきたいと同時に、求めておきたいというふうに思います。

 二つ目、政治資金の問題です。

 お答えでは、市長の午前中の発言では、裁判の方に資料が行くなどして、そういうことを言っていると思うんですよ。明確にできないということがある、ということを言われているんですね。

 そして同時に、この議会中にということを、処分の問題に言及されながら言われているわけですよ。

 そうすると、この議会中にどういう処分の内容が来るかわからないが、処分が提案されてくるなどするとすれば、議会として、それから市民として、その処分が妥当か否かという判断をせざるを得ない。

 そうすると、一方ではそのことについて判断しなきゃならぬという私たちの立場にしてみれば、やっぱり裁判を通じて市民の皆さんの前に、確かに市長自身が起訴されているわけではないわけですが、責任者でもある、政治的、それから法律的な責任も伴ったりしているわけですから、ここは裁判を通じて明確に明らかにしていくということを言っていただかないと、ベールに包まれたまま処分案を提案するということに、政治資金の問題ではなりかねないということなんですね。

 あわせて、やっぱり裁判というのは今日、何が限界か。そういう意味では、市民の皆さんなり、私たちが本当に真相はどうかということの疑問を持っていることについて、すべて裁判になって、起訴されているということになっているわけではありません。

 したがって、公判に検事側が、検察側が耐え得るか否かという判断をしながら裁判になっているわけですよ。

 そういう意味では、法律的な問題は処理できるかもしれぬが、政治的、道義的に市民に明らかにしなきゃならぬものについては、これは公判を何ぼ見たって限界があるということなんです。

 そういう意味では、市長はさまざまに言われていること、疑問に私たちが思ったり、市民の皆さんが思っていることについて、裁判とは別に収支報告書に記述をされていない収入なり支出を、明確にする責任と義務があると思いますから、これをはっきりしていただかないと、政治資金の疑惑の問題については解明できないということなんですよ。裁判だけではできないということなんですよ。

 そこのところを申し上げておきたいし、市長の明確なお答えをいただきたいと思うんです。

 それから、念書問題。

 検討をされるということのようですから、これはぜひ検討して、やっぱり踏み切ってもらいたい。こんなことは何回も繰り返してもしようがありませんが、やっぱりエコ・スポーツと政治資金の問題で、疑惑が続いた状態の中で出てきているがゆえに、やっぱりかというふうになっているわけです。そのやっぱりかということを解明するということが必要だと思うんです。

 何か午前中のお答えのように、必ずわかってくれるというふうに思っているみたいな話で、時が解決してくれる、忘れてくれるんでないだろうかという話では、話にならぬ。ただ、後ろの方で適切な対処をしたいということも言われているわけですから、その適切な対処ということをしていただくことによって、いわゆる念書問題の疑惑については解明していただきたい、ということを申し上げたいと同時に、考え方をお聞きしたいというふうに思います。

 これは重ねてであって、申しわけありません。

 以上で、私の質問を終わります。



○議長(吉野務君) 市長。



◎市長(菅原功一君) まず、政治資金の収支報告でありますが、これは当然修正報告をしなければならないわけでありまして、あとその公表、明らかにすることについてはいつごろできるのか、どんな方法でどんな場所がいいのかというのは、前にもお話ししたとおり、私ども検討してまいりたい、こういうふうに考えているわけでありまして、できる限り御報告を市民にさせていただきたいと思っているところであります。

 それから、処分のことでありますが、真剣にやっぱり考えて、道義的にも政治的にも、そのすべて明らかになるということになると、1年先になるのか、2年先になるのかわからないわけでございまして、だから早くやって、これは何かを隠すんだと、そういうことではないわけでございまして、問責決議の重み、さまざまな現下の私を取り巻く情勢、社会情勢というものを考えながら、処分を科してまいりたいというふうに考えております。

 それから、私は、職員というものは本当に信頼をしているわけでございまして、特別査察の中でも、私は何か同じ市役所の職員の上下関係だからといって、手心を加えたわけでもございませんし、そこには当然、時にはここにいる助役にも聞きましたし、時には立ち会ってもらうという形にもなりましたけれども、隠すことなく発言をしていた

だきたいということで、私も問いただしたわけで

ありまして、そんな中では、本当に職員は隠すことなく話してくれたというふうに、私は職員を信頼しているところでございます。

(渡辺雅英議員「議長、ちょっと済みません。短く終わりますから、やめると言ったんですけれども」と言う)



○議長(吉野務君) 渡辺雅英議員。



◆33番(渡辺雅英君) 済みません。

 そういう私が求めたことについて、もうちょっと積極的なお答えを、真相解明という立場でいただけるものだということで2問目でやめたんですが、そういうお答えだとすれば、私は、今議会中に処分の問題にも言及されたり市長もしているということもあります。

 これはここで言うべき話でありませんし、議運の意思統一ともかけ離れてしまうという意味では、別の場所というふうに考えますが、議会として今の市長の答弁では、真相解明にはほど遠い答弁しかない。

 したがって、議会として主体的にその解明に努力していく必要がある、ということだけ申し上げて、終わります。



○議長(吉野務君) 以上で、緊急質問を終わります。

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○議長(吉野務君) お諮りいたします。この際、日程の一部を変更し、日程第4及び日程第5の議案第1号ないし議案第10号及び報告第1号の以上11件を一括して議題とし、順次提出者の説明を求めることにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(吉野務君) 御異議なしと認めます。

 よって、そのように決定し、日程第4及び日程第5の議案第1号ないし議案第10号及び報告第1号の「平成11年度旭川市各会計補正予算」と、これに関連を有する議案及び単独議案の以上11件を一括して議題といたします。

 本案について、議案番号の順序に従い、順次提出者の説明を求めます。

 財政部長。



◎財政部長(佐藤智之君) 議案第1号から議案第7号までの各会計補正予算につきまして、御説明申し上げます。

 まず、議案第1号の平成11年度旭川市一般会計補正予算についてでございますが、補正予算書1ページの第1表、歳入歳出予算補正にお示ししてございますように、歳入歳出予算の総額にそれぞれ34億8千866万4千円を追加し、1千793億6千482万5千円にしようとするものでございます。

 その内容につきましては、8ページ及び9ページの事項別明細書にお示ししてございますが、まず歳出では、2款 総務費の地方バス路線運行維持費補助金で448万9千円。

 3款 民生費の介護保険円滑導入基金積立金及び国民健康保険事業特別会計繰出金で30億5千389万9千円。

 4款 衛生費の老人保健事業特別会計繰出金で2千887万6千円。

 7款 商工費の銀座通施設整備事業費で4億140万円の、以上合計で34億8千866万4千円を追加しようとするものでございます。

 また、これらの財源につきましては、8ページの歳入でお示ししてございますように、14款の国庫支出金で26億7千259万9千円。

 21款の市債で、9目の商工債に2億70万円をそれぞれ追加いたしますとともに、なお不足する財源につきましては、6款の地方交付税1億7千413万5千円及び19款 繰越金3億6千823万円の追加、並びに21款 市債の7目 教育債7千300万円の財源振りかえをもって措置しようとするものでございます。

 次に、2ページの第2表、繰越明許費補正では、7款の商工費で、銀座通施設整備事業費4億140万円を追加し、8款 土木費では、旭川駅周辺土地区画整理事業費3億767万8千円の追加、及び都市計画公園造成事業費の繰越金の変更を行おうとするものでございます。

 また、3ページの第3表、債務負担行為補正では、道路橋りょう新設改良事業費2億円の追加を、第4表、地方債補正では銀座通施設整備事業債2億70万円の追加、及び義務教育施設整備事業債の限度額の変更を行おうとするものでございます。

 次に、議案第2号の平成11年度旭川市国民健康保険事業特別会計補正予算についてでございますが、4ページにお示ししましたように、歳入歳出の総額にそれぞれ5億6千768万6千円を追加し、268億6千393万4千円にしようとするものでございます。

 内容につきましては、11ページ及び12ページの事項別明細書にお示ししてございますが、まず歳出では、2款の保険給付費で、一般被保険者療養給付費に4億532万1千円、及び一般被保険者高額療養費に1億6千236万5千円の、合計で5億6千768万6千円を追加しようとするものでございます。

 これらの財源につきましては、歳入の3款、国庫支出金で、3億995万7千円を追加し、なお不足する財源につきましては、8款の繰入金5億8千200万円の財源振りかえをもって措置しようとするものでございます。

 また、あわせまして1款の国民健康保険料につきまして、3億2千427万1千円を減額しようとするものでございます。

 次に、議案第3号の平成11年度旭川市育英事業特別会計補正予算についてでございますが、5ページにお示ししましたように、歳入歳出の総額にそれぞれ492万3千円を追加し、6千512万1千円にしようとするものでございます。

 内容といたしましては、13ページの事項別明細書にお示ししてございますが、歳入の3款 繰越金で前年度繰越金492万3千円を追加し、歳出の1款 育英費の育英基金積立金に充当しようとするものでございます。

 次に、議案第4号の平成11年度旭川市老人保健事業特別会計補正予算についてでございますが、6ページにお示しいたしましたように、歳入歳出の総額にそれぞれ5億7千808万8千円を追加し、421億79万7千円にしようとするものでございます。

 内容といたしましては、14ページ及び15ページの事項別明細書にお示ししてございます。

 歳出では、1款の医療諸費で医療給付費に4億8千846万6千円、医療費支給費に1千847万2千円の、合わせて5億693万8千円を追加いたしますとともに、2款の諸支出金で償還金に7千115万円を追加しようとするものでございます。

 これらの財源といたしまして、歳入の1款 支払基金交付金3億3千815万1千円。

 2款 国庫支出金1億8千665万3千円。

 3款 道支出金2千887万6千円。及び4款繰入金2千887万6千円の追加をもって、措置しようとするものでございます。

 また、あわせまして6款 諸収入につきまして、446万8千円を減額しようとするものでございます。

 次に、議案第5号、平成11年度旭川市農業集落排水事業特別会計補正予算でございますが、7ページにお示しいたしましたように、歳入予算の補正及び限度額の変更を行おうとするものでございます。

 内容といたしましては、16ページの事項別明細書にお示しいたしましたが、1款の道支出金で4千800万円を減額し、3款の市債に4千800万円を追加しようとするものでございます。

 あわせまして農業集落排水事業債の限度額を変更しようとするものでございます。

 次に、議案第6号の平成11年度旭川市下水道事業会計補正予算についてでございますが、17ページ及び18ページにお示しいたしましたように、永山地区準幹線ほか3路線に係る下水道新設工事等の債務負担行為を追加しようとするものでございます。

 次に、議案第7号の平成11年度旭川市病院事業会計補正予算についてでございますが、19ページ及び20ページにお示しいたしましたように、収益的支出の病院事業費用に賠償金385万6千円を追加しようとするものでございます。

 以上、各会計補正予算の概要について御説明申し上げました。

 御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。



○議長(吉野務君) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(阿部尚夫君) 議案第8号、旭川市介護保険円滑導入基金条例の制定につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。

 この条例は、平成12年4月1日から施行される介護保険事業において、国から平成12年度及び平成13年度の第1号被保険者の保険料の軽減や準備経費などに充てるための臨時特例交付金が市町村に交付されることに伴い、この特例交付金を基金に積み立てるために、条例を制定しようとするものであります。

 以上、よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。



○議長(吉野務君) 総務部長。



◎総務部長(山上雅己君) 議案第9号の契約の締結につきまして、提案理由を御説明申し上げます。

 議案第9号は、工事名、嵐山小中学校増改築工事を、契約金額3億1千815万円で、株式会社高組、松藤土建株式会社、株式会社坂下工務店、理建工業株式会社の4社で構成いたします高・松藤・坂下・理建共同企業体と契約を締結しようとするものでございます。

 契約の方法は、公募型による指名競争入札でございます。

 よろしく御審議の上、御決定賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(吉野務君) 病院事務局長。



◎市立旭川病院事務局長(岸田光弘君) 議案第10号につきまして、提案の御説明を申し上げます。

 本件は、損害賠償の額を定めることについてでございますが、平成10年9月7日、当院に入院中の佐藤圭司さんに対してリンパ節生検術を行った際に、医療事故により損害を与えたものであります。

 その損害賠償の額を385万5千66円として、円満に解決することで合意を得ましたので、議会の議決を得ようとするものでございます。

 今回の事故につきましては深く反省をし、心からおわびを申し上げますとともに、今後十分留意してまいりたいと存じますので、何とぞよろしく御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。



○議長(吉野務君) 総務部長。



◎総務部長(山上雅己君) 報告第1号の専決処分の報告につきまして、御説明を申し上げます。

 本件は整理番号1から3までの3件ございます。

 いずれも庁用自動車の事故による損害賠償の額を定め、専決処分をさせていただいたものでございます。

 整理番号1につきましては、平成11年12月15日、旭川市緑が丘3条3丁目において、小型乗用車が旭川市神楽岡11条6丁目、佐藤 勉氏の車両と接触し損害を与えたものであり、その損害賠償の額を5万6千851円と定め、1月20日に専決処分をさせていただいたものでございます。

 整理番号2につきましては、平成11年12月15日、旭川市1条通5丁目において、小型乗用車が旭川市1条通3丁目、株式会社佐久精肉店の車両と接触し損害を与えたものであり、その損害賠償の額を9万5千520円と定め、1月26日

に専決処分をさせていただいたものでございます。

 整理番号3につきましては、平成11年12月28日、旭川市永山6条4丁目において、小型乗用車が旭川市永山9条1丁目、花田久和氏の車両と接触し損害を与えたものであり、その損害賠償の額を9万6千円と定め、1月26日に専決処分をさせていただいたものでございます。

 以上、3件につきまして、地方自治法第180条第2項の規定により、御報告を申し上げます。

 庁用自動車の事故につきましては、その防止のため十分注意を喚起しているところでありますが、さらに事故防止の徹底に努めてまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(吉野務君) 以上で、提出者の説明を終わります。

 したがいまして、これより各号議案に対する質疑に入る順序となるわけでありますが、議事運営の都合により、この場合、議案に対する質疑は後日に譲ることにいたします。

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○議長(吉野務君) 本日の会議は以上で終わりたいと思います。

 なお明日、本日に引き続き午前10時から会議を開きますので、定刻までに御参集を願います。

 明日の議事日程は本日の続行であります。

 それでは、本日の会議はこれをもって散会いたします。

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            散会 午後3時19分