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北海道 札幌市

平成17年(常任)環境消防委員会−07月22日-記録




平成17年(常任)環境消防委員会
 札幌市議会環境消防委員会記録
           平成17年7月22日(金曜日)
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      開 会 午前9時58分
○藤原廣昭 委員長  ただいまから、環境消防委員会を開会いたします。
 報告事項でありますが、涌井委員からは欠席する旨、連絡がありましたので、ご報告を申し上げます。
 それでは、議事に入ります。
 札幌市たばこの吸い殻及び空き缶等の散乱の防止等に関する条例の施行規則についてを議題とし、理事者から説明を受けます。
◎二木 環境事業部長  私の方から、通称ポイ捨て等防止条例の施行に向けた幾つかの点についてご報告いたしたいと思います。
 まず初めに、お手元にお配りしております都心部における美化推進重点区域と喫煙制限区域の指定についてでございます。
 美化推進重点区域は、たばこの吸い殻、空き缶等及び飼い犬のふんの散乱を防止し、美しい街づくりを推進することが特に必要と認められる区域であり、また、喫煙制限区域は、美化推進重点区域の中において、たばこの吸い殻の投げ捨てにつながるだけでなく、他人の身体を害するおそれのある喫煙を制限する必要があると認められる区域のことであります。
 この区域を指定するに当たり、条例に基づき、6月から7月初めにかけて、四つの連合町内会と七つの商店街振興組合などの方々に条例の内容の説明をした上で、区域の指定について意見を聞いてまいりました。この中で、各団体の区域と整合のとれた区域とすべきであるとの意見をいただくとともに、灰皿の設置についても幾つかの団体から要望が出されておりました。
 今回、お手元に配付した区域は、歩行者数もある程度多く、観光都市としての顔となる区域が含まれていること、市民や観光客の方々にわかりやすいこと、指導の実効性が確保されること、そして、地元の意見がある程度反映されていることなどの観点から総合的に決めたものでございます。
 なお、喫煙制限区域の拡大を希望される声も多くあることから、今後、運用実績を見きわめた上で検討していく考えでございます。
 次に、過料の額についてでございます。
 条例におきましては、過料の額は2万円ないし3万円以下となっておりますが、10月1日の罰則規定の施行時点では、全市均一に1,000円の過料といたしました。この過料の額は、同様の条例を制定し、かつ、実際に過料の徴収を行っている先行都市を参考にしたものでございます。具体的には、広島市が過料額1,000円、また、東京都千代田区が2,000円であります。広島市の場合、罰則を適用した昨年1月に103件あった違反件数が、ことしの3月には9件に減少しているということでございます。減少の要因がすべて過料の徴収であると特定できるわけではございませんけれども、広島市が採用している1,000円で十分な心理的抑止効果があるというふうに考えてございます。
 次に、前回の環境消防委員会でお話のありました灰皿の取り扱いについてでございます。
 配付しております区域図に示しておりますが、喫煙制限区域の中に、本市が設置している灰皿が46カ所、民間が設置している灰皿が126カ所ございます。条例施行後のこれらの灰皿の取り扱いでございますが、指定した区域は、特に札幌の顔として美しい街並みを形成する必要があることから、より望ましい環境とするため、行政が率先して取り組みの姿勢を示すことが大切と考えまして、本市が設置した灰皿につきましては、これを撤去することで考えてございます。
 最後になりましたが、この条例の普及啓発に向けた取り組みについてでございます。
 さきの委員会でご説明いたしましたが、企画コンペ方式で核となる会社を1社選定いたしました。テレビ、ラジオ、新聞などいろいろな媒体を活用したPRを今月末から展開してまいります。特に、短期間で条例趣旨の周知徹底を図るため、強烈な印象を持ったタレントである、元プロレスラーの北斗晶さんとその夫である現役プロレスラーの佐々木健介さんを起用することといたしました。
 このほか、公共施設はもとより、札幌商工会議所のご協力を得て、加盟1万5,000社にポスターやリーフレットの配付を行うとともに、観光客の方に周知を図るため、観光協会を初めとする16の関係団体あてに周知方、協力を要請してまいります。
 間近に迫っておりますけれども、施行日の8月1日には、地域の環境美化団体であるクリーンさっぽろ衛生推進協議会とも協力して、市内各地で街頭キャンペーンを行う計画であります。
 つきましては、条例制定の経緯を踏まえまして、議会の方々にもあらゆる場面でご協力をいただきたいというふうにお願い申し上げて、私のご報告を終わります。
○藤原廣昭 委員長  それでは、質疑を行います。
◆村松正海 委員  今それぞれ説明を受けましたけれども、私の方から、何点か、ご質問と確認をさせていただきたいと存じます。
 今、報告があった区域の指定と過料額についてでありますが、確認しておきたいのは、施行規則で定めると考えてよろしいのか。まず、それが1点です。
 それから、美化推進重点区域と喫煙制限区域は、私はそれぞれ違った意味があるのではないかと思いますけれども、範囲が同じ区域になった理由を聞かせていただきたいと思います。
 それから、当初考えていたよりもエリアが拡大されたと思いますけれども、その点についてもうちょっと詳しく説明をしていただきたいと思います。
 また、この条例では、過料額について、美化推進重点区域とそれ以外の地域で差をつけているわけでありますが、今の説明では同じ額になっております。それはどうしてかということをお伺いしたいと思います。
 そして、指導員でありますけれども、指導員を配置して過料の徴収などを行うわけでありますが、この業務は、現在先行しているほかの二つの都市を見ても非常に難しい面があると思います。
 そこで、この指導員の採用方法、そして、具体的な業務内容、街頭で行う指導時間などについてもお伺いしたいと思います。
◎二木 環境事業部長  4点ございました。
 まず、1点目の施行規則の件でございます。
 区域の指定につきましては、条例の規定に従いまして告示することといたしました。また、施行に必要な事柄については市長が定めることとなっておりますので、区域を示す標識の設置、それから、散乱等防止指導員や過料の徴収手続につきましては、施行規則の中で規定してまいりたいと思います。
 また、過料の額につきましては、別途、市長が定める形で進めたいというふうに考えてございます。
 2点目の区域のことでございます。
 ご指摘のとおり、美化推進重点区域と喫煙制限区域は、異なった意味がありますけれども、今回同じ区域にした理由ですが、まず一つは、都心部は札幌の顔として二つの区域の要件に合致しているということが考えられること。そして、何よりも市民や観光客の方々に正しい区域を認知していただくために、わかりやすさを重要視して同じ区域としたところでございます。
 次に、当初の区域案から変更されているということでございます。
 先ほど若干ご説明いたしましたが、地元の連合町内会や商店街などから、それぞれの団体の区域と整合をとるようにという強い意見がございました。地域の方がこの条例の実効性に大きな期待を寄せているということもございますので、今後、地域の方と協力して美しい街づくりを進めていく上では、地域の皆様のご意見を最大限取り入れた区域の設定をすべきというふうに考えたところでございます。
 3点目の過料額についてでございます。
 過料の徴収は、ポイ捨てなどの禁止項目が社会的ルールとして定着することを図るため、違反者の反省を促す、あるいは心理的抑止効果を目的としたものでございます。したがいまして、条例上は過料額に差はございますけれども、当面の運用に当たっては、まずは1,000円からスタートしたいというふうに考えてございます。
 4点目の指導員の採用方法であります。
 過料の徴収という特殊な業務を行うことになりますので、市の非常勤職員として採用したいと考えております。また、この特殊な業務を円滑に行うためにも、一般の方からの採用というよりも、広島市や千代田区の例に倣いまして、警察のOBの方を採用したいというふうに考えてございます。
 次に、指導員の業務内容でございますが、条例の普及啓発と違反者に対する指導及び過料の徴収が主な業務と考えてございます。また、業務の範囲についてでございますが、都心部の喫煙制限区域を重点に街頭指導をいたしますけれども、地域の拠点となる場所につきましても定期的に見回りたいというふうに考えてございます。
 最後に、指導の時間帯でございますが、原則として、月曜日から土曜日については朝8時から夜7時までのおおむね6時間程度を考えてございます。そのほか、日曜・祝日は朝9時から夜6時までの5時間程度を考えたいと思います。
◆村松正海 委員  今の4点については、よくわかりました。
 そこで、もう1点質問したいのですけれども、喫煙制限区域内にある公的な灰皿は撤去すると聞いております。これにつきましては、いろいろな議論もありますけれども、喫煙を取り巻く環境を考えれば、私は非常にいいことだと思っております。
 ただ、その一方で、議論の中では喫煙場所の設置を望む声も多かったと聞いておりますが、これらの声に対して札幌市はどのように考えているのか、この点について質問させていただきたいと思います。
◎二木 環境事業部長  灰皿についてでございます。
 前回の環境消防委員会でもご報告いたしましたが、委員ご指摘のとおり、パブリックコメントの結果、灰皿の設置を望む市民、ないしは市外の方々の要望がやっぱり強く出されていたというふうに理解してございます。したがいまして、設置主体も含めまして、可能性について今後検討してまいりたいと思います。また、仮に設置が可能となった場合におきましても、適正な管理をしなければいけないという問題もございますので、その点につきましても検討してまいりたいというふうに考えております。
◆村松正海 委員  今後検討するということでありますけれども、さっき言ったように、公的な灰皿はすべて撤去すると。私的と言ったらおかしいんですけれども、民間の灰皿も、当然、民間には強制力はありませんが、札幌市として指導できるものは指導をしていった方がいいと思います。
 最後に、要望です。
 先ほどもちょっと触れましたが、エリアも、当初は駅周辺から駅前通ということで考えておりましたけれども、このようにエリアも非常に拡大されたわけであります。拡大することは、決して悪いことではなくて、僕はいいことだと思っております。
 拡大されたエリアの中では公的な灰皿を全部撤去するわけでありますから、2カ所ないし3カ所、2カ所でも結構ですけれども、例えば、駅周辺や大通周辺に、灰皿を置くんであれば撤去する意味がないわけでありますので、スクリーンとかパーテーションとか、そういうきちっと分煙の区画をしたエリアを設けるべきではないかと私は思います。
 喫煙する者は、喫煙しない人に最大限の配慮をしないとならないと思っていますし、また、喫煙者にも、最小限の配慮がやっぱり必要だと思います。今はちょっと減りましたけれども、たばこ税ということで、札幌市に除雪費として最大で年間約150億円ぐらい入っているわけでありますから、喫煙する者にもマナーを守ってもらって、そして、2カ所ぐらいの喫煙空間の設置を、言葉は優しいですが、強く要望して、終わります。
◆宮川潤 委員  区域については、連合町内会や商店街などからも話を聞いてこういう区域になったということでありますが、なお、今回示された区域以外に、拡大してほしいですとか、あるいは含めないでほしいですとか、連合町内会あるいは商店街から区域に対して何か意見が出ていたのであればお示しをいただきたいということと、一般の市民の方から区域に関して何か意見が出ていたのであればその点についても聞かせていただきたいと思います。
 それから、過料の納付についてですけれども、具体的に徴収納付の方法はどういうふうになるのかということと、納付されない場合はどういう手続になるのかという点についても、あわせてお示しください。
◎二木 環境事業部長  それぞれ意見をお聞きした段階では、先ほども言いましたように、町内会や商店街の方々は、やはり、自分たちのエリアと整合がとれるようにしてくれという意見のほかに、将来的に拡大の基調で考えていくことになるのかどうかということも、今後、状況を見ながらいろいろ判断していったらいいのではないかということもあったやに思います。
 それから、市民の方々からも、一般的な意見として、やはり全市に拡大すべきだというような意見もございましたし、吸う方からすれば、そんなに手広くやってもどうなのかなと。そういう意味では両論があったような印象を持ってございます。
 それと、納付の手法でございますけれども、指導員が違反者を見つけて、現行犯といいますか、その場で事実を確認した上で弁明の機会を与えることになってございます。一たん、そこで弁明書を交付して、その場で本人が事実を認めたら、即1,000円を徴収するという形になります。仮に、そこで現金を持っていないということになれば、納付書を発行して、後日、納めていただくという手続になろうかと思います。かつ、そこで納付されないという事実があれば、通常のいわゆる督促等の行為を行った上で収入にしていくというような考えになろうかと思います。
◆宮川潤 委員  その場で1,000円の納付というのはどうなのでしょうね。なかなか難しいだろうなというふうに思います。徴収する方もされる方も、その場でというのはなかなか難しい面があるのかなと思います。
 それから、弁明書の交付ということもありますけれども、弁明の仕様によって過料を納付しないということもあり得るということなのでしょうか。その点、トラブルの対応ということと弁明書についてちょっとお聞かせください。
◎二木 環境事業部長  これも、実際、運用してみなければちょっとわからない点があろうかと思います。ただ、広島市の例を聞いておりますと、ほとんどがその場で徴収されているということでございます。中には、やはり、現金の持ち合わせがないということも数件あるそうですけれども、基本的にはその場でお支払いしていただけるというふうに思います。事実関係をしっかり確認した上で徴収手続を進めたいというふうに考えております。
◆宮川潤 委員  いずれにせよ、現金の支払いをしていただくわけで、トラブルの発生ということにもなりかねないものですから、その辺は、厳しく対応しなければならない面もあるでしょうし、また、相手の言い分もよく聞きながら納得してもらって、よく理解していただいてと。制度を理解していただかなければ、なかなか納付するとは簡単にならないと思いますので、その点、PRを先行させることと、それから、市民の皆さんが納得し、理解して制度を進めていくという点について、くれぐれも心がけていただきたいということを申し上げたい。
◆宮本吉人 委員  今の段々のお話を聞いていて、私は、たばこを吸わない立場から、かねがね禁煙に関して運動してきた方なんですが、日本人というのはいろんな意味にも言えるんですけれども、非常に思いやりのある優しい民族、反面、逆にルーズになっており、まあ、それぐらいならというような感じで、それが長年の慣行の中で結果的にこういったルールをしっかり守るというものが薄れてきているような感じがするんです。
 特にたばこの問題は、世界の先進国の中で日本が一番マナーが悪いですね。そして、吸う人の権利と言うけれども、それでは、吸う人の権利は認めるが、吸わされる方の権利はどうしているんだ、被害はどう考えているんだということを言いたいのですね。
 だから、少なくともそういった意味で、吸う人に吸う権利があるんなら、それに対する義務と責任を明確にきちっと自己責任の中でできるならば、それはそれで認めていくけれども、人に迷惑をかけっ放しで、そして自分の権利だけでこういったものを主張するということについては、私はもっともっと厳しくやるべきだというふうに思うんです。特に、健康被害、いろんな面で影響を与える問題でありますからね。
 ですから、今言う重点区域においても、当然、灰皿の撤去はもちろんのこと、吸いたい方は、それらのものを自分の責任において確保して吸っていただかないとならないというふうに思うんです。そういう部分で、今ちらっと話が出ましたが、除雪費分がたばこ税で上がっていると言うけれども、僕が調べましたら、たばこが原因であると言われている肺がんを含めた肺気腫の医療費が100倍使われているんです。ですから、そんなものは、僕は、吸う人のエゴだというふうに思うしね。
 これらの問題で、重点区域でも民間の灰皿の設置場所は、民地だからということでこれが及ばないという話を聞いたんですけれども、民地に灰皿があって、そこで吸っていても、煙は民地から道路にどんどん出てくるんですよ。ですから、そんなことを言ってたんでは、今のたばこの問題に関する行政の姿勢としては、僕はだめだと思うんです。民地であっても、吸うということに関しては完全分煙を指導していくとか、それであればいいですよと。
 僕は前にも例に挙げて言ったのですが、丸井デパートの歩道のところにベンチと灰皿が置いてあるんです。見たら、特に若い女性がすごい多いのです。もうぷかぷかと、あの前を通っていたら煙がうわっとかかるから遠回りしていかなきゃならん。民地だからといってそういうことをやっていたんでは、何もこの条例の意味がないんであります。ですから、そういう場所を提供するに当たっても、完全分煙にした形で提供していただけるように、こういうこともあわせて指導していかなきゃならんというふうに思うもんですから、せっかくつくる条例ですから、優しく配慮をなんて言っていたんではけじめがつきませんので、その考え方と気持ち、覚悟を、もう一回、はっきり言っていただきたいんです。
◎二木 環境事業部長  灰皿の問題につきましては、非常に難しい問題だというふうに考えてございます。まずは施行して、市民の方がどう思われるかということも十分把握しながら、いろいろな可能性をこれから探ってまいりたいというふうに考えてございます。
◆宮本吉人 委員  何か、歯がゆい感じだけどね。
 それから、今の重点区域なんですが、南の方は南4条線で切れているんですね。夜の繁華街である薄野がすっぽり抜けているのですが、そちらの方からもそういう声があるんですよ。将来的に、こういった重点区域を拡大する可能性というものがあるかないか、それだけ聞かせてください。
◎二木 環境事業部長  ただいまも言いましたように、施行後の状況を見ながら、そういう強い要望等々、そして、トラブル等が発生しないような運用も考えていかなければいけないというふうに考えていますので、その辺を見きわめて判断してまいりたいというふうに思います。
◆柿崎勲 委員  前回の委員会も今回の委員会も、重点区域とたばこの話が大変多いんですね。ところが、条例をつくったときは、犬ふんとか空き缶とか絡まっているんだよね。これについては、皆さんの中からもさしたる強いお言葉がございませんで、委員会をやると、たばこを吸う人と吸わない人、灰皿の話で行き来してしまっている。
 どっちかというと、今までモラル、マナーでくくってきたことを、条例をもつくらなければならない事態になりましたということを、市民に周知徹底させて、だから、逆に言うと、私は、犬ふんと空き缶のお話をしておかなければならない。たばこは、これほど、新聞やらテレビやら、お話をしてくれたり、この委員会でもたくさん話をしてくれたりして周知徹底されているのかなと思うんですが、犬ふんだって空き缶だって嫌なのは同じでして、その点から言えばね、犬飼っている人はいいし、犬飼っていない人は悪いしということになるんだろうと思うんです。
先ほどのPRのお話を言えば、コンペで1社に選定しましたということなんだけれども、これは、これからつくるのか、もうつくっておられるのかわかりませんが、あえてポイ捨てたばこに特化することなくPRしていただきたいというふうに思います。
 もう一つは、都心に区域をつくったというのは、先ほどのお話のように、観光客、札幌市民の目線が一番集まるところという意味でおつくりになったが、各区においても同じような、人が集まるというか、主要な地域、区域というのがあるわけでして、これはこれで、やっぱり区においてもそういうようなことが必要なことだと。私が今言ったように、特化して制限重点地域をつくれということを言っているのではなくて、先ほどの指導員のお話もありましたから、それぞれの区で月日を設けて、このときは重点的に、区役所を挙げて条例遵守のための月間とか週間というようなことをやっていただくような工夫も必要なのではないかというふうに思います。
◎二木 環境事業部長  確かに、たばこのみではなく、空き缶だったり犬ふんであったり、これも大変重要なことだというふうに思ってございます。PRに際しましても、偏らないように十分配慮したPRをしていきたいというふうに思います。
 それと、各地域でのいわゆる美化活動なり、このポイ捨ての条例施行に際しては、現在、クリーンさっぽろ衛生推進協議会等といろいろ協議をさせていただきまして、かつ、行政の方の支援策としても要綱を定めて取り組もうというふうに考えてございます。
 区の方からも、そういった部分について地域に重点的な取り組みをするという声も聞いてございますので、そういう中でいろいろ取り組んでまいりたいというふうに考えております。
◆佐藤典子 委員  私からも、1点のみ、質問させていただきます。
 前回の2定のときにも質問させていただきましたが、この条例は、美しい街づくりを求めて、それを進めていくということで、きょうの説明の中にも、本当にそれに配慮して進められるということがわかりました。
 広島の例を挙げられまして、広島では、罰則の適用が、1月が103件、3月が9件になったということです。私たちも視察に行ったときに伺いましたが、マスコミをうまく使ったと言われていました。過料を取って、何人だったとか、そういうことをマスコミにどんどん流して、自分もそういうことになってはいけないということもあったようだというふうに私は聞いたんですね。
 それで、札幌市としては、先ほどからPRに、そういうものをうまく使われるということだったんですけれども、これから、過料の対象になった人たちがいたよとか、そういうことをマスコミに対して発表されるとか、その使い方というのはどういうふうにされていくおつもりか、最初の方だと思うんですが、その姿勢をお聞かせください。
◎二木 環境事業部長  最初のPRは、まさしくマスメディアを使いまして、ポイ捨てはやってはいけないことだということをまず盛んにPRしていきたいというふうに考えております。これは、今月末から、その部分はテレビのスポット番組を使いながら常時流していきたいなというふうに考えておりますし、あと、10月の完全施行に向けても、またその部分の新たなスポット番組を流すなりして周知を図っていきたい。
 それから、できましたら、指導員も10月前に採用したいと考えておりまして、まず、街頭啓発を重点的にやっていくことをしながら、徐々に施行に向けての地ならしをしていくといいますか、そういう形をとりながらやりたいというふうに思ってございます。
 極端に取り締まられている現場を見せるのはいいのかどうか、そこはまさしくトラブルを避けるような形も必要だと思いますので、それはちょっと慎重に考えていきたいというふうに考えてございます。
◆佐藤典子 委員  私が伺いたかったのは後者の部分でした。これは本当に過料が目的ではないということと、監視社会をつくらない、関心のある温かい街づくりの中で美しい街づくりを進めていくということがとても大事だと思っていますので、過料について、過度に、センセーショナルにあおるとか、そういうような中で進めていただきたくないという思いから今質問させていただきましたので、配慮していただきながら、よろしくお願いいたします。
○藤原廣昭 委員長  ほかに質疑はございませんか。
 (「なし」と呼ぶ者あり)
○藤原廣昭 委員長  なければ、質疑を終了いたします。
 以上で、本日の委員会を閉会いたします。
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      閉 会 午前10時32分