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北海道 函館市

平成14年第1回定例会 議案(意見書案) 意見書案第2号




平成14年第1回定例会 議案(意見書案) − 意見書案第2号









意見書案第2号                 (平成14年3月27日可決)



    医療費国民負担増を行わず、医療制度の抜本的改革を求める意見書



 我が国の医療制度は、戦後すべての国民に平等に医療を受ける機会を保障するという観点から国民皆保険制度を採用し、世界最高水準の平均寿命や医療水準の実現に大きく貢献しています。

 政府が今次の通常国会に提案した健康保険法等「改正」案は、被保険者や患者への大幅な負担増が中心で、当面の医療保険財政の赤字を穴埋めしようとする内容になっておりますが、厳しい経済・雇用情勢のもと、国民生活と将来不安はますます高まっており、被保険者や患者への負担増は行うべきではありません。

 今必要とされているのは、将来にわたって安心して良質な医療を提供できる体制を確立する抜本的な改革であります。

 また、日本の家計支出に占める医療費の割合は11.1%と、イギリスの1.2%、ドイツの4.5%に比べても、数段高くなっています。一方では、日本の高すぎる薬価を適正に引き下げれば1兆5,000億円もの節約が可能との試算もあります。

 よって、政府ならびに国会は、安心と信頼の国民皆保険制度を維持し、患者の立場に立った医療情報の公開、安心・信頼できる質の高い医療サービス体制を確立するよう強く要請いたします。



 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。





  平成14年3月  日

                   函館市議会議長  岩 谷 正 信