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北海道 札幌市

平成17年(常任)総務委員会−06月01日-記録




平成17年(常任)総務委員会
 札幌市議会総務委員会記録
           平成17年6月1日(水曜日)
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      開 会 午後1時23分
○近藤和雄 委員長  ただいまから、総務委員会を開会いたします。
 報告事項は、ございません。
 会議に先立ちまして、ご案内をいたします。
 皆様も既にご承知とは存じますが、本日からエコスタイルの実施期間となっております。本委員会室においても、冷暖房の温度設定を28度とすることとしております。それに伴いまして、議会の品位を損なわない程度の軽装を認めることになりました。
 つきましては、委員各位はもとより、説明員におかれましても、上着を脱ぐなどして各自で対応していただくようにお願いいたします。
 それでは、議事に入ります。
 議案第17号 円山小学校改築工事請負契約締結の件を議題といたします。
 質疑を行います。
◆峯廻紀昌 委員  円山小学校改築に伴いまして、防犯の面から1点だけお伺いをしたいと思います。
 昨今、学校施設内における本当に痛ましい悲惨な犯罪が起きている状況でございます。そういう中で、これから建てる学校については、かなり防犯の面に考えを持っていきながらつくっていかなければいけない、このことが求められているというふうに思います。今回の円山小学校の改築に関しては、そういう防犯面を今までとは違う形で取り入れた特色があるというふうにお伺いをしておりますので、その辺をもう少し具体的にご説明いただきたいと思います。
◎桜庭 工事担当部長  円山小学校の防犯対策についての特徴ということでございます。
 まず、部屋の配置計画でございますけれども、職員室は1階の昇降口の向かい側ということ、それから、屋外のグラウンドが見通せる配置にしてございます。また、昇降口にはカメラつきのインターホンを設置して、来訪者を確認してからドアをあける構造とし、不審者の侵入の防止や早期の発見に配慮してございます。さらには、1階の外部に面する窓でございますけれども、高さを地上から1.5メートルと、従来より30センチほど高くして窓からの侵入防止に対処しております。
 また、万が一、不審者が侵入した場合に備えまして、校長室など管理諸室の廊下に面する建具の部分でございますけれども、ガラスの大型化とか透明化を図ることで迅速に対応できる施設づくりとしてございます。
◆峯廻紀昌 委員  今のご説明で、従前にない防犯面を取り入れた建築物になっているということは十分に理解をいたしました。今まで、どちらかというと、職員室は2階の真ん中といった部分での設置が多かったと思いますが、表玄関あるいはグラウンドを見渡せる形での職員室の配置など、モニターつき防犯カメラも導入されるということでございます。
 そういった意味では、これから新しい施設の中で教育が行われていくわけですけれども、そこを使われる先生方の意見をぜひ聞いてもらいたいと思います。なぜかと言いますと、今回導入される新しい建物の防犯対策が100%であればいいですけれども、使っていく中で、使い勝手といいますか、もっとこういったところに配慮すれば防犯面において強化できるという現場の方の声を1年ぐらい聞く中で実証し、今回のものがベストであればそれでよろしいですし、見直すべきところがあれば見直す中で、さらに防犯について強化し、拡大を図っていただきたいということを要望いたしまして、私の質問を終わりたいと思います。
◆高橋功 委員  私からも、1点だけお伺いをしておきたいと思います。
 最近、分譲マンションとか一般の住宅なんかでも外断熱工法ということが大変ふえているというふうに聞いています。外断熱ということについて言えば、環境負荷の低減とか居住性の向上とかそれなりの効果があるというふうに言われているんです。
 聞くところによると、今回の円山小学校の改築工事においては、今申し上げた外断熱工法を採用するというふうに伺っています。学校では初めてということで、外断熱工法の効果とか効用ということをどういうふうに整理されているのか、先にこの点を伺っておきたいと思います。
◎桜庭 工事担当部長  円山小学校の外断熱工法の効果、効用についてでございます。
 外断熱工法につきましては、ご承知のとおり、建物全体を外側から断熱材で包んでしまいます。これによりまして、夏、冬の外気温の変化から建物躯体が保護され、建物の長寿命化あるいは耐久性の向上、さらにはランニングコストの低減に有効でありまして、環境に配慮した工法であります。また、コンクリート自体の蓄熱効果によりまして、室内温度の変化をできるだけ少なくすることで安定した居住環境を確保することが可能になります。
 以上のことから、今回、本市の学校としては初めて円山小学校に外断熱工法を採用いたしました。
◆高橋功 委員  環境への配慮とか居住環境の向上という意味で、今、部長からも外断熱工法の効果が言われましたが、こういうところがメリットなのだという話です。いいところばかりなら全部やればいいんだろうけれども、一方で、それはコストとかいろんなものがあるわけです。その見合いだと私は思うんだけれども、市場とか何とかではあるのかもしれませんが、学校としては今回初めてこの工法を採用しました。本市は、いっとき、学校の建築ラッシュが続いたわけだから、今後、当然、その更新というか、建てかえとかになってくるので、その辺の方針は基本的にどのようにお考えなのか、確認をしておきたいなと思います。今後、どういうふうにされていくのか。
◎桜庭 工事担当部長  外断熱工法の今後の学校への採用というご質問かと思います。
 この工法は、常時、居住するような建物に特に有効でありまして、私どもは、これまで、公営住宅の屯田季実の里団地でありますとか、仮称札幌市自閉症者専門施設など居住系の建物を中心に採用してまいりました。一方、学校では、利用時間が日中に限られておりますし、また、夏休みとか冬休みなど利用されない期間が長いということで、居住系の建物とは若干異なる利用状況になります。
 そのようなことから、今回、円山小学校におきましては、建物の完成後にエネルギーの消費量でありますとか温度変化の状況というようなものを調査いたしまして、ランニングコストなどの費用対効果の検証も含めて、今後の外断熱の採用について検討を行ってまいりたいと考えてございます。
◆高橋功 委員  今、部長からご答弁があったように、外断熱工法が本当に有効なのは、毎日、人が暮らしているようなところだというご答弁でしょう。そういう意味では、なぜ学校なのかということですよ。それはそれで、あえて、今言われたようなメリットも考えて採用されたというふうに私は理解しますけれども。当たり前のことかもしれませんが、今言われたようにきちんと検証するというか、データというか、こういう効果が現にあったんだということで説明できないといかんぞというふうに思いますので、あえてその点を申し上げておきます。
○近藤和雄 委員長  ほかに質問はありませんか。
 (「なし」と呼ぶ者あり)
○近藤和雄 委員長  なければ、質疑を終了いたします。
 それでは、討論を行います。
 (「なし」と呼ぶ者あり)
○近藤和雄 委員長  なければ、討論を終了いたします。
 それでは、採決を行います。
 議案第17号を可決すべきものと決定することにご異議ありませんか。
 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○近藤和雄 委員長  異議なしと認め、議案第17号は可決すべきものと決定いたしました。
 以上で、委員会を閉会いたします。
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      閉 会 午後1時34分