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北海道 札幌市

平成17年(常任)経済公営企業委員会−04月15日-記録




平成17年(常任)経済公営企業委員会
 札幌市議会経済公営企業委員会記録
           平成17年4月15日(金曜日)
      ────────────────────────
      開 会 午後3時
○山田一仁 委員長  それでは、ただいまから、経済公営企業委員会を開会いたします。
 報告事項でありますが、小田委員からは欠席する旨、小谷委員からは遅参する旨、連絡がございました。
 議事に入る前に、一言、ごあいさつを申し上げます。
 このたび、経済公営企業委員長に選任されました山田でございます。
 本委員会は、経済局、観光文化局、水道、交通と四つの局を所轄する委員会で、大変重要な委員会でもありますし、市民生活にも多大なる影響のある委員会でございます。これからも、皆さんと一緒に、1年間、活性化ある委員会にしていきたい、頑張っていきたいと思いますので、どうぞ、各委員の皆さんのご協力をいただきますようにお願い申し上げ、委員長としてのごあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
      ────────────────────────
○山田一仁 委員長  それでは、議事に入ります。
 最初に、副委員長の互選を行います。
 ご発言はございませんか。
 (宮村委員「委員長」と呼び、発言の許可を求む)
◆宮村素子 委員  副委員長指名推選動議を提出いたします。
 副委員長には、藤川雅司委員を推薦することの動議であります。
○山田一仁 委員長  ただいまの動議のとおり、藤川雅司委員を副委員長とすることにご異議ございませんか。
 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○山田一仁 委員長  ご異議なしと認め、副委員長には藤川雅司委員が選任されました。
 それでは、藤川副委員長、ご着席の上、就任のごあいさつをお願いいたします。
○藤川雅司 副委員長  ただいま、互選によりまして、副委員長ということでご選任いただきました藤川でございます。
 初めての任務ということでふなれな面がありますが、山田委員長をしっかり支えて、この委員会が活発な議論がなされますように私なりに努力してまいりたいと思いますので、どうか皆さん方のご協力を心からよろしくお願いいたします。ありがとうございます。(拍手)
○山田一仁 委員長  それでは次に、関係理事者の紹介及び所管事務概要の説明聴取を行います。
 最初に、経済局及び農業委員会からお願いいたします。
 なお、個々にご指名はしませんので、順次、発言を願います。
◎福井 経済局長  今年度より、農務部と農業委員会が兼務体制になりましたことから、農業委員会につきましても含めてご説明いたします。
 それでは、農業委員会会長及び各部長の自己紹介をさせていただきます。その後、経済局の事務概要につきましては、産業振興部長からご説明申し上げます。

 (理事者自己紹介)

◎谷口 産業振興部長  それでは、私から、経済局の事務の概要につきまして、お手元にお配りしました資料に基づきましてご説明をいたします。
 まず、1ページ目から5ページまでは、経済局の機構と事務分掌でございます。
 2ページ目の中ほどに記載しておりますとおり、農務部と農業委員会事務局が兼務体制になりましたことから、農業委員会担当の部課長等が新設されております。
 なお、詳細につきましては、資料をごらんいただきたいと思います。
 次に、平成17年度の主要事業でございますけれども、6ページ以降の資料に基づきまして、重立ったものをご説明をさせていただきます。
 初めに、産業振興部関係でございます。
 産業振興部につきましては、商店街の活性化に向けた各種の取り組みや、雇用創出効果の高いコールセンター等の誘致などを引き続き行うとともに、札幌の魅力の一つでございます食に関連した生産から加工、流通、消費に至る過程でのさまざまな活動を支援し、食にかかわる幅広い産業の振興活性化を図ってまいります。
 また、7ページの後段からの新産業の創出につきましては、ITやバイオ関連企業の育成に加え、今後、発展が期待されるデジタルコンテンツ産業の集積に向けた基盤づくりを推進し、創造都市としての新たな札幌のイメージを打ち出してまいります。
 次に、10ページの中段からの中小企業支援につきましては、窓口相談やアドバイザーの派遣などを引き続き実施するとともに、昨年から始めました地域における生活ニーズと建設業が保有する人材や技術等の経営資源を結びつけるモデル事業を地域や期間を拡大して実施してまいります。また、金融支援では、札幌元気基金や既存の融資制度の運用により、市内中小企業の資金調達の円滑化に引き続き取り組んでまいりたいと考えております。
 なお、札幌元気基金につきましては、後ほど金融担当部長の方から補足をさせていただきます。
 次に、12ページの後段からの雇用推進部関係でございます。
 札幌サンプラザに開設いたしました就業サポートセンターは、ハローワークや民間の職業紹介会社などと連携したワンストップ型の就業支援拠点として、無料職業紹介に加え、女性や中高年に対する就業支援事業のほか、起業家講座の開催や新たな求人開拓などを実施しており、昨年10月18日のオープンから3月末までにご利用いただいた方は1万4,676人で、1日平均135人となっております。また、新たにインターンシップ受け入れ企業の拡大を目指しましたインターンシップアドバイザー事業のほか、人事、労務、人材育成などの企業の担当者を対象とした中小企業等求人採用支援事業などを行い、潜在化した雇用の掘り起こしや、採用後の短期での離職を防ぐことを目指してまいりたいと思っております。
 次に、13ページの後段からの農務部関係でございます。
 地元でとれる新鮮で安全な農産物を地元で消費するさっぽろとれたてっこ事業や、新たな農業の担い手を育成する市民農業講座さっぽろ農学校の運営を通じて、都市農業の活性化に取り組んでまいります。また、サッポロさとらんどでは、食と農に対する理解を一層深めていただくため、今年度から3期エリアにおいて大規模な体験農園の供用開始を予定しているところでございます。
 なお、農業委員会では、委員全員による総会の開催を初め、農地法に基づく農地転用の許可等に関する業務を担当する農地部会、並びに農業振興に関する業務を担当する農政部会による活動を通じて優良農地の確保などに取り組んでまいります。
 最後に、16ページに記載の中央卸売市場関係でございます。
 本市場では、機能高度化に向け、平成18年度を最終年次とする全面建てかえによる再整備事業を行っており、平成15年12月に水産棟が竣工し、昨年11月からは青果棟の建設に着手し、平成18年2月の竣工を予定しております。
 なお、会計面では、本整備事業が本格化することにより、ますます厳しい状況になることから、平成14年度より一般会計からの繰り入れをいただいておりますが、引き続き、内部効率化を含めた経営の健全化を進めてまいりたというふうに考えているところでございます。
◎神田 金融担当部長  私から、札幌元気基金につきまして、若干、補足をさせていただきます。
 お手元の資料の18ページにございます金融機関提携資金でございますが、スピーディーな審査や手続の簡素化といった要望にこたえるため、緊急的な資金需要で迅速な融資を希望する小規模事業者を対象として、融資申し込みから実行までの期間を1週間以内とする金融機関提携資金を創設いたします。融資限度額500万円、融資期間1年超3年以内、融資利率は金融機関所定の利率になりますが、無担保で第三者保証人は不要となっております。金融機関に一部損失補償を行うことにより、融資の促進を図ってまいりたいと考えております。取り扱い金融機関は、北海道銀行、札幌信用金庫、北央信用組合、商工組合中央金庫で、取り扱い開始は4月20日の予定です。
 なお、6月から札幌銀行も取り扱い金融機関となる予定でございます。
◎福井 経済局長  以上で、経済局所管事務の概要説明を終わらせていただきますが、経済局といたしましては、今後も、社会経済情勢を見きわめながら、適時、経済効果の高い事業の展開、さらには総合的な雇用対策事業を推進することで、本市の景気の回復、さらには、発展に向けて全力で取り組んでまいりたいと考えております。どうかよろしくお願い申し上げます。
○山田一仁 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。
 (「なし」と呼ぶ者あり)
○山田一仁 委員長  なければ、質疑を終了いたします。
 ここで、理事者の交代のため、暫時休憩いたします。
    ──────────────
      休 憩 午後3時11分
      再 開 午後3時12分
    ──────────────
○山田一仁 委員長  委員会を再開いたします。
 次に、観光文化局の理事者紹介及び所管事務概要の説明をお願いいたします。
◎北野 観光文化局長  私ども観光文化局は、平成17年度の機構改革によりまして、新たにスポーツ部が加わり、観光、文化、スポーツの3部体制になりました。また、これに合わせまして、観光コンベンション部の名称を観光部へ変更しております。このたびの機構改革は、さっぽろ元気ビジョンに掲げます芸術・文化、スポーツを発信する街さっぽろの実現に向けて、観光文化局の機能を拡充し、あわせて、集客交流の強化を図るためのものでございます。観光、文化、スポーツそれぞれの施策を有機的かつ総合的に推進することで、街の魅力を国内外に発信し、一層の集客交流の促進を図ってまいりたいと考えております。
 それではまず、本日、出席をしております説明員の自己紹介をさせていただきます。

 (理事者自己紹介)

◎北野 観光文化局長  それでは、観光文化局の所管事務につきまして、各部長から順にご説明を申し上げます。
◎三ツ谷 観光部長  観光文化局所管事務の概要につきまして、お手元の資料に基づいてご説明申し上げます。
 まず、1ページから4ページまででございますが、局の機構と事務分掌でございます。
 文化部文化財課に主査が、スポーツ部施設課に調整担当課長がそれぞれ新設されております。詳細につきましては、お手元の資料をごらんいただきたいと思います。
 次に、平成17年度主要事業でございますが、5ページ以降の資料に基づきまして、重立ったものをご説明申し上げます。
 初めに、観光部所管の事業でございますが、来客2,000万人の実現に向けて、引き続き市民、企業、行政の協働により、多角的なシティPRを行う集客交流・シティPRキャンペーン事業に取り組みます。特に、今年度は、札幌の持つアートの魅力を新たな都市イメージとして発信し、集客を促進していくための事業にも取り組んでまいります。
 また、国際観光の振興では、中国での観光セミナー開催やマスコミ招聘事業を展開するなど、引き続き、東アジアを重点として積極的にプロモーション活動を進めてまいります。
 最後に、さっぽろ雪まつりにつきましては、市民とのワークショップやフォーラムの開催、関係団体との懇談会を経て、将来のあり方を検討するとともに、真駒内会場廃止に伴う次回の会場構成につきましても、運営準備に支障を生じないようできるだけ早期に判断をしてまいりたいと存じます。
◎大村 文化部長  文化部所管の事業につきましてご説明申し上げます。
 文化部では、市民の皆様が多様な芸術・文化に親しむ環境を整備するとともに、文化財の活用を図ることによって、市民にとりましても、訪れてくれるお客様にとりましても、魅力あふれる街づくりを進めてまいりたいと考えております。
 平成17年度におきましては、世界の3大教育音楽祭に発展したパシフィック・ミュージック・フェスティバルや、小学6年生を対象にすぐれた音響を誇るKitaraで生のオーケストラ演奏を観賞していただくキタラファーストコンサート事業を引き続き実施してまいります。また、芸術・文化の薫る街の実現に向け、ことし11月を秋の芸術・文化月間と位置づけまして、市民の皆様にさまざまな形でアートを楽しんでいただくサッポロ・アート・ステージ2005という事業を新たに行うこととしております。さらに、集客交流の促進を目指して、観光部とも連携を図りながら、雪まつりなどの大型イベントに連動して、本市の郷土芸能や大衆文化を楽しんでいただく芸術・文化による札幌の魅力創出事業を実施したいと考えております。また、市民の皆さんの身近な芸術・文化活動を支援する事業といたしましては、引き続き、文化活動の練習会場を提供する学校開放事業の拡充に努めるほか、人気の高まっている演劇に着目し、創作、発表の活動拠点に対する支援策として、舞台芸術創作活動支援事業に新たに取り組んでまいります。
◎川井 スポーツ部長  スポーツ部所管の事業につきまして、私からご説明申し上げます。
 まず最初に、市民が身近でスポーツを楽しめる環境づくりといたしまして、今年度は、小・中学校を合わせて98校のグラウンドと285校の体育館などで学校開放事業を推進するとともに、北海道日本ハムファイターズの屋内練習場の市民開放事業などを継続して行います。また、新たに、地域に出向いてさまざまなスポーツプログラムを提供しますさっぽろスポーツキャラバン事業の試行に取り組みます。
 次に、体育施設の整備といたしまして、北区体育館の改修を行い、施設の利便性の向上を図ります。このほか、昨年度に引き続き、東雁来地区にサッカー場整備用地を取得し、道サッカー協会などによりますNPO法人がワールドカップの剰余金を活用して行うサッカー場などの整備に対して支援を行います。
 最後に、2007年ノルディックスキー世界選手権札幌大会につきましては、本大会まであと1年10カ月となり、準備作業もいよいよ本格的になりますが、今年度は、宮の森ジャンプ競技場や白旗山競技場公認コースの整備を行うとともに、来年の2月から3月にかけましてプレ大会を開催いたします。地域や学校、また、あらゆるPRツールを活用して今後のPRを積極的に行うことにより、プレ大会を成功させるとともに、本大会は本市の集客交流につながるビッグイベントとしてまいりたいと考えております。
○山田一仁 委員長  ただいまの説明に対し、質疑はございませんか。
 (「なし」と呼ぶ者あり)
○山田一仁 委員長  なければ、質疑を終了いたします。
 ここで、理事者の交代のため、暫時休憩いたします。
    ──────────────
      休 憩 午後3時21分
      再 開 午後3時22分
    ──────────────
○山田一仁 委員長  委員会を再開いたします。
 次に、交通局の理事者紹介及び所管事務概要の説明をお願いいたします。
◎黒田 交通事業管理者  交通局は、新年度、若林事業管理部長が新しく参りまして、部長職では前に座っております4名体制できちんと対応してまいりたい、このように考えます。
 自己紹介なり事業概要につきましては、後ほど、また別途、説明いたします。
 交通局は、非常に厳しい状況の中ではありますけれども、まだ集計や整理はまとまってはおりませんけれども、昨年度の地下鉄のお客様の数、収入が、わずかではありますが、ともに前年対比を上回ることができました。両方ともそろって前年度を上回ったのは9年ぶりでございます。延長でふえたかどうかは別問題としまして、基本的には大雪の影響が大きいと思っております。ぜひ、この追い風をきちんと自分たちのものにするべく、私を先頭にして、サービス事業として、かつ企業として、そういった感覚で一生懸命に取り組んでまいりたいと思っていますので、よろしくお願いをしたいと思っています。
 この後、各部長から自己紹介等々を行います。よろしくお願いします。

 (理事者自己紹介)

◎若林 事業管理部長  それでは、札幌市の交通事業の概要につきまして、私の方から、お手元にお配りしました資料に基づいてご説明いたします。
 まず、1ページ目の交通局の組織でございます。
 平成17年度は、派遣職員を含め、部長職は4名、課長職は、資産の有効活用を図るという観点から新たなポストを新設し、17名という体制でございます。また、職員定数につきましては、下の表のとおりですが、地下鉄の駅業務、今回は大通管区駅の委託や業務の見直しなどによりまして、16年度との比較で90名減の953名となっております。
 続きまして、2ページの経営健全化に向けたこれまでの取り組みについてでございます。
 札幌市の交通事業は、利用人員の伸び悩みなどから経営危機を迎え、こうした事態を打開するために、平成3年12月に交通事業経営健全化計画を、さらに、平成11年6月には経営健全化計画回復策を策定し、経営の効率化に努めてきたところでございます。
 しかし、長引く不況の影響など事業環境がますます厳しい状況になると見込まれるために、平成13年12月に新たに交通事業改革プランを策定したところでございます。この改革プランは、公と民との適切な役割分担のもとに、公共交通ネットワークの効率的かつ安定的な維持を図る観点から、市営交通事業の担うべき役割を見直し、路面電車、バス、地下鉄の各事業の方向性をまとめたものでございます。
 なお、バス事業については、改革プランに沿って、平成15年度末に民営事業者への路線移行を終えるとともに、平成16年度末をもって会計処理についてもすべて整理されたところであります。
 また、路面電車の存廃については、本年2月、存続させることの結論が出されたところでありまして、地下鉄事業については、本年1月、札幌市営地下鉄事業10カ年経営計画を策定し、健全化へ向けた具体的な取り組みを進めているところであります。
 次に、3ページの札幌市営地下鉄事業10か年経営計画の概要についてでございます。
 本計画は、改革プランを効率的、具体的に進めるとともに、平成15年度に総務省が創設し、本市がその実施団体として指定を受けました、地下鉄事業経営健全化対策を着実に推進するための実行プランであります。計画での取り組みといたしましては、ここに記載されている五つの柱に基づいた項目を掲げております。また、この計画による収支改善目標でございますが、経常収支については、平成23年度には黒字に転換させ、平成25年度までに不良債務を全額解消させること等を目標としているところであります。
 いずれにいたしましても、この計画を着実に進めることによりまして、地下鉄の事業経営に明るい兆しが見えてくるものと考えておりますので、収支改善目標を少しでも前倒しで達成できるよう、全力を挙げて取り組んでまいります。
 続きまして、4ページ、路面電車の存廃の検討結果と今後の取り組みについてでございます。
 交通事業経営改革会議での検討結果及び市民議論を踏まえまして、そのページの真ん中ほどにございますが、2の(3)存廃の結論にありますとおり、路面電車を存続させるとの札幌市としての判断がされたところであります。今後、市民まちづくり局が中心となって、都心の街づくりにおける路面電車の具体的な活用方策が検討されることとなっております。一方、交通局におきましては、当面の取り組みとして、安全運行の確保と増収対策を主眼に、ここに記載しておりますコスト削減と増収策、安全運行のための必要最小限の設備投資に向けた再検討、そして、需要確保対策に積極的に取り組んでいく所存でございます。
 5ページ目以降は、体系別の17年度予算を掲げております。
 5ページの平成17年度高速電車事業会計の概要をごらんください。
 こちらでは、17年度の地下鉄の業務量や予算の状況を記載してございます。
 まず、(1)の業務量でございますが、営業キロ数、在籍車両数、運転キロ数は、16年度からは大きな動きはございません。また、年間の乗車料収入で申し上げますと、374億700万円と、16年度予算から前年度比で1.3%の微減傾向で見込んでおります。16年度の見込みでは、先ほど管理者の方から話がありましたように、大雪などの影響もありましたが、輸送人員、乗車料収入とも前年度を上回ることが確実となり、経営健全化計画の初年度としてよいスタートを切ることができました。
 次に、(2)の予算総括表でございますが、表の上段部分にあります経常収支は次の6ページにグラフであらわしておりますので、こちらをごらんいただきたいと思います。
 乗車料や広告料などの営業収益から人件費、経費、減価償却費の営業費用を差し引きました営業収支につきましては、現金の支出を伴わない134億円の減価償却費を含みましても、61億円の営業黒字になっております。しかしながら、営業外費用にあります支払い利息169億円の負担が重く、経常収支では、グラフ右端の上の部分にございますけれども、このとおり30億円の赤字となっております。今のことが、その下の予算のポイントで整理されておりますけれども、営業収支及び経常収支とも前年度予算から比較しますと大幅に改善されており、不良債務の削減についても前年度予算から3億円改善されております。これは、経営健全化計画の収支改善目標を確実に達成する内容となっております。
 次に、(3)の主要事業でございますが、老朽化に伴う東西線車両2編成の更新、自動出改札装置更新、火災対策、バリアフリー化などを予定しております。また、保健福祉局からの受託工事では、地下鉄駅のエレベーター整備としまして、新たに北18条、南郷7丁目、菊水の3駅の設計を行うなど整備を進めてまいります。このうち、菊水駅につきましては、コンコースから地上に出るエレベーターを用地の関係から、北洋銀行との合築によりまして整備をすることとしております。今後、工事費につきましては2定での補正予算での対応を考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 次に、7ページの平成17年度軌道事業会計の概要をごらんいただければと思います。
 こちらは、17年度の路面電車の業務量や予算の状況を記載してございます。
 まず、(1)の業務量でございますが、営業キロ数、在籍車両数、運転キロ数は、16年度からは大きな動きはございません。また、年間の乗車料収入は10億7,300万円で、16年度予算から4.1%の増を見込んでおります。これは、敬老優待乗車証制度の見直しが電車事業ではプラスに働いていることによる収入増でございます。
 次に、(2)の予算総括表でございますが、先ほどと同じく表の上段部分にあります経常収支は、次の8ページのグラフをごらんいただければと思います。
 営業収支につきましては、乗車料収入に比べ人件費、経費の金額が大きく、3億8,000万円の赤字となっており、経常収支につきましても、グラフ右端の上の部分のとおり、2億4,000万円の赤字となっております。このことが、その下の予算のポイントで整理されておりますが、営業収支は5,000万円の改善を見込んでいるものの、経常収支は3,000万円の悪化を見込んでおりますことから、17年度末では約1億5,000万円の資金残ということになります。
 次に、(3)の主要事業でございますが、安全運行の確保を図るため、老朽化の著しい軌道の改良などを予定しております。
 最後に、9ページ目の札幌市交通局行動宣言でございます。
 この行動宣言は、交通局がお客様にサービスを提供する企業であるという原点に立ち、職員の意識改革の一環として記載されております三つの柱をもとに、10項目から成るお客様への約束として策定したものです。昨年4月から、地下鉄車内や駅構内などお客様の目に触れる場所に広く掲げますとともに、具体的な取り組みとしていまして、地下鉄乗務員による技能競技会の開催や、駅構内や車内のごみを拾うことで環境美化に努めるなど、お客様へのサービス向上に向けた取り組みを行ってまいりました。また、管理者からは、年末年頭や人事異動など機会あるごとに訓示を行うとともに、その内容を庁内ホームページに公表するなど、職員の意識の向上を図ってまいりました。
 平成17年度は、より一層の取り組みを進めるために、行動宣言推進チームを新たに設置するなどして、継続的な取り組みを通じて、お客様の目に見える形でより一層のサービス向上に積極的に取り組んでまいります。
○山田一仁 委員長  ただいまの説明に対して、質疑はございませんか。
◆小谷俵藏 委員  この機会に、ちょっと教えていただきたいと思ったのです。
 6ページに、南北線高架部耐震補強というのがございます。私もめったに南の方に乗ることはないのですが、先日、乗ってみて、ホームに立ちました。澄川駅でしたが、通るとかなり振動がくるのだなという感じがしたのです。ここに出ている耐震というのは、そういったことで、かつてはああいう状態が余りなかったのが、だんだんそういうふうになってきたのか。地盤は、南の方は非常にいいわけです。これはどういうことが原因でそうなっているのか、お聞きしたいなと思います。
◎北川 技術担当部長  今、手元にないのではっきりわからないのですけれども、耐震補強と言っているのは、今までもやってきていますが、特に高架部の橋脚、柱の部分です。あそこの部分が、コンクリートのかぶりが少ないと崩れると、阪神・淡路大震災のときからそういうことがあります。したがいまして、柱を補強するために上から巻きつけるような工法でいろいろやってございます。
 ただ、今、委員がおっしゃられた澄川駅の振動については、橋脚そのものとは直接関係ないと思われます。後でよく調べて、またお答えしたいと思っております。
○山田一仁 委員長  ほかにございませんか。
 (「なし」と呼ぶ者あり)
○山田一仁 委員長  なければ、質疑を終了いたします。
 ここで、理事者交代のため、暫時休憩いたします。
    ──────────────
      休 憩 午後3時38分
      再 開 午後3時39分
    ──────────────
○山田一仁 委員長  委員会を再開いたします。
 最後に、水道局の理事者紹介及び所管事務概要の説明をお願いいたします。
◎小川 水道事業管理者  部長職につきまして、それぞれ自己紹介をさせていただきます。

 (理事者自己紹介)

◎小川 水道事業管理者  次に、所管事務概要の説明に入ります前に、このたび、本市が検針業務を委託してございました財団法人札幌市水道サービス協会の検針員が水道メーターの検針に用いるハンディターミナルを紛失いたしまして、利用者の皆様にご心配をおかけいたしました。この場をかりて、おわびを申し上げます。
 このターミナルは、水道局からの貸与品でございまして、住所、氏名等の個人情報も登録されておりますが、パスワードを入力しなければ操作できない状態になってございまして、第三者がデータ閲覧や取り出しすることは困難な仕組みとなってございます。幸い、きょうの午後、そのターミナルが、後続車にひかれて壊れた状態で私有地の空き地内に放置されていたという連絡が先ほど入りました。現物を確かめましたところ、車につぶされた形で発見されておりまして、メモリーカードも引き抜けない状態ですし、電源も入らない状態でございましたので、個人情報の漏出はなかったものと考えております。
 しかしながら、こうした事故は、水道事業全体に対する市民の信頼を損なうこととなりまして、決してあってはならないものでございます。今回の事故を踏まえまして、個人情報の保護、それから、借用物の取り扱いにつきましては十分に注意し、再発防止の徹底を図っているところでございます。
 今後とも、水道局といたしましても、サービス協会と十分協議しながら、今後の水道事業の執行について万全を期してまいる所存でございます。
 引き続きまして、部長の方から概要のご説明を申し上げます。
◎湯浅 総務部長  それでは、皆様のお手元にお配りしてございます札幌市の水道事業に沿いまして、所管事務の概要をご説明申し上げます。
 まず、本市の水道事業の沿革についてでございますけれども、1ページに記載のとおりでございます。
 昭和12年に給水を開始し、以来、ことしで68年目を迎えることになっております。昨年策定いたしました札幌水道長期構想に基づきまして、利用者の視点に立つ、そういう基本理念のもとに、次の四つの目標を掲げて事業を実施してございます。一つ目に、まず安全で良質な水の確保、二つ目に、安定した水の供給、3番目に、利用者に満足される水道、4番目に、健全経営のもと、自立した水道、この目標を掲げて実施しております。
 次に、2ページに記載しております業務量についてでございます。
 給水人口は、平成16年10月1日現在で約187万人、普及率ついて言えば、99.8%に達してございます。
 次に、水源状況と給水能力についてご説明申し上げます。
 本市は、これまで、昭和47年に完成した豊平峡ダム、平成元年に完成した定山渓ダムを主要な水源といたしまして給水需要にこたえてきております。現在の給水能力は、1日当たり83万5,200立方メートルでございます。
 なお、将来、水源の確保と水源の分散化のために、北海道、小樽市、石狩市、当別町とともに、当別ダムを水源とする石狩西部広域水道企業団に参画してございます。
 次に、執行体制についてでございます。
 3ページから4ページに記載してございます。
 この間については、説明を省略させていただきます。
 次に、平成17年度予算についてでございます。
 5ページにその概要を記載してございます。
 この表の最下段にありますとおり、本年度の予算規模は、収益的支出、資本的支出を合計いたしまして687億5,100万円となっております。平成16年度当初予算に比較いたしまして0.2%の増となってございます。
 続きまして、主要事業についてご説明申し上げます。
 6ページをごらんいただきたいと思います。
 施設整備事業では、安全で安定した給水サービスを継続するために、老朽化しつつある施設の改良、更新を図るとともに、災害時の飲料水の確保のための施設整備や施設の耐震化など、災害に強い水道を目指した事業を予定しております。具体的な内容でございますが、導・浄水施設の整備として、より一層良質な水道水を確保する観点から、水道水源の水質保全事業を進めるとともに、藻岩浄水場の水力発電設備工事を進めてまいります。
 次に、送・配水施設の整備といたしまして、白川第3送水管の新設工事、藻岩、清田配水池の耐震化、緊急貯水槽の整備を進めてまいります。
 最後でございますが、配水管の整備でございます。
 合計46.52キロメートルの新設及び更新を実施するとともに、ブロック配水施設の整備も進めてまいります。
 以上、所管事務の概要につきまして簡単にご説明申し上げました。今後とも、長期安定給水の確保に万全を期すとともに、経営の効率的な執行を図り、市民サービスの向上に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
○山田一仁 委員長  ただいまの説明に対し、質疑はございませんか。
 (「なし」と呼ぶ者あり)
○山田一仁 委員長  なければ、質疑を終了いたします。
 以上で、委員会を閉会いたします。
    ──────────────
      閉 会 午後3時47分