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北海道 北海道

平成17年第4回定例会−12月09日-05号




平成17年第4回定例会

平成
 第4回北海道議会定例会会議録
17年                   第5号
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平成17年12月9日(金曜日)
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 議事日程 第5号
  12月9日午後1時開議
日程第1、議案第1号ないし第18号、第23号ないし第29号及び報告第1号
日程第2、決議案第1号
日程第3、意見案第1号
日程第4、意見案第2号
日程第5、意見案第3号ないし第13号
日程第6、議員派遣の件
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●本日の会議に付した案件
 1.日程第1から日程第6
 1.閉会中前会より継続審査中の会議案第2号継続審査の件
 1.閉会中請願・陳情継続審査及び事務継続調査の件
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 出席議員(105人)
   議長   110番  高橋文明君
   副議長   90番  西本美嗣君
        1番  戸田芳美君
        2番  大河昭彦君
        3番  織田展嘉君
        4番  池田隆一君
        5番  勝部賢志君
        6番  北 準一君
        7番  岩間英彦君
        8番  内海英?君
        9番  大崎誠子君
        10番  小野寺 秀君
        11番  小畑保則君
        12番  小松 茂君
        13番  作井繁樹君
        14番  菅原範明君
        15番  棚田繁雄君
        16番  千葉英守君
        17番  中司哲雄君
        18番  中村裕之君
        19番  長谷秀之君
        20番  藤沢澄雄君
        21番  小谷毎彦君
        22番  須田靖子君
        23番  田村龍治君
        24番  長尾信秀君
        25番  福原賢孝君
        26番  保村啓二君
        27番  角谷隆司君
        28番  横山信一君
        29番  真下紀子君
        31番  花岡ユリ子君
        32番  稲津 久君
        33番  金岩武吉君
        34番  池本柳次君
        35番  蝦名清悦君
        36番  岡田 篤君
        37番  岡田俊之君
        38番  沖田龍児君
        39番  木村峰行君
        40番  日下太朗君
        41番  村田憲俊君
        42番  山本雅紀君
        43番  吉田正人君
        44番  米田忠彦君
        45番  岩本剛人君
        46番  蝦名大也君
        47番  遠藤 連君
        48番  大谷 亨君
        49番  柿木克弘君
        50番  田渕洋一君
        51番  布川義治君
        52番  加藤礼一君
        53番  鎌田公浩君
        54番  喜多龍一君
        55番  工藤敏郎君
        56番  瀬能 晃君
        57番  竹内英順君
        58番  原田 裕君
        59番  船橋利実君
        60番  本間 勲君
        61番  丸岩公充君
        62番  水城義幸君
        63番  見延順章君
        64番  斉藤 博君
        65番  佐々木恵美子君
        66番  佐野法充君
        67番  三井あき子君
        68番  沢岡信広君
        69番  滝口信喜君
        70番  西田昭紘君
        71番  林 大記君
        72番  星野高志君
        73番  井上真澄君
        74番  岡田憲明君
        75番  久保雅司君
        76番  森 成之君
        77番  荒島 仁君
        80番  大橋 晃君
        81番  佐藤英道君
        82番  三津丈夫君
        83番  伊藤政信君
        84番  高橋由紀雄君
        85番  段坂繁美君
        86番  平出陽子君
        87番  井野 厚君
        89番  鈴木泰行君
        91番  大内良一君
        92番  石井孝一君
        93番  板谷 實君
        94番  伊藤条一君
        95番  加藤唯勝君
        96番  川尻秀之君
        97番  川村 正君
        98番  清水誠一君
        99番  高橋定敏君
        100番  釣部 勲君
        101番  神戸典臣君
        102番  小池 昌君
        104番  和田敬友君
        105番  勝木省三君
        106番  湯佐利夫君
        107番  岩本 允君
        108番  久田恭弘君
        109番  高木繁光君
 欠席議員(2人)
        78番  日高令子君
        88番  鰹谷 忠君
 欠員(3人)
        30番
        79番
        103番
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 出席説明員
   知事        高橋はるみ君
   副知事       吉澤慶信君
   同         山本邦彦君
   同         麻田信二君
   出納長       河村耕作君
   公営企業管理者   梶本孝博君
   総務部長      原田淳志君
   知事政策部長    嵐田 昇君
   企画振興部長    吉田洋一君
   環境生活部長    前田 晃君
   保健福祉部長    太田 博君
   経済部長      近藤光雄君
   経済部参事監    高井 修君
   農政部長      佐藤 隆君
   農政部参事監    高橋英明君
   水産林務部長    達本文人君
   建設部長      野村昌信君
   企業局長      中島 昇君
   総務部次長     立川 宏君
   財政課長      井筒宏和君
   秘書課長      窪田 毅君
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   教育長       相馬秋夫君
   企画総務部長    藤原貴幸君
   生涯学習部長    真田雄三君
   財務課長      戸沢孝一君
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   選挙管理委員会   河合裕秋君
   事務局長
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   人事委員会委員長  泉川睦雄君
   人事委員会     真鍋俊彦君
   事務局長
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   警察本部長     樋口建史君
   総務部長      永井達也君
   総務部参事官    田片 薫君
   兼総務課長
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   労働委員会     横山健彦君
   事務局長
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   代表監査委員    徳永光孝君
   監査委員事務局長  佐藤俊夫君
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   収用委員会     江端 透君
   事務局長
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 議会事務局職員出席者
   事務局長      馬籠久夫君
   議事課長      倉島 宏君
   政策調査課長    生駒久勝君
   議事課主幹     池野淳司君
   秘書室主幹     名取博史君
   議事課主査     本間 治君
   速記室主査     戸塚久美子君
   同         山崎恵喜君
   同         村上清晴君
   議事課主任     松井直樹君
   同         塚本浩司君
   速記士       八巻恵子君
   同         高井京太君
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  午後1時25分開議
○(議長高橋文明君) これより本日の会議を開きます。
 報告をさせます。
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     〔倉島議事課長朗読〕
 予算特別委員会
            委員長に       西田昭紘委員
            副委員長に      大谷 亨委員
 それぞれ当選した旨報告がありました。
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1.議員から、決議案第1号及び意見案第1号ないし第13号の提出
 がありました。
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決議案第1号 北海道警察の不正会計処理問題調査特別委員会設置
       に関する決議
意見案第1号 北海道道州制特区推進法の早期制定を求める意見書
意見案第2号 「事業仕分け・見直し」による「小さくて効率的な
       政府」の実現を求める意見書
意見案第3号 在日米軍再編に係る米空軍嘉手納基地所属F15戦闘機
       の訓練の移転に関する意見書
意見案第4号 改造エアガン対策の強化を求める意見書
意見案第5号 医療制度改革に関する意見書
意見案第6号 私立専修学校に対する財源措置に関する意見書
意見案第7号 次世代育成支援施策・保育施策の推進にかかわる国の
       予算の拡充を求める意見書
意見案第8号 建設業等の経営基盤の安定及び季節労働者の雇用と
       生活の安定を求める意見書
意見案第9号 米国産等の牛肉の輸入再開に対する意見書
意見案第10号 耐震構造設計偽造問題の原因究明と再発防止のための
       制度改善を求める意見書
意見案第11号 軽油引取税について暫定税率増税分7円80銭の撤廃を
       求める意見書
意見案第12号 農業分野の規制改革に対する意見書
意見案第13号 森林の違法伐採問題への取り組み強化を求める意見書
     (上の決議案及び意見案は巻末決議案の部及び
      意見案の部に掲載する          )
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1.関係常任委員長及び予算特別委員長から、議案審査の結果に
 ついて報告がありました。
     (上の委員会審査報告書は巻末議案の部に掲載する)
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1.知事から、説明員の異動について通知がありました。
     (上の説明員の異動通知は巻末その他に掲載する)
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1.監査委員から、例月出納検査の結果について報告がありました。
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1.議長は、請願第65号ないし第68号を関係委員会に付託しました。
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請願第65号  患者負担増と公的保険縮小、自治体間の格差拡大を
       招く「医療制度構造改革試案」に関する件
                          保健福祉委員会
請願第66号  私立学校の保護者負担を軽減するとともに教育環境
       の改善のための私学助成を充実することを求める件
                            文教委員会
請願第67号  小中高30人以下学級の早期実現、私学助成の抜本的
       拡充などすべての子供にゆきとどいた教育を進める
       ための件                 文教委員会
請願第68号  北海道朝鮮初中高級学校への補助金の予算減額に
       反対し、より一層の支援を求める件
                            文教委員会
     (上の請願は巻末請願・陳情の部に掲載する)
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1.総務委員長から、前会より継続審査中の会議案第2号について
 閉会中継続審査を要する旨申し出がありました。
     (上の閉会中継続審査申出書は巻末会議案の部に掲載する)
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1.関係常任委員長及び関係特別委員長から、閉会中請願・陳情の
 継続審査について申し出がありました。
     (上の閉会中継続審査申出書一覧は巻末請願・陳情の
      部に掲載する                 )
─────────────────────────────────
1.各常任委員長及び議会運営委員長から、閉会中事務継続調査に
 ついて申し出がありました。
     (上の閉会中事務継続調査申出書一覧は巻末その他に
      掲載する                   )
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1.本日の会議録署名議員は、
                       柿木克弘議員
                       田渕洋一議員
                       布川義治議員
 であります。
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△1.日程第1、議案第1号ないし第18号、第23号ないし第29号及び報告第1号
○(議長高橋文明君) 日程第1、議案第1号ないし第18号、第23号ないし第29号及び報告第1号を議題といたします。
 本件に関し、順次、委員長の報告を求めます。
 予算特別委員長西田昭紘君。
△1.議案第1号、第27号及び報告第1号に関する報告
◎(70番西田昭紘君) (登壇・拍手)(発言する者あり)私は、予算特別委員会に付託されました議案審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 御承知のとおり、本委員会は12月1日に設置され、議案第1号平成17年度北海道一般会計補正予算など3件が付託され、本委員会といたしましては、同日、直ちに正・副委員長の互選を行うとともに、2分科会を設置し、案件を付託した次第であります。
 各分科会におきましては、同日、正・副委員長の互選を行い、12月5日から各部所管の審査に入り、12月6日をもって、総括質疑に保留された事項を除き、各分科会の質疑を終了し、各分科委員長より分科会における審査経過の報告書が提出された次第であります。
 なお、各分科会における質疑の概要につきましては、別紙お手元に配付の報告書により御承知願いたいと存じます。
 分科会において質疑保留となった事項、
 1.耐震対策について
 1.当別ダムについて
 1.道警裏金問題と、倶知安署、函館中央署の横領・詐欺事件について
 1.公共事業と政策評価のあり方等について
 1.行財政改革について
 1.財政悪化の責任と道債発行について
 1.新指標について
 1.給与縮減に関連して
 1.医師確保対策について
 1.政治資金について
 1.行革大綱について
に関し、本委員会において、12月7日、総括質疑を行い、付託案件に対する一切の質疑を終結した次第であります。
 その後、直ちに付託案件について意見の調整を図りました結果、議案第1号につきましては、意見の一致を見るに至らず、採決の結果、賛成者多数をもって原案可決、議案第27号及び報告第1号につきましては、いずれも全会一致、議案は原案可決、報告は承認議決と決定した次第であります。
 なお、審査の経過にかんがみ、次の意見、すなわち、
 1.赤字再建団体への転落を回避し、持続可能な行財政構造の
  確立を図るための「新たな行財政改革の取組み」の策定に
  当たっては、中長期の収支見通しを示した上で、道財政立て
  直しや経済再建への道筋を明らかにするとともに、政策評価の
  充実による徹底した事務事業の見直しとあわせて、改革工程表
  に具体の目標を明示し、行財政改革を推進すること。
 1.耐震強度の偽造問題について、道民の間にも不安が広まって
  おり、道としても、検査体制や相談窓口の整備など、再発防止
  に向けて的確な措置を講ずること。
 1.道警の前渡資金担当会計職員が業務上横領容疑で逮捕された
  ことはまことに遺憾である。
   道警の組織体制、会計システムを点検するとともに、内部牽制
  や財務検査の強化など、再発防止の徹底を図ること。
との意見を付されたい旨の動議が提出され、採決の結果、賛成者多数をもってこれを決定した次第であります。
 以上、本委員会に付託されました議案審査の経過と結果を申し上げ、私の報告を終わります。(拍手)(発言する者あり)
○(議長高橋文明君) 総務委員長鎌田公浩君。
△1.議案第2号ないし第4号、第17号及び第18号に関する報告
◎(53番鎌田公浩君) (登壇・拍手)(発言する者あり)私は、総務委員会に付託されました議案審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 議案第2号北海道循環資源利用促進税条例案は、環境への負荷の少ない持続的発展が可能な循環型社会の形成に資するよう、産業廃棄物の排出抑制及び循環資源の循環的な利用、その他、産業廃棄物の適正な処理に係る施策に要する経費に充てることを目的に、産業廃棄物を排出する事業者に対して循環資源利用促進税を課することとするため、この条例を制定しようとするものであり、
 議案第3号北海道職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案は、職業生活と家庭生活との両立が図られるよう、育児または介護を行う職員の早出・遅出勤務について必要な事項を定めることとするため、この条例を制定しようとするものであり、
 議案第4号北海道税条例の一部を改正する条例案は、道民税の法人税割に係る税率の特例措置の適用期間を延長することとするため、この条例を制定しようとするものであり、
 議案第17号北海道公安委員会手数料条例の一部を改正する条例案は、核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の改正に伴い、規定の整備を行うため、この条例を制定しようとするものであり、
 議案第18号北海道警察組織条例の一部を改正する条例案は、広尾郡忠類村及び中川郡幕別町の合併、並びに、北見市、常呂郡端野町、同郡留辺蘂町及び同郡常呂町の合併にかんがみ、警察署の管轄区域を変更することとするため、この条例を制定しようとするものでありまして、昨日、委員会を開き審査を行った結果、議案第2号ないし第4号、第17号及び第18号は、いずれも全会一致、原案可決と決定した次第であります。
 以上をもって私の報告を終わります。(拍手)(発言する者あり)
○(議長高橋文明君) 環境生活副委員長大谷亨君。
△1.議案第5号に関する報告
◎(48番大谷亨君) (登壇・拍手)(発言する者あり)私は、環境生活委員会に付託されました議案審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 議案第5号北海道環境生活部の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例案は、市町村への権限移譲の推進を図るよう、北海道自然環境等保全条例に基づく事務の一部を、岩見沢市、並びに、合併により新たに設置する洞爺湖町、安平町、むかわ町及び新ひだか町が処理することとするため、この条例を制定しようとするものでありまして、昨日、委員会を開き審査を行った結果、全会一致、原案可決と決定した次第であります。
 以上をもって私の報告を終わります。(拍手)(発言する者あり)
○(議長高橋文明君) 保健福祉委員長岡田憲明君。
△1.議案第6号ないし第10号に関する報告
◎(74番岡田憲明君) (登壇・拍手)(発言する者あり)私は、保健福祉委員会に付託されました議案審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 議案第6号北海道保健福祉部の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例案は、市町村への権限移譲の推進を図るよう、北海道福祉のまちづくり条例に基づく事務の一部を、合併により新たに設置する北斗市が処理することとするため、この条例を制定しようとするものであり、
 議案第7号北海道立衛生学院条例の一部を改正する条例案は、道立衛生学院に通信制看護学科を新設するとともに、寄宿舎を廃止することとし、あわせて規定の整備を行うため、この条例を制定しようとするものであり、
 議案第8号北海道保健所条例の一部を改正する条例案は、北見市、常呂郡端野町、同郡留辺蘂町及び同郡常呂町の合併、網走郡東藻琴村及び同郡女満別町の合併、並びに、静内郡静内町及び三石郡三石町の合併にかんがみ、道立保健所の所管区域を変更することとするため、この条例を制定しようとするものであり、
 議案第9号北海道立児童福祉施設条例の一部を改正する等の条例案は、道立もなみ学園、道立白糠学園、道立太陽の園及び道立福祉村を廃止し、社会福祉法人に移管することとするため、この条例を制定しようとするものであり、
 議案第10号北海道身体障害者更生援護施設条例の一部を改正する条例案は、道立肢体不自由者訓練センター及び道立身体障害者リハビリテーションセンターを統合することとするため、この条例を制定しようとするものでありまして、昨日、委員会を開き審査を行った結果、議案第7号、第9号及び第10号につきましては、意見の一致を見るに至らず、採決の結果、賛成者多数をもって、いずれも原案可決、議案第6号及び第8号につきましては、いずれも全会一致、原案可決と決定した次第であります。
 以上をもって報告を終わります。(拍手)(発言する者あり)
○(議長高橋文明君) 経済委員長伊藤政信君。
△1.議案第11号に関する報告
◎(83番伊藤政信君) (登壇・拍手)私は、経済委員会に付託されました議案審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 議案第11号北海道経済部の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例案は、市町村への権限移譲の推進を図るよう、商工会法に基づく事務の一部を、岩見沢市及び伊達市、並びに、合併により新たに設置する北見市及び名寄市が処理することとするため、この条例を制定しようとするものでありまして、昨日、委員会を開き審査を行った結果、全会一致、原案可決と決定した次第であります。
 以上をもって私の報告を終わります。(拍手)
○(議長高橋文明君) 農政委員長船橋利実君。
△1.議案第12号及び第23号ないし第25号に関する報告
◎(59番船橋利実君) (登壇・拍手)私は、農政委員会に付託されました議案審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 議案第12号北海道農政部の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例案は、市町村の合併にかんがみ、農地法等に基づく知事の権限に属する事務を処理する市町村について改正を行うこととし、あわせて規定の整備を行うため、この条例を制定しようとするものであり、
 議案第23号経営体育成基盤整備事業に伴う地方公共団体の負担金に関する件は、平成17年度経営体育成基盤整備事業に伴う地元負担金について、土地改良法第91条第6項において準用する同法第90条第10項の規定により議決を得ようとするものであり、
 議案第24号道営土地改良事業に伴う地方公共団体の負担金の変更に関する件は、平成17年度道営土地改良事業のうち、畑地帯総合土地改良事業に伴う地元負担金の変更について、土地改良法第91条第6項において準用する同法第90条第10項の規定により議決を得ようとするものであり、
 議案第25号独立行政法人緑資源機構営事業に伴う地方公共団体の負担金に関する件は、独立行政法人緑資源機構営事業に伴う地元負担金について、独立行政法人緑資源機構法附則第8条第2項の規定により、なおその効力を有するものとされる旧農用地整備公団法第27条第8項の規定により議決を得ようとするものでありまして、昨日、委員会を開き審査を行った結果、いずれも全会一致、原案可決と決定した次第であります。
 以上をもって私の報告を終わります。(拍手)
○(議長高橋文明君) 水産林務副委員長蝦名大也君。
△1.議案第13号に関する報告
◎(46番蝦名大也君) (登壇・拍手)私は、水産林務委員会に付託されました議案審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 議案第13号北海道水産林務部の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例案は、市町村への権限移譲の推進を図るよう、北海道漁港管理条例に基づく事務の一部を、合併により新たに設置する北見市、北斗市、洞爺湖町、むかわ町及び日高町が処理することとするため、この条例を制定しようとするものであり、昨日、委員会を開き審査を行った結果、全会一致、原案可決と決定した次第であります。
 以上をもって私の報告を終わります。(拍手)
○(議長高橋文明君) 建設副委員長稲津久君。
△1.議案第14号、第26号及び第28号に関する報告
◎(32番稲津久君) (登壇・拍手)私は、建設委員会に付託されました議案審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 議案第14号北海道建設部の事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例案は、市町村への権限移譲の推進を図るよう、国有財産法に基づく事務の一部を、合併により新たに設置する北斗市、大空町、洞爺湖町、安平町、むかわ町及び日高町が、土地区画整理法等に基づく事務の一部を、合併により新たに設置する北見市、大空町、洞爺湖町、安平町、むかわ町、日高町及び新ひだか町が処理することとするため、この条例を制定しようとするものであり、
 議案第26号都市公園事業に伴う地方公共団体の負担金に関する件は、平成17年度において国が行う都市公園事業に伴う地元負担金について、都市公園法第12条の4第2項の規定により議決を得ようとするものであり、
 議案第28号財産の取得に関する件は、道立紋別広域公園用地として財産を取得することについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議決を得ようとするものでありまして、昨日、委員会を開き審査を行った結果、いずれも全会一致、原案可決と決定した次第であります。
 以上をもって私の報告を終わります。(拍手)
○(議長高橋文明君) 文教副委員長蝦名清悦君。
△1.議案第15号、第16号及び第29号に関する報告
◎(35番蝦名清悦君) (登壇・拍手)私は、文教委員会に付託されました議案審査の経過と結果について御報告申し上げます。
 議案第15号北海道学校職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案は、職業生活と家庭生活との両立が図られるよう、育児または介護を行う学校職員の早出・遅出勤務について必要な事項を定めることとするため、この条例を制定しようとするものであり、
 議案第16号北海道立学校条例の一部を改正する条例案は、新たに登別明日中等教育学校及び室蘭東翔高等学校を設置し、江差南高等学校等を廃止するとともに、道立高等学校の定時制課程の授業料等の額を改定することとするため、この条例を制定しようとするものであり、
 議案第29号訴えの提起に関する件は、訴えの提起について、地方自治法第96条第1項の規定により議決を得ようとするものであり、昨日、委員会を開き審査を行った結果、いずれも全会一致、原案可決と決定した次第であります。
 以上をもって私の報告を終わります。(拍手)
△1.討論
○(議長高橋文明君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 花岡ユリ子君。
◆(31番花岡ユリ子君) (登壇・拍手)(発言する者あり)私は、日本共産党を代表いたしまして、議案第1号、議案第7号、議案第9号、議案第10号、議案第16号と議案第28号に関する反対討論及び議案第2号と議案第4号に関する賛成討論を行います。
 議案第1号は、平成17年度北海道一般会計補正予算です。
 給与改定関連経費の中に人事委員会勧告に基づくマイナス0.37%の給与引き下げが含まれています。
 道職員等の給与は、独自縮減1.7%が押しつけられており、わずかな民間較差を理由に引き下げを行うことは認められません。
 なお、企業立地促進費として8億4479万円の追加が行われていますが、企業立地促進費は、追加分も含めて今年度46億5769万円が予定されており、昨年に比べ2.6倍にもなります。
 財政危機と言いながら、情報通信関連企業に1社だけで15億6000万円もの補助を実施しようとしています。こうした大企業優遇などの仕組みを見直すことを求めておきます。
 また、道道栗沢南幌線清幌橋のかけかえ工事に関する債務負担行為23億5000万円が含まれていますが、橋の幅員は歩道3.5メートルも入れて12メートルもとっています。この橋の下流側の三、四キロメートルのところに歩道のついた栗幌橋が15年度から通行できるようになっています。そのため、車の流れも減っており、自転車などの歩道の利用はわずかです。財政難のときですから、最低の補助基準である幅員10.5メートルで十分であり、再検討を求めます。
 議案第7号は、北海道立衛生学院条例の一部を改正する条例案です。
 平成18年4月から通信制看護学科を新設し、入学検定料等を定めるものです。
 通信制の新設は賛成ですが、例えば、通信教育受講料は1単位1万円で、放送大学の活用も含めて62単位の取得が必要となります。そもそも、1万円という金額は運営費のフルコストの2分の1で設定されており、学生の負担が重過ぎ、反対です。
 議案第9号は、北海道立児童福祉施設条例の一部を改正する等の条例案です。
 道立太陽の園、福祉村、白糠学園、もなみ学園を廃止し、社会福祉事業団に移譲するものです。
 直営の施設を廃止することは、道の障害者施策に現場の実態を直接反映するのを困難にいたします。
 また、既に委託されている施設についても、現在は、委託先の職員は道職員並みの労働条件になるよう補てん措置がとられておりますが、移譲により、労働条件の劣悪化、さらに、発達権を保障すべき福祉サービスの後退は避けられず、賛成できません。
 議案第10号は、北海道身体障害者更生援護施設条例の一部を改正する条例案です。
 札幌市手稲区にある肢体不自由者訓練センターを美唄市の身体障害者リハビリテーションセンターに統合するものです。
 独自の機能と役割を持つ二つのセンターの統合であり、特に肢体不自由者訓練センターの統合は、交通の利便性を損ない、札幌圏のほかのリハビリ訓練施設等との有機的関連をとれなくするもので、反対です。
 議案第16号は、北海道立学校条例の一部を改正する条例案です。
 北海道登別明日中等教育学校の新設や定時制課程の授業料等の改定などが盛り込まれています。
 定時制の授業料は、年額1万5600円を、2年後には3万1200円に引き上げるもので、2年かけての経過措置を設けたとはいえ、勤労青少年や父母への負担が重過ぎます。
 そのほか、単位制の授業料、通信制受講料、科目受講料も軒並み約2倍への引き上げであり、反対です。
 なお、中等教育学校は、受験競争の低年齢化や、一部ではあれ、中学生のときから寄宿生活をさせるなど問題が多く、地元でも一部に反対の声があります。慎重を期すべきです。
 議案第28号は、財産の取得に関する件で、道立紋別広域公園用地として、所有者7名から2億8580万円以内で取得するものです。
 紋別広域公園は、事業費47億円をかけるものですが、施設設備の内容に集客力があるのか、疑問です。
 流氷公園とネーミングしているにもかかわらず、冬の魅力には乏しいと言わざるを得ません。パークゴルフ場36コースがメーンの施設の一つですが、紋別市には五つのゴルフ場で153コースも既にあるです。15万6000人もの入り込み客が本当に見込めるのでしょうか。近隣のオホーツク公園は計画を大幅に下回っています。
 また、財政面からも問題があります。
 事業費のうち15億3000万円が起債で、将来の償還費の増加につながります。既に、八つの道立公園で年間9億3000万円の維持管理費を負担しており、さらに道の負担がふえます。道の財政状況から、優先性は低く、一たん凍結し、施設の内容などを検討し直すべきです。
 よって、用地取得についても、こうした立場から反対です。
 次に、賛成討論です。
 議案第2号は、北海道循環資源利用促進税条例案ですが、産業廃棄物の発生を抑制し、リサイクルを徹底するなど、環境重視の循環型社会の形成を促進することは重要な課題であり、そのために税を活用することも有効と考えます。
 しかしながら、この税の仕組みの中で、産業廃棄物の最終処分を自己処理している事業者への暫定税率を産廃業者への委託処理の税率より緩和しており、製紙会社など、主に大企業が恩恵を受ける仕組みは改めるべきです。
 また、経済が低迷する中で、新たな税負担は中小企業には重荷であり、免税点を設けるなど、中小企業への配慮が必要です。
 議案第4号は、北海道税条例の一部を改正する条例案です。
 法人道民税の法人税割の税率を中小法人を除き100分の5.8の超過課税としているのを、さらに5年間延長するものです。
 超過課税の制限税率は6.0ですから、財源確保のために、法人税収の大きい一部の法人は6.0まで道として引き上げることも検討してはいかがでしょうか。
 なお、7大都府県では資本金1億円の企業に法人事業税の超過課税も実施していますが、こうしたことも検討すべきであることを申し述べたいと思います。
 以上で討論といたします。(拍手)(発言する者あり)
○(議長高橋文明君) 以上で通告の討論は終わりました。
 これをもって討論を終結いたします。
 日程第1のうち、議案第1号、第7号、第9号、第10号、第16号及び第28号を問題といたします。
 これより採決いたします。
 この採決は起立によります。
 本件に関する委員長報告はすべて可決であります。
 本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○(議長高橋文明君) 起立多数であります。
 よって、本件はそのように決定いたしました。
 日程第1のうち、議案第2号ないし第6号、第8号、第11号ないし第15号、第17号、第18号、第23号ないし第27号、第29号及び報告第1号を問題といたします。
 本件に関する委員長報告は、議案はすべて可決、報告は承認議決であります。
 お諮りいたします。
 別に御発言もなければ、本件は、いずれも委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(議長高橋文明君) 御異議なしと認めます。
 よって、本件は、いずれもそのように決定いたしました。
△1.日程第2、決議案第1号
○(議長高橋文明君) 日程第2、決議案第1号を議題といたします。
 提出者の説明を求めます。
 木村峰行君。
△1.決議案第1号に関する説明
◎(39番木村峰行君) (登壇・拍手)(発言する者あり)私は、日本共産党議員団、民主党・道民連合議員会を代表して、決議案第1号北海道警察の不正会計処理問題調査特別委員会設置に関する決議の趣旨を説明させていただきます。
 道警における不正会計処理・裏金問題は、一昨年11月、旭川中央署における捜査協力者の氏名の無断使用に端を発して以来、ちょうど2年を経過しました。
 道警は、当初はすべての疑惑を否定し、知らぬ、存ぜぬで通そうとしたものの、原田宏二氏や齋藤邦雄氏の、長年にわたって警察内部で行われてきた不正経理・裏金づくりの実態の生々しい証言や、徹底した真相解明を求める道民世論によって、組織的な不正経理が長期にわたって行われていたことを認めるに至りました。
 しかし、すべての経理において裏金化が行われているという内部告発にもかかわらず、道警の内部調査は、捜査用報償費、旅費、食糧費、交際費の4費目に限られ、しかも、旅費での多額の裏金化の疑惑が指摘されているのに、旅費についての不正経理は認めていないなど、内部調査には大きな疑惑が持たれ続けております。
 知事がこの問題の調査に幕を引いた判断のよりどころにされた道監査委員の確認監査も、この4費目を対象としたものであり、監査委員みずからが監査の権能の限界を明らかにしながらも、使途不明金が3億9000万円にも達したのであります。
 明らかになった部分だけに関しても、具体的な裏金づくりのシステムやその使途については何ら明らかにされておりません。不正の構図や実態には言及しないままで、国や道に不正を指摘された額を返納すればいいというのでは、納税者である道民の真相解明を求める声に全く背を向けるものでしかありません。(発言する者あり)
 しかも、10月になって、倶知安署、函館中央署において会計担当職員による詐欺・横領事件が発覚しました。内部調査が行われた時期の犯行であります。内部調査の不十分さを明らかにするものであります。
 しかも、4費目以外での不正経理が明らかになったことは、たとえ一個人の犯行と強弁したところで、道警全体の徹底した不正経理の再調査の必要性を確信させるものであります。
 巨額の公費が使途不明のまま放置されていること、しかも、それが治安を担い、社会正義を守るべき警察組織において生じたことは重大かつ深刻な問題であることは言うまでもありません。警察行政への不信の増幅が、今日悪化している治安にさらに悪影響を及ぼすことを懸念するものであります。
 また、道が取り組もうとしております財政再建などの道政執行を考えても、こうした道費の不正使用の実態解明を放置したままでは、道民の理解や協力が得られません。
 さきに16万8000筆の署名を付し、知事及び私ども道議会に真相の徹底解明を求める要請、請願が提出されております。
 警察組織内で起きている問題であり、解明を警察の捜査にゆだねるとの手段が封じられている以上は、道政の最高責任者であります知事は、みずからが真相を究明する手段を講じるべきであると同時に、私ども議会は、地方自治法100条、98条で定められている権能を最大限に活用し、多額の公金、税金の使途が不明になっていることの解明に力を尽くし、その上に立って、実効性ある再発防止策を含む警察組織の再生を議論することが道民の負託にこたえる責務であります。
 議員各位の賛成をお願い申し上げ、提案説明といたします。(拍手)(発言する者あり)
○(議長高橋文明君) お諮りいたします。
 本件は委員会付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(議長高橋文明君) 御異議なしと認めます。
 よって、本件はそのように決定いたしました。
 これより採決いたします。
 この採決は起立によります。
 本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(発言する者あり)
     〔賛成者起立〕
○(議長高橋文明君) 起立少数であります。
 よって、本件は否決されました。
△1.日程第3、意見案第1号
○(議長高橋文明君) 日程第3、意見案第1号を議題といたします。
 提出者の説明を求めます。
 本間勲君。
△1.意見案第1号に関する説明
◎(60番本間勲君) (登壇・拍手)(発言する者あり)私は、自民党・道民会議を代表して、意見案第1号北海道道州制特区推進法の早期制定を求める意見書の提案趣旨を説明させていただきます。
 少子・高齢化が急速に進み、我が国は、これまでの価値観や社会システムの転換を迫られております。ゆえに、国の仕組みを、個性豊かで活力に満ちた地域社会の実現を目指す地方分権型へと変革していかなければなりません。
 道州制特区は、この国の形を大きく変える道州制の実現に向けた取り組みの一つであり、将来の道州制を展望し、地方分権を先導していく役割を担っております。
 道州制特区の成果を通じて、地域の実情を踏まえた行政や、二重行政改善などのメリットを実感することで、道州制導入の意義が国民や道民に深く理解されることになります。
 道州制特区の取り組みは、これまで国が行ってきた役割を地方が十分できることを証明できる絶好の機会であります。
 本道でも地域主権型社会の実現を目指し、道から市町村への権限移譲を積極的に進めているところであります。
 道は、平成16年4月と8月に、道州制特区事業を推進するため、九つのプランと、国の地方支分部局との機能等統合、法令面での地域主権の推進、推進組織の設置など、国から道への権限移譲項目22項目、連携・共同事業21項目、その他規制緩和など31項目について提案を行っております。
 しかし、この提案については、しばらくの間、たなざらしの状態が続き、今年度に入って、ようやく内閣府に道州制特区推進担当室が設置されたように、国の取り組みは積極的とは言いがたいものがありました。
 道の提案に対する国の回答は、権限移譲の伴わないものについては一定程度認められたものの、権限移譲については、完全に認められたものは2項目にとどまっております。道の提案とはなお乖離があり、道州制特区を地方分権のモデルにするには、なお十分な環境が整っておりません。
 このように、国との足並みがそろわないのは、何よりも制度的裏づけがないのが原因であります。それゆえに、理念も基準も手続もあいまいにされているのであり、道州制特区を実現するためには、国と地方が論議するための共通の土俵がなければなりません。
 小泉首相は10月下旬に、道州制に関して、北海道でしっかりやってほしいと述べ、作業を加速させるように指示しております。
 また、全国知事会でも、10月31日に北海道道州制特区推進法の早期制定を緊急アピールしており、これは地方の総意であります。
 道州制特区の取り組みを強力に推進するためには、制度的裏づけとなる法律を制定し、地方分権を進めるための普遍的なルールを明確にすべきであると考えます。
 したがって、北海道道州制特区推進法を早期に制定し、同法において、道州制特区を地方分権のモデル的取り組みとして推進するという基本理念や、国からの移譲対象になる権限の基準、移譲に当たっての財政的措置や手続、国と地方が参画しての推進組織の設置などを明記し、推進を着実なものとする制度的な仕組みを用意することが必要不可欠であると考えます。
 以上、各議員の賛成をお願いいたしまして、提案の趣旨説明といたします。(拍手)(発言する者あり)
○(議長高橋文明君) お諮りいたします。
 本件は委員会付託を省略いたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(議長高橋文明君) 御異議なしと認めます。
 よって、本件はそのように決定いたしました。
△1.討論
○(議長高橋文明君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次、発言を許します。
 小谷毎彦君。
◆(21番小谷毎彦君) (登壇・拍手)(発言する者あり)私は、民主党・道民連合議員会を代表して、意見案第1号北海道道州制特区推進法の早期制定を求める意見書についての反対討論をいたします。
 地方分権とは、申し上げるまでもなく、地域のことは地域で決めることができるということであります。
 それぞれの地域が持っている個性や本来の能力を発揮するためには、全国一律の押しつけではなく、地域みずからの判断で決定することが必要であるとして、2000年4月の地方分権一括法の施行などの地方分権に向けた歩みを重ねてまいったはずであります。
 私どもは、こうした歩みの中で道州制の実現などを求めて活動を続けてまいりました。
 また、道も、地方分権一括法の施行を受けて、道州制検討懇話会を設置し、2001年2月に「道州制 北海道発・分権型社会の展望」と題する報告書が知事に提出されるなどの取り組みを重ねてきたわけであります。
 ところが、昨今の地方分権論議は、国の財政問題に端を発し、地方の財政を削減する方向にすりかわっていると指摘せざるを得ない状況であります。
 これは、国と地方の税財政改革、いわゆる三位一体改革の決着を見ても明らかであります。地方6団体をリードしてきたはずの知事会が、高橋知事を含めて一斉に不満を表明しているではありませんか。(発言する者あり)
 さて、提案をされている意見書案の内容は、道州制特区を推進させるために北海道道州制特区推進法の早期制定を求めるとするものであります。
 現在の道の道州制特区への取り組みは、自民党の政権公約に定義も明らかにされないまま盛り込まれたことで始まった不幸な生い立ちですから、この後の国との協議も、道州制北海道モデル事業推進費も、道州制を受けてと道が言う市町村への事務・権限移譲も、道職員の方々の苦労にもかかわらず、効果は上がっていない現状にあります。
 本会議での我が会派の同僚議員の質問に対し、間もなく開かれる通常国会に提案されるとされているにもかかわらず、推進法案の内容の把握もできていませんし、検討への道の関与も全くないとの答弁がありました。
 また、昨日の道州制問題等調査特別委員会においても、道州制特区への道と政府の認識への隔たりの深さを認める発言がありました。
 道州制の議論が遅々として進まない中で、国の経済財政諮問会議において公務員の削減対象の例示に北海道開発局が掲げられ、北海道開発局の取り扱いが政府の国家公務員削減の検討の俎上にのせられようとしております。これ一つを見ても、推進法案の前途が危ぶまれるものであります。
 最低限、意見書案に盛り込まれた、知事会道州制特別委員会のアピール内容が担保されるという見きわめが必要であると考えます。
 こうした状況の中での拙速な推進法案を求める意見書には賛成できない立場を表明して、討論といたします。(拍手)(発言する者あり)
○(議長高橋文明君) 大橋晃君。
◆(80番大橋晃君) (登壇・拍手)(発言する者あり)私は、日本共産党を代表して、意見案第1号北海道道州制特区推進法の早期制定を求める意見書について、反対の討論を行います。
 まず、地方分権イコール道州制ということが何らの疑問なしに展開されていますが、本当にそうなのか、住民の視点から見てどうなのか、この点での検証が必要です。
 戦後、何度も出されては消えてきた道州制問題が今大きな問題となってきたのは、地方分権一括法が出された以降であることは確かです。
 しかし、地方制度調査会や知事会などの中にも、これには反対論や慎重論があることにも目を向けなければなりません。道州制問題を本格的に取り上げた第27次地制調の最終答申でも、慎重な意見があることが併記されております。
 また、第28次地制調の委員でもある神野直彦東大教授は、住民が手の届くところで意思決定できる制度かどうかという視点から国民に明確に説明できるかがポイント、冷静、慎重に議論すべきだと述べています。
 熊本県の潮谷知事も、住民を首座にする視点が欠けていると注文をつけています。
 道州制が国や財界主導で進められようとしていることにも批判の声が上がっています。
 福島県の佐藤栄佐久知事は、今の道州制は、国の枠組みが先行、経済界が言う効率性のためのもの、経済効率性ばかりでは東京一極集中を繰り返す、地域で生活してきた村をいかに守るべきかを考えるべき時代だと述べています。
 高知県の橋本大二郎知事も、札幌での記者会見で、今の道州制は国が地方を支配しやすくするために出てきているもの、バラ色の夢があるというイメージでとらえない方がいい、それに乗っかっていくのは非常に危険だと思うと、厳しく批判をしています。
 今、国や財界が進めようとしている道州制は、日本経団連が提案する小さな政府、全国5ないし10の州、300の市という構想に見られるように、まさに奥田会長が札幌の記者会見で述べたように、スケールメリットをねらったもので、地方分権という美名のもとに、既に行われている市町村合併の押しつけに続き、120年間続いた都道府県制を解体して、より広域的な、財界に都合のよい地方制度づくりをねらったものです。
 加えて、国の財政危機のツケ回しをしようとするものであることは、三位一体改革のこの間のてんまつを見れば明らかではないでしょうか。
 北海道の場合、地理的にも既に道州の形態にあるということをもって、地方分権のモデルづくりという視点での道州制論議が行われてきた経過があることは事実ですが、以上の諸点を踏まえた道州制に対する慎重な対応が必要であります。
 道州制特区についても、平成15年8月に小泉首相が突如言い出したものに道が飛びついたものです。
 しかし、その実態は、道の具体的提案はほとんど受け入れられず、逆に、国の支分部局、特に開発局の統合を、小泉首相自身も含め、自民党や閣僚から繰り返し迫られているというのが実態です。
 意見案が要望している道州制特区推進法は、二つの点で危険性のあるものと指摘せざるを得ません。
 第1は、北海道がなし崩し的に道州制の先行実施地域となり得ることです。
 法に基づく特区として一定の試行が行われた場合、12月2日の第28次地制調中間報告で、一定の条件の整った地域においては先行して道州に移行することも検討するということが言われている以上、そのまま北海道が先行実施地域になる可能性が出てきます。
 議論の多い道州制について、全国的な検証なしに北海道が道州に移行することは大きな危険を含むものと言わなければなりません。
 第2は、北海道が国の行革の下請機関とされる危険です。
 国は、公務員削減の対象に北海道開発局などを挙げ、先日の中馬行革担当大臣の発言でも、行革推進基本法に道開発局を書き込むことを表明しています。
 道州制特区推進法ができた場合、国が一貫して道に押しつけようとしている開発局の統廃合が盛り込まれる危険性があります。
 以上述べてきたような理由から、我が党は、北海道道州制特区推進法には反対するものです。
 今必要なことは、地方分権ということを、まさに道民、下からつくり上げていく、そのために何が必要かという議論です。上からの市町村合併や道州制の押しつけではなく、広域自治体のあり方、都道府県における分権のあり方を道民参加で議論することこそが必要であります。
 あえて言うならば、北海道分権特区、こういうようなものであれば道民的な議論の可能性は十分あるのでありますが、(発言する者あり)道州制を前提としたこのような形での特区推進法案には道民的合意が得られないということを申し上げ、私の討論を終わります。(拍手)(発言する者あり)
○(議長高橋文明君) 以上で通告の討論は終わりました。
 これをもって討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 この採決は起立によります。
 本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(「賛成」と呼ぶ者あり)
     〔賛成者起立〕
○(議長高橋文明君) 起立多数であります。
 よって、本件は原案のとおり可決されました。
△1.日程第4、意見案第2号
○(議長高橋文明君) 日程第4、意見案第2号を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本件は、提出者の説明及び委員会付託を省略することにいたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(議長高橋文明君) 御異議なしと認めます。
 よって、本件はそのように決定いたしました。
△1.討論
○(議長高橋文明君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 真下紀子君。
◆(29番真下紀子君) (登壇・拍手)(発言する者あり)私は、日本共産党を代表して、意見案第2号「事業仕分け・見直し」による「小さくて効率的な政府」の実現を求める意見書に対する反対討論を行います。
 この意見案は、行財政の効率化により、小さくて効率的な政府を目指し、民間の専門家による視点を導入して、国の全事業を洗い直す事業仕分けの断行を求めるものです。
 しかし、国民の暮らしや福祉、平和と安全に最大の責任を負っている国が、こうした公的責任を投げ捨て、全事業を、行財政の効率化最優先で、不要、民間委託、他の行政機関の事業、引き続きやるべき事業等に仕分けをすることが何をもたらすかは既に明白ではありませんか。
 国鉄分割民営化のもとで、ことし5月、民営化したJR西日本が福知山線で引き起こした列車脱線転覆は、乗客の死傷者が数百人規模という大惨事となりました。
 この背景には、民営化によって、安全よりも営利第一主義の経営手法に走り、列車自動停止装置設置の手抜きや、超過密高速ダイヤ編成による運転士への高速運転の押しつけなどが指摘をされているではありませんか。
 昨今問題となっている耐震強度偽造問題は、1998年の建築基準法改悪を、残念ながら、日本共産党以外の党の賛成で成立させてしまい、建築確認業務を官から民へと、規制緩和、民間開放させた後のコスト削減競争の中で起きています。
 検査の甘い民間機関に検査が集中するという業界の実態から見えてくるのは、住民の生命、安全、健康やまちづくりに直結する高い公共性を持った業務までもを民間企業に開放した民間化の弊害であることは明らかではありませんか。
 民間の専門家による視点を導入した事業仕分けの断行がこのような結果を招かないという保証はありません。
 したがって、行財政の効率化を最優先に、このような事業仕分けを国の全事業に導入することには到底賛成できません。
 以上述べまして、反対討論といたします。(拍手)(発言する者あり)
○(議長高橋文明君) 以上で通告の討論は終わりました。
 これをもって討論を終結いたします。
 これより採決いたします。
 この採決は起立によります。
 本件を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。(発言する者あり)
     〔賛成者起立〕
○(議長高橋文明君) 起立多数であります。
 よって、本件は原案のとおり可決されました。
△1.日程第5、意見案第3号ないし第13号
○(議長高橋文明君) 日程第5、意見案第3号ないし第13号を議題といたします。
 お諮りいたします。
 本件は、いずれも提出者の説明及び委員会付託を省略することにいたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(議長高橋文明君) 御異議なしと認めます。
 よって、本件は、いずれもそのように決定いたしました。
 お諮りいたします。
 別に御発言もなければ、本件は、いずれも原案のとおり決することに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(議長高橋文明君) 御異議なしと認めます。
 よって、本件は、いずれも原案のとおり可決されました。
△1.日程第6、議員派遣の件
○(議長高橋文明君) 日程第6、議員派遣の件を議題といたします。
 お諮りいたします。
 会議規則第126条の規定により、お手元に配付のとおり、議員を派遣することにいたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(議長高橋文明君) 御異議なしと認めます。
 よって、そのように決定いたしました。
─────────────────────────────────
     (上の議員派遣の件は巻末その他に掲載する)
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△1.閉会中前会より継続審査中の会議案第2号継続審査の件
○(議長高橋文明君) 総務委員長から、前会より継続審査中の会議案第2号について、会議規則第80条の規定により、お手元に配付の申出書のとおり、継続審査の申し出があります。
 お諮りいたします。
 委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することにいたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(議長高橋文明君) 御異議なしと認めます。
 よって、そのように決定いたしました。
△1.閉会中請願・陳情継続審査及び事務継続調査の件
○(議長高橋文明君) 各常任委員長並びに議会運営委員長及び青少年・少子対策特別委員長から、委員会において審査または調査中の案件について、会議規則第80条の規定により、お手元に配付の申出書一覧のとおり、継続審査または調査の申し出があります。
 お諮りいたします。
 各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査または調査に付することにいたしたいと思います。
 これに御異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○(議長高橋文明君) 御異議なしと認めます。
 よって、そのように決定いたしました。
 以上をもって、今期定例会の会議に付議された案件は、前会より継続審査中の会議案第2号を除き、すべて議了いたしました。
△1.閉会
○(議長高橋文明君) 議員各位の御精励に対し衷心より敬意を表します。
 これをもって平成17年第4回定例会を閉会いたします。(拍手)
  午後2時34分閉会