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北海道 函館市

平成14年第1回 2月定例会 02月26日−01号




平成14年第1回 2月定例会 − 02月26日−01号









平成14年第1回 2月定例会



         平成14年第1回函館市議会定例会会議録 第1号



  平成14年2月26日(火曜日)           午前10時00分開会

                            午前11時30分延会



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〇議事日程

日程第1

 会議録署名議員の指名について

日程第2

 会期の決定について

日程第3

 議案第1号 平成14年度函館市一般会計予算

 議案第2号 平成14年度函館市港湾事業特別会計予算

 議案第3号 平成14年度函館市国民健康保険事業特別会計予算

 議案第4号 平成14年度函館市自転車競走事業特別会計予算

 議案第5号 平成14年度函館市奨学資金特別会計予算

 議案第6号 平成14年度函館市水産物地方卸売市場事業特別会計予算

 議案第7号 平成14年度函館市交通災害共済事業特別会計予算

 議案第8号 平成14年度函館市育英資金特別会計予算

 議案第9号 平成14年度函館市社会福祉施設整備資金特別会計予算

 議案第10号 平成14年度函館市老人保健医療事業特別会計予算

 議案第11号 平成14年度函館市在宅福祉ふれあい資金特別会計予算

 議案第12号 平成14年度函館市国際交流資金特別会計予算

 議案第13号 平成14年度函館市青少年芸術教育奨励資金特別会計予算

 議案第14号 平成14年度函館市西部地区歴史的町並み資金特別会計予算

 議案第15号 平成14年度函館市スポーツ振興資金特別会計予算

 議案第16号 平成14年度函館市介護保険事業特別会計予算

 議案第17号 平成14年度函館市中央卸売市場事業会計予算

 議案第18号 平成14年度函館市病院事業会計予算

 議案第19号 平成14年度函館市水道事業会計予算

 議案第20号 平成14年度函館市温泉事業会計予算

 議案第21号 平成14年度函館市公共下水道事業会計予算

 議案第22号 平成14年度函館市交通事業会計予算

 議案第23号 平成13年度函館市一般会計補正予算

 議案第24号 平成13年度函館市港湾事業特別会計補正予算

 議案第25号 平成13年度函館市自転車競走事業特別会計補正予算

 議案第26号 平成13年度函館市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算

 議案第27号 平成13年度函館市介護保険事業特別会計補正予算

 議案第28号 平成13年度函館市病院事業会計補正予算

 議案第29号 平成13年度函館市公共下水道事業会計補正予算

 議案第30号 平成13年度函館市交通事業会計補正予算

 議案第31号 函館市表彰条例の一部改正について

 議案第32号 函館市農業委員会の選挙による委員定数条例の一部改正について

 議案第33号 函館市支所設置条例等の一部を改正する条例の制定について

 議案第34号 函館市個別外部監査契約に基づく監査に関する条例の制定について

 議案第35号 函館市職員定数条例の一部改正について

 議案第36号 函館市職員の再任用に関する条例の一部改正について

 議案第37号 公益法人等への函館市職員の派遣等に関する条例の制定について

 議案第38号 職員の勤務時間に関する条例および函館市職員退職手当条例の一部を改正する条例の制定について

 議案第39号 職員の休日および休暇に関する条例の一部改正について

 議案第40号 職員の育児休業等に関する条例の一部改正について

 議案第41号 特別職の職員の給与等に関する条例の一部改正について

 議案第42号 一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について

 議案第43号 函館市企業職員の給与の種類および基準に関する条例の一部改正について

 議案第44号 函館市教育委員会教育長の給与および勤務条件等に関する条例の一部改正について

 議案第45号 一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の全部改正について

 議案第46号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例および函館市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について

 議案第47号 函館市職員賞慰金支給条例の一部改正について

 議案第48号 函館市土地開発基金条例等の一部を改正する条例の制定について

 議案第49号 函館市自転車競走条例の一部改正について

 議案第50号 函館市重度心身障害者医療費助成条例の一部改正について

 議案第51号 函館市老人医療費助成条例の一部改正について

 議案第52号 函館市母子家庭等医療費助成条例の一部改正について

 議案第53号 函館市乳幼児医療費助成条例の一部改正について

 議案第54号 函館市国民健康保険条例の一部改正について

 議案第55号 函館市看護婦修学資金貸付条例の一部改正について

 議案第56号 函館市放牧場条例の一部改正について

 議案第57号 函館市建築基準条例の一部改正について

 議案第58号 函館市営住宅条例および函館市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例の制定について

 議案第59号 函館市学校設置条例の一部改正について

 議案第60号 函館市立学校の学校医,学校歯科医および学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の制定について

 議案第61号 函館市火災予防条例の一部改正について

 議案第62号 市有財産の無償貸付について

 議案第63号 二級河川の指定の変更について

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〇本日の会議に付した事件

 議事日程と同じ

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〇出席議員(35人)

        2番 熊 坂 成 剛

        3番 石 井   満

        4番 福 島 恭 二

        5番 阿 部 義 人

        6番 黒 島 宇吉郎

        7番 中 江 捷 二

        8番 瀬 尾 保 雄

        9番 敦 賀 敬 之

       10番 出 村 勝 彦

       11番 北 原 善 通

       12番 本 間   新

       13番 小 玉 陽 造

       14番 岩 谷 正 信

       15番 八日市 和 広

       16番 高 橋   亨

       17番 能 川 邦 夫

       18番 阿 部 善 一

       19番 上 谷 俊 夫

       20番 志賀谷   隆

       21番 茂 木   修

       22番 浜 野 幸 子

       23番 工 藤 恵 美

       24番 久 保 幸 一

       25番 能登谷   公

       26番 小 川   進

       27番 渡 辺 扶佐子

       28番 板 倉 一 幸

       29番 竹 花 郁 子

       30番 小谷野 千代子

       31番 丸 尾 隆 子

       32番 高 橋 佳 大

       33番 白 崎 憲司郎

       34番 小野沢 猛 史

       35番 桶 本 建 郎

       36番 井 田 範 行

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          午前10時00分開会



○議長(岩谷正信) おはようございます。

 ただいまから平成14年第1回函館市議会定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

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○議長(岩谷正信) 日程第1 会議録署名議員の指名について

 会議録署名議員に

      2番 熊 坂 成 剛 議 員

      10番 出 村 勝 彦 議 員

      25番 能登谷   公 議 員

を指名いたします。

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○議長(岩谷正信) 日程第2 会期の決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 本定例会の会期は、本日から3月27日までの30日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

  (「異議なし」の声あり)



○議長(岩谷正信) 異議がありませんので、そのように決定いたしました。

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○議長(岩谷正信) 日程第3 議案第1号平成14年度函館市一般会計予算から議案第63号二級河川の指定の変更についてまで、以上63件を一括議題といたします。

 ここで市長から市政執行方針並びに平成14年度各会計予算説明について発言を求められておりますので、これを許します。井上市長。

  (市長 井上 博司登壇)



◎市長(井上博司) 平成14年第1回市議会定例会の開会に当たり、市政執行につきまして私の所信を申し述べさせていただきます。

 私が市長に就任して3年がたちましたが、この議場であいさつをさせていただいたのがきのうのことのように思い起こされます。本年は、私にとりまして、与えられた任期の総仕上げの年であります。私はこれまで、市政の取り組みはあくまでも市民生活と市民の目線から出発し、その成果はすべて市民に帰するべきものとの考えを基本として、公約に掲げました行財政改革を初めとする各般の施策に取り組み、「ひかり輝くまち・函館」の実現に向けて努力してまいりました。今後とも、残された任期の中で諸課題の解決や地域の活性化のため、市政運営に全力を尽くしてまいりたいと存じます。

 本年は、大正11年に市制を施行してから80周年を迎える記念すべき年であります。このときに市政を担う者として、輝かしい歴史とすぐれた伝統を培い、今日の函館を築き上げてこられた先人の英知とたゆまぬ努力に対し、改めて深甚なる敬意を表するものであります。

 私は、この意義深い年に、いま一度先人のまちづくりにかけた夢と情熱に学び、未来を生きる人々のためになすべきことをなし、市民が誇り得る我が街函館を引き継いでいくことが、今を生きる私たちに課せられた最大の使命であるとの思いを新たにしているところであります。

 これまで我が国の発展を支えてきたさまざまな枠組みが、その根幹から変革を迫られている中、本市がこの時代をたくましく生き抜き、将来に向けて持続的に発展していくためには、市民が思いを一つにして、さまざまな地域課題に真正面から挑み、みずからあすの函館を切り開いていくことが大切であると存じております。郷土函館が南北海道の中核都市として、21世紀に大いなる飛躍の一歩を踏み出していくため、私は新たな挑戦の気概を持って市政に取り組み、市民の皆様が生き生きと、そして安心して心豊かに暮らせる地域社会の実現に全精力を傾注してまいる所存であります。

 議員の皆様を初め市民の皆様の一層の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。

 人類は、20世紀に2度の大戦を経験し、平和のとうとさという貴重な教訓を得たわけでありますが、昨年9月の全世界に戦慄を与え、人々を悲しみに沈めた米国の同時多発テロに端を発し、今なお多くの人命が失われております。私は、一日も早く世界がこのような憎しみの連鎖から解き放たれ、国境や民族、思想や信条の垣根を越えて協調し、新しい秩序を築き、人類共通の願いである恒久平和と安定、繁栄の日が訪れることを切に願っているところであります。

 また、人類は地球規模での人口増加や環境問題など、憂慮すべき多くの課題を抱える一方、国際社会は情報通信の発達などによりボーダーレス、グローバル化が急速に進展しております。このような中、我が国においてもグローバルスタンダードへの対応が求められているほか、少子・高齢社会の進行や地方分権社会の構築に向けた取り組みなど、社会経済情勢は大きく変化しております。

 国においては、日本経済を再生するため、聖域なき構造改革を進めるとしており、地方については個性ある地域の発展や、知恵と工夫の競争による活性化を重視する方向への転換を求めるとともに、国と地方の役割分担や、地方財政制度の抜本的な見直し、さらには合併による市町村の再編を推進することとしており、地方を取り巻く環境は非常に先行き不透明な状況にあります。私は、このようなときこそ、地域が有する能力や財産に光を当て、独自の魅力と活力にあふれ、個性豊かな、かつ自立し得る地域社会を創造していかなければならないと存じております。

 本市は、我が国最初の国際貿易港としてはぐくまれた独特の歴史、文化、風土、そして陸、海、空の交通体系が整った地理的優位性など、世界に通用する恵まれた多くの素材を有しておりますことから、それらの発展可能性を探り、新しい価値を創造していくことが重要であります。また、地域経済の低迷と、雇用環境の悪化、少子・高齢化の急速な進行と人口の減少、既成市街地の空洞化、さらには逼迫する市財政の状況など、直面している幾つかの大きな課題に取り組み、乗り越えていく必要があります。

 この困難な時代に、地域の多様な資源を生かし、活力を創出していく源泉は、やはり豊かな創造力を持ち、さまざまな可能性に挑戦していく「人」であります。私は、市民一人一人がそれぞれの個性や能力を磨き、産業や福祉、文化やスポーツなど、さまざまな分野で生き生きと活動し、市民と行政がお互いの知恵や力を合わせ、協働して取り組んでいくことができる環境づくりに努めてまいりたいと存じております。

 本市には、これまで培われてきた郷土愛や、進取の気風に富んだ市民精神が脈々と息づいております。先人の熱い思いを受け継ぎ、市制施行80周年を迎える本年を市民の皆様とともに祝い、過去から現在、そして未来へと夢を広げる記念の年にしてまいりたいと存じます。私は、市民一人一人の日常の中でのまちづくりへの思いと取り組みが、本市の新たな飛躍と限りない発展につながっていくものと確信するところであります。

 こうした観点から、私は市政を推進するに当たって、市民の皆様と力を合わせ、知恵を出し合いながら、

 「前例や従来の考え方にとらわれない抜本的改革」

 「函館の個性や優位性など発展可能性の拡大」

 「21世紀の新しい市役所のかたちづくり」

の3点を基本姿勢とし、まちづくりの究極の目標である市民福祉の向上と地域の振興発展のため全力を尽くし、本市の将来都市像である「ふれあいとやさしさに包まれた世界都市」の実現を目指してまいりたいと存じます。

 また、今日的な状況に対する認識を踏まえ、

 「市役所の徹底した自己改革」

 「多様で力強い産業構造と雇用の創出」

 「いきいき高次福祉・文化都市の実現」

の3点を引き続き重点目標として、市政を執行してまいります。

 以上、私の市政に臨む基本的な考え方について申し述べましたが、次に各般にわたる主要施策について御説明申し上げます。

 私は、市政の推進に当たり、「函館市基本構想」に基づき、次の5項目を基本として取り組んでまいります。

 初めに、「世界と結び豊かな心と文化をはぐくむまち」についてであります。

 まず、地域の国際化については、各姉妹都市と提携20周年、10周年、5周年の記念の年でありますことから、代表団、交流団の派遣、受け入れや、ゴーリキー・ドラマ劇場の公演など記念事業を実施するとともに、中学生海外派遣事業の実施、留学生への支援など、幅広い国際交流施策を進めてまいります。

 また、新たに国際貿易や港湾振興のためのプロジェクトチームを設置し、サハリン関連ビジネスを初め、ロシア極東や中国などとの貿易経済交流を促進するほか、国際航空路線の充実に努め、交流拠点の形成を目指してまいります。

 観光コンベンションについては、観光客の入り込み増を図るため、東北新幹線や都営バス、さらには航空機内における広告宣伝を初め、韓国、香港への観光プロモーションの実施や、新たにモバイルを活用した観光情報の発信など、国内外に本市の魅力を売り込むとともに、懸案であった五稜郭地区での観光駐車場の整備など、各種観光基盤の充実に努めてまいります。

 なお、メモリアルシップ「摩周丸」については、活用方策等の検討を深めてまいります。

 次に、魅力ある都市空間の形成を図るため、引き続き全市的な都市景観形成の促進に努めるほか、公共空間に彫刻等を設置するパブリックアート設置事業を推進するとともに、街を彩る彫刻展などを開催してまいります。

 また、個性ある地域文化の創造を図るため、旧函館区公会堂や旧開拓使函館支庁書籍庫、特別史跡五稜郭跡の兵糧庫の改修に取り組むほか、箱館奉行所については予備設計に着手し、文化庁と協議を深めながら、早期復元に向けて取り組んでまいります。

 生涯学習については、市民待望の中央図書館の基本設計に着手するとともに、千歳図書室と函館・松風幼稚園統合園の複合整備や、亀田福祉センターの改修を進めてまいります。

 学校教育については、全小学校に新たにインターネットを導入するとともに、本年4月に開校するあさひ学校のグラウンド整備や、中の沢小学校の校舎増築、屋内体育館暖房設備の設置、さらには老朽化した学校トイレの改修など、良好な教育環境の整備を進めるほか、私立学校の運営助成を拡充し、私学の振興に努めてまいります。

 公立はこだて未来大学については、全国的にも高い評価をいただいておりますが、平成15年度の大学院開設に向けた認可申請と、研究棟の基本設計に取り組んでまいります。

 また、国立大学の再編、統合問題の影響が懸念されている北海道大学水産学部と北海道教育大学函館校については、南北海道高等教育機関整備促進期成会を初め、地域を挙げて関係機関に対し維持存続を強く要請してまいります。

 第2は、「健康でやさしさを共有するまち」についてであります。

 保健医療の充実を図るため、総合保健センターの平成15年4月のオープンを目指し建設を進めるとともに、健康づくりを総合的に推進する「健康日本21函館市計画」の策定や、市民健康まつりの開催などにより、市民の健康づくりを推進してまいります。

 市立函館病院については、南北海道の基幹病院として、地域医療サービスと質の高い最先端医療の提供に努めるとともに、病院経営の健全化に意を尽くしてまいります。

 国民健康保険事業については、医療給付費の増嵩などにより厳しい状況にあることから、一定の保険料の御負担をいただくとともに、収納率の向上等の諸対策を講じてまいりますほか、脳ドック検診の拡充を図ってまいります。

 医療費助成制度については、社会経済情勢や市民ニーズの変化を踏まえ、所得制限の導入や、乳幼児の通院年齢の3歳未満から6歳未満への引き上げなど、制度の見直しを行ってまいります。

 スポーツ、レクリエーションについては、スポーツの普及振興を図るため、スポーツ振興計画を策定するほか、市民スケート場の改修オープンや、ハーフマラソン大会の開催、湯川ネット式海水浴場の開設など、市民の体力づくりと健康増進に努めるとともに、競輪場についても全面改築を進めてまいります。

 次に、高齢者福祉については、生きがい活動支援通所事業や、高齢者等在宅生活支援事業など、各種在宅サービスの充実を図り、きめ細かい高齢者施策を推進するとともに、介護保険制度についてはケアプラン指導研修や高齢者地域サービスマップの作成に取り組むなど、多様な介護サービスの提供と円滑な運営に努めてまいります。

 障害者福祉については、サービスを一体的に提供するための総合相談窓口を設置するとともに、心身障害者地域共同作業所の円滑な運営を促進するほか、第40回北海道障害者スポーツ大会の開催を支援してまいります。

 また、だれもが安心して暮らせる地域社会の実現を目指し、「福祉のまちづくり条例」を本年7月から施行してまいります。

 児童福祉については、延長保育や一時保育などの特別保育を拡充するとともに、新たに子育て支援トワイライトステイ事業や、児童虐待防止の啓発事業を実施するなど、核家族化、少子化時代に対応し、安心して子供を産み育てることができる環境づくりに努めてまいります。

 勤労者福祉については、雇用環境が非常に厳しい状況にあることから、国の緊急地域雇用創出特別交付金事業を活用し、各種事業を実施するとともに、市においても職員の各種手当の縮減等により、ワークシェアリングの導入を図るなど、新規高等学校卒業者等の雇用機会の創出に努めてまいります。

 第3は、「自然環境と共生するうるおいのあるまち」についてであります。

 まず、環境保全、廃棄物処理対策については、資源循環型社会への転換を目指し、ごみの減量化や資源化に努めるとともに、引き続きごみ焼却炉の整備を進めてまいります。

 また、本年4月からの家庭ごみ処理の有料化と、その他プラスチックの分別収集の実施にあわせ、排出、分別指導や不法投棄に対する監視を強めるほか、産業廃棄物の処理については、民間による施設設置の適正誘導を図り、新たな処理体系を構築してまいります。

 公園緑地については、「緑の基本計画」に基づき、函館公園と見晴公園の再整備を初め、湯川黒松林の保全と函館山要塞跡地の調査に取り組むとともに、道立広域公園の整備を促進してまいります。

 上水道については、引き続き浄水場の改修事業などを進め、水の安定供給と有効利用、安全性の確保に努めてまいります。

 下水道については、管渠や処理場の整備、さらに銭亀沢地区の施設整備に合わせ、戸井町との共同処理を進め、処理区域の拡大と普及率の向上を図るとともに、その他の市街化調整区域における整備手法についても検討を進めてまいります。

 次に、函館駅前地区については、平成15年秋の新駅舎のオープンに向けて改築を促進するとともに、平成16年度の駅前広場の完成を目指し、都市計画道路や区画道路の整備に着手し、新幹線時代に対応できる新しい顔づくりを進めてまいります。

 また、末広町5番A地区市街地再開発事業については、水道局庁舎をあわせた複合ビルとして建設を進めるとともに、末広町分庁舎の改修方法と活用方策についても検討を深めるほか、湯川橋地区土地区画整理事業については、事業の推進に向け、地域住民との合意形成を図ってまいります。

 なお、市街化調整区域については、良好な都市環境の形成を図るため、都市計画法の改正を踏まえ、土地利用方針の策定に取り組んでまいります。

 市営住宅については、日吉3丁目団地の建てかえと、西部地区への人口誘導を図るための借上市営住宅の整備を進めるとともに、既存住宅の高齢者対応改善や外壁改修、さらには総合的な改善を図るため、市営住宅ストック総合活用計画の策定に取り組んでまいります。

 また、生活道路については、舗装率の向上と私道の市道化や、簡易舗装を推進するほか、除排雪体制の充実に努めるとともに、各種の凍結路面対策を推進してまいります。

 市営交通事業については、「交通事業経営計画」に基づき、バス事業の段階的民営一元化のため、本年4月に昭和営業所を移管するとともに、部分低床電車を運行するなど、一層のサービス向上に努めてまいります。

 また、市民の足として、バス生活路線については、生活交通協議会等において確保方策の検討を進めるとともに、各種支援に努め、公共交通の確立に向けて一層努力してまいります。

 河川改修については、石川や小田島川などの整備を進めるとともに、松倉川水系の治水対策を促進してまいります。

 このほか、市民の生命と財産を守る防災と消防については、引き続き自主防災組織の育成を図るほか、東消防署高松出張所の建設に向けて取り組むとともに、消防自動車の購入、防火水槽の整備を進めてまいります。

 第4は、「活力にあふれ、躍動するまち」についてであります。

 まず、農業、畜産については、用排水施設や農道などの基盤整備を初め、資源リサイクル、畜産環境整備事業を促進するとともに、後継者の育成確保に努めるほか、農村地域活性化のため、構想策定に向けて取り組んでまいります。

 また、水産業については、増殖場の造成や種苗放流事業を進め、つくり育てる漁業と、資源管理型漁業を促進するとともに、湯川漁港の建設を初め、函館漁港、銭亀地区志海苔漁港の整備促進や、水産物地方卸売市場荷さばき上屋の建設など、生産・流通基盤整備に取り組んでまいります。

 さらに、水産・海洋の拠点都市としての発展可能性を探るため、北海道大学水産学部を中心として、産学官の連携を強化し、研究会の設立や構想策定に取り組むとともに、新たな道立水産試験場の現東川小学校用地での建設を促進してまいります。

 次に、中小企業対策については、厳しい経済環境に置かれていることから、経営安定のため、経営活力資金など、各種融資制度の積極的な活用を図るとともに、起業化を促進するため、産学連携の支援とあわせ、チャレンジ補助金制度やインキュベータ施設の活用を促進してまいります。

 また、商業の振興については、商店街等イベント開催支援事業や、いきいき市場支援事業の実施により、活性化を促進するとともに、駅前大門地区の中心市街地については、チャレンジショップ事業を初め、はこだてティーエムオーの各種事業を支援するほか、グリーンプラザの整備を進め、商業機能の再生と魅力ある商店街の形成に力を注いでまいります。

 工業の振興については、新たに工業用地の貸付制度を創設し、新規企業等の立地に積極的に取り組むとともに、第2次臨空工業団地第2期の整備を推進してまいります。

 さらに、水産加工廃棄物処理対策の促進を初め、地場工業の育成強化や研究開発、技術高度化への支援を進め、特色ある地域産業の育成に努めるほか、IT企業塾の開設による企業の情報化や、情報産業の振興を図るなど、層の厚い産業構造の創出に意を配してまいります。

 次に、総合交通体系でありますが、北海道新幹線については、本年1月に鉄道建設公団から工事実施計画の認可申請がなされたところであり、今後、北海道など関係団体との連携を強め、北海道新幹線の早期着工と青函同時開業の実現に向けて積極的に運動を展開してまいります。

 高速自動車道については、北海道縦貫自動車道や函館江差自動車道などの早期完成を促進するとともに、函館新外環状道路の事業着手に向け、環境アセスメントや都市計画変更など、所要の手続に精力的に取り組んでまいります。

 また、街路事業については、本通中央通や美原学園通などの整備を推進するとともに、文教通についても早期整備に向けて取り組んでまいります。

 函館港については、本年春に港町地区大型公共埠頭のマイナス14メートル岸壁が供用開始され、南北海道の物流拠点港湾としての機能が大幅に拡充されることから、ポートセールスやコンテナ定期航路の誘致に精力的に取り組むとともに、クレーンの整備など、一層の機能強化を図ってまいります。

 函館空港については、ターミナルビルなど各種空港施設の整備を促進するとともに、国内航空路線網の拡充や、天津などとの新規国際航空路線の開設、さらには国際チャーター便の誘致に努めるほか、新千歳線の開設により利用客数に影響を受けている函館・ユジノサハリンスク線については、関係機関と連携し需要拡大に努めてまいります。

 このほか、情報化については、公共施設のネットワーク化と庁内LANを初めとする地域イントラネット構築のための整備計画を策定するとともに、住民基本台帳ネットワークシステムの構築や例規集の検索システムの導入など、電子自治体化に向けた取り組みを進めてまいります。

 最後は、「力をあわせ共につくりあげるまち」についてであります。

 第3次行財政改革については、市民から信頼される簡素で効率的な政策立案型の小さな市役所づくりを目指し、職員の意識改革と発想の転換を図りながら、引き続き市役所みずからの抜本的な改革に取り組むほか、情報公開を推進し、市政の透明性を高めるとともに、外部監査制度を導入するなど、公平、公正で開かれた市政を推進してまいります。

 公的年金制度の改正に伴う職員の再任用制度については、地域の経済情勢などを十分に勘案しながらも、市の行財政対策推進の観点から総合的に判断し、導入しようとするものでありまして、市民の御理解と御協力をいただきながら実施してまいりたいと存じます。

 また、厳しさを増す財政状況を踏まえ、施策、事業の実施に当たっては、財政の健全性の確保はもとより、必要性や緊急性、効果の検証を深めるとともに、引き続きPFIの導入など、多様な行政手法の活用を検討してまいります。

 さらに、市民と行政のパートナーシップによるまちづくりを推進するため、出前講座の実施など、市民への情報提供や、市政参加機会の拡充に努めるとともに、地域コミュニティの活動拠点である町会への支援強化、さらには市民の自主的研修や活動を支援する人づくり・まちづくり事業を初めとして、NPOやボランティアなどの活動に対する支援に努めるほか、男女共同参画社会の実現に向けた取り組みを進めてまいります。

 以上、主要施策について申し述べさせていただきましたが、本年は市制施行80周年でありますことから、この記念すべき年にふさわしい各種の記念事業を実施してまいりたいと存じます。

 冒頭にも申し上げましたように、私はこれまで市民の皆様の温かい御理解と御協力をいただきながら、市政運営に全力を尽くしてまいりました。この間、行財政改革や人づくり・まちづくり事業の創設を初め、地域の国際化や観光産業の振興、教育、文化や保健、医療、福祉の充実、さらには生活環境の整備など、いささかなりとも市政の進展が見られたものと存じます。しかし、今日においては、科学技術が驚異的速さで発展を遂げるとともに、既存の社会経済システムはその合理性が問われ、新たな秩序構築のため大きな変革がなされようとしております。また、取り巻く厳しい経済情勢とともに、本格的な地方分権時代を迎え、地域にとってはその存亡をもかけた競争の時代になっていくものと存じます。

 このような社会状況の中、時代の要請に的確にこたえていくためには、市民の持つ知恵と力を結集し、市民主役のまちづくりを進め、柔軟な発想と強い意思を持って、地域みずからが考え、みずからの責任でみずから行動し、都市の魅力を高め、都市としての実力を蓄えていくことが必要であります。私は、任期の総仕上げに当たり、このような認識のもと、将来の市民の幸せと都市の繁栄のために、今何をなすべきかを見きわめながら、「ひかり輝くまち・函館」の創造に向けて、市民の皆様と心を一つにし、力を合わせ、まちづくりに全力を尽くしてまいる所存であります。市議会並びに市民の皆様の御理解と御協力を心からお願い申し上げる次第であります。

 次に、予算の大綱について御説明申し上げます。

 平成14年度予算につきましては、ただいま申し述べました市政執行の基本方針に基づき、市民の要請に十分配慮しつつ、限られた財源の重点的かつ効率的な配分に努め編成したところであります。

 その結果、予算の総額は

 一般会計 1,256億1,300万円

 特別会計 1,005億9,106万6,000円

 企業会計  467億4,551万4,000円

 合  計 2,729億4,958万円

となった次第であります。

 以下、その主な内容について、一般会計から順次御説明を申し上げます。

 まず、総務費では、総務管理費、徴税費など、合わせて56億6,326万5,000円を計上いたしました。

 民生費では、社会福祉費、児童福祉費、生活保護費など、合わせて318億4,192万円を計上いたしました。

 衛生費では、保健衛生費、清掃費など、合わせて110億898万3,000円を計上いたしました。

 労働費では、4億2,133万5,000円を計上いたしました。

 農林水産費では、農林費、水産費など、合わせて6億1,145万9,000円を計上いたしました。

 商工費では、商工業振興、観光振興などの経費、合わせて92億7,320万3,000円を計上いたしました。

 次に、土木費では、道路橋梁費、都市計画費、住宅費など、合わせて163億1,004万5,000円を計上いたしました。

 消防費では、3億8,550万1,000円を計上いたしました。

 教育費では、小・中学校費、義務教育施設整備費、社会教育費など、合わせて62億9,089万8,000円を計上いたしました。

 諸支出金では、58億9,221万2,000円を計上いたしました。

 以上、歳出の主な内容について御説明申し上げましたが、次に歳入の主なものについて御説明申し上げます。

 市税では、過去の実績や景気の動向などを勘案し、315億6,844万8,000円を計上したほか、地方譲与税12億7,820万円、地方消費税交付金28億8,800万円を計上いたしました。

 地方交付税では、国の予算措置などを勘案し、278億7,800万円を計上したほか、使用料及び手数料35億6,670万2,000円、国庫支出金195億4,751万4,000円、道支出金36億1,868万2,000円を計上いたしました。

 また、繰入金では、61億3,522万1,000円、諸収入で123億9,399万5,000円を計上するとともに、市債では建設事業債のほか、減税補てん債や普通交付税の振りかえ分としての臨時財政対策債など、合わせて131億3,240万円を計上いたしました。

 次に、特別会計の主なものについて御説明申し上げます。

 まず、港湾事業特別会計では、臨港道路整備費や国直轄港湾整備事業費など、合わせて47億1,400万円を計上いたしました。

 国民健康保険事業特別会計では、保険給付費など、252億2,060万7,000円を計上いたしました。

 自転車競走事業特別会計では、車券発売代金166億5,818万5,000円を見込み、開催事業費や競輪場改築事業費など、合わせて216億609万7,000円を計上いたしました。

 水産物地方卸売市場特別会計では、荷さばき上屋建設事業費など、10億9,642万3,000円を計上いたしました。

 老人保健医療事業特別会計では、医療給付費など、338億376万円を計上いたしました。

 また、介護保険事業特別会計では、介護サービス給付費など139億988万円を計上いたしました。

 次に、企業会計の主なものについて御説明申し上げます。

 まず、病院事業会計では、運営経費など、178億8,004万7,000円を計上いたしました。

 水道事業会計では、原水及び浄水施設事業費、新庁舎整備事業費など、合わせて91億3,272万3,000円を計上いたしました。

 公共下水道事業会計では、管渠事業費、水洗便所改造等資金貸付金及び函館湾流域下水道事業費負担金など、合わせて146億8,048万3,000円を計上いたしました。

 交通事業会計では、軌道事業及び自動車運送事業にかかわる経費、合わせて41億8,886万9,000円を計上いたしました。

 以上、平成14年度各会計予算案の主な内容について、その大綱を御説明申し上げました。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。



○議長(岩谷正信) 次に、教育長から教育行政執行方針について発言を求められておりますので、これを許します。金山教育長。

  (教育長 金山 正智登壇)



◎教育長(金山正智) 平成14年度の教育行政執行につきまして、函館市教育委員会の基本方針を申し述べます。

 今日、我が国は活力と創造性に富んだ社会を目指し、政治、経済を初めさまざまな分野において、これまでの枠組みに検討を加えながら、21世紀にふさわしい体制づくりに取り組んでいるところであります。教育の分野に関しましても、完全学校週5日制や新学習指導要領が本年4月から実施される中、時代の要請、さらには社会の変化に対応した生涯学習社会の構築や学校教育の創造など、新しい視点に立った教育の展開が求められているところであります。教育委員会といたしましては、こうした教育改革の新たな方向を踏まえるとともに、子供から大人まで市民一人一人が主体的に学習機会を選択し、みずからを高め、心の豊かさや生きる喜びなどを感じながら学び続ける生涯学習社会の実現に向けて、家庭、学校、地域社会の連携協力を一層深めた総合的な教育行政を推進してまいります。

 それでは、主な施策について申し上げます。

 まず、新しい時代を切り開く学校教育の推進についてであります。

 今日、教育に対する要請が多様化する中、各学校が保護者の願いや地域の方々の要望に的確にこたえ、教育に対する信頼を高めるとともに、子供一人一人の個性や能力を伸ばし、創造性をはぐくむ教育の充実を図るなど、新しい時代にふさわしい学校教育の推進が重要な課題となっております。教育委員会といたしましては、みずから学び考える力や豊かな人間性など、生きる力の育成をねらいとする新学習指導要領が、各学校の主体的な教育活動によって円滑に実施されるよう、学校訪問や各種研修会などを通して、指導、助言に努めるとともに、新たに創設された総合的な学習の時間の充実や、地域人材の活用の促進などを図り、各学校の特色ある学校づくりを積極的に支援してまいります。

 また、授業時間数や教育内容の削減による学力低下の問題への指摘もある中、基礎基本の確実な定着と学習意欲の向上を図るため、各学校がそれぞれの実態に合わせてきめ細かな指導の工夫や、学ぶ機会の充実など、効果的な取り組みを進めるよう働きかけてまいります。

 さらに、地域の方々の意見を得て、開かれた学校運営を目指す学校評議員制度や、通学区域を弾力的に運用し、自然や文化と触れ合う中で豊かな教育を推進する特認校制度を新たに実施してまいります。

 情報化への対応につきましては、中学校における情報教育の内容の充実を図るとともに、小学校において新たにインターネットを導入してまいります。

 国際化への対応につきましては、中学生海外派遣事業に積極的に参加するとともに、海外の姉妹校等との交流を一層推進してまいります。

 学校安全への対応につきましては、子供たちにみずからの安全を守る態度、能力を育てるとともに、地域との連携を図りながら、校内外の巡視の強化、来訪者の確認の徹底など、学校体制の充実を図ってまいります。

 新しい教育を推進する直接の担い手である教職員につきましては、専門職としての的確な判断力や実践的な指導力の向上に加えて、さまざまな課題の解決に向けて意欲的に取り組む創造性を発揮することが強く求められていることから、各学校における日常的な研修の充実を図るとともに、さまざまな研究大会や地域の活動などへの積極的な参加を奨励してまいります。

 また、南北海道教育センターの研修講座等におきましても、今日的な教育課題を踏まえたより実践的な研修内容の充実に努めてまいります。

 次に、健全な子供の育成を図る教育の推進についてであります。

 近年、子供たちを取り巻く環境が著しく変化する中、子供たちの生活体験の不足が指摘されるとともに、社会性の欠如や規範意識の低下などによる問題行動が増加しております。こうした中、子供たちの自立を促し、社会性や豊かな人間性をはぐくんでいくため、家庭、学校、地域社会が連携して、それぞれの役割を生かしながら、心の教育の充実を図っていくことが重要な課題であると考えております。

 家庭につきましては、子供の基本的なしつけや情操は、家庭における教育から出発するという認識に立って、親子を対象とした講座やセミナーなどを開催するとともに、地域の関係団体とも連携を図りながら、家庭の教育機能の向上に努めてまいります。

 また、子供や親の不安、悩み等の解決に向けて電話相談などの各種相談活動の充実に努めてまいります。

 学校につきましては、子供たち一人一人が望ましい人間関係の形成や、社会生活上のルールの習得など、よりよい生き方を身につけることができるよう、自由や権利と、果たすべき責任のあり方について考えさせる道徳教育や、体験活動等生かした福祉・ボランティア教育の充実に努めてまいります。

 地域社会につきましては、地域が子供たちの実行力や判断力をはぐくむという視点に立って、さまざまな体験や多様な人間関係を経験し、豊かな心が養われるよう、ボランティア活動や自然体験活動などの場や機会を提供するとともに、地域活性化に向けて指導者等の育成に努めるほか、PTAや子供会、スポーツ少年団などの活動を支援してまいります。

 また、非行の低年齢化や広域化が一段と進んでいる状況を踏まえ、その未然防止を図るため、補導センターの活動をさらに強めるほか、少年サポートチームの積極的な活用など、警察や児童相談所との連携を一層深めるとともに、子供たちの望ましい成長にさまざまな影響を及ぼす社会環境の浄化運動を進めてまいります。

 さらに、校外における子供たちの安全を確保するため、「少年少女セーブサポート運動」の充実に努めるとともに、「こども110番」などさまざまな取り組みを進めている地域の各種団体との連携協力を一層深めてまいります。

 少子化や女性の社会参加が一段と進む中、放課後の時間帯に子供たちが楽しく安全に過ごすことができるよう、引き続き放課後児童健全育成事業を推進してまいります。

 第3は、みずからを高め、豊かにする生涯学習の充実についてであります。

 国際化、情報化など、社会の著しい変化に伴い、市民の学習意欲は一段と高まりを見せており、多様な学習活動を効果的に支援していくことが極めて大切な課題となっております。こうしたことから、総合的な生涯学習システムとして、昨年開設した「まなびっと広場」につきましては、市民の学習ニーズに対応するため、大学等の高等教育機関や社会福祉協議会との連携を進めるとともに、文部科学省が提供する衛星放送「エル・ネット」を活用するなど、講座内容の拡充を図ってまいります。

 情報化社会に対応するため実施しているIT講習会につきましては、市民だれもがコンピューターに親しむことができるよう、引き続き実施してまいります。

 また、市民みずからが学ぶ意欲を高めていくため、公民館や亀田福祉センターでの高齢者を対象とした大学のカリキュラムの充実、図書館における郷土の歴史講座を初めとした各種講座の開催や、ボランティア等の育成に努めるとともに、博物館においては特別展「箱館戦記−激動の時代と無名の志士達−」などを開催するほか、市が収蔵する絵画等の移動美術展を実施してまいります。

 第4は、豊かな創造性をはぐくむ文化・芸術や健康の増進を図るスポーツの振興についてであります。

 文化スポーツ活動に対する市民の多様なニーズにこたえるため、各種事業を積極的に展開している財団法人函館市文化・スポーツ振興財団との連携を深めてまいります。

 文化芸術の振興につきましては、市民の文化的な生活の向上を図るため、ワルシャワ国立フィル管弦楽団の函館公演や、市民参加による創作劇「炎の如く」の開催など、各種事業を実施するとともに、文化芸術活動推進の核となる函館市文化団体協議会を支援してまいります。

 また、全国規模の大会として開催される「第13回コーラスワークショップinはこだて」を初め、「全国野外劇サミット」や「函館港イルミナシオン映画祭」など、各種団体の自主活動を支援してまいります。

 スポーツの振興につきましては、市民だれもが生涯を通じてスポーツに親しみ、健康で充実した生活を営むことができるよう、その指針となる函館市スポーツ振興計画を策定するとともに、スポーツ、レクリエーションの普及促進と競技力の向上を図るため、引き続き函館市体育協会や各種スポーツ団体を支援してまいります。

 また、湯川ネット式海水浴場を開設するとともに、改修を進めてきた市民スケート場を装いを新たにオープンするほか、市民ソフトバレーボール大会や、姉妹都市から選手を招聘して、第12回函館ハーフマラソン大会を開催してまいります。さらに、プロ野球やJリーグの公式戦、全国、全道規模で開催される各種スポーツ大会を支援してまいります。

 学校開放事業につきましては、文化スポーツ活動の場となる対象校をふやすとともに、スポーツ開放については、利用団体がみずから施設を管理する方法で実施してまいります。

 貴重な文化財につきましては、重要文化財旧函館区公会堂や旧開拓使函館支庁書籍庫、さらには特別史跡五稜郭跡の兵糧庫の保存修理を進めるほか、伝統的建造物などの修理に対する助成を行い、歴史的な町並みの保護保存を図ってまいります。

 最後に、ゆとりと潤いをはぐくむ教育施設の整備についてであります。

 社会教育施設につきましては、学習活動の拠点となる中央図書館建設のため基本設計に着手し、その早期建設を図るとともに、箱館奉行所復元のための予備設計に着手し、早期実現に向けて文化庁等との協議を深めてまいります。

 また、亀田福祉センターの改修や市民体育館などの施設整備の充実を図ってまいります。

 学校施設につきましては、第2次義務教育施設整備計画に基づいた屋内体育館暖房を、小学校4校で整備してまいります。

 また、本年4月に開校するあさひ小学校のグラウンド整備や、児童数が増加している中の沢小学校の校舎増築を行うとともに、老朽化が進んでいる学校トイレの改修など、よりよい教育環境の整備に努めてまいります。

 統合園であるはこだて幼稚園と千歳図書室との複合施設につきましては、建設工事に着手し、平成15年4月のオープンを目指してまいります。

 以上、平成14年度の教育行政執行に当たっての基本方針を申し述べました。

 21世紀は、社会の変化の一層進む中で、国民一人一人が新しい課題に挑戦していく態度や、みずからの個性を伸ばし多様な生き方を創造していく能力が強く求められており、教育の果たす役割はますます重要になってくるものと考えております。教育委員会といたしましては、豊かな風土と、先人たちのたゆまぬ努力によってはぐくまれてきた函館の輝かしい歴史と伝統を継承するとともに、こうした新しい時代の要請を積極的に受けとめながら、市民一人一人がともに輝き高め合う、活力と潤いに満ちた生涯学習社会の一層の充実に向けて努力を重ねてまいります。御理解と御協力をお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(岩谷正信) 引き続き、議案第23号平成13年度函館市一般会計補正予算以下、上程されております各議案について提出者の説明を求めます。



◎財務部長(工藤寿樹) 議案第23号平成13年度函館市一般会計補正予算(第4号)について提案理由を御説明申し上げます。

 今回の補正は、歳出では国の補正予算に伴う函館駅前地区土地区画整理事業費や、小・中学校の便所改修費などの増額補正のほか、社会福祉施設等整備費補助金に係る債務負担行為の設定など、当面急を要する経費の補正をお願いするとともに、本年度の最終補正となりますので、決算見込みを勘案し、事業費や貸付金など、予算に比して増減の大きいものについて、その整理をお願いするものでございます。

 一方、歳入につきましては、市税では調定額がほぼ確定したことに伴い、法人市民税の減額補正などを行うとともに、決算見込みを勘案し、利子割交付金や積立基金運用収入、不動産売払収入などの補正のほか、歳出補正にかかわる国・道支出金や市債などの特定財源の補正をお願いするものでございます。

 その結果、生じました財源につきましては、今後の財政運営を考慮し、今年度予定しておりました減債基金繰入金の財源調整分のうち、5億円の減額補正をお願いするものでございます。

 以下、予算の内容について御説明いたします。

 第1条は、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ11億3,920万9,000円を減額いたしまして、補正後の歳入歳出予算の総額を1,263億8,469万3,000円とするものでございますが、その内容は第1表のとおりでございます。

 第2条は、継続費の変更でございます。

 第3条は、繰越明許費の設定でございます。

 第4条は、債務負担行為の追加及び変更でございます。

 第5条は、地方債の追加及び変更でございますが、それぞれの内容につきましては、第2表から第5表のとおりでございます。

 なお、予算の内容の詳細につきましては、12ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書、継続費調書、債務負担行為調書及び地方債調書に記載のとおりでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎港湾部長(足立隆秀) 議案第24号平成13年度函館市港湾事業特別会計補正予算(第2号)につきまして提案理由を御説明申し上げます。

 このたびの補正予算は、決算見込みを勘案し、歳出では港町地区の工事執行差金による事業費などの減額補正をお願いするものでございます。

 一方、歳入につきましては、景気低迷による物流の停滞など、係留船舶が減少したことなどによる港湾使用料の減収、また歳出の事業費の減に伴う市債等の減額補正を行うものでございます。

 以下、予算の内容について御説明申し上げます。

 第1条は、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ9,702万1,000円を減額いたしまして、補正後の歳入歳出予算の総額を51億4,249万1,000円とするものでございますが、その内容は第1表のとおりでございます。

 第2条は、地方債の変更でございまして、その内容は第2表のとおりでございます。

 なお、予算の内容の詳細につきましては、5ページ以降の歳入歳出予算事項別明細書、地方債調書に記載のとおりでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎競輪事業部長(藤谷清一郎) 議案第25号平成13年度函館市自転車競走事業特別会計補正予算(第2号)につきまして提案理由を御説明申し上げます。

 このたびの補正は、昨年の11月19日をもちまして平成13年度の市営函館競輪が終了いたしましたので、車券発売代金、開催経費などを実績及び決算見込みに基づきまして整理をするための補正をお願いするものでございます。

 以下、予算の内容につきまして御説明申し上げます。

 第1条は、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ31億6,178万6,000円を減額いたしまして、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ345億2,802万7,000円とするものでございます。

 予算内容の詳細につきましては、3ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書及び債務負担行為調書に記載のとおりでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎農林水産部長(中林重雄) 議案第26号平成13年度函館市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(第2号)につきまして提案理由を御説明申し上げます。

 このたびの補正は、市場の取扱主要品目である生鮮イカ、冷凍イカの単価安などから、取扱金額が当初の予定を下回る見込みとなったことや、荷さばき上屋新築実施設計業務委託料が減額になったことから、これに伴う卸売業者市場使用料、市債などの歳入と、荷さばき上屋建設事業費等の執行差金や、光熱水費の経費節減等による市場管理費の減額補正をお願いするものでございます。

 以下、予算の内容について御説明申し上げます。

 第1条は、歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出それぞれ553万4,000円を減額いたしまして、補正後の歳入歳出予算の総額を3億6,543万7,000円とするものでございますが、その内容は第1表のとおりでございます。

 第2条は、地方債の補正でございますが、その内容は第2表のとおりでございます。

 なお、予算の内容の詳細につきましては、4ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書、地方債調書に記載のとおりでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎福祉部長(若狭正男) 議案第27号平成13年度函館市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)につきまして提案理由を御説明申し上げます。

 今回の補正は、歳入で支払基金交付金の介護給付費交付金及び道支出金の介護給付費負担金が予定を下回る見込みとなったことから、合わせて2億7,395万2,000円の減額補正を行い、これに伴う歳入の不足分について、介護給付費準備基金繰入金の増額補正をお願いするものでございます。

 以下、予算の内容について御説明いたします。

 第1条は、歳入歳出予算の補正でございまして、その内容は第1表のとおりでございます。

 なお、予算の内容の詳細につきましては、3ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書に記載のとおりでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎函館病院事務局長(金子隆敏) 議案第28号平成13年度函館市病院事業会計補正予算(第2号)につきまして提案理由を御説明申し上げます。

 今回の補正は、病院事業費用において退職給与金、薬品費、診療材料等に不足が生ずる見込みから、給与費及び材料費の増額をお願いするものでございます。これにより、収益的支出を6億4,231万3,000円増額補正するものでございます。この結果、収益的支出予定額は165億3,533万6,000円となります。

 なお、予算の詳細につきましては、2ページ以降の予算実施計画、資金計画及び予定賃借対照表に記載のとおりでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎水道局長(大角幸雄) 議案第29号平成13年度函館市公共下水道事業会計補正予算(第2号)につきまして提案理由を御説明申し上げます。

 今回の補正は、排水設備の分流改造戸数が当初の予定を下回る見込みとなったことから、工事費の減額と、これに伴う一般会計補助金の減額などの補正をお願いするものでございます。これにより、収益的収入につきましては5,336万2,000円を減額補正、収益的支出につきましては5,336万2,000円を減額補正するものでございます。この結果、収益的収入予定額は71億2,515万2,000円、収益的支出予定額は69億7,552万5,000円となります。

 なお、予算の内容の詳細につきましては、2ページ以降の予算実施計画、資金計画及び予定貸借対照表に記載のとおりでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎交通局長(岩船寛) 議案第30号平成13年度函館市交通事業会計補正予算(第2号)につきまして提案理由を御説明申し上げます。

 今回の補正は、乗客数の増加に伴う運輸収益の増額、勧奨退職者の増加による退職手当の増額、運輸収益の増額等による消費税及び地方消費税納付額の増額、予備費の減額の補正をお願いするとともに、資産売却に係る収入について、軌道事業と自動車運送事業の収益的収入と資本的収入における事業間の整理をお願いするものでございます。これにより、収益的収入につきましては4,293万5,000円を増額補正し、収益的支出につきましては3,573万1,000円を増額補正するものでございます。この結果、収益的収入予定額は22億5,597万8,000円、収益的支出予定額は30億1,826万7,000円となります。

 なお、予算の内容の詳細につきましては、3ページ以降の予算実施計画、資金計画及び予定貸借対照表に記載のとおりでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎総務部長(石井直樹) 議案第31号函館市表彰条例の一部改正について提案理由を御説明申し上げます。

 このたびの改正は、被表彰者に対し、市営交通機関の優待乗車証の贈呈にかえて、褒賞金品の贈呈をすることとし、及び規定を整備しようとするものでございます。

 この条例の施行期日は、平成14年4月1日からとするものでございます。

 なお、改正後の規定は、この条例の施行の日以後に表彰を受ける者について適用し、この条例の施行前に表彰を受けた者については、なお従前の例によることとするものでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎農業委員会事務局長(中林重雄) 議案第32号函館市農業委員会の選挙による委員定数条例の一部改正につきまして提案理由を御説明申し上げます。

 このたびの改正は、選挙による委員定数の見直しにより、定数を「20人」から「18人」に改めようとするものでございます。

 なお、この条例の施行期日は、次の一般選挙からとするものでございます。

 以上、御説明いたしましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎市民部長(吉田明彦) 議案第33号函館市支所設置条例等の一部を改正する条例の制定について提案理由を御説明申し上げます。

 このたびの制定は、桔梗町及び石川町の一部の住居表示の実施に伴い、規定を整備するものでございます。

 なお、この条例の施行期日は公布の日からとするものでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎総務部長(石井直樹) 議案第34号から議案第42号までの9件につきまして、順次提案理由を御説明申し上げます。

 議案第34号函館市個別外部監査契約に基づく監査に関する条例の制定についてでございますが、このたびの制定は、地方自治法に規定する個別外部監査契約に基づく監査に関し必要な事項を定めようとするものでございます。

 なお、施行期日は平成14年4月1日からとするものでございます。

 次に、議案第35号函館市職員定数条例の一部改正についてでございますが、このたびの改正は、職員の定数を改正し、及び定数外とする職員等の範囲を改めようとするものでございます。

 なお、施行期日は平成14年4月1日からとするものでございます。

 次に、議案第36号函館市職員の再任用に関する条例の一部改正についてでございますが、このたびの改正は、地方公務員等共済組合法の一部改正に伴い、規定を整備しようとするものでございます。

 なお、施行期日は平成14年4月1日からとするものでございます。

 次に、議案第37号公益法人等への函館市職員の派遣等に関する条例の制定についてでございますが、このたびの制定は、公益法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律の施行に伴い、公益法人等の業務にもっぱら従事させるために、職員を派遣することができることとし、及び当該職員の処遇等に関し必要な事項を定めようとするものでございます。

 なお、施行期日は平成14年4月1日からとするものでございますが、一部の規定については同年3月31日からとするものでございます。

 次に、議案第38号職員の勤務時間に関する条例および函館市職員退職手当条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、このたびの制定は、職員の勤務時間に関する条例及び函館市職員退職手当条例の一部を改正し、それぞれ職員の再任用について規定を整備しようとするものでございます。

 なお、施行期日は平成14年4月1日からとするものでございます。

 次に、議案第39号職員の休日および休暇に関する条例の一部改正についてでございますが、このたびの改正は、介護休暇に関する規定を設け、及び職員の再任用について規定を整備しようとするものでございます。

 なお、施行期日は平成14年4月1日からとするものでございます。

 次に、議案第40号職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてでございますが、このたびの改正は、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、規定を整備し、及び職員の再任用についての規定を整備しようとするものでございます。

 この条例の施行期日は平成14年4月1日からとするものでございます。ただし、改正に伴う必要な経過措置については、公布の日から施行するものでございます。

 次に、議案第41号特別職の職員の給与等に関する条例の一部改正についてでございますが、このたびの改正は、特殊勤務手当の見直しに伴い、公職選挙法が適用される選挙等の投票事務従事者及び開票事務従事者を特別職の職員とし、その報酬の額を定めるとともに、市長等の給料月額及び期末手当の額を平成14年4月から平成15年3月までの間について減額しようとするものでございます。

 なお、施行期日は平成14年4月1日からとするものでございます。

 次に、議案第42号一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてでございますが、このたびの改正は、再任用職員の給与に関する規定を整備するとともに、特殊勤務手当の見直しに伴い、医師職給料表の適用を受ける職員に対し初任給調整手当等を支給することとし、及び宿日直手当の支給に係る規定等を整備しようとするものでございます。

 なお、施行期日は平成14年4月1日からとするものでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎交通局長(岩船寛) 議案第43号函館市企業職員の給与の種類および基準に関する条例の一部改正について提案理由を御説明申し上げます。

 このたびの改正は、職員の再任用について規定を整備し、また職員が介護休暇の承認を受けて勤務しない場合に給与額を減額することとし、さらに地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、規定を整備しようとするものでございます。

 なお、施行期日は平成14年4月1日からとするものでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎総務部長(石井直樹) 議案第44号から議案第47号までの4件につきまして、順次提案理由を御説明申し上げます。

 議案第44号函館市教育委員会教育長の給与および勤務条件等に関する条例の一部改正についてでございますが、このたびの改正は、教育長の給料月額及び期末手当の額を平成14年4月から平成15年3月までの間について減額しようとするものでございます。

 なお、施行期日は平成14年4月1日からとするものでございます。

 次に、議案第45号一般職の職員の特殊勤務手当に関する条例の全部改正についてでございますが、このたびの改正は、特殊勤務手当の見直しに伴い、特殊勤務手当の種類、支給される職員の範囲及び支給額その他特殊勤務手当の支給に関し必要な事項を定めようとするものでございます。

 なお、施行期日は平成14年4月1日からとするものでございます。

 次に、議案第46号議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例および函館市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、このたびの改正は、「厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体職員共済組合法等を廃止する等の法律」が平成14年4月1日から施行され、農林漁業団体職員共済組合法が廃止されることに伴い、規定を整備しようとするものでございます。

 なお、施行期日は平成14年4月1日からとするものでございます。

 次に、議案第47号函館市職員賞慰金支給条例の一部改正についてでございますが、このたびの改正は、派遣職員が業務上死亡し、または負傷等により退職した場合に、賞慰金を支給しようとするものでございます。

 この条例の施行期日は平成14年4月1日からとするものでございます。

 なお、改正後の規定は、この条例の施行の日以後に支給すべき事由が生じた賞慰金について適用し、同日前に支給すべき事由が生じた賞慰金については、なお従前の例によることとするものでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎財務部長(工藤寿樹) 議案第48号函館市土地開発基金条例等の一部を改正する条例の制定について提案理由を御説明申し上げます。

 このたびの条例の制定は、函館市土地開発基金条例、函館市国際交流基金の設置および管理に関する条例、函館市西部地区歴史的町並み基金の設置および管理に関する条例、函館市社会福祉施設整備基金の設置および管理に関する条例、函館市在宅福祉ふれあい基金の設置および管理に関する条例、函館市育英基金条例の一部を改正し、基金の額をそれぞれ増額しようとするものでございます。

 なお、施行期日は公布の日からとするものでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎競輪事業部長(藤谷清一郎) 議案第49号函館市自転車競走条例の一部改正について提案理由を御説明申し上げます。

 このたびの改正は、市営競輪場の改築に伴い、青森競輪場等において市営競輪を開催する期間を延長し、及び入場料に係る規定を整備するためでございます。

 なお、この条例の施行期日は公布の日からとするものでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎市民部長(吉田明彦) 議案第50号から議案第54号までの5件につきまして、順次提案理由を御説明申し上げます。

 まず、議案第50号函館市重度心身障害者医療費助成条例の一部改正についてでございますが、このたびの改正は、医療費の助成の対象者の要件について、重度心身障害者等の所得の額による制限を新たに設けることとし、医療費の助成の額の算定方法を変更し、及び規定を整備するものでございます。

 この条例の施行期日は平成14年10月1日からとするものでございます。

 なお、改正後の規定は、この条例の施行の日以後に行われる医療に関する給付について適用し、同日前に行われた医療に関する給付については、なお従前の例によるものでございます。

 次に、議案第51号函館市老人医療費助成条例の一部改正についてでございますが、このたびの改正は、医療費の助成の対象者の要件について、68歳以上の者及びその配偶者の所得の額による制限を新たに設けることとし、並びに規定を整備するものでございます。

 この条例の施行期日は平成14年10月1日からとするものでございます。

 なお、改正後の規定は、この条例の施行の日以後に行われる医療に関する給付について適用し、同日前に行われた医療に関する給付については、なお従前の例によるものでございます。

 次に、議案第52号函館市母子家庭等医療費助成条例の一部改正についてでございますが、このたびの改正は、医療費の助成の対象者の要件について、母子家庭の母等の所得の額による制限を新たに設けることとし、医療費の助成の額の算定方法を変更し、及び規定を整備するものでございます。

 この条例の施行期日は平成14年10月1日からとするものでございます。

 なお、改正後の規定は、この条例の施行の日以後に行われる医療に関する給付について適用し、同日前に行われた医療に関する給付については、なお従前の例によるものでございます。

 次に、議案第53号函館市乳幼児医療費助成条例の一部改正についてでございますが、このたびの改正は、医療費の助成の対象者の要件について、乳幼児の保護者の所得の額による制限を新たに設けることとし、医療費の助成の額の算定方法を変更し、及び規定を整備するものでございます。

 この条例の施行期日は平成14年10月1日からとするものでございます。

 なお、経過措置として、改正後の第3条第2項の規定は、平成14年4日1日以後に出生した乳幼児、この条例の施行の日において3歳以上である乳幼児及び平成14年4月1日前に出生し、かつ施行日において3歳未満であって3歳に達した日から6歳に達する日までの間にある乳幼児について適用し、平成14年4日1日前に出生し、かつ施行日において3歳未満であって、3歳に達する日までの間にある乳幼児については、なお従前の例によるものでございます。

 また、前項の規定にかかわらず、施行日において3歳以上である乳幼児及び平成14年4月1日前に出生し、かつ施行日において3歳未満であって、3歳に達した日から6歳に達する日までの間にある乳幼児のうち、改正後の条例第3条第2項の規定により対象者としないこととされる者については、対象者に準じて当該者にかかわる医療費の助成をするもので、この場合において当該医療費の助成の額は、当該者の入院及び指定訪問看護にかかわる医療費から、改正後の条例第5条に規定する初診時一部負担金の額、基本利用料、標準負担額及び付加給付の額を控除した額とするものでございます。

 さらに、前2項に規定するものを除くほか、改正後の条例の規定は、施行日以後に行われる医療に関する給付について適用し、施行日前に行われた医療に関する給付については、なお従前の例によるものでございます。

 次に、議案第54号函館市国民健康保険条例の一部改正についてでございますが、このたびの改正は、保険料の基礎賦課限度額を改定し、及び国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、商品先物取引にかかわる雑所得等にかかわる保険料の算定の特例に関する規定を整備するものでございます。

 この条例の施行期日は平成14年4月1日からとするものでございます。

 なお、改正後の第13条の6、第19条及び附則第9項の規定は、平成14年度以後の年度分の保険料について適用し、平成13年度分までの保険料については、なお従前の例によるものでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎函館病院事務局長(金子隆敏) 議案第55号函館市看護婦修学資金貸付条例の一部改正につきまして提案理由を御説明申し上げます。

 このたびの改正は、保健婦、助産婦、看護婦法の一部改正に伴い、規定を整備しようとするものでございます。

 なお、この条例の施行期日は公布の日とするものでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎農林水産部長(中林重雄) 議案第56号函館市放牧場条例の一部改正につきまして提案理由を御説明申し上げます。

 このたびの改正は、平成14年2月1日付の農業協同組合の広域合併に伴い、放牧場の管理の委託先をこれまでの函館市農業協同組合から、合併後の新函館農業協同組合に変更しようとするものでございます。

 なお、この条例の施行期日は公布の日からとするものでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎都市建設部長(小柏忠久) 議案第57号及び議案第58号の2件につきまして、順次提案理由を御説明申し上げます。

 まず、議案第57号函館市建築基準条例の一部改正についてでございますが、このたびの改正は、医療法の一部改正に伴い、関係する規定を整備しようとするもので、これまでの「患者の収容施設」との規定を、「患者を入院させるための施設」に改めるものでございます。

 なお、この条例の施行期日は公布の日からとするものでございます。

 次に、議案第58号函館市営住宅条例および函館市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、このたびの条例の制定は、加齢等により身体の機能上の制限を受けている入居者が行った手すりの取りつけなどの模様がえについては、退去時に原状回復及び撤去を要しないこととするため、関係条例の規定を改正しようとするものでございます。

 なお、この条例の施行期日は公布の日からとするものでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎教育長(金山正智) 議案第59号及び議案第60号の2件につきまして、順次提案理由を御説明申し上げます。

 まず、議案第59号函館市学校設置条例の一部改正についてでございますが、このたびの改正は、桔梗町及び石川町の一部の住居表示の実施に伴い規定を整備し、並びに函館市立函館幼稚園と函館市立松風幼稚園とを統合し、函館市立はこだて幼稚園を設置するため、規定を整備しようとするものでございます。

 なお、施行期日でございますが、別表第1の改正につきましては公布の日から、別表第4の改正につきましては、函館市教育委員会規則で定める日から施行するものでございます。

 次に、議案第60号函館市立学校の学校医、学校歯科医および学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の制定についてでございますが、このたびの制定は、公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する法律の一部改正に伴い、市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関し必要な事項を定めようとするものでございます。

 なお、施行期日でございますが、平成14年4月1日からとするものでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎消防長(内村正) 議案第61号函館市火災予防条例の一部改正につきまして提案理由を御説明申し上げます。

 このたびの改正は、消防法および危険物の規制に関する政令の一部改正に伴い、指定可燃物の範囲、可燃性液体類等の貯蔵及び取り扱いの技術上の基準、並びに移動タンクに係る貯蔵及び取り扱いの技術上の基準に関する規定を整備しようとするものでございます。

 なお、この条例の施行期日は平成14年6月1日からとするものでございますが、新たに追加された危険物の貯蔵及び取り扱いの技術上の基準並びに届け出に関する事項は公布の日から施行し、平成13年12月1日から適用するものでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎企画部長(西尾正範) 議案第62号市有財産の無償貸付について提案理由を御説明申し上げます。

 このたびの貸し付けは、平成12年11月に函館バス株式会社と締結したバス事業の経営一元化に当たっての基本協定に基づく支援措置として、現在の交通局昭和営業所の土地、建物及び構築物を無償貸し付けしようとするものでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



◎土木部長(木下修一) 議案第63号二級河川の指定の変更について提案理由を御説明申し上げます。

 準用河川湯の沢川の2級河川の指定の変更につきましては、現在中の沢川の合流点から湯の川への合流点までの1.5キロメートルの区間が2級河川に指定されておりますが、新たに中の沢川合流点から函館市滝沢町60番2地先の上流端を示す標柱までの1.1キロメートル区間について改修整備を図るため、当該区間を新たに2級河川に追加指定し、北海道が行う河川改修事業の促進を図ろうとするものでございます。

 この指定の変更について、北海道知事から河川法第5条第4項の規定に基づき意見を求められており、これに異議がない旨回答いたしたいので、河川法第5条第5項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。

 以上、御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。



○議長(岩谷正信) お諮りいたします。

 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

  (「異議なし」の声あり)



○議長(岩谷正信) 異議がありませんので、そのように決定いたしました。

 お諮りいたします。

 議案調査のため、2月27日から3月4日までの6日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

  (「異議なし」の声あり)



○議長(岩谷正信) 異議がありませんので、そのように決定いたしました。

 次の本会議は3月5日午前10時から開きますので、御参集ください。

 本日はこれをもちまして延会いたします。

          午前11時30分延会